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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

1とはずがたり:2008/11/01(土) 06:18:51
地方路線の廃止問題,要らない空港,ハブ空港整備,航空会社再編等話題豊富な空のスレ。
公共交通綜合スレとなってた鉄道スレhttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/から満を持して独立します。

飛行機製造に関しては引き続き重工スレへ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1136692559/l40

5741とはずがたり:2016/03/22(火) 15:02:53

全日空 システムトラブルで搭乗手続きに影響
http://news.goo.ne.jp/article/nhknews/nation/nhknews-10010451461_20160322.html
09:17NHKニュース&スポーツ

22日朝、羽田や大阪など全国の空港の国内線で、全日空便の搭乗手続きなどを行うシステムにトラブルが起き、搭乗手続きができない状態となりました。一部で手続きを再開しているものの、全日空便に欠航や遅れが出ています。

全日空によりますと、22日午前8時20分ごろ、羽田や大阪、福岡など全国の空港の国内線で全日空便の搭乗手続きなどを行うシステムにトラブルが起き、搭乗手続きができなくなりました。
復旧作業を進めた結果、午前10時半ごろから一部で搭乗手続きを再開しているものの、全面的な復旧のめどは立っていないということで、全日空では一部の便で欠航が出ているほか、出発に遅れが出ています。また、全日空と同じシステムを使っているエア・ドゥと、ソラシドエア、それにスターフライヤーも、出発便に遅れが出ているということです。
全日空は「ご迷惑をおかけし申し訳ない。復旧を急いでいる」と話しています。
全日空では先月24日にも同じシステムがダウンし、全国の空港で30分間、搭乗手続きができなくなるトラブルがあったばかりです。
【】この影響で、福岡空港では乗客のチェックインなどの業務ができない状態になっているということです。復旧の見通しはまだ立っていないということで、全日空では、福岡空港を出発するすべての便で運航を見合わせています。
愛知県の中部空港でも午前8時20分ごろから搭乗手続きができない状態になりました。全日空は一部の便の手続きを手作業で行っていますが、カウンターの前には200人ほどが集まっていました。午前9時45分発の札幌便に乗る予定だった名古屋市の会社員の男性は、「午後から札幌で重要な会議があるので、早く運航してもらいたい」と話していました。
北海道の新千歳空港では、午前8時20分すぎから一時、搭乗手続きができなくなり、出発できない状態になりました。全日空によりますと、現在はシステムの一部が復旧し、午前9時すぎから搭乗手続きを再開したということですが、通常より手続きに時間がかかっているということで、カウンターには手続きを待つ利用客の列が100メートルほどにわたって続いています。
【】石井国土交通大臣は閣議のあとの記者会見で「国土交通省としてはその影響や原因などについて確認を行うとともに、まずは利用者への対応をしっかり行うよう指導している」と述べました。

5742チバQ:2016/03/26(土) 09:56:46
http://www.sankeibiz.jp/business/news/160313/bsc1603131712001-n1.htm
LCCをバカにするな…富豪だって使ってる 「移動にお金をかける意味ない」 (1/5ページ)
2016.3.13 17:12

 格安航空会社(LCC)の就航拡大で、関西国際空港の旅客数は昨年、前年比20%増の2321万人と過去最高を記録した。一昔前まではLCCといえば、大手航空会社に対する「第2の選択肢」だったが、2014年の航空会社旅客数の世界ランキングでは上位2社を欧州のLCCが占めるなど主役交代をうかがわせた。LCCの本場、欧州での事情から日本での展望を探った。(藤原直樹)

 香港の富豪も利用?

 「もうばかばかしくて既存の大手航空会社になんか乗ってられないよ」

 早朝のポルトガル・リスボン空港。英国のLCC、イージージェットのロンドン便を待つ行列で男性はこう話した。近年は、欧州内の移動はほとんどLCCを利用しているという。

 この男性がLCCを利用する最大の理由はもちろん「価格の安さ」だ。イージージェットのリスボン-ロンドン間の料金は、早朝便を利用すると45ユーロ(約6千円)程度。大手航空会社の3分の1以下となる。

 移動費を安く済ませられるとその分、旅先で買い物やレジャーにお金を使うことができる。そうしてみると、LCCを利用するアジアからの訪日客の“爆買い”を底支えしているのはLCCの低価格ともいえる。それだけでなく、最近はビジネス客も経費削減のためLCCを利用する機会が増えているという。

 関空を拠点にするLCC、ピーチ・アビエーションの井上慎一最高経営責任者(CEO)は「ピーチの顧客には香港の富豪もいる。彼らは『移動にお金をかける意味がない』と言っている。LCCの客層は広がりを見せており、可能性は大きい」と話す。

 格安の理由…遅延頻発も保証なし

 実際、LCCは世界中で急成長している。

 国際航空運送協会(IATA)によると、2014年の国際線の旅客数ランキングでトップはアイルランドのLCC、ライアンエアーの8637万人。2位がイージージェットの5631万人だった。3位にようやくドイツ大手のルフトハンザドイツ航空が4824万人でランクインした。

 国内線部門でも米国のLCC、サウスウエスト航空が1億2908万人でトップだった。旅客数ではLCCが大手航空会社を上回っている。

5743チバQ:2016/03/26(土) 09:57:26
ただ、LCCを利用するには「格安」の分だけリスクがつきまとう。

 なによりまず航空機の遅延が頻発していることだ。少ない機材を効率的に運用しているため、少しのトラブルが大幅な遅れにつながる。空港側も着陸料を高く設定している大手航空会社の機材を優先で飛ばせているという事情がある。

 遅延だけでなく、欠航も多い。格安を実現するためには搭乗率が重要で、採算ラインを超えない便は出発直前に欠航にすることもある。利用者は大幅な予定変更を余儀なくされるが、欧米のLCCではめずらしくない。

 さらにLCCの場合、遅延や欠航があっても保証がきかないことが多い。大手の場合は振り替え便を割り当ててもらえるが、LCCではそれすら利用者の自己責任となる。イージージェットの場合、事前に有料の「保険」に入っていないと料金の払い戻しもされない。このため、リスクも理解したうえで賢く利用することが求められそうだ。

飲食、荷物預けなどは料金

 LCCの肝心の低価格の部分もよく精査する必要がある。

 まずは大手では無料が当たり前になっている機内食や飲料が有料。手荷物を預けても追加料金が必要となる。

 とくに手荷物はくせもので、イージージェットのリスボン-ロンドン間の場合は重さ20キロまでで23ユーロ(約3千円)程度と、運賃の半額程度が必要となる。その分、機内に荷物を持ち込む人が増えることになるが、ここでも大きさや重量に厳しい制限がついてくる。これらを加味すると大手と料金差は縮まってくる。

 離着陸する空港にも注意が必要だ。イージージェットがロンドンで拠点にする空港は長距離便がよく利用するヒースロー空港ではなく、郊外のガトウィック空港とルートン空港だ。一般的にLCCは郊外の空港を利用することが多く、目的地によっては市内への移動費がかさむ可能性がある。

 このため、LCCを上手に使いこなすには、全体でいくらかかるかという視点が必要になるだろう。

 また、LCCの急拡大を受け、大手側が料金値下げで対抗する動きも出てきている。早期に予約した場合など、LCC並の低価格を打ち出すこともめずらしくなくなった。

 いずれにせよ、大手とLCCで競争が激しくなると利用者にとっても料金やサービスの面でメリットが大きくなる。選択肢が広がる部分も見逃せない。

 このため、4月から関空と伊丹(大阪)空港の運営に参画するフランスの空港運営会社バンシ・エアポートで国際部門の責任者を務めるピエール・アビニャーノ氏は「LCCの急成長はありがたいが、空港にとっては大手とLCCのベストミックス(最適な配分)が重要だ。いまはLCCに勢いがあるが、いずれは均衡がとれるだろう」と話している。

5744チバQ:2016/03/28(月) 20:31:25
http://www.yomiuri.co.jp/economy/20160328-OYT1T50128.html
スカイマーク、民事再生手続き終了…再建順調
2016年03月28日 19時08分
 ANAホールディングスなどの支援で経営再建中の国内航空3位スカイマークは28日、東京地裁から民事再生手続きの終結決定を受けたと発表した。

 不採算路線からの撤退などで搭乗率が改善し、原油価格の急落で燃油コストも下がったことにより、2015年1月の経営破綻から約1年2か月で手続きを終えた。

 経営再建が順調に進み、16年3月期決算(単体)は売上高700億円超、営業利益15億円超を確保する見通しだ。19年3月期までの中期経営計画で、売上高は800億円超、営業利益70億円超を目指す。負債総額1543億円に対する返済総額は161億円で、返済率は10・38%だった。

 今後、ANAの支援を受けて整備体制の強化を進める一方、茨城・神戸空港発着便など国内路線を拡充する。国際線も、18年3月期からチャーター便で運航再開を計画する。就航地は小型機が運航できるアジア路線の見通しだ。スカイマークの市江正彦社長は記者会見で、「残ってよかったという会社にしたい」と抱負を述べた。

5745チバQ:2016/03/28(月) 20:34:04
http://www.sankei.com/region/news/160328/rgn1603280032-n1.html
2016.3.28 07:00

国交省、福岡空港を「混雑空港」に指定

 国土交通省は27日、発着回数が急増しているとして、福岡空港を航空法に基づき「混雑空港」に指定した。羽田や関西に次ぐ5カ所目で、新規就航の制限などで発着回数を抑制する。ただ、慢性化した過密ダイヤの解消には、ハード整備と近隣空港との棲み分けが欠かせない。

 福岡空港には平成24年以降、国内外の格安航空会社(LCC)が相次いで、就航するようになった。アクセスの良さと、人口増加が続く福岡都市圏という大市場を見込んだ動きだ。

 羽田の滑走路増設によって、福岡-東京(羽田)の便数も増えた。

 この結果、福岡空港の過密化は一層、深刻となった。国土交通省によると、福岡空港が円滑に運用できる発着回数(ヘリコプターを含む)は14万5千回程度とされる。定刻通りに離着陸できるのは1時間当たり35回が限界だという。

 ところが、25、26年度の発着回数は年17万回を上回った。特に午前中や夕方の過密化が進み、遅滞が頻発している。

 「このままでは空港の評価が下がりかねない」(同省幹部)として、国は混雑空港指定を決めた。

 指定により、既存の便に影響はないが、過密時間帯の新規就航はできなくなる。その他の時間帯でも、新規就航は届け出制から許認可制となり、ハードルが上がった。

 それでもLCC側の福岡空港への就航希望は絶えない。低運賃のLCCの経営は、一度に多くの乗客を、いかに効率的に運ぶかが重要であり、旅客数の多い路線への就航が、生命線を握るからだ。

 同省大阪航空局幹部は「就航希望のLCCの担当者に、『福岡は10年待つ以外にないんです。待てますか?』と回答している。さすがに『10年ですか…』と苦笑いしていた」と打ち明けた。

 この先10年の間に、福岡空港では駐機スポットと滑走路を結ぶ誘導路を拡幅し、二重化する。36年度末までに、2500メートルの滑走路の増設も決まった。

 この結果、円滑な離着陸が可能な回数は年間21万1千回まで増える。国交省は航空機の性能やパイロットのスキルアップもあって、1時間あたりの発着回数は現状の35回から45回に引き上げられると分析する。

 とはいえ、こうした施策には長い時間がかかる。それまで、希望があっても就航できず、航空会社にとっても、福岡空港や地元経済界にとっても「機会ロス」が生じる。

 そこで、近隣の佐賀空港や北九州空港などは、福岡空港の受け皿として、新規就航の誘致を本格化させている。

 近隣空港がうまく棲み分けることで、機会ロスを最小限に抑えるだけでなく、新規就航の効果を九州北部全体に広げられる。(九州総局 村上智博)

5746とはずがたり:2016/03/29(火) 11:18:47
結構需要有るのかな。

新潟-札幌線 1日5往復復活
新潟空港で記念セレモニー
http://www.niigata-nippo.co.jp/news/national/20160327244012.html

 新潟空港発着の新潟-札幌(新千歳)線が27日、1日4往復から5往復に増便された。約1年ぶりに復活した1日5往復を祝うセレモニーが新潟空港で開かれ、関係者や利用者が利便性の向上に期待を寄せた。

 札幌線は一時、1日3往復まで減少し、搭乗率が上がって席が取りにくくなっていた。そのため日本航空が昨年10月から1往復増便して3往復にしており、27日からは全日空が1往復増やして2往復にした。全日空は6〜9月はさらに1往復増やし、全体で1日6往復となる。

 セレモニーでは寺田吉道副知事が「地元経済界と協力し、北海道と本県の関係が緊密になるよう取り組む」とあいさつ。新潟を出発する初便に乗り込む乗客に花束が贈られた。

 本県に帰省していた北海道室蘭市の親子は花束を受け取り、「希望の席が取りやすくなり、夕方便も増えたので、次は家族ともっとゆっくり過ごせそうです」と笑顔だった。

【社会】 2016/03/27 22:30

5747とはずがたり:2016/03/29(火) 17:11:34
エジプト航空機 ハイジャックされキプロスに 一部乗客解放
http://news.goo.ne.jp/article/nhknews/world/nhknews-10010460431_20160329.html
15:25NHKニュース&スポーツ

エジプト北部のアレクサンドリアから首都カイロに向かっていたエジプト航空の国内線の旅客機がハイジャックされ、地中海の島国キプロスの空港に着陸しました。エジプト航空によりますと、これまでに4人の外国人と複数の乗員を除いて、乗客は解放されたということです。

エジプト航空によりますと、日本時間の29日午後、乗客乗員81人を乗せてエジプト北部にある国内第2の都市アレクサンドリアから首都カイロに向かっていた国内線の旅客機、エジプト航空181便がハイジャックされ、日本時間の午後2時50分ごろ、地中海の島国キプロスのラルナカ空港に着陸したということです。
エジプト航空は公式のツイッターで「パイロットは1人の乗客が爆発物を体にまいて、キプロスに着陸するよう要求していると連絡してきた。現在、その人物と交渉が行われている」としています。そして、エジプト航空は日本時間の午後4時15分ごろ、「4人の外国人と複数の乗員を除いて、乗客は解放された」と発表しました。
現地からの中継映像では、ハイジャックされた旅客機から乗客とみられる人たちが荷物を持ってタラップを下り、近くに横付けされたバスに乗り込んでいました。
カイロの日本大使館がエジプト航空に確認したところ、ハイジャックされた旅客機に日本国籍の乗客はいなかったということです。

5748とはずがたり:2016/03/29(火) 17:20:27
コンチネンタルな欧米と島国の日本を一緒に議論してガラパゴスだというのは無理があるけど。。

小型機墜落から1か月 “ガラパゴス化”した日本の航空の課題
https://thepage.jp/detail/20150831-00000008-wordleaf
2015.09.01 09:00

 東京都調布市の民家に小型機が墜落し、住民ら3人が死亡した事故から1か月がたちました。事故機が飛び立った調布飛行場では、自家用機の運航自粛は続けられるものの、測量や写真撮影などを行う事業用航空機の運航は9月1日から再開されることになりました。地元は飛行場の閉鎖を求める声もあるようですが、一方で、大型航空機や軍事航空ではない、こうした小型機などの航空には日本独特の事情があり、さまざまな課題があります。

 今回の事故を航空政策や都市計画、防災的な観点からどう見るか。航空ジャーナリストの藤石金彌氏に寄稿してもらいました。

ジェネラル・アビエーションとは

 便利な空の旅をもたらすエアラインやマッハで飛ぶ軍事航空のみが航空ではない、というと皆さんは驚かれるかもしれません。航空を目的別に分類すると、一般航空=ジェネラル・アビエーション(ジェネアビ)と、非一般航空=エアラインと軍事航空という分類になります。

 言いかえると、航空機による飛行のうち、「定期航空路線(エアライン)と軍事航空」=非一般航空を除くあらゆる航空活動の総称を一般航空(ジェネアビ)といい、目的別に次のような分野に分けられます。

《公共機関》 司法警察・消防・防災機関等の空中パトロール/捜索救難/ドクターヘリ/報道機関の取材活動
《産業航空》 不定期貨物便/ビジネス機/操縦訓練/航空写真撮影・航空観測/遊覧飛行/農業の空中散布(種・肥料・農薬)
《レジャー飛行》 自家用機/グライダー等のスカイスポーツ

 実は、航空はこうした幅広い分野にわたっていて、国民の生活の利便向上と安全に関わっています。先の調布飛行場墜落事故は、一般航空(ジェネアビ)の中の「産業航空」分野の操縦技量維持飛行で発生したものです。

取りにくいパイロットのライセンス

 いま、日本のジェネアビにはたくさんの課題がありますが、最大の課題は、今回の調布飛行場墜落事故で明らかになりつつある、取りにくい、維持しにくいパイロット・ライセンスの問題です。

 パイロット・ライセンス取得と技量維持のシステムと費用については、長い間、国内でのライセンス取得は困難でした。そのため海外での取得が増え、そのことが国内での訓練生を減らし、訓練コストを押し上げる悪循環をもたらしていました。この問題は、まわり回ってエアラインやLCCのパイロット不足にも影を落としています。

 いま首都圏では、小規模の飛行場が次々に姿を消して、飛ぶための飛行場が無くなっていくという問題に直面しています。ジェネアビを利用できる飛行場は、調布飛行場ぐらいしかなくなりました。近県でも埼玉と茨城くらいですが、近年、茨城の一か所が閉鎖される状況です。

 東京調布飛行場(正式名称)は、旧陸軍が使用していた飛行場でしたが終戦・米軍管理を経て、国の場外離着陸場となりました。伊豆諸島などへの定期便が就航し、1992年に国から東京都に管理運営が引き継がれ、都営コミューター空港になりました。都営化とともに、航空管制官に替わり、都が有視界飛行のための情報提供を行っています。かつては、2本の滑走路を持つれっきとした飛行場でしたが、軍用地削減の風潮や、宅地開発で現在のように規模が縮小されてきました。

5749とはずがたり:2016/03/29(火) 17:20:48
>>5748-5749
近距離に中小の空港が配置される欧米

 欧米では、空港の数が圧倒的に違いますが、近距離に中小の空港がうまく配置されています。また、ジェネアビ機は定期旅客機の就航する空港を利用していることが多いのですが、日本の空港ではジェネアビ機用駐機場さえないところが多数です。

 海外の空港では、エアライン機とジェネアビ機のエアタクシー、チャーター機などの小規模航空会社が共同して運用するさまを目にします。エアライン機で空港に着き、エアタクシーに乗り換え目的地至近の空港に着く、というのが当たり前の空の便の利用法です。エアタクシーを運航するのは、フレンドリーなキャプテンやCAというケースが多いのですが、日本では経営が成り立ちません。運航の確実性を求めるあまり、新規参入の壁を高くしていないか、という疑問もわいてきます。

 日本では、飛行場としてのまとまった適地のあるのは河川敷ですが、グライダーだけに利用されています。場外離着陸場ではなく、飛行場としては神通川河川敷に建設された富山空港や、荒川河川敷を利用した本田エアポートなどがありますが例外的です。

 ジェネアビの運用がうまくいっている例外的存在は、福島の農道空港(ふくしまスカイパーク)くらいです。せっかく国土交通省となったのですから、航空局と水管理・国土保全局を束ねた連携で、河川敷へのジェネアビ飛行場開設が望まれます。

“バス・パトカー・自衛隊”などが空を独占

 こうして見ると、日本の航空界の現状はライセンス取得・維持、飛行場、航空会社(小規模)、飛行クラブの経営などに課題が多過ぎ、「トラックやバス(エアライン)とパトカー、救急車、消防車(公用)+自衛隊」ばかりが空を独占するという、世界的にガラパゴス化した存在といえるでしょう。

 エアライン・軍用などと、ジェネアビが共にそれぞれの目的で発展していくのが日本の航空の健全な成長をもたらします。

 また、万が一の災害発生時は、空からの救援が最も迅速で効果的です。こうした防災およびスカイスポーツなど航空文化の普及のためにも、小型機や、さまざまな飛行機航空機に触れ、操縦する施設としてもいろいろなタイプの空港は重要で、都市計画に新しい抜本的な航空・空港政策が必要と思います。

■藤石金彌(ふじいし・きんや) 航空ジャーナリスト。1942年、東京都生まれ。音の出る雑誌『月刊朝日ソノラマ』を経て中央労働災害防止協会。月刊『安全』『労働衛生』編集長。おもな著書:『航空実用事典』(朝日新聞社・編集総括)、『コクピットクライシス』『スカイクライシス』(主婦の友社)、『安全・快適エアラインはこれだ』(朝日新聞出版)、『航空管制「超」入門』(SBクリエイティブ)など。元交通政策審議会航空分科会委員など

5750とはずがたり:2016/03/29(火) 18:49:32
>毎日新聞2000年8月6日付朝刊は「日航機墜落事故の資料を廃棄、『保存期間切れた』--運輸省事故調、昨年11月に」という記事を発表しています。それによると航空事故調査委員会が、事故原因の報告書作成に用いた資料を廃棄していたとのこと。01年4月の情報公開法施行を控え廃棄したと記事は推測しています。
官僚の隠蔽主義は怒りを感じるなぁ。。

日航機墜落から30年 残された課題と謎 早稲田塾講師・坂東太郎の時事用語
https://thepage.jp/detail/20150811-00000011-wordleaf
2015.08.12 07:00

 8月12日に日航機墜落事故から30年を迎えます。単独の航空機事故としては世界最悪の被害を出したこの事故は、死者数もさることながら歌手の坂本九さんが犠牲になったり、奇跡の生存者4人の救出劇があったりして報道も過熱しました。「ボイスレコーダー」や「ダッチロール」といった航空用語が頻繁に伝えられた事故でもありました。30年という節目に際して、犠牲者の方々のご冥福を祈りつつ、事故の概要をあらためて振り返ってみます。なお事故の様子については1987年6月に発表された旧運輸省(現在の国土交通省)の航空事故調査委員会(同運輸安全委員会)最終事故調査報告書に依っています。

単独事故では世界最悪の大惨事

《離陸12分後に圧力隔壁が破損》
 1985年8月12日午後6時12分。乗員乗客524人を乗せた日本航空123便が定刻より12分遅れて羽田から大阪に向かって離陸しました。機体は米ボーイング社の開発した747SR-100型(愛称ジャンボ)。主に日本の航空会社向けに作られた500人以上が乗れる短距離超大型航空機です。

 12分後、相模湾の上空で機内の気圧を一定にするための圧力隔壁が破損し、客室内の高圧空気が尾部へと噴き出して垂直尾翼の半分を破壊しました。これで機体の安定性が保ちづらくなりました。さらに機体尾部の上位に配管されていた油圧系統4本も破断します。これで操縦系統のコントロールがほぼ不可能となりました。わずか1分から1分半のできごとでした。

 垂直尾翼を失ったため、機体はちょうど「8」の字を描くような不安定な蛇行航行に陥りました。横すべりと横揺れが左右に繰り返されるダッチロールです。機長を初めとする航空乗務員は事故原因が分からない中、破壊されていなかった4基のエンジンを必死で操ります。急降下や急旋回など打てる手をすべて打った後、午後6時56分ごろ、群馬県の御巣鷹山付近に墜落しました。離陸からわずか50分弱の出来事でした。

《奇跡の4人の生存者》
 死者は乗務員15人で乗客505人の計520人。生存者はわずか4人という大惨事でした。日本の航空史上最悪であると同時に、世界の航空事故史でも単独では最悪です。なお複数機による史上最多の死者数を出したのは、1977年3月にテネリフェ空港(スペイン領カナリア諸島)の滑走路上でボーイング747型機2機が衝突した583人です。

 後に述べるように悪条件が重なって、当初は墜落現場の特定すら難航しました。生存者が確認できたのは翌13日午前10時以降。長野県警山岳救難隊、陸上自衛隊、地元消防団などによってなされました。うち乗客3人(あとの1人は乗務員)は、激突の損傷や火災を比較的免れていた胴体中央部に座席がありました。とはいえ皆重傷です。

