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近畿 地方議会・首長,政治・選挙スレ

1251チバQ:2011/01/23(日) 20:41:20
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shiga/feature/ohtu1295534892103_02/news/20110121-OYT8T01073.htm
市政の課題 2011守山市長選
<下>健康増進で住みよさ向上を
医療・介護費 財政負担に


笑顔がはじける「おしゃべりサロン」。お年寄りの健康づくりにも役立っている(守山市民交流センターで) 守山市民交流センターの一室で、お年寄り約20人の会話が弾む。「みんな、一生懸命やなあ」「そりゃ、痩せそうだもの」――。

 同センター主催の「おしゃべりサロン」で、お年寄りたちは麺棒を使ったダイエット法に挑戦した。約2時間のサロンは冗談も飛び出すなど、終始、和やかな雰囲気だった。

 「初対面同士が、終わる頃には仲良くなっている。参加すれば元気になれる」と、石田克爾(かつじ)さん(69)(水保町)は笑顔になった。

 サロンは昨年3月から始まり、開催はこれまで22回を数える。同センター所長の中出弘一郎さん(72)は「こんな集いが、多くの自治会やボランティアグループなどで開かれるようになってほしい」と話す。

      ◇

 経済誌の昨年の「住みよさランキング」で、守山市は全国787市中、10位だった。〈1〉病院や介護福祉施設の数〈2〉出生数〈3〉商業施設面積〈4〉地方税収入――など14の指標(人口比)で算出され、市は2009年の35位から躍進、過去最高だった。

 だが、高齢化率が約17%と県内では下から4番目に低いのと対照的に、介護保険のサービス利用率は08年度が84・9%と、2番目に高かった。介護保険の月額基準保険料は県内最高の4400円で、国民健康保険税率も2年連続でアップしている。

 市は、県立成人病センターを始め、市内に病院や福祉施設が多いことが背景にある、とみている。開業医数は54、デイサービスセンターは23と、いずれも人口比で県内上位だ。「施設が多いと利用者も増える。供給が需要を生んでいるようだ」と、市関係者は複雑な表情を見せる。

 医療や介護にかかる扶助費支出は、00年度の20億円から08年度には35億円まで増え、今後も高齢化に伴って増加すると予測される。

      ◇

 市は11年度から、市民自らが「健康づくり」に取り組み、医療・介護費減につなげる「すこやかまちづくり行動プラン」を実施。健康管理のほか、ボランティア活動や自治会活動などに取り組むと、公共施設や商店で使えるポイントがたまる「マイレージ」制度も盛り込んだ。

 市民自身の〈やる気〉を引き出す狙いで、市幹部は「健康になれば、市民の人生はより豊かになり、市の医療・介護費負担減にもつながる」と強調する。

 プラン導入に先駆け、サロンを発案して実行に移した中出さんは「技術や知識を持つ多くの高齢者をいかに活動に引っ張り出せるかが、健康な市民を増やしていくカギになる」と話す。

 数字の上だけでなく、一人ひとりが実感できる「住みやすさ日本一」にすることが、多くの守山市民の願いでもある。

(この連載は山下陽太郎が担当しました)

(2011年1月22日 読売新聞)


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