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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

7101チバQ:2018/11/06(火) 20:33:51
http://www.niigata-nippo.co.jp/select/seikei/084917.html
<中原新潟市長誕生> 混戦の先に
新潟日報 2018/11/02
 10月28日に開票された新潟市長選は、自民党が支持する前参院議員の中原八一氏(59)が制した。ともに前新潟市議の小柳聡氏(31)、吉田孝志氏(56)が約8千票差まで詰め寄り、前同市北区長の飯野晋氏(45)も含め無所属新人4候補が混戦を繰り広げた末に、16年ぶりの新市長が決まった。選挙戦を振り返り、中原市政の針路を探った。

【写真】当選確実となり、壇上で祝福される中原八一氏=10月28日、新潟市中央区

【保守分裂】党本部の主導で辛勝
 「信じられない」。新潟市長選を制した中原氏は、歓喜に沸く祝勝会の場で漏らした。最後まで先が読めず、当選確実の報を聞いても現実味が薄かったのだ。

 主役を取り囲む顔触れが混戦ぶりを象徴していた。支持する自民党の国会議員は1人もおらず、県議や市議もそろわない。保守の分裂が「誰も強くない」状況をつくりだす一因だった。

 同じ自民党の吉田氏が先に出馬を表明し、出遅れた中原陣営が組織を固めようにも「企業の反応が鈍い」といった状況が続いた。

 党の新潟支部や県連は中原氏への一本化を断念して自主投票とした。それを押し切る形で党本部が、党議拘束のない「支持」を決めたのは告示の5日前だ。

 来夏の参院選新潟選挙区で改選となる塚田一郎県連会長、党新潟支部長の石崎徹衆院議員(比例北陸信越)らは支持者が割れ、表立った応援をしなかった。

 また、中原陣営には政党色を出すことが対立候補からの批判材料になるとの見方もあった。選対の高橋直揮県議(新潟市西区)は「国会議員の応援は積極的に要請していない」とする。

 ただ党本部には負けられない事情があった。第4次安倍晋三改造内閣の発足直前の9月末にあった沖縄県知事選以降、自民党は注目の地方選挙で連敗を喫していた。新潟市長選をもし落としたら連敗のまま年を越すことになり、来年の統一地方選や参院選を前に、政権の求心力にもかかわる事態となっていたためだ。

 特に力を入れたのは、中原氏が親交のある二階俊博幹事長と二階派議員だ。河村建夫元官房長官らが次々に来援し「『錦の御旗』はここにある」として、業界団体などの引き締めを図った。水面下でも党本部職員が党県連の会議室で対策を練った。

参院選控え しこり残す


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 その結果、新潟日報社の出口調査では、自民党支持層で中原氏に投票したのは約47%だった。吉田氏に約32%が流れ、6月の知事選で自民党が支援した花角英世氏が固めた約81%には全く及ばないものの、「最低限のベース」(陣営幹部)をまとめることはできた。

 自民票を足がかりに、無党派の約20%などに支持を広げて逃げ切った格好だ。中原氏は当確の後、真っ先に二階氏と甘利明選対委員長に電話し、礼を述べた。安倍首相も29日に党幹部を前に「大変大きな勝利」と話し、結果を歓迎した。

 党本部のてこ入れで勝利したものの、保守分裂の影響は尾を引く可能性がある。今回、塚田氏や石崎氏に対しては、双方の陣営から不満の声が上がっていた。来夏の参院選までに力を結集できるかが課題になる。

 塚田氏は「保守市政の奪還という悲願を形にできたのは良かった。今はそれだけだ」と言葉少なで、自身の参院選については「選挙はその都度、情勢も変わる」と述べるにとどめた。石崎氏は「できる限りのことはした。理解してもらえると信じている」と話した。

 保守分裂について二階氏は「結果オーライだ。日がたてばしこりも消えていく」と早期収束に期待を示す。ただ県連総務会長の佐藤純県議(新潟市江南区)は「参院選に向けて態勢を組み立てる必要がある」と危機感を示している。

◇新潟市長選開票結果
 当 98,975 中原八一 59
   90,902 小柳聡  31
   90,539 吉田孝志 56
   49,425 飯野晋  45


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