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【捲土重来選挙】200X次期衆院選スレ
6601
:
千葉9区
:2008/11/22(土) 01:08:51
作ろうと思ってたら作ってくれました。
東京・大阪・岩国哲人以外は小選挙区勝利は厳しい面々ですね
69 :無党派さん:2008/11/20(木) 22:25:38 ID:GsRlRjb/
第45回衆院選民主党公認・推薦予定候補者一覧
http://www.eda-jp.com/dpj/s45/b/index.html
のうち
●未公認(カッコ内は与党候補)
【栃木5】富岡 (茂木) 【千葉12】中後 (浜田) 【神奈川1】岩國 (松本)
【神奈川2】三村 (菅) 【神奈川11】横粂 (小泉) 【神奈川15】勝又 (河野)
【東京10】江端 (小池) 【東京13】平山 (鴨下) 【東京16】初鹿 (島村)
【東京17】早川 (平沢) 【石川2】田中美 (森) 【岐阜2】橋本 (棚橋)
【岐阜4】今井 (金子) 【静岡7】斉木 (片山) 【京都5】小原 (谷垣)
【大阪3】中島 (公明田端) 【大阪4】吉田治 (中山) 【奈良4】大西 (田野瀬)
【島根1】小室 (細田) 【広島1】菅川 (岸田) 【山口1】高邑 (高村)
【山口3】三浦 (河村) 【山口4】戸倉 (安倍) 【高知2】楠本 (中谷)
【福岡8】山本 (麻生) 【宮崎2】道休 (江藤) 【鹿児島5】網屋 (森山)
6602
:
名無しさん
:2008/11/22(土) 01:37:09
68 :無党派さん:2008/11/20(木) 22:06:30 ID:mX6nU+mV
第45回衆院選民主党公認・推薦予定候補者一覧
http://www.eda-jp.com/dpj/s45/b/index.html
に載っていない候補情報
公認234名(現職109、元職42、新人83)、内定27名 推薦22名=283名
残り17名
●有 力
【宮城6】社民菅野 【群馬5】社民土屋 【神奈8】無所属江田(推薦はなし)
【神奈4】長島一由 【新潟5】無所田中 【富山2】社民藤井
【広島6】国民亀井 【沖縄2】社民照屋
●小沢預かり
【岩手4】小沢国替えか?
【東京12】小沢一郎or日本田中 など刺客擁立?
【兵庫8】小沢「決まっているが今は言わない。衝撃的に発表したい」白石尼崎市長?社民市来出馬
●調整中
【栃木3】蓮実進公認は難しいとの認識(無所属出馬も)
【群馬4】赤松:擁立せず、鳩山:中島政希 (1〜3区の労組支援に影響も?)
【埼玉11】平沼G小泉龍司支援で見送り?連合は小泉支援決定
【千葉5】村越公認内定取り消し 小泉県議と出馬争い
【富山3】国民綿貫比例単独へ:公認候補擁立へ
●見送り
【岡山3】見送り(平沼赳夫との連携期待)
6603
:
片言丸
:2008/11/22(土) 06:19:53
国民新党の比例復活狙いだったのか
木下厚氏が「立候補断念」
2008年11月22日 長野
http://mytown.asahi.com/nagano/news.php?k_id=21000000811220003
次期総選挙に長野4区から国民新党公認で立候補を予定していた政治評論家で元職の木下厚氏(64)は21日、諏訪市のホテルで会見し、「勝てない選挙で、これ以上支援者に迷惑をかけられない」と立候補断念を表明した。
木下氏は断念の理由として、(1)民主党と一本化が出来なかった(2)国民新党が、綿貫民輔代表の比例区からの立候補を決め、(比例区での)自らの当選の可能性がなくなった、と判断したという。木下氏は「総選挙の日程が延びて資金的にもままならない。国民新党への不信が大きく、今後は政治活動はしない」と語った。(遊座武)
6604
:
名無しさん
:2008/11/22(土) 11:08:27
神奈川1区とか長野4区とか民主党がまともな候補立てれば勝てると思うのですが
国民新党との調整に手間取っているせいか、擁立作業があまりに遅すぎませんかね。
しかもようやく結論が出た岩国氏にしろ矢崎氏にしろ、現職自民候補に勝てるタマかと
言われれば疑問符がつくような気がします。
民主党はこの二選挙区に対する執念をあまり感じませんね。
6605
:
元山口者
:2008/11/22(土) 17:32:23
岩國はそんなに悪いタマじゃないし、松本純もものすごくいいタマじゃない
選挙時の松本純の立場にもよるだろうが、やる気がないってことはないでしょう
若干「苦し紛れの人選」というイメージは(個人的に)ありますが
あと、江田けんじは何らかの確約を取った方がいいと思うんですがねえ
難しいんでしょうけど
6606
:
名無しさん
:2008/11/22(土) 17:38:56
イチローまんじゅうが国会で販売されるそうだよ、ホント。
6607
:
名無しさん
:2008/11/22(土) 19:22:02
>>6605
まぁ岡山3区(+埼玉11区)の非擁立に比べたら理解できますけどね。
首班指名で平沼は麻生に入れたのに対し、
江田憲司は小沢に入れているわけですし。
6608
:
名無しさん
:2008/11/23(日) 00:48:34
アソウの後誰だろうか・・・
マチムラ、ヨサノ、ナカガワショウイチ・・・あり得るかも、暫定で。
コイケ・・・ダークホース 派閥の領袖で推すやついるかな?でも総選挙になったら女性票逃しそうだし・・・
次回でてもコイズミの応援ないだろうし・・・
イチローに対抗でタニガキなんかどうかな、これが一番まともかも。
でも・・・もう一回総裁選やったらもっと国民から総スカンくうだろうな、政局より政策と言ってたくせに
なんて。まあ常識の線で予算成立後かなぃ。
ハトヤマなんてのも・・・
6609
:
名無しさん
:2008/11/23(日) 02:13:09
>>6601
神奈川は1区も2区も似たようなものでしょう。
6610
:
名無しさん
:2008/11/23(日) 02:15:24
>>6602
群馬・富山はともかく、宮城6区の不戦敗はもったいない。
6611
:
名無しさん
:2008/11/23(日) 06:03:14
宮城6と東京25はもったいないけれど仕方がないんでしょうね。
6612
:
官兵衛
:2008/11/23(日) 09:29:36
もう、書き込まれていたら申し訳ありませんが、自民が、広島三区での、コスタリカ方式を継続との事です。と言う事は、次期総選挙は増原義剛になりますが、この事は、橋本博明氏にとって吉報になるのでしょうか?それにしても自民は、コスタリカ方式を継続すると言ったり、廃止すると言ったり、はっきりしないですねぇ・・・・・。
6613
:
アヴィス
:2008/11/23(日) 13:15:45
社民の福島みずほ党首が札幌市で記者団にはっきりと「(北海道2区での候補者とりさげは)
一ミリも考えてません!」と明言。理由として、与野党逆転は大事なことだが、社民党の議席が
増えなければ政治は変わらない、という一点。そこまで言うのであれば、福島さん。
選挙合意したところはすべて議席獲得に全力を挙げ、それが叶わなかった場合には党首辞任の決意で
選挙に臨んで頂きたい。現場の候補者は死に物狂いで活動しているのに、党首は選挙の責任取って
来たかという不満は党員の中に鬱積しているのではないですか?選挙の度に議席は減って(票の上でも
昨年の参院選で減ったのではないですか?)、その総括は極めて内向き的なもの。それに関して横光さん
(離党され、現在民主党)や、阿部とも子さんからかなり批判の声が上がったかと思います。
阿部さんについては党首の衆院鞍替え論をぶち上げたこともあった。
6614
:
名無しさん
:2008/11/23(日) 17:03:58
今日の日曜討論に小沢さんが出てました。
解散について、国会運営上、どう追い込むかのような質問をされて、
>そういうテクニカルな問題じゃない
>年末にかけて経済がもっとひどいことになって、
>国民が本当に怒って選挙になる
的なことを言ってました。
でも、「国民の怒り」では、解散総選挙には直結しない、
ということを私たちは知っています
小沢さんは、どういうつもりなんでしょうか。
また、民主党は、どういうことになっているのでしょうか。
6615
:
元山口者
:2008/11/23(日) 18:06:02
すくなくとも、民主党が何らかの行動でもって衆議院を解散させることは
事実上不可能というのは分かりますね?
6616
:
名無しさん
:2008/11/24(月) 00:57:31
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20081123ddm003010126000c.html
まだ公明は考えてるのかな?
早期解散を求めてきた公明党は、なお1月の衆院解散をにらんで準備を進め
ており、解散時期をめぐって与党内の歩調が乱れる可能性がある。公明党幹
部は政権立て直しに向けて「(国会対策の経験が長い)大島理森国対委員長
みたいな人が官邸に入らないといけない」と指摘。衆院解散の選択肢が狭ま
るなか、与党内には首相の人事カードにも介入する空気が芽生えつつある。
6617
:
名無しさん
:2008/11/24(月) 03:04:59
麻生さんにはもう下野しかない 早く解散して政局安定を
http://www.news.janjan.jp/government/0811/0811222046/1.php
6618
:
豊島区民
:2008/11/24(月) 10:14:07
民主党江端たか子さん
応援します!!
衆議院選挙に向かって.
レッゴ−!!
6619
:
名無しさん
:2008/11/24(月) 10:47:50
「速やかな政策実現を求める有志議員の会」24名
*塩崎恭久・元官房長官 (古賀派) (4期)
*茂木敏充・前行政改革相 (津島派) (5期)
*渡辺喜美・元行革相 (無派閥) (4期)
*水野賢一衆院議員 (無派閥) (4期)
*上川陽子衆院議員 (宏池会) (3期)
*平井卓也衆院議員 (古賀派) (3期)
*小野寺五典衆院議員 (古賀派) (3期)
*後藤茂之衆院議員 (無派閥) (3期)
*新藤義孝衆院議員 (津島派) (3期)
*加藤勝信衆院議員 (津島派) (2期)
*菅原一秀衆院議員 (無派閥) (2期)
*寺田稔衆院議員 (古賀派) (2期)
*西村明宏衆院議員 (町村派) (2期)
*西村康稔衆院議員 (町村派) (2期)
*萩生田光一衆院議員 (町村派) (2期)
*山際大志郎衆院議員 (山崎派) (2期)
*赤沢亮正衆院議員 (無派閥) (1期)
*大塚高司衆院議員 (津島派) (1期)
*福岡資麿衆院議員 (津島派) (1期)
*山内康一衆院議員 (無派閥) (1期)
*世耕弘成参院議員 (町村派) (3期)
*田村耕太郎参院議員 (津島派) (2期)
*古川俊治参院議員 (町村派) (1期)
*丸川珠代参院議員 (町村派) (1期)
ちなみに関連でこんな記事見つけました。
http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp3-20081121-431961.html
2次補正予算案の今国会提出要求
自民党の茂木敏充前行政改革担当相、塩崎恭久元官房長官、渡辺喜美元行革担当相らが21日、河村建夫官房長官を国会内に訪ね、今国会に08年度第2次補正予算案と関連法案を提出するよう申し入れた。
麻生太郎首相は来年1月の通常国会への提出を決めている。申し入れを「反麻生」の動きとする見方もある。
河村氏は茂木氏らに「趣旨は分かった。首相に伝える。しかし民主党が関連法案の採決に応じる担保が取れない。廃案になってしまう」と説明した。
茂木氏らは20日夜に都内で会合し、申し入れを決めた。申し入れ書は「速やかな政策実現を求める有志議員の会」としており、衆参計24議員が名を連ねた。20日の会合に出席した石原伸晃幹事長代理は外れた。(共同)
[2008年11月21日14時17分]
6620
:
とは
:2008/11/24(月) 17:02:39
只今春日部。森岡と武山のポスターが並んで貼ってある家が目についてワロタ。
6621
:
名無しさん
:2008/11/24(月) 21:18:06
◎当確○優勢▲劣勢×苦戦*参議院
○塩崎恭久・元官房長官 (古賀派) (4期)
◎茂木敏充・前行政改革相 (津島派) (5期)
◎渡辺喜美・元行革相 (無派閥) (4期)
○水野賢一衆院議員 (無派閥) (4期)
▲上川陽子衆院議員 (宏池会) (3期)
▲平井卓也衆院議員 (古賀派) (3期)
◎小野寺五典衆院議員 (古賀派) (3期)
▲後藤茂之衆院議員 (無派閥) (3期)
×新藤義孝衆院議員 (津島派) (3期)
▲加藤勝信衆院議員 (津島派) (2期)
▲菅原一秀衆院議員 (無派閥) (2期)
▲寺田稔衆院議員 (古賀派) (2期)
▲西村明宏衆院議員 (町村派) (2期)
◎西村康稔衆院議員 (町村派) (2期)
▲萩生田光一衆院議員 (町村派) (2期)
×山際大志郎衆院議員 (山崎派) (2期)
×赤沢亮正衆院議員 (無派閥) (1期)
×大塚高司衆院議員 (津島派) (1期)
▲福岡資麿衆院議員 (津島派) (1期)
×山内康一衆院議員 (無派閥) (1期)
*世耕弘成参院議員 (町村派) (3期)
*田村耕太郎参院議員 (津島派) (2期)
*古川俊治参院議員 (町村派) (1期)
*丸川珠代参院議員 (町村派) (1期)
6622
:
名無しさん
:2008/11/24(月) 21:18:26
増田寛也、北川正恭あたりの元知事コンビが出ることはないかな?
両人ともイチローとはこれまで接点あったし、都市部で空いてるとこあるし、
増田さんて、今出やすいのではぃ?
6623
:
とはずがたり
:2008/11/24(月) 22:30:42
>>6618
豊島区民さん初めましてヽ(´ー`)/
相手が兎に角強そうなんですけど俺も期待してますし頑張って欲しいところです。江端女史の活動量とかどうでしょうかね?
また現地の情報など有りましたらレポお願いします
6624
:
とはずがたり
:2008/11/24(月) 22:53:13
>>6616
全文転載しておきますね。
公明は自分らが悪者になるのを恐れてるので余り強くは出られないとは思いますね。
定額ばらまきの主犯格として徹底的にマスコミは悪者扱いするべきなのに扱いぬるいよーな気がするなぁ(´・ω・`)
読む政治:解散権封じられた首相 政策より政権維持(その1)
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20081123ddm001010069000c.html
発足からまだ2カ月だというのに、麻生太郎政権の地盤沈下が著しい。首相自身が不用意な発言を連発する中、政府・与党は08年度第2次補正予算案の提出時期をめぐって、守りの姿勢に入らざるを得なくなった。
与野党で合意済みの採決日程を一方的に覆す「約束破り」の小沢戦法にもかかわらず、追い込まれたのは麻生首相の側だった。
17日の自民・民主党首会談。民主党の小沢一郎代表が新テロ対策特別措置法改正案などを人質に取る形で2次補正を臨時国会に提出するよう迫った時、首相は「正直、提出したい気持ちはある」と、こだわりを口にした。
「政局より政策」を理由に11月衆院選を見送った首相の弱みを、小沢氏は突いていた。それでも首相が2次補正提出を確約しなかったため、民主党は翌日の参院審議を空転させ、臨時国会は延長不可避となった。
医師の「社会的常識」を疑ったり郵政株の「凍結」を口にしたりと、問題発言を繰り返した19日の午後6時38分、首相は東京・内幸町の帝国ホテルに入った。それから20日午前0時1分に私邸に戻るまでの5時間半近く、首相の動静は不明だった。
館内の客室でひそかに首相と面会していたのは、自民党の細田博之幹事長と大島理森国対委員長。2次補正の扱いがテーマだった。
臨時国会への提出に未練を残す首相に、細田、大島両氏は「小沢代表は信用できません。選挙にさえ持ち込めればいいのだから、何でもしてきますよ」と先送りを進言した。民主党に攻め込まれ、衆院解散含みの展開になることを細田氏らは恐れていた。
自民党幹部は「首相はこの場で腹を固めた」と証言する。2次補正提出の先送りを受け入れた首相は、同時に党執行部によって衆院の解散権を封じられた。
毎日新聞 2008年11月23日 東京朝刊
読む政治:解散権封じられた首相 政策より政権維持(その2止)
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20081123ddm003010126000c.html
◇財務省幹部「出せと言われれば出せる」
◇渡辺元行革相「解散も政策も先送りか」
◇伊吹元幹事長「民主に批判は行かない」
<1面からつづく>
08年度第2次補正予算案は、麻生太郎首相が10月30日の記者会見で「100年に1度の暴風雨」に対する「国民生活の安全保障」と大見えを切って発表した追加の経済対策を具体化させるものだ。
首相は就任直後の9月30日に早くも2次補正の必要性を明言。首相官邸を訪れた日本経団連の御手洗冨士夫会長に「(1次)補正はリーマン・ブラザーズやAIGの問題が起きる前に作った。次の手を考えたい」と述べたのがそれだ。解散戦略の見直しであると同時に、米国発の金融危機が日本の実体経済に深刻な影響を及ぼすとの認識に基づいていた。
10月9日には自民党の保利耕輔、公明党の山口那津男両政調会長を官邸に呼び、追加経済対策をまとめるよう指示。13日には、G7(先進7カ国財務相・中央銀行総裁会議)から帰国した中川昭一財務・金融担当相に金融機能強化法の復活などを指示した。これを受け、財務省は同月中旬には2次補正の編成作業に取り掛かっていた。
2次補正の臨時国会提出を見送る理由として、政府・与党は、法人税収の減額補正の確定が間に合わないことや予算書印刷に時間がかかることを挙げていた。しかし、財務省幹部は「2次補正を今国会中に出せと言われれば、出せる」と言う。
6625
:
とはずがたり
:2008/11/24(月) 22:53:35
>>6624-6625
■ ■
真の理由は国会対策と政局判断にある。
「(首相は)政局より政策だと解散もしなかったわけだ。ここにきて政策も先送りするのか。そんなバカなことはない」
21日午後、国会内で河村建夫官房長官に2次補正の提出要望書を手渡した渡辺喜美元行革担当相は記者団に息巻いた。申し入れには塩崎恭久元官房長官、茂木敏充前金融担当相らも同席。要望書は中堅・若手の国会議員24人の連名だった。
その直後、自民党の伊吹文明元幹事長は国会周辺の歩道で渡辺氏を見かけると、「あまり暴れちゃだめだぞ」と声をかけた。「予算関連法案は(成立に)60日かかるんですよ。臨時国会で成立せずに継続になって、通常国会で否決されたら一事不再議でもう出せなくなるんだから」
民主党の挑発に乗って2次補正を提出したら、結局は審議先延ばしにされて、予算執行の裏づけとなる関連法案が廃案になりかねないというのが、伊吹氏の見方だった。
「いや、その時は国民の批判は民主党に行きますよ」と反論する渡辺氏に、伊吹氏はこうたしなめた。「福田政権の時に小沢民主党は合意を何もかも破った。今、首相は漢字が読めないなんて言われている時に民主党に批判は行かないよ」
2次補正をめぐって、政策より政権維持という自民党の姿勢があらわになってきた。
◇小沢氏「2次補正が大義」
麻生・小沢会談に先立つ17日午前、民主党の小沢一郎代表は幹部4人を前に断言した。「2次補正の一点しかないよ、国民に信を問うには。2次補正が大義だ」。国会戦術をめぐって菅直人代表代行と輿石東参院議員会長が1時間近くにわたって戦わせた議論を引き取る形だった。
急転直下決まった小沢氏の方針は、麻生首相が訪米中、景気対策を理由に衆院解散を来春以降に先送りする意向を示唆した発言に端を発する。小沢氏は「景気対策がそんなに大事なら今出せばいい」と首相を非難。党幹部は「首相が今国会は楽勝で終われるかのような発言をしたので小沢さんのスイッチが入った」と話す。
2次補正に盛り込まれる政策の柱は、首相が年度内実施を目指す定額給付金と金融機能強化法改正案の公的資金枠(政府保証枠)の拡充。さらに、給付金の財源となる「埋蔵金」取り崩しのための特別会計法の改正か、財源確保法などの特例法案が予算関連法案として必要になる。通常国会に先送りしたとしても、09年度本予算を含めて3月末までに執行可能にするのは極めて困難とみられている。
麻生内閣の支持率が低迷するなか、中堅・若手の申し入れには次期衆院選に向けた強い危機感がある。首相に近い幹部ですら「このまま行ったら来年9月の任期満了まで行きかねない。おれは1月に2次補正を抱えて(争点に)選挙しないと、もう選挙のタイミングはないと思う」と不安を口にする。
早期解散を求めてきた公明党は、なお1月の衆院解散をにらんで準備を進めており、解散時期をめぐって与党内の歩調が乱れる可能性がある。公明党幹部は政権立て直しに向けて「(国会対策の経験が長い)大島理森国対委員長みたいな人が官邸に入らないといけない」と指摘。衆院解散の選択肢が狭まるなか、与党内には首相の人事カードにも介入する空気が芽生えつつある。
◇ ◇
中村篤志、中田卓二、田所柳子、白戸圭一、佐藤丈一が担当しました。
毎日新聞 2008年11月23日 東京朝刊
6626
:
千葉9区
:2008/11/24(月) 23:42:06
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/11/20081124t11021.htm
遠のく解散 恨み節 自民・秋葉氏
演説会場に中野氏のポスターを張って協力関係をアピールする秋葉氏=20日夜、仙台市若林区沖野
秋葉賢也自民党衆院議員(46)=2区=の処遇が宙に浮いている。党本部は次期衆院選で2区のコスタリカ方式解消を決めたが、調整途中で解散・総選挙が遠のいてしまった。当初予定通り比例代表東北ブロックの名簿上位に登載されるのか、それとも「進路変更」を余儀なくされるのか。秋葉氏の周辺は日増しにいら立ちを募らせている。(報道部・片桐大介)
20日夜、秋葉氏は仙台市若林区沖野でミニ集会を開いた。
「経済がさらに悪くなり、解散を先延ばししても与党への風当たりは強くなる。現状の議席を維持できなくても、早急に総選挙をやるべきではなかったか」
党本部に身柄を預けたまま、棚ざらしとなっている秋葉氏。総選挙を織り込んで総裁に推されながら「政局より政策」と解散時期をはぐらかす麻生太郎首相への恨みを吐露した。
秋葉氏に対して党本部は、次期衆院選の比例東北で「当確」圏内に名前を載せるための条件を突き付けた。それが、2区から立候補する中野正志氏(60)=比例東北=の当選圏への押し上げだ。
「中野氏をよろしく。口コミで広げてほしい。中野氏がうまくいかなければ私が比例上位に入れない」。秋葉氏は、集会に中野氏の秘書も招き、売り込む姿を必死にアピールした。
秋葉氏の秘書団や後援会幹部は解散風が強まった9月下旬以降、支持者に中野氏への支援を連呼。ポスター張りやビラ配りも率先して手伝うなど「中野シフト」を敷いてきた。
だが、解散風がぱたりとやんだ今も「他人」の選挙に全力投球することに陣営関係者からは「正直、精神的にも肉体的にもしんどい」と悲鳴が漏れ始めた。
党内でコスタリカ方式が正式に解消された選挙区は、群馬1区が例外的に現職の比例優遇を認められた以外は、福島1区、神奈川12区は引退、福島5区は国替えを余儀なくされた。
党県連幹部は「秋葉氏は、党人意識を持って中野氏支援に撤するしかない。党本部の勤務評定に耐えてほしい」とエールを送り、見守っている。
[コスタリカ方式] 政党内で衆院小選挙区への立候補者が競合した場合、候補者が選挙区と比例代表に交代で立候補する仕組み。自民党選対本部によると、前回衆院選(2005年)でコスタリカ方式を採用したのは全国8選挙区。このうち福島1、5、群馬1、神奈川12の4選挙区は決着。残る宮城2、岡山5、広島3、熊本2の4選挙区で調整が続いている。
2008年11月24日月曜日
6627
:
名無しさん
:2008/11/24(月) 23:51:04
>>6624
日本のマスコミが本気で公明党批判なんてできるわけがない
ある番組が名指し批判部分を音を消して放送したのにもかかわらず執拗な抗議で謝罪に追い込まれたぐらいだから
マスコミ内部の学会員増加工作も着々と進んで局長クラスでも学会員は当たり前になってる現状ではそもそも抗議を受けるようなことすらしないのがほとんどだろうが
6628
:
とはずがたり
:2008/11/25(火) 01:55:35
>>6554
など
俺も小ぶりとは思いましたが3次公認かと思ってました
>>6557
けど,2.1次公認(
>>6558
>>6565
>>6599
)と云うのが皆の判断ですね〜。
民主党も3次公認とは云って居らず2次公認の追加と云う表現なんですかね?
