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近畿 地方議会・首長,政治・選挙スレ

1250チバQ:2011/01/23(日) 20:40:36
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shiga/feature/ohtu1295534892103_02/news/20110120-OYT8T01169.htm
市政の課題 2011守山市長選
<上>駅前再生官民で知恵を
商業施設目立つ空き店舗


新しい店がオープンし始めた守山銀座商店街。さらに活性化させる施策が望まれる(守山市守山で)  「新たな出店希望が3件、あるんです」。守山市の中心市街地にある守山銀座商店街振興組合(22店舗)。理事長の北田照夫さん(62)はほっとした表情を見せた。北田さんのCDショップの向かいにも、鶏料理店が5日に開店したばかりだ。

 JR守山駅西側の中心市街地には他に、商店街が四つある。1990年代以降、郊外型の大型商業施設の進出に押されるなどし、商店街の店に次々とシャッターが下ろされた。だが、ここ1、2年で新規開店が約10店と活気は戻りつつある。

 「店舗の賃料が高い草津駅や南草津駅の周辺で出店を避ける傾向にある。『商業地』としての注目度も高まっているようだ」と北田さんは言う。

     ◇

 中心市街地を含む南部市街地には、市の人口約7万8000人のうち約4万人が暮らす。その活性化が市の長年の課題だ。休日1日当たりの通行量は76年に1万1434人だったが、2007年には2831人と4分の1以下に。商店の年間総売上高も94年の231億円が、04年には119億円にまで落ち込んでいる。

 市は〈下落傾向〉に歯止めをかけようと、国の中心市街地活性化法の認定を受け、09年度から5か年の活性化基本計画に取り組む。

 守山銀座商店街の近くで、全面建て替えする市立守山小の敷地に守山幼稚園を併設させ、複合文化施設や親水公園などを建築。都市・商業機能を集め、子どもからお年寄りまでが暮らしやすい街づくりを目指す。市都市再生推進課の原田秀雄課長は「中心市街地の活性化こそが、市全体の活性化を生む」と話す。

     ◇

 商業者の思いは、市側の思惑とは少し異なる。

 守山銀座商店街にある居酒屋で働く鳥羽忍さん(30)は「新規出店を補助するなど市からの支援があれば、出店者はもっと増え、商店街は活気づく」と言う。

 JR守山駅から徒歩1分という絶好の場所にある商業施設「セルバ守山」(地下1階、地上13階)。県内初の駅前再開発事業として25年前に完成したが、98年に地下のスーパーマーケットが閉店して以降、店舗は減るばかり。1〜3階の4分の1が空いており、週末でも人の姿はまばらだ。

 「テナントの会」の泉岡芳雄会長(62)は「行政と業者、地権者が話し合い、この立地を生かす道を模索すべきだ」と強調する。

 新たな施設を造るだけでなく既存の〈資産〉も活用し、人を呼び込み、街を活気づける施策が望まれる。

     ◇

 23日告示、30日投開票の守山市長選を前に、市の課題を2回にわたって紹介する。

(2011年1月21日 読売新聞)

1251チバQ:2011/01/23(日) 20:41:20
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shiga/feature/ohtu1295534892103_02/news/20110121-OYT8T01073.htm
市政の課題 2011守山市長選
<下>健康増進で住みよさ向上を
医療・介護費 財政負担に


笑顔がはじける「おしゃべりサロン」。お年寄りの健康づくりにも役立っている(守山市民交流センターで) 守山市民交流センターの一室で、お年寄り約20人の会話が弾む。「みんな、一生懸命やなあ」「そりゃ、痩せそうだもの」――。

 同センター主催の「おしゃべりサロン」で、お年寄りたちは麺棒を使ったダイエット法に挑戦した。約2時間のサロンは冗談も飛び出すなど、終始、和やかな雰囲気だった。

 「初対面同士が、終わる頃には仲良くなっている。参加すれば元気になれる」と、石田克爾(かつじ)さん(69)(水保町)は笑顔になった。

 サロンは昨年3月から始まり、開催はこれまで22回を数える。同センター所長の中出弘一郎さん(72)は「こんな集いが、多くの自治会やボランティアグループなどで開かれるようになってほしい」と話す。

      ◇

 経済誌の昨年の「住みよさランキング」で、守山市は全国787市中、10位だった。〈1〉病院や介護福祉施設の数〈2〉出生数〈3〉商業施設面積〈4〉地方税収入――など14の指標(人口比)で算出され、市は2009年の35位から躍進、過去最高だった。

 だが、高齢化率が約17%と県内では下から4番目に低いのと対照的に、介護保険のサービス利用率は08年度が84・9%と、2番目に高かった。介護保険の月額基準保険料は県内最高の4400円で、国民健康保険税率も2年連続でアップしている。

 市は、県立成人病センターを始め、市内に病院や福祉施設が多いことが背景にある、とみている。開業医数は54、デイサービスセンターは23と、いずれも人口比で県内上位だ。「施設が多いと利用者も増える。供給が需要を生んでいるようだ」と、市関係者は複雑な表情を見せる。

 医療や介護にかかる扶助費支出は、00年度の20億円から08年度には35億円まで増え、今後も高齢化に伴って増加すると予測される。

      ◇

 市は11年度から、市民自らが「健康づくり」に取り組み、医療・介護費減につなげる「すこやかまちづくり行動プラン」を実施。健康管理のほか、ボランティア活動や自治会活動などに取り組むと、公共施設や商店で使えるポイントがたまる「マイレージ」制度も盛り込んだ。

 市民自身の〈やる気〉を引き出す狙いで、市幹部は「健康になれば、市民の人生はより豊かになり、市の医療・介護費負担減にもつながる」と強調する。

 プラン導入に先駆け、サロンを発案して実行に移した中出さんは「技術や知識を持つ多くの高齢者をいかに活動に引っ張り出せるかが、健康な市民を増やしていくカギになる」と話す。

 数字の上だけでなく、一人ひとりが実感できる「住みやすさ日本一」にすることが、多くの守山市民の願いでもある。

(この連載は山下陽太郎が担当しました)

(2011年1月22日 読売新聞)

1252チバQ:2011/01/24(月) 22:21:35
>>1194
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110124-OYT1T00662.htm
堺市長、橋下知事と決別!?「大阪都」で対立

 橋下徹・大阪府知事の全面的な支援を受け、一昨年9月に初当選した堺市の竹山修身市長が、橋下知事が提唱する「大阪都構想」に難色を示し、知事との溝を深めている。

 都構想を旗印にする「大阪維新の会」(代表・橋下知事)が統一地方選を前に来月14日開く同市での決起集会も欠席する考え。同会メンバーらは「欠席なら縁切りだ」と批判を強めており、都構想を巡る橋下知事との対立は、大阪市の平松邦夫市長に続き、堺市にも波及しそうだ。

 竹山市長は元府政策企画部長で、橋下知事の側近だった。現職を破って当選後は、昨年5月の大阪市議福島区補選で同会新人の応援演説に立つなど、橋下知事との関係を重視してきた。

 ところが昨年、橋下知事が堺市の分割につながる都構想を訴え始めてからは、「堺は2006年に政令市に移行したばかり。すぐに分割すべきではない」と反対の立場を示すように。これに対し、橋下知事は「間違っている。市長になると、ずっとお山の大将でいたくなっちゃう」「自公民の顔色をうかがっている。生粋の政治家じゃない」と批判を強める一方だ。

 同会は決起集会について、竹山市長に案内状を出しているが、竹山市長は今月19日の記者会見で「(どの党でも)選挙のための決起集会はご遠慮させていただく」と述べた。

 堺市議会(定数52)で7議席を占める同会のある市議は「市長の『生みの親』である知事が政治生命をかけている。構想を受け入れられないなら、縁を切られても仕方がない。欠席なら関係は決定的になる」と話している。

(2011年1月24日15時59分 読売新聞)

1253チバQ:2011/01/24(月) 22:25:03
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110124/elc11012412020007-n1.htm
区へ中核市権限…橋下維新マニフェスト 職員3割減、4年後に都制
2011.1.24 12:01
 大阪府の橋下徹知事が代表を務める地域政党「大阪維新の会」は24日午後、今春の統一地方選挙に向けたマニフェストを発表する。大阪府と大阪市を再編する大阪都を実現させた後、特別区などに中核市並みの権限を付与するほか、府市の二重行政を解消することで、大阪府と大阪市の職員数を約3割削減することなどを盛り込む。府議選、大阪、堺市議選に勝利すれば、それぞれの議会で都制移行を決議し、平成27年春にも大阪都を実現させる−とするスケジュールも明らかにする。

 マニフェストによると、5月に府と大阪市、堺市による協議機関を設置し、特別区の財源配分などの検討を開始。住民投票などを経て大阪都に移行し、27年4月に初の特別区長、議員選を行うとしている。ただ、区割りや区議の定数には触れていない。

 一方、生活保護や国民健康保険、介護保険は大阪都が管轄。特別区は各区の判断で大阪市が行っている現行の敬老パスを維持したり、公立中の給食実施、医療費の中学生までの無償化などが可能とした。

 また、大阪市営地下鉄とバスは民営化。JR大阪駅前の北ヤードについては森にすることとし、将来は関西国際空港との結節点とするリニア中央新幹線の新駅建設を提唱している。

 橋下徹知事は「特別区には中核市並みの権限を付与すると明記しており、これぞ、地方分権だと思う。大阪都構想の中身についてはこれでほぼ固まった」と語った。

1254チバQ:2011/01/24(月) 22:28:15
>>785
元衆議院議員で弁護士の泉房穂氏(46)=明石市天文町=が、北口市長が参院選に転出した場合に行われる同市長選に立候補する意向
→結局、北口は参院選出馬せず
2003年の衆院選に民主党公認で兵庫2区(神戸市兵庫、北、長田区)から立候補し、比例で復活当選。05年の衆院選に落選した後は、明石市を拠点に弁護士、社会福祉士として活動している。


>>1203-1204>>1211>>1219
http://mainichi.jp/area/hyogo/news/20110124ddlk28010178000c.html
選挙:明石市長選 候補者擁立へ動き 市議は県幹部、福祉団体は泉氏 /兵庫
 4月に予定されている明石市長選で、福祉団体で構成する「21世紀型の福祉のまち明石を実現する会」が23日、元衆院議員で弁護士の泉房穂氏(47)に立候補を要請した。一方、市議会の主要会派が市内在住の県幹部の擁立に動いており、候補者擁立の動きが活発化してきた。

 3選に意欲があると見られていた現職の北口寛人氏(45)が昨年12月に「不出馬表明」。それを受け各方面で候補者選びが始まった。この日開かれた同会の会合には約100人が参加。泉氏を推薦する言葉や激励のメッセージが次々と発表され、出馬実現に向け活動の継続を決議した。

 事務局の山下孝光氏は「他の支援団体と調整して立候補を表明されるものと期待している」と話した。

 一方、県幹部の擁立に動く市議は県幹部について「市民のため、市政のために頑張っていただける人」と期待している。【南良靖雄】

〔神戸版〕

毎日新聞 2011年1月24日 地方版

1255チバQ:2011/01/24(月) 22:40:48
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shiga/news/20110124-OYT8T00024.htm
守山市長選 2新人対決
子育て・福祉施策など争点
 守山市長選は23日、告示され、元市議会事務局長・小嶋宣秀氏(60)と、元国土交通省課長補佐・宮本和宏氏(38)が立候補、無所属新人同士の一騎打ちとなった。中心市街地の活性化や子育て・福祉施策の拡充といった「住みよい街づくり」などを争点に、舌戦が繰り広げられる。投開票は30日。22日現在の有権者数は5万9832人。

■「大胆に行革」小嶋氏

 小嶋氏は午前9時過ぎ、守山市大門町の事務所で出陣式に臨み、支持者らを前に第一声。市役所での41年間の実績をアピール、「守山の街は隅々まで知っている。皆さんが懸命に築いた、この豊かで住み良い古里を次世代に引き継ぐ」と声をからして訴えた。

 政策面では、市議会定数見直しや市長給与の3割カットを検討すると強調し、「硬直化する財政の中で思い切った施策は難しいが、大胆に行政改革に取り組む。育児や福祉など、暮らしに安心と元気を感じられる市をつくる」と、支持を求めた。

 その後、支持者の拍手に送られて元気良く選挙カーに乗り込むと、市内一円を巡り、夜は4か所で演説会を開いた。

■「新時代築く」宮本氏

 宮本氏は市役所前で、山田亘宏市長や三日月大造衆院議員(滋賀3区)、地元選出の県議らと出発式を行い、多くの支持者が集まった。

 宮本氏は「国土交通省で11年間、200を超える市町村の首長と一緒に街づくりを進めてきた」と強調。さらに「市に出向した3年間、市民の『地域を良くしたい』という強い思いに感銘を受け、心底、守山にほれた。私の新しい古里だ」と語った。

 政策面ではまちづくり条例を制定し、市民が市政に参画しやすい環境をつくるなど「住みやすさと活力の二刀流で、守山の新時代を築きたい」と力を込めた。

 その後、選挙カーで市内を回り、夜は4か所の演説会で支持を訴えた。

市長選立候補者 候2、届け出順

(2011年1月24日 読売新聞)

1256チバQ:2011/01/24(月) 22:44:55
http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20110124/CK2011012402000108.html
「保守色」「市民党」それぞれアピール 守山市長選が告示
2011年1月24日

 守山市長選は23日に告示され、元市議会事務局長の小嶋宣秀氏(60)、元国土交通省建築指導課長補佐の宮本和宏氏(38)による選挙戦に突入した。出陣式では、小嶋陣営が「保守色」をにじませれば、宮本陣営は「市民党」をアピール。両陣営と党の距離感、思惑が微妙に絡み合うかたちとなった。30日に投開票が行われる。 (守山市長選取材班)

◆小嶋陣営
 「第3選挙区をあずかっている身として、連合がついている候補に行くべきではない」

 守山市大門町の事務所前であった小嶋氏の出陣式。登壇した自民党第3選挙区支部長の宇野治元衆院議員は「反連合滋賀」を前面に押し出した。両候補が推薦を依頼し、自主投票に決めた自民党県連に触れ「自民党の対応はどうなっているのかと言われた。私は十分な応援をさせていただく」と力を込めた。

 総括責任者の高田正司市議が相手候補を「東京からの落下傘」と一刀両断すると、宇野氏が「そうだ」と支持者を鼓舞した。

 大型トラックの荷台に設けた壇上には、元自民党幹事長の野中広務氏が来演する横断幕も。地元の5人の市議に加えて、草津や栗東、野洲8人の自民党系市議も訪れ、自民色に染まった。

 応援弁士のしんがりを務めた国松善次前知事は「地方自治の時代だからこそ、地方が自ら立ち上がって、汗をかいて智恵を出すべきだ」と力強く、地元で生まれ育った小嶋氏の支持を呼び掛けた。

 ある選対幹部は「小嶋陣営は人脈が多い。じわじわ(支持が)広がるだろう」と強気の分析をして見せた。

◆宮本陣営
 「自民党の顔として来たのではない。首長選は政党を問うものではない。あくまで市民党だ」

 市役所前で開かれた宮本氏の出発式。マイクを握った自民党県連元幹事長の上野幸夫県議は声を張り上げた。前国土交通省副大臣の三日月大造衆院議員(衆院3区、民主)は元上司として「国交省から送り出した私の立場からも」と民主色を抑え、宮本氏の支持を訴えた。

 式には、守山市選出県議の大井豊(民主)、辻貢(自民)の両氏が顔をそろえ、宮本氏を支持する民主、自民党系の市議も集結した。宮本氏も「皆さんと一緒に」との言葉を繰り返し、「市民党」をアピールした。

 引退する山田亘宏市長は「リーダーとして誰に託したらいいか、ずっと考えていた。最高の候補者を得た」と、後継指名した宮本氏を持ち上げた。

 連合滋賀の中村憲市会長は「三日月議員もお越しいただいている。連合も精いっぱい頑張りましょう」と語り、民主色がにじむ場面もあった。

 選対幹部は「7日間、市民党を前面に出す。個人演説会の反応を見ながら戦術を決めたい」と力を込めた。

1257チバQ:2011/01/24(月) 22:50:07
元国土交通省職員、宮本和宏:
>>1249同市選出の辻県議と大井豊・民主党県議のほか、民主、自民両党系の市議計11人がそろって顔を見せた。マイクを握った山田市長
宮本氏の立候補表明には三日月氏も同席し

前市議会事務局長、小嶋宣秀:
>>1256登壇した自民党第3選挙区支部長の宇野治元衆院議員は「反連合滋賀」を前面に押し出した。
応援弁士のしんがりを務めた国松善次前知事は

1258チバQ:2011/01/24(月) 23:17:08
守山市長選:山田亘宏
03年
http://www.melma.com/backnumber_22213_718389/
◇守山市長選(滋賀県)開票結果 投票率53.53%(過去最低)
当15406 山田亘宏(無新、56歳、初当選)
 12114 甲斐道清(無現、自・民・公推薦、65歳)
自民公推薦の現職を破っての当選


07年
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/4671
>現職の山田亘宏氏(60)=無所属=が、新人で元守山市議の山本利男氏(57)=同=を約1万2500票の大差をつけて破り、再選を果たした。
>公明党を含む7割の守山市議をはじめ、自民、民主両党の国会議員や滋賀県議、周辺市長らの応援も得るなど分厚い支持基盤で、選挙戦を優位に進めた。
相乗りで圧勝

>>982 2010年知事選
>知事選(7月11日投開票)で、「市長有志の会」を結成し、再選した嘉田由紀子知事の対立候補を支援した守山市の山田亘宏市長が、次期市長選不出馬を表明した。
自民系候補を支援

>>1256
民主系・少なくとも自民色の薄い候補を支援

1259チバQ:2011/01/25(火) 22:00:31
http://mainichi.jp/area/hyogo/news/20110125ddlk28010373000c.html
選挙:芦屋市長選 山田県議が出馬表明 「無風選挙防ぎたい」 /兵庫
 芦屋市長選(4月17日告示、同24日投開票)に24日、新人で県議の山田美智子氏(63)が無所属で立候補する考えを表明した。

 山田氏は記者会見で、「無風選挙となるのを防ぎたかった」と立候補を決めた理由を説明。現市政について、「政策のビジョンが見えない」と批判したうえで市民が政策を提言する「市民会議」の設置▽住宅都市で可能な産業の育成▽高水準にある市職員の給与の削減−−などを公約として掲げる考えを示した。

 山田氏は岐阜県大垣市出身。99年から芦屋市議に連続2期当選した後、現在は県議を務めている。

 市長選にはこれまでに、現職の山中健氏(60)が3選を目指して、出馬する意向を明らかにしている。【浜名晋一】

〔阪神版〕

1260名無しさん:2011/01/25(火) 22:06:30
http://www.nara-np.co.jp/20110125093808.html
岩崎氏、薄氷V2 - 28票差で中筋氏涙/平群町長選
2011年1月25日 奈良新聞


再選を決め、支持者とのバンザイする岩崎氏(中央)=23日午後10時50分ごろ、同町吉新2丁目の選挙事務所
 任期満了に伴う平群町長選挙は23日投開票され、現職の岩崎万勉氏(65)=無所属=が前職の中筋弘氏(66)=同=をわずか28票差の接戦の末に破り、再選を果たした。当日有権者数は1万7057人(男8057人、女9000人)。投票率は63.08%で前回(63.46%)を0.38ポイント下回った。

 選挙戦は4年前の前回と同じ顔ぶれで攻守立場を変えた一騎打ち。町財政再建や町の活性化などを争点に激しい選挙戦となっ…

1261名無しさん:2011/01/25(火) 22:08:53
http://mytown.asahi.com/areanews/nara/OSK201101240161.html
28票差で再選の平群町長「改革の痛みが批判票に」
2011年1月25日

 28票の僅差(きんさ)で決着した平群町長選挙から一夜明けた24日、再選を決めた無所属現職の岩崎万勉氏(65)は、選挙管理委員会から当選証書を受け取った。推進する財政再建への批判が接戦の結果を招いたとみて、今後、住民側の声の聞き取りに力を入れる考えを示した。

 同じ顔ぶれで一騎打ちになった前回は、6231票獲得した岩崎氏が1648票の大差をつけて当選した。今回は有効投票数がほぼ同じだったにもかかわらず、約900票も減らす結果になった。

 岩崎氏は「これほどの僅差になるとは思わなかった。前回、『町政一新・財政再建』を掲げて当選し、町民の理解を得ながら施策を進めてきたが、大きな改革には痛みが伴う。その分、批判票が出たと思う」と分析した。

 さらに「小差であっても、これまでの改革が認められたということで、さらに前進させたい。観光・農商工が連携した町づくり、自主財源の確保、小学校の再編にしっかり取り組みたい。これまで以上に町側の説明、町民の声を聞くことに努める」と語った。

 選対本部長を務めた池田研二町議は「行財政改革について、住民にはある程度理解してもらっていると思っていたが、不十分だった。ただ、今回の結果で改革の方向性が正しいことは広く示せたと思う」と胸をなで下ろした。

 一方、敗れた中筋弘氏の後援会は「残念だが、28票差でも負けは負け。(岩崎氏には)町の活性化に向け大いに頑張って欲しい」としている。

1262チバQ:2011/01/26(水) 22:30:09
http://mainichi.jp/area/hyogo/news/20110125ddlk28010407000c.html
問われる手腕:小野市長4期目の課題/上 看護師確保 /兵庫
 任期満了に伴う23日告示の小野市長選で、現職の蓬莱務市長は無投票で4選を果たした。99年の市長就任以来、「行政も経営」を基本理念に市政改革を進めてきた蓬莱氏。持ち前の強力なリーダーシップに対する地元の評価は高いが、市が抱える課題の中には広域行政にかかわるものも多く、4期目は近隣自治体との連携が一層求められることになる。それらの課題を2回にわたり探る。【浜本年弘】

 ◇近隣自治体とどう調整
 「今の病院、どう?」

 昨春、近隣の市立病院から市立小野市民病院に移ってきたベテラン看護師(38)の携帯電話に、以前働いていた病院の元同僚からメールが届いた。さっそく返信したメールの文面は希望に満ちていた。

 「去年の秋から希望の部署。モチベーションも上がってる」

    ◇

 ベテラン看護師に“再起”のチャンスをもたらしたのは、皮肉にも小野市が直面している深刻な「看護師不足問題」だった。

 06年度に診療報酬が改定され、看護体制を「7対1」(入院患者7人に看護師1人)と手厚くすれば、病院の収入が増える仕組みになった。これをきっかけに、都市部の大規模病院を中心に看護師の囲い込みが本格化。この余波で、地方の中規模以下の病院は看護師を集めにくくなってしまった。

 小野市民病院も例外ではなかった。このため、09年度に応募者の年齢制限を35歳から40歳に引き上げ、募集回数も増やした。冒頭のベテラン看護師は、この基準緩和の恩恵を受けて新天地にチャレンジできたのだ。

    ◇

 13年10月、小野・三木の両市民病院が統合され、小野市南部に「北播磨総合医療センター」(27診療科・総病床450)が建設される。事業費約200億円をかけ、来月には敷地の造成に入る予定。センター企業長を務めるのは蓬莱務市長だ。

 看護師不足問題はセンターも避けて通れない。両市民病院から移る予定の看護師は計約320人。一方、450の病床で「7対1」を実現するのに必要な看護師数は約400人にのぼる。センター企業団事務局は、まずは350床でスタートさせる方針だが、それでも今よりも30人増やさなければならない。

 センターは24時間対応の院内保育(定員30人)▽看護師向けのスキル・ラボ(実習室)設置▽最新医療機器・システムの整備−−などの先進的な取り組みを“売り”にしている。センター側としては、これらをPRして看護師を集め、16年4月に400人体制を築いて病棟をフルオープンさせたい意向だが、見通しは不透明だ。

    ◇

 「我々にとって新病院は脅威だ」

 小野市と同じ北播磨にある公立病院の幹部は、センターによる看護師の囲い込みへの警戒を強めている。看護師不足が全国共通の問題である以上、周辺自治体の病院が“草刈り場”になりかねないからだ。

 蓬莱市長は「看護師確保はさまざまなプラン、選択肢を求めていく」と語るが、現段階で明確な打開策を示していない。もしも限られたパイを奪い合う事態になれば、北播磨全体の地域医療が崩壊する恐れもあるだけに、蓬莱市長の周辺自治体との調整力とバランス感覚が試されている。

〔播磨・姫路版〕

1263チバQ:2011/01/26(水) 22:30:45
http://mainichi.jp/area/hyogo/news/20110126ddlk28010363000c.html
問われる手腕:小野市長4期目の課題/下 神戸電鉄粟生線 /兵庫
 ◇存続への施策、模索
 今月初め、県立小野高放送部の男女部員4人が小野市役所を訪れた。小野市・粟生と神戸市北区・鈴蘭台を結ぶ「神戸電鉄粟生線」(29・2キロ)をテーマにラジオドキュメントを作るためだ。

 通学で粟生線を使っている4人は、小林清豪・副市長と会談。思い切って日ごろ抱いている不安を口にした。

 「粟生線は危機的ですか」

 小林副市長は一瞬口ごもった後、意を決して語った。

 「乗客が増えなければ、やがて廃止になるかもしれない」

 会談後、4人は「涙が出そうなほどショックだった」と振り返った。

    ◇

 粟生線は52年に全線が開業し、ピークの92年度には年間乗客1420万人を記録した。しかし、その後は少子高齢化やマイカー普及が進んだ影響で漸減。09年度の乗客数は693万人、路線別収入は10年前の3分の2に当たる約20億円にまで落ち込み、年間赤字額は9年連続で10億円を超えた。この赤字額は神戸電鉄の稼ぎ頭「有馬線」の黒字額に匹敵する規模だ。

    ◇

 粟生線の廃止懸念が地元に広がる中、沿線自治体と住民は09年、神戸電鉄とともに粟生線の「活性化協議会」を結成。官民一体で粟生線経営の健全化に取り組むことを決めた。営業継続に向けた目標を「12年度の輸送人員730万人」と設定。国補助も12年度までの3年間で計2億円が認められ、地元には「粟生線再生の青写真ができた」と安堵(あんど)感が広がった。

 ところが、昨年11月に事態が一変。協議会の会議で神戸電鉄側が「目標達成は困難」と発言し、国交省近畿運輸局も「補助制度再編の影響で12年度分の補助が打ち切りになる見通し」と明かした。これで粟生線存続への希望は風前のともしびとなった。

 さらに事態は動いた。今月14日、神戸電鉄の三津澤修・鉄道事業本部長が、沿線自治体などの公金支援を条件に「存続の意思はある。来年度中に方策を見極めたい」と発言。事実上、粟生線の生殺与奪権を譲ったのだ。

