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国際政治・世界事情

6080チバQ:2013/04/08(月) 23:23:11
http://mainichi.jp/select/news/20130408ddm007030015000c.html
ロシア:ベネズエラを注視 14日大統領選、権益維持に懸念 次期政権「親露」修正観測も
毎日新聞 2013年04月08日 東京朝刊

 【モスクワ大前仁】反米左派勢力の代表格だった南米ベネズエラのチャベス前大統領が死亡したことを受け、今月誕生する次期政権の外交路線が注目されている。友好国の一つロシアはベネズエラで軍事や資源開発分野の権益を築いてきたが、今後も維持できるのか懸念を強めている。

 今月14日に実施するベネズエラ大統領選では、マドゥロ暫定大統領と野党政治家カプリレス氏が対決する見通し。マドゥロ氏がチャベス路線の継承を掲げる一方で、昨年の大統領選にも出馬したカプリレス氏は、対露関係など外交路線の修正を唱えている。

 ベネズエラは南米最大の原油輸出国だが、ばらまき型の政策を続けた結果、財務状況が悪化し、11年の原油生産量も故チャベス氏が大統領に就いた99年比で13%低下した。そのため、現時点で優勢とみられているマドゥロ氏が当選した場合でも、財政と原油産業を立て直す狙いから、米国へ接近を図り、親露路線を修正していくとの観測も出ている。

 ベネズエラは米国から武器禁輸措置を受けた対抗策として、ロシアと累計110億ドル(約1兆円)の兵器売買契約を締結するなど、ロシア製兵器の主要輸入国となった。

 しかし露紙コメルサントは、軍人出身の故チャベス氏が兵器購入を独断的に決定してきた点を取り上げ「今後も軍事協力を続けられるのかは確かでない」と指摘。野党候補のカプリレス氏もロシア製兵器を購入しない考えを示す。

 ベネズエラの資源開発では、ロシア企業4社が油田開発へ合計約360億ドルの投資を検討しているが、「どちらの候補が大統領に就くのかにより、計画が変わる恐れもある」(エネルギー業界筋)ともいわれている。

 危機感を抱くロシアは故チャベス氏の3月8日の国葬に、「プーチン大統領の最側近」といわれるセチン前副首相(現国営石油企業ロスネフチ社長)ら要人と閣僚を派遣。セチン氏はマドゥロ氏と会談し、「これまで以上に緊密に協力していく」と関係維持を呼びかけた。


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