tex(文章組版用ソフト)のバージョンみたいにネピア数で今回のは2.7次公認,次が2.71次公認,その次が2.718次公認とeに近づけてきましょかw
残り
>>6601-6602
数みると3次公認というものがあるのかどうなのか微妙であるし。
民主党:11人追加公認 小沢代表「総選挙近しの覚悟」
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20081120k0000m010081000c.html
民主党は19日、次期衆院選の追加公認候補11人と公認内定者1人を発表した。小沢一郎代表は同日、横浜市での会見で、衆院解散時期について「国民との公約(である第2次補正予算案提出)も果たさずに年を越すとすれば『総選挙近し』の覚悟で臨む」と強調。次期衆院選に向けた「臨戦態勢」維持を明確にし、2次補正を巡る麻生太郎首相の対応次第では解散総選挙に追い込む構えをみせた。
会見で小沢氏は、この日自民党の大島理森国対委員長が「2次補正の今国会提出は難しい」と発言したこと触れて「そんないいかげんな結論を首相が導き出すとは考えていない」と批判。「国民との約束を守るのか、選挙を先送りするための口実だったのか、はっきりさせてもらいたい」と迫った。
小沢氏は、自らの岩手4区からの選挙区替えについて「全国ほとんど候補者が決まり、国替えする所も残っていない状況になってきた」と述べて消極的な姿勢を示した。ただ「選挙直前まで全国の状況を見て、自分自身の選挙は確定する」とも述べ、含みを残した。
今回の追加で民主党の正式公認は現職109、元職42、新人83の計234人。公認を待つ内定者は26人。【渡辺創】
民主党が19日発表した追加公認候補は次の通り。(敬称略)
<青森4>津島恭一<茨城2>石津政雄<栃木1>石森久嗣<長野4>矢崎公二<岐阜1>柴橋正直<愛知6>石田芳弘<京都1>平智之<大阪17>辻恵<和歌山3>玉置公良<鳥取1>奥田保明<熊本3>後藤英友
このほか、神奈川11区に新人で弁護士の横粂勝仁氏(27)を内定した。
6629
:
名無しさん
:2008/11/25(火) 05:41:43
>自民の現職7人全員は13日、県医連の上部団体である日医連から推薦を受けた。自民県連幹部は「県よりも上部の日医連が推してくれている。全国から見れば、茨城の医師会の方が特異な存在だ」と喜んでいた。
上が押していても現場・地元医師会が支持しているほうが大きいのに、この自民現職7人は、どうかしているのではないか。
http://mytown.asahi.com/ibaraki/news.php?k_id=08000000811200006
県医師会、首相に抗議 「常識欠落」発言
2008年11月21日
あまたの医師を「社会的常識がかなり欠落している」とした麻生首相の発言によって、県医師会(原中勝征会長)と自民党との間に、決定的な溝が生じた。次期衆院選で民主推薦を決めていた県医師会は20日、首相あてに痛烈な抗議文を送付。衆院解散の先送りで生じていた一服感を振り払い、民主への協力姿勢を強めた。一方、日本医師連盟のほうから推薦を取り付けていた自民には、再び焦燥感が漂い出した。(川上裕央)
首相発言を受けて、県医師会は20日早朝から動いた。「総理がそんなことを言うとは思えない」とコメントするにとどめた日本医師会の19日の対応を、原中会長は「生ぬるい」と指摘。「絶対に許せない」という会員医師の声にこたえ、県独自で抗議文を送付した。
抗議文には「地域医療を守ろうとして、地方は県、市町村そして医師会が住民の医療を守るために必死の努力をしている」と記し、首相のほうを「常識外」と手厳しく批判した。
後期高齢者医療制度に反対していた医師会の政治団体「県医師連盟」が9月に民主推薦を決めて以降、市郡の医師会単位で民主党との連携が進んだ。ある医師は立候補予定者のポスターを診療所の中にはったり、受付にパンフレットを置いたりした。候補者も名刺を数万枚刷り、県医連を通じて配っていた。
ただ、麻生首相が解散を見送ったことで、一時の熱が冷めつつあったのも事実。民主の勢いを止めたい自民党候補にとっては、地元の医師と歩み寄るチャンスになった。
自民現職の中には、開業医を後援会幹部に据えて医師との親密さをアピールするなど、医師会の切り崩しにかかる動きもあった。「医師会は一枚岩ではない。変わらずに支援してくれる医師もたくさんいる」(自民現職の事務所)。
さらに、自民の現職7人全員は13日、県医連の上部団体である日医連から推薦を受けた。自民県連幹部は「県よりも上部の日医連が推してくれている。全国から見れば、茨城の医師会の方が特異な存在だ」と喜んでいた。
その矢先の首相の放言。解散が遠のき、資金繰りが苦しくなっていた民主候補には、またとない「追い風」だ。
ある民主新顔の陣営は20日、医師会幹部の訪問を受けた。幹部は医師の連絡先が書かれた名簿を差し出し、「すべての医療機関を回って、応援してあげることに決めたから」。受け取った陣営スタッフは何度も頭を下げた。医師の支援があれば、医薬品や医療機器メーカー、介護福祉施設への集会に臨むことができるなど、「おまけがたくさんついてくる」(民主候補陣営)という。
県医連の会員数は1350人。患者や医療業界関係者などを含めると、集票力は「選挙区だけで1万票」と期待する民主陣営もある。
6630
:
名無しさん
:2008/11/25(火) 05:47:58
書き間違え、訂正。
上(日医)が押していても地元医師会が支持していることのほうが大きいのに、この自民党茨城県連幹部は、どうかしているのではないか。<喜んでいた。
>自民の現職7人全員は13日、県医連の上部団体である日医連から推薦を受けた。自民県連幹部は「県よりも上部の日医連が推してくれている。全国から見れば、茨城の医師会の方が特異な存在だ」と喜んでいた。
6631
:
名無しさん
:2008/11/25(火) 06:04:02
後期高齢者医療制度の撤廃を求める署名、遂に20万突破す!
2008年7月28日(月)
http://www.ibaraki.med.or.jp/?act=Topics&mode=Details&topics_no=137
6632
:
名無しさん
:2008/11/25(火) 17:42:41
久しぶりに情勢分析が出そうです。
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/tokyo/081125/tky0811251256005-n1.htm
【衆院選情勢】東京全区を分析 29日、週末連載スタート
2008.11.23 15:25
麻生太郎首相就任前後から吹き始めた「解散風」。選挙モード全開、各陣営とも走り始めましたが、政界は一寸先は闇、解散熱は一気にしぼんでしまいました。ただ、1年以内に行われることは間違いなく、特に激戦が予想される東京の各選挙区は、各陣営気の抜けない前哨戦が続いています。
MSN産経ニュース首都圏コーナーでは、11、12月にかけ、東京の衆院選挙区について1〜25区の全選挙区を分析する【衆院選情勢】を連載します。29日昼ごろ「1〜3区」、30日夕ごろ「4〜5区」を掲載。毎週土曜、日曜を中心に順次掲載していきます。
6633
:
名無しさん
:2008/11/25(火) 20:53:06
自民、衆院広島3区は増原氏=河井氏は比例、コスタリカ調整終了
自民党の古賀誠選対委員長は25日午後、党本部で広島県連の奥原信也幹事長と会い、次期衆院選広島3区に増原義剛氏=比例代表中国ブロック=を擁立することを決めた。前回衆院選で同選挙区から立候補し当選した河井克行氏は、比例上位で処遇される見通し。これにより、小選挙区と比例代表に交互に立候補する「コスタリカ方式」の廃止に向けた同党の調整はすべて終了した。
広島3区では当初、増原、河井両氏のどちらかが同6区に転出することも検討されたが、同区は国民新党の亀井静香代表代行の地盤で、調整が難航していた。
同方式を採用していたのは全国8選挙区。このうち、福島1、5区、神奈川12区の3選挙区は国替えや引退などにより次期衆院選での廃止を決定。宮城2区など5選挙区については「両候補の共闘関係が確立された」(選対幹部)ことなどを理由に、次回に限り「協力区」として同方式を存続させることにした。(了)
(2008/11/25-16:54)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2008112500703
コスタリカ方式:廃止は3選挙区、5区で事実上存続 自民
自民党は25日、次期衆院選広島3区に増原義剛氏(伊吹派)を擁立し、05年の前回選挙で同区から当選した河井克行氏(津島派)を比例代表中国ブロックで処遇することを決めた。これで、現職2人が小選挙区と比例代表に交互に立候補する「コスタリカ方式」を採用していた8選挙区の調整はすべて終了。同党はコスタリカの全廃を目指したが、結局、廃止は3選挙区にとどまり、5選挙区では「選挙協力区」として事実上存続させる。
選挙協力区は宮城2区、群馬1区、岡山5区、広島3区、熊本2区。比例代表に回る候補者は名簿上位で優遇する方向だが、その場合も、党の事前の情勢調査で小選挙区の議席獲得可能性が高いと判断されることを条件とする方針。小選挙区と比例代表の両候補の協力を促すためだ。
一方、現職の引退や選挙区替えによってコスタリカを解消できたのは、福島1区、同5区、神奈川12区だけだった。
菅義偉選対副委員長は「協力区でも根拠なしには比例代表で優遇しない。2人の候補者の協力で、小選挙区で1議席を確保できることが条件だ」と調整の成果を強調した。ただ、選挙運動が鈍るのを避けるために検討してきた比例優遇候補を1ブロック1人に制限する案が、今回の調整のあおりで、中国ブロックで河井氏と村田吉隆元防災担当相が比例代表に回り、実現は難しくなるという状況も生じている。
同党は増原氏を含め300小選挙区のうち290選挙区で候補者を内定。公明党が候補者を立てる8選挙区と合わせ、298選挙区で与党の立候補予定者が決まっている。自民党は残る富山3区と広島6区にも候補者を擁立する方針で、次期衆院選は全選挙区で与野党が対決する構図になりそうだ。【田所柳子】
毎日新聞 2008年11月25日 20時20分
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20081126k0000m010064000c.html
6634
:
千葉9区
:2008/11/25(火) 21:32:05
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20081126k0000m010040000c.html
農協法改正案:民主が参院に提出…金融法案巡り攻防
民主党は25日、金融機能強化法改正案に関連し、JAバンク(農協)の政治的中立性担保を目的とする農協法改正案を参院に提出した。金融法案を巡り、農協の上部組織である農林中央金庫(農中)の政治的中立性を盛り込む修正を求めてきたが、与党が難色を示し調整のめどがたっていない。農協法改正案は金融機能強化法改正案の修正なしに農中の政治的中立性を担保する代替策という位置付けで、今国会での参院可決を目指す。
農協法改正案は「組合は、これを特定の政党のために利用してはならない」との文言を現行法に追加する内容。法案提出後、平野達男参院議員は会見し、「農協の建物に特定の政党、政治家のポスターが張られている例がある。公共的な施設であり、けじめを付けるべきだ」と述べた。
民主党は衆院で、農中を資本注入対象に含めることに慎重姿勢を打ち出し、金融法案に「農中の政治的中立性」を盛りこむよう求めたが与党が拒否。参院でも「法案に盛り込むのは法律の性格上難しい」(直嶋正行政調会長)と判断した。民主党は「農中への資本注入には国会の事前議決が必要」との修正も求めているが、法案を巡る与野党修正協議のハードルは一つ下がったといえそうだ。【小山由宇】
毎日新聞 2008年11月25日 19時31分
6635
:
名無しさん
:2008/11/25(火) 23:12:39
公明に光明差さず? 早期解散戦略崩れ「こんなはずじゃ…」 (1/2ページ)
2008.11.25 22:36
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/081125/stt0811252238003-n1.htm
公明に光明差さず? 早期解散戦略崩れ「こんなはずじゃ…」 (2/2ページ)
2008.11.25 22:36
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/081125/stt0811252238003-n2.htm
6636
:
招き猫
:2008/11/26(水) 15:46:43
こんにちは。
>>6147
>>6173
>>6201
>>6258
で書き込ませていただいた者です。
今日から、「招き猫」と名乗らせていただきます。
よろしくお願いします。
みのもんたのテレビ番組に渡辺喜美が出て、
2次補正の関係でかなり反麻生的なことを言っていましたね。
あれで政党として保つのだから、自民党というのは奥が深い。
民主党だったら、一発で分裂でしょう。
あと、自公連立、というのは、政策的には野合なのですが、
意外に強いものがあるような気が。
知り合いの学会員の話によると、
自民党候補でも、自党候補と同じように、
(有力者だけでなくて)個人レベルまで引き合わせるのだそうです。
近所では、(小選挙区の候補者がいないにもかかわらず)
公明党の看板が昨今増えているような感じがいたします。
6637
:
名無しさん
:2008/11/26(水) 17:09:54
3区統一候補、月内めどに最終判断 社民、民主の出方見極め
2008年11月26日 06:59
次期衆院選富山3区の対応について、社民党県連(代表・又市征治参院議員)は二十五日、連合富山に対し、野党共闘による無所属統一候補擁立の可能性を今月中に判断した上で、独自候補擁立に向けた動きを再開する意向を伝えた。公認候補擁立の方針を崩さない民主党の出方を見極め、十二月上旬にも常任幹事会を開き、3区対応を決める。
社民党は当初、公認候補を立てる考えだったが、現職の国民新党代表の綿貫民輔衆院議員(81)=十三期、南砺市井波=が九月末に比例出馬を表明したことを受けた連合が民主、社民両党に統一候補擁立を要請し、方針を転換した。一方、民主党は十月末に公認候補擁立を表明、今月十九日に予定されていた社民、連合との三者会談の延期を申し入れ、協議は中断している。連合富山が仲介した民主、社民による3区の野党共闘は極めて難しい状況だ。
県庁で二十五日に記者会見した社民党県連の菅沢裕明幹事長は「十二月までずるずると待てない。状況がこのまま進展しなければ候補擁立作業を再開せざるを得ない。連合も民主党と接触するなど、努力してほしい」と強調した。
http://www.kitanippon.co.jp/contents/knpnews/20081126/17285.html
3区共闘、暗雲
独自候補擁立をめぐり
衆院選富山3区の民主、社民両党の共闘協議で、社民党県連は25日、民主党県連が独自候補擁立の方針を今月中に撤回しない限り、社民党県連も別の候補を立てることを決めた。これに対し、民主党県連幹部は撤回に応じない意向を示し、3区での共闘に暗雲が立ちこめている。
社民党の方針は、党県連の菅沢裕明幹事長が同日、共闘仲介役の連合富山幹部に伝えた。これを受け、菅沢氏は県庁内で記者会見し、民主党県連が今月の共闘協議を延期したことなどを批判。先月末の民主党県連常任幹事会で決まった独自候補擁立方針の撤回を求めたうえ、「12月に(社民党の独自候補選定作業を)再開する」と述べた。
これに対し、民主党県連の坂野裕一幹事長は「協議は継続中だ。(独自候補擁立の方針は)変えられない」と強調した。坂野幹事長によると、民主党県連は党公認候補に社民党の推薦を得たい意向で、今月の協議延期は、民主が候補者名を社民側に提案するのに時間が必要と判断したためとした。
両党の共闘協議は昨年秋に開始。3区を巡っては、独自候補擁立を求めた社民党県連と、国民新党の綿貫民輔代表支援を模索した民主党県連が対立したが、綿貫氏が9月に比例選転出を表明し、連合富山が再び仲介に乗り出していた。
(2008年11月26日 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/toyama/news/20081125-OYT8T00895.htm
6638
:
千葉9区
:2008/11/26(水) 22:15:28
このスレですかね。
こーゆー記事を見れば見るほど、なにかマグマのようなものを感じます。
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20081126-OYT1T00568.htm
定額給付金めぐり町村会…麻生氏にヤジ、鳩山氏に喝采
全国町村会が26日に東京都で開いた大会で、定額給付金交付への協力を求めた麻生首相が厳しいヤジを浴びた。
「実施にはすべての市町村の協力が不可欠だ」と呼びかけた首相に対し、一部の出席者が「丸投げをやめろ」などと声を上げた。所得制限に関する方針が二転三転した揚げ句、実施するかどうかを市町村の判断に委ねたことへの不満からだ。首相のあいさつ後には、「麻生内閣総理大臣万歳」を三唱したが、同調しない町村長も少なくなかった。
◇
逆に拍手喝采(かっさい)を受けたのは、民主党の鳩山幹事長だった。
