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国際政治・世界事情

1とはずがたり:2005/05/23(月) 02:47:11
世界情勢・世界史ネタなど
軍事問題は安全保障論http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1043205301/l10を国際経済問題は国際経済学http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1060165061/l10を参照の事

6032チバQ:2013/04/01(月) 22:36:47
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130401/erp13040121440004-n1.htm
歴史的撤退めぐり議論 英軍、独から70年ぶりに完全撤退へ
2013.4.1 21:43 (1/2ページ)
 【ロンドン=内藤泰朗】第二次大戦後、70年近くもドイツに駐留してきた英国軍について、英国のハモンド国防相が先月、完全撤退させる方針を打ち出して議論を呼んでいる。国防費削減が最大の理由だ。英国では「戦後期の終焉(しゅうえん)」「歴史的な撤退」などといわれているが、駐留英軍に経済的に依存してきたドイツの地元では、「戦後最大の激震」と深刻に受け止める声も出ている。

 戦勝国の英国は戦後、占領軍としてドイツでの駐留を開始。米ソ両超大国による東西冷戦の終結後も駐留し続けた。英BBC放送によると、ドイツ駐留英軍は最大時には15万人までふくれあがった。冷戦時代も5万人規模を維持し、冷戦終結後も2万人程度が駐留してきた。

 在外英軍としては最大規模を誇ってきたが、英国の国防費の大幅削減のために当初の予定を1年早め、2019年までに完全撤収するという。

 英紙インディペンデントによると、現在の計画では駐留英軍1万5500人のうち、1万1千人が16年までに帰還し、残りが19年までに撤退する。家族も合わせると計約3万4千人が本国に戻ることになる。

 ハモンド国防相は、撤収で年間2億4千万ポンド(約341億円)の駐留経費を節約する一方、母国に戻る将兵約1万人とその家族のための住宅建設費などとして約18億ポンド(約2560億円)を投資する計画も発表。国防費削減の一方で、テロなど新たな脅威への対処能力は維持する意向だ。

 しかし、同紙によると、英軍が駐留するドイツ北部のベルゲン市は激震に見舞われている。同市では地域経済の3分の1を英国兵やその家族らの消費に依存しているからだ。

 同市のプロコップ市長は「英軍は占領軍として駐留を始めたが、パートナーとなり、いまや私たちの一部分となった。どれほどの影響が街に出てくるのか、想像だにできない」と頭を抱える。英軍撤退後の街づくりを再構築する必要に迫られている。

 さらに、英軍の関連施設で働いてきたドイツ人らの再雇用及び年金の問題や、英空軍が引き起こした環境破壊の処理など、複雑な問題が山積しており、英独両国は今後の対応をめぐり議論となっている。

6033チバQ:2013/04/01(月) 22:37:21
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130320/asi13032022170001-n1.htm
レイプ事件相次ぐインド 厳罰後も後絶たずデモ大規模化
2013.3.20 22:12 (1/3ページ)[政変・反政府デモ]

スイス人の女性旅行者への集団レイプ事件に絡み、インド中部マディヤプラデシュ州ダティアの裁判所に出廷する容疑者6人(ロイター)
 インド中部マディヤプラデシュ州で今月15日、夫と旅行中だったスイス人の女性旅行者(39)が集団レイプされた事件で18日、事件に関与したとされる容疑者6人が州内ダティア地区の裁判所に出廷した。インドでは昨年12月、首都ニューデリーで女子学生がバス内で男6人に集団レイプされ死亡する事件が発生して以来、凶悪なレイプ事件が各地で頻発。レイプ犯に死刑を適用する刑法改正も実施したが、凶悪な性犯罪が減る気配は一向にない…。(SANKEI EXPRESS)

 「われわれは法と秩序の崩壊に抗議します。わが州は強制売春や女性に対する犯罪の最多発生国となっています」

 今回の集団レイプ事件が起きたマディヤプラデシュ州の野党議員は、18日に開いた抗議集会でこう怒りを露わにし、警察・司法行政などの責任者である州内務相の辞任を要求した。

 この州では今年1月、休暇で観光に来ていた韓国人の女子学生が、宿泊先のホテルのオーナーの息子にレイプされ違法薬物を投与される事件が起きたばかりだ。

 米CNN(電子版)やフランス通信(AFP)、米国際報道サイト、グローバル・ポストなどによると、この日、顔を黒い布で隠し、出廷した6人の男性は地元部族の出身で20歳〜25歳の若者だ。内訳は5人が20代の農業従事者で、残る1人(19)は17日、隣の州で一晩拘束された後、裁判所があるダティア地区に身柄を移されていた。

 地元警察の説明では、集団レイプの罪で起訴されるのは4人のみで、有罪になれば10年以上の禁錮刑が科される。残り2人については被害者が「犯行現場にいただけ」と証言したため罪に問われないという。

 しかし6人は、被害者とその夫(30)からノートパソコンや携帯電話、現金1万ルピー(約1万8000円)を奪った「強盗罪」で全員起訴される。

 凶悪な事件に遭遇したスイス人夫婦は2月にインド入りし、北部の観光地タージ・マハルなどを訪問した後、自転車でこの州を旅行中の15日、森の中でキャンプしていた際、集団レイプの被害に遭った。現地メディアは犯人たちのうち1人は散弾銃で武装していたと報じた。被害者夫婦は治療を受け、現在、ニューデリーで大使館が保護している。

 多発する凶悪レイプ事件を受け、政府の対策の甘さを糾弾する抗議デモが大規模化するなか、事態を重視したプラナブ・ムカジー大統領(77)は今月3日、レイプ犯罪の最高刑を死刑にするなど性犯罪に厳罰を科す刑法改正の政令に署名。新法が施行された。

 新法では、レイプ犯罪の最低刑期をこれまでの7年から20年に引き上げたほか、被害者を殺害したり、意識不明の状態にしたケースで死刑を適用する。さらに、近年増えるストーカー罪なども新設した。

 とはいえ欧米では、インド社会に根強く残る家父長制と女性蔑視に原因があると指摘するメディアもあり、厳罰化の効果を疑問視する声も少なくない。実際、AFPによると、一昨年のインドでのレイプ事件2万4206件中、有罪はわずか26%だったという。

6034チバQ:2013/04/01(月) 22:40:46
http://www.afpbb.com/article/disaster-accidents-crime/crime/2936709/10525529?ctm_campaign=txt_topics
性的暴行事件相次ぐインド、女性観光客が激減
2013年04月01日 19:41 発信地:ニューデリー/インド
【4月1日 AFP】性的暴行事件が相次いで報じられたインドで、同国を訪れる外国人女性観光客が激減している。インド商工会議所連合会(ASSOCHAM)の調査で1日までに分かった。

 ASSOCHAMは国内各地の観光関連会社1200社を対象に調査を実施した。発表された調査結果によると、インドを訪れる外国人観光客の総数も、昨年比で25%減少しており、観光客はマレーシアやタイを旅行先に選んでいたという。

 昨年12月にニューデリー(New Delhi)で起きた、23歳のインド人女子学生が男6人にバスの中でレイプされ死亡した事件をめぐっては、同国における女性への扱いに対して非常に厳しい視線が向けられた。この事件以降も、インドでは複数の性的暴行事件が大々的に報じられ、中でも中部マディヤプラデシュ(Madhya Pradesh)州では事件が相次いだ。3月にはスイスの自転車愛好家が集団レイプされる事件が起き、また1月にも韓国人の女性観光客が滞在先のホテル所有者の息子に薬物を投与され、レイプされたことが伝えられている。

 これら一連の事件を受け、「インドを訪問する女性旅行者の安全について懸念が持ち上がった」と、ASSOCHAMのD.S.ラワト(D.S. Rawat)事務局長は語った。

■「観光客数は増加している」とインド当局

 一方、インド観光当局は、2013年初頭にインドを訪れた外国人観光客の数は増加傾向にあると発表している。3月の統計はまだ出ていないものの、当局によると今年2月の観光客数は昨年同月と比べて1.6%の増加だったとした。

 インドの観光業界団体、インド観光事業連合(Indian Association of Tour Operators、IATO)の事務局長も、ASSOCHAMが報告している観光客減少の規模に疑問を投げかけている。だが、一部の旅行客からは不安の声が上がっていることも事実とした。(c)AFP/Rachel O'Brien

6035チバQ:2013/04/01(月) 22:41:08
http://www.afpbb.com/article/life-culture/life/2936591/10508983?utm_source=afpbb&utm_medium=detail&utm_campaign=must_read
パリで狙われる中国人観光客たち、犯罪被害が急増
2013年04月01日 14:27 発信地:パリ/フランス
【4月1日 AFP】仏パリ(Paris)で、中国人観光客を狙った犯罪が急増している。ショッピングなどでフランスを訪れる中国人は年間100万人を超えるが、中国人からすれば「光の都」の輝きも陰るような事態に、中国人観光客の数が低下しかねないと危惧する声も出ている。

 パリで中国行きおよび中国からのツアーを専門に扱う旅行会社のジャンフランソワ・チョウ(Jean-Francois Zhou)代表によれば、過去1年に中国人観光客が襲われる事件は、ほぼ毎日起きている。

■多額の現金所持が一因か

 3月20日にも、パリのシャルル・ドゴール空港(Charles De Gaulle)に到着したばかりの中国人団体観光客23人が、レストランでパスポートや航空券、現金などを強奪される事件が起きたばかり。さらに引率者は顔面を負傷している。

チョウ氏によれば、特に中国人が狙われるのは巨額の現金を所持しているからだという。なかにはショッピング用として2万ユーロ(約240万円)を現金で持ち歩く観光客もいるという。

 チョウ氏はAFPの取材に「事態は非常に深刻だ。中国人観光客が襲われる事件が続けば、われわれは大きな代償を払うことになるだろう」と警鐘を鳴らす。

 チョウ氏によれば昨年10月のある日には、約10人の中国人観光客が犯罪の被害にあった。その多くはパリ中心部にあるルーブル美術館(Louvre museum)で狙われている。

 今年2月には、渋滞にはまった中国人向けツアーバスの窓ガラスが割られハンドバッグなどが強奪される事件があった。中国人が狙われる事件はパリ市内の4つ星高級ホテルでも起きているという。

 在仏中国大使館の職員も、昨年からパスポートの盗難など中国人観光客からの被害届提出が増加していると認める。

■中国人の反応はさまざま

 こうした事態を受け、地元中国でも江蘇(Jiangsu)省の旅行当局が、海外を旅する心得として、多額の現金は持ち歩かない、現金や貴重品を人前で見せない、観光地で安易に見知らぬ人物と話さない、所持品から目を離さないなどの注意喚起を中国版マイクロブログサイト「新浪微博(Sina Weibo)」上で行っている。

 中国のインターネット上でもさまざまな議論が飛び交っている。「中国人の尊厳を侵害するものだ」「仏政府には納得のいく説明と、犯人の厳重な処罰を求める」など厳しい意見もあれば、「先進国の暗部を示す出来事」と一歩踏み込んだ意見や、「中国人は観光地で目立ちすぎる」「金に糸目をつけずに買い物をし、大金を持ち歩く。身に着けた宝石を見せびらかしたりもする。もっと目立たないようにすべき」など中国人に自省を促す意見もみられる。

 一方、パリで中国語の情報ウェブサイト「YouParis.com」を運営するレンライ・ジュー(Renlai Zhu)氏は、パリでの事態を大げさに騒ぎすぎだと話す。「確かにパリで盗難や強奪事件は増えている。でも、それはスペインやローマだって同じだ」(c)AFP/Audrey Kauffmann

6036チバQ:2013/04/01(月) 22:43:44
http://mainichi.jp/select/news/20130401ddm007030014000c.html
ジンバブエ:大統領選、7月にも ムガベ政権、是非問う 政治緊張、解消なるか
毎日新聞 2013年04月01日 東京朝刊

 ◇新憲法案を国民が支持
 アフリカ南部ジンバブエで大統領の権限縮小や任期制限を柱とする新憲法案が3月中旬の国民投票で承認され、次期大統領選・議会選が7月にも実施される見通しとなった。前回選挙(08年)ではムガベ大統領支持派の野党支持者弾圧で大混乱し、国際的批判も浴びたジンバブエ。独立以来33年間国を率い、独裁的傾向も指摘されるムガベ政権の是非を再び問う激しい選挙戦が近づきつつある。【ヨハネスブルク服部正法】

 新憲法は、ムガベ大統領の布告などを経て発効する。大統領令の布告に閣僚の過半数、非常事態令布告や議会解散には議員の3分の2の同意が必要になるなど、大統領の権限を制限。任期も最長で2期10年に抑えている。任期制限の適用は次期大統領からのためムガベ氏の出馬は可能だ。

 同国選管が3月19日に発表した同16日実施の国民投票の結果によると、投票総数の9割以上の圧倒的多数が賛成票だった。新憲法案の承認は次回国政選挙の前提で、選挙実施に向けた主要な政治的手続きの一つが完了したことになる。

 首都ハラレ市内の商店主、エノック・ムハシュさん(47)は国民投票の結果が出た直後、毎日新聞の取材に「選挙が今年中に行われ、政治的緊張が終結してほしい」と、今後への期待を語った。

 ムハシュさんが懸念する「政治的緊張」とは、ムガベ大統領が率いる与党「ジンバブエ・アフリカ民族同盟愛国戦線(ZANU−PF)」と、旧野党で現在は連立政権を組む「民主変革運動(MDC)」の対立だ。その高まりは、08年の大統領選挙にさかのぼる。

 第1回投票では、MDCのツァンギライ議長が得票率48%で、同43%のムガベ氏を上回った。だが、大統領派がMDC支持者らを激しく弾圧して多数の死者や避難民が出て、ツァンギライ氏は決選投票から撤退。ムガベ氏が決選投票で当選して就任を強行し、国際社会から非難を浴びた。

 その後、ジンバブエに強い経済的影響力を持つ南アフリカの仲介で、与野党が新たな憲法制定後の選挙実施などで合意して連立政権を樹立、ツァンギライ氏が首相に就任し、政治的混乱の収束が始まった。

 次回大統領選・議会選は、7月実施説が浮上している。再びムガベ氏とツァンギライ氏の接戦となる公算が大きく、過熱が予想される。最近、警察が人権・市民団体などの事務所を家宅捜索したり活動家らを拘束したりする例が頻発しており、選挙をにらんだ政権側による圧力強化の可能性もある。

 ツァンギライ氏とMDCの勝利を予想する意見がある一方、連立参加後のMDCの政権運営などに対する不満の声があるとも指摘され、MDCの人気急落を示す世論調査結果もある。一方、ムガベ氏は89歳と高齢だが、世論調査ではZANU−PF支持率の上昇も見られる。

 ムガベ氏は1980年の独立以来、ジンバブエを率いている。当初は、英植民地時代から少数の白人が4〜5割を所有していた耕作地を黒人に再配分しつつ白人との融和も進め、堅実な経済成長を実現。ジンバブエは農業生産力の高さから「アフリカの穀物庫」と呼ばれた。だが、徐々に独裁傾向を強め、2000年に白人農家の土地強制収用を開始。支援国からの援助が途絶え経済は崩壊状態に陥った。こうした中で高まった「反ムガベ」の機運が、08年選挙の対決基調をもたらした側面もある。

 ジンバブエではダイヤモンド鉱山から上がる国庫収入が、目標額を大きく下回っており、大統領派の流用を指摘する声もある。国際NGO「グローバル・ウィットネス」(本部・ロンドン)は、ダイヤ収入が次回選挙時に反大統領派の弾圧の資金源となる可能性にも言及している。

6037チバQ:2013/04/01(月) 22:44:33
http://mainichi.jp/select/news/20130401ddm007030094000c.html
ロシア:NGO次々捜索 プーチン批判封じる狙い
毎日新聞 2013年04月01日 東京朝刊

 【モスクワ大前仁】ロシア政府が、外国から資金援助を受ける国内の非政府組織(NGO)の事務所を相次いで捜索するなど本格的な規制に乗り出した。昨年3月の当選から1年が経過したプーチン大統領への批判的な言動を封じる狙いだが、欧米諸国の批判を呼んでいる。

 露連邦検察庁などは3月下旬、国際人権団体「アムネスティ・インターナショナル」や、ロシアの人権団体「メモリアル」の事務所を予告なしで訪問。昨年11月に外国の基金を受け取り「政治的な活動」を行うNGOに対し、「外国の代理人」として登録し、活動報告を義務づける法律が施行されたことから、書類の提出などを求めた。

 ロシアメディアなどによると、100近くの団体が過去1カ月で捜索を受けた模様だ。

 一方で、プーチン大統領は3月30日、市民社会の発展などに貢献しているNGOを対象に、総額約30億ルーブル(約90億円)の支援を拠出する大統領令に署名。NGOが政権の意向に従って活動する場合は援助していく方針を示した。

 一連の動きについて米国務省のヌーランド報道官は3月28日、「前例のない検査を深く憂慮している」と指摘し、さまざまなチャンネルを利用してNGO支援を模索していく意向を表明した。ドイツも自国の関係するNGOが対象となったことから、ロシアに抗議している。

 プーチン大統領は11年末の下院選を発端にした反政権運動について、欧米諸国が支援したと糾弾し、米国から支援を受けていた国内のプログラムを昨秋、相次いで閉鎖した。

6038チバQ:2013/04/01(月) 22:47:27
http://mainichi.jp/select/news/20130401dde007030003000c.html
ドイツ:脱ユーロ新党 「危機」対応に不満、総選挙に影響も
毎日新聞 2013年04月01日 東京夕刊

 【ベルリン篠田航一】9月に連邦議会選(総選挙)を控えるドイツで、欧州共通通貨ユーロからの脱退と旧通貨マルクへの回帰を訴える新党が結成された。経済大国ドイツでは、自らの税金が財政危機国支援に次々に使われることへの不満も根強く、2月の世論調査では3割超がマルク復活を望んでいる。新党はユーロ問題にほぼ特化しているため、国政での議席獲得に必要な「得票率5%以上」を達成できるかは微妙だが、ユーロに懐疑的な票が流れれば、選挙の「台風の目」になる可能性もある。

 新党は「ドイツのための選択肢」。党名には「ユーロ維持こそ唯一の選択肢」と言い続けるメルケル首相への反発の意味も込められている。有力紙フランクフルター・アルゲマイネの元編集者、ドイツ産業連盟の元会長、実業家や学者ら約5000人が支援者に名を連ね、2月に結成された。4月中に正式な党大会を開催する。

 ドイツには現在、ユーロ脱退を掲げる主要政党はなく、新党の広報担当ベルント・ルッケ氏は独誌に「ユーロは欧州を崩壊させている。だがユーロを批判する政党がドイツにないのは、まるで思想統制のようだ」と語る。

 9月の総選挙では、メルケル首相率いる連立与党の中道右派陣営に、野党の中道左派陣営が挑む構図。だが両陣営とも現段階では過半数確保は難しい見通しで、この「脱ユーロ新党」の得票次第で選挙結果が左右される可能性もある。新党の基盤は保守層が多いため、保守系与党のキリスト教民主・社会同盟のフォルカー・カウダー議員団長は「ドイツの豊かさは、団結した欧州の上に成り立っている。この新党が有権者を説得できるとは思えない」と述べ、「保守票切り崩し」に危機感を強めている。

 イタリアでは2月の総選挙で反ユーロ姿勢の新興政治団体が第3勢力に躍進した。

6039チバQ:2013/04/01(月) 22:48:20
http://mainichi.jp/select/news/20130402k0000m030037000c.html
イタリア:賢人会議に異論噴出 政治危機克服は前途多難
毎日新聞 2013年04月01日 19時18分

 【ローマ福島良典】イタリアのナポリターノ大統領(87)が、2月の総選挙以降続く政治危機を克服するために設置した賢人会議に対して、主要政党・団体から「問題先送り」などと早くも異論が噴出している。賢人会議は2日から始動し、大統領に政治・経済改革策を提示する予定だが、前途は多難だ。