事故原因とさまざまな憶測

 これまで引用してきた通り、航空事故調査委員会の報告書では圧力隔壁が破損を遠因としています。金属の疲労亀裂が進行して圧力隔壁が破壊されたと。事故機は1978年に伊丹空港で離陸の先に尾部が滑走路へ接触した「しりもち事故」を起こしていました。その修理に当たったボーイング社の修理ミスが事故を引き起こした原因であり、見逃していた日航などの管理も「不適切な点があった」と明記しています。修理の指示通りに作業が行われなかったため強度が7割程度に止まり、その後の飛行で疲労亀裂が進んだのが事故の引き金になったと結論づけました。ボーイング社も報告書の指摘を認めた上で陳謝しています。

5751とはずがたり:2016/03/29(火) 18:49:51
>>5750-5751

 一番多いのが圧力隔壁主因論への疑問です。もしそうであれば客室に霧が立ちこめるなどの急減圧を示す現象が起きるはずなのに、そうした形跡はなかったという指摘です。仮に圧力隔壁主因論が不成立に終われば、原因は「なぜ垂直尾翼が破損したのか」の説明がつきません。証明するために必要な垂直尾翼がほとんど回収されておらず、原因究明に欠かせない努力が足りないという声もあります。

 毎日新聞2000年8月6日付朝刊は「日航機墜落事故の資料を廃棄、『保存期間切れた』--運輸省事故調、昨年11月に」という記事を発表しています。それによると航空事故調査委員会が、事故原因の報告書作成に用いた資料を廃棄していたとのこと。01年4月の情報公開法施行を控え廃棄したと記事は推測しています。

 廃棄されたのは日本航空など関係者の聴取メモや目撃者らの口述調書、金属疲労の分析結果、ボイスレコーダーの解析結果などで、他の事故関連資料も含め合計で1トンを超えるとみられます。事故調事務局によると、関連資料の保存期間は10年と文書管理規程に定めており、廃棄自体は規程には触れないと。これだけの事件のいわば「証拠」が消されているとなると何かを隠ぺいしているのではないかと勘ぐられても仕方ありません。

 法廷での真相解明もできませんでした。88年12月、群馬県警が日航、ボーイング社、運輸省の計20人を業務上過失致死傷容疑で前橋地方検察庁に書類送検しました。別途、遺族側が告訴・告発した者を含む31人は89年11月全員不起訴。最大の理由はボーイング社からの事情聴取ができなかったからとしています。アメリカの場合、航空機事故などが起きると再発防止のため、摘発より司法取引して真実を明らかにするのが一般的で、その制度のない日本では難しかったのです。

 検察の不起訴処分が納得できない時に審査を申し立てられる機関である検察審査会は2人を「不起訴不当」と議決しました。検察も再捜査をしたものの、90年8月に公訴時効(5年)が成立してしまいます。

遅れた救助、墜落から16時間後

 事故発生の8月12日夜から翌日にかけて、当時群馬、長野、埼玉の各支局にいた記者や地方紙記者は情報の錯綜ぶりを鮮明に覚えています。19時ごろに日航が管制のレーダーから123便が消えたのを機に対策本部を置き、同45分には運輸省も対策本部を設置します。当初の目撃情報が多かった長野県の警察本部が対策本部を設置したのが5分後。「どこに墜落したのか」と3県の記者が右往左往し、日航側の記者会見は20時36分の段階で「現場は確認できない」と発表します。埼玉県も秩父地方ではないかという報告があって現場に向かいました。22時35分には日航の対策本部が「長野県」という見通しを発表します。

 「このあたりではないか」という場所は険しい崖や岩場で山また山。到底深夜に立ち入るなど不可能な状況でした。御巣鷹山の尾根と分かったのが墜落から約10時間を過ぎています。今でこそ有名な地名ですが、当時は地元のごくわずかしか知らない山でした。しかも正確にいうと現場は御巣鷹山そのものではなく「御巣鷹山付近」です。事故後に「御巣鷹の尾根」と呼ばれるようになりました。それくらい分かりにくかったのです。

 最初の頃に3県の中で最も可能性が薄いとみられていた群馬県と分かっても難航します。3県の警察本部や応援を求められた警視庁、航空・陸上自衛隊から米軍の協力まで得て必死の態勢で臨むも群馬側の目撃証言がほとんどなく、事故現場付近に人家もなく、大変険しい地形で登山道すら存在しないなど悪条件が重なり、救助が遅れました。生存者の救出に長野県警山岳救難隊が関わっているのも上記のような経緯からです。

 もう少し早く救助できたら助かる命もあったのではないか。最終事故調査報告書には死因を「即死」か「即死に近い」と分析しています。一方で、生存者の証言では墜落後しばらくは生き残っていた人がいたとしています。

■坂東太郎(ばんどう・たろう) 毎日新聞記者などを経て現在、早稲田塾論文科講師、日本ニュース時事能力検定協会監事、十文字学園女子大学非常勤講師を務める。著書に『マスコミの秘密』『時事問題の裏技』『ニュースの歴史学』など。【早稲田塾公式サイト】

5752チバQ:2016/03/31(木) 21:49:05
http://www.sankei.com/west/news/160331/wst1603310066-n1.html
2016.3.31 18:47

中部空港、需要拡大でLCC向けターミナル新設へ

反応

反応


LCC向け新ターミナルビルの建設予定地のイメージ(中部国際空港会社提供)
LCC向け新ターミナルビルの建設予定地のイメージ(中部国際空港会社提供)
 中部国際空港会社(愛知県常滑市)は31日、中部空港に格安航空会社(LCC)向けの新たな旅客ターミナルビルを建設すると発表した。LCCの新規就航や増便が相次いでおり、需要拡大に対応する。平成31年9月末までの開業を目指す。

 新ターミナルビルは、空港島南側の臨時駐車場の土地に建設する。事業費は未定で、施設規模など具体的な設計は28年度中に決める。

 中部空港は中国や台湾のLCCの就航が増え、今年3月の国際線の運航本数は、過去最高の1週間当たり362便を記録した。常滑市内で記者会見した友添雅直社長は「LCCは日本で定着しており、この流れは加速こそすれ止まることはないと考えた」と述べた。

 空港会社は25年に新ターミナルビルの建設を発表、26年12月末までの完成を目指すとしていた。だが、中部空港での拠点化を予定していた旧エアアジア・ジャパンがその後撤退。予想していた需要が見込めなくなったと判断し、着工前に計画を延期していた。

 空港会社は31日、飲食店などが入る複合商業施設を空港内に建設し、施設内にテスト飛行に使ったボーイング787の実機を展示する計画を同時に発表した。30年3月末までの開業を目指す。

 28年度の旅客数を国際、国内両線合わせて1150万人とする需要目標も明らかにした。

5753チバQ:2016/04/04(月) 21:58:41
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016032900778&g=eco
成田空港、敷地1.4倍に=「第3滑走路」建設で


 3本目の滑走路建設など成田空港の機能強化について、国と成田国際空港会社、千葉県、地元自治体が話し合う「四者協議会」(会長・森田健作千葉県知事)が29日、成田市内で開かれた。空港会社は、空港南東部への第3滑走路建設と付帯施設整備によって成田空港の敷地面積が現在の1.4倍の約2000ヘクタールに拡大するとの見通しを示した。
 空港会社によると、アジアや欧州の主要空港は1800〜3000ヘクタール程度の敷地面積があり、3〜4本の滑走路を整備している。一方、現在の成田空港は隣接の貨物施設や給油施設を含めても約1400ヘクタールにとどまる。
 空港会社は、現在30万回の年間発着枠を海外主要空港に後れを取らない50万回程度まで高めるには、新旅客ターミナルや貨物施設などの用地も含め2000ヘクタール程度の敷地が必要だと説明した。(2016/03/29-18:34)

5754とはずがたり:2016/04/05(火) 19:20:56

そら怒るよなぁ。。ちゃんと鬱病の息子の操縦を停めなかった体制が悪いと云う面もあるだろうけど。

独機墜落操縦士の両親、新聞に哀悼の声明掲載 被害者遺族は激怒
http://www.msn.com/ja-jp/news/world/%E7%8B%AC%E6%A9%9F%E5%A2%9C%E8%90%BD%E6%93%8D%E7%B8%A6%E5%A3%AB%E3%81%AE%E4%B8%A1%E8%A6%AA%E3%80%81%E6%96%B0%E8%81%9E%E3%81%AB%E5%93%80%E6%82%BC%E3%81%AE%E5%A3%B0%E6%98%8E%E6%8E%B2%E8%BC%89-%E8%A2%AB%E5%AE%B3%E8%80%85%E9%81%BA%E6%97%8F%E3%81%AF%E6%BF%80%E6%80%92/ar-BBrkwY6#page=2
AFPBB News
17 時間前

【AFP=時事】昨年3月に旅客機を故意に仏アルプス(Alps)山中に墜落させた独格安航空ジャーマンウイングス(Germanwings)のアンドレアス・ルビッツ(Andreas Lubitz)副操縦士(当時27)の両親が、事件から1年を機にドイツ紙に息子を哀悼する声明を掲載し、遺族らの逆鱗(げきりん)に触れている。

 自身を含め乗客乗員150人が乗ったエアバス(Airbus)A320型機を墜落させたルビッツ副操縦士の両親は、息子を失った自分たちに対する友人や隣人の支援に感謝する旨の声明を地元の新聞に掲載した。ルビッツ副操縦士の名前である「アンドレアス」というタイトルに笑顔の顔写真が添えられた短いメッセージは、最後に太字で「あなたを失って寂しいけれど、今も、いつまでも、あなたは私たちの心の中にいる」との言葉で締めくくられていた。一方で、昨年は「恐怖に満ちた」1年だったと述べ、墜落で亡くなった149人について明確には触れていなかった。

5755チバQ:2016/04/05(火) 21:32:19
http://diamond.jp/articles/-/89048
決め手は価格ではなかった!格安航空会社ランキング
「オリコン日本顧客満足度調査」web事業推進部 【第2回】 2016年4月5日
 今年のゴールデンウィークは、5月2日(月)と6日(金)に休暇を取れば、怒とうの10連休。この大型連休を控え、航空業界にとってはいよいよ本格商戦の幕開けというところだろう。「爆買い」に象徴される訪日外国人観光客の急増と比べると、国内の旅行需要は今ひとつさえないが、それだけに各社は、日並びが絶好な大型連休の客足を取り込もうと、販売合戦に汗を流している。

 一方、ユーザーの立場からすれば、少しでも移動にかかる料金を安く抑えて、旅先での出費に回したいのが本音だ。昨年4月には成田空港に専用ターミナルがオープンするなど、ここ数年で存在感が高まってきたLCC(格安航空会社)を利用する人も多いだろう。

 では、より良い空の旅を過ごすためには、どのLCCを選べばよいのだろうか。LCC各社の満足度調査を国内線と国際線に分けて行った「オリコン日本顧客満足度ランキング」を見ていこう。

国内線は「春秋航空日本」、
国際線は「peach」に軍配

 国内線では日中合弁の「Spring Japan(春秋航空日本)」が全7項目で1位を獲得し、堂々のトップ。続いて、ANAホールディングス傘下の「peach」、日本航空系の「ジェットスター・ジャパン」、ANA系「バニラエア」の順となった。また国際線では、接戦の末に「バニラエア」が首位となり、「peach」、韓国「チェジュ航空」などが続いた。

 今回のアンケート対象者は、過去1年以内にLCCを利用した20歳以上の国内在住者で、国内線は766人、国際線は1208人の回答を得た。評価対象のエアラインは、事前調査で一定の人数が社名を挙げた国内線4社と国際線15社。「購入手続きのしやすさ」「座席の快適さ」「機内環境・設備」など7項目に関する質問を行い、それぞれの満足度を100点満点で評価してもらうとともに、「特に重視する項目」も尋ねた。多くのユーザーが重視する項目で評価が高い場合は、ポイントに反映する仕組みになっている。

「安くて当然」の期待に応える各社

 LCCのユーザーは、どの項目を重視しているのか。評価結果から紐解こう。

 意外にも、圧倒的に重視度が高かったのは「購入手続きのしやすさ」で、LCCの“最大の売り”といえる「コストパフォーマンス」をダブルスコアで上回った。運航の定時性や遅延・欠航時の対応といった「会社の信頼性」が「コストパフォーマンス」の次に高く、そのほか「空港スタッフ」や「客室乗務員」などはあまり重視されていないことがわかった。

 こうした評価の傾向は、国際線もほぼ同様。コストパフォーマンスの重視度があまり高くない理由は、競争の結果、「安くて当然」というユーザーのイメージに見合った運賃設定を各社が実現しているためだろう。

 実際にアンケート回答者の声を拾ってみよう。バニラエアは今回、国内線のコストパフォーマンス項目で4位と振るわなかったが、それでも「大手より安価に利用できた」(40代男性)、「価格が安く何度も往復できる」(30代女性)といった満足の声が多い。同様に、国際線で同項目6位だったジェットスター航空も「ケアンズまでビジネスでも3万円くらいだったのは魅力」(40代女性)、「安いキャンペーンが利用できた」(60代男性)など悪くない評価だった。

 国土交通省が昨年3月に公表したレポートによると、首都圏発着の国内線の最安運賃は、幹線でフルサービスキャリアが平均1万6550円なのに対し、LCCは同5965円で1万円以上の開きがある。同じく地方路線では2万4396円だが、LCCは6652円となり、その差は実に1万8000円近い。「大手と比べて十分に安い」というユーザーの評価は、LCC全般に対して定着しているといえそうだ。

5756チバQ:2016/04/05(火) 21:32:43
差別化のカギは「購入手続き」にあり

 ただ、LCCはコスト削減のため、予約・購入手続きはサイト上で行うのが基本。サイトの使い勝手が悪く、予約が完了しているかどうか確認できなかったり、問い合わせ窓口へもつながりにくかったりすれば、ユーザーのストレスは一気に上昇する。

 最近では、peachで昨年6月と10月にシステム障害が発生し、欠航・遅延や予約無効といった事態で約5800人に影響したトラブル事例もある。バニラエアも12月にサイトの不具合から第三者の予約状況が閲覧できる状態になっていたと発表している。航空会社にとって「安全運航」が一番の前提なのは言うまでもないが、LCCの場合はシステム回りを含めた「購入手続きのしやすさ」が“急所”かつ差別化のカギといえるだろう。

 一方で、7項目のうち重視度が最も低かったのは「客室乗務員」。コスト同様に、「ある程度良くて当然」というイメージが普及しているのが如実にわかる結果だ。

堅調なバニラエア
両部門で2位に選ばれた理由

 今回、国内線部門でトップに輝いたのは、前述の「Spring Japan」。2014年8月に就航し、成田と広島、佐賀を結ぶ2路線を運航している。ユーザー評価は全項目で1位を占めた。ただ、競合各社と比べ路線数が少ないだけに、「圧勝」とまで評するのは早計かもしれない。

 国際線部門では、「コストパフォーマンス」など5項目で1位を獲得したバニラエアが首位となった。バニラエアは成田に次ぐ第2の拠点として台湾を活用する構えで、4月27日に関西・台北線を新設し、一晩に日台間2往復の態勢となる。東南アジア方面に乗り継ぐ選択肢がより広がりそうだ。

 一方、両部門で手堅く2位をマークしたのは「peach」だ。日本初のLCCとして登場したpeachは、空港施設利用料の安い関空を拠点にするなど徹底したコストカットを進め、LCCとしては日本勢4社で唯一の黒字化を果たした。昨年8月には東京都心からの利便性が高い羽田発着の台北線が就航しており、路線展開、ユーザー評価ともに充実ぶりを示す結果となった。

 とはいえ、上位各社への評価はばらつきが小さいため、次回調査では順位が大きく変わる可能性も否定できない。アジア諸国を見渡せば、乱立するLCCが激しい競争を展開し、訪日需要を当て込んで日本への乗り入れをうかがうなど“戦国時代”の様相を呈している。足元では、原油安による燃油サーチャージの引き下げなど、旅行需要への追い風も吹き始めた。伸び盛りのLCCがどう羽ばたいていくのか、今後の展開に注目だ。

5757チバQ:2016/04/05(火) 21:34:41
http://www.chunichi.co.jp/hokuriku/article/news/CK2016040502100012.html
羽田減便 苦しむ飲食店 富山空港 昼食時間帯を直撃
羽田便減便で客が減少しているすし店=富山市の富山空港で
写真
外国人ら取り込みに活路

 富山空港(富山市)の羽田便が三月二十七日から減便された影響で、空港内の飲食店が苦戦している。ダイヤ改正で、飲食店の稼ぎ時だった昼食時間帯に富山に到着する便がなくなったためだ。羽田便搭乗客に代わる需要を掘り起こそうと、空港利用客以外の客や外国人を取り込もうとする動きが出始めている。(豊田直也)

 「まだダイヤ改正から数日だけど、平日の昼はお客が半分以下になった。正直言って苦しい」。国内線ロビーのすし店「廻転(かいてん)とやま鮨(ずし)」の男性店長が打ち明ける。

 三月のダイヤ改正で、羽田便は一日六往復から四往復に減少。ビジネス需要が少ない午後に羽田を出る便を削減したため、午前十一時十五分から午後七時までの約八時間は富山に到着する羽田便がなくなった。富山発の羽田便も午前十時四十分から午後四時半まで、約六時間の空白ができた。

 他に富山-札幌便が一日一往復(正午前発と夕方着)あるが、集客面での打撃は深刻だ。

 特にこのすし店の場合、主な客層は東京や神奈川から訪れる羽田便搭乗客で、昼の売り上げが一日の七割を占めてきた。昼前後に羽田便の到着がなくなった影響は大きい。

 今月一日からは客が少ない午前中の人手を減らし、夕方の売り上げを増やそうと営業開始時間を三十分遅らせ、午後四時半に富山を出発する便に合わせて従業員を増やしている。

 同店によると、週末は空港利用者以外が来店するため、影響は小さい。減便による売り上げ減を補うために、今後は現状一割に満たない外国人客を増やすことを目指す。台湾などの外国人客が増える立山黒部アルペンルートが四月十六日に開業することもあり、外国人に分かりやすい外国語メニュー作りなどを検討しているという。

 一方、国内線ロビーのイタリア料理店「エアポートキッチン」は、これまでも家族連れが比較的多く、今のところ売り上げに大きな変動はないという。だが、太田和志店長は「春休みが終わってみないと分からないが、搭乗客だけでは厳しいと思う」と懸念する。

 既に北陸新幹線の開業で羽田便の搭乗者が減り、同店の売り上げは三〜四割減少。追い打ちをかけるように減便が決まったため、今後は空港利用者以外を取り込むことを目指す。富山県総合体育センターなどの空港に近い施設にクーポンを置いたり、空港内の他店舗と連携してイベントを企画したりすることを検討しているという。

5758チバQ:2016/04/05(火) 21:35:39
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/area/doto/1-0255493.html
帯広空港の駐機場拡張へ 大型機3機、同時に駐機可能に
04/05 07:00
国土交通省が発表した2016年度の公共事業費に、帯広空港の駐機場拡張が盛り込まれた。現在は大型機が同時に2機しか駐機できないが、拡張で3機の駐機が可能になる。空港ターミナルビルの新ビル建設と合わせ、国際チャーター便の受け入れ増に向けた機能強化が進む。

 国交省が配分した16年度事業費は3億6700万円で、駐機場拡張に向けた実施設計や無線施設の整備を行う。4万3700平方メートルの駐機場の北側部分を拡張予定で、さまざまな航空機を想定した測量を行い、拡張面積を決める。実施設計を踏まえ、17年度から工事に着手する予定。帯広市空港事務所の槙勝行所長は「国の予算付けに応えられるようにしっかりと実施設計に取り組んでいきたい」と話す。

 一方、ターミナルビルなどの施設を管理する帯広空港ターミナルビル(社長・米沢則寿帯広市長)は今月中に、新ビル(一部3階建て、延べ床面積2542平方メートル)の工事に着工。搭乗口が二つある既存ビルの北側に建てる新ビルは新たな搭乗口を備え、搭乗口と搭乗機を結ぶ搭乗橋は1基増えて3基となる。新ビルの利用開始は17年4月の予定だ。

 現在の搭乗橋2基は国内線の利用を優先し、国際チャーター便が乗り入れできるのは国内線が発着しない時間帯に限られている。橋の増加や駐機場の拡張でチャーター便発着の時間帯の幅が広がり、新千歳に集中している海外便の振り分けへの対応強化につながる。

 帯広空港の国際チャーター便乗り入れは05年度に過去最多の337便を記録したが、08年のリーマンショック後に減少し、10年度は13便。14年度は22便、15年度は52便だった。(折田智之)

5759チバQ:2016/04/05(火) 21:35:58
http://www.yomiuri.co.jp/local/saga/news/20160404-OYTNT50060.html

佐賀空港駐機場増設へ国が予算計上 実施設計費の半額、1300万円
2016年04月05日
CM佐賀空港路線図改0117→0218佐賀
CM佐賀空港路線図改0117→0218佐賀
実施設計の補助が決まった佐賀空港の駐機場(手前)。左側に新たな駐機場が整備される計画。奥は有明海
実施設計の補助が決まった佐賀空港の駐機場(手前)。左側に新たな駐機場が整備される計画。奥は有明海

 国土交通省が2016年度予算で、佐賀空港(佐賀市)の駐機場増設の実施設計を新規事業として採択し、補助金1300万円を計上したことが分かった。県が16年度当初予算に盛り込んだ実施設計費約2600万円の半額に充てられる。九州のゲートウェー(玄関口)空港を目指す県は、駐機場を現行の4機分から6機分に増やす方針で、17年度以降に着工し、21年度までに完成させたい考えだ。国交省の採択について、県は「民間空港としての発展に弾みがつく」と歓迎している。

 空港を管理する県が15年に、旅客数増加を目指してまとめた「空港がめざす将来像」を発表後、拡張に関連する政府予算が付くのは初めて。県空港課によると、実施設計は工事を行う前の本格的な設計で、今回は国交省の空港整備事業の中で計上された。16年度中に設計を終了する見込みだ。

 佐賀空港の利用者は、円安などに伴う訪日外国人観光客の増加などで急激に増えており、15年度は60万人を突破するのが確実な情勢。これは11年度の倍の水準だ。県は今後の混雑に対応するため、駐機場の増設が必要と判断した。

 さらに、ソウル便が5月中旬以降、現在の週3便から週5便となるなど、格安航空会社(LCC)の便数も増えている。また、国交省が3月、福岡空港(福岡市)を航空法に基づく「混雑空港」に指定し、新規就航や増便を制限。この指定が、佐賀空港にとっては、新規路線就航などで追い風になるとの指摘もある。

 県は、18年度までに関西、24年度までに中京や香港、台湾を結ぶ新規路線の開拓を目指し、誘致に力を入れている。25年度以降は東南アジア、南アジアにも路線を張りたい考えだ。

 ハード面でも、旅客ターミナルビルの搭乗待合室や保安検査場が国内、国際線に1か所ずつしかないため、県は24年度までに拡張する考え。さらに、滑走路を現在の2000メートルから2500メートルに延ばすことを検討している。

 一方で、佐賀空港を巡っては、防衛省が、陸上自衛隊が導入する輸送機オスプレイやヘリコプターなど計約70機を、空港西側に新設する駐屯地に配備する計画で、県民世論が分断される事態となっている。

 配備された場合、空港は「一大軍事拠点」に変貌することになるが、県が策定した「空港がめざす将来像」では、自衛隊の利用には全く触れていない。このため、県職員の一部からも「民間空港としての発展と、配備計画との整合性をどうするのか、県として正確に議論するべきだ」といった声が出ている。

2016年04月05日 Copyright © The Yomiuri Shimbun

5760チバQ:2016/04/07(木) 23:42:35
571 :チバQ :2016/04/07(木) 23:41:48
http://www.sankei.com/economy/news/160406/ecn1604060003-n1.html
2016.4.6 05:00

国際空港の入国エリアにも免税店 政府、29年度にも導入検討
 政府が国際空港での到着時の免税店制度を平成29年度にも導入する検討に入ったことが5日、分かった。国際空港では出国エリアと機内のみで免税品の販売が認められているが、入国エリアでも可能にして旅客の利便性を向上させる。32年に訪日外国人観光客を27年の約2倍の年間4000万人に引き上げる目標の達成につなげるのが狙いだ。

