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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

1とはずがたり:2008/10/26(日) 15:36:55

統一地方選スレから東海・北陸所謂中部地方のネタを独立させます
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/l40
合併ネタはこちら
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1066974699/l40
掛川ネタはこちらへ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1187487997/l40

7077チバQ:2018/10/29(月) 19:06:48
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20181029ddlk15010079000c.html
<選挙>妙高市長選 入村氏、組織力で5選 財政健全化など実績訴え /新潟
00:00毎日新聞

 任期満了に伴う妙高市長選は28日、投開票され、現職の入村明氏(71)が元市職員で行政書士の渡部道宏氏(53)を破り、5選を果たした。当日有権者数は2万7830人(男1万3415人、女1万4415人)。投票率は62・61%(前回61・13%)だった。

 入村氏は妙高戸隠連山国立公園の誕生やロッテアライリゾートの誘致、財政健全化など4期16年の実績を武器に、政策実現力をアピール。自民党県連や公明党県本部、連合新潟など幅広い団体から推薦・支援を受け、組織戦を展開してきた。

 5期目は減少し続ける市内人口の増加に向けて、首都圏からの大学誘致やテレワークによる起業促進などに取り組むと主張。学校給食の無償化やこども医療費の完全無償化など、子育て支援にも注力すると訴えた結果、幅広い支持を集めた。

 渡部氏は市民党を掲げ、政党や団体の推薦を受けずに選挙戦を展開。入村氏が進める道の駅拡張や図書館建設などを「市民が望まない箱物」だと批判し、行政改革で無駄を省き減税も検討すると主張してきたが届かなかった。【浅見茂晴】

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 ◇市長選開票結果=選管最終発表

当 9451 入村明 71 無現

  7814 渡部道宏 53 無新

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 ◇妙高市長略歴

入村明(にゅうむら・あきら) 71 無現(5)

 全国市長会理事▽県市長会相談役▽県治水砂防協会副会長[歴]新井市議▽駒大

7078チバQ:2018/10/29(月) 19:08:29
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20181029ddlk21010030000c.html
<選挙>可児市長選 現職の冨田氏3選 新人、山口氏に大差 /岐阜
00:00毎日新聞

 任期満了に伴う可児市長選は28日投開票され、ともに無所属で現職の冨田成輝氏(65)=自民、立憲、国民、公明推薦=が、新人の元市議、山口正博氏(60)を大差で破り、3選を果たした。投票率は33・7%(前回37・87%)で前回を4・17ポイント下回り過去最低を更新した。当日有権者数は7万8919人(男3万8893人、女4万26人)。

 冨田氏は与野党4党が推薦し、選挙戦を優位に展開した。2期8年の実績を示しながら、地域包括支援センターやグループホームの増設に伴う高齢者福祉の充実を強調。後援会や支持層を手堅く固めた。要望の強い人工芝サッカー場の建設についても「3期目は必ず実現する」と公約に掲げた。一方、山口氏は「給食費無償化」の子育て支援や高齢者医療福祉などを訴えたが、支持が広がらなかった。

 冨田氏は報道機関の出口調査で当選確実の一報を受け、午後8時過ぎに可児市今渡の事務所近くの集会場に現れた。近隣首長や後援会の支持者らから祝福を受け、万歳三唱した。冨田氏は「市民が安心して楽しく暮らせる、住み心地一番のまちを作っていきたい」と3期目に向けて新たな抱負を語った。【立松勝】

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 ◇市長選開票結果=選管最終発表

当 20572 冨田成輝 65 無現

   5632 山口正博 60 無新

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 ◇可児市長略歴

冨田成輝(とみだ・しげき) 65 無現(3)

 全国市長会相談役[歴]県総務部長・健康福祉部長・環境生活部長▽県市長会長▽名大=[自][立][国][公]

7079チバQ:2018/10/30(火) 15:33:31
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181030-00000032-san-l20
飯山市長選 足立正則氏3選
10/30(火) 7:55配信 産経新聞
 任期満了に伴う飯山市長選は28日投開票され、無所属前職の足立正則氏(67)が、無所属新人で元内閣官房内閣審議官の江沢岸生氏(64)を416票差で破り、3選を果たした。投票率は72・34%。

 人口減少への対応や経済活性化策が主な争点となる中、選挙戦で足立氏は北陸新幹線飯山駅を中心とした市街地の活性化策としてホテルや商業施設、集合住宅などが集積したエリアの整備を提唱。市内への移住や若者の定着を促進するとともに、起業支援の強化や企業誘致も図るとした。

 市議も務めた江沢氏は、市長選には3度目の挑戦。安心して出産できる環境を整えて子育てを支援するなどと訴え、足立氏との一騎打ちだった前回選の1143票差よりも差を縮めたものの、及ばなかった。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181030-00000024-san-l15
妙高市長選 入村氏が5選
10/30(火) 7:55配信 産経新聞
 任期満了に伴う妙高市長選が28日投開票され、無所属現職の入村明氏(71)=自民、公明推薦=が、無所属新人の行政書士、渡部道宏氏(53)を破り5選を果した。投票率は62・61%で前回選を1・48ポイント上回った。

 現新の一騎打ちとなった選挙戦で、入村氏は「安心して住み続けられるまち」の実現などを掲げ、財政健全化の実績を強調。安定的な市政の継続を訴え、支持を広げた。

 渡部氏は行財政改革や人口減対策などの政策を唱え、多選批判も展開したが及ばなかった。

7080チバQ:2018/10/30(火) 16:14:56
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181030-00000025-san-l15
「豊かな市政」全力尽くす 新潟市長に中原氏初当選
10/30(火) 7:55配信 産経新聞
 任期満了に伴う新潟市長選は28日投開票され、無所属新人で元参院議員の中原八一氏(59)が、約8千票差で次点だった元市議の小柳聡氏(31)ら無所属の3新人を振り切り、初当選を果たした。一夜明けた29日、中原氏は同市中央区の市役所で市選挙管理委員会の真島義郎委員長から当選証書を受け取り、報道陣に「市民の幸せのために、本当に豊かな新潟市政になるように全力を尽くしたい」と語った。(太田泰)

 初めて担う市政をめぐって中原氏は、篠田昭市長の4期16年を政令指定都市の基盤を作った第1ステージと位置づけた上で「私が目指す第2ステージでは、市民と一緒になって新しい市政を築きたい」と強調。喫緊の課題となっている市の財政再建については「中長期的な計画を立て、市の財政は大丈夫というメッセージをできるだけ早く市民に示したい」と述べた。

 選挙戦の争点の一つとなった新バスシステム(BRT)に関しては「大幅に見直し、市民の役に立つ公共交通にしたい」と指摘し、改善を図るとした。

 保守分裂の選挙戦となる中、立憲民主や国民民主、共産などの5野党が支持した小柳氏だけでなく、自民党籍を持つ元市議の吉田孝志氏(56)も約8400票差に迫り、結果的に三つどもえの激しい争いとなった。中原氏は「これほどの大接戦は予想しておらず本当に厳しかったが、よく戦ってこれた」と振り返った。

 開票が進み、中原氏の当選確実が伝えられた28日夜、市内のホテルに待機していた小柳氏は「本当に悔いなく戦うことができた。ただ足りなかったのは私の力だ」と、涙を浮かべながら集まった100人以上の支持者に頭を下げた。

 4年前の前回選に続く敗戦となった吉田氏は、市内の選挙事務所で「私自身の力不足、行動力のなさで申し訳ない」と声を振り絞った。元市北区長の飯野晋氏(45)は選挙事務所に集まった支持者らに「政党の中で埋もれてしまった」と敗戦の弁を語った。

 市選管によると、投票率は前回選を9・26ポイント上回る49・83%となり、平成に入ってから2番目に高かった。当日有権者数は66万7907人。

                   ◇

 ■財政、古町再活性化など課題

 自民党本部の支持を受けながらも保守勢力が分裂し、野党が共闘で支える候補と対峙(たいじ)するという不利な状況の中で中原八一氏は勝利を収めた。参院議員1期と県議を4期務めた政治経験に加え、県と連携した地域経済活性化策を前面に打ち出し、新潟市の現状に危機感を抱く市民の支持を集めたといえそうだ。

 市が抱える課題は山積している。平成18年度に362億円あった市の基金残高は、29年度には10分の1以下の33億円に減り、底をつく寸前だ。百貨店の大和や若い女性に人気の商業施設「ラフォーレ原宿」に続き、新潟三越が撤退を決めるなど衰退に歯止めがかからない古町地区の再活性化に加え、中原氏は今回の選挙戦で分裂した自民党の基盤修復にも迫られる。

 県内で野党勢は6月の知事選に続く連敗となった。理念や政策が異なる政党が、選挙での勝利を最優先して協力する野党共闘の在り方にも、新潟市長選は一石を投じる形となった。

 篠田昭市長は29日、市役所で報道陣の取材に応じ「すばらしい人が次期市長に決まり、大変うれしい」と語った。市が花角英世知事と連携する重要性も指摘し「しっかりパートナーシップを持ち、活性化の花を咲かせるというベクトル(方向性)をそろえる意味で、非常にありがたい有権者の選択だ」とした。

7081チバQ:2018/10/30(火) 17:53:04
https://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/729034
福井県知事選、新人擁立で議連発足
杉本達治氏擁立目指し結成大会
2018年10月30日 午前7時10分
 福井県内の県議や市町議員でつくる政治団体「福井県の未来を創造する自治体議員連盟」が10月29日発足した。来春の知事選に向け、前副知事で総務省公務員部長の杉本達治氏(56)擁立を目指す。福井市の県繊協ビルで結成大会があり、31日に東京で杉本氏に出馬要請することを決めた。


 事務局によると、県議会と県内10市町会の約60人が参加した。自民党県連幹事長で県議会最大会派県会自民党会長の斉藤新緑議員が会長に就任したほか、副会長には福井市議会の保守系議員団団長の見谷喜代三議員、坂井市議会志政会会長の山田栄議員、自民党県連副会長で若狭町議会の松本孝雄議員が就いた。

 結成大会の冒頭、斉藤氏は約15分にわたってあいさつし「平成最後の局面で新しい世に向かって維新をやり遂げなくてはならない。地方議員が自分たちのふるさとを守るんだという決意の下で、杉本氏の擁立をしっかり果たしていきたい」と賛同を求め、大きな拍手が起きた。最後に全員でガンバロー三唱し、31日の要請に向け士気を高めた。

7082チバQ:2018/10/30(火) 19:32:16
https://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/727053
福井県知事選、議会が新人擁立動く
現職の政治手法は「議会軽視」
2018年10月26日 午前11時40分

来春の福井県知事選を巡り、杉本達治氏擁立の動きが報告された県会自民党の総会=10月23日 拡大する
来春の福井県知事選を巡り、杉本達治氏擁立の動きが報告された県会自民党の総会=10月23日


【福井県知事選、議会側に前副知事擁立の動き】

 来春の福井県知事選を巡り、福井県議会と福井市議会で新人擁立の動きが表面化した背景には、5選出馬の意向を固めた現職の西川一誠氏(73)への根深い不満がある。マニフェストに基づくトップダウンの政治手法はスピーディーな半面、県議にすれば、二元代表制の下で「議会軽視」に映る。70代の年齢や多選への批判もくすぶり、閉塞感への懸念も聞かれる。ただ、西川氏は堅実さが持ち味で、4期16年の実績と安定感を評価する声は多い。知事選と同じく来春に行われる県議選、福井市議選への影響を見据え静観を装う議員もいる。さまざまな思惑が交錯し、神経戦の様相を呈している。

 ■「フレッシュな考えで」

 10月23日午前9時15分ごろ。福井市議会の保守系会派で最大会派の一真会と第2会派の志政会、労組系の第3会派市民クラブの議員が福井市役所8階の第2委員会室に集まり、知事選の対応を非公開で話し合った。

 福井市議会の保守系議員の一部は、「県都出身初の知事誕生」を目指し、2年前から各市町の議員に賛同を呼び掛けた経緯がある。この日の会合では重鎮から、福井市出身ではなく、岐阜県出身の前副知事で総務省公務員部長の杉本達治氏(56)にアタックを切り替えた経緯や、出馬の手応えの説明があったという。

 会合開始から約15分後。大きな拍手が廊下に漏れ伝わった。終了後、保守系議員団団長で一真会の見谷喜代三議員は紅潮した表情で「異論はなかった」と記者団に語った。その上で「西川さんが悪いというのではなく、きょうまで一生懸命やってこられて福井国体も成功させた。若いフレッシュな考え方で各市町と連携して県政を動かしてほしい。杉本さんにはそういう期待を持っている」と述べた。

 午前11時半から開かれた県会自民党の総会では、杉本氏擁立の動きが県内の市町議会で広がっているとの報告があり、出席者からは異論は出なかったという。終了後、斉藤新緑会長は記者団に「現段階で(会派として)どうこうという話ではない」としながらも「市会や町会は熱い情熱と理想で、県民のために動いている。これほど強いものはない。変化への期待の声があるということだ」と述べた。

 ■「ルビコン川を渡った」

 杉本氏の名前は突然浮上したのではない。ベテラン県議は取材のたびに「何度もお願いしているのは事実だけど、最後は本人の決断。出馬しやすい環境を整えるのが私たちの役目だ」と繰り返した。

 8月中旬、県連幹部は取材で意味深長なことを話した。「西川知事はこの4期16年で数々の素晴らしい功績を残した。北陸新幹線の県内開業3年前倒し、舞鶴若狭自動車道の全線開通、それに新幹線敦賀開業と同時期の中部縦貫自動車道大野油坂道路の開通も道筋を付けた。5期目に当選したとしても何をするのか。しかも5期目を終える時には喜寿を過ぎている。今こそ偉大な知事のまま身を引くべきだ」。そしてこう予言した。「秋の福井国体・全国障害者スポーツ大会後、間髪入れずに動きがあるだろう。半世紀に一度のビッグイベントの大成功を西川氏の最高の花道にする。だから大会後までは静かにする。それが武士の情けだ」

 その言葉通り、国体・障スポ終了後に事態は動いた。10月18日、県議と福井市議、坂井市議は東京で会合を持ち、杉本氏と会った。翌19日から杉本氏擁立のうわさが一気に広まった。ベテラン県議は「燎原(りょうげん)の火のごとく広がったこの勢いは止められない。もうルビコン川を渡ったんだ」。退路を断った表情だった。

7083チバQ:2018/10/30(火) 19:32:31
■「なぜ今なのか」

 一方、西川氏は5選出馬の意向を固め、後援会幹部に伝えた。後援会は、11月中旬から県政報告会を県内各地で開催する準備を整えている。西川氏に近い関係者は「新幹線敦賀開業を4年半後に控えるこれからが正念場。幸福度日本一が象徴するように、西川氏は有効な政策を実行し、ちゃんと成果を上げている」と強調する。その上で「西川氏がやる気満々なのに、なぜ杉本氏なのか」と憤る。

 西川氏を支持する声は県議の中にもある。実際、3月末に福井市内で開催された政治資金パーティーでは、県会自民党の会派25人のうち15人が壇上に立った。「西川氏の政治手法に不満はあるが、県政運営で大きな失点は見当たらない。そこは評価すべきだ」との声は少なからずある。

 来春の県議選、福井市議選への影響を懸念する声も聞かれる。議員と西川氏それぞれの後援会のメンバーは重複していることが多いからだ。市議の一人は「後援会にこの話を伝えたら『いまごろ何を言っているのか』と叱られ、逆に自分が選挙の手足を失う恐れがある。強力な権限を持つ現職に弓を引くのは相当の勇気がいる。しばらくは様子見をしたい」と声を潜めた。

 杉本氏擁立の動きが表面化したことについて、県会第2会派民主・みらいの糀谷好晃会長は「連合福井や議員それぞれの後援会の意向もある。個人の気持ちだけで動くことはできない」と話した。

7084チバQ:2018/10/30(火) 20:02:42
http://www.niigata-nippo.co.jp/news/politics/20181026428186.html
好機の「表舞台」に姿潜め
来夏改選の参院議員2氏
 28日投開票の新潟市長選は残り2日間の戦いとなった。政令市のかじ取り役が16年ぶりに代わる選挙戦。新人4候補の戦いが過熱しているが、来夏に新潟選挙区で改選を迎える自民党・塚田一郎、立憲民主党・風間直樹の2参院議員の姿がほとんど見えない。与野党で1議席を奪い合う参院選を控え、自身の知名度アップにもつながる好機のはずだが、応援演説などの「表舞台」に立っていない。それぞれの“身内”や陣営からは不満が出ている。

◎自民党・塚田一郎氏 地元と党本部の板挟み

 国土交通副大臣で自民党の塚田参院議員は、党本部が支持する保守系候補が告示日の14日に開いた出陣式も、18日の決起集会も欠席した。「公務があった。代理を出席させた」。塚田氏はこう説明する。

 今回の選挙戦で、街宣活動や集会で一度も応援演説をしていない塚田氏。残り2日間でマイクを握るかどうかについても「公務もあり、難しい」とする。

 塚田氏が慎重姿勢を崩さない背景には自民党支持層の分裂がある。党籍のある候補2人が出馬しており、党本部の支持を得ていない陣営の新潟市議らから「一方に肩入れするな」と強くくぎを刺されている。

 塚田氏周辺は特定候補を支援することで、選挙運動を支える市議や支持者の機嫌を損ね、来年の参院選で応援を得られなくなる事態を警戒しているという。

 ただ塚田氏は党県連会長でもあり、党本部からは「結果」を求められている。塚田氏の動きの鈍さに不信感を募らせる党幹部は24日、党本部に塚田氏を呼び出して事情を聴取。先立つ17日には経過や活動の報告を求め、引き締めを図った。

 「自分の選挙のことしか考えていない」「県連会長として不適格では」。塚田氏には党本部関係者や一部党員に厳しい見方もある。

 地元と党本部の板挟みになっている塚田氏は「(自主投票を決めた)県連は中立な立場。私の後援会は(自民系2候補に)支持が分かれており、対応を任せている」と苦しい胸の内を明かし、理解を求めた。


◎立憲民主党・風間直樹氏「選対から依頼がない」

 立憲民主党県連は野党系候補を支持するが、県連副代表の風間参院議員は、街頭演説や集会などに姿を見せていない。

 風間氏は残り1年を切った参院選の野党の候補予定者に決まってはいないが、意欲は示している。

 ただ風間氏は6月の知事選でも表立って野党系候補を支援する場面が少なかった。県民の3分の1を占める大票田での新潟市長選でも存在感が薄いとして、野党関係者たちは「もう参院選に出ないと思われてもしょうがない」と突き放す。

 風間氏自身は24日の臨時国会開会の後で、取材に対し「市長選で応援したから自分に票が入るというものではない」と述べた。ただ水面下で活動しているという。告示前に候補予定者を自らの支持者に紹介して回ったほか、告示後も電話で支持固めを図っているとして、「当選してもらうべく陰徳を積む」と強調する。

 表立った応援をしない理由を、風間氏は「選対から依頼がない」とも説明する。実際、野党系候補は政党推薦などを求めていないため、県関係国会議員が前面に出る機会は多くない。

 それでも選対に参加していない無所属の黒岩宇洋衆院議員(新潟3区)や菊田真紀子衆院議員(4区)らも候補の集会などに駆け付けている。選対関係者は「みんな自主的に参加してくれている」と歓迎する。

 ある野党関係者は「こういうときに積極的に動いてくれないと、参院選で応援しようという気になれない」とつぶやいた。

【政治・行政】 2018/10/26 11:13

7085チバQ:2018/11/01(木) 16:02:41
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20181101ddlk18010307000c.html
<選挙>知事選 杉本氏、総務省辞職へ 出馬に一歩前進か /福井
00:00毎日新聞

 元副知事で総務省公務員部長の杉本達治氏(56)が31日、同省に辞表を提出したことが関係者への取材で分かった。杉本氏はこの日東京都内のホテルで斉藤新緑県議(県会自民党)ら県内の地方議員25人と面会し、来春実施される知事選への出馬要請を受けていた。近く知事選への対応を発表すると見られる。

 出馬要請を受けた杉本氏は、報道陣の取材に「現職の公務員なので政治的発言は控えるが、近いうちに私の気持ちを明らかにしたい」と話し、立候補に前向きな姿勢を見せていた。地方議員との面会については「福井を変えたいというマグマのようなものが溜まっているとの印象を持った」と述べていた。関係者によると、辞表はその後提出したとみられ、総務省が受理すれば近く退職辞令が出る見通し。

 杉本氏は岐阜県中津川市出身。総務省から2004年に県へ出向し、13〜16年には副知事として西川一誠知事(73)を支えた。来春の知事選は、西川氏が10月29日の定例記者会見で5選を目指して立候補する意向を表明。共産党も候補者擁立に向けて市民団体と協議している。【大森治幸】

7086チバQ:2018/11/01(木) 16:04:50
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20181030ddlk18010269000c.html
<選挙>知事選 「100年に一度の節目」 西川氏が5選出馬表明 /福井
10月30日 00:00毎日新聞

 西川一誠知事(73)が29日、来春の知事選に立候補する意向を明らかにした。西川氏は積み残した課題に北陸新幹線の県内延伸などを挙げ「県政発展を左右する重大な局面だ」と5選への意欲をにじませる一方、擁立の動きが報じられた元副知事の杉本達治氏(56)に絡んでは「どんな方が出ても全力で戦う」と述べるにとどめた。

 定例記者会見で表明した。西川氏は任期が満了する2019年から4年間を「100年に一度の重要な節目」と位置づけ、4期16年の実績に福井国体の成功を挙げ「県民と同様に私も誇りと自信を強くした。これらの目覚ましい成果を新しい福井の発展につなげるのが大事だ」と話した。

 一方、13〜16年に副知事として西川県政を支えた総務省公務員部長の杉本氏については「どんな人がどうされるかは私には関係のないことだ」と述べた。

 杉本氏を巡っては擁立を目指す斉藤新緑県議ら約60人が29日、福井市内で会合を開催。31日にも福井、坂井の両市議らを伴って上京し、正式に出馬要請することを確認した。杉本氏は「皆さんの思いを聞いてから考えたい」としており、受諾すれば現職と元職の正副知事がまみえる選挙になる可能性がある。

 知事選には、共産党も候補者の擁立に向けて市民団体と協議している。【大森治幸】

7087チバQ:2018/11/01(木) 16:12:56
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20181030ddlk15010181000c.html
<分裂選挙の果てに>検証’18新潟市長選/上 中原氏、薄氷の勝利 吉田氏健闘 市政運営に課題 /新潟
10月30日 00:00毎日新聞

 新潟市長選は28日投開票され、自民が支持する元自民参院議員の中原八一氏(59)が初当選した。しかし自民系元市議の吉田孝志氏(56)と保守票を分け合った結果、次点の旧民進系元市議、小柳聡氏(31)に8073票差にまで詰め寄られ、薄氷の勝利だった。小柳氏を支援した野党各党も一枚岩になりきれず、3位の吉田氏に363票差に肉薄された。与野党とも分裂含みでまれに見る混戦となった同市長選。何が勝敗を分けたのか。2回に分けて検証する。【南茂芽育、堀祐馬、北村秀徳】

 「保守分裂の中、本当につらかった」。28日夜、新潟市中央区の中原氏陣営会場。当選確実の報に歓喜する中原氏の傍らで、高橋直揮・自民県連新潟支部幹事長は声を詰まらせた。約半年に及ぶ候補者調整に失敗した県連。負ければ内閣改造後初の政令市長選敗戦という重い責任を問われるところだっただけに、高橋幹事長はハンカチを目に当てずにはいられなかった。

 県連内で同市長選の仕切り役を担った新潟支部関係者にとって、この半年間は苦難と板挟みの日々だった。

 発端は今年1月。吉田氏から支部に提出された市長選の推薦願だった。

 2014年の前回市長選で篠田昭市長に小差で敗れた吉田氏は「次こそは」との思いを温め昨年6月、一番乗りで市長選への立候補を表明。推薦願の提出も満を持してのものだった。しかし党内には吉田氏の義父・吉田六左エ門元衆院議員への反発が根強くあり「広く候補を募るべきだ」との声があがった。

 そんなタイミングで立候補を表明したのが中原氏だった。16年参院選で落選し、浪人の身だった中原氏は、市長選への立候補を求める一部支部幹部の声を受けて市政への転身を決意。しかし中原氏は当時、誰を推薦するか決める支部長の立場で、「審判が自ら試合に出ようとする」(自民秘書)前代未聞の事態に支部は混乱した。

 自民は前回市長選でも「吉田派」と「篠田派」に分裂した苦い経験を持つ。中原氏に代わり6月、新支部長に就任した石崎徹衆院議員は両候補に出馬断念を働きかけるなど調整を試みたが、両氏とも一歩も引かず、吉田氏を推す党員は「中原氏の選挙時には吉田氏も中原氏を応援したのに」と反発。結局支部は9月末、「無理に一本化しても必ず片方が寝る」との判断から「どちらも推薦せず」と決めた。

   ◇  ◇

 この判断に危機感を募らせたのが党本部だった。沖縄県知事選で自民推薦候補が落選し、政権が揺れる中、新潟市長選まで落とすわけにはいかなくなっていたためだ。

 情勢調査で小柳氏が急速に支持を伸ばしていたこともあり、党本部は今月9日、「情勢を鑑みて」中原氏への支持を決定。河村建夫元官房長官を筆頭に、中原氏が所属する二階派の国会議員が続々と応援に入り、中原氏の「国とのパイプ」を強調した。県議や市議も自らの後援会固めに奔走。選挙戦最終日には与党系の花角英世知事も応援メッセージを寄せ、「怒濤(どとう)の組織戦」で他候補の猛追をかわした。

7088チバQ:2018/11/01(木) 16:13:15
 ◇  ◇

 中原氏は新市長の座を勝ち取ったとはいえ、市政運営は容易ではない。中原氏は篠田市長の支援を受け、篠田市長肝煎りの「バス高速輸送システム(BRT)」について「有効活用すればいい」と訴えてきたが、BRT廃止を唱える吉田氏が約9万票の大健闘を見せたためだ。

 党の応援がない吉田氏がこれだけの票を得た事実は、多くの市民が篠田市政とBRTに否定的だったことを意味している。16年間の篠田市政のうちに市の基金は10分の1以下となり、中心市街地・古町では新潟三越の閉店も決まった。中原氏が篠田市長の置き土産にどう対処するのか注目が集まる。

 吉田氏の選挙を手伝った長女・茉由(まゆ)さん(22)は28日こう述べた。「4候補の思い、そしてその候補らに懸けたそれぞれの市民の思いがあった。新市長にはそれを重く受け止め、勇気ある一歩を踏み出してほしい」

 ◇当選証書受け取る 財政再建、BRTなど意欲

 新潟市長選に初当選した元自民参院議員の中原八一氏(59)は29日、市長に就任し次第、財政再建とバス高速輸送システム(BRT)の改革に取り組む方針を示した。

 市役所で当選証書を受け取った後、記者団に述べた。財政再建について「中長期的な計画を立てて市民の不安を解消したい」と言及。BRTについては「大幅に見直して市民の役に立てる公共交通にしたい」とした。