 大統領が30日に指名した賢人会議のメンバーは有識者5人、政治家5人の計10人で構成。政治、経済の2部会に分かれ、政治部会は選挙制度や国会の改革、経済部会はモンティ実務者内閣下で進められてきた財政緊縮策の修正などを討議する。しかし、緊縮策や欧州政策を巡る各党の立場には隔たりが大きく、賢人会議が提示する政策を各党が受け入れるかは不透明だ。

 上下両院第1勢力でベルサーニ民主党書記長(61)が率いる中道左派連合は賢人会議に全面協力の姿勢を示している。だが、ベルルスコーニ前首相(76)の第2勢力・中道右派連合は「賢人会議は問題を解決しない。中道左右両陣営の大連立が政権樹立のための唯一の解決策」と指摘している。

 また、総選挙で台頭した第3勢力の新興政治団体「五つ星運動」創設者のベッペ・グリッロ氏(64)はブログで「まやかしの交渉人や仲介者は必要ない」と賢人会議不要論を展開。新政権が樹立できなくても、「見切り発車」的に国会で選挙制度改革などを進めるべきだと主張した。

 賢人会議のメンバー10人が全員男性であることにも疑問の声が上がっている。イタリア紙コリエレ・デラ・セラは「いつもながら女性がいない」と指摘、女性議員は「賢人会議が社会の構成を反映していないのは遺憾だ」と批判した。総選挙の結果、女性議員の割合は改選前の約20%から約31%に増加した。

6040チバQ:2013/04/01(月) 22:49:59
http://mainichi.jp/select/news/20130402k0000m030049000c.html
エジプト:財政立て直しに苦慮 「第2の革命」懸念も
毎日新聞 2013年04月01日 19時37分(最終更新 04月01日 21時23分)


エジプトの首都カイロ中心部のガソリンスタンドで、軽油の到着を待つミニバスの運転手ら=秋山信一撮影
拡大写真 【カイロ秋山信一】中東の民主化運動「アラブの春」で独裁政権が倒れたエジプトが、財政立て直しに苦慮している。国際社会は、財政支援の条件として食料品や燃料の補助金削減を要求。しかし、補助金を削減すれば物価上昇を招き、政府への反発が強まる可能性もあり「第2の革命」を懸念する声も出ている。

 「軽油を自宅に買いだめすると、火災を起こす危険が高いのでやめるように」。エジプト政府は3月、異例の声明を出して国民に注意を呼びかけた。エジプトでは1月以降、軽油の供給不足が続き、ガソリンスタンドの前にトラックやバスの車列が目立つようになった。緊急時に備えて、ポリタンクに軽油を入れて持ち帰る客も多い。20リットルあたり、30ポンド(約410円)の軽油が、闇市場では50〜60ポンドで取引されている。

 供給不足の背景には、政府の財政悪化がある。ムバラク前政権時代から政府は補助金で軽油や食料品の価格を低く抑えてきた。だが2011年のムバラク前政権崩壊後、治安への不安から主要産業の観光業収入が低迷。2月末の外貨準備高は約135億ドル(約1兆2700億円)まで下落。エジプト中銀が「危機的水準」とした昨年末の150億ドルからさらに減少した。そのため、軽油の輸入や補助金に充てる予算も不足している。

 財政立て直しのため、政府は国際通貨基金(IMF)から総額48億ドルの支援を受ける交渉を続けている。だが支援の条件として、補助金削減などの財政改革を突きつけられ、交渉は難航している。

 政府は歳出削減策として、発電や食品製造など一部の業種を除く工業用の燃料の値上げを決定。節電のため、カイロ国際空港は6月以降、1日4時間休業することも決めた。だがエコノミストの間では、市民生活に直結するパンやガソリンの補助金削減も不可避との見方が強まっている。歳出削減策が国民の不満を高めるのは必至で、人民議会(国会)選挙を控えるモルシ政権はジレンマに陥っている。

 エコノミストのイブラヒム・マンスール氏は「政府は、財政改革に必要な負担や将来の経済活性化策を国民にきちんと示すべきだ。国民の理解を得ずに生活状況の悪化だけが続けば、食糧難などへの不満から第2の革命につながることもあり得る」と指摘している。

6041チバQ:2013/04/02(火) 20:27:42
http://mainichi.jp/select/news/20130402mog00m030001000c.html
イタリア:欧州中銀総裁が電話で説得 大統領、辞任思いとどまる
2013年04月02日

 【ローマ福島良典】1本の電話が欧州危機再燃を救った? 政治危機に直面しているイタリアのナポリターノ大統領が30日に辞任を思いとどまったのは、欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁から電話で説得されたためだったと31日付イタリア紙コリエレ・デラ・セラが報じた。

 キプロス金融危機への対応で一息ついたばかりのドラギ氏は30日朝、辞任の意向を伝えるイタリア紙を読んで大統領に電話をかけ、「船(イタリア)から最後のかじ取り(大統領)もいなくなったとの印象を外国の投資家に与えてしまう」と再考を促したという。

 イタリアは上下両院が「ねじれ」状態で政治が機能せず、モンティ暫定内閣は新政権ができるまでの「中継ぎ」にすぎない。その上、国家元首の大統領まで辞任すれば、復活祭明けの市場が大荒れになると懸念したためだ。

 ドラギ氏はECB総裁になるまでイタリア銀行(中央銀行)の総裁を務めており、大統領とは旧知の間柄。説得を受け、大統領は「最後の日(任期切れの5月15日)まで職務を果たす」と述べ、賢人会議を設置して危機回避を目指す考えを明らかにした。

6042チバQ:2013/04/03(水) 12:06:47
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130403-00000031-reut-m_est
イスラエル軍がガザ空爆、昨年11月の停戦合意後初めて
ロイター 4月3日(水)8時31分配信

[ガザ 2日 ロイター] イスラエル軍は2日、パレスチナ自治区ガザを空爆した。昨年11月の停戦合意後、イスラエル軍による同様の攻撃は初めて。ガザを実効支配するイスラム原理主義組織ハマスと、イスラエル軍の双方が明らかにした。

ハマス側は声明で「ガザ北部の空き地が爆撃されたが、けが人はいなかった」と表明。イスラエル軍報道官はガザで攻撃があったことは認めたものの、詳細な説明は避けた。

イスラエル軍によると、これに先立つ2日には、パレスチナ側がイスラエルに向けてロケット3発を撃ち込んだ。2発がガザに着弾し、1発がイスラエル南部の空き地に着弾したものの、被害やけが人はいなかったという。

パレスチナ側でロケットを発射したと表明したグループはいない。

イスラエルとハマスは昨年11月、8日間にわたる軍事衝突の末、停戦で合意。この衝突でパレスチナ人170人、イスラエル人6人が死亡した。

6043チバQ:2013/04/03(水) 20:37:41
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_date1&k=2013040300061
隠し口座で前予算相訴追=仏
 【パリ時事】フランスのカユザック前予算担当相が閣僚就任前、税金逃れのため国外に隠し口座を持っていたとされる疑惑で、仏捜査当局は2日、脱税隠匿容疑で刑事訴追した。一貫して疑惑を否定していたが、仏各メディアによると、2日になって当局に隠し口座の存在を認めたという。(2013/04/03-05:46)

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6044チバQ:2013/04/03(水) 20:45:41
http://mainichi.jp/select/news/20130403ddm007030107000c.html
イタリア:賢人会議始動 今月中旬までに改革案
毎日新聞 2013年04月03日 東京朝刊

 【ローマ福島良典】イタリア政治危機の解決を目指してナポリターノ大統領が設置した賢人会議が2日、新政権樹立の土台となる改革政策の立案作業に着手した。4月中旬までに作業を終え、大統領に報告する見通し。

 有識者と政治家の計10人で構成する賢人会議には、ベルルスコーニ前首相の中道右派連合から「時間の無駄」との指摘が出ている。また新興政治団体「五つ星運動」は、所属メンバーが賢人会議に選ばれなかったことを批判している。

 2日付イタリア紙コリエレ・デラ・セラによると、こうした批判に対して大統領は「ばかげた反応であり、理解できない」と反論。「各党から見捨てられ、独りぼっちにされた気分」「7年の任期中で最悪の時期だ」と失望を表明したという。

 大統領の任期は5月15日まで。総選挙(2月24〜25日)後の連立協議決裂を受け、一時、前倒し辞任を検討したとされる。憲法で「任期末の6カ月間は国会を解散しない」と定められているため、解散権を持つ後任に政治危機収拾を託したい考えだったとみられる。

6045チバQ:2013/04/03(水) 20:48:54
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130403/mds13040305380000-n1.htm
ガザで男女共学禁止 ハマス、進むイスラム法統治 パレスチナ
2013.4.3 05:35
 【カイロ=大内清】イスラム原理主義組織ハマスが実効支配するパレスチナ自治区ガザ地区で1日、新しい教育法が施行され、キリスト教系などの私立を含む全学校で9歳以上の男女が一緒の教室で勉強することが禁じられた。ハマスが目指すシャリーア(イスラム法)による統治に向けた動きの一環とみられる。

 ロイター通信などによると、同法により、ガザ内の学校では男女の教室を分けるよう義務づけられるほか、男性教師が女子生徒に教えることも禁じられる。イスラム教徒が大多数のガザではすでに多くの学校が男女別学なため、住民から大きな異論は出ないとみられるが、世俗的な人権団体などからは「法規制によってガザのハマス化をさらに進めている」と反発も出ている。

 ハマスはガザを掌握した2007年以降、女子生徒のスカーフ着用義務化や、男女交際の取り締まりを強化。ハマスを「テロ組織」とみる米欧からは人権侵害にあたるとの批判もある。

 パレスチナが、ハマス支配のガザと、主流派ファタハが統治するヨルダン川西岸とに分裂している中、ガザ単独で新法を施行したことは、ファタハの反発を招き、今後の和解協議の障害となる可能性もある。

6046チバQ:2013/04/03(水) 23:39:40
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130403/erp13040322420003-n1.htm
クリスティーナ王女に出頭命令、夫の汚職疑惑で 五輪招致にも影響か スペイン地裁
2013.4.3 22:41

スペインのクリスティーナ王女(ロイター)
 【ロンドン=内藤泰朗】スペインのクリスティーナ王女が夫ウルダンガリン氏のスポーツイベント開催に絡む収賄疑惑に関して同国の裁判所に証人として出廷を命じられていることが3日明らかになった。英BBC放送が伝えた。同国国王直系の子孫が裁判所に召喚されるのは初めてという。

 スペインは、2020年夏季五輪のマドリード招致に向けて王室が先頭に立って走っており、王位継承権第7位の王女の裁判所召喚が今後の招致活動に微妙な影響を及ぼす可能性も指摘されている。

 王女は今月27日、同国東部の地中海に浮かぶバレアレス諸島の地方裁判所に出頭を命じられているが、夫は容疑を否定。王女と夫は同国代表選手として五輪に出場した経験がある。

6047チバQ:2013/04/03(水) 23:56:27
http://www.afpbb.com/article/economy/2936937/10529126

6048チバQ:2013/04/03(水) 23:56:52
http://www.afpbb.com/article/economy/2936937/10529126
キプロス財務相が辞意表明、金融危機の原因調査に協力のため
2013年04月03日 15:37 発信地:ニコシア/キプロス

【4月3日 AFP】キプロスのミハリス・サリス(Michalis Sarris)財務相は2日、同国のライキ銀行(Laiki Bank)の調査への協力を理由に辞意を表明した。サリス氏は昨年まで、同行の会長を務めていた。

 キプロスでは、ユーロ圏などからの支援がなければ財政破綻の寸前という状況に至った原因を究明するための調査が同日から始まったが、ライキ銀行が抱えた巨額の不良債権も大きく影響したとされている。

 一方、キプロス政府と金融支援を実施する欧州連合(EU)などとの支援条件に関する交渉も同日、サリス財務相の辞任表明に先立ち終了した。クリストス・スティリアニデス(Christos Stylianides)政府報道官によると、キプロスはこれにより、100億ユーロ(約1兆2000億円)の支援を受ける道が開かれた。

 報道官は、「支援実施の前提条件となる覚え書きの作成を完了した」と述べ、さらに「キプロス経済にかかる圧力を緩和するため、財政再建策の実施期間は2年延長され、2018年までとなった」と説明した。

 なおキプロス沖には未開発の天然ガス資源があるが、同報道官によると、キプロスは「天然ガス田の計画、探査、(天然ガスの)販売から得られる収入の管理を自ら行う権利を維持した」という。(c)AFP/Charlie Charalambous

6049チバQ:2013/04/04(木) 20:19:17
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130404/mds13040410420001-n1.htm
「博物館建設に寄付を」革命で外貨激減のエジプト、外国人観光客に
2013.4.4 10:39

エジプト・ギザの大エジプト博物館の建設現場で取材に応じるアリ文化財担当国務相(左)とザアゾウ観光相(右)=3日(共同)
 エジプト政府は、首都カイロ郊外ギザのピラミッド近くに日本の支援で着工した「大エジプト博物館」の建設資金が不足しているとして、国内のホテルに宿泊する外国人観光客に1泊1ドルの寄付を募ると発表した。近く実施するという。

 建設を所管するアリ文化財担当国務相は記者会見で「革命後、観光客が減り歳入が激減した。私たちには建設資金がない」と強調。寄付は任意だが、同席したザアズーア観光相は「1年間で少なくとも5千万ドル(約46億円)は集まる」との見通しを示した。

 エジプトでは2011年のムバラク政権崩壊後、社会の混乱が続き外貨不足が深刻化。経済危機が観光の目玉となる博物館の資金繰りにも影響を与えた形だ。

 総工費は約630億円(着工時想定)で、うち日本が円借款で約350億円を供与。昨年3月に着工した。老朽化した博物館などから展示物を引き継ぎ、ツタンカーメンの「黄金のマスク」をはじめ約10万点を収蔵する予定。(共同)

6050チバQ:2013/04/04(木) 20:38:33
http://mainichi.jp/select/news/20130404ddm007030175000c.html
シリア:国家分裂の様相 内戦開始後最悪、3月の死者6000人
毎日新聞 2013年04月04日 東京朝刊

 【カイロ秋山信一】内戦が続くシリアで反体制派が支配地域を拡大している。3月に北部ラッカを攻略し、初めて主要都市を制圧した。一方、アサド政権は首都ダマスカス中心部や西部に強固な地盤がある。また北東部のクルド人勢力が独自に支配する地域も出てきた。首都ダマスカスや北部アレッポなど主要都市では激しい攻防が続き、3月の死者数が内戦開始後最悪となるなど内戦終結の兆しは見えず、国家分裂の様相さえ見せている。

 在英の反体制派組織「シリア人権観測所」によると、3月の死者数は6005人で、武力衝突が本格化した11年3月以降では最悪となった。3分の1は戦闘員以外の市民で、約300人が子供だという。観測所の統計で3月までの死者数は6万2554人に上るが、観測所のアブドルラフマン代表は「確認できない事例も含めれば約12万人と推定している」と述べた。

 都市部での攻防が激化した12年夏以降、死者数は増加の一途だ。郊外からダマスカスやアレッポに進撃する反体制派に対し、政府軍は空爆やミサイル攻撃で応酬。反体制派はサウジアラビアなどの支援で装備を強化しているとみられる。

 シリア国内外の複数の反体制活動家によると、ダマスカスでは政権側が中心部を掌握。アサド大統領と同じイスラム教アラウィ派が多い西部のラタキアやタルトスなども政権側が支配している。

 一方、大都市郊外では反体制派が支配地域を拡大し、都市部攻略の拠点としている。アレッポや中部ホムス、東部デリゾールなどでは政権側と反体制派が拮抗(きっこう)。都市部の攻防が内戦の行方を占うとみられている。

 反体制派には国際テロ組織アルカイダ系のイスラム過激派も加わっている。米戦争研究所によるとイスラム勢力は支配地域でイスラム法の裁判機構を設置。反発する住民のデモも起きているという。

 イスラム勢力は、アフガニスタンなどで戦闘経験のある外国人兵士が多く戦闘の中心だ。だが反体制派の統一組織「シリア国民連合」とは目指す国家像が異なり、将来的な対立が懸念される。

 クルド人勢力も東部や北部の一部地域を支配している。隣接するイラクにはクルド人自治区があり、トルコ側にもクルド人が多い。トルコでは分離独立運動を続けてきたクルド労働者党(PKK)が3月に武装闘争停止を宣言したが、シリアでのクルド人支配拡大は周辺国を巻き込んだクルド国家建設の動きにつながる可能性もある。

6051チバQ:2013/04/04(木) 22:02:46
http://www.afpbb.com/article/life-culture/life/2936882/10529135?ctm_campaign=txt_topics
神聖なウシが取り締まり対象に、交通事故招く ネパール
2013年04月04日 18:06 発信地:カトマンズ/ネパール
【4月4日 AFP】国民の大多数がヒンズー教徒のネパールの首都カトマンズ(Kathmandu)で、神聖視されているウシたちが、むしろ交通事故や渋滞の原因となっているとして、警察が路上のウシの「取り締まり」対策に乗り出した。

 カトマンズの路上をうろつくウシたちは、ごく日常的な光景だ。道路脇のゴミの山から食べ物をあさるウシたちも、よく見かける。

 カトマンズ首都交通警察のパワン・ギリ(Pawan Giri)広報担当は、AFPの取材に「迷いウシたちが、カトマンズの道路で大いに迷惑な存在になっている。事故の原因となるだけでなく、道を汚したりもする。運転手がウシをよけようとして、他の車に衝突する事故も頻繁で、そのせいで交通渋滞が起きている」と語った。取り締まりで警察が保護した迷いウシを引き取るには、飼い主は約60ドル(約5600円)の罰金を支払わなければならないという。

 交通警察当局によれば、1日に取り締まりを開始して以来、これまでに18匹のウシが身柄を「確保」された。今後も数週間、迷いウシの取り締まりを続ける方針だという。

 ヒンズー教でウシは豊穣の女神ラクシュミの化身とされる。このため、ヒンズー教人口が大多数のネパールでウシは神聖視される存在だ。連邦共和制への移行で2008年に王政は廃止され、ネパールはヒンズー教王国ではなくなった。だが地方などでは今もなお、ウシを殺したとして人々が当局に拘束される事例が常態化している。

 ネパールでは現在もウシの殺処分は違法で、有罪になれば最高で禁錮12年の刑が言い渡される。(c)AFP

6052チバQ:2013/04/04(木) 22:52:02
http://www.asahi.com/national/update/0403/TKY201304020473.html?ref=com_rnavi_arank
2013年4月4日2時10分
震災後の義援金、米と台湾が最多 最貧国30カ国からも
海外から日赤への義援金
 東日本大震災後、海外から日本赤十字社に寄せられた義援金の額を、日赤が国・地域別にまとめた。昨年末時点で米国、台湾が29億円を超え1、2位。一方で最貧国30カ国からも支援があった。全体では179カ国・地域から計227億円にのぼる。

 今回日赤が集計した義援金は自治体を通じて被災者の支援にあてられるもので、日赤の活動にあてられる救援金とは異なる。

 台湾と国交はないが、政府は「破格の支援を受けた」(菅義偉官房長官)として、先月の震災追悼式に参加した代表を他国と同様に扱った。中国からの義援金は約9億円で5位。香港とあわせると約16億円で、タイに次ぎ4位になる。

 国連が認定する後発開発途上国(最貧国)49カ国のうち30カ国からも計約6億円が集まった。多い順にバングラデシュ1・6億円、アフガニスタン1億円、ブータンや東ティモールからも9千万円を超えた。アフリカも17カ国にのぼる。

 最貧国からの義援金の背景について、日赤は「日本からの途上国援助(ODA)や過去の自然災害支援への感謝もあるのではないか」と説明している。現地の日本人による支援も含まれるかもしれないという。

