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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

7089チバQ:2018/11/01(木) 16:13:43
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20181031ddlk15010205000c.html
<分裂選挙の果てに>検証’18新潟市長選/下 小柳氏「迷走」が致命傷 野党、内輪もめ響く /新潟
10月31日 00:00毎日新聞

 新潟市長選の告示が2日後に迫った12日夜、新潟駅前で支持を訴える旧民進系元市議の小柳聡氏(31)の前に立憲民主、共産、社民各党の県議、市議がずらりと並んだ。人だかりができ、会場は熱気に包まれたが、ある野党県幹部は吐き捨てるように言った。「共産と横並びになる集会なんて、これが最初で最後。二度とやるか!」【南茂芽育】

 2016年参院選から新潟で始まった野党共闘の流れを受け、再び野党各党が組んだ「オール野党体制」。小柳氏は盤石の組織をバックに得たかに見えた。しかし、自民党が支持した中原八一氏(59)に約8000票差で敗退。もう一人の自民系、吉田孝志氏(56)にも363票差にまで肉薄される結果に終わった。野党内の内輪もめで組織力を発揮しきれなかったうえ、小柳氏本人の「迷走」が致命傷となった。

   ◇   ◇

 オール野党体制への動きは今年1月に始まった。社民、共産などの市議有志が水面下で候補者探しを始めたところ、市議会の旧民進系会派「民主にいがた」の一員だった小柳氏が意欲を示した。「これまで野党共闘に参加したこともない人なのに」。市議たちは驚いたが、他に適当な候補もおらず、小柳氏の支援を決めた。

 しかし当の小柳氏は7月、立候補表明の記者会見で「各党に推薦を求めない」と宣言。これまで支援を受けてきた連合や、選挙への協力を約束してくれている旧民進系の同僚らの「思想の違う共産党とは一緒に活動したくない」との思いをくんだもので、小柳氏にとって「選対のムードが悪くなるくらいなら、身内(旧民進や連合)の方を固めたい」というのが本音だった。

 子育て支援の拡充などを公約に据え「市民党」を標ぼうし、脱原発など国政課題には踏み込まないことに。これは選対本部長に就任した民進出身で立憲民主の西村智奈美県連代表(衆院議員)の方針でもあった。結局、「旧民進系と連合」「共産や社民」は別々に選対を組み、小柳氏を応援することになった。

   ◇   ◇

 小柳氏は次第に自民2人の候補者による「保守争い」に埋没していく。危機感を強める陣営。共産系支持者が多く集まった12日の集会で、小柳氏は「支持者の聞きたいことに応える」として「柏崎刈羽原発再稼働反対・改憲反対」と突如表明。会場からは「ありがとう」の声が飛んだ。

 これには主力の支援団体、連合の電力系労組が猛反発した。連合が取り仕切ったある個人演説会場はガラガラに。中盤の情勢調査の結果、立憲支持層の約半数が他候補に流れていることが分かると、陣営はまたも慌てた。

 共産支持層からも「これまで野党共闘に貢献してこなかった人をなぜ応援しないといけないんだ」という、そもそも論が蒸し返される始末。その一部は共産本来の主張であるバス高速輸送システム(BRT)廃止を訴える吉田氏へと流れた。

 小柳氏は選挙戦最終週になって「反篠田昭市政、反自民」に訴えを絞ったが、「あとの祭り」(陣営幹部)だった。

   ◇   ◇

 来年には統一地方選と参院選が控えている。各党が単独で戦えば勝つ見込みは少ないが、「共闘」するにも多くのハードルがあることが明白になった。ある陣営関係者は観念したようにつぶやいた。「誰が悪い、どの組織が悪いと決めつけるのではなく、冷静に敗因分析して次につなげるしかない」


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