 また篠田昭市長は同日「花角英世知事と連携して拠点化の花を咲かせてほしい」と中原氏にエールを送った。

 篠田市長は11月16日に退庁し、中原氏は19日初登庁する。【堀祐馬】

………………………………………………………………………………………………………

 ◇市長選開票結果=選管最終発表

当 98,975 中原八一 59 無新

  90,902 小柳聡 31 無新

  90,539 吉田孝志 56 無新

  49,425 飯野晋 45 無新

………………………………………………………………………………………………………

 ◇新市長の略歴

中原八一(なかはら・やいち) 59 無新(1)

 [元]参院議員[歴]県議▽国交政務官▽拉致問題特別委員長▽明大=[自]

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 ◇新潟市長選の候補者別得票数と投票率

      中原八一    小柳聡   吉田孝志    飯野晋    有権者数    投票者数 投票率(%)

北区   5,698  9,997  7,006  8,663  62,721  31,581 50.35

東区  14,342 15,094 15,939  7,566 115,515  53,448 46.27

中央区 19,488 18,018 25,757 10,970 148,189  74,966 50.59

江南区  8,316  7,603  7,811  3,894  57,471  27,862 48.48

秋葉区  9,656 11,004  6,809  4,532  64,880  32,301 49.79

南区   5,186  4,817  6,163  2,116  38,261  18,427 48.16

西区  26,705 17,255 15,698  8,907 131,616  69,141 52.53

西蒲区  9,584  7,114  5,356  2,777  49,254  25,103 50.97

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市 計 98,975 90,902 90,539 49,425 667,907 332,829 49.83

7089チバQ:2018/11/01(木) 16:13:43
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20181031ddlk15010205000c.html
<分裂選挙の果てに>検証’18新潟市長選/下 小柳氏「迷走」が致命傷 野党、内輪もめ響く /新潟
10月31日 00:00毎日新聞

 新潟市長選の告示が2日後に迫った12日夜、新潟駅前で支持を訴える旧民進系元市議の小柳聡氏(31)の前に立憲民主、共産、社民各党の県議、市議がずらりと並んだ。人だかりができ、会場は熱気に包まれたが、ある野党県幹部は吐き捨てるように言った。「共産と横並びになる集会なんて、これが最初で最後。二度とやるか!」【南茂芽育】

 2016年参院選から新潟で始まった野党共闘の流れを受け、再び野党各党が組んだ「オール野党体制」。小柳氏は盤石の組織をバックに得たかに見えた。しかし、自民党が支持した中原八一氏(59)に約8000票差で敗退。もう一人の自民系、吉田孝志氏(56)にも363票差にまで肉薄される結果に終わった。野党内の内輪もめで組織力を発揮しきれなかったうえ、小柳氏本人の「迷走」が致命傷となった。

   ◇   ◇

 オール野党体制への動きは今年1月に始まった。社民、共産などの市議有志が水面下で候補者探しを始めたところ、市議会の旧民進系会派「民主にいがた」の一員だった小柳氏が意欲を示した。「これまで野党共闘に参加したこともない人なのに」。市議たちは驚いたが、他に適当な候補もおらず、小柳氏の支援を決めた。

 しかし当の小柳氏は7月、立候補表明の記者会見で「各党に推薦を求めない」と宣言。これまで支援を受けてきた連合や、選挙への協力を約束してくれている旧民進系の同僚らの「思想の違う共産党とは一緒に活動したくない」との思いをくんだもので、小柳氏にとって「選対のムードが悪くなるくらいなら、身内(旧民進や連合)の方を固めたい」というのが本音だった。

 子育て支援の拡充などを公約に据え「市民党」を標ぼうし、脱原発など国政課題には踏み込まないことに。これは選対本部長に就任した民進出身で立憲民主の西村智奈美県連代表(衆院議員)の方針でもあった。結局、「旧民進系と連合」「共産や社民」は別々に選対を組み、小柳氏を応援することになった。

   ◇   ◇

 小柳氏は次第に自民2人の候補者による「保守争い」に埋没していく。危機感を強める陣営。共産系支持者が多く集まった12日の集会で、小柳氏は「支持者の聞きたいことに応える」として「柏崎刈羽原発再稼働反対・改憲反対」と突如表明。会場からは「ありがとう」の声が飛んだ。

 これには主力の支援団体、連合の電力系労組が猛反発した。連合が取り仕切ったある個人演説会場はガラガラに。中盤の情勢調査の結果、立憲支持層の約半数が他候補に流れていることが分かると、陣営はまたも慌てた。

 共産支持層からも「これまで野党共闘に貢献してこなかった人をなぜ応援しないといけないんだ」という、そもそも論が蒸し返される始末。その一部は共産本来の主張であるバス高速輸送システム(BRT)廃止を訴える吉田氏へと流れた。

 小柳氏は選挙戦最終週になって「反篠田昭市政、反自民」に訴えを絞ったが、「あとの祭り」(陣営幹部)だった。

   ◇   ◇

 来年には統一地方選と参院選が控えている。各党が単独で戦えば勝つ見込みは少ないが、「共闘」するにも多くのハードルがあることが明白になった。ある陣営関係者は観念したようにつぶやいた。「誰が悪い、どの組織が悪いと決めつけるのではなく、冷静に敗因分析して次につなげるしかない」

7090チバQ:2018/11/01(木) 16:15:18
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20181028ddlk20010117000c.html
<新政信州>発足 代表に北沢氏 旧民進の結集図る /長野
10月28日 00:00毎日新聞

 旧民進党系の国会議員などで作る政治団体「新政信州」が27日発足し、長野市内で結成総会を開いた。立憲民主党の杉尾秀哉参院議員(長野選挙区)▽国民民主党の羽田雄一郎参院議員(同)、篠原孝衆院議員(長野1区)、下条みつ衆院議員(長野2区)▽無所属の井出庸生衆院議員(長野3区)の国会議員5人が参加する。来年の統一地方選と参院選に向けて、旧民進党勢力の結集を図る。

 代表には旧民進党の元参院議員、北沢俊美・元防衛相を選んだ。総会後の記者会見で北沢氏は「(立憲民主、国民民主)どちらの党にも属していないので(引退した)自分に白羽の矢が立ったのだと思う。政権交代可能な2大政党制を復活させ、信州から野党結集の波を全国に広げていきたい」と語った。

 来春の統一地方選では立憲民主党や国民民主党のほか、無所属の候補でも政治信条が重なれば推薦する方針という。新政信州の幹事長に就いた倉田竜彦・元県議は「広範な人々、穏健な保守からリベラルまで推薦し、柔軟に取り扱う」と語った。副代表は篠原氏と杉尾氏が務める。【安元久美子】

https://news.goo.ne.jp/article/chuplus/region/chuplus-CK2018102802000020.html
旧民進「新政信州」発足 参院選向け政治団体へ移行
10月28日 05:00中日新聞プラス

 旧民進党所属国会議員らでつくる政治団体「新政信州」が二十七日、発足した。任意団体「信州連絡協議会」から移行。近く県選管に届け出る。代表に北沢俊美元防衛相が就任。来年の参院選への野党統一候補擁立に向けた他党などとの協議、県議選では現在の定数五八(次回から五七)のうち、二四を占める自民党県議団の勢力をそぐため、候補者調整などを行う。
 連絡協代表だった国民民主党県連代表の羽田雄一郎参院議員(長野選挙区)は、県連副代表の下条みつ衆院議員(長野2区)、無所属の井出庸生衆院議員(同3区)らと顧問に。副代表に立憲民主党県連代表の杉尾秀哉参院議員(長野選挙区)と国民県連代表代行の篠原孝衆院議員(長野1区)が就任した。顧問と副代表には今後、連合長野からも一人ずつ就任予定だ。
 昨年の衆院選で分裂した旧民進党関係者が再結集し「信州は一つ」の合言葉で、参院選勝利と県議会での勢力拡大などを目指す。
 長野市内のホテルで行われた非公開の結成総会後の記者会見で、北沢代表は「二年前の参院選は野党結集で勝ち抜いた。信州から全国に野党結集のうねりを広げたい」と意気込んだ。参院選での統一候補擁立へ、引退後にどの政党にも属していない、自由な立場を生かしたいという。
 今後、北沢代表を中心に決める幹事に、市町村議員も加える方針だ。政治信条が近い人が、来年の統一地方選で市町村議に出やすい環境をつくる。県議選では党の方針などで、条件により他党と一緒に推薦を出せない候補にも、新政信州から推薦を出すことで、相互支援の形がとれるという。
 北沢代表は「野党結集で市民団体もついてくる。地方政治家も手をあげやすくなると実証する。自民と結集した野党が対峙(たいじ)できるようにしたい」と話した。

 (渡辺陽太郎)

7091チバQ:2018/11/01(木) 16:17:02
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/politics/20181101-567-OYT1T50081.html
知人女性脅す、名古屋市の前区長を停職5か月
13:35読売新聞

 名古屋市は1日、知人女性への恐喝未遂容疑で愛知県警に逮捕され、その後、不起訴となった金田利之・前瑞穂区長(60)について、停職5か月の懲戒処分とした。あわせて局長級から部長級に降格させる分限処分も行った。同日午後、発表する。

 金田前区長は8月、借金の返済を巡って知人女性を脅したとして、県警に恐喝未遂容疑で逮捕された。その後、示談が成立したとして不起訴となり、市は総務局付理事に異動させていた。

7092とはずがたり:2018/11/01(木) 20:21:10
杉本達治氏、2日に知事選出馬表明
福井県前副知事、総務省に辞表提出
https://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/730470
2018年11月1日 午前7時20分

 来春の福井県知事選を巡り、前副知事で総務省公務員部長の杉本達治氏(56)が11月2日に県内で出馬表明することが10月31日、関係者への取材で分かった。関係者によると、杉本氏は31日、東京都内で県議と県内の市町議員でつくる「福井県の未来を創造する自治体議員連盟」から出馬要請を受けた際に「決断即実行がモットー」と述べ、その後、総務省に辞表を提出した。

 杉本氏は、議員連盟の県議や市町議員と面会した後、記者団に対し「福井県を変えたいという、マグマのような強く熱いお気持ちを聞かせていただいた」と述べた。「私は現職の公務員なので政治的な発言はできない」とした上で「近々、私の気持ちを明らかにさせていただくということを申し上げた」と語った。

 現職の西川一誠氏(73)が10月29日の定例会見で5選出馬を表明しており、杉本氏が立候補を表明すれば総務省出身同士で現職対前副知事の異例の対決構図となる公算が大きくなることには「そういうことを申し上げる時ではないと思う。きょうは言葉を控えさせていただく」とした。

 福井県への思いについては「心の中に染みついた第二の古里。大好きという気持ちがとても強くある。東京で福井の言葉に触れると温かい気分になる。そういう思いでずっと過ごしてきた」と述べた。

 杉本氏は岐阜県出身で東京大法学部卒。1986年に自治省(現総務省)に入り、市町村税課長、地方債課長、消防庁国民保護・防災部長などを歴任した。福井県では2004年7月〜07年7月に総務部長、13年7月〜16年7月に副知事を務めた。祖父が旧大野郡西谷村(現大野市)出身で福井県にゆかりがある。

 知事選を巡ってはこのほか、共産党県委員会が候補者の擁立を模索している。また一部に立候補の動きがある。

7093 チバQ:2018/11/04(日) 11:44:22
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20181103ddlk17010239000c.html
<選挙>金沢市長選 あす告示 現新一騎打ちの公算 宿泊税など巡り論戦 /石川

11月03日 00:00��

 任期満了に伴う金沢市長選が4日、告示される。いずれも無所属で、4選3期目を目指す現職の山野之義氏(56)=国民民主、公明推薦=と、新人で共産党金沢地区委員長の南章治氏(63)=共産推薦=が立候補を予定している。他に立候補の動きはなく、一騎打ちになる見込み。山野市政2期の評価や街の将来像、市が来年4月に導入する宿泊税の是非などを巡り、論戦が交わされそうだ。投開票は11日。
 山野氏は自民金沢支部の推薦も得た。「人・物・情報を引きつけて発信、発展する世界の交流拠点都市の実現に全力を注ぐ」として、スポーツや建築文化の発信に取り組む。
 南氏は山野氏との違いを強調。市が今年2月に始めた家庭ごみ有料化の中止や、学校給食の無償化のほか、「市民経済に影響が出る」として宿泊税の導入中止を訴える。
 立候補の届け出は4日午前8時半��午後5時、金沢市広坂1の市役所7階市議会第1委員会室で受け付ける。9月1日現在の選挙人名簿登録者数は37万7440人(男18万476人、女19万6964人)。【久木田照子】

7094 チバQ:2018/11/04(日) 12:08:56
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20181102ddlk18010265000c.html
<2019知事選>杉本氏、きょう出馬表明 県議15人、西川氏5選支援 /福井

11月02日 00:00��

 来春の知事選に向けた動きが活発化している。地方議員の出馬要請を受けた元副知事の杉本達治氏(56)が総務省に提出した辞表は1日付で受理され、2日に記者会見を開いて立候補の意思を表明することになった。5選に挑む意向の西川一誠知事(73)を推す県議もおり、事態は混迷の様相を深めている。
 杉本氏は東京都内で10月31日に面会した斉藤新緑県議(県会自民党)ら県内の地方議員25人に出馬要請され、その夕に辞表を出していた。面会後、報道陣には「近いうちに、私の気持ちを明らかにさせていただく」と話しており、福井市内で開かれる記者会見で、立候補の意向を伝える。
 一方、県会自民党に所属する別の県議は1日、西川氏に対し、支援を約束する15人の署名が入った文書を手渡した。署名したある県議は「会派で杉本氏を推しているかのように受け取られているがそうではない」とけん制。西川氏は報道陣に「ありがたい。心から感謝したい」と語った。
 知事選は共産党も市民団体と協議し、独自候補の擁立を検討している。【大森治幸】

7095 チバQ:2018/11/04(日) 14:11:22
https://news.goo.ne.jp/article/fukui/region/fukui-20181103081418082.html
異例の総務省OB対決 現職と前副知事 福井知事選

11月03日 08:04��

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来春の福井県知事選への出馬を表明している現職の西川一誠氏(左)、前副知事の杉本達治氏(右)
(福井新聞)

 福井県前副知事の杉本達治氏(56)は11月2日、福井県庁で会見し、来春の知事選に出馬することを表明した。「福井を変えたいという、県民の皆さんのマグマのような強く熱い思いを感じている。時代は来年、平成から代替わりする。今こそ県政のあり方を変える時。福井に新しい風を吹き込みたい」と述べた。現職の西川一誠氏(73)は既に5選出馬を表明しており、総務省OB同士で現職対前副知事という異例の対決構図となった。


 杉本氏は会見で、政策の基本として「長期ビジョンに基づく、県民が主役の県政」を掲げた。西川氏は4年間の任期ごとに選挙戦でマニフェストを訴え、トップダウン方式で県政運営を進めているが、県会からは二元代表制の下で「議会軽視」との声が少なからずある。杉本氏は「西川氏流のマニフェストの形にこだわることはない。もっと、みんなでつくっていけるようにしたらいい」と述べ、政治手法の違いが鮮明になった。


 目指す知事像は「決断、即実行」「徹底現場主義」。行政運営スタイルを「チームふくい」とし、福井の未来像は▽全ての世代がチャレンジできる社会▽幸せ、安心を実感できる社会―などを掲げた。


 このうち「行政チェンジ」では具体例の一つとして県と市町の関係に触れた。「県の行政がともすると上意下達になっている。県内の首長から『一緒に県とやりたいのに、なかなか部長から上にあがらない。市町の予算の時期に間に合わないことがよくあり、施策が遅れていく』という話を聞いた。そこを変えたい。住民の皆さんは県民であり、市民であり、町民だ。県と市町が同じ方向に向けば、効果的にお金を使えるし、効率化も図れる。まずそういう形で行政を連携の方向にチェンジしていきたい」と語った。


 かつて仕えていた西川氏との対決構図となったことには「尊敬する先輩。非常にユニークな発想を持たれ、公正、誠実で学ぶところがたくさんある。とても悩んだが、福井に新しい風が必要という、県民の皆さんの声を形にする時期だと思い、こういう決意をした」と述べた。「私の知名度はゼロ。現職の壁はとても厚く、厳しい戦いは覚悟している」とした上で「自治省に入った時から地方行政に身をささげたいとの志があった。だから愛する第二のふるさと福井にこの身をささげる。絶対に勝つ」と力を込めた。


 杉本氏は岐阜県出身で東京大法学部卒。1986年に自治省(現総務省)に入り、市町村税課長、消防庁国民保護・防災部長、公務員部長などを歴任した。福井県では2004年7月��07年7月に総務部長、13年7月��16年7月に副知事を務めた。祖父が旧大野郡西谷村(現大野市)出身で福井県にゆかりがある。

7096 チバQ:2018/11/04(日) 14:12:22
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20181103ddlk18010273000c.html
2019知事選>「福井に新しい風を」 元副知事・杉本氏が出馬表明 /福井

11月03日 00:00��

 元副知事の杉本達治氏(56)は2日、「県民が主役の県政を創っていきたい。信条は決断即実行、徹底現場主義だ」と述べ、来春の知事選に立候補する意思を明らかにした。総務省公務員部長を退職し、福井市内で開いた記者会見で述べた。現職の西川一誠氏(73)も5選を目指して出馬の意向で、現職と元職の正副知事がまみえる公算が大きくなった。
 記者会見で、杉本氏は立候補を決めた理由について「地方議員らの相談を受け、県内には閉塞(へいそく)感に近い雰囲気があるのではないかと感じた」と説明。県内への延伸が迫る北陸新幹線や中部縦貫道などのインフラ整備を「奥越地区や若狭地区も関西や中京の玄関口になる、100年に一度のチャンスだ」と捉え、地域発展に結びつけたい考えを披露した。
 2013��16年に副知事として支えた西川氏については「尊敬する大先輩で悩んだが、福井には新しい風が必要という県民の声を形にする時期になった」と対決姿勢を示した。
 知事選を巡ってはこの日、日本商工連盟福井地区(川田達男代表世話人)など県内22団体が西川氏への支援方針を発表。県議会最大会派の県会自民党(25人)は立候補予定者への支持を一本化できておらず、分裂の様相を呈している。共産党も市民団体と協議し、独自候補の擁立を検討している。【大森治幸】

7097チバQ:2018/11/06(火) 20:31:28
http://www.niigata-nippo.co.jp/select/seikei/084782.html
【2018新潟市長選】検証 篠田市政16年 拠点化の実相 
新潟日報 2018/09/14

 新潟市長選(10月14日告示、同28日投開票)への不出馬を表明した篠田昭市長による市政運営がもうじき終わる。02年に初当選し、07年に誕生した政令市の初代リーダーとして「日本海側の拠点都市」を目指してきた篠田氏。市長選では篠田市政の評価や「継承か転換か」が争点の一つになる。JR新潟駅周辺の再開発や交通網整備などの「拠点化」はどこまで進み、どんな課題を残したのか。拠点性向上に向けた政策から、篠田市政4期16年の実相を検証する。

【写真】JR新潟駅南口のバスロータリー。「高架下交通広場」となる「穴」が壁でふさがれている

<1> 新潟駅高架化
見通し甘く完成遅れる
 JR新潟駅南口(新潟市中央区)にイラストが描かれた巨大な壁がある。駅連続立体交差(在来線高架化)事業の工事の「穴」を目隠ししている。

 「この壁を見るたびに、がっかりする。今の新潟市の閉塞(へいそく)感と『失われた年月』の象徴だ」。長年篠田氏を支持してきた80代の会社役員は無念そうに語った。

 この穴はバスが通り抜ける「高架下交通広場」予定地だ。市はここなどに専用走行路を整備し、「新公共交通システム」で鳥屋野潟南部から駅、万代、古町をつなぐ構想を描いてきた。次世代型路面電車(LRT)などを理想としつつ、費用などの面から当面はBRT(バス高速輸送システム)を導入するとした。

 高架化は当初、2013年度に一部供用を始め、15年度に完成予定だった。市は工程見通しの甘さなどから12年になって「6年遅れる」と発表。交通広場の完成は22年度にずれ込んだ。

 壁の前はバスロータリーになっている。万代口から駅の通路を回って南口のバス停を利用する鳥屋野潟近くの高校の女子生徒(16)は「卒業までに完成しないんでしょ。関心も期待もない」とつぶやいた。

社会情勢変わり、効果不透明
 そもそも高架化の供用開始を13年度としたのは「2014年問題」があったためだ。

 14年度末の北陸新幹線開業により、相対的に上越新幹線や新潟市などの存在感が低下することが懸念された。篠田氏は初当選時からこの問題に思い入れがあった。官民からなる上越新幹線活性化同盟会の設立に動き、05年には初代会長に就いた。

 ハード面の打開策として打ち出されてきたのは(1)同一ホーム化を含む駅高架化(2)山形県庄内地方を「後背地」に取り込むための羽越線高速化(3)新潟空港へのアクセス整備-の「3点セット」だった。

 だが、どの計画も遅れに遅れ、北陸新幹線開業に間に合うどころではなくなった。篠田氏が危機感を口にする機会も減っていった。

 12年には篠田氏は「過度に(不安を)あおることなく進めたい」とトーンダウン。当時の泉田裕彦知事も「言われるほどのリスクはない」などと強調した。

 当時のツートップによる"楽観論"について「観光PRに明るく取り組むためだった」(市幹部)と擁護する声もある。しかし、経済人の一人は指摘する。「近年は同盟会でも熱い議論は減っていた。工事の遅れは市長だけの責任ではないが、結果として新潟は"ゆでガエル"になった」

7098チバQ:2018/11/06(火) 20:31:39
【写真】2022年度に供用開始予定の高架下交通広場のイメージ図。当初は15年度ごろには完成予定だった(新潟市提供)
 駅高架化はことし4月、第1期開業として、上越新幹線と羽越線特急の同一ホーム乗り換えが可能となった。開業式典で篠田氏は「新潟の拠点化が大きく進む」と胸を張った。

 庄内地方の鶴岡、酒田両市の担当者は「同一ホーム化は歓迎」とし、本県など羽越線沿線都市との観光連携に意欲を示してはいる。

 ただ長い年月の間に社会情勢は変わり、庄内と首都圏を結ぶ主役の座は鉄道から飛行機へ移っている。

 酒田市の担当者によると、約30年前の上京手段はほとんどが鉄道だったが、15年の国の調査では飛行機が約45%、バスなどが約15%、鉄道は約40%だった。

 新幹線から羽越線特急へ同一ホームで乗り換えた大東文化大(東京)の阿部英之助准教授(42)=地域社会学=は「階段昇降が不要で便利になった」としながらも、「今回は列車だが、普段は飛行機に乗る。庄内に合宿で学生を連れて行く際は、安いバスも利用する」と語った。

 1千億円を超える巨額の公費が投入されている事業だが、4月以降に同一ホームで乗り換えた人数について、JR東日本は大型連休期間以外は「非公表」とする。拠点化への効果がどれだけあるのか、市民に分かりにくいものとなっている。

<JR新潟駅連続立体交差事業>
 駅周辺の在来線約2・5キロを高架化し、南北に分かれた市街地の一体化を図るのが狙い。2006年度に事業着手し、当初は13年度に高架ホームなど一部の供用を開始し、15年度に完成予定だった。だが工事が遅れ、全面高架化は21年度、将来の軌道系導入も視野に入れた高架下交通広場の供用は22年度となった。市は未着手の周辺道路や駅前広場の一部の整備を凍結。総事業費は約1356億円で9割以上を国と新潟市が負担する。17年度までの進ちょく率は事業費ベースで60・9%。

7099チバQ:2018/11/06(火) 20:32:19
http://www.niigata-nippo.co.jp/select/shinodashisei-kyotenka2.html
【2018新潟市長選】検証 篠田市政16年 拠点化の実相
<2> 駅周辺幹線道路
路線価伸びず政令市最低
 国税庁が7月に発表した県内の最高路線価は、連続立体交差(在来線高架化)事業が進むJR新潟駅前(万代口、新潟市中央区東大通1)だった。

 前年から横ばいの1平方メートル当たり43万円。県内では横ばいはいい方だが、価格は全国の20政令市の中で最低だった。しかも政令市ではない金沢市(83万円)に2倍近い差をつけられ、人口が半分ほどの富山市(48万円)をも下回った。

 「一般論として高架化工事が進むと周辺地価は上昇する。そうならないのは、投資に見合う都市としての魅力や将来性に疑問を持たれているということだろう」。地域づくりに詳しい元新潟大法学部長の田村秀・長野県立大教授(55)は指摘する。

 2002年に初当選した頃の篠田昭市長と周辺は、東京一極集中に歯止めをかけ、地方の一大政令市になることを夢見た。目標は「札仙広福」。札幌、仙台、広島、福岡の4市だった。

 あれから16年-。札仙広福の後ろ姿は遠くかすむ。

4本中3本の計画縮小
 「まちの第一印象は、降り立った駅前の様子で決まりやすい」。市長になる前からこう語っていた篠田氏。初当選直後から駅周辺の再開発には並々ならぬ意欲で臨んだ。

 だが次第に膨大な事業費に悩むようになる。転機は07年の政令市移行を経て10年の市長選に3選出馬する際のマニフェスト。目立つ扱いでなかったが、「連続立体交差事業関連の道路建設の一部凍結に向けた検討委員会」を盛り込んだ。

 11年度には外部識者らによる検討委の提言を受ける形で、事業費の300億円規模の圧縮を発表。当初計画にあった、駅の南北をつなぐ4本の幹線道路の整備計画のうち、3本の事業規模を縮小した=地図参照=。計画通り造るのは信濃川の八千代橋から、篠田氏の自宅に近い駅南側の天神尾地区に抜ける「新潟鳥屋野線」1本だけとした。

 田村氏は「駅舎などの"化粧直し"はおまけ。肝は、線路で分断された南北市街地の一体化に向けた幹線道路。本末転倒だ」と方針転換を疑問視する。

 篠田氏の有力支援者だった経済人は「道路も十分整備されない高架駅では、地価の期待が高まらないのも当然だ」と肩を落とした。

 当初事業費は1445億円。いったん約300億円減らしたものの、東日本大震災などによる人件費や資材の高騰などで再び増大。結局、1356億円となり「圧縮効果」は100億円ほどにとどまった。

 万代口に先んじて整備された駅南口広場は、バス優先の設計でタクシーと一般車が同じロータリーに集まり、混雑する。

 男性タクシー運転手(68)は「あまり使われないイベント広場ばかりがだだっ広い。使い勝手は以前より悪い」とこぼした。今後、整備される万代広場もほぼ同様の設計で、関係者からは「"失敗"の教訓を生かさないのか」との不満の声が聞かれる。

 かつて新潟市がライバル視した仙台市。1980年代の東北新幹線開業と仙台駅舎の一新に合わせて、駅西口に繁華街へ連絡するペデストリアンデッキ(高架歩道)を整備した。

 新潟市も当初計画には万代口のペデストリアンデッキを盛り込んだが、事業費圧縮の一環でいったんは整備を見送るとした。だが、市民や市議会からデッキを求める声が高まると、17年になって篠田氏は「(整備の)可能性は排除しない」と述べるようになった。