 海外からの義援金は国内で集まった分とともに、被災した15都道県に配分されている。日赤の義援金受け付けは来年3月末まで。

6053チバQ:2013/04/06(土) 16:56:33
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2013040600087
「救急車タクシー」横行=2万円弱で渋滞回避−モスクワ
 【モスクワ時事】交通渋滞が慢性化するロシア・モスクワで、外装が救急車そっくりのタクシーが営業している実態が判明した。上客は官僚や企業家とされ、その公共心の欠如に怒りの声が上がっている。交通警察が取り締まりを強化したが、本物の救急車が停車を求められる弊害も懸念されている。
 イズベスチヤ紙によると、青い回転灯とサイレンが付いた緊急車両を装って優先通行するのが「売り」で、料金は1時間6000ルーブル(約1万8000円)から。インターネット上に「救急車タクシー」と堂々と広告を掲載していたことなどから発覚した。(2013/04/06-07:10)

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6054チバQ:2013/04/06(土) 17:14:21
http://mainichi.jp/select/news/20130406dde018030050000c.html
イタリア:政局、38歳が台風の目 若者に人気・民主のフィレンツェ市長、ベルルスコーニ氏との大連立提唱
毎日新聞 2013年04月06日 東京夕刊

 【ローマ福島良典】2月下旬の総選挙から40日以上も新政権が発足できないイタリアで、上下院で第1勢力の中道左派・民主党の若手指導者、マッテオ・レンツィ・フィレンツェ市長(38)が政局の行方を左右する「台風の目」になりつつある。所属政党の党首のベルサーニ書記長(61)の方針に異を唱え、ベルルスコーニ前首相(76)の中道右派・自由国民との大連立を提唱し始めたためだ。

 イタリアでは政治危機克服のためナポリターノ大統領(87)が賢人会議を設置し、新政権作りの土台となる構造改革政策の取りまとめを急いでいる。だが、レンツィ氏は3日の会合で「時間を浪費する政治状況が続いている」と批判。4日には、ローマ法王が交代したバチカンを引き合いに出して「教会でさえ、もっと迅速に体制を整えることができた」とイタリア政治の機能不全を皮肉った。

 レンツィ氏は、民主党の首相候補を決める昨年12月の予備選で、党内左派のベルサーニ氏に惜敗した党内右派のホープ。連立協議でベルサーニ氏がベルルスコーニ陣営との大連立を拒み続けていることに業を煮やし、「自由国民と(連立)合意を作るか、さもなくば選挙だ」と二者択一を迫った。早期再選挙を視野に「天下取り」に名乗りを上げたとの見方もある。若者に人気があり、自由国民と新興政治団体「五つ星」の支持層を切り崩せるとみられている。

 レンツィ氏の批判に対して、ナポリターノ大統領は4日、「時間を浪費しているとは思わない」と反論した。

 党内の足並みを乱されたベルサーニ陣営も「レンツィ氏がベルルスコーニ氏と連立を組みたいならご自由に」と不快感を表明している。

6055チバQ:2013/04/06(土) 17:30:22
http://mainichi.jp/select/news/20130405ddm007030168000c.html
新ローマ法王:新スタイル イタリア語でミサ/豪華居室使わず “らしからぬ”行動に「親しみやすい」「大衆迎合だ」
毎日新聞 2013年04月05日 東京朝刊


バチカンのサンピエトロ広場で、一般謁見に参列したキリスト教カトリック信徒に手を振るフランシスコ新ローマ法王=3日、福島良典撮影
拡大写真 【ローマ福島良典】フランシスコ新ローマ法王(76)がキリスト教カトリックの伝統を覆す型破りな言動で、古色蒼然(そうぜん)としたバチカン(ローマ法王庁)に新風を吹き込んでいる。一般の信徒やメディアには「親しみやすい法王」として好意的に受け止められているが、保守系とされるキリスト教関係のインターネットサイトでは「カトリックのトップであることを忘れないで」「大衆迎合は時間の無駄」と注文を付ける声も出始めている。

 キリスト教史が専門のローマ第3大学のロベルト・ルスコニ教授(66)は、フランシスコ法王が選出されて以降「法王」を名乗らず、一貫して「ローマ司教」という呼称を使っている点に注目する。「カトリック界では近年、法王の力が強くなってきた。他の司教と対等な『ローマ司教』の呼称に固執することで、フランシスコ法王は教会改革の姿勢を示そうとしているのではないか」と推測する。

 「法王らしからぬ法王」ぶりを行動でも示している。前任のベネディクト16世(85)の退位後、サンピエトロ広場に面する法王用の豪華な居室の修繕が終わっても引っ越さず、バチカン内の離れの別棟で暮らし、朝晩には他の枢機卿と言葉を交わしているという。ミサの説話ではラテン語ではなく、一般信徒に理解しやすいイタリア語を使う。

 報道陣との会見(3月16日)では「非カトリック教徒や無神論者に配慮」してカトリック流の祝福をやめ、無言で祈りをささげた。イエス・キリストの最後の晩さんにちなむ宗教儀式の洗足式(3月28日)をバチカンの大聖堂ではなく、ローマ市内の少年院で行い、法王として初めて女性の足を自ら洗い、口づけした。4月3日の一般謁見では「女性の役割」を強調した。

 こうした革新的な振る舞いに対して、「ラテン語によるミサ」というキリスト教サイトは3月27日、「法王用の居室をバチカン博物館に収容しないよう願うばかりだ」と皮肉った。また、フランシスコ法王が3月23日にローマ郊外の離宮にベネディクト16世を訪ねた際、礼拝堂で並んで祈りをささげる写真が公開されたことも物議を醸し、イタリア紙に「誰が法王なのか」との投稿が掲載された。

 これに対して、バチカン報道官はフランシスコ法王の「正統性」をアピールするのに躍起だ。洗足式で女性の足を洗った件について「(少年院に収容されている)少女だけが除外されるのはむしろ不自然」と弁明。フランシスコ法王が4月2日、信奉者の多いヨハネ・パウロ2世、保守派法王として知られた257代法王ピオ10世の墓で祈ったのは「歴代法王と精神的に深くつながっていることの表れだ」と強調した。

6056チバQ:2013/04/06(土) 17:33:34
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2013040601001151.html
隣国大統領を「ばあさん」と侮辱 ウルグアイ、火消しに躍起
2013年4月6日 10時53分

 アルゼンチンの首都ブエノスアイレスで、文化センター開館の催しで言葉を交わすムヒカ大統領(左)とフェルナンデス大統領=2011年2月(AP=共同)


 【リオデジャネイロ共同】南米ウルグアイのムヒカ大統領(77)が4日の記者会見でマイクのスイッチが入っていることに気付かず、隣国アルゼンチンのフェルナンデス大統領(60)を「ばあさん」と呼ぶ侮辱発言をした。アルゼンチン政府は5日までに抗議の声明を発表、ムヒカ氏は火消しに追われている。

 ムヒカ氏は記者会見場で、隣の政府高官に小さな声で「片方の目が見えない男より、あのばあさんの方がひどい」「ばあさんは頑固だ」と発言。率直な発言で知られ、国民の人気が高いが、口が過ぎた形。地元紙に「アルゼンチンのことを言ったわけではない」と否定するなど苦しい釈明を続けている。

6057チバQ:2013/04/06(土) 17:52:59
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130405/erp13040508190001-n1.htm
75%課税に仏サッカー界激震 人気選手流出、クラブ経営直撃の懸念
2013.4.5 08:18
 【ベルリン=宮下日出男】フランスのオランド大統領が導入を目指している「75%課税」が、同国のプロサッカー界に波紋を広げている。税率75%は年100万ユーロ(約1億2千万円)を超える高額所得が対象だが、政府は個人ではなく給与を支払う企業から徴収する考えで、高年俸の選手を抱えればクラブの負担が膨らむ可能性がある。クラブ側からは人気選手の国外流出を招いたり、中小規模のクラブ経営に影響が出たりしかねないとの懸念が出ている。

 「75%課税」は昨年の大統領選時の目玉公約。財政健全化のため2年間に限り実施する予定だが、個人所得への課税方式では「公平性を欠く」として、昨年末に違憲と判断された。これを受けて大統領は3月、雇用者側に相当額を納税させる制度に変更。75%課税の実現にこだわる考えを示した。

 新制度について、同国サッカー連盟のグラエット会長は仏紙に、「プロのサッカークラブは中小企業であり、影響は受けない」とし、対象外であるとの認識を明かした。仏政府はこれに対し、「100万ユーロ超の給料を払う企業にはすべて適用される」として、例外を設けない考えだ。

 ロイター通信によると、スタープレーヤーのイブラヒモビッチ選手らを擁するパリ・サンジェルマンのケライフィ会長は人気選手の流出を念頭に、「仏リーグの世界的な地位にとってよくない」と懸念を表明。資金の潤沢なクラブはともかく、経営規模が比較的小さいクラブからは「税金を払えない」(オリンピック・マルセイユ)との悲鳴も上がっている。

6058チバQ:2013/04/06(土) 18:00:02
http://www.cnn.co.jp/travel/35030471.html
イラクが目指すバビロン復興、世界的観光名所になるか
2013.04.05 Fri posted at 15:41 JST

(CNN) 巨大城壁や空中庭園の伝説で知られ、世界7不思議に数えられるメソポタミアの古代都市バビロン。イラク政府は遺跡観光を再開し、いずれ世界中から観光客を呼び込みたい意向だが、遺跡の発掘や修復はほとんど進んでいない。

約4000年前に築かれたバビロンは、人類最古級の文明が栄え、記述や文学の発祥の地になったと言われている。首都バグダッドからは約85キロ、車で約2時間の距離にある。イラク政府は数年前から観光客の受け入れを再開したが、まだ訪れる人はごくわずかだ。

今のバビロンに古代の繁栄の面影はない。かつてのサダム・フセイン政権下で「発掘」や「修復」作業が行われたが、それが遺跡にダメージを与えたと考古学者はいう。

地元の考古学者によれば、1980年代前半に行われた大がかりな再生プロジェクトで、当時のフセイン大統領は、宮殿の遺跡の上にレプリカの宮殿を建設する作業に着手。レンガには「サダムによって建設」などの文字を刻ませた。湾岸戦争後はさらに、自分のための宮殿を遺跡の上に建造させたという。

この宮殿は、2003年にイラクに侵攻した米軍が占領した。その名残りで今でもバビロンにはバスケットボールのゴールが残り、米軍が残した有刺鉄線は2500年前のライオン像に張り巡らされて、観光客がよじ上るのを防いでいる。

20世紀初頭には欧州の考古学チームが紀元前575年に建設されたといわれるイシュタル門を発掘しているが、本物はドイツ・ベルリンの博物館にあり、バビロンにあるのは複製品だ。

これまでに発掘された古代都市はまだ2%のみ。周囲には石油のパイプラインが走り、未発掘の歴史遺産に危機が迫っている。

6059チバQ:2013/04/06(土) 21:53:33
>>5581
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20130406-OYT1T00733.htm?from=ylist
グッ チ、破産したジノリに16億円で買収を提案

 【ローマ=末続哲也】イタリアの高級ブランド「グ ッチ」は5日、1月に破産した同国の代表的な高級磁器メーカー「リチャードジノリ」に1300万ユーロ(約16億円)で買収を提案したと発表した。


 グ ッチ側は、1735年創業の老舗として知られる「ジノリ」のブランドと、同社従業員約230人の雇用を守る再建計画を示しているという。

 両社とも本社は伊中部フィレンツェ県にある。リチャードジノリの高級洋食器は日本でも人気が高いが、世界的な経済悪化の影響で負債が膨らみ、1月に裁判所の破産宣告を受けた。

(2013年4月6日18時26分 読売新聞)

6060チバQ:2013/04/06(土) 21:55:56
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130406/mds13040621110001-n1.htm
レバノン新首相にサラーム氏指名
2013.4.6 21:10
 【カイロ=大内清】レバノンのスレイマン大統領は6日、3月に辞任したミカティ前首相の後任に元文化相のタンマーム・サラーム氏を指名し、組閣を命じた。

 サラーム氏は、宗派間の権力配分を規定した同国の宗派主義に基づき、イスラム教スンニ派から選ばれた。ハリリ元首相を中心とする反シリアの「3月14日連合」に近いとされるが、今回の首相指名では、同連合と対立する親シリアのシーア派組織ヒズボラなどからの支持も受けており、今後の組閣で両勢力のバランスをどう取るかが課題となる。

6061チバQ:2013/04/06(土) 22:15:47
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130404-00000033-jij_afp-bus_all
「週7500円で生活してみろ」、英閣僚に37万人が要求
AFP=時事 4月4日(木)15時22分配信



英ロンドンダウニング街10番地の首相官邸に到着したイアン・ダンカン・スミス雇用・年金相(2012年5月15日撮影、資料写真)。
【AFP=時事】1週間53ポンド(約7500円)で生活できると証明してみせて――。福祉関連予算の削減を進める英政府の閣僚にこんな要求を突き付けたオンライン署名運動が、2日間で37万人の賛同者を集めている。


 やり玉に挙がっているのは、保守党のイアン・ダンカン・スミス(Iain Duncan Smith)雇用・年金相。2日に放送された英国放送協会(BBC)のラジオ番組で、週53ポンドで暮らしているという市場の露天商の話に対し、「もしそうしなければならないなら、私もそうする」と答えた。

 これが発端で、今週から施行される与党の福祉削減策への批判が噴出。ダンカン・スミス雇用・年金相の発言を知ったあるミュージシャンがオンライン署名募集サイト「change.org」に立ち上げた、主張を実証してみせるよう要求する署名運動には、3日までに37万人が署名した。

 署名運動では、年13万4500ポンド(約1900万円)の給与を返上して、最低1年間は週53ポンドで生活するよう同相に求めている。手取りで週あたり約1581ポンド(約22万5000円)にもなる現在の収入を97%カットすることで、保守党が掲げる「We are all in this together(皆ともに頑張ろう)」の標語の意味が実感できるだろうとしている。

 これに対し、保守党党首を務めた経験もあるダンカン・スミス氏は、自らの選挙区であるロンドン北東部の地元紙に、自分も人生で2回失業した経験があり「ぎりぎりの生活」がどんなものかは良く知っていると反論。署名運動について「単に目立ちたいだけ。もっと重要で、我々が懸命に取り組んでいる福祉改革から国民の関心をそらしてしまう」と批判した。

 ちなみにダンカン・スミス氏は貴族階級の女性と結婚し、17世紀に建てられた邸宅に住んでいる。【翻訳編集】 AFPBB News

6062チバQ:2013/04/06(土) 23:19:51
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2013/04/05/kiji/K20130405005549130.html
ポルトガル 議会対策相が辞任、学位不正取得疑惑受け
 ポルトガル政府は4日、ミゲル・ヘルバス議会対策相の辞任を発表した。大学の学位を不正に取得したとの疑惑が持ち上がっており、政府が調査に乗り出したとも報じられていた。

 ヘルバス氏はコエリョ首相の側近として知られる。厳しい財政緊縮策を進め、国民からの不人気に苦しむコエリョ政権にとっては一層の打撃となりそうだ。

 地元メディアによると、ヘルバス氏は辞任理由について「職務を続けていく気力がなくなった」と説明している。(共同)
[ 2013年4月5日 07:52 ]

6063チバQ:2013/04/07(日) 08:39:12
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130407/erp13040708110003-n1.htm
仏大統領に逆風強まる/閣僚脱税疑惑など浮上
2013.4.7 08:06
 【ベルリン=宮下日出男】フランスのオランド大統領の周辺でスキャンダルが浮上し、大統領への逆風が強まっている。前閣僚が脱税の疑いで刑事訴追された上、政府の対応をめぐり批判が噴出。タックスヘイブン(租税回避地)を使った大統領選挙時の関係者の事業にも不審の目が向けられ、仏メディアは昨年5月の就任後、「最大の政治危機」と報じている。

 訴追されたのはカユザック前予算担当相。税逃れのためにスイスの銀行に隠し口座を持っていたとして、司法当局が2日、脱税隠匿容疑で訴追を発表した。疑惑は昨年末から報じられ、カユザック氏は否定していたが、捜査本格化を受け3月19日に辞任。訴追が決まると、隠し口座に60万ユーロ(約7600万円)を預けていたことを一転して認めた。

 予算担当相は脱税対策の担当者だけに衝撃は大きい。オランド大統領は「カユザック氏は大統領や首相、仏国民をだましていた」と、政府がカユザック氏をかくまっていたとの見方を否定したが、保守系最大野党、国民運動連合(UMP)は「知らなかったなら、大統領はばか正直だ」(コペ党首)と批判。予算担当相を監督する立場のモスコビシ財政相の辞任や内閣改造を求め、責任追及を強めている。

 さらに4日には仏紙ルモンドが、昨年の大統領選時の大統領陣営の会計担当者が、タックスヘイブンとして知られる英領ケイマン諸島に会社を設立し、株式を保有していると報道。担当者は税逃れなど「不正はない」と説明したが、前予算担当相の疑惑の渦中にある政権に追い打ちをかけた。大統領は同日、「私は知らないが、税法違反なら責任をとらせる」と表明した。

 不正献金疑惑などが取り沙汰されるサルコジ前大統領に対し、オランド大統領は「潔癖さ」をアピールしてきただけに金銭に絡む問題は大きな痛手だ。経済低迷や高失業率に改善がみられず、国民の不満が高まる中、最新の世論調査では大統領支持率が27%にまで低下。メディアは「擁護できない」(仏紙パリジャン)とも報じている。

6064チバQ:2013/04/07(日) 08:46:21
http://www.asahi.com/international/update/0406/TKY201304060100.html
2013年4月6日18時4分
新法王「性的虐待に断固対応」 司教会にも対応求める

 【ローマ=石田博士】ローマ法王庁(バチカン)は5日、聖職者による子どもへの性的虐待問題について、フランシスコ新法王が「断固とした対応をとる」と表明したことを明らかにした。

 法王庁の声明によると、法王はこの日、バチカンのゲルハルト・ミュラー教理省長官と会談した。カトリックの教義を担う長官に対し、法王は、性的虐待の被害者を保護するとともに、罪を犯した者に厳正な法的手段をとることを求めた。さらに、各地のカトリック司教会が指導的な立場でこの問題に関わるよう求めた。

 性的虐待問題の被害者団体「SNAP」(本部・米国)によると、被害者は世界65カ国で1万2千人以上にのぼる。前法王ベネディクト16世は対応に乗り出し、被害者に直接謝罪するなどしたが、法王就任前の教理省長官時代に事件を把握しながら加害者の神父の処分を見送っていたなどの批判を浴びた。

6065チバQ:2013/04/07(日) 08:47:23
http://www.asahi.com/international/update/0406/TKY201304060277.html
2013年4月6日21時44分
レバノン新首相にサレム元文化相 権力空白回避が焦点
 【カイロ=石合力】レバノンのスレイマン大統領は6日、3月に内閣総辞職したミカティ前首相の後任の首相にタンマーム・サレム元文化相を指名すると発表した。内戦下の隣国シリアの影響で宗派対立と治安の不安定化が深まるなか、組閣と総選挙の実施で権力の空白状態を回避できるかが焦点となる。

 サレム氏は、父親も首相を務めたイスラム教スンニ派の名家出身。欧米諸国やサウジアラビアの支援を受ける反シリアのハリリ元首相派系の野党勢力が擁立した。衛星放送アルジャジーラなどによると、前任ミカティ氏を支援した親シリアのシーア派組織ヒズボラも容認する見通しだが、組閣の人選が各派の承認を得るには数カ月かかるとの見方も出ている。総選挙は6月に予定されているが、選挙制度をめぐる対立などから実施のめどは立っていない。宗教モザイク国家レバノンでは1975年から約15年間、内戦が続いた後、大統領はキリスト教マロン派、首相はイスラム教スンニ派、議会議長はシーア派から選出し、権力均衡を図っている。

6066チバQ:2013/04/07(日) 08:49:04
http://www.asahi.com/international/update/0402/TKY201304020312.html
2013年4月2日20時21分
勝手に刑務所ディスコ開業、受刑者ら大騒ぎ ベネズエラ
 【サンパウロ=岩田誠司】カリブ海に浮かぶベネズエラ領マルガリータ島の刑務所で、受刑者たちがディスコを「開業」、友人らを招いて大騒ぎをしていたことがわかった。地元紙ウニベルサルなどが報じた。

