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国際政治・世界事情

6055チバQ:2013/04/06(土) 17:30:22
http://mainichi.jp/select/news/20130405ddm007030168000c.html
新ローマ法王:新スタイル イタリア語でミサ/豪華居室使わず “らしからぬ”行動に「親しみやすい」「大衆迎合だ」
毎日新聞 2013年04月05日 東京朝刊


バチカンのサンピエトロ広場で、一般謁見に参列したキリスト教カトリック信徒に手を振るフランシスコ新ローマ法王=3日、福島良典撮影
拡大写真 【ローマ福島良典】フランシスコ新ローマ法王(76)がキリスト教カトリックの伝統を覆す型破りな言動で、古色蒼然(そうぜん)としたバチカン(ローマ法王庁)に新風を吹き込んでいる。一般の信徒やメディアには「親しみやすい法王」として好意的に受け止められているが、保守系とされるキリスト教関係のインターネットサイトでは「カトリックのトップであることを忘れないで」「大衆迎合は時間の無駄」と注文を付ける声も出始めている。

 キリスト教史が専門のローマ第3大学のロベルト・ルスコニ教授(66)は、フランシスコ法王が選出されて以降「法王」を名乗らず、一貫して「ローマ司教」という呼称を使っている点に注目する。「カトリック界では近年、法王の力が強くなってきた。他の司教と対等な『ローマ司教』の呼称に固執することで、フランシスコ法王は教会改革の姿勢を示そうとしているのではないか」と推測する。

 「法王らしからぬ法王」ぶりを行動でも示している。前任のベネディクト16世(85)の退位後、サンピエトロ広場に面する法王用の豪華な居室の修繕が終わっても引っ越さず、バチカン内の離れの別棟で暮らし、朝晩には他の枢機卿と言葉を交わしているという。ミサの説話ではラテン語ではなく、一般信徒に理解しやすいイタリア語を使う。

 報道陣との会見(3月16日)では「非カトリック教徒や無神論者に配慮」してカトリック流の祝福をやめ、無言で祈りをささげた。イエス・キリストの最後の晩さんにちなむ宗教儀式の洗足式(3月28日)をバチカンの大聖堂ではなく、ローマ市内の少年院で行い、法王として初めて女性の足を自ら洗い、口づけした。4月3日の一般謁見では「女性の役割」を強調した。

 こうした革新的な振る舞いに対して、「ラテン語によるミサ」というキリスト教サイトは3月27日、「法王用の居室をバチカン博物館に収容しないよう願うばかりだ」と皮肉った。また、フランシスコ法王が3月23日にローマ郊外の離宮にベネディクト16世を訪ねた際、礼拝堂で並んで祈りをささげる写真が公開されたことも物議を醸し、イタリア紙に「誰が法王なのか」との投稿が掲載された。

 これに対して、バチカン報道官はフランシスコ法王の「正統性」をアピールするのに躍起だ。洗足式で女性の足を洗った件について「(少年院に収容されている)少女だけが除外されるのはむしろ不自然」と弁明。フランシスコ法王が4月2日、信奉者の多いヨハネ・パウロ2世、保守派法王として知られた257代法王ピオ10世の墓で祈ったのは「歴代法王と精神的に深くつながっていることの表れだ」と強調した。


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