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【捲土重来選挙】200X次期衆院選スレ

6695千葉9区:2008/11/30(日) 21:38:27
選択のとき 08かごしま
1区 改革余波 自民に危機感
2008年10月01日


自民党総裁選の終盤で候補者5人の演説会に詰めかけた聴衆=9月20日、JR鹿児島中央駅前広場

 自民党総裁選が終盤を迎えた9月20日午後5時。JR鹿児島中央駅前の広場に麻生太郎氏が現れると、聴衆から声が飛んだ。
 「太郎ちゃーん!」
 その直前、衆院鹿児島1区選出の保岡興治氏がマイクを握った。
 「民主党は口が開けば『政権交代』としか言わない。政治の目的はこの困難な時代を切り開いていく国益であり、国民のための政策です」
 県連幹部は「衆院選をにらんだイベント」と言った。
 その6時間前、1区から出馬する予定の民主党県連代表の川内博史氏は、鹿児島市鴨池2丁目の住宅街を歩き、呼び鈴を鳴らした。
 応対した高齢者に年金・医療、子育て世代には児童手当と、世代によって強調する政策を選ぶ。
 「私の『よかにせ』のポスターを張らせていただくわけにはいかんですかね?」
 「よかにせ」は鹿児島弁で「いい男」。すでに2200枚を超すポスターを掲示したという。
 保岡氏と川内氏。過去4回は保岡氏の勝利だが、事務所幹部は「昨夏の参院選以来、相手の選挙運動が変わった」と警戒する。
 川内氏がポスターを張る「広報板活動」は昨夏の参院選から始めた動きの一つ。民主党の小沢一郎代表が昨年4月から3カ月間、鹿児島で5回も選挙運動を指導し、中小企業の経営者や医師、農家ら旧来の自民党支持基盤の切り崩しにかかった。
 その結果が2664票差。自民候補は参院選で当選したものの、薄氷を踏んだ。
      *
 「改革を進めるたび、党員が減る」。自民党県連の関係者がうめいた。
 小泉元首相が「ぶっ壊す」と宣言した自民党。建設業界は公共事業の減少、医療界は診療報酬引き下げ、商店街は規制緩和の荒波を受ける。県内衆院選挙区5議席を独占する保守王国も、80年代に13万人だった県内の党員は2万8千人を割った。
 こうした「改革減」に加え、県連関係者は「制度減」と「自然減」も指摘する。
 01年参院選から比例区の拘束名簿式が非拘束名簿式となり、名簿順位を上げようと候補者の出身母体が展開していた党員獲得競争が終わった制度減。自然減は軍人恩給受給者と遺族会などで高齢化が進んでいることを指す。
 ある県議は「ミニ集会をおぜん立てしてくれる市町村議がいなくなった」と言う。市町村合併で03年の96市町村1667議席から07年には46市町村937議席に減った。
 ただ、二大政党化が進む国会で微妙な変化もある。
 共産党の志位和夫委員長が今年2月8日の衆院予算委員会で、日雇い派遣労働者の証言を紹介。小泉政権下で施行した労働者派遣法を「派遣労働者保護法」に改正するよう提案した。その様子がネットの投稿サイトに掲載され、「委員長SGJ(スーパー・グッド・ジョブ)」と称賛の書き込みが続いた。「蟹工船」やマルクスの再評価と追い風もあり、全国の党員数は昨秋より1万人増えた。
 党県委員会の久保田薫書記長は「格差と貧困が県内でも広がっている」。約3千人の県内党員のうち約150人はこの1年間に入ったという。
 前回衆院選で県内3選挙区に候補者を立てたが、今回は1区の山口広延氏に絞る。
      *
 9月15日、鹿児島市内の公民館であった敬老会。
 「赤いソテツの 実も熟れる頃〜」
 保岡氏は事故米問題に触れ、翌日の閣議で厳罰化に向けた提言をすると強調。最後に、ゆかりの奄美の代表的な新民謡「島育ち」を披露すると、お年寄りは手拍子を打ち、一緒に口ずさんだ。
 約30分後、同じ会場で川内氏は週刊文春6月12日号の記事「十年後の『総理』は誰か」を引用。政治部記者やジャーナリストのアンケートをもとに、1位前原誠司氏、2位後藤田正純氏と、民主と自民の若手議員が並んだ。
 「私が19番目。18人抜かせば、10年後の総理大臣になるんですよ」
 川内氏が冗談めかして語ると、会場は沸いた。党が掲げる月7万円の最低保障年金制度の説明も忘れなかった。
 県都でせめぎ合う自民と民主。小選挙区制の実施から12年の今秋、決戦の前夜が明けようとしている。
      ◇
 政権交代が最大の争点となる次期衆院選。計11人が立候補の意向を表明している県内5選挙区の情勢を追った。


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