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Tohazugatali Medical Review

1とはずがたり:2004/10/17(日) 14:58
医学・病院・地域医療など今までTER http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1046080617/l10で扱ってた話題を独立させます。

医薬品・製薬関連はこちら http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1070807006/l10

自民党と結託し日本の成長に対する桎梏となってる医師会・歯科医師会の不祥事はこちら http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1067007932/l10

TERの過去レスは>>2-5あたり

428とはずがたり:2007/12/30(日) 17:30:45
医者が足りん様だ。もっと人増やす必要があろう。人が足りないからちやほやされてつけあがる勘違い野郎が増えるし,激務にもなる。
私学は医者のどら息子が進学するしかないので無意味である。何時も云ってる事だけど国公立大の医学部定員増加と早稲田に医学部設立の認可をw

新潟大病院の医療事故:「スタッフの数足りず」 ミス、月400件も /新潟
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071222-00000108-mailo-l15
12月22日13時1分配信 毎日新聞

 ◇迫られる効果的原因究明体制
 新潟大医歯学総合病院(新潟市中央区)で執刀医が脳出血患者の頭部を左右間違えて開頭した医療事故。病院側は「深夜の緊急手術で、スタッフの数が足りず確認が不十分だった」と医師不足を強調する。一方、手術の時間を公表しないなど情報開示には積極的とはいえない。同病院で起こる医療ミスは月約400件といい、効果的な原因究明の体制が迫られている。【岡田英】
 手術は今月、脳出血でこん睡状態になった患者に行われた。脳内の圧力が高くなり、神経中枢が圧迫されて呼吸困難に陥る危険があったため、開頭して減圧を図る必要があった。左側頭部の皮膚を開き、頭蓋(ずがい)骨6〜7カ所に穴を開けてドリルで骨片を切除するのが本来の手術。だが40代の執刀医が左右を誤認し、頭蓋骨の右側2カ所に穴を開けた時点で気付いた。
 深夜の緊急手術で、立ち会ったのは当直医を兼ねた脳外科医2人と麻酔医2人、看護師1人。21日記者会見した藤井幸彦脳神経外科長は「脳出血の場合、(脳外科医は)最低でも3人必要だった」と、医師不足による確認不足を強調した。だが会見で病院側は患者のプライバシーを理由に、実際に手術が行われた時間の公表は拒否した。
 なぜ左右を誤認したのか。同病院では通常、実際とは左右が逆転したCT(コンピューター断層撮影)を参考に施術する。誤認を防ぐため画像には左右を示す印が付けられるが、今回は緊急のため、なかったという。
 病院側は職員19人で構成する事故対策委員会(委員長・畠山勝義病院長)を設置し、原因究明と再発防止策を検討しているとする。一方で同病院で起こる医療ミスは月約400件。病院側の過失と認めたものは年間1、2件程度といい、効果のある再発防止が迫られている。

12月22日朝刊
最終更新:12月22日13時1分

429とはずがたり:2007/12/30(日) 20:11:12
一日中パソ見てる俺は今更あんま効かないけどねw

就寝前のメールは睡眠妨害 エスプレッソ2杯分?
2007.12.30 10:04
http://sankei.jp.msn.com/world/europe/071230/erp0712301004000-n1.htm

 「就寝1時間前の電子メールのチェックは睡眠を妨げる」との研究結果が、28日付の英紙デーリー・テレグラフに掲載された。濃いコーヒーのエスプレッソ2杯分を飲むのと同じ不眠効果があるという。

 研究を行った英エディンバラ睡眠センターのクリス・イジコフスキ博士は「コンピューターの光が、眠りを助けるホルモンのメラトニン分泌をやめるよう脳にシグナルを送ってしまう」と指摘。「静かさや暗さ、快適さとともに、リラックスした環境が十分な夜の眠りを確保する」と述べ、携帯電話でのチェックを含め、寝る前のメールに注意を呼び掛けている。(共同)

430とはずがたり:2008/01/04(金) 18:55:34
B級スレかもと思ったが医学・生物学・生命科学スレの此処へ投下。
そもそも結婚と云う行為の本質が売春と同じじゃないの?女性が売春に眉を顰めるのはその行為そのものが悪いからではなく,その行為が余りに廉価であることに怒っているのであるw

【こぼれ話】売春は人類以前から存在?=サルに類似行動
2008年1月3日(木)22:12
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/life/jiji-AFP015842.html
(時事通信)

【パリ2日AFP=時事】オスのオナガザルがメスと交尾するため毛づくろいという「代価」を払うことが、南洋理工大(シンガポール)のマイケル・ガマート氏の研究で分かった。英科学誌ニュー・サイエンティストが2日伝えた。「売春は人類最古の職業」とも言われるが、その起源ははるか昔にまでさかのぼるのかもしれない。≪写真は動物園のオナガザル≫
 ガマート氏はインドネシア・中カリマンタン州で、50頭のオナガザルを20カ月にわたって調査。それによると、メスは平均して1時間に1.5回交尾するが、オスから毛づくろいを受けた直後には3.5回に跳ね上がった。この時、交尾の相手として毛づくろいしたオスが選ばれる傾向があるという。
 「市場原理」も働いており、メスが数頭いる場合、オスが払う代価は毛づくろい8分間なのに対し、メスが1頭しかいない場合は最高で16分間も毛づくろいをする必要があるとしている。〔AFP=時事〕

431とはずがたり:2008/01/04(金) 19:07:45
ひでぇなぁ。。措置中はやむをえんだろうけど病床が満員とかは緊急患者の受け入れ拒否の理由にならんのちゃうの?応急処置後転院させるのは無理なん?容態の引継ぎのコストがあるから駄目なんか?

「処置中で電話出られず」 搬送拒否男性死亡 5救命施設釈明
2008年1月4日(金)16:42
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/e20080104016.html

 大阪府東大阪市で交通事故に遭った男性が府内5カ所の救命救急センターから搬送を断られ死亡した問題で、各センターは4日、「処置中で電話に出られなかった」「受け入れの限界がある」などと拒否の理由を釈明した。

 センターは府立中河内救命救急センター(東大阪市)▽関西医科大滝井病院(守口市)▽大阪市立総合医療センター(同市都島区)▽大阪医療センター(同市中央区)▽大阪赤十字病院(同市天王寺区)の5カ所。

 2人の医師が当直していた関西医大滝井病院は「心肺蘇生(そせい)の処置中で電話に出られなかった」と話した。医師の携帯電話にかかるホットラインもあるが「処置中で気付かなかった」という。


 大阪赤十字病院は「整形外科の医師が当直していなかったので断った。年末年始は普段の数倍の患者が押し寄せ、救急が込む」と話した。

 河内署によると、患者の大阪府大東市、トラック運転手、西村正夫さん(49)は2日夜、バイクを運転中に軽乗用車と衝突。6番目に要請した吹田市の千里救命救急センターに約1時間後に運ばれたが、大動脈損傷で死亡した。

5か所拒否で搬送1時間、衝突バイクの男性間もなく死亡
2008年1月3日(木)20:48
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/nation/20080103i113-yol.html

 2日午後10時20分ごろ、大阪府東大阪市東鴻池町1の市道で、同府大東市灰塚のトラック運転手西村正夫さん(49)のミニバイクが転倒し、軽乗用車に衝突した。

 119番通報で到着した大東市消防本部の救急車は、府内の救命救急センター5か所に受け入れを拒否され、約1時間後、現場から北西15キロの府済生会千里病院(吹田市)に併設の千里救命救急センターに搬送した。

 西村さんは事故当初、重傷と判断され、意識もあったが、3日午前1時40分ごろ、大動脈損傷で死亡した。

 府警河内署によると、西村さんは胸の骨を折るなどしていたとみられる。事故直後、署員に「大丈夫」と話していたといい、容体が急変したとみられる。

432とはずがたり:2008/01/05(土) 02:37:14
アレクサンダー・テクニーク
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%AC%E3%82%AF%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%86%E3%82%AF%E3%83%8B%E3%83%BC%E3%82%AF

アレクサンダー・テクニークとは?
http://www.littlesounds.com/what/index.htm

433とはずがたり:2008/01/07(月) 10:58:56
なんと,大変ですなぁ。。

あゆ告白「左耳の聴覚失った」
2008年1月7日(月)06:00
http://news.goo.ne.jp/article/sponichi/entertainment/kfuln20080107006002.html

 歌手の浜崎あゆみ(29)が6日までに、左耳の聴力を失ったことを会員制のファンクラブサイトで明かした。昨年、検査で明らかになったとし「左耳はもう完全に機能しておらず、治療のすべはないと診断された」と説明。今年は歌手デビュー10周年を迎え、4月からはアジアツアーが組まれている浜崎。「ボーカリストであり続けたい」と記しており、予定通り開催する意向だ。

 浜崎は4日、自分のサイト内のブログで「今年の私のぶっちゃけた抱負」と書き出し、「実は去年、耳の検査をしてもらったのだけれど、左耳はもう完全に機能しておらず、治療のすべはないと診断されたんだ」と報告。「みんなの(ファンの)メッセージの量がものすごいので」あらためて更新した際には「正直、病院で先生から治すすべはない、手遅れだって言われた時は頭の中が真っ白になった」とつづった。

 00年には同じ左耳の「突発性内耳障害」で全国ツアー2公演を延期しており、持病が悪化したと思われる。最近は音楽関係者に「左耳が難聴になって困っている」と明かしていた。昨年大みそかのNHK紅白歌合戦や自身の年越しコンサートでは音程が取りづらそうな場面も見られ、聴力を失った影響と考えられる。

 今後については「それでもやっぱり、私はボーカリストであり続けたい。残されたこの右耳がいけるところまで、限界まで歌い続ける」と意気込んでいる。4月5日に東京・国立代々木競技場第1体育館で開幕するアジアツアーも変更なく開催するという。所属事務所は「浜崎がより歌いやすい環境を整えながら、予定通り活動していきます」とした。

 浜崎はライブで演奏の音を正確に拾うためのイヤーモニターを両耳に入れるケースが多いが、音楽関係者は「右だけに入れる歌手が大半で、今後の活動にはそれほど支障がないはず」とした。

 昨年はTOKIOの長瀬智也(29)との破局を7月に発表する一方、香港や台北などを回る自身初のアジアツアーが大成功。今年は元日に発売したアルバム「GUILTY」がオリコン週間チャート1位が確実な状況になっており、幸先のいいスタートを切った矢先だった。

突発性難聴
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AA%81%E7%99%BA%E6%80%A7%E9%9B%A3%E8%81%B4

突発性難聴(とっぱつせいなんちょう、Sudden Deafness)とは、特別なきっかけもなく、通常片側の耳がある時突然に聞こえづらくなる病気である。

疫学

2001年の調査では、全国受療者数は年間35,000人(人口100万人対で275.0人)。統計的には40代 - 50代、女性に多かったが、近年10代 - 30代や男性の例も少なくなく、年齢や性別においての偏差は見られなくなってきている。

基本的に原因不明で確実な治療法がない難病であり、厚生労働省の特定疾患に指定されている。騒音などが原因の外傷性(伝音性)難聴とは全く異なる難聴である。

原因

内耳などに障害が生じる感音性難聴の一種と考えられているが、現在のところ原因は不明である。毛細血管の血流が妨げられ内耳に血液が十分届かずに機能不全を引き起こすという内耳循環障害説、ステロイド(感染症に対して抗炎症作用を持つ)が効果を発揮することからウィルス感染を原因とする説などがある。患者調査の傾向からストレスを原因の一つとする指摘もある。耳以外の神経症状(四肢の麻痺など)は見られない。遺伝の要素は見つかっていない。分野としてはあまり研究が進んでいないのが現状である。

434小説吉田学校読者:2008/01/08(火) 07:17:06
今まで議論されているのは、あくまで「薬害フィブリノゲン」問題であり、「薬害肝炎対策一般法」「肝炎治療扶助一般法」そして国と医師が責任を取るべき場合を明記した「薬害対策恒久法」の制定が不可欠と思います。

<薬害肝炎>一般対策は与野党案の隔たり大きく…議論再燃
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080107-00000127-mai-pol

