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国際政治・世界事情

6073チバQ:2013/04/08(月) 00:03:39
 こうした劣悪な環境に、囚人たちの不満は募り、暴動も頻発する傾向にある。

 ベネズエラ西部バルキシメトの刑務所では、今年1月25日、服役囚らによる暴動で、鎮圧に当たった当局者を含む58人が死亡、100人以上が負傷した。当局による所持品検査への反発が引き金だったという。

 地元紙のウニベルサル(電子版)によると、この刑務所は1999年、ベネズエラが人権に配慮した国家プロジェクトにより「モデル刑務所」として立ち上げた。野球関連の製造工場を所内に設け、服役囚の職業訓練と収入確保、そして出所後の就職にも役立てようとしたが、工場が稼働したのは1年間だけだったという。

 はっきりした原因は不明だが、刑務所内の秩序が崩壊し、「6つのギャング集団が形成され、ローマ時代の格闘場さながらの暴力の場となった」ことで工場どころではなくなったようだ。あらゆる武器もはびこって暴力が吹き荒れ、大暴動と刑務官を含む大勢の犠牲者を出す事態に発展したとみられている。

 ベネズエラでは、長く反米左翼政権を維持してきたチャベス氏が死去。カリスマ性ある後継者も見当たらず、さらなる治安悪化とそれに伴う刑務所内の混乱に拍車がかかる懸念が高まっている。


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