 国土交通省は29年度税制改正での制度の要望に向け、他国の主要空港での制度の導入状況や経済効果などの調査・研究を実施し、具体策を詰める。

 空港の所有権を国や自治体に残したまま、施設を活用して営業する権利を期限付きで民間に譲渡するコンセッション空港を中心とした国際空港に制度を導入する方向で調整する。

 さらに、国際空港の出国エリアの免税店で購入した免税品を空港ビル内に保管し、帰国した際に入国エリアで免税のまま受け取れるようにする案も検討する。

 国際空港の入国エリア内に免税店の設置が可能になれば、訪日客が入国前に手軽に免税品を買い物できるようになる。免税品を出国前に購入しなくても帰国後に買えるため、日本人の海外旅行者も旅行中に重い荷物を持たずに済むなど便利になる。

 訪日客の呼び水になるほか、海外での免税品購入を日本の空港内に向けさせ、国内需要を増やす効果も見込まれる。政府は免税品の売り上げ増で空港経営が安定化すれば、空港が国際競争力強化に向けた施策を講じやすくなるとみている。

 国際拠点空港としての地位確立を狙った主要国間の競争は激化し、アジアを中心に空港の到着時免税店制度の導入も進む。政府は28年度税制改正で訪日客が一般物品を買い物する際に消費税が免税になる購入下限額を引き下げるなど、訪日客拡大に向け税制面の取り組みに乗り出している。

5761チバQ:2016/04/09(土) 07:56:06
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/list/201604/CK2016040902000148.html
開業1年 運営順調 LCC専用成田第3ターミナル

2016年4月9日


多くの利用客でにぎわう第3ターミナルの到着ロビー=成田空港で
写真
 成田空港の格安航空会社(LCC)専用第三ターミナルが八日、開業一年を迎えた。年間旅客数は当初見込みを超え六百万人に迫る勢いなど運営は順調。その分、チェックインカウンターが足りないなどの課題も明らかになっている。 (渡辺陽太郎)
 第三には成田に就航するLCC十四社のうち五社が入居し、国内十二都市、海外十都市を結ぶ。
 国内・国際線の乗り継ぎがしやすく、各社が相次いで国際線も就航させたことなどが好調の要因とみられる。その分、豪州やアジア便の搭乗手続きが重なる午後七時前後は、チェックインカウンターに、長蛇の列ができる。
 カウンターを増やすには投資が必要。成田国際空港会社(NAA)営業企画推進室の川瀬仁夫(きみお)室長は「投資をすると、LCCの入居費が上がり、魅力である格安航空券の価格に影響する可能性がある」と指摘する。
 現在、成田の旅客便の25%はLCCで、NAAは今後三年間で30%にするのが目標。航空券の価格を維持しながら快適さも両立させていくことが課題だ。
 川瀬さんは「第三は低コストでの運営が基本。すぐに投資ではなく、知恵をしぼって運営を見直すことが重要。まだ手探り状態だ」と話す。国際線のカウンターの混雑は年度内に、国内線のカウンターも共同利用できるようにして、対応していく考えだ。
 第二ターミナルから五百メートル以上離れたアクセス面の不便さについては、年内に構内道路を改修し、連絡バスの乗車時間を現在の約十分から五分程度に短縮させる予定だ。
 川瀬さんは「格安運賃でなく、LCCの路線を目的に第三を利用する人もいる。若者から高齢者まで、快適に利用できるよう改善を続けていきたい」と話した。 (渡辺陽太郎)

5762チバQ:2016/04/09(土) 07:56:41
http://www.yomiuri.co.jp/local/shizuoka/news/20160408-OYTNT50293.html
搭乗者最多の69万人…静岡空港、昨年度
2016年04月09日
◆目標届かず、中国路線減響く


 静岡空港発着の国内線、国際線を合わせた2015年度の搭乗者数は69万8652人で過去最高だったことが、県が8日に発表した同空港の利用状況で分かった。県が目標とする「年間70万人」は突破できなかったが、中国からの訪日観光客を取り込み、搭乗者数は前年度比27・2%増と大幅に増加した。全体の搭乗率は63・2%だった。

 県空港利用促進課によると、15年度の国際線搭乗者数は38万9569人(前年度比59・5%増)で、年度別では過去最高の搭乗者数になった。搭乗率は67・3%だった。中国路線の相次ぐ新規就航で、昨年9月には定期便が最大13路線となり、中国からの訪日観光客が増加したことが搭乗者数増加につながった。ソウル線や台北線も、インバウンド(訪日外国人客)の取り込みで好調だった。

 国内線の搭乗者数は30万9083人(前年度比1・3%増)と堅調で、搭乗率は58・7%だった。静岡空港の運用時間延長を受けて増便された福岡線は、搭乗者数が12万6896人と過去最高になった。

 ただ、国際線では、年度の後半は国内の他空港への就航もあり、中国路線の定期便は今年3月末時点で7路線まで減少した。将来の新規就航を見据え、昨年3月に25便あったチャーター便も、今年3月は0便だった。また、今年3月の国内、国際線を合わせた全体の搭乗者数は、22か月ぶりに前年同月を下回った。

 県は14〜17年度の施策や目標をまとめた「後期アクションプラン」で、17年度までに搭乗者数を年間70万人とする目標を掲げている。

 達成まであと1348人に迫りながら、突破できなかったことについて、県の担当者は「(新規就航した)中国路線に継続してもらえなかったことが要因の一つ。夏までの勢いがあれば70万人はいけると思ったが、維持できなかった」と語り、今後、中国路線の安定化を図るとともに、東南アジアや国内線の路線誘致にも注力する考えを示した。

5763チバQ:2016/04/09(土) 07:58:27
http://www.sankeibiz.jp/business/news/160407/bsd1604070500001-n1.htm
成田LCCターミナル、道路改修で所要時間半減へ 利便性向上が急務 (1/2ページ)
2016.4.7 06:38
成田国際空港会社が今年度に、LCC(格安航空会社)専用の第3ターミナルのアクセス改善へ向け、構内道路の改修に着手することが6日わかった。現在、第2ターミナルから約11分かかっている連絡バスの所要時間を半分程度に短縮する。昨年4月に開業した第3ターミナルの初年度の利用者数は、計画を約10%上回る600万人の見込みで就航便の拡大に向け利便性向上が急務と判断した。

 第3ターミナルは、最寄りの空港第2ビル駅から約700メートル離れ、徒歩では約15分かかるため、第2ターミナルなどと連絡バスで結んでいる。

 ただ、構内道路は環状構造で右回り一方通行のため、第2ターミナルから第3ターミナルに向かう場合は約2.5キロの大回りとなり、利用者やLCC会社から改善を求められていた。

 このため空港会社は環状構造の中心部を横切る短縮ルートを新設する。このほか、バスの発着頻度も増やす方向だ。

 同社は18年度までの3年間で、保安検査場の拡張なども含む「航空ネットワーク強化」へ向け200億円を設備投資する。このうち、第3ターミナルへの新連絡道路は16年度中に改修、供用開始する方針だ。

 混雑が目立ち始めた第3ターミナルの改修も、利用者の増加に応じて判断する。夏目誠社長は「利用者750万人の想定で余裕はあるが、いずれ限界に達する」と話し、今後の大きな課題と指摘している。

 成田に現在就航しているLCCは6社。全旅客便数の25%を占め、今後3年間で30%まで高めるのが目標だ。

5764チバQ:2016/04/10(日) 22:52:50
http://jp.wsj.com/articles/SB10112349708978224122804581649870918264008
航空会社の長距離路線、世界最長便めぐる争いが激化
By GAURAV RAGHUVANSHI
2016 年 4 月 9 日 07:46 JST
 【シンガポール】航空各社は近年ではあまりありがたみを感じられないような名誉を再び手に入れようとしている。それは世界最長便を飛ばすことだ。

 アラブ首長国連邦(UAE)のエミレーツ航空は先月、ドバイのハブ空港とニュージーランド・オークランドを結ぶ直行便を就航した。飛行時間は17時間を超え、オーストラリアのカンタス航空が運航している米ダラス-シドニー路線を上回る世界最長便となった。

 燃料価格が数年ぶりの低水準付近で推移し、新型航空機の燃費が向上する中、超長距離路線が再び支持されつつある。飛行時間は長く、燃料の消費量も多いが、直行便を好む乗客を取り込むことができるという利点がある。

 米ユナイテッド航空は、シンガポールとサンフランシスコを結ぶ路線を6月に就航することを発表した。カタール航空はエミレーツをしのぐ距離となるオークランド-ドーハ路線を含むサービスを年内に開始する。

 長距離路線の運航に必要な大型機は重量があるため、それだけで多くの燃料が必要となる。また、より多くの乗組員、食料、飲料も重みが増す要因となる。

 シンガポール航空は過去に世界最長路線を運航していたが、2013年にロサンゼルスとニューアーク(米ニュージャージー州)への直行便を廃止した。だが昨年、飛行時間が18時間以上となる米国への直行便運航を可能にする欧州航空・防衛大手エアバス・グループの長距離用旅客機「A350」のローンチ顧客になることを明らかにした。

 エミレーツのオークランド-ドバイ路線は米ボーイングの「777-200LR」ジェット機を使用する。LRは「ロングレンジ(長距離)」を意味し、超長距離線で現在最も多く使用されている航空機だ。

 複数のアジア系航空会社もペルシャ湾岸の航空会社との激しい競争に直面し、比較的小型の次世代機を使用して欧米への直行便を増やすことを計画している。これらの路線はドバイやドーハなどのハブ空港を拠点として安い価格で直行便を就航しているエミレーツ航空やカタール航空に乗客を奪われていた。

 新型のエアバス「A350」やボーイングの「787」は従来機より燃費が最大20%高く、直行便は生産性の指標として頻繁に用いられる航空機利用率の向上にもつながる。

 航空予約システムを運営するラディックス・インターナショナルの事業開発部門ディレクター、オーウェン・マーフィー氏は「アジア系航空会社にとっては、より長距離の飛行が可能であることとコスト削減が中東の航空会社から市場シェアを奪い返す機会となる」と述べた。

 だが燃費が依然として問題で、こうした長距離路線は原油価格の影響を逃れられずにいる。

 エミレーツ航空は3月、さらに長距離のドバイ-パナマ路線の就航を延期した。ビジネス向けの需要と世界の経済見通しを見直した結果だとした。2016年末から17年序盤の就航を目指す考えをウォール・ストリート・ジャーナルに対して明らかにしている。

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5765チバQ:2016/04/10(日) 23:01:09
http://www.sankei.com/west/news/160406/wst1604060100-n1.html
2016.4.6 21:56

関空LCC 東南アジアが新たな主戦場に ジェットスターがフィリピン線 ピーチは那覇乗り継ぎで

 日本航空系の格安航空会社(LCC)、ジェットスター・ジャパンが7日、関西国際空港からフィリピン・マニラ線を就航させる。日本のLCCによる関空発の東南アジア線開設はジェットスターが初。関空が拠点のLCC、ピーチ・アビエーションも那覇空港を乗り継ぐ東南アジア線を計画する。航続距離が短いため国際線では台湾や韓国など近距離が中心だったLCCだが、乗り継ぎなども利用することで東南アジアが新たな主戦場になりそうだ。

 ジェットスターは平成23年9月に日航や豪カンタス航空などの出資で設立され、24年7月に成田空港を拠点に運航を開始。26年6月には関空を第2拠点化し、関空からは現在、国際線は香港、台湾の2路線で計週14便を運航する。

 フィリピン線は訪日外国人の増加を受け就航が決まった。関空で6日、報道陣の取材に応じたジェリー・ターナー最高経営責任者(CEO)は「関西で暮らすフィリピン人も多く双方向に需要があり、予約は好調。東南アジア方面は拡大していきたい」と話す。

 ただ、日本のLCC各社はエアバスの中型機A320を利用するため航続可能時間は4時間半程度。関空からはフィリピンかベトナムが距離の限界となる。このため、ピーチは那覇を拠点に乗り継ぎでの東南アジア線開設を目指す。ジェットスターも台北でグループ会社便を乗り継ぐシンガポール線を売り込む。

 一方、大型の機材を導入する一部の海外LCCはタイやマレーシアから直行で関空に乗り入れている。東南アジアからの訪日客は急増しており、路線拡大は今後も続くとみられる。

5766とはずがたり:2016/04/13(水) 10:30:23

2016年3月28日(月)
青森空港年間100万人突破、乗客に贈り物
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2016/20160328011873.asp

 青森空港の2015年度の利用者数が年間100万人を超えたことを記念して、県と青森空港振興会議、青森空港ビルは28日、同空港に到着した日本航空(JAL)、全日本空輸(ANA)、フジドリームエアラインズ(FDA)の各社の乗客に記念品を配布し、大台突破をPRした。

5767とはずがたり:2016/04/13(水) 13:33:30
2016/01/14 17:00
NY-東京が53分 超音速旅客機「Skreemr」、実現への夢
http://forbesjapan.com/articles/detail/10917

5768とはずがたり:2016/04/13(水) 13:34:55
欧州エアバス、840人乗り「空飛ぶいわしの缶詰」の受注失う
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2016-04-11/O5H81R6KLVRO01
Andrea Rothman
2016年4月12日 01:39 JST

欧州の航空機メーカー、エアバス・グループはインド洋の仏領レユニオンに本拠を置く航空会社エール・オーストラルからの超大型機「A380」2機の受注を失った。同社は同機を航空史上最も座席数の多い機体として運航することを目指していた。
  840席の配置計画を受けて「空飛ぶいわしの缶詰」と称された同機は、エアバスの受注残から外れた。11日公表されたエアバスの月間改定で明らかになったもので、受注キャンセルが確認された。エール・オーストラルは納入受け入れを再三にわたって延期していたため、キャンセルの可能性は高いとみられていた。
  エール・オーストラルは2階建ての同機を2009年に発注。パリ間でのエコノミークラス専用線に使用するとしていた。大半の航空会社はA380の客室を3クラスに分け、合わせて450-550席で運航している。
  エアバスのウェブサイトでは、A380スーパージャンボ機2機の新規受注も示している。顧客名は明らかにされていない。
原題:Airbus Loses Order for 840-Seat ‘Flying Sardine Can’ Superjumbos(抜粋)

5769とはずがたり:2016/04/14(木) 13:43:48

2016.4.14 07:07
静岡知事、空港振興策 「搭乗率65〜70%に」 東南アジア路線の開設目指す
http://www.sankei.com/region/news/160414/rgn1604140054-n1.html

 川勝平太知事は13日の定例会見で、静岡空港の利用者数の拡大に向け、現在週4便の静岡-台湾線の毎日運航や東南アジア方面の新規路線開設を目指す考えを明らかにした。平成27年度の県のまとめで63・2%だった同空港の平均搭乗率についても「65〜70%」に引き上げるとする新たな数値目標を掲げた。

 県のまとめでは、27年度の同空港の年間利用者は69万8652人で、県が目標とした70万人にわずかに届かなかった。

 川勝知事はこの結果について、「四捨五入すれば70万人で、(目標は)達成したといえる。外国人利用者数は地方空港トップで、全国8位だった」と評価。今後、利用者数の拡大に向け取り組むべき課題として、手狭になった空港ターミナルビルの拡張や飲食施設の充実、イスラム教徒のためのハラル対応やモスク設置などを挙げた。

 また、新たに就航を目指す路線として、人口が多く時差が少ない東南アジア方面を例示した。

 川勝知事は、県が3月に策定した、南海トラフ巨大地震などに伴う中部電力浜岡原発(御前崎市)の重大事故を想定した広域避難計画についても「約束通り、(原発の半径31キロ圏に住む住民の県外避難先について)12都県(の名)を明確に挙げることができた」と説明。一方で、県外避難先の具体的な市町村名については「市町名を出せる所とそうではない所がある。相手の立場を尊重しないといけない」と語り、公表時期を明言しなかった。

5771チバQ:2016/04/17(日) 12:52:57
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/economy/economy/1-0260205.html
空港民営化、来月研究会 北海道内の経済4団体、企業連合視野に
04/17 06:30、04/17 08:15 更新

 道経連(大内全(たもつ)会長)と北海道商工会議所連合会(高向巌会頭)、北海道経済同友会(横内龍三代表幹事)、北海道観光振興機構(近藤龍夫会長)の道内経済4団体は、新千歳空港を核とした道内主要空港の運営を民間に委託する空港民営化に関する研究会を設立する方向で調整に入った。5月中に初会合を開く見通しで、国内外の企業と組んで空港運営を担う特定目的会社(SPC)に出資するオール北海道の企業連合の結成を視野に入れる。

 道内企業がSPCに参加すれば、北海道の観光振興など地元の実情を踏まえた運営が期待でき、空港運営の収益が地元にも還元される。道経連は3月にまとめた道内空港民営化に関する提言で「SPCについては地元企業が主要な役割を担うことが望まれる」と明記していた。

 研究会の設立は道経連が他の経済3団体に提案し、道内企業に広く参加を呼び掛ける。SPC参画に必要な情報を参加企業に提供することが目的で、《1》SPC設立に向けた資金調達の手法《2》国内外の先進事例《3》道内空港の民営化に関する課題―などについて調査・情報収集する。参加企業が情報を共有すれば、オール北海道の出資体制も組みやすくなるとみており、今秋までに5〜6回の会合を開く見通しだ。

 運営は参加企業の会費で賄い、事務局や調査・情報収集で主軸を担うコンサルタントをプロポーザル(提案)方式の公募で選定する。具体的には4月に始まった関西国際空港(関空)と大阪(伊丹)空港の一括民営化などに関わったコンサルタントが有力視されている。国土交通省にも情報提供など協力を求める。

5772チバQ:2016/04/18(月) 00:55:15
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160416/k10010483731000.html
大分空港も24時間運用に 自衛隊などのヘリ発着に対応
4月16日 17時16分
大分空港も24時間運用に 自衛隊などのヘリ発着に対応
動画を再生する
一連の地震を受けて国土交通省は、熊本空港に加え、16日から大分空港も24時間運用とし、捜索や支援活動に当たる自衛隊や警察、消防のヘリコプターなどの発着に対応することになりました。
大分空港は、ふだん午前7時半から午後10時半までの運用ですが、管制官などの職員を増員し、24時間、航空管制ができるようにするということです。
また熊本空港は、15日、午前7時半から午後9時半までの運用時間を延長し24時間体制で運用されています。
ただ、熊本空港は滑走路に異常はないものの空港ターミナルが被害を受け、民間の定期便は、16日と17日の運航を取りやめています。

5773チバQ:2016/04/18(月) 21:41:08
http://news.goo.ne.jp/article/dime/trend/dime-2246512.html
グアムもハワイも行ける!上手に活用したいLCCの中長距離路線
04月11日 10:00@DIME

グアムもハワイも行ける!上手に活用したいLCCの中長距離路線
グアムもハワイも行ける!上手に活用したいLCCの中長距離路線
(@DIME)
 昨年から航空業界の動きが活発だ。ティーウェイ航空が関西-グアム線を就航した。日米間を結ぶLCCとしては初の路線になる。日本発の国際線LCCは近年急増したが、その行き先はほぼアジアの都市に限られていた。台湾や香港、マレーシア、タイなどである。アジア以外の地域へのLCC就航が期待される中、遂に登場したのが今回のグアム路線というわけだ。

◎以遠権を活用した中長距離路線

 ティーウェイ航空は韓国のLCCである。羽田や成田へは就航しておらず、首都圏ではあまりなじみがないものの、関西のほか札幌や福岡などの地方都市と韓国とを結ぶ定期便を持つ。

 首都圏以外の空港に関しては、「以遠権」が自由化されている。外国の航空会社が我が国を経由して別の国へ飛ぶことができる権利で、ティーウェイ航空のグアム便はまさにこの以遠権を活用したものだ。すでに就航していた大邱-関西線を、グアムまで延伸する形で実現している。要するに、大邱-グアム路線の途中区間という位置づけである。

 同様に以遠権を利用する形で、エアアジアXが関西-ホノルル線を11月より就航することも予定されている。LCCの中長距離路線が今、要注目なのだ。

 新規就航を記念して破格のキャンペーン運賃が提供されるのも、LCCではもはや恒例である。ティーウェイ航空のサイト上での最安値は、グアムまで片道、何と990円。さっそく検索してみたところ、990円の席は取れなかったのだが、4990円の席に空きを見つけ、ポチッと予約したのだった。税金や燃油サーチャージといった諸費用が込みで往復約2万3000円。これでも十分に安い。

●フライトスケジュール

◎LCCだけどLCCっぽくない

 そんなわけで、就航直後の2015年10月初旬、僕は関西からグアムへ飛んだ。いざティーウェイ航空を利用してみると、LCCらしからぬ特徴も見られた。

 まず、機内預け荷物が無料である。重量が23kgまでで、しかも2つまで預けることができる。グアムのようなリゾートへ行くとなると、アジアの週末旅行とは勝手が異なり、スーツケースもそれなりのサイズが必要になる。荷物代が別途かからないのは大きなメリットだ。

 さらには機内食も提供された。内容はおにぎりやバナナといった軽食だが、無料サービスはLCCでは特筆すべきだろう。どうせ何も出ないだろうと思い込み、出発前に空港で食事をしていたので、なんだか損した気分。

 フライトスケジュールに無理がないのも、LCCにしては珍しい部類に入る。往路は午前発で、復路は夕方発である。電車も走っていないような深夜早朝の時間帯に、空港へ行き来しなくてすむのはありがたい。

 ついでに書いておくと、羽田からの乗り継ぎもスムーズなスケジュールだ。首都圏在住者ならば成田から直接グアムへ飛んだほうが効率的ではあるものの、選択肢のひとつとして覚えておいて損はないだろう。

《窓側か通路側か座席の希望も無料で》

ティーウェイ航空は、LCCとはいえ追加料金は不要。レガシーキャリアとほぼ同じ感覚で利用できる。機材はボーイング737-800型機。

《LCCらしからぬ充実のサービス》

機内食が無料で提供される。写真は往路のもの。夕方出発の復路ではマフィンとパウンドケーキ、キットカットのセットだった。

5774チバQ:2016/04/18(月) 21:41:30
◎手軽に南国気分!節約しただけ贅沢も

 グアムは手頃にリゾートを楽しめる旅先として、根強い人気を誇る。もはや定番といってもいいだろう。それゆえ、旅するうえでの環境が整っているのは改めて魅力的だと感じた。

 どこへ行っても日本語が通じるし、治安がいいのでリラックスできる。海はきれいだし、グルメやショッピングはもちろん、レンタカーでドライブしたりと楽しみ方は人それぞれだ。

 LCCで渡航費を抑えたぶん、ホテルのランクを上げるなど、ほかの部分で贅沢をするのもひとつの手だと思う。ツアーではなく個人旅行なので、柔軟に対応できる。ハイ&ローでいいとこ取りするとうまくいく。

 グアムは久しぶりだったが、不快なことは何もなく、逆に物足りなさを覚えるほど楽チンな旅となった。いかにもアメリカンな、ジャンボサイズのステーキに舌鼓を打ちつつ、アウトレットで買い物三昧。夕暮れどきにはビーチへ出て、海に沈む太陽にウットリする、といった具合。もちろんビールもうまい。

 グアムは日本との間に1時間の時差がある。1時間遅いのではなく、早いのだ。些細なことながら、その事実に僕は軽く衝撃を受けた。LCCを利用したこれまでのアジア旅行では、現地に到着したら時計の針を巻き戻すのが常識だったからだ。西ではなく東へ飛ぶ。それだけでもずいぶん新鮮で、LCCの新時代を感じさせられたのだった。

《海だ、海だと騒ぎたい! 羽目を外しに行ってみたい!》

《SIMフリースマホで格安ネット接続》

グアムにはNTTドコモの子会社も。プリペイドSIMカードは10ドルで、容量無制限のデータ通信が1日1.95ドル、3日5.5ドルと格安。

《南国の太陽の下でグビッとする幸せ》

 

『グアム・ワン』は、2013年に登場したフレーバービール。マンゴー味が南国の海に似合う。クラフトビール『ミナゴフ』も人気。

《非日常を楽しむリゾート旅! 欲望のままに行動すべし!?》

リブBBQはグアムローカルのチャモロ料理で王道メニュー。山盛りの肉にガッツリ食らいつく、なんて過ごし方もきっといい思い出に。

《泳ぎ疲れたら繰り出そう》

大型ショッピングモールをはしごするのもグアムらしい楽しみ方だ。「グアムプレミア・アウトレット」なら掘り出し物が見つかるはず。

●LCC利用で個人手配VS格安ツアー 安いのはどっち?