     ◇

 国交省鉄道局によると、00年度以降の地域鉄道の廃止は33路線に上る。粟生駅で粟生線と接続している加西市の第三セクター「北条鉄道」のように、地域住民の足を確保するために自治体が鉄道経営に乗り出すケースもあるが、その多くは経営が苦しく、地元自治体財政を圧迫している。

 公金支援に踏み切るか、バス路線整備などの代替策を講じるか、それとも廃止されるにまかせるか−−。いくつかの選択肢がある中、神戸電鉄からボールを投げられた蓬莱務市長は「絶対に廃止はまかりならん。ただ、赤字原因は設備投資による支払利息などにある。(支援するには市民の)納得が必要」と指摘する。

 今回の市長選で選挙が行われていれば、粟生線問題が争点になったかもしれない。だが、結果は無投票だった。市民の“審判”を経ないまま、問題の行方は蓬莱市長の判断にゆだねられた。【浜本年弘】

〔播磨・姫路版〕

1264チバQ:2011/01/26(水) 22:55:36
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kyoto/news/20110125-OYT8T01146.htm
撤回の新人 全面対決 推進の現職
連携強め箱もの不要 新病院柱に経営改善

 2月6日投開票の舞鶴市長選が30日、告示される。最大の争点は、公的病院の再編問題だ。再編計画を推進する立場の現職の斎藤彰氏(55)と、計画の白紙撤回を訴える前舞鶴共済病院長の多々見良三氏(60)が全面対決する構図となりそうだ。対立の背景を考える。(舞鶴支局長・北岡学)

 今月、舞鶴市内の各家庭に新聞折り込みで2種類のチラシが届いた。斎藤氏、多々見氏のそれぞれを支援する団体が、病院問題について、互いの見解を記したものだった。

 先に届いた多々見氏側は「対話のない計画変更の末に、財源の見通しもなく、無駄が多い」と、斎藤氏が進める再編を厳しく批判。一方、後から配られた斎藤氏側は、多々見氏側の主張を「(病院間)連携だけで再編が実現するとは、医療の玄人の言葉とは思えない」と切り捨てた。

 告示を前に、すでに両陣営は激しいつばぜり合いを展開している。



 ここ数年、市政の最大の課題は地域医療問題で、その発端は市立舞鶴市民病院の経営難だった。

 7年前、同病院の運営方針に反発するなどして内科医13人が一斉退職し、世間の注目を集めた。経営環境は一気に悪化し、赤字が急増。内科を立て直した後も苦境は続き、市民病院の累積赤字は36億4900万円(2009年度末)に。市からの補助金は2006〜09年度で計69億6500万円に達する。

 4年前の市長選で、斎藤氏は「市民病院の再建」を強力に訴え、初当選した。市長就任後、「舞鶴地域医療あり方検討委員会」の提言を踏まえ、再建の道筋として、市内の公的4病院(市民病院、舞鶴医療センター、舞鶴共済病院、舞鶴赤十字病院)の再編という青写真を示した。

 市民病院だけでなく、どの病院も医師不足の課題を抱えており、4病院を2病院体制にして医師らを効果的に配置し直し、経営環境を改善させるという内容だった。



 しかし、その構想に「待った」をかけたのが、共済病院長の多々見氏だった。多々見氏は「あり方検討委」の委員などとして再編の議論に加わっていたが、09年9月、「職員の雇用に心配がある」などと述べ、共済病院の離脱を表明した。

 4病院再編から3病院再編へ。当初の青写真は色彩を変えざるを得なかったが、斎藤氏はそれでも再編に向けた歩みを進めた。府も「府北部の医療体制を立て直すには舞鶴市内での病院再編が必要」と同調し、新病院建設を柱とする総額86億円の「中丹地域医療再生計画」を策定、うち25億円は国から補助が受けられる見通しも立った。



 だが昨年、もう一つの難題が浮上した。再編後の運営組織の問題だ。

 市民病院、医療センター、赤十字病院は、それぞれ実質的な監督権をもつのが市、国立病院機構(東京)、日赤府支部に分かれている。当初、関係者たちは再編後の病院は「一本化された組織で運営する」と考えていたが、それぞれの職員の身分の位置づけや所有資産の調整などが難航し、一本化の議論は先送りとなった。

 青写真からどんどん遠ざかっていく再編計画。地元の医療関係者の間では「結局、市民病院再建のため、他の病院が利用されようとしているのではないか」との不信感が高まった。

 そして、共済病院長の職を離れ、舞鶴医師会の支援を得て市長選に名乗りを上げた多々見氏。「舞鶴の財政に余裕はない。不必要な箱ものはつくらず、病院間の連携強化で医療を守る」と主張する。

 一方、斎藤氏は「舞鶴の将来のため新病院は欠かせない。再編を後戻りさせてはならない」と力を込める。

 再編の推進か、計画の白紙化か。市民は市長選で選択することになる。

(2011年1月26日 読売新聞)

1265チバQ:2011/01/27(木) 23:27:11
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kyoto/news/20110126-OYT8T01131.htm
医師、病床数 進まぬ協議
2施設に集約 総論賛成でも・・・
再編の議論に加わっている舞鶴赤十字病院でも医師不足は深刻な問題だ(舞鶴市倉谷で)  舞鶴市の公的3病院(市立舞鶴市民病院、舞鶴医療センター、舞鶴赤十字病院)の再編計画。現在、イメージされている姿は次のようなものだ。市域の東にある医療センターの敷地に高度救急医療などを担う「急性期基幹病院」を新たに建設。一方、市域の西にある赤十字病院は「連携拠点病院」として主に療養期の患者を受け入れる。そして市民病院は、これら2病院に機能を移管する――。

 東の基幹病院に対し、赤十字病院は「補完的な病院」と位置づけられるが、不満はないのか。浅田敏樹・事務部長は「将来も安定して医師を確保するため、病院再編の議論は必要だ」と話す。

 しかし市が当初、赤十字病院に示した、再編後はベッド数を「100〜150床に」という構想には異を唱えた。

 「現在の体制である150床が損益分岐点。これを割り込めば赤字経営に陥る」と訴え、府が昨年1月にまとめた「中丹地域医療再生計画」では、再編後も「150床」とされた。

 浅田部長は「100床ということにでもなれば、職員の解雇を考えないといけないところだ」と胸をなで下ろすが、例え「痛み」を伴う再編計画であっても、もはや避けては通れない。地方の病院が置かれている厳しい現実が浮かび上がってくる。



 舞鶴市域の医療は、これまで他市に比べると恵まれているとされてきた。人口約9万人のまちに、総合病院の機能を持つ4病院が集まり、一般病床だけでも計約1000床を備えているからだ。中丹地域だけでなく、丹後地域、福井県西部の住民も舞鶴の病院を頼ってきた。

 ところが、府北中部の人口減少に加え、福知山市民病院の全面改装など、周辺自治体では医療施設の整備が進む。かえって舞鶴市内で医師が4病院に分散されていることが競争力をそぐ状況を招いている。

 むしろ競争以前の問題として、舞鶴の4病院でも診療科の休止を余儀なくされたり、「1人診療科」でしのいだりするケースが出ている。赤十字病院も京都市内の京都第一、第二赤十字病院などから非常勤医師の応援を得て、どうにか診療科を維持している。



 こうした意識を各病院とも共有した上で始まった再編協議だった。しかし「総論賛成」でも、各論に入れば新たな問題が次々と生じた。

 収支を考慮しながら、診療科をどう振り分け、医師をどう配置するか。病床数はどうするか。法的な問題は……。再生計画策定後に始まった府と各設置母体との協議は、過程が公開されておらず、詳細は分からないが、こうした問題の調整に手間取り、1年が過ぎた今も、具体的な手続きに入れずにいる。

 「あり方検討委が示した再編計画は理想論。実現はなかなか難しいだろう」と、ある医療関係者はため息交じりに話すが、別の関係者は「それでも現状に安住していれば、舞鶴のどの病院もいずれ破綻しかねない。何らかの手を打つ必要がある」と口元を引き締める。

 理想を追い、例え時間がかかるにしても病院再編を目指す現職の斎藤彰氏(55)と、現実に即し、病院間の連携強化で困難を乗り切ろうと考える前舞鶴共済病院長の多々見良三氏(60)。いずれが選ばれるにせよ、難しいかじ取りを担っていかねばならない。(北岡学)

(2011年1月27日 読売新聞)

1266チバQ:2011/01/29(土) 10:18:32
http://www.asahi.com/politics/update/0129/OSK201101280179.html
橋下知事の側近、大阪市議選に擁立へ 自民幹部の地盤2011年1月29日9時10分

. 大阪府の橋下徹知事が代表の地域政党「大阪維新の会」は、橋下氏の政治活動を補佐してきた特別秘書(39)を、4月の統一地方選に擁立する方針を固めた。大阪都構想に強く反対する自民党大阪市議団幹事長で、党府連幹部でもある大阪市議が地盤とする市議選住吉選挙区に立てる方向で最終調整している。知事側近をぶつけることで、対決色を鮮明にする狙いがある。

 特別秘書は橋下氏の法律事務所の元事務員で、高校の後輩。2月5日付で退任する。

 維新の会は府議会と大阪、堺両市議会で過半数獲得を目標に掲げるが、「主戦場」と位置づける大阪市議選での立候補予定者は現在38人で、定数の半分(43人)に届いていない。このため橋下氏と政治活動をともにしてきた「側近中の側近」を擁立することにした。特別秘書は取材に「最終判断するのは橋下知事で、今はコメントできない」と話している。(池尻和生)
.

1267チバQ:2011/01/30(日) 16:05:47
http://mainichi.jp/area/shiga/news/20110130ddlk25010251000c.html
県議会:やっと気付いた? 県議への記念品、廃止の方向で見直しへ /滋賀
 県議会は、引退議員や永年在職者に贈っている記念品について廃止する方向で見直しを始めた。議会事務局によると、在職10年以上の永年在職者に公費で記念品を贈っているのは近畿6府県で滋賀と京都府のみ。引退議員については滋賀だけだ。26日にあった各会派の代表者会議で「税金の使い道としてどうか」などと廃止案が浮上。2月4日の次回会議で結論を出す見通しだ。

 県議会は1期以上務めて引退する議員に3万円相当の記念品を贈っている。また、議員を10年以上務めると、5年ごとに2〜15万円相当の置時計や陶器製品などを公費で購入し贈呈。これとは別に知事名で、15年5万円▽25年10万円▽35年15万円相当の記念品を贈っている。今年度も2月15日の定例県議会初日に贈呈を予定していたが、26日の会派代表者会議で吉田清一議長らが「互助会から出すとか、表彰状だけにしてはどうか」と提案した。

 県議会は県議に無料配布していた1冊1万5000円相当のアルバムを今任期から実費に変更。県議47人中8人が注文を見合わせている。【稲生陽】

毎日新聞 2011年1月30日 地方版

1268モンクレール:2011/01/30(日) 18:49:36
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1269チバQ:2011/02/01(火) 00:21:35
>>1256-1258とか
http://mainichi.jp/area/shiga/news/20110131ddlk25010267000c.html
選挙:守山市長選 市長に宮本氏 「住みやすさ日本一に」 /滋賀
 任期満了に伴う守山市長選は30日投開票され、無所属新人の前市技監で元国土交通省課長補佐の宮本和宏氏(38)が、前市議会事務局長の小嶋宣秀氏(60)を破り、初当選した。当日有権者数は5万9069人、投票率は53・88%(前回46・12%)だった。【柴崎達矢】

 同市守山4の事務所には、開票前から多くの支持者が詰めかけた。当選が決まると歓声がわき、登場した宮本氏は約200人の支持者とともに万歳三唱。「市民の皆さんと力を合わせ、新しい守山をつくっていきたい。住みやすさ日本一の街を目指します」と笑顔であいさつした。

 宮本氏は大阪府枚方市出身。元国交省職員で06年から3年間、守山市に技監として出向し、中心市街地の活性化などに取り組んだ。昨年8月末に国交省を退職、9月に出馬表明した。連合や山田亘宏市長のほか、地元県議、多くの市議らの支援を受け、国交省での経験と若さをアピールし、支持を広げた。

 敗れた小嶋氏は、旧町時代を含め41年にわたり市役所に勤務した実績などを強調したが、及ばなかった。

==============

 ◆開票結果

 ◇守山市=選管最終発表
当 18443 宮本和宏 38 無新

  13073 小嶋宣秀 60 無新

==============

宮本和宏(みやもと・かずひろ) 38 無新(1)

 [元]市技監[歴]国土庁土地局係長▽国交省住宅局係長・関東地方整備局課長・住宅局課長補佐

1270チバQ:2011/02/01(火) 00:27:07
http://mytown.asahi.com/areanews/shiga/OSK201101300093.html
守山市長に宮本氏初当選 県内最年少の首長誕生
2011年1月31日


 守山市長選は30日投開票され、元国土交通省職員の宮本和宏氏(38)が、前市議会事務局長の小嶋宣秀氏(60)を破り初当選した。民主、自民両党の県議や連合などから幅広い支援を受け、自民党系市議の一部が推した小嶋氏を退けた。県内では最年少の首長となる。当日有権者数は5万9069人、投票率は53.88%(前回46.12%)だった。

 市役所近くの事務所に当選確実の知らせが届くと集まった支持者らから拍手がわき起こった。宮本氏は「住みやすさと活力の二刀流を柱に政策を展開していく」とあいさつし、公約を着実に進める意気込みを示した。

 宮本氏は2009年までの3年間、国交省から市に出向。選挙では、技監として中心市街地の活性化や旧中山道の地区計画などに携わった実績をPRした。38歳の若さに加え、国とのパイプを強調し、拍車のかかる高齢化や厳しい財政事情を乗り切る手腕への期待の高まりを追い風にした。

 昨年9月の立候補表明には山田亘宏市長とともに、民主党の三日月大造衆院議員も同席し、周囲を驚かせた。現職市長の「後継者」を、民主、自民の両党の地元関係者が支援する構図だったが、菅内閣の支持率低迷などを受け、陣営では民主党の推薦を受けず、支持母体の連合滋賀を前面に出し、「市民党」を掲げる選挙戦を展開。山田市長も「(技監として)3年で10年分の仕事をしてくれた」と先頭に立って応援し、流れをつくった。

 一方、小嶋氏は昨年10月に立候補を表明し、山田市長に反発する自民党系市議の一部から支援を受けた。守山市が地盤の党3区支部長の宇野治・前衆院議員や、野中広務・元党幹事長らが応援に入り、「地元を知り尽くした小嶋氏を」と訴えるなど、陣営では自民党色を鮮明にして、追い上げを図った。ところが、自民支持の商工関係者の多くが宮本氏に回るなど、苦しい展開となった。41年間務めた市役所での実績をアピールし、地元自治会など長年の地域のつながりを生かそうとしたが、及ばなかった。
.

1271チバQ:2011/02/01(火) 00:30:23
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kyoto/news/20110130-OYT8T00750.htm
舞鶴市長選現新立つ 病院問題争点

 舞鶴市長選は30日、告示され、新人で前舞鶴共済病院長の多々見良三氏(60)と、現職で再選を目指す斎藤彰氏(55)が立候補した。届け出を済ませた両候補は、早速、市内に選挙カーを走らせ、争点となっている公的病院の再編問題などについての考えを有権者に訴えた。

 同市浜の多々見氏の事務所には、午前8時前から支持者らが続々と訪れ、約350人(陣営発表)が集まった。事務所前での出陣式で、多々見氏が白衣姿で決意表明。「今の市政が続けば舞鶴市がつぶれてしまうという思いで出馬した。(「中丹地域医療再生計画」通りに)新病院を建てれば医師が集まり、医療も飛躍的に向上するという“妄想”は、許してはならない。地域にいる医療従事者を大切にし、無駄の少ない医療再編が求められている」と訴えた。

 斎藤陣営は、同市北吸の事務所前で出陣式。太田昇・副知事を始め支持者約600人(陣営発表)を前に斎藤氏は「舞鶴市は、福祉、教育、雇用や産業など、多くの課題を抱えている。行政を停滞させてはならない」と第一声。公的病院問題については、「国や府、医療関係者と一緒になって、医者をしっかり確保しなければならない」と、同計画の推進を強調。「白紙にして、また考えようなんて悠長な話はない」と、同計画の白紙撤回を訴える多々見氏を批判した。

 投票は2月6日午前7時〜午後8時、58か所で行われる。開票は同6日午後9時15分から、舞鶴東体育館で。29日現在の有権者は、7万2474人。

(2011年1月31日 読売新聞)

1272チバQ:2011/02/01(火) 22:28:13
http://mytown.asahi.com/gifu/news.php?k_id=22000001101310002
県議選 自民幹部、内紛に危機感
2011年01月31日

 県議選の候補者選びを進めている自民県連が、組織の弱体化を心配している。可児市では地元市議がまとまらずに難航が続き、現職の公認を決めた山県市では、約半数の市議から「決定には従えない」と反旗を翻された。こうした内紛を民主に突かれれば、「打撃になる」と県連幹部は頭を悩ます。(舩越紘)


◆可児 「一本化は困難」
 28日昼、可児市議会の二つの自民系会派「誠颯会」(11人)と「新・自由民主クラブ」(3人)の全市議が市内での会合に顔をそろえた。
 「現職を支持するのか」
 再選に意欲を見せる小原尚県議(51)の公認について何度も話し合ってきたが、この日も現職派と反現職派が対立したまま散会となった。
 自民県連は県議会で最大会派を維持するため、県議選で32人の擁立をめざし、すでに31人を公認した。最後の1人でもめ続けているのが、この可児市選挙区だ。
 可児市は昨年10月の市長選でも自民系市議の足並みが乱れた地域だった。
 誠颯会は県議会の「県政自民クラブ」が推した候補者を「事実上の県連推薦」として支えた。だが、党市支部長でもある小原氏から支援要請を受けた新自民クは「市長選は党派で拘束することではない」と反発。民主推薦の現市長冨田成輝氏を応援した。
 新自民クは、今回の県議選びで反現職の立場だ。勝利した市長選後は、「自分たちが保守本流」と発言力を強めており、誠颯会から同調する市議も出始めているという。
 こうした分裂について、県連は「支部で決めること」と距離を置く。岐阜では、公認を受けるには地元の支部長と幹事長が県連に申請するのが原則だ。可児市支部の幹事長は反現職派である新自民クの市議が務めており、申請のめどが立っていない。
 2月4日に小原氏を交えて話し合うが、ある市議は「状況は日増しに悪くなるばかり。ぐちゃぐちゃだ」とこぼす。一本化は難しいとみる別の市議は「自民にまとまる力がなくなった」と嘆いた。


◆山県 公認決定に反旗
 横山善道県議(57)が公認された山県市選挙区は、約半分の自民系市議が「横山氏を応援できない」と言ってはばからない。
 県連幹部は、2004年の市議選で、公費負担される選挙ポスター代を水増し請求していた問題が背景にあると指摘する。
 当時市議だった横山氏は、県警に詐欺容疑で書類送検され、不起訴(起訴猶予)処分となった経緯がある。その責任を問う声が少なくない。
 このため、横山氏の公認について地元市議の賛否がまっぷたつに割れた。収拾がつかず、1月上旬に県連に一任することになり、「現職優先」で横山氏に決まった。
 だが、反対派に歩み寄る様子はない。関係者によると、県連が公認を決めた日に集会があり、一部の市議は「反横山氏」で団結した。無所属で元県職員の郷明夫氏(62)を支援する動きもある。
 山県市は07年の前回県議選で、自民が推薦した2人の候補者が議席を争った。ある市議は「あの時のしこりも残る。今回もまとまることはない」とあきらめている。
 自民県連はこうした「分裂」を深刻に受け止めている。昨年の参院選は民主に逆風だったのに、県内の比例票は民主に4万票近い差をつけられた。全42市町村で自民票が上回ったのは16市町村にすぎない。県議選では民主が地方での勢力拡大をめざしている。「内紛が響けば議席を奪われかねない」。自民県連幹部に危機感が募る。

1273チバQ:2011/02/04(金) 22:10:29
>>1266
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20110205k0000m010102000c.html
橋下知事:特別秘書の河崎氏が退任へ
 大阪府は4日、橋下徹知事の特別秘書を務めてきた河崎大樹氏(39)が5日付で退任すると発表した。橋下知事が代表を務める地域政党「大阪維新の会」から、大阪市議会住吉区選挙区(定数5)で立候補することが有力視されている。

 河崎氏は、橋下知事の高校時代の後輩で、知事の法律事務所の元事務員。08年2月から知事の政治活動を支えてきた。

1274チバQ:2011/02/04(金) 22:38:51
http://mytown.asahi.com/wakayama/news.php?k_id=31000391102020001
県議選の構図


【上】
2011年02月02日




◎和歌山市選挙区 現15人に元・新激突


 統一地方選の県内での幕開けとなる県議選告示(4月1日)まで、2カ月を切った。定数が現行の46から4減の42になる。前回は戦後最多に並ぶ8選挙区が無投票だったが、無投票が続いた選挙区でも久しぶりに選挙戦となるところも出てきそうだ。14選挙区の予想される顔ぶれを3回に分けて紹介する。(黒川真里会)


 定数1減の15となる和歌山市選挙区。現職15人、元職1人、新顔1人の計17人が立候補を予定している。


 県議会最大会派の自民は、7期目の井出益弘(64)、6期目の宇治田栄蔵(60)、4期目の新島雄(59)と山下直也(55)、2期目の尾崎太郎(45)、昨年10月の補選で初当選した森礼子(42)の現職計6人の公認を決定。小川武(77)は「世代交代が必要」と引退を表明した。


 大幅な議席増を目指すとしてきた政権与党の民主だが、これまでに同選挙区で公認を決めたのは、前回次点で昨年10月の補選で返り咲いた浦口高典(55)のみ。同じ県議会会派「真わかやま」に所属する4期目の長坂隆司(54)、前回選挙で再選後に民主に入党した山下大輔(43)は無所属で出馬する意向だ。関西電力社員の片桐章浩(49)も無所属。


 昨年11月の知事選で民主推薦で現職に挑んで敗れた元職の藤本真利子(57)も無所属で出馬すると表明している。会見では「党のためではなく地方のためという立ち位置で戦いたい」と話した。


 共産は2期目の藤井健太郎(56)、前回得票が1万票を超えた1期目の奥村規子(59)の2人を公認。公明も党県本部幹事長で2期目の角田秀樹(58)、1期目の中拓哉(54)と多田純一(56)の3人を公認した。両党とも現有議席の維持を狙う。


 唯一新顔で名乗りを上げているのは元県企画部長の高嶋洋子(63)。県庁初の女性部長を経験し、「議会改革が必要」と無所属での出馬を表明した。(文中敬称略)

1275チバQ:2011/02/04(金) 22:39:16
http://mytown.asahi.com/wakayama/news.php?k_id=31000391102030001
県議選の構図


【中】
2011年02月03日




■橋本市選挙区/現新5人、激戦へ


 今回唯一の増員区となる橋本市選挙区。定数3に現職2人、新顔3人が立候補を表明。過去2回連続で無投票だったが、今回は一転して激戦区となりそうだ。


 6選を目指す向井嘉久蔵(73)、再選を目指す平木哲朗(53)の現職2人は自民公認を得た。橋本市議から転身を目指すのは岩田弘彦(51)、瀧洋一(48)、中谷和史(55)。民主県連副幹事長の瀧は民主公認が決まっているが、ほかの2人は今のところどの党からも公認を受けていない。


 紀の川市選挙区は定数3に、旧那賀郡選挙区時代から連続3回当選の山田正彦(69)、旧粉河町長から転身して1期目の服部一(69)、民主党衆院議員から転身して1期目の岸本健(40)の計3人がいずれも自民公認で出馬する。このまま無投票になる可能性もあるが、他に立候補を探る動きもある。


 岩出市選挙区は前回、現新計4人が二つの議席を争ったが、投票率は県内最低の45・68%だった。今回は再選を目指す山本茂博(58)と川口文章(69)のほかに立候補の動きはなく、無投票で自民独占が決まる可能性が高い。


 海南市・海草郡選挙区は定数3。自民は県連幹事長の尾崎要二(57)、3選を目指す藤山将材(35)の2人を公認。共産の雑賀光夫(66)は3選を目指す。ほかに立候補の動きはなく、前回に続いて無投票の公算が大きい。


 定数1減となる伊都郡選挙区は自民のベテラン議員2人が1議席を争う構図。かつらぎ町出身で現役最長9期目の門三佐博(74)と、九度山町出身で8期目の平越孝哉(74)。自民県連は公認調整を目指したが、両者とも譲らず、県連は2人とも公認はせず、推薦候補とする異例の結論を出した。(文中敬称略)

1276チバQ:2011/02/04(金) 22:39:32
http://mytown.asahi.com/wakayama/news.php?k_id=31000391102040001
県議選の構図


【下】
2011年02月04日




◎田辺市選挙区 4人で3議席争う


 定数1の有田市選挙区は、自民現職の浅井修一郎(61)のほかに立候補の動きはなく、無投票となる公算が大きい。


 有田郡選挙区は定数が1減って2となるが、県議会会派「真わかやま」に所属する松本貞次(61)が引退する意向。自民の吉井和視(58)と共産の松坂英樹(49)の現職2人のほかに立候補の動きはない。


 定数1の御坊市選挙区は、現職の中村裕一(50)が初当選した補選から6回連続無投票だが、今回、法律事務所職員の斎藤麻希(34)が民主公認で中村に挑む。実に24年ぶりの選挙戦となりそうだ。


 日高郡選挙区は冨安民浩(62)、坂本登(64)、花田健吉(52)の自民現職3人がいずれも出馬する予定。3回連続で同じ顔ぶれで無投票になる可能性がある。


 激戦区になると予想される田辺市選挙区。定数1減のなか、真わかやまの野見山海(67)と原日出夫(70)の2人が引退する意向だ。大沢広太郎(69)と泉正徳(59)の自民現職2人に、市議を昨年11月に辞職した谷口和樹(39)と1日に辞職した鈴木太雄(39)の新顔2人が加わり、4人で3議席を争う。


 玉置公良が2009年に衆院に転出したために欠員1の西牟婁郡選挙区。定数2に元職2人、新顔2人の計4人が出馬の意欲を見せている。1999年から1期務めた共産の高田由一(47)、2003年から3年近く務めた無所属の前川勝久(65)は返り咲きを狙う。前白浜町長の立谷誠一(61)と前上富田町議の池口公二(54)の新顔2人は自民公認で立つ。自民の町田亘(74)は引退の意向。


 前回2議席を5人が争った東牟婁選挙区は、自民の谷洋一(62)と前芝雅嗣(62)の現職2人が出馬予定。また民主県連は、前串本町長の松原繁樹(60)を公認する予定としている。