大会に欠席した弟の鳩山邦夫総務相が所得制限のあり方などに異を唱えたことを踏まえ、「兄弟がますます仲良くなった。釈然としない、という思いを共有しているからだ」と語りかけた。さらに、「(定額給付金の)2兆円を市町村に10億円ずつ渡せば、はるかに効率的にお金が回る。今からでも遅くないので鳩山大臣にお伝え願えれば」と提案し、会場を沸かせた。
(2008年11月26日19時32分 読売新聞)
6639
:
千葉9区
:2008/11/26(水) 22:59:46
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20081124-OYT1T00423.htm
女性議員「サバイバル」秘策集、民主の有志が作成
民主党の女性議員有志が次期衆院選に向け、「女性候補者のためのサバイバルガイド」を作成した。
円より子副代表ら同党の女性参院議員22人で構成する「女性キャラバン」が、選挙で気をつけるべき点をメンバーに尋ね、回答を冊子にまとめたものだ。「涙を見せるとバカにされる。泣くときは1人でトイレに入って」「(服装は)ブランド品は禁止。女性がうらやましいと感じるものはノー」といった助言から、「総決起集会などの前日には子供が必ず病気になったり事故にあったりした。母親の関心を取り戻したいという子供の本能。家の掃除はしなくても、抱きしめる時間を作って」といった苦労話も。
☆
「女性が女性を助ける」ことだけに目を向けているわけではない。民主党の対立候補に女性が予定されている選挙区向けに、「女性候補者と戦うためのサバイバルガイド」も作る方針で、「女性有権者に、女性軽視と思われない」秘策を授けると、意気込んでいる。
(2008年11月24日19時05分 読売新聞)
6640
:
とはずがたり
:2008/11/26(水) 23:13:50
>>6636
おお,コテデビュウ有り難うございます。
今後とも御贔屓にm(_ _)m
葉梨は喜美との2連ポスターべたべた貼ってんのに,
>>6621
には同調してないんですねぇ。
葉梨がへたれなんか渡辺に相手にされてないのか。。
6641
:
官兵衛
:2008/11/27(木) 09:10:40
本日の週刊新潮に、太田和美氏の怪文書が出回っていると言う記事が出ていましたが、この怪文書には、千葉五区候補を目指している小泉文人氏の名が書かれていました。(因みに2ちゃんねるでは、頻繁に書かれていました)小泉氏は、候補選定から外すべきではないでしょうか?事の真偽は兎も角、大体、不倫だの、セクハラだので、週刊誌に取り上げられる事自体が、問題ではないでしょうか?しかも、小泉氏はプロフィールで、大学時代から県議選に初当選する迄が不明瞭なのも気掛かりですね。仮に、小泉氏が五区候補になれたとしても、薗浦が、小泉氏の経歴の空白部分を突いて来るのがオチでしょうしね。(その時に、小泉氏が毅然とした態度で反論出来るか不安ですね)
6642
:
名無しさん
:2008/11/27(木) 09:21:35
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1067007932/4536
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1067007932/4534
これが一国の宰相の言葉なのか。。。。。。。
6643
:
名無しさん
:2008/11/27(木) 10:50:47
衆院選かごしま 5区網屋氏公認を明言/民主・小沢氏来鹿
( 2008-11-27 付 )
http://373news.com/_senkyo/index.php?ym=200811&storyid=13938
民主党の小沢一郎代表は26日、霧島市で報道陣の質問に答え、同党が衆院鹿児島5区で公認を内定しながら決定発表が遅れている新人、網屋信介氏(51)について「必ず公認する」と明言した。
小沢代表は、次期衆院選対策として実施している全国行脚の一環で来鹿。同日午後、鹿児島市の打越明司氏(50)=2区=と、霧島市の皆吉稲生氏(58)=4区=の事務所を相次いで訪問した。
視察は事前に事務所側に知らせない“抜き打ち”で行われ、いずれも10分程度。打越氏は奄美滞在中、皆吉氏は加治木町で街頭活動中のため外出中だった。小沢代表は事務所スタッフから状況報告を受けた後、「選挙はそう遠くない時期にある。頑張ってほしい」と激励したという。
皆吉後援会の香川紀征委員長は「知名度をアップを目指し街頭活動を徹底している点などを報告した。小沢代表から具体的なアドバイスはなかったが、とにかく『油断のないように』と注意された」と話した。
6644
:
名無しさん
:2008/11/27(木) 17:25:51
麻生首相「何もしない人の分なぜ払う」
麻生太郎首相が20日の経済財政諮問会議で、「たらたら飲んで、食べて、何もしない人(患者)の分の金(医療費)を何で私が払うんだ」と発言していたことが26日に公開された議事要旨で分かった。
首相は全国知事会議で「医師は社会的常識がかなり欠落している人が多い」と発言し、陳謝したばかり。病気になるのは本人の不摂生のためとも受け止められる発言で、波紋が広がりそうだ。
20日の諮問会議では、社会保障制度と税財政の抜本改革などを議論した。首相は同窓会に出席した経験を引き合いに出し「(学生時代は元気だったが)よぼよぼしている、医者にやたらにかかっている者がいる」と指摘した。
その上で「今になるとこちら(麻生首相)の方がはるかに医療費がかかってない。それは毎朝歩いたり何かしているからだ。私の方が税金は払っている」と述べ、努力して健康を維持している人が払っている税金が、努力しないで病気になった人の医療費に回っているとの見方を示した。
さらに「努力して健康を保った人には何かしてくれるとか、そういうインセンティブ(動機づけ)がないといけない」と話した。
http://www.sponichi.co.jp/society/flash/KFullFlash20081126109.html
6645
:
名無しさん
:2008/11/27(木) 17:27:45
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20081126-OYT1T00882.htm?from=main3
読売新聞
6646
:
千葉9区
:2008/11/27(木) 22:41:26
>>6641
小泉が良い候補なのか、また、勝てるかどうかは別として・・・
>事の真偽は兎も角、大体、不倫だの、セクハラだので、週刊誌に取り上げられる事自体が、問題ではないでしょうか?
無茶苦茶じゃないですか?痴漢冤罪は疑われる男が悪い的な・・・
6647
:
官兵衛
:2008/11/27(木) 23:07:34
>>6646
どうも、週刊誌等に載る、この手の記事には神経質なものでして申し訳ありません。それにしても、千葉五区の民主党候補の行方は、一体どうなる事でしょうか?
6648
:
けん
:2008/11/27(木) 23:43:07
まだまだ公認問題が多いですねどうなっているんでしょうか?①神奈川1区の国民新党との調整はどうなっているんでしょうか?
②神奈川4区は誰になるのか?③宮城6区は独自候補?社民党推薦?
④群馬4区は見送り?
⑤東京12区は小沢氏の国替えでない場合は誰?⑥千葉5区は誰に決まるのか?等が決まってないですね。
いつ頃出揃うんでしょうかね?
6649
:
名無しさん
:2008/11/28(金) 00:51:15
社説:首相の「放言」 患者の気持ちを逆なでした
また、麻生太郎首相の放言が飛び出した。
今度は社会保障費の抑制を議論した20日の経済財政諮問会議で「たらたら飲んで、食べて、何もしない人の分の金(医療費)を何で私が払うんだ」などと発言したことが分かった。同諮問会議の少し前、全国都道府県知事会議で行った「医師は社会的な常識がない人が多い」との発言の撤回を求めた日本医師会に対し麻生首相は「言葉が不適切だった」と陳謝したばかりだった。日々闘病を続ける患者の気持ちを考えれば、このような放言は到底できないはずだ。
諮問会議では社会保障と税財政の一体改革が議論されていたが、議事要旨を読む限り、首相発言は議論を深める内容になっていない。「67、68歳になって同窓会に行くと、よぼよぼしている。今になると、こちらの方が医療費がかかっていない。毎朝歩いたり何かしているからだ。私の方が税金は払っている」などと述べ、その後で不養生の人の医療費を、自分がなぜ払う必要があるのか、という趣旨の発言をした。
麻生発言の問題点を二つ指摘したい。第一は先天的に病気を抱えている人や摂生していても病気になるケースもあるということだ。難病や重い病と闘っている患者の立場になって考えれば、不摂生によって病気になった人の医療費を「何で私が払うんだ」などという発言はできないはずだ。患者に気を配り、救済するために医療を充実させることが本来、政治が目指すものであるはずだ。
首相発言は、患者や体の弱い高齢者の気持ちを逆なでするものであり、あまりにも無責任と指摘せざるを得ない。これは漢字の読み間違えとは次元が異なる重要な問題であり、看過できない。あえて言えば、これは政治哲学や思想に深くかかわる問題でもある。
麻生首相は記者会見で「病の床にある方の気分を害したというなら、おわびしたい」と謝罪したものの、「趣旨は、(病気の)予防を全然考えていない今の(医療)制度はいかがなものかを言った」と釈明した。予防や健康管理の必要性を主張したいのなら、率直に国民に訴えるべきだった。
問題の2点目は、首相発言が医療保険制度の根幹を揺るがしかねないという点だ。日本は国民皆保険制度を取っている。国民がかけた保険料と税金で、手術や治療などに必要な費用を国民全体で支える共生の仕組みになっている。首相が主張するように、元気で健康な人が「なぜ自分が金を払うんだ」と言い出したら、皆保険制度は崩壊してしまう。
皆保険制度の仕組みを知りながら、なぜこんな不適切な発言をしたのか。患者だけでなく、多くの国民が理解に苦しんでいる。こうした放言が続けば、首相としての資質を問う声が強まることは避けられまい。
毎日新聞 2008年11月28日 0時03分
http://mainichi.jp/select/opinion/editorial/news/20081128k0000m070136000c.html
6650
:
名無しさん
:2008/11/28(金) 01:09:28
麻生首相の「何で私が払うんだ」発言を解説
麻生首相が20日の経済財政諮問会議で、健康管理を怠った高齢者の医療費をめぐって「何もしない人の分を何で私が払うんだ」などと発言し、27日に陳謝した。今回の“失言”は高齢者の医療費を負担したくないかのように取れる発言で、深刻な事態になっている。政治部・青山和弘記者が解説する。
首相周辺はこのところ、失言に対する危機感を持っており、インタビュー前にキーワードを整理したり、時にはメモを持たせたりしていた。漢字の読み間違いについても、ある首相周辺が「同じ間違いを5回指摘してようやく直った」と話すなど、事前に細かく指摘していたようだ。また、麻生首相自身も以前よりゆっくり言葉を選ぶようになっていたが、それでも失言が飛び出してしまった。今回のような会議の中の発言までは配慮が行き届かなかったとみられるが、首相周辺は「もう麻生節を封印するしかない」と話している。
自民党内からも首相の資質を問う声が上がっていて、自民党議員の「麻生離れ」の動きは加速している。しかし、麻生首相を代えて、また別の首相を選ぶというのも節操がなく、「どうしたらいいのかわからない」という声も聞こえる。麻生首相は八方ふさがりのまま、信頼をどんどん失なうという泥沼にはまりつつある。
[27日22時37分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn/20081127/20081127-00000073-nnn-pol.html
6651
:
元民主党員
:2008/11/28(金) 02:08:27
>>6648
神奈川4区では、浅尾直系議員が地下工作を連日行っているようです。
林、浅尾、長島でポスター戦争が勃発して街の美観を崩していますが、
当面は3すくみの状態が続くのではないでしょうか?
神奈川4区は、鎌倉、逗子での議会で民主が最大会派など民主優勢であり
民主分裂のリスクを冒すなら、あえて空白区で残し解散時点で判断する
という作戦がベターのように感じています。
6652
:
名無しさん
:2008/11/28(金) 06:42:19
平成20年第25回経済財政諮問会議議事要旨
http://www.keizai-shimon.go.jp/minutes/2008/1120/shimon-s.pdf
麻生首相「医療費」失言で陳謝も与党悲鳴
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2008/11/28/04.html
失言、迷走発言、言い間違いなど麻生太郎首相の“舌禍”に与党から「今、衆院解散を打たれたら、かなりの苦戦」(柴山昌彦衆院議員)と悲鳴が上がっている。首相は27日、「何もしない人の分の金(医療費)を何で私が払うんだ」との経済財政諮問会議での発言について「今、病の方の気分を害したならおわびします」と陳謝。「(病気の)予防をきちんとすべきだというのが趣旨だ。予防に力を入れると医療費全体が収まる」と釈明し「ただ、先天的な(病気の)人や追突事故をされた人もいるから」と述べた。
しかし「国民感覚とずれている」(自民党の中山泰秀衆院議員)と批判が続出。「陳謝で沈静化」という危機管理が奏功しなくなっているほど求心力が低下している状況が浮き彫りに。
自民党の山崎拓前副総裁は同日の派閥総会で、「沈黙は金だが、放言はメッキのたぐい。余分なことは言わないようにしてほしい」と医療費に関する失言などに苦言を呈した。公明党の太田昭宏代表も「言われている通りなら不適切な発言。首相のみならず、閣僚を含めて緊張感をもってやるべきだ」と記者団に述べ、政権そのものへの不満を表した。
[ 2008年11月28日 ]
6653
:
名無しさん
:2008/11/28(金) 06:47:08
http://www.keizai-shimon.go.jp/minutes/2008/1120/shimon-s.pdf
平成 20年第25回経済財政諮問会議議事要旨
1.開催日時:2008年 11月 20日(木) 18:00〜19:03
2.場所:官邸4階大会議室
(麻生議長) 67歳、68歳になって同窓会に行くと、よぼよぼしている、医者にやたらにかかっている者がいる。彼らは、学生時代はとても元気だったが、今になるとこちらの方がはるかに医療費がかかってない。それは毎朝歩いたり何かしているからである。私の方が税金は払っている。たらたら飲んで、食べて、何もしない人の分の金を何で私が払うんだ。だから、努力して健康を保った人には何かしてくれるとか、そういうインセンティブがないといけない。予防するとごそっと減る。 病院をやっているから言うわけではないが、よく院長が言うのは、「今日ここに来ている患者は 600人ぐらい座っていると思うが、この人たちはここに来るのにタクシーで来ている。あの人はどこどこに住んでいる」と。みんな知っているわけである。あの人は、ここまで歩いて来られるはずである。歩いてくれたら、2週間したら病院に来る必要はないというわけである。その話は、最初に医療に関して不思議に思ったことであった。 それからかれこれ 30年ぐらい経つが、同じ疑問が残ったままなので、何かまじめにやっている者は、その分だけ医療費が少なくて済んでいることは確かだが、何かやる気にさせる方法がないだろうかと思う。
6654
:
招き猫
:2008/11/28(金) 11:53:01
>>6640
レスありがとうございます。
私は、渡辺さんとも葉梨さんとも面識がありませんので、
よくわかりませんけれど、経歴から推測するに、
葉梨さんというのは、警察官僚出身ですから、
そう軽率なことはしないし、できないのでしょう。
あと、各選挙区の公認問題ですけれど、
一義的には、選挙で勝てるかどうか、なわけですが、
それが甲乙つけがたいと、
問題は、誰がどこで決めているのか、が問題になるのでしょうね。
民主党は、保守と革新と市民派が混在しているので、
どの論理で決まるか、予測が難しいところがあるかと思います。
6655
:
名無しさん
:2008/11/28(金) 22:41:52
新党大地、八代氏に出馬要請へ 衆院北海道ブロック比例で
http://www.47news.jp/CN/200811/CN2008112801000877.html
北海道の地域政党、新党大地の鈴木宗男代表は28日夜、札幌市での党会合で、次期衆院選北海道ブロックの比例代表に八代英太元郵政相を擁立したいとの考えを明らかにした。会合に出席していた八代氏は記者団に「うれしく思っている」と述べ、前向きに検討する姿勢を示した。
鈴木氏は「いま日本人にとって大事な心構えを教えてくれる人だ。一気呵成に(出馬を求めて)いく」と述べた。大地は北海道ブロックで複数の候補擁立を目指しているが、鈴木氏以外の候補は決まっていない。
八代氏は自民党所属だった2005年、郵政民営化関連法案に反対し離党、衆院選で落選した。
2008/11/28 22:16 【共同通信】
6656
:
名無しさん
:2008/11/28(金) 23:31:28
(福岡2区の異変)山崎前福岡市長、山崎拓氏の選対顧問格に
[政治]
2008年11月28日 08:00 更新
対する民主は・・・?