グアム旅行といえば格安ツアーも多い。同じティーウェイ航空を利用したものだと、2泊3日で最安5万6000円程度(諸費用込み)で大手旅行会社が販売している。同ランクのホテルに泊まるとして、出発時期によっては個人手配したほうが安くすむケースもあるようだ。

5775チバQ:2016/04/18(月) 21:41:47
●年末はLCCでハワイへ!? 今後注目のLCC新路線

マレーシアのLCC「エアアジアX」が、関空―ホノルル線の就航を計画している。グアムに続き、ハワイへもLCCで行けるようになる。関西発ばかりでなんだか悔しいが、国産LCCのバニラエアが成田―ホノルル線を構想しているという報道もある。今後に期待だ。

文/吉田友和

1976年、千葉県生まれ。初海外旅行にして夫婦で世界一周旅行。その旅の過程をまとめた『世界一周デート』で、旅行作家としてデビュー。「週末海外」というライフスタイルを提唱し、国内外を旅しながら、執筆活動を続けている。

5776チバQ:2016/04/18(月) 21:42:17
http://news.biglobe.ne.jp/domestic/0418/mai_160418_3883030181.html
<成田空港>入管経ず47人入国 リムジンバス誘導ミス
毎日新聞4月18日(月)11時48分

 格安航空会社(LCC)のバニラエアは18日、台北発104便で17日夜に到着した乗客159人(日本人126人、外国人33人)が成田空港で入国手続きをせずに入国したと発表した。乗客を運ぶリムジンバスが誤って国内線到着口に誘導したのが原因。18日午前9時現在、47人(日本人41人、外国人6人)が入国手続きを済ませておらず、連絡が取れていない人もいるという。東京入国管理局が事実確認を進めている。

 同社によると、同便は17日午後5時に成田着の予定だったが、強風の影響で着陸できず、いったん中部国際空港に代替着陸した後、午後9時45分に成田に着いた。そのため、リムジンバスを運航する「東京空港交通」(本社・東京)の配車係が国内線と勘違いし、バスに国内線到着口に行くよう指示した可能性があるという。

 不審に思った乗客が午後10時ごろバニラエア側に指摘してミスが判明。空港内でアナウンスをしたが、既に約50人がその場にいなかった。

 バニラエアは「多くの方にご迷惑をおかけしおわびします」とコメント。東京空港交通は「事実関係を確認中」としている。

5777チバQ:2016/04/18(月) 21:42:49
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160418/k10010486171000.html
各国航空会社 制裁解除受けイラン路線再開の動き
4月18日 7時42分
イランに対する経済制裁の解除を受けてフランスとイランを結ぶ直行便が8年ぶりに首都テヘランに到着し、ビジネスなどで航空需要が高まることへの期待から、各国の航空会社の間でイラン路線を再開する動きが広がっています。
イランの首都テヘラン近郊のイマーム・ホメイニ国際空港に17日、乗客およそ170人を乗せたエールフランスのエアバスA330型機が到着しました。エールフランスは、イランの核開発問題を受けて、2008年にパリとテヘランを結ぶ便の運航を停止しましたが、問題の解決に向けて欧米などとイランが合意したことから定期便の再開を決めました。

第一便を運航したエールフランスの幹部は「週3回の定期便の再開は、私たちにとって誇りであり、喜びだ。イランとフランスや世界との関係作りに貢献したい」と話していました。

イランでは、経済制裁の解除によってビジネスや観光を目的に、訪問客が増加することが期待されていて、イギリスのブリティッシュ・エアウェイズも定期便の再開を決めたほか、ほかの航空会社でも検討する動きが広がっています。

5778チバQ:2016/04/18(月) 21:43:27
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160418/k10010486891000.html
熊本空港 あすから運航再開へ
4月18日 21時38分
熊本空港 あすから運航再開へ
地震の影響ですべての便が欠航している熊本空港について、19日から、全日空、日本航空、それにソラシドエアは一部の便で運航を再開することになりました。
発表によりますと、熊本に向けて羽田を出発する便は▽全日空が19日だけ運航する午前5時45分発の臨時便のほか、午前8時30分発、午前10時発、午後2時50分発、午後5時40分発、午後6時55分発の5便、▽日本航空は午前10時10分発、午後3時55分の合わせて2便、それにソラシドエアは、午後0時15分発、午後4時25分発の合わせて2便です。
また、熊本に向けて大阪を出発するのは▽全日空が午前7時40分発、午後2時20分発、午後4時40分発、午後7時35分発の4便、▽日本航空が、午前11時30分発の1便です。
さらに熊本に向けて中部を出発するのは、全日空の午前8時25分発、午後0時55分発の合わせて2便です。これらはいずれも熊本へ向かう便です。
各社によりますと、熊本を出発する便については、空港のターミナルビルの被害が出ている影響で保安検査ができないため、19日も欠航するということです。

5779チバQ:2016/04/20(水) 00:17:29
http://www.hokkoku.co.jp/subpage/H20160419102.htm
小松空港、200万人割れ 4年ぶり、新幹線開業で苦戦
2016/04/19 03:47
 県がまとめた小松空港の昨年度利用者数(速報値)は、前年比27%減の169万1596人となり、4年ぶりに200万人を下回った。国内線で、主力の羽田便が低迷したのをはじめ、仙台、成田便も苦戦が続き、北陸新幹線開業によるマイナス効果が鮮明になった。国際線は、ソウル便の一時運休や台北便の減便を受け、8年連続の最多更新はならなかった。

 18日開かれた県議会予算委員会協議会で、今年度県当初予算の主要施策の概要とともに報告された。

 全体の利用者数は1990年度の168万6千人と同水準の低さとなる。

 国内線は前年比29%減の150万8888人で、新幹線開業に伴い機材を小型化した羽田便が36%減の112万4107人と大きく落ち込んだ。大宮乗り換えの北陸新幹線に利用が流れている仙台便も28%減の3万9819人と低調で、成田便は7%減の2万6676人となった。

 一方、那覇便は12%増の7万4359人、福岡便は11%増の16万9091人、札幌便は2%増の7万4488人と順調に推移した。

5780チバQ:2016/04/20(水) 20:39:09
http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/list/201604/CK2016042002000121.html
埼玉の騒音軽減へ飛行高く 羽田、都心上空ルート案修正

2016年4月20日 朝刊


 国土交通省は十九日、羽田空港の国際便を増やすため、旅客機が低高度で都心上空を通る飛行ルートの実現に向け、騒音の負担軽減策の大枠をまとめた。これまでのルート案を一部修正し、到着機が空港に近づく際の飛行高度を引き上げ、埼玉県や東京都北部の住民の騒音負担を軽くした。
 南風時に埼玉県を通って北方向から到着するルート案では、着陸体勢に入る高度を引き上げ、ルートを東側に移した。騒音影響の大きい九百十五メートル以下で飛行するエリアを狭くした。
 例えば、さいたま市のJR南浦和駅付近では、飛行高度が従来案の約九百十五メートルから約千五百二十五メートルと高くなり、騒音は約四〜七デシベル軽減される。一方、空港に近い東京都大田区や品川区などの高度は従来案と変わらない。
 国交省は羽田の国際便増便に向け、東京五輪・パラリンピックが開かれる二〇二〇年までに、発着枠を現在の年四十四万七千回から三万九千回増やすことを目指しており、住民の理解を得たい考えだ。今夏までに騒音対策をまとめる予定で、航空会社に低騒音機の使用を促すため、着陸料の見直しなども検討している。

5782チバQ:2016/04/21(木) 23:37:41
http://www.asahi.com/articles/ASJ4N5D1GJ4NOIPE01C.html
中部空港1000万人超、7年ぶり 新規就航が追い風
2016年4月21日11時01分

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 中部空港の2015年度の旅客数は前年比5・3%増の1042万人だった。1千万人超えは08年度以来7年ぶりで、想定を上回った。中国や台湾便の新規就航が相次ぎ、訪日外国人が大きく増えたことが追い風となった。

 20日、空港の運営会社が発表した。旅客数の内訳では、国際線が8・8%増の489万人、国内線が2・3%増の552万人だった。国際線の利用者で日本人は4%減ったが、外国人が45%も増えた。春秋航空やタイガーエア台湾など、格安航空会社(LCC)の就航が続いた影響だ。

 訪日外国人の消費に支えられ、空港内の商業施設の売上高も過去最高を記録。23・1%増の312億円だった。特に免税店は42%伸びて過去最高だった。

 空港会社は19年9月までにLCC専用ターミナルを新設する方針を3月に発表。年間の旅客数を19年度までに1500万人にする計画も掲げている。

5783とはずがたり:2016/04/25(月) 17:24:47

2016/4/13 18:45神戸新聞NEXT
神戸空港搭乗者数 4年ぶり250万人台回復
http://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/201604/0008986508.shtml

 開港10年を迎えた神戸空港の2015年度の搭乗者数が、14年度比3・6%増の253万2869人だったことが、神戸市のまとめで分かった。前年度実績を上回るのは2年連続で、11年度以来4年ぶりに250万人台を回復した。経営破綻したスカイマークが16年3月に民事再生手続きを終結させるなど、旅客数は回復傾向にあるという。

 同社が15年8月に米子便を、同10月に仙台便をそれぞれ休止したが、代わって増便した鹿児島線などが好調だった。14年度の搭乗者数を約9万人上回った。

 14年度と比較できる6路線では、新千歳線(14年度比6・2%増)、茨城線(同12・5%増)、羽田線(同9・6%増)、長崎線(同3・7%増)、鹿児島線(同71・5%増)の5路線が増加。那覇線(同0・6%減)のみ減少した。

 月別では、12月以降は対前年同月でプラスを維持。3月の搭乗率は78・8%で、3月としては開港以来最高だった。

 航空会社別では、スカイマークが前年度比9・2%増。全日本空輸は同7・0%減、ソラシドエアは同8・3%減、AIRDO(エア・ドゥ)は同11・4%減だった。

(黒田耕司)

5784チバQ:2016/04/26(火) 00:31:45
>昼間を含む時間帯は全日空に3往復、日本航空に2往復、深夜・早朝の時間帯については全日空に1往復を配分する

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160423/k10010495261000.html
羽田-アメリカ航空路線 発着枠の配分方針固まる
4月23日 12時25分
羽田-アメリカ航空路線 発着枠の配分方針固まる
動画を再生する
日米航空交渉で決まった羽田空港からアメリカに飛ぶ日本側の1日6往復の発着枠について、国土交通省は、昼間を含む時間帯は全日空に3往復、日本航空に2往復、深夜・早朝の時間帯については全日空に1往復を配分する方針を固めました。
日本とアメリカはことし2月の政府どうしの航空交渉で、羽田空港からアメリカに飛ぶ路線で、これまでゼロだった昼間を含む時間帯にも新たに発着枠を設けることで合意しました。
これについて国土交通省は、日本側に割り当てられた昼間を含む時間帯に1日5往復、そして深夜・早朝の時間帯の1往復をどのように航空会社に配分するか検討してきました。
その結果、昼間を含む午前6時から午後11時までの時間帯は、全日空に3往復、日本航空に2往復、深夜・早朝の時間帯の1往復は全日空に配分する方針を固め、今月26日にも正式に発表することにしています。
各航空会社は今後、具体的な路線を決めることにしていますが、昼間を含む時間帯では、羽田空港とニューヨークやシカゴを結ぶ路線が、ことし10月下旬に開設される見込みです。

5785チバQ:2016/04/26(火) 00:33:14
http://diamond.jp/articles/-/90108
2017年のゴールデンウィークに格安で海外に行く裏技
「東京⇔ソウル」の特典航空券を早めに予約すれば、
ハワイでもイタリアでも、どこでもお得に行ける!
 2016年はゴールデンウィークの曜日配列が良く、中には「4月29日(金)から5月8日(日)まで10連休」という人もいるのではなかろうか?

 しかし、ゴールデンウィークの1カ月ほど前に海外旅行の計画を立てようとして、2016年4月29日(金)出発、5月8日(日)帰着の航空券を調べてみたものの、航空券の値段が非常に高かったり、すでに満席になっていたりして、海外旅行を断念した人は多いのではないだろうか。

 まして、今から2016年のゴールデンウィーク期間中の海外行き航空券を予約するのは難しいだろう。そこで、少し気が早いかもしれないが、2017年のカレンダーに目を配っていただきたい。実は、2017年のゴールデンウィークは、2016年と同様、もしくはそれ以上に配列が良いのだ。カレンダー通りの休みの人は、2017年5月3日(水)から7日(日)までの5連休で、中には4月29日(土)から5月7日(日)までの9連休となる人もいるはずだ。

 このような大型連休がある場合、筆者ならば、かなり早い段階で2017年4月29日(土)の「東京⇒ソウル」、5月7日(日)の「ソウル⇒東京」の特典航空券を押さえておく。

ソウル発着便なら、東京発着便の約1/3の値段で
チケットが買えることも!

 スターアライアンス特典航空券は330日前から予約が可能で、シーズンによる必要マイル数の変動がない。ANAマイルを使用した場合には、1万5000マイルで「東京⇔ソウル」のエコノミークラス往復航空券を発券できる。

 また、「東京⇔ソウル」間は、かなり多くの便数が出ており、旅行シーズンのピーク時でも、比較的に特典航空券の予約が容易だ。

「なぜソウル行きの航空券なのか」と思われるかもしれないが、単にソウルへ旅行に行くわけではない。「東京(もしくは日本各地)⇔ソウル」の特典航空券とソウル発の航空券を組み合わせて使うのだ。仁川国際空港は言わずと知れたアジアのハブ空港なので、アシアナ航空や大韓航空を始め、数多くの航空会社が就航している。

「ゴールデンウィークが繁忙期」というのは、あくまで日本国内の話であり、ソウル発の飛行機ならば特典航空券がはるかに取りやすくなる。また航空券を購入する場合も、日本発の航空券に比べて、割安での購入が可能となる。

 ちなみに、2016年4月29日(金)の「東京⇒バンコク」、5月8日(日)の「バンコク⇒東京」のタイ航空の航空券価格を調べてみたところ、最安価格が往復14万2950円。しかし、「ソウル⇔バンコク」で調べてみると、円換算で往復5万円弱だった(記事執筆時)。

5786チバQ:2016/04/26(火) 00:33:33
 2015年の4月にANAの特典航空券のルールが改正され、「総飛行マイル制」から「ゾーン制」に変更になった。例えば、以前は「成田⇒ソウル⇒バンコク⇒ソウル⇒成田」という特典航空券の発券が可能だったが、現在は「成田⇔ソウル」と「ソウル⇔バンコク」の2つの航空券を発券しなければならない。
(関連記事⇒ANA特典航空券のルール改正を100%活用する方法!東京⇔沖縄の特典航空券が、通常2万1000マイルからソウルを経由することで1万8000マイルとよりお得に)

 少々、面倒臭くなってしまったようにも思えるが、「2つの航空券が必要」と割り切れば、前述のような手段が浮かんでくるのだ。

 なお、特典航空券の場合は、経路変更がなければ運航日の直前まで、便や日程の変更が可能。つまり、仮に連続休暇が取れなかったら、帰りの日程を繰り上げたり、まったく別の週末に振り替えたりすることができるのだ。また、3000マイルのペナルティを払えば、特典航空券をマイルで払い戻すことも可能だ。

 来年のゴールデンウィークに海外旅行に行くことを考えているのであれば、とりあえず早めに「日本⇔ソウル」の特典航空券さえ予約しておき、その後の行程は直前までじっくり考えればいい。

 ちなみに、ANAマイルを利用して特典航空券を取得する場合、往路と復路の両方をANA便にすると「ANA国際線特典航空券」のルールが適用され、ゴールデンウィークはハイシーズン扱いになり、一人あたり1万8000マイルと、3000マイルも余計に必要になってしまう。したがって、片道をアシアナ航空にして「スターアライアンス特典航空券」のルールが適用されるようにするといいだろう。

 以上、今回は、来年のゴールデンウィークに海外旅行をするために、早い段階で「東京⇔ソウル」の特典航空券を予約するのがおすすめであることを解説した。まだまだ先の話ではあるが、来年のゴールデンウィークに海外旅行に行こうと考えている人は、早めに「東京⇔ソウル」の特典航空券を押さえてみてはいかがだろうか?

5787チバQ:2016/04/26(火) 00:40:43
http://mainichi.jp/articles/20160424/k00/00e/020/125000c
成田空港
LCC専用3ビル1年 予想超える旅客、課題も

毎日新聞2016年4月24日 12時52分(最終更新 4月24日 12時52分)

 成田空港の格安航空会社(LCC)専用の第3旅客ターミナルビル(3ビル)が今月、開業から1年を迎えた。旅客数は当初見込みを1割程度上回る約600万人に達し、順調な滑り出しだ。一方、チェックインカウンターなどの不足が指摘されるほか、鉄道の駅から移動に時間がかかるなど、今後に向けた課題も浮き彫りになっている。【北川仁士】

 3ビルは成田空港では22年4カ月ぶりの新ターミナルビルとして、昨年4月8日に開業した。航空会社の施設使用料を安くするため、天井の化粧板を省くなどして建設費を徹底的に抑えた。一方で、陸上トラックのような導線表示などを取り入れ、分かりやすさや快適さも追求したのが特徴となっている。ジェットスターやバニラ・エアなどLCC5社が乗り入れ、国内は札幌や福岡など12都市、国際線も台北(台湾)やメルボルン(豪州)など10都市に就航している。

 成田国際空港会社(NAA)によると、開業から今年3月末までの旅客数は当初見込みの550万人を50万人上回った。3ビルの旅客数が成田空港全体の数字を押し上げ、昨年4月〜今年2月は前年同期8%増の約3458万人と、開港以来の年間最多を更新する見通しだ。

 免税店や飲食店などテナント計約20店舗の売り上げも、当初見込みを35%上回っている。「LCC利用者の財布のヒモは固いのでは」との懸念を打ち消すほどの好調ぶりで、多くが安い航空券を買って浮いた分を買い物や飲食に回しているとみられるという。

 NAAは、早朝便に乗るため前夜に空港に来て夜を明かす乗客の声に応え、開業直後にソファの数を増やすなど、利便性向上に努めてきた。

 しかし、旅客数は受け入れ可能とされる年間750万人の8割に達し、手荷物を預けるチェックインカウンターはピーク時の混雑が激しく、時間がかかるなどの問題が出てきている。

 NAAは年度内に、預ける手荷物が少ない国内線のカウンターを、混雑時には国際線の利用客も使えるようにする方向で検討中。また、第2旅客ターミナルビルからバスで10分以上(徒歩で15分)かかっており、年内をめどにルートを見直して、6分ほどに短縮するなど、改善を進める考えだ。

 3ビルの開業から携わってきた同社CS推進部の川瀬仁夫・営業企画推進室長は「まだまだLCCの需要はあるし、NAAとして改善できる点も少なくない。首都圏にあるLCC専用ターミナルという利点を生かし、受け皿づくりを進めたい」と話している。

5788チバQ:2016/04/26(火) 00:41:25
http://mainichi.jp/articles/20160422/k00/00e/020/206000c
関西空港
外国人入国者が初の最多 2月、成田抜く

毎日新聞2016年4月22日 10時33分(最終更新 4月22日 10時33分)

 関西空港の月間の外国人入国者数が今年2月の速報値で開港以来、初めて成田空港を抜き、国内最多になった。格安航空会社(LCC)の増便などによるインバウンド(訪日外国人客)の急増が背景にあり、運営する関西エアポートは「好調な流れを一層加速させたい」と意気込む。半面、入国審査場の混雑などの課題もあり、受け入れ体制の強化が急務だ。

 法務省が3月下旬に公表した2月の出入国管理統計(速報値)によると、関空の外国人入国者数は50万2699人で、成田の49万8640人を上回った。羽田空港は25万8788人で、羽田の国際線強化が進んだことにより、首都圏への訪日需要が成田と羽田に分散したことも、関空が最多となった一因とみられる。

 関空は昨年2月(確定値)に比べ16万4882人増加。成田は5万8029人、羽田は8万1169人それぞれ増えた。

 一方、日本人出国者数の今年2月の速報値では、関空は24万9725人にとどまり、成田の53万6851人、羽田の31万6941人に水をあけられている。

 1994年に開港した関空は、巨額の建設費返済のため着陸料を高くした結果、一時は就航便の減少や撤退が続き利用者が伸び悩んだ。毎月の外国人入国者数は長年、成田の約3分の1から半分程度にとどまっていた。

 しかし、着陸料の割引などでLCCの就航が相次いだ2012年から利用者が急増。関西エアポートによると、15年の国際線の外国人旅客数は11年の3.65倍の1001万人となり、初めて日本人旅客数(607万人)を上回った。

 ただ、新たな課題も浮上している。入国審査場ではアジアからの到着便が集中する時間帯に長蛇の列が発生。混雑時は待ち時間が1時間以上かかることもある。

 政府は審査の待ち時間の目標を20分以内としているが、関空の15年の最長審査待ち時間(平均)は38分で、成田の18分や羽田の24分より長い。政府は入国審査官の増加のほか、審査ブース前に並んでいる間に指紋採取などができる「バイオカート」の導入を決定。迅速に審査できるよう環境整備を急ぐ。(共同)

5789チバQ:2016/04/26(火) 00:41:47
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201604/20160425_12020.html
<仙台空港民営化>東北観光 LCCに活路


パネル討論で発言する井上CEO(左から2人目)。左端は岩井社長
拡大写真
 7月の仙台空港民営化を契機にした東北の観光振興策を探る「新しい東北観光と仙台空港民営化シンポジウム」(同実行委員会主催)が24日、仙台市青葉区の勝山館であった。
 観光業の関係者や行政担当者ら約380人が出席した。パネル討論には2017年夏までに仙台空港を拠点化する格安航空会社(LCC)のピーチ・アビエーションの井上慎一最高経営責任者(CEO)や、空港の運営会社仙台国際空港(名取市)の岩井卓也社長らが参加した。
 井上氏は仙台空港からの新規路線について「片道4時間の距離がターゲット」と語り、国際線を含め積極的に開設を検討していく考えを示した。
 岩井氏は民営化へ向け「東北の交流人口を増やすことがわれわれの存在意義。さまざまな工夫で旅客数を増やしていきたい」と意気込んだ。


関連ページ:宮城経済
2016年04月25日月曜日

5790チバQ:2016/04/27(水) 00:12:24
http://www.sankei.com/west/news/160426/wst1604260001-n1.html
2016.4.26 05:00
【ビジネスの裏側】
「うまみのない空港だ」JAL、ANAから冷遇される関空…世界34空港運営の仏バンシのお手並み拝見

 大阪(伊丹)空港とともに関西国際空港が4月、国内空港として初めて民営化した。オリックスと仏空港運営会社バンシ・エアポートなどが出資する「関西エアポート」による運営は、訪日外国人の増加と格安航空会社(LCC)の誘致成功を追い風に視界は良好といえる。ただ、国際線をみると全日本空輸と日本航空からは、欧州や米国東海岸など有力な長距離路線を開設してもらえていないのが実情。世界の航空会社150社と強い関係を誇るバンシには国内大手2社の長距離国際線を誘致できるかが最初の課題になりそうだ。(藤原直樹)

 ■成田と羽田「デュアルハブ」

 ANAホールディングス傘下の全日空は今年、国際線就航30周年を迎えた。国際線は、18年も赤字を続け何度も撤退がささやかれたが、黒字化を果たした現在は路線網が約40都市に広がる。旅客数と飛行距離を掛け合わせた昨年度の旅客輸送実績は、日航を抜く見通しで、名実ともに国を代表する航空会社「ナショナルフラッグキャリア」へと躍進した。