 薬害肝炎被害者の救済問題で与野党は7日、「感染被害者救済給付金支給法案」を9日にも成立させる方針で合意する一方、薬害に限らず、肝炎患者を広く救済する一般対策の法制化は、与党の「肝炎対策基本法案」、民主党の対案「特定肝炎対策緊急措置法案」とも継続審議とすることで折り合った。民主党が自らの独自案にこだわったうえ、08年度政府予算案にインターフェロン治療(IF)を受ける患者への助成費が盛り込まれたために与党も「基本法案の早期成立は不要」と判断したことが背景にある。しかし両案の隔たりは大きく、次期通常国会で議論が再燃することは必至だ。
 IFは月ごとの自己負担額が8万円程度と高額で、治療を要するB、C型肝炎を発症した患者は約60万人いるのに、IF治療を受けている人は約5万人に過ぎない。
 政府・与党は自己負担額を1万〜5万円に抑える助成策を打ち出し、08年度予算案に129億円を計上した。その代わり基本法案では治療費助成の理念を記すだけにとどめ、具体的な助成額には触れなかった。
 これに対し、民主党の緊急措置法案は、IFの自己負担を月0〜2万円にすると明記し、肝炎が悪化して起きる肝硬変、肝がんなどへの医療費助成も早急に検討する、としている。民主党の厚労委理事らは「肝硬変や肝がんが含まれない与党案では救済範囲が限定され、09年度の保証もない」と主張。被害者救済法案を民主党の緊急措置法案とセットで成立させるよう求めた。
 だが、同党の山岡賢次国対委員長らは、セットでの成立にこだわって被害者救済法案の成立がずれ込めば、「国民の批判が民主党に向き、与党の思うつぼ」と判断し、両法案を切り離す方針を取った。被害者救済法案を成立させる一方で一般対策は妥協せず、独自法案を掲げて「幅広い患者の救済」をアピールするのが狙いだ。
 対する与党も、主導した被害者救済法案さえ成立させれば、国民の理解を得られると踏んだ。自民党は7日、基本法案にも「国の責任において、一律救済のみちを開いた」との一文を加える修正案を了承したが、IFへの助成費が08年度予算案に計上されている以上、基本法案を現在、無理して成立させる必要はないというのが本音だ。与野党の利害が一致し、一般対策の法制化は先送りされた。

435小説吉田学校読者:2008/01/08(火) 07:21:24
(続き)ちょっと前の記事ですが、この朝日報道どおりフィブリノゲンだけではないとなると、現在の与野党合意だけでは足りないということになります。そして、田辺三菱は最後のコメントで「全血液製剤について洗い直し」をしている。この朝日記事はもっと重視されて良い。

グロブリンからも肝炎ウイルス 70年代製2本検出
http://www.asahi.com/health/news/TKY200712270392.html

 はしか治療などに使われた70年代の血液製剤「免疫グロブリン製剤」から、C型肝炎ウイルスが検出されたことが分かった。薬害C型肝炎訴訟では、フィブリノゲン製剤と血液凝固第9因子製剤を投与された人を対象に救済法案がつくられることが確実になったが、肝炎感染はさらに数種類の製剤で起きた恐れが出てきた。
 長井辰男・北里大学名誉教授(法科学)が、約30年前から冷蔵保管している旧ミドリ十字(現・田辺三菱製薬)の製剤を調べた。外部の検査機関でも再確認した。
 その結果、77年製造の「人免疫グロブリン」(ガンマグロブリン)製剤2本から、いずれもC型肝炎ウイルスが検出された。また、臨床試験用の76年製の製剤「プラスミン」から、B型肝炎ウイルスが出た。
 長井さんはすでに、70〜80年代製造の抗貧血薬「ハプトグロビン」と70年代の「コリンエステラーゼ」からもB型、C型ウイルスの検出を確認している。
 旧ミドリ十字は遅くとも75年にはグロブリン製剤を発売。適応は広く、当時の使用説明書では、はしかや重症感染症、小児の気管支ぜんそく、水痘、ポリオ、帯状疱疹(ほうしん)の治療、輸血後黄疸(おうだん)の予防に使うと記載。
 また80年代半ばからは川崎病の子どもに対し、冠動脈瘤(りゅう)の予防に使用。A型肝炎治療などにも使われる。現在も同成分の製剤が複数販売され、今年度の供給量見通しは約3800キログラム。70年代半ばは1000キログラム、最も多かった80年代前半は約5000キログラム。
 C型肝炎ウイルスが見つかり、検査が導入されたのは89年以降。92年にはより精度の高い検査法となり、感染危険性はほとんどなくなった。
 グロブリン製剤などは、血液から赤血球などを除いた「血漿(けっしょう)成分」にエタノールなどを加え、遠心分離などを繰り返し、徐々に成分を取りだしてつくる「血漿分画製剤」。凝固第8因子、第9因子、フィブリノゲン、グロブリンなどの順番で抽出され、製造工程を重ねるごとに肝炎ウイルスなどは死滅するとされてきた。
 田辺三菱製薬広報室は「当社の知る限り、グロブリンによる肝炎感染の事例は過去にない。当時最新の安全対策はとっているはず。現在、厚生労働省の指示ですべての血液製剤について調査中なので、詳しいコメントは控える」としている。

436小説吉田学校読者:2008/01/14(月) 11:45:44
天災ばかりではなく、人災・事故・事件の場合も有効活用されるドクターヘリ。
千葉では、被害者がドクターヘリで搬送された(運用だけじゃなくて受け入れ体制も重要です)おかげで「殺人」ではなく「殺人未遂」にとどまった事例もある。
これ、千葉の場合、北総が、消防・救急はもちろんのこと、周辺の大病院(旭中央とか)や警察といったところの連携をちゃんとやっているおかげ。ドクではなくロジの「やる気」の問題だと思います。

災害格差:阪神・能登・中越沖/2 救急搬送に有効、ドクターヘリ
http://mainichi.jp/select/weathernews/news/20080114ddm002040053000c.html

 ◇配備進まぬ「へき地」
 昨年7月16日に起きた新潟県中越沖地震の被災地から約250キロ。千葉県印旛村の日本医大千葉北総病院救命救急センターの医師、松本尚(ひさし)さん(45)は自宅にいて、午前10時13分の発生直後のニュース速報を見た病院職員から電話を受け、即座に決めた。「ドクターヘリで行くぞ」。発生約5分後にはセンターのDMAT(災害派遣医療チーム)が招集された。
 ドクターヘリは人工呼吸器、心電図モニターなどの設備や医薬品を積み、けが人を治療しながら運べる。正午前には松本さんら医師2人、看護師1人らを乗せて飛び立ち、約1時間で長岡市の長岡赤十字病院に到着。県外のDMATでは一番乗りで、その後各地から集まったDMATの統括を補佐した。
 到着間もなく、柏崎市の病院に集中した患者を転院搬送することになった。家屋の下敷きになった患者を約10分で長岡赤十字へ。片道20キロ以上、車なら30分はかかる。その日、別の2人も新潟市内へ運んだ。このヘリの被災地への出動は初めて。「搬送がスムーズだと分かった」と松本さんは振り返る。
 新潟県にドクターヘリはない。県は07年度、ドクターヘリも含めた救急医療体制を検討することになっていた。県医薬国保課の三林康弘参事は「ヘリ救急が役立った。へき地からの搬送時間を短縮できるよう検討している」と説明する。
 95年の阪神大震災の発生当日にへリが運んだ患者は、医薬品を運んだ大阪市の消防防災ヘリによる1人だけ。その反省から、国は01年、5年間で全国にドクターヘリ30機を配備する目標を掲げた。運用する医療機関に、年間運航費約1億7000万円の全額を自治体と折半して補助する。
 昨年6月、特別措置法も成立。都道府県の医療計画にドクターヘリ導入の目標年度などを盛り込むよう規定し、条件は整ったようにみえる。しかし現実には、今月運用開始予定の大阪、福島を含めても、千葉、岡山、静岡など13道府県14機にとどまる。福島を除く東北、四国、北陸、山陰地方には一機もない。へき地が多く、より有用なのは明らかだが、財政基盤の弱い地域が取り残される。
 既存の消防防災ヘリを活用する自治体もある。高知県は05年3月、医師を乗せて患者を搬送する運用を始めた。山の多い県内で効果は大きく、06年度の出動は238回と前年度の倍になった。県消防政策課の中澤龍夫課長補佐は「救援物資の運搬や消火に出動していると使えない。ドクターヘリを検討しているが、予算化のめどは立たない」と話す。
 東海・東南海・南海地震は、近年の地震とは比べものにならない広域災害となる。その時、教訓をどう生かせるか。NPO「救急ヘリ病院ネットワーク」(東京都)の村田憲亮事務局長は問いかける。「自治体負担は多くても年間1億円弱。救える命は多いのに、この金額がなぜ出せないのか」

437とはずがたり:2008/01/20(日) 18:52:53
少子化対策等と空疎な言葉を並べるだけの自民党政権であるが,産科医不足とあとは女性が働き居ながら子育てできる会社側の体制作りの遅れは深刻である。
産科医は激務であるしこの程度の収入増は当然であろう。あともう一つ医療事故の訴訟の矢面に都立病院なら都がちゃんとたたにゃならんでしょうな。

産科医の年収、300万円増も
東京の都立病院、人材確保へ
http://kyoto-np.jp/article.php?mid=P2008011900096&genre=A2&area=Z10&mp=

 東京都は19日までに、一部で出産の受け付け中止に追い込まれている都立病院の産科医不足解消に向け、2008年度から産科医の年収を最大約300万円アップさせることを決めた。「今できる範囲で最高の環境を整える」との姿勢で産科医確保に臨む。

 都によると、「都道府県と政令指定都市の公立病院で一度にこれだけの待遇改善を図るのは聞いたことがない」という。

 都立病院の医師は減少傾向にあり、特に産科医は定数47人に対し35人(昨年10月現在)にとどまるなど深刻。産科がある5病院のうち、豊島、墨東の2病院は06年から通常のお産の受け付けを中止している。
 総務省の05年度調査によると、都立病院の医師の平均年収は約1200万円。都道府県と政令市の計61団体中、最下位のため、都は勤務条件の向上が必要と判断。(共同通信)

438とはずがたり:2008/01/24(木) 15:58:20
医者不足も甚だしいのか?緊急対応が不備なのか?

11病院が受け入れ断る 東京・清瀬、95歳女性死亡
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2008012301000269.html?ref=rank
2008年1月23日 13時28分

 東京都清瀬市の無職の女性(95)が8日、自宅で体調を崩し、119番を受けた東京消防庁清瀬消防署が救急搬送したが、近隣の11病院に診察を断られ、12番目に受け入れた病院で死亡していたことが23日、分かった。

 東京消防庁によると、8日午後9時半ごろ、女性は自宅で「胸が痛い」と訴え、同居の長男(50)が119番。救急隊は約3分後に到着し、搬送先を探したが、11病院から「患者がいっぱい」などの理由で受け入れを断られたという。

 女性は12番目の病院で応急措置を受けたが死亡。この病院に運ばれたのは、救急隊の自宅到着から49分後だった。
(共同)

440とはずがたり:2008/02/20(水) 02:46:32
山口県下関市の漢方薬局/村田漢方堂薬局
http://murata-kanpo.ftw.jp/u22793.html

441とはずがたり:2008/02/24(日) 22:01:51
久しぶりに京大からノーベル賞が出るかも♪

iPS細胞を作製した、京都大・山中教授にコッホ賞
http://osaka.yomiuri.co.jp/eco_news/20080223ke02.htm

 ドイツのロベルト・コッホ財団は、様々な臓器や組織の細胞に変化する新型万能細胞(iPS細胞)を世界に先駆けて作製した山中伸弥・京都大教授=写真=をはじめとする、先駆的な幹細胞研究者3人に、今年のロベルト・コッホ賞(賞金10万ユーロ=約1600万円)を授与すると発表した。

 同賞はドイツで最も権威がある科学賞の一つ。共に受賞するのは、独マックス・プランク研究所のハンス・シェラー教授と、米スタンフォード大のアービング・ワイスマン教授。11月にベルリンで授賞式を行う。

 これまでの日本人受賞者には、ノーベル生理学・医学賞を受賞した利根川進・米マサチューセッツ工科大教授や、審良静男・大阪大教授らがいる。
(2008年2月23日 読売新聞)

442荷主研究者:2008/02/29(金) 00:15:22

http://www.kahoku.co.jp/news/2008/01/20080114t15021.htm
2008年01月13日日曜日 河北新報
東北大、専門薬剤師育成へ 投薬計画作成に積極関与

 東北大大学院薬学研究科は新年度、薬剤の処方設計に関与できる高度な知識を備えた「次世代型専門薬剤師」の育成に乗り出す。東北大病院と連携し、教育システムを構築する。医療現場で投薬の計画までかかわる薬剤師を養成する試みは全国で初めて。投薬をめぐる医療過誤の防止につながる取り組みとしても注目される。

 2008年度中に「がん化学療法薬学分野」「生活習慣病治療薬学分野」を医療薬科学専攻に新設。それぞれ病院に研究室を置き、教員3人(教授、准教授、助教)が薬剤師の実務をこなす傍ら、学生の教育と研究指導に当たる。定員は若干名の見込み。

 がんなどの専門領域を持ち、医療チームの一員として治療を支える欧米の臨床専門薬剤師をモデルに、医療現場で実践的な教育・研究を重ねる。5カ年計画で教育システムの構築、プログラムの開発を進める。

 専門性の高い薬剤師の育成は、抗がん剤などの過剰投与や投薬ミスが問題化していることから、国内でも動きが出ている。名古屋大と名城大などは11年、創薬分野の専門薬剤師を育成する大学院研究科を共同で設置する計画だ。

 東北大が目指す次世代型専門薬剤師は、患者の症状や効能などのデータを踏まえて処方設計を医師に助言するなど、高度な役割を担う。患者一人一人に最適な種類や量を判断、総合的に薬剤を管理するため、薬物療法の安全性向上と医療費の抑制が期待できる。