 篠田氏と親交のある元国会議員秘書は「まちづくりは方針を決めたらぶれないことが大事だ」と、トップの「ぶれ」を残念がる。

 最高路線価で、北陸新幹線が開業した金沢市などに水をあけられた新潟市。群馬県高崎市は37万円と新潟市より6万円低かったが、交通の便が良く投資が順調で右肩上がりを続ける。

 今春まで新潟市に住んだ田村氏は警鐘を鳴らす。「群馬にまで抜かれる日が来ないことを祈る」

<新潟駅在来線高架化事業に伴う幹線道路整備>
 1987年度に有識者らによる議論が始まった。当初は万代口の東大通りと南口の弁天線を駅直下で結ぶ案も出たが、渋滞などの懸念から却下され、複数の幹線道路の整備が望ましいとされた。事業がスタートした2006年には、高架下に(1)新潟鳥屋野線(2)新潟駅西線(3)新潟駅東線(4)明石紫竹山線-の4本の幹線道路を整備する計画だった。だが事業費圧縮などを理由に市は「新潟鳥屋野線」だけを予定通り整備するとした。「新潟駅東線」は歩行者・自転車の通路だけの局所整備にとどめるとしている。

7100チバQ:2018/11/06(火) 20:33:02
http://www.niigata-nippo.co.jp/select/shinodashisei-kyotenka3.html
【2018新潟市長選】検証 篠田市政16年 拠点化の実相
<3> 連節バス方式BRT
専用走行路 整備先送り
 1枚のポンチ絵が残る。

 新潟空港から大型機が飛び、日本海は大型船が往来。次世代型路面電車(LRT)が古町からJR新潟駅を経てビッグスワンや市民病院、県庁を循環し、空港などに支線が伸びる。まちなかは笑顔であふれる...。

 「田園の風情と長所を生かした環日本海の拠点都市」-。芦沼を美田に変え、晩年は官民の有志らと新潟地域の発展を模索した亀田郷土地改良区の故佐野藤三郎元理事長(1923-94年)。絵はその構想を受け継いだ一人が、かつて描いたものだ。

 篠田昭新潟市長も佐野氏を尊敬していた。だからこそ"佐野学校"OBの多くは4期16年間、篠田氏に期待し続けた。だが今、あるメンバーはさみしそうに語る。「絵の夢はほとんど実現できなかったね」


【写真】政令市にふさわしい交通システムとして、かつて導入が検討されたLRT。古町エリアの専用走行路を走るイメージ図(新潟市提供)
 政令市らしい新交通システムを形成しようと、LRTで名高いフランス・ナント市を何度も視察した篠田氏。ただ工期や費用面でLRTに踏み切ることはできず、2012年に当面はBRTを導入するとした。

 BRTのポイントは速達性を確保する「専用走行路」と、乗り換え負担軽減に向けた「快適な交通結節点」とみる専門家は多い。

 しかし、篠田氏は3期目の13年1月、専用走行路先送りを表明した。計画に慎重な市議との"取引"だった。走行路を見送ることで、市議会で連節バス購入を含めたBRT計画に賛同してもらったのだ。

 複数の関係者によると、篠田氏は1台約8千万円する外国製連節バスに強いこだわりがあったという。元市幹部は明かす。「実は一般バス車両でも役割は果たせた。ただ市長とすれば、路線再編だけでは地味なので"新味"を演出したかったのだろう」

 交通結節点についても「典型的なお役所仕事だった」と、元新潟大法学部長で長野県立大の田村秀教授(55)は指摘する。

 有識者会議の提言を踏まえ、市が当初示したBRT区間は新潟駅-白山駅。ただその後、郊外バスの集約効果を高めるには西区の青山まで延伸する方が適切とする案が新潟交通から出ると、その通りになった。

 現在、結節点になっているのはイオン新潟青山店の周辺歩道だ。透明でスタイリッシュな逆L型の屋根はあるが「風雨や雪、暑さには役立たない」などと乗降客に不評だ。

 「選定がもう少し早ければ、ほぼ同時期に店舗改修を進めていたイオンに屋内型ロータリーなどを設ける交渉をする余地もあったはずだ」と田村氏はみる。

「継ぎはぎ対応」に批判も
 衰退がいわれる古町地区では、BRTに期待した商店主は多かったが、逆の現象も生じた。「昔は本町や古町で買い物をしたけど、今は乗り換えが不便なので青山のイオンで済ませる」(西区の73歳主婦)、「以前は古町の百貨店に直行できたが、今は万代で買う」(東区の74歳主婦)といった声が聞かれる。

 古町中心部では、10年に閉店した大和新潟店の跡地に19年度完成予定の新ビル建設が進む。かつては中央区役所の移転が取り沙汰されてきた。だが16年になって市は、空きスペースが生じた複合ビル・NEXT21への移転を発表した。

 長年篠田氏を支えてきた70代の会社役員は「まさかと驚いた。目先の課題に継ぎはぎ的に対応してしまった」と批判し、惜しむ。「大和跡地の新ビルにバスセンターと区役所を併設したら、まちなか再生の機運が高まったのでは」

 佐野氏の遺志を継ぎ、新潟地域の新交通ビジョンを研究してきた「にいがた南部広域懇話会」の五十嵐豊・元幹事(63)は語る。「新交通の論議も大事だが、拠点性を高めるという『真の目的』を忘れては無意味。市街地再開発や産業などの政策を調和させた中長期的ビジョンを描き、地道に実行できる人に新時代を引っ張ってもらいたい」

<新潟市版BRT(バス高速輸送システム)>
 一般的にBRTは渋滞を避ける専用走行路を設けるとされ、新潟市版は実質的に新潟交通のバス路線網の大規模再編だったといわれる。市は、以前は郊外からのバスがまちなかで重複していたが、BRTで集約し、生じた余力を郊外路線増便などに充てたとする。デメリットは利用者の乗り換え負担増。導入済みの第1期路線はJR新潟駅(中央区)-青山(西区)。未着手の第2期は新潟駅-鳥屋野潟南部(中央区)。施設整備など初期投資は市が担い、新潟交通が運行する公設民営方式。

7101チバQ:2018/11/06(火) 20:33:51
http://www.niigata-nippo.co.jp/select/seikei/084917.html
<中原新潟市長誕生> 混戦の先に
新潟日報 2018/11/02
 10月28日に開票された新潟市長選は、自民党が支持する前参院議員の中原八一氏(59)が制した。ともに前新潟市議の小柳聡氏(31)、吉田孝志氏(56)が約8千票差まで詰め寄り、前同市北区長の飯野晋氏(45)も含め無所属新人4候補が混戦を繰り広げた末に、16年ぶりの新市長が決まった。選挙戦を振り返り、中原市政の針路を探った。

【写真】当選確実となり、壇上で祝福される中原八一氏=10月28日、新潟市中央区

【保守分裂】党本部の主導で辛勝
 「信じられない」。新潟市長選を制した中原氏は、歓喜に沸く祝勝会の場で漏らした。最後まで先が読めず、当選確実の報を聞いても現実味が薄かったのだ。

 主役を取り囲む顔触れが混戦ぶりを象徴していた。支持する自民党の国会議員は1人もおらず、県議や市議もそろわない。保守の分裂が「誰も強くない」状況をつくりだす一因だった。

 同じ自民党の吉田氏が先に出馬を表明し、出遅れた中原陣営が組織を固めようにも「企業の反応が鈍い」といった状況が続いた。

 党の新潟支部や県連は中原氏への一本化を断念して自主投票とした。それを押し切る形で党本部が、党議拘束のない「支持」を決めたのは告示の5日前だ。

 来夏の参院選新潟選挙区で改選となる塚田一郎県連会長、党新潟支部長の石崎徹衆院議員(比例北陸信越)らは支持者が割れ、表立った応援をしなかった。

 また、中原陣営には政党色を出すことが対立候補からの批判材料になるとの見方もあった。選対の高橋直揮県議(新潟市西区)は「国会議員の応援は積極的に要請していない」とする。

 ただ党本部には負けられない事情があった。第4次安倍晋三改造内閣の発足直前の9月末にあった沖縄県知事選以降、自民党は注目の地方選挙で連敗を喫していた。新潟市長選をもし落としたら連敗のまま年を越すことになり、来年の統一地方選や参院選を前に、政権の求心力にもかかわる事態となっていたためだ。

 特に力を入れたのは、中原氏が親交のある二階俊博幹事長と二階派議員だ。河村建夫元官房長官らが次々に来援し「『錦の御旗』はここにある」として、業界団体などの引き締めを図った。水面下でも党本部職員が党県連の会議室で対策を練った。

参院選控え しこり残す


【関連記事】中原氏、保守票手堅く固める

 その結果、新潟日報社の出口調査では、自民党支持層で中原氏に投票したのは約47%だった。吉田氏に約32%が流れ、6月の知事選で自民党が支援した花角英世氏が固めた約81%には全く及ばないものの、「最低限のベース」(陣営幹部)をまとめることはできた。

 自民票を足がかりに、無党派の約20%などに支持を広げて逃げ切った格好だ。中原氏は当確の後、真っ先に二階氏と甘利明選対委員長に電話し、礼を述べた。安倍首相も29日に党幹部を前に「大変大きな勝利」と話し、結果を歓迎した。

 党本部のてこ入れで勝利したものの、保守分裂の影響は尾を引く可能性がある。今回、塚田氏や石崎氏に対しては、双方の陣営から不満の声が上がっていた。来夏の参院選までに力を結集できるかが課題になる。

 塚田氏は「保守市政の奪還という悲願を形にできたのは良かった。今はそれだけだ」と言葉少なで、自身の参院選については「選挙はその都度、情勢も変わる」と述べるにとどめた。石崎氏は「できる限りのことはした。理解してもらえると信じている」と話した。

 保守分裂について二階氏は「結果オーライだ。日がたてばしこりも消えていく」と早期収束に期待を示す。ただ県連総務会長の佐藤純県議(新潟市江南区)は「参院選に向けて態勢を組み立てる必要がある」と危機感を示している。

◇新潟市長選開票結果
 当 98,975 中原八一 59
   90,902 小柳聡  31
   90,539 吉田孝志 56
   49,425 飯野晋  45

7102チバQ:2018/11/06(火) 20:34:17
http://www.niigata-nippo.co.jp/select/shichousen-konsen2.html
<中原新潟市長誕生> 混戦の先に
【野党共闘】戦略ミス 足並み乱れ

【写真】敗戦が決まり、厳しい表情で立ち上がる小柳聡氏。西村智奈美衆院議員(前列左から4人目)が選対本部長を務めた=10月28日、新潟市中央区
 選挙戦中盤の10月19日、新潟市中央区で小柳聡氏の個人演説会が開かれた。選対本部長の西村智奈美衆院議員(立憲民主党)が100人を動員する予定だったが、聴衆は30人ほど。陣営関係者はこぼした。「あれだけしか集められないなんて。何をやっているんだ」

 旧民進党系会派の新潟市議だった小柳氏は7月に出馬表明。表向きは「政党の推薦は求めない」としたが、連合新潟が推薦して立民、国民民主、共産、自由、社民の5党が支援する「オール野党」態勢を組んだ。

 本県での野党の「共闘」は2016年の参院選、知事選で連勝するなど成果を挙げてきた。今回の市長選は自民党側が中原八一前参院議員と吉田孝志前市議で分裂したため、野党がまとまった小柳氏が外形的には有利とされ、「勝って当然」とみる向きもあった。

 しかし、内情は一枚岩には遠かった。

 小柳氏の自前組織、旧民進党系、共産党などが別々に三つの選対を組み、意思疎通を欠いた。6月の知事選で表面化した旧民進系と共産などとの溝は解消されず、むしろ深まっていた。

 「非常にバラバラな感が最後まであった」と無所属の菊田真紀子衆院議員。足並みがそろわず、小柳氏の得票は9万902票にとどまった。中原氏を約8千票下回り、3位の吉田氏に363票差に迫られた。

市政刷新の受け皿になれず
 野党にとって誤算もあった。

 吉田氏に野党支持層の一部が流れたことだ。吉田氏は訴えを「市政転換」に絞り、選択選挙に持ち込んだ。「変えよう新潟」をスローガンに、「BRT(バス高速輸送システム)廃止」などの主張を展開。篠田昭市長に不満を抱く層の受け皿となる戦略だった。

 「街頭の反応は予想以上で、手応えを感じていた。戦略は間違いなかった」と吉田陣営の幹部は話す。実際、出口調査では篠田市政を「評価せず」が6割を超え、このうち3割以上が吉田氏に投票した。野党的に現状打破や変革を望む声が吉田氏を押し上げた。

【関連記事】BRT批判多く篠田市政に否定的6割



 「市政刷新や変革の訴えは、本来は野党が言わなければいけなかった」。野党関係者は戦略ミスを認め、悔やむ。

 小柳陣営も終盤には篠田市政批判を強めた。さらに政党色を薄める戦術を転換し与野党対決を前面に打ち出したが、遅かった。出口調査で小柳氏への支持は立民、共産支持層とも6割にとどまり、立民の2割は吉田氏に流れた。

 期待していた無党派層の支持も3割余だった。自由党の森裕子参院議員は「支持層を固めてから無党派層の支持を得るものだ」と常道を踏み外したとみる。

寄り合い所帯に危機感
 野党は6月の知事選に続く2連敗。しかも今回は知事選で野党共闘候補が市内で得た約16万票に遠く及ばず、9割を固めていた立民や共産の支持層が崩れた。

 かつて与野党対決の旗振り役だった元民進党県連代表の鷲尾英一郎衆院議員(無所属)が中原氏に付き、足並みが乱れた印象も広がった。ダメージの大きさもあって、西村氏の責任を問う声が出始めている。

 これまで勝利という実績で寄り合い所帯を維持してきた野党共闘が、来年の統一地方選、参院選を控えて岐路に立たされた。

 森氏は「こんな状況が続くと見放される。技術的な話ではなく、本気度の問題だ」と危機感を強める。ただ共闘は重視し「これでは駄目という教訓を得られれば次につながる」とする。

 共産党県委員会の樋渡士自夫委員長も「教訓を導き出し、各党が率直に議論するのがポイントだ」と共闘方針は変えない考えだ。

 西村氏も「野党が連携して1人を推すという形が失敗ということではない」としたが、参院選については「まだ先のことは考えられない」と話すにとどめた。

7103チバQ:2018/11/06(火) 20:34:39
http://www.niigata-nippo.co.jp/select/shichousen-konsen3.html
<中原新潟市長誕生> 混戦の先に
【課題山積】漂う停滞感 どう対処

【写真】篠田昭市長(手前)と引き継ぎなどについて意見を交わす中原八一氏=10月30日、新潟市役所
 10月28日の新潟市長選で初当選した中原八一前参院議員(59)は30日、新潟市役所に篠田昭市長(70)を訪ねた。11月18日の市長就任までの引き継ぎなどについて話すためだ。

 面会後、中原氏は報道陣に「篠田市政は政令市の土台をつくる第1ステージで、私が担うのは第2ステージ。市民と一緒に築いていきたい」と抱負を語った。

 選挙戦で、自民党の支持を得た中原氏は自民の中心的な支持層を手堅く固め、幅広い年代に浸透した。4期16年の篠田市政に対しては中立的なスタンスを保ち、告示日には篠田氏が応援に駆け付けた。

 中原氏は9万8975票を獲得したが、得票率は3割にとどまる。選挙戦後半に篠田市政を批判した小柳聡前市議(31)と、「市政転換」を訴え続けた吉田孝志前市議(56)がいずれも約9万票を集め、接戦となったためだ。

 新潟日報社の出口調査では、4期にわたった篠田市政に否定的な回答が約6割を占めた。小柳、吉田両氏がそうした批判票の受け皿となった格好だ。

景気・雇用への期待感強く
 篠田市政への批判の背景には、新潟市を覆う停滞感がある。

 2007年に本州日本海側初の政令市になったものの、1人当たりの市民所得はこの10年でほぼ横ばい。人口は増えず、16、17年には政令市移行後初めて2年連続で転出超過の社会減となった。社会増減は富山、山形など周辺県庁所在地と比べても劣勢だ。

 選挙戦で中原氏は「拠点性の向上」を訴えたが、篠田市政下でJR新潟駅の高架化や周辺道路整備は遅れ、計画も縮小。LRT(次世代型路面電車)を断念し、導入したBRT(バス高速輸送システム)は市民の大半が支持していない。

【関連記事】BRT批判多く篠田市政に否定的6割



 都市の魅力や拠点性の指標となる中心市街地の地価は低落傾向を続け、10年前に同水準だった金沢市のほぼ半額に落ちた。9月末に新潟三越が閉店を発表するなど、市街地活性化にも暗雲が漂う。

 経済界を中心に、篠田市政は産業政策が不十分だったとの指摘もあった。

 出口調査では働き盛り世代が中原氏を支持し、重視した政策は「景気・雇用」が「医療・介護・福祉」と並んで最多。「景気・雇用」を選んだ有権者の4割近くが中原氏に投票し、経済活性化への期待を託した。

 しかし、市の財政は積極予算を組めるような状況ではない。17年度末の基金残高は約33億円で、政令市移行前の06年度に比べ10分の1以下にまで減った。18年度の社会保障予算は約793億円と10年間で約343億円増加。高齢化に伴い、さらに増える公算だ。

財政難 問われるリーダーシップ
 自治体財政に詳しい新潟大経済学部の鷲見英司准教授は「財政の硬直化が進んでいる。投資余力があまりないので我慢が大切になる」と指摘。行政サービスの効率化が迫られるとみる。

 43年ぶりの自民党系市長となる中原氏は、選挙戦で国や県とのパイプを強調した。

 国政で二階派に所属し、国土交通政務官も務めた中原氏。市幹部は「国は首長を見ている。国交省関連の国費が増えることへの期待感はある」とする。政策の方向性は花角英世知事とも共通しており、相乗効果を期待する声も上がる。

 ただ中原市政の基盤は盤石とは言えない。市長選で自民系の吉田氏と争ったことで、市議会の保守系議員も分裂した。吉田氏を支援したベテラン市議は「ほとぼりが冷めるまで様子見だ。敵対することはないが、保守系がまとまることもないだろう」と語る。

 混戦の果てに新市長となった中原氏は「市民のために必要なことは、いかなる抵抗があっても市長の責任で断行する」と意気込む。どう足元を固め、政令市の針路を描くのか-。リーダーシップが問われる。

7104チバQ:2018/11/06(火) 20:35:30
http://www.niigata-nippo.co.jp/feature/shichousen2018/20181031429243.html
候補の強弱、如実に
新潟市長選 8区の得票率分析
 28日の新潟市長選は、自民党が支持した前参院議員の中原八一氏(59)が制し、ともに前市議の小柳聡氏(31)、吉田孝志氏(56)が約8千票差まで詰め寄った。前北区長の飯野晋氏(45)も含め無所属新人4候補による混戦となり、行政区によって各候補の強弱が出ていたことも特徴的だった。市内全8区での各候補の得票率と戦いぶりをまとめた。

<北区>飯野氏 善戦

 区内在住の小柳氏が地元青年会議所などの応援を得て、トップに。各地の自治会長など地元有志の支援を受けた前北区長の飯野氏が2番手と健闘。旧新潟市エリアが地盤の吉田氏は、4年前の前回選挙より票を落とし、自民支持層を中原氏と分け合う格好になった。

<東区>吉田氏 浸透

 BRT(バス高速輸送システム)で乗り換えが必要になった地域があり、BRTに批判的な意見の割合が8区の中で最も高かった。「廃止」を訴える吉田氏が浸透し、トップに。小柳氏は、共産党の県議や市議を中心に支持拡大を狙ったが、2番手にとどまった。

<中央区>保守が競る

 区選出の市議だった吉田氏が、得票率34・7%で大票田を制した。しかし、吉田氏を支援した市議は「勝つためには、ここでもっと得票が必要だった」とする。当選した中原氏は保守層を取り込んで2番手。小柳氏は、保守系2人の激戦に埋没する形となった。

<江南区>中原氏 首位

 亀田や横越に地盤を持つ保守系市議2人の全面支援を受けた中原氏がトップとなった。旧新潟市エリアを地盤とし、「江南駅」設置を強調した吉田氏は2番手。小柳氏は、旧民進党系の市議らがフル稼働して支えるも、知名度不足もあって票が伸びなかった。

<秋葉区>野党系強く

 6月の知事選で敗れた池田千賀子氏がトップとなるなど、野党系が強い地域とされる。市長選でも組織がフル稼働し、小柳氏がトップとなった。保守系3市議が陣営に結集した中原氏は2番手。吉田氏の得票率は、前回より6・3ポイント低い21・3%にとどまった。

<南区>保守が分裂

 保守系の市議と県議が吉田氏と中原氏に割れた。吉田氏は市議時代に同じ会派の2市議が支持し、前回市長選に続きトップ。中原氏は自民県議が応援し、保守層を掘り起こして2番手。小柳氏は、野党系の菊田真紀子衆院議員の支援があったものの伸び悩んだ。

<西区>原動力 得る

 区在住の中原氏が4割に迫る票を獲得して他の3候補を圧倒、当選の原動力となった。小柳氏は非自民系市議がこぞって支援したが、9千票以上の差を付けられ2番手。吉田氏は「BRT廃止」を強調して票の取り込みを狙ったが、3番手にとどまった。

<西蒲区>小柳氏 健闘

 隣接する西区在住の中原氏がトップ。2市議が街頭演説に立つなど、支援に回った。小柳氏は、鷲尾英一郎衆院議員が告示後に中原氏支持を表明する中、2番手に付ける健闘。吉田氏は、BRTの影響が薄い同区では主張が響かず、前回市長選より票を落とした。

【新潟市長選2018】 2018/10/31 10:46

7105チバQ:2018/11/08(木) 14:14:14

https://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/735103?f=y
福井県知事選、現職派県議が会発足
県会自民党、過半数の15人で
2018年11月7日 午後5時00分

来春の知事選に向けて結成された「西川県政と共に歩む会」の県議ら=11月6日、福井県福井市の県繊協ビル 拡大する
来春の知事選に向けて結成された「西川県政と共に歩む会」の県議ら=11月6日、福井県福井市の県繊協ビル

 来春の福井県知事選を巡り、県議会最大会派県会自民党(25人)の半数を超える15人が11月6日、西川一誠氏(73)の5選に向けて「西川県政と共に歩む会」を発足させた。1日に西川氏に提出された支持表明の連判状と同じメンバーで構成され、このうち山岸猛夫会長ら8人が議長経験者。地域に長年張り巡らせてきたネットワークを生かし、西川県政の継続に賛同の輪を広げていく方針だ。

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 会合は午後2時から福井市の県繊協ビルで開かれた。開始30分ほど前から議員が次々と姿を見せ、吹っ切れた表情で会議室に入っていった。

 冒頭の撮影以外、協議は非公開で行われた。厚いドアに阻まれ、中の様子はうかがい知れなかったが、大きな拍手が何度も廊下に漏れ聞こえた。午後3時40分ごろ終了し、山岸会長と仲倉典克代表幹事が記者団の取材に応じた。

 山岸会長は「15人の固い決意を持って、『西川県政と共に歩む会』という会の名前を決めた。今後、西川氏の5選に最大限協力していくというのがわれわれの意思だ」と述べ、役員名簿を発表した。

 西川県政の継続を支持する理由について、山岸会長は「西川氏は北陸新幹線の県内延伸や幸福度日本一など数々の成果を上げてきた。福井国体も優勝という二文字で終わらせるのではなく、県民の素晴らしい結束力と底力を県内外にアピールし、U・Iターンなどの人口減対策や知名度アップ、観光客増にしっかりと生かすべき。それが西川氏の務めだ」と力を込めた。

 仲倉代表幹事も「政治行政には節目がある。北陸新幹線が敦賀まで延伸し、中部縦貫自動車道大野油坂道路も開通する見通しの2023年が、県政の大きな政治的スケジュールが一通り完結するポイントになる。(5期目の任期満了となる)23年に向けて政策が動いているし、西川氏にはそれまでもう一踏ん張りしてもらいたい。会の結成に当たって、われわれは政策の継続性を重視した」と述べた。

 今後の活動について、山岸会長は「この15人から増やさないということではなく、限定したものではない」とし、市町議員への賛同の呼び掛けに関しても仲倉代表幹事は「今後の状況を見ながら判断していく。いろいろな選択肢を排除しない」と説明した。

 西川氏の5選出馬に当たっては、「原則3期まで」となっている自民党の推薦問題が今後の大きな焦点となる。この点に仲倉代表幹事は「県連は西川氏の4選出馬の際に推薦した。他県でも党本部の公認、推薦は得られなくても、県連レベルの推薦はごく普通にしている。原則3期ルールうんぬんに何ら抵抗はないし、特別に重要視していない」と強調。山岸会長も「石川県連の(7選出馬の谷本正憲氏を推薦した)例もある。党員はもちろん、県民に理解される方向を示すことが何より大事。そこを一番に考えないといけない」と語った。

 これに対し前副知事の杉本達治氏(56)を支持する「福井県の未来を創造する自治体議員連盟」事務局長を務める県会自民党の田中宏典政調会長は「会派の支持が割れる状況になり、議員連盟に所属する市町議員には大変申し訳ない。議員連盟として今後も粛々と新知事誕生に向けて活動していきたい」と話した。

「西川県政と共に歩む会」の構成議員は次の通り(★は議長経験者、敬称略)。

 会長 山岸猛夫(★5期)▽副会長 山本芳男(★8期)関孝治(★8期)石川与三吉(★6期)中川平一(★5期)▽代表幹事 仲倉典克(★4期)▽幹事 松井拓夫(★4期)大森哲男(3期)宮本俊(2期)▽メンバー 松田泰典(★4期)大久保衞(3期)畑孝幸(3期)西本正俊(3期)鈴木宏紀(3期)島田欽一(2期)

7106チバQ:2018/11/08(木) 14:14:28
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181108-00010001-fukui-l18
選挙向け現職知事と前副知事の2氏が自民に推薦願 福井、執行部も意見割れる
11/8(木) 12:24配信 福井新聞ONLINE
選挙向け現職知事と前副知事の2氏が自民に推薦願 福井、執行部も意見割れる
来春の福井県知事選へ向け、自民党県連に推薦願を提出している現職の西川一誠氏(左)、前副知事の杉本達治氏(右)
 来春の福井県知事選に向け前副知事の杉本達治氏(56)が11月7日、自民党県連に推薦願を提出した。5選を目指す西川一誠氏(73)も既に推薦願を出しており、県連は10日の執行部会で双方の取り扱いを協議する。両氏の支持を巡り、執行部の多くを占める県会自民党の議員は意見が割れており、協議は難航が予想される。

 杉本氏は福井市の県繊協ビル内にある県連事務局に推薦願を提出した後、記者団の取材に応じた。「(知事になったら)長期的な課題にこれからスタートを切って継続して解決していける点や、協調と連携を重視するという点を評価してほしい」と述べた。

 2日の出馬表明後、県内をほぼ一巡したという。「県民の皆さんの期待の大きさを感じている。期待を受け止め、私にリーダーとなる資格があると感じてもらえるようにしていきたい」と強調した。