 受刑者たちは「来る木曜、島が揺れる」と、スマートフォンからツイッターなどで家族や友人らに参加を呼びかけた。詳細は明らかになっていないが、刑務所に600人規模の会場を設け、音響や照明システムも用意したらしい。ストリップショーもあるとの触れ込みだったが、実際に行われたかは不明。

 ベネズエラは世界有数の産油国だが、多くの刑務所で受刑者の過剰収容や職員の汚職が指摘されている。銃器や薬物、酒など禁制品の持ち込みも横行し、無法状態の施設も多いという。

 地元NGOによると、2012年は全国の刑務所内の抗争や暴動で約600人の死者が出ており、野党側は「石油収入で外国の支援ばかりしており、国内の治安改善はおろそかにされている」と批判している。

6067チバQ:2013/04/07(日) 22:27:57
>>6058
カンボジアのアンコールワットだって観光地として復活できた(行ったことないけど)、イラクだって10年もすれば一大観光地になると信じたい

6068チバQ:2013/04/07(日) 23:29:47
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2013040700082
南ア、中央アフリカで誤算=ボジゼ政権守れず−ズマ大統領、屈辱の展開

中央アフリカ共和国に展開する南アフリカ軍=1月10日、バンギ(AFP=時事) 【ロンドン時事】反政府勢力がボジゼ政権を倒した中央アフリカ共和国をめぐり、南アフリカのズマ大統領が苦しい立場に追い込まれている。ボジゼ大統領を支えるため南ア軍を派遣しながら失敗に終わった。そもそも「なぜ派遣したのか」と責任を問う声にズマ大統領は釈明できていない。
 両国は舞台裏で、中央アフリカの石油、ダイヤモンド、金の開発利権を南ア企業に与える見返りに「ボジゼ大統領の護衛」として南ア軍を派遣する密約を結んでいたもようだ。(2013/04/07-14:45)

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6069チバQ:2013/04/07(日) 23:30:10
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2013040700036
ギニアビサウの「麻薬王」を逮捕=米国がおとり作戦=

ギニアビサウの麻薬王、ナチュト少将=2010年4月、ビサウ(EPA=時事) 【ビサウ、ニューヨークAFP=時事】中南米からの麻薬をアフリカ大陸に運び込み、欧米に売りさばく中継点となっている西アフリカのギニアビサウで、長く「麻薬王」として君臨してきたジョゼ・アメリコ・ブボ・ナチュト少将が、米国の秘密作戦で逮捕され、米国に連行された。
 少将はギニアビサウの元海軍トップ。これまでもクーデターや反乱に関わってきた。米検察当局によると、米麻薬取締局(DEA)が2012年8月から仕組んでいたおとり捜査に引っ掛かり、ギニアビサウから約1000キロ離れたカボベルデ沖の公海まで船に乗って出てきたところを、船上で2日、仲間4人と共に逮捕された。カボベルデ当局の協力を得て米国に移送、5日にニューヨークで収監された。(2013/04/07-09:54)

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6070チバQ:2013/04/07(日) 23:49:38
http://mainichi.jp/select/news/20130407k0000e030125000c.html
露大統領選:反プーチンブロガー出馬へ 潔白もアピール?
毎日新聞 2013年04月07日 10時23分(最終更新 04月07日 10時31分)


アレクセイ・ナバリヌイ氏=AP
拡大写真 【モスクワ田中洋之】ロシアの著名ブロガーで、プーチン政権に対する一連の抗議行動を主導してきたアレクセイ・ナバリヌイ氏(36)が18年の次期大統領選に立候補する考えを表明し、波紋を広げている。ナバリヌイ氏は巨額の横領罪で起訴されており、今月17日に行われる裁判を前に自らの無実と事件の「政治性」をアピールする狙いがある。

 ナバリヌイ氏は4日、ロシアの独立系民間テレビ局「ドーシチ」に出演し、「大統領になって国の統治システムを変えたい」と述べた。

 自分のブログで政権の汚職を追及するキャンペーンに取り組んでいたナバリヌイ氏は11年12月の下院選や12年3月の大統領選で大規模な「反プーチン」市民運動を主導。民間世論調査機関「レバダ・センター」の調査によると、11年4月時点で6%だったナバリヌイ氏の知名度は、先月末には37%に伸びた。

 ナバリヌイ氏は昨年夏、中部キーロフ州の知事顧問を務めていた09年に公的企業からの木材の横領に関与し州政府に1600万ルーブル(約4800万円)の損害を与えたとして起訴された。有罪となれば最長10年の禁錮刑が科せられる。ナバリヌイ氏や野党勢力は「(事件は)反政府運動への締め付けを狙った政治的動機によるものだ」と批判している。

6071チバQ:2013/04/07(日) 23:59:45
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130407/mds13040722390002-n1.htm
「第2の革命」へ エジプト民主化グループ かつて支持したモルシー政権に反旗
2013.4.7 22:38 (1/2ページ)
 【カイロ=大内清】エジプトのムバラク前政権崩壊につながる民衆デモを主導した民主化グループ、「4月6日運動」が6日、モルシー政権打倒のデモを呼びかけて各地で治安部隊と衝突、地元報道によると数十人が負傷した。この日はキリスト教徒とイスラム教徒の衝突で5人が死亡する事件も発生。経済、治安情勢の悪化が進むなか、モルシー大統領への批判が日に日に高まっている。

 4月6日運動は、2011年初めの反ムバラクデモでインターネットを通じて高い動員力を発揮。昨年6月の大統領選では、イスラム原理主義組織ムスリム同胞団出身のモルシー氏を支援した。

 しかし、4月6日運動を主導するマーヘル氏は、「モルシーは旧政権と同じように市民を抑圧している。支持は誤りだった」とし、モルシー政権打倒による“第2の革命”に舵を切ると宣言した。他の世俗的な反モルシー派勢力も合流、世俗勢力とイスラム勢力の対立構図をさらに鮮明化させかねない状況だ。

 エジプトでは昨年末以降、外貨準備が3カ月分の輸入額を切る水準に落ち込むなどして通貨価値が下落、ヤミ両替が横行する事態となった。政府は財政難に対応するため一部補助金の削減に踏み切っており、市民には旧政権を懐かしむ声も強い。

 政府はまた、今夏の電力需要を満たすだけの発電用燃料を確保できないと予測しており、暑さが本格化する6月ごろを念頭に、「政権危機説」を唱えるメディアもあらわれた。

 これに対しモルシー政権は、政府に批判的なメディアへの締め付けを厳しくするなど、強権姿勢に拍車がかかっている。

 政治混乱が続くことで経済が悪化する悪循環を懸念する市民も多く、政権への不満が直接的な抗議行動に結びつくかは不透明だ。ただ、反ムバラクデモのシンボル的存在だった4月6日運動が反政権の旗幟を鮮明にしたことで、反モルシー派が勢いづいて衝突の連鎖につながる可能性もある。

6072チバQ:2013/04/08(月) 00:03:15
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130407/amr13040718000003-n1.htm
囚人がストリップ嬢とマリファナパーティー ベネズエラの刑務所 ナイトクラブも運営
2013.4.7 18:00 (1/3ページ)

1月26日、暴動で多くの死者を出したベネズエラの刑務所では、家族らが抗議の声を張り上げた(ロイター)
 カリブ海に浮かぶベネズエラ北部マルガリータ島の刑務所で、服役囚がナイトクラブを勝手に開業し、家族や友人を招いてパーティーを開催していたことが明らかになった。ストリッパーも交えたドンチャン騒ぎにあきれる声も多いが、囚人による「やりたい放題」は恒常化しているようだ。背景には、治安の悪化でベネズエラ国内の刑務所が過密状態にあり、刑務官へのわいろや暴力がはびこっているという、笑えない実態がある。無法地帯と化した刑務所内では、毎年数百人が殺害されるなど、事態は深刻だ。(吉村英輝)

 パーティーの招待状は、ネット上に堂々と流されたという。AFP通信が地元紙ウニベルサルの報道を伝えたところでは、催しは刑務所内で「ヨット・クラブ」と呼ばれるナイトクラブ施設で開かれた。「プロフェッショナルな音響と、まぶしいばかりの照明、快適なエアコン、そしてストリップ嬢、いけない女の子たち、あらゆるオモチャ」を用意して、真夜中の宴会は大々的に幕を開いた。

 パーティーには囚人の友人や家族が招待され、政府当局は非公式ながら、パーティーが木曜の夜から金曜の朝にかけ行われたことを認めている。

 マルガリータ島の刑務所は、ゲートに緑色の制服姿の隊員が立ち、監視塔からは狙撃手がにらみをきかせるなど、外見からは他の刑務所と変わらない。だが、米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)によると、2000人以上が収監されている同刑務所内に一歩踏み込めば、カリブ海に浮かぶほかのリゾートと変わらぬ光景があらわれ、「囚人たちは脱獄以外なら何でもできる」ほど風紀は緩んでいるという。

 外部から訪れたビキニ姿の女性が、カリブの日差しの中プールで戯れ、マリフアナのにおいが漂う。男女が密集したクラブからは、ヒップホップ調の音楽が流れる。囚人と彼らが招待した客たちは、闘鶏場で歓声を上げる。塀の中の風景は、こんな感じだ。

 もっとも、この刑務所がこんな穏やかな空気に包まれているのは、マルガリータ島が持つ特殊事情がありそうだ。この島は、カリブ海諸国や米国へ非合法ドラッグを密輸する拠点となっている。そのため囚人の多くは麻薬などの密輸関係者。これまで金持ちとして暮らし、今もひそかに儲けている囚人が多い。

 そんな囚人たちは、ウイスキーをすすりながらプールサイドでバーベキューに興じ、監房にはエアコンや衛星テレビも備わっている。囚人が勝手につけたものだ。所内では、面会に訪れた妻や恋人と過ごし、刑務所に4つあるプールでは囚人の子供たちが楽しく水遊び。女性用の収監施設との行き来も自由で、刑務所内でロマンスが生まれることももちろんある。

 刑務所内では、囚人による“ビジネス”も盛んだ。外部からは多くの人間が非合法ドラッグを求めて訪れ、監房わきの通路でマリフアナやコカインを吸引する。所内の闘鶏場ではギャンブル収入が囚人たちを潤している。パーティー開催資金も潤沢というわけだ。

 このためか、刑務所からの脱獄は極めてまれだという。もっとも、脱獄すれば監視中の隊員に射殺されるというリスクもある。また、塀の中の方が過去や現在の麻薬取引などをめぐって敵の多い外部世界より「安全」という説明も説得力がある。

 ただ、塀の内側は「快楽と暴力が織り交ぜとなった超現実的な空間」(ニューヨーク・タイムズ)で、必ずしも「楽園」ではない。

 マルゲリータ島の刑務所内の権力は、刑務官ではなく囚人のリーダー格が握り、武装もしている。軍隊生活が長く、コカインの密輸で投獄されたある囚人は「自分でも見たことのないような銃やマシンガンがこの刑務所にはある」とニューヨーク・タイムズに証言している。

 統制が効かず治安が悪化しているベネズエラの刑務所内の実態は、その殺人認知件数が如実に物語っている。

 ベネズエラの犯罪率は高く、世界でも最悪の水準。このため、国内に30カ所以上ある刑務所は規定を超える収容者と暴力に悩まされており、2012年だけで600人近い囚人が命を落とした。NGOによると、ベネズエラの刑務所には、定員1万6500人に対して、3倍の4万8000人が収監されているという。実に、囚人の1%以上が毎年、刑務所内で殺害されている計算だ。

6073チバQ:2013/04/08(月) 00:03:39
 こうした劣悪な環境に、囚人たちの不満は募り、暴動も頻発する傾向にある。

 ベネズエラ西部バルキシメトの刑務所では、今年1月25日、服役囚らによる暴動で、鎮圧に当たった当局者を含む58人が死亡、100人以上が負傷した。当局による所持品検査への反発が引き金だったという。

 地元紙のウニベルサル(電子版)によると、この刑務所は1999年、ベネズエラが人権に配慮した国家プロジェクトにより「モデル刑務所」として立ち上げた。野球関連の製造工場を所内に設け、服役囚の職業訓練と収入確保、そして出所後の就職にも役立てようとしたが、工場が稼働したのは1年間だけだったという。

 はっきりした原因は不明だが、刑務所内の秩序が崩壊し、「6つのギャング集団が形成され、ローマ時代の格闘場さながらの暴力の場となった」ことで工場どころではなくなったようだ。あらゆる武器もはびこって暴力が吹き荒れ、大暴動と刑務官を含む大勢の犠牲者を出す事態に発展したとみられている。

 ベネズエラでは、長く反米左翼政権を維持してきたチャベス氏が死去。カリスマ性ある後継者も見当たらず、さらなる治安悪化とそれに伴う刑務所内の混乱に拍車がかかる懸念が高まっている。

6074チバQ:2013/04/08(月) 00:42:54
http://www.cnn.co.jp/world/35030284.html?google_editors_picks=true
外国人観光客がバスの中でレイプ被害 W杯開催地のリオ
2013.04.02 Tue posted at 11:34 JST

ブラジル・サンパウロ(CNN) ブラジルの警察当局は2日までに、リオデジャネイロでミニバスに乗車した外国人観光客がレイプや強盗などの被害に遭ったと発表した。リオは2014年のサッカー・ワールドカップ(W杯)と16年の夏季五輪の開催地。今回の事件で改めて治安面の不安が浮き彫りになっている。

警察によると、被害者の男女2人は3月30日にリオデジャネイロの海岸に面したコパカバーナ地区でミニバスに乗車したところ、続いて乗り込んできた男3人がほかの乗客全員を降車させ、女性をレイプして所持品を奪うなどした。2人から盗まれたクレジットカードは数時間のうちに、リオデジャネイロ内外の複数箇所で使用された。

警察は被害者の身元や国籍を公開していない。一方、米国務省当局者は1日、被害者の女性は米国人だったと明らかにした。米領事館がこの女性に接触し、支援に当たっているという。

地元紙によれば、男性は手錠をかけられて暴行され、女性は繰り返しレイプされた。2人は6時間後に、現場から約50キロ離れた場所に放置されたという。

警察は、この事件に関連して20歳と22歳の男を逮捕し、3人目の男の行方を追っている。1週間前に起きたレイプ事件のブラジル人被害者も、同じ男たちに暴行されたと訴えているという。

リオデジャネイロはW杯や夏季五輪に向けてさまざまなイベントが予定されており、麻薬組織絡みの犯罪の温床だったスラム街で警察と軍が一斉検挙を行うなど、全市を挙げて犯罪撲滅運動を展開していた。

6075チバQ:2013/04/08(月) 00:43:37
http://www.cnn.co.jp/world/35030512.html
インドでまたレイプ事件か、英女性が死亡 オランダ人逮捕
2013.04.07 Sun posted at 14:23 JST

(CNN) インドとパキスタンが領有権を争うカシミール地方のインド側支配地の警察は6日、観光旅行していた24歳の英国人女性の遺体が6日未明、住宅用のボート内で見つかったと述べた。

地元警察はこのボート内に滞在していたオランダ人の男性旅行客を逮捕した。女性が滞在していた部屋のドアは壊されており、殺害される前にレイプされた可能性があるとしている。検視して調べる方針。

容疑者は逃走を企てたが、カシミール地方のインド側の中心都市スリナガルから南へ離れた町で拘束された。容疑者は旅券以外の所持品を全て捨て、逃げていたという。

インドではここ数カ月間、女性のレイプ事件が多発し、抗議行動が続発している。先月には中部ダティア地区でスイス人の女性観光客に対する暴行事件が発生。昨年12月には首都ニューデリーのバス内で23歳女性の集団レイプ事件が起き、インドや国際社会に衝撃を与えていた。この被害者はシンガポールの病院に運ばれたもの暴行で受けた傷が原因で死亡していた。

6077チバQ:2013/04/08(月) 22:25:22
>同元首相の経済政策は二度の不況、失業率の上昇という苦しみを伴ったが、一部修正されて労働党のトニー・ブレア、ゴードン・ブラウン両政権に受け継がれ

メージャー・・・

6079チバQ:2013/04/08(月) 23:05:24
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2013040800096
与野党双方が勝利宣言=モンテネグロ大統領選混乱
 【ベルリン時事】欧州連合(EU)加盟を目指すモンテネグロで7日、大統領選挙が行われた。ジュカノビッチ首相の与党・民主社会党が推すブヤノビッチ大統領と野党が擁立したラキッチ元外相の一騎打ちで、両者がいずれも勝利宣言。元首を決める選挙の混乱は、EU加盟に悪影響を及ぼす可能性もある。
 3選を目指すブヤノビッチ氏は、得票率51.3%対48.7%で勝利したと主張。これに対し、ラキッチ氏側は不正があったと訴え、50.5%対49.5%で同氏が勝ったと強調した。(2013/04/08-09:25)

6080チバQ:2013/04/08(月) 23:23:11
http://mainichi.jp/select/news/20130408ddm007030015000c.html
ロシア:ベネズエラを注視 14日大統領選、権益維持に懸念 次期政権「親露」修正観測も
毎日新聞 2013年04月08日 東京朝刊

 【モスクワ大前仁】反米左派勢力の代表格だった南米ベネズエラのチャベス前大統領が死亡したことを受け、今月誕生する次期政権の外交路線が注目されている。友好国の一つロシアはベネズエラで軍事や資源開発分野の権益を築いてきたが、今後も維持できるのか懸念を強めている。

 今月14日に実施するベネズエラ大統領選では、マドゥロ暫定大統領と野党政治家カプリレス氏が対決する見通し。マドゥロ氏がチャベス路線の継承を掲げる一方で、昨年の大統領選にも出馬したカプリレス氏は、対露関係など外交路線の修正を唱えている。

 ベネズエラは南米最大の原油輸出国だが、ばらまき型の政策を続けた結果、財務状況が悪化し、11年の原油生産量も故チャベス氏が大統領に就いた99年比で13%低下した。そのため、現時点で優勢とみられているマドゥロ氏が当選した場合でも、財政と原油産業を立て直す狙いから、米国へ接近を図り、親露路線を修正していくとの観測も出ている。

 ベネズエラは米国から武器禁輸措置を受けた対抗策として、ロシアと累計110億ドル(約1兆円)の兵器売買契約を締結するなど、ロシア製兵器の主要輸入国となった。

 しかし露紙コメルサントは、軍人出身の故チャベス氏が兵器購入を独断的に決定してきた点を取り上げ「今後も軍事協力を続けられるのかは確かでない」と指摘。野党候補のカプリレス氏もロシア製兵器を購入しない考えを示す。

 ベネズエラの資源開発では、ロシア企業4社が油田開発へ合計約360億ドルの投資を検討しているが、「どちらの候補が大統領に就くのかにより、計画が変わる恐れもある」(エネルギー業界筋)ともいわれている。

 危機感を抱くロシアは故チャベス氏の3月8日の国葬に、「プーチン大統領の最側近」といわれるセチン前副首相(現国営石油企業ロスネフチ社長)ら要人と閣僚を派遣。セチン氏はマドゥロ氏と会談し、「これまで以上に緊密に協力していく」と関係維持を呼びかけた。

6081チバQ:2013/04/08(月) 23:24:38
http://mainichi.jp/select/news/20130408ddm007030017000c.html
エジプト:岐路の若者運動 設立5年、革命の熱気消え デモ暴力化、国民嫌悪感
毎日新聞 2013年04月08日 東京朝刊


エジプトの若者グループ「4月6日運動」のロゴマークの入った横断幕などを掲げながら行進するデモ参加者ら。参加者は少なく、盛り上がりに欠けた=首都カイロで2013年4月6日、秋山信一撮影
拡大写真 【カイロ秋山信一】2011年のエジプト民衆革命の原動力となった若者グループ「4月6日運動」が、活動開始から5年となる6日、首都カイロでデモを行った。革命後も民主化の推進を求めるデモを続けているが、政党結成など政治に直接的に参加する動きはなく、6日のデモも革命時とは比較にならない小規模なものだった。暴力を伴うことが増えたデモへの嫌悪感が国民に広がっており、デモ主体の運動は岐路に立っている。