 定数1の新宮市選挙区は、自民現職の須川倍行(50)に新顔で会社役員の浜口太史(43)が無所属で挑む。8年ぶりの選挙戦になりそうだ。


(文中敬称略)=おわり

1277チバQ:2011/02/05(土) 14:08:56
>>906
http://mainichi.jp/area/hyogo/news/20110205ddlk28010398000c.html
行政ファイル:神戸市議会で統一会派解消 /兵庫
 神戸市議会の「自民党神戸・たちあがれ日本」(10人)が4日、統一会派を解消した。新たな会派構成は次の通り。民主党(18人)▽自民党(12人)▽公明党(11人)▽共産党(10人)▽自民党神戸(8人)▽たちあがれ日本(2人)▽新社会党(同)▽住民投票☆市民力(同)▽みんなの党(同)

〔神戸版〕

1278チバQ:2011/02/05(土) 14:09:37
http://mainichi.jp/area/hyogo/news/20110204ddlk28010306000c.html
’11統一地方選:明石市長選 市議会4会派、宮野氏に出馬要請 /兵庫
 ◇泉氏には経済人から
 4月の統一地方選で予定されている明石市長選で、市議会の4会派が3日、東播磨県民局長の宮野敏明氏(59)に立候補を要請した。宮野氏は「市民に選ばれた議員の皆さんの要請で、相談すべきところに相談して早急に最終的な結論を出したい」と述べた。

 要請したのは、最大会派の新政会(7人)、公明党(6人)、民主連合(3人)、清風会(3人)で、4会派で定数(31人)の約6割を占める。各会派代表が「県政推進に活躍した行政手腕はもとより、温厚な人柄、熱い情熱で市民が笑顔で暮らせる街に導いてくれると確信している」と要請した。

 宮野氏は明石市在住。県立明石高、関西大を卒業し、75年に県庁入り。労政福祉課長、知事室長などを務め、09年から現職。

 一方、福祉団体で構成する「21世紀型の福祉のまち明石を実現する会」が立候補を要請している弁護士の泉房穂氏(47)は同日夜、市内の若手経済人有志からも要請を受け、「明石を本気でよくしていくため、自分に何ができるか真剣に考えたい」と話した。【南良靖雄】

〔神戸版〕

1279チバQ:2011/02/06(日) 18:51:09
http://mainichi.jp/area/nara/news/20110206ddlk29010309000c.html
選挙:県議選 自民党県連、新たに3人を推薦 /奈良
 自民党県連(奥野信亮会長)は5日、奈良市内で選対本部会議を開き、4月の県議選に、3人の推薦候補を新たに擁立することを決めた。25人となった公認・推薦候補の全員当選を目指す活動方針も決定した。

 推薦候補に決めたのは山辺郡・奈良市選挙区の元職、鍵田忠兵衛氏(53)▽北葛城郡選挙区の新人、乾浩之氏(50)▽同選挙区の新人、谷口重克氏(57)。3人とも公認申請だったが、国政選挙への貢献度や同一選挙区内の公認候補者数などを考慮、推薦にとどめた。

 県議選と同日選となる知事選については、再選を目指す現職の荒井正吾氏から推薦願が出た場合は、奥野会長に一任することを決定。奥野会長は会議後、「荒井氏から支援の申し出があれば対応する」と話した。

 また、5日にあった総務会では今後の活動方針を決めた。統一地方選での公認・推薦候補の全員当選や、人材育成のための地方政治学校設置の検討などが盛り込まれた。【阿部亮介】

1280チバQ:2011/02/06(日) 19:02:02
>>189
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/2173-2174
04年9月、県議から市長選に転じて初当選したが、税滞納問題を巡って市議会と対立。不信任決議案が可決され、05年7月の出直し市長選で、主要政党がこぞって支援した藤原昭氏に敗れた。
 ◆奈良市長選04年9月(同36・77%)
 鍵田忠兵衛 無新 当48255
 大川 靖則 無現  44988
 日和佐穣甫 無新  12599

◆奈良市長選05年7月(投票率50・91%)
 藤原  昭 無新 当72302
 鍵田忠兵衛 無前  65289
 辻山  清 諸新   7600

■2005年衆院選奈良1区選挙得票
*いわゆる「刺客」候補
1.馬淵澄夫     民主党    前      73,062  当選   
2.鍵田忠兵衛    自由民主党  新      66,215  比例区当選
3.森岡正宏     無所属    前      41,914       
4.細野歩      日本共産党  新      15,071    


2009年奈良市長選
*1区を森田に譲り返り咲きを目指すも落選(現職藤田は出馬せず)
当76707 仲川 げん=無新<1>[民]
 62958 鍵田忠兵衛=無元(1)[自][公]
 24340 小林 照代=無新[共]

1281狼派:2011/02/06(日) 22:38:51
舞鶴市長選 新人多々見氏圧勝   
巷では舞鶴市民にも少しは良心があったとの専らの噂
この圧勝の分析は?

1282名無しさん:2011/02/06(日) 23:58:56
>>1281

勝利した多々見氏が病院長を務めた舞鶴共済病院は舞鶴だけでなく
福井県若狭地方や京都丹後地方からも患者が通う地域の中核病院。
金沢大学の教授やら福井大学の講師にも就任するなど、タマでは現職を圧倒していたとの評判。

現職側は多々見氏は石川県出身(金沢大学卒)という点で攻撃していたみたいだけど、
元々、舞鶴は地方都市ながら港湾都市ということで、よそ者に寛大な土地柄であり
現職側に戦略ミスもあったと分析。

1283狼派:2011/02/07(月) 00:42:12
う〜ん、なるほど。
ただここまでも圧勝という背景には一体どういうことがあったのかと・
阿久根ですらあんな接戦になっているのに
これほどの大差・・??

1284チバQ:2011/02/07(月) 21:38:36
http://mainichi.jp/area/nara/news/20110207ddlk29010301000c.html
’11統一地方選:民主県連、県議選候補予定者の公認を取り消し /奈良
 民主党県連(滝実代表)は6日、奈良市で常任幹事会を開き、4月の県議選に山辺郡・奈良市選挙区から立候補を予定していた新人、横田昌浩氏(47)の公認を取り消すことを決めた。近く党本部に伝える。横田氏は立候補を取りやめる。

 横田氏は県連に対し、「地元と党の全面的な支援が得られなかった」と話しているという。県連は県議選で21人の擁立を目指していたが、これで立候補予定者は15人となった。藤野良次幹事長は「公認取り消しは県連として初めて。出馬断念は個人的な理由で致し方ない」と話した。【阿部亮介】

1285チバQ:2011/02/07(月) 21:41:15
http://mytown.asahi.com/kyoto/news.php?k_id=27000001102070003
舞鶴市長選 多々見氏が初当選 
2011年02月07日



                病院再編計画見直しへ




 舞鶴市長選は6日に投開票され、新顔で前舞鶴共済病院長の多々見良三氏(60)=無所属=が、現職の斎藤彰氏(55)=同=の再選を大差で阻み、初当選を果たした。公的3病院を再編する計画の是非が最大の争点となり、多々見氏の当選によって、市や府が進めてきた現在の計画が全面的に見直される見通しとなった。当日有権者数は7万1684人、投票率は61・41%(前回64・19%)だった。


 同市浜の事務所に「当選確実」の一報が入ると、支持者や陣営スタッフから「やった」「勝った」と歓声が上がり、大きな拍手に包まれた。姿を見せた多々見氏は頭を下げながら、周りの人たちと握手を交わして喜んだ。


 多々見氏は昨年12月初め、市議らから市長選に立候補するよう正式に要請され、同22日に舞鶴共済病院を退職。連合京都の推薦を受け、自民、民主の支援も得て組織的に選挙戦を進めてきた。


 あいさつした多々見氏は「病院再編計画は課題がいくつかある。市民の知恵を借り、府
と進めたい。若者が帰ってきてくれる町づくりも進める」などと抱負を語った。


 多々見市政の誕生によって再編計画の行方は不透明になった。今後の焦点は、計画を白紙に戻したうえでどのような再編像を描くのかだ。必要な病棟の規模や診療科、医師らスタッフの体制をどう整え、赤字にあえぐ舞鶴市民病院をどうするかは待ったなしだ。地域医療をめぐる本格的な見直し論議が急がれる。

http://mainichi.jp/area/kyoto/news/20110207ddlk26010331000c.html
選挙:舞鶴市長選 多々見氏が初当選 /京都
 任期満了に伴う舞鶴市長選は6日、投開票され、無所属新人で前舞鶴共済病院長の多々見良三氏(60)が無所属で現職の斎藤彰氏(55)を破り、初当選を果たした。最大の争点となった公的病院再編問題で、多々見氏は「計画見直し」、斎藤氏は「計画推進」を訴えたが、市民は現計画の見直しを選択した形になった。

 当日有権者数は7万1684人(男3万5217人、女3万6467人)、投票率は61・41%(前回64・19%)だった。【岡崎英遠】

==============

 ◆開票結果

 ◇舞鶴市=選管最終発表
当 27823 多々見良三 60 無新

  15766 斎藤彰   55 無現

==============

多々見良三(たたみ・りょうぞう) 60 無新(1)

 医師▽舞鶴医師会理事[歴]金沢大医学部臨床教授▽舞鶴共済病院診療部長・病院長▽金沢大院

1286チバQ:2011/02/07(月) 21:41:58
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kyoto/news/20110206-OYT8T00678.htm
舞鶴市長に多々見氏
初当選 新病院計画見直しへ
 舞鶴市長選は6日投開票され、新人で前舞鶴共済病院長の多々見良三さん(60)(無所属)が、現職で再選を目指した斎藤彰さん(55)(同)に大差をつけて圧勝、初当選した。多々見さんは「税金を無駄にしない形での医療再編の訴えを、市民は受け止めてくれた」とし、今後、府がまとめた中丹地域医療再生計画を見直し、既存の病院間の連携を強化して地域医療を守るとの考えだ。当日有権者数は7万1684人、投票率は61・41%(前回64・19%)だった。

 同市浜の多々見さんの事務所では、当選の知らせが届くと、支持者らから大きな歓声と拍手が起こった。多々見さんは万歳三唱して、喜びをかみしめた。

 マイクを握った多々見さんは「できるだけ早く医療問題を解決し、市民が求めている経済活性化を行っていきたい。舞鶴のブランド力を高め、若者が帰ってくる活力があるまちづくりを進めたい」と語った。

 一方、同市北吸の斎藤さんの事務所では、落選の知らせに支持者らは力なく肩を落とした。斎藤さんは「残念な結果になったのは、自分の不徳の致すところ」と敗戦の弁を述べた。

 今回の市長選は、地域医療の立て直しが最大の争点となった。府がまとめた、新病院建設を柱とする「中丹地域医療再生計画」を巡り、多々見さんは「新病院は税金の無駄遣いだ」として計画の白紙撤回、斎藤さんは「必要な施設」と計画推進を、それぞれ訴え、激しい舌戦を繰り広げた。

 しかし、公的病院を抜本的に再編するとの試みは、各設置母体による協議が難航。新病院構想も市が財政難に苦しむ中、市民の間で共感が広がらなかった。そして市民は、病院長経験があり、経営の現実を知る多々見さんを支持した。

(2011年2月7日 読売新聞)

1287チバQ:2011/02/08(火) 20:52:33
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0003791698.shtml
明石市長選 候補者擁立の動き加速 
 北口寛人市長が3選立候補を断念した明石市長選(4月17日告示、24日投開票)をめぐり、候補者擁立の動きが加速してきた。


 7日は、明石商工会議所の政治団体「日本商工連盟明石地区」や明石市医師会など市内5団体が県東播磨県民局長の宮野敏明氏(59)を招き立候補要請文を手渡した。市議会の新政会、公明党、民主連合、清風会の4会派の全19議員も3日、宮野氏に立候補を要請している。

 これに対し、元衆院議員で弁護士の泉房穂氏(47)に立候補を求める動きがあり、「明石若手経済人の会」が3日、「泉氏を囲む会」を開き、泉氏に立候補を要請した。1月下旬には、市内の福祉団体などでつくる「21世紀型の福祉のまち明石を実現する会」が泉氏への立候補要請を決議した。

 宮野氏は「相談すべきところに相談し、早急に最終的な結論を出して報告したい」と述べ、泉氏も「明石を良くするため、自分に何ができるか考えていきたい」などと態度を保留している。

 市長選をめぐっては、このほか、神戸市内で企画会社を経営する女性と、市内在住の現代アート作家の男性が立候補に向けた動きをみせる。また、市民団体「明日の明石市政をつくる会」が「市民マニフェスト」の作成を進めている。

(森本尚樹)

(2011/02/08 07:56)

1288チバQ:2011/02/08(火) 20:54:51
http://www.sankei-kansai.com/2011/02/05/20110205-049306.php
2011年2月 5日

「堺市分割で都構想参加あり得ぬ」竹山市長
 堺市の竹山修身市長は、産経新聞との単独インタビューに応じ、市長選では全面支援を受けた大阪府の橋下徹知事が掲げる大阪都構想について、「現在の堺市を分割して(大阪都に)参加することはあり得ない」と述べた。そのうえで「(府との)二重行政も発生していない中で『時流に乗り遅れるな』というのはなく、冷静に市民や議会の声を聞くべきだ」とし堺市が都構想の枠組みに入ることに慎重な姿勢を示した。


インタビューに答える竹山修身市長=堺市の市役所本館(中井美樹撮影)
世田谷区と同規模

 府議会事務局長や、府政策企画部長などを歴任した元府職員の竹山市長は平成21年9月、橋下知事の全面支援を受け、実質的に与野党相乗りだった現職を破り初当選。しかし、その後、橋下知事が打ち出した府と大阪、堺の両市を解体、再編して都市機能の強化を目指す大阪都構想とは距離を置いており、橋下知事は「市長になったら、お山の大将でいたくなっちゃう」などと批判している。

 インタビューで竹山市長は「都構想は、税金を効率的に執行できない二重行政を解消するために有効な手段」とした上で「基礎自治体として大きすぎる大阪市で、都構想をどう実現できるのかを見た上で(堺市として)判断すべきだ」と述べた。

 堺市の人口83万人が基礎自治体として大きいという橋下知事の主張に対しては「(東京都)世田谷区の人口は堺市とほぼ同じ。堺市が権限縮小して分割された形で都の一部になる必要はない」と述べ、人口規模が必ずしも分割の理由にならないとした。

広域連合にも慎重

 橋下知事が代表を務める地域政党「大阪維新の会」を統一選で支援するかどうかについては「首長と議会会派は是々非々。特定の政党に対し、統一選への応援は一切行わない」と“中立”の立場を強調。維新が公約に掲げる公立中学での給食の実施についても、堺市としては業者に発注する弁当形式のスクールランチを拡大し「メニューや値段などを充実させていきたい」とした。

 また、橋下知事は国からの権限移譲に向け、政令市も早期に関西広域連合に参加し、「一緒に汗をかくべきだ」と主張しているが、「費用対効果を考えないといけない」として慎重な姿勢を示した。

橋下知事も「お山の大将」 手腕評価/府とはあくまで対等

 4月の統一地方選に向け橋下徹知事が打ち出した大阪都構想に対し、距離を置き始めた堺市の竹山修身市長。インタビューでは、橋下知事の手腕を高く評価しながら、堺市を分割して都構想の枠組みに入ることには明確に反対し、府とはあくまで「イコールパートナーだ」と主張した。これに対し橋下知事は「竹山市長が『堺原理主義者』と言い始めたのは問題」と批判。あくまで堺市も都構想の枠組みに入れる方針だ。

 竹山市長は、部下として1年半仕えた橋下知事について「聖域なき見直しをしたことがすごい」と評価、府職員として6代の知事に仕えたが「ひと味もふた味も違う」と述べた。

 一方、橋下知事が掲げる都構想については、「堺では、二重行政は発生していない」と強調。「政令市としての権限をあえて縮小してまで、区になる必要はない」と明言した。

 橋下知事から、「お山の大将」と批判されたことに対しては「それぞれの首長は、お山の大将であっていい。知事もある意味で大阪府のお山の大将だと思う」と切り返した。

 これに対し橋下知事は、堺市について「今は広域行政のところで事実上、府とバッティングしていないが、竹山市長が『私は堺原理主義者だから、堺市のことだけを考える』と言い始めたのは問題。政令市は大阪全体のことを考えてもらわないと」と強調。

 「堺市も分割して都構想の枠組みに入れていくという旗は降ろさない。竹山市長がよく比較する東京都の世田谷区には街の一体性があると思うが、堺の場合は、歴史のある街並みと泉北ニュータウンでは街の様子がはっきり違う」と話した。

1289チバQ:2011/02/08(火) 20:55:13
《一問一答》

 竹山修身・堺市長との主な一問一答は次の通り。

 ――橋下府政をどう評価?

 「聖域なき見直しをしたことがすごい。職員の給料では自分で組合に直談判し、国の直轄負担金の問題では、不明朗な事業の内容にメスをいれ、その上で国に制度改正を迫った。この実行力はすばらしい」

 ――元府職員として見てもこれまでの知事と違うのか

 「職員にも国にも遠慮がない。府民の視点で、すべての制度について総点検して発信していった。横山ノック知事のときも行革は進んだが、ノックさんは職員を使った。しかし、橋下知事は、自分で徹底的にする。だからこそ抜本的な見直しができた」

 ――大阪都構想での堺市の分割案をどう思うか

 「府と大阪市の二重行政の解消のために都構想がでてきた。堺では、二重行政は発生していない。その中であえて、3つの区に分ける必要性は薄い」

 ――堺市は都構想に参加しないのか

 「市として参加することはあり得る。ただ区として参加することはない。政令市としての権限をあえて縮小してまで、区になる必要はない。二重行政も発生していない中で、急に『時流に乗り遅れるな』ということでの参加はない」

 ――橋下知事が竹山市長をさして「市長になったらお山の大将でいたくなっちゃう」とも発言したが

 「それぞれの首長は、お山の大将であっていい。僕は堺の発展のために頑張り、議会との緊張関係の中で堺を良くしようとするお山の大将でいい。知事もある意味、大阪府のお山の大将だと思う」

 ――最近の橋下知事の発言についてどう考える

 「橋下知事は、知事であると同時に(地域政党の)大阪維新の会の代表。政治的発言をせざるを得ないのは分かっている。メッセージ性のある言葉で語るのが橋下知事の真骨頂。いちいち反論したり、ナーバスになる必要はない」


(2011年2月 5日 15:00)

1290チバQ:2011/02/08(火) 23:29:07
>>1264
>ここ数年、市政の最大の課題は地域医療問題で、その発端は市立舞鶴市民病院の経営難だった。
>4年前の市長選で、斎藤氏は「市民病院の再建」を強力に訴え、初当選した。市長就任後、「舞鶴地域医療あり方検討委員会」の提言を踏まえ、再建の道筋として、市内の公的4病院(市民病院、舞鶴医療センター、舞鶴共済病院、舞鶴赤十字病院)の再編という青写真を示した。
>市民病院だけでなく、どの病院も医師不足の課題を抱えており、4病院を2病院体制にして医師らを効果的に配置し直し、経営環境を改善させるという内容だった。
>しかし、その構想に「待った」をかけたのが、共済病院長の多々見氏だった。多々見氏は「あり方検討委」の委員などとして再編の議論に加わっていたが、09年9月、「職員の雇用に心配がある」などと述べ、共済病院の離脱を表明した。

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kyoto/news/20110207-OYT8T01247.htm
「舞鶴3病院 2に集約」
多々見新市長
 舞鶴市長選の投開票から一夜明けた7日、初当選した前舞鶴共済病院長の多々見良三さん(60)は同市内で記者会見し、争点となった公的病院の再編問題について、市立舞鶴市民病院を除く3病院を2病院に集約する構想を明らかにした。多々見さんは「4病院の連携強化」を訴えてきただけに、踏み込んだプランには波紋も広がりそうだ。

 市域には現在、東地区に共済病院と市民病院、舞鶴医療センターが、西地区には舞鶴赤十字病院がある。

 会見で多々見さんは、医師ら現場の意見を聞くと前置きしたうえで、「市域の東西バランスを取って(各病院が)持続可能な形にしたい」と指摘。市民病院は療養型に転換して存続させるとし、「将来的には東に一つ、西に一つ。例えば、東は共済病院、西は赤十字と医療センターが組むのもあるし、共済病院と医療センターがくっつく話もあるだろう。いろんなパターンがある」と語った。

 一方、赤十字病院の一般病床を増床するアイデアにも言及。必要な資金は、中丹地域医療再生計画に充当する医療再生基金25億円を利用できるとの見通しも示した。選挙中、白紙撤回するとした同計画については、「3月初めには(見直し案を)決めたい」とした。

(2011年2月8日 読売新聞)

1291チバQ:2011/02/09(水) 22:54:11
http://www.sankei-kansai.com/2011/02/09/20110209-049442.php
【統一選2011】自民VS.「維新の会」 候補引き抜き激化
 統一地方選をめぐり、自民党大阪府連が、地域政党「大阪維新の会」からの立候補を目指して公募に応じたものの、候補に選ばれなかった新人を、府議選候補者として擁立する方向で検討していることが8日、分かった。一方、自民府連側が、候補者育成のための政治学校「なにわ塾」の卒業者で、維新公認となった新人3人を除籍処分としたことも判明。選挙を目前にして両党とも候補者擁立作業が難航しており、引き抜き合戦も激化している。

 両党関係者によると、自民府連が、維新の公募からはずれた新人男性の府議選擁立を検討しているのは、大阪市内の選挙区。自民府議が維新に移り、自民の「空白区」になっていた。

 維新幹部によると、男性は昨年、市内の別の選挙区から府議選立候補をめざし、維新の公募に応じ「大阪都構想の実現」などを訴えて面接を受けたが選ばれなかった。
 維新幹部は「いったんわれわれの公募に応じた人を、都構想に反対する自民が擁立するとは何事か」と反発している。

 一方、維新には、約40人の現職議員が自民府連から流れたほか、なにわ塾卒業生も公募に応じ、3人が新人候補として維新公認となった。

 自民府連幹部によると、なにわ塾の学則では、自民以外の政党などから立候補した場合の処分を定めており、府連は除籍処分を決定。また、選挙戦でなにわ塾出身であることをアピールしないよう申し入れた。

 自民府連幹部は「学則にも定められている以上、他党からの立候補は、裏切り行為と一緒。筋を通すということを知らないのか」と厳しく批判している。

(2011年2月 9日 09:27

1292チバQ:2011/02/09(水) 22:57:14
http://mytown.asahi.com/areanews/nara/OSK201102080125.html
大和郡山市議会、定数削減案を否決 市民団体は反発
2011年2月9日

 大和郡山市議会(定数24)は8日の本会議で、市民団体「市政を正す会」から直接請求で提出された議員定数と報酬などを削減する条例改正案を、賛成少数で否決した。生駒市でも昨年12月、直接請求の削減案が否決されたばかり。中村健代表は「市民の意思を門前払いにした格好だ。今後は選挙を通じて議会を改革したい」と話した。

 4日の特別委員会での否決結果が報告された後、討論があった。「2598人の市民の署名は重い」「行財政改革は市のトップに立つ者や議員の削減から始まる」など賛成意見がある一方、「4月に市議会選挙を迎える。いまさら定数を減らせるか」「議員定数の削減は市民とのパイプを細くする」「一部議員と一緒になった活動だ」など反対論が出た。

 採決では、出口真一、福田浩実、甲谷悦夫(以上公明)と、田村俊、丸谷利一(以上、無会派)の5氏が賛成しただけで大差で否決された。

 条例改正案は、地方自治法に基づき、中村代表らが有権者の50分の1(昨年12月2日現在1488人)を超す2598人分の有効署名を添えて直接請求。市議の定数を現行24から20に、月額56万円の報酬を47万円にするほか、市長、副市長、教育長など特別職の給料も約15%の削減を求めた。

 中村代表は「議員からは、署名について『たかだか3%だ』とか、法に基づいた直接請求を『議会をもてあそぶ議案だ』といった発言まで出た。否決は残念だが、議会の現状を市民に知ってもらううえで一定の成果があった」と話した。

1293チバQ:2011/02/09(水) 22:57:48
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0003793542.shtml
1票の格差、兵庫が最大 44道府県議選 


 4月1日告示、10日投開票の兵庫県議選の芦屋市と佐用郡選挙区との「1票の格差」が4・31倍と、同じ日程で行われる44道府県議選の中で最大となっていることが8日、神戸新聞社の調べで分かった。人口基準では一つの選挙区にはならないが、公職選挙法で認められている「特例選挙区」を佐用郡が適用しているためで、格差は全国平均の2倍以上。「1票の格差」をめぐっては国政選挙で違憲判決が相次いでいるが、地方選挙でも議論になりそうだ。


 今回実施される44道府県議選で最も格差が大きいのは、芦屋市と佐用郡。最小は鳥取県東伯郡と岩美郡の1・52倍だった。

 兵庫県議会は今回から選挙区数を44から41に、議員定数を92から89に削減。前回の統一選(07年)で特例選挙区だった旧飾磨郡、佐用郡、養父市について、民主、公明、共産からは「全国的に解消の動きが進んでおり、存続すべきではない」との意見が相次いだ。

 しかし、特例選挙区で議席を独占し、県議会の過半数を死守したい自民は抵抗。旧飾磨郡は姫路市に編入したものの、養父市と佐用郡はそのまま残すことに。佐用郡について県議会は、「09年の台風9号災害の復旧・復興途上」を存続の理由に挙げ、次回(15年)は解消するとしているが今回、全国最大の格差を生み出すことになった。

 前々回(03年)の選挙で12都県23選挙区あった特例選挙区は、自治体の財政難や平成の大合併、定数削減を求める世論などを受け、前回(07年)は兵庫県と東京都の計5選挙区に激減した。その後、北海道が加わり、現在は計6選挙区。特例選挙区の多さも兵庫は突出している。

 1票の格差をめぐっては、昨年の参院選の訴訟では「5倍」を、09年の衆院選では「2・3倍」を「違憲」または「違憲状態」とする高裁・支部判決が相次いで出され、国会でも定数是正への動きが加速している。

(藤原 学)

 【特例選挙区】公職選挙法は、議員1人当たりの人口が県平均の半数に満たない選挙区について、隣接区との統合を義務づけている。しかし、1966年以前から変更がない選挙区は、条例で特例を設ければ存続が認められている。兵庫県の佐用郡、養父市のほか、北海道の紋別、留萌市、東京都の千代田区と島部で、全国で計6選挙区となっている。

(2011/02/09 08:30)