 自民県連のルールでは、知事選候補の公認や推薦は「連続3期まで」とする党本部の選挙対策要綱に基づいて判断することになっている。この原則通りなら西川氏は推薦対象にならないが、西川氏を支持する県連執行部の一部には「西川氏の4選出馬の際にも県連レベルで推薦した。他県に同様の事例があり、問題はない」との声も聞かれる。

福井新聞社

7107チバQ:2018/11/11(日) 19:50:51
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181111-00010001-niigatatvv-l15
「一騎打ち」に「与野党対決」も 新発田市長選告示
11/11(日) 18:21配信
任期満了に伴う新発田市長選が告示されました。現職と新人の一騎打ちに、与野党がそれぞれ支援に加わるなど激しい選挙戦が予想されます。新発田市長選に立候補をしているのは、届け出順に新人で前新発田市議の小林誠さんと、現職で3選を目指す二階堂馨さんの2人です。
小林さんの出陣式には野党系の国会議員らが出席しました。小林さんは、二階堂市政について、市内の中心市街地を整備しただけで、その恩恵は一部に限られていると批判。新たな街づくりには、世代交代が必要だと訴えます。
一方、二階堂さんの出陣式には、自民党の国会議員や県議が出席したほか、花角知事も応援に駆けつけました。国や県とのパイプをアピールするほか、2期8年の実績や子育て支援などを訴えています。
投票は18日で即日開票されます。


最終更新:11/11(日) 18:21


https://www.sankei.com/politics/news/181111/plt1811110003-n1.html
新発田市長選 現新一騎打ちの見通し 新潟
2018.11.11 11:03
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 任期満了に伴う新潟県新発田市長選が11日に告示され、いずれも無所属で、新人で元市議の小林誠氏(42)と、3選を目指す現職の二階堂馨氏(66)の2人が立候補を届け出た。現時点でこのほかに立候補に向けた動きはなく、選挙戦は一騎打ちとなる見通し。投開票は18日。

 小林氏は、子育て支援の拡充による人口減少問題の解消や、地域経済の底上げのために官民協働で観光振興を図ることを政策に掲げ、市政の変革を唱える。

 二階堂氏は、これまで取り組んできた行財政改革の実績を強調。産業振興、子育て支援、教育の充実を中心とした安定的な市政の継続を訴えている。

7108チバQ:2018/11/13(火) 00:34:24
https://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/737624
福井知事選の推薦巡り自民県連分断
新人の上申決定、現職派は抗議
2018年11月11日 午前7時30分

来春の福井県知事選を巡り、西川一誠氏と杉本達治氏の推薦願の取り扱いを協議した自民党福井県連の執行部会=11月10日、福井市の県繊協ビル 拡大する
来春の福井県知事選を巡り、西川一誠氏と杉本達治氏の推薦願の取り扱いを協議した自民党福井県連の執行部会=11月10日、福井市の県繊協ビル


 来春の福井県知事選を巡り、自民党福井県連は11月10日、福井市の県繊協ビルで執行部会を開き、5選を目指す現職の西川一誠氏(73)と、前副知事の杉本達治氏(56)の推薦願の取り扱いを協議した。西川氏の実績を踏まえ慎重な判断を求める声がある中、多数決で杉本氏の推薦を党本部に上申することを決定した。これに反発し、県議の「西川県政と共に歩む会」は「強行採決による決定は無効」との抗議文を山崎正昭会長に提出した。双方の対立が先鋭化し、県連が分断する極めて異例の事態となった。

 執行部会にはメンバー18人のうち16人が出席。冒頭を除き非公開で協議した。

 会合後、山崎会長と斉藤新緑幹事長が記者団の取材に応じた。斉藤幹事長は、知事選候補者の推薦は「連続3期まで」とする党本部の選挙対策要綱に基づく県連ルールにのっとり「党本部が推薦できる杉本氏を優先し、それが妥当かどうか協議した」と説明した。西川派の県議から異論が出たものの、議長役の斉藤幹事長を除いて採決した結果、委任状2人を含む12人が杉本氏の推薦上申に賛成し、反対は5人だったという。

 山崎会長は反対意見がある中、多数決で結論を出したことに「物差しは県連ルールと言わざるを得ない」と説明した。その上で「引きずると、ぼやが大火になり、収拾がつかなくなると判断して決めさせてもらった」と述べた。

 これに対し、「西川県政と共に歩む会」の10人が会合終了後、即座に「執行部の決定は無効」とする抗議文を山崎会長に手渡した。▽斉藤幹事長が県連に諮ることなく杉本氏に出馬要請し、党員並びに関係団体に著しい混乱を招いたことは辞職に値する▽知事選の推薦の取り扱いは、わずか18人の執行部だけの決定ではなく、党員の幅広い意見を聞き総意の下、諮るべき―と強調。「各候補者の政策、人柄、政治信条などをしっかり理解した上で、県連で慎重かつ丁寧に審議すべきであり、推薦願が提出されて数日の現状において拙速に結論を図るべきではない」とした。

 「歩む会」会長で県連会長代行の山岸猛夫氏は「この問題は県内で大混乱を招いている。総務会や拡大執行部会などで党員や関係団体の幅広い意見を聞いた上で慎重に判断すべきだと申し上げたが、どうしてもこの場で決めたいということで聞き入れられなかった。強行採決ありきだった。大変残念だ」と述べた。

7109チバQ:2018/11/13(火) 00:38:26
保守系
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181112-00000041-mai-pol
<福井知事選>中井県議が出馬へ
11/12(月) 17:38配信 毎日新聞
 来春の福井県知事選に、県議の中井玲子氏(60)が11日、無所属で立候補する意向を表明した。政党の支援は受けないという。知事選には5選を目指す現職の西川一誠氏(73)と元副知事の杉本達治氏(56)も出馬の意向を示している。

7110チバQ:2018/11/13(火) 00:39:16
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20181111ddlk18010158000c.html
<2019知事選>杉本氏を推薦決定 自民県連、党本部に申請へ /福井
11月11日 00:00毎日新聞

 自民党県連(会長・山崎正昭参院議員)は執行部会を10日開き、来春の知事選で元副知事の杉本達治氏(56)を推薦することを決めた。党県連には現職で5選を目指す意向の西川一誠氏(73)も推薦願を出していたが「両者とも立派な方で苦慮したが、このまま引きずれば収拾がつかないと判断した」(山崎会長)として、杉本氏を全面的に支援する。近く党本部に申請する。【大森治幸、岸川弘明】

 ◇西川氏推す県議が抗議

 福井市内に役員16人が集い、非公開で協議した。西川氏を推す声もあって全会一致とはならず、多数決で杉本氏の推薦を決めた。党県連の判断が関係団体や他の政党に影響するのは必至で、過去4回の選挙で自民の支援を受けた西川氏には向かい風となりそうだ。

 両氏の支持を巡っては県議会の自民系会派でも意見が割れ、杉本氏の推薦決定は県内の自民支持層が分裂する可能性がある。執行部会終了後、党県連の山岸猛夫会長代行ら県議でつくる「西川県政と共に歩む会」は、山崎会長に推薦決定を無効と主張する抗議文を提出。杉本氏に出馬要請した党県連幹事長の斉藤新緑県議について「党員や関係団体に混乱を招いたことは辞職に値する」と断じた。

 ただ、党本部の内規は知事選の推薦を連続3期までの候補者に限っており、斉藤県議は「杉本さんの推薦が妥当かを判断する協議であり、議論の余地がない」と主張。山崎会長は「党県連の運営に協力いただくのが党員・党友の務めだ」と述べた。

 知事選には共産党も市民団体と協議し、独自候補擁立を検討している。

7111チバQ:2018/11/13(火) 00:40:24
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20181109ddlk18010217000c.html
<2019知事選>杉本氏が推薦願提出 自民と連合福井に 西川氏も 支援巡り綱引き /福井
11月09日 00:00毎日新聞

 来春の知事選に立候補する意向を表明した元副知事の杉本達治氏(56)が、7日付で自民党県連に推薦願を提出したことが党県連への取材で分かった。現職の西川一誠氏(73)も提出しており、党県連は10日に開く執行部会で取り扱いを協議する方針。両氏が連合福井にも推薦願を出していることも判明し、支援組織を巡る綱引きが熱を帯びてきた。

 党友を含めた県内の自民党員は1万人を超え、連合福井には27の産別組織に約4万人の組合員がいる。支持政党を超えた支援は組織戦の要ともなり、2015年の前回選では双方の推薦を取り付けた西川氏が相手候補に大差を付けて一騎打ちを制している。

 両氏からの推薦願について、連合福井は20日に開く代表者会議で取り扱いを協議する運び。知事選は県議選と日程が重なるため、支持母体を労働組合とする県議の動向も注目される。

 一方、鯖江市の牧野百男市長は8日の定例記者会見で「行政の継続性が一番大事だ」と述べ、現職の続投を望む考えをにじませた。知事選の関連質問に、北陸新幹線の県内延伸に伴う特急存続問題などを要望してきた経緯を踏まえて答えた。

 県内の各地区では自治体首長が西川氏の後援会長を務めるケースがあり、今後の動きが選挙戦を左右する可能性がある。知事選には共産党も市民団体と協議し、独自候補の擁立を模索している。【大森治幸】

7112チバQ:2018/11/13(火) 00:40:59
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20181106ddlk18010242000c.html
<県政の行方>2019知事選/上 県会自民、分裂は必至 元副知事を擁立/現職5選支持派も /福井
11月06日 00:00毎日新聞

 ◇「人生を懸ける」 要請受け杉本氏

 西に国会議事堂を望む東京は霞ケ関、総務省の入る中央合同庁舎。日も暮れた10月31日、口を固く結んで廊下をゆく公務員部長、杉本達治(56)の手には封書があった。

 福井県内の地方議員25人から来春実施される知事選への立候補を要請され、わずか数時間後のことだ。向かった先で、上司と仰ぐ官房長に杉本が差し出したのは、表に「辞表」としたためた封書だった。副知事として仕えた現職知事の西川一誠(73)との対決を期し、杉本が退路を断った瞬間だった。

 県庁で11月2日に開いた記者会見で、杉本は語気を強めた。「出馬する以上は人生を懸けて絶対に勝つ。行政のあり方、県政のあり方を変える時だ」。紅潮させた顔には覚悟のほどが浮かぶ。事実上の選挙戦の幕が切って落とされた。

 ◇「選挙の話題も」 党大物と西川氏

 西川の任期満了に伴う知事選の行方が混沌としてきた。慣例とした12月県議会の正式表明を待たず、西川は10月29日の定例記者会見で「県政発展と県民の幸せのため、引き続きその先頭に立つ覚悟だ」と述べ、5選出馬への意欲を示した。

 あるベテラン県議は「早すぎる」といぶかったが、4期16年で北陸新幹線の県内延伸に道筋をつけた県政の長は、政治家としての動きを加速させていた。同25日には上京し、幅広い人脈で選挙にたけた自民党幹事長の二階俊博と会っている。

 記者会見で、二階との面会を問われた西川は「新幹線の状況などを報告、要望した」と答え、考えるそぶりをして続けた。「選挙の話題も出た」。後援会幹部はさらに、同31日にも東京で党幹部に面会したことを明かす。西川とは「あうんの呼吸」で年明けから出馬準備を進めているといい、11月中旬には県内各地で県政報告会を始めるという。

 ◇「負け戦は嫌」 悩める地方議員

 西川と杉本。自治省(現総務省)出身で、副知事を務めた経歴は、カーボン紙でなぞったように似る。

 2003年4月の知事選で自民や公明の党推薦を得て初当選した時、西川は58歳だった。福井市の得票が次点にとどまるなど苦戦を強いられたが、事実上の一騎打ちを5万票近い差で制した背景には支持組織の一本化がある。一度は立候補を表明した自民党の現職参院議員がこの年1月に辞退、党県連に所属する地方議員が結束した。手足となって票を掘り起こし、当選に結びつけた経緯がある。

 翻って19年知事選。杉本擁立に動いたのは、県議会最大会派の県会自民党(25人)会長、斉藤新緑ら保守系を中心とする地方議員だった。出馬要請に先立つ10月29日には、福井市内の会議に約60人を集めて気勢を上げている。

 自民党本部の選挙対策要綱は、知事選や政令市長選で公認・推薦するのは「連続3期まで」の候補者に限ると定める。党県連の幹事長も担う斉藤は「党本部の推薦は県連が要求して成り立つものだ」と話し、地方議会の自民系会派から党本部が一枚岩となって杉本を推す思惑を隠さない。

 だが、県会自民党にも西川を推す県議はいる。会派副会長の仲倉典克らは11月1日、所属県議15人の署名が入った文書を西川に手渡した。5選を支持する内容で、仲倉は「会派を挙げて杉本氏を推しているかのように受け取られるのは誤解だ」とくぎを刺す。6日にも西川を推す県議たちは集まり、支援のあり方などを話し合う予定だ。

 県会自民党の分裂は必至となり、関係団体や市町議員にも波紋は広がる。関係団体の幹部を務める県内の地方議員は「負け戦は誰でも嫌。勝ち馬に乗りたくて、静観している議員が多いんじゃないか」と嘆息を漏らした。

 現職と元職の正副知事による対決が濃厚となった知事選は共産党も市民団体と協議し、独自候補擁立を検討している。(敬称略)

    ◇    ◇

 県政の行方を占う知事選が来春に迫り、11月5日現在で現職の西川一誠氏と元副知事の杉本達治氏が立候補の意向を表明した。前哨戦に火花を散らす両者や関係者の思惑を取材した。

7113チバQ:2018/11/13(火) 00:41:21
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20181107ddlk18010210000c.html
<県政の行方>2019知事選/下 経歴、政策見えぬ違い 「100年に一度」の節目、担う「代表」は /福井
11月07日 00:00毎日新聞

 自治体の首長は直接選挙で選ばれる。ゆえに知事は県民の代表とされ、福井では年間4700億円規模の予算や約4000人の人事の執行権が集中する。

 西川一誠(73)が2003年にその座を射止め、15年がたった。「スピードと決断」。就任当初の西川が好んで使ったその言葉は、来春の知事選で相対する公算が大きい人物の座右の銘に似る。「決断即実行」。かつて副知事として西川を支えた、前総務省公務員部長の杉本達治(56)だ。

 ◇トップダウン型 西川氏

 自らの考えを迅速に行政へ反映させる。西川は初当選と同時にトップダウン型の手法を導入した。象徴的なのが「政策合意」だ。マニフェストに記す政策について年度ごとに部局長の合意を取り付け、目標が達成できたか公表する。17年度は化石レプリカの商品化をはじめとする恐竜ビジネスの拡大など、152項目中132項目が「目標を上回って達成した」か「目標を達成した」と認定された。

 「節目節目に合意した政策を念頭に置くことで(職員が)仕事を進める際の指針になる」。政策合意に関し、西川は04年4月の記者会見でそう語った。利益を追求する企業の手法とも取れるが、ある県幹部は「知事は『目標を達成しろ』とは言わない。政策目標を確認するのに有意義で、努力するプロセスが大事なんだと実感できる」と話す。

 だが、上意下達を原則とした機構統治には居心地の悪さを覚える職員もいる。

 県庁7階の会議室701。西川が事業の進捗状況などをヒアリングするその部屋について、ある職員は前任者から「ナナマルイチでのやり取りは胸にしまっておけ」と聞いた。西川の質問と指摘は細微に及ぶ。膨大な資料の作成と回答の準備に追われるが「合意に従って政策立案したのに、はしごを外される時もある。知事が納得すれば『良し』として、その過程は目をつぶれということでしょう」

 ◇ボトムアップも 杉本氏

 その西川の下で、杉本は04〜07年に総務部長、総務省に一旦戻った後の13〜16年には副知事を務めた。県幹部の1人は「副知事への『再登板』は西川さんの意向があったはずで関係も良かった」と言う。知事選への出馬意向を表明した11月2日の記者会見でも、杉本はかつての上司を「尊敬する大先輩」と持ち上げた。

 ただ、連続4期にわたる県政運営についてはきっぱりとその弊害を断じている。「人が育っていない」

 副知事の頃、杉本の肝煎りで若手職員を対象に始まった試みがある。課題解決に向けたチームの編成で、政策に結びつくかは顧みずに異業種の専門家にも教えを請い、議論を重ねるよう促した。「即実行」の意気込みを伝える一方、西川と職員の間を取り持つ「潤滑油」役を務めたとも自認する。 県職員の1人は、西川と杉本が席を並べたヒアリングでその恩恵を受けた。「知事から厳しい指摘があった時、杉本さんの一言で場が和らいだ」

 杉本は、西川の政策合意について「そればかり推し進めると閉塞感が出る」と批判し、職員の提案を柔軟に取り入れるボトムアップ型の手法を導入する考えを示す。西川との差別化を図る狙いも透けるが、統治手法のあり方が県民生活に直結するとは言い難い。「その気があるなら4年待てばいい」。退職した県幹部からは、そんな声も漏れる。

 ◇「県民は困惑」

 「県民は困惑している。後々に禍根を残さぬためにも、2人はそれぞれの違いが分かるよう政策や出馬の意図について説明すべきだ」。嶺北のある首長は、相次いで出馬表明した2人から違いをくみ取れないことにいらだちを隠せない。

 原発が立地する鹿児島県と新潟県で16年にあった知事選では、原子力政策で主張をたがえる候補者が接戦を演じた。県民の生命と財産に関わる問題だが、安全性を担保するため政府の積極的な関与を求める西川の原子力政策について、杉本は記者会見で「『この部分をすぐに変える』ということはない」と話した。

 北陸新幹線の県内延伸を控える今を、西川は「100年に一度の重要な節目」、杉本は「100年に一度のチャンス」と言った。ともに自治省(現総務省)出身で副知事を経験した西川と杉本が、県政の行方をどう描くのか。知事選は共産党も市民団体と協議し、独自候補擁立を検討する。「県民の代表」をうかがうそれぞれの政策は、まだ、見えない。(敬称略)=この連載は大森治幸と岸川弘明が担当しました。

7114チバQ:2018/11/13(火) 00:47:18
https://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/736437
福井県知事選、会派間に温度差
市議会、推薦見極め慎重意見
2018年11月9日 午後1時00分

来春の知事選を巡り、対応を協議するために集まった福井市議ら=11月8日、福井県福井市役所 拡大する
来春の知事選を巡り、対応を協議するために集まった福井市議ら=11月8日、福井県福井市役所


 来春の福井県知事選を巡り、福井市議会(定数32)の保守系、労組系の3会派と無所属議員は11月8日、市役所で今後の対応を協議した。出席者によると、保守系の最大会派「一真会」(11人)が前副知事の杉本達治氏(56)の支持を呼び掛けたのに対し、保守系の第2会派「志政会」(8人)からは自民党県連が現職の西川一誠氏(73)と杉本氏のどちらを推薦するのか見極めたいとの慎重意見が出た。労組系の第3会派「市民クラブ」(6人)も態度を保留し、会派間の温度差が浮き彫りとなった。

⇒【D刊】福井県知事選動向、さらに詳しく

 会合には一真会と志政会、市民クラブの大半の議員のほか、無所属議員2人が出席した。出席者によると、一真会の皆川信正会長や見谷喜代三議員が「福井市議会として可能な限り一枚岩になり、杉本氏を支援したい」と求めた。

 これに対し、志政会の議員からは10日の自民県連執行部会で協議される推薦の行方や、県議会最大会派の県会自民党で杉本氏と西川氏の支持が二分している状況を踏まえ、様子見したいとの声があった。市民クラブの議員は、支持母体の連合福井の意向を踏まえて判断したいとの考えを示した。ただ「杉本氏支援に真っ向からの反対はなかった」(一真会中堅議員)という。

 見谷氏は会合後、記者団の取材に対し「さまざまなしがらみがあるが、最終的には(杉本氏で)まとまりたい」と今後を見据えた。

7115チバQ:2018/11/13(火) 00:48:10
https://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/736044
鯖江市長は現職支持、福井県知事選
「政策の継続性重視」と会見
2018年11月9日 午前7時00分

福井県鯖江市の牧野百男市長 拡大する
福井県鯖江市の牧野百男市長


 福井県鯖江市の牧野百男市長は11月8日の定例記者会見で、来春の知事選について「市政全般で県との連携は重要。政策の継続性を重くみている」と述べた。その上で、個人的な見解としながらも「引き続き現職にお願いしたい」との考えを明らかにした。

⇒【D刊】福井県知事選動向、さらに詳しく

 知事選には、現職の西川一誠氏(73)と前副知事の杉本達治氏(56)が出馬を表明している。

 牧野市長は市政の最重要課題である北陸新幹線県内延伸後の特急存続問題などを踏まえ「知事に要望書を提出した際は『一緒にやろう』と好感触だった」とし、引き続き県と連携して臨みたいとの姿勢を示した。

 一方で「(各種団体の)推薦もまだ出ていない段階。これからいろんな意見が出るだろう」とも語り、今後の状況を見守るとした。

7116チバQ:2018/11/13(火) 20:39:12
https://news.goo.ne.jp/article/chuplus/region/chuplus-CK2018111302000108.html
「チャンスつかめるまちに」 金沢市長 山野氏4選
05:00中日新聞プラス

「チャンスつかめるまちに」 金沢市長 山野氏4選

4回目の当選を果たし、満面の笑みを見せる山野之義氏=11日午後8時20分、金沢市田上さくらで(篠原麻希撮影)

(中日新聞プラス)

 金沢市長選は十一日投開票され、いずれも無所属で、現職の山野之義氏(56)=自民、国民、公明推薦=が、市民団体「市民本位の金沢市政をつくる会」事務局次長の南章治氏(63)=共産推薦=を大差で下し、当選した。二〇一四年十月の出直し選を含め四回目の当選で、山野市政は三期目に入る。投票率は24・92%で、〇二年の26・38%を1・46ポイント下回り過去最低だった。(本安幸則)
「最後の1期」
 山野氏は「文化都市金沢の個性、魅力に磨きを掛け、子どもの施策にも格段に力を入れて取り組みたい」と抱負を語った。一方、条例で自らの任期を三期までと定めており「条例に従う。最後の一期」と明言した。
 山野氏は「世界の交流拠点都市」を目指すとする市の将来ビジョン実現に向け、まちづくりや福祉、文化施策など幅広く訴えた。八年前の市長選初当選時から山野氏への支持を巡り対応が割れてきた自民は、今回初めて山野氏を単独推薦。他の政党や団体を含めた組織力と、現職としての知名度の高さを生かして幅広く支持を集めた。
 南氏は山野市政で進められた家庭ごみ有料化、宿泊税導入の中止などを主張。しかし告示まで一カ月を切った十月初旬の出馬表明で出遅れを挽回できず、支持を広げられなかった。
 当日有権者数は三十七万三千八百八十一人。市選管は十三日、山野氏に当選証書を付与する。三期目の任期は十二月十日から。
投票率24・92% 過去最低
 二十年ぶりに現職と新人の一騎打ちとなった今回の金沢市長選。投票率24・92%は、前回比22・11ポイント減と大幅に低下した。国政などを含め同市のいずれの選挙と比べても、最も低かった。今回は期日前投票も伸びず、前回より約一万五千人少ない三万一千四十人にとどまった。
 過去二十年の投票率を見ると、おおむね20〜30%台で推移。山野之義氏が、当時現職だった山出保氏を破って初当選した二〇一〇年は35・93%。一四年十月の前回は山野氏の辞職に伴う出直し選で、政党推薦を受けた前県議ら四人が立候補する激戦となり、47・03%と高くなった。県議と市議の補選が同日行われたことも投票率を押し上げた。
 26・38%とこれまで最低だった〇二年の市長選は、山出氏が四期目を目指した選挙。新人二人が挑んだが事実上、「オール与党」対共産の構図となり投票率が伸びなかった。
 全国市長会によると、今年、十一日までに市長選が終わった県庁所在地は七市。このうち金沢市の投票率は最低だった。金沢に次いで低かった鳥取市も31・51%で過去最低。金沢市と同様、現職と共産系新人の一騎打ちだった。
 今年は同日までに、全国で百八十九の市区長選が終わり、うち四十六市区で無投票だった。 (堀井聡子)

7117チバQ:2018/11/13(火) 20:39:24
本紙インタビュー 
 金沢市長選で4選を果たし、3期目に入る山野之義氏は11日、本紙のインタビューで、2022年度までに「世界の交流拠点都市」を目指すとする市の将来ビジョン実現に向け、「やる気のある人がチャンスをつかめるまちにしたい」と抱負を語り、まちの活力、市民の活動を促す施策を積極的に進める考えを示した。(聞き手・大場司編集局長)
 具体的な施策では、選挙中にも訴えたスポーツ文化、建築文化の発信、広域連携の推進を強調。スポーツ施策では約六千人のボランティアが関わり開催されている金沢マラソンを例に「する、見る、応援する以外の支えるスポーツという側面を顕在化させたい」と市民が広く親しめる環境づくりを進める考えを示した。
 建築文化では、建築家の故谷口吉郎氏の生家跡地で、長男の建築家吉生氏が土地を寄贈し建物の設計も担当する「建築文化拠点施設」の来夏完成後には「いろいろな(取り組みの)可能性が出てくる」と言及。藩政時代の町並みや明治・大正の近代建築、金沢21世紀美術館などの現代建築もある金沢の利点を挙げ「点を線につなげ、面に広げることで文化都市らしい金沢の個性と魅力、強みを新たな視点で発信できる」と説いた。
 子ども施策には「親の責任で厳しい環境に置かれている子どもたちがたくさんいる」と、継続して力を入れる考えを述べた。食事やだんらんの場を提供する「子ども食堂」などが民間によって展開されていることに触れ、「民間では手が届かないところは行政がきちんとやっていきたい」と語った。
1期途中で出直し選3期目
 やまの・ゆきよし 慶大文学部卒。金沢市出身。ソフトバンク社員を経て一九九五年の金沢市議選で初当選し、四期十五年務めた。二〇一〇年の市長選で六期目を目指した現職を破り初当選。一期目後半の一四年八月、競輪場外車券売り場開設を計画した業者との不透明なやりとりが問題視され辞職したが、同年十月の出直し選で再選。任期満了に伴う翌十一月の市長選は無投票で三選を果たした。同市長坂。

7118チバQ:2018/11/13(火) 20:40:34
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20181113ddlk17010474000c.html
<選挙>金沢市長選 山野氏4選 最後の任期、まい進 /石川
00:00毎日新聞

 任期満了に伴う金沢市長選は11日投開票され、現職の山野之義氏(56)=自民金沢支部、国民民主、公明推薦=が、新人で共産党金沢地区委員長の南章治氏(63)=共産推薦=を破り、4選3期目の当選を果たした。山野氏は2期の実績を強調し、政党や団体から支持を得て組織票を固めた。当日有権者数は37万3881人。投票率は24・92%(前回は無投票)で、過去最低だった2002年(26・38%)を下回った。【久木田照子、岩壁峻、日向梓】