 臨床に貢献する一方、個別の症例に応じた抗がん剤の効果を調べるなどの研究にも取り組む。

 薬学研究科の永沼章教授は「薬剤師の資質向上と責任強化が求められている。病院の協力を得ながら、実践的知識と研究能力を備えた専門薬剤師を育てたい」と話す。東北大病院の里見進院長も「医療水準の高度化に専門薬剤師が果たす役割は大きい」と期待を寄せる。

443荷主研究者:2008/02/29(金) 00:23:18

http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2008/01/20080118t31021.htm
2008年01月17日木曜日 河北新報
釜石に北里大研究所 新薬開発へ県・市と協定

北里大が4月に新研究所を開設する海洋バイオテクノロジー研究所=釜石市平田

 岩手県と釜石市は17日、北里大の新薬開発関連研究所が4月に同市平田地区に立地することが決まったと発表した。3月に撤退する民間研究機関の施設を引き継ぎ、海洋微生物の遺伝子の構造解析などを進めて新薬開発事業につなげる。県と釜石市は2月4日、大学と包括連携協定を結び、研究を後押しする。

 新研究所の名称は、北里大感染制御研究機構釜石研究所。新日鉄など出資の海洋バイオテクノロジー研究所(MBI)が使っていた施設(延べ床約5000平方メートル、県など出資の第三セクター所有)を引き継ぐ。

 北里大が、製薬会社とコンソーシアムを設けて2013年までの5年間取り組む「創薬プロジェクト研究事業」の一環として、MBIが収集・培養した3万7000種類の海洋微生物の遺伝子やタンパク質の構造を解析、データベース化する。培養研究も進め、新薬開発につなげるとともに研究者育成にも当たる。

 MBIが18年間にわたる基礎研究を終えて撤退することになり、釜石市などが施設の再活用を検討した。大船渡市に水産学部(4月から海洋生命科学部)を置く北里大に進出を働き掛けた。

 県と釜石市は北里大と連携し、製薬会社の研究所などの誘致も目指す方針。県科学・ものづくり振興課は「海洋微生物という貴重なシーズを沿岸部の振興につなげたい」と話している。

444荷主研究者:2008/02/29(金) 00:26:49
もやもや病って徳永英明が罹って有名になった筈。

http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2008/01/20080119t13042.htm
2008年01月19日土曜日 河北新報
モヤモヤ病治療 中国から患者受け入れ 宮城県立こども病院

 宮城県立こども病院(仙台市青葉区)は18日、体のまひやしびれを引き起こす難病「モヤモヤ病」を発症した中国・長春市に住む少女(13)を受け入れる方針を決めた。来日手続きが進めば2月中にも手術を行う。こども病院がモヤモヤ病の海外患者を受け入れるのは、2005年7月のレバノンの女児=当時(9つ)=以来2例目。

 こども病院によると、中国でモヤモヤ病の発症例は少なく、専門医はほとんどいない。少女の家族が「モヤモヤ病の患者と家族の会」(大阪府豊中市)に連絡を取り、同病院が紹介された。

 少女は昨年11月、立てなくなったり、言葉が出てこなくなったりする症状を訴え、脳梗塞(こうそく)の初期症状と診断された。

 こども病院が脳のエックス線写真を確認したところ、モヤモヤ病の重症患者と分かった。放っておくと、脳梗塞が進む恐れがあるため、早期の手術が必要と判断した。

 手術は白根礼造・脳神経外科部長が担当する。ビザの手続きが遅れた場合は、中国吉林省の病院で手術する可能性もあるという。

 白根部長は05年、レバノンの女児を受け入れた際も手術を担当した。「手術例も多い。言葉の壁はあるが、意思疎通を図り、できる限りの治療効果を上げていく」と話している。

[モヤモヤ病] 脳底部の動脈が徐々に狭まり、細い異常血管が増殖する。1963年に東北大医学部教授の故鈴木二郎氏が発見。エックス線で細い血管がたばこの煙のように写るため「モヤモヤ病」と名付けた。世界で約5000人の発症者がいるとされるが、うち約8割が日本人。日本人と韓国人の発症が圧倒的で、遺伝子との関連も指摘されるが、原因は不明。

445とはずがたり:2008/03/01(土) 00:50:43
俺は孤軍奮闘して町医者批判に血道を上げているつもりでいたがそうでもないのか・・。

【風】開業医は“中小企業の社長”
2008年2月29日(金)16:21
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/e20080229016.html

 勤務医よりも開業医のほうが恵まれているという意見について、40代の外科開業医からはこんな反論が寄せられた。

 《開業医と勤務医の収入の差を強調する話が目につきますが、果たしてそれは医療崩壊の最大の理由でしょうか》

 この開業医は、勤務医のメリットとして、身分の安定や専門領域だけを診ていればいいこと、また医療トラブルなどを抱えても病院という組織の後ろ盾があることなどを挙げる。

 《開業医はいわば中小企業の社長です。病気をしても何も保証がありません。従業員を雇い、開業資金で莫大(ばくだい)な借金も背負います。今や聴診器1本で開業できる時代ではなく、診療科によっては、家が1軒買えるほどの額になるのが普通です》

 そして、医療費抑制政策の影響を開業医も受けていると訴える。《20年あまり昔なら、開業となると10年程度、一生懸命頑張れば借金返済のめどもついたそうです。しかし、今は病院や医院の破産も当たり前の時代です》《大きな借金を抱えて開業しても成功する保証はどこにもありません》

 この開業医の友人で、長く循環器の勤務医として働いていた医師は、開業して1年足らずであっという間に赤字が400万円に膨れあがったという。

 《内科や外科、産婦人科など、大変な診療科で開業する医師もみな昔は勤務医でした。疲れた末に開業にこぎつけたら、「救急医療の崩壊は開業医のせいだ」と糾弾される…。悲鳴をあげたい気分です。真の原因は現場を知らない厚労省の無策ではないでしょうか》

 高知県の40代の開業医からは、青い万年筆でびっしりと書かれた手紙が届いた。《明治・大正・昭和・平成と細々と続いている小さな診療所を営んでいますが、自分の代で幕を引こうと考えています》

 手紙には、風でも紹介した患者の権利意識の増大や、下がる一方の診療報酬、医師の社会的地位の低下などを身にしみて感じていることが切々とつづられていた。

 医師不足がより深刻な地方都市特有の問題もあるのだろう。都会では多くの開業医が「自分の子供も必ず医大に入れる」という話をよく聞くが、この開業医は最後にこう記していた。

 《「子供に継がせたい」と思う町医者はもうほとんどいません》(信)

446とはずがたり:2008/03/09(日) 11:20:37
こういう仁医の居る田舎は幸せである。
医者になるのが激烈な受験戦争をくぐり抜け国立へ進むか大金を積んで私学へ進むかいずれにせよ難しいから田舎でちんたら医者やるのは馬鹿馬鹿しいという事になるのではないですかね?

Dr.コトー、島にとどまる 離島医療支え30年
2008年3月8日(土)20:34
http://news.goo.ne.jp/article/kyodo/life/CO2008030801000637.html
(共同通信)

 鹿児島県薩摩川内市の下甑島で30年近く離島医療を支え、人気漫画「Dr.コトー診療所」のモデルになった瀬戸上健二郎医師が、67歳で退職予定だった3月以降も島で診療活動を続けることになり、島民らが8日、感謝祭を開いた。瀬戸上医師は「楽しくやっていたら、いつの間にか30年たっていた」と振り返り、「まだ使いもんになるし」と継続を決めた理由を話した。

447とはずがたり:2008/03/12(水) 12:55:07
ちゃんづけで嫌がられてしまっては本人の立つ瀬がないと思うがそれ以外は酷いことしてるねぇ。
医者はかくも腐っとっるのであるヽ(`Д´)ノ
(腐っとるのは大学じゃと云うつっこみが直ぐに飛んできそうであるけどw)

教授と助手2人がタッグでセクハラ 群馬大医学部
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/crime/95174/
10/29 17:49更新

 群馬大(前橋市)は29日、医学部の女子学生に対して、50代の教授と40代の助手2人によるセクハラ(性的嫌がらせ)行為があり、同日付で教授を約1万1000円減給(1カ月)の懲戒処分としたと発表した。助手2人は既に辞職した。
 大学側によると、6月15日深夜から翌日未明にかけて、前橋市のカラオケ店で開いた学生らとの懇親会で、助手2人は女子学生の足に抱きつくなどした。教授は女子学生とダンスなどをした上、助手のセクハラ行為を見逃していた。教授は「酔って寝ていて気が付かなかった」と話しているという。
 女子学生らが学内の相談窓口に訴えた。

教え子にセクハラ 阪大教授を解雇
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/crime/105009/
11/20 22:05更新

 大阪大学は20日、医学系研究科の男性教授(47)が教え子の女子学生にセクハラ行為をしたとして諭旨解雇処分にしたと発表した。
 阪大によると、教授は昨年12月、指導していた女子学生に対し、研究室内で2回にわたりセクハラ行為を行った。女性が今年1月、大学のセクハラ相談室に訴えて発覚した。女性は3月に卒業している。
 阪大は諭旨免職とした理由を「被害者が謝罪を受け入れ示談が成立しているため」としている。阪大の就業規則により、教授が今月26日正午までに退職届を出さない場合は懲戒解雇となる。
 阪大では17年4月にも女子学生に対するセクハラで教授が諭旨解雇になっており、鷲田清一総長は「教育者としてあるまじき行為により精神的苦痛を与えたことは誠に遺憾」としている。

「ちゃん」付けの代償は減給1万704円 山梨大、教授をパワハラで処分
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/crime/106899/
11/30 12:28更新

 山梨大(甲府市)は30日までに、女子学生を「ちゃん」付けで呼び不快に感じさせたのはパワーハラスメント(パワハラ)に当たるとして、同大大学院医学工学総合研究部の五十代の男性教授を減給1万704円(1回)の懲戒処分にした。
 同大によると、教授は昨年の9月から11月にかけ、指導する研究室に所属していた女子学生に対し、名前に「ちゃん」を付けて呼ぶなどしたため、学生が不快に感じていたという。
 女子学生から相談を受けた大学側が教授らから話を聴き「地位を利用した嫌がらせ」と判断した。教授もパワハラだったと認めているという。
 山梨大は「今後はこのようなことがないよう、啓発活動に努めたい」としている。

女子大生の体を自宅で数時間 和歌山県立医大教授を解雇
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/crime/107719/
12/05 04:17更新

 和歌山県立医科大(和歌山市)は4日、女子学生の体を無理やり触ったなどとして医学部の教授(43)を同日付で懲戒解雇処分にした、と発表した。
 同医科大によると、元教授は今年5月中旬の夜、指導している女子学生と食事をしたあと自宅に誘い、数時間にわたって女子学生の体を触ったという。
 女子学生は9月に大学側に相談。元教授を聴取したところ、「不適切な行為をした」と事実を認めたため、学内で組織する教育研究審議会で処分を決定した。
 医学部の宮下和久学部長は「今回の件は学生と教員の信頼関係を失墜させた。またセクハラ行為などへの注意を喚起しているなかで起きてしまい、大学側としてもしっかりとした対応をとった」としている。

448とはずがたり:2008/03/12(水) 17:29:49

横浜市立大博士号謝礼、30万円入り封筒に菓子折り添えて
2008年3月12日(水)14:37
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/nation/20080312-567-OYT1T00387.html

 横浜市立大医学部(横浜市金沢区)の学部長(64)の研究室で、学位取得の謝礼として現金の授受が行われていた問題で、「謝礼」を渡した医師が読売新聞社の取材に応じ、菓子折りに現金が入った封筒を添えて渡すよう先輩に教わるなど、現金授受が慣習化していたことをうかがわせる実態を証言した。

 医師は、学位審査を巡って現金をやりとりするのは許されないとの認識を持っていたが、「皆がしていることを、自分がひっくり返すことは怖くてできなかった」と複雑な胸の内をのぞかせた。

 この医師によると、博士号の学位認定審査後、風呂敷に包んだ菓子折りを持って、学部長の教授室を訪ねた。30万円の入った封筒を見えやすいよう菓子折りに添えて渡したところ、学部長は、「当然のことのように受け取った」という。

 学位審査は、主に研究室以外の教授が務める主査と准教授らの副査が行う。医師は、副査にも10万円を渡そうとしたが、「その場で現金が入った封筒を突き返された」とする。さらに、渡した金額については「学位を取った人たちに『学部長が第2外科の教授に就任(1992年)してから同じ額』と聞いたので、その額(30万円)にした」と語った。また、現金の趣旨については、「学部長は、学部では絶対的な権力者。謝礼を渡さなかった場合のリスクを考えた」と打ち明けた。

 関係者によると、学部長は大学の調査などに対し、「自分からは謝礼を要求していない。受け取らないこともあった」と答え、「人事にはつながっていない」と謝礼の有無と人事との関連を否定しているという。

449とはずがたり:2008/03/12(水) 17:31:38
>>423 >>448

医学博士号謝礼:国公立大、65%は調査・注意せず−−毎日新聞調査
http://mainichi.jp/life/edu/news/20071225ddm041040008000c.html