遠のくばかりの解散・総選挙だが、福岡2区で意外な人物の動きが話題になっている。山崎広太郎前福岡市長が、自民党の大物、山崎拓元副総裁の選対顧問格になったという。
両者は、山崎前市長が衆院議員時代(新進党)、山・山戦争といわれた激しい選挙戦を展開したことでも知られている。加えて、山崎前市長の06年の市長選敗北の一因は、拓氏の動きの鈍さだったとの批判も出ていた。政界から引退したとされていた山崎前市長が、生臭い現場に登場する理由は何か、もっぱらそのことに注目があつまっているのだ。
山崎前市長の選対顧問格就任が、次の総選挙でどの程度の効果をもたらすかは未知数だが、両雄の握手に戸惑いの声も聞かれる。「山崎前市長は、次期市長候補に誰かを推薦したいのではないか。そのために拓氏に力を貸しておこうということではないか」との観測も出ている。吉田宏現市長を支持する「7社会」のH氏や地元紙の「上のほう」は、吉田市長と自民党をつなげようと動いてきたとも言われ、複雑怪奇な様相を呈してきた。
一方の民主党陣営。事務所の有力スタッフが離脱するなどゴタゴタが続き、関係者からは不協和音ばかりが聞こえてくる。「前哨戦のほうが面白い」との無責任な声も飛び出しはじめた。
http://www.data-max.co.jp/2008/11/2_136.html
6657
:
名無しさん
:2008/11/28(金) 23:33:49
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2008112202000127.html?ref=rank
民主揺さぶる国民新
2008年11月22日 朝刊
国民新党が参院で統一会派を組んでいる民主党に対し、次期衆院選での選挙協力や郵政民営化の見直しを強く求めている。国民新党側は、「統一会派解消」を切り札にしており、民主党は、対応に苦慮している。
国民新党の亀井静香代表代行は二十一日、民主党幹部との定期協議で「後出しジャンケンじゃないか。こっちには重大な覚悟がある」と語気を強めた。
事の発端は、民主党が神奈川1区で岩國哲人氏の擁立を決めたこと。国民新党はすでに新人の公認を内定しており、民主党が候補者を取り下げなければ、統一会派を解消し、南関東ブロックでの民主党候補推薦を見合わせると通告した。
郵政民営化の見直しを「一丁目一番地」(綿貫民輔代表)と位置づける国民新党は、日本郵政グループ各社の株式売却凍結法案でも、強気の構えだ。
同党は、古巣の自民党にも働きかけを強めて同法案の成立を目指しており、民主党に対しては、衆院で同法案が採決されるまでは、参院で新テロ対策特別措置法と金融機能強化法の両改正案を採決しないよう重ねて要求している。
民主党は、国民新党の要求に「十分に斟酌(しんしゃく)する必要がある」(鳩山由紀夫幹事長)と配慮を示すが、幹部からは「いつもこんな感じだから大変だ」とのぼやきも漏れ始めている。 (竹内洋一)
6658
:
元民主党員
:2008/11/28(金) 23:35:04
大詰めに来た民主党4区公認候補問題 / 2008年11月29日(土)
http://yaplog.jp/a_odani_001/archive/2644
「葉山町インサイダー」が、浅尾慶一郎・参議員議員が神奈川4区に無所属での立候補という話を大きく取り上げています。「はやまあさお会」でも、また「かまくらあさお会」でも、無所属での立候補を断言したというのです。
私は国務大臣秘書官の経験から、衆議院議員と参議院議員の違いを、嫌というほど見てきました。浅尾慶一郎氏をいつまでも参議院に閉じ込めておくのは、民主党のため、いや、日本のためにならないという思いがあります。本人が衆議院に意欲をみせているなら大いに歓迎すべきことだと思っています。
さらに「葉山町インサイダー」は、次のように述べられています。【浅尾はすでに参議院議員としての限界を感じており、政策立案、交渉パワーで衆議院議員の方がはるかに勝っているのは衆目の一致するところである。】
【彼の最近の葉山町でのドブ板作戦は、町内会の行事にはこまめに姿を見せ、名刺、握手と、その存在自体をビジュアルに印象付けている。】 【自分が話しをした範囲でも、「次は起つな!」と予感させるものがある。】
民主党の神奈川4区だけが公認候補が未定という理由は理解できます。地元で評判の悪い長島一由・前逗子市長をとるか、それとも浅尾慶一郎の鞍替えを認めるかの二者択一を党本部が迫られているのでしょう。浅尾氏は長島氏が公認となれば、即刻離党し無所属で立候補するものと思います。
6659
:
元民主党員
:2008/11/28(金) 23:38:40
あなたは「なぜ衆議院議員になりたいんですか?」 / 2008年11月28日(金)
http://yaplog.jp/zushi-kimijima/archive/101
私自身が1期目の地方議員であり、大仰なことは申し上げるつもりはありません。しかし議員の方々の中には、「なぜ議員になったんだろう」と感じる方がいます。
同様に、「なぜ衆議院議員を目指すんだろう」と考えさせられる人もいます。「選挙はイメージ戦略で勝てる」と思っているのか、解散が延びたとなった瞬間から全く見かけなくなりました。「直前になって有権者に訴えればいい」という戦略なのでしょうか。
特に「衆議院議員になって何がしたいのか」、「今までの思想信条は貫くのか、放棄するのか」など疑問点ばかりです。そもそも「流れに乗った政党から出ればいいのか。議員バッジを着けることだけが目標なのか」とも思います。
地方議員でも国会議員でも、まずは有権者との触れ合いが大事だと考えています。自らの政治信条を吐露し、有権者と意見を交わす。その上で自らの政策を形成し、その実現のために出馬する議会を選ぶべきだと考えています。
駅前で街宣活動が得意だということは、政治家の一つの要素を満たしています。しかし国民から480人しか選ばれない衆議院議員は、プロ野球選手より少ないエリート集団です。国を愛し、有権者を敬い、そして将来に希望を抱かせる人でなければなりません。
次期衆議院選挙は、「政権交代選挙」であるといわれていますが、それだけだとは思いません。やはり自らの選挙区の有権者と語らい、その代表者として衆議院にて堂々と政策論争を行える人が選ばれるべきです。この様な信念の方々によって多数派が構成されれば、この国が本当に変わるきっかけとなるでしょう。
衆議院議員だけが「代議士」とも呼ばれます。この言葉には、「有権者の代わりに議論をする士(サムライ)」という意味が込められています。
私が「本物のサムライ」だと思っている人間は、日本中でただ一人しかいません。
従って、すでに一身を擲つ覚悟が出来ています。
6660
:
名無しさん
:2008/11/29(土) 02:48:44
民主党:「もち代」初支給…1次公認82人に各200万円
衆院解散・総選挙の先送りで「兵糧攻め」に苦しむ民主党の衆院選候補者に、年末年始の活動費として「もち代」が支給された。自民党では慣例だが民主党では初めて。小沢一郎代表が「来年冒頭までの総選挙」を主張して号令をかけ続ける中で、候補者の“悲鳴”に応えての異例の支給となった。
支給の対象は、9月に1次公認された新人・元職の計82人。25日に1人当たり200万円が党本部から振り込まれた。2次公認の43人にも年内の支給を検討している。
民主党では公認内定者が正式公認される際、公認料の一部として500万円を支給する代わり、新人・元職が対象となる月額70万円の活動費などがストップされる。解散先送りで、早く公認された当選の見込みが高い候補ほど、安定した資金供給が絶たれる逆転現象が生じた。各陣営は「11月30日投開票」を想定していたため、雨風で傷んだポスターの張り替えや選挙事務所の維持で費用が膨らみ、「下手に公認されるより、内定のままの方が助かる」(新人男性候補)と悲鳴があがっていた。
「ようやくの軍資金の補給」(元職)と、党内にはつかの間の安堵(あんど)感が広がるが、資金面で党本部に大幅に依存せざるを得ない候補者の現状を浮き彫りにしたともいえそうだ。【渡辺創】
毎日新聞 2008年11月29日 2時30分
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20081129k0000m010126000c.html
6661
:
名無しさん
:2008/11/29(土) 05:17:26
高岡市長の擁立再検討 次期衆院選富山3区
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/toyama/news/20081128-OYT8T00830.htm
次期衆院選富山3区の自民党公認候補問題で、同党衆院第3選挙区支部(支部長=萩山教厳衆院議員)の県西部県議団が、高岡市の橘慶一郎市長の擁立を再度、検討していることが28日、自民党関係者の話で分かった。県議団は支部会議が開かれる12月5日に向け、意見がまとまるよう調整を進めているとみられる。
3区には現職の萩山衆院議員のほか、柴田巧県議、橘康太郎・前衆院議員が党県連に公認を申請している。橘市長を巡っては、県西部の県議らが「第4の候補」として一時、擁立を模索していたが、支部内で反発もあり、10月20日の県連常任総務会で断念を報告した経緯がある。
複数の自民党関係者によると、橘市長擁立を断念した以降も、候補者選びは混迷し、県西部の自民党県議団で、公認候補を模索している中で、地元経済界からも推す声があり、橘市長が再度、浮上しているという。前回、市長擁立を模索した段階では、市長に対して、正式には立候補を打診していなかった。
橘市長は28日、読売新聞の取材に対し、「正式に要請は受けていないので答えられないが、要請があった場合は話は聞く」と語った。
(2008年11月29日 読売新聞)
6662
:
名無しさん
:2008/11/29(土) 05:34:39
事務所閉鎖 陣営恨み節 衆院選 見えぬ解散 体力切れ 続く節約生活
2008年11月28日 11:17
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2008syuin/fukuoka/20081128/20081128_0001.shtml
衆院解散・総選挙で最有力視されていた「11月30日投開票」を想定し、今月末や12月初旬まで選挙事務所を契約していた候補予定者を中心に、いったん契約解除するケースが九州でも相次いでいる。来年1月の通常国会冒頭解散の可能性も低くなり、来春以降から来年9月の任期満了まで解散時期は諸説紛々。「臨戦態勢」でがまんを続けてきたが、資金も体力も限界に近づく陣営からは恨み節も漏れる。
麻生太郎首相が現職の福岡8区で、民主党公認で立候補を目指す新人の山本剛正氏(36)は、10月に開いた福岡県飯塚市の後援会事務所を今月末でいったん閉鎖する。「月80万円近い維持費はつらい。気持ちを切り替える意味でも、いったん撤収する」
朝食は冷凍ご飯を電子レンジで解凍し、お茶を入れたペットボトルを持ち歩く節約生活。「私は金銭的に大変だが、解散時機を逃した麻生首相は政権運営が大変でしょう」。せめてもの反撃は恨み節でもある。
佐賀2区の民主現職、大串博志議員(43)の陣営は10月に選挙区の佐賀、鹿島両市と吉野ケ里町に事務所を開設したが、今月10日までに三事務所とも一時閉鎖や撤去した。
拠点の佐賀市の事務所は情勢の変化にいつでも対応できるよう、賃貸契約は続行して備品も残したまま、シャッターを下ろした。陣営幹部は「事務所詰めの人たちもいったん解散してもらった。事務所はまた開けばいいが、もう一度支援者のやる気を起こすのはなかなか大変だ」と苦しい胸の内を明かした。
長崎2区から立候補予定の民主新人、福田衣里子氏(28)の事務所は11月までで契約切れ。12月以降は家賃を割り引いてもらい契約を延長し、運動員も2人減らす。解散時期が見えぬまま家賃と人件費を払い続ける現状に、陣営幹部からは「来年9月まで解散しないことも覚悟している。何とか節減し、経費を持たせないといけない」と嘆いた。
一方、資金に余力のある自民党大物議員は「現状維持」だ。福岡2区の現職で山崎派の領袖、山崎拓前副総裁(71)の陣営は、9月末に開設した福岡市中央区の事務所を構え続ける。「いったん走りだしたからには、事務所を縮小する選択肢はない。現状の態勢で活動を続ける」と陣営幹部。
とはいえ、事務所は九州1の繁華街、天神に近い1等地で家賃も高い。小まめな消灯や紙の裏表使用、カラーコピーの抑制など節約作戦に取り組んでいる。=2008/11/28付 西日本新聞朝刊=
6663
:
名無しさん
:2008/11/29(土) 12:21:03
「田中甲、千葉5区に名乗り」
http://koh-tanaka.jp/letter.php
田中 甲(こう)が決めたこと!
自民党の中にも改革を進めようとする人やグループがあり、また民主党にも同様に市民の立場に立って発言する議員やグループがあります。
これらの人達は、政党の後ろ盾や、団体・組合とのしがらみを持つ議員(候補者)とは違い自らの志しを持って戦っている仲間です。
同じ目標を持つ同志が集い、党や派閥を超えて一つの「旗」を掲げ政界再編を行うこと現在の国の構造を根本から見直し、行政改革を徹底的に
行う政権交代になると考えています。
言うならば「行政改革特命政権」の旗を立て、増税の議論ではなく税金のムダ遣いを明らかにすべきです。
そして、役人に対しても民間企業同様に法的処分を政治主導で行わなければなりません。
私は、自分の信念を曲げたり、簡単にあきらめたりは絶対にしません。
企業・団体(労働組合)からの献金や推薦を受けないことは、ボランティア選挙をする私の約束です。
それは今も変わりません。
「こう!と決めたら」全力で、貴方の暮らしが良くなる政治を実現していきたいと心から思っています。
6664
:
名無しさん
:2008/11/29(土) 12:29:47
>>6639
のマニュアルはどういうつもりなんでしょうね。
こんな初歩的なことは今更言うことではないし、どんな選挙でも当たり前の事です。
今までこういう初歩的なことすら新人に指導してこなかったということですね。
円より子たちの怠慢が東京の女性候補に良い数字が出てこない要因でしょう。
6665
:
元山口者
:2008/11/29(土) 15:32:04
>>6663
「労働組合」だけ特記してるところに、偏狭なプライドが見えますねえ
労組批判は自称改革者にとって必須のツールといえましょう
6666
:
千葉9区
:2008/11/29(土) 16:39:47
>>6663
これって出馬表明になるんでしょうか?
もし橋本新党が出来てたら参加してそうですね。
6667
:
千葉五区民
:2008/11/29(土) 18:12:37
>>6666
その田中甲サイトの記事は、既に
>>6514
に貼ってありますが、地元でもイコール「出馬宣言」と捉えた報道はなかったですし、そのような雰囲気もまだありません。
意欲を示し、観測気球を上げたというところでしょうか。
今日、突然議員板の千葉五区関連スレにマルチポストされていて驚きましたが、マルチした人にも何か意図があるんでしょうかね?
6668
:
とはずがたり
:2008/11/29(土) 18:22:49
>>6665-6668
どうも判りにくいですね。。
しかも仮に森田が当選したとしても田中甲の思うような行動を取ってくれるとは思えないんですけどねぇ。。
橋本新党なんかには確かに近いのかも知れません。。
康夫ちゃんとかと一緒に出来ないんですかねぇ。この辺になってくると妄想スレ向けの話題になってきてしまいますが。。
6669
:
名無しさん
:2008/11/29(土) 19:48:51
橘高岡市長再擁立の動き 自民富山3区
2008年11月29日 08:00
http://www.kitanippon.co.jp/contents/knpnews/20081129/17395.html
自民党の次期衆院選富山3区の公認問題で、十月にいったん擁立を断念した橘慶一郎高岡市長(47)=通算二期(旧市一期)、中川上町=の再擁立を目指す動きが出てきた。挙党態勢づくりや世代交代を意識して調整を進める県西部の県議団の一部に出馬への期待が強まっている。橘市長は「正式な要請がない段階では答えられない」と慎重な姿勢を崩しておらず、既に公認に名乗りを挙げている三人の理解も得られるかは不透明だ。一本化の期限とした来月五日まで一週間を切り、公認調整はヤマ場を迎えている。
3区は、党県第三選挙区支部長の萩山教厳衆院議員(76)=比例代表北陸信越ブロック、六期、氷見市鞍川=、橘市長の父、橘康太郎前衆院議員(74)=高岡市守山=、柴田巧県議(47)=三期、小矢部市清水=が公認を申請。当初3区での出馬が確実視されていた国民新党代表の綿貫民輔衆院議員(81)=十三期、南砺市井波=に「勝てる候補」選びで調整が難航する中、自民党本部の助言で橘市長が「第四の候補」として浮上した。
県議主導で進む水面下の調整に党の高岡市議や各地域支部が反発し、橘市長も「任期までは市長の責任がある」と発言。当時、衆院の解散時期として有力視された十月末が迫り、正式な出馬要請に至らないまま擁立を断念した。
仕切り直しとなった公認調整は、あらためて3区の各地域支部や各種団体の意見を集約。地元支部が推薦する三人のいずれを選んでも挙党態勢構築が難しく、県議団は「一本化は困難」との認識で一致。県西部の中核都市、高岡市出身で知名度が高く、四十代で国政での活躍が期待できる人物として橘市長が再浮上した。
二十七日には、一部県議の意向を受けた後援会幹部と橘市長が懇談。明確な出馬要請はしておらず、橘市長は「正式要請があれば真剣に考える」と慎重な姿勢を示した。二十八日も橘市長の後援会幹部と一部県議が懇談するなど周辺の動きが活発化している。
ただ、来年の高岡開町四百年の記念事業や総合斎場問題などを抱え、任期途中での出馬になる。公認申請する三人から理解を得る必要もあり、県議団は来月五日の党県第三選挙区支部の会議で橘市長への出馬要請を協議する意向だ。
6670
:
名無しさん
:2008/11/29(土) 21:24:24
目立つ地域の独自協力 自公、比例協力の中止後 '08/11/29
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200811290233.html
次期衆院選に向け自民、公明両党が地域レベルで独自に協力を強めるケースが目立ってきた。九月には自民党の古賀誠選対委員長と公明党の北側一雄幹事長が、自民党の小選挙区候補への見返りの形で行われてきた「比例は公明」という呼び掛けを原則として行わないことを確認したが、公明党の現場に「自民への一方的な支援になる」と不満が強いためだ。
宮城県では自民党県連と公明党県本部が十月に「新宮城方式」で合意。自民党側は(1)ポスターに「比例は自民へ」と記載しない(2)候補者集会で公明党代表者があいさつする機会を設ける―という内容。二〇〇五年衆院選で、公明党が「比例代表票の前回比三万票増」という目標を達成できなかったことが、支援の在り方見直しにつながった。
古賀氏が、公明党の支援が減速しかねないにもかかわらず北側氏と原則確認したのは、自民党の党勢低迷で公明党を支援する余裕がない上、他党支援が足腰をさらに弱めるという懸念があるためだ。しかし、現場レベルでは、当面の生き残りが優先されているようだ。
神奈川県でも「神奈川方式」が始まった。公明党が自民党の小選挙区候補十七人に、各区ごとの支持団体有力者名簿を提供するのと引き換えに、自民党候補が公明党の上田勇氏が出馬する神奈川6区に居住する知人をそれぞれ二百人紹介する。
九州・沖縄地方では自民党山崎派との連携が強まっている。比例代表を含めて九州・沖縄選出の衆院議員が十三人と最も多い同派と、比例代表九州・沖縄ブロックで一議席増が課題の公明党の利害が一致した。山崎氏は集会で「比例は公明」と連呼。公明党側も支持母体の創価学会幹部が山崎氏の事務所を訪れる“蜜月関係”だ。
6671
:
名無しさん
:2008/11/29(土) 22:05:31
毎年恒例のイチローの来年の新年会はないらしい。臨戦態勢ひくために。
でもうアソウが長くないのは分かったが、来年の・・・通常国会が乗り切れない
と判断したら、今回は党側が引き摺り下ろすことはないかな、強制的に・・・ないか。
じゃあ、予算成立後の花道引退は?コレありそうだが・・・もしそうなったら
後はどうするのか?さすがに自民もあきらめて、下野、野党の選挙管理内閣で
解散・・・
6672
:
6663
:2008/11/29(土) 23:47:44
マルポされているのが目に付いたのでここにコピペしました。
現状については了解しました。
お手数掛けました。
6673
:
千葉9区
:2008/11/30(日) 00:24:00
見事に内容がない記事。スペースが余ったのか!?