 午後8時すぎ、山野氏の金沢市田上さくら1の事務所に当選確実の一報が入ると、集まった支持者らから歓声が上がった。

 山野氏は推薦を受けた政党や団体への感謝を述べ、「次の4年間、しっかりと仕事をしたい」とあいさつ。3期目に向けて「金沢の個性を磨き、挑戦をして付加価値をつける。多くの市民と一緒に良い街を作る努力をする」と誓った。

 その後の報道陣の取材では、過去最低となった投票率について質問が集中。山野氏は、選挙戦を通して明確な争点がなかったことを否定せず、「(低投票率は)自分自身の資質の問題。争点が2期8年への評価にならざるを得なかった」と述べるにとどめた。

 一方、山野氏に限り市長任期を3期12年までとする2011年制定の多選自粛条例に基づき、今回を最後の任期とする意向も改めて示し、「懸命に市長の仕事をすることに尽きる」と語った。

 山野氏は1995年に金沢市議に初当選。2010年の市長選で、6選を目指した現職を破り初当選した。1期目の14年8月、市内に計画された競輪場外車券売り場を巡り特定の業者に便宜を図ろうとした問題で引責辞任し、10月の出直し選で再選、任期満了に伴う翌月の市長選では無投票で3選した。

 ◇一夜明け初登庁、3期へ決意新た

 金沢市長選から一夜明けた12日、当選した山野氏は市役所に登庁し、職員から花束を手渡された。報道陣に「職員と一緒に仕事をするうれしさと責任を感じ、決意を新たにした」と話した。

7119チバQ:2018/11/13(火) 20:40:50
 ◇知名度向上に苦戦 南氏

 金沢市増泉1の南氏の事務所。山野氏当確の報が早々に伝えられると、南氏は「(自身の)選挙期間が短く、思いが浸透しなかった」と支持者に頭を下げた。

 南氏は選挙戦で山野氏の政策を批判し、市が今年2月に始めた家庭ごみ有料化の中止や、宿泊税導入の取りやめを訴えた。また、学校給食の無償化や、生活道路の除雪をはじめとした防災対策強化を公約に掲げた。

 ただ、立候補表明が告示約1カ月前の先月7日と遅く、共産支持層以外への知名度向上に最後まで苦戦した。南氏は報道陣に「政策には一定の共感をもらえた」としたものの、「有権者の思いを把握できなかった。政策にメリハリが必要だった」と述べた。

 ◇投票率過去最低…両者重く受け止め 組織動き切れず/政策が総花的に

 今年3月の知事選(県39.07%、金沢市30.68%)に続き、投票率は低迷した。期日前投票(11月5〜10日)も3万1040人にとどまり、前々回(2014年10月)の7割に満たなかった。

 選挙戦が有権者の関心を呼ばなかったことについて、両氏の陣営は重く受け止める。山野氏の陣営幹部らは「次の任期のために票を積みたかったが、山野氏個人の人気に頼り、組織全体が動き切れなかった」「政党と山野氏個人の後援会が互いに遠慮した」と振り返った。ある幹部は「相手候補が決まるのが遅く、知名度も低かったことも選挙戦が盛り上がらなかった一因」と漏らした。

 一方の南氏の陣営幹部は「候補者選考をはじめ内部の議論で時間を費やし、政策が総花的になった」と反省する。「山野市政には不満だが、南氏に投票しても勝てないから投票に行かない」という声も多く聞いたといい、「支持者以外に訴えを広げる活動ができていない。日常的に市民に働きかけていかなければ」と話した。

 金沢市長選は近年は、山出保・前市長が初当選した1990年(61.70%)▽山野氏が前市長を破り初当選した2010年(35.93%)▽山野氏の辞職に伴い4人が立候補した14年10月(47.03%)--に投票率が上昇した。【久木田照子、岩壁峻】

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 ■視点

 ◇選択させる市政を

 4人に1人。金沢市長選で投票に行った有権者の割合だ。大きな争点が見えず、山野市政2期8年の評価が主題となった今回。当選した山野之義氏は、有権者の多くが、市の将来像を描くリーダーを「選択しようとしなかった」現実を直視するべきだろう。

 山野氏は現職として高い知名度があり、複数の政党・団体から推薦も得た。一方、新人の南章治氏は告示1カ月を切ってから立候補を表明。準備不足は否めず、分かりやすい争点を有権者に提示しきれなかった。

 選挙戦は当初から山野氏の圧勝が予測された。投票に行かなかった人たちからは、市の除雪体制や家庭ごみ有料化などに不満を漏らしながらも、「現職が勝つ結果が見えている」「積極的に投票したい候補がいない」といった声を聞いた。

 市をより良くしたいと思っているにも関わらず、投票に意義を見いだせない。そんな有権者の心を動かし、本当の意味での「市民参加のまちづくり」を進める市政を、3期目の山野氏には期待したい。【久木田照子】

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山野之義(やまの・ゆきよし) 56 無現(4)

 [元]市議▽スペシャルオリンピックス日本・石川名誉顧問[歴]ソフトバンク社員▽慶大=[国][公]

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 ◆開票結果

 ◇金沢市長選=選管最終発表

当 76346 山野之義 56 無現

  14968 南章治 63 無新

7120チバQ:2018/11/14(水) 20:02:38
https://news.goo.ne.jp/article/bunshun/politics/bunshun-9664.html
山尾志桜里氏が全面支援 尾張旭市長が“W不倫”トラブル
16:00文春オンライン

 愛知県北西部に位置する尾張旭市の水野義則市長(47)が既婚女性と“W不倫”におちいり、女性の夫とトラブルになっていたことが「週刊文春」の取材でわかった。


尾張旭市長の水野義則氏(尾張旭市HPより)
 水野氏は2012年3月の市長選に出馬。大接戦となったが、尾張旭市を選挙区とする山尾志桜里衆院議員(44)が全面支援し、初当選を果たした。

 その数年後、水野市長は尾張旭市職員のA子さんと交際をスタート。しかし昨年春、A子さんの夫に2人の関係が露見する。

「夫側は弁護士を立てて話し合い、水野氏が慰謝料500万円を支払うことで合意した。その後、A子さんは離婚しました」(市役所関係者)

 小誌は昨年撮影された、水野市長とA子さんが仲睦まじく手をつなぎ、名古屋市内の繁華街をラブホテルへと入っていく写真を入手した。

 A子さんの元夫の親族は、小誌の取材にこう語る。

「私たちから相手の名前を申し上げることはできませんが、忌わしいことは確かにありました。いまも許すことはできません」

 水野市長にA子さんとの不倫関係について直撃すると、「そんな噂は聞いたことがあります。特別その人(A子さん)がどうとかはない」「全く身に覚えが……」と返答。

 水野市長は、三選に意欲をのぞかせているが、市議の間でも"W不倫"は問題視されており、「不倫トラブルが事実なら説明責任がある」(市議)と、首長としての資格を問う声も上がっている。

 一方、水野市長の“盟友”の山尾氏は昨年9月、小誌が弁護士の倉持麟太郎氏との“W不倫”が発覚。倉持氏は昨年11月、山尾氏は今年2月にそれぞれ離婚している。

 水野市長が、次の市長選で山尾氏の支援を受けられるか、注目される。

 11月15日(木)発売の「週刊文春」では不倫トラブルの詳細や水野市長の直撃コメントなどについて詳報している。

(「週刊文春」編集部/週刊文春 2018年11月22日号)

7121チバQ:2018/11/14(水) 20:09:04
https://news.goo.ne.jp/article/fukui/politics/fukui-20181114172515964.html
上司と元上司が選挙出馬へ、“板挟み”の県職員が退職願 福井県知事選巡り
17:22福井新聞

上司と元上司が選挙出馬へ、“板挟み”の県職員が退職願 福井県知事選巡り

福井県庁=福井県福井市

(福井新聞)

 福井県職員の部長級の政策幹(61)が、県へ退職願を提出したことが11月13日分かった。知事選を巡り、5選を目指す現職の西川一誠氏(73)と前副知事の杉本達治氏(56)が出馬表明する中、福井新聞の取材に政策幹は「心情的に杉本氏を応援したいと思っている」としている。

 政策幹は「現職と前副知事の対決は2人に仕えた身として非常につらく、今のポストにこれ以上身を置くことはできない」とした上で、「現職が悪いわけではないが、福井にさらなる変化を求めたい」と退職理由を説明した。

 政策幹は1980年に入庁し、総務部企画幹、農林水産部長などを歴任。杉本氏の総務部長時代には、秘書的なポストである同部企画参事を務めた。2017年7月に政策幹に就任し、18年に定年を迎えたが再任用された。

 退職願は12日付で、西川知事宛に提出したが慰留された。退職には知事の承認が必要で、13日時点で承認はされていないという。

 知事選を巡っては両氏のほか、県議の中井玲子氏(60)も出馬を表明。共産党県委員会も候補者擁立を模索している。

7122とはずがたり:2018/11/16(金) 13:10:25
>>2487>>3466>>3473>>4813>>4945>>5062>>5179>>5560>>6257>>6898>>7109
そんな選挙強い訳では無いな。。2016年の会派分裂(直ぐに尻つぼみ)では分派側。その後は自民に戻らず無所属(党籍はあるようだhttps://www.jimin.jp/member/member_list/local_councilors/fukui/)

>原子力政策は「原発はまだまだ大事な産業だが、今後次世代エネルギーにシフトする必要がある」として、緩やかな脱原発を訴える考えを示した。

中井玲子福井県議、知事選出馬へ
推薦受けず無所属で立候補の方針
2018年11月11日 午後4時50分
https://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/737741

 福井県議の中井玲子氏(60)=福井県福井市=が11月11日、福井市の農産物直売所「アグリらんど喜ね舎」で県政報告会を開き、来春の福井県知事選に出馬することを表明した。「データからではなく、本当のしあわせ満足度ナンバー1を感じる県にしたい」と述べた。

⇒【D刊】福井県知事選動向、さらに詳しく

 中井氏は仁愛女子短大卒。保育士を20年以上務め、2005年に女性初の県PTA連合会会長に就任した。12年の県議補選で初当選し、現在2期目。

 中井氏は保育士などの経験から「女性が子どもを産み育てやすい社会にしなければいけない」と強調。育児と労働をつなぐ保育制度の確立などを挙げた。教育政策は「学力よりも子ども一人一人の個性を生かし、多様性を重視すべきだ」と述べた。

 原子力政策は「原発はまだまだ大事な産業だが、今後次世代エネルギーにシフトする必要がある」として、緩やかな脱原発を訴える考えを示した。

 政党などの推薦などは受けずに、無所属で立候補する方針。県議を辞職する意思はないとした。

 知事選には、現職で5選を目指す西川一誠氏(73)と福井県前副知事の杉本達治氏(56)が既に出馬を表明している。共産党県委員会が候補者の擁立を模索している。

7123チバQ:2018/11/16(金) 17:20:36
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181116-00000064-asahi-pol
愛知・尾張旭市長、不倫を否定 文春が写真入りで報道
11/16(金) 17:04配信 朝日新聞デジタル
愛知・尾張旭市長、不倫を否定 文春が写真入りで報道
週刊文春の報道について説明する愛知県尾張旭市の水野義則市長=2018年11月16日午後2時31分、同市三郷町、本間久志撮影
 愛知県尾張旭市の水野義則市長(47)が、15日発売の「週刊文春」で妻以外の女性と不適切な交際をしていたと写真入りで報じられた。水野市長は16日午後に記者会見し、報道を全面的に否定した一方、「市民の不信感や不快感を招いた」と陳謝した。

 週刊文春は、水野市長が女性と不適切な交際をし、女性の夫に慰謝料500万円を支払って示談にしたと報道したが、水野市長は会見でいずれも否定した。ただ掲載された写真について、名古屋市内で女性と手をつないだことは認めた。水野市長は「職員とのコミュニケーションをはかるため複数での飲み会に参加し、2次会、3次会になるにつれて人数が減り2人になった。軽率だった」と釈明した。

 水野市長はソフトウェア会社勤務、市議を経て2012年の市長選で初当選。16年に無投票で再選され、現在2期目。今後も引き続き職務にあたり、週刊文春に対しては「抗議や訂正の申し入れなど様々な方法があると思うが、まだ検討中」と話した。(本間久志)

朝日新聞社

7124チバQ:2018/11/19(月) 15:34:15
https://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/740645
緊急動議で採決、杉本達治氏を推薦
福井県知事選巡り県建設業協会
2018年11月16日 午前7時10分

福井県建設業協会の推薦決定を受け、役員に支援を訴える杉本達治氏(左から5人目)=11月15日、福井県建設会館 拡大する
福井県建設業協会の推薦決定を受け、役員に支援を訴える杉本達治氏(左から5人目)=11月15日、福井県建設会館

 来春の福井県知事選挙を巡り、福井県建設業協会(坂川進会長)は11月15日、福井県建設会館(福井市)で臨時理事会を開き、推薦問題を協議した。5選を目指す現職の西川一誠氏(73)と、前副知事の杉本達治氏(56)の双方を推す声が出たが、多数決で杉本氏の推薦を決めた。杉本氏の関係者によると、業界・団体の推薦決定は今回が初めて。

⇒【D刊】福井県知事選動向、さらに詳しく

 坂川会長をはじめ役員36人のうち28人が出席し、非公開で協議した。出席者によると、杉本氏の推薦獲得を目指す有志の集いを14日に開いた役員が同氏の推薦を提案した。一方、西川氏の後援会連合会から15日に推薦願が提出されたことを受け、西川氏支持の声も聞かれた。自民党県連が杉本氏の推薦を求める党本部への上申を決めたものの、業界・団体の多くが支持を明確にしていない現状を踏まえ「推薦を決めるのは時期尚早」との慎重意見もあった。

 このため、坂川会長が判断の先送りを提案したのに対し、杉本氏を支持する役員が採決を求める緊急動議を提案した。採決の結果、出席者28人の過半数を占める23人が杉本氏の推薦を支持。残る5人のうち4人は白票で、1人は両氏の推薦を求めた。

 推薦決定後、杉本氏が会合の場に姿を見せ、役員にあいさつした。「皆さんに安心して仕事をしていただける環境をつくるのが、県政として進むべき道だと考える。全力で戦うので、支援と協力をお願いしたい」と述べた。

 杉本氏の推薦決定について坂川会長は「コメントを控える」とした。杉本氏を支持する山本厚常任理事は「国土強靱化や防災の重要性が増す中、県政に新しい風を吹き込みたいとの杉本氏の英断と熱い思いを受け止めた。『決断、即実行』という杉本氏の信条とわれわれの思いは同じだ」と述べた。

 県建設業協会には今年4月時点で556社が加盟している。県内7地区の下部組織は今後、それぞれ推薦を協議していく。西川氏と杉本氏の支持が拮抗している下部組織もあるとみられ、協会の決定とねじれが生じる可能性もある。

 知事選を巡っては両氏のほか、県議の中井玲子氏(60)が立候補を表明。共産党県委員会も候補者の擁立を模索している。

7125チバQ:2018/11/19(月) 18:49:44
http://news.livedoor.com/article/detail/15607304/
自民が市議擁立へ=浜松市長選
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2018年11月16日 21時7分 時事通信社
 来年4月の任期満了に伴う浜松市長選で、自民党が同市市議の山本遼太郎氏(32)を擁立する見通しであることが、16日分かった。

 関係者が明らかにした。今後、最終調整し、28日にも同氏が立候補を正式表明する見込み。同市長選では、鈴木康友市長(61)が近く4選出馬を表明するとみられている。

 山本氏は2015年の市議選に維新の党公認で出馬し初当選。その後、市議会の自民党会派にくら替えした。

7126名無しさん:2018/11/20(火) 15:47:53
http://www.chunichi.co.jp/article/front/list/CK2018111902000058.html
犬山市長選告示 現元の一騎打ち
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 愛知県犬山市長選は十八日、告示され、ともに無所属で、二期務めた元職の田中志典氏(60)と再選を目指す現職の山田拓郎氏(45)の二人が立候補を届け出て、四年前の市長選と同じ候補者による選挙戦となった。投票は二十五日で、即日開票される。

 国道41号と名鉄小牧線が交差する地点より東側の地域の開発手法が対立軸。田中氏は県と連携した航空宇宙産業の工場誘致を新たに掲げ、山田氏は道の駅を視野に入れた従来の地域振興構想の前進を訴える。

7127名無しさん:2018/11/25(日) 19:42:54
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181124-00010002-fukui-l18
自民党福井県連、知事選巡り混乱 党本部への推薦「変えない」「白紙に」
11/24(土) 18:49配信 福井新聞ONLINE
自民党福井県連、知事選巡り混乱 党本部への推薦「変えない」「白紙に」
自民党県連総務会であいさつする山崎正昭会長(中列左から2人目)=11月23日、福井県福井市のザ・グランユアーズフクイ
 自民党福井県連は11月23日、福井県福井市内で総務会を開いた。来春の知事選を巡り、斉藤新緑幹事長が前副知事の杉本達治氏(56)の党本部への推薦上申を決めたことを報告し、杉本派から賛同意見が上がる一方、5選を目指す現職の西川一誠氏(73)支持の県議会議員らは白紙化や自主投票を求めた。終了後、斉藤幹事長は記者団に対し、決定を変えず速やかに上申する方針を示したが、西川派は反発を強めている。県連の混乱した状況は当面続きそうだ。

【写真】来春知事選、総務省OBの2人はや選挙モード

 総務会には約70人が出席し、山崎正昭会長の冒頭あいさつを除き、非公開で行われた。

 終了後の山崎会長と斉藤幹事長の会見などによると、西川派は、西川氏と杉本氏の推薦願提出からわずか数日後、たった18人の執行部会で杉本氏の推薦上申を決めたことに異議を唱えた。西川氏の推薦願を議論の俎上(そじょう)に載せず、杉本氏だけを審議したことにも疑問を呈し、白紙化や自主投票にするよう強く訴えた。

 これに対し斉藤幹事長は、知事選候補者の推薦は「連続3期まで」とする党本部の選挙対策要綱に基づく県連ルールにのっとったと説明した。「特に重要な案件」として、推薦の取り扱いは執行部会で決めるという県連ルール通りに協議を進めたことに理解を求めた。杉本派の出席者から支持する声が上がった。

 終了後、斉藤幹事長は記者団に「推薦上申の決定に了承を求めたところ、大きな拍手が起きた。6割以上に賛同をいただいた」と強調し、党本部に近く上申書を提出する方針を示した。山崎会長も「多くの意見を十二分に踏まえ、異論を出した方とも個別に接触して一枚岩になれるよう努力を重ねていく」と話した。

 これに対し県連会長代行で、「西川県政と共に歩む会」の山岸猛夫会長は記者団に「(斉藤氏が指す)拍手には推薦上申を了承するという意味と、総務会を終えたという意味が入り交じっている」とし「白紙化や自主投票を求める声が多く出された。重く受け止めてほしい」と訴えた。

 知事選にはこのほか県議の中井玲子氏(60)が立候補を表明。共産党県委員会も候補者擁立を模索している。

7128チバQ:2018/11/25(日) 22:41:04
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20181124ddlk23010019000c.html
<選挙>犬山市長選 あす投開票 現職と前職、舌戦交わす /愛知
11月24日 00:00毎日新聞

 任期満了に伴う犬山市長選は25日、投開票される。前市長の田中志典氏(60)と現職の山田拓郎氏(45)の無所属2人が、4年前の前回選挙とは立場を変えて一騎打ちを繰り広げている。

 田中氏は「この4年間大きな進展があったのか。このままでは地盤沈下する」と山田市政を批判。山田氏は「財政健全化に努め、市政の好循環が生まれている」と実績をアピールしている。懸案の国道41号東の活用については、田中氏が「県と連携して航空宇宙産業を誘致」、山田氏が「道の駅の誘致など商圏の充実」と異なる方針を主張している。

 19〜22日の4日間の期日前投票者数は4243人で、前回同期の2630人より大幅に増えている。

 投票は25日午前7時〜午後8時、23投票所で。開票は午後9時10分から同市羽黒竹ノ腰の市体育館で行われ、午後11時ごろに大勢が判明する見通し。17日現在の選挙人名簿登録者数は6万810人(男2万9990人、女3万820人)。【花井武人】

………………………………………………………………………………………………………

 ◇犬山市長選立候補者(届け出順)

田中志典(たなか・ゆきのり) 60 無元(2)

 自民党市支部顧問[歴]衆院議員秘書▽県議▽市防災会議会長▽中部大客員教授▽日大

山田拓郎(やまだ・たくろう) 45 無現(1)

 市邨学園評議員▽犬山国際交流協会顧問[歴]会社員▽県議秘書▽市議長▽名古屋経済大

7129チバQ:2018/11/25(日) 22:41:34
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20181124ddlk18010334000c.html
<2019知事選>自民県連、杉本氏推薦上申へ 総務会、全会一致では承認されず /福井
11月24日 00:00毎日新聞

 自民党県連は23日、来春の知事選で元副知事の杉本達治氏(56)を推薦するよう党本部に上申することを決めた。福井市内のホテルに地方議員ら約70人を集めた総務会で承認された。10日に開かれた執行部会での決定事項だったが、党本部が総務会での承認を推薦の条件としていた。党県連は近く、党本部に申請書を提出する。【大森治幸、塚本恒】

 過去4回の選挙で支援を受けた現職の西川一誠氏(73)も党県連に推薦願を出していたが、執行部会の決定が覆ることはなかった。

 総務会は冒頭を除いて非公開で催された。出席者らによると、多数決で杉本氏の推薦上申を決めた執行部会の報告に対し、西川派の県議らは「党員の大多数が納得できるプロセスを踏んでいない」と反発。杉本氏を推すグループからは「執行部会はルールに基づき決定した。しっかり前に進めるべき」などの声も出た。双方が妥協点を見いだせぬまま、承認の可否が拍手で諮られ、執行部会の決定が追認されたという。

 杉本と西川の両氏を巡っては、県議会最大会派の県会自民党(25人)で支持をたがえる議員が反発し合い、党に近い業界団体もどちらを推すかで割れている。総務会が全会一致で杉本氏の推薦上申を承認できなかったことが、県内に1万人以上いる党員の判断に影を落とす可能性もある。

 総務会終了後、杉本氏の擁立を主導した党県連幹事長の斉藤新緑県議は承認の可否を諮った拍手について「大きな拍手が上がり、手続きに何ら瑕疵(かし)はない」と強調。西川氏を支持する党県連会長代行の山岸猛夫県議は「自主投票を求める意見まで出た。党本部は推薦を受理しないのではないか」と述べた。

 全会一致で承認されなかった総務会について、党県連会長の山崎正昭参院議員は「いろいろな意見はあるが、個別に説得するなどして一枚岩になる努力を続けたい」と話した。知事選には県議の中井玲子氏(60)が立候補の意向を表明したほか、共産党も市民団体と協議し、独自候補の擁立を模索している。

7130チバQ:2018/11/26(月) 10:08:25
http://www.chunichi.co.jp/article/front/list/CK2018112602000052.html
2018年11月26日 朝刊


弥富市長選告示 新人3氏の争い
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 前市長の辞職に伴う愛知県弥富市長選は二十五日、告示され、いずれも無所属で新人の元県議安藤正明氏(56)、元市議江崎貴大氏(29)、元県部長平野洋氏(71)の三人が立候補を届け出た。投票は十二月二日で、即日開票される。

 過去二回は無投票で選挙戦は十一年ぶり。前市長の市政の継続路線を打ち出す安藤氏に対し、江崎氏は若い力による市政の刷新を、平野氏は行政経験を生かしたしがらみのないまちづくりを訴える。

7131チバQ:2018/11/26(月) 20:23:11
http://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20181126/CK2018112602000057.html
「実直に2期目も全力」 犬山市長選、山田さん再選
支持者に囲まれ、再選を喜ぶ山田さん=犬山市橋爪東の事務所で

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 二十五日投開票の犬山市長選で再選を果たした無所属現職の山田拓郎さん(45)は、国道41号沿いの同市橋爪東の事務所で「皆さんに対する正直さ、本気度、丁寧さをしっかり意識し、身近で信頼できる市長として二期目も全力を尽くしたい」と喜びを表した。

 計二十人の市議のうち、今回支援したのは十七人。前回選より一気に十人増え、党派を超えて山田さんの市長としての能力を評価した。

 立候補の顔ぶれは前回選と同じだったが、違ったのは山田さんが挑まれる立場になったこと。前回は約二千四百票差をつけたが、陣営は「今回も挑戦者の気持ちだ」と引き締め、勝利を手にした。

 開票前から山田さんは事務所で待機。午後十時十五分ごろ、当確の報に歓声が湧き起こった。山田さんは「前回を超える票をいただけたのは皆さんのおかげです」と感謝を述べた。

◆<解説> 小牧線沿い開発、具体像を
 山田さんは予想より早く今年三月に立候補を表明し、再選に向けた準備を進めてきた。六月に表明した相手候補の先手を打って、終始優位に選挙を戦った。

 前回選は当時現職だった相手候補への批判票を取り込んで勝利したが、今回は一転、この四年の実績が問われる立場となった。だが取り立てて失策はなく、元市議ということもあって議会とも是々非々の健全な関係を築いており、突かれる弱みを見せなかった。若さと行動力で盤石だった。

 選挙戦に大きな争点はなかったが、唯一の対立軸となったのが名鉄小牧線東側の広大な農地の今後だ。山田さんは道の駅を視野に入れた振興策を打ち出し、それをてこに一帯を中長期的に開発する考えを示した。小牧線の新駅の準備促進もその中でうたっている。

 公開討論会では「今までの道の駅の概念を私は変えたい」と述べたが、そのイメージを市民はまだ共有していない。しかるべき時期に市長がどんな夢を抱いているのか、はっきり示す必要がある。

 (三田村泰和)

7132チバQ:2018/11/29(木) 22:07:05
>>7120>>7123
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181128-00000027-asahi-pol
尾張旭市長が辞意 女性と不適切な交際報道、記事は否定
11/28(水) 12:11配信 朝日新聞デジタル
尾張旭市長が辞意 女性と不適切な交際報道、記事は否定
市議会招集のあいさつをする愛知県尾張旭市の水野義則市長=2018年11月28日午前9時30分、同市東大道町、本間久志撮影
 愛知県尾張旭市の水野義則市長(47)が、自身の女性問題をめぐる週刊誌報道を受けて辞職する意向を明らかにした。28日に開会した市議会12月定例会で表明した。

 水野市長は15日発売の「週刊文春」で妻以外の女性と不適切な交際をしていたと写真入りで報じられた。16日午後に記者会見した水野市長は、報道内容を否定する一方で、市民の不信感や不快感を招いたとして陳謝。引き続き市長を続ける考えを示していた。

 水野市長は「これまで色々な意見、お叱り、激励の言葉をもらった。この騒動を収束させ、市に一番影響が少ない方法を考え、市長の職を辞する意思を固めた」と述べた。辞職の時期などの詳しいことは夕方からの記者会見で説明するという。

 水野市長はソフトウェア会社勤務、市議を経て2012年の市長選で初当選。16年に無投票で再選され、現在2期目。本来の任期は20年3月まで。

 公職選挙法の規定では、市選挙管理委員会が議長から辞職の通知を受けた翌日から50日以内に市長選が実施される。(本間久志)