 そんな全日空が進める戦略が首都圏の成田、羽田両空港に路線を集約する「デュアル(2重の)ハブ(拠点)構想」だ。全日空は今年9月から国内唯一のカンボジアとの直行便となる成田-プノンペン線を就航させるほか、今冬には国内航空会社で唯一の中南米路線の成田-メキシコシティ線開設を予定するなど、首都圏からの路線開拓に力を注いでいる。

 しかし、その全日空の戦略に関空はまったく含まれていない。背景にはビジネス客の取り込みを重視していることがある。

 全日空は欧米や東南アジア向けの中長距離路線ではビジネスクラスの席数を増強し、ビジネスとエコノミーの中間となる「プレミアムエコノミークラス」を設定するなど、旅客当たりの単価が高いビジネス客向けの戦略を徹底している。観光客主体で、ビジネス需要の少ない関空は全日空にとって「うまみのない空港」となっているのだ。

 実際、全日空が関空から開設する国際線は中国の数都市と香港路線だけだが、これも中小を含む関西企業が中国に積極的に進出していることからビジネス需要が見込めることが影響している。

 関空からの欧米など長距離路線の可能性について、全日空幹部は「すでに海外の航空会社の路線がある都市に開設すると供給オーバーになる」とそっけない。当面は冷や飯を食う状態が続きそうだ。

5791チバQ:2016/04/27(水) 00:12:51
 ■期待のロンドン線も不透明

 対する日航はハワイ・ホノルル線に加え、昨春に米ロサンゼルス線を復活させるなど、全日空にはない長距離線を関空から運航している。

 しかし経営破綻前のピーク時にはロンドンやパリ、独フランクフルトなど欧州に豊富な路線網を築いていたことを考えると、現状は物足りない。パリとフランクフルトは海外航空会社による路線があるが、ロンドンには関空からの直行便がない状況が続いている。

 日航は、ロンドン線の復活を検討しているが、日航の西日本支配人を努める中野星子執行役員は「前向きに考えているが、まずはロサンゼルス線の成功に集中したい」と歯切れが悪い。

 基準となるロサンゼルス線は平均搭乗率が80%を超え、まずまずの状況を維持している。しかしエコノミークラスの搭乗率が90%を超える一方、ビジネスクラスは伸び悩んでおり、収益性は高くない。

 日航は、全日空と比べるとまだ関空路線に前向きな姿勢をみせているが、既存路線の成果を踏み台にしないと新規の路線開設はなかなか進まないのが現状だ。

■バンシ流は通用するか

 関空に対する国内大手2社の冷遇ぶりに、関係者からは「海外の航空会社で採算がとれる路線なのに、なぜ日本の航空会社は無理なのか」と恨み節も聞こえる。

 国内大手2社がビジネス客の取り込みに力を入れている以上、日本企業の東京一極集中が関空にとって不利になる。関空は手荷物検査の優先レーンが使用できる特典などのついた法人会員の募集を始めたほか、国内空港初のレンタルオフィスをオープンさせるなど「ビジネス客が使いやすい空港」を目指すが、関西経済の地盤沈下の影響を大きく受けている。

 この状況を変える切り札になり得るのが、4月から関空の運営に参画したバンシの存在だ。

 世界34空港の運営に参画するバンシは路線開設のための専門チームを所有している。緻密なマーケティングで需要を予測した上で、季節ごとの需要や競合状況に基づき着陸料を柔軟に変動するなど航空会社も納得できる提案で世界の空港への路線誘致に成果を上げている。

 ただ、海外150以上の航空会社と強いコネクションを誇るバンシだが、海外で運営する空港に日本の航空会社が就航したケースはいまだなく、9月からの全日空の成田-プノンペン線が初めてとなる。それだけに「バンシ流」が国内大手2社にどこまで通用するかは未知数だ。

 それでも、バンシのニコラ・ノートバール社長兼最高経営責任者(CEO)は「これまで世界の航空会社とつくってきた良好な関係は日本の航空会社とも必ずつくることができる」と自信をみせる。

 これまで縁の薄かった日本の航空会社を振り向かせることができるのかがバンシ流の試金石にもなりそうだ。

5793チバQ:2016/04/27(水) 00:37:13
http://www.sankei.com/politics/news/160423/plt1604230029-n1.html
2016.4.24 06:30

羽田発着枠、全日空「4」日航「2」 米路線配分で国交省方針
 日米航空交渉で決まった羽田空港の発着枠配分について、国土交通省が昼時間帯(午前6時〜午後11時)は全日本空輸に1日3便(往復)、日本航空に2便、深夜・早朝時間帯(午後11時〜午前6時)は全日空に1便を割り当てる方針を固めたことが23日、分かった。

 全日空に4便、日航に2便と傾斜配分するのは、平成22年に経営破綻し、公的支援を今も受ける日航が過度な優位に立たないようにするため。割り当ては10月末までに行う。

 羽田の米国路線の発着枠は現在、深夜・早朝に8便あり、全日空と日航が各2便、米国の4社が1便ずつ運航している。今年2月の日米交渉の結果、昼時間帯10便、深夜・早朝時間帯2便の計12便に増やし、日米での折半が決まっていた。

 羽田からニューヨークなど米東海岸への路線は、羽田を深夜・早朝に出発すると現地到着も深夜で不便となるなどの理由で、現在は運航されていない。昼時間帯の枠が配分されれば、利便性が高まりそうだ。

 ユナイテッド航空など米航空会社4社は、昼時間帯に発着するニューヨーク便や、米南部ダラス便などの開設を米当局に申請している。

5794チバQ:2016/05/05(木) 18:16:10
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/economy/economy/1-0266009.html
新千歳、観光戦略の要に 発着枠拡大、官邸主導で
05/03 07:10


 政府が新千歳空港の発着枠を拡大したのは、訪日外国人旅行者を2030年に6千万人まで増やすという目標実現に向け、海外で人気のある北海道の集客力を高めることが不可欠だと考えたためだ。特に観光戦略を担う菅義偉官房長官の関心は高く、今回の決定は菅氏の主導で一気に進んだ。ただ、手荷物運搬など地上業務や税関・出入国審査・検疫(CIQ)など空港の受け入れ態勢の不十分さを指摘する声は根強い。本格的な集客増に向けて官民の本気度が問われる。

 「全国に先駆けて北海道を観光先進国にしたい。北海道への乗り入れを希望する全ての便が就航できるようにしたい」。菅氏は4月21日の記者会見で、新千歳空港の発着枠拡大を正式に発表し、北海道の観光振興への強い意欲を示した。

 新千歳の正午から午後2時ごろの時間帯は、1時間当たり32回の発着枠に対して、45回ほどの発着の希望があり、運航を諦める航空会社があるのが実態だ。

 菅氏が発着枠の拡大を国土交通省や防衛省に具体的に指示したのは3月30日に訪日外国人6千万人の目標を発表した前後。新千歳は、隣接する千歳飛行場を使う自衛隊が管制業務を一元的に担っている。防衛省は当初、訓練時間の確保や安全保障を理由に最小限の枠拡大にとどめようと窓口役の国交省と交渉してきた。

 だが、菅氏は4月に入り防衛省幹部を官邸に複数回呼び出し、「四六時中、自衛隊が訓練しているわけではないだろ」と一喝。月、木曜日に発着を禁じている中国機については「毎日就航」を最低条件とした上、1時間の発着枠についても、国交省の予算で新たな管制機器の整備を認めるなどし、当初想定より実現を1年前倒しさせた。

 中国機の発着制限の緩和は道内でも「早期の実現は困難」とみられてきただけに、道幹部も「画期的だ」と手放しで喜ぶ。旭川や函館、帯広など道内の他空港では「一時的に海外便が減る」との見方もあるが、波及効果への期待も大きい。

 旭川市幹部は「北海道観光は札幌だけで完結しない。旭川に来る観光客の増加につながる」と歓迎。釧路空港ビルの小林強社長も「新千歳から空路やJRで釧路に来る周遊観光が増える可能性もある」と話す。(東京報道 村田亮、経済部 佐々木馨斗)

5795チバQ:2016/05/05(木) 18:16:32
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/economy/economy/1-0266016.html
新千歳参入・増便、アジア勢9社検討 発着枠拡大で
05/03 06:30


 国が新千歳空港の航空機の発着枠を今秋から順次拡大するのに伴い、訪日外国人の8割以上を占めるアジア地域の航空会社のうち少なくとも9社が定期便の新規就航や増便を検討していることが北海道新聞の取材で分かった。日中の1時間当たりの発着枠は来年3月下旬から10回増の42回となり、1日最大150回分増える。国は発着枠拡大で新千歳の国際線の乗降客数が今の2倍近い400万人になるとみており、今後も就航を希望する航空会社が増えそうだ。

 国内の空港に就航しているアジアの主要航空会社30社に聞き取り、25社から回答を得た。このうち既に新千歳に定期便を運航しており、その増便を検討するとしたのは中国国際航空(中国・北京)、天津航空(同・天津)、中国東方航空(同・上海)、香港航空の4社と、エアプサン(韓国)、エアアジアX(マレーシア)の格安航空会社(LCC)2社の計6社。

 7月にソウル線に就航するアシアナ航空(韓国)もその後の増便を検討する。LCCのティーウェイ航空(同)は来年にも韓国・大邱(テグ)線の開設を計画し、年末年始に季節定期便を運航しているシンガポール航空も運航期間の拡大を検討すると答えた。

 天津航空の日本支社は、既に本社に増便を働きかけており「週2便が3、4便に増えれば乗客の選択肢が広がる」と期待する。新千歳―釜山線を週3便飛ばすエアプサンは「枠が増えれば毎日運航も可能になる」という。

5796チバQ:2016/05/08(日) 22:01:10
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016050700202&g=eco
空の便減少に危機感=新幹線開業で旅客離れ-北陸

富山空港を移動する全日空機。富山-羽田線は3月下旬の夏ダイヤから減便した=4月20日、富山空港
 北陸新幹線が開業して1年2カ月。北陸は今も観光ブームに沸くが、首都圏との主要な交通手段だった空の便は利用者が大幅に減少した。地元は新幹線を歓迎する一方、空の重要性は薄れていないと危機感を募らせている。
 全日本空輸は夏ダイヤが始まった3月27日以降、1日6往復だった羽田-富山、羽田-小松(石川県)路線を各4往復に減らした。「国内有数のドル箱」とも呼ばれた両路線だったが、新幹線開業後は搭乗者が約4割減。運賃値下げでも減少に歯止めはかからなかった。
 石井隆一富山県知事は羽田線について「全国各地や海外との交流を支える極めて重要な路線」と指摘する。九州や沖縄、アジア各国などへ旅行するには、羽田経由が最も便利なためで、新幹線開業後も乗り換えのために羽田線を利用する旅行者数は「ほぼ横ばい」(全日空)という。
 富山県にとって羽田減便は「空港維持に直結する」(県幹部)問題でもある。富山空港は県営で、年間管理費は約5億円。約7割を羽田線の着陸料で賄ってきたが、2015年度に続き、16年度も減便でさらに落ち込む見通しだ。赤字は県財政から穴埋めされる。
 富山には台北、上海、大連など国際線4路線が就航。地上業務は全日空に委託されているが、羽田線がさらに縮小されれば、国際線の運航にも影響が及びかねない。県は昨春、県庁関係者の出張にできるだけ空の便を使うよう通知し、路線維持への取り組みを始めた。(2016/05/07-16:12)

5797チバQ:2016/05/10(火) 23:17:15
http://toyokeizai.net/articles/-/115666?utm_source=goo&utm_medium=http&utm_campaign=link_back&utm_content=related
成田アクセスに風穴開けた「格安バス」の実力
インバウンド需要や利便性が追い風に!
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鳥海 高太朗 :航空・旅行アナリスト 帝京大学非常勤講師

最初はガラガラだったバスが今やつねに満席に──。2012年8月、千葉県の平和交通(ビィー・トランセグループ)が運行を始めた、東京駅・銀座と成田空港を結ぶ格安バス「THEアクセス成田」のことだ。

最初の半年間は同時期に運行開始した京成バス「東京シャトル」に比べて知名度が低く、乗車人数が数人ということも珍しくなかった。だが「トイレがついている」「座席がゆったりしている」などの口コミで利用者が増え、2014年12月にはJRバス関東との共同運行を開始するまでに至った。

共同運行開始に伴い、東京駅での乗車場所は駅から少し離れた八重洲通り沿いのバス停から八重洲南口前の「東京駅JR高速バスターミナル」に変更し、更に2015年4月8日の成田空港LCCターミナルオープンに合わせてダイヤを改正。1時間当たり4本を基本とし、次のバスまでの間隔を最大20分間にした。

口コミで外国人利用者が増加


国内外の空港アクセスに関するより詳しい内容は、4月25日発売の週刊東洋経済臨時増刊『鉄道完全解明全真相2016』に掲載しています。画像をクリックすると、販売サイトにジャンプします
日中時間帯の7番乗り場は成田空港行き専用になっており、日本人・外国人共にスーツケースを持った人の姿が多くみられる。鉄道駅から至近距離で雨に濡れずにバスに乗車できるのはありがたいのだ。東京駅からだけでなく、銀座駅(数寄屋橋)の乗り場から乗車する人の数も目に見えて増えていることを筆者も肌で感じている。現在1日あたり129便を運行し、平均乗車率は約7割(平和交通の担当者)とのことだ。

外国人観光客の利用においては、「海外のウェブサイトで、成田空港から都心へ安く行く方法として格安バスが紹介されており、それを見た外国人観光客がわれわれのバス乗り場に来てくれる」と前記の担当者は話す。海外での口コミが利用者数のアップに貢献しているようだ。
同じく東京駅から成田空港までの格安バス「東京シャトル」(京成バス)も日中20分間隔で1日113便を運行する。平和交通とJRバス関東が運行する「THEアクセス成田」は片道1000円であるのに対し、「東京シャトル」は事前予約をすれば片道900円、更に4月からは多頻度利用者向けに50回の回数券を4万2800円(1回あたり856円)で販売するなど、両社の乗客争奪戦が繰り広げられている。

成田空港では両社が同じバス停を使っており、両社合わせると10分間隔で東京駅方面のバスが運行されていることから、先発のバスに乗車する人も多い(東京シャトルは空港内のカウンターで事前に乗車券の購入が必要)。

5798チバQ:2016/05/10(火) 23:17:51
老舗のリムジンは利便性で勝負


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老舗のリムジンバスは利便性と居住性で対抗
一方、空港アクセスでは老舗である東京空港交通(エアポートリムジン)は、都心〜成田空港まで片道3000円前後と格安バスより割高であるが、都内の主要ホテルのほとんどに直接乗り入れているなど利便性が高く、外国人の利用者が多く見られる。

加えて、羽田空港、東京ディズニーリゾート、横浜駅(横浜シティ・エア・ターミナル)などへはリムジンバスのシェアが高い。東京空港交通は、シート電源を設置し、座席の前後間隔が広い「スーパーキャビン」を増車し、首都圏近郊への路線を強化するなど、格安バスとの差別化を進めている。

都心と成田空港を結ぶ鉄道利用者にも変化が見られる。格安バスの台頭により、一時期は東京駅からの鉄道を利用していた人がバスにシフトするなど鉄道利用者が減少傾向にあったが、現在のJR東日本「成田エクスプレス」では訪日旅行客(インバウンド)の姿が多く見られるようになり息を吹き返している。

その理由としては、訪日旅行者の増加はもちろん、短期滞在の外国人のみが利用できる新幹線を含むJR全線乗り放題チケット「ジャパン・レール・パス」(7日間で普通車用2万9110円、グリーン車用3万8880円)の利用が増えたことが大きい。

成田空港駅・空港第2ビル駅の専用窓口には「ジャパン・レール・パス」を買い求めるために長い行列ができている。成田空港で「ジャパン・レール・パス」を購入して、そのまま「成田エクスプレス」に乗車するという流れだ。

また、日本人向けにも前日までに購入することを条件に往復4940円(通常:東京から往復6040円、新宿・渋谷・池袋から往復6380円)で利用できる「N’EX往復きっぷ」を販売するなど、時間が確実に読める鉄道のメリットをアピールしている。

スカイライナーは増便に期待

もう1つの鉄道アクセスである京成電鉄の特急「スカイライナー」は、2010年に成田スカイアクセス線(印旛日本医大〜成田空港)が開業したことで、日暮里〜成田空港第2ターミナル間をわずか36分で結ぶようになった。成田空港に着陸してから都心へ急いで移動しなければならない時には一番頼りになる存在である。

原則、1時間あたり平均2本で、出発便が多い時間帯の京成上野発、到着便が多い時間帯の成田空港発は20分毎で便利である一方、時間帯によっては次の「スカイライナー」まで40分以上空いてしまうことがあり、結局他の交通機関を使うこともある。終日20分間隔で利用できるようになれば、空港アクセスとしての価値はもっと上がるだろう。

また、成田空港発の最終スカイライナーは22時30分発となっているが、23時台にスカイライナーが新設されれば、便が遅延して22時台に成田空港に到着した時でも都内周辺の多くのエリアへ終電もしくは終電前で帰ることが可能になる。これは高速鉄道の最大の強みであり、是非検討して欲しいものだ。

以前にも増して空港アクセスが多様化することは利便性アップにつながり、空港の価値を高める。格安バスが成田アクセスに間違いなく風穴を開けた。

5799チバQ:2016/05/15(日) 22:29:34
http://www.sankei.com/economy/news/160514/ecn1605140023-n1.html
2016.5.14 10:52

羽田-米コナ間の路線開設 ハワイアン航空

 米ハワイアン航空は13日、羽田空港を深夜早朝時間帯に発着し、ハワイ島コナなどを結ぶ路線の開設で米運輸省の認可を得たと発表した。現在は羽田-コナ間の直行便はなく、日本人観光客らの利便性が高まりそうだ。

 今秋にも運航を始め、週のうち3往復を羽田-コナ間、4往復を羽田-オアフ島ホノルル間とする計画。ハワイアンは現行の1日1往復している羽田-ホノルル線についても、羽田発着を深夜早朝から昼間時間帯に変えて継続する計画を運輸省に申請している。(共同)

5800チバQ:2016/05/16(月) 23:32:12
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/business/20160516-567-OYT1T50097.html
LCC8社がアライアンス…バニラ・エアなど
20:35読売新聞

 ANAホールディングス子会社の格安航空会社(LCC)バニラ・エアなど8社は16日、航空券の一括購入などができる連携組織「バリューアライアンス」を発足したと発表した。

 LCCによる国際的な連携は世界で初めて。アジア地域での乗り継ぎを便利にする狙いがある。

 参加したのはバニラに加えて韓国チェジュ航空、フィリピンのセブパシフィック航空など6か国の8社。例えば、バニラで日本から台湾に行き、別のLCCでシンガポールに行く場合、今秋をめどに日本からシンガポールまでの航空券を共通システムで一括購入できるようになるという。

5801チバQ:2016/05/18(水) 22:04:22
http://www.asahi.com/articles/ASJ56742JJ56ULFA029.html
日本の空港、進む民営化 関空・大阪に続き7月から仙台
大平要2016年5月18日08時19分
全国で、空港を民営化する動きが本格化してきた。4月にまず関西・大阪(伊丹)空港が民営化され、7月には仙台空港も続く。国はなぜ、民営化の旗を振るのか。民営化による「自由な運営」は、利用者や地域に利益をもたらすのか。

 空港は全国に100近くあるが、このうち27空港は国が管理している。国土交通省が進めているのは、空港の運営権を長期間民間企業に委託する民営化だ。関空・伊丹と仙台の民営化後には、高松、福岡を予定。北海道では、新千歳や函館など4空港を一括して民営化する検討が進む。

 関空・伊丹の民営化は、1兆2千億円あった借金の返済がねらいだった。また、2019年度の民営化をめざす福岡空港では、国は運営権の売却で得る資金を使って、2本目の滑走路を建設する計画だ。

 一方、仙台や高松空港の民営化で国がねらうのは、経営の自由度を高めて空港間の競争を促すことだ。これまで、ターミナルビル会社は地元自治体や企業が出資する三セクが経営するものの、着陸料は国が一律で決めていた。

5802とはずがたり:2016/05/21(土) 20:55:45
【エジプト機不明】仏大統領「墜落が確認された」 エジプト首相、テロ可能性「排除せず」
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1605190057.html
05月19日 21:09産経新聞

 【カイロ=大内清】エジプト航空によると、パリ発カイロ行き804便(エアバスA320)が19日未明、行方不明となった。フランスのオランド大統領は同日、「墜落が確認された」と述べた。墜落原因は不明で、テロの可能性について、エジプトのイスマイル首相は「(現時点では)すべての可能性を排除できない」と語った。

 同機は現地時間18日午後11時9分にパリを出発。19日午前2時45分(日本時間同9時45分)ごろに連絡が途絶え、エジプト領空に約16キロ入った地点でレーダーから消失した。上空約1万1千メートルを飛行中で、救難信号などは発せられなかったという。エジプトやギリシャ当局が地中海上で機体の捜索にあたっている。

 中東の衛星テレビ局アルアラビーヤはギリシャ航空当局の話として、墜落現場は同国南部カルパトス島の南方とみられると報じた。ギリシャ南部上空で同日未明、大きな火の玉が目撃されたとの情報もある。

 同機には乗員・乗客計66人が搭乗。エジプト航空によると乗客はエジプト人30人、フランス人15人などで、日本人はいなかった。

 エジプト航空をめぐっては3月、北部アレクサンドリア発カイロ行きがエジプト人の男にハイジャックされる事件が起きたばかり。昨年10月には東部シナイ半島でロシア機がテロとみられる爆発で墜落し、220人以上が死亡。この事件ではイスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」(IS)が犯行声明を出した。

5803とはずがたり:2016/05/23(月) 12:08:37

不明のエジプト航空機、A320は普通は落ちない-専門家
Egyptair Flight MS804: Airbus A320 Aircraft 'Don't Just Crash'
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2016/05/a320.php
2016年5月20日(金)14時50分
アンソニー・カスバートソン

5804とはずがたり:2016/05/30(月) 09:57:11
結構凄い事では無いか?!大阪の東京に対するメリットはアジアに(一寸だけ)近い事ぐらいしか無いからな。

関西空港の営業利益、初の成田超え アジア便が好調
http://www.asahi.com/articles/ASJ5S3V8SJ5SPLFA006.html?iref=com_alist_8_07
伊藤弘毅2016年5月24日23時02分

http://tohazugatali.we b.fc2.com/air/AS20160524004507.jpg

 3月まで関西・大阪(伊丹)の両空港を運営してきた新関西国際空港会社が24日に発表した2016年3月期決算は、本業のもうけを示す営業利益が前年比34%増の592億円だった。関空単体では同41%増の460億円で、開港以来初めて成田空港(433億円)を上回った。

 格安航空会社(LCC)を中心にアジア便が増え、関空の利用者数が過去最多の2405万人となったことが、収益を押し上げた。売上高にあたる営業収益は同20%増の1845億円、関空単体では同26%増の1438億円だった。成田の売上高は2184億円と関空より多いが、関空は過去に合理化を進めてきたことから、営業利益では成田を上回ることができた。

 中国や韓国、台湾、香港の人たちが使う空港として、関空は今年から成田を上回り、全国一になった。こうした影響で、関空の免税店売り上げなど商業事業収入は同50%増の647億円に上った。24日の記者会見で竹嶋孝育常務は「施設を改修して売り場面積を広げ、旅行者のニーズを確実に捉えた」と話した。

5805チバQ:2016/05/30(月) 21:26:03
http://news.goo.ne.jp/article/toyokeizai/business/toyokeizai-119597.html
格安航空8社連合は一体どれだけ戦えるのか 大手軸の世界3陣営に挑む新興勢力の全貌
05月29日 06:00東洋経済オンライン

