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国際政治・世界事情
6106
:
チバQ
:2013/04/13(土) 10:08:38
http://mainichi.jp/select/news/20130413ddm007030161000c.html
エジプト・イラン:直行便、10日で停止 宗派の壁、いまだ厚く
毎日新聞 2013年04月13日 東京朝刊
◇「エジプトにシーア派いらぬ」スンニ派抗議
【カイロ秋山信一、テヘラン田中龍士】1979年のイラン革命後に断交したエジプト−イラン間を結ぶ民間航空の直行便が3月30日に約34年ぶりの運航再開を果たし、イスラム教スンニ派が主流のエジプトとシーア派国家イランの関係改善の加速を示す展開として注目された。しかし、シーア派の影響力拡大を懸念する一部強硬派の暴動がエジプトで発生し、再開からわずか10日目の8日、当面運航停止の見通しに。長年緊張関係にある両派の歩み寄りの難しさが、改めて浮上した。
両国の関係は、昨年6月にエジプトのモルシ政権が発足してから改善が続いていた。昨年夏にモルシ大統領、今年2月にはアフマディネジャド大統領が相手国を訪れた。中東1、2位の人口を擁し一定の政治力も持つ両国が連携すれば、地域の勢力バランスが塗り替わる可能性も潜む。
運航再開は、10年10月の合意がエジプト・ムバラク前政権の崩壊で頓挫したが、関係改善が進む中で再合意し、エジプトの航空会社「エア・メンフィス」の運航にこぎ着けた。3月31日、エジプト南部アスワンの空港に50人以上のイラン人客が到着。今後、南部を中心にイランからの観光客が期待された。
ところが、宗派の違いが壁となった。今月5日、運航再開に反対するスンニ派強硬派の群衆がカイロのイラン外交官宅を取り囲み、「エジプトにシーア派はいらない」などと叫びながら抗議。エジプト観光省報道官は8日、ロイター通信に6月中旬までの運航停止を決めたと述べた。
スンニ派が国民の約9割を占めるエジプトでは、シーア派国家イランとの関係改善に慎重な声もある。「シーア派拡大は望まない」。スンニ派の最高権威タイエブ師は、2月に訪れたアフマディネジャド大統領にくぎを刺した。一方、11年の革命後、治安への不安から外国人観光客が激減し今年1月は約90万人で2年前の約8割。人口約7500万人のイランへの期待は大きい。
イランは核開発問題で経済制裁を受け国際社会で孤立しつつある。エジプトと歩み寄って対立する米欧をけん制し、イスラム圏での存在感を高める思惑があるとみられる。イランのメヘル通信によると、テヘランのエジプト外交官宅に8日、地元の学生らが集まり「われわれは一つ」などと呼びかけ、協調の証しとして外交官に花束を渡したという。
スンニ派とシーア派は教義の違いなどから緊張関係にあり、イラクでは06〜07年に両派の紛争で内戦状態となった。シリア内戦でも、アサド大統領の出身母体であるシーア派系アラウィ派の軍幹部や民兵がスンニ派主体の反体制派と激しい戦闘を展開。シーア派のイランが政権側を、スンニ派のサウジアラビアやカタールが反体制派を支援する構図だ。
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■ことば
◇エジプトとイラン
1979年2月、イランではシーア派指導者のホメイニ師が主導した革命で王政が崩壊した。亡命したパーレビ国王はエジプトが受け入れた。さらにエジプトは79年3月にイスラエルと平和条約を締結。革命後のイラン政府はイスラエルを敵視していたため、80年に国交を断絶した。親米・イスラエル路線を続けたムバラク前政権下で関係は冷え込んでいたが、核問題を巡る西側諸国の経済制裁で孤立を深めるイランがエジプトに接近。11年のエジプト革命後は、大統領が断交後初めて相互に訪問するなど関係改善が進んでいる。
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