朝日新聞社

7133チバQ:2018/11/30(金) 10:47:54
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181129-00000003-mai-soci
<泥仕合>IR巡り、愛知県知事と名古屋市長が非難の応酬
11/29(木) 8:00配信 毎日新聞
<泥仕合>IR巡り、愛知県知事と名古屋市長が非難の応酬
愛知県の大村秀章知事(左)と名古屋市の河村たかし市長
 カジノを含む統合型リゾート(IR)の誘致を巡り、名古屋市の河村たかし市長と愛知県の大村秀章知事が互いの姿勢を非難し合っている。河村市長が権限外の三重県を候補地に挙げ、大村知事が苦言を呈すると、今度は河村市長が反発。かつて蜜月だった「村・村コンビ」の関係が冷え込んで久しいが、両者の仲たがいぶりを改めて印象付ける泥仕合となっている。

 ◇大村知事「他県のこと勝手に言うな」

 きっかけは今月26日の河村市長の定例記者会見だ。三重県桑名市の遊園地「ナガシマスパーランド」周辺をIRの候補地の一つに挙げ、同県に協力を求めた。しかし同県の鈴木英敬知事は「県が主導して何かをやることは考えていない」と冷ややかな反応を見せた。

 翌27日、河村市長の発言を大村知事が定例記者会見で批判する。政府のIR推進本部によると、行政区域外の場所を候補地にすることはできないといい、ナガシマ周辺で誘致するには三重県が手を挙げる必要がある。大村知事は「市内の話なら何を言っても自由だが、他県の話を勝手に言うのはいかがなものか」と批判。計画の遅れが濃厚な名古屋城天守閣の木造復元事業や、頓挫した形の蒸気機関車(SL)走行計画など、大胆な構想を次々にぶち上げては周囲を巻き込む河村流の政治手法も念頭に入れてか、「公職者の発言には責任が伴う」とくぎを刺した。

 ◇河村市長「市のことに口出したやろ」

 これに対し、河村市長は28日の市議会後、報道陣に「あっち(大村知事)は今まで名古屋市のことで何を言ってきたの。冗談じゃにゃあですよ」と猛反論した。県の同意が得られず断念した国際展示場の新設や、大村知事が注文を付けた名古屋城天守閣のバリアフリー対策などを踏まえた発言とみられる。中部空港島(愛知県常滑市)にIRを誘致するのか態度を明らかにしない大村知事に、河村市長は「まずは自分のことを考えんと」と不快感をあらわにした。

 もともと両者は2011年、出直し市長選に挑む河村氏に請われる形で大村氏が衆院議員から転じて知事選に立候補し、タッグを組んで同日選に完勝した仲だ。だが県と市が26年に共催するアジア競技大会の費用負担などを巡ってわだかまりが深まり、非難の応酬が続く。両者を知る関係者は「子どものようなけんかは、もうやめてほしい」とあきれ顔だ。【三上剛輝、三浦研吾】

7134チバQ:2018/11/30(金) 10:48:54
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181128-00000090-mai-soci
<愛知>尾張旭市長が辞意 「不適切な男女関係」で 
11/28(水) 21:03配信 毎日新聞
<愛知>尾張旭市長が辞意 「不適切な男女関係」で 
愛知県尾張旭市の水野義則市長
 愛知県尾張旭市の水野義則市長(47)は28日、同日開かれた定例市議会で市長を辞職する意向を明らかにした。今月15日発売の週刊文春で市の女性職員との不倫関係が報じられ、翌16日開いた記者会見では「大半が事実でない」と否定し市長にとどまる意向を表明したが、この日「先方と示談で解決した」と事実上、不適切な男女関係があったことを認めた。

 水野市長は28日夜に会見し、「第三者が示談で解決した証拠を開示すると言っている、というのを耳にした。これ以上、市長を続けるのは市にとって適当でないと判断した」と辞職を決断した理由を明らかにした。週刊誌掲載直後の会見では不適正な男女関係、示談による解決を全面的に否定していた。辞職の時期については「残務整理を終えてから」と明言しなかった。

 同市では来年6月、新しい天皇、皇后両陛下を迎えて全国植樹祭が開催される。水野市長は市実行委員会の会長を務めており、開催への影響を懸念する声が出ていたという。

 水野市長は2012年、市長選に立候補して初当選し、現在2期目。公職選挙法によると、市長から議長に退職の申し立てがあると5日以内に市選管に通知され、通知日から50日以内に市長選が行われる。【花井武人】

7135チバQ:2018/11/30(金) 10:54:28
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181128-00000029-at_s-l22
浜松市長、新区移行の延期提案 最大会派自民に「1年程度」
11/28(水) 17:06配信 @S[アットエス] by 静岡新聞SBS
浜松市長、新区移行の延期提案 最大会派自民に「1年程度」
浜松市が行政区再編で提案している「新3区案」
 浜松市の行政区再編を目指す鈴木康友市長が27日に市議会最大会派で区再編に慎重な自民党浜松と行った協議で、これまで2020年1月としてきた新たな区体制移行の時期を1年程度延期することや、市が来春に実施を目指す住民投票では区再編への賛否のほか、市が最終案とする「新3区案」への賛否など複数の設問で行うと提案していたことが28日に関係者への取材で分かった。

 鈴木市長は30日の11月定例会本会議に住民投票条例案を提出する方針を固めたが、可決されるには定数46(欠員1)の市議会で20議席を占める自民などの賛同を要する。このため新区体制への移行を1年程度延期し、市議会と議論する期間を提案することで、区再編に慎重な自民に対して一定の譲歩を示したものとみられる。

 新3区案は現行7区のうち浜北、天竜区を単独で残して他の5区を合区する案。自民は鈴木市長との協議で「メリット、デメリットなど詳細な話ができていない」として賛同しない考えを伝えた。

 鈴木市長は24日に市長選への4選出馬を表明した記者会見で「(区再編の)工程表はかなりずれる可能性が出てきた」と移行時期の延期を示唆。住民投票実施については「工程表が少し崩れても、このタイミングで取り得るベストな対応だと思う」と述べていた。

 市はこのほか、住民投票条例案の中で投票率が50%に達しないと投票が不成立となり開票しない条項も設ける予定で、自民側にも提案した。条例案の具体的な内容は、29日の議会運営委員会で議員に説明される見通し。 

http://www.at-s.com/news/article/politics/shizuoka/571082.html
浜松市長、自民との協議決裂 住民投票条例案提出へ
(2018/11/28 07:59)
 浜松市の行政区再編を目指す鈴木康友市長は27日、区再編に慎重な市議会最大会派の自民党浜松と同日行った協議が決裂したことから、30日の11月定例会本会議に区再編の賛否を問う住民投票条例案を提出する意向を明言した。29日の議会運営委員会で提案する。
 協議は市役所内で、非公開で行われ、自民からは和久田哲男会長と高林修副会長、戸田誠幹事長が出席した。鈴木市長が最終案として示した現行7区のうち浜北、天竜区を単独で残して他の5区を合区する「新3区案」に賛同しなかった。
 協議後、報道陣の取材に応じた鈴木市長は自民の理解が得られなかったことを「本当に残念」と述べた。自民には2019年4月7日投開票予定の市長選、市議選と同時に住民投票を行う考えを伝え、「市民の意見を聞いた上で(改選後の)来年度再スタートする議会で議論したい」と提案したという。
 自民は協議に先立って会派の総会を開いた。所属市議からは新3区案に対し、人口約3万人の天竜区と約10万人の浜北区と比べ、合区される5区が約65万人とバランスが悪くなることに不満の声が多かった。現行区を合区するのではなく「区割りをゼロベースで考えるべき」との意見も根強かったという。戸田幹事長は協議後、報道陣に「新3区案のメリット、デメリットなど詳細な話ができていない現時点では承認できない」と語った。
 住民投票条例案は提出後、総務委員会に付託され12月13日の最終本会議で採決される見通し。可決されるには基本的に定数46人から欠員1人と議長を除いた44人の過半数に当たる23人の賛成が必要。欠席者、棄権者が生じた場合は出席数の過半数で決まる。

7136チバQ:2018/11/30(金) 18:04:19
https://www.shinmai.co.jp/news/nagano/20181129/KT181128GJI090014000.php
来春の茅野市長選 今井県議、出馬の意向

 任期満了に伴って来春の統一地方選で行われる茅野市長選で、茅野市・諏訪郡富士見町・原村区選出県議で会社役員の今井敦氏(57)=自民党、米沢=が立候補の意思を固めたことが28日、分かった。後援会との調整を経て、正式に表明する方針だ。

 今井氏は、同日引退表明した茅野市長の柳平千代一氏(65)とともに、矢崎和広前市長の後援者だった。今井氏の後援会には、柳平氏の後継として擁立を目指す声が出ていた。

 今井氏は駒沢大卒。旧茅野青年会議所理事長、市議を経て2007年の県議選に初当選し、現在3期目。

 茅野市長選を巡っては、15年の前回選に立候補した元市議の野沢明夫氏(63)=無所属、湖東=が再挑戦を模索している。

(11月29日)

7137チバQ:2018/11/30(金) 18:05:06
http://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20181130/CK2018113002000052.html
西尾市副市長が辞意 PFI見直しに不信感
 西尾市の長島幹城副市長が、任期途中で辞職する意向を、中村健市長に伝えていたことが分かった。中村市長が進める民間資金活用による社会資本整備(PFI)の手法を使った公共施設再配置事業の見直しに対する不信感が原因という。

 関係者によると、長島副市長は十月下旬に文書で辞職を申し出た。市政運営への影響を考慮して、退任時期は中村市長に一任している。

 長島副市長は、市企画部長だった昨年十月二十日に市議会臨時会の承認を受け、十一月一日に就任した。昨年十月上旬ごろ、中村市長は市長選の公約だったPFI事業の大幅見直しを断念する意向を固めており、長島副市長は「見直し断念」を条件に就任を承諾した。しかし中村市長は「見直し断念」を表明するはずだった臨時会で、一転して「見直し続行」を表明。副市長選任の人事案はそのまま可決され、長島副市長は条件をほごにされた状態で就任した。

 取材に対して長島副市長は「ノーコメント」とした後「(辞職願は)出していない」と述べた。中村市長は「受け取っていない」としている。

 西尾市のPFI事業を巡っては、見直しを求める市と、事業を担う特定目的会社(SPC)との対立が深まり、正常化のめどはたっていない。市議会でも九月定例会で、事業に関連する予算案が修正可決されたり、中村市長が再議に付したりと混乱が続いている。

 (宇佐美尚)

7138チバQ:2018/12/03(月) 15:19:41
https://news.biglobe.ne.jp/domestic/1203/mai_181203_6867705848.html
<政令都市>7区→3区 浜松市が区再編で住民投票検討
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12月3日(月)6時30分 毎日新聞

浜松市が検討している3区案 写真を拡大
 ◇5日から市議会で審議


 浜松市で政令指定都市として、現在七つある行政区を三つに統合する区制度再編案が議論されており、市は賛否を問う住民投票の実施を検討している。必要な条例案が5日から、市議会で審議される予定だ。成立すれば来春の統一地方選で実施予定の県議選、市長選、市議選を含め、四つの投票が同時に実施される可能性が濃厚。しかし、一部の会派が市の動きに反発しており、住民投票が実現するかは不透明だ。


 市によると、市の人口は今後30年間で、現在の約80万人から約13万人減ると予想される一方、水道管をはじめインフラなどの維持費は老朽化で増える見込み。市は区の再編に伴い、5年ほどかけて各区の幹部職員を計約100人減らし、最終的に現状と比べ年約7億円の経費を浮かすことを計画している。


 市の再編案に対し、市議会の自民系会派は「時期尚早」と主張。このため、市は「民意を問う」として、住民投票に関する条例案を提出した。鈴木康友市長は「自民の中にも3区に賛成の人もいる」と話している。住民投票では再編自体の賛否を問い、賛成する人には市が示す3区案への賛否も聞く。投票率50%未満で開票しない条件を付け、結果に法的拘束力はない。


 政令市では人口増などに伴い行政区が分割される事例は多いが、合区された事例は神戸市(1980年)と大阪市(89年)しかない。合区を目指す動きとしては、大阪市などを廃止し、特別区に再編する大阪都構想がある。【奥山智己】

7139チバQ:2018/12/03(月) 15:23:50
https://news.goo.ne.jp/article/tokaitv/region/tokaitv-20181203-0057-69078.html
不倫疑惑報道で前市長が辞職…愛知・弥富市長選で元自民党県議の安藤氏が当選
00:57東海テレビ

不倫疑惑報道で前市長が辞職…愛知・弥富市長選で元自民党県議の安藤氏が当選

弥富市長選・当選した安藤氏

(東海テレビ)

 前の市長が週刊誌報道を受けて任期途中で辞職したため行われた愛知県・弥富市長選挙で、元自民党県議の安藤正明さん(56)が当選しました。

 11年ぶりの選挙で、2日投開票が行われた弥富市長選は、元自民党県議の安藤正明さんが1万927票を獲得し、他の2人の候補に大差をつけての当選を果たしました。

 安藤さんは元弥富市選出の県議で2期目の途中でしたが、前の服部彰文市長が不倫疑惑報道で辞職したことを受けて市長選に出馬。

 服部前市長の政策を基本的に引き継ぐ考えを示し、名古屋競馬場の弥富市への移転を生かしたまちづくりや、防災、子育て支援などで県議としての経験を生かすと訴えていました。

7140チバQ:2018/12/03(月) 15:26:38
https://news.goo.ne.jp/article/chuplus/region/chuplus-CK2018120302000045.html
「明るく、元気な弥富に」 安藤さん、市長初当選
05:00中日新聞プラス

「明るく、元気な弥富に」 安藤さん、市長初当選

当選を決め、花束を受け取る安藤さん(右)=弥富市西中地町の事務所で

(中日新聞プラス)

 二日に投開票された弥富市長選で初当選した無所属新人の元県議、安藤正明さん(56)は、同市西中地町の事務所で「正しく、明るく、新しい弥富をつくっていきたい」と喜びを語った。
 午後十時半ごろ、当選確実の知らせが届くと、拍手が起こった。支持者の声援に応えながら現れた安藤さんは「安心安全な、にぎわいのある元気な弥富にしていきたい。市民のために一生懸命働かせてもらいたい」と力を込めた。
 前市長の突然の辞職表明から、わずか一カ月半ほどで告示された今回の選挙。準備期間の短い中、安藤さんは市内各所で直接、有権者に訴える地道な選挙戦を展開。期間中、約百カ所の街頭に立った。演説会には地元選出の国会議員や近隣の県議の応援も仰ぎ国や県とのパイプもアピールした。
 事務所に集まった近隣の首長ともがっちりと握手。「多くの人に支えられ、頑張ってこられた。今はほっとした気持ちだ」と顔をほころばせた。
◆市民、継続路線を評価
 <解説>新人三人の争いになったが、県議を七年半務め、多くの市議から支援を受けた安藤さんの勝利は、対立候補の知名度や支持基盤を考えれば順当な結果といえる。
 そもそも服部彰文前市長の辞職は、女性問題を週刊誌に報じられたことが理由で、目立った失政があったからではない。主だった争点がない中、安藤さんは前市政の継続路線を掲げた。この結果は、前市長の市政運営が一定の評価を得ていたことの裏返しとも取れる。
 ただし、選挙戦では政策論議が深まらなかったように思える。無論、それぞれが訴えた防災対策や中心市街地の活性化は重要な課題だ。だが一口に「促進する」と言っても、どんな手法で、どれくらいの規模で実行するのか。実現可能性を踏まえた具体論はあまり語られなかった。新人三つどもえ、十一年ぶりの選挙戦だった割に盛り上がりに欠けた印象はぬぐえない。
 市では今後、JR駅の橋上化や火葬場の建設など、多額の出費を伴う大型事業が予定されている。起債が増えれば当然、財政を圧迫する。新市長は公共事業の優先順位をよく考え、将来につけを残さない市政運営に努めるべきだ。
 (大野雄一郎)

7141チバQ:2018/12/04(火) 15:11:49
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181204-00000013-at_s-l22
清水区にくすぶる市政不満 静岡市長選、現職危うい「一枚岩」
12/4(火) 8:27配信 @S[アットエス] by 静岡新聞SBS
 来春の静岡市長選(2019年3月24日告示、4月7日投開票予定)に向け、現職の田辺信宏市長が3選出馬を表明し、政党や関係者の動きがあわただしくなっている。自民党市議団が推薦の検討を始めるなど着々と態勢固めの動きが進む一方、田辺氏の市政運営に対する不満が特に同市清水区にくすぶり、選挙戦に影響を与えかねないとの声も漏れる。こうした不満が実際に候補者擁立に結び付くかが焦点だ。

 「2期目で約束したはずのスピード感のある市政運営は残念ながら見られなかった。現状ではとても推薦できない」。前回市長選で田辺氏を支援した清水区の農業関係団体の幹部は、いら立ちをあらわにした。

 同区の経済界は臨海部の遊休事業用地の再開発や新産業集積の加速を通じ、地域経済の活性化を強く求める。だが、市が同区で進める国際海洋文化都市のまちづくりは、拠点施設の整備などが助走段階。区内人口の減少が続き、老朽化した桜ケ丘病院も移転先の市役所清水庁舎の移転新築後に建設されるため、市民に進展具合が見えにくい。

 「清水に一刻も早く活力を取り戻してほしいのに、あまりにも時間をかけすぎている」と同区の小売店主。田辺市政の検証作業を進める自民党静岡市清水支部の幹部も「目立った実績を見いだせない現状で現職支援は早々に打ち出せない」とし、一枚岩での支援は不透明だ。

 こうした空気を見て一部県議が新たな候補者の擁立を模索している。目を付けたのは、国交省出身で港湾政策のエキスパートである難波喬司副知事だ。11月末、難波氏が自費出版した本の出版祝いを川勝平太知事が発起人になって来年1月24日に開くことが明らかになった。静岡市批判を繰り返す川勝知事の名前とも結び付き、難波氏の出馬表明につながる動きではと臆測を呼んだ。

 難波氏は取材に、知事から出馬を打診されたことはないと明言。出馬を否定した上で「この立場(副知事)でもう少し活躍させてほしい。その方が貢献できる」と語った。川勝知事も「出版記念以上でも以下でもない。政治的な動きと見られるのは残念」と話す。

 難波氏擁立について、清水区ではまだ成り行きを見守る態度が目立つ。自民党静岡市清水支部の幹部は仮に難波氏が出馬しても、川勝知事の意向を強く受ける形では支援は難しいとの立場。清水区の企業トップは市長に港湾整備の許認可権限がほとんどない点に触れ「難波氏は県にいた方が手腕を存分に発揮してもらえるのでは」と指摘する。同市長選では共産党も候補者擁立を検討している。

静岡新聞社

7142チバQ:2018/12/05(水) 11:59:35
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181205-00006053-tokaiv-l23
大見正衆院議員 愛知・安城市長選に出馬へ 他に現職ら2人が立候補の意向表明 来年2月投開票
12/5(水) 11:50配信 東海テレビ
大見正衆院議員 愛知・安城市長選に出馬へ 他に現職ら2人が立候補の意向表明 来年2月投開票
安城市長選に立候補の意向を固めた大見衆議院議員 愛知
 来年2月投開票の愛知県・安城市長選挙に、自民党で比例東海ブロック選出の大見正衆議院議員(60)が立候補する意向を固めたことがわかりました。

 大見議員は東海テレビの取材に「現職の4期目の市政には停滞感がある」と話し、地元の安城市長選挙に立候補する意向を明らかにしました。臨時国会の閉会後に正式に表明する考えです。

 市長選ではこのほか、神谷学市長(60)が4日、5度目の当選を目指すことを明らかにしたほか、永田敦史市議(48)も立候補する意向を表明しています。

 大見議員が立候補のため辞職すると、去年の衆院選愛知12区で落選していた自民党の青山周平・前衆議院議員(41)が繰り上げ当選となります。

7143チバQ:2018/12/05(水) 18:42:48
https://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/752183
西川一誠氏への推薦状400突破
福井県知事選、県農政連は白紙
2018年12月4日 午前7時10分
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西川一誠氏(左)に推薦状を手渡す日本商工連盟福井地区の川田達男代表世話人=12月3日、福井県福井市の福井商工会議所ビル 拡大する
西川一誠氏(左)に推薦状を手渡す日本商工連盟福井地区の川田達男代表世話人=12月3日、福井県福井市の福井商工会議所ビル

 来春の福井県知事選で5選を目指す現職の西川一誠氏(73)を支持する県内企業・団体の推薦状が12月3日、400を突破した。このうち政治団体「日本商工連盟福井地区」(川田達男代表世話人)は同日、西川氏に推薦状を交付した。「県民の視点に立った4期15年余りの実績と堅実な手腕を高く評価している」のが理由で、11月1日の会合で真っ先に西川氏の推薦を決めていた。

 西川氏の後援会連合会によると、県内企業・団体の推薦状は3日に400を超え、日本商工連盟福井地区、敦賀地区をはじめ、福祉や文化、建設業、農業関係、女性の会などさまざまな分野から提出されている。自民党県連の職域支部からも7つ届いている。事務局は「600弱の推薦状をいただいた4年前の前回を上回る勢い」としている。

 日本商工連盟福井地区の推薦状交付式は3日、福井市の福井商工会議所ビルで行われた。「知事選の候補者として最適任」として、川田代表世話人から推薦状を手渡された西川氏は「4期15年余り、皆さまのご支援を得て全力で県政運営に取り組んできた。福井国体・全国障害者スポーツ大会では県民挙げての努力で天皇杯と皇后杯を獲得し、融合に力を発揮することができた」と強調した。さらに「その大きな力を北陸新幹線やまちづくり、産業振興などあらゆる分野に発展させていかなければならない。(次の4年間は)極めて一番大事な正念場なので、産業界の皆さまのお気持ちを受け止め、全力で取り組みたい」と述べた。

 県内の主要団体ではこのほか、連合福井が西川氏の推薦を決定した。一方、県建設業協会は前副知事の杉本達治氏(56)を推薦した。県農政連は白紙の状態となっている。

7144チバQ:2018/12/05(水) 18:43:39
https://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/752190
知事選、福井市長は杉本達治氏支持
東村新一市長「市と県の連携重要」
2018年12月4日 午前7時00分

東村新一・福井市長 拡大する
東村新一・福井市長

 来春の福井県知事選を巡り、福井市の東村新一市長は12月3日の定例市議会一般質問で、前副知事の杉本達治氏(56)を政策的に支持する考えを明らかにした。現職の西川一誠氏(73)が11月26日の定例県議会開会日に5選出馬を正式表明した際、市町との連携に十分触れなかったとして「大変残念だった」と述べた。皆川信正議員(一真会)への答弁。

 東村市長は来年4月の中核市移行、2023年春の北陸新幹線県内開業などに向け、「市と県の連携が十分に図られることが市民には大変重要」と強調した。その上で西川氏が5選出馬を正式表明した際、政策の理念に触れたものの、具体策に言及しなかった点に「新人より遅れての公表にもかかわらず、市町との連携が項目として位置づけられていなかった」と述べた。

 その一方で「県市長会長も務めており、他市長との連携も考えないといけない。彼らと十分に話し合い、最後の判断をしたい」と答えた。

 西川氏は、来年2月の定例県議会の議論も踏まえて、具体的な政策を盛り込んだマニフェストを発表することにしている。

https://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/749732
自民幹部「知事選推薦当面見送り」
福井県連分裂恐れ踏まえ
2018年11月30日 午前7時00分

来春の福井県知事選への出馬を表明している現職の西川一誠氏(左)、前副知事の杉本達治氏(右) 拡大する
来春の福井県知事選への出馬を表明している現職の西川一誠氏(左)、前副知事の杉本達治氏(右)

 来春の福井県知事選を巡り、自民党福井県連が前副知事の杉本達治氏(56)の推薦を求める上申書を党本部に提出したことについて、党幹部が「当面は推薦を出さない。福井の情報や実情を聞きたい」と話していることが11月29日、分かった。複数の関係者が明らかにした。5選を目指す現職の西川一誠氏(73)を支持する県議会議員の会などが反発を強めており、県連の亀裂がさらに深まっている。このままでは県連が分裂し、来夏参院選にも影響を及ぼす恐れがあるため、慎重に判断するものとみられる。

⇒福井知事選の推薦巡り自民県連分断

 県連は、10日の執行部会で杉本氏の推薦上申を多数決で決めたが、県議会最大会派県会自民党の県議15人でつくる「西川県政と共に歩む会」は「強行採決による執行部の決定は無効」と抗議した。23日の総務会も紛糾した。西川派は党員や関係団体の意見を幅広く聞いた上で、民主的に決定すべきだと訴えた。しかし、山崎正昭会長や斉藤新緑幹事長らは「決定は覆らない」として28日に党本部を訪れ、杉本氏の推薦を求める上申書を党本部に提出していた。

 知事選ではこのほか、県議の中井玲子氏(60)が立候補を表明。共産党県委員会も候補者擁立を模索している。

7145チバQ:2018/12/05(水) 18:45:24
https://www.yomiuri.co.jp/local/fukui/feature/CO036131/20181201-OYTAT50006.html
混迷 19知事選
<上>県議ら後押し 保守分裂
2018年12月02日 05時00分
5選を目指す西川(左)と新人の杉本。異例の総務省OB同士の対決が予想される
5選を目指す西川(左)と新人の杉本。異例の総務省OB同士の対決が予想される
 ◇現職と前副知事対決へ

 「県民が閉塞感を抱いている。(知事交代を望む)声を形にする時が来た」

 11月2日、県庁。知事選への立候補を表明する新人の杉本達治(56)は、晴れやかな表情をみせた。約2時間、「チャレンジ」「新しい風」と刷新イメージを強調し、「県庁が上意下達になり、職員が育っていない」と語った。2年前まで副知事として仕えた、現職西川一誠(73)への痛烈な批判だった。

 記者会見の2日前、都内まで出馬要請に来た県議に「信条は決断、即実行」と語った。その直後、総務省に辞表を出し、周囲に決断力を印象づけた。だが、省の先輩でもあった西川とたもとを分かったのは、副知事の退任時にさかのぼる。

    ■ □

 2013年7月、杉本は総務省から副知事に就任。県庁赴任は04〜07年の総務部長に続く2度目で、周囲は<西川の後継者>と目していた。当時、後援会関係者は、取材に「知事にも、後継として禅譲する意思はあると思う」と明かしていた。

 しかし、国会議員や県議から「杉本待望論」が持ち上がるようになると、2人の関係は悪くなった。杉本は結局、4年とされる任期を1年残して県庁を去る。県議会最後のあいさつで「仕事も人も、生活も福井が大好きだ」と涙を流した。

 それから約2年後の今年10月18日。出馬を求めて何度も面会に訪れた県議らに、「何があっても知事選に出る」と決意を語った。

 その際、<涙の退任劇>の意味を尋ねられ、杉本はこう振り返ったという。「悔しかった。(知事として)ここに必ず戻ってくると思ったら、涙が出た」

    ■ □

 杉本を支援する県議が掲げるのは、5選を目指す西川への多選批判だ。だが、もっと大きな不満がある。ベテラン県議は「西川は人の話を聞かない。でも、杉本は誠実に聞いてくれる」と<議会軽視>への怒りをぶつける。杉本擁立に向けた保守系議員連盟の結成大会には、県議だけでなく9市町から市議、町議が名を連ねた。