格安航空8社連合は一体どれだけ戦えるのか 大手軸の世界3陣営に挑む新興勢力の全貌
格安航空8社連合は一体どれだけ戦えるのか
(東洋経済オンライン)
ピーチ・アビエーション、バニラエア、ジェットスター・ジャパン、春秋航空日本――。再参入の準備を進めるエアアジア・ジャパンも含めて、2012年以降に相次いで就航した和製LCC(格安航空会社)は、すっかり日本の空に溶け込んだ。海外でもLCCに乗ったことがあったり、これからの利用を考えていたりする人も少なくないはずだ。

一方、LCCには日本の航空会社でいえばANA(全日本空輸)やJAL(日本航空)といったフルサービスキャリアと比べ、機材やサービス面以外でも決定的な弱点があった。それはアライアンス(航空連合)だ。

世界の航空会社は、他社のネットワークへ乗り継げる航空券をワンストップで買えたり、共同運航便(コードシェア便)やチェックインカウンター空港ラウンジの相互利用、マイレージプログラムの加算などができたりする提携関係を構築している。ANAが加盟する「スターアライアンス」、JALが入る「ワンワールド」、そして「スカイチーム」の3陣営がある。

エアアジアグループやジェットスターグループのように、複数地域にまたがるネットワークを構築しているLCCを除いて、LCCから別のLCCへと乗り継ぐ際は、どうしても別々の航空券を用意するなどの問題があったが、そこに大きな変化が生まれた。

LCC8社による「バリューアライアンス」が設立
5月16日、ANAホールディングスが全額出資するバニラエアを含むアジアのLCC8社による「バリューアライアンス」が設立された。シンガポール航空出資のスクート、フィリピンでネットワークを拡大しており日本路線にも積極的に参入しているセブパシフィック航空、タイで国内線を中心に路線網を増やしているノックエアなどだ。

国を越えた多国間LCCがアライアンスを組むのは初めて。従来は各社それぞれで運営してきたLCCの新しい動きであり、世界の航空連合の「第4極」となる。

世界の航空連合の「第4極」へ
●バリューアライアンス加盟航空会社
セブパシフィック航空(フィリピン)
チェジュ航空(韓国)
ノックエア(タイ)
ノックスクート(タイ)
スクート(シンガポール)
タイガーエア・シンガポール(シンガポール)
タイガーエア・オーストラリア(オーストラリア)
バニラエア(日本)

5806チバQ:2016/05/30(月) 21:26:27
バリューアライアンスは、自社のネットワークで就航している都市よりもさらに先の都市へ乗り継ぐ際、システムを接続することでアライアンス内のLCCであればワンストップで航空券が買えるようにする。自社のネットワークではカバーができないエリアへも自社サイトを経由して購入できるのが最大のメリットだ。万が一、搭乗している便が遅延して次の便に乗り継げなくても無料で振り替える。

LCCでは、預ける手荷物や座席指定が有料だったり、LCCによっては機内食を事前予約しなければならなかったりする場合もあるが、バリューアライアンスが導入するイギリスのエア・ブラック・ボックス社(ABB社)のシステムでは、出発地と目的地を入れることで、最適な乗り継ぎ便と運賃を選択して、ワンストップで予約・決済ができるとともにLCCの各種オプションにも対応する。

たとえば、バニラエアのホームページで成田〜シンガポールを検索した場合、成田〜台北もしくは香港まではバニラエア、台北〜シンガポールはスクート、香港〜シンガポールはタイガーエアなどへの乗り継ぎも1回で予約ができるようになる。

海外LCCの路線網がほとんどわからなくても、出発地と目的地を入れるとベストな旅程を示してくれることは大きい。バニラエアは今秋をメドにこのバリューアライアンスが利用できるように今後準備を進める。

一方、エアアジアグループやジェットスターグループは、複数の国・地域でフランチャイズ方式も含めて航空会社を運営しており、それぞれの自社ネットワークについては乗り継ぎがスムーズに行く仕組みを構築してきた。

エアアジアグループは、インドネシアやタイなどのグループ会社8社で保有機は204機、路線数は200以上、就航都市は100都市以上。ジェットスターグループも日本国内で展開するジェットスター・ジャパンも含めた4社のグループ会社全体で保有機は122機、路線数は180以上、就航都市は75都市以上となっている。

対してバリューアライアンスは、8社合わせて保有機は176機、路線数は重複する路線を含めて247路線、就航都市は160都市であり、保有機数ではエアアジアグループよりも少ない。

5807チバQ:2016/05/30(月) 21:27:00
●エアアジアグループ(9社※就航準備中のエアアジア・ジャパンを含む)

保有機204機、路線数200以上、就航都市100都市以上

エアアジア(マレーシア)
タイ・エアアジア(タイ)
エアアジア・インドネシア(インドネシア)
エアアジア・フィリピン(フィリピン)
エアアジア・インディア(インド)
エアアジアX(マレーシア)
タイ・エアアジアX(タイ)
インドネシア・エアアジアX(インドネシア)
エアアジア・ジャパン(日本)※就航準備中

●ジェットスターグループ(4社)

保有機122機、路線数180以上、就航都市75都市以上

ジェットスター(オーストラリア・ニュージーランド)
ジェットスター・アジア航空(シンガポール)
ジェットスター・パシフィック航空(ベトナム)
ジェットスター・ジャパン(日本) 

(※上記データは2016年5月16日現在)

アライアンスを組み両ブランドに対抗
正直、バリューアライアンス発足時に顔を揃えた8社の知名度は世界的に高くない。日本の読者にとって初めて名前を聞いたようなLCCも多いだろう。エアアジアとジェットスターの両ブランドが圧倒的に強く、各社でこの2強に対抗するのは難しい。そこで、アライアンスを組むことによってバリューアライアンスという枠組みの中で両ブランドに対抗していくことになる。

バリューアライアンスの構想は、シンガポールのスクート、タイのノックエア、ノックスクートの3社が2014年半ばに持った話し合いが出発点だったようだ。すでにこの3社間はシステムを接続して、乗り継ぎ旅程も予約できるようになっており、これをもっと拡大していきたいと考え、多国間でのLCC連携を模索した。昨年から他のLCCに声をかけて賛同してくれた航空会社が集まり、今回のバリューアライアンス設立に至った。

バリューアライアンスを主導する1人である、シンガポール航空の日本支社長も歴任したスクートのキャンベル・ウィルソンCEOはエアアジアやジェットスターのようなフランチャイズ方式との違いについて、こう話す。

「LCCは(都市間を直接結ぶ)ポイントtoポイントのサービスから始めました。しかし、そこから先へ乗り継げることにより広域の中で知名度を上げることができる。広域をカバーするには、エアアジアのようにフランチャイズ方式か、われわれのようなアライアンスの方式でやるかのどちらかになる。フランチャイズの場合、違うマーケットに同じブランドをばらまくことになる。フランチャイズではルールを決めて、そのマーケットに合わないルールで営業していかなければならないことも多く、これは経済的には成り立たないだろう。

私たちはそうではなく、自分の本拠地の国でしっかりとした存在であるLCCを集めてアライアンスとしてやったほうが効率的であり、それぞれの航空会社が自国のマーケットにおいて自分たちの事業計画に基づいて成長させていくことで、アライアンス自体も大きくなってくる」

これはフルサービスキャリアが加盟するアライアンスに考え方は近いものの、アライアンスの運営方式は大きく異なる。

5808チバQ:2016/05/30(月) 21:27:20
加盟航空会社の負担金も基本なし
アライアンスといえば、大手航空会社のイメージがあり、すでにフルサービスキャリアのほとんどが3陣営いずれかのアライアンスに加盟しているのに対し、LCCでは一部例外もあるが基本的にフルサービスキャリアが中心の上記のアライアンスの加盟はない。

従来のアライアンスの枠組みは、加盟航空会社が負担金を拠出してアライアンスの本部を置く。スターアライアンスならドイツのフランクフルトだ。そこへ専属スタッフを置き、新規加盟航空会社のサポートをはじめ、マイレージプログラムやITインフラの構築などを行っている。

対して、バリューアライアンスは本部も専任のスタッフも置かず、基本的には加盟航空会社の負担金もない。負担金があることで、低価格の運賃を維持できなくなればアライアンスに入ることは逆効果になるという考え方からだ。アライアンスの特徴であるマイレージプログラム(FFP)の導入やスルーチェックインなどのサービスは行わない。あくまでもLCC各社に大きな負担にならない部分でのアライアンスであり、予約アップに寄与するシステムを他社と接続させる部分の投資などに限定される。

日本乗り入れのバリューアライアンス加盟航空会社の路線

●バニラエア(7路線)

成田〜札幌・奄美大島・沖縄・台北・高雄・香港

関西〜台北

※沖縄〜台北が9月より就航予定

●スクート(2路線)

成田〜シンガポール(台北経由)

関西〜シンガポール(高雄もしくはバンコク経由)

※成田〜シンガポール(バンコク経由)が7月より、

新千歳〜シンガポール(台北経由)が10月より就航予定

●チェジュ航空(8路線)

成田・関西・中部・福岡・沖縄〜ソウル(仁川)

関西〜ソウル(金浦)

関西・福岡〜釜山

※札幌〜ソウル(仁川)が7月より就航予定

●セブパシフィック航空(5路線)

成田・関西・中部・福岡〜マニラ

成田〜セブ

バニラエアにとってはインバウンドの取り込みに期待
バニラエアの五島勝也社長

バニラエアにとっては、今回の加盟による金銭的な負担も少ないことからバリューアライアンスに入るデメリットはなく、メリットのほうが大きいだろう。日本人利用者に対しては、台北や香港から先の以遠区間へ向かうLCC利用者の取り込みが期待できるが、それ以上にインバウンドの効果のほうがより大きい。具体的には、スクート、チェジュ航空、セブパシフィック航空などを使って成田へ到着した外国人観光客が札幌へ乗り継ぐ際に、バニラエアを使うようなシーンが今後増えるだろう。

加えてバニラエアは年内にも台北から東南アジアへの路線(成田〜台北〜東南アジア)を自社便で就航する予定があり、この路線においてもバリューアライアンスのメリットを享受できる可能性が高い。

バニラエアの五島勝也社長は「ネットワークが拡大することで、日本のお客様を多く場所へ運ぶことができる。またインバウンドの取り込みにあたっても、海外でバニラエアのネットワークを使った予約を取ることができる。ホームマーケットでないサードマーケットで知名度を上げることによって、いずれは自社の翼で飛ばしていくという可能性も期待できる」と話す。

新しいタイプのアライアンスであるバリューアライアンス。現地で取材をして感じたのは、経営者が既存の航空会社に比べて若く、さまざまなアイデアや発想が期待できる。

一方、コストの徹底的な管理が至上命題であるLCCというビジネスモデルの中でどこまで一緒になって新しいことに取り組むことができるのかという課題もある。知名度をいかに上げていけるかも、勝負を分けるポイントとなるだろう。

5809チバQ:2016/05/30(月) 21:28:00
http://news.goo.ne.jp/article/ryukyu/region/ryukyu-35530008.html
那覇空港、海外路線の開設相次ぐ 就航数、8年前の8倍 沖縄の認知度向上
05月25日 05:00琉球新報

那覇空港、海外路線の開設相次ぐ 就航数、8年前の8倍 沖縄の認知度向上
琉球新報
(琉球新報)
 那覇空港と海外を結ぶ路線の新規開設が相次いでいる。中国の北京首都航空が15日に那覇-瀋陽(中国遼寧省)を就航したほか、格安航空会社(LCC)のバニラエア(東京)も9月14日に那覇-台北を開設する。2015年度末に那覇空港と結ぶ定期海外路線は10路線、週153便となり、リーマンショックなどの影響で最低水準だった08年度と比べ約8倍に伸びた。就航路線の増加要因として円安効果や、沖縄の認知度が向上したことによる旅行需要の増加が挙げられる。
 2008年度は台北、ソウル、上海の計3路線、週19便にとどまっていた。09年度に香港路線、11年度にさらに北京とグアム路線が新規開設され、6路線で週間就航便数は45便となった。
 12年度末時点では台北やソウル、上海、香港、台中の5路線が週49便を運航し、14年度は9路線の週121便と大幅に増加した。12〜15年度の直近4年間で104便増えている。
 LCCの新規参入が相次いでいる中、海外大手航空会社の新規就航もみられる。これまで那覇-ソウルに就航する大手航空会社は韓国のアシアナ航空1社だったが、今月5日に韓国航空会社最大手の大韓航空も同路線に参入した。
 中国路線の新規開設も活発だ。北京首都航空は現在那覇-杭州(浙江省)を運航しているほか、瀋陽路線も週2往復(木、日曜)を新規開設した。上海吉祥航空は7月1日から那覇-南京を週2往復で新規就航する。
 さらに、現在5社が就航する那覇-台北にバニラエアが新規参入し、1日1往復する。バニラエアにとっては沖縄からの初国際路線になる。
 一方で航空会社にとって集客しやすい昼前後の時間帯は那覇空港の発着枠が混雑しており、増便などを断念する航空会社も出ている。

5810とはずがたり:2016/06/01(水) 10:56:45
全日空機客室の気圧異常低下、女性の鼓膜破れる
http://news.goo.ne.jp/topstories/nation/141/bac03ce7045404a9a8d7a72cacf04130.html
(読売新聞) 05月31日 23:41

 国土交通省は31日、高度約5000メートルを飛行していた羽田発高知行きの全日空561便(ボーイング737―800型機)で、客室内の気圧が異常低下するトラブルがあり、乗客の女性1人が鼓膜が破れる軽傷を負ったと発表した。

 同省によると、5月27日の午前8時40分頃、同機は飛行中に計器が気圧の異常を示したことから、羽田空港に引き返した。その後、空調機器に不具合が確認され、同省は31日、事故につながりかねない「重大インシデント」に認定した。運輸安全委員会は同日、調査を開始した。

客室内の気圧が異常低下、乗客1人けが 全日空機
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/nation/ASJ50639KJ50UTIL04V.html
05月31日 19:38朝日新聞

 羽田発高知行き全日空561便(乗客・乗員170人、ボーイング737―800型機)が27日、神奈川県沖の高度約5千メートルを飛行中に客室内の気圧が異常低下し、乗客1人が左耳の鼓膜に穴が開くけがを負ったことが分かった。

 国土交通省が31日公表した。27日午前8時40分ごろ発生し、同機は約30分後に羽田に引き返した。気圧を調整する二つの空調機器が両方とも故障した。国の運輸安全委員会は重大インシデントに認定し、航空事故調査官3人を派遣した。

5811とはずがたり:2016/06/04(土) 19:32:21
大富豪がファーストクラスを選ばない本当の理由
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160602-00000010-zuuonline-bus_all
ZUU online 6月2日(木)19時10分配信

仕事で世界を飛び回る大富豪は、1年間で地球を数十周もするくらい移動している。たいていの大富豪はその際、ビジネスクラスを選び、その利用頻度の高さから、ポイント優遇などがある航空会社の上級会員のメンバーになっている。ビジネスクラスを使いつつ、上級会員カードをうまく使う大富豪の考え方と彼らが利用する特典を紹介しよう。

■年収でもマイルでもない? 上級会員の高いハードル

ANAの上級会員制度、プレミアムメンバーは「ダイヤモンド」「プラチナ」「ブロンズ」の3段階に分かれている。加入の条件は年収ではなく、利用したときにもらえるプレミアムポイントだ。これはマイルとは別に、搭乗すると貯まるものである。最上級の「ダイヤモンド」になるには、ANAグループ運航便を利用し、1年間で10万プレミアムポイントが必要である。このポイントは、ビジネスクラスで、成田―ホノルル間を少なくとも10往復はしなくてはならず、金額にして800万円ほどになる。1月1日からの1年に貯まったポイントに応じて、翌年の4月から1年間のランクに振り分けられる。

JALにも同様の制度FLY ONプログラムがあり、こちらも「ダイヤモンド」「サファイヤ」「クリスタル」の3段階に分かれている。こちらもマイルとは別の搭乗ポイント、FLY ONポイントが必要だ。最上級の「ダイヤモンド」には10万FLY ONポイントもしくは、搭乗回数120回と3万5000FLY ONポイントが必要だ。JALの場合はポイントだけの判断でなく、搭乗回数も加味される。利用航空会社も、JALだけでなくワンワールド加入の航空会社も使えるため、ANAよりは加入ハードルは低いかもしれない。ポイントだけで加入しようとすると、ビジネスクラスでの成田―ホノルル間で換算して、ANAと同じく10往復、金額にして800万円弱になる。1月1日からの1年に貯まったものに応じて、ランクに振り分けられる点も同じである。

上級会員制度は海外の航空会社でも多く設定されている。

北欧を拠点としているスカンジナビア航空には「ユーロボーナス」というマイレージ制度がある。そのマイルポイントや搭乗回数によって上級会員が4段階に分かれており、クラスが上がるほど受けられる特典の数が増えていく。アメリカ大手のデルタ航空には「メダリオン会員」という上級会員制度がある。

■ボーナスマイル、専用ラウンジ……至れり尽くせりの特典

上級会員の特典で代表的なものは「航空会社のラウンジ利用」や「専用サービスデスク」、「座席クラスのアップグレード」などだ。また、座席の指定や手荷物の受け取り、チェックイン手続きなどあらゆるシーンで優先してもらうことができる。使えるラウンジのほとんどがwi-fi完備、仮眠室やマッサージルームを備えたものも多い。

5812とはずがたり:2016/06/04(土) 19:32:38
>>5811-5812
最大の特徴がボーナスマイルである。ANA、JALともに最上級の「ダイヤモンド」会員になると、通常加算されるマイルに加え、同数以上のボーナスマイルがもらえるのだ。100マイル貯まる時には、200マイル以上を獲得できる。このほかにもマイルの有効期限がなくなるなど、さらに飛行機を使いやすくする仕組みができていると言える。

上級会員のメリットをあまり享受できない場面もある。たとえば東京-大阪路線。日本屈指のビジネス路線であるため、時間帯によっては客の半数以上が上級会員ということがある。すると優先搭乗券を持つ人の数が膨れ、優先レーンであるにもかかわらず行列ができるという光景が見られる。特典を使う路線は考えないといけないようだ。

■大富豪はビジネスクラスで、マイルを貯める?

『大富豪が実践しているお金の哲学』(冨田和成著、クロスメディア・パブリッシング)によれば、同じ時間を過ごす時に何が最も合理的かを考えると、ビジネスクラスという選択になるそうだ。エコノミークラスとは違い、横になって熟睡でき、周囲に気を使う必要もない。十分に英気を養い、到着と同時にロスタイムなく、しっかり仕事をできるので、選ぶ価値は十分にある。一方で、ファーストクラスとは、大きなサービスの違いもなく、仕事の効率や熟睡できる度合いが、運賃のように倍になるわけではない。大富豪はステイタスではなく、時間と必要なサービスにお金を払うのだ。

筆者いわく、長時間のフライトでない場合には、エコノミークラスを使う大富豪もいるそうだ。自家用機を所有する世界一の大富豪ビル・ゲイツも、一般の飛行機を使う際は積極的に、エコノミークラスを利用するという。お金の使いどころをわかっているのが、大富豪たる所以だろう。

さらに意外なことに、彼らは交換レートと使い勝手の良さから、マイルも現金感覚で貯めるのだという。ビジネスで飛行機を使うことが多い彼らにしてみれば、一石二鳥なのである。だが、貯めたマイルを航空券に変えることはあまりないそうだ。提携ポイントに変えるのに比べて、レートの悪さと早めに予約しなくてはいけないという点が、彼らのネックになる。

ビジネスクラスを使っている大富豪は何に「お金」や「時間」をかけるかをきちんと考え、その結果上級会員になっていることが多い。時間とお金の使い方を見直す時に、彼らの合理的な思考は参考になるだろう。(ZUU online編集部)

5813chibaQ@HONGKONG:2016/06/05(日) 14:51:20
http://news.goo.ne.jp/article/kahoku/nation/kahoku-01_20160601_13008.html
<仙台空港民営化>国際化へ知名度アップ必至

06月01日 10:31




がらんとした仙台空港国際線出発ロビー。利用者を増やす知恵が求められている

(河北新報)

 仙台空港が完全民営化する7月1日まで1カ月となった。空港の一体経営を担う特定目的会社「仙台国際空港」(宮城県名取市)は訪日外国人の増加を背景に国際線拡充に走りだすが、海外での知名度不足など早くも壁に直面している。民営化を契機に、関係者はアピール強化を図る構えだ。(報道部・片桐大介)

<否めぬ出遅れ感>
 「やっと来ましたね」
 3月上旬、フィリピン・マニラで開かれた商談会「ルートアジア」。世界各国の空港会社178社、航空会社95社が集う場で、仙台国際空港の営業マンは冷やかしを受けた。仙台空港の参加は初めてだった。
 世界の格安航空会社(LCC)が旅客獲得にしのぎを削り、各空港が就航数を競い合う航空業界。仙台国際空港の金子次郎管理部長は「出遅れ感は否めない。仙台、東北がほとんど知られていない」と吐露する。
 LCC誘致への武器として着陸料の減免や建設する専用施設を売り込むが、実際の交渉では優遇策への関心はそれほど高くない。LCC側は仙台や東北の人口、産業、観光の実態を重視しているという。
 「東北には需要を見込めるポテンシャルがある。今がPRのスタートだ」。金子部長は社員90人にハッパを掛ける。

<LCCが台北線>
 完全民営化を目前に控え、アシアナ航空がソウル線を増便、LCCのタイガーエア台湾は台北線を就航させる。幸先はいいが、「熊本地震で九州観光を避ける風潮や、台湾の政権交代で対中交流が細るとの予測などマーケットの変化がプラスに働いた」(空港関係者)との見方もある。
 2015年の空港利用者は311万人。うち国際線は5%強の16万人にとどまった。「東北のゲートウエー」を目指す同社は、海外渡航客や外国人観光客を取り込もうと戦略を描く。

<国際線利用促進>
 仙台国際空港が重視するのはJR東日本との連携だ。東北各地と空港のアクセスを強化する鉄道ダイヤの改善、空港から新幹線で巡る観光ルートの構築などを模索する。
 JR東日本も「仙台空港を中心に、北海道まで含めた広域ネットワークを最大限生かし、東北の観光ブランドを築いていきたい」(仙台支社)と前向きだ。
 宮城県はパスポートを新規取得した若者が仙台空港から国際線を使う場合、1万円を贈るキャンペーンを展開するなど、国際線の旅客数増加を後押しする。県空港臨空地域課の担当者は「外国人の誘客にとどまらず、東北の人から選ばれる努力を続ける」と話す。

[仙台国際空港]東急電鉄や前田建設工業、豊田通商など7社のグループが設立した特定目的会社。2015年12月に国と実施契約を締結し、正式に空港運営権者となった。

5814とはずがたり:2016/06/06(月) 19:34:59
米子空港
香港チャーター搭乗75% 知事、定期便化に期待感 /鳥取
http://mainichi.jp/articles/20151203/ddl/k31/020/673000c
毎日新聞2015年12月3日 地方版

 米子空港(境港市)と香港の香港国際空港を結ぶ定期便の来春の就航に向け、10月から実施しているチャーター便の11月末までの搭乗率が約75%と好調だ。平井伸治知事が2日、県議会本会議の西川憲雄県議(自民)の代表質問で明らかにし、「定期便化も視野に入ってきた」と期待感を示した。

 県は香港に本社を置く航空会社「香港航空」と定期便化を交渉中。10月21日?12月20日、174人乗りの飛行機で米子?香港間を16往復(ツアーは15回)するチャーター便が運航されている。県観光戦略課によると、11月末までに11回のツアーで計1428人が来県し、搭乗率は74・6%だった。県は集客実績を基に最終的な交渉に臨むとしている。

 11月24日には県幹部らが香港航空を訪問。搭乗率について同社幹部らは「旅行閑散期にもかかわらず驚くべき数字だ」などと評価したという。

 平井知事は取材に「定期便化に向けて外堀が埋まり始めた。空港の受け入れ体制などの環境整備を交渉と同時並行で着手する必要がある」と話した。【真下信幸】

5815とはずがたり:2016/06/06(月) 19:35:45

高松空港
民営化、93社から意見 市場調査締め切る 国交省 /香川
http://mainichi.jp/articles/20151128/ddl/k37/020/435000c
毎日新聞2015年11月28日 地方版

