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インド・天竺・中洋スレ
171
:
名無しさん
:2015/08/10(月) 16:26:00
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150808-00010001-wedge-int
今こそインドを APECに加盟させるべきだ
Wedge 8月8日(土)12時10分配信
ラッド元豪首相とバンガ米印ビジネス協議会会長が連名で、インドは世界経済に完全に統合される必要があり、そのためにAPECに加盟すべきである、との論説を、7月8日付ウォールストリート・ジャーナル紙に寄稿しています。
すなわち、インドは世界の貿易の主流から外れている。WTOの最近の報告によれば、インドの関税制度は複雑すぎ、過去4年間に平均の関税率は上がっている。
インドが貿易に対する取り組みを変えない限り、国際通商の流れから取り残されてしまう恐れがある。
インドは貿易赤字が増え、特に対中貿易が巨額の赤字であるので、一層の貿易自由化に反対する意見が多いが、インドがすべきことは経済改革により外国からの投資を増やし、世界市場でより効果的に競争できるようにすることである。
APEC参加はインドにとって具体的なメリットがある。APECの貿易促進行動計画は、2007年から2010年の間に、加盟国間の事業のコストを5%下げた。APECの技術ワークショップは、インドが加盟国の間で信頼を得る手助けをするだろう。
APECは新規加盟の一時中止を解除した。長年インドに無関心であった米国、中国、ロシアは過去1年インドのAPECに対する関心を公式に歓迎した。
APECが意味あるものであり続けるためには、アジア第三の経済を排除し続けることはできない、と論じています。
出典:Kevin Rudd & Ajay Banga‘Bring India Into APEC’(Wall Street Journal, July 8, 2015)
http://www.wsj.com/articles/bring-india-into-apec-1436373287
* * *
この論説の趣旨は適切です。インドはアジア第三の経済大国でありながら、有力な地域経済協力機構に属していません。属しているのは「インド洋地域協力会議(IOR-ARC)」ですが、これは重要な機構ではなく、国際経済では、インドはいわば孤立しているといっても過言ではありません。
したがって、インドがAPECに加盟することには意義があります。APECが国際通商の促進にどの程度の役割を果たしているのかは疑問ですが、インドにとって、有力な地域経済協力機構の一員になるということのほかに、規制の見直しを迫られるというメリットがあります。インドの制度的問題は規制の複雑さです。論説の言うとおり、通商に関しても現存の規制体系を変えない限り、国際通商の流れから取り残されてしまう恐れがあります。
他方、APECが実行している最も重要なことは、規制についての情報共有であるといいます。インドがAPECに参加すれば、インドは自国の規制につきAPEC加盟国に説明し、他の加盟国との規制の調和を図るべく努力する必要が生じます。これはインド経済の一層の国際化、インドの通商の促進にとり、歓迎すべきことです。
インドは何かと中国と比較されますが、国際経済における重要性では中国に一歩も二歩も遅れをとっています。この遅れを取り戻すためにもAPEC加盟は意味があります。それはまた日本にとっても中長期的に好ましいことです。
岡崎研究所
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