1294チバQ:2011/02/09(水) 23:04:16
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110207/lcl11020720100006-n3.htm
(上)三都連携、政権や霞が関に揺さぶり
2011.2.7 20:03 (3/3ページ)

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支持を訴える(左から)愛知県知事選の大村秀章候補、大阪府の橋下知事、名古屋市の河村たかし前市長=1月22日午後、名古屋市中区
 橋下は一方で、東京都知事選への立候補が有力視される前宮崎県知事、東国原英夫とも関係を深め、昨年末以降、たびたび面会している。「(橋下が提唱する)あの三都構想なら(自分も)行けると思った」。東国原は最近、橋下との電話でそう話したという。ただ、橋下は周囲に「(都知事選に)石原慎太郎知事が出るというなら、東国原さんは応援できない」とも語り、フリーハンドを維持しているように見える。

 

□   □

 

 橋下は今月1日から、インターネットサイト「ツイッター」での情報発信を始めた。閲覧登録者数は7日現在でたちまち7万人近くに達し、有権者らに思いのままにつぶやきかける効果的な手段として、すっかり気に入った様子だ。

 サイト上で橋下は、大阪都構想に批判的な勢力への反論を強める一方、「ツイッターで政治を動かしましょう!」としきりに呼び掛ける。新たな情報ツールへの期待とともに、これまで政治に関心を示さなかった若い層なども巻き込んだ「地域改革」へ突き進む姿が見て取れる。

 「新しい大阪の設計図作りのきっかけ、ムーブメントを起こしてください。これがうまくいけば、新しい日本の設計図作りに繋(つな)がります!」

 橋下が仕掛けた既存勢力との全面対決の幕が開く。(敬称略)

 



 

 自ら「大阪春の陣」と位置づける統一選を足がかりに、前代未聞の地域変革をもくろむ橋下知事。その鳴動、動向を追う。

「広域行政の一本化まで踏み込んでいない。今の段階では連携は無理だ」。昨年12月、大村の出馬会見に際し、橋下は連携に慎重姿勢を示した。中京都構想では指揮官が1人にならず、方向性が違うのではないかという疑念を抱いていた。

 その日夜、橋下は大村から「河村さんとも、中京都のトップは一つでと一致している。そうじゃないと知事選に出たりしない」との言質を得て、軌道修正する。翌朝、記者団に対し「中京都は大阪都と全く同じだとわかった。東京都とも連携して大阪、名古屋、東京のトリプルエンジンで日本を引っ張っていきたい」とぶち上げた。

 

□   □

 

 大阪都構想の実現に向け、統一地方選での維新勝利へとひた走る橋下。一方、その歩みと並行して、新しい自治制度に関する提起や地域政党の旗揚げ、脱中央・脱既成政党のうねりが各地で起こっている。

 人気首長が連携し、地方選で圧勝すれば、国もその動きを無視できなくなる。橋下は、4月の東京都知事選の候補者も巻き込み「三都」のトップで日本を牽引(けんいん)し、政権や霞が関に揺さぶりをかける狙いを持つ。

 12月20日、大阪で開かれた維新の全体会議に出席した大村は、「平成の薩長同盟として、既得権益で縛り付けられたような幕府はひっくり返したい」と宣言。河村も「増税の連続、同じ人しか議員になれない社会を薩長同盟で切り崩したい」と応え、橋下と3人でがっちり握手を交わした。

 橋下は一方で、東京都知事選への立候補が有力視される前宮崎県知事、東国原英夫とも関係を深め、昨年末以降、たびたび面会している。「(橋下が提唱する)あの三都構想なら(自分も)行けると思った」。東国原は最近、橋下との電話でそう話したという。ただ、橋下は周囲に「(都知事選に)石原慎太郎知事が出るというなら、東国原さんは応援できない」とも語り、フリーハンドを維持しているように見える。

 

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 橋下は今月1日から、インターネットサイト「ツイッター」での情報発信を始めた。閲覧登録者数は7日現在でたちまち7万人近くに達し、有権者らに思いのままにつぶやきかける効果的な手段として、すっかり気に入った様子だ。

 サイト上で橋下は、大阪都構想に批判的な勢力への反論を強める一方、「ツイッターで政治を動かしましょう!」としきりに呼び掛ける。新たな情報ツールへの期待とともに、これまで政治に関心を示さなかった若い層なども巻き込んだ「地域改革」へ突き進む姿が見て取れる。

 「新しい大阪の設計図作りのきっかけ、ムーブメントを起こしてください。これがうまくいけば、新しい日本の設計図作りに繋(つな)がります!」

 橋下が仕掛けた既存勢力との全面対決の幕が開く。(敬称略)

 



 

 自ら「大阪春の陣」と位置づける統一選を足がかりに、前代未聞の地域変革をもくろむ橋下知事。その鳴動、動向を追う。

1295チバQ:2011/02/09(水) 23:05:21
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110209/lcl11020909140000-n1.htm
(中)橋下都構想…波及、戸惑う新潟
2011.2.9 09:12 (1/4ページ)
 大阪府知事の橋下徹が掲げる「大阪都構想」とは何か。大阪府と大阪・堺の両政令指定都市を解体・再編し、産業基盤整備などの広域行政を担う指揮官1人の「都」と、公選区長のもとで住民に身近な基礎自治を受け持つ10〜13程度の「特別区」に分ける−という姿を、橋下は思い描く。

 大阪府の人口約884万人のうち、大阪・堺両市は計約4割を占め、政令市として大きな権限も持つ。橋下は構想の目的について、府市間に存在する二重行政やバラバラな都市政策の解消を挙げるが、市の解体を伴うことに、大阪市長の平松邦夫は「都構想は都妄想だ」と激しく反発する。

 「大阪都構想について中身がない、具体性がない、もっと詳細な制度設計を示せという人は、組織再編のプロセスが分かっていない」。橋下がネットサイト「Twitter(ツイッター)」につづった言葉。近頃、こうした批判に、特に激しいいらだちを見せる。

 都構想の実現には、国会の議決を受けて地方自治法を改正するか、住民投票を経て特別法を制定する必要があり、越えるべきハードルは極めて高い。これに対し、先の批判も踏まえてか、最近は構想具体化のプロセスについて、事務方の大専従部隊を結成して制度設計を図り、住民投票で是非を問うという、これまでにない説明を加えている。

 橋下は今秋の大阪市長選に鞍(くら)替え出馬し、一気に市解体を進める構えも見せていたが、「市解体の作業は市職員じゃなくてもできる」と語り始めた。これを「知事を続けて制度設計に力を入れる意思表示では」と受け取る向きもある。

1296チバQ:2011/02/09(水) 23:05:38
     □   □

 一方で、橋下が打ち上げた地方変革のアイデアは各地に刺激を及ぼしている。

 1月25日、新潟県知事の泉田(いずみだ)裕彦と、新潟市長の篠田昭が共同で記者会見し、「新潟州構想」を打ち上げた。二重行政解消や基礎自治体の権限強化を目的とした合併構想。広域行政の司令塔を一本化することや、区長公選制とすることなど、大阪都構想との類似点も見て取れる。

 新潟県の人口は約237万人。新潟市は平成17年に13市町村と合併して人口約80万人になり、19年4月に政令市に移行したばかりだ。それでも両首長は、州構想を旗に、大阪などと足並みをそろえて国に自治制度の変革を迫り、地域主権改革のトップランナーとなることを標榜(ひょうぼう)している。

 「東アジアに向き合う都市をつくるには、政令市になっても新潟市だけでは力不足」。篠田は「州構想は、新潟が埋没しないために、このままでいいですかという市民への問いかけでもある」と述べる一方、「大阪都構想はわれわれにとってかなり参考になるし、下敷きにさせていただく」と素直に語る。

     □   □

 だが、唐突感のある州構想に関し、複数の県議は「新潟州って何?」「議論のしようがない」と冷ややかだ。自民県議の一人は「知事の人格を知らないと理解できない。あの人は一言居士で、ただ国にモノを言いたいだけ」。別の県議も「県民100人に聞いても、1人か2人興味があればいい方だ」と語る。

 県幹部からも戸惑いの声が漏れる。「平成の大合併で県内の市町村は3割弱に減り、新たな街づくりを始めたばかり。そこでまた州構想かと…」。この県幹部は「本音を言えば、大阪で先行してやってもらい、様子を見たい」と話す。

 「地域の課題は地域で取り組み、完結できる仕組みを」と、のろしが上がった新しい自治制度構想。しかし、成就への道筋が視界不良の中で、「おぼろげな器」の先にあるものは、まだ見えにくい。

 保守系の新潟市議は、州構想は住民にこそ決断を厳しく迫るものだと指摘する。「権限と責任を受け持つ覚悟があるのか。住民は、その気構えを問われることになる」

(敬称略)

1297チバQ:2011/02/09(水) 23:06:11
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110209/lcl11020921340006-n1.htm
(下)既成政党 埋没の危機感
2011.2.9 21:33 (1/2ページ)
 4月の統一地方選で行われる大阪府議選、大阪市議選、堺市議選を「大阪都構想」推進に向けた天王山と位置づける大阪府知事、橋下徹。自ら率いる地域政党「大阪維新の会」(維新)での過半数獲得を、命題と位置づける。

 「議員が選挙であれこれやるといっても、単なる希望に過ぎない。地方議会は何もできないし、議員は無責任。有権者は嫌気がさしていると思うんです」

 5日、維新が高槻市内で開いたタウンミーティングで、橋下は大阪の投票率の低さを取り上げ、まくしたてた。「だから、僕は知事と議員が一緒に政策を作る維新を作った。既成政党の議員に何ができるのか。皆さん聞いてみてください」

 橋下は、維新結成の「正当性」を繰り返し強調する。自身の手法に対し、地方自治の根幹である首長と議会の二元代表制が壊れるという批判があるためだ。

 「(橋下は)議会、議員を全く信用していない。維新議員に対しても、政策形成なんてできる訳がないと見切っている」。自民府議が指摘する。「維新は橋下個人の目標実現のためのツール。二元代表ではなく、明らかな独裁だ」

□   □

 「えたいの知れない党が出てきて、あんたも大変やね。でも、民主党も全然ダメじゃないの」。民主の大阪府議は、支持者回りの中でたびたび自党への不満にさらされていた。自身の選挙区でも維新が候補者を立てる予定で、着々と準備を進めているが、「またか」と思わずにはいられない。

 支持者の間では、維新への関心はさほど高くないが、あいさつ回りの後半は、決まって党への痛烈な批判を聞かされる。議員は「東京の本店の不始末を、地方の係長や課長が一生懸命謝って歩いている状況だ」と嘆く。

 6日投開票された愛知県知事選、名古屋市長選の結果が、一層思いを暗くさせた。民主系候補の惨敗はある程度予想していたとはいえ、地方議会の存在意義自体を否定するかのような結果にショックを隠せない。

 議員は語気を強める。「こうなったら、内閣総辞職ぐらいしかない。僕らの敵は維新じゃない。民主党自体なんです」

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 愛知の選挙結果について、コメントを求められた自民大阪府連の幹部はいらだっていた。「何で名古屋の選挙結果について、わしがコメントせんとあかんねん。騒げば騒ぐほど、向こうの思うつぼや」

 名古屋では両首長選と合わせて市議会のリコールも決まり、近く出直し市議選が行われる。圧勝で再選された市長の河村たかしは、自らの地域政党「減税日本」で過半数を狙うが、この府連幹部は懐疑的だ。

 「本当に市長の独裁を認めるのかどうか。昨夏の参院選でも、有権者は政権に緊張感を持たせるために、ちゃんとバランスを取った。そんなに簡単に勝たしてもらえる訳がない」

 一方、公明党府本部の幹部は、愛知の選挙結果を、民主党政権への反発と地域政党への追い風と分析し、「公明党こそ、元祖地域政党。統一選に向け、より地域政党という方向性を鮮明に打ち出していく」と語る。共産は、統一選を「維新・オール与党vs共産」と位置づけるが、他党以上に埋没への危機感は強い。

 既成政党や、地方議会そのものを抵抗勢力として位置づけ、一気に変革を目指す橋下。府議選では昭和22年以来、一党が単独過半数を占めたことはない。

 橋下が仕掛けた既存勢力への宣戦布告を、有権者はいかにとらえるのか。統一選では、地方自治に対する有権者の意識も厳しく問われることになる。(敬称略)



 山口敦、河居貴司、木村さやか、渡部圭介、有川真理、秋山紀浩が担当しました。

1298チバQ:2011/02/13(日) 11:50:52
>>634とか
http://www.sankei-kansai.com/2011/02/12/20110212-049554.php
上告中の中司前市長出馬へ 枚方次期市長選
 大阪府枚方市発注の清掃工場建設工事をめぐる談合事件で競売入札妨害(談合)罪に問われ、1、2審で有罪判決を受けた前枚方市長の中司(なかつか)宏被告(54)=上告中=が、今年9月の任期満了に伴う次期枚方市長選に、無所属で立候補する方向で最終調整していることが11日、後援会関係者への取材で分かった。4月の統一地方選後にも出馬表明するとみられる。

 関係者によると、中司氏は昨年12月と今年1月に行われた後援会の会合で「今後の政界復帰にご理解をいただきたい」と述べたほか、2月に入り、複数の後援会幹部に「市長選に向けて調整に入ってほしい」と打診したという。

 ある後援会幹部は「大阪高裁の控訴審判決で『事件は一般的な官製談合と異なり、入札に直結する見返りはなかった』と認められた。市長で復帰するのが最も望ましい」と話す。

 一方、中司氏は産経新聞の取材に「今年行われるいずれかの選挙には出馬を予定しており、市長選は選択肢の一つだが、現時点では熟慮中としかいえない」として明言を避けた。

 中司氏は大阪府議を経て平成7年4月の枚方市長選で初当選したが、4期目途中の19年7月、競売入札妨害容疑で大阪地検特捜部に逮捕された。公判では一貫して無罪を主張したが21年4月、大阪地裁で懲役1年6月、執行猶予3年の有罪判決を受け、22年11月の大阪高裁判決でも控訴が棄却され、上告している。

 21年12月から1年間は大阪府柏原市の非常勤職員となり、「まちづくり戦略会議」の議長に就任。事業仕分けやまちづくりに関する政策決定に携わった。

 19年9月の枚方市出直し市長選では、民主、自民、公明の推薦を受けた元府教育長の竹内脩氏(61)が当選。

 今年9月22日で任期満了を迎え、竹内氏の再選出馬が有力視されるが、現段階で正式な出馬表明の動きはない。

(2011年2月12日 06:51

1299チバQ:2011/02/17(木) 00:26:39
http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20110216/CK2011021602000112.html
「対話の会」、民主候補8人推薦へ 県議選
2011年2月16日

 4月1日告示の県議選で、嘉田由紀子知事を支援する地域政党は、依頼があった民主党の公認・推薦の候補者全18人のうち、8人の推薦にとどめる方針を決めた。16日に対話の会の2次公認候補と合わせて発表する。

 推薦を出すのは、対話の会の候補者がおらず選挙戦となることが決まっている近江八幡市、甲賀市、愛知郡、犬上郡、彦根市、米原市各選挙区の8人。湖南市と栗東市、東近江市、守山市は対話の会が独自候補を擁立する可能性を残しているとして民主の候補者への推薦を見送った。大津市と草津市、野洲市、長浜市の選挙区は民主と対話の会の双方が候補者を擁立し、議席を争うことが濃厚なため推薦しない方針。

 民主は当初、過半数の24人を単独で擁立する方針を示していたが、党への逆風が影響し断念。対話の会との関係を強化して選挙戦を乗り切るため、擁立が決まっている18人全員の推薦を求めていた。

 対話の会は公認候補6人を確保する見通しで、民主党の公認・推薦候補と合わせると、県議会(定数47)の過半数の24候補を何とか確保する。

 1次公認で5人を発表しており、野洲市選挙区で公認候補を出す方向で調整している。

1300チバQ:2011/02/17(木) 22:34:50
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shiga/news/20110216-OYT8T01070.htm
「対話の会」自民候補推薦へ

県議選で方針転換 役員・中谷県議の要請受け
 嘉田知事を支援する地域政党「対話でつなごう滋賀の会」(対話の会)は16日、「4月の県議選では自民党公認候補を推薦しない」としてきた方針を撤回、自民公認の立候補予定者1人を推薦する、と発表した。代表の清水鉄次県議が県庁で記者会見し、近江八幡市選挙区(定数3)に出馬を予定している中谷哲夫県議の推薦について、「知事選で嘉田知事を応援した実績を重視した」などと説明した。

 昨年の知事選が実質上、自民との〈対決〉だったことを受け、清水県議が昨年10月の記者会見で、「自民党公認を推薦しない」と表明。その後に、自民の公認が決まった中谷県議から推薦の要請があったという。

 中谷県議は対話の会で役員を務め、知事選では県議会の自民党系会派(20人)で唯一、嘉田知事を支援したこともあり、対話の会は「無所属なら推薦できる」と中谷県議に回答。中谷県議から承諾は得られず、1月の幹事会で対応を協議したところ、「政策は一緒」「政党にこだわるべきでない」などの声が相次ぎ、推薦を決めたという。

 対話の会の発表を受け、自民党県連幹部は「中谷県議から『他党の推薦はもらわない』と確認していたはずなのに」と驚きを隠さなかった。

(2011年2月17日 読売新聞)

1301チバQ:2011/02/20(日) 11:26:21
http://mainichi.jp/area/mie/news/20110220ddlk24010120000c.html
選挙:鈴鹿市長選 前商議所常務理事・明石氏が出馬意向 /三重
 4月に行われる鈴鹿市長選に、鈴鹿商工会議所の前常務理事、明石孝利氏(55)が立候補の意向を固めたことが19日、分かった。近く正式に出馬表明をするという。

 明石氏は、毎日新聞の取材に「鈴鹿を良くしようという友人たちが集まってくれた」と出馬の意向を固めるに至った経緯に触れた後、市の将来について「地元経済の活性化など33年にわたって商工会議所で学び、携わってきたことを生かし、新しい鈴鹿をつくるため、市民のために役立ちたい」と述べた。また、常務理事の辞職届が17日に受理されたことも明らかにした。

 市長選(4月17日告示、24日投開票)には、これまでに市選出県議の末松則子氏(40)が立候補の意向を表明。2期目の川岸光男市長(68)は4月30日の任期限りでの引退を決めている。【大原隆】

〔三重版〕

1302チバQ:2011/02/20(日) 11:38:38
http://www.sankei-kansai.com/2011/02/20/20110220-049883.php
民主と「蜜月解消」 滋賀県知事支援の地域政党
 今年4月の統一地方選で行われる滋賀県議選で、嘉田由紀子知事を支援する地域政党「対話でつなごう滋賀の会」(対話の会)が、同じ「知事与党」として蜜月関係にあった民主から求められた同党公認の出馬予定者全員への推薦を拒否する一方、対立関係にあった自民公認の立候補予定者1人の推薦を決めたことがわかった。「嘉田ブーム」を受け、前回の県議選で躍進した対話の会だが、全国で強まる民主への逆風も踏まえ、民主と距離を取り始めたようだ。

 対話の会は、嘉田知事が初当選した平成18年に結成。19年の県議選(定数47)では嘉田ブームの中、公認・推薦で19人を擁立、12人が当選した。これを受け、民主も知事支援に回り両党で「知事与党」として活動。嘉田知事が再選した昨年7月の知事選では、両党が二人三脚で全面支援、蜜月関係を深めた。このため、民主は今春の県議選でも対話の会に民主公認の出馬予定者全員を推薦するよう要請。両党で過半数の24議席獲得を掲げた。

 ところが、茨城県議選や愛知県知事選などで民主が惨敗。菅直人首相の求心力が落ち、民主への逆風も強まる中、対話の会は今月、民主の要請を拒否することを決定。対話の会が公認候補を擁立しない選挙区に限って推薦することにし、これまで民主公認17人のうち8人を推薦した。

 対話の会幹部によると、先月の幹事会では「民主と同一視されたくない」「対話の会公認候補者の当選に向けて集中すべきだ」などと、民主と距離を置く意見が相次いだという。

 一方、嘉田県政で野党になっていた自民に対し、対話の会は4月の県議選についても「推薦しない」としてきたが、今月、自民公認で出馬予定の現職県議1人の推薦を決めた。この県議は、昨夏の知事選で県議会自民会派(20人)の中で唯一、嘉田知事を支援。今回、自民公認を得たうえで、対話の会にも推薦を要請していた。

 こうした対応について、対話の会代表の清水鉄次県議は「民主か自民かではなく、嘉田知事の政策に対する考え方で推薦を判断している」と話している。




(2011年2月20日 06:02

1303チバQ:2011/02/20(日) 11:41:29
>>1158
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20110219-OYT1T00805.htm
大阪・泉佐野市長、維新の会から府議選に出馬

 大阪府泉佐野市の新田谷(にったや)修司市長(60)は19日、来年2月の任期満了前に辞職し、4月の統一地方選で行われる府議選の泉佐野市選挙区(定数1)に地域政党「大阪維新の会」(代表=橋下徹・大阪府知事)から立候補する意向を正式に表明した。

 維新の会は府議選と大阪、堺両市議選に計100人以上を公認しているが、現職首長の擁立は初めて。

 この日、泉佐野市内で開かれた市政報告会で、新田谷市長は「知事が掲げる大阪都構想を実現させたい」と述べ、駆け付けた橋下知事が「行政的な知見を維新の会でフルに発揮してほしい」と激励した。

 同選挙区には、自民党現職の山下清次議員(66)も立候補を予定している。新田谷市長の辞職に伴う市長選は、4月24日投開票の見通し。

(2011年2月19日22時54分 読売新聞)

http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20110219-OYT1T00534.htm
堺市長「維新の会に賛同」…知事との対立回避?

 4月の統一地方選に向けて、橋下徹知事率いる地域政党「大阪維新の会」の松井一郎幹事長(大阪府議)が19日午前、同府八尾市で行った事務所開きに、堺市の竹山修身市長が出席。

 竹山市長は「府民の税金を効率的に使うという、維新の会の動きに全面的に賛同したい」とあいさつした。

 竹山市長は、維新の会が掲げる大阪都構想に慎重な姿勢を見せているが、維新の実力者を持ち上げることで、知事との対立を避ける思惑もありそうだ。

 竹山市長は、2009年9月に橋下知事らの支援を得て当選しており、「私が市長になったのは知事や松井先生のおかげ。いても立ってもいられず来た」と説明した。

 また、松井氏が離党した自民党の谷畑孝衆院議員も出席。同党は統一選で維新の会と激突するが、谷畑議員は「維新の会のスタートを切る選挙だ。しっかり応援したい」と表明した。

(2011年2月19日17時23分 読売新聞)

1304チバQ:2011/02/20(日) 11:47:51
http://www.sankei-kansai.com/2011/02/19/20110219-049855.php
事前運動?指摘 男性が公認辞退 大阪維新の会
 橋下徹・大阪府知事が代表を務める「大阪維新の会」の府議選堺市東区・美原区での男性立候補予定者(34)が、公選法に抵触する可能性がある選挙向けのビラ約1万2千部を各戸配布し、公認を辞退していたことが18日、分かった。

 関係者によると、男性は今月上旬、後援会名義で、自身の名前などを記した選挙向けのビラを各戸配布。公選法で禁止されている事前運動に当たるのではないかとの指摘を受け、維新側が内容を確認し、事情を聴いたところ、公認を辞退したという。男性は「一身上の都合で辞退した」と話している。

(2011年2月19日 08:22

1305チバQ:2011/02/21(月) 22:48:32
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110221-OYT1T00734.htm
「抵抗勢力は損」大阪府議会、自・民・公の思惑

 大阪府議会の2月定例会(23日間)が21日午後から開会した。


 橋下徹知事率いる地域政党「大阪維新の会」が過半数獲得を目標に掲げる府議選(定数109、4月10日投開票)まで48日。議会は、自民、民主、公明各党などが「事実上の前哨戦」と位置づける論戦になるが、「人気知事の抵抗勢力と見られるのは損」との思惑も見え隠れする。

 通常、府議選直前の定例会は、「選挙準備を優先したい議員心理が働き、淡々と進むことが多い」(議会関係者)という。ただ、今回は論議を呼びそうな懸案も目白押しだ。

 橋下知事が中止を決めた槙尾川ダム(和泉市)を巡っては、「地元住民を見殺しにする暴挙だ」(公明幹部)との声が出ている。中学校給食を実施する市町村への補助制度創設などについても、「統一地方選を意識したバラマキ」(自民幹部)と批判する。

 府議会では既に最大会派の維新の会(29人)だが、大多数を占めるのは、自民(24人)、民主(同)、公明(23人)などの「野党勢力」だ。だが、ある自民議員は「知事と正面対決するのは賭け。賛否は簡単に決められない」と声をひそめる。知事人気に加え、脱ダム、中学校給食とも、「多くの府民が歓迎する政策」だからだ。

(2011年2月21日15時01分 読売新聞)

1306チバQ:2011/02/23(水) 00:43:02
http://www.47news.jp/CN/201102/CN2011022201000492.html
大阪維新の会分裂、復党容認も 自民・谷川氏が展望

 自民党大阪府連の谷川秀善会長は22日までに、共同通信のインタビューで統一地方選後の大阪政界を展望し、橋下徹知事率いる「ローカルパーティー大阪維新の会」が分裂する可能性を指摘した。また自民党から維新の会に移籍した府議らの復党を容認する方向で検討する意向も示した。

 「大阪都」構想実現に向け維新の会が目標とする府議会、大阪市議会の過半数獲得について「風で勝てる国政選挙と、後援会組織などで戦う地方選挙は違う。いずれも無理だ」と論評。選挙後の議長選挙で「維新にだけは議長を渡さない、と他会派が組めば、維新の会は(主導権が握れず)分裂する可能性がある」と言明した。

 移籍組の復党の動きに関しては「維新が過半数割れしたら、すぐ顕在化する。政党は主義主張(が大事)で、それが合えば検討の余地がある。既に希望している議員もいるようだ」と述べた。

 同時に「(復党まで)冷却期間が1年程度は必要だ」と述べ、時期は慎重に検討するほか、維新の会幹部は復党対象としない考えを示唆した。統一選で戦う府連の所属議員からの反発を抑えるための配慮とみられる。