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/tokyo/081129/tky0811290926000-n1.htm
【衆院選情勢】東京1〜3区 (1/3ページ)
2008.11.29 09:25
▽1区(千代田、港、新宿区)
与謝野 馨(70) 経済財政相 自民 現
海江田万里(59) 経済評論家 民主 元
冨田 直樹(32) 党地区役員 共産 新
又吉 光雄(64) 政治団体代表 諸派 新
省庁、大企業本社が集中する政治経済の中心地。都道府県庁が置かれる1区では、自民大物候補が野党に苦戦する「1区現象」が起こる象徴的な選挙区だが、平成8年以降、与謝野氏と海江田氏が過去4回の選挙では2勝2敗と星を分けている。
今回、民主の小沢一郎代表の国替え出馬が取りざたされたが、10月21日の2次公認で海江田氏に公認が降りたことで因縁対決が決定。両陣営とも今回を「雌雄を決する戦い」と位置付けている。
与謝野氏は閣僚を歴任し、9月には党総裁選に出馬。政策通ぶりをアピールしたが、陣営は「総裁選挙は国会議員や党員に対してのもので、総選挙とは別」と気を引き締める。以前から力を入れているのが個人演説会。約50の後援会の組織固めに奔走している。
海江田氏は前回の敗北と公認が遅れたことをバネに、街頭演説やビラ配りを「雨の日もやっている」(海江田氏)。また支援者回りなど地元対策にいっそうの力を入れ、「税金の無駄遣い、官僚政治からの脱却」を掲げて準備を重ねている。
冨田氏は街頭演説で消費税率引き上げ反対などを訴え、知名度アップに躍起。「世界経済共同体党」代表の又吉氏も出馬を表明している。
▽2区(中央、文京、台東区)
深谷 隆司(73) 元通産相 自民 現
中山 善活(63) 元党副幹事長 民主 元
中島 束(64) 党地区役員 共産 新
もともと鳩山一郎元首相の地盤で、文京区には大正期に建てられた洋館の邸宅を修復した「鳩山会館」がある。歴史が古い下町的雰囲気の地域だったが、近年は新住民も多く、「1区現象」の飛び火もみられる。
深谷氏は郵政や通産相などを歴任。地元密着型で、後援会幹部らとの集会を重ねて準備している。
中山氏は地元に多い中小零細企業の経営者の相談に乗るなどして活動。街頭演説も数多くこなしている。
中島氏は元高校講師で、今回も出馬を予定している。
▽3区(品川区、大田区一部、大島町、利島村、新島村、神津島村、三宅村、御蔵島村、八丈町、青ケ島村、小笠原村)
石原 宏高(44) 元興銀行員 自民 現
松原 仁(52) 元党副幹事長 民主 現
沢田 英次(65) 元品川区議 共産 新
島嶼(とうしょ)部を含めると、全国で最も南北に長い選挙区。過去4回は自民と非自民が2勝2敗。各陣営とも「今回もかなりの接戦になる」とみている。
石原氏は石原慎太郎都知事の三男で、伸晃氏(8区)の弟。初挑戦の前々回、「石原軍団」が応援に駆けつけたが、敗退。これを反省し、前回同様今回も「石原ブランド」をあえて表に出さない戦いを目指す。戦術は「政策を訴える、小細工なしの王道」と陣営。地域の祭りや会合などに積極的に出席して地元に浸透を図る。
松原氏は政財界に人材を輩出している松下政経塾出身。テレビ出演も多く、知名度も高い。拉致問題にも深く関わっており、被害者家族からの信頼も厚い。「どこにでも出没する」といわれるほど祭りや集会などの参加にも積極的で、陣営は「自民が強い地域に10年以上かけて入り込んできた」と胸を張る。
共産は地元の区議だった沢田氏を擁立した。
6674
:
名無しさん
:2008/11/30(日) 18:36:33
医師連、自民以外も推薦容認へ
http://www.niigata-nippo.co.jp/pref/index.asp?cateNo=1&newsNo=154746
各郡市医師会が次期衆院選の県内小選挙区で自民以外の政党の立候補予定者を推薦することを、県医師会(会員約3300人)の政治団体、県医師連盟が容認する方針を固めたことが29日、分かった。県医師会自体は「日本医師会の方針に従い政権与党を推薦する方向」としているが、傘下組織である郡市医師会に縛りををかけないため、事実上の自主投票となる見込みだ。
同連盟が、県内に16ある傘下組織の自民候補以外の推薦を容認するのは初めて。長年にわたる自民の有力支持団体だけに、次期衆院選に大きな影響が出そうだ。
容認方針の背景には、政府の医療費抑制策や後期高齢者医療制度をはじめとする医療制度改革に対する不信感、医療危機への有効な対応策を見いだせない現状への不満が大きい。さらに麻生太郎首相の「医師は社会常識がかなり欠落している人が多い」との発言に反発も強まっている。
関係者によると、既に一部傘下組織に民主候補から推薦依頼が来ているという。
同日開かれた新潟市医師会総会では、来賓席に自民、民主両党の衆院議員が並ぶ中、「(麻生発言は)医師の努力を踏みにじる発言だ」(佐々木繁県医師会長)、「麻生政権の迷走、迷言は情けない」(大川賢一市医師会長)などと現政権への批判が相次いだ。
日本医師会の政治団体・日本医師連盟や各都道府県医師連盟は自民の有力支持団体だが、茨城県医師連盟が民主党候補予定者の推薦を決めるなど、一枚岩だった自民支持が崩れ始めている。
6675
:
千葉9区
:2008/11/30(日) 19:53:39
http://mainichi.jp/area/okayama/news/20081130ddlk33010383000c.html
鳩山・民主幹事長:次期総選挙、平沼議員へ「直接、間接の協力ありうる」 /岡山
◇来県し語る
民主党の鳩山由紀夫幹事長が29日、来岡。県内の次期衆院選立候補予定者らと街頭演説に立つなどし、「麻生内閣は二次補正予算を出さないと言った。首相の言動と認識はひどい。来年の通常国会で山場がくる」と訴えた。
また、岡山市内のホテルで記者会見し、岡山3区を除くすべての選挙区で出馬予定の同党候補について「全般的に若い候補だが、いずれも小選挙区で勝利をつかむ圏内にいる」と分析した。
一方、3区の平沼赳夫議員(無所属)について「直接、間接の協力はありうる。(平沼氏は)国についての憂いを感じている。問題は本気で政権交代を狙う覚悟があるか、心のどこかに自民党の連携を模索したいと思っているのか。そこは判断しかねるが、政権交代という大きな目標に向けて協力を願いたい」と話した。
さらに解散時期について「解散が透けて見える。早くて1月、遅くても5月だ」との認識を示した。【石戸諭】
毎日新聞 2008年11月30日 地方版
6676
:
千葉9区
:2008/11/30(日) 20:06:21
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagasaki/feature/nagasaki1223475684881_02/news/20081008-OYT8T00828.htm
1区−自民組織固め進む、圧勝狙うベテラン民主
自民党総裁選当日の9月22日朝。長崎市の郊外、川平町の道路沿いに、同党現職・冨岡勉の姿があった。「長崎のまちを再生させます」。黄色のポロシャツに黒のスラックス姿。通勤中のドライバーやバスに向かって懸命に訴えていた。
2003年の県議選で敗北し、初陣となった05年の衆院選で比例復活当選。擁立は公示の17日前という超短期決戦だったが、「小泉劇場」の追い風を受け、民主党現職・高木義明に約8000票差に迫った。
医師連盟や経済団体などを中心にした支持固めはこの3年間で格段に進んだ。労働組合など強固な支持基盤を持つ高木に対し、「組織票は7、8万票で互角」と自信をのぞかせる。「ただ、それだけでは勝てない。無党派層獲得のためもっと多くの人とつながらなければ」。そんな思いから、週明けの早朝に辻立ちをしてから上京するのが習慣になっている。
今月5日に長崎市で開かれた同党県連の拡大選対委員会。登壇した高木は「政権にしがみつく自民党を崩さねば」と声を張り上げた。6回の当選を重ね、党副代表、県連代表を務める。選挙が始まれば、党のリーダーとして他候補の応援も求められる。が、「新人に戻ったつもりでやる」とあくまで謙虚に語る。
「小選挙区当選が目標じゃない。相手を比例復活させないような圧勝でなければ」と、ある労組幹部は意気込む。別の幹部は前回の冨岡の追い上げに「青ざめた」記憶がよみがえる。「向こうも力を付けてきた。気を引き締めなければ」と身構える。
9月25日、大村市。共産党の選対会議に、渕瀬栄子が姿を見せた。
選挙区外の会議に出席するのには、理由がある。党県委員会は「小選挙区で議席を争う力はない」と、長崎2〜4区での公認擁立を断念。代わりに、渕瀬を「比例九州ブロックの長崎県担当」と位置づけた。二大政党化の流れの中、埋没を避けるための戦術だ。
渕瀬は支持者20人を前に「1区、そして比例の候補として全力を尽くす」と決意表明した。県内での比例票獲得目標は5万5000票。前回より1万5000票多いが、県委員会の山下満昭委員長は「1議席でも多く獲得するためには、この数字しかない」と言う。
社民党県連合は、全小選挙区での公認擁立を見送り、民主候補を支持する方針を決めた。吉村庄二幹事長は「党の存在意義を示す機会を失い、残念。だが、政権交代という大義のため、民主に協力する」と苦渋の選択であることをにじませた。(文中敬称略)
(2008年10月6日 読売新聞)
6677
:
名無しさん
:2008/11/30(日) 20:06:42
>>6675
首相指名で麻生に入れた平沼なんかに協力とは、
何を考えてるんでしょうね…
第170回国会 本会議 第1号
http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/170/0001/17009240001001a.html
>麻生 太郎君に投票した者の氏名
>河野 洋平君 玉沢 徳一郎君 中村 喜四郎君 平沼 赳夫君
6678
:
千葉9区
:2008/11/30(日) 20:06:54
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagasaki/feature/nagasaki1223475684881_02/news/20081008-OYT8T00846.htm
2区−危機感を募らす自民の大物、民主の象徴知名度十分
「血の通った、愛のあふれる政治を取り戻す」。1日、島原市役所前。きゃしゃな体から力強い言葉を発する民主党新人・福田衣里子に、約120人が拍手を送った。
小沢代表から直接要請され、9月18日に出馬表明。この2週間で選挙区内を2巡し“顔見せ”に徹してきた。党は労組や国会議員、地方議員の組織をフル稼働させる準備を整えている。薬害肝炎九州訴訟の原告として実名を公表し、国や企業と闘う姿がメディアに取り上げられ、知名度は十分。「かわいい」と握手を求められるだけでなく、頭をなでられることさえある。
演説の多くは、体験に裏打ちされた「国民を顧みない官僚支配の打破」という主張。地域の実情を踏まえた政策を打ち出すには至っていない。「ピンと来ない有権者もいる」と地元県議は不安がるが、福田は「政治家全員がすべての分野を網羅しているわけではないが、これから勉強していく」と前向きに語る。
薬害肝炎問題のシンボルだった福田は、10選を目指す自民党のベテランに挑むことで、今度は政権交代を目指す民主党の象徴的存在になろうとしている。
そんな構図に、圧勝を重ねてきた自民党現職の久間章生も反応した。
これまで政府や党の要職を務め、選挙期間中も地元に帰ることは少なかったが、今回は年明けから地元回りを始めた。
昨年の原爆投下を巡る「しょうがない」発言による支持者の不信感は一掃できていない。年金問題や後期高齢者医療制度など党への不満も受け止めなければならない。そこに、福田の参戦。「かつてない逆風」に危機感を募らせている。
4日夜、南島原市加津佐町で開かれた後援会女性部の集い。久間は穏やかな表情で、これまでの取り組みや地元の現状を説明し、「しょうがない」発言についても弁明した。終了後はいち早く出口に進み、一人ひとり握手で送り出した。
後援会幹部は「これまで実績をアピールしようとしなかったが、今回の『集い』で、国政から地域の課題まで幅広い分野に力を尽くしていることが伝わったのでは」と満足そうだった。
無所属新人の2人の課題は知名度アップ。諫早市議、相浦喜代子は2区内の女性市議らでつくる「女性国会議員を誕生させる会」の支援を受け、選挙区全体で支持を広げる構え。元コンサルティング会社員、山崎寿郎は1月下旬から支持者回りを続け、配布したパンフレットは6万5000部に上る。(文中敬称略)
(2008年10月7日 読売新聞)
6679
:
千葉9区
:2008/11/30(日) 20:07:26
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagasaki/feature/nagasaki1223475684881_02/news/20081008-OYT8T00858.htm
3区−「引退騒動」どう影響、自、民3度目の激突へ
「政治をするのがばかばかしくなった。次の選挙には出ない」。自民党総裁選が行われた9月22日午後。同党現職で県連会長でもある谷川弥一が突如、引退を表明し、周囲を慌てさせた。
翌23日、大村市の旅館で開いた後援会の会合で、支援者や久間章生・元防衛相らに強く慰留され、「イバラの道だが、頑張る」と翻意した。
谷川の胸には、ぬぐいがたいわだかまりがある。
「自民党が進めた構造改革で地域間格差が広がり、過疎化の進む離島の多い長崎3区が最も痛い目に遭っている。燃油高騰対策など地元のための政策に取り組んできたのに、一向に評価されない」
1時間に及ぶ会合を終え、地方議員や支持者ら約80人でシュプレヒコール。長崎1区から出馬する現職の冨岡勉(比例九州)は「雨降って地固まる、だな」と胸をなで下ろしたが、「最初から辞める気なんてない。目立ちたいだけ。支援者に失礼だ」と憤る自民党県議もいた。
「やられた。谷川さんの“奇策”で、陣営は引き締まる。逆に、こちらが浮ついたら敗れる」
民主党現職・山田正彦は、危機感をあらわにした。東彼杵町で25日に開いた国政報告会。支持者約70人を前に、農業所得補償や漁船の燃料となる重油代の補てんなどの政策を約束した。
「政権交代さえすれば、私が言い続けてきたことが実現できる」。山田はそう訴えると突然、正座し、たたみに額をすりつけた。会場は静まりかえり、その直後の全員でのガンバロー三唱は、ひときわ大きな声が響いた。後援会関係者は「山田が土下座するのは珍しい。これでこちらも引き締まった」とうなずいた。
今月6日、県庁で記者会見した谷川は対抗心をあらわにした。「私は絶対、土下座しません。荒々しく生々しく自己主張するだけ。それで落選しても構わない」と語気を強めた。
ともに五島市出身で、互いを強く意識する2人。過去2度の対決はいずれも谷川が辛勝、山田は比例で復活当選した。次も激しい攻防が予想されており、支援組織の引き締めに躍起だ。(文中敬称略)
(2008年10月9日 読売新聞)
6680
:
千葉9区
:2008/11/30(日) 20:07:54
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagasaki/feature/nagasaki1223475684881_02/news/20081010-OYT8T00646.htm
4区−民主「大逆転射程に」 自民「おわび」重ね支持固め
「宮島大逆転」。民主党元議員・宮島大典のポスター。握り拳で口を固く結ぶ写真の横で躍る大きな文字に、返り咲きへの思いがにじむ。
1998年の衆院補選で自民党公認として初当選したが、2000年に落選。それから8年が過ぎ、「背水の陣」で臨む今回、思わぬチャンスが転がり込んだ。
社民党県連合が公認擁立を断念し、宮島への支持を打ち出したからだ。前回獲得した約6万7000票に、社民党候補の約2万7000票を加えると、自民党現職・北村誠吾との差は3000票に満たない。前回の「小泉劇場」による自民への追い風を勘案すれば、「大逆転」も射程内というのが宮島側の目算だ。
社民党支持労組の佐世保地区労は4日の定期大会で、宮島の推薦を全会一致で決めた。同党県連合幹事長の吉村庄二は「選挙区で民主党候補を国会に送ることが私たちの責任」とあいさつ。推薦状を受け取った宮島は「皆さんの力で国政に上げていただきたい」と口元を引き締めた。
政権交代という大目標に向けた選択だが、地区労内には最後まで独自候補擁立にこだわる意見もあり、どこまで意思統一を図れるか未知数との声も。ある組合員は「民主党は自衛隊の海外派遣に反対していない。反戦・反基地を掲げる我々とは根底の部分で違っている」と違和感を見せる。
北村のあいさつは、おわびから始まる。
「お米の問題をはじめ、ご心配をかけて申し訳ない。ほうぼうに気の緩み、油断が見られる」。9月下旬、佐世保市の公民館で開かれた敬老会。約50人のお年寄りを前に、こう切り出した。
事故米の食用転売や厚生年金記録改ざんなど、国民生活に直結した問題が噴出しただけに、地元の集会では、政府・与党の側に立った謝罪を欠かさない。北村のマイクを引き取ったベテラン市議は「彼は多くを語らないが、地元のために頑張ってきた」とフォローを忘れなかった。
1日、同市で開かれた公明党との合同時局講演会。北村はこの日も壇上でおわびを述べ、「(公明党と)手を携えて頑張る。これまで以上のご指導を」と深々と頭を下げた。聴衆約1200人の拍手喝采(かっさい)。同党県本部も「長崎4区の協力関係は良好」と評価する。
与野党の枠組みの中で、支援の輪をどこまで広げられるか。2人は激しい戦いを勝ち抜くため、熱意と誠意を伝えようと駆け回る日々だ。(文中敬称略、おわり)
(この連載は松本晋太郎、寺垣はるか、篠原太、小川哲雄、小渕義輝が担当しました)
(2008年10月11日 読売新聞)
6681
:
千葉9区
:2008/11/30(日) 20:10:59
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/feature/morioka1221576429048_02/news/20080920-OYT8T00055.htm
【1区】自民は女性で再挑戦
民主現職「愚直に細かく」
「『女の意地』を持って子育てしている」「女性だからこそ」――。
自民党県議の高橋比奈子(50)は、出馬表明した19日の記者会見で、繰り返し「女性」の言葉を口にした。高橋以外に名乗りを挙げている候補2人は、いずれも男性。高橋には「元民放アナウンサー」という華やかな肩書もあり、無党派層や女性票の取り込みをもくろむ。
自民にとって1区は、10年来の鬼門だ。小選挙区制が導入された1996年選挙で、元農相の玉沢徳一郎が新進党の達増拓也(現知事)に敗れて以来、議席を獲得できずにいる。昨年7月の補選では、玉沢の長男・正徳(37)が挑んだが、民主党新人の階猛(41)に約5万票の大差で敗れた。
その記憶がまだ冷めやらぬ中での選挙に、もはや自ら名乗り出る人物はいなかった。原因は、選挙区内の県議や市議らの支援さえ取り付けられない、党の足腰の弱さにもある。盛岡市選出の県議で、その前は盛岡市議だった高橋は、こうした事情を身をもって知っているだけに、県連からの出馬の打診に「勝てる態勢の構築を」と注文を付けた。党関係者からは「県連の現状をよく示している」と自嘲気味の声が漏れてくる。
県連会議室での高橋の出馬会見中、選挙用演説会のポスターの束を手に、隣の部屋から出てきた盛岡市議は口をとがらせた。「いきなり、こんなに渡されてもなあ……」
◇
福田首相が辞任を表明した直後の週末。民主党衆院議員の階猛は、大型トラックがひっきりなしに行きかう紫波町の県道でマイクを握っていた。「こんな民家もないような所で、何が始まったのかと思った」。近くの空き地で友人とバーベキューを楽しんでいた男性(36)は不思議そうに眺めた。階は聴衆の数など気にも掛けない様子で、町内20か所をひたすら演説して回った。