 6日夕(日本時間6日深夜)、カイロ中心部に、4月6日運動が計画した反モルシ政権デモの参加者が集まっていた。「革命を盗んだのを覚えているか。忘れているなら、思い出させてやる」。メンバーが政権批判の雄弁をふるうと、参加者が「ダウン、ダウン、(モルシ)政権」とシュプレヒコールを上げた。

 だが集合時間に集まったのは約300人。数万人が広場に結集してムバラク前政権を倒した2年前の熱気とはほど遠かった。参加者も変化を実感しているようで、サイード・ファトヒさん(25)は「周りの人々は、デモにはうんざりしているように感じる」と力なく話した。

 4月6日運動は08年、若者らがインターネットの会員制交流サイト「フェイスブック」上で組織した。グループ名は4月6日に賃上げを要求するストライキを呼びかけたことに由来する。11年の革命後も、暫定統治した軍最高評議会や、12年6月に就任したモルシ大統領に対して、少数派や女性の人権尊重、民主的な憲法の制定などを求めてデモを続けてきた。

 だが革命後はデモ中の暴力などが増えた。メンバーらによると、12年夏ごろからデモ中に女性が性的嫌がらせをされたり、盗難が起きたりするなどの事件が増えたという。治安部隊との衝突も増え、今年1〜2月の一連の反政権デモでは約70人が死亡した。4月6日運動はこうした暴力への関与を否定しているが、暴力の停止を呼びかけても止められないなど、自ら企画したデモを制御できていないのも事実だ。

 一方、デモ以外の政治活動は低調だ。昨年の大統領選や人民議会(国会)選に候補者を擁立せず、現時点では政党結成の動きもない。広報担当のハリド・マスリ氏は「完全な民主システムができるまで、監視の立場を続ける」と説明する。

 だが国民の間では、他の野党指導者らと同様に「批判はするが、建設的ではない勢力」との見方が増えている。昨年の人民議会選でも、グループを離れて立候補した元メンバーは軒並み落選した。6日のデモを遠巻きに見ていた無職、ガマル・アハマドさん(60)は「デモをしても意味はない。破壊や混乱をもたらすのは神の意思にも反している」と話した。

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6082チバQ:2013/04/08(月) 23:25:34
http://mainichi.jp/select/news/20130408k0000e030135000c.html
エジプト:コプト教徒とイスラム教徒が衝突、6人死亡
毎日新聞 2013年04月08日 10時19分(最終更新 04月08日 14時46分)

 エジプトの首都カイロと近郊の町で5日夜から7日にかけ、キリスト教の一派であるコプト教徒とイスラム教徒が衝突し、地元メディアによると計6人が死亡、多数が負傷した。両教徒の衝突拡大が懸念されている。

 カイロ近郊の町ホスースで5日、コプト教徒の子どもがイスラム教関連施設の壁にナチス・ドイツの「かぎ十字」を描いていたことをきっかけにコプト、イスラムの両住民が衝突し、5人が死亡。このうちコプト教徒4人の葬儀が7日、カイロのコプト教会で行われ、参列者が外に出てデモを始めたところ周辺のイスラム教徒が投石や発砲するなどし、1人が死亡した。(共同)

6083チバQ:2013/04/08(月) 23:27:51
http://mainichi.jp/select/news/20130409k0000m030074000c.html
サッチャー氏死去:改革の断行 英国の貧富の格差拡大も
毎日新聞 2013年04月08日 21時34分(最終更新 04月08日 22時22分)


首脳会談を前に握手するサッチャー英首相(右)と海部首相=東京・迎賓館で1989年9月20日
拡大写真 【ロンドン小倉孝保】「鉄の女」と呼ばれたマーガレット・サッチャー英元首相の死は、英国が推進した新自由主義経済の終焉(しゅうえん)を印象付けた。労働組合と対決し、福祉を切り捨てることによって「英国病」を克服し、英国経済を再び成長軌道に乗せたが、その反動で英社会は貧富の格差が拡大するなど矛盾が噴出している。

 英国は産業革命とその力による植民地の拡大でビクトリア朝時代に繁栄を享受し、長く世界で最も豊かな国だった。そのため、国民の高福祉を実現し、労働者の権利を尊重させてきた。

 しかし、20世紀の2度の世界大戦で英国の富は極度に減少した。特に、第二次世界大戦では、ナチス・ドイツによってロンドンまでも空襲され、国土は荒廃した。また、第二次世界大戦後は民族独立の機運が高まり、インドを契機に英国は次々と植民地を失った。それにもかかわらず、労働組合は従来通りの権利を要求し、国民は高福祉を満喫した。国は当然、疲弊した。

 そうした中、改革を断固実行したのがサッチャー氏だった。女性初の首相となったサッチャー氏は抵抗勢力を世論の支持ではね返し思い切った改革を断行した。そのため、英国経済は回復軌道に乗り、その後のブレア労働党政権の経済回復につながっていく。

 しかし、その改革の断行による矛盾が噴き出しているのが現在の英国である。金融の自由化で資金はロンドンに流れ込んだものの、その利益に浴する層はごく一部に限られ、貧しい層の生活は厳しくなった。こうした貧しい層の不満が蓄積していることは2011年夏のロンドン暴動で明らかになった。英国は今、経済、社会、さまざまな面でサッチャー氏が作った矛盾との戦いに多くのエネルギーを費やしているのが現状である。

6085チバQ:2013/04/08(月) 23:34:24
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/130408/fnc13040823210018-n1.htm
【サッチャー元首相死去】
日本の金融改革にも影響 証券ビッグバン進める
2013.4.8 23:19

1982年9月、東京・内幸町の日本記者クラブで記者会見するサッチャー英首相
 サッチャー元英首相は1986年10月、英国証券市場の大改革「ビッグバン」を実行し、地盤沈下しつつあったロンドン市場を「世界の一大金融センター」として復活させた。規制緩和による金融市場の活性化を目指した日本の橋本政権による金融制度改革にも大きな影響を与えた。

 橋本政権は90年代後半、サッチャー政権の成功体験にならい、「日本版ビッグバン」を提唱した。金融業界を横並びで保護する「護送船団方式」と呼ばれる旧来型の金融行政から脱皮し、銀行や証券の相互参入のほか、各種手数料や金利の自由化などの規制を緩和する日本の金融改革の手本になった。

 またサッチャー元英首相は、ブリティッシュ・テレコム(BT)などの国有企業の民営化を実現し歳出の削減を進めた。これは特殊法人見直しや郵政民営化を強力に推進した小泉純一郎元首相による「小泉改革」の原型となったとされる。

6086チバQ:2013/04/09(火) 00:09:55
http://www.afpbb.com/article/politics/2937681/10551752
ウクライナ大統領、ティモシェンコ前首相に近い野党政治家に恩赦
2013年04月08日 11:51 発信地:キエフ/ウクライナ
【4月8日 AFP】ウクライナのビクトル・ヤヌコビッチ(Viktor Yanukovych)大統領は7日、有罪判決を受け服役していたユーリー・ルツェンコ(Yuriy Lutsenko)元内相(48)ら6人に恩赦を与えた。ルツェンコ氏は服役中のユリヤ・ティモシェンコ(Yulia Tymoshenko)前首相に近い人物。

 ウクライナ北部の収監施設を出たルツェンコ氏は、妻や友人たちの出迎えを受けた。2010年に逮捕されたルツェンコ氏は職権乱用罪と公金横領罪で有罪判決を受け、2014年末まで服役することになっていた。収監施設前に集まった報道陣を前にルツェンコ氏は、ティモシェンコ氏との面会を求め、今後も政界での活動を続けると語った。

 2010年の大統領選でヤヌコビッチ氏に敗れたティモシェンコ前首相は、首相在任中にロシアとのガス売買契約に関連して職権を乱用したとして2011年に禁錮7年の刑を受けて服役中。7日はゲオルギー・フィリプチュク(Georgy Filipchuk)元環境相も恩赦を受けたが、ヤヌコビッチ大統領は以前からティモシェンコ前首相の恩赦は否定しており、今回の恩赦令でもティモシェンコ氏への言及はなかった。

 今回の恩赦は、欧州連合(EU)と野党勢力からの圧力を受けたもの。米国はティモシェンコ前首相とルツェンコ氏の収監を強く批判し、EUは前首相らが釈放されるまでウクライナとの重要な貿易協定の調印を拒否している。(c)AFP

6087チバQ:2013/04/09(火) 00:11:54
http://mainichi.jp/select/news/20130409k0000m020117000c.html
サッチャー氏死去:小さな政府志向 日本の経済政策に影響
毎日新聞 2013年04月08日 23時57分

 ◇安倍首相「尊敬すべき政治家」
 8日死去した元英国首相のマーガレット・サッチャー氏は、公営企業の民営化など「小さな政府」を志向する経済政策を断行し、労働争議などで競争力を失った英国経済を復活させる道筋を付けた。サッチャー氏の経済政策は、日本の国鉄民営化など諸外国にも大きな影響を及ぼした。

 首相就任当時、英国は炭鉱など競争力を失った産業の入れ替えが進まず、国際競争力が低下。サッチャー氏は労働争議の規制など雇用改革に踏み切り、労働組合の勢力をそいで不採算炭鉱の閉鎖に着手したほか、電力事業など公営企業の分割・民営化を進めた。

 一連の改革は、市場原理の導入で効率化を図る狙いで、当時の英国経済を活性化させたとの評価は高い。ビッグバンと呼ばれる金融証券部門の自由化は他国の金融制度改革の先駆けとなった。一方で、自国の証券会社などが弱体化し、米欧の大型証券に席巻される「ウィンブルドン現象」も招いた。医療など福祉が弱体化したとの指摘もある。

 こうした経済政策は、米欧や日本の政策当局にも影響を与えた。米国では、規制緩和や歳出削減を柱とするレーガン大統領(当時)の経済政策「レーガノミクス」に結実。日本では、中曽根康弘首相(同)が国鉄や電電公社を分割・民営化し、現在のJRやNTTグループに転換させた。欧州の一部で行われた雇用規制の緩和も、その源流は「サッチャリズム」にあると言える。

 サッチャー氏と親交のあった中曽根氏は8日、「第二次世界大戦後、自由世界で米国のレーガン大統領とともに記憶されるべき政治家だった。共産主義の旧ソ連に対抗し、自由世界の団結を訴えた傑出した政治家だった」とするコメントを発表。「日本企業がトルコで仕事を取った時、先進国首脳会議(サミット)の会合で『あれは欧州企業が取るべき範囲だ』と私に告げに来たことを思い出す」と強気の姿勢だったサッチャー氏をしのんだ。

 安倍晋三首相は「意志の力を身をもって示した偉大なリーダーであり、国家国民のためにすべてをささげた尊敬すべき政治家であった」とのコメントを発表した。【葛西大博、ロンドン坂井隆之】

6088チバQ:2013/04/09(火) 21:52:28
http://mainichi.jp/select/news/20130409ddm007030096000c.html
セルビア:コソボ問題、EU仲裁案を拒否
毎日新聞 2013年04月09日 東京朝刊

 【ウィーン樋口直樹】セルビアのブチッチ副首相は8日、セルビア系住民が多数を占めるコソボ北部の地位交渉で、欧州連合(EU)の仲裁案を拒否すると述べた。ロイター通信が伝えた。交渉が暗礁に乗り上げたことで、セルビアのEU加盟交渉に遅れが出る可能性が強まった。副首相は仲裁案について「我々の基本的な利益を認めておらず、署名すべきではない」と述べた。

6089チバQ:2013/04/09(火) 21:55:51
http://mainichi.jp/select/news/20130409k0000e030204000c.html
サッチャー氏死去:哀悼も批判も…分かれる英国世論
毎日新聞 2013年04月09日 13時04分(最終更新 04月09日 13時53分)


8日、サッチャー元英首相死去の報を受け、ロンドンの自宅前で死を悼む保守党支持グループ=ロイター
拡大写真 【ロンドン小倉孝保】マーガレット・サッチャー元首相の死去(8日)について、英テレビなどは特別番組に切り替え各界からの哀悼の声を伝えた。一方、インターネットなどでは、「最良のニュースだ」といった意見も相次ぎ、業績への評価が極端に分かれるサッチャー氏らしい最後となった。

 BBC放送はサッチャー氏死去のニュースが飛び込んだ直後から、この関連ニュースを継続して報道。キャメロン英首相やオバマ米大統領ら内外からの哀悼の声を報じた。

 また、元首相のかつての側近や元首相を取材したジャーナリストなどが、強力なリーダーシップで英国経済を衰退の危機から救い、国際社会での英国の地位を押し上げたと、その業績を評価した。

 一方、インターネット上には、サッチャー氏死去を歓迎するページが設置され8日夕方までに約20万人がアクセスした。ある労働組合員がツイッターでパブでの祝賀パーティーへの参加を呼びかけたほか、元炭鉱労働者はフェイスブックに「人生で最良の日だ」と書き込んだ。

 また、テレビの中継でも、涙を浮かべながら悲しむお年寄りの女性が紹介された後、「サッチャーが私の街をぶちこわした。私は彼女の死を歓迎する」と答える男性が登場するなど意見は二分した。良かれあしかれ、英国でこれほど国民に愛され、これほど国民に憎まれた指導者は少ない。

6090チバQ:2013/04/09(火) 21:57:11
http://mainichi.jp/select/news/20130410k0000m020035000c.html
ポルトガル:健全化窮地 財政緊縮策に違憲判決
毎日新聞 2013年04月09日 19時54分(最終更新 04月09日 20時13分)

 【ロンドン坂井隆之】欧州連合(EU)と国際通貨基金(IMF)の支援を受けて財政再建途上のポルトガルが、窮地に立たされている。日本の最高裁にあたる憲法裁判所が、政府の財政緊縮策の一部について違憲判決を出し、計画の修正を迫られているためだ。コエリョ首相は「国家の緊急事態」と宣言し、新たな緊縮策を検討する考えだが、キプロス問題などに続き、欧州はまた新たな難題を抱え込んだ形だ。

 憲法裁判所が5日に出した判決は、ポルトガル政府が13年に導入する財政緊縮策9件のうち、公務員を対象としたボーナス削減など4件について「差別的で不公平」として憲法違反とする内容。これらの政策を実施できない場合、政府は13億ユーロ(約1680億円)の別の緊縮策を導入するか、ユーロ圏などに支援を要請する必要が生じる。

 ポルトガルは既に支援決定時に定めた財政健全化計画の達成期限を2度も延期しており、欧州委員会は7日、「合意した目標は堅持すべきだ」と自助努力を求める声明を出した。コエリョ首相は「(新たな支援要請を)回避するため全力を挙げる」として社会保障費などの削減で代替財源を生み出す考えだが、国民に新たに痛みを強いる政策への世論の反発は必至。緊縮策に批判的な野党は首相の辞任を要求しており、政局が不安定化する恐れもある。

 11年5月に総額780億ユーロの支援決定を受けたポルトガルは、財政赤字の国内総生産(GDP)比を15年までに3%以下(12年は6.4%)にする目標を掲げ、13年度予算は50億ユーロの緊縮策を盛り込んでいる。ポルトガル国債の利回りは足元はほぼ判決前の水準を維持しているものの、格付け会社フィッチ・レーティングスは8日、「政治的不透明性が、格付けに圧力をかける恐れがある」として格付けを引き下げる可能性があると警告しており、政府は早期の対応を迫られている。

6091チバQ:2013/04/09(火) 22:06:21
http://www.asahi.com/international/update/0409/TKY201304090356.html
2013年4月9日21時6分
旧ユーゴのモンテネグロ大統領選 選管、現職当選と発表

 【ウィーン=喜田尚】旧ユーゴスラビアのモンテネグロの大統領選で同国の選挙管理委員会は8日夜、与党が推す現職のブヤノビッチ氏が得票率51・2%で当選したと発表した。野党が推した元外相レキッチ氏陣営は選挙に不正があったと主張している。

 選挙管理委員会によるとレキッチ氏の得票率は48・8%。同氏は7日の投票終了後、50・5%を獲得したとして勝利宣言していた。

 人口62万人のモンテネグロは昨年欧州連合(EU)への加盟交渉が始まり、6月に加盟するクロアチアに続くEU加盟を目指している。ブヤノビッチ氏は強い影響力を持つジュカノビッチ首相の盟友。ジュガノビッチ政権の腐敗を批判したレキッチ氏の善戦や選挙結果をめぐる論争で政治の混乱も予想され、加盟交渉への影響が懸念されている。

6092チバQ:2013/04/09(火) 22:15:40
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130409/erp13040908170004-n1.htm
【サッチャー元首相死去】
葬儀は来週、各国要人の弔問外交も
2013.4.9 08:16

マーガレット・サッチャー元首相の像の前にたたずむ少年=8日、ロンドン・ギルドホール美術館(ロイター)
 サッチャー元英首相の死去を受け、英首相官邸は8日、葬儀が来週行われる見通しであることを明らかにした。サッチャー氏は冷戦終結などに当たり国際的に大きな影響力を行使した人物だけに、各国の要人が集まり、弔問外交が展開されることになりそうだ。

 葬儀は国葬並みの規模で行われ、英首相官邸は「サッチャー氏とつながりのあるさまざまな人々を幅広く招待する」と表明。日本政府も首相経験者を軸に特使の派遣を検討している。

 サッチャー氏のひつぎは葬儀前日に国会議事堂の建物内にある礼拝堂に運び込まれ、当日は約2・5キロ離れた葬儀会場のセントポール大聖堂まで運ばれる。一般の人は大聖堂での葬儀に出席できないが、テレビ放送される予定。遺体は近親者のみが立ち会って火葬される。後日、元英紙記者による本人公認の伝記も出版されるという。(共同)

6093チバQ:2013/04/10(水) 23:11:13
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_date1&k=2013041000638
最大野党、政権奪取か=総選挙まで1カ月−パキスタン
 【ニューデリー時事】5月11日投票のパキスタン国民議会(下院、定数342)選挙まで1カ月に迫った。2008年の前回選挙で圧勝したザルダリ大統領率いる与党パキスタン人民党(PPP)は苦戦が伝えられる一方、経済政策を中心にPPPの「失政」を攻撃するシャリフ元首相の最大野党パキスタン・イスラム教徒連盟シャリフ派(PML−N)の支持率が急伸。同党を核とした連立政権が誕生する可能性が出ている。
 08年に第一党となったPPPは、軍事クーデターで9年間政権を握り独裁批判も出ていたムシャラフ大統領(当時)の弾劾手続きを開始。ムシャラフ氏を退陣に追い込み、民主主義の勝利を内外に誇示した。だが、PPPは今回、文民政権として初の任期5年を全うした節目にもかかわらず、ザルダリ大統領らの汚職疑惑に加え、インフレや失業率の高止まりなど経済低迷により国民の支持離れが加速している。
 PML−Nはこのような与党逆境を尻目に党勢を拡大。「まともな政府なら現在のパキスタンの苦悩はなかった」(シャリフ元首相)などとPPPを猛烈に批判し、有権者取り込みに成功しつつある。(2013/04/10-16:00)

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6094チバQ:2013/04/11(木) 20:46:48
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_date1&k=2013041100076
軍要職からサレハ氏長男解任=権力基盤強化−イエメン大統領
 【カイロ時事】イエメン国営テレビによると、ハディ大統領は10日、サレハ前大統領の長男アフマド・サレハ共和国防衛隊司令官を解任し、駐アラブ首長国連邦(UAE)大使に転出させる人事を発表した。前大統領派と大統領派に割れる軍を掌握し、権力基盤を強化するのが狙い。(2013/04/11-06:35)

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6095チバQ:2013/04/11(木) 21:01:28
http://mainichi.jp/select/news/20130412k0000m030017000c.html
イタリア:「ピザの8日後払い」復活
毎日新聞 2013年04月11日 18時36分

 【ローマ福島良典】イタリア南部ナポリに不景気で冷え込む庶民の懐に配慮し、ピザを「付け」で売る店が登場した。手持ちのお金がなくても「食べたい時に食べてもらう」粋な計らい。1930〜60年代にナポリの下町にあった貧困者向けの「ピザの8日後払い」制度を復活させた。代金は1週間後でよい。