 維新の会の現職議員は49人。多くは元自民党議員だったが府連の勧告に従い、昨年離党した。

 自民党府連は22日現在、府議会33、市議会21の公認候補を擁立し「全員当選」を目標に掲げる。

1307チバQ:2011/02/23(水) 00:49:55
http://mainichi.jp/area/osaka/news/20110222ddlk27010372000c.html
’11統一地方選:府議選、八尾の「維新」候補“応援” 堺市長に批判集中 /大阪
 ◇市議会
 4月の統一地方選で実施する府議選で、竹山修身・堺市長が、八尾市内で19日に開かれた「大阪維新の会」の府議選立候補予定者の事務所開きに出席、維新の会の動きに賛同を表明した言動が、堺市議会で波紋を広げている。竹山市長は21日、市議会本会議で「堺市内の選挙はすべてニュートラル(中立的)に対応する。八尾市の方は私の市長選で全面的なバックアップ(支援)をしてくれた。その信義に基づいてお礼、激励にうかがった。ご理解いただきたい」と弁明した。

 星原卓次市議(公明党堺市議団)が「市長はどの政党も、どの候補でも、選挙に関する会合に出席しないはずだったのではないか」と質問した。辻宏雄市議(民主党市民連合)も「市民の代表として、一党一派に偏らないよう求める」と批判した。

 竹山市長は1月19日の記者会見で「新年互礼会的なものは参加させてもらいますけれど、堺市内で行われる決起集会や政党の選挙のための集会はご遠慮させていただきたい」と話していた。2月9日の記者会見では、大阪維新の会のパーティー(集会)出席について聞かれ、「選挙対応の集会はご遠慮させていただく。維新の会だけでなく、他の会派のパーティーもそうさせていただく」と答えていた。【山田英之】

1308チバQ:2011/02/23(水) 00:53:30
2093 名前:チバQ 投稿日: 2011/02/23(水) 00:50:32
http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20110222/CK2011022202000114.html
甲良町議会の浜野議員が失職 兼業禁止規定に抵触
2011年2月22日

 地方自治法の議員の兼業禁止規定に抵触するとして、甲良町議会は21日、臨時会を再開し、浜野圭市氏(53)=無所属=を賛成多数で「議員資格を有しない」と議決。同法に基づき、浜野氏は同日付で失職した。

 町議会の資格審査特別委員会の報告書によると、町発注工事の官製談合疑惑に絡む恐喝未遂事件の調書で、浜野氏は「私が実質経営する浜野工務店」と記し、同工事の入札にも参加するなどした。

 浜野氏の妻が社長を務める会社の公共工事の請負額は、2009年5月から10年4月までが1億5164万円で、請負総額の57%に上る。

 このため、議員が地方公共団体から「主として請け負う」法人の役員になることを禁じている同法の規定に抵触するとしている。

 資格決定の失職には議会の3分の2以上の賛成が必要で、採決の結果、賛成6、反対3で可決。浜野氏は21日以内に、知事に審査を申し立てることができる。

 浜野氏は「もっと時間をかけて調査してもらいたい。報告書の内容は根拠が不十分で一方的な判断。弁護士に相談し、近く知事に不服を申し立てる」と話した。

 総務省行政課などによると、2003年4月から07年3月までに、全国の市町村議員が兼業禁止で失職した例は、東大和市(東京)、池田市(大阪)、佐久市(長野)の3件だった。県内では、過去10年間に該当事例はない。

 浜野氏の失職を受け、町議会の欠員が3となり定数(12)の6分の1を超えるため、補欠選挙が行われる。一方、別の町議が甲良町に生活の本拠が無く、被選挙権がないとされる問題は3月定例会最終日まで、継続審査とした。 (古根村進然)

1309チバQ:2011/02/25(金) 00:12:12
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nara/news/20110224-OYT8T00013.htm
統一選2011 知事選まで1か月 現新一騎打ちか




自・民・公・社は荒井氏実質支持/共は北野氏推薦
 統一選前半戦の知事選(4月10日投開票)の告示まで24日で1か月。これまでのところ、現職の荒井正吾氏(66)と、共産党推薦の新人、北野重一氏(73)の2人が立候補表明をしており、選挙戦は一騎打ちの公算が高まっている。荒井氏に推薦を出している政党はないが、自民、社民両党が実質的に支持を決定。民主党も距離を縮めており、次第に対決の構図が浮かび上がってきた。(田畑清二)

 「これからの県政の舵取りもよろしくお願いしたい」「今日は推薦状を持ってきたんですよ」。1月下旬、奈良市内のホテルで開かれた荒井氏の後援会パーティー。会話の主は、前者が民主党県連の滝実代表。後者が自民党県連の奥野信亮会長だ。2大政党の県トップがそろって荒井氏に近づいた。

 荒井氏は「県民党」を掲げ、政党からの推薦を受けない方針だが、支援を表明する政党は相次ぐ。自民党が「推薦要請があればいつでも出す」とするほか、社民党も昨年末、支持を決定した。

 公明党も後援会パーティーに出席するなど実質的に荒井氏支持の模様だ。自主投票とする民主党も、「党員が荒井氏の後援会に入ってもかまわない」ことを確認した。

 これに対し、北野氏陣営は「オール与党で続けてきた県政が閉塞感を生んだ。自民、民主両党への期待を裏切られたと感じている人の受け皿に」として無党派層への浸透を狙う。告示前までに全39市町村を回り、知名度不足の解消をはかる。

 これとは別に、県が近畿で唯一参加していない関西広域連合への参加を争点に、市民グループが候補者擁立を模索する動きもある。要請を受けたという男性は「現状での立候補は難しいが、参加の是非について、県民に選択肢が示されるべきだ」と話す。

 荒井氏は今月末、北野氏は来月上旬にも選挙公約を発表する予定だ。候補予定者の政策が明確になれば、いよいよ前哨戦が本格化する。

(2011年2月24日 読売新聞)

1310チバQ:2011/02/25(金) 00:15:06
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110224/lcl11022408380001-n1.htm
大阪・門真市長「橋下知事は強引すぎ…本気で大阪市長選に出馬を」
2011.2.24 08:37
 大阪府の橋下徹知事が掲げる「大阪都構想」について、同府門真市の園部一成市長は23日、記者会見で「今の(橋下)知事のやり方は強引すぎる。大阪市長として呼びかけた方がいい」と述べ、知事に異例の大阪市長選出馬要請を行った。

 園部市長は、都構想について「実現すれば悪くない」と評価したうえで、本来は、市長側から呼びかける方が適切として、「橋下知事が市長選に出て市側から呼びかける以外に道はないのではないか。市長選に出ないと本気なのかわからない」と語った。

1311チバQ:2011/03/01(火) 23:09:50
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0003835600.shtml
兵庫県議選126人立候補へ 無投票選挙区は14 
 統一地方選前半戦の兵庫県議選(定数89)と神戸市議選(同69)の告示まで、1日で1カ月となる。神戸新聞社のまとめで2月28日現在、県議選の立候補予定者は126人で、民主の擁立断念などを背景に、現時点で立候補予定者数が定数以下で「無投票」となる可能性がある選挙区は14に上り、前回7の2倍となっている。投開票は4月10日。

 県議選の選挙区は、44から41に再編。定数は92から89と3減になり、1967年以来、44年ぶりに90を割る。

 立候補予定者126人は、前回より7人減。公認・推薦を受ける党派別でみると、政権交代後、初の統一選となる民主が、「議会第1党」を狙い、都市部での複数候補や中山間地域などの1人区で候補者擁立を目指したが、支持率低迷などで難航。前回比4増の31人にとどまっている。

 このほか、自民49人▽公明13人▽共産15人▽みんな6人▽たち日1人▽新社会1人‐で、無所属は10人。女性は23人で、過去最多となる。社民党はゼロで、前身の旧社会党時代の1947年選挙から続いてきた立候補者が途絶える公算が強まっている。

 現時点で他に立候補者がなければ無投票となる選挙区は、芦屋市▽宝塚市▽川西市・川辺郡▽加東市▽たつの市・揖保郡▽佐用郡▽豊岡市▽養父市▽朝来市▽美方郡▽丹波市▽篠山市▽洲本市▽淡路市だが、川西市・川辺郡、洲本市など4選挙区で新たに立候補の動きがある。

 一方、神戸市議選には93人が立候補予定で、みんなが全9選挙区に候補者を立てる。

(藤原 学)

(2011/03/01 07:45

1312チバQ:2011/03/01(火) 23:15:43
http://mainichi.jp/area/hyogo/news/20110301ddlk28010320000c.html
首長新党:三木市長が「三木新党8人のサムライ」 統一選予定者らと結成 /兵庫
 ◇県内初
 三木市の薮本吉秀市長ら9人が28日、記者会見し、薮本氏を代表とする地域政党「三木新党8人のサムライ」を結成したと発表した。4月の統一地方選を前に全国で自治体の首長が代表を務める「首長新党」の結成が相次いでいるが、県内では初めて。

 2月24日に県選管に政治団体の届け出をした。メンバーは薮本氏のほか、三木市議選(4月17日告示、24日投開票)に立候補を予定している8人(現職3人、新人5人)。薮本氏の後援会が中心になっている政治団体「三木の改革を継続する市民の会」が同市議選で8人を推薦し、全員当選を目指す。

 具体的な政策として▽成長性の高い企業誘致による雇用確保▽滞在型観光リゾートとしてのにぎわいづくり▽医療・福祉関連産業の誘致−−などを掲げた。薮本氏は「既存の政党に物足りなさを感じる人たちの受け皿になり、地域主権を進めていく」などと説明した。【南良靖雄】

〔神戸版〕

1313チバQ:2011/03/01(火) 23:19:35
>>1236
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0003834439.shtml
女性社長・沖幸子氏が立候補へ 姫路市長選 
 4月17日告示、24日投開票の姫路市長選で、擁立の動きのあった同市出身の家事サポートサービス会社「フラオ グルッペ」(東京)社長、沖幸子氏(64)が立候補の意思を固めたことが28日、関係者への取材で分かった。3月3日に会見、正式に表明する予定。姫路市長選ではほかに3人が立候補を表明している。

 関係者によると、沖氏をめぐっては市内の会社経営者らが後援会を立ち上げ、女性市長の誕生を目指す女性グループも支援組織を結成している。政党の公認や推薦は受けず、無所属で立候補するとみられる。

 沖氏は神戸大卒業後、全日空勤務などを経て1987年にフ社を設立した。生活評論家としてテレビに出演したり本を執筆したりし、経済産業省などの政府審議会委員も務める。神戸新聞の取材に「ミニ集会などで『姫路を変えたい』という声を多く聞き、挑戦する意欲がわいた」としている。

 姫路市長選にはほかに、現職の石見利勝氏(69)とNPO法人理事浜野伸二郎氏(59)、学習塾経営の高橋敏之氏(58)が立候補を表明している。

(田中陽一)

(2011/02/28 15:08)

1314姫路市長選 政策バトル!:2011/03/04(金) 10:21:48
政-1グランプリ 姫路
姫路市長選挙公開討論会
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1315チバQ:2011/03/05(土) 13:47:41
http://www.asahi.com/politics/update/0305/OSK201103050032.html
統一選、大阪は「維新」対決?原口氏団体と民主が連携へ2011年3月5日13時8分



 民主党大阪府連(代表=樽床伸二衆院議員)は5日、統一地方選に向けて全所属議員を集めた会議を開き、原口一博前総務相が立ち上げた政治団体「日本維新の会」と各議員が連携することを認める方針を決めた。府連は橋下徹知事が率いる地域政党「大阪維新の会」が掲げる大阪都構想に反対しており、統一選で二つの「維新」がぶつかる可能性が出てきた。

 樽床代表は、「日本維新の会は全国で政府の地域主権戦略大綱を推進する人が集まった組織」という原口氏の見解を説明。所属議員が統一選で原口氏と並んだポスターや日本維新の会の主張を用いることを認める、とした。

 原口氏は総務相時代に橋下氏を首相直轄の「地域主権戦略会議」のメンバーに起用するなど親交が深い。一方で同府連が支持する平松邦夫・大阪市長についても「行政手法を高く評価している」としている。(宮崎勇作)

1316チバQ:2011/03/05(土) 19:08:41
http://mytown.asahi.com/shiga/news.php?k_id=26000001103030003
"嘉田派"固め慎重【統一地方選/県議選】
2011年03月03日


集会で新顔の「対話の会」公認候補と対談する嘉田由紀子知事=草津市内

【知事、動き本格化】


 4月の統一地方選の県議選に向け、嘉田由紀子知事の動きが本格化しつつある。昨夏の知事選で圧倒的な支持を集めて再選された知事は、与党会派による過半数確保を目指す。ただ、党派にこだわらず支持を求める「超政党」の看板を自ら掲げていることもあり、各政党との間合いは慎重だ。知事の「さじ加減」に注目が集まっている。(高久潤、加藤藍子)


 「『失われた』のは、あなたたちの利権ではないのかと思って聞いていました」。2月11日、草津市内で開かれた県政報告会で、嘉田知事は県議会で自身に向けられた批判に対する率直な思いを述べた。念頭にあるのは、自民党系議員らが嘉田県政の1期目を「失われた4年間」と、やゆしていることだ。「議会で知事は質問できませんからね」。皮肉たっぷりに付け加え、会場の笑いを誘った。


 2006年7月に初当選した嘉田知事は、新幹線新駅や大戸川ダムの凍結・中止をめぐって最大会派の自民党県議らと対立し、厳しい議会運営を強いられた。ところが、翌年4月の県議選で、知事を支援する地域政党「対話でつなごう滋賀の会」(対話の会)が躍進。自民党は過半数割れとなり、知事と議会の「ねじれ」は解消された。


 昨年7月の知事選で史上最高の41万票超を獲得して再選を果たし、盤石に見える嘉田県政だが、4月の統一選を目前に控え、不安材料が出てきた。知事与党の一角とされる民主党が国政の混乱を受けて、逆風下にあることだ。


 自民党系が県議会で過半数を取れば、再びねじれが起きかねない。「2期目で議会を変える。それが知事の本音だ」と、知事側近は明かす。


【民主との距離感微妙】


 2月19日、甲賀市内であった「嘉田知事と語る」と題した集会。知事は民主党公認で対話の会からも推薦を受ける立候補予定者2人と並んで立ち、「そろって県議会に送ってください」と呼びかけた。


 ただ、知事の姿勢は微妙だ。昨年末に国土交通省に陳情に行った際、知事は同行した県選出の民主党国会議員から統一選での連携強化を求められた。「知事のためでもありますよ」。そう念押しする議員に対し、知事は「考えます」。民主党関係者は肩すかしをされた格好になった。


 民主党県連は対話の会に、立候補予定の18人全員への推薦を求めたが、2月16日にあった対話の会の会見で発表された推薦候補わずか8人。それでも「推薦を得た人は喜んで知事と並んだポスターを貼っている」と現職候補の1人は明かした。

1317チバQ:2011/03/05(土) 19:09:04
【「超政党」にこだわり】


 一方で嘉田知事は「超政党」に強いこだわりを見せる。1月の定例会見で統一選での対応を問われ、「私は会派主義ではない」と述べ、誰を応援するかは政策本位で決めると強調した。


 そうした知事の意向は、対話の会の推薦決定にも影響を与えた。民主党の8人に加え、自民党公認の現職候補1人も含まれることになった。


 昨年10月に対話の会の清水鉄次代表は「自民党の候補は推薦しない」とし、1月下旬にあった推薦を決める会合でも反対意見が大勢を占めたが、「知事は(この候補に)推薦を出してほしいという一点張りだった」と同会の関係者は明かす。


 ただ、前回の県議選で同会から推薦を受けた保守系議員2人はその後、自民党系会派に合流した。うち1人は会から離脱する際、「特定の政党にとらわれないとしてきた対話の会が変わってしまった」と批判したという。


 足元の対話の会内で自民党との関係が冷え込む中、知事は2月27日の決起集会で、自民党支持層からも支持を受けていると強調した。こうした姿勢に民主党県連幹部は「まさか自民と民主が一緒とは思ってないはず」と牽制(けん・せい)する。


 前回統一選で告示後の応援を控えた知事。今回の選挙では対話の会の新顔候補の集会に積極的に参加し、4月1日の告示後の動向に注目が集まる。同会のある幹部は「知事に決断を促す時期かもしれない」と話した。


【原則論と現実論 言動の中に混在】


 〈大橋松行・滋賀県立大教授(政治社会学)の話〉 知事の言動には、首長はどの政党に対しても肩入れすべきでないという「原則論」と、2期目の政策実現のため「嘉田派」で多数を占めたいという「現実論」が混在している。議会に何も言われたくない首長と、「嘉田票」を意識する各政党との利害が一致し、県議選の争点が知事に対する是非にすり替わる事態は議会が首長をチェックする二元代表制の原則から好ましくない。一方で各立候補予定者は有権者にわかりやすい争点を提示できておらず、議会の存在感も問われる選挙だ。

1318チバQ:2011/03/05(土) 19:11:12
http://mainichi.jp/area/shiga/news/20110302ddlk25010404000c.html
’11統一地方選:県議選 過半数巡り攻防 /滋賀
 ◇民主と対話「親知事派」拡大VS自民、再生かけ「即戦力重視」
 4月1日告示の県議選(定数47)まで残り1カ月を切った。各選挙区では立候補予定者の顔ぶれが固まり始め、週末に集会を開くなど各陣営は臨戦態勢に入った。焦点の一つは、大戸川ダムや新幹線新駅の問題などを契機に嘉田由紀子知事と対立してきた自民党議席(20)の行方。昨夏の知事選で圧勝した嘉田氏は「親知事派」の拡大を図る構えをみせる。【安部拓輝、稲生陽】

 第2会派として17議席を占める民主は09年衆院選で政権交代した勢いから昨春に候補を公募。「単独過半数」を公言する幹部もいたが応募者はゼロで、ある現職は「民主政権への風当たりはかなり厳しい」。結局、公認・推薦候補は計18人にとどまる見通しだ。一方、嘉田知事を支援する地域政党「対話でつなごう滋賀の会」(4議席)は7人の公認を表明。2月末には東近江市で8人目の擁立方針を固めた。5人は議員経験のない新人で、幹部は「知事選の42万票の勢いが市民の政治参加を促した」と語る。

 知事支持層を目当てに民主は対話に18人の候補全員の推薦を要請したが、対話は「独自候補の支援が優先」として全員は推薦せず、自らの候補がいない6選挙区で8人にとどめた。民主と合わせれば親知事候補は26人。知事は民主候補の集会巡りを始め、激戦区は数回支援に入る方針だ。

 前回選で過半数割れした最大会派の自民党(20議席)の公認・推薦候補は現在24人。うち20人は現職や市議・首長などの経験者だ。自民は昨夏の知事選と参院選で擁立した候補が大敗。県議選に党勢の再生をかける。ある幹部は「候補の若返りを図りたかったが手を挙げる新人がいない。即戦力を重視した」と語る。地域事情も表面化し、守山市(定数2)では1月の市長選で保守系市議が割れ、双方の市議が出馬を表明。県連は再三にわたり一本化を求めたが調整がつかず、週内に開く県連役員会で判断する。近江八幡市(同3)では現職と市議2人の3人を公認し乱立模様。現職は対話の推薦も取り付け生き残りを図る。

 共産(3議席)は現職のいる大津、草津両市に加え、長浜、彦根、近江八幡の3市にも新人を立て計6人を公認。公明(2議席)は大津市の現職2人、みんなの党も同市で1人が立候補する予定だ。

1319チバQ:2011/03/05(土) 19:45:49
http://mytown.asahi.com/kyoto/news.php?k_id=27000221103020001
【京のあしたへ 統一地方選2011 】

前半戦告示まで1カ月
2011年03月02日


地域・暮らし 誰に託す

 私たちの暮らしを左右する地方議会で4年に一度、全国一斉に実施される統一地方選挙。前半戦は、府内では府議選(定数60)と京都市議選(同69)があり、4月1日の告示まであと1カ月に迫った。それぞれ90人を超える候補者が立候補の準備を進め、政党の公約づくりも佳境を迎えている。国の政権交代後初となる統一地方選で、京都の明日をだれに託すのか。投開票は4月10日。まずは各選挙区の情勢を探った。

■府議選■

自民手堅く 拡大狙う民主

 府議選の定数60は、前回2007年の統一選から2減となる。人口の増減に伴う見直しにより、西京区で1増、左京区、舞鶴市、南丹市・船井郡の3選挙区で各1減となったためだ。これまでに92人が立候補の意向を示しており、定数減の影響や候補者擁立の難航などから前回の候補者数97人を下回る公算が大きい。

 現在、党派別の議席数は自民25、民主14、共産11、公明6、無所属5(うち議会会派「京都創生フォーラム」4)で、欠員1となっている。

 自民は現職を中心に27人を公認し、議会第1党を堅持したい考えだ。ただ、木津川市・相楽郡の選挙区(定数2)は調整がつかず、候補者2人を公認。現職の引退に伴って候補者を公募した福知山市の選挙区(同)でも、公募で選ばれなかった自民系の新顔が無所属で立つ予定で、票を取り合う可能性がある。

 民主は24人を公認し、2人を推薦する。前回1議席を獲得した左京区、右京区、伏見区、宇治市・久世郡の4選挙区には2人ずつ立てる。国政で政権交代を果たす一方、菅政権の支持率が低迷する中で、どこまで支持を集めるか注目される。

 共産は4増の15議席獲得をめざし、全25選挙区に候補者を擁立する方針。すでに綾部市を除く選挙区で27人を公認した。地盤の固い左京区で現有の2議席を守れるか、定数増の西京区で議席を獲得できるかがカギとなる。

 公明は都市部を中心に5人を公認。定数減の左京区では現職1人を京都市議選にくら替えさせ、擁立を見送った。

 また、みんなの党が府議選に初めて参入。伏見区での擁立を表明し、西京区でも検討している。社民は綾部市で公認1人を立てる。無所属は7人が立候補する予定だ。

 ともに定数3の中京区と南区では、今のところ各党から定数通りの立候補表明しかなく、無投票で当選が決まる可能性もある。

■京都市議選■
激戦 地域政党も参入

 京都市議選は約100人が立候補の準備を進めている。25日現在、97人が意向を表明し、すでに前回統一選の候補者91人を上回った。定数69は前回と同じだが、定数削減を訴える地域政党も参入し、激しい選挙戦が予想される。

 現在の議席は自民22、共産19、民主・都みらい14、公明12で、欠員2となっている。

 自民は、これまでに現職中心に24人を公認し、議会第1党の座を守りたい考えだ。前回2議席を獲得した南区では、現職の死去に伴う08年の補欠選挙で共産に敗れた。もう1人の現職も5期目の今期限りで引退を表明。新顔2人が立ち、世代交代をはかる。

 共産は全11選挙区に候補者を立て、24人を公認した。現職が唯一いない東山区でも擁立し、第1党をめざす。民主は過去最多の21人を公認。上京区や中京区など7選挙区で複数の候補者を立て、上積みをねらう。公明は府議と宇治市議からのくら替えを含む12人を公認した。みんなの党は3人を公認。社民は2人を擁立し、02年に現職の離党で失った議席の復活をめざす。

 昨年夏の結成後、市議の定数を9人削減する条例改正案を直接請求し、否決された地域政党「京都党」は、代表の元市議を含む8人が立ち、初の議席獲得をねらう。このほか、無所属3人も名乗りを上げている。

 今のところ、無投票で当選が決まる選挙区はない見通し。定数12の伏見区には18人が出る予定で、大混戦になりそうだ。




■後半戦■



               向日など3市長・8市町議




 統一選の後半戦は、一般市長・市議選の告示が4月17日、町議選の告示が同19日、投開票はいずれも同24日だ。京田辺、木津川両市で市長・市議のダブル選となるほか、向日市で市長選、福知山、宇治、八幡、城陽、久御山、和束の6市町で議員選がある。


 向日市長選は、3選をめざす現職と共産系の新顔が立候補を表明。京田辺市長選は現職が再選をかけて立候補するが、対立候補はまだ出ていない。木津川市長選は現職が再選へ立候補を表明し、共産を中心に擁立を模索している。

1320チバQ:2011/03/05(土) 19:59:01
http://mainichi.jp/area/osaka/news/20110303ddlk27010370000c.html
迫る・統一地方選対決の構図:/上 府議選 /大阪
 ◇3減109議席巡り激戦 「大都市制度」争点に
 4月に行われる統一地方選まで1カ月を切った。府内では、第1ラウンドで、府議選と大阪・堺両市議選(10日投開票)が、第2ラウンドでは、10市長選と17市4町の議員選(24日投開票)がそれぞれ行われる。第1ラウンドでは、橋下徹知事が「大阪維新の会」代表として掲げる「大阪都構想」など、各党の大都市制度に関する公約が一大争点。第2ラウンドでは、住民サービスや財政再建に加え、争点として急浮上してきた公立中での給食導入を巡っても舌戦が交わされそうだ。低迷が続く投票率(03年府議選43・50%、07年同44・90%)の動向も焦点となる。

   ◇

 62選挙区で争われる府議選は、今回、大阪市平野区、東大阪市、八尾市の3選挙区で各1議席減で、新定数は109となる。昨年の2度の大阪市議補選で見られた「維新の風」が再び吹くかが、勝敗の最大のポイントとなる。

 ●維新

 維新は「大阪都構想」実現に向け、過半数獲得を目指し、昨夏から候補予定者の公募を実施。公募などで選出した新人31人に、現職を加えた計59人の擁立を決めた。現職市長も擁立し、話題作りにも事欠かない。昨夏からは、橋下知事が維新代表として出席するタウンミーティングを毎週末に府内全域で開催。昨年末からは街頭演説も加え、「橋下人気」に全面的に頼った活動を展開する。

 ●自民

 自民は、現職25人が維新に大量流出し、約半世紀ぶりに府議会最大会派の座から転落した。同党府連の谷川秀善会長は、40議席獲得を最低ラインに掲げるが、現時点での擁立予定者は34人にとどまる。少なくとも32選挙区で、維新候補と対決する事実上の「分裂選挙」となる。

 一方、谷川会長は維新入りに伴い自民を離党した府議らについて、「政策に違いはない」として統一選後の復党の可能性も示唆、復党を望む議員心理に訴えかける手法で、維新を揺さぶる。

 ●民主

 民主は政権交代後、初の統一選で、脆弱(ぜいじゃく)とされる地方での地盤強化が課題。菅直人首相の求心力が急速に低下する中、逆風の中での選挙戦突入は必至の情勢だ。全62選挙区での擁立を目指していたが人選が難航、現時点で33人にとどまっている。府連幹部は「府議会第1会派を目指す」としている。