 2018年目標の高松空港の民営化に向けて、企業などが投資しやすい制度を設計するために国土交通省が行っていた市場調査が27日、締め切られた。仙台空港で同様の調査を行った際の応募数(71社)を上回る93社から意見が寄せられたという。

 国は、滑走路とターミナルビルなどの一体的運営や、最長55年間の事業期間などの条件で事業者を公募するとした案への意見を、先月30日から募集していた。商社や不動産、建設業など93社から意見が寄せられたという。

 2014年空港管理状況調書によると、仙台空港の乗降客数は約321万人。一方の高松空港は約172万人だが、仙台空港の時よりも多くの意見が寄せられる結果となった。

 国は今後、意見を反映させた実施方針を来年4月ごろ発表し、同年6月ごろ募集要項を公表する予定だ。【深尾昭寛】

5816チバQ:2016/06/07(火) 21:16:32
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/area/sapporo/1-0279321.html
丘珠の滑走路延長検討 札幌市、課題や必要性整理へ 周辺住民「認められない」
06/07 16:00、06/07 17:47 更新


市長が滑走路延長を検討する考えを示した丘珠空港。周辺には住宅地が広がる=3月31日、本社ヘリから
 札幌市の秋元克広市長が4日、丘珠空港(同市東区)の滑走路延長を検討する考えを示したことを受け、市は今後、延長の必要性や課題を整理する考えだ。丘珠発着便の誘致を優先し、当面は滑走路延長に関する具体的な調査は行わない見通し。一方、周辺住民からは「騒音や事故の危険性が高まる延長は認められない」との声が上がっている。

 秋元市長は4日、航空会社フジドリームエアラインズ(FDA、静岡市)の丘珠―静岡間の定期便就航に関連し、「丘珠はまだまだ発着枠に余裕がある。まず多くの皆さんに使っていただき、その上で冬については滑走路の延長を検討しないといけない」と述べた。

 丘珠の滑走路は現在1500メートル。経済界や市議会最大会派の自民党は「数百メートル延ばし、ジェット機が冬期間も安定運航できるようにすれば、多くの便を誘致できる」とみている。市長の発言は、こうした声を踏まえ、滑走路延長による丘珠活性化の可能性を探る意向を示したとみられる。

 丘珠発着の定期便は現在、函館や三沢(青森県)などと結ぶ北海道エアシステムの(HAC)の1日24便と、FDAが4日から10月29日まで週2日、1日1往復する静岡便のみ。市は騒音が国の環境基準をクリアできる1日44便を上限に、現在の滑走路でも運航可能な道外定期便などの誘致を進める方針だ。滑走路の延長については「実現に向け踏み込むにしても、市長2期目以降になるのでは」(市幹部)との見方がある。

 丘珠空港の滑走路を巡っては札幌市と道が1995年、当時の1400メートルから2千メートルに延長する方針を打ち出したが、周辺住民らが「騒音で生活環境が悪化する」と反発。国からも新千歳との役割分担が不明確になると指摘され、断念した経緯がある。

 「丘珠空港周辺の環境を考える市民の会」の山田澄子代表幹事は「周辺住民の生活を考えてほしい」と話し、会として延長しないよう市に申し入れる考えだ。

 札幌の経済人らでつくる「丘珠研究会」(会長・加森公人加森観光社長)は今年1月、滑走路を北西方向に200メートル延長した場合の事業費を130億円と試算した。

 丘珠は防衛省が設置、管理する空港。延長する場合、負担割合は国が85%、市と道が各7・5%となる。(水野富仁)

5817チバQ:2016/06/07(火) 21:52:01
http://www.yomiuri.co.jp/local/ishikawa/news/20160606-OYTNT50308.html
小松空港 利用3割減…昨年度
2016年06月07日
 ◆4年ぶり200万人割り込む


 小松空港(小松市)の2015年度の国内・国際線の利用者が前年度比3割減の169万2693人となり、11年度以来、4年ぶりに200万人を割り込んだことが県のまとめで分かった。北陸新幹線開業の影響で羽田便利用者が60万人以上減少したため。県は「ビジネス需要の掘り起こしを図りたい」としている。

 6日に開かれた小松空港の国際線利用促進を目指す議員連盟の総会で県が報告した。県によると、利用者数は1992年度以降、東日本大震災の影響で落ち込んだ2011年度を除き、200万人台を維持していた。

 羽田便の利用者は112万4107人で、前年度比62万5554人減だった。機体の小型化で座席数が減り、搭乗率は68・8%から70・9%と微増した。札幌、福岡、那覇の3路線は増加し、国内線合計で150万9985人(前年度比61万6041人減)となった。

 国際線は、韓国で中東呼吸器症候群が流行し、ソウル便(週3便)が1か月運休したことなどから、前年度比2・9%減の18万2708人だった。

 会合では、新たな国際路線就航や既存便の拡充を求める声が出された。

2016年06月07日 Copyright © The Yomiuri Shimbun

5818チバQ:2016/06/07(火) 21:54:10
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201605/0009135188.shtml
2016/5/30 18:05神戸新聞NEXT

神戸空港民営化「18年春を模索」 神戸市長表明
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 神戸空港の運営権売却(コンセッション)について、神戸市の久元喜造市長は30日の定例会見で、空港本体のほか、ターミナル施設や駐車場も運営権の対象範囲にする方針を正式に表明した。

 運営権者の選定手続きに向け、空港条例の改正案を6月議会に提出。神戸市の外郭団体「神戸空港ターミナル」が管理・運営するターミナル施設などを市が買い取る準備を進めるという。

 久元市長は会見で、9月ごろに運営権の範囲などを示した実施方針を公表し、2017年夏ごろに優先交渉権者を選定したい意向も表明。「あくまで市の想定で、確定はしていない」としつつ「18年春の(新運営会社による)事業開始ができないかと模索している」と述べた。

 運営権の売却は公募で実施。神戸市はオリックスなどが設立した「関西エアポート」が今年4月から運営する関西、大阪(伊丹)との3空港一体運用の実現を目指している。

(紺野大樹)

5819チバQ:2016/06/08(水) 20:24:01
http://www.yomiuri.co.jp/local/chiba/news/20160607-OYTNT50347.html
成田でLCCサミット…20社参加
2016年06月08日Tweet
あいさつする成田国際空港会社の夏目社長(成田市のヒルトン成田で)
あいさつする成田国際空港会社の夏目社長(成田市のヒルトン成田で)

 アジア・オーストラリアを拠点とする格安航空会社(LCC)約20社が参加し、北東アジアでのLCC発展に向けた課題などを議論する「LCCサミット」が7日、成田市で開幕した。8日までの2日間、約300人が出席し、経営陣らの講演やパネルディスカッションなどが行われる。

 オーストラリアの調査研究機関「CAPA」が2004年からアジア各国で開催しており、国内では05年8月の北九州市以来2回目。日韓の空港会社7社などの参加もあり、メインスポンサーの成田国際空港会社の夏目誠社長は「北東アジアのLCC市場は急速に伸びているが、北米や東南アジアに比べるとシェア(市場占有率)はまだ低い。会議を通じて市場の拡大につなげたい」とあいさつした。

 国内外のLCC14社が乗り入れている成田空港は、アジア近距離路線と国内線でLCCの拠点化を進めており、旅客便発着回数に占めるLCCの割合を15年度の25・1%から、18年度までに30%以上とする方針。夏目社長は「路線誘致や(LCC用の)第3旅客ターミナルビルの利便性向上、能力増強の取り組みを進めていきたい」と話した。

5820チバQ:2016/06/08(水) 20:24:49
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/f_toshiken/article/250565
福岡市、新空港会社出資せず 民間活力発揮へ関与抑制 [福岡県]
2016年06月08日 13時27分

 国が2019年度に民営化を予定している福岡空港について、福岡市は新たに運営を担う民間会社に出資しない方針を固めた。民間活力を最大限に発揮するため、行政の関与を抑える必要があると判断した。

 現在、ターミナルビルを運営している第三セクター「福岡空港ビルディング」への出資金7億8千万円も引き揚げ、空港周辺のまちづくりや空港へのアクセス改善に用いたい考えだ。

 民営化はターミナルビルや滑走路を一体的に運営して空港の活性化につなげる目的で、国が運営権を売却。入札は17年度にも行われる見通し。売却益は、24年度の完成を目指している滑走路増設の費用に充てる。西日本鉄道や九州電力などが「地場連合」の新会社を設立し、運営権獲得を目指す動きがある。

 国土交通省は、自治体が出資する第三セクターや企業の入札参加を認めない方針だが、落札後は地域事情に応じて企業への自治体の資本参加を認める余地を残していた。


=2016/06/08付 西日本新聞夕刊=

5821名無しさん:2016/06/11(土) 14:37:59
アムロにあこがれ、借金3000万から世界一へ 室屋義秀選手、快挙へのあゆみ
乗りものニュース 6月11日(土)9時0分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160611-00010001-norimono-bus_all

5822とはずがたり:2016/06/12(日) 22:20:43

【上海空港爆発】ビール瓶で自作した爆発物投げる 男は自ら刃物で首切り重傷
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1606120024.html
20:39産経新聞

 【上海=河崎真澄、北京=西見由章】中国の上海浦東国際空港ターミナルで爆発が発生し負傷者が出た事件で、上海市政府は12日、男がビール瓶を使って自作した爆発物を起爆させ、その後に刃物で自らの首を切り、重傷を負ったことを明らかにした。

 上海市の発表によると、12日午後2時26分(日本時間同3時26分)ごろ、男が背負っていたリュックから爆発物を取り出し、チェックインカウンター付近に投げつけて爆発させた。

 その後、リュックから刃物を取り出し、自分の首を切り、その場に倒れ込んだという。

 爆発でビール瓶の破片が飛び散り、現場にいた乗客4人が軽傷を負った。

 爆発直後には、中国メディアが目撃情報などから2つの手荷物が相次ぎ破裂したと伝えていた。

 国営新華社通信によると、負傷した乗客にはフィリピン人の男性(53)と中国人男性(67)、中国人女性(64)が含まれ、頭部や手足を負傷しているという。

5823チバQ:2016/06/26(日) 10:59:44
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/economy/economy/1-0286358.html
函館空港 国際便相次ぐ運休 中国2路線、台湾線も減便
06/26 05:00


今年に入り国際定期便の運休や減便が続く函館空港
 【函館】近年、順調に国際定期便就航を増やしてきた函館空港で一転して、運休や就航先送りの動きが相次いでいる。中国経済の減速などを背景に5月以降、中国本土とを結ぶ2路線が運休し、台湾の直行便も減便になった。これら海外航空各社は一方的に撤退・延期通告するケースがほとんどで、路線誘致を主導してきた市や経済界の交渉力の限界も見える。道内7空港の一括民営化による交渉力強化を目指す動きが一段と加速しそうだ。

低搭乗率、一方的に通告 単独交渉限界も

 「運休を伝える紙1枚がファクスで届いた」。函館市の空港担当者が困惑する。中国本土との定期国際便3路線のうち、中国国際航空の北京線は5月6日から運休。中国東方航空の杭州線も5月21日から10月29日まで運休中だ。両社は「市場の影響」「機材繰り」など最低限の理由を通告するだけで、市が両社の日本事務所に理由をただしても「本社が決めたこと」などの説明に終始したという。

 さらに北京首都航空の杭州線は当初発表した1月就航を延期し、新しい就航日は未定のまま。5月就航を発表した奥凱(オッケー)航空の西安線も7月3日に延期された。

 函館市は2000年から、アジア各国に市長や経済界のトップを派遣し、国際定期便就航を「トップセールスの成果」(観光部)ととらえてきただけに、一方的な運休・延期通告が続くことに危機感を隠さない。工藤寿樹市長が7月上旬、北京と上海にある航空各社の本社を訪問、早期再開を要請するが、前向きな回答を得られるかは微妙だ。

 「いくらプロモーションしても、中国や台湾の航空会社は、搭乗率が落ち込めば容赦なく撤退していくと思い知った」(函館の経済関係者)。函館空港ビルデングによると、国際定期便の1〜4月の搭乗率は、運航を続けている天津航空の天津線が88%なのに対し、中国国際航空・北京線は56%、中国東方航空・杭州線が61%で採算ラインとされる7割を下回った。台湾のエバー航空、復興航空も台北線が70%前後に伸び悩んだため、ともに夏ダイヤでの減便を決めた。

 中国国際航空は来年3月に発着枠が拡大される新千歳空港との定期直行便増便を視野に入れており、「利用が伸びない路線は下から切り、人気路線に機材を回さざるを得ない」(広報担当者)と話す。

 こうした函館の現状は、国などが20年までに実現を目指す道内空港の一括民営化論議を一段と加速させそうだ。新千歳、函館、稚内、釧路、旭川、帯広、女満別の7空港を一つの運営会社に委ね、航空会社に対する交渉力が増すことが確実視されるためだ。一括民営化を提唱してきた石井吉春・北大公共政策大学院長は「運営会社は新千歳で得た利潤を他の空港に振り向け、着陸料軽減や各空港の強みを打ち出した戦略的なセールスが可能になる」と指摘。結果的に今よりも地方空港の国際線維持につながるとみている。(函館報道部 長谷川紳二)

5824とはずがたり:2016/06/26(日) 14:58:28
ディズニーR、客数減地獄突入…
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160624-00010007-bjournal-soci&pos=1
Business Journal 6月24日(金)6時4分配信

 関西国際空港が営業利益で成田国際空港を逆転した。3月末まで関西・大阪(伊丹)の両空港を運営してきた新関西国際空港会社の2016年3月期連結決算の本業の儲けを示す営業利益が前期比34%増の592億円となった。関空単体では同41%増の460億円で1994年に開港以来、初めて成田国際空港会社の営業利益、433億円を上回った。4月からオリックスなど関西の30社が出資とする関西エアポートに運営権が移り、今回が最後の決算となった。

 売上高にあたる営業収益は同20%増の1845億円、関空単体では同26%増の1438億円だった。格安航空会社(LCC)を中心にアジアからの訪日客の増加で空港施設の使用料や商業施設の売り上げが伸びた。

 関空(単体)の航空機発着回数は、開港以来初めて週1200便を超えた。中国を中心に増便が相次ぎ、国内線との合計で前期比17%増の16万9000回と過去最高を記録した。このうち国際線は25%増の11万9000回となった。

 外国人旅客数は57%増の1100万人で、国際線全体の利用客の64%を占めた。国内線との合計の旅客数は20%増の2405万人。2000年度の2058万人を上回り過去最高となった。

 一方、成田国際空港会社の16年3月期の業績も好調だった。営業収益は前期比7%増の2184億円、営業利益は12%増の433億円。航空機発着回数は3%増の23万5000回と4期連続で記録を更新した。航空旅客数は国際線(3106万人)と国内線の合計で7%増の3794万人。2期ぶりに最高となった。

●“爆買い”効果で免税店の売り上げが伸びる

 関空はなぜ成田の営業利益を上回ったのか。

 関空は格安航空会社のハブ(拠点)となる戦略で中国や韓国からの旅客の獲得に成功。昨春に80億円を投じて免税店コーナーの床面積を1.4倍の6500平方メートルに拡充した効果がてきめんだった。

 16年3月期の免税店など商業施設の営業収益は661億円。前の期に比べて48%、214億円の増収となった。営業利益は45%増の213億円。連結営業利益(592億円)の36%を占める。営業増益(150億円)の44%を商業施設で叩き出したことになる。“爆買い”効果は絶大だった。

 着陸料の割り引きがLCCの誘致に寄与した。割引制度は13年春から始めた。新規就航や増便した路線で初年度80%、2年目50%、3年目30%を割り引くなど、複数の割引制度を導入した。初年度の国際線着陸料は、ボーイング777-200型機で11万円と成田(21万円)の半分。LCCの就航を後押しした。中国や韓国、台湾、香港の人たちが使う空港として、関空は成田を上回り、全国一となった。

 成田も黙ってはいない。国際線や国内線で成田空港と結ばれていない都市に新たに就航した場合、航空会社が負担する着陸料を最大で1年間無料とする制度を今年4月に導入した。中国や韓国、アジアのハブ空港をめぐる競争は激しさを増している。

後半はhttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1114776388/3775

5825チバQ:2016/06/28(火) 00:16:33
個人的には機内食なんて高コスト体質免れないんだから
止めればいいのにって思ってる
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160627-00000063-san-bus_all
ミシュラン“七つ星”に近大ナマズ…旅の楽しみ機内食の最新事情
産経新聞 6月27日(月)14時33分配信

ミシュラン“七つ星”に近大ナマズ…旅の楽しみ機内食の最新事情
シンガポール航空が日本発便のビジネスクラスで提供する「黒毛和牛大和煮」。右はファーストクラス用のメニュー=京都市東山区の菊乃井本店(写真:産経新聞)
 「空の旅」の最大の楽しみともいえる旅客機の機内食で、航空各社が差別化のため特色を競っている。大手航空会社が飲食店の格付け本「ミシュランガイド」で計“七つ星”を獲得した京都の老舗料亭の特別食で豪華さをアピールする一方、近畿大学開発の「ウナギ味のナマズ」を導入した格安航空会社(LCC)も。空港内で機内食を楽しめるレストランも人気を集める。

 ◆菊乃井の技

 「世界中のお客さまに日本の食材のすばらしさを伝えたい」。菊乃井本店(京都市東山区)で6月3日開かれたシンガポール航空の特別機内食発表会で、デビッド・ラウ日本支社長はこう話し、機内食の出来栄えに自信を見せた。菊乃井が考案した特別機内食は、日本とシンガポールの国交樹立50周年を記念し、7〜8月にシンガポール航空の日本発便のビジネスクラス以上で提供される。

 菊乃井はミシュランガイドで本店が三つ星、赤坂店(東京都港区)と木屋町店(京都市下京区)がそれぞれ二つ星を獲得。世界的にも例を見ない“七つ星”の料亭として知られる。

 ビジネスクラスでは、国産和牛をだしで煮込み、サンショウなどで味付けした「黒毛和牛大和煮」を提供。和牛の産地は便により異なり、関西国際空港発では貴重な京都産和牛を使う。ファーストクラスでは国産和牛のローストにイチジクのソース、万願寺唐辛子などを添え、いずれも国産食材にこだわっている。

 菊乃井の3代目主人、村田吉弘さんは「機内では味覚が鈍感になるため、はっきりとした味付けにする。繊細な京料理との相性は良くないが、いろいろと工夫をこらしている」と話す。

 ◆ウナギ食感

 機内食が別料金のLCCは話題性で勝負。関空を拠点にするピーチ・アビエーションはこれまでにも、たこ焼きを機内食に導入するなど独自性を打ち出すが、6月からは近畿大学がウナギの食感に似せて開発したナマズの提供を始めた。

 この夏季限定の機内食「近大発うなぎ味のナマズごはん」の価格は1350円。ごはんの上に錦糸卵を敷き、特製のたれを付けてかば焼きにしたナマズをのせた。絶滅が危惧されるなど価格が高騰している本物のウナギを使用すれば、2千円を超えるという。関空-那覇や成田-福岡など飛行時間が90分を超える国内線と、一部を除く国際線で販売。1日当たり最大30食程度用意するとしている。

 日本のナマズは本来、泥くさく脂分が少ないためウナギの味からはほど遠いが、今回提供されるナマズは近大の有路昌彦教授が平成21年から研究を始め、水質や餌を工夫してウナギの味に近づけた。

 機内食の開発はピーチ側から有路教授に働きかけ、鹿児島県産の養殖ナマズを使用。ピーチは「常に航空会社初のチャレンジを心がけており、『近大ナマズ』の導入で新しい驚きを与えたかった」としている。

 ◆空港内でも

 関空の展望ホール「スカイビュー」3階にあるレストラン「レジェンドオブコンコルド」は、飛行機の離着陸を間近に見ながら機内食を食べられるとあって好評だ。エコノミークラスに当たる通常の機内食は1700円で、「ビーフのリヨネーズソース」「舌平目のアメリカンソース」の2種類から選べる。

 3日前までに予約する必要があるが、ファーストクラスの機内食メニュー(フルコースで1万300円)なども用意する。(藤原直樹)

5826チバQ:2016/06/29(水) 22:05:23
http://www.sankei.com/politics/news/160629/plt1606290075-n1.html
2016.6.29 20:17

仙台空港、7月1日に民営化 震災復興、地域活性化に弾み期待


 仙台空港(宮城県)が7月1日、滑走路などの運営権などを民間会社に移し、国管理空港として初めて民営化する。民間の資金と経営ノウハウを取り入れることで、サービス向上や効率的な施設運営を図る。国内外から新規路線や観光客を呼び込むのが狙いで、東日本大震災からの復興に向けた地域経済の活性化につなげる考えだ。

 運営を始めるのは、東京急行電鉄や前田建設工業、豊田通商など7社が出資する「仙台国際空港」。22億円で30年間の運営権を取得した。すでに県と民間企業からなる第三セクター「仙台空港ビル」からビル運営を引き継ぎ、7月からは滑走路などと一体運営する。

 7月1日から有料だった屋上展望デッキを無料にするほか、駐車場料金の割引サービスを実施する。今後は約342億円を投じて空港ビルの改修や搭乗施設の増設などを計画。航空会社が負担する搭乗橋使用料を削減して新規就航を呼び込むほか、空港ビルの総合案内機能強化や商業店舗の充実を図る。

 新会社は30年間で年間旅客数を約1・7倍の550万人、貨物取扱量を約4倍の2万5千トンに引き上げる目標を掲げる。

5827チバQ:2016/06/30(木) 22:14:55
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016063000737&g=soc
LCC客不満解消なるか=連絡バス時間短縮-成田空港


 成田国際空港会社は30日、成田空港で鉄道が乗り入れる第2旅客ターミナルと格安航空会社(LCC)4社が使用する第3旅客ターミナルを結ぶ連絡バスの所要時間が、11月までに大幅に短縮されると発表した。現状では両ターミナル間は連絡バスで約11分かかり利用者から不評だったが、ルート変更により約4分に短縮される。(2016/06/30-17:43)

5828とはずがたり:2016/07/03(日) 16:19:52
日本ではミニスカにしただけで非難囂々だったのにw
https://www.google.co.jp/search?q=%E3%83%99%E3%83%88%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%83%E3%83%88%E3%82%A8%E3%82%A2&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ved=0ahUKEwiMqarP4NbNAhUJkZQKHQsSDSgQ_AUICCgB&biw=1920&bih=911

CAがビキニで乗務するLCC「ベトジェットエア」 前年比2倍の急成長
Forbes JAPAN 2016年7月2日 12時00分 (2016年7月3日 15時22分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/economy_clm/20160702/ForbesJapan_2688.html

CAがビーチへのフライトにビキニ姿で搭乗し、セクシーなカレンダーを発行する……。2011年設立のベトナムの格安航空会社(LCC)、ベトジェットエア(VietJet Air)は人目を引くマーケティングを実践し続けている。徹底的な”お色気路線”は当局の怒りを買うこともあるが、抜群の広告宣伝効果を発揮している。

ベトジェットは競争が激しいLCC業界の中で、着実に規模を拡大している。昨年には日本便の就航も開始したほか、先週にはタイに現地法人タイベトジェットエアを設立すると発表した。タイ法人はベトジェットエアが現在就航しているバンコク-ハノイ、ホーチミン路線を引き継ぐほか、将来的にはダナンにも乗り入れると見られている。

ベトジェットはオバマ米大統領がベトナム訪問中の先月、ボーイング社と航空機100機の売買契約も結んだ。

ベトジェットの創業者でCEOのグエン・ティ・フォン・タオは2月、「国内外のマーケットの状況を見ながら、適切なタイミングでIPOを行なう」と表明した。彼女はベトナムで初のビリオネアに名を連ねようとしている。

所得水準が上昇を続けるベトナムでは、庶民にも航空機を使った旅行が可能になり、旅行者数も増加している。ベトジェットエアも市場拡大の波に乗り、急成長している。

航空系コンサルファームCAPAによると、ベトナムは2015年にアジアで最も成長したマーケットになった。ハノイ-ホーチミン路線は世界で最も乗客数を伸ばし、7番目に大きい路線となった。