 ビットリオ・デ・シーカ監督の映画「ナポリの黄金」(1954年)には、女優ソフィア・ローレン演じるピザの売り子が「8日後払いだよ」と、客寄せの口上を述べる場面がある。

 ナポリでは最近、男が子どもに食べさせるためにピザ4枚を盗む事件があった。それを知った店主が付け制度の再開を思い立ったという。店主は「イタリア南部は経済危機で最も打撃を受けている。人々が連帯し、ナポリっ子を信じる時だ」と話している。

 コーヒーを飲む小銭も持たない貧困者に喫茶店の客が「一杯おごる」習慣も復活しているという。

6096チバQ:2013/04/11(木) 21:02:32
http://mainichi.jp/select/news/20130412k0000m030016000c.html
中央アフリカ共和国:「暫定政権」周辺国認めず 政情混迷
毎日新聞 2013年04月11日 18時32分

 アフリカ中部・中央アフリカ共和国で3月末に首都バンギを制圧した反政府武装勢力の連合体「セレカ」の指導者が一方的に大統領就任を宣言し、「暫定政権」発足を既成事実化しようとしている。周辺国などはこれを認めておらず、政情は混迷を深めている。【ヨハネスブルク服部正法、パリ宮川裕章】

 セレカのバンギ侵攻を受けボジゼ大統領は3月24日に国外に脱出。セレカ指導者のミシェル・ジョトディア氏は自身の暫定大統領就任や3年以内の選挙実施、新たな閣僚名簿などを発表した。

 だが、アフリカ連合(AU)は政権奪取を認めず、中央アフリカの参加資格の停止を決めた。米国もセレカには「正統性がない」と非難している。

 周辺国首脳らは今月3日、中央アフリカの隣国チャドの首都ヌジャメナで緊急会合を開催。ロイター通信によると、ジョトディア氏の大統領就任を認めないことを確認し、18カ月以内の選挙の実施や、国内各政治勢力が結集して選挙までの統治を担う暫定評議会の設置を求めた。

 ジョトディア氏側は6日、暫定評議会設置による暫定大統領選出などに同意したが、先行きは不透明だ。

 中央アフリカの旧宗主国フランスは、治安維持活動支援の一環として現地に駐留する250人の仏軍に300人を増派した。

 だが、任務は現地在住の自国民1200人の安全確保に限定。内政不介入の姿勢で暫定政権への支持も表明していない。仏が慎重姿勢である理由は▽1月に軍事介入した西アフリカのマリより周辺地域の仏権益が少ない▽イスラム教徒人口が少なくイスラム過激派の温床となる可能性が低い−−などだ。

 中央アフリカは1960年の独立以降クーデターが頻発し、政情不安が恒常化している。ダイヤモンドやウランなどの鉱物資源があるが、国連の人間開発指数で最低位レベルの低開発国。

 05年にジョトディア氏が率いる組織などが北部で反政府武力闘争を開始。各組織は07年に政府と和平合意したものの、昨年12月セレカとして再蜂起し、北部の諸都市を制圧。今年1月に政府とセレカは連立政権を樹立したが後に決裂した。

 一方、セレカが少年兵を戦わせている疑惑も浮上している。南アフリカ紙「サンデー・タイムズ」は先月31日付で、セレカと交戦した中央アフリカ派遣南ア軍兵士の話として、殺害したセレカ戦闘員に少年が含まれていたと報じた。事実なら、セレカに対し国際的批判がさらに高まるのは必至だ。

6097チバQ:2013/04/11(木) 21:03:15
http://www.afpbb.com/article/war-unrest/2938156/10565390
中央アフリカ・ボジゼ大統領の邸宅から2人の白骨遺体
2013年04月11日 07:07 発信地:バンギ/中央アフリカ
【4月11日 AFP】 3月の反政府勢力によるクーデターで国外に逃れた中央アフリカのフランソワ・ボジゼ(Francois Bozize)大統領の邸宅が略奪され、ガレージの床の下から2体の白骨化した遺体が見つかった。

 首都バンギ(Bangui)近郊の大統領公邸を案内した反政府勢力セレカ(Seleka)のメンバーは、「(政権打倒後の)8日、車2台を回収するため私が邸宅に戻った時には既に略奪されていた」と話し、「略奪者はダイヤモンドや金を期待していたのだろうが、ガレージで2つのタイルを持ち上げた彼らが目にしたのは2体の骸骨だった」と説明した。

 白骨遺体はガレージの奥の、四角いタイルの下の深さ2メートルのくぼみの中にあったという。案内したセレカのメンバーは、「骸骨を見たが、肉はなく骨だけだった。死亡してから少なくとも数か月、あるいはそれ以上たっていたのではないか」と語り、略奪は3月24日の反政府勢力によるバンギ制圧以前に行われたと述べた。 (c)AFP/Patrick FORT

6098チバQ:2013/04/11(木) 22:06:57
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130411/erp13041110430002-n1.htm
「鉄の女」に毒舌の別れ 英国流の特別議会
2013.4.11 10:40

ロンドンの英特別議会でスピーチするキャメロン首相(中央)=10日(ロイター)
 8日死去したサッチャー元英首相を追悼するための特別議会が10日、招集され、議員らはユーモアと毒舌交じりの英国流スピーチで「鉄の女」と呼ばれた歴史的宰相に別れを告げた。

 サッチャー氏の命令で慌ただしく働く側近に、同僚が「ローマは一日にして成らず」と落ち着いて仕事をするよう忠告したところ、側近は「ローマをつくったのはサッチャーじゃなかったからな」。何事にも性急なサッチャー氏の下で働く身の上を嘆いたエピソードで議場を沸かせた。

 各党の議員も次々とスピーチに立ち特別議会は7時間以上に及んだ。閣僚に対する厳しい要求で知られたことを指摘したベテラン議員は「サッチャー氏に会った私の妻は、彼女の感じの良さに魅入られた」と振り返りながら、「閣僚との関係は決してそうではなかったよ」と真顔で語り、笑いを誘った。サッチャー氏の強硬な労働組合対策などに今も反発する労働党議員の多くは欠席した。(共同)

6099チバQ:2013/04/12(金) 23:33:56
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2013041200932
ウルフ前大統領を在宅起訴=映画制作者から収賄−ドイツ
 【ベルリン時事】ドイツ北部ハノーバーの検察当局は12日、汚職疑惑が浮上して昨年2月に辞任したウルフ前大統領(53)を収賄罪で在宅起訴した。ドイツの元首である大統領経験者の起訴は初めて。
 前大統領はニーダーザクセン州首相だった2008年9月、南部ミュンヘンを訪問した際、滞在費や飲食費を映画制作者に肩代わりさせ、見返りとして映画配給を支援したとされる。映画制作者も贈賄罪で起訴された。前大統領は無罪を主張している。(2013/04/12-21:15)

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6100チバQ:2013/04/12(金) 23:35:53
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_date1&k=2013041200621
チャベス氏後継者「戦い続ける」=大規模集会、赤く染まる−ベネズエラ

11日、南米ベネズエラの首都カラカスで行われた大規模集会で、熱狂的な支持者に迎えられるマドゥロ暫定大統領(左上) 【カラカス時事】南米ベネズエラのマドゥロ暫定大統領は11日、大統領選挙を3日後に控え、首都カラカスで大規模集会を開き、「(故チャベス大統領の)遺志を継ぎ、戦いを続ける」と訴えた。会場をシンボルカラーの赤色のTシャツやバンダナで染めた数万人の支持者は「チャベスは生きている」と声をからした。
 会場のステージで、チャベス氏をたたえる音楽が流れるたびに、支持者らは熱狂し、歓声を上げた。カラカス市に住む中学校教師イタリアさん(55)は「マドゥロ氏には、チャベス氏が力を入れた貧困者向け政策を続けてほしい」と興奮した口調で話した。
 チャベス氏から後継者に指名されたマドゥロ氏はステージに立ち、貧困地区での医療無償化、低所得者向けの住宅整備などを進めると宣言し、支持者らの喝采を浴びた。(2013/04/12-15:55)

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6101チバQ:2013/04/12(金) 23:37:39
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_date1&k=2013041200090
次期事務局長候補、5人に=アフリカは外れる−WTO
 【ジュネーブ時事】8月末に退任する世界貿易機関(WTO)のラミー事務局長の後任に立候補した9人のうち、韓国の朴泰鎬・通商交渉本部長、インドネシアのマリ・パンゲストゥ前貿易相ら5人が1次選考で残った。途上国出身として期待されたアフリカの2人は外れた。関係者が11日、明らかにした。
 アジア出身の2人以外に残ったのは、ブラジルのロベルト・アゼベドWTO担当大使、メキシコのエルミニオ・ブランコ元商工振興相、ニュージーランドのティム・グローサー貿易相。
 今後、さらに絞り込み、5月末までに次期事務局長を内定する。選抜は投票を行わず、加盟159カ国・地域によるコンセンサスで決める。(2013/04/12-06:57)

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6102チバQ:2013/04/13(土) 00:11:51
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130412/erp13041200510001-n1.htm
スロベニア、危機の懸念強まる
2013.4.12 00:49
 【ベルリン=宮下日出男】ユーロ圏の小国スロベニアが財政危機に陥るとの懸念が強まっている。多額の不良債権を抱える金融部門への不安があるためで、キプロス金融危機の余波もあり、国債利回りは高止まりしている。政府は否定するが、ユーロ圏による「6番目の救済国」になるとの観測もくすぶっている。

 債務危機対策として加盟国の経済財政を監視する欧州連合(EU)の欧州委員会は10日、スロベニアに対して「金融部門のリスクが大きい」と警告。金融部門を支える政府も資金調達が難しくなりつつあるとし、緊急の対策を求めた。

 スロベニアは2007年に中東欧で初めてユーロを導入したが、債務危機や緊縮財政で経済が低迷。政治家とのつながりも指摘される国営の主要銀行が多額の不良債権を抱えた。

 不良債権の規模は国内総生産(GDP)の約2割で、政府は必要な資本注入額はGDP比3%の10億ユーロと試算する。だが、経済協力開発機構(OECD)は9日公表の同国経済に関する報告書で「もっと必要かもしれない」とし、存続が難しい銀行の整理も検討する必要性を指摘した。

 ただ、金融部門が肥大化したキプロスと異なり、スロベニアの金融部門の資産規模はGDPの1・4倍で、ユーロ圏平均の半分以下。政府は支援要請を否定し、OECDも「すぐに救済が必要になることはない」との見解を示す。

 だが、市場では同様に金融部門の問題を抱えたキプロス危機の影響でスロベニアの国債利回りが上昇。9日の新規国債発行では政府目標額に届かず、10年物国債利回りは再び6%を超えた。今後の国債償還への不安は根強く、金融業界からは欧州安定メカニズム(ESM)の予防措置活用を求める声も上がっている。

6103チバQ:2013/04/13(土) 00:18:03
http://mainichi.jp/select/news/20130412k0000e030216000c.html
ナイジェリア:「仕事あれば故郷に」 旧都に100スラム
毎日新聞 2013年04月12日 14時14分(最終更新 04月12日 16時45分)


ゴミ捨て場にできたスラムを歩く子どもたち=ナイジェリアのラゴスで2013年4月11日午後1時44分、町田結子撮影
拡大写真
拡大写真 「ダストビン」(ごみ箱)と呼ばれるスラムがあるナイジェリアの旧都ラゴス南部・ジュグンレ地区。経済発展から取り残された市民は、ごみ捨て場に住んでいた。

 都市の名前の由来にもなったラグーン(潟湖)から西に約7キロ。足元はごみで埋め尽くされ、むせるような暑さの中で異臭が鼻をつく。そんな場所に粗末なトタン屋根のバラック小屋が連なる。食料品などを並べて「商店」として営業する小屋もある。

 妻と4人の子どもと暮らすモハメッド・フセインさん(37)は17年前に同国中西部ナイジャー州から移り住んだ。日雇いの運転手で月収は1万6000ナイラ(約1万円)程度。「好きでここで暮らしているわけじゃない。故郷に仕事があれば帰りたいよ」と嘆く。

 アフリカ最大の産油国であるナイジェリアは、石油輸出国機構(OPEC)加盟国の中でも7位の産油量を誇る。国家歳入の7割を石油関連産業に依存しており、貿易では輸出総額の9割を石油産業が占めている。

 油井発見から約半世紀。石油依存が進んで一大産業だった農業は縮小し、職を求める人々は富と金が集まる都市に流入し続けた。だが、都市部の雇用機会は限定的。安定した収入を得られない低所得者層は劣悪な環境に集中した。ダストビンはその典型だが、ラゴスには同様のスラムが100以上あるという。ちょうど今、衛生状態が悪化する雨期に入ろうとしている。

 11日午後(日本時間同日夜)、日本ユニセフ協会大使のアグネス・チャンさん(57)はこの地区を巡り、「こういった環境は乳幼児の死亡率を上げる一因。人々がここから脱出できるような支援が必要だ」と訴えた。【ラゴス町田結子】

6104チバQ:2013/04/13(土) 01:10:23
http://www.afpbb.com/article/politics/2938385/10568619?ctm_campaign=txt_topics
賭けに負けたカナダ外相、米国務長官にビール贈呈
2013年04月12日 16:50 発信地:ロンドン/英国
【4月12日 AFP】女子アイスホッケー大会で米国とカナダどちらのチームが勝つかを賭け、ジョン・ケリー(John Kerry)米国務長官に負けてしまったカナダのジョン・ベアード(John Baird)外相は11日、ケリー長官にカナダ産ビール1ケースを手渡した。

 ベアード外相は「カナダの女子チームは非常に素晴らしいプレーを披露したが、残念ながら米国の友人たちを相手に勝利を成し遂げることはできなかった」と述べながらケリー長官に、カナダ産ビール、モルソン・カナディアン(Molson Canadian)のケースを手渡した。さらに在カナダ米国大使館の職員たちにオンタリオ(Ontario)州バンクリーク・ヒル(Vankleek Hill)産のビール、ボーズ(Beau's)1ケースも贈った。

 両外相が賭けていたのは9日に行われた「女子アイスホッケー世界選手権(International Ice Hockey Federation Women's World Championship)2013」の米国とカナダの1戦で、試合は米国が3-2で勝利した。

 一方、米国産ビール、サミュエル・アダムズ(Samuel Adams)を賭けていたケリー長官は「とてもとても嬉しい。米国チームの勝利に非常に喜んでいるが、偉大なカナダの友人たちと両国の並外れたアスリートたちにも乾杯したい」と応じた。

 両者は11日に英ロンドンで閉幕した主要8カ国(G8)外相会合に出席していた。ビールの贈呈数時間後に韓国へ向かおうとしていたケリー長官は、すぐにはビールに手を付けないと約束した。(c)AFP

6105チバQ:2013/04/13(土) 01:15:08
http://www.afpbb.com/article/entertainment/music/2938190/10560029
英音楽チャート1位に「悪い魔女は死んだ」、サッチャー氏死去で
2013年04月11日 19:18 発信地:ロンドン/英国
【4月11日 AFP】「鐘を鳴らせ!悪い魔女は死んだ(Ding Dong! The witch is dead)」――。米映画『オズの魔法使い(The Wizard of Oz)』のこの挿入歌が、マーガレット・サッチャー(Margaret Thatcher)元英首相の死去後、英音楽ダウンロードチャートのトップに躍り出た。

 映画の中で主演のジュディ・ガーランド(Judy Garland)たちが合唱するこの歌は、1939年にリリースされたもの。9日、英国内における米アマゾン(Amazon)の音楽配信サービスで突如、ダウンロード数1位に上がった。

 ジャズ歌手エラ・フィッツジェラルド(Ella Fitzgerald)によるカバー・バージョンも、アマゾンで4位につけたほか、米アップルの音楽配信サービス「iTunes」では英国内のボーカル曲部門の販売数トップになった。

 脳卒中のため8日に87歳で死去したサッチャー元首相が英国社会に残した「遺産」に対し、音楽ファンたちが下した「裁き」がチャートに反映された形だ。背景には、米SNSフェイスブック(Facebook)上で「英国を分断した元首相の死を祝おう」という呼び掛けが広がったことがある。

 全英の音楽販売データをまとめるオフィシャル・チャーツ・カンパニー(Official Charts Company)は、「英国の音楽ファンの悪趣味なユーモアセンス」に後押しされてこの勢いが続けば、「鐘を鳴らせ!悪い魔女は死んだ」は8日〜14日の週間チャートでもトップ40入りするだろうとの予測を示している。(c)AFP

6106チバQ:2013/04/13(土) 10:08:38
http://mainichi.jp/select/news/20130413ddm007030161000c.html
エジプト・イラン:直行便、10日で停止 宗派の壁、いまだ厚く
毎日新聞 2013年04月13日 東京朝刊

 ◇「エジプトにシーア派いらぬ」スンニ派抗議
 【カイロ秋山信一、テヘラン田中龍士】1979年のイラン革命後に断交したエジプト−イラン間を結ぶ民間航空の直行便が3月30日に約34年ぶりの運航再開を果たし、イスラム教スンニ派が主流のエジプトとシーア派国家イランの関係改善の加速を示す展開として注目された。しかし、シーア派の影響力拡大を懸念する一部強硬派の暴動がエジプトで発生し、再開からわずか10日目の8日、当面運航停止の見通しに。長年緊張関係にある両派の歩み寄りの難しさが、改めて浮上した。

 両国の関係は、昨年6月にエジプトのモルシ政権が発足してから改善が続いていた。昨年夏にモルシ大統領、今年2月にはアフマディネジャド大統領が相手国を訪れた。中東1、2位の人口を擁し一定の政治力も持つ両国が連携すれば、地域の勢力バランスが塗り替わる可能性も潜む。

 運航再開は、10年10月の合意がエジプト・ムバラク前政権の崩壊で頓挫したが、関係改善が進む中で再合意し、エジプトの航空会社「エア・メンフィス」の運航にこぎ着けた。3月31日、エジプト南部アスワンの空港に50人以上のイラン人客が到着。今後、南部を中心にイランからの観光客が期待された。

 ところが、宗派の違いが壁となった。今月5日、運航再開に反対するスンニ派強硬派の群衆がカイロのイラン外交官宅を取り囲み、「エジプトにシーア派はいらない」などと叫びながら抗議。エジプト観光省報道官は8日、ロイター通信に6月中旬までの運航停止を決めたと述べた。

 スンニ派が国民の約9割を占めるエジプトでは、シーア派国家イランとの関係改善に慎重な声もある。「シーア派拡大は望まない」。スンニ派の最高権威タイエブ師は、2月に訪れたアフマディネジャド大統領にくぎを刺した。一方、11年の革命後、治安への不安から外国人観光客が激減し今年1月は約90万人で2年前の約8割。人口約7500万人のイランへの期待は大きい。

 イランは核開発問題で経済制裁を受け国際社会で孤立しつつある。エジプトと歩み寄って対立する米欧をけん制し、イスラム圏での存在感を高める思惑があるとみられる。イランのメヘル通信によると、テヘランのエジプト外交官宅に8日、地元の学生らが集まり「われわれは一つ」などと呼びかけ、協調の証しとして外交官に花束を渡したという。

 スンニ派とシーア派は教義の違いなどから緊張関係にあり、イラクでは06〜07年に両派の紛争で内戦状態となった。シリア内戦でも、アサド大統領の出身母体であるシーア派系アラウィ派の軍幹部や民兵がスンニ派主体の反体制派と激しい戦闘を展開。シーア派のイランが政権側を、スンニ派のサウジアラビアやカタールが反体制派を支援する構図だ。

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 ■ことば

 ◇エジプトとイラン
 1979年2月、イランではシーア派指導者のホメイニ師が主導した革命で王政が崩壊した。亡命したパーレビ国王はエジプトが受け入れた。さらにエジプトは79年3月にイスラエルと平和条約を締結。革命後のイラン政府はイスラエルを敵視していたため、80年に国交を断絶した。親米・イスラエル路線を続けたムバラク前政権下で関係は冷え込んでいたが、核問題を巡る西側諸国の経済制裁で孤立を深めるイランがエジプトに接近。11年のエジプト革命後は、大統領が断交後初めて相互に訪問するなど関係改善が進んでいる。