 名古屋市立大大学院元教授の汚職事件を機に、医学博士の学位申請者からの審査担当教授らへの謝礼が問題となっているが、毎日新聞が医学系大学院を持つ全国の国公立大学法人にアンケートを実施したところ、65%にあたる30校が、謝礼について実態調査も注意喚起も行ったことがないと回答した。各大学OBの複数の医師は取材に対し、謝礼の慣習を認めており、大学院側の問題意識の低さが浮かんだ。調査は、全50校の医学系研究科長らに▽謝礼の慣習の有無▽実態調査や注意喚起の有無などを択一式で尋ね、24日までに46校から回答を得た。

 謝礼の慣習について「ない」と答えたのは39校。和歌山県立医大だけが「ある、または聞いたことがある」を選んだが、開始時期や内容は「分からない」とした。そのほか、九州大は「お菓子程度の謝礼はある」、名市大は「謝礼があると聞いたことがある」と答えたが、いずれも慣習としての謝礼は否定した。「未把握」「調査中」も計4校あった。

 実態調査を実施したのはいずれも事件後で、名市大、名古屋大、岐阜大の3校にとどまった。また教授らに謝礼を受け取らないよう注意喚起を行っているのは12校で、うち4校は事件後に実施した。調査も注意もしていない大学院は30校で、うち29校が謝礼の慣習を「ない」と言い切った。

 一方、取材に対し、大阪大で博士号を取得した30代医師は審査の主査に10万円を払ったことを認め「全国の医学系大学院の慣習で、払うのは当たり前だ」と話した。東北大で博士号を取得した40代医師は担当教授に数万円の謝礼を払い、食事の接待もしたといい「100万円を学位取得者の頭割りで払う教室もあった」と証言した。

 ◇明治以来の慣習−−医事評論家の水野肇さんの話

 学位への謝礼は「税金のかからない収入」として明治以来の慣習で、全国で続いているのが実情だと思う。大学医局は一国一城のあるじとして教授一人に権力が集中しており、外からチェックできない特殊な世界だ。

毎日新聞 2007年12月25日 東京朝刊

450とはずがたり@公務員を9ヶ月で辞めた経験有り:2008/03/15(土) 01:51:59
なんだかねぇ〜,ぬるい社員が多すぎるのでは?

2008年03月14日 西川敦子(フリーライター)
入社1年以内に休・退職する「カゲロウ社員」急増中!
http://diamond.jp/series/depress/10019/?page=1
〜 専門家は語る(ライフバランスマネジメント 代表取締役社長 渡部卓氏)【前編】〜

 銀色の優美な羽根を持つ、ウスバカゲロウ。寿命が短いことで知られ、「儚さ」の代名詞として知られている。

 ところが、最近は企業内にも「カゲロウ社員」が増えつつある。なんと、入社して1年経つか経たないうちにうつを発症し、休職、あるいは退職していく新人が後を絶たないというのだ。

 企業のメンタルヘルスに詳しい、ライフバランスマネジメント 渡部卓代表取締役社長に聞いた。
自己主張が激しく他罰的――
若手に多い「第3のうつ」

「これまでのうつは、変化を嫌うまじめな『メランコリー親和型』、頑張り屋やせっかちの『タイプA』といった人々に見られました。グローバル化などで急激な変化にさらされ、業務量がどっと増えている今の企業社会で、うつが増えるのは当然の成り行きだったのです。

 しかし、最近はこれらとは違う『第3のうつ』が目立つようになった。20〜30代前半に多いタイプですが、入社1年以内に発症するケースも多い。『ディスチミアうつ』『自己愛型』『ニュータイプうつ』などとも呼ばれています」

 従来型と違う点はいろいろある。まず、彼らは一様に自己主張が激しい。「こんな仕事をやるために、この会社に入ったんじゃありません!」「毎日稽古事に通っているので、残業は絶対にお断りします」といった具合だ。

 プライドが高いところも共通しており、周りに比べて実績が出ないと激しく落ち込む。といっても、「自分が至らなかった」とは考えない。「リーダーがアホだから」「会社の方針が間違っている」などと文句を言う。ちょっと仕事の問題点を指摘しようものならすぐ過剰に反応し、パワハラだと叫び出す。根気よく、やさしく指導しているつもりの上司はすっかり困惑してしまい、お手上げ状態になってしまう。

「こうした新人たちは、医師に相談もせず会社を休むことに、なんら抵抗がないようです。従来型の人々は、完治していないのに『みんなに迷惑をかけてすまない』と、すぐ会社に出ようとするのですが」

 もちろん、新人のうつがみなこうしたタイプというわけではなく、従来型も多いことは忘れてはならない。上司の指導が適切でなかったために発症した可能性もある。

 だが、これまでとはあきらかに違ううつが、若手の間で急速に広がっていることは確かなようだ。

451とはずがたり@公務員を9ヶ月で辞めた経験有り:2008/03/15(土) 01:52:16

2008年03月14日 西川敦子(フリーライター)
入社1年以内に休・退職する「カゲロウ社員」急増中!
http://diamond.jp/series/depress/10019/?page=2
〜 専門家は語る(ライフバランスマネジメント 代表取締役社長 渡部卓氏)【前編】〜
まじめさ、純粋さが
うつを引き起こす?

 いったい新人たちはなぜ、うつを発症してしまうのだろう?

 意外なことに原因は、彼らが持つ美点、「ある意味のまじめさ」「繊細さ」「純粋さ」などのようだ。

「今の若者は結構まじめで、学生時代も一生懸命勉強に励んでいた人が多い。このため、ひたすら家と学校の往復で、アルバイトなどの社会経験を持っていない。そのせいか、頭でっかちの理想を抱いており、泥臭い現実を知らない。だから傷つきやすく、極端に挫折に弱いのかもしれません」

 じつはこの特徴、ウスバカゲロウの幼虫の「アリジゴク」と結構、重なるところがある。

●軒下などにつくった穴で暮らす→家庭や学校から出たことがない

●後ろにしか進めない→困難を排して前進できない

●幼虫時代は糞をせず、成虫になってからまとめてする→社会人になってからストレスがどっと噴出する

 どんな人も社会に出れば「リアリティショック」に直面し、悩み、傷つくものだが、うつに発展するほどショックが大きいとなれば、放置しておくことはできない。彼らが育ってきた時代を振り返り、世代の特徴をよく理解する必要がある。
ネットで知識武装する
“自分リスペクト”社員

 思い当たる原因は、もうひとつある。彼らが「ネット世代」だということだ。

「最近の若者はインターネットの検索力に長けており、ありとあらゆる知識を身につけています。本や雑誌もよく読み、知識武装に余念がない。たしかに今の時代はインターネットのおかげで、上司と部下の情報格差が小さくなっている。下手をすれば、部下のほうが上司より物知りだったりするわけです。ネットベンチャーなどで成功した若手経営者も見てきている。だから、つい新人も自分を過大評価してしまい、『オレってすごいじゃん』と、自分を“リスペクト”してしまうのです」

452とはずがたり@公務員を9ヶ月で辞めた経験有り:2008/03/15(土) 01:52:45
>>450-452

2008年03月14日 西川敦子(フリーライター)
入社1年以内に休・退職する「カゲロウ社員」急増中!
http://diamond.jp/series/depress/10019/?page=3
〜 専門家は語る(ライフバランスマネジメント 代表取締役社長 渡部卓氏)【前編】〜

 しかし、安易に身につけた知識だけで、仕事が成り立つわけがない。コミュニケーション力や経験に乏しい彼らは、ほどなく現実の壁にぶち当たり、混乱してしまうのだ。

 そこで自分の非力さを知り、謙虚に頑張ろうと思えればよいのだが、多くは仕事内容や上司の指導力、果ては社会が悪いなどと周りのせいにする。不満が募った揚句、周りに適応できずに、うつと同じような症状が現れるのである。

 ただし、彼らはけっして「仮病」を使っているわけではない、と渡部氏は強調する。

「従来型と同じく、彼らにとってもうつの症状は耐え難い苦しみ。一生、心の不調を抱えてしまうことだってありうる。本人たちのためにも、未然に防ぐ企業側の対策が必要です。

 新人研修はもちろんですが、上司の心構えも重要。部下の自己愛傾向や依存傾向をよく把握したうえで、個別に対応するスキルを身につけるべきでしょう」

「学生時代、浪人や失恋などの挫折もなく、優秀だった人ほど挫折に弱い」という声もある。一見、美しいウスバカゲロウたち。なんとか壁を乗り越え、会社でたくましく生き延びてほしいものだ。

参考:ライフバランスマネジメント

【今回のポイント】六月病

新人のうつが発症しやすいのは、新入社員研修が終わり、配属が決まった後だ。つまり、6月頃から「要注意時期」に突入することになる。管理職は彼らの顔色や言動に気をつけ、異変があれば産業医と連携するなど、対応を心がけるべきだろう。そのためにも日頃から声をかけたり突っ込んだ話をしたりして、信頼関係を築くようにしたい。

453とはずがたり:2008/03/17(月) 13:26:52
聴力偽り?障害手帳、北海道300人返還 同じ医師診断
http://www.asahi.com/national/update/0316/TKY200803160169.html
2008年03月17日10時39分

 耳が聞こえるにもかかわらず、最も重度な「聴覚障害2級」の障害者手帳を受けていたとして、手帳の返還命令を受けたり自主返還したりする人が北海道で相次いでいる。いずれも札幌市で開業する同じ耳鼻科医(73)の診断で認定され、返還者は14日現在で約300人に及ぶ。この医師の診断で手帳を得た人は判明しただけでも他に約400人いるという。道などは大規模な福祉不正の疑いが強いとみて、取得者への確認調査を進めている。

 朝日新聞の調べでは、手帳の取得者は旧産炭地である北海道赤平市と芦別市の在住者が多い。取得者らは、複数のブローカーらから医師を紹介され、仲介の謝礼を払ったと話しており、不正取得が組織的に行われていた疑いが持たれている。

 2級の手帳取得者は医療費の助成や税金の減免が受けられるほか、2級と同様の障害を認定された年金加入者は障害年金も支給される。

 この問題をめぐっては、04年12月、医師を名指しして「不適切な診断書を作成している」とする告発が道に入り、道と札幌市などはそれ以降の申請の大半について交付を留保していたという。

 道と市などは、この医師の診断で手帳を得たことが確認できた人を今年2月ごろから呼び出し、職員や専門医の呼びかけに反応するかどうか調査を開始。その結果、面談した人の約9割に当たる約200人(3月14日現在)について「明らかに聞こえている」としてその場で手帳を返還させたという。

 また、調査を待たずに自主的に手帳を返還した人も約100人に及んだ。自主返還者は「薬が効いて聞こえるようになった」「ビタミン剤が効いた」などと話しているという。まだ調査が済んでいない対象者は約400人おり、返還者は今後も増えるとみられる。

 問題の医師は朝日新聞の取材に対し、「弁護士に対応を任せており、何も話せない」と回答。弁護士も「コメントできない」としている。

 ■ブローカー「聞こえないふりをしろ」

 札幌市の耳鼻科医(73)から聴覚障害の診断を受けた人たちは、朝日新聞の取材に対し、ブローカーやその知人らに「いい医者がいる」「楽勝で手帳が取れる」などと勧誘され、仲介の謝礼として1万〜5万円を支払ったと話している。

 赤平市の50代の男性はもともと片方の耳が聞こえづらく、知人を介してブローカーとみられる男性から「税金が免除になる。検査だけでも受けてみろ」と誘われたという。4人ほどでワゴン車に乗せられ、約100キロ離れた札幌市へ移動。車中では「聞こえないふりをしろ」「ばれないから大丈夫。政治家だって不正をしている」と言われたという。

 赤平市の60代の男性は、医師からヘッドホンの音を聞き取る検査を受け、「医師に『小さい音ではボタンを押すな、大きく聞こえるところで押せ』と言われた」と話す。芦別市の70代の男性は「診断時には医師と直接話もしている。障害がさほど重くないことは当然わかったはず」と言う。一方で、「特におかしい検査ではなかった」と話す人もいた。

 手帳の取得は、札幌市内の同じ社会保険労務士(66)が手続きを代行していた。この社労士によると、ブローカーの一人と知り合いで、これまでに約300人の申請を代行し、1人当たり1万〜2万円の手数料をもらったという。

 この社労士は「みな同様に2級相当と認定されるので不思議な感じはしたが、医師の診断なので疑うべきではないと考えた。いま振り返れば疑惑があるかもしれない」と話す。

 複数の人からブローカーだと名指しされた男性は「そういうことをしている者がいるという話は聞いているが、自分は知らない」と話している。

    ◇

 〈聴覚障害2級〉 聴覚障害の中では最も重い等級で、補聴器を使っても聞こえない状態とされる。他の障害を併せ持つと「身体障害者1級」の手帳が交付される場合がある。手帳の交付は、指定医が出す診断書、意見書をもとに各都道府県や政令指定都市などが決定する。2級では住民税や所得税が30万〜40万円控除され、所得が低ければ非課税になる。多くの自治体が医療費の助成制度を設け、公共交通機関にも割引制度がある。

454とはずがたり:2008/03/21(金) 11:19:43
聴覚偽装疑惑認識後も障害者手帳 北海道、48人に交付
http://www.asahi.com/national/update/0320/TKY200803200229.html?ref=goo
2008年03月21日08時01分

