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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

7145チバQ:2018/12/05(水) 18:45:24
https://www.yomiuri.co.jp/local/fukui/feature/CO036131/20181201-OYTAT50006.html
混迷 19知事選
<上>県議ら後押し 保守分裂
2018年12月02日 05時00分
5選を目指す西川(左)と新人の杉本。異例の総務省OB同士の対決が予想される
5選を目指す西川(左)と新人の杉本。異例の総務省OB同士の対決が予想される
 ◇現職と前副知事対決へ

 「県民が閉塞感を抱いている。(知事交代を望む)声を形にする時が来た」

 11月2日、県庁。知事選への立候補を表明する新人の杉本達治(56)は、晴れやかな表情をみせた。約2時間、「チャレンジ」「新しい風」と刷新イメージを強調し、「県庁が上意下達になり、職員が育っていない」と語った。2年前まで副知事として仕えた、現職西川一誠(73)への痛烈な批判だった。

 記者会見の2日前、都内まで出馬要請に来た県議に「信条は決断、即実行」と語った。その直後、総務省に辞表を出し、周囲に決断力を印象づけた。だが、省の先輩でもあった西川とたもとを分かったのは、副知事の退任時にさかのぼる。

    ■ □

 2013年7月、杉本は総務省から副知事に就任。県庁赴任は04〜07年の総務部長に続く2度目で、周囲は<西川の後継者>と目していた。当時、後援会関係者は、取材に「知事にも、後継として禅譲する意思はあると思う」と明かしていた。

 しかし、国会議員や県議から「杉本待望論」が持ち上がるようになると、2人の関係は悪くなった。杉本は結局、4年とされる任期を1年残して県庁を去る。県議会最後のあいさつで「仕事も人も、生活も福井が大好きだ」と涙を流した。

 それから約2年後の今年10月18日。出馬を求めて何度も面会に訪れた県議らに、「何があっても知事選に出る」と決意を語った。

 その際、<涙の退任劇>の意味を尋ねられ、杉本はこう振り返ったという。「悔しかった。(知事として)ここに必ず戻ってくると思ったら、涙が出た」

    ■ □

 杉本を支援する県議が掲げるのは、5選を目指す西川への多選批判だ。だが、もっと大きな不満がある。ベテラン県議は「西川は人の話を聞かない。でも、杉本は誠実に聞いてくれる」と<議会軽視>への怒りをぶつける。杉本擁立に向けた保守系議員連盟の結成大会には、県議だけでなく9市町から市議、町議が名を連ねた。

 にもかかわらず、議員の間で、現職への目立った政策批判はみられない。杉本も「大事なものは引き継いでいく」と<路線継承>を公言する。西川の推薦を決めた連合福井幹部は「結局、杉本派は、自分たちの言いなりになる知事が欲しいだけじゃないか」と皮肉る。

 11月26日、正式に出馬表明した西川は記者会見で「県民が、若さや世代交代を期待しているとは思えない」と言い切ってみせた。だが、西川側から支援を求められて断った県議は断言する。「若いだけでもいいじゃない。選挙で誰を選ぶかってそういうものでしょ」(敬称略)

    ◇

 来春の知事選で、現職の西川氏と前副知事の杉本氏が立候補を表明した。政党の支援を受けないとする県議の中井玲子氏(60)も出馬表明し、共産党県委員会も独自候補を擁立する予定。保守が分裂し、混迷する前哨戦の思惑を取材した。

2018年12月02日 05時00分 Copyright © The Yomiuri Shimbun


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