売上は前年の2倍、500億円に

ベトジェットの2015年の乗客数は前年比66%増の930万人、売上高は200%以上増加し4億8,800万ドル(約499億円)だった。同社は今年の乗客数を1,500万人、収益は倍増を見込む。国内マーケットでは国営のベトナム航空を凌駕する勢いだ。

今月初めには台湾南部の台南市に就航し、ベトジェットの就航路線は国内線36路線、国際線8路線になった。

グエンCEOは、ベトジェットのロールモデルとして、人口の少ない国に拠点を置きながらグローバルに展開するドバイのエミレーツ航空を挙げ、ベトジェットをアジアのエミレーツにしたいと語った。この5年で順調に成長し、今後の将来性の高さも考えると、彼女の目標は決して実現不可能なものではないだろう。
Brett Davis

5829チバQ:2016/07/03(日) 19:14:05
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160702-00000033-mai-soci
<仙台空港民営化>復興の後押し期待 LCC誘致がカギ
毎日新聞 7月2日(土)14時56分配信

<仙台空港民営化>復興の後押し期待 LCC誘致がカギ
国管理の空港としては全国で初めて民営化をスタートした仙台空港=宮城県名取市で2016年7月1日、佐々木順一撮影
 1日に国管理の空港として全国で初めて民営化された仙台空港(宮城県名取、岩沼市)。民間企業でつくる新会社が空港ビルと滑走路を一体管理し、効率的な空港運営を目指す。国や県は観光客増加の起爆剤と位置付け「復興の後押しをしたい」と期待を寄せる。ただ東日本大震災の影響などで国際線の利用者が低迷しており、今後は周辺の観光地や商業施設と連携して、いかに海外の格安航空会社(LCC)などを呼び込めるかが鍵となる。【鈴木一也】

 「民営化第一号として全国の先駆けとなる、非常に重要なプロジェクトだ」

 同日午後に開かれた記念式典で、石井啓一国土交通相はこう強調し、仙台空港の民営化の成否が、民営化を検討する他の空港の動向に大きな影響を与えるとの認識を示した。

 仙台空港では現在、国内線9路線、国際線4路線の定期便が就航している。県によると、2014年度の国内線・国際線の乗降客数は約324万人。国内線は震災前に比べて回復傾向にあるが、国際線は00年のピーク時から約30万人減少している。

 新しく運営主体となった東京急行電鉄など7社でつくる「仙台国際空港」は、着陸料を柔軟に設定できる利点などを生かし、LCCの国際線誘致に力を入れる。具体的には、乗客数に応じて航空会社の空港利用料を安くする新料金体系を採用する。早ければ今冬のダイヤから導入する方針だ。また搭乗橋利用料がかからないLCC向けの簡易搭乗施設を17年度中に増設し、飛行機の駐機場所を14から19に増やす。

 同社の岩井卓也社長は「LCCは海外で急速にシェアを伸ばしている。注目するのは当然だ」と狙いを語る。

 今後は空港施設の魅力向上や、周辺観光地との連携が課題となる。同社は飲食店など商業施設を大幅に増やすほか、松島や福島・会津若松への直通バスの運行を予定しているという。

5830チバQ:2016/07/03(日) 19:15:03
http://mainichi.jp/articles/20160702/ddm/012/020/031000c
仙台空港
民営化 国管理で初、路線拡張狙う

毎日新聞2016年7月2日 東京朝刊
 仙台空港(宮城県岩沼、名取市)が1日、全国に19ある国管理の空港として初めて民営化された。東京急行電鉄など7社でつくる新会社「仙台国際空港」(岩井卓也社長)が30年間の運営権を国から22億円で取得した。効率的な施設運営に加え、国内外の新規路線を拡張して観光客らを呼び込み、東日本大震災からの復興を進める東北地方の活性化につなげたい考えだ。

 民営空港は成田、関西などと合わせ六つになった。新会社は、滑走路と空港ビルを一体で管理・運営。飛行機の管制や出入国管理などは今後も国が担う。

 仙台空港は1964年に開港し、2014年度の乗降客数は、国内線・国際線合計で約324万人(県調べ)。震災前の10年度の約262万人を上回っているが、近年は伸び悩む。特に国際線はピークだった00年度の約47万人から14年度は約17万人に落ち込んだ。営業赤字は約6億7000万円(14年度)に上る。

 民営化により、着陸料を柔軟に設定することが可能となる。新会社は格安航空会社(LCC)向けの簡易搭乗施設や飲食店を約342億円かけて整備し、国際線の誘致に取り組む。30年後の乗降客数550万人(うち国際線115万人)を目標に掲げる。

 地方の国管理空港は慢性的な赤字が続いており、福岡や広島、高松などの各空港も民営化を検討している。【鈴木一也】

5831チバQ:2016/07/03(日) 22:56:49
http://news.goo.ne.jp/article/kahoku/business/kahoku-01_20160702_52021.html
<仙台空港民営化>波及効果 膨らむ期待
07月02日 11:55河北新報

 仙台空港の完全民営化を受け、山形、庄内両空港を抱える山形県関係者は訪日外国人旅行客(インバウンド)の誘致などの面で広域連携に期待を寄せている。

 「海外の格安航空会社(LCC)の就航により訪日外国人が増えれば、山形の2空港にも必ず波及効果はある」と話すのは山形空港ビルの佐藤正彦社長。「民営化を契機に、東北6県の空港が連携すればより大きなメリットが生まれる」とみる。
 山形県は海外路線の拡充を図る仙台空港の動きに合わせ、外国人観光客向け広域観光の旅行商品開発に取り組んでいる。蔵王温泉や出羽三山など県内の観光地を周遊するプランの充実を図り、仙台空港を利用する観光客の取り込みを視野に入れる。
 県インバウンド・国際交流課の担当者は「1県だけにとどまる外国人観光客は少ない。仙台から入り、山形、庄内から帰る周遊プランは旅行者のニーズに合うはずだ」と説明する。
 一方で、仙台空港に利用客を奪われかねないと心配する声もある。山形市から仙台空港まで高速道路を利用すれば車で約1時間。距離が近いだけに、仙台空港でLCCの国内線が充実すれば、価格の安い競合便が増えて山形空港の客が流出するとの懸念はある。
 吉村美栄子知事は6月27日の定例記者会見で「山形空港には仙台空港に就航していない羽田便があり、国内最大のハブに直結できる優位性を生かしたい。仙台空港と連携し、より利用しやすい空港を目指したい」と強調した。

5832とはずがたり:2016/07/04(月) 09:26:49

成田に初の24時間飲食店=「空港で一夜」増加受け
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/business/jiji-160704X043.html
06:03時事通信

 成田空港に7月6日、初の24時間営業の飲食店となる牛丼店がオープンする。24時間運用ではない空港で飲食店が終日営業するのは珍しいという。格安航空会社(LCC)の深夜・早朝便利用者らが空港内で一夜を過ごすケースが常態化したため、利用者の要望に応えた。

 成田空港の利用時間は午前6時?午後11時で、一般の航空会社の運航はほぼ午後10時ごろまでに終了する。飲食店や店舗の営業は午前7時ごろ?午後8時ごろまでが多く、終日営業しているのは、同空港を拠点とするLCCが相次いで就航した2012年以降に24時間化されたコンビニエンスストアだけだ。

 一方で、現在では空港内のソファなどで一夜を過ごす人が1日200人程度おり、カプセルホテル(129室)も満室が珍しくない状態。こうした人たちから「コンビニの食料以外で温かいものが食べたい」と要望が上がっていた。

 牛丼店が入居するのは、「空港で一夜」組が多い第2旅客ターミナルビルの2階。旅客以外の人も利用できる場所にあり、空港会社の担当者は「深夜、早朝に空港を利用する方は誰でもご利用いただきたい」と話している。

5833チバQ:2016/07/10(日) 19:07:18
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160710-35085634-cnn-int
米デルタ機、誤って空軍基地に着陸 目的地から16キロ離れ
CNN.co.jp 7月10日(日)14時50分配信

(CNN) 米大手デルタ航空は10日までに、自社の2845便が本来の目的地の米サウスダコタ州ラピッドシティー地域空港から約10マイル(約16キロ)離れた米空軍のエルスワース基地に誤って着陸する不手際があったと報告した。

米国家運輸安全委員会(NTSB)が着陸地を誤認した原因を調べている。同空港と同基地の滑走路は同一の方向に伸びているという。

デルタ航空の声明によると、同便は7日夕、乗客乗員130人を乗せ米ミネソタ州ミネアポリスを出発していた。機材はエアバス社製のA320型機。同便は基地に着陸した数時間後の夜間に、ラピッドシティー地域空港へ改めて向かったという。

2845便の乗員の搭乗勤務はNTSBの調査が続く間、取りやめとなった。同航空は乗客に不便をかけたとして謝罪した。

米国内で着陸空港を間違えた事例は今回が初めてではない。2年前にはサウスウエスト航空機が米ミズーリ州で目的地であるブランソン空港ではなく数マイル離れた地域空港に着陸するミスを犯していた。地域空港の滑走路の長さはブランソン空港の半分程度しかなく、同機は急ブレーキの作動を強いられていた。乗客乗員129人が搭乗していたが負傷者はいなかった。

5834チバQ:2016/07/10(日) 19:38:20
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/185427
舛添騒動で注目…知られざる「ファーストクラス」の世界
2016年7月10日


 舛添前都知事の公私混同騒動でにわかに注目を浴びた飛行機の「ファーストクラス」。1機にわずか数席で価格は路線や距離によっても違うが、1フライトで3桁は下らないという。そこは一体どんな世界なのか。

■専用ラウンジに高級車の送迎も

 試しに世界各国の航空会社のホームページをつらつらと眺めてみると、とにかくシートが広い。就寝時は完全にフラットになり、ベッドのように横になることができる。囲いもあるのでプライバシーも万全。食事は有名シェフが監修したフルコースで、シャンパンだって飲み放題だ。

 しかし「こんなのは序の口」と、季刊「航空旅行」の佐藤言夫編集長は言う。

「ビジネスクラスでもフルフラットシートやコース料理が当たり前になっています。ファーストクラスとの差は小さくなっているんです。ただし、1人当たりの専有面積とプライバシーの高さは全然違います」

 まずは専有面積だが、数十席はあるビジネスクラスに対し、ファーストクラスは数席。当然1人当たりの専有面積は広くなる。

 プライバシーの高さは、一般の乗客が通らないコックピットの真後ろなどに設けられていることに加え、「近ごろは完全個室が増えている」(佐藤編集長)ことによる。

 中東の「エミレーツ航空」や「エティハド航空」、アジアの「シンガポール航空」などが採用していて、シャワーも完備し、CAも呼ばなければ来ない。まさにホテルの部屋のようだ。

 ファーストクラスの優越は、機外でも味わえる。専用のチェックインカウンターや検査場を備えたラウンジでは、食事やマッサージが無料。搭乗機に高級車で送迎してくれる航空会社もある(日本ではANAが羽田空港でのファーストクラスの乗り継ぎにレクサスを使用)。まさに王様気分が味わえるのだ。

「やはり富豪の客が多い中東の航空会社はファーストクラスが充実していますね。特に2階建て旅客機A380の広くて豪華なファーストクラスは、一生に一度は体験してみたい。日本の航空会社のそれはサービスの質の高さに定評があります。CAは“客に呼ばれる前に気づく”よう教育されていて、きめ細かなサービスをするために、完全個室タイプにしないのだと聞いています」(佐藤編集長)

 庶民には夢のまた夢のファーストクラス。しかし、意外と安く乗れる裏ワザがあるという。それは「間合い運用」を狙うというもの。

 例えば、A国からB国への便が深夜に着いたとする。折り返すには中途半端な時間。しかし飛行機を遊ばせておくわけにはいかない。そこで比較的近いC国まで短時間飛ばすことを「間合い運用」といい、その際、ファーストクラスの席が安く発売されることもあるという。日本では国際線の飛行機を国内線で“間合い運用”することがあるそうだ。

「国内線ですから機内食は出ませんが、豪華なシートは体験できます。ただし、ファーストクラスと銘打っては販売しないので、シートマップで確認する必要があります」(佐藤編集長)

5835チバQ:2016/07/14(木) 21:17:35
http://www.travelvision.jp/news/detail.php?id=73454
バニラエア、成田/ホーチミン線開設、台北経由で9月から
2016年7月13日(水)

JWのA320型機
 バニラエア(JW)は9月14日から、成田/台北(桃園)/ホーチミン線に1日1便で新規就航する。JWは現在、成田/桃園線を1日4便運航しており、このうち1便を以遠権を活用して延伸する。政府や関係機関の認可が前提で、JWによれば日本のLCCで以遠権を利用するのは今回が初めて。7月14日14時から航空券の販売を開始する。

 国土交通省航空局によれば、日台間の航空関係で第3国への輸送については、2011年に交流協会と亜東関係協会が成田と羽田以外の空港での自由化に合意。このうち成田については上限を定めて就航可能とした。同局は便数などの詳細は明かさなかったが、ホーチミンは成田から就航できる都市の1つに含まれているという。だという。

 JWによれば、成田/桃園/ホーチミン線は、台湾人やベトナム人の桃園/ホーチミン間の利用がメインとなる見通しで、路線開設は台湾/ベトナム間の交流が盛んなことも踏まえて決定した。現在の成田/桃園間の需要は7割が台湾発、3割が日本発で、同区間の需要は引き続き台湾発の需要が多くなる予想だ。

 日本発については、現在と同様に成田/桃園間の利用がメインとなる見込みだが、今後は台北とベトナムを周遊する旅行需要の喚起もはかる。JWは関空/桃園線を1日1便で運航しており、9月14日からは那覇/桃園線を同じく1日1便で開設する予定。関空や那覇から台北を経由してホーチミンヘ行くことも可能だという。桃園で乗り継ぐ場合は1度降機し、保安検査を通過後に再度搭乗。受託手荷物の預け直しは不要とした。

 JW広報によれば、同社は今回の路線開設をきっかけに、桃園を「ネットワーク上の拠点にしたい」考え。整備士を置き、整備の拠点とする考えは現時点ではないものの、今後は以遠権を活用して、東南アジアなどを中心に桃園以遠の路線を充実させていくという。JWは現在、180席のエアバスA320-200型機を9機保有しており、16年度末には12機まで増やす予定。機材の増加に伴いネットワークのさらなる拡大をはかる。

 航空券はJWの公式サイトや予約センターなどで販売。運賃は「シンプルバニラ」は片道1万690円から、20キログラムまでの受託手荷物手数料などが無料の「コミコミバニラ」は1万4690円から。運航スケジュールは以下の通り。


▽JW、成田/台北(桃園)/ホーチミン線運航スケジュール(9月14日〜10月29日)
JW105便 NRT 17時40分 TPE 20時35分着・21時50分発/SGN 00時30分着※翌日(水・土)
JW105便 NRT 17時50分 TPE 20時45分着・21時50分発/SGN 00時30分着※翌日(月・木・金)
JW105便 NRT 17時55分 TPE 20時50分着・21時50分発/SGN 00時30分着※翌日(火・日)
JW102便 01時35分発/TPE 06時10分着・07時15分発/NRT 11時30分着(月・水・土・日)
JW102便 01時35分発/TPE 06時10分着・07時25分発/NRT 11時40分着(木・金)
JW102便 01時35分発/TPE 06時10分着・07時30分発/NRT 11時45分着(火)
※ホーチミン発は9月15日から運航を開始

5836チバQ:2016/07/14(木) 21:18:23
http://diamond.jp/articles/-/95541
LCCバニラ、片道約1万円のベトナム路線開設の意義
週刊ダイヤモンド編集部 2016年7月13日

 LCCのバニラエアが9月から成田―台北―ホーチミン(ベトナム)路線を就航することが「週刊ダイヤモンド」の取材で分かった。1日1往復で片道1万円程度。成田空港を17時台に出発して台北までは約4時間、台北で1時間強の乗り継ぎ時間を経て、ホーチミンに深夜0時台(現地時間)に到着する。

 LCCのバニラが利用しているエアバス320-200型機(180席)は小型機で、4時間程度しか飛行できない。香港やマニラ(フィリピン)までが限界だ。そのため、台北を経由してホーチミンまで就航することにした。台北―ホーチミンは、相手国からさらに第三国へと就航する「以遠権」を活用したもので、日本のLCCとしては初の試みとなる。

 日本の航空会社が、以遠権を利用するのは珍しい。全日本空輸(ANA)や日本航空(JAL)など大手航空会社は、利用者が好む時間帯や客室乗務員のシフトなどを総合的に判断すると、第三国間に就航するメリットが薄い。このため、日本と目的地の2地点を往復する路線がほとんどだ。

 しかしLCCは、1日の機材稼働時間を多く稼いで1座席あたりの輸送コストを低く抑えるビジネスモデルのため、以遠権を活用し、機材稼働を高める構え。LCC=飛行4時間の壁を打ち破り、東南アジア各地へ就航先の可能性が広げることができるも狙いのひとつだ。

 バニラは、2013年12月に成田空港を拠点としてスタート、早くから国際線を展開してきた。現在も台湾2地点(台北、高雄)と香港に就航している。バニラでは台湾人客の利用が旺盛なことから、成田に次ぐ第二拠点を国内空港ではなく、台北とする意向。台北には関西国際空港と那覇(沖縄)からも就航しており、台北を乗り継いで、関空や那覇からもホーチミンに向かうことができる。

 現在、日本発のLCC国際線は、台湾や香港など近距離アジアが主流だが、今後は東南アジアまでの路線が増えそうだ。

(「週刊ダイヤモンド」編集部 須賀彩子)

5838とはずがたり:2016/07/19(火) 19:11:45

シャープ、パナソニックが中韓勢に負けて… 電子部品頼みで関空貨物低迷?
http://www.sankeibiz.jp/business/news/160718/bsb1607180714001-n1.htm
2016.7.18 07:14

 平成27年度の旅客数が2405万人と過去最高を記録した関西国際空港。訪日外国人の増加を受け絶好調の旅客便の影で、貨物便は低迷している。航空貨物は家電製品や電子部品、医薬品など小型で単価の高い製品が適しているが、このうち電子部品が中国を中心としたスマートフォン市場の成長鈍化の影響にさらされている。関空を運営する関西エアポートは冷蔵倉庫などを整備し、生鮮食品を新たな主力貨物として力を入れるなど対策に乗り出した。(藤原直樹)

 スマホ鈍化が直撃

 「27年1〜3月期は13年ぶりとなる前年同期比13%の減収。(主力スマホの)iPhone(アイフォーン)販売は16%減」

 米アップルが4月に発表した27年1〜3月期決算を聞いた関西エアポートの関係者は顔を曇らせた。iPhoneを中心としたスマホの販売数が関空の貨物便の業績に直結するからだ。

 関空の27年度の貨物取扱量は前年度比6%減の70万トンと振わなかった。28年度に入ってからも、4月が前年同月比2%減の5万9千トン、5月が2%減の5万5千トンと低迷が続いている。

 不振の原因となっているのが、半導体やコンデンサーなどのスマホ向けの電子部品だ。関西は京セラや村田製作所、日東電工などスマホ向けの電子部品を主力にするメーカーが集まっており、世界中のスマホ製造拠点に向けて関空から電子部品が輸出されている。

 電子部品は小型軽量で単価が高く、完成品メーカーへの速達性が求められるため航空貨物がよく利用される。金額ベースでは、関空からの貨物輸出に占める電子部品の割合は3割を超えている。

 スマホの販売不振は電子部品メーカーの業績にも影響を与えており、29年3月期の業績予想で大手7社のうち日本電産を除く6社が減益を見込む。電子部品頼みの関空の貨物便はしばらく低迷が続きそうな状況だ。

 関西の地盤沈下で…

 関空の貨物便は19年冬季ダイヤの週201便をピークに減少傾向となり、近年は週130〜140便程度になっている。

 ピーク時は総便数に占める貨物便の割合が25%に上ったが、現在は12%程度に過ぎない。ピーク当時の貨物で多かったのが、テレビなどに使う液晶パネルやプラズマパネルだった。

5839とはずがたり:2016/07/19(火) 19:12:19
>>5838-5839
関空の位置する大阪湾岸は、かつてはシャープの液晶工場(堺市)やパナソニックのプラズマパネル工場(兵庫県尼崎市)、液晶工場(同姫路市)などが集積し、「パネルベイ」と呼ばれた時期もあった。

 しかし、シャープやパナソニックが中国や韓国メーカーとの競争に敗れ、現在は尼崎のプラズマ工場が操業を停止し、堺と姫路の液晶工場は大幅に規模を縮小させている。関西経済の地盤沈下とともに関空の貨物便も衰退の道をたどることになった。

 関西エアポート貨物営業グループの新宮早人リーダーは「貨物便はどうしても景気や産業構造の変化の影響を受けることになってしまう」と話す。

 そうした中、関空の貨物便衰退に“待った”をかけたのが、航空貨物世界最大手の米フェデラルエクスプレス(フェデックス)だった。26年から北太平洋地区のハブ(拠点)として関空を運用し始めたのである。

 フェデックスは関空の2期島に総面積約4万平方メートルの専用の物流施設を整備。最大7機が駐機可能で、毎時9千個の貨物を機械化したシステムで仕分けることができる。現在、フェデックスは週70便程度を就航させており、関空の貨物便の約半数を占めている。

生鮮食品新たな柱に

 今年4月に関空の運営を引き継いだ関西エアポートは旅客便だけでなく、貨物便誘致も成長戦略の重要な柱としている。関西エアポートは運営期間の最終年度に当たる平成71(2059)年度には関空と大阪(伊丹)空港を合わせた貨物取扱量を194・1万トンにする目標を掲げる。これは27年度の2・3倍の規模となる。

 貨物便誘致における関空の強みは、2本の滑走路を持つ海上空港のため完全24時間運用が可能なことだ。旅客便が少ない深夜早朝に離着陸することの多い貨物便にとって24時間運用は大きなメリットとなる。

 貨物便向けの施設整備も進める。昨年8月には国内空港初となる食材輸出に特化した冷蔵設備を持つ定温倉庫「キックス・クーレックス」を設置した。倉庫は5室あり、部屋ごとに厳格に温度管理できる。中国や東南アジアの富裕層を中心に人気が集まっている日本食材を関空の貨物便の新たな柱にする計画だ。

 農林水産省は食品輸出について32年までに現在の約6割増となる1兆円規模まで拡大することを目指しており、関空の航空貨物は鮮度が命の果実や野菜、魚介類などの輸送を担う。関空の27年の食品の輸出額は過去最高の約120億円を記録している。

 関西エアポートの小関貴裕航空営業部長は「フェデックスのようにハブ運用してくれる会社を誘致するのが理想だが、なかなかすぐには難しい。施設整備で利便性を高めて新しい貨物を創造していきたい」と話している。

5840チバQ:2016/07/23(土) 14:01:57
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/business/sankei-ecn1607210033.html
昼の羽田−米国便、5便決定 米運輸省が発表

07月21日 22:54産経新聞


 米運輸省が20日、羽田空港を昼間時間帯に発着する米国路線の割り当てを発表し、すでに決まっている全日本空輸や日本航空と合わせた10月以降の運航態勢が固まった。デルタ航空のミネアポリス便開設を認めるほか、現在は深夜・早朝時間帯に発着している4路線を昼間に移すことも許可する。これまで運航されていなかった米東海岸の3都市へ昼間の便が飛ぶことになり、ビジネス客などの利便性が高まりそうだ。

 今回、深夜・早朝から昼間に移る米航空会社の4路線は、デルタとアメリカン航空のロサンゼルス便、ユナイテッド航空のサンフランシスコ便、ハワイアン航空のホノルル便で、いずれも1日1往復。深夜・早朝の1往復はハワイアン航空のハワイ・コナ便を認めており、これで米国側の6往復がすべて埋まった。

 羽田の米国路線の枠は深夜・早朝の8往復のみだったが、日米交渉が2月に妥結。今秋から昼間10往復、深夜・早朝2往復を両国で折半することになった。

 日本側はすでに国土交通省が全日空に4往復、日航に2往復を配分している。全日空はニューヨークなどへ、日航はサンフランシスコなどへ飛ばす予定だ。


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