6107チバQ:2013/04/13(土) 10:09:24
http://mainichi.jp/select/news/20130413ddm007030163000c.html
マリ:大統領選に暗雲 仏軍撤収開始、治安悪化止まらず
毎日新聞 2013年04月13日 東京朝刊

 【パリ宮川裕章、ヨハネスブルク服部正法】イスラム過激派が北部を制圧した西アフリカのマリにフランスが軍事介入して11日で3カ月。仏政府は過激派の勢力拡大阻止など当初目的を達成したとして段階的な部隊撤収を開始した。だが治安の悪化や南北の民族対立などから、7月に予定される大統領選挙の公正な実施を危ぶむ声も出ている。

 「一つの民主国家に二つの軍隊はあり得ない」。ファビウス仏外相は5日、マリの首都バマコを訪れ、北部の遊牧民トゥアレグ人が組織する世俗主義反政府組織「アザワド解放民族運動(MNLA)」の武装解除の必要性を強調した。

 マリでは昨年3月、MNLAがイスラム過激派と連携して攻勢を強め、北部を制圧して独立を宣言した。一度はイスラム過激派に都市部から排除されたが仏軍介入後に戻り、現在は北部の拠点都市キダルを実質的に占拠しているとみられる。仏軍とは協力関係にあるが、マリ暫定政府や南部の住民からは混乱の張本人とみられ、国家再分裂の火種だ。

 一方、7月の大統領選に向けたハードルも高い。北部ガオなどでは過激派のテロが相次ぎ、治安悪化で投票に支障が出る可能性がある。仏軍は兵力約4000人を7月に約2000人に縮小する計画だが、任務引き継ぎを目指すアフリカ各国軍などの訓練が選挙に間に合うかも不明だ。仏国立科学研究センターのアンドレ・ブルジョ名誉研究部長は「公正な選挙を行うには、国内外に避難した約50万人の投票実現も課題」と見る。

 一方、ロイター通信によると、国連の潘基文(バンキムン)事務総長は最近の報告書で、マリの過激派が近隣国の西サハラに拡散する可能性にも触れており、紛争の拡大も懸念されている。

6108チバQ:2013/04/13(土) 10:10:18
http://mainichi.jp/select/news/20130413ddm007030167000c.html
グルジア:対露衝突の「真相究明」へ 大統領の尋問も
毎日新聞 2013年04月13日 東京朝刊

 【モスクワ田中洋之】グルジアで2008年8月に起きたロシアとの軍事衝突の真相究明に向けた動きが出ている。対ロシア関係の改善に取り組むイワニシビリ首相が主導し政敵であるサーカシビリ大統領の「開戦責任」が問われる可能性もある。

 イワニシビリ首相は10日の会見で、軍事衝突について「(真相は)今なお霧に包まれている」と述べ、調査の必要性を強調。さらに「ロシア軍が国境を越えて(南オセチアに)侵入する前に、グルジア軍が軍事行動を始めたのは全く正当化できない」とサーカシビリ大統領の当時の対応を厳しく批判した。

 サーカシビリ大統領はこれまで「軍事行動はロシア軍の侵攻への対抗だった」と説明してきたが、首相は大統領を尋問する可能性に言及した。

 アラサニア国防相も10日、当時の軍事作戦に関する軍内部の調査を始めると表明。首相率いる与党「グルジアの夢」が多数を占める国会でも真相解明に向けた特別委員会設置の動きがあり、サーカシビリ大統領は苦しい立場に追い込まれた。

 昨年秋に就任したイワニシビリ首相は軍事衝突で断交したロシアとの関係正常化に取り組んでおり、ロシアが06年に導入したグルジア産ワインの禁輸措置を解除するなど進展を見せている。

6109チバQ:2013/04/13(土) 11:24:19
http://mainichi.jp/select/news/20130413k0000e030177000c.html
シリア:国連を舞台に駆け引き アサド政権vs反体制派
毎日新聞 2013年04月13日 10時47分

 【カイロ秋山信一】内戦が続くシリアで、アサド政権と反体制派が国連を舞台に駆け引きを活発化させている。アサド政権は反体制派による化学兵器使用に関する調査や、反体制派内のアルカイダ系テロ組織への制裁を国連に求める。一方、反体制派はアラブ連盟に続き、国連でも代表資格を得ようと米国事務所の設立を進める。ただ、双方とも国際社会で支持を得るには決め手を欠いている。

 「シリアの(反体制派)武装勢力がアルカイダと関係していることが実証された」。シリア外務省は11日、国連安全保障理事会へ国内にいるアルカイダ勢力の資産凍結などを求める書簡を送った。

 反体制派内のアルカイダ系組織「ヌスラ戦線」の指導者を名乗る人物が10日、インターネット上でアルカイダの指導者ザワヒリ容疑者に忠誠を誓った。

 これを受けての措置。アサド政権は2011年3月の武力衝突開始以来、反体制派を「テロリストグループ」と呼んでおり、この主張を強める材料となった。

 政権は3月に北部アレッポで化学兵器の使用が疑われる攻撃があった際も国連に調査を要求。シリアの代表として活動できる国連で、自らの正当性を強調しようと躍起だ。ただ、国連が他の事例も含めてシリア全土での調査を求めたのに対し、「シリアの主権侵害のたくらみだ」などと拒否。国連を利用しようという面は否めない。

 一方の反体制派は、3月に統一組織「シリア国民連合」がアラブ連盟のシリア代表として正式に承認され、カタールに初の大使館も開いた。国際社会でのさらなる地位向上を狙って国連の代表権も要求しており、米ニューヨークやワシントンに連絡事務所の設置を進めている。

 ただ、反体制派は一枚岩ではなく、西側諸国から信頼を集めているとは言い難い。また「ヌスラ戦線」などイスラム過激派の存在が、欧米からの武器供与の障害となる一方、実戦では貴重な「戦力」というジレンマも。

 既に国連加盟国の過半数を超える100カ国以上からシリアの正統な代表としての承認を受けており、国連での代表資格獲得も可能との見方は強い。しかし、アサド政権を擁護するロシアやイランの反発は必至だ。国連の代表資格を得ても内戦終結にはまだ遠い道のりがありそうだ。

6110チバQ:2013/04/13(土) 17:18:06
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2013041300225
アイルランド、支援脱却へ弾み=EU返済猶予で「成功例」に
 【ロンドン時事】欧州連合(EU)は12日、アイルランドの首都ダブリンで開催した財務相会合で、同国とポルトガルに対する緊急融資の返済期限延長で基本合意した。両国の債務危機克服の取り組みを評価したもので、特に金融市場からの信認回復が進むアイルランドは年内の支援枠組みからの脱却に大きく弾みがついた。一方でEU当局も、アイルランドを「成功例」として、他の一部EU諸国が直面している債務危機の克服につなげたい考えだ。(2013/04/13-14:51)

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6111チバQ:2013/04/13(土) 20:19:44
>>6105
このニュースに連れられて映画館で
オズ始まりの戦いをみてきました。
(サッチャーまるで関係なし)

6112チバQ:2013/04/13(土) 22:14:41
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130413/amr13041321280009-n1.htm
後継候補が優勢維持 ベネズエラ大統領選、「チャベス人気」衰えず
2013.4.13 21:24 (1/2ページ)

カラカス市内では、チャベス氏のポスターがマドゥロ候補のポスターより上に掲げられている(黒沢潤撮影)
 【カラカス=黒沢潤】チャベス氏の死去を受けて14日に投開票される南米ベネズエラの大統領選は、後継者のマドゥロ暫定大統領(50)が優勢のまま選挙戦を終えた。ただ、首都カラカスで目についたのは、マドゥロ氏でも、野党統一候補のカプリレス・ミランダ州知事(40)でもなく、チャベス氏のポスターばかり。3月5日に死去した同氏への追悼ムード一色の中、実質、「チャベス対カプリレス」となった大統領選は投票日を迎える。

 「チャベス氏、生きている! 生きている!」

 チャベス氏の棺が置かれているカラカス市内の革命博物館。弔問のため並んでいた大勢の来場者の間から突然、地鳴りのような声が沸き起こった。ベネズエラ南部からバスを乗り継いで15時間かけてやって来たチャベス氏の支持者たちだ。

 死後1カ月以上たった今なお、国内ではチャベス人気が衰える様子はない。

 今回の選挙は、チャベス政権を外相、副大統領として支えたマドゥロ氏と、昨秋の大統領選でチャベス氏に敗れたカプリレス氏の一騎打ち。マドゥロ氏は公約としてチャベス氏同様、反米路線や、豊富な石油資源をもとにした無償住宅提供など貧困層へのバラマキ政策を掲げる。対するカプリレス氏は国際協調路線と市場経済重視の立場を取る。

 しかしカラカスの目抜き通りには、赤いベレー帽に軍服姿の活力あふれるチャベス氏のポスターや、オバマ米大統領の「YES、WE CAN」をまねたとされる「PODEMOS」(スペイン語で「私たちにはできる」の意)の標語とチャベス氏の顔を大写しにしたポスターが多い。

 与党統一社会党員のヘズース・ピニョ氏(58)は「今回の選挙は『カプリレス対マドゥロ』の構図ではない。あくまで『カプリレス対チャベス』なのだ」と言い切る。

 マドゥロ氏陣営はこうしたチャベス人気をなりふり構わず利用し勝利を目指す作戦だが、カラカス中央大1年のリカルド・リーバニさんは「ビジョンを持ち、政治を真に理解する人物こそ大統領にふさわしい」とカプリレス氏を支持する。

 治安改善を望むという同大の女子学生アンヘリカ・カベーサさん(18)は「チャベス氏ですら治安改善ができなかったのに、資質のないマドゥロ氏にできるはずがない。カプリレス氏が当選すれば、この国は変わるはずだ」と訴えた。

     ◇

 ■ベネズエラ大統領選 人口約3000万人で有権者約1890万人。電子投票で即日開票され最多得票者が当選する。大統領任期は6年で再選制限なし。今回は3月に死去したチャベス氏の任期を補完するため、任期は2019年1月まで。(共同)

6113チバQ:2013/04/13(土) 22:15:48
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130413/erp13041310360002-n1.htm
ロシア大統領年収1800万円
2013.4.13 10:35

ロシアのプーチン大統領(ロイター)
 ロシアのプーチン大統領ら政権幹部が12日、2012年の年収と資産を公開した。大統領は年収約580万ルーブル(約1800万円)で、11年の約370万ルーブルを大きく上回った。

 資産としては1500平方メートルの土地や、それぞれ約154平方メートル、77平方メートルの二つの住居、駐車場、自家用車などを公開した。ロシアでは税務当局も大統領の事実上の支配下にあるため、要人の収入や資産を客観的に検証することはできない。メドベージェフ首相の年収も約580万ルーブルだった。(共同)

6114チバQ:2013/04/13(土) 22:17:26
http://www.asahi.com/international/update/0413/TKY201304130259.html
2013年4月13日21時21分

イタリア「賢人会議」、選挙制度改革案など答申
 【ローマ=石田博士】イタリアのナポリターノ大統領に招集された政財界のエキスパート10人による「賢人会議」は12日、選挙制度などの改革案をまとめた。実質一院制の導入を求め、国会議員の定数の大幅削減も提案している。

 イタリアは、2月末の総選挙で中道左派連合が下院を制したものの、上院で過半数を占めることができなかった。国会の上下両院の信任がなければ内閣が発足できないため、「政治不在」が続いている。

 賢人会議の案は「ねじれ解消」のために、「政治を担うのは下院」と明確化し、下院の信任が得られれば内閣が発足できるとした。現行の選挙制度は比例代表制だが、小選挙区と比例代表をあわせた形が望ましいとしている。また上院は州知事や各州議会の代表で構成する。議員定数は、下院を630から480に、上院を315から120に削る。

6115チバQ:2013/04/13(土) 23:03:31
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130413-00000062-mai-m_est
<エジプト>ムバラク前大統領の差し戻し審、波乱の幕開け
毎日新聞 4月13日(土)19時38分配信



差し戻し審の後、ヘリコプターでカイロ南部の軍病院に戻るムバラク前大統領(中央)=2013年4月13日、AP
 【カイロ秋山信一】2011年のエジプト民衆革命でデモ隊の殺害に関与した罪などに問われた前大統領、ホスニ・ムバラク被告(84)の差し戻し審の初公判が13日、カイロ郊外の警察学校の特設法廷で開かれ、ムバラク被告も出廷した。ムバラク氏が公の場に姿を現したのは約10カ月ぶり。だが公判は冒頭で判事団が審理を担当することを拒否すると表明し、閉廷した。今後は裁判所が別の判事団を任命するが、差し戻し審は波乱の幕開けとなった。

【エジプト大統領風刺で】人気テレビ司会者を逮捕

 ムバラク被告はデモ隊の殺害に関与した罪などに問われ、昨年6月に1審で終身刑判決を受けた。だが上訴審は今年1月、審理を1審に差し戻す決定を出した。

 13日の差し戻し審では冒頭、ムスタファ・ハサン裁判長が審理を担当しないと表明し、理由は述べずに退廷した。エジプトの司法専門家によると、エジプトの判事には審理を拒否する権利があるという。ハサン裁判長は、革命時にデモ隊が集結したタハリール広場にラクダの一群が乱入した事件で、ラクダを意図的に乱入させたとされたムバラク前政権幹部の審理を担当し、幹部らを無罪にしたため批判を受けたことがあった。

 カイロ南部の軍病院に入院しているムバラク被告は13日、ヘリコプターで警察学校に搬送され、ベッドに横たわった姿で出廷。法廷ではサングラスをかけ、ケージで囲われた被告席から傍聴席に何度も手を振る余裕を見せた。
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6116チバQ:2013/04/14(日) 10:36:47
http://www.asahi.com/international/update/0414/TKY201304140015.html
2013年4月14日10時20分
パレスチナ首相が辞任 財政運営など巡り孤立
 【エルサレム=山尾有紀恵】パレスチナ自治政府のファイヤド首相が13日、辞任した。自治政府の財政運営などを巡り、内外の不満を抑えきれなくなったのが一因。イスラエルとパレスチナの和平交渉再開を目指す米国は近く、パレスチナの経済状況改善に向けた新提案を出す予定だが、ファイヤド氏の辞任で遅れが出る可能性がある。

 自治政府筋によると、アッバス議長は同日夜のファイヤド氏との会見で、一度は慰留したが、最終的には辞任を承諾した。ファイヤド氏は新首相指名までは職務を続ける。

 国際通貨基金(IMF)での勤務経験があるファイヤド氏は、手堅い財政運営で欧米諸国の信頼が厚い。2007年にイスラム組織ハマスがパレスチナ自治区ガザを武力制圧して自治区が分裂した後、自治政府の首相に指名され、パレスチナ国家建設を前提とした社会基盤の整備や、内部の汚職撲滅などを進めた。

 だが、無党派のファイヤド氏に自治政府の権限が集中していることに対し、アッバス氏率いる主流派ファタハからは不満が噴出。財務相の人事を巡ってアッバス氏とも対立し、ファイヤド氏は孤立していた。一方、パレスチナの国連加盟を目指す動きなどにイスラエルが制裁措置をとり、自治政府職員の給与支払いがたびたび滞った。自治区では、ファイヤド氏の辞任を求めるデモも発生していた。

6117チバQ:2013/04/14(日) 10:43:31
http://mainichi.jp/select/news/20130414ddm007030186000c.html
ベネズエラ大統領選:チャベス氏、死後も求心力 元側近・マドゥロ氏リード
毎日新聞 2013年04月14日 東京朝刊

 【カラカス國枝すみれ】南米ベネズエラで14日、反米左派のチャベス大統領の死去(3月5日)に伴う大統領選が行われる。元側近のニコラス・マドゥロ暫定大統領(50)がチャベス氏のイメージを利用し支持基盤を固め、野党統一候補のエンリケ・カプリレス氏(40)の追い上げを阻止しようとしている。

 カラカス市内の貧困地区に、チャベス氏のひつぎを安置した軍施設があり、1日に数千人の市民が訪れる。施設を案内する軍人はチャベス氏の人生を紹介後、「マドゥロに投票しよう」と声を張り上げた。主婦のミリアム・ベルガラさん(56)は「チャベスは貧困と圧政から我々を解放してくれた。この戦いは続けなくてはいけない」とマドゥロ氏に投票する決意を語った。

 住民はほこらを建て、チャベス氏を「聖人」として祭る。毎日ほこらを掃除し、チャベス氏の胸像にコーヒーと水を供えるエリザベス・トレスさん(48)は「チャベスは我々にとって、愛、光、すべてだった」と話した。

 貧困地区の市民は、チャベス氏の死後も強い思慕の情を抱いており、与党はチャベス氏の写真などを使って崇拝者の取り込みを図る。マドゥロ氏がチャベス氏の死後、11日までに「テレビやラジオでチャベス氏を意味する言葉を7255回発した」と指摘するウェブサイトもある。

 一方、野党候補のカプリレス氏は「(チャベス氏が進めた)社会事業は削減しない。全国民の給与を40%上げる」と公約し、反チャベス票以外の貧困層の取り込みも図っている。3月中旬の世論調査では、マドゥロ氏の支持率は49%で、カプリレス氏の35%を上回っているが、チャベス氏の死去直後に比べて差は縮まっている。

6118チバQ:2013/04/14(日) 10:49:47
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130413/erp13041323360009-n1.htm
法王庁改革へ提言グループ 法王フランシスコが8人指名
2013.4.13 23:35
 ローマ法王庁(バチカン)は13日、法王庁改革などについて提言を受けるために法王フランシスコが8人の枢機卿からなるグループを指名したと発表した。近年、数々のスキャンダルに見舞われてきた法王庁の改革は、新法王の大きな課題の一つとされてきた。

 8人は世界各地から選ばれた枢機卿で、他にイタリア人の司教1人が事務局長を務める。初会合は10月1〜3日に予定されている。

 法王庁は世界各地で発覚した聖職者による未成年者らへの性的虐待や、権力闘争が背景とされる内部文書流出などのスキャンダルで組織改革の必要性が叫ばれてきた。(共同)

6119チバQ:2013/04/14(日) 14:01:42
>>6112
ベネズエラ
電子投票なのか....