昨年7月の補選で初当選。国政での実績を積み上げ、選挙区全体に名前を浸透させるには至らないうちに、再び選挙戦に突入する見通しとなった。階は「今回も愚直に細かく回るしかない」と覚悟する。盛岡勢3校がベスト4にコマを進めた夏の高校野球の県大会では、球場のスタンドにも足を運んだ。
階の焦りを増幅させたのは、ライバルの自民党の候補者が見えてこないこともあった。陣営内には「3区で擁立を取りざたされた増田総務相が、もし1区に出て来たら厳しい」と警戒する声が漏れていた。自民が高橋擁立を決めたことで、階陣営では「やりやすくなった」と安堵(あんど)感に似た空気も広がる。
一方、社民党は今年2月に県連幹事長の伊沢昌弘(61)を擁立した。昨年の補選では独自候補の擁立もできなかった。同時に行われた参院選では、県内の比例得票を前回より1万票以上減らした。今回の衆院選も事実上は「比例代表東北ブロックでの議席狙い」(党関係者)だが、「参院選のような成績ではおぼつかない」と陣営は危機感を強める。
同様に比例での議席獲得を狙う共産党も、1区への擁立を決めているが、候補者の顔はまだ見えない。
(敬称略、おわり)
【衆院1区】盛岡市(玉山区除く)、矢巾町、紫波町
(2008年9月20日 読売新聞)
6682
:
千葉9区
:2008/11/30(日) 20:11:18
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/feature/morioka1221576429048_02/news/20080916-OYT8T00733.htm
【2区】麻生、小沢氏の支援強調
自民現職に民主新人挑む
チリンチリンという鉦(かね)の音に合わせ、きらびやかな山車が練り歩く山田町の秋祭り「三陸山田祭」。自民党衆院議員の鈴木俊一(55)は14日、法被姿の一群の中で場違いとも言えるスーツ姿で5時間近く歩いた。見物客と握手したり、記念写真に応じたりと、慌ただしく動き回った。地元男性(61)が鈴木に衆院解散の見通しについて尋ねると、鈴木は右手の5本指を広げ、「その前に決まることがありますよ」と答えた。まずは5人が立候補する自民党総裁選に注目してほしい――との意味だ。
鈴木は、総裁選レースのトップを走る麻生幹事長の義弟にあたる。麻生は7月19日、岳父の鈴木善幸元首相の銅像除幕式の前日、宮古市内のホテルで開かれた歓迎会に顔を出すと、「国政で今、一番求められている存在」と鈴木を持ち上げた。鈴木も総裁選告示前の今月6日夜、久慈市で開いた会合で、「何のはばかりなく申し上げれば、麻生太郎を支援します」と、麻生とのつながりを強調した。
鈴木陣営は、総裁選の結果を先取りするように、「麻生先生の弟が国政にいなかったら、岩手は立ちゆかなくなる」と、麻生首相誕生の“波及効果”をアピールする。
ただ、そのフレーズが有権者にどれだけ響くのかは、陣営も読み切れない。県北・沿岸にまたがる2区は、麻生も閣僚の1人だった小泉内閣の構造改革で疲弊しきっている。鈴木の系列県議は、自らに言い聞かせるように話した。「足で稼がないと、ひっくり返される」
◇
15日朝の滝沢村のふるさと交流館前。民主党の畑浩治(44)は普段でも高めの声を一際高く張り上げた。「次の選挙は、岩手の小沢代表を首相にする戦いです」
マイクを握る畑の周りには、「ガソリン値下げ」「年寄りをいじめるな」ののぼり旗。「自民党は2回連続で政権を投げ出した。それが政権担当能力なんでしょうか」。福田内閣の退陣劇をこき下ろした畑の表情は張りつめていた。
民主党にとって2区は、前回衆院選(2005年9月)で敗北を喫した唯一の選挙区。自民党の鈴木に約2万2000票差を付けられたが、今回も大役を任された畑の肩には自然と力が入る。しかも、前日には鳩山幹事長が、小沢の岩手4区からの「国替え」について言及していた。「私にできるのは当選することだけ」。背水の陣を敷く小沢のプレッシャーを誰よりも感じている。
畑は国土交通省の元キャリア官僚。前回は知名度の低さに泣いたが、落選後は地道に選挙区行脚に徹し、既に2区内の7万戸以上を訪ね歩いた。「相手の牙城(がじょう)とされる山田町などにも丁寧に足を運び、耳を傾けてくれる人が増えてきた」。民主党の伊藤勢至県議は手応えを感じている。小沢も7月21日に宮古市で開かれた畑の後援会の会合に出席し、「地元の皆さんに役立つ政治家になろうと、一生懸命、地域活動を続けてきた」と畑のさらなる奮闘に期待した。
ただ、陣営が盤石とは言いがたい。前回選挙で畑の選挙事務を取り仕切っていた民主党参院議員の元秘書が今年1月、鈴木事務所に入ったのだ。畑陣営の幹部は「こちらの手の内を知り尽くしているので、やりにくい」と警戒する。
目前に迫る政治決戦に向け、水面下の動きは加速の度を強めている。(敬称略)
【衆院2区】盛岡市玉山区、宮古市、久慈市、二戸市、八幡平市、岩手郡、下閉伊郡、九戸郡、二戸郡
(2008年9月17日 読売新聞)
6683
:
千葉9区
:2008/11/30(日) 20:11:50
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/feature/morioka1221576429048_02/news/20080918-OYT8T00964.htm
【3区】自民内部は不協和音
民主ドブ板に徹し
岩手・宮城内陸地震の被災地・一関市厳美町本寺地区に18日、自民党総裁選の候補者4人が遊説に訪れた。ようやく落ち着きを取り戻しつつあった山あいの地には、地震発生当時のように大勢の報道陣が押し寄せ、騒然とした雰囲気に包まれた。
そんな中、地元3区から出馬する自民党の橋本英教(41)が緊張した面持ちで演説会の司会を務めた。4人の演説が終了すると、橋本はすかさず被災者らに歩み寄り、握手を求めて回った。県連会長の菊池勲も橋本の前を「橋本君を男にしてやってください」と声を掛けて歩いた。
とは言え、ほんの少し前まで、橋本と県連との間には、すきま風が吹いていた。菊池ら県連幹部が、現役支部長の橋本を差し置き、前知事の増田総務相に出馬を直談判したためだ。
増田擁立が不発に終わると、釜石や遠野の党支持者から「県連幹部は責任を取れ」と批判が噴出。党選対副委員長の菅義偉が収拾に乗り出す事態に至った。結局、従来方針通りに「3区は橋本」で手打ちとなったが、後味の悪さが残った。
一連の騒動の背景には、一関市内の党支持者を中心に、「ふだんの活動が鈍い。『頼みます』という気持ちも欠けている」との橋本に対する不満がうっ積していたことがある。橋本は「(候補者の差し替えに動いたのは)わずか数人の話。今まで通り頑張る」と平静を装う。しかし、増田擁立に動いた関係者は言い切る。「橋本に投票はするが、一緒に運動しようという気にはなれない」
◇
傾斜地に張り付くように家々が立ち並ぶ港町、釜石市唐丹町小白浜。民主党現職の黄川田徹(54)は17日、民家の軒先で「このごろは漁船の燃料の値段も上がって大変でしょ」と住民男性に話しかけた。
黄川田は前回の選挙後ほぼ毎週末、東京から5時間かけて地元入りし、中山間地や小さな漁港に足を運んできた。「中心部は選挙期間中に行ける。今は、人が行かないような所に行って、支持を広めてもらうことが重要」とドブ板戦術に徹する。
黄川田は、郵政選挙で小泉旋風が吹き荒れた前回選挙でも、3区内の全市町村で橋本を上回る圧勝を収めた。今回も「勝つだけでなく、相手に比例代表で復活当選させないところまでやらないと」と息巻く。
ただ、3期8年を通じた黄川田の“実績”に、不満を持つ支持者も少なくはない。「与党とのパイプがないことには、地元へのメリットは少ない」。これまで黄川田を支援してきた陸前高田市議の1人は、今回は橋本支持に回ると明言する。
政権交代が現実味を帯びる中、民主党代表のおひざ元の中堅議員も正念場を迎えている。(敬称略)
【衆院3区】大船渡市、遠野市、一関市、陸前高田市、釜石市、平泉町、藤沢町、住田町、大槌町
(2008年9月19日 読売新聞)
6684
:
千葉9区
:2008/11/30(日) 20:12:21
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/feature/morioka1221576429048_02/news/20080918-OYT8T00031.htm
【4区】主役未定 うごめく思惑
小沢代表「国替え」の波紋
衆院選マニフェストの作成に向け、介護施設で意見を聞く小沢民主党代表(17日、東京都中央区佃で) 民主党代表の小沢一郎(66)は17日、東京・中央区佃の介護施設で、衆院選のマニフェスト(政権公約)作りに向けた意見交換会に出席した。「(風邪で)のどを痛めているので」と、冒頭の短いあいさつ以外はほとんど話さず、女性ヘルパーらの声に「うんうん」とうなずきながら熱心に耳を傾けた。午後には、党公認候補の擁立に向けて長崎へと飛行機で飛び立った。
小沢は「最後の戦い」と位置づける衆院選に向け、全国を駆け回る。一方、国民新党に合併を持ちかけるなど、与党への揺さぶりを先頭になって仕掛ける。12日に発表した衆院選の1次公認では、あえて自らの名前を外すよう指示し、かねてからくすぶり続ける岩手4区からの「国替え」を再びちらつかせた。小沢はその後、国替えについて「今は決まっていない」と明言を避けているが、その波紋は党内外に広がる。
小沢の地元・奥州市水沢区。後援会水沢連合会は「いつでもすぐ動き出せる」と選挙準備に自信を見せる。支持者の間には「突然の話で納得できない」との声もあるが、千葉龍二郎幹事長(64)は「8割方は4区からと思っている。仮にほかの人になっても、政権交代のための国替えとあれば、一丸となって動くだけ」と動揺は見せない。
国替えがあるにせよ、ないにせよ、今回も小沢本人が不在の選挙。それでも13回連続で当選を重ねた実績が、千葉の自信を裏打ちする。
◇
北上市内のホテルに17日、4区内の自民党幹部約15人が集まった。「勝ちに行く戦(いくさ)ととらえている。自民党本部が県連の上申に答えた後、正式に表明する」。元自由党衆院議員の高橋嘉信(55)は、居並ぶ幹部を前に口を開いた。
高橋は約20年にわたって小沢の秘書を務めた“腹心”だった。その後、小沢とたもとを分かち、2004年の参院選では自民党推薦候補の選挙参謀に就任。ここへ来て自ら衆院選への再出馬を決意し、「小沢先生に挑戦を宣言する」と敵対心をあらわにする。候補者の擁立に苦心していた県連にとっては、「小沢をけん制するうえでも最適」と、渡りに船だった。
ただ、出馬の前提条件として県連に自己改革を求めるなど、高橋の振る舞いに党内の一部からは冷ややかな視線が向けられている。高橋の4区支部長就任を了承した17日の会合でも、一部の支部幹部から「まだ小沢秘書だった当時のことを覚えている」と、かつての政敵を警戒する声が出た。
加えて、党本部の選対幹部が「県連が上申してきても公認はしない」と周囲に漏らすなど、高橋の擁立に慎重なことも波乱要素として残っている。県連は18日に高橋の公認を党本部に要請する方針だが、党幹部は「県連の考えをよく聞いてから」と言葉を濁す。
主役の顔が見えない水面下での調整が続く中、社民党の元県議小原宣良(64)だけがマイペースに選挙区内を回り、有権者に訴えかける。共産党も16日、4区へ県書記長の瀬川貞清(58)の擁立を発表した。(敬称略)
(2008年9月18日 読売新聞)
6685
:
千葉9区
:2008/11/30(日) 20:30:07
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/ntok0069/list/CK2008113002000186.html
与党、打てぬ衆院解散 5月連休明けまで困難
2008年11月30日
衆院解散の時期はどうなるのか−。麻生太郎首相は28日の党首討論で小沢一郎民主党代表の年内解散要求をはねつけた。公明党を中心に年明け解散を探る動きもあったが、これも急速にしぼんだ。来年の通常国会での与野党攻防を念頭に置くと5月連休明け以降まで解散時期を探るのは難しいとの見方が与党では強い。 (吉田昌平)
「どうやって解散を打つか。打つって感じなのは1月冒頭しかないなあ。あとは追い込まれだ」
自民党幹部は解散見通しをこう漏らす。
ただ、2008年度第2次補正予算案は年明け召集の通常国会冒頭に提出することが決まった。
公明党も「首相は1月解散をする気はないし、1月解散なんてできない」(幹部)とあきらめ顔だ。首相の問題発言や政権迷走で、解散どころでない事情もある。
だが、その後を展望しても、解散のタイミングは「そんなに選択肢は多くない」(与党幹部)のが実情だ。
09年度予算案は年度内成立さえ微妙だ。税制など予算関連法案の成立は今年と同様、5月連休明けになる可能性も強い。自民党幹部は「通常国会は今年と同じように耐えるだけ。解散は5月以降」と見通す。
予算案と関連法案の早期成立を前提に、与野党の話し合い解散が成立すれば4月解散もあり得る。だが、この場合は関連法案成立の鍵を握る野党に、主導権を奪われることになる。
6月末か7月初旬に予定される都議選と重なる衆院選日程は、都議選に全力投球したい公明党が強い難色を示す。自民党内では「都議選とのダブル選挙はないだろう」(選対幹部)との見方が強い。
そうなれば都議選前後くらいしか、解散のタイミングを見いだすのは難しい。来年9月には衆院任期満了を迎えるが、ここまで延びれば「追い詰められた状態で選挙になる」(自民党中堅)との危機感が強い。
「あの日に解散しておけばよかったと今でも思う。10月30日にね」
こんなぼやきも与党のあちこちに残っている。
6686
:
千葉9区
:2008/11/30(日) 21:03:02
http://mytown.asahi.com/hyogo/news.php?k_id=29000290809260002
各区の構図 1
2008年09月26日
総選挙が刻々と近づいている。郵政民営化が争点になり県内12小選挙区で自民10、公明2と与党が全勝した前回から3年。議席死守を目指す自公に対し、民主は10小選挙区で立候補予定者を決めた。共産は全小選挙区での擁立を初めて見送って都市部に狙いを絞り、1選挙区にかける社民、国民新や無所属の立候補予定者も準備を進めている。現時点での各小選挙区の構図を紹介する。
◆1区 自民現職に野党系3人
盛山 正仁54自現(1)〈元〉国交省部長
井戸 正枝42民新 県議
味口 俊之38共新 党県委員
原 和美58無新 新社会党県委長
前回初めて選挙に臨んだ自民の盛山正仁氏が、当選11回を重ねていた民主の石井一氏に3万票差をつけて圧勝。石井氏の参議院転出につながった。候補者選びに時間がかかっていた民主は新たに県議の井戸正枝氏を擁立した。共産、無所属の新顔も着々と準備を進める。
盛山氏は国土交通省の職員時代から取り組む「バリアフリー」と「環境」をテーマに、政策に強い姿を前面に打ち出している。ミニ集会や各種団体の会合にこまめに顔を出して浸透を図っている。
井戸氏は5人の子を育てており、民法の規定が原因の無戸籍児問題に取り組んだ実績をもとに子育て問題に力を入れる。連合兵庫などの支持固めや、街頭活動での名前の売り込みに力を入れる。
共産新顔の味口俊之氏は前回に続いての挑戦。街頭に積極的に立ち、ワーキング・プア問題の解決などとともに護憲も訴えている。
無所属で立つ新社会党県本部委員長の原和美氏は同党の推薦を受ける。高齢者福祉の充実や格差是正を訴える。
◆2区 民・共新顔、公明に挑む
向山 好一51民新 〈元〉神戸市議
赤羽 一嘉50公現(5)党副幹事長
井村 弘子62共新 〈元〉県議
公明現職の赤羽一嘉氏に、民主と共産の新顔が挑む構図だ。
赤羽氏は支持基盤の創価学会に加え、自民支持層の支持固めと無党派層の取り込みに力を入れる。焦点は有権者の約半数が住む北区。前回は兵庫区や長田区に比べて得票率が低かった。団体や企業を精力的に回り、ねじれ国会で与野党の調整にあたった被災者生活再建支援法の改正などの実績をアピールする。
民主新顔の向山好一氏は北区を地盤に8年間務めた神戸市議からの転身で、国政は初挑戦。大阪ガス社員でもあり、同社労組や連合兵庫の支援で知名度アップを図る。積極的に街頭に立って、道路特定財源などをめぐる与党の姿勢を批判し、政権交代の必要性を訴える。
共産新顔の井村弘子氏は元県議で兵庫区が地盤。地元の支援者らと対話型の集会をこまめに開き、後期高齢者医療制度の見直しや貧困の解消を目指す政策を説いている。
6687
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千葉9区
:2008/11/30(日) 21:03:39
http://mytown.asahi.com/hyogo/news.php?k_id=29000290809260003
各区の構図 2
2008年09月26日
◆3区 1期目自民に民・共挑む
関 芳弘43自現(1) 〈元〉銀行員
土肥 隆一69民現比(6)党常任幹事
金田 峰生43共新 〈元〉県議
前回は公募に応じて投票1カ月前に立候補を決めた自民の関芳弘氏が、当選5回を重ねていた民主の土肥隆一氏を約5千票差で破った。自民への追い風を象徴する結果だった。再選を狙う関氏に、比例で復活当選した土肥氏、元県議で共産新顔の金田峰生氏が挑む。
元三井住友銀行員の関氏は「若手のパワーで、官僚主導の政治からスリムで筋肉質な国民重視の政策へ転換を」が持論。官から民へと効率的な行政運営を訴える。連日駅前などで浸透を図っている。
雪辱を期する土肥氏は、早くから解散をにらんで態勢づくりを進めてきた。様々な団体の会合に顔を出し、医療制度の抜本的な見直しや道路特定財源の廃止などを訴え、街頭演説にも力を入れる。
05年の知事選にも立った金田氏は、共産では県内唯一の比例重複候補になる予定だ。3区だけでなく全県を回り、後期高齢者医療制度の廃止や食の安全確保を訴える。
◆4区 8選目指す現職対2氏
井上 喜一76自現(7) 〈元〉防災担当相
高橋 昭一44民新 〈元〉衆院議員秘書
石原 修三57無新 県議
8選を目指す自民現職の井上喜一氏と、3度目の挑戦となる民主新顔の高橋昭一氏の戦いに、自民党県議からくら替えする無所属新顔の石原修三氏が加わった。
新進党や保守新党にかつて所属した井上氏は前回、自民党本部の公認を得たものの、地元とのしこりから党県連に所属せず選挙を戦った。今回は県連に復帰し、手厚い支援を期待できる。北播磨地域で根強い支持がある。
過去2回、着実に得票数を伸ばしてきた高橋氏は街頭演説と労組への支持固めに力を入れている。夏には井上氏の地盤の北播磨地域を重点的に回った。地元の西区の無党派層の支持をどれだけ集められるかが鍵だ。
県議4期目の石原氏は地元の西区を中心に建設業界や青年会議所などに浸透を図っている。知名度の低い北播磨地域にも知人を介してあいさつ回りを重ねている。
6688
:
千葉9区
:2008/11/30(日) 21:04:19
http://mytown.asahi.com/hyogo/news.php?k_id=29000290809260001
各区の構図 3
2008年09月26日
◆5区 自現・民主一騎打ちか
谷 公一56自現(2) 〈元〉国交政務官
梶原 康弘51民前(1) 党県副代表
自民、民主、共産の各候補に自民を離党した県議の4氏が入り乱れた前回から一転、自民現職の谷公一氏と民主前職の梶原康弘氏の一騎打ちになりそうだ。
谷氏は前回、保守分裂の戦いを強いられながらも、元農水相の父・洋一氏から引き継いだ地盤の但馬地域に加え、無党派層が多い三田市や猪名川町でも追い風に乗って梶原氏に勝利。その後も週末の選挙区回りを欠かさず、月曜の朝は通勤客の多い都市部での駅立ちをこなした。今夏まで務めた国土交通政務官としての実績もアピールする。
梶原氏は3万票差で比例復活もできなかった前回の完敗を「決定的だったのは知名度不足」と振り返る。自転車を使った細かい選挙区回りに加え、10人以下の集会にも精力的に顔を出してきた。但馬地域での支持拡大を狙って5月に小沢代表、8月には菅代表代行が豊岡市に入って支援を訴えた。
◆6区 現職2人に共新挑む
木挽 司49自現(1) 〈元〉伊丹市議
市村浩一郎44民現比(2)〈元〉新進党職員