 岡田克也幹事長も昨秋から、大阪都構想について「地方分権でも地方主権でも何でもない」と、たびたび否定的な見解を示し、維新との対決色を強めている。

 ●公明

 公明は、現有1減の22人を擁立する。前回に続き、全員当選が目標。都構想については「具体論に乏しく、議論の必要があり、中立の立場だ」とのスタンスを取っている。

 ●共産

 共産は36人を擁立。「現有10議席からの大幅な躍進」を目指し、都構想には反対を貫く。

 ●社民・みんな

 このほか、社民は現有1議席の死守を目指すほか、みんなの党も2人を擁立し、府議会で初となる議席獲得をもくろむ。

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 【主要各党の府議選 立候補予定者数】

   今回候補 前回候補 現有議席

維新  59    −   29

自民  34   50   24

民主  33   26   24

公明  22   23   23

共産  36   45   10

社民   1    1    1

みんな  2    −    0

 ※−は擁立なし

1321チバQ:2011/03/05(土) 20:00:16
http://mainichi.jp/area/osaka/archive/news/2011/03/04/20110304ddlk27010317000c.html
迫る・統一地方選対決の構図:/中 大阪・堺市議選 /大阪
 ◇過半数目指す維新 「大阪都」既存政党は反発
 大阪市議選(定数86、24選挙区)は定数3減。少なくとも145人が立候補の準備をしており、前回選より13人多い。大阪市や堺市を解体して特別区に再編する「大阪都構想」を巡り、大阪市議選を“主戦場”と位置付ける地域政党「大阪維新の会」(代表・橋下徹知事)と、反発する既存政党で激戦が展開されそうだ。

 民主は現職16人、新人9人を立て、第1党獲得が目標だ。自民は現職19人、新人3人を擁立。所属11人が維新へ移り、4選挙区が空白区となっている。公明は現職16人、新人3人。前回2人が当選した平野区で引退する現職の後継を立てず、必勝態勢を取る。

 共産は全選挙区に1人ずつ擁立し、現有14議席の上積みを狙う。維新の会は過半数獲得を目指し、44人を擁立。みんなの党、社民は各1人、無所属は9人が立候補する構えだ。

 選挙区別の立候補予定者数は、平野区(定数6)の10人が最多で、最少は天王寺区(同2)の3人。定数に対する予定者数の多さでは、中央区(同2)の3倍(6人)が最高となっている。【小林慎】

 堺市議選(定数52)は78人が立候補を準備。堺、中、東、西、南、北、美原の7選挙区とも激戦が予想される。大阪維新の会が過半数を超える候補者を擁立できるかが、最大の焦点になっている。

 最大会派の公明(13人)は候補者を現職12人のみに絞り、全員当選を目指す。菅内閣支持率低下で逆風の民主は、現職・元職・新人計12人を擁立、地道に支持を訴える。共産は現職8人に加え、元職2人が返り咲きを狙う。

 維新の会は、現職が7人で第4会派。代表の橋下知事は大阪都構想の実現に向けて、堺市議会でも過半数獲得を目標とするが、立候補予定者は新人、元職を含めて15人にとどまっている。離党、維新への移籍で現職4人の自民は党勢拡大に向け、新人・元職を含め10人を擁立する。

 みんなの党は現職、新人各1人が立候補を予定している。無所属は17人が立候補する見通し。【山田英之】

==============

 【大阪市議選・党派別立候補予定者数】

民主   25 (24)
自民   22 (36)
公明   19 (20)
共産   24 (25)
維新   44  (−)
みんな   1  (−)
社民    1  (0)
諸派    0  (2)
無所属   9 (25)
計   145(132)

 ※カッコ内は前回選。−は擁立なし

 【堺市議選・党派別立候補予定者数】

公明  12 (13)
民主  12 (11)
共産  10 (10)
維新  15  (−)
自民  10 (15)
みんな  2  (−)
諸派   0  (5)
無所属 17 (22)
計   78 (76)

1322チバQ:2011/03/05(土) 20:00:47
http://mainichi.jp/area/osaka/archive/news/2011/03/05/20110305ddlk27010344000c.html
迫る・統一地方選対決の構図:/下 各市長選 /大阪
 ◇吹田、12年ぶり4氏激戦 泉佐野、市長辞職で急きょ選挙
 <吹田市>

 現職の阪口善雄氏(62)と、府議の井上哲也氏(54)▽市議の石川勝氏(42)▽社会福祉法人理事の正森克也氏(44)−−の新人3人が立候補を予定。市選管によると、4人で争うのは99年以来。

 阪口氏は住民の思いを反映したまちづくりなどを掲げ、4選を目指す。井上氏は「大阪維新の会」総務会長で、市役所改革などに取り組むとする。石川氏は「龍馬プロジェクト×吹田新選会」代表。「教育日本一」を掲げる。正森氏は共産党などでつくる市民団体が擁立。高齢者福祉の充実を訴える。

 <高槻市>

 3期務めた奥本務市長(76)が引退。元市議の吉田康人氏(46)、弁護士の浜田剛史氏(46)の新人2人が立候補を表明した。若年層の流入促進など、活性化の道筋が市政に求められている。

 吉田氏は3度目の出馬で、「古いしがらみを打破し、市民のための地域主権を」と強調する。浜田氏は奥本市長が支援。高槻出身ではないが、「都市機能を生かし住み心地一番に」と訴える。

 <池田市>

 現職の倉田薫氏(62)が5選を目指し立候補を表明。立候補予定者説明会には、他陣営も出席しており、03年以来の選挙戦になる可能性もある。倉田氏は「国と地方の形が大きく変わろうとしており、新しい自治を確立したい」と話す。

 <八尾市>

 現職で再選を目指す田中誠太氏(54)と、共産党などでつくる市民団体が推す新人で元市議の永井貴美子氏(71)の一騎打ちの公算が大きい。行財政改革やまちの将来像を巡っての論戦となる見込み。

 <富田林市>

 現職で3選を目指す多田利喜氏(60)が立候補を表明し、他に新人が出馬を検討している。広域行政化が進む中、南河内地域の中心市としてのあり方などが論点となりそうだ。

 <寝屋川市>

 4選を狙う現職の馬場好弘氏(68)と、新人で元高校教諭の長野邦子氏(67)が立候補を表明。保守系の若手市議も立候補する方向。福祉やまちづくりの施策、住民らが健康被害を主張する廃プラスチック工場操業の是非などが争点になりそう。

 <高石市>

 4選を目指す現職の阪口伸六氏(54)と、新人で元市議の木戸晃氏(55)が立候補を表明している。

 阪口氏は市職員人件費の3割削減、学校耐震化などの実績を強調。市町村合併による発展でなく、「自立再生」を掲げる。木戸氏は「長期権力は必ず腐敗する。市長は2期8年までにすべきだ」と主張。市長給与・退職金の3割減などを訴える。

 <大阪狭山市>

 現職で3選を目指す吉田友好氏(59)以外に、立候補を表明している人はいない。市財政の強化、定住者増に向けた魅力的なまちづくりなどが課題。

 <泉佐野市>

 新田谷修司市長(60)が2月に、府議選立候補に伴い辞職を表明。選挙が急きょ実施されることになった。市議の戸野茂氏(57)と元市議の高道一郎氏(52)の新人2人が立候補を表明している。

 市は、財政破綻の手前とされる「早期健全化団体」として、2027年度までに総額536億円の収支改善を図る計画を実行中。行財政改革を進めながら、いかに市民サービスを充実させるかが争点になるとみられる。

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 【統一選での市町議選】

 ◇市議選(政令市を除く)
岸和田、豊中、池田、吹田、泉大津、高槻、貝塚、守口、枚方、八尾、富田林、寝屋川、門真、高石、藤井寺、四條畷、大阪狭山

 ◇町議選
忠岡、熊取、田尻、岬

1323チバQ:2011/03/05(土) 20:01:40
http://sankei.jp.msn.com/region/news/110304/osk11030412280008-n1.htm
あぁ厚遇…大阪市職員、退職金2736万円 局長級3800万円
2011.3.4 08:37
 大阪市職員の退職金は1人あたり2736万円−。3日開かれた市議会財政総務委員会で、平成23年度予算案に計上された市職員(一般職)の退職金の平均支給額が明らかになった。

 市総務局によると、退職金の支給月数は59.28カ月分。局長級職員では約3800万円に上るという。このほか、特別職の平松邦夫市長の退職金は任期4年で4430万円、副市長は同2983万円。平松市長はこれまで自身の退職金の取り扱いについて「市政改革の成果などをみて任期中に判断する」との意向を示している。

 厚生労働省が20年に企業約6千社を調査した「就労条件総合調査結果の概況」によると、勤続35年以上の定年退職者の退職金は、大学卒(管理・事務・技術職)で平均2281万円(支給月数44.1カ月)、高校卒(同)で1929万円(同42.4カ月)となっている。

1324チバQ:2011/03/05(土) 20:10:27
http://mytown.asahi.com/areanews/nara/OSK201103040132.html
我こそ生駒副市長に 全国公募の説明会に246人出席
2011年3月5日

 空席の副市長1人を全国公募している生駒市の説明会が2月下旬、大阪と東京で開かれ、生駒市での説明会と合わせて計246人が出席した。

 職員課によると、2月26日の大阪会場に78人が、同27日の東京会場には106人がそれぞれ出席。生駒市が62人だった。今月から郵送による応募の受け付けが始まり、2日現在で6通届いたという。

1325チバQ:2011/03/05(土) 20:11:15
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nara/news/20110303-OYT8T00075.htm
県議選 関西広域連合争点に

民・公「参加」、自・共・社「不参加」

 県が不参加の関西広域連合について、加盟の是非が、4月の統一地方選の県議選の争点として急浮上している。民主党県連が2日、選挙公約に「参加すべき」と追加したのに対し、自民党県連は同日、「不参加」への支持を盛り込んだ政策集を発表。他党も態度を明確にし始めており、早くも論戦となっている。一方で、知事選では争点には上がっておらず、対照的な様相だ。(田畑清二)

 広域連合については、荒井知事が当初から、「メリットがない」「奈良が埋没する」などと参加に慎重な姿勢を示していた。これに対し、広域連合の結成を主導した大阪府の橋下徹知事が昨年秋頃から、「(奈良とは)感覚のズレがある」などと批判を強め、県内でも賛否を問う声が高まっていた。

 統一選で参加を主張するのは、民主党県連のほか、公明党県本部。藤野良次幹事長(民主)は「広域連合に参加して意見を言い、役割を果たすべき」とし、岡史朗代表(公明)も「奈良だけが(近畿で)取り残される恐れがある」と説明する。

 一方、不参加支持は自民党県連のほか、共産党県委員会、社民党県連。県議会で3会派に分裂している自民党県連も、広域連合に対する態度は一致しており、奥山博康幹事長は「連携で十分。広域連合のみを争点に選挙すべきではない」とし、共産党県委員会の山村幸穂副委員長も「広域連合は道州制につながるもので、地方自治を破壊する」と説明する。

 市民の間でも議論は分かれる。宇陀市榛原区の幼稚園教諭の女性(22)は「奈良だけ入っていないのはおかしい」と首をかしげるが、奈良市の会社員男性(48)は「ムダな経費がかかるのでは」と話す。

 ただ、知事選では、すでに立候補を表明している荒井知事(66)も、新人で元共産党県議の北野重一氏(73)も不参加の方針のため、争点となる見通しはない。

 2月中旬に近鉄奈良駅前で市民団体が通行人約100人に行った街頭アンケートでは約9割が「参加すべき」だったといい、アンケートを実施した「関西州ねっとわーくの会」の高松義直代表は「これだけ注目されているのだから、是非争点にすべき」と話した。

(2011年3月3日 読売新聞)

1326チバQ:2011/03/05(土) 20:12:20
http://sankei.jp.msn.com/region/news/110303/nar11030301400003-n1.htm
自民県連「関西広域連合、見送る勇気大切」 奈良
2011.3.3 01:40
 ■政策集に盛り込み 違い鮮明

 自民党県連は2日、今春の統一地方選で掲げる「政策集」(公約)を発表した。県が不参加の関西広域連合については「行き先のわからないバスに慌てて乗り込むより、じっくり考えて見送る勇気が大切」と盛り込み、参加の是非で争点化を狙う民主党との違いを鮮明に打ち出した。県連の奥山博康幹事長は同日、県庁で会見し「民主党のように広域連合を党利党略に使うつもりはない」と激しい批判を展開した。

 政策集では、広域連合について「やろうとしていることは府県同士の連携で十分やれることばかり」とし、「少しでも節約をしなければならない財政状況を考え、出費は1円でも抑えなければならない」「行政はより住民に近い行政組織が行うべき」と説明。参加を拒んできた荒井正吾知事に同調する内容となった。

 奥山幹事長は「広域連合へ参加するのかどうかを対立軸にしても県民が不幸になるだけ」と述べ、選挙戦の争点にはしない考えを示した。

 また政策集には、周産期医療体制の整備▽中小企業の育成を図るための人材育成支援▽平城遷都1300年祭以降の観光振興−などの項目が盛り込まれた。

1327チバQ:2011/03/05(土) 20:16:25
http://www.agara.co.jp/modules/dailynews/article.php?storyid=205489
決戦へ事務所開き 統一地方選の県議選
 4月10日投開票の和歌山県議選まで2カ月を切った。田辺市、西牟婁郡選挙区では、出馬予定者の後援会事務所開きが相次いでおり、選挙ムードが高まりつつある。


田辺市選挙区(定数3)

 新顔の前市議、鈴木太雄氏(39)=無所属=の後援会は5日、田辺市下万呂に事務所を開設した。鈴木氏は「農業や漁業といった第1次産業を基軸に紀南の発展に努めたい」と主張。企業や各種団体へのあいさつ回りや地域での懇談会で後援会への加入を求めている。

 5選を目指す自民現職の大沢広太郎氏(69)の後援会は7日、田辺市新屋敷町に事務所を開設。大沢氏は4期16年の実績を訴え、和歌山国体に向けた運動公園の整備、扇ケ浜の養浜事業、鳥獣害対策などの政策を訴えている。現職の立場から公務と後援会活動に力を注ぐ。

 自民現職の泉正徳氏(58)の後援会は13日、田辺市新庄町に事務所を開設した。3月5日に開設の式をする。泉氏は「雇用や地域医療、広域観光が訴えの柱。地域特性を生かした産業振興や伊勢と熊野をつなぐ観光を実現したい」と主張する。議会活動を県政報告会でアピールしていく。

 新顔の前市議、谷口和樹氏(39)=無所属=の後援会も13日、田辺市鮎川で事務所開き。谷口氏は、ふるさとを守る▽子どもの輝く未来▽強い紀南の復活を掲げ「地域の声を県政に」と強調。野見山海県議らが出席した。20日に田辺支部(朝日ケ丘)の事務所開きを紀南文化会館で行う。

西牟婁郡選挙区(定数2)

 共産元職の高田由一氏(47)の後援会は13日、白浜町大浦で事務所開き。高田氏は「地元重視の県政にしたい。政治の激震を起こさせてほしい」と訴えた。田辺市の川崎五一、真砂みよ子両市議、白浜町の広畑敏雄町議が出席した。3月5日には白浜会館で演説会を開く。

 新顔の前上富田町議、池口公二氏(54)=自民=の後援会は13日、上富田町朝来に事務所を開設。池口氏は「愛する故郷と子どもたちの未来のために尽くしたい」と抱負を述べた。小出隆道町長や町議6人、自民党県連会長の二階俊博衆院議員、大江康弘参院議員らが激励に駆け付けた。

 新顔の前白浜町長、立谷誠一氏(61)=自民=の後援会も13日、白浜町太刀ケ谷に事務所を構えた。立谷氏は「町長の仕事で知恵と知識と能力が身に付いた。絆を大切にし、西牟婁郡の課題解決のために努力したい」と決意を述べた。二階俊博衆院議員や郡内の町議会議員らが出席した。

 元職の前川勝久氏(65)=無所属=の後援会は3月上旬に旧日置川町の中心部に事務所を置く予定で準備を進めている。前川氏は「行政の経験を生かし、地元の西牟婁郡に貢献したい」と話し、有権者と顔を合わせるように、日ごとに地区を決めて一戸一戸訪ねている。





(2011年02月14日更新)

1328チバQ:2011/03/05(土) 20:16:54
http://www.agara.co.jp/modules/dailynews/article.php?storyid=206095
定数3に4人名乗り 和歌山県議選田辺市選挙区
 和歌山県議選の告示が4月1日に迫り、立候補予定者の後援会活動も熱を帯びている。水面下で激しい前哨戦を繰り広げる紀南の各選挙区の動きを追った。

 定数1減の田辺市選挙区(定数3)は、自民現職2人と無所属新顔2人による激戦が予想されている。前市議の新顔2人は、選挙区全域での知名度アップに懸命。自民票を固める現職も若手新顔の猛追に危機感を募らせている。

●大沢陣営

 合併で選挙区が広がった前回の選挙でトップ当選、5選を目指す自民現職の大沢広太郎氏(69)の後援会は「新顔の影響で厳しい戦いになる」と引き締めを図る。

 後援会は事務所を市の中心部に構えた。夜のミニ集会や地元のあいさつ回りをするローラー作戦を展開。「大沢氏は地域の課題を県と交渉して解決に向けて取り組める。最も仕事ができる現職の手腕を今後も生かしてもらいたい」と実績をアピールする。

 大沢氏も土日曜などに分刻みの予定であいさつ回りを展開。新たな支援者の獲得にも力を入れている。

●泉陣営

 「出遅れは否めない」とする自民現職の泉正徳氏(59)の後援会も「新顔の影響で票の行方がつかめない」と危機感をあらわにする。事務所を田辺バイパス沿いに設置。旧田辺市で知名度向上を図る。

 後援会は「元町長で本宮の印象が強いが、全域の支持を得ないと当選できない。1軒ずつお願いして新たな支持層を拡大している」と強調。「人間性と実績が魅力。まず本人に会ってもらう機会をつくりたい」と話している。

 泉氏本人も土日曜を中心に地元であいさつ回り。2月県議会終了後、県政報告会などで活動を本格化させる。

●谷口陣営

 無所属新顔の谷口和樹氏(39)の後援会は「大変厳しい。地縁、血縁の縛りが強い市議選とは違う難しさがある」と緊張感が漂う。旧田辺市内での支持拡大に努めている。

 後援会事務所は旧田辺市だけでなく、地元旧大塔村の2カ所と合計3カ所設置した。谷口氏は小さな集落にも足を運び、主張を訴えている。

 事務所には後援会入会の目標人数を掲示。後援会は「大きな支援団体はない。人と人のつながりで地道に支持を広げる。谷口氏は若いが堅実。現場主義で情熱を持つ。対話を重ね、信頼の輪は広がっている」と話している。

●鈴木陣営

 同じく無所属新顔の鈴木太雄氏(39)の後援会も、まず鈴木氏の名前と顔、政策を知ってもらう活動を展開している。

 後援会は平日は世話役が各地を回り、週末は住宅街に重点を置いて、第1次産業の振興など鈴木氏の政策をアピールしている。今後は各地で懇談会をこまめに開く予定。「30代で市会議長を務めた実績や政治的センスを市民に知ってもらいたい」と話す。

 後援会によると、将来に期待を持てる青年政治家として鈴木氏を育てていきたいという思いを持つ若い市民らが集まり始めているという。





(2011年02月24日更新)

1329チバQ:2011/03/05(土) 20:17:23
http://www.agara.co.jp/modules/dailynews/article.php?storyid=206180
元職と新顔が競り合い 和歌山県議選西牟婁郡選挙区
 和歌山県西牟婁郡選挙区(定数2)は、衆議院への転出や引退で現職がいなくなり、後継者も擁立されていない。議席獲得へチャンスが広がる中、返り咲きを目指す共産、無所属の元職2人と自民公認の新顔2人による激しい競り合いが予想されている。

●高田陣営

 1999年から1期務めた共産元職の高田由一氏(47)の後援会は白浜温泉街に事務所を構え、「無党派の人たちとともに新しい政治をつくりたい」と支持の拡大に努めている。

 4年前から10人前後の小集会を開催。各地で要望を聞きながら地道に続け、回数は120回を超す。

 後援会は「自民党や民主党政権に落胆しつつも政治に関心が強く、政治を変えたいと願う無党派は多い」と強調。小集会をベースにして働き掛けを強める一方、3月5日に白浜会館で演説会を開き、弾みをつけたいとしている。

●前川陣営

 白浜町の日置川地域中心部に後援会事務所を開設する予定の元職、前川勝久氏(65)=無所属=は「今回が最後の機会と思い、動いている」と訪問活動を重ねている。

 県議は2003年から3年務めた。「現職がいなくなり、地域としては過渡期になる。経験を生かし、次の世代への橋渡し役を果たしたい」と力を込める。

 現状について「できるだけ多くの人と顔を合わせる取り組みが必要。住民の真剣な声を聞き、勉強させてもらっている」とし、今は白浜町、すさみ町内を精力的に回っている。

●池口陣営

 前上富田町議の自民新顔、池口公二氏(54)はあいさつ回りを重ねている。集会を開いたり、招きを受けて会合に出席したりして、「課題」とする知名度アップに取り組んでいる。

 現在8期目のベテラン、町田亘県議(74)を送り出した上富田町が地元。支持する町議は「絶対に上富田から県議を誕生させる」と意気込む。

 こうした支持に応える形で、池口氏はいま、町内に軸足を置いている。白浜、すさみの両町での活動も今後、増やしていくという。「若さとフットワークを生かしたい」と話す。

●立谷陣営

 前白浜町長の自民新顔、立谷誠一氏(61)はあいさつ回りや集会を続けている。

 後援会幹部や支持者が強みだとするのは、約8年間、町長という行政の仕事をしてきた「経験」だ。

 13日の事務所開きの際には、来賓者から「すぐに働ける人」「即戦力になる」とのアピールが相次いだ。

 立谷氏も「問題意識を持って取り組み、さまざまな知恵が身に付いた」という。

 激しい選挙戦になると考えるが、活動については「誠心誠意訴えていくだけ」とし、「最後は有権者の皆さんが判断すること」と話す。





(2011年02月25日更新)

1330チバQ:2011/03/05(土) 20:18:14
http://www.agara.co.jp/modules/dailynews/article.php?storyid=206254
自民現職に新顔挑む 県議選東牟婁郡選挙区、新宮市選挙区
 東牟婁郡選挙区(定数2)は無投票の情勢から一転、選挙戦に突入する。自民現職の2人に新顔が挑む。紀南地方で唯一、政権与党の民主と最大野党の自民の公認候補が対決する選挙区として注目される。定数が現行の「2」から「1」に減る新宮市選挙区は自民現職に無所属の新顔が挑む形で、激戦が予想される。

【東牟婁郡選挙区】
松原陣営

 新顔で前串本町長の松原繁樹氏(60)は2月初めに出馬を表明し、串本町内に後援会事務所を構えた。15日付で民主党から公認を得た。相手は自民現職の2人。「政権与党の方が何かとできることが多い」と対抗心を燃やす。

 松原氏は2年前の町長選で再選を目指したが、同町を地盤にする自民の県議が推す候補者に敗れた。「町長職は1期のみだった。やり残した事を県政の場で生かしたい」と県議選への出馬を決めた。

 選挙区全域であいさつ回りを続ける。「党の戦いよりも個人の戦い」と話す。

前芝陣営

 松原氏と地盤が重なる自民現職の前芝雅嗣氏(62)は7日、串本町内に事務所を開設。前回の県議選で得票が少なかったという那智勝浦町にも21日、事務所を開き、支持の拡大を目指している。

 無風から一転、地元から新顔候補が出馬表明し、選挙戦となる。「相手は過去に町長選で勝ったことがあり、知名度もある」と警戒。実績をアピールし、支援のつなぎ留めを図る。

 本格的に活動するのは県議会が落ち着いてからだが、26日からは後援会が地元の旧串本町を中心にローラー作戦を開始した。

谷陣営

 5選を目指す自民現職、谷洋一氏(62)の後援会は13日、地盤である那智勝浦町に事務所を構えた。

 市町村合併により選挙区の区割りが変わった4年前の選挙では、激戦を制しトップ当選を果たしたが、後援会幹部は「住民から『議長やから大丈夫』とか『地元にはほかに候補者がいないので楽な選挙』などと言われるが、そんなことはない」と気を引き締める。ほかの候補者が町内で意欲的に活動していることを話題にし「防戦一方」と厳しさを口にする。県議会終了後に県政報告会などで本格的に活動する。

【新宮市選挙区】
須川陣営

 新顔の挑戦を受ける自民現職、須川倍行氏(50)の後援会幹部は「全国的に浮動票は新顔や無所属に流れる傾向にある」と危機感を募らせる。

 前回は無投票当選だったことから、8年ぶりの選挙戦で3選を目指す。鍵となるのは1年半前に新宮市長選への転戦で辞職した下川俊樹氏(67)=自民党=の票の取り込み。後援会幹部は「順調にはいっていると思うが、相手も無所属とはいえ自民の票を取り込むだろう。負けずに支援を拡大したい」と話す。

 27日、新宮市の市街地に事務所を開いた。県議会終了後から本格的に活動する。

浜口陣営

 2月初めに出馬を表明した無所属新顔の浜口太史氏(44)の後援会は13日、新宮市の市街地に事務所を開いた。浜口氏は「地域を元気づけたい。市民と行政とのつなぎ役になりたい」と決意を語った。

 元商工会議所職員で、いまは商工会議所青年部の副会長を務める。地元の三輪崎では青年会の会長を務めたこともある。「若者層を中心にすべての年代に支持されるようにしたい」と意気込む。

 昨年まで約10年間、自民党の二階俊博衆院議員の後援会「新風会」の青年部長を務めた。自民系だが、「色」を出さずに戦いたいという。

(おわり)





(2011年02月28日更新)

1331チバQ:2011/03/06(日) 14:43:06
>>1269
>>1318
>守山市(定数2)では1月の市長選で保守系市議が割れ、双方の市議が出馬を表明。県連は再三にわたり一本化を求めたが調整がつかず、週内に開く県連役員会で判断する。

http://mainichi.jp/area/shiga/news/20110306ddlk25010234000c.html
’11統一地方選:県議選 守山は保守分裂へ 自民が岩佐氏公認 /滋賀
 ◇藤木氏は無所属で
 4月の県議選守山市選挙区(定数2)で保守系の元市議2人が自民党県連に公認を求めていた問題で、県連は5日、岩佐弘明氏(56)を公認する方針を藤木猛氏(46)に伝えた。7日にも正式発表する。藤木氏は無所属で出馬の意向で、保守層の分裂は避けられない見通しとなった。

 県連の石田祐介幹事長と世古正選対委員長が直接伝えた。藤木氏は取材に「公認がなくても出るつもりだった。決定は受け止めるが納得はできない」として出馬の考えを改めて表明。石田幹事長は「2人を公認する選択肢もあったが、共倒れは避けなければならなかった」と話した。

 同選挙区は両氏と民主党、対話の会から計4人が立候補を予定している。同市では1月の市長選でも当選した宮本和宏氏を岩佐氏が、対立候補を藤木氏が支援するなど保守層が分裂した。【稲生陽】