6120チバQ:2013/04/15(月) 20:31:01
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130415/amr13041514400001-n1.htm
ベネズエラ大統領選、チャベス氏後継のマドゥロ氏勝利 反米・バラマキ路線継承
2013.4.15 14:25

大統領選当選を果たし、支持者に向けてVサインするマドゥロ暫定大統領=14日、カラカス(ロイター)
 【カラカス=黒沢潤】チャベス氏の死去に伴う南米ベネズエラの大統領選挙の投開票が14日行われた。中央選挙管理委員会によれば、チャベス氏の後継者であるマドゥロ暫定大統領(50)が野党統一候補のカプリレス・ミランダ州知事(40)を破り、初当選を果たした。国内では貧困層へのバラマキ政策、外交では反米主義を推し進めた“チャベス路線”が継承されることになる。

 中央選管によれば、マドゥロ氏の得票率は50・66%、カプリレス氏は49・07%だった。

 マドゥロ氏にチャベス氏ほどのカリスマ性はなく、チャベス氏の“弔い合戦”の様相を呈した今回の選挙で、辛うじて同情票を獲得し勝利した形。

 元バス運転手、労働組合幹部を経て政界入りしたマドゥロ氏はチャベス氏側近として長らく仕え、昨年秋まで約6年間外相を務めた。3月5日にチャベス氏が死去した後は、暫定大統領に就任していた。

 マドゥロ氏は豊富な石油資源をもとに、貧困層への住宅無償提供や医療無料化など、「21世紀の社会主義」をスローガンに掲げたチャベス路線を踏襲する方針。

 外交面では、日量10万バレルの石油を特恵価格で輸出しているキューバとの関係を継続するほか、核開発を進めるイランやシリア、ベラルーシとの関係も堅持する。反米路線も継承され、カプリレス候補が公約していた対米関係改善の可能性は遠のいた。

6121チバQ:2013/04/15(月) 20:42:51
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130415/erp13041508070000-n1.htm
ドイツで「反ユーロ新党」結成大会 マルク再導入求める
2013.4.15 08:05

ベルリンで、新党「ドイツのための選択肢」の代表に選出されたハンブルク大学のルッケ教授(右)ら=14日(ロイター)
 ドイツで欧州単一通貨ユーロに反対し旧通貨マルクの再導入を求める新党「ドイツのための選択肢」が結成され、初の党大会が14日、ベルリンで開かれた。2月の結成にもかかわらず党員数は約7500人。欧州債務危機で他のユーロ圏諸国の救済の際、最大の負担を強いられるドイツの有権者の不満が表れた形だ。

 ドイツでは9月に連邦議会(下院)選が行われ、議席を獲得するには5%以上の得票率が必要で、同党が超えられるか微妙な情勢。

 同党は経済学者や実業家、ジャーナリストらが中心になって結成された。この日の党大会には約1500人が出席。党の綱領を採択し秩序あるユーロ圏の解消のほか、財政危機に陥った他のユーロ圏の国の支援は税金でなく、銀行や大口の投資家らに負担させることで賄うよう求めた。

 ハンブルク大学のベルント・ルッケ教授ら3人を代表に選出。ルッケ氏は「ユーロ導入は歴史的な誤りだ」と述べた。(共同)

6122チバQ:2013/04/15(月) 23:19:50
http://mainichi.jp/select/news/20130416k0000m030060000c.html
ベネズエラ:大統領選、再集計へ…後継「当選」に異議
毎日新聞 2013年04月15日 21時40分(最終更新 04月15日 22時20分)


会見で、再集計を要求するエンリケ・カプリレス氏=カラカスで2013年4月15日、AP
拡大写真 【カラカス國枝すみれ】南米の産油国ベネズエラで14日、強硬な反米左翼政策で知られたチャベス前大統領の死去に伴う大統領選挙の投開票が行われ、全国選挙評議会は開票率99.12%の段階で、与党・統一社会党のニコラス・マドゥロ暫定大統領(50)が50.66%を得票し当選したと発表した。しかし、49.07%を獲得した野党のエンリケ・カプリレス氏(40)は15日未明の記者会見で、集計作業で不正があったと主張し「全票が確認されるまで結果を認めない」と再集計を要求。同評議会は一部票の再集計を行う方向だ。

 有権者は約1880万人で投票率は78.71%に達したが、両者の差はわずか1.59ポイントで票数にして約23万票だった。

 地元紙記者によると、カプリレス氏支持派が多い西部メリダ、タチラ両州で軍と市民が衝突したとの情報もある。再集計を行う同評議会はチャベス派が多く、結果の公正さには疑問の声もある。混乱が拡大すれば、強力な指導者だったチャベス氏を失った政権は急速に求心力を失う可能性もある。

 今回の選挙戦で、マドゥロ氏はチャベス政権の貧困層支援策などの継続を強調。カリスマ的な「父」チャベス氏に忠誠を誓う「息子」のイメージを売り込んだ。チャベス氏は初就任時の1999年から5000億ドル(約49兆円)を社会福祉事業に投入。「チャビスタ」といわれる熱狂的支持者を獲得していた。

 一方、ばらまき政策で1047億ドル(2012年末)に達した債務の急増や年率20%超のインフレ、「南米最悪」の治安悪化などに対し、富裕層や一般市民に不満が拡大。昨年10月の大統領選でチャベス氏に投票した大学生アレクシス・ニロさん(20)は「マドゥロ氏には大統領の資質が足りない」とカプリレス氏にくら替えした。カプリレス氏は経済や治安の悪化を批判し「変革」を主張。「活動開始が遅れた」(政治アナリストのジョン・マグダレノ氏)が終盤で猛追した。

6123チバQ:2013/04/16(火) 20:45:45
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130416/amr13041611250012-n1.htm
ベネズエラ大統領選 マドゥロ氏当選宣言に野党支持者が反発、治安部隊と衝突
2013.4.16 11:23

15日、ベネズエラの首都カラカスで、治安部隊とにらみ合う野党支持者ら(AP=共同)
 ベネズエラ全国選挙評議会は15日、14日の大統領選で勝利したチャベス前大統領の後継者マドゥロ暫定大統領の当選を正式に宣言した。15日午後、結果を認めない野党支持者数千人が首都カラカス中心部にある同評議会に向けて高速道路を行進中、治安部隊と衝突。催涙弾と投石や放火の応酬となった。

 僅差で敗れた野党候補カプリレス氏は、再集計を求め当選宣言に反発する一方、支持者には平和的な抗議活動を行うよう求めた。市民らは一斉に車のクラクションを鳴らし、鍋をたたくなどして抗議。野党側は独自集計で約30万票差で勝ったとして全票を集計し直すよう要求しており、当面は混乱が続きそうだ。

 米国やスペインも再集計を要請したが、同評議会のルセナ委員長は「内政干渉だ」として拒絶。マドゥロ氏も記者会見で抗議を取り合わずに再集計を拒否する意向を示した。(共同)

6124チバQ:2013/04/16(火) 20:56:08
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130416/erp13041609050001-n1.htm
北方領土に“同盟国”企業が続々進出 外国企業に制裁を
2013.4.16 09:04 (1/2ページ)[ロシア]
 ロシアが不法占拠する北方領土での地熱や風力などの発電事業を、あろうことか米国系の企業が次々と受注していることが明るみに出た。なぜ、こんなことがまかり通るのか、との思いを禁じ得ない。(フジサンケイビジネスアイ)

 問題となっているのは、米アラバマ州に本社を置く「タイガー・マシナリー」の傘下企業「サハリン・マシナリー」。米建設機械大手「キャタピラー」の公式ディーラーである。サハリン・マシナリーは国後島の古釜布(ロシア名ユジノクリリスク)郊外に計画されている地熱発電所の建設を請け負い、現地での工事に着手。国後島・泊(同ゴロブニノ)での風力発電所建設も受注して関連設備の製造に入ったほか、昨年9月に稼働を開始した択捉島・別飛(同レイドボ)のディーゼル発電所を建設していたことも明らかになった。

 北方領土を事実上管轄するサハリン(樺太)州の当局者によれば、択捉島にも地熱発電所を建設する計画があり、複数の外国企業が受注の意思を伝えてきているという。

 言うまでもなく、北方四島は1945年8月、日ソ中立条約を侵犯して対日参戦したソ連が、終戦後のどさくさにまぎれて不法に占拠した日本固有の領土。したがって、ロシアがインフラ整備を通じて実効支配の固定化を図ること自体が容認できない。さらに第三国の企業、まして同盟国である米国の企業が、ロシア管轄下でそれに加担しているのは極めて重大な事態と言うべきだ。日本外務省はサハリン・マシナリーに対し「ロシアの管轄権を前提にした形で第三国が経済活動に従事するのはわが国の立場と相いれない」と抗議した。

 だが、こうした第三国企業の活動を止める実効性のある手立てを、現時点でわが国は持ち合わせていないのが実情だ。過去には韓国企業が択捉島の港湾工事に加わり、中国人や北朝鮮人の労働者は建設や農業の現場に流入し続けている。サハリン・マシナリーも「事業は継続する」と日本の意向は意に介さない姿勢だ。

 そこで提案したいのは、北方領土での経済活動に加わる第三国の企業や関係者に、日本への入国禁止といった制裁措置を科すことだ。きちんと新法を制定し、国内外に広く日本の立場を知らせればよい。外務省はこれまでも択捉島を拠点とする財閥「ギドロストロイ」の幹部にビザ(査証)発行を拒否しており、難しいことは何らないと思われる。

 ロシア政府は「クリール諸島(千島列島と北方四島)の社会経済発展計画」(2007〜15年)に基づき、280億ルーブル(約826億円)の予算規模で北方領土のインフラ整備を加速させている。各種の事業に中国や韓国の企業を巻き込もうと、サハリン州が積極的な誘致活動を行っている現実もある。

 やるべきことはやっておかないと、北方領土交渉が一層難しいものとなるのは目に見えている。(産経新聞社モスクワ支局 遠藤良介)

6125チバQ:2013/04/16(火) 21:09:09
http://mainichi.jp/select/news/20130417k0000m020077000c.html
キプロス:財政危機1カ月、国民生活の安定遠く
毎日新聞 2013年04月16日 20時59分

 【ロンドン坂井隆之】国内銀行の経営危機と、財政危機に苦しむキプロスが、銀行預金への強制課税を発表し、混乱を引き起こしてから16日で1カ月が経過した。欧州連合(EU)とIMF(国際通貨基金)による金融支援を取り付けたものの、預金の引き出し制限は継続中で、国民生活の混乱は続く。再建策の一環で中央銀行が保有する金準備を売却する案が明らかになったことで金相場の急落を引き起こすなど、安定にはほど遠い状況だ。

 EUなどから100億ユーロ(約1兆2700億円)の支援を受けるため、キプロス政府も130億ユーロを自己負担する。このため、国内1、2位の銀行を破綻処理するなどして、10万ユーロ超の預金の6〜8割程度を強制的にカットすることになった。

 政府は先月28日に銀行の営業再開を認めたものの、資金の大量流出を防ぐため、1日の引き出し額の上限を300ユーロ以下とする措置を継続。国外への送金は1日あたり2万ユーロ、現金の海外持ち出しも2000ユーロに制限しており、「ビジネスに深刻な支障をきたしている」(企業関係者)。キプロス政府は13年の国内総生産(GDP)成長率を、当初見込みのマイナス3.5%から同13%に悪化するとの予測を示しており、経済活動の停滞が重くのしかかっている状態だ。

 政府は130億ユーロの自己負担を賄うため、キプロス中銀が保有する4億ユーロ相当の金準備の売却を検討中。市場では「他の南欧諸国でも財政再建のため金準備を売却する可能性がある」との臆測を招き、国際金相場の急落を招いた。長引く経済停滞で南欧諸国の信用不安に火が付きやすい状態が続いており、ユーロ圏にとってキプロスは引き続き頭の痛い問題になっている。

6126チバQ:2013/04/16(火) 21:48:18
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2013041600588
独首相、3選でも2年で退任?=政府は「任期全う」と否定
 【ベルリン時事】ドイツのメルケル首相が9月の連邦議会選挙(総選挙)で3選を果たしても、4年の任期を全うせず、2年で退任するとの観測が浮上し、政府が否定に躍起となっている。
 早期退任説は大衆紙ビルトのコラムニスト、ニコラウス・ブローメ氏がメルケル首相に関する新著の中で取り上げた。
 それによると、メルケル首相は側近に対し、首相を務めるのに適切な期間は「最大10年」と語ったという。同首相は3選されれば2015年11月に就任10年を迎える。また、メルケル首相は選挙の敗北や党内の指導力低下ではなく、自分の意思で退任する戦後初の首相となることを切望。こうした状況から、ブローメ氏は15年の退任を予想した。(2013/04/16-15:22)

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6127チバQ:2013/04/17(水) 20:09:31
http://mainichi.jp/select/news/20130418k0000m030021000c.html
ボストン爆破テロ:ロシア、ソチ五輪控え警戒強める
毎日新聞 2013年04月17日 18時17分

 【モスクワ田中洋之】米ボストン・マラソン連続爆破テロ事件を受け、来年2月にソチ冬季五輪を控えるロシア当局が警戒を強めている。ソチは政治的に不安定な北カフカス地域に隣接しており、プーチン大統領の威信をかけたソチ五輪で、テロをいかに封じ込めるかが最大の課題となっている。

 ロシアのムトコ・スポーツ相は16日、ボストンの事件について「(ソチ五輪を開く)ロシアにとって深刻な合図だ」と懸念を示した。ロシア内務省は同日、「ソチ五輪の安全対策は国家の優先課題だ」とする声明を発表。6月1日からソチ市内でテロ対策を強化する。すでに今月1日から国内の主な鉄道駅でX線による乗客の荷物検査を行い、ソチ五輪に向けた公共交通機関の安全対策に乗り出していた。

 ロシアでは今年7月に中部カザンでユニバーシアード大会、8月にはモスクワで世界陸上大会が開かれる。当局は「著名な国際スポーツイベントがテロの標的になる可能性がある」と監視を強める。

 内務省によると、北カフカスでは約40組織600人のイスラム系武装勢力が活動しており、今も襲撃事件などが散発している。

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6128名無しさん:2013/04/17(水) 20:10:30
http://mainichi.jp/select/news/20130418k0000m030045000c.html
パキスタン:「イスラム教徒連盟」躍進か 来月総選挙
毎日新聞 2013年04月17日 19時33分

 【ニューデリー杉尾直哉】パキスタン総選挙(5月11日投票)まで1カ月を切った。同国は1947年の建国以来3度のクーデターが起き、今回初めて投票で政権移行の実現が見込まれる歴史的選挙。前回選挙(08年)で第1党となり、5年間政権を維持した「人民党」は、経済政策の失敗や腐敗ぶりから支持を失った。このため、野党第1党でナワズ・シャリフ元首相が率いる野党「イスラム教徒連盟」の躍進が予想されている。

 シャリフ氏は、首相だった99年当時、ムシャラフ陸軍参謀長(後に大統領)を解任したことから軍事クーデターを招き、失脚した。国政・外交の実権を握るとされる軍から強い不信感を持たれており、復権した場合は軍がけん制に動く可能性がある。

 また、自由選挙を認めない武装勢力「パキスタン・タリバン運動」が政治集会への攻撃を繰り返している。16日には、北西部ペシャワルで、反タリバンの政党「アワミ民族党」の集会で自爆攻撃があり、9人が死亡、50人以上が負傷した。

 一方、政治亡命先の中東ドバイから先月帰国し、出馬を予定していたムシャラフ前大統領は16日、ペシャワル高裁に出馬申請を取り消された。

 大統領だった07年当時に非常事態を宣言し、これが最高裁に「違憲」と判断されたことが問題視された。ムシャラフ氏は最高裁に上告する構えだが、高裁決定が覆る可能性は低く、事実上出馬の道を断たれた。

 今年1月に大規模な反政府集会を開いて人民党政権を揺るがしたイスラム教説教師、カドリ氏の動きも注目されている。カドリ氏は軍との関係も取りざたされている。

 選管当局は、50人以上の現職議員(地方議会を含む)の出馬申請を「学歴詐称」などの理由で却下した。人民党のアシュラフ前首相も「権力乱用」を理由に出馬申請を取り消された。カドリ氏の支持者たちは「腐敗一掃を求めるカドリ氏の訴えが効いた」と受け止めている。

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6129チバQ:2013/04/17(水) 21:43:08
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130417/erp13041708440001-n1.htm
旧ユーゴ「チトー金庫」から金塊30キロ、宝石149個! 死後30年眠ったまま
2013.4.17 08:39 [欧州]
 セルビア当局は16日までに、旧ユーゴスラビアの故チトー元大統領が残した金庫を開け、金塊と砂金計約30キロや、ユーゴスラビア王国のカラジョルジェビッチ王家が所有していたダイヤモンドなどの宝石計149個を見つけた。セルビアのメディアが伝えた。

 金塊などは1980年のチトー元大統領の死後、国立銀行の金庫で30年以上、眠ったままだった。ほかにも金貨約2700枚や貴金属製品約250個、現金約2万6千米ドルなどが見つかった。

 金塊などの出所は不明だが、地元メディアによると、チトー元大統領ら旧ユーゴ指導部が金庫内に取り置き、緊急時に使えるようにしていた可能性がある。時価総額は明らかでない。

 ユーゴスラビア王国は第2次世界大戦でドイツに降伏。チトーが指導するパルチザンが国土を解放し、45年11月に旧ユーゴが成立した。(共同)

6130チバQ:2013/04/17(水) 21:44:22
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130417/erp13041720520002-n1.htm
【サッチャー氏葬儀】
英女王も参列、チャーチル以来
2013.4.17 20:51

17日、ロンドンで、砲車に載せ運ばれるサッチャー元英首相のひつぎ(AP)
 【ロンドン=内藤泰朗】マーガレット・サッチャー元英首相の葬儀が17日、ロンドンのセントポール大聖堂でエリザベス女王も参列して営まれた。女王の列席は、第二次大戦で英国を勝利に導いたチャーチル元首相の葬儀(1965年)以来。参列者らは、英国と世界を大きく変え、歴史にその名を刻んだ「鉄の女」との最後の別れを惜しんだ。

 サッチャー氏の遺体が納められたひつぎは16日、国会議事堂内の礼拝堂に運ばれ、遺族ら追悼行事を行った。ひつぎは「民主主義の殿堂」で一夜を明かし、17日午前10時に霊柩車(れいきゅうしゃ)で議事堂を出発。砲車に移され、騎馬隊の先導で大聖堂まで約1キロの道を葬列が行進した。

 葬列には、同氏が派兵を決めた1982年のフォークランド紛争に従軍した兵士らを含め、軍から約800人が参加。沿道は多くの市民で埋まり、街は荘厳な追悼ムードに包まれた。

 国葬並みの扱いとなった葬儀には、英国政府の閣僚やブレア元首相らのほか、チェイニー前米副大統領、日本の森喜朗元首相ら各国の要人ら2千人超が出席。米ボストンの爆弾テロをふまえ、英警察当局は厳戒態勢を敷いた。

6131チバQ:2013/04/17(水) 21:44:44
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130417/erp13041720560003-n1.htm
【サッチャー氏葬儀】
「今こそサッチャリズムを」 真価問われる自由主義
2013.4.17 20:55 (1/2ページ)

軍の砲車に載せられてセントポール大聖堂に向かうサッチャー元英首相のひつぎ=17日、ロンドン(AP)
 【ロンドン=内藤泰朗】英国はもとより世界中の保守政治家に影響を与え、国葬級の葬儀で送られた「鉄の女」サッチャー氏。英国では死去後、その評価をめぐって世論を二分する議論が巻き起こった。高福祉で肥大化した政府を「小さな政府」に転換し、規制緩和を進めて労組を切り崩した「サッチャリズム」が、現代でもなお議論のテーマであり続けていることを示している。

 英誌エコノミスト(4月13日号)は、サッチャー氏を「自由の闘士」と呼び、「個人に自由が与えられなければ、国が偉大な国家になることはないと考えていた」と紹介。その上で、「世界は経済自由主義の理念から、危険なほど離れる方向へと動いている」と警告し、「サッチャリズムの必要性は薄れるどころか、これまで以上に高まっている」と強調した。

 ただ、サッチャリズムは多くの敵も生み出した。解体を余儀なくされた労働組合の関係者にとっては、自分たちの生活を破壊した「敵」に当たる。サッチャー氏の改革こそが現在の「強欲で不道徳な金融機関を生み、経済危機の種をまいた」との批判もある。

 死去後には、サッチャー氏を「弱者を切り捨てた魔女だ」と批判する左翼団体などが英国各地で集結し、一部は暴徒化して逮捕された。17日にも、ロンドンなどで抗議活動が行われた。

 サッチャリズムがなければ「ビッグバン」と呼ばれる金融改革も実現せず、過剰な借金による個人負債と銀行救済に苦しむこともなかった。しかし、英国経済が国家の管理下で泥沼状態に陥った可能性が高いことも疑いない事実といえる。

 国民の信頼を得ているエリザベス女王(86)は、葬儀に「特別な思い」(英メディア)を抱いて参列したといわれる。ただ、英国を分断した世論に和解をもたらすまでには至らなかったようだ。

 しかし、サッチャー氏に近い政治家は「妥協しない姿勢から“敵”をつくってもめげないのが彼女の偉大なところだ。自由こそが重要だと考えていた彼女は、反対派の人たちが自分の死を喜んでいるのをみたとしても、彼らが法を守っている限り、まったく気にしないだろう」と指摘した。

 新興国のみならず、先進国でも国際的な金融危機の影響で、経済活動への国の関与が増大している。サッチャー氏が希求した自由主義の真価が、いまなお問われ続けている。


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