北野 紀子45共新 〈元〉県労連幹事
前回、激戦を繰り広げた自民の木挽司氏と民主の市村浩一郎氏が再びぶつかる。現職2氏の争いに、共産新顔の北野紀子氏が挑む。
木挽氏は前回、東京10区へ転出した小池元防衛相の後継として立ち、初当選した。伊丹市議時代に培った地盤や人脈を足がかりに、団体や地域の会合をこまめに回って支持拡大を目指す。「永田町や霞が関のこれまでの仕組みを変える」と訴える。
市村氏は松下政経塾出身。前回は木挽氏に約1万票差で敗れ、比例区で復活当選した。「今度こそ政権交代の実現を」と訴え、小選挙区での雪辱を期す。連合兵庫の推薦を受け、街頭演説を重ねたり地元の催しに顔を出したりして無党派層への浸透を図る。
北野氏は川西市の元非常勤職員で労組の活動に従事。06年の同市長選に立候補して落選し、国政選挙は今回が初挑戦だ。街頭宣伝や対話集会を繰り返し「庶民の暮らしを守る政治に変える」と訴える。
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:
千葉9区
:2008/11/30(日) 21:04:50
http://mytown.asahi.com/hyogo/news.php?k_id=29000290809270001
各区の構図 4
2008年09月27日
◆7区 社民が擁立見送りへ
大前 繁雄66自現(2) 学校法人理事長
石井登志郎37民新 <元>参院議員秘書
平野 貞雄52共新 <元>芦屋市議
前回も対決した自民現職の大前繁雄氏と民主新顔の石井登志郎氏の戦いに、共産新顔の平野貞雄氏が加わる。前回は候補を立てた社民は、土井たか子前党首の地盤だが、今回は擁立を見送る方針だ。
前回14万6千票を集めた大前氏は基礎票を固める地道な活動を展開。週末は展覧会やスポーツ大会など地域の催しをはしごし、3月からは小学校区ごとに講演会を開いている。地元の西宮市だけではなく芦屋市での後援会の組織率も高めてきた。
石井氏は前回の9万6千票からの上積みを狙う。駅前や商業施設、住宅地での街頭活動で知名度の浸透に余念がない。自ら自転車に乗って「若さ」をアピール。公認候補が前回2万6千票を得た社民支持層の取り込みも目指している。
平野氏は07年まで芦屋市議を6期務めてきた。国政初挑戦の今回は西宮を中心に街頭や集会で高齢者医療の改善や護憲平和などを訴える。
◆8区 民主の動向が焦点に
冬柴 鉄三72公現(7) <元>国土交通相
庄本 悦子54共新 党地区副委員長
市来 伴子31社新 HP制作会社長
前回、公明の冬柴鉄三氏に約2万7千票差で敗れた民主の室井邦彦氏が参院にくら替えし、現時点では現職の冬柴氏に共産、社民の新顔が挑む構図。民主も候補擁立を模索しているが、社民から選挙協力を要請されており、民主の動向が焦点となる。
冬柴氏は党幹事長、国土交通相と自公政権を支えてきた実績を武器に、支持母体の創価学会だけでなく自民支持層への浸透を図る。国交相を退いた夏以降は頻繁に地元に帰り、祭りや集会に顔を出す。
共産の庄本悦子氏は衆院選3度目の挑戦。昨秋以降、数十人規模の「語るつどい」を重ねてきた。格差や貧困、後期高齢者医療制度の問題点などを指摘し、無党派層の取り込みに力を入れている。
社民の市来伴子氏は元衆院議員秘書。若さをアピールし、夏前から商店街などをこまめに回っている。ワーキングプア対策や中小企業の活性化、起業家を生み出す土壌づくりなどを訴える。
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:
千葉9区
:2008/11/30(日) 21:05:23
http://mytown.asahi.com/hyogo/news.php?k_id=29000290809290001
各区の構造 5
2008年09月29日
◆9区 自民現に国民新元職
西村 康稔45自現(2) 〈元〉通産省職員
宮本 一三77国元(3) 〈元〉文科副大臣
自民現職の西村康稔氏に、民主の推薦を受ける国民新元職の宮本一三氏が挑む。両陣営とも、人口の多い明石市では無党派層の取り込みを、農林漁業の従事者が多い保守地盤の淡路島では保守票の獲得を狙っている。
福田内閣で外務政務官だった西村氏は、公務の間を縫ってこまめに地元入り。出身地の明石市と淡路島を行き来して集会や祭りに参加し、朝の駅前や昼のスーパーで街頭演説を重ねてきた。自民党総裁選の間もアフリカへ10日間出張したが、東京の秘書らが地元入りしてカバー。丹念に支持固めを図っている。
元大蔵官僚で名古屋国税局長も務めた宮本氏は、郵便局関係者らの支援を受けながら国民新、民主の国会議員と一緒に街頭演説をしたり、出身地の淡路島の支援者を回ったりしている。明石市に多い労働組合との連携も強化していく方針だ。社民、共産支持層からの自民批判票の取り込みにも期待をかける。
◆10区 自・民・同じ顔ぶれ3度
渡海紀三朗60 自現(6) 〈元〉文部科学相
岡田 康裕33 民新 〈元〉経営指導社員
7選をめざす自民現職の渡海紀三朗氏と、民主新顔の岡田康裕氏が3度目の対決。過去2回は両氏に共産新顔を加えた三つどもえだったが、今回は共産が立候補を見送り、前回1万6千票を集めた共産票の行方が注目される。
渡海氏は自民への逆風が強いと危機感を抱き、文部科学相を退任後のこの2カ月は地元に戻っていることが多く、地区の行事にこまめに顔を出し、業界団体などへのあいさつ回りにも力を入れている。「念願の大臣になり、落とすわけにはいかない」と、衆院議員だった父の代からの後援会が結束を固めている。
岡田氏は知名度を上げるため、朝の駅頭での演説を精力的にこなす。「政権交代で政・官・業の癒着を絶つ」と訴え、無党派層の取り込みに重点を置く。東播磨工業地帯の大企業労組を中心にした連合の支援を受けて労組票を固める一方、各地でミニ集会を重ねて後援会づくりに励み、地域への浸透を図っている。
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千葉9区
:2008/11/30(日) 21:05:54
http://mytown.asahi.com/hyogo/news.php?k_id=29000290809290002
各区の構造 6
2008年09月29日
◆11区 「2世」の2現職対決へ
戸井田 徹56自現(2) 厚生労働政務官
松本 剛明49民現比(3)〈元〉党政調会長
自民の戸井田徹氏、民主の松本剛明氏の両現職による一騎打ちになりそうだ。ともに自民議員の父を持つ「2世」で、過去4回の小選挙区の勝敗は2勝2敗。前回は戸井田氏が2435票差で雪辱、松本氏が比例復活した。
戸井田氏は8月に厚生労働政務官に就いた実績をもとに、格差対策などを訴える。週末は支援者や地域の催しを精力的に回り、今年になって近況報告を3度発行。麻生氏を応援した総裁選の模様を伝えたブログは人気で、新たな支持者も獲得している。
松本氏は26日に開いた政治資金パーティーで約800人を集め、社会保障制度改革などを訴えた。前回推薦を受けた市医師会や、推薦を受ける予定の国民新の支持層である郵政票など幅広い支援拡大に努め、初めて立候補した96年からの駅立ちも続けている。
前回1万4千票余りを獲得した共産は候補者擁立を見送る方針で、支持者の票の行方も勝敗を左右しそうだ。
◆12区 自民・民主一騎打ちに
河本 三郎58自現(3) 〈元〉文科副大臣
山口 壮53民現比(2)〈元〉外務省室長
96年以降4回にわたり、自民の河本三郎氏、民主の山口壮氏、共産候補の同じ顔ぶれで選挙をしてきた。しかし、今回は共産候補が立たず、河本、山口の現職両氏ががっぷり組んでの一騎打ちになりそう。
河本氏は前回選挙では苦渋の選択で郵政民営化に賛成。追い風を受け、3度目の当選で基盤を固めた。文部科学副大臣、衆院内閣委員長とキャリアを重ねて実績を強調。総裁選では麻生氏を支持して「元気な地域の再生」を訴えている。父親の故敏夫氏から引き継いだ後援会組織は今も健在。公明の協力も見込む。
96年に新進(当時)から初めて国政に挑んだ山口氏は、00年総選挙で無所属で初当選し、個人的な支持母体を築いた。前回初めて民主公認で立ち、惜敗したが比例で復活。外交、防衛を得意分野とし、郵政民営化や小泉改革の批判、後期高齢者医療制度の廃止を主張して、特定郵便局長や医師会にアピールしている。
6692
:
千葉9区
:2008/11/30(日) 21:11:39
http://mytown.asahi.com/shimane/news.php?k_id=33000720809300002
自民/公明 ―上―
2008年09月30日
公明党政経懇話会で壇上に立つ自民党の竹下亘氏。背後には、自公2人の垂れ幕が並ぶ=7日、川本町川本
◆募る危機感 連立強調・自民/政策実現あればこそ・公明◆
「経済効果を上げるには道路が必要」「地方の声を訴えていく」――。17日午前、JR出雲市駅前で、自民党総裁選に立候補した5人が次々に声を張り上げた。強い日差しが照りつけるなか、集まった聴衆は主催者発表で5千人。党県連の洲浜繁達幹事長は「都市と地方の格差対策などを話していただき非常に良かった。総選挙にしっかりつなげたい」と目を細めた。
島根2区の有権者の3割を占める出雲市で、現職の竹下亘氏(自民)は4人が立候補した03年と05年、6割前後の圧倒的な得票を得て2区全体の勝利を確実にした。だが、次の総選挙は民主、共産が擁立を見送り、前回比例区で復活当選した亀井久興氏(国民新)との一騎打ちの公算が大きい。
「竹下さんはこれまでと違って厳しい状況に置かれている」(県連幹部)。危機感を募らせた県連が総裁選の演説会場に選んだのが、勝敗のカギを握る出雲市だった。
■ ■
「建設業を中心に冷え込んでいる。何とか明かりが見えないと盛り上がらない」「公共事業が減って、建設業界から従来のような協力を得にくくなっている」。15日、出雲市で開いた自民の2区支部役員会。同市や雲南市などから出席した約40人の幹部からは、厳しい報告が相次いだ。
業界団体でつくる県内の職域支部の党員数は、05年の7713人から、07年は6921人にまで減った。なかでも公共事業の削減の影響は建設業界を直撃した。
県財政課によると、県の公共事業費はピークだった98年度の2830億円から、07年度は1050億円まで落ち込んだ。県建設業協会によると、会員企業数は約10年前には800社以上あったが、廃業に追い込まれる業者が続出し、約550社にまで減った。
「業界には自民党への失望感がある」。協会幹部はそう指摘する。
■ ■
「今回の選挙は、自公が引き続き政権を担当するかどうかをかけた戦いになる。島根2区で四度(よ・たび)、公明党の推薦を得させて頂いて、立候補させて頂きたい」
7日、川本町。公明の政経懇話会で演壇に登った竹下氏は、公明支持者らを前に訴えかけた。6日前に福田前首相が辞意を表明。解散・総選挙への流れが一気に加速していた。
公明は「生活者の目線を大切にした政策を実現していくため」(同党県本部幹部)、県内でも自民との選挙協力を重ねてきた。総選挙で、公明支持層から2区の竹下氏と1区の現職細田博之氏(自民)に入る票はそれぞれ「最低2万はある」と公明党関係者は自負する。
自民の支持基盤が揺らぐ中で戦う次の総選挙は「公明に協力を求める部分が大きくなる」と自民県連の幹部は話す。一方、公明の関係者のなかには不満もくすぶる。
昨夏の参院選。公明の県内の比例票は4万9千票で、前回(04年)の6万3千票を大幅に下回った。「ギブ・アンド・テーク」が機能しなかった。そんな指摘もある。幹部は「支持者にはフラストレーションがたまっている。今回どこまで協力してくれるかは、不透明だ」
◇
政権選択をかけた総選挙が間近に迫り、県内でも対決の構図がほぼ固まった。走り出した政党の動きを追った。
6693
:
千葉9区
:2008/11/30(日) 21:12:17
http://mytown.asahi.com/shimane/news.php?k_id=33000720810010001
民主/国民新 ―中―
2008年10月01日
講演会に集まった支援者と握手して回る国民新党の亀井久興氏(左)=21日、浜田市三隅町
◆政権交代へ民意模索・民主/共闘路線 更に強調・国民新◆
「こちらもできる限りの人を出します。どれだけの協力をしてもらえますか」
9月9日午前、東京・永田町の衆院議員会館。民主党の支持母体、連合島根の矢倉淳会長が、国民新党幹事長の亀井久興氏(比例中国ブロック)に切り出した。
民主が候補擁立を見送った島根2区に立つ亀井氏を支援する。代わりに1区では、民主からの立候補を目指す元県議の新顔、小室寿明氏を国民新党も支えてほしい。選挙協力を促す矢倉会長に亀井氏は、その場で具体的な人数を示して応じたという。
迫る総選挙をにらんだ「野党共闘」。それぞれの頭にあるのは昨夏の参院選の「成功体験」だ。島根選挙区は亀井氏の長女亜紀子氏(国民新)を民主が推薦、社民が支援する共闘の枠組みを築き、自民現職に競り勝った。
■ ■
政権交代を訴える民主は、国会議員不在の現状を打破しようと、1区で小室氏擁立を目指し、2区は亀井氏を推薦する。
だが、故竹下登元首相を輩出し、自民の金城湯池と言われた県内では苦戦が続いている。前回の05年総選挙は1区の細田博之氏(自民)、2区の竹下亘氏(同)の現職2人に対し、民主候補の得票は半数にも届かなかった。
網の目のように地域支部や業界団体を組織し、県内の党員数が約1万9千人(07年)の自民。一方、約3万4千人の組合員を抱える連合島根が支える民主の党員・サポーター数は、県内で608人(5月末)にとどまる。県議会でも、自民系会派25人に対し、民主系会派は7人。12日に発表された民主の一次公認187人の中に、小室氏の名前はなかった。
翌13日夜。出雲市内の旅館に、特定郵便局長OBらでつくる国民新の支持母体「郵政政策研究会県連合支部」の役員ら約20人が集まった。前回の総選挙で自主投票だった1区の対応について、新比恵(いま・ひ・え)健支部長は、同席した小室氏に「可能な限り応援をさせて頂きます」と協力を約束した。
「相手が大物なのは重々承知している。連合島根と郵政研を軸に、どこまで民意をつかむことができるか」。民主党県連の石橋富二雄幹事長は力を込める。
■ ■
「2区も、1区も関係を崩さず戦っていきたい」。「政権交代を実現しようというのが共通の目標」。民主との合併話に揺れた国民新の亀井氏は19日夜、出雲市内の事務所で会見し、共闘路線に変わりがないことを強調した。
だが、地元には不安も残る。「参院選とは違い、政権交代が実現する今回の総選挙で、考えに違いがある国民新党と民主党の支持者がどこまで一体となって戦えるのか」。亀井氏の後援会幹部は打ち明ける。
21日、浜田市で支持者を集めて開いた講演会で亀井氏は、2大政党の中で国民新党の比例票獲得は厳しいとの見方を示し、「(小選挙区の)2区で勝たなくてはならない」とげきを飛ばした。
異なる思想を背景に、共闘に向けた準備を進める県内の「野党」。連合島根の矢倉会長は言う。「今回は政権をとる最後のチャンス。政党の垣根を乗り越え団結するときだ」
6694
:
千葉9区
:2008/11/30(日) 21:12:51
http://mytown.asahi.com/shimane/news.php?k_id=33000720810020001
共産/社民 ―下―
2008年10月02日
事務所開きで、県議らとともに街頭に立つ共産党の石飛育久氏(中央)=9月20日、松江市袖師町
◆「潮目変化」手応え・共産/護憲を訴え独自色・社民◆
隠岐諸島で8月中旬、共産党の県議らのグループが漁業団体の関係者と意見交換した。「島の漁業が振るわないなかで、子供に地元に残れとは言えない」。苦境を訴える声に「一次産業を応援する政治の実現に向けて頑張りたい」と応じた。
自民現職が敗れた昨夏の参院選後、共産党は漁業や農業、建設業など、自民支持層の団体を狙ったあいさつ回りに力を入れる。以前は会談を申し入れても断られていた相手だ。「蟹工船ブーム」など追い風も吹き、党県委員会によると、県内の党員数は昨夏以来、毎月10人から数十人単位で増えているという。
「大連立構想を思い出して欲しい。自民も民主も体質は同じだ」「派遣労働や後期高齢者医療制度に一貫して反対したのは共産党だけ」
島根1区で共産が公認した石飛育久氏は連日、街頭で自民、民主との違いを訴える。「小泉構造改革路線で地方は傷つき、今は『共産党の政策は筋が通っている』と言ってもらえる。高かった敷居が低くなった」。党県委員会の幹部は「潮目の変化」を口にする。
■ ■
とはいえ「小選挙区での戦いは本当に厳しい」と県委員会幹部は打ち明ける。前回の総選挙で共産候補は1区、2区とも、当選した自民候補に10万票以上の大差をつけられた。次の総選挙は、小選挙区制度になって初めて、2区で候補者の擁立を見送った。中央の方針に沿った決定だが、共産支持層の票の動きに他党の注目が集まる。
「頼むから候補者立ててくれんか」「丸ごと票を回して欲しい」――。県委員会幹部の元に、自民や民主の地方議員らから電話が相次いだ。「あくまで2区は自主投票。比例区に全力を注ぐ戦略に、党員も理解を示している」。党県委員会は強調する。党益田市委員会の下寺共子委員長は「2区は農業者や高齢者が多い地域。農業や医療で党の政策を訴えて、比例票を一票でも多く取りたい」。
■ ■
県西部を中心に党員の地方議員10人を抱える社民党も「人材と財源の不足」を理由に、県内の小選挙区で初めて一人も候補者を擁立しないことを決めた。
「政策面で百%一致しなくても、反自民政権の実現に向けて手を組むべきだ」「候補者も出さない我々が表舞台に立つべきではない」
9月13日、大田市で開かれた県連合の幹事会。県内七つの総支部長ら約20人が激論を交わした末、2区で民主が推薦する国民新の亀井久興氏(比例中国ブロック)を「支援」することを決めた。亀井氏の選挙対策本部には人を出さず、党員らに協力を呼びかける。
「推薦」ではなく「支援」にとどめたところに、二大政党のはざまで存在感をアピールしたい同党の危機感がにじむ。
「政策では護憲や平和主義を訴え、野党共闘の枠組みの中で党の独自色を打ち出したい。二大政党がすくえない民意をくみ上げるのも、政治の大切な役割だ」。県連合の清水勝代表は力を込めた。
(この連載は野中一郎、徳島慎也、高橋健次郎、福山亜希が担当しました)
6695
:
千葉9区
:2008/11/30(日) 21:38:27
選択のとき 08かごしま
1区 改革余波 自民に危機感
2008年10月01日
自民党総裁選の終盤で候補者5人の演説会に詰めかけた聴衆=9月20日、JR鹿児島中央駅前広場
自民党総裁選が終盤を迎えた9月20日午後5時。JR鹿児島中央駅前の広場に麻生太郎氏が現れると、聴衆から声が飛んだ。
「太郎ちゃーん!」
その直前、衆院鹿児島1区選出の保岡興治氏がマイクを握った。
「民主党は口が開けば『政権交代』としか言わない。政治の目的はこの困難な時代を切り開いていく国益であり、国民のための政策です」
県連幹部は「衆院選をにらんだイベント」と言った。
その6時間前、1区から出馬する予定の民主党県連代表の川内博史氏は、鹿児島市鴨池2丁目の住宅街を歩き、呼び鈴を鳴らした。
応対した高齢者に年金・医療、子育て世代には児童手当と、世代によって強調する政策を選ぶ。
「私の『よかにせ』のポスターを張らせていただくわけにはいかんですかね?」
「よかにせ」は鹿児島弁で「いい男」。すでに2200枚を超すポスターを掲示したという。
保岡氏と川内氏。過去4回は保岡氏の勝利だが、事務所幹部は「昨夏の参院選以来、相手の選挙運動が変わった」と警戒する。
川内氏がポスターを張る「広報板活動」は昨夏の参院選から始めた動きの一つ。民主党の小沢一郎代表が昨年4月から3カ月間、鹿児島で5回も選挙運動を指導し、中小企業の経営者や医師、農家ら旧来の自民党支持基盤の切り崩しにかかった。
その結果が2664票差。自民候補は参院選で当選したものの、薄氷を踏んだ。
*
「改革を進めるたび、党員が減る」。自民党県連の関係者がうめいた。
