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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

7119チバQ:2018/11/13(火) 20:40:50
 ◇知名度向上に苦戦 南氏

 金沢市増泉1の南氏の事務所。山野氏当確の報が早々に伝えられると、南氏は「(自身の)選挙期間が短く、思いが浸透しなかった」と支持者に頭を下げた。

 南氏は選挙戦で山野氏の政策を批判し、市が今年2月に始めた家庭ごみ有料化の中止や、宿泊税導入の取りやめを訴えた。また、学校給食の無償化や、生活道路の除雪をはじめとした防災対策強化を公約に掲げた。

 ただ、立候補表明が告示約1カ月前の先月7日と遅く、共産支持層以外への知名度向上に最後まで苦戦した。南氏は報道陣に「政策には一定の共感をもらえた」としたものの、「有権者の思いを把握できなかった。政策にメリハリが必要だった」と述べた。

 ◇投票率過去最低…両者重く受け止め 組織動き切れず/政策が総花的に

 今年3月の知事選(県39.07%、金沢市30.68%)に続き、投票率は低迷した。期日前投票(11月5〜10日)も3万1040人にとどまり、前々回(2014年10月)の7割に満たなかった。

 選挙戦が有権者の関心を呼ばなかったことについて、両氏の陣営は重く受け止める。山野氏の陣営幹部らは「次の任期のために票を積みたかったが、山野氏個人の人気に頼り、組織全体が動き切れなかった」「政党と山野氏個人の後援会が互いに遠慮した」と振り返った。ある幹部は「相手候補が決まるのが遅く、知名度も低かったことも選挙戦が盛り上がらなかった一因」と漏らした。

 一方の南氏の陣営幹部は「候補者選考をはじめ内部の議論で時間を費やし、政策が総花的になった」と反省する。「山野市政には不満だが、南氏に投票しても勝てないから投票に行かない」という声も多く聞いたといい、「支持者以外に訴えを広げる活動ができていない。日常的に市民に働きかけていかなければ」と話した。

 金沢市長選は近年は、山出保・前市長が初当選した1990年(61.70%)▽山野氏が前市長を破り初当選した2010年(35.93%)▽山野氏の辞職に伴い4人が立候補した14年10月(47.03%)--に投票率が上昇した。【久木田照子、岩壁峻】

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 ■視点

 ◇選択させる市政を

 4人に1人。金沢市長選で投票に行った有権者の割合だ。大きな争点が見えず、山野市政2期8年の評価が主題となった今回。当選した山野之義氏は、有権者の多くが、市の将来像を描くリーダーを「選択しようとしなかった」現実を直視するべきだろう。

 山野氏は現職として高い知名度があり、複数の政党・団体から推薦も得た。一方、新人の南章治氏は告示1カ月を切ってから立候補を表明。準備不足は否めず、分かりやすい争点を有権者に提示しきれなかった。

 選挙戦は当初から山野氏の圧勝が予測された。投票に行かなかった人たちからは、市の除雪体制や家庭ごみ有料化などに不満を漏らしながらも、「現職が勝つ結果が見えている」「積極的に投票したい候補がいない」といった声を聞いた。

 市をより良くしたいと思っているにも関わらず、投票に意義を見いだせない。そんな有権者の心を動かし、本当の意味での「市民参加のまちづくり」を進める市政を、3期目の山野氏には期待したい。【久木田照子】

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山野之義(やまの・ゆきよし) 56 無現(4)

 [元]市議▽スペシャルオリンピックス日本・石川名誉顧問[歴]ソフトバンク社員▽慶大=[国][公]

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 ◆開票結果

 ◇金沢市長選=選管最終発表

当 76346 山野之義 56 無現

  14968 南章治 63 無新


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