 北海道で発覚した聴覚障害の偽装疑惑で、道が、偽装の疑いが持ち上がり障害者手帳の申請を留保したとしていた04年12月以降も、実際には48人について手帳を交付していたことがわかった。いずれも同じ札幌市の耳鼻科医(73)の診断による申請だが、道は「医師が申請者の症状などについて説明でき、書類にも不備が無いものは認めて良いだろうと判断したが、今考えれば不適切だった」と話している。

 朝日新聞の調べでは、交付した48人のうち少なくとも5人について、道は、再確認調査で「要件に該当しない」と判断し、返還を命じている。

 道障害者保健福祉課によると、04年12月、この医師を名指しして「不適切な診断書を作成している」という情報が入った。道はそれ以降、この医師が診断したものについては申請があっても交付を留保することとし、05年2月には市町村にも注意喚起した。

 しかし、道によると、実際には05年度に39人、06年度には9人の計48人について障害者手帳を交付していたという。

 道は留保を決めて以降、申請が出ているものについて順次、この医師に説明を求めた。その際、具体的な症状や発症時期についてスムーズに答えられるケースと、答えられないケースが混在したという。道は「返答できた申請で書類の不備がない場合は認めてもいいと考えた」「問題になって初めて、医師の診断自体を疑うようになった。まずい対応だった」としている。

 道によると、留保し続けた申請も54人分あり、1月までにすべて却下したとしている。

芦別市8年前に通報 聴覚障害手帳不正 道も4年間対応せず?(03/14 07:02)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/society/81448.html

 【芦別】聴覚障害の身体障害者手帳問題に関し、芦別市は十三日、札幌の耳鼻咽喉(いんこう)科医(73)の診断による手帳取得者が一九九九年以降に急増するなどの「異常事態」を把握し、二〇〇〇年に道に通報していたことを明らかにした。道もこの事実を把握し、「手帳の返還命令も可能」と答えたとするが、道がこの医師絡みの申請の扱いを保留する措置を取ったのは〇四年十二月以降のため、四年間にわたって適切な対応がなされていなかった可能性が浮上した。

 同日の芦別市議会予算審査特別委で、松山良一・市保健福祉部長が答弁した。同部長は「九九年から〇一年にかけて、同じ医師の診断による手帳申請者が急に増えた。窓口に来る人の(障害)等級と(聴こえ方の)実態も違い、担当者がこの異常事態を見逃すはずはない」などと説明。その上で「不審に感じた職員が空知支庁(現空知保健福祉事務所)に口頭で報告し、相談したこともある。手をこまねいていたわけではない」と述べた。

 これについて道障害者保健福祉課は「二〇〇〇年十月に芦別市から質問があり、障害程度に疑義がある場合、法に基づき市町村が審査し、その通告に基づいて知事が手帳の返還命令を出すのは可能、と回答した」と説明。ただ「その後の対応は現時点で不明」と言う。

 道は〇四年十二月、渡島保健福祉事務所の「申請の等級と実態が合わない人がいる」との通報をきっかけに問題を認知し、医師が関与した手帳申請には扱いを保留するよう、全道の各保健福祉事務所に指示していた。

 問題の医師がかかわった芦別市内の聴覚障害の身障者手帳取得者は、市町村別で最多の二百四十六人。現在、道による再調査が続けられており、十三日までに二百一人が手帳を返還、肢体不自由などとの重複障害者二十四人が「聴覚障害は非該当」とし、降級などの変更を求められている。

455とはずがたり:2008/03/21(金) 11:19:54

聴覚障害不正 手帳返還599人に 再調査の8割以上(03/20 06:37)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/society/82472.html

 聴覚障害の身体障害者手帳の不正取得疑惑で、札幌の耳鼻咽喉(いんこう)科医(73)の診断を基にした全道の手帳取得者のうち、手帳返還者が十九日現在、計五百九十九人に上ることが、北海道新聞の調べで分かった。各自治体が実施している再調査・再検査の現時点での対象者七百十人に対する返還率は84・4%で、返還者数がさらに膨らみ、六百人台となるのは必至の情勢。この医師の診断に対する疑義がさらに深まる事態となっている。

 道などによると、自主返還と、勧告による返還を合わせた数は、道管轄分四十三市町村の五百二十三人。二月末時点の返還者数と比較して三・八倍となり、五百人台に達した。

 管内別の内訳は、空知三百七十八人、渡島三十八人、網走十九人、日高十四人、石狩十三人など。中でも空知では、芦別市で同日、道職員らによる面談調査が終了し、手帳返還者は計二百三十二人に。赤平市でも八十四人の返還が確認された。

 政令指定都市の札幌市は、二〇○二年度以降に手帳を取得した再検査対象者九十六人のうち、五十九人が返還。このほか、二級から下位等級への「降級」が十二人、受診中が十七人、これまでに再検査に応じていない人が五人で、最重度の障害等級二級の診断通りだったのは、三人にとどまった。

 また、中核市の旭川市の返還者数は一人、函館市が同じく十六人で、二月末時点の数字と変わっていない。

 手帳返還者数が五百九十九人に上ったことについて、厚生労働省障害保健福祉部は「本来ならありえないことで、大変驚いている。道や札幌市などの手帳交付事務の誤りや、医師の責任についてしっかり事実関係を把握したい」としている。

聴覚障害不正 指定医取り消し要請へ 道、月内にも札幌市に(03/19 13:55)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/society/82394.html

 聴覚障害の身体障害者手帳の不正取得疑惑で、道は十九日、虚偽の診断書を作成した疑いが持たれている札幌市の耳鼻咽喉(いんこう)科医(73)の指定医取り消しを月内にも、同市に申し入れる考えを明らかにした。また、道がこの医師絡みの申請者について手帳申請の保留措置を取った後も九人に手帳を交付していた問題では、その後の調べで交付者が計四十八人に上ることも明らかにした。

 同日の道議会予算特別委員会で、自民党・道民会議の北原秀一郎氏(紋別市)の質問に中野孝浩障害者保健福祉課長が答えた。

 身体障害者福祉法に基づく指定医は、手帳交付の際に診断書・意見書を発行でき、この医師の場合、札幌市に指定医取り消しの権限がある。中野課長は「(道が進める)面接調査は今月中におおむね終わる予定で、札幌市に対し、調査結果の提供と医師に対する処分が適正に行われるよう申し入れたい」と述べた。

 また、道は、この医師絡みの手帳申請の保留を決めた二〇〇四年十二月以降の手帳交付者について、既に判明している〇六年度の九人のほかにも、〇五年度に三十九人いたことを明らかにした。〇七年度の交付者はなかったという。

 一方、この医師がかかわった手帳交付者の中に、市町村が心身障害者を対象に、医療費の自己負担を助成する「重度心身障害者医療給付」の受給者が複数いるため、道は不正受給がないかどうか調査する考えも示した。

456とはずがたり:2008/03/21(金) 11:20:09

障害者手帳 看護師・民生委員も取得 聴覚偽装
http://www.asahi.com/national/update/0318/TKY200803180202.html?ref=goo
2008年03月18日15時12分

 北海道で発覚した聴覚障害の偽装疑惑で、札幌市の耳鼻科医(73)の診断で最重度の「聴覚障害2級」の障害者手帳を取得した人の中に、赤平市立病院の看護師や芦別市の民生委員が含まれていることが朝日新聞の調べで分かった。「2級」は補聴器を使っても聞こえない状態とされ、看護師や民生委員の職務をこなすのは難しい。2人ともすでに手帳を返還し、民生委員は辞職している。

 赤平市の看護師は50代の女性で、78年に医療職の市職員として採用され、市立赤平総合病院に勤務。勤続30年のベテランだという。2級の手帳は04年に取得していた。

 病院関係者によると、この看護師は他の人と同様に勤務をこなし、3交代制の夜勤も割り当てられているという。同僚は「手帳を持っていることはずっと知らなかった。やり取りで支障があるような話は職員からも患者からも聞いたことがない」と話す。

 看護師は再確認調査の対象となり、今月10日に同市役所に呼び出されて面談を受けたが、「手帳の要件に該当しない」として返還を命じられた。

 看護師は朝日新聞の取材に「話すことは何もない」としている。赤平市社会福祉課は「手帳の申請書に職業欄はあるが勤務先の記入までは求めておらず、把握できなかった」と釈明している。

 芦別市の民生委員は70代の男性で、約9年前に委嘱。地域の福祉の窓口として住民の相談に乗ったり、福祉事務所と連携を取ったりするのが役目で、活動費として市から年間約6万円が支給されていた。

 2級の手帳は03年に取得していたが、今年2月末に自分から返還し、民生委員も辞職したという。

 男性は「以前、炭鉱で働いていたこともあって耳は良くないが、症状が重いわけではない。2級の手帳をもらって『こんなものか』と思っていたが、問題があることがわかったので返上した」と話した。

 芦別市福祉課は「民生委員と障害者手帳では担当者が異なり、手帳の取得が把握できなかった。こういうことが起きた以上、他の民生委員についても手帳を取得していないか調査したい」としている。

 この問題をめぐっては、同じ札幌市の医師の診断で710人に手帳が交付されたことが確認されている。返還者は17日現在で486人と、すでに全体の7割近くに上っている。自治体別では芦別市が195人、赤平市が84人、札幌市が54人など。

聴覚障害者手帳不正 看護師、元市議も取得 要件満たさず返還(03/19 06:58)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/society/82312.html

 聴覚障害の身体障害者手帳の不正取得疑惑で、札幌市の耳鼻咽喉(いんこう)科医(73)が診断した聴覚障害二級の身障者手帳取得者の中に、市立赤平総合病院勤務の看護師、芦別市の元市議や元民生委員が含まれていることが、十八日分かった。三人は障害程度が手帳の取得要件を満たさないことなどから、すでに手帳を返還した。

 赤平市などによると、看護師は五十歳代の女性。一九七八年から同病院に勤務するベテランで、二〇〇四年に二級の手帳を取得。道の再調査を受けて手帳を返還した。

 関係者によると、看護師は夜勤など健常者と同様の勤務ダイヤをこなしていたという。職員検診などで聴力に異常があるとの結果が出ていたが、病院関係者は「会話などに支障はなく、二級には見えなかった」と話す。

 看護師は「片耳はまったく聞こえないが、再調査で(担当者から)両耳が聞こえないと駄目だ(二級に該当しない)と言われた。両耳が聞こえないと二級にならないことを知らなかった」と話している。

 一方、芦別市などによると、元市議は六十代の男性。九五年四月初当選し、〇三年四月まで二期務めた。二級の手帳取得は市議引退後の〇四年。道の再調査で手帳の返還に応じた。

 元市議は「炭鉱勤務で耳鳴りがあり、(耳鼻咽喉科医からは)二、三年で耳が聞こえなくなると言われ、二級だと思っていた」と説明する。

 また、同市の元民生委員は七十代で、九八年から委嘱を受け、同市から活動費として年間約六万円が支給されていた。〇三年に取得した二級の手帳を今年二月末に自主返還した後、同委員も辞職した。元民生委員の家族は「手帳を返し、委員も辞めた。(返還者は)うちだけではなく、ほかにもたくさんいる」と話した。

457とはずがたり:2008/03/25(火) 02:55:27
すげぇなぁ。。
視力ってもっとも神秘的な生物の機能の一つに思えますけど

人工の眼で視力を回復する
http://digitallife.jp.msn.com/article/article.aspx/genreid=120/articleid=276807/

科学が、またひとつ光明を与えてくれました。

「Boston Retinal Implant Project(ボストン網膜移植プロジェクト)」が人工眼の移植の試作に成功したそうです。これは加齢性黄斑変性症という病気で失明した人に対して有効な方法で、眼球の後ろ側にチップを埋め込み、髪の毛よりも細い電線で脳とつなぎ、そこから光信号を脳に送ることによって実現されます。
現在は全くモノが見えない状態から周囲に何があるかぼんやりと感知できるくらいまでには到達しているそうです。開発者たちはより性能を上げ、人の表情のディティールがわかるくらいまでには到達したいと考えているとか。

なお、この技術には限界もあります。たとえば生まれつき目が見えない人や、緑内障によって視力を失った人には効果がないそうです。あくまでもかつて視力があり、今でも部分的に視神経が働いていることが条件だとか。それでも素晴らしいニュースですね。

458とはずがたり:2008/03/28(金) 01:41:21

栃木の勤務医「過労で自殺」 労災と認定
http://www.asahi.com/national/update/0328/TKY200803270416.html
2008年03月28日00時26分

 栃木県内の病院で勤務していた外科医の男性(当時38)が自殺したのは過労が原因だとして、鹿沼労働基準監督署が労災認定していたことが27日分かった。記者会見した遺族と代理人によると、長時間労働や転勤、医療事故を起こしたことによるストレスでうつ病になったと認められたという。

 代理人の川人博弁護士によると、男性は00年から埼玉県内の病院で勤務。残業は月80時間を超え、休日出勤や月数回の当直勤務もした。02年5月には、大学の医局の指示で栃木県内の病院に本人の望まない転勤をした。まもなく、内視鏡検査で患者の大腸に穴を開けるミスを起こす。00年の同じミスに続き2回目で、うつ病になった医師は6月14日に高架道路から飛び降り自殺した。