 にもかかわらず、議員の間で、現職への目立った政策批判はみられない。杉本も「大事なものは引き継いでいく」と<路線継承>を公言する。西川の推薦を決めた連合福井幹部は「結局、杉本派は、自分たちの言いなりになる知事が欲しいだけじゃないか」と皮肉る。

 11月26日、正式に出馬表明した西川は記者会見で「県民が、若さや世代交代を期待しているとは思えない」と言い切ってみせた。だが、西川側から支援を求められて断った県議は断言する。「若いだけでもいいじゃない。選挙で誰を選ぶかってそういうものでしょ」(敬称略)

    ◇

 来春の知事選で、現職の西川氏と前副知事の杉本氏が立候補を表明した。政党の支援を受けないとする県議の中井玲子氏(60)も出馬表明し、共産党県委員会も独自候補を擁立する予定。保守が分裂し、混迷する前哨戦の思惑を取材した。

2018年12月02日 05時00分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

7146チバQ:2018/12/05(水) 18:45:42
https://www.yomiuri.co.jp/local/fukui/feature/CO036131/20181202-OYTAT50034.html
混迷 19知事選
<下>自民県連 推薦巡り対立
2018年12月03日 05時00分
自民県連執行部会の決定について山崎(右)に抗議する西川支持の県議たち(11月10日、福井市で)
自民県連執行部会の決定について山崎(右)に抗議する西川支持の県議たち(11月10日、福井市で)
杉本を支持する会合で気勢を上げる斉藤(右から2人目)ら(10月31日、東京都で)
杉本を支持する会合で気勢を上げる斉藤(右から2人目)ら(10月31日、東京都で)
 ◇感情論先行 収束見えず

 11月23日、知事選の推薦を巡り、福井市で開かれた自民党県連の総務会。県連に諮らず、新人の杉本達治(56)の擁立に動いてきた幹事長・斉藤新緑(62)に、冒頭から「直ちに職を辞し、混乱させた責任を取るべきだ」と厳しい声が飛んだ。

 斉藤は「議事を進めてください」とその場をしのいだが、1時間以上、現職の西川一誠(73)を推すグループとの応酬が続いた。杉本派は「推薦は連続3期まで」という党の規約を根拠に、5選を目指す西川派に対抗。最後は、斉藤が杉本の推薦に対し、拍手で賛同を求め、議論を収拾した。

 終了後、県連会長で参院議員の山崎正昭(76)は、取材団に「推薦した以上は一枚岩となり戦うべきだ。決めたことを守っていくのが自民党だ」と、西川派の動きを強くけん制した。

    ■ □

 総務会に先立つ11月10日、幹部が集まる執行部会で、杉本の推薦は固まった。その際、反発を押し切って多数決をとったとして、西川派県議15人が「強行採決だ」と抗議文を出した。

 一連の<推薦争い>に敗れた側の怒りは、「幹事長の立場を利用した横暴を許すな」と同僚議員に向けられる。西川派の会合で、杉本の政策や資質を問うことはほとんどない。杉本派県議は「(自分たちへの)悪口以外に言うことがなくなったのだろう」と、感情論が先行した前哨戦を皮肉る。

 当初、杉本派は「知事勇退」の道を模索していた。10月下旬に西川が出馬の意思を固めた後も、県政界の大御所を仲介役として、両氏が直接会談を行うよう働きかける案があったという。

 中立の立場をとる党関係者は「知事に近い人が、うまく禅譲できる環境を作るべきだった」と両派に苦言を呈し、「なんだかんだで最後はまとまるのが自民党の良さと思っていたけど、今回ばかりは……」と嘆く。

    ■ □

 大荒れの総務会から5日後の11月28日、県連は党本部に杉本を推薦するよう上申。その翌日、西川は自民党幹事長の二階俊博(79)と都内で面会していた。

 約40分に及ぶ会談の後、西川は「県内事情を説明し、理解いただいた」と話すも、知事選に関しては言葉を濁した。これまで、西川は二階との良好な関係をちらつかせ、周囲に「党本部は西川支持」との雰囲気を作ってきた。しかし、関係者によると、今回は二階側から呼び出されたといい、「杉本への推薦が決まる前に、仁義を切ったのではないか」との見方が出ている。

 西川は前回の知事選で、600弱の各種団体から推薦を受けたが、後援会はそれを上回ろうと、前回選より2か月以上早く準備を始めた。危機感の表れだが、幹部はこう強がる。「自民党の推薦がなくても、西川の姿勢は変わりませんから」(敬称略)

 ◇

 この連載は高木文一、内田郁恵が担当しました。

7147チバQ:2018/12/06(木) 15:55:50
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181206-00000050-mai-pol
群馬知事選は保守分裂も 山本氏出馬表明に関係者「寝耳に水」
12/6(木) 12:53配信 毎日新聞
群馬知事選は保守分裂も 山本氏出馬表明に関係者「寝耳に水」
山本一太氏=須田桃子撮影
 任期満了に伴う来夏の群馬県知事選に、自民党県連会長の山本一太参院議員(60)=4期=が5日、出馬に名乗りを上げた。3期目で現職の大沢正明知事は進退を明言していないが、後援会などからは待望論も聞かれる。大沢氏が立候補すれば保守分裂の可能性があり、自民県連からは困惑の声が上がった。【杉直樹、鈴木敦子】

 県連トップの出馬表明は多くの自民関係者にとって突然の出来事だった。「寝耳に水。方向性を出すのは当分先だと思っていたので驚いた」。自民の中堅県議は山本氏の出馬表明に驚きを隠さなかった。

 伏線はあった。山本氏は11月に自身の政経セミナーで「参院選に出るのか知事を目指すのか半々だ」と発言して以来、自身のブログなどで知事選出馬の可能性を示唆してきた。11月中に独自に実施した世論調査の結果を示し、「全体としては山本一太が大沢知事をダブルスコアで引き離している」と高い支持があると強調していた。出馬表明もブログだった。5日朝、「県知事選挙への立候補を決断した」と書き込んだ。

 一方、大沢知事は5日、自身の進退について、記者団に「(山本氏の出馬表明は自身の進退の判断に影響が)あると思う」と答えつつ、「予算(編成)が終わったら発表する」と述べ、従来通り2月までに決めるとの意向を強調した。

 県連は過去3回の知事選で、大沢知事を公認・推薦した経緯があり、当面は現職の表明を待つ考えだ。狩野浩志幹事長は「県議団としては現職知事の進退表明を待ってから協議をするのが筋」と話した。

 大沢氏が出馬を決意した場合、県連内部で「山本派」と「大沢派」に分裂する恐れもある。ある中堅県議は「一番は分裂を避けること」と懸念を口にし、別の県議も「来春の県議選に影響がないといいが……」とつぶやいた。

 自民にとってはさらに課題が出てきた。山本氏は来夏の参院選の党公認候補だったため、後任候補選びを急ぐ必要がある。狩野幹事長は「スピード感を持って対応したい」と述べた。

 知事選を巡っては、共産党県委員会が推薦候補の擁立に向け調整している。

7148チバQ:2018/12/06(木) 17:27:08
https://www.yomiuri.co.jp/politics/20181130-OYT1T50068.html?from=yartcl_outbrain1
議会で「寝たい方は寝てください」…市議戒告へ
2018年11月30日 14時17分
 長野市議会は29日、議会の品位を汚す発言があったとして、小泉一真市議(52)(無所属)の戒告処分を求める懲罰動議を賛成多数で可決した。同市議会で市議に懲罰が科されるのは1993年以来。

 市議会懲罰特別委員会の委員長報告などによると、問題の発言は9月定例会の本会議であった。小泉市議は、一部事務組合「千曲衛生施設組合」が議員らの飲食費を公費から支出していた問題で、市民団体が提出した請願を委員会が不採択としたことに反対の立場から討論。その際に「寝たい方は寝てください。その程度の議会でもしようがない」と発言。組合の歓送迎会に出席した市議に対しては「自分の不始末ですよね」などと述べた。

 発言について、小泉市議は「度が過ぎた部分はあった」とした一方、「公費支出に対する問題提起が受け入れられず、懲罰動議は理性に基づかない不当なものだ。議会が市民に背を向けていることが示された」と語った。

2018年11月30日 14時17分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

7149チバQ:2018/12/06(木) 17:29:48
https://mainichi.jp/articles/20181204/k00/00m/040/268000c
東日本大震災
名古屋市議、自宅に違法ブロック塀 「減税日本」市議団長
毎日新聞2018年12月4日 21時10分(最終更新 12月4日 21時17分)
 小学校のブロック塀改修について市議会の委員会で審議していた浅井康正・名古屋市議(68)が、法令違反のブロック塀を同市名東区の自宅に設置中だったことが判明した。4日の市議会で他の市議が指摘後、記者会見した浅井市議は「法令を認識しておらず、勉強不足だった」と謝罪した。

 浅井市議は、河村たかし市長が率いる地域政党「減税日本」の市議団長。今年8月まで建設会社社長だった。議員辞職や離党はしない考え。

 6月の大阪北部地震で倒れたブロック塀の下敷きになり、女児が死亡した事故後の8月中旬に着工していた。市によると、高さ1・8メートルの塀を計12メートル設ける計画だが、塀を支える「控え壁」を適切に設置せず、建築基準法施行令に違反していた。他にも宅地造成等規制法に基づく市の許可を受けていないなど複数の法令違反の疑いがあるという。

 匿名の通報を受けた市が9月下旬に改善を指導し、浅井市議は工事を中止。設置中の塀を撤去して造り直す改善案を11月に市に提出したという。【三上剛輝】

7150チバQ:2018/12/06(木) 17:35:35
https://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/753636
山本拓衆院議員の長男が出馬へ
山本建氏、福井県議選に
2018年12月6日 午前7時00分
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山本建氏 拡大する
山本建氏

 山本拓衆院議員秘書で長男の山本建氏(34)=福井県鯖江市水落町1丁目=が12月5日までに、来春の福井県議選鯖江市選挙区(定数3)に立候補する意思を固めた。福井新聞の取材に山本氏は「地方にとって人口減少は大きな課題。若者らが地元で活躍できる環境を作り、元気な福井にしたい」と意気込みを語った。無所属で出馬の予定。

 山本氏は金沢学院大学卒。食品などを扱う東京の商社勤務を経て、2009年10月から父の秘書をしている。

 福井新聞の取材に対し山本氏は「若者の政治への参加意識を高めたい。幅広い世代の意見を吸い上げながら若い感性も政策に反映させたい」と出馬の動機を説明。具体的には若者に魅力のある産業の活性化とともにU・Iターンの増加などを進めたいとした。立候補表明の記者会見については「会合などで有権者に直接意思を伝えさせていただいている」として開く予定はないという。

 同市選挙区では現職3人も出馬の意思を示している。

7151チバQ:2018/12/06(木) 17:39:38
https://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/753636
山本拓衆院議員の長男が出馬へ
山本建氏、福井県議選に
2018年12月6日 午前7時00分
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山本建氏 拡大する
山本建氏

 山本拓衆院議員秘書で長男の山本建氏(34)=福井県鯖江市水落町1丁目=が12月5日までに、来春の福井県議選鯖江市選挙区(定数3)に立候補する意思を固めた。福井新聞の取材に山本氏は「地方にとって人口減少は大きな課題。若者らが地元で活躍できる環境を作り、元気な福井にしたい」と意気込みを語った。無所属で出馬の予定。

 山本氏は金沢学院大学卒。食品などを扱う東京の商社勤務を経て、2009年10月から父の秘書をしている。

 福井新聞の取材に対し山本氏は「若者の政治への参加意識を高めたい。幅広い世代の意見を吸い上げながら若い感性も政策に反映させたい」と出馬の動機を説明。具体的には若者に魅力のある産業の活性化とともにU・Iターンの増加などを進めたいとした。立候補表明の記者会見については「会合などで有権者に直接意思を伝えさせていただいている」として開く予定はないという。

 同市選挙区では現職3人も出馬の意思を示している。

7152とはずがたり:2018/12/07(金) 00:31:06
おおっ重徳が自民に逝きにくくなったのは歓迎だ。

大見正衆院議員 愛知・安城市長選に出馬へ 他に現職ら2人が立候補の意向表明 来年2月投開票
12/5(水) 11:50配信 東海テレビ
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181205-00006053-tokaiv-l23
東海テレビ

 来年2月投開票の愛知県・安城市長選挙に、自民党で比例東海ブロック選出の大見正衆議院議員(60)が立候補する意向を固めたことがわかりました。

 大見議員は東海テレビの取材に「現職の4期目の市政には停滞感がある」と話し、地元の安城市長選挙に立候補する意向を明らかにしました。臨時国会の閉会後に正式に表明する考えです。

 市長選ではこのほか、神谷学市長(60)が4日、5度目の当選を目指すことを明らかにしたほか、永田敦史市議(48)も立候補する意向を表明しています。

 大見議員が立候補のため辞職すると、去年の衆院選愛知12区で落選していた自民党の青山周平・前衆議院議員(41)が繰り上げ当選となります。

7153チバQ:2018/12/10(月) 18:02:22
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181210-00000001-at_s-l22
三島市長選告示、現新3氏の戦いに
12/10(月) 9:22配信 @S[アットエス] by 静岡新聞SBS
 任期満了に伴う三島市長選は9日、告示された。いずれも無所属で、新人の会社経営石井真人氏(39)、新人の元県議宮沢正美氏(69)=自民党県連推薦=、3選を目指す現職豊岡武士氏(75)=連合静岡推薦=が立候補を届け出た。豊岡氏の市政運営に対する評価や三島駅前再開発事業の是非を主な争点に、8年ぶりの選挙戦に突入した。

 投票は16日午前7時から午後8時まで市内31カ所で行われ、午後9時10分から市民体育館で即日開票される。期日前投票は10日から15日まで市役所大社町別館で行われる。11、12の両日は日大国際関係学部三島駅北口校舎でも受け付ける。

 市選挙管理委員会によると、3日現在の選挙人名簿登録者数は9万2227人(男4万4718人、女4万7509人)。



 ■駅前再開発見直す 石井候補

 石井真人候補はJR三島駅南口で支援者が見守る中、出陣式に臨んだ。

 三島駅前再開発の見直しを訴え、「市が61億円を負担して高層マンションを建てる計画では三島がだめになる」と主張。同市の持つ自然や歴史を生かした街づくりに取り組むとし、「この街をずっと守れる政治を進めたい」と力を込めた。



 ■市民主役取り戻す 宮沢候補

 宮沢正美候補は三嶋大社で出陣式に臨んだ。国会議員や県議らの激励を受け、「市民が主役の公正な政治を取り戻す」と訴えた。

 「子育てや高齢者の福祉を充実させ、共生社会を実現する」と声を張り上げ、学園都市構想、広域連携の推進も主張した。駅周辺開発は「まず南北自由通路の整備を中心に取り組む」と述べた。



 ■持続的発展を図る 豊岡候補

 三嶋大社で出陣式を行った豊岡武士候補は観光の充実と雇用環境の整備促進などを重要施策に掲げた。

 「外国人観光客にお金を落としてもらい、産業振興で暮らしやすさを整える」と演説。「市民、議会、企業とのチーム三島で持続的発展を図る」とした。

 駅前再開発は「30年の懸案」と推進姿勢を改めて強調した。



 ■三島市長選 候補者略歴

石井真人(いしいまさと) 39 無新 

▽現=経営コンサルティング会社社長▽元=浜松市職員。慶応大大学院卒。藤代町

宮沢正美(みやざわまさみ) 69 無新 

▽現=市ソフトボール協会会長▽元=県議、市議。韮山高卒。三ツ谷新田

豊岡武士(とよおかたけし) 75 無現 

▽現=市長▽元=県議。県職員。日本獣医畜産大卒。文教町

静岡新聞社

7154チバQ:2018/12/11(火) 23:00:31
https://mainichi.jp/articles/20181211/ddl/k18/010/271000c
2019知事選
杉本氏支持で一本化 県選出の自民国会議員 /福井
会員限定有料記事 毎日新聞2018年12月11日 地方版

地方選挙
福井県
選挙・福井
 来春の知事選で、自民党県連(会長・山崎正昭参院議員)所属の国会議員たちが元副知事の杉本達治氏(56)を支持する方針で一本化し、10日に面会した党本部の幹部らに伝えたことが分かった。関係者が明らかにした。

 先月開いた総務会で承認されたとして、党県連は杉本氏を推薦するよう党本部に上申したが、現職の西川…

7155チバQ:2018/12/11(火) 23:01:39
https://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/756700
知事選で自民幹部「一本化努力を」
福井、前副知事と現職の立候補で
2018年12月11日 午前7時00分

来春の福井県知事選への出馬を表明している現職の西川一誠氏(左)、前副知事の杉本達治氏(右) 拡大する
来春の福井県知事選への出馬を表明している現職の西川一誠氏(左)、前副知事の杉本達治氏(右)


 来春の福井県知事選の推薦問題を巡り、自民党幹部が12月10日、福井県連所属の国会議員を集め「一本化に向けた努力をしてほしい」と分裂選挙を回避するよう要請したことが分かった。複数の出席者が明らかにした。県連は前福井県副知事の杉本達治氏(56)の推薦を求める上申書を党本部に提出しているが、5選を目指す現職の西川一誠氏(73)を支持する県議会議員らは「決め方が民主的ではない」と反発を強め、白紙化や自主投票を求めている。このまま混乱が続けば、来夏参院選への影響は避けられないと懸念したとみられる。

⇒D刊に福井県知事選特集「激震知事選」

 会合は党本部で午前に行われた。党本部からは甘利明選対委員長、萩生田光一幹事長代行ら、県連からは山崎正昭会長らが出席した。その際、党幹部は「県連で一本化してほしい」と求めたという。

 この発言について、会合に出席した杉本氏支持の国会議員は「杉本氏の推薦は内定したようなものだ。分裂選挙にならないよう、西川氏を説得しろということだ」と解釈する。これに対し、別の国会議員は「推薦をするとか、しないとかの判断までには至っていない。党にとって、どんな結論が良いのかこれから決めることになる」と指摘。「一本化の発言は、知事選を契機に県連が団結しろという意味。知事選後の来夏参院選に影響がないようにしなくてはならない」と強調した。

 知事選にはこのほか、県議会議員の中井玲子氏(60)が立候補を表明。共産党県委員会も候補者擁立を模索している。

7156チバQ:2018/12/11(火) 23:02:57
https://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/752183
西川一誠氏への推薦状400突破
福井県知事選、県農政連は白紙
2018年12月4日 午前7時10分

西川一誠氏(左)に推薦状を手渡す日本商工連盟福井地区の川田達男代表世話人=12月3日、福井県福井市の福井商工会議所ビル 拡大する
西川一誠氏(左)に推薦状を手渡す日本商工連盟福井地区の川田達男代表世話人=12月3日、福井県福井市の福井商工会議所ビル


 来春の福井県知事選で5選を目指す現職の西川一誠氏(73)を支持する県内企業・団体の推薦状が12月3日、400を突破した。このうち政治団体「日本商工連盟福井地区」(川田達男代表世話人)は同日、西川氏に推薦状を交付した。「県民の視点に立った4期15年余りの実績と堅実な手腕を高く評価している」のが理由で、11月1日の会合で真っ先に西川氏の推薦を決めていた。

 西川氏の後援会連合会によると、県内企業・団体の推薦状は3日に400を超え、日本商工連盟福井地区、敦賀地区をはじめ、福祉や文化、建設業、農業関係、女性の会などさまざまな分野から提出されている。自民党県連の職域支部からも7つ届いている。事務局は「600弱の推薦状をいただいた4年前の前回を上回る勢い」としている。

 日本商工連盟福井地区の推薦状交付式は3日、福井市の福井商工会議所ビルで行われた。「知事選の候補者として最適任」として、川田代表世話人から推薦状を手渡された西川氏は「4期15年余り、皆さまのご支援を得て全力で県政運営に取り組んできた。福井国体・全国障害者スポーツ大会では県民挙げての努力で天皇杯と皇后杯を獲得し、融合に力を発揮することができた」と強調した。さらに「その大きな力を北陸新幹線やまちづくり、産業振興などあらゆる分野に発展させていかなければならない。(次の4年間は)極めて一番大事な正念場なので、産業界の皆さまのお気持ちを受け止め、全力で取り組みたい」と述べた。

 県内の主要団体ではこのほか、連合福井が西川氏の推薦を決定した。一方、県建設業協会は前副知事の杉本達治氏(56)を推薦した。県農政連は白紙の状態となっている。

7157チバQ:2018/12/11(火) 23:07:18
■杉本達治元副知事派
国会議員>>7154
稲田朋美 高木毅 山本拓
山崎正昭 滝波宏文
幹事長・斉藤新緑>>7146
田中宏典 福井県の未来を創造する自治体議員連盟」事務局長
福井市の東村新一市長>>7144
福井県県建設業協会>>7124
福井市議会 保守系の最大会派「一真会」(11人)


■西川一誠知事派
「西川県政と共に歩む会」(★は議長経験者、敬称略)>>7105
会長   山岸猛夫(★5期)▽
副会長  山本芳男(★8期)関孝治(★8期)石川与三吉(★6期)中川平一(★5期)▽
代表幹事 仲倉典克(★4期)▽
幹事   松井拓夫(★4期)大森哲男(3期)宮本俊(2期)▽
メンバー 松田泰典(★4期)大久保衞(3期)畑孝幸(3期)西本正俊(3期)
     鈴木宏紀(3期)島田欽一(2期)

鯖江市の牧野百男市長>>7115
連合福井>>7143
日本商工連盟福井地区>>7143


■不明
県議
田中敏幸 田村康夫 長田光広 小堀友廣 
山本文雄 清水智信 小寺惣吉 力野豊
笹岡一彦(一人会派)
県農政連>>7156

7158チバQ:2018/12/11(火) 23:12:33
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181210-00000552-ishikawa-l17
使途不明金4700万円…市議会議員が書類送検 不適切な会計処理で漁協の金着服か 石川・輪島市
12/10(月) 12:45配信 石川テレビ

石川テレビ

 石川県漁協門前支所の元理事だった輪島市の市議会議員が、不適切な会計処理を繰り返し組合の金を着服していたとして10日、業務上横領の疑いで書類送検されました。

 書類送検されたのは県漁協門前支所の元理事で輪島市の市議・竹田一郎容疑者です。

 石川県警などによりますと、竹田容疑者は2012年からおよそ5年半にわたって不適切な会計処理を繰り返し170万円を着服した疑いです。

 出張費の過大請求や日当の不正な請求などで、竹田氏による使途不明金は総額で4700万円にのぼります。

 県漁協は今年3月、竹田容疑者を除名処分とし刑事告訴していました。一方の竹田容疑者は処分を不服として提訴しています。

石川テレビ

7159チバQ:2018/12/12(水) 11:16:34
https://mainichi.jp/articles/20181208/ddl/k23/010/168000c
名古屋市議会
「減税日本」会派、浅井市議が離脱 /愛知
会員限定有料記事 毎日新聞2018年12月8日 地方版

愛知県
最新の政治ニュース
 自宅に法令違反のブロック塀を設置していた名古屋市議会の浅井康正市議(68)は6日夜、地域政党「減税日本」の会派を離脱し、一人会派「市民の会」を結成した。減税日本からの離党はしない。

 浅井市議は市議会の所属委員会で小学校のブロック塀改修を審議していたが、設置中の自宅の塀に複数の法令違反の疑いがあるこ…

7160チバQ:2018/12/12(水) 16:44:17
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181212-00000002-at_s-l22
浜松市の行政区再編、自民修正案で住民投票 市議会委可決
12/12(水) 7:47配信 @S[アットエス] by 静岡新聞SBS
浜松市の行政区再編、自民修正案で住民投票 市議会委可決
住民投票用紙のイメージ
 浜松市の行政区再編の賛否を問う住民投票条例案を審査する市議会総務委員会は11日、最大会派自民党浜松から提出された同条例案の修正案を賛成多数で可決し、13日の最終本会議での成立が確実な情勢になった。鈴木康友市長は自民など4会派の賛成による委員会可決に「安堵(あんど)した」と述べ、修正案に基づく住民投票を着実に進める姿勢を示した。

 2019年4月7日の市長選、市議選、県議選と区再編を問う住民投票の同時実施が事実上、決定した。同市では四つの選挙が実施される見通しで、市選管は難しい選挙事務を強いられる。

 修正案によると、投票用紙の設問は当局案の設問の順番を入れ替え(1)新3区案での区再編を平成33年(2021年)1月1日までに行うこと(2)区の再編を同年までに行うこと―の2問。(2)は、(1)に反対した人のみ回答する。鈴木市長は修正案について「(当局案が)大きく影響を受ける修正ではない。多くの会派が賛成したので、それでいい」との見方を示した。

 総務委員9人のうち自民は5人。黒田豊委員長(公明党)を除く8人で採決し、自民の退席者1人を除く4人と創造浜松、市民クラブの各1人が賛成。共産党市議団の1人だけ反対した。公明党も修正案に賛同している。

 自民は区再編を「時期尚早」と訴えてきたが、民意を問う手段である住民投票については7日の会派総会で容認の方針を固め、修正案提出に向けて他会派と内容を協議した。

7161チバQ:2018/12/14(金) 10:59:37
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181214-00000012-san-l15
来年の新潟県議選に飯野氏が出馬へ
12/14(金) 7:55配信 産経新聞
 10月の新潟市長選挙で落選した元北区長の飯野晋氏(45)が、来年の県議選に立候補する意向を固めたことが分かった。取材に対し、飯野氏は「市長選で頂いた支持を生かして、県全体の安心と発展のために全力を尽くしたい」と語った。

 飯野氏は茨城県出身。旧通産省に入省し、通商政策局や原子力規制庁柏崎刈羽原子力規制事務所長などを経て、平成26年に公募で北区長に就任した。市長選では「東京一極集中への挑戦」を掲げ、約5万票を得たが落選した。

7162チバQ:2018/12/17(月) 10:58:25
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181217-00000005-san-l22
浜松市長選 自民県連が山本氏の推薦上申へ 県議選は35人公認
12/17(月) 7:55配信 産経新聞
 自民党県連は16日、静岡市内で選挙対策会議と総務会を開き、来年4月の任期満了に伴う浜松市長選について、立候補予定の市議、山本遼太郎氏(32)の推薦を党本部に求めることを決めた。年内に上申する。また、来年4月の任期満了に伴う県議選については、第1次分として現職30人、新人5人の計35人の公認と新人2人の推薦を発表した。現職のうち、渥美泰一議長ら少なくとも4人は出馬しない意向という。

 浜松市長選では、現職で旧民主党の元衆院議員、鈴木康友氏(61)が自民党本部に推薦を直訴する意向を示唆している。しかし、この日の会合後に会見した同党県連の牧野京夫会長は「全く公式に話をいただいていない。政令市長選の推薦や公認は県連から党本部に上申するのが通例で、(県連を通さず)上申する手段があるのかどうか分かりかねる」と一蹴した。加えて、党本部の要綱には首長の公認や推薦は原則3期までと明記されており、4選を目指す鈴木氏は対象外だ。

