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インド・天竺・中洋スレ

206とはずがたり:2015/11/23(月) 22:15:20
>>205-206
ブラジルやインドネシア、トルコに投資する日本の債券ファンドは第3・四半期、合わせて2億9600万ドルの資金流出超となった。インドの債券に投資するファンドは2億9000万ドルの流入超だった。

特に大きな打撃を受けているのは、日本の個人投資家の人気が最も高いブラジルだ。投信のブラジル債券保有残高は過去1年でほぼ半減し、直近では4270億円(約35億2000万ドル)に落ち込んだ。

<インド投信の成績好調>

前回のインド投資ブームでは、日本の投資家は深刻なダメージを受けた。2007年末までに6120億円(約49億7000万ドル)もの資金を投じたが、世界的な金融危機が吹き荒れるなか、インド株は円建てで約73%下落、投資家の多くが大きな損失を被ることになった。

ただファンドマネジャーは、今回は違うと考えている。

日本の投信によるインド株式の保有残高は現在3150億円(約25億6000万ドル)で、5年ぶりの高水準となっている。

インドでは外貨準備が3510億ドルと、2013年末の2960億ドルから増加しており、米利上げで市場が混乱しても乗り切ることは可能と見られる。

リッパーによると、インドに投資する日本の債券ファンドはこの1年、円建ての運用成績が平均12.6%のプラス。ブラジル投資ファンドは平均27.6%のマイナスで、トルコは15.8%のマイナスだ。

インドはまた、原油価格下落の恩恵も享受できる。インドは、エネルギー需要のおよそ3分の2を輸入に頼っているからだ。

ETF(上場投資信託)を通じてインド株に投資しているという東京都内の男性会社員(51)は、インドにリターンを期待する理由として、原油安に伴う恩恵を挙げている。

外国人投資家は今月これまで、債券・株式を9億9340万ドル売り越した。ただ今年現時点までで見ると、138億ドルの買い越しとなっている。昨年は420億ドルの買い越しを記録していた。

また日本勢は、インドの資産運用セクターで商機を模索している。日本生命保険は今年10月、インドのリライアンス・キャピタル・アセットマネジメントの発行済み株式を1億8400万ドルで追加取得し、出資比率を最大49%に引き上げることで合意した、と発表した。

あるインド資産運用会社の幹部は「日本の個人マネーは概して息が長い。当社は、日本で営業・販売提携を拡大している」と話した。

ホットマネーの流入を警戒するインドにとっては、日本の投資家は、今のところありがたい客に見えるようだ。

(佐野日出之記者、Himank Sharma記者 翻訳:吉川彩 編集:加藤京子)


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