 公開された遺書には「多大な迷惑をかけてしまった。大学の医局にも、本当に患者様や(同僚の)先生、病院の方々に申しわけない。死んでおわびできるものでもないが、それでもやはり死ぬしかないと思う」などと書かれていた。

 男性の父親は「息子は医師の道を夢と希望を持って進んだ。医療の世界が厳しいのはわかるが、死者があってはならない」と話した。川人弁護士も「外科医の激務は深刻で、過労死をなくすには医師の増員と労働環境の改善が必要だ」と述べた。

 過労死弁護団のまとめによると、過去5年間で少なくとも10人の医師や研修医の死亡が、過労による労災や公務上の災害と認定されている。

459とはずがたり:2008/04/02(水) 19:52:10

面白い試みかも。

東海市病院再編・統合構想:市民病院分院がスタート /愛知
http://mainichi.jp/area/aichi/news/20080402ddlk23040267000c.html

 東海市の市民病院と統合された企業出資の東海産業医療団中央病院が1日、東海市民病院分院としてスタートした。

 両病院の統合は医師不足の解消などを目的に協議が進められ、07年11月に合意された。市民病院は急性期や救急医療を受け持ち、分院は予防・健診機能などを担当する。市民病院はゼロだった内科医を3人確保、外科医は5人から7人、小児科医も2人から3人に増えた。しかし、呼吸器科の医師が確保できず、課題も残した。

 この日は千木良(ちぎら)晴ひこ・病院長ら関係者45人が出席して分院の看板を除幕した。受け付け時間も市民病院に合わせて午前8時半からとなった。【河部修志】

毎日新聞 2008年4月2日 地方版

460とはずがたり:2008/04/03(木) 00:00:42

嘱託医療機関 全263助産所が確保 東北は8カ所
2008年3月30日(日)09:00
http://news.goo.ne.jp/article/kahoku/region/20080330t73017.html?C=S

 改正医療法で3月末までに嘱託医療機関の確保を義務付けられた有床助産所が、東北の8カ所を含め全国263カ所すべてで嘱託先を確保できる見通しとなったことが29日までに、日本助産師会のまとめで分かった。産科医不足で出産の受け入れを休止・制限する医療機関が増える中、地域でお産の一翼を担う助産所の機能は維持される。

 昨年4月の法改正は出産の安全性を向上させるため、産婦人科と小児科のある嘱託医療機関などの確保を有床助産所に求めた。経過措置期間は1年で、厚生労働省の集計では3月初めの時点でも1割以上は嘱託先が決まらず、一部の助産所については存続を危ぶむ声も上がっていた。

 期限切れが迫る中、東北では、とも子助産院(仙台市)など宮城県内の3カ所が日本産婦人科医会県支部の仲介で、診療所と嘱託契約を結んだ。ハローベビー助産院(青森市)は産婦人科と小児科で別々の医療機関に嘱託を委託する。
 き子kids助産院(八戸市)かりんかん助産院(会津若松市)山田助産所(喜多方市)はいずれも、地元の病院が嘱託先に決まった。

 中嶋助産院(福島県南会津町)は連携していた県立南会津病院が2月いっぱいで産科を休止。代わりの医療機関を探し、会津中央病院(会津若松市)などが引き受けることが内定した。
 中嶋助産院の助産師小林康乃さん(65)は「病院が少ない地域では、1カ所でも産科が閉鎖されると影響が大きい。院内助産所を設けるなど、もっと助産師を活用してほしい」と話している。


<妊婦検診>南会津病院、4月以降も継続 非常勤医1人確保 /福島
2008年3月29日(土)13:00
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/region/20080328ddlk07040146000c.html?C=S

 常勤医の退職で産婦人科が休診予定だった南会津町の県立南会津病院で、4月以降も妊婦検診を継続することになった。会津若松市の民間病院から非常勤医1人が週1回派遣される見通しとなった。

 南会津病院は、産婦人科医2人が3月末で退職するため、2月末で既に分娩(ぶんべん)を中止し、4月以降は産婦人科が休診となる予定だった。さらに県は5月以降、国から後期研修医の派遣を受け、南会津病院の医師補充に活用する予定。27日の定例会見で、内堀雅雄副知事は「産婦人科医が空白になる時期がないよう調整したい」と話した。
    ◇
 また、会津若松市の温知会会津中央病院(南嘉輝理事長)は27日までに、「中嶋助産院」(南会津町)と「かりんかん助産院」(同市)の嘱託医療機関を引き受けることを決めた。契約期間は1年で、09年度以降も更新するという。

 南会津地方では、県立南会津病院の分娩取り扱い休止で、お産が可能な施設は中嶋助産院だけになっていた。医療法改正に伴い、助産院は4月から、緊急時に備えた嘱託医療機関の確保が義務付けられるだけに、同助産院の小林康乃院長は「何とか存続できることになり、会津中央病院の厚情に感謝している」と話した。【西嶋正法、太田穣】

461とはずがたり:2008/04/04(金) 23:06:13
なんだかねぇ。。

「男性」が妊娠6カ月 性別適合手術受けた元女性 米オレゴン
2008年4月4日(金)12:46
http://news.goo.ne.jp/article/hokkaido/region/200804045885-hokkaido.html

 【ポートランド3日枝川敏実】女性から男性への性別適合手術を受けた米国オレゴン州在住のトーマス・ビーティーさん(34)が三日、妊娠六カ月であるとテレビで公表し、全米で話題となっている。米国で論争となってきた同性結婚や生命倫理の問題に、影響を及ぼす可能性がある。

 地元紙などによると、ビーティーさんはハワイ州出身。女性として生まれたが、性同一性障害に苦しんできた。十年前に乳腺除去やホルモン注射などの性別適合手術を受け、その後、女性と結婚。二人は二年前に転居したオレゴン州で、人工授精で子供を授かろうと決心した。女性が過去に子宮の病気を患っていたことから、ビーティーさんが代理母となった。子宮などは残していた。

 ビーティーさんは三日放映の人気トーク番組「オプラ・ウィンフリー・ショー」に出演。七月に出産予定であることを明らかにし、「子供を持ちたいという思いに男も女もない」と語った。ロイター通信によると、地元の産婦人科医も、ビーティーさんの妊娠を認めている。

 米国では、結婚をめぐる法制度は州によって異なる。ビーティーさんによると、自身が男性として結婚したことは公式に認められているという。事実なら、法の上では男性が出産することになり、米メディアは、宗教右派などからの反発が強まる可能性を指摘している。

462とはずがたり:2008/04/07(月) 18:31:31
う〜ん,深刻だなぁ。。財源の無さとどう折り合いつけるべきか。
リハビリの日数制限詰まり定額制化は過剰医療を排除する為の施策であるが段々値上げするとかぶつ切りにならない施策はないのかな。まぁ値上げとしても批判はされるだろうけど。。

>制限日数を越えた者は、介護保険で老人ホームのデイケアに行けというが、専門のスタッフもいないところで、リハビリなんかできない。その証拠に、いうことを聞いて介護保険に移った患者の七割以上が、リハビリを諦めてしまった。
だとするとデイケアや介護保険でもまともなリハビリ可能にするのは必要な施策ではなかろうかね。
兎角カネの掛かる医療に全てを追い求めるのは持たないのかもってのがあるし

多田富雄の落葉隻語 現代の「姨捨」を憂える
http://osaka.yomiuri.co.jp/kokorop/kp80311a.htm?from=ichioshi

 わが心 慰めかねつ 更科や
 姨捨山に 照る月を見て

 ひとり山に捨てられた老女が、皓々と照る月光の下で悲しみの舞を舞う能の名曲「姨捨」。同じく深沢七郎の小説「楢山節考」では、捨てられたおりんばあさんの悲劇が涙を誘った。「姨捨」には、中世農民の貧困という背景があった。そんな世には二度としたくないと誰もが思う。しかし今、国の政策としての「姨捨」が平然と行われている。

 明治以来昭和に至る日本は、富国強兵によって国の近代化に成功したが、民意を無視して侵略戦争に突入し、敗戦の苦難を国民に強いた。これを作家小田実は「棄民」と呼んだ。

 戦後の昭和は、捨てられた国民が決起して、民主、平和、平等など、人権を回復した歴史、つまり棄民が復権した時代であった。憲法にも国民の「生存権」が明記された。

 それがまたまた危うい事態になっている。国民はまた捨てられようとしている。

 「棄民」は、誰もが気付くように始められるものではない。気付かぬうちに、弱いものから捨てられてゆく。気付いたときはもう遅い。だからどんな微かな棄民の動きでも敏感に察知して食い止めなければならない。その初期の徴候と思われる事が最近頻発している。

 リハビリの日数制限はその好例である。リハビリなんてと見過ごしてはならない。こんなところから、棄民が始まっているのだ。

 私は脳梗塞の後遺症で、右半身の完全な麻痺と言語障害となり、車椅子生活を余儀なくされている。私のような重い障害を負った患者は、残っている機能を維持するため、リハビリを欠かすことはできない。中止すれば、寝たきりになる。リハビリがそれを防ぐのだ。

 そのリハビリが、一昨年から日数で制限されてしまった。制限日数を越えた者は、介護保険で老人ホームのデイケアに行けというが、専門のスタッフもいないところで、リハビリなんかできない。その証拠に、いうことを聞いて介護保険に移った患者の七割以上が、リハビリを諦めてしまった。

 診療の報酬を決めるのは厚労省の権限だが、診療の制限までする権限はないはずだ。治らないからやめろというのは、死ねということに他ならない。残された機能を維持するのは大切な治療だ。やめてしまえというのは、糖尿病のインシュリン投与を中止しろというような乱暴なやり方ではないか。

 治療を拒否された患者は、「リハビリ難民」と呼ばれた。しかし度重なる請願に関わらず、救いの手は差し伸べられなかった。「難民」は一転して「棄民」になってしまった。現代の「姨捨」に他ならない。

 こういう事態を憂慮して、私は「診療報酬を考える会」の仲間と一緒に、二ヶ月間に四十八万人あまりのリハビリ制限反対署名を集めた。私は車椅子を押してもらって、支援者とともに、厚労省に署名簿を手渡した。

 しかし国は、血の滲むようにして集めた四十八万人の署名を握りつぶし、かえって再改定をして締め付けを強化した。その結果患者は二度捨てられたことになる。

 療養病床の削減も「棄民」のいい例である。帰るところがない悲しい事情のある患者に、無理に退院を迫る。昔の結核病棟だって、最後まで患者を看取ったのに。「障害者自立支援法」も、残酷な「棄民法」である。この四月から始まる後期高齢者医療制度も、老人を現行の健康保険から切り離し、医療を制限し、負担を強いる典型的「姨捨政策」である。

 まず力の弱い、回復の見込めない障害者、老人、患者が捨てられた。治らない患者を治療するのは無駄だから、死ねという乱暴なやり方だ。「姨捨」とどこが違うのだろう。

 国が崩壊すると難民が出る。同じく国の行政が破綻すると、同じく難民が出る。「医療難民」である。それが「棄民」まで作り出せば、逆に国を崩壊させるだろう。まさに「わが心、慰めかねつ」である。
(免疫学者)
(2008年03月12日 読売新聞)

463とはずがたり:2008/04/10(木) 12:07:35
文部スレかね?

