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国際政治・世界事情

6109チバQ:2013/04/13(土) 11:24:19
http://mainichi.jp/select/news/20130413k0000e030177000c.html
シリア:国連を舞台に駆け引き アサド政権vs反体制派
毎日新聞 2013年04月13日 10時47分

 【カイロ秋山信一】内戦が続くシリアで、アサド政権と反体制派が国連を舞台に駆け引きを活発化させている。アサド政権は反体制派による化学兵器使用に関する調査や、反体制派内のアルカイダ系テロ組織への制裁を国連に求める。一方、反体制派はアラブ連盟に続き、国連でも代表資格を得ようと米国事務所の設立を進める。ただ、双方とも国際社会で支持を得るには決め手を欠いている。

 「シリアの(反体制派)武装勢力がアルカイダと関係していることが実証された」。シリア外務省は11日、国連安全保障理事会へ国内にいるアルカイダ勢力の資産凍結などを求める書簡を送った。

 反体制派内のアルカイダ系組織「ヌスラ戦線」の指導者を名乗る人物が10日、インターネット上でアルカイダの指導者ザワヒリ容疑者に忠誠を誓った。

 これを受けての措置。アサド政権は2011年3月の武力衝突開始以来、反体制派を「テロリストグループ」と呼んでおり、この主張を強める材料となった。

 政権は3月に北部アレッポで化学兵器の使用が疑われる攻撃があった際も国連に調査を要求。シリアの代表として活動できる国連で、自らの正当性を強調しようと躍起だ。ただ、国連が他の事例も含めてシリア全土での調査を求めたのに対し、「シリアの主権侵害のたくらみだ」などと拒否。国連を利用しようという面は否めない。

 一方の反体制派は、3月に統一組織「シリア国民連合」がアラブ連盟のシリア代表として正式に承認され、カタールに初の大使館も開いた。国際社会でのさらなる地位向上を狙って国連の代表権も要求しており、米ニューヨークやワシントンに連絡事務所の設置を進めている。

 ただ、反体制派は一枚岩ではなく、西側諸国から信頼を集めているとは言い難い。また「ヌスラ戦線」などイスラム過激派の存在が、欧米からの武器供与の障害となる一方、実戦では貴重な「戦力」というジレンマも。

 既に国連加盟国の過半数を超える100カ国以上からシリアの正統な代表としての承認を受けており、国連での代表資格獲得も可能との見方は強い。しかし、アサド政権を擁護するロシアやイランの反発は必至だ。国連の代表資格を得ても内戦終結にはまだ遠い道のりがありそうだ。


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