1332チバQ:2011/03/06(日) 14:55:23
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0003847232.shtml
各党、熱帯びる前哨戦 前半戦投開票まで1カ月余 
 統一地方選前半戦の投開票(4月10日)まで1カ月余りとなった5日、神戸市内では複数の政党や団体が集会や街頭演説会などを開き、前哨戦が本格化した。小沢一郎元代表の処分をめぐる党内対立や、予算関連法案成立のめどが立たず、窮地に追い込まれる民主は「最も身近な選挙に勝利し、政権運営を安定させたい」とアピール。野党は、前原誠司外相の違法献金問題にも批判の矛先を向けるなど、激しい舌戦を繰り広げた。


 神戸・三宮の東遊園地ではこの日、民主党の支持母体、連合兵庫(森本洋平会長)が春闘勝利に向け、総決起集会を開催、労組関係者ら約2000人が集まった。

 兵庫県議選、神戸市議選(いずれも4月1日告示)に民主党公認、推薦で立候補を予定する20人も出席。あいさつに立った森本会長は「中央のごたごたぐらいで下を向いていては何もできない、何も変えられない」と士気を鼓舞した。

 同党兵庫県連代表の水岡俊一参院議員(兵庫選挙区)は「統一選の勝利が、厳しい国政状況を打開する突破口になる」と支持を訴えた。

 自民党兵庫県連は、神戸市中央区内で「県連大会に代わる総務会」を開いた。県連副会長の谷公一衆院議員=比例近畿=は「民主に勢いはないが、そのまま自民の追い風になるほど統一選は甘くない。地域をしっかりと回り、現職はもちろん、新人を含め、(候補者全員の)当選を目指す」と引き締めた。

 官房副長官時代の女性スキャンダルなどで、県連を一時除籍となった鴻池祥肇参院議員=兵庫選挙区=も、昨年8月の復帰以来、初めて県連の会合に出席し、「統一選後の5月末か6月には、衆院解散に持ち込みたい」と気勢を上げた。

 公明党はこの日午後、山口那津男代表が神戸を訪れ、県議選に民主が初めて候補者を擁立する兵庫区で街頭演説を行った。前原外相の政治献金問題にも触れ「菅首相の任命責任が問われる。自ら解決する力がない」と政権運営を厳しく批判。「こんな民主党に、兵庫県政や神戸市政を任せる訳にいかない」と訴えた。(藤原 学ぶ、木村信行、井関 徹)

1333チバQ:2011/03/06(日) 19:22:12
http://mainichi.jp/area/hyogo/news/20110301ddlk28010316000c.html
’11県議選:予想の構図/1 神戸地区 /兵庫
 任期満了に伴う県議選は、統一地方選前半の4月1日に告示、同10日に投票が行われる。毎日新聞の28日現在のまとめでは、定数89に対し127人が立候補を予定している。41選挙区のうち、国政の与野党の対立構図を描く選挙区(推薦を含む)は過半数の26に上っており、選挙結果次第で国政を揺るがしかねない可能性をはらんでいる。

 また今回から、定数が現行の92から89へと3減り、選挙区も44から41と変更された。具体的には、どちらも定数1の「西脇市」「多可郡」両選挙区を「西脇市・多可郡」(定数1)に統合。「飾磨郡」(同1)を「姫路市」(同8)に編入したが、定数8を維持した。定数2の「豊岡市」を1に減らし、どちらも定数1の「龍野市」と「揖保郡」を合区し「たつの市・揖保郡」(同2)とした。

 告示日まで1カ月と迫る中、予想される各選挙区の構図を紹介する。【統一選取材班】(敬称略、年齢は投票日現在、丸数字は当選回数)

 ◆東灘区(定数3)

 ◇6人で3議席を争奪
前田朋己 30 民新

高橋進吾 43 自現(1)

喜田結  40 共新

上原大輔 29 み新

加藤修  53 無現(3)

中村亮介 31 無新

 自民、無所属の2現職と民主、共産、みんな、民主推薦の4新人の計6人が3議席を争い、激戦は必至だ。

 民主は前回07年に2議席を獲得したが、現職の衆院選転出と離党でゼロに。新たに前田を公募で選び、推薦する中村と議席回復を図りたい意向だ。自民は前回、無所属で当選した高橋を公認。4年ぶりの議席獲得を目指す共産は喜田を擁立した。上原を公認したみんなは、昨年参院選で同区から1万5000票余りを集めた勢いをつなげたい構え。民主を離れた加藤は無所属での4選を目指す。

 ◆灘区(定数2)

 ◇民主現職に3新人挑む
石井健一郎 42 民現(2)

北浜みどり 50 自新

福田耕治  34 共新

井上力   61 新社新

 民主現職に自民、共産、新社会の3新人が挑む。6期で引退する自民現職・原亮介の票の行方が当落を左右しそうだ。

 民主公認の石井は、おじの石井一参院議員の支援者への浸透に加え、県政の実績をアピール。原の後継となる北浜は、前回07年は東灘区から公募候補で挑み、次点に泣いた。福祉の専門家の視点から支持を訴える。福田を擁立する共産は8年ぶりの議席を狙う。新社会の井上は、市議4期を務めた手腕をアピールする。

 ◆中央区(定数2)

 ◇03年の再現か 三つ巴の争い
小池啓納 61 民現(2)

原吉三  69 自現(5)

北岡浩  68 共元(1)

 民主、自民の現職と共産元職による三つ巴(どもえ)の構図。03年県議選と同じ顔ぶれによる争いとなりそうだ。元高校教諭の小池は、教育や福祉での実績を強調。地元のポートアイランドを中心に支持を訴え、3選に挑む。6選を目指す原は、県議長や党県議団幹事長を務めた手腕を掲げ、保守票固めに余念がない。03年衆院選に挑戦し、8年ぶりの議席奪還を目指す北岡は、福祉の重視を訴える。

 ◆兵庫区(定数2)

 ◇民主、初の擁立 自公現職に挑む
何里美  49 民新

立石幸雄 62 自現(7)

松田一成 58 公現(2)

井村弘子 64 共元(1)

 自民、公明の現職に民主新人と共産元職が挑む。初めて候補者を擁立した民主が、どこまで伸びるかが焦点となりそうだ。

 何(ほう)は民主の公募候補。得意の経済分野を政策の柱とし、主婦の目線をアピールする。立石は現職最多の8選に挑戦。各種団体の集会にも顔を出し、票の上積みを狙う。松田は連続トップ当選の流れを生かそうと、支持票固めに力を入れる。8年ぶりの返り咲きを目指す井村は、支持の浸透を図る。

1334チバQ:2011/03/06(日) 19:22:33
 ◆北区(定数3)

 ◇民・自現職に公・共新人争う
藤井訓博  62 民現(3)

梶谷忠修  73 自現(3)

芦田賀津美 53 公新

森浩司   39 共新

 民主、自民の現職と、公明、共産の新人による争い。現職が引退した公明が、議席を守れるかどうかが焦点だ。

 党県連幹事長を務める藤井は、出身の兵教組を中心に強固な支持基盤を誇る。2度のトップ当選を果たしている梶谷は、組織票の引き締めを進める。市議からの転身となる芦田は、5期務めた公明現職・羽田野求の2万票ともされる支持票をまとめられるかが鍵。07年市議選に挑戦した森は、今回は県議選へのくら替えとなる。

 ◆長田区(定数2)

 ◇公明現職引退、情勢は混沌
菅原優子 49 民新

加田裕之 40 自現(2)

越田浩矢 42 公新

木下清子 62 共新

 公明現職・渡部登志尋の引退で、情勢は混沌(こんとん)。自民現職と民主、公明、共産の3新人が早くも一進一退の攻防を繰り広げる。

 民主は8年ぶりの候補として菅原を公認。専門の障害者問題を政策の軸にする。唯一の現職となる加田は街頭演説を精力的にこなし、3選に挑む。渡部の後継となる越田は、支持基盤をどこまで固められるかがポイント。前回07年に続いて共産が擁立した木下は、格差是正などを訴える。

 ◆須磨区(定数3)

 ◇自・公現職引退、激しく競り合う
大塚崇弘  44 民現(1)

伊藤傑   44 自新

島山清史  40 公新

森田多希子 55 共元(1)

 民主現職と自民、公明の新人、共産元職が激しく競り合う構図。引退する自民、公明現職の支持票の行方が、結果を左右しそうだ。

 大塚は前回07年は公募候補でトップ当選を果たした。支持層を固める一方、浮動票の取り込みも図りたい。伊藤は引退する自民現職・葛西利延の後継。引き継いだ地盤を生かし、支持層固めを急ぐ。公明現職・松本義宏の後を継ぐ島山は基礎票固めに懸命。8年ぶりの返り咲きを目指す森田は支持拡大を図る。

 ◆垂水区(定数3)

 ◇前回と同じ顔ぶれで激戦
黒田一美  56 民現(3)

新原秀人  48 自現(1)

今井正子  58 共新

和田有一朗 46 無現(2)

 民主、自民、無所属の現職に共産新人が絡む構図。前回07年と同じ顔ぶれで、厳しい戦いとなりそうだ。

 黒田は支持労組や組織票固めを着実に進め、4選への動きを強める。前回は公募で選ばれた新原は、街頭演説などで知名度アップに懸命。前回に続いて今井を擁立した共産は、4年ぶりの議席奪還に向け支持層固めを急ぐ。前回トップ当選の和田は、駅前での街頭演説を積極的にこなし、票の上積みを狙う。

 ◆西区(定数3)

 ◇民主2議席確保が焦点
杉尾良文 59 民現(5)

石井秀武 44 民現(2)

谷口俊介 33 自新

松本勝雄 66 共新

石原修三 60 無元(4)

 民主が現職2人を擁立。自民、共産が新人を公認、たちあがれ日本も元職を推薦する方針で、民主が2議席を守れるかどうかが焦点となりそうだ。

 党県連幹事長も務めた杉尾は、民主現職では最多の6選に挑戦。石井は後援会活動を地道にこなし、浮動票の取り込みも図る。谷口は秘書を務めた故井上喜一衆院議員の組織票に期待。松本は8年ぶりの共産議席の奪還に向け、支持層固めを進める。09年衆院選に立候補した石原は、前回の自民公認から今回は無所属で挑む。

〔神戸版〕

1335チバQ:2011/03/06(日) 19:22:55
http://mainichi.jp/area/hyogo/news/20110302ddlk28010279000c.html
’11県議選:予想の構図/2 阪神地区 /兵庫
 ◆尼崎市(定数7)

 ◇7議席を8人で争う
徳安淳子 49 民現(1)

開原一晃 45 民新

黒川治  51 自現(2)

大谷勘介 32 自現(1)

下地光次 56 公現(1)

谷井勲  46 公現(1)

宮田静則 68 共元(3)

丸尾牧  46 無現(1)

 7議席を民主2、自民2、公明2、共産と無所属各1の8人が争う構図になりそう。

 民主の徳安は、長年秘書を務めていた国会議員とともに支持を訴える。新人の開原は連合の推薦を受け、労組票を固める。前回、黒川の1議席のみだった自民は、昨年11月の補選で大谷が当選。現職2人で票を掘り起こし、議席維持を目指す。

 公明の下地と谷井は共に1期目。トップと2位で当選した4年前と同様、手堅い選挙を展開しそう。共産は前回2人を擁立したが、票が割れて議席を失った。今回は宮田1人に絞り、議席の復活を狙う。

 丸尾は、情報公開と住民参加を訴える。社民は擁立を見送った。

 ◆西宮市(定数7)

 ◇議席拡大狙い、民主3人擁立
掛水須美枝  65 民現(5)

栗山雅史   36 民新

岩崎龍夫   47 民新

北川泰寿   41 自現(3)

田中章博   74 自現(3)

筒井信雄   45 自現(2)

野口裕    60 公現(5)

礒見恵子   54 共元(2)

大前春代   27 無現(1)

野々村竜太郎 44 無新

 議席拡大を図る民主と現状維持を狙う自民が各3人、公明、共産は各1人が出馬を予定。無所属2人を加えた激戦となりそう。

 民主の岩崎は、引退する現職の支持層を固める。掛水は教育問題などを訴え、栗山は無党派層への浸透を狙う。

 自民は前回と同じ顔ぶれ。北川は議員定数削減などを訴え、筒井は関西経済の立て直し、田中は雇用対策を掲げる。

 公明は、前回トップ当選の野口が強固な支持基盤で臨む。共産の礒見は、国民健康保険料引き下げなどを訴える。無所属は、補選で議席を獲得した大前が保守層を中心に浸透を図り、野々村は待機児童の解消などを主張する。

 ◆芦屋市(定数1)

 ◇新人1人が表明
幣原都 40 無新

 今のところ、立候補の動きは新人1人のみ。自民推薦の幣原は、市議2期の実績をもとに子育て、教育の分野を中心に政策を訴える。

 ◆伊丹市(定数3)

 ◇2人引退で混迷、1現職に3新人
山本千恵  39 民新

川井田清信 56 自新

合田博一  61 公現(3)

松崎克彦  56 無新

 自民、民主の現職2人が引退。現職1人と3新人が争う構図になっている。

 民主から出馬する山本は、知名度アップに懸命。自民公認の川井田は、前回トップ当選だった現職の地盤を引き継ぎたいところ。4年前、約1万7000票を獲得した合田は、支持層固めで議席維持を図る。松崎は、みんなの党推薦で浮動票の取り込みを狙う。

1336チバQ:2011/03/06(日) 19:23:13
 ◆宝塚市(定数3)

 ◇民・自・共の現職3人表明
池畑浩太朗 36 民現(1)

森脇保仁  58 自現(2)

練木恵子  48 共現(4)

 民主、自民、共産の現職3人が立候補を予定。無所属1人の出馬の動きがある。

 09年の補選で無投票で初当選した池畑は農業政策を訴える。前回トップと小差で2位当選した森脇は、伊丹空港存続などを主張し保守層にアピール。練木は、介護保険料の引き下げなどを訴え、支持基盤を引き締める。

 ◆川西市・川辺郡(定数3)

 ◇現職2人と1新人出馬へ
越田謙治郎 33 民新

加茂忍   59 自現(4)

篠木和良  64 無現(1)

 自民公認、公明推薦の現職2人と、民主公認の新人1人が立候補を表明している。

 川西市議を2期務めた越田は、引退する民主現職の支持層固めを図る。5期目を目指す加茂、再選を狙う篠木は、これまでの実績をもとに支持を訴える。

 ◆三田市(定数2)

 ◇現職2人に新人が挑む
芝野照久 59 民現(4)

中田英一 29 み新

野間洋志 66 無現(2)

 現職2人に新人が挑む構図。芝野は民主への風当たりが強い中、実績をアピールして組織固めを図る。中田は議員報酬引き下げなど議会改革を訴え、無党派層への浸透を狙う。自民の推薦を受ける野間は、こまめに支持者回りをこなし、保守層を引き締める。

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 敬称略、年齢は投票日現在、丸数字は当選回数

〔神戸版〕

1337チバQ:2011/03/06(日) 19:23:54
http://mainichi.jp/area/hyogo/news/20110303ddlk28010335000c.html
’11県議選:予想の構図/3 姫路・中播磨・西播磨地区 /兵庫
 ◆姫路市(定数8)

 ◇9人で8議席を争う
竹内英明  37 民現(1)

岩谷英雄  66 自現(7)

五島壮   67 自現(6)

北野実   51 自現(1)

水田裕一郎 46 自新

大野由紀雄 57 公現(4)

北条泰嗣  57 公現(2)

杉本ちさと 58 共現(2)

林晃司   39 み新

 飾磨郡との合区で定員は実質1減となり、9人で8議席を争う。民主は前回トップ当選の竹内が連合などの支持基盤をまとめている。自民は4人を擁立。ベテラン岩谷は遺族会などの支援を得ており、五島は県連幹事長の知名度を生かす。北野は姫路青年会議所で得た人脈を駆使し、現職である父親の後継水田は臨海部の地盤を引き継ぐ。出馬を見送る飾磨郡の自民現職は他候補の支援にまわる。公明は大野が北部、北条が南部と住み分け、市議らの協力を得ながら支持を固める。杉本は福祉政策の充実を訴えて票の上積みを目指し、県政運営の透明化を訴える林は辻立ちなどで知名度拡大を図る。

 ◆相生市(定数1)

 ◇三つどもえに
谷口隆司 60 無現(2)

盛耕三  58 無新

服部玲子 62 無新

 3選を目指す自民推薦の谷口に、市議からくら替えする民主推薦の盛と、病院副院長の服部が挑む三つどもえが予想される。谷口は実績をアピール、盛は市の活性化、服部は医療・福祉・介護の充実を訴えている。

 ◆たつの市・揖保郡(定数2)

 ◇無投票の公算
山口信行 68 無現(5)

栗原一  60 無現(3)

 今回から旧龍野市と旧揖保郡の2選挙区が合区され、定数2となった。今のところ旧龍野市の山口と旧揖保郡の栗原の他に動きはなく、無投票の公算が大きい。

1338チバQ:2011/03/06(日) 19:24:25
 ◆赤穂市・赤穂郡(定数1)

 ◇現新の争い
長岡壮寿  50 無現(2)

鉄山万里子 30 無新

 前回は無投票だったが、現職と新人の争いになりそう。長岡は自民の推薦を受け、2期8年の実績を訴えている。民主の推薦を受ける鉄山は女性の感性を生かして赤穂・上郡を元気にしたいと強調している。

 ◆宍粟市(定数1)

 ◇再選か雪辱か
高嶋利憲 58 無現(1)

春名哲夫 59 無新

 前回は現職と新人2人の三つどもえの戦いだったが、今回は再選を目指す高嶋と雪辱を期す春名との一騎打ちとなる見込み。ともに旧山崎町を地盤とし、激戦が予想される。前回、議席を失った長田執の票(7316票)の行方に注目が集まる。

 ◆佐用郡(定数1)

 ◇4選目指す現職
石堂則本 67 無現(3)

 前回は選挙戦になったが、4000票を上回る大差で石堂が3選を果たした。旧上月町議、旧上月町長も務め、知名度抜群の石堂のほかに立候補の動きはなく、無投票の公算が大きい。

 ◆神崎郡(定数1)

 ◇現新の一騎打ち
上野英一 57 無現(1)

宇崎寿幸 58 無新

 前回同様、現職と新人の一騎打ちとなる可能性が高い。上野は旧大河内町(現神河町)の元町長や県議1期4年の実績を強調。宇崎は元福崎町議や会社経営者としての経験をアピールする。

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 敬称略、年齢は投票日現在、丸数字は当選回数

〔神戸版〕

1339チバQ:2011/03/06(日) 19:25:07
http://mainichi.jp/area/hyogo/news/20110304ddlk28010301000c.html
’11県議選:予想の構図/4 東播磨・北播磨地区 /兵庫
 ◆加古川市(定数4)

 ◇民主に後継新人、他は同じ顔ぶれ
迎山志保 35 民新

釜谷研造 79 自現(5)

岸本一尚 50 公現(1)

星原幸代 68 共現(1)

井上英之 40 無元(2)

 民主の現職が引退し、迎山が後継で立つほかは前回と同じ顔ぶれ。迎山は衆院選のスタッフも経験し、労組の強い支援を得る。今任期中に議長も経験した釜谷は安定した支持基盤で6選を目指す。固い地盤を持つ岸本も支持拡大で再選を目指す。前回、待望の1議席を得た星原は死守に全力を挙げる。前回涙をのんだ井上は自民の推薦を受け雪辱を狙う。

 ◆加古郡(定数1)

 ◇現新の一騎打ち
永富正彦 73 無現(3)

吉岡敏子 66 無新

 現職と新人による稲美町出身同士の一騎打ちになりそう。民主推薦の永富は3期の実績を強調し、労組を中心に支持固めに注力。議長も務めた稲美町議から転身の吉岡は、自民の推薦を受け、知名度アップに余念がない。

 ◆高砂市(定数2)

 ◇民主が新人擁立
三戸政和 32 民新

山本敏信 65 自現(4)

西野将俊 43 無現(2)

 前回、無投票だったが民主が公募に応じた三戸を擁立し、8年ぶりの議席奪還を目指す。山本は議長も経験した実績を訴え支持基盤を固め、自民推薦の西野も若年層を中心に支持拡大を狙う。

 ◆小野市(定数1)

 ◇現職に2新人
河島信行 64 み新

藤原昭一 65 無現(4)

藤本勝利 47 無新

 元中学校長の河島は市議1期目。教え子らの支援を得て県議報酬3割カットなど、議会改革を掲げる。自民推薦の藤原は県政とのパイプ役としての実績と、警察署誘致などで果たす即戦力をアピール。

 民主推薦の藤本は歯科医で前回の県議選に続く再挑戦。人口減に歯止めをかける子育て支援策を主張する。

 ◆西脇市・多可郡(定数1)

 ◇合区で現職激戦
東野敏弘 56 無現(1)

内藤兵衛 52 無現(1)

 2選挙区が合区され、現職同士の激戦に。民主推薦の東野は西脇市選出で旧黒田庄町長。若者定住を訴え100カ所以上で小集会を開催。自民推薦の内藤は多可郡選出の元総合商社マン。西脇市の自民支持層などにも「政治は実現力」をアピールする。

 ◆加西市(定数1)

 ◇現新の争い
井上智章 44 民新

小田毅  69 無現(3)

 井上は市議1期目。基幹道路網整備、教育施策の拡充で人口流入を「実現する県政へ」の転換を訴える。自民推薦の小田は小集会で企業誘致の実績を訴え、観光振興などによる経済力強化を掲げる。

 ◆加東市(定数1)

 ◇民主、人選まだ
藤本百男 57 自現(1)

 藤本は教諭経験を生かした教育施策の実績を強調。基幹道路網や河川・農業基盤の充実も訴える。民主が無投票阻止へ向け新人候補の擁立に動いているが、人選が進んでいない。

 ◆三木市(定数1)

 ◇自民推薦現職に無所属新人挑む
仲田一彦 38 無現(1)

山田和広 31 無新

 自民推薦の現職に無所属新人が挑む。他に立候補の動きはなく、両者の一騎打ちとなる公算が大きい。

 故井上喜一衆院議員の秘書を務めた仲田は、再選に向け幅広い層の支持を狙う。1月に立候補を表明した山田は若さを強調し、知名度拡大を図りたい。

 ◆明石市(定数4)

 ◇前回無投票が一転、激戦に
岸口実   46 民現(2)

松本隆弘  48 自現(2)

伊藤勝正  44 公新

新町美千代 64 共現(3)

打田剛之  33 み新

榎本和夫  54 無新

 民主、自民、共産の現職に公明、みんな、自民推薦の新人が挑む。前回07年の無投票から一転、県内屈指の激戦区となった。

 民主は現職の岸口に候補者を絞り、着実な議席確保を狙う。自民は現職の松本に加え、市議から転身の榎本を推薦。市議とも連携しながら、保守層固めと支持の底上げを図る。公明は現職・橘泰三の後継に伊藤を擁立し、議席死守に懸命。打田は10年参院選で約2万票集めたみんな支持票をまとめられるか。新町は議席維持に向け、支持拡大を進める。

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 敬称略、年齢は投票日現在、丸数字は当選回数

〔神戸版〕

1340チバQ:2011/03/06(日) 19:26:32
http://mainichi.jp/area/hyogo/news/20110306ddlk28010172000c.html
’11県議選:予想の構図/5止 但馬・丹波・淡路地区 /兵庫
 ◆豊岡市(定数1)

 ◇1減も無投票か
 定数1減となったが、自民現職1人が引退を表明しており、自民推薦の日村の無投票の可能性が高い。

 ◆養父市(定数1)

 ◇連続無投票か
 前回に続いて自民推薦の藤田以外に立候補の動きはなく、無投票となりそうな情勢だ。

 ◆朝来市(定数1)

 ◇自民現職引退、元市議名乗り
 自民現職の引退表明と同時に元市議の安福が名乗りを挙げた。他に複数の新人に出馬を探る動きがある。

 ◆美方郡(定数1)

 ◇再選目指す現職
 前回選挙で民主推薦のベテランを破って初当選した自民推薦の上田以外に動きはない。

 ◆篠山市(定数1)

 ◇無投票の可能性
 自民推薦の小西以外に立候補の動きはなく、無投票となる可能性が高い。再選を目指す小西は支持者回りをこなし、支持の拡大を着実に進める。

 ◆丹波市(定数1)

 ◇自民現職4選か
石川憲幸 55 自現(3)

 4選を目指す自民現職の石川以外には立候補の動きは見えず、無投票になりそうだ。石川は県政報告会をこまめに開き、支持の拡大に余念がない。

 ◆洲本市(定数1)

 ◇12年ぶりに選挙戦へ
矢尾田勝 71 無現(3)

浜野隆  47 無新

浜田知昭 63 無新

 無所属の現職と新人2人が立候補の意思を示しており、12年ぶりの選挙戦となる可能性が高くなっている。

 03、07年と連続で無投票当選した矢尾田は副議長を務めた経験を強調し、4選に向け支持票固めに余念がない。10年の市長選にも立候補した浜野は、金のかからない選挙を訴える。浜田は元副市長の行政手腕をアピールし、広い人脈を生かした戦いを目指す。

 ◆淡路市(定数1)

 ◇無投票の公算大
 自民推薦の原以外に立候補の動きはなく無投票の公算が大きい。今回初めて自民の推薦を得た原は、県政報告会などを開き、支持層固めに余念がない。

 ◆南あわじ市(定数1)

 ◇16年ぶり選挙か
永田秀一 67 無現(5)

阿部守  39 無新

 6選を目指す自民推薦の現職に、無所属新人が挑む構図となりそう。選挙戦になれば、16年ぶりとなる。

 永田は自民党県連の政調会長を務めるなど、豊富な経歴が強み。支援者回りなど支持層固めを着実に進める。阿部はどこまで知名度を浸透できるかが鍵となりそう。=おわり

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 敬称略、年齢は投票日現在、()数字は当選回数

〔神戸版〕

1341チバQ:2011/03/08(火) 23:47:52
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0003851646.shtml
就任まで“空白の2カ月”もう4度目 県議選など 
 統一地方選の兵庫県議や神戸市議などの5選挙では「選挙は4月、任期は6月10日まで」の状態が続いている。阪神・淡路大震災直後の統一選(1995年)が特例法により延期され、その後、99年に選挙日程だけを統一地方選に合わせたため、この「2カ月の政治空白」が生じた。当選した新人議員は2カ月間は議員活動ができず、逆に引退や落選した現職は議員の身分のままこの期間を過ごす。投票率や選挙費用、議員年金などの問題が壁となり、手をつけられないまま今回で4度目となる。


