したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

国際政治・世界事情

6096チバQ:2013/04/11(木) 21:02:32
http://mainichi.jp/select/news/20130412k0000m030016000c.html
中央アフリカ共和国:「暫定政権」周辺国認めず 政情混迷
毎日新聞 2013年04月11日 18時32分

 アフリカ中部・中央アフリカ共和国で3月末に首都バンギを制圧した反政府武装勢力の連合体「セレカ」の指導者が一方的に大統領就任を宣言し、「暫定政権」発足を既成事実化しようとしている。周辺国などはこれを認めておらず、政情は混迷を深めている。【ヨハネスブルク服部正法、パリ宮川裕章】

 セレカのバンギ侵攻を受けボジゼ大統領は3月24日に国外に脱出。セレカ指導者のミシェル・ジョトディア氏は自身の暫定大統領就任や3年以内の選挙実施、新たな閣僚名簿などを発表した。

 だが、アフリカ連合(AU)は政権奪取を認めず、中央アフリカの参加資格の停止を決めた。米国もセレカには「正統性がない」と非難している。

 周辺国首脳らは今月3日、中央アフリカの隣国チャドの首都ヌジャメナで緊急会合を開催。ロイター通信によると、ジョトディア氏の大統領就任を認めないことを確認し、18カ月以内の選挙の実施や、国内各政治勢力が結集して選挙までの統治を担う暫定評議会の設置を求めた。

 ジョトディア氏側は6日、暫定評議会設置による暫定大統領選出などに同意したが、先行きは不透明だ。

 中央アフリカの旧宗主国フランスは、治安維持活動支援の一環として現地に駐留する250人の仏軍に300人を増派した。

 だが、任務は現地在住の自国民1200人の安全確保に限定。内政不介入の姿勢で暫定政権への支持も表明していない。仏が慎重姿勢である理由は▽1月に軍事介入した西アフリカのマリより周辺地域の仏権益が少ない▽イスラム教徒人口が少なくイスラム過激派の温床となる可能性が低い−−などだ。

 中央アフリカは1960年の独立以降クーデターが頻発し、政情不安が恒常化している。ダイヤモンドやウランなどの鉱物資源があるが、国連の人間開発指数で最低位レベルの低開発国。

 05年にジョトディア氏が率いる組織などが北部で反政府武力闘争を開始。各組織は07年に政府と和平合意したものの、昨年12月セレカとして再蜂起し、北部の諸都市を制圧。今年1月に政府とセレカは連立政権を樹立したが後に決裂した。

 一方、セレカが少年兵を戦わせている疑惑も浮上している。南アフリカ紙「サンデー・タイムズ」は先月31日付で、セレカと交戦した中央アフリカ派遣南ア軍兵士の話として、殺害したセレカ戦闘員に少年が含まれていたと報じた。事実なら、セレカに対し国際的批判がさらに高まるのは必至だ。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板