徳洲会、短大の来春開校先送り/霧島
内容充実理由に1年  (03/27 07:50)
http://373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=9890

 徳洲会グループは26日までに、霧島市に計画している看護学科など2学科の「霧島徳洲短期大学」(仮称)について、当初予定していた2009年4月の開校を断念、文部科学省への開設申請を1年先送りすることを決めた。徳洲会側は「教育内容をより充実させ、10年4月開校へ向けて来年度末までに申請する」としている。
 短大開学準備室によると、短大は3年制の看護学科と2年制のホスピタリティ経営学科の2学科で、1学年の定員はそれぞれ80人と120人。同市隼人町姫城1丁目の徳洲会所有地約1万平方メートルに校舎と体育館を整備する予定。建設費約15億円。徳洲会側は、市、県から計5億円程度の建設費の助成も受けたい意向とみられていた。
 徳洲会の短大建設に関しては、市商工会と同女性部が市に支援を求める陳情を、姶良郡医師会と地元看護学校などが反対する陳情を、定例会開会中の市議会に提出。市議会総務委員会は17日、賛成多数で支援陳情を採択、反対陳情を不採択としていた。
 だが、徳洲会が申請見送りを商工会などに通知。賛成、反対双方の陳情者は26日、陳情取り下げを市議会に届け出た。27日の本会議で取り下げが決定する。
(南日本新聞)

464小説吉田学校読者:2008/04/17(木) 06:49:10
怖いなあ・・・敗者復活にはきっちりとしたハードルが設けられていたと信じたい。

専門医資格:東京医大事故で取り消した執刀医を再認定
http://mainichi.jp/select/science/news/20080417k0000m040056000c.html

 02〜04年に東京医大病院(東京都新宿区)で心臓弁手術を受けた患者4人が相次いで亡くなった事故で「心臓血管外科専門医認定機構」(幕内晴朗代表幹事)は16日、死亡した3人を執刀した男性医師を専門医として再認定したと発表した。認定機構は05年「技術不足」を理由にこの医師の資格を取り消していた。資格取り消し、再認定ともに初めてという。幕内代表幹事は「技術が研修で補われた」と話している。
 男性医師は05年に同病院を辞職し手術から離れていたが、07年6月に東京大病院で研修を始めた。70例以上の手術経験を重ね12月に認定を申請した。
 認定機構は、書類審査と東大病院の指導医らからの聞き取り調査に加え、手術の録画映像も検証し、4月10日の総会で再認定を決めた。ただし再認定は前例がなく、今後も1年間は東大病院で研修を続け、結果を報告することを求めた。
 男性医師は最初の認定時、手術経験数などは認定機構の規定を満たしていたが、心臓弁膜症の手術経験は少なかった。
 認定機構は問題発覚後、専門医の申請に必要な手術経験数を50例以上に引き上げるなど認定条件を強化した。しかし機構としては「専門医の得意、不得意分野を詳しく把握していない」(幕内代表幹事)のが実情だ。
 患者4人の死亡について外部の専門家による調査委員会が「手術した医師の基本的な知識や技術の不足」が原因と結論付けた。厚生労働省は05年8月、同病院に対し診療報酬で優遇される特定機能病院の承認を取り消した。【大場あい】

465荷主研究者:2008/05/03(土) 18:49:18

http://www.kahoku.co.jp/news/2008/03/20080327t12044.htm
2008年03月26日水曜日 河北新報
巻きづめ合金器具で矯正 東北大グループ開発、臨床試験

巻きづめに装着された矯正器具

 東北大多元物質科学研究所の貝沼亮介教授のグループは、超弾性合金を使い、足の指の巻きづめを矯正する器具を開発した。着脱が簡単で、早ければ装着から数日後に症状の改善がみられる。仙台市の病院で臨床試験中で、2009年にも製品化する。

 巻きづめはつめが指先の肉に食い込み、痛みが生じる。器具はクリップ型で、指にはめて矯正する。患者自身で着脱できる。数日から数週間で効果が表れ、自然治癒する。軽症なら医師の治療も要らない。

 器具は銅とアルミニウム、マンガンの合金を使う。ゴムのように伸び縮みする弾力性を有し、複雑な形状に容易に加工できる。

 金属材料メーカーの古河テクノマテリアル(神奈川県平塚市)と共同で量産技術を開発している。仙台赤十字病院や東北大病院などの医療機関にサンプルを提供し、臨床研究を本格化させている。

 研究グループによると、巻きづめ患者は国内で15万人いる。医者にかからない潜在患者を含めると1000万人ともいわれる。

 現状では、外科治療のほか、つめに穴を開けて金属ワイヤを通す方法、弾力性のあるプラスチック板をつめに張り付ける方法で矯正している。

 貝沼教授は「新器具は製造コストが安く抑えられ、肉体的な負担もない。早期の実用化を目指したい」と話しており、今後、販売の協力会社を探し、医療器具として国の認可を申請するかどうかも検討する。

466とはずがたり:2008/05/09(金) 23:26:02

憧れる程看護師に成るの難しいんですかねぇ。。千葉と云えば千葉大,千葉大と云えば看護学部を擁するのだが。

ニセ看護師15年、容疑の49歳女を逮捕 千葉
2008年05月09日22時56分
http://www.asahi.com/national/update/0509/TKY200805090257.html

 看護師免許証のコピーを偽造して医療行為をしていたとして、千葉県警は9日、千葉県船橋市栄町1丁目、会社員高村令子容疑者(49)を保健師助産師看護師法違反などの疑いで逮捕した。高村容疑者は93年ごろから、無資格のまま計9病院で勤務していたといい、「生活費が必要だった。看護師にあこがれていた」などと話しているという。

 調べでは、高村容疑者は03年12月〜昨年10月、同市内のセコメディック病院(292床)など3病院に、他人の看護師免許証のコピーから偽造した書類を提出して採用され、計5人の患者に点滴などをした疑い。県警は、高村容疑者が主に県内の9病院で無資格のまま勤務していたことを把握しているが、主に時効が成立していない期間について立件した。

 セコメディック病院が市保健所の検査を受ける際、高村容疑者に免許証の原本提出を求めたところ、「パキスタンにNPOで働きに行った時に置いてきてしまった」などと話したため、同病院が市保健所に再交付を申請、高村容疑者が無資格だったことが分かったという。

 高村容疑者はセコメディック病院では看護師長としてリハビリ病棟を担当。病院側は「部下のマネジメントや患者の入退院の管理などを主にやっており、実際の医療行為をするケースはあまりなかった」と話している。

467とはずがたり:2008/05/15(木) 18:56:25
ピック病アルツハイマー型でも脳血管性でもない認知症
http://www.ninchisho.jp/kind/04.html

働き盛りを襲う “ピック病”

アルツハイマー型認知症とは違うけれど、脳血管性認知症でもない認知症。それがピック病です。
ピック病は若年性認知症のひとつで、性格の変化や理解不能な行動を特徴とする病気です。

ピック病とは

現在、日本国内に1万人以上のピック病患者がいると推定されています。
しかし、ピック病を正しく診断できる医師が少ないため、アルツハイマー病と誤診されたり、うつ病や統合失調症と間違えられ、患者は不適切な治療やケアを受けるケースも少なくありません。
この事態を重く見た専門家らは、2005年に研究会を結成、患者の実態把握や診断基準作成を始めました。

発症が分かりにくくもあったため、これまでピック病患者の数はそう多くありませんでしたが、病気が周知されると患者数が増えてくると考えられています。
ピック病の発症ケースは少なく、アルツハイマー病の1/3〜1/10だと言われています。
40代〜50代にピークがあり、アルツハイマー病の平均発症年齢が52歳なのに対し、ピック病の平均発症年齢は49歳と3年ほど早めです。
そして、女性の発症率がやや多いアルツハイマー病に対し、ピック病にはそういった性差はありません。

ピック病は、働き盛りの40歳〜60歳に多く、脳の前頭葉から側頭葉にかけての部位が委縮します。
記憶力の低下を主症状とするアルツハイマー病に対し、怒りっぽくなるなどの性格変化や、同じことを繰り返すなどの日常生活での行動異常が特徴で、次第に記憶障害や言葉が出ないなどの神経症状が現れます。
そして、最終的には重度の認知症に陥るのです。
原因や治療法はまだ十分に分かっていませんが、「脳血流を活発にする栄養補給や適切なケアで、悪化を遅らせることは可能と考えられる」と、専門家は話しています。

ピック病
http://www.inetmie.or.jp/~kasamie/Pickdisease.html

 初老期痴呆(初老期とは歴年齢上の定義は45歳〜65歳)の代表疾患がアルツハイマー病とピック病であり、いずれも原因不明(アルツハイマー病は解明されつつあります)の大脳萎縮性疾患であります。

 ピック病は、アルツハイマー病に比して少なく(アルツハイマー病の1/3〜1/10といわれている)、40代〜50代にピークがあり、平均発症年齢は49歳である(アルツハイマー病の平均発症年齢は52歳)。アルツハイマー病と違い性差はなし(アルツハイマー病は女性にやや多い)。

 アルツハイマー病は記銘力・記憶力低下などの知的機能低下が初発症状であるが、ピック病では、人格変化(人格障害はPick病でもっとも著しく、アルツハイマー病ではPick病より軽く、脳血管性痴呆ではさらに少ない)、情緒障害などが初発症状である。

 すなわち、自制力低下(粗暴、短絡、相手の話は聞かずに一方的にしゃべる)、感情鈍麻、異常行動(浪費、過食・異食、何でも口に入れる、収集、窃盗、徘徊、他人の家に勝手にあがる)などがあり、人格は変わり(無欲・無関心)、感情の荒廃が高度で、特に対人的態度が特異である。たとえば、人を無視した態度、診察に対して非協力、不真面目な態度、ひねくれた態度、人を馬鹿にした態度などで、病識はない。その他、会話中に同じ内容の言葉を繰り返す滞続言語(滞続言語とは、特有な反復言語で、質問の内容とは無関係に、何を聞いても同じ話を繰り返すもので、他動的に誘発され、持続的で制止不能である)も特有である。

 CT(MRI)では、局所性の脳萎縮(側頭葉、前頭葉に多い)が認められる。
 病理所見は、典型例ではPickの嗜銀球が神経細胞内に出現する。
 鑑別診断としては、アルツハイマー病、精神分裂病があります。アルツハイマー病では記銘力・記憶力低下などの知的機能低下が初発症状(ピック病は初期は記憶・見当識・計算力は保たれる)ということと、語間代(例:ナゴヤエキ、エキ、エキ)が認められことが多いという特徴で鑑別されます。精神分裂病とはCT(MRI)を撮ることにより鑑別可能です。

 経過は2〜8年(衰弱し死亡することが多い)であり、アルツハイマー病よりも短い傾向がある。

 アルツハイマー病がかなりその病因が解明されつつあるのに対し、ピック病は病因解明の糸口となるような特徴的病理像が無く、そのことがピック病研究の立ち後れの原因となっており、治療法は今のところなく介護が中心となっているのが現状です。

468とはずがたり:2008/05/17(土) 21:30:34
広島・岡山県が医療連携へ
'08/4/5
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200804050059.html
 県境をまたいだ救急搬送や、医師不足などの医療課題に対応するため、広島、岡山両県が将来的な連携の在り方について検討を始めたことが4日、分かった。当面は定期的に情報や意見を交換し、医療機関や救急体制の現状などへの共通認識を深める。

 両県によると、2月末に各担当部長や医療対策担当者らの意見交換会を岡山県庁で開いた。岡山県側は、笠岡、井原市からの福山市への救急搬送状況などを説明。県境を越えた医療機関の円滑な連携や医師不足などの課題に対し、県が果たすべき役割を協議、検討していく方針を申し合わせたという。

469とはずがたり:2008/05/19(月) 12:17:49
俺も30代後半になって来て少々気になるニュースではある。一番の即効薬であろう若い彼女きぼんぬw

男性機能活性化!ラットで神経伝達物質発見 京都府立医大
2008.5.19 02:16
http://sankei.jp.msn.com/life/body/080519/bdy0805190218000-n1.htm

 脊髄(せきずい)などで働いている神経伝達物質の一種に、男性の性機能を活性化する作用があることを、京都府立医大の河田光博教授(神経解剖学)らがラット実験で突き止め、19日付の米科学誌ネイチャーニューロサイエンス電子版に発表した。

 脳と生殖器をつなぐ中枢神経系の働きには謎が多かった。坂本浩隆助教は「一端が分かったことで、性機能障害の新たな治療法につながるかもしれない」と話している。

 チームは、情動反応などを伝達するGRPというタンパク質に着目。精巣を切除して去勢した雄のラットにGRPと同じ働きをする薬剤を投与すると、生殖器が興奮する回数が増加。逆に、正常なラットにGRPの働きを邪魔する薬剤を与えると、興奮回数が大幅に減った。

「バイアグラ使用で精子損傷 不妊の可能性」英医学博士が警鐘
2008.2.25 09:37
http://sankei.jp.msn.com/world/europe/080225/erp0802250937002-n1.htm

 【ロンドン=木村正人】24日の英紙デーリー・テレグラフ(電子版)によると、男性の勃起不全治療薬、米ファイザー社のバイアグラを使用すると、精子の一部が損傷して不妊の原因になる可能性があることが英クイーンズ・ユニバーシティ・ベルファストのデイビッド・グレン博士の研究で分かった。

 グレン博士の研究チームはバイアグラの薄い溶液につけた精子と普通の精子を比較。その結果、バイアグラ溶液の精子は活発に動くようになったが、精子核を覆う袋状のアクロソームが損傷していた。

 精子が卵子を覆う透明帯に結合すると、アクロソームの膜が壊れ内部の酵素が放出され、精子が透明帯を通過できる。アクロソームが損傷すると、精子の透明帯通過率が下がり、不妊の原因になりかねないという。

 バイアグラを投与したマウスの受精率も通常より40%も低かった。

 グレン博士は同紙に「バイアグラを長期使用すると不妊の原因になる可能性がある。不妊治療中のカップルが使用するのも事態を悪くしかねない」と話している。

ED治療の男性、3分の1がすぐに断念
2007.11.28 02:25
http://sankei.jp.msn.com/life/body/071128/bdy0711280843003-n1.htm

 ED(勃起障害)に悩む男性の3分の1が、初めて服用した治療薬で効果を得ることができず、そのまま性生活を完全にあきらめている実態が明らかになった。

 性機能障害について研究を行う欧州の非営利団体が、独医薬品・化学大手バイエルの資金援助を受け、ED患者631人(平均年齢55歳)を対象に調査を実施。27日にリスボンで開かれた会議で結果を発表した。

 それによると、調査対象者全員が治療薬を服用したことがあり、うち7割が調査当時も何らかの薬の服用を続けていた。

 また対象者の68%が、最初に試した治療薬の効果が感じられなかった時、自信を喪失したと回答。32%が落ち込んだ状態になり、24%は自分の症状は今後良くならないと思ったと答えた。全体の3分の1が、最初の治療薬で失敗した後、ほかの薬を試すために医師を再度訪ねることはなかったという。

 今回の結果について、調査を行った団体では「男性が依然EDの治療に関する助けを求めることに消極的だと裏付けられるとともに、初回の治療が成功することの重要性がわかった」としている。(ロイター)

470とはずがたり:2008/05/24(土) 01:54:11

>新病棟の建設をめぐっては、相次ぐ談合事件による建設業者の指名停止処分のあおりで、当初07年10月の入札、同11月着工の予定が遅れ、08年2月末の入札となった。
談合の指名停止の影響で入札が遅れるという事は,談合した会社に入札機会を奪うと云う制裁は加えず,停止処分の年季明けを待って入札を行うって事で,病院の着工遅れというひたすら施設を必要とする住民が被害を被る仕組みなわけなんざんしょか?