小泉元首相が「ぶっ壊す」と宣言した自民党。建設業界は公共事業の減少、医療界は診療報酬引き下げ、商店街は規制緩和の荒波を受ける。県内衆院選挙区5議席を独占する保守王国も、80年代に13万人だった県内の党員は2万8千人を割った。
こうした「改革減」に加え、県連関係者は「制度減」と「自然減」も指摘する。
01年参院選から比例区の拘束名簿式が非拘束名簿式となり、名簿順位を上げようと候補者の出身母体が展開していた党員獲得競争が終わった制度減。自然減は軍人恩給受給者と遺族会などで高齢化が進んでいることを指す。
ある県議は「ミニ集会をおぜん立てしてくれる市町村議がいなくなった」と言う。市町村合併で03年の96市町村1667議席から07年には46市町村937議席に減った。
ただ、二大政党化が進む国会で微妙な変化もある。
共産党の志位和夫委員長が今年2月8日の衆院予算委員会で、日雇い派遣労働者の証言を紹介。小泉政権下で施行した労働者派遣法を「派遣労働者保護法」に改正するよう提案した。その様子がネットの投稿サイトに掲載され、「委員長SGJ(スーパー・グッド・ジョブ)」と称賛の書き込みが続いた。「蟹工船」やマルクスの再評価と追い風もあり、全国の党員数は昨秋より1万人増えた。
党県委員会の久保田薫書記長は「格差と貧困が県内でも広がっている」。約3千人の県内党員のうち約150人はこの1年間に入ったという。
前回衆院選で県内3選挙区に候補者を立てたが、今回は1区の山口広延氏に絞る。
*
9月15日、鹿児島市内の公民館であった敬老会。
「赤いソテツの 実も熟れる頃〜」
保岡氏は事故米問題に触れ、翌日の閣議で厳罰化に向けた提言をすると強調。最後に、ゆかりの奄美の代表的な新民謡「島育ち」を披露すると、お年寄りは手拍子を打ち、一緒に口ずさんだ。
約30分後、同じ会場で川内氏は週刊文春6月12日号の記事「十年後の『総理』は誰か」を引用。政治部記者やジャーナリストのアンケートをもとに、1位前原誠司氏、2位後藤田正純氏と、民主と自民の若手議員が並んだ。
「私が19番目。18人抜かせば、10年後の総理大臣になるんですよ」
川内氏が冗談めかして語ると、会場は沸いた。党が掲げる月7万円の最低保障年金制度の説明も忘れなかった。
県都でせめぎ合う自民と民主。小選挙区制の実施から12年の今秋、決戦の前夜が明けようとしている。
◇
政権交代が最大の争点となる次期衆院選。計11人が立候補の意向を表明している県内5選挙区の情勢を追った。
6696
:
千葉9区
:2008/11/30(日) 21:41:58
>>66951
区
http://mytown.asahi.com/kagoshima/news.php?k_id=47000310809300002
>>54832
区
3区
http://mytown.asahi.com/kagoshima/news.php?k_id=47000310810050001
3区 「郵政」分裂 乗じる民主
2008年10月05日
「燃料費が高騰した上に漁獲量は少ない」と赤字の漁師も。漁に出る回数は減った=いちき串木野市
自民党の宮路和明氏と国民新党の松下忠洋氏。次期衆院選の鹿児島3区で2度目の対決となる2人には、長い戦いの歴史がある。
宮路氏は90年2月、中選挙区制の旧1区で初めて当選。約3年後、宮路氏が旧1区で再選され、松下氏が旧2区で当選した。当時は2人とも自民党員だった。
96年、小選挙区制で初の衆院選新3区。同一政党から立候補できるのは1人だけで、選挙区と比例区を交互に出る「コスタリカ方式」だった。松下氏が小選挙区から出馬し、新進党候補を6万6千票の大差で破った。00年と03年は宮路氏が小選挙区で、民主党候補をやはり大差で退けた。
2人がすみ分け、ともに議席を獲得した時期もあった。が、宮路氏の陣営幹部は「当時は互いに切磋琢磨(せっ・さ・たく・ま)してやっていたかもしれない」。対する松下氏は「まったく協力してもらえなかった」と温度差があったようだ。
05年、決定的な亀裂が生まれた。「郵政選挙」だ。
郵政民営化に反対して自民を離党し、無所属になった松下氏、自民公認の宮路氏、民主の野間健氏の三つどもえの戦いになった。
松下氏は「自民を除名追放されたため、農政連や建設業協会は党から『松下の応援に加わるな』と強く言われたということだった」と振り返る。
結果、宮路氏が松下氏を2万3千票差で抑えた。
*
「野間氏が獲得した3万1千票を上乗せできれば、勝てる」
そろばんをはじくのは民主県連の泉広明幹事長。党は3区で擁立せず、松下氏を支援する。昨夏の参院選で松下氏は民主候補の応援演説に立ち、野間氏は9月末に松下陣営に加わり、運動を手伝っている。
薩摩川内市の元特定郵便局長(76)は「郵政が民営化し、現職の郵便局長が動きやすくなったのは事実だ。が、民営化に反対の気持ちは今も変わってはいない」。今回も松下氏を支援する。
宮路氏は校区単位に後援会組織をもつ。陣営幹部は「政権政党としてこれまで示してきた具体的な政策を、より親切に国政報告会で説明し、浸透させていきたい」と言う。農業や建設業といった従来の自民支援団体をまとめる。
*
いちき串木野市の小瀬漁港。9月25日、50隻以上の漁船が係留されたままだった。漁師、真田正さん(73)はいらだつ。
「燃料代節約で船の速度を落として工夫している。これまで週に5、6回漁に出ていたが、今は半分になった人もいる。燃料代の支援は、いつになるのか」
長崎鼻を挟み、背中合わせの島平漁協も苦境にある。アジなどの一本釣りが中心で、二十数年前に300人だった組合員数は今、80人に減った。
「近年、漁獲量が低下しているところに燃料代の高騰だ。漁に出るのは60歳以上の高齢者が多く、後継者はほとんどいない」と漁協の担当者。燃料代の高騰はハウス園芸農家にも打撃を加えている。
昨年10月時点の65歳以上の高齢化率が30%を超す自治体が目立ち、県平均25・7%を大幅に上回る。さつま町では高齢者が住民の50%以上を占める限界集落が10カ所を超し、サルやシカによる農作物の食害対策も十分できない。
宮路氏は日置市の事務所開きの際、「すでに支援策を打ち出しているが、足らざるところは補正予算でもやる」と話した。
松下氏は「日本の漁業がなくならないよう補填(ほ・てん)し、弱い部分への支援を強化する」と訴える。
さつま町から枕崎市まで、南北に長い3区に地方の難題が集約されている。
◇立候補予定者の顔ぶれ
宮路 和明 67 自現(6) 党経理局長
松下 忠洋 69 国元(4) 〈元〉内閣府副大臣
◇05年衆院選
当 宮路和明 自前 92291
松下忠洋 無前 68808
野間健 民新 31429
◇03年衆院選
当 宮路和明 自前 113743
大園勝司 民新 45308
村山智 共新 11042
※政党などは当時
6697
:
千葉9区
:2008/11/30(日) 21:42:30
http://mytown.asahi.com/kagoshima/news.php?k_id=47000310810060001
4区/京セラ票の行方焦点
2008年10月06日
従業員約4800人の京セラ国分工場。労組の動向を小里、皆吉両陣営が注目している=霧島市
幕末維新の英傑たちの銅像が立ち並ぶ鹿児島で、生前から建てられる像はそう多くない。
JR鹿児島中央駅西口に建つ胸像。白抜き文字で「小里貞利先生」とある。自民党三役を務め、大臣経験も豊富だった大物政治家。碑文は07年10月14日付。「元内閣総理大臣 小泉純一郎」名で功績をたたえている。
〈九州新幹線鹿児島ルートの早期着工・完成を決する難局に当たり 果断かつ明晰(めい・せき)な行動でこれを打開した事績は特筆すべきであり まさにミスター新幹線の本領発揮でありました〉
9月27日午後、蒲生町の農協支店ビル会議室で、小里氏の長男、泰弘氏を「励ます会」があった。初当選した05年の衆院選では、11万票余りを集め、民主党候補に4万票以上の大差をつけた。が、泰弘氏は「今回ほど、厳しい環境下の衆院選はない。岩に生づめを立てても、はい上がる覚悟」と危機感をみなぎらせた。
用意したイスを上回る支持者約80人が集まった。父の代からの支持者とみられる年配者が目立つ。
*
その2日前、霧島市隼人町のホテル京セラの地下2階大会議室。自治労県本部の第70回定期大会に民主党、国民新党の立候補予定者5人が勢ぞろいした。
執行部と来賓はあいさつで次々に「皆吉」の名を挙げ、「自治労の存在を賭けて闘い抜こう」と呼びかけた。県や市町村の職員の組合員2万人でつくる自治労県本部は5人を推薦。なかでも4区の皆吉稲生氏は自治労出身で、ただ一人の「組織内候補」だ。
小里氏の強固な地盤に挑む皆吉氏は鹿児島市出身。縁のない選挙区内の姶良町に住まいを移したのは今年1月だった。借家。通勤時、のぼりを手に道路脇に立ち、車に向かって手を振り続ける。
7月以降、選挙区に自分の顔写真入りの看板を一斉に立て始めた。小里氏を推す自民党支部長も「最近、相手の看板が予想もしないところにまで立ってきた」と神経をとがらす。
民主党が皆吉氏を4区に擁立したのは「参院選並みの態勢を組めば勝算も」と見込んだからだ。皆吉氏は昨夏の参院選に立候補し、民主躍進の追い風に乗って自民候補に2664票差にまで迫った。この時、4区では自民候補を約7千票上回った。
*
前々回の衆院選を目前に控えた03年10月16日、朝日、読売、日経の各紙朝刊に大見出しの意見広告が載った。〈政権交代が可能な国をつくろう!!〉
仕掛け人は、小里貞利氏と同様、生きながら銅像になった、もう1人の男。京セラ創業者の稲盛和夫名誉会長だ。
稲盛氏は二大政党論者として知られ、民主党とのかかわりが深いとされる。9月21日、小沢一郎代表が3選された民主党本部の臨時大会でも登壇し、財源批判が強い民主党政策について「夢があって思いがあって努力することが必要。ないものをやろうとするのが、新しいことをやる人間の絶対条件だ」と擁護した。
皆吉氏の陣営がもくろむ「参院選並みの態勢」の最大の焦点は、選挙区内の霧島市の国分と隼人の2工場に従業員約5500人を抱える京セラ労組の動きだ。昨夏の参院選で推薦を受けた。
自治労県本部が、定期大会をホテル京セラで開いたのも皆吉陣営の京セラへの精いっぱいの「秋波」に他ならない。皆吉氏は「今年1月、京都で稲盛名誉会長に参院選のお礼と4区からの出馬あいさつをした。今回も推薦を確信している」と期待する。
これに対し、小里氏の陣営も「貞利氏がずっと推薦を受けてきた付き合いがある。10月16日の東京での励ます会には、稲盛名誉会長に発起人になっていただいています」と強調する。
「双方から推薦の要請はきているが、今は白紙。参院選と衆院選は別。解散が決まってからはっきりするでしょう」
両陣営の熱いまなざしの中、京セラ労組幹部の発言は慎重だ。
◇立候補予定者の顔ぶれ
小里 泰弘 50 自現(1) 〈元〉衆院議員秘書
皆吉 稲生 58 民新 〈元〉鹿児島市職員
◇05年衆院選
当 小里泰弘 自新 110258
浜田健一 民元 69921
米重均 共新 6635
◇03年衆院選
当 小里貞利 自前 104843
浜田健一 社元 59075
川浪隆幸 共新 6476※政党などは当時
6698
:
千葉9区
:2008/11/30(日) 21:43:31
http://mytown.asahi.com/kagoshima/news.php?k_id=47000310810100001
京セラ労組、4区は民主推薦へ
2008年10月11日
霧島市の京セラ労働組合国分、隼人両支部は次期衆院選鹿児島4区で立候補の意向を表明している民主党新顔の皆吉稲生氏(58)を推薦する方針を固めた。14日の労組中央委員会で正式に決める。
両支部幹部によると、京都の労組本部は2代続けて政権を投げ出した自民党への批判が強く、次期衆院選では全国で民主候補を推薦するとの方針を各支部に出したという。
これを受け、国分、隼人両支部は職場討議などで意見集約を進め、幹部は「4区も本部方針に沿った判断になるだろう」と話している。
国分支部は組合員約3500人、隼人支部は約500人。皆吉氏と自民党現職の小里泰弘氏(50)が両支部に推薦願を出している。
6699
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千葉9区
:2008/11/30(日) 21:44:05
http://mytown.asahi.com/kagoshima/news.php?k_id=47000310810060002
5区)あえぐ農家 競う振興策
2008年10月07日
飼料代の高騰であえぐ黒毛和牛生産農家の現場=鹿屋市内
台風13号による大雨で土砂崩れが起きた肝付町の現場に作業服姿の森山裕氏の姿があった。
「国と地元が協力して早急な復旧をめざしましょう」
9月20日朝、家が全半壊し途方にくれる被災者らを見舞い、町の幹部に声をかけた。毎週末、地元に帰る。04年4月、山中貞則氏の死去に伴う補選で参院議員から衆院議員に転じて以来、国際会議などの外遊と国会の都合で、3回だけ地元に戻れなかったという。
垂水市での集会で「現場の声に耳を傾け、いい政策を積み上げることがいい地域、いい国を築くことにつながる」と力説した。
郵政民営化法案に反対し、前回は無所属での戦いを強いられた。が、自民公認の新顔に約2倍の大差をつけ、再選を果たした。復党後、安倍、福田両内閣で財務副大臣、8月からは党の総務部会長を任され、党内の足場を着実に固めている。
陣営幹部は鹿児島5区の首長と議員の多くの支持を見込む。
「保守票の10万票に1票でも上積みすることを目標に、これまで通り地道な運動をするだけ」
*
「ひとつだけ聞かせてください。今のままでいいですか」
網屋信介氏は9月28日夜、鹿屋市北部の居酒屋に集まった約30人の住民に問いかけ、政権交代の重要性を説いた。
「昔の自民は格差をなくす努力をする政党だった。ところがこの5年、10年は都会にシフトした。都会で選挙に負けたからだ」
鹿屋市出身の元証券マン。小沢代表と面会し、ふるさとからの立候補を決意した。鹿屋市内に事務所を構えたのは今年1月。連合鹿児島傘下の労組や母校の鹿屋高校の同窓生らを頼りに、支持を広げようとしている。
35歳で鹿屋市長選に出馬し、落選した。15年ぶり2度目の選挙戦。森山氏を強く意識する。
「『金帰火来』の相手より、3倍の時間がある」
街頭に立つ網屋氏のそばで、事務所のスタッフが両手にカウンターを持ち、通過するマイカーの台数を数え続ける。手を振ったりあいさつを返したりする「当たり」の台数を調べる。党の1次公認から漏れたが、「もっとがんばれというエール」と意に介さない。
*
食糧基地・大隅半島。九州農政局によると、06年の大隅地域の農業産出額は県内の40%近くを占め、黒豚や黒毛和牛を中心とする畜産業は市町村別全国ランキングで鹿屋市が3位、曽於市が4位につけた。
全国有数の品質と生産量を誇る畜産業が原油価格の高騰であえいでいる。鹿屋市内で黒毛和牛を生産する東豊巳さん(52)の表情は険しい。
「牛たちのおなかを膨らませて何とかしのいでいるのが実情」
配合飼料の価格も高騰した。牧草を刈り取り、円筒形状に大きく固めるトラクターの燃料費も重くのしかかる。
「大隅が変われば、日本が変わる」。森山氏がよく使う言葉だ。日本農業の再生と食糧自給率の向上を大隅半島からめざそうとする意欲の表れだという。
政府が6月に決めた配合飼料価格や経営の安定を目的とした畜産・酪農家に対する総額738億円の追加緊急対策について、陣営は「財務副大臣としてだけでなく、畜産問題のエキスパートとして対策づくりに深くかかわった」と強調する。
網屋氏も大隅半島の将来について独自の構想を描く。
「党が導入をめざす農業者戸別所得補償制度は農家経営の安定や食糧自給率向上がねらいだが、農家に生産を促す。海外からも求められるブランド力のある農産物を開発し、鹿児島県を『食糧輸出国』にしたい」
農業県の生き残りを託す選挙が近づいている。
◇立候補予定者の顔ぶれ
森山 裕 63 自現(2) 〈元〉財務副大臣
網屋 信介 51 民新 〈元〉金融会社長
◇05年衆院選
当 森山裕 無前 110457
米正剛 自新 55808
柴立俊明 共新 10242
◇04年衆院補選
当 森山裕 自新 115820
竪山勲 民新 16029
茅野博 共新 8038
◇03年衆院選
当 山中貞則 自前 100851
米正剛 無新 51885
茅野博 共新 11008
※政党などは当時
6700
:
千葉9区
:2008/11/30(日) 21:48:31
http://mytown.asahi.com/mie/news.php?k_id=25000320809240001
民主 保守の地で芽
2008年09月24日
町内に民主党の藤田氏のポスターは少ない。隣は共産党のポスター。23日午後には、自民の三ツ矢氏のポスターが新たに張られていた=南伊勢町宿浦
◇◆高齢者医療への不満 好機◆◇
自民党の総裁選が幕を閉じ、政権をかけて「麻生自民」対「小沢民主」が激突する衆院選の足音が、いよいよ近づいてきた。(信原一貴、宮沢崇志)
◆「やってみたら」/お年寄りも「みんしゅ」◆
「政権政党として、断固、民主党と戦っていかなければならない」
麻生新総裁が東京・自民党本部の両院議員総会で力を込めた翌日の23日、南伊勢町立穂原小学校では、秋晴れの下、運動会が開かれていた。
児童数64人。地域とのつながりを深めようと、8年前から地区との「合同運動会」になった。老人会の地域対抗玉入れに、同校を卒業した女性たちが参加した。全員68歳。
校庭で一息ついた。「麻生さんはいいね、期待しとる」「ここは田舎やから自民やなあ」。でも、こんな言葉も漏れた。「反対、反対言うんやったら、いっぺん民主党もやってみたらええのに」
■
「『政治家だなあ』とオーラを感じたよ」
漁港近くで民宿と食堂を営む山本寿人さん(59)は07年の県議選を前に、津市で民主の小沢代表と会った。
山本さんは度会郡選挙区から民主推薦で立候補した。旧南勢町議。かつては、衆院議長を務めた自民の田村元氏を支援し、旧南勢町の後援会に青年部を立ちあげた。三重5区の自民三ツ矢憲生氏の後援会にいたこともある。
だが、引退する自民県議の後継者に選ばれず、民主から声がかかった。「無理いってすみませんなあ」。小沢氏からは、そう声をかけられた。
2議席を保守系2人と争い、約3千票差で敗れた。「地元で票が伸びなかった。この町での自民支持の強さを改めて感じた」。集落の結束が強く、農業、漁業、建設業などを通じて張り巡らされた包囲網。自分が一番よく知っていたはずだったが……。
衆院選三重5区は、3選をめざす三ツ矢氏に、保守系県議を父に持つ民主新顔の藤田大助氏が挑む構図。民主の候補者擁立が難航し、藤田氏が正式に立候補表明したのは、8月に入ってからだ。
店先に藤田氏のポスターを張っていた雑貨店の80代の女性は「知り合いの孫だという人が来て、『張らせてくれ』って。藤田さんのお父さんにはお世話になったから、どうぞ、と」。女性は長年の自民党支持。藤田氏の政党は意識していなかった。「民主党? ほんまやわ」と、ポスターをのぞき込んだ。
民主が第一党になった07年の参院選。三重選挙区の29市町のうち、自民候補が民主候補の得票率を唯一上回ったのが同町だ。自民候補の得票率は52・98%。小泉元首相の郵政解散で自民が大勝した05年衆院選では、三ツ矢氏の得票率は65・68%。民主候補はわずか30・93%だった。
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「政権交代をめざすなら、南伊勢で互角の戦いをしなければだめ。後期高齢者医療への不満は、この地にも『隠れ民主』を生んでいる。今がチャンス」と山本さん。「町には民主党の支部もないんだ」とつぶやきながら、23日午後、伊勢市である藤田氏の選対会議に参加した。
ある自民関係者はこんな言葉で、有権者の変化に警戒心を示す。「以前はお年寄りの中には『みんしゅ』と発音できない人が多かった。みんな他党と混同して『みんしゃ』。それくらい知られていなかった。でも、今はだんだんと民主党の名が広まっている。決して楽観できない状況とみています」
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