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国際政治・世界事情
6108
:
チバQ
:2013/04/13(土) 10:10:18
http://mainichi.jp/select/news/20130413ddm007030167000c.html
グルジア:対露衝突の「真相究明」へ 大統領の尋問も
毎日新聞 2013年04月13日 東京朝刊
【モスクワ田中洋之】グルジアで2008年8月に起きたロシアとの軍事衝突の真相究明に向けた動きが出ている。対ロシア関係の改善に取り組むイワニシビリ首相が主導し政敵であるサーカシビリ大統領の「開戦責任」が問われる可能性もある。
イワニシビリ首相は10日の会見で、軍事衝突について「(真相は)今なお霧に包まれている」と述べ、調査の必要性を強調。さらに「ロシア軍が国境を越えて(南オセチアに)侵入する前に、グルジア軍が軍事行動を始めたのは全く正当化できない」とサーカシビリ大統領の当時の対応を厳しく批判した。
サーカシビリ大統領はこれまで「軍事行動はロシア軍の侵攻への対抗だった」と説明してきたが、首相は大統領を尋問する可能性に言及した。
アラサニア国防相も10日、当時の軍事作戦に関する軍内部の調査を始めると表明。首相率いる与党「グルジアの夢」が多数を占める国会でも真相解明に向けた特別委員会設置の動きがあり、サーカシビリ大統領は苦しい立場に追い込まれた。
昨年秋に就任したイワニシビリ首相は軍事衝突で断交したロシアとの関係正常化に取り組んでおり、ロシアが06年に導入したグルジア産ワインの禁輸措置を解除するなど進展を見せている。
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