 一方、来年4月の任期満了に伴う静岡市長選については、前回選で推薦した現職の田辺信宏氏(57)が3選を目指して出馬する意向を表明している。田辺氏側は静岡市内の同党支部に推薦願を提出済みだが、同党県連にはまだ支部からの推薦依頼が出されておらず、今回の会合の議題には上らなかったという。

 同市長選をめぐっては、同党県議の一部が有力対抗馬の擁立を模索する動きが表面化しており、県連内部が一枚岩とはいえない状況だ。

7163チバQ:2018/12/17(月) 11:00:19
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181216-00000033-at_s-l22
豊岡三島市長3選 新人・宮沢、石井氏破る
12/16(日) 22:40配信 @S[アットエス] by 静岡新聞SBS
豊岡三島市長3選 新人・宮沢、石井氏破る
支援者と握手を交わし当選を喜ぶ豊岡武士氏=16日午後10時36分、三島市一番町の三島商工会議所TMOホール
 任期満了に伴う三島市長選は16日、投開票が行われ、無所属で現職の豊岡武士氏(75)=連合静岡推薦=がいずれも無所属で新人の元県議宮沢正美氏(69)=自民県連推薦=と会社経営石井真人氏(39)を抑え、3選を果たした。投票率は選挙戦となった8年前(54・10%)に比べ4・27ポイント低い49・83%だった。

 豊岡氏は争点となった三島駅前再開発の推進を掲げた。2期8年の実績を踏まえ、看板施策の観光振興と雇用確保の継続促進も主張。14小学校区ごとに支部を設けた後援会がフル稼働し、現職の知名度も生かして全域で票を固めた。市議の大半が党派を超えて支持に回り、経済団体などの実質的な支援も取り付けた。

 宮沢氏は再開発を見直す立場で南北自由通路の実現を強調した。市内を地道に回る草の根運動に徹したが、反現職票が割れたこともあり伸び悩んだ。石井氏は経営者の視点で現市政の財政運営を批判。終盤で若者や子育て世代の支持を広げたが、及ばなかった。



 ■三島市長選開票結果

当20,447 豊岡武士 75 無現(3)

 14,968 宮沢正美 69 無新

  9,776 石井真人 39 無新

▽投票総数45,531 ▽有効45,191 ▽無効340 



 ■三島市長略歴

 豊岡 武士氏(とよおか・たけし)三島市出身。県職員を経て県議3期。この間に市長選に2度挑戦し、落選。2010年の市長選で初当選した。日本獣医畜産大卒。文教町。

7164チバQ:2018/12/17(月) 18:50:37
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181216-00000017-mai-pol
自民福井県連大会 知事選出馬意向の2氏登壇 大荒れでしこりも
12/16(日) 11:02配信 毎日新聞
自民福井県連大会 知事選出馬意向の2氏登壇 大荒れでしこりも
自民党福井県連定期大会で支援を求める現職の西川一誠氏=福井市で2018年12月15日午後1時50分、岸川弘明撮影
 自民党福井県連は15日、福井市内のホテルに約380人を集めて定期大会を開いた。来春の知事選に出馬する意向を表明した現職の西川一誠氏(73)と元副知事の杉本達治氏(56)がそれぞれ登壇し、両氏への支持をたがえる党員同士がにらみ合う大荒れの大会となった。

 現職知事の西川氏は来賓として、杉本氏は党本部に推薦を求めている立候補予定者として招かれた。「私と力を合わせて新しい古里を作ろう」とあいさつした西川氏には「応援してるぞ」との声も。「福井に新しい風を吹き込めるよう頑張る」と述べた杉本氏は、参加者とガンバロー三唱で締めくくった。

 大会では来年の活動方針が示された後の質疑応答で、西川氏を支持する地方議員らから「(両氏のいずれを推すのか)党員投票で決めるべき」などの意見が相次いだ。杉本氏が会場入りしたのは、党員投票の可否が諮られないまま議事が打ち切られた後で、出席者の一部は退席していた。

 しこりを残すような形で終わった大会について、党県連会長の山崎正昭参院議員は「(参加者に杉本氏への推薦上申は)おおよそご理解いただけたと思う」と話した。

 知事選は県議の中井玲子氏(60)も出馬意向で、共産党も候補者擁立を検討している。【大森治幸、岸川弘明】

7165チバQ:2018/12/18(火) 14:53:25
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181218-00000029-asahi-pol
自民党の大見正衆院議員、地元の愛知・安城市長選出馬へ
12/18(火) 10:07配信 朝日新聞デジタル
自民党の大見正衆院議員、地元の愛知・安城市長選出馬へ
記者会見する大見正氏=愛知県安城市桜町
 自民党の大見正衆院議員(60)が14日、地盤とする愛知県安城市の市長選(来年1月27日告示、2月3日投開票)への立候補を正式に表明した。議員辞職はせず、立候補時点での自動失職を選ぶ方針という。衆院比例東海ブロックで自民党の比例名簿で次点だった青山周平氏(41)が繰り上げ当選する見通し。

 大見氏は安城市内で記者会見し、「これまで国会で作ってきた制度を生かすような新しい街づくりをしたい」と述べた。施策として、自動車産業の変化や外国人材の急増などに対応するため、自動運転バスの運行や外国人児童生徒らへの日本語教育の充実などを挙げた。

 出馬を決意したのは、5選を目指す現職の神谷学氏(60)が4日に出馬表明した後だといい、「長期市政による停滞感はぬぐえない。多選阻止も出馬の理由」と話した。

 無所属で立候補する方針で、自民党県連に推薦を申請するという。公明党にも申請する予定。衆院愛知13区の後継候補については、県内選出の国会議員らに選考委員会をつくるよう申し入れたという。

 安城市長選には、ほかに市議の永田敦史氏(48)が立候補を表明している。

7166チバQ:2018/12/18(火) 15:00:48
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181218-00010001-fukui-l18
「散りぬべき…」知事に対し辞世の句 自民県議の発言波紋、会派分裂も
12/18(火) 12:09配信 福井新聞ONLINE
「散りぬべき…」知事に対し辞世の句 自民県議の発言波紋、会派分裂も
福井県議会会派「県会自民党」の斉藤新緑会長
 福井県議会の最大会派県会自民党(25人)の県議15人でつくる「西川県政と共に歩む会」は12月17日、先の予算決算特別委員会で会派の総括質問をした斉藤新緑会長が、来春知事選で5選を目指す現職の西川一誠氏(73)に出馬辞退を促し、辞世の句を詠み上げたことについて対応を協議した。複数の関係者によると「会派に知事選の話を持ち込まないとの約束を会長自らが破った責任は極めて重い」との認識で一致したという。18日の会派総会はこの問題が取り上げられるとみられ、斉藤氏の対応次第では会派分裂につながる可能性もある。

 斉藤氏は14日の予算決算特別委で、西川氏に対し「お辞めになったらいいのに、という声も聞く。自ら断念すべきだ」と述べ、明智光秀の娘細川ガラシャの辞世の句とされる「散りぬべき 時知りてこそ 世の中の 花も花なれ 人も人なれ」を詠み上げた。

 12月定例県議会開会前の11月20日の県会自民党総会で西川県政と共に歩む会は、前副知事の杉本達治氏(56)擁立を会派に諮ることなく主導した斉藤氏に対し、「会派を混乱させた」として会長辞任を要求した。斉藤氏は「言動がご迷惑をお掛けしたのなら、真摯に受け止め、深く反省し、おわび申し上げたい」と謝罪し、続投することになった。しかも「会派に知事選の話は持ち込まない」と合意していただけに、14日の予算決算特別委では斉藤氏の発言に騒然とした雰囲気となった。

 西川県政と共に歩む会の山岸猛夫会長は17日の会合後、記者団に「これからも15人が中心となり、一致団結して行動することを確認した」と述べるにとどめた。しかし複数の関係者は、18日の予算決算特別委理事会で斉藤氏の出馬辞退発言について議事録への記載方法が検討されることを踏まえ、「会派がどうなるかは斉藤氏の対応次第だ」と会派分裂に含みを持たせた。

福井新聞社

7167チバQ:2018/12/19(水) 11:39:55
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181218-00000058-mai-pol
数え間違えた…福井県議会 議運委員長の辞任動議 「賛成」多数を「否決」に
12/18(火) 20:02配信 毎日新聞
数え間違えた…福井県議会 議運委員長の辞任動議 「賛成」多数を「否決」に
山本文雄氏=福井県議会事務局提供
 知事選への発言をめぐり、福井県議会が18日の本会議で採決した議会運営委員長の辞任を求める動議で、議長を除く出席議員33人のうち過半数の17人が賛成したにも関わらず、山本文雄議長(84)が数え間違って否決された。この日は定例会最終日で修正されないまま閉会した。動議した大森哲男議員(64)は「辞任勧告を突きつけたのと同じ」としており、修正は求めない方針。

 本会議には1人が欠席、1人が採決前に退席していた。閉会後、山本議長は取材に「申し訳ない。しっかり数えておけばよかった」と謝罪した。

 議運委員長の斉藤新緑議員(62)は14日の県議会特別委員会で、来春改選の西川一誠知事(73)に立候補断念を要求。そのうえで、明智光秀の娘細川ガラシャによる辞世の句とされる「散りぬべき 時知りてこそ 世の中の 花も花なれ 人も人なれ」を詠み上げ、辞任を求める動議につながった。

 知事選は西川氏を推す大森議員らに対し、斉藤議員らは元副知事の杉本達治氏(56)を擁立している。【大森治幸】

7168チバQ:2018/12/20(木) 13:40:11
https://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/762539
福井知事選巡り県議会最大会派分裂
県会自民党、現職支持派が脱退
2018年12月19日 午前7時40分

会見する自民党新生会の山岸猛夫会長(右から2人目)ら=12月18日、福井県議会議事堂 拡大する
会見する自民党新生会の山岸猛夫会長(右から2人目)ら=12月18日、福井県議会議事堂

 福井県議会最大会派の県会自民党(25人)が12月18日に分裂し、退会した15人が新たな最大会派「自民党新生会」を結成した。会長には山岸猛夫氏が就いた。新会派の議員は、2019年春の知事選で5選を目指す現職の西川一誠氏(73)を支持する「西川県政と共に歩む会」のメンバー。一方、県会自民党には前副知事の杉本達治氏(56)を支持する斉藤新緑会長をはじめ、中立派を含め10人が残留した。知事選を巡る対立は2016年8月以来の自民会派分裂に発展した。

 西川派は、先の予算決算特別委員会で会派の総括質問をした斉藤氏が西川氏に出馬辞退を促し、辞世の句を詠み上げたことを踏まえ、18日の会派総会で会長辞任を要求した。斉藤氏が拒否したため、西川派は席を立ち、自民党新生会の結成を届け出た。

 分裂の影響で、その後の本会議は開会が約30分遅れ、主導権争いも繰り広げられた。これまで慣例的に最大会派の会長が議会運営委員長を務めていることから、新生会の大森哲男副幹事長が斉藤氏の議会運営委員長と委員の辞任を求める動議を提案した。

 これに対し、民主・みらいの辻一憲幹事長が「県会自民党の内部の話で本会議での採決にはなじまない」と意見を述べたほか、議事進行を巡ってやじが飛び交うなど混乱した。採決では、西本恵一議員(公明党)が退席。欠席者1人を除く新生会メンバー14人のほか、笹岡一彦議員(自由民主党)と井ノ部航太議員(希望ふくい)、中井玲子議員(無所属)の3人が賛成し、採決に加わらない山本文雄議長を除く出席者33人の過半数の17人が起立した。ところが山本議長が起立者数の確認を誤り、否決とする前代未聞の事態となった。その後、訂正した。

 本会議後に会見した新生会の山岸会長は、予算決算特別委の斉藤氏の質問を「知事選のことは会派に持ち込まない約束が果たされなかった」と批判した上で「こういった形では、みんなの意見を吸い上げらない」と新会派を結成した理由を話した。

 これに対し、県会自民党の田中宏典政調会長は「予算決算特別委での斉藤氏の発言は、知事の政治姿勢をただしたもので問題はない。こちらは理事者に対して是々非々の姿勢で、粛々と行動していくだけだ」と述べた。

 自民会派はこれまでも離合集散を繰り返している。近年では16年8月に当時最大会派だった自民党県政会(26人)から20人が離脱し、県会自民党を結成。その後、残る6人のうち4人と別の1人の計5人が県会自民党に合流している。

 県会(定数37、欠員1)は今回の会派再編に伴い▽自民党新生会(15人)▽県会自民党(10人)▽民主・みらい(5人)▽自由民主党(1人)▽共産党(1人)▽公明党(1人)▽希望ふくい(1人)▽無所属(2人)―となった。自民党新生会と県会自民党、民主・みらいの3会派が代表質問できる。

7169チバQ:2018/12/20(木) 13:41:16
https://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/760652
分裂選挙は必至、自民党福井県連
知事選の推薦問題巡り定期大会紛糾
2018年12月16日 午前7時30分

知事選の推薦問題を巡って紛糾した自民党福井県連定期大会=12月15日、福井県福井市のザ・グランユアーズフクイ 拡大する
知事選の推薦問題を巡って紛糾した自民党福井県連定期大会=12月15日、福井県福井市のザ・グランユアーズフクイ

 自民党福井県連の定期大会は12月15日、福井市内で開かれた。来春の知事選を巡り、執行部が前副知事の杉本達治氏(56)の推薦上申は覆らないとしたのに対し、5選を目指す現職の西川一誠氏(73)を支持する県議会議員らは「民主的に党員投票で決めるべきだ」と反発した。だが執行部は一切受け付けず、最後は議長判断で協議を打ち切った。県連内部の溝はさらに深まり、このままでは分裂選挙に突入することが必至となった。


 知事選を巡っては、党幹部が10日、県連所属の国会議員を党本部に集め「一本化に向けた努力をしてほしい」と分裂選挙の回避を求めていた。だが定期大会は、混乱収拾にはほど遠い結果となった。

 大会には県内各支部の代表者や県議、市町議員ら約380人が出席した。

 県連の役員18人で構成する執行部は、西川氏と杉本氏から推薦願が提出された数日後、杉本氏だけを議論の俎上(そじょう)に載せて推薦上申を決定した。その後、総務会で経過を報告し、党本部に上申した。西川派は、執行部の決め方が「民主的ではなく、到底納得できない。党員個々の意見を聞いてほしい」として、党員投票の実施を強く求めた。

 県連会長代行で、県会最大会派県会自民党の県議15人でつくる「西川県政と共に歩む会」会長を務める山岸猛夫氏が、執行部のひな壇の席上から「県連は西川氏の4選出馬の際に推薦している。5選出馬に当たっても県連は推薦できるのに、杉本氏の推薦願しか議論のテーブルに載せなかったのはおかしい」と批判する場面もあった。

 これに対し斉藤新緑幹事長は、知事選候補者の推薦は「連続3期まで」とする党本部選挙対策要綱に基づく県連ルールにのっとって杉本氏の上申を決めたとの説明を繰り返し、党員投票には取り合わなかった。西川氏の推薦願を議論しなかったことには「前回の西川氏への県連推薦は、党本部推薦の対象者がいなかったからだ。今回は対象者となる杉本氏がいる」と理解を求めた。杉本派の出席者も「決まったら団結するのが自民だ」などと声を上げた。

 双方の主張が平行線をたどる中、議長の田中敏幸会長代理は大会閉会を宣言。その後、杉本氏と来夏参院選福井選挙区で自民公認を得た滝波宏文氏の必勝を期すガンバロー三唱が行われたが、西川派を中心に半分ほどの出席者が足早に退席した。

 大会後、山崎正昭会長は記者団の取材に「百パーセントと言わないが、おおよその皆さんの理解を得られたと思う。今後努力し、党員・党友一丸となって全力を挙げていきたい」と話した。党員投票については、過去の実施で県連内部にしこりが残ったとし「しないというのが、私の信念だ」と強く否定した。

 知事選には西川、杉本両氏のほか、県議の中井玲子氏(60)が出馬を表明。共産党県委員会も候補者擁立を模索している。

7170チバQ:2018/12/20(木) 13:42:43
http://www.chunichi.co.jp/article/fukui/20181219/CK2018121902000026.html
2018年12月19日


県議会自民が分裂 西川派「新生会」を結成
 来年四月の知事選で、現職の西川一誠さん(73)を支持する「西川県政と共に歩む会」の県議十五人が十八日、県議会の県会自民党を離脱し、新会派「自民党新生会」を結成した。県会自民党に代わり最大会派となる。知事選に端を発した県会自民党の亀裂は埋まらぬまま、分裂という結果を招いた。

 県会自民党は残った十人で存続する。これまで二十五人が所属していたが、西川派と、知事選に出馬表明している前副知事の杉本達治さん(56)を支持する県議が混在していた。今秋以降、自民党県連幹事長でもある斉藤新緑会長らが中心となり杉本さんを擁立した一方、西川派が歩む会を設立。会派内の亀裂が表面化していた。

 十一月にあった会派の総会では、西川派が斉藤会長の行動を「県政を混乱させた」「大多数の議員に相談がなかった」と非難し、辞任を要求。斉藤会長が謝罪して続投していた。

 さらに、西川派によると、十二月定例会前に「会派に知事選を持ち込まない」と申し合わせていたにもかかわらず、斉藤会長が十四日の予算決算特別委員会で、西川さんに「自ら断念すべきだ」などと出馬の辞退を促した。このことに、西川派の不満が噴出。新会派結成の最後の一押しになった。

 新会派の会長に就いた山岸猛夫氏が十八日午後、議長宛の会派結成届を提出し、県議会議事堂で記者会見。山岸会長は「会派に相談すべきことはしっかりして、前に進むという形がとられてこなかった。選挙を議会に持ち込まないという約束事も果たされなかった」と説明した。

 一方で、県会自民党の斉藤会長は同日午前、記者団の取材に、予算決算特別委での発言について「知事が十二月定例会冒頭にした所信に対して見解をただしたもので、政局絡みの話をしたわけではない」と述べた。

 知事選には、県議の中井玲子さん(60)も立候補を表明。共産党県委員会も候補擁立を模索している。

 (鈴木啓太)

7171チバQ:2018/12/20(木) 13:44:52
福井県議会

平成30年12月18日現在  
自民党新生会(15名)
山岸猛夫 (会長)
山本芳男 (副会長)
関孝治 (副会長)
石川与三吉 (副会長)
仲倉典克 (幹事長)
大森哲男 (副幹事長)
西本正俊 (政調会長)
宮本俊 (政調副会長)
島田欽一 (財務委員長)
中川平一
松井拓夫
松田泰典
大久保衞
畑孝幸
鈴木宏紀

       
県会自民党(10名)
県会自民党メールアドレス(kenkaijimintou@gmail.com)
斉藤新緑 (会長)
田村康夫 (幹事長)
田中宏典 (政調会長)
長田光広 (政調副会長)
小堀友廣 (財務委員長)
山本文雄
田中敏幸
小寺惣吉
力野豊
清水智信

民主・みらい(5名)
民主・みらいホームページ(http://www2.interbroad.or.jp/kenminrengo/index.html
糀谷好晃 (会長)
野田富久 (会長代行)
辻一憲 (幹事長)
山本正雄 (政調会長)
西畑知佐代 (財務委員長)

     
自由民主党(1名)
笹岡一彦

日本共産党福井県議会議員団(1名)
佐藤正雄 

公明党(1名)
西本恵一

希望ふくい(1名)
井ノ部航太 

無所属(2名)
中井玲子
細川かをり

7172チバQ:2018/12/24(月) 21:16:32
https://news.goo.ne.jp/article/gifu/region/gifu-20181222050438.html
土岐市長選に加藤氏出馬へ
12月22日 07:22岐阜新聞

 任期満了(来年4月26日)に伴い、来春の統一地方選で予定される岐阜県土岐市長選で、副市長の加藤淳司氏(62)=同市泉町大富=が無所属で立候補する意向を固めたことが21日、関係者への取材で分かった。来週にも正式表明する。

 加藤氏は早稲田大文学部を卒業後、1979年に同市に入庁。経済環境部長や総務部長などを歴任し、2017年に定年退職した。同5月から副市長を務めている。

 市長選を巡っては先月、2期目の現職加藤靖也氏(64)が不出馬を表明。元市議で業務用米穀・酒類販売会社役員の塚本俊一氏(66)が無所属での立候補を表明しており、選挙戦となる見通し。

7173チバQ:2018/12/26(水) 17:08:57
https://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/767009
自民福井県連、党本部待たず推薦証
前副知事に交付、知事派執行部外れる
2018年12月26日 午前11時00分

山崎正昭会長(左)から推薦証を受け取る杉本達治氏(左から2人目)=12月25日、福井市の福井県繊協ビル 拡大する
山崎正昭会長(左)から推薦証を受け取る杉本達治氏(左から2人目)=12月25日、福井市の福井県繊協ビル

 自民党福井県連は12月25日、福井市の福井県繊協ビルで、定期大会後の新体制発足に伴う執行部会を開いた。来春の知事選を巡り、前副知事の杉本達治氏(56)の推薦を党本部に上申したことを踏まえ、杉本氏に県連としての推薦証を交付した。党本部の判断時期が見通せず、越年の公算も大きくなる中、幹事長留任となった斉藤新緑県議会議員は「ここで県連の意思表示をしてしっかり戦っていこうということだ」と狙いを強調した。

 山崎正昭会長が杉本氏に推薦証を手渡し「執行部、党員・党友の総意だ。頑張ってほしい」と激励。杉本氏は「これからもしっかりと県内を歩き、福井に新しい風を吹き込むため頑張ってまいります」と決意を述べた。

 会合後に会見した山崎会長と斉藤氏は、旧執行部メンバーによる11月10日の執行部会で上申を決めたことが、そのまま県連レベルの推薦を決定したことになると強調。このタイミングで交付したことについて、山崎会長は「県連定期大会が15日にあり、(推薦の)一連の手続きは終わったので、推薦証を出すことにした」と話した。

 会合ではこのほか、新執行部メンバーを決めた。三役は幹事長に斉藤氏が留任したほか、総務会長に田村康夫県議会議員、政調会長には田中宏典県議会議員が新たに就き、県議会第2会派県会自民党の杉本派の面々が占めた。5選を目指す現職の西川一誠氏(73)を支持する県議会最大会派自民党新生会の議員15人は入らなかった。

 執行部は15日の定期大会後に山崎会長を除く全員が退任し、人選は会長一任されていた。山崎会長は、自民党新生会と県会自民党に会派が分裂した18日前に人選したと強調し「適材適所で選んだ。色分けはしていない」とした。

 自民党新生会の山岸猛夫会長は「(推薦証交付は)詳しい状況が分からないのでコメントのしようがない。執行部人事は山崎会長に一任しているので、コメントする立場にない」としている。

 知事選にはこのほか、県議会議員の中井玲子氏(60)が出馬を表明。共産党県委員会も候補者擁立を模索している。

7174チバQ:2018/12/26(水) 17:25:38
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20181226ddlk18010239000c.html
<2019知事選>自民県連、杉本氏に推薦状 党本部の決定待たず交付 /福井
00:00毎日新聞

 自民党県連の執行部会が福井市内で25日あり、来春の知事選に立候補する意向を示した元副知事の杉本達治氏(56)に党県連としての推薦状を手渡した。党推薦の決定を待たずに地方組織が交付するのは異例で、党推薦の判断を先送りしている党本部に決定を促す狙いがあるとみられる。

 この日は役員人事も発表され、斉藤新緑県議が幹事長に留任した三役を含む計20人の新執行部に現職の西川一誠氏(73)を支持する県議15人は選ばれなかった。要職を杉本派で固めて支援態勢を整えた形だが、党県連の分裂は不可避となった。

 執行部会で、党県連会長の山崎正昭参院議員は「執行部、党員党友の総意だ」と述べ、杉本氏に党県連としての推薦状を手渡した。杉本氏は記者団に「心温まる推薦状だ。党本部も(党推薦を)出していただけるものと思う」と期待を込めた。

 知事選には県議の中井玲子氏(60)が出馬意向のほか、共産党も候補者擁立を模索している。【大森治幸】

7175チバQ:2018/12/26(水) 17:26:05
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20181220ddlk18010294000c.html
<2019知事選>新三役に杉本氏派 主導権争い表面化 自民県連方針 /福井
12月20日 00:00毎日新聞

 自民党県連は、来春の知事選に立候補する意向を示した元副知事の杉本達治氏(56)を擁立した県議たちを新三役とする役員人事の方針を固めた。取材に19日、複数の関係者が明らかにした。月内にも開く会合で決まる見通しだが、現職の西川一誠氏(73)を推すグループの反発は必至で、分裂の色合いを深めることになりそうだ。

 1年間の任期が今月に切れた旧三役は、杉本派の斉藤新緑県議が幹事長で、それぞれ西川派の仲倉典克県議が総務会長、中川平一県議が政調会長を担っていた。新三役は斉藤県議が留任。総務会長は田村康夫県議、政調会長は田中宏典県議が就く見通しで、杉本派が独占することになる。

 党県連では、15日に開いた定期大会で会長の山崎正昭参院議員に役員人事を一任することが承認されていた。党本部に推薦するよう上申した杉本氏への支援態勢を整えたとも言えるが、西川氏を推す県議15人が県会自民党から離脱するなど混乱は尾を引いており、役員人事は党県連における知事選の主導権争いが表面化した形だ。

 知事選には県議の中井玲子氏(60)も出馬する意向で、共産党も候補者擁立を検討している。【大森治幸】

7176名無しさん:2019/01/02(水) 15:04:12
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190101-00000002-izu-l22
改元の年、伊豆も新時代へ 4月に統一選、夏には参院選
1/2(水) 13:37配信 伊豆新聞
 ■県議選伊東 現職、新人一騎打ち

 新元号となる2019年は、新しい時代の始まりといえる。くしくも、統一地方選の年に当たり、伊豆地区では県議選、市町議選があり、夏には参院選も行われる。新時代に政治の一翼を担う人を決める選挙について、伊豆の現状を探った。

 伊東市選挙区(定数1)は、ともに無所属で現職の中田次城氏(54)=2期=と新人の金子正樹氏(51)=自民推薦=の一騎打ちとなる公算が大きい。

 中田氏、金子氏とも昨年12月下旬、正式に出馬を表明した。既に後援会活動を開始しており、1月から2月にかけて事務所を設け、臨戦態勢に入る。

 同市選挙区は近年、一騎打ちによる接戦が続いている。年齢が近く、支持層の一部も重なることから、激戦が予想される。

 ■参院選 現職2氏、出馬確実

 参院選(7月28日任期満了)の静岡選挙区は2議席が改選となる。国民民主の榛葉賀津也氏(51)=3期=と、自民の牧野京夫氏(60)=2期=の現職2人の出馬は確実とみられる。共産の新人、党県常任委員鈴木千佳氏(47)は昨年春、立候補の意思を明らかにしている。

 選挙戦が確実視される中、自民、国民民主、共産以外が候補者を立てるかどうかに注目が集まっている。


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