 県議、神戸市議のほか、西宮や芦屋市議、芦屋市長の5選挙。

 今期で引退する議員は新任期スタートまで定例会や委員会の開催予定はなく、登庁もしなくていい“開店休業”状態となる。4月の地方選で当選した新人、元職の当選者は「議員バッジなし」が2カ月続き、「有権者の判断がすぐに反映されない」との指摘が上がる。

 首長や議員の任期は、地方自治法で4年と定められている。投票日と任期満了のずれを解消するには、国が新たな特例法をつくるか、首長や全議員が辞職あるいは自主解散するしかない。

 しかし、任期を統一選の日程に合わせる法改正に国は消極的だ。議員側も、引退、あるいは落選した議員が辞職すると、6月1日の在職を基準とするボーナス(期末手当)がもらえなくなるほか、3期目の議員の場合、在職日数が11年10カ月となって「12年以上」で受給資格が得られる「議員年金」に支障が出る。このため本格的な議論に踏み込めないままだ。

 県選管も「99年に日程を統一選に戻したが、その方が県民の関心が高く、投票率アップにつながる。経費の面でも、6月実施より効率的」と説明。今のところ、特例法による「2カ月の政治空白」が解消される兆しは見当たらない。(藤原 学)


 【早急に改善を 地方選挙に詳しい岡田章宏・神戸大教授(政治学)の話】 住民の代表である議員の最も大事な仕事は首長や行政当局の機能チェックだ。最大で2カ月も議会が「機能停止」となる事態は早急に改善すべきだ。平成の大合併により統一地方選の選挙数が減り、議員年金も廃止の方針が打ち出されるなど状況は変化している。空白解消に向けた議論を進めてほしい。

(2011/03/08 08:45)

1342チバQ:2011/03/09(水) 22:39:17
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0003853858.shtml
「筋違いで違和感」知事発言を三木市長批判 
 兵庫県の井戸敏三知事が、各地の首長による地域政党設立の動きについて「主張を通すための環境づくりとして、配下議員を増やすような動きはいかがなものか」などと発言したことに対し、三木市の薮本吉秀市長は8日、「配下ではなく、政策を議論する同志。知事の発言は筋違いで違和感がある」などと批判し、地域政党をめぐる議論が活発化した。

 薮本市長は先月下旬、自らが代表となり、4月24日投開票の同市議選(定数18)に立候補する8人とともに、地域政党「三木新党8人のサムライ」を立ち上げた。

 薮本市長は8日、「議会を行政のチェックだけの集団から政策集団に変えていこうとしている。8人全員が通っても過半数は取れず、政策を押し通そうとするものではない」と反論。「価値ある活動か否か、責任ある公人ならば活動を見てから発言すべきだ」とのコメントを発表した。

 井戸知事は7日の定例会見で、橋下徹大阪府知事らによる首長新党の動きについて、「(首長が)議会に自分の仲間を増やしていくことを行うのは、消極的であってほしい」などと述べていた。

(斉藤正志)

(2011/03/09 08:00

1343チバQ:2011/03/13(日) 13:37:50
>>577-580とか
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/osaka/news/20110313-OYT8T00040.htm
「防災拠点」疑問の声

府咲洲庁舎地震被害
 東日本巨大地震で、大阪・南港の府咲洲(さきしま)庁舎(旧WTC、55階建て)は、丸1日以上にわたって一部エレベーターが停止するなどの被害を受けた。地域政党「大阪維新の会」を率いる橋下知事は、咲洲への本庁舎全面移転を府議選の争点に掲げる構えだが、防災拠点としての機能性に疑問符が付いた形で、論議を呼びそうだ。

 府内の揺れは最大で震度3だったが、西日本一の高さ(256メートル)を誇る咲洲庁舎では、「ゆっくりした長い揺れが10分近く続いた」(府職員)という。超高層ビルに深刻な被害をもたらすとされる「長周期地震動」の影響とみられ、発生時に展望台にいたという男子大学生(22)は「長い横揺れに立っていられなかった。手すりにずっとつかまっていた」と話す。

 設備面のトラブルも相次ぎ、エレベーター全26基が緊急停止。うち4基に男性5人が閉じこめられ、全員救助まで5時間近くもかかった。エレベーターを支えるワイヤロープが絡まる被害も出るなど、発生から丸1日が過ぎた12日夜の時点でも8基が復旧していないという。

 また、咲洲庁舎に近い天保山では60センチの津波が到達しており、近い将来の発生が予想される東南海・南海地震では、周辺がさらに高い津波に見舞われる可能性がある。埋め立て地にみられる液状化現象によって道路の通行ができなくなる恐れもあり、河田恵昭・関西大教授(防災・減災論)は「防災上、長所より欠点がはるかに多く、庁舎移転はやめるべきだ」などと指摘していた。

 今回の地震について、橋下知事は11日夜、報道陣に「咲洲庁舎自体に問題はなかったが、揺れへの対応をしっかりしないといけない」と述べ、同庁舎の耐震性を強化する考えを示した。ただ、府議会からは「緊急事態に対応する拠点の役割を担えないのではないか」(民主党府議)との声が出ている。

給水車など派遣 大阪市

 東日本巨大地震から一夜明けた12日、大阪市水道局職員13人が給水車2台など車両計6台で仙台市と茨城県に向かった。水道水入りのペットボトル2万本を仙台市に届けるほか、給水や復旧活動にあたる。建設局からは3人を下水道の復旧作業のため派遣。交通局は土木職員1人を仙台市営地下鉄の被害状況調査のため派遣した。

政令市連携し支援 災害対策本部

 大阪市はこの日、災害対策本部(本部長・平松邦夫市長)を開き、京都、神戸、堺の3政令市と連携して被災地の復旧支援に当たる方針を確認した。

やっと着いた

 関西空港のロビーでは、羽田発の便の遅れで12日午前0時過ぎ、大阪市方面に向かう臨時バスを待つ乗客であふれた。



航空機の遅れの影響で臨時バスを待つ利用客ら(12日午前0時過ぎ、関西空港で)  梅田行きバスを待っていた同市福島区の会社員男性(47)は、出張先の東京都品川区のビル内で被災。激しい揺れで棚が倒れ、近くの女性が負傷したという。男性は「3時間かけて羽田空港まで歩いた。大阪までたどり着いたが、もうくたくた」と疲れた表情で語った。

 JR新大阪駅も早朝から混雑。昼過ぎに東京駅から到着した就職活動中の金沢工業大3年田中辰弥さん(21)(金沢市)は、栃木県小山市の企業説明会に参加している最中に地震に見舞われたといい、「ガタガタと音がしたかと思うと激しい横揺れが続き、机の下にもぐった」と振り返った。

 説明会は中止となり、JR小山駅に向かうと新幹線も電車もストップ。日帰りのはずが近くの体育館で一夜を明かし、たまたま見かけた埼玉行きのチャーターバスに飛び乗った。「遠回りしたけれど、家までもう少し。友人に車で送ってもらいます」と話した。

(2011年3月13日 読売新聞)

1344チバQ:2011/03/13(日) 14:07:19
http://mainichi.jp/area/nara/news/20110308ddlk29010610000c.html
変わる地方自治:’11統一地方選/1 政策立案・監視機能 /奈良
 ◇「出来レース」の質問作成 行政チェック“不全”
 「あの人の質問は難しくてよう分からん」。昨年2月、定例県議会の開会を控え、ある県職員は保守系ベテラン議員の答弁書作成に頭を抱えていた。質問の狙いを確認するために向かったのは、この議員ではなく、県幹部のところだった。議員に代わって質問を作成していたのだ。

 県議会では、保守系の一部ベテラン議員が質問する場合、県職員が作成する慣習が続いている。職員は事前に議員から尋ねたいテーマを聞き取り、意向に沿った質問を作る。原稿を議員に届け、要望があれば肉付けする。こうして質問内容が練られていく。

 「出来レース」とも言える慣習には双方にメリットがあるという。議員は質問を作る手間が省け、県から新しい施策の情報を引き出せる。県側も「伝えたい施策を議会で発信できる」(幹部)。ある施策の変更を巡り、追及してきた野党の共産党議員から質問される前に、保守系議員に質問を依頼したこともあった。

 自然と県に都合のいい質問になり、厳しい追及を避けられる。長年続いてきた持ちつ持たれつの関係だが、ある県幹部は「議会のあり方に厳しい目が向けられる今、県の質問作成もやめるべきではないか」と漏らす。

    ◇

 08年の6月定例県議会で、議員提案の「県行政に関する基本的な計画等を議会の議決すべき事件として定める条例」が可決された。行政運営の基礎となる5年以上の基本計画を議決の対象とする内容だ。

 中心となったのは当選2回の井岡正徳議員(自民党)。基本計画は議決対象ではないため、議員には参考資料として配布されるだけで、踏み込んだ議論はなかった。井岡議員は「中長期的に取り組む大きな課題に、議会として意思を示すことができる」と説明する。

 この条例制定後、計画案への対応は変わった。9月議会で議決する場合、6月議会で審議し、必要なら修正する。ある県幹部は「緊張関係が生まれた」と評価する。これまでに議決されたのは「県土砂災害対策基本方針」「県長期水需給計画」など7件。ただ、修正はまだ1件もない。

 その後、がん対策推進条例や「議会の憲法」と言われる議会基本条例などが議員提案で制定された。「知事の事務執行を監視する」「政策立案と政策提言を行う」。議会基本条例にある条項だ。今はまだ一部の議員に限られているが、使いこなす能力が問われている。

    ◇

 4月の統一地方選を前に、議会に対する有権者の視線が厳しさを増している。変わりつつある議会の現状を、毎日新聞が県議会・市町村議会を対象に実施したアンケート調査結果とともに報告する。

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 ■視点

 地方議員は、首長の行政執行に対する監視機能や、住民福祉の向上につながる政策条例を制定する権限などを持ち、地方自治法に定められている。しかし、実態は十分機能しているとは言い難い。

 県議会では職員が質問を作成するような慣習がいまだに続いており、議論は低調だ。政策については「我々はプロだが、相手(議員)はアマチュア」(県幹部)と、蓄積や力量の差が大きい。議員提案の政策条例の動きもまだわずかだ。

 しかし、こうした地方議員を選んできたのは私たち有権者だ。4月の統一地方選では、1票を投じる基準として、自分で質問を作成しているか、政策条例に取り組んだかなどを検証することから始めたい。【阿部亮介】

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 ◇メモ
 07年4月以降、県議会・市町村議会で可決された議員提案の政策条例は10件。このうち県議会が3件で、他は奈良市や橿原市など7市町村。大和郡山市は09年に路上喫煙防止条例を制定している。

 首長提案の議案を否決・修正をしたケースは計142件。市長と議会が対立している自治体に多く、五條市62件▽生駒市26件▽奈良市11件。一方、県議会や大和高田市、宇陀市、御所市など20市町村はゼロだった。

1345チバQ:2011/03/13(日) 14:07:56
http://mainichi.jp/area/nara/news/20110309ddlk29010500000c.html
変わる地方自治:’11統一地方選/2 議員定数・報酬 /奈良
 ◇市民が削減直接請求 広がる議会不信
 「定数削減が改革でなければ、何を議会改革と言うのか」「議会の第一の機能は行政監視。削減で監視の目が減るのは行政側の思うつぼだ」「議会活動は『議員数×能力×やる気×時間』で計れる。やる気を20%高めればカバーできる」

 昨年12月21日、生駒市議会(定数24)の定例議会最終日。市民の直接請求による議員定数6減、報酬30%減の条例改正案の審議で、2議員が定数4減、報酬15%減の修正動議を出した。慣例を破り事前通告なしの「ガチンコ対決」となった質疑は、議員が激しく火花を散らした。

 結局、直接請求案、2議員の修正案はともに否決され、4月の市議選は現行定数のままで実施される見込みになった。報酬は市長提案の12%減を微修正して可決した。

    ◇

 地方議会に定数と報酬削減を迫る声が高まっている。この4年間で、県内12市中8市が定数を削減した。残る4市のうち、生駒、大和郡山両市で昨年、市民が定数・報酬削減を直接請求する動きが相次いだ。

 生駒市の市民団体が、公式な会議時間数だけで計算した市議の時給は約7万円。議員が公式の場以外で議論したり、活動していても市民からは見えない。「そもそも報酬に見合う仕事をしていない」という議会不信が広がった。

 さらに自治体の財政悪化を背景に、市民に痛みを伴う行政改革が進む。「議会も痛みを分かち合い、身を切るべきだ」と訴える活動に多くの市民が共感し、直接請求を求める署名はいずれも必要数を上回った。

    ◇

 一方、定数・報酬減には「少数意見を排除し、民主主義のパイプを細くする。年金生活者など特定の人しか議員になれなくなる」と懸念する声も多い。報酬12%減を提言した生駒市特別職報酬等審議会答申(昨年11月)は、地方分権の流れを踏まえ、「ボランティアだけでできる職務ではなく、専門的にフルタイムで活動することが今まで以上に求められる」「サラリーマンが退職して議員活動に専念できる程度の所得保障と活動費用確保も必要」と指摘した。

 定数・報酬減が進んだ県内のある町のベテラン議長は「以前は極端とも言える少数意見をはじめ多様な声があり、『そういう考え方もあるのか』と勉強になった。今はそれがなくなり、活気が失われた」と嘆く。望ましい定数・報酬に向けて議会と住民、双方の模索は続く。

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 ■視点

 「民意の反映に代議員数は多いほど理想」。2月の大和郡山市臨時議会で、定数4減などを直接請求した「市政を正す会」の中村健代表は議会でこう述べた。請求と矛盾するとの指摘もあったが、「多いのが理想」と考える人でさえ、「こんな議員なら減らした方が良い」と思わせたと、より深刻に受け止めるべきだろう。

 有能な人材確保に高い報酬が必要なのは、自明の理だと思う。「住民のためにきちんと働いてくれるなら、報酬はむしろ上げてもいい」と考える人は決して少なくない。

 「改革を怠り、既得権の上にあぐらかいているだけ」。立候補者には、そんな市民の思いに真摯(しんし)に向き合いつつ、報酬・定数に関する考えを、議会の役割や改革と関連付けて訴えてほしい。【熊谷仁志】

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 ◇メモ
 県議会や市町村議会の議員定数は、07年4月時点で631だったが、4月の統一地方選では573に減る。奈良市議会は08年12月議会で、46から39に削減。五條市議会は合併で18から21に増えたが、財政状況などを考慮して09年11月に15まで減らした。

 報酬も減少傾向が続く。議員1人当たりの月額報酬は最高が県議の78万円。市議は33万〜65万円で、町村議は20〜30万円。最少は御杖村議の14万7000円。報酬とは別に期末手当が支給される自治体もある。

1346チバQ:2011/03/13(日) 14:08:34
http://mainichi.jp/area/nara/news/20110310ddlk29010589000c.html
変わる地方自治:’11統一地方選/3 口利き /奈良
 ◇低い改革意識 条例改正、公表制度も
 「この業者に発注できないか」。昨冬、職務中のある県職員を、保守系県議が尋ねて来た。県発注工事を懇意にしている業者に契約させるのが狙いだった。職員はやんわりと断った。以前より件数は減ったものの、ある県議は「口利きや不当介入はまだある」と言う。

 議員の口利きは、公共工事の発注に限らない。生活保護の認定や職員人事、保育所の入所など多岐にわたる。

 大和高田市では、昨年4月〜今年1月に受けた生活保護の相談約315件のうち、約1割が議員の紹介による案件だった。職員が議員控室に呼ばれ、その場で生活保護の申請者を紹介されることもあり、職員は「議員が同席すれば、言葉はなくてもプレッシャーと受け止めてしまう」と話す。

 奈良市でも、職員の人事異動に関する口利きが横行。昨年度だけで41件あったことが明らかになっている。

    ◇

 議員の口利きが市に負の遺産をもたらし、後世代に負担が及ぶケースが今年1月、奈良市で表面化した。市土地開発公社が過去に、市議の口利きで不当に高額な価格で土地を購入。長年利用されないまま塩漬けになり、含み損は約188億円に上る。

 奈良市中ノ川造成事業用地(15・97ヘクタール)は、取得交渉に市議が介入し、約58億円で購入。金利負担などを含めた簿価は約83億円(09年度)に膨らんだが、実勢価格は1%にも満たない7400万円(08年度末)だ。

    ◇

 「口利きは議員の仕事」。ある市議はこう断言し、問題だという認識はない。生活保護の申請を口利きした大和高田市のある議員も「支持者から頼まれれば当たり前」と開き直る。依頼者の希望通りになれば、選挙での支援につながる。

 口利きを防ぐ手だてはないのか。大和高田市議会は昨年12月、政治倫理条例を改正し、口利きを禁止した。しかし罰則はなく、口利きは依然として続いている。

 生駒市では、元議長らによる汚職事件を受けて07年11月から、職員に対し議員の口利きなどがあった場合、内容を記録して公表する制度を始めた。市監査委員事務局は「以前に比べ、口利き行為はほぼなくなった」と評価する。

 奈良市もすべての口利きを記録、公開する制度の創設を検討している。公開が一定の歯止めになることは期待できる。ただ、肝心の議員の意識改革はまだこれからだ。【阿部亮介、山本和良】

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 ■視点

 口利きがなくならないのは、それが議員と依頼者の双方に利益をもたらすからだ。依頼者は目的を遂げ、議員は選挙や政治活動での見返りが期待できる。困窮状態にある人が、口利きによって行政の支援を得られるケースもある。

 しかし、議員は一部の住民の利益だけではなく、全体の福祉を向上させるのが本来の役割だ。口利きは本来あるべき行政をゆがめることにつながり、正当な行為とは言い難い。

 生駒市や奈良市は、市長主導で実態を透明化し、歯止めをかけようとしている。これとは対照的に、議会の対応は鈍い。議会不要論や定数削減を求める動きの背景には、口利きに代表される議員の姿勢を厳しく問う声がある。議員が自覚しない限り、こうした声はやまないだろう。【阿部亮介】

1347チバQ:2011/03/13(日) 14:09:00
http://mainichi.jp/area/nara/news/20110311ddlk29010443000c.html
変わる地方自治:’11統一地方選/4 議会改革 /奈良
 ◇信頼回復に汗 活動公開、透明化の動きも
 「普段着の言葉で分かりやすく説明を」「議員活動が不十分。政策立案を積極的に」

 昨年11月、天理市議会が市内9カ所で開いた議会報告会。議会改革の取り組みを説明し、地域が抱える課題などに関する自由な意見を聞いた。市民200人以上が参加し、厳しい意見を寄せた。

 報告会の開催は2回目。きっかけは09年9月に県内で初めて施行された議会基本条例だ。「市民主権を基礎とする市民の代表機関であることを自覚し、市民参加型議会の推進により、開かれた議会を目指して活動する」とうたい、議会情報の積極公開、市民との情報共有、説明責任を十分に果たすこと、議会報告会開催などを明記した。

 佐々岡典雅議長は「『議会不要論』まで飛び出す中、住民の信頼を得るには、必死に汗をかかなければならない。条例を制定し、説明会を2回開いたぐらいで議会不信が消えるわけはない。説明会のあり方を工夫し、政策討論会も検討するなど、さらに知恵を絞りたい」と話す。

 生駒市議会も昨年、議員報酬・削減問題を巡って意見交換会を開催し、市民との直接対話に初めて取り組んだ。天理、生駒両市、平群町では、議案に対する議員の賛否を議会報で掲載し始めた。本会議をインターネット中継する議会も増えている。

    ◇

 自治体が地方議員に支給する政務調査費。使途があいまいで「第二の議員報酬」とも呼ばれてきた。各地で不適正使用が問題視される中、香芝市議会は昨年9月、関係条例を改正し、県内で初めて使途基準を厳正に定めた。

 同市議会では、04年度から1人月5万円が支給されている。07、08年度支給分のうち、543万円(11人)について市監査委員が「使途が不適切」と指摘し、議員が返還した。趣味の書籍を議会活動の資料として購入したケースもあった。

 基準では、2親等以内者から借りた住居の事務所費やコピー機のリース料、所属政党機関誌購読費の計上は認めない▽パソコン、カメラなどの物品購入は任期中1回限り半額計上が適正−−など細かく規定。違反した場合、議員名や違反内容が公表される。領収書も添付が義務づけられ、請求があれば公開する。

    ◇

 「議会・議員の姿が見えない」「改革を怠っている」。そんな住民の批判に応え、議会活動の公開や透明化の取り組みが少しずつ始まっている。改革の動きは広がるのか。議会側の姿勢が注視されている。【熊谷仁志、山本和良】

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 ◇メモ
 議会基本条例を制定しているのは、県▽天理市▽平群町▽十津川村の4議会だけで、生駒市議会は3月中に骨子案を作成する方針。残る35市町村議会には制定の動きはない。

 議案に対する議員の賛否を公表しているのは、生駒市▽天理市▽平群町の3議会。橿原市議会は、記名投票の場合に限り公表している。有権者との意見交換や説明の場などを設けているのは、天理市▽安堵町▽十津川村の3議会に過ぎず、議会側の情報発信に対する意識は乏しい。

 政務調査費は、大和郡山、葛城の両市を含む24市町村議会が支給なし。月額支給額の多い順では、県議会30万円▽奈良市議会8万円▽天理・香芝市議会5万円。広陵、三宅、田原本、川西、東吉野の5町村議会は1〜2万円となっている。

1348チバQ:2011/03/13(日) 14:09:31
http://mainichi.jp/area/nara/news/20110312ddlk29010208000c.html
変わる地方自治:’11統一地方選/5止 首長と議会 /奈良
 ◇−−緊張保ち、是々非々で対応 「本来あるべき姿」
 「次の選挙で引きずり下ろしてしてやろうと、議会が抵抗、嫌がらせをしてきた」

 生駒市の山下真市長は2月25日の副市長公募説明会で、06年2月の就任当初を率直に振り返った。

 議員24人中18人が推した現職を大差で破って初当選。直後に編成した06年度一般会計当初予算案は、市の歴史で初めて否決された。07年4月の市議選で近い議員が増えたが、同年9月に副市長選任案、09年12月に新病院設立議案が否決された。

 10年1月の市長選で再選され、同年9月に懸案の新病院設立議案がようやく可決された。議長を除く22人中賛成は12人だった。

 緊張関係を保ちながら是々非々で対応し、議会側の議案修正も受け入れる。山下市長は現在の関係を「本来のあるべき姿」とする。一方で、市長の支持母体の政治団体は4月の市議選に現職2人と新人3人を擁立。ある新人は市長と手を組む写真を名刺に刷り、二人三脚ぶりをアピールする。

 市政の基盤安定を狙う動きに、市長と距離を置く議員は神経をとがらせる。12月の本会議では「議会に必要がないのは、市長のイエスマンとなる議員だ」とけん制した。

    ◇

 大和郡山市では逆に、市長と議会の蜜月ぶりを象徴する出来事があった。認定こども園の昨年4月開園と園児募集の記事が、関連議案が可決される前に市の広報紙(昨年2月15日号と3月1日号)に載ったのだ。反発した議員が「法律違反」と指摘し、懲罰を受ける事態となった。

 市は「準備行為で違法ではない」とするが、「議会承認で正式決定」の断りがない記事に、市民団体は「議会や民主主義の軽視。議会全体が市に抗議し、責任を問うべきだ」と議会に申し入れた。

 認定こども園は前年の12月議会後に急浮上した。臨時議会を開いて承認を受けた後、市民に周知する方法もあった。しかし、市は議会に根回しで済ませて記事を掲載し、「事後承諾」の形を取った。ある関係者は「『議会と行政のなれあい』と指摘されれば、そうかもしれない。議会との関係がいいから、市民にとって良いことを素早くできる」と話す。

 10年度から3年間で一般会計の黒字化を目指す大和高田市。市長と議会は財政健全化最優先で一致しており、良好な関係を維持している。生駒の病院問題のような市民を二分する大きな課題がないのも一因になっている。【熊谷仁志、山本和良】(おわり)

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 ■視点

 大阪府や名古屋市で、「変革」を掲げる首長が、議会を「抵抗勢力」として対決姿勢を強めている。首長と議会の対立は、首長提案議案が成立しないなど、行政の停滞要因になる。このため、首長派の議員を増やそうとする動きが広がっている。

 しかし、首長の意のままになる議会はチェック機能の低下を招く危うさを持つ。首長の独走を許さないため、行政監視を最重要な役割とする議員は、選挙という最も重い市民の負託を受けて「二元代表制」の一翼を担う。

 「権力は腐敗する」という言葉がある。議会は、絶大な権力を持つ首長とどう向き合うべきなのか。「地域主権」が叫ばれる今こそ問われている。【熊谷仁志】

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 ◇メモ
 首長提案の議案は原案通り可決されることが多く、07年4月以降、県議会や大和高田市など20市町村議会で否決・修正はゼロだった。

 一方、首長と議会が対立関係にある自治体では否決・修正されるケースが目立つ。07年4月以降142件あり、五條市62件▽生駒市26件▽奈良市11件▽下市町6件▽橿原市5件。このうち一般会計や特別会計の予算案の修正・否決は少なくとも15件ある。このほか、奈良市議会は基本構想案や基本計画案、大和郡山市議会ではし尿処理料金や下水道料金の関連議案が否決された。

1349チバQ:2011/03/17(木) 19:26:25
http://www.nnn.co.jp/dainichi/news/110317/20110317025.html
被災地以外は統一選実施 橋下氏、心境複雑
2011年3月17日
 東日本大震災の被災地を中心に4月の統一地方選を延期する特例法案が閣議決定され、被災地以外は予定通り選挙実施の見通しについて、橋下徹大阪府知事は16日、「今、選挙でマイクを取って名前を連呼している場合じゃないでしょ」と疑問を投げ掛けた。ただ代表を務める大阪維新の会候補者の負担感を念頭に選挙実施への反対の姿勢は示さず、揺れる心境を吐露した。


 大災害が発生後の選挙実施をめぐっては候補者の間にも戸惑いが生じ、大阪府議選に出馬する国政政党の現職府議は「何もしないわけにはいかない。選挙カーで回って『よろしく』と訴えなければいけないが、あまり触れると有権者は『どうなってんねん』となる」と対応に苦慮している。

 橋下知事は同日の定例会見で「福島原子力発電所の世界的にも危機といわれる事象を抱えながら一部地域だけ選挙延期はあまりにも実態からかけ離れている」と政府方針を指摘したが、維新の会候補の選挙準備を念頭に「延ばされるとずっと(選挙費用の)お金を出し続け、どこかで(出馬を)あきらめなければいけない」とも。

 選挙実施の方向性を踏まえて維新の会のタウンミーティングや街頭演説を続ける意向を示し、「やりにくい状況だが、やるしかない」と複雑な表情を浮かべた。


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