精神・結核合併症病棟を整備 県立多治見病院新病棟の起工式
http://www.chunichi.co.jp/article/gifu/20080522/CK2008052202000026.html?ref=rank
2008年5月22日

 県立多治見病院(多治見市前畑町)の新病棟建設工事の起工式が21日あり、関係者ら約70人が工事の安全を祈願した。開設は2010年3月を予定。県内初の精神・結核合併症病床を整備するほか、県内公立病院では初めて、緩和ケア病棟も設ける。

 新病棟は老朽化した西、東各病棟などの機能を集約し、診療本館の西側に建設する。免震構造で地上8階、地下1階、延べ約2万7300平方メートル。最上階の緩和ケア病棟20床を含む病床数は460床で、病院全体の一般病床の個室率は従来の16%から27%となる。総事業費は約104億円。西、東各病棟などは解体し、跡地に約340台分の外来駐車場を整備する。

県立多治見病院新病棟の完成イメージ図


 起工式で西藤公司副知事は「より良い医療サービス提供のため、職員はいっそうの努力を」、舟橋啓臣院長は「安全で優しく温かい医療という基本理念をさらに徹底していきたい」などとあいさつした。

 新病棟の建設をめぐっては、相次ぐ談合事件による建設業者の指名停止処分のあおりで、当初07年10月の入札、同11月着工の予定が遅れ、08年2月末の入札となった。

 完成は当初の予定通り、10年春を目指す。

 (清水祐樹)

471とはずがたり:2008/05/27(火) 01:14:54
横浜市立大の女性医師、パワハラ訴え 謝礼金問題の前部長に
2008.5.26 21:55
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/080526/crm0805262157033-n1.htm

 横浜市立大の医局に所属する女性医師(33)が26日、記者会見し、博士号取得に絡み謝礼金300万円の受領が問題になっている前同大医学部長の嶋田紘教授(64)からパワーハラスメントなどを受けたとして、大学に調査を求めていることを明らかにした。

 医師は「私だけが受けたわけではなく氷山の一角」と訴えた。1月にハラスメント防止委員会に調査を依頼したが、結果が出ないため医師の弁護士が26日、大学側に消極的な対応への抗議と早期の報告を要望する文書を提出したという。

 医師によると、嶋田教授が昨年6月、教授室で医師の足を触ろうとしたため、避けたところ、「ばかに話をしても仕方がない」とののしり、パソコンを取り上げるなどの嫌がらせを続けたという。

 医師は4月に同大学病院から横浜市の別の病院に派遣となった。

472とはずがたり:2008/05/27(火) 18:10:23
許せない話しだ。野放しにしてきた自民党政権は(以下略w

喀痰偽造じん肺疑惑 高額補償目当てか 売買、貸し借りのうわさ(05/26 06:45)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/society/94987.html

 札幌の民間病院を舞台にした、じん肺患者の労災休業補償の不支給をめぐる疑惑は、札幌の社会保険労務士(66)が関与した複数の患者が、労災認定申請のために偽造した喀痰(かくたん)を別の病院に持ち込んだ疑いまで浮上した。売買や貸し借り、水増しなど、喀痰に関する不正は以前から、患者や関係者たちの間でささやかれてきた。そうした背景を複数の関係者は「高額な休業補償目当てだ」と指摘する。

 「あいつ、三万円で買ったって」。じん肺で夫が札幌の民間病院に通う主婦は三年前、この病院の待合室で、そばにいた患者の会話に耳を疑った。他人から買った喀痰を持ち込み、労災認定されたというのだ。

 「仲間同士で痰を貸し借りしている」「水で薄めて増量したやつがいる」…。元炭鉱マンらの周辺では、そんなうわさが以前からついて回っていた。

 じん肺患者に対して労働者災害補償保険法などに規定された労災休業補償が支給されるのは、じん肺が炭鉱やトンネルなど、粉じんが舞う劣悪な環境下で働いてきたことによる職業病だからだ。

 ただ軽中度では合併症の続発性気管支炎などがあることが条件で、その診断を左右するのが喀痰。「量は三ミリリットル以上」「一定のうみを含む」などの基準がある。

 北海道労働局などによると、労災一般の休業補償額は、発病直前の三カ月分の月給合計を日数で割った「給付基礎日額」を算出し、その日額の80%が支給額になる。

 勤務年数などにもよるが、炭鉱マンらは給付基礎日額が一万数千円以上の例が多く、補償額は年間数百万円になるという。

 国税庁の調査で道内民間サラリーマンの平均年収は約三百八十万円(二〇〇六年)。これを、元炭鉱マンらの年間休業補償額が上回る例もある。

 休業補償は労基署の年一回の経過観察で、医師の診断書などから合併症の継続が確認されれば、支給が続く。六十歳以上は段階的に減額されるが、合併症が続いている場合は死亡時まで支払われ、《1》補償部分の所得税は非課税《2》老齢年金と合わせて受給できる−なども規定されている。

 道内の複数のじん肺専門医は「リスクを冒してまで不正を働く人がいるとすれば、明らかに高額の休業補償目当てだ」と断言する。

 一方、じん肺患者団体の役員は「不正の話は以前からあるが、許されないことだ。今回のような疑惑のために、本当に苦しんでいる患者まで疑われるようなことがあってはならない」と憤っている。

473とはずがたり:2008/05/27(火) 18:13:09
社労士や医師は国民に与えた損害を全財産を持って償えよなぁヽ(`Д´)ノ
あと塵肺とちゃんと漢字で書けヽ(`Д´)ノ

塵肺補償問題 診察に偽造喀痰 札幌の2病院、医師気付き中止(05/25 06:53)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/society/94836.html

 札幌の民間病院の診断を受けたじん肺患者の労災休業補償申請で不支給決定が続出した問題にからみ、申請を代行した社会保険労務士(66)が紹介した複数のじん肺患者が、同市内の総合病院二カ所で合併症の続発性気管支炎の診察を受けた際、偽造した喀痰(かくたん)を提出した疑いがあり、医師が診察を拒否していたことが二十四日分かった。不支給が続いた民間病院に、社労士が関与したじん肺患者が集中したのはその後間もなくで、総合病院での診察拒否がきっかけだった可能性が出ている。

 複数の医療関係者によると、札幌市内の総合病院の医師は数年前、社労士の指示で受診に来たじん肺患者数人を診察。労災の休業補償が得られる続発性気管支炎の可能性があるとして持ち込まれた喀痰を医師が検査した。その結果、《1》はく離した気管支の細胞がまったくなかった《2》極端に液体化し、不自然に白濁していた−などの不審点があったという。医師が患者の一人に問いただしたところ、「社労士から持って行くように言われた」と答えたため、診察を中止したという。

 一方、別の総合病院には数年前、患者一人に社労士が付き添って来訪。診察に臨んだ医師が、患者から提出された喀痰を見たところ、絵の具などの異物が混ぜられた状態だった。続発性気管支炎の場合に出る、うみの混じった喀痰に見せかけるためだったとみられ、医師は診察を拒否したという。

 診察に当たったのは、ともに、じん肺患者の診断経験が豊富な医師。社労士の紹介による数人の患者を診察した医師は「問題点を指摘すると、患者たちはその後、病院に来なくなった」と説明。別の医師は「(社労士と患者の行為は)到底許されるものではない」と話している。

 これに対し、問題の社労士は、患者を両総合病院に紹介したことを認めたが、「患者に虚偽の喀痰を持ち込ませたり、そうした指示を出したことは一切ない」と否定している。

じん肺労災補償 不支給続出 民間病院の患者100人が聴覚手帳取得(05/24 08:12)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/society/94660.html

 札幌の民間病院の診断を受けたじん肺患者が労災休業補償の不支給決定を受けた問題で、この病院に通う約三百二十人のじん肺患者のうち、聴覚障害不正疑惑に関与した札幌の耳鼻咽喉(いんこう)科医(73)による診断で聴覚障害の身障者手帳も取得した人が少なくとも約百人いることが、二十三日分かった。このうち、約七十人が聴覚疑惑発覚後に手帳を返還している。申請の多くを代行した札幌の社会保険労務士(66)を中心に、手帳不正取得疑惑と労災問題とが密接に関係している実態が鮮明となった。

 複数の関係者によると、聴覚障害の身障者手帳を持つじん肺患者が増えだしたのは、問題の社労士がこの病院に出入りし始めた数年前からとされる。約百人のうち、身障者手帳もじん肺の労災休業補償もこの社労士が申請を代行した患者は少なくとも六十数人に上るという。

 手帳を持つじん肺患者の中には、手帳の取得者たちを百人規模で集めていたとされる芦別市内の「仲介役」の元労組幹部(67)がいることも判明。社労士と元労組幹部が連携して、実際には聴覚障害のないじん肺患者に手帳取得を勧め、報酬を得ていたとの証言もある。

 この民間病院に通っている道央圏の男性じん肺患者は「手帳取得者を見ていて聴覚に障害があるとは思えず、(社労士らの)勧誘は当然断った」と証言。別の男性患者も「社労士から『手帳が簡単に取れる病院がある』と何度も声をかけられた」と話している。

 これに対し社労士は「私はじん肺や振動病などの労災認定の申請代行が専門で、空知管内など全道に顧客がいる。その人たちから『手帳を取りたい』という依頼を受けたことはあるが、私から(問題の耳鼻咽喉科医を)紹介したことは一度もない」と説明している。

474とはずがたり:2008/05/27(火) 18:17:37
社労士の告発 札幌市長検討 聴覚障害不正で(05/27 08:41)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/society/95190.html

 聴覚障害の身体障害者手帳の不正取得問題で、札幌市の上田文雄市長は二十六日の記者会見で、多数の手帳申請を代行していた同市内の社会保険労務士(66)らについて、「(不正取得を)手伝った方も、ほう助や教唆など共犯の成立について十分吟味されるべきだ」と述べ、刑事告発を検討していることを明らかにした。道や道警と協議を進め、関係者の告発を急ぐ考えも表明した。

 上田市長は「(この問題を)全体構造の中でどうとらえるかで、刑事責任の内容も違ってくる。立証できるものは処罰を受けてしかるべきだ」と述べた。

 上田市長は既に、同日付で指定医を取り消した「医療法人社団愛生会札幌駅前耳鼻咽喉(いんこう)科・アレルギー科」=同市中央区北四西三=の前田幸☆(よしあき)医師(73)を、身体障害者福祉法違反などの罪で告発する考えを表明している。

 道も関係者の告発を検討しており、道幹部は同日、「対象は前田医師に限定しない。判明した事実を基に忠実に判断したい」と述べた。

☆は「日」の下に「立」

475とはずがたり:2008/05/27(火) 22:41:20
報道されるものを見聞きするだけでも医者の世界はカネまみれ,くさっとるとしか思えん。
医療機器とかも医者への賄賂やそれに類する付け届けの類を全部止めさせれば何割も安くできるんちゃうの。ぼり過ぎやで。


大牟田の診療機材購入贈収賄:元部長、容疑で逮捕 関係者、市民に動揺広がる/福岡
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20080527ddlk40040760000c.html

 大牟田市宝坂町の市立総合病院(中山顕児院長、350床)の元循環器科部長、平木達朗容疑者(49)が医療機材納入で便宜を図った見返りに接待を受けたとして収賄容疑で逮捕されたことに、病院関係者や市民に動揺が広がった。県警は26日、同容疑で同院に家宅捜索に入り、病院と市はそれぞれ会見し「公務員としてあってはならないこと。二度と起こさせない」と苦しい弁明に追われた。【井上秀人、松尾雅也】
 ◇担当診療科部長に裁量権−−業者選定

 同院によると、医療機材の購入は各診療科の部長ら8人で構成する医療材料管理委員会で決める。医療機材は約5000品目あり、高度な専門知識を要するため、選定には担当診療科の部長が決めた物がそのまま購入されることになるという。

 贈賄側の「ネオテック」社のペースメーカーやカテーテルについては「性能が優れ、アフターサービスも十分。価格も安く、納入を拒否する理由はなかった」という。平木容疑者が同院で勤務し始めた04年以降、同社からの納入は増えたが、見返りがあったことをうかがわせるような言動には気付かなかったという。

 中山院長は会見で「特殊な医療機器はその医療に精通している医師に裁量権を与えていた。どこの病院でもそうだと思うが、ほかの病院の例を調査したい」と述べ「医師個人の倫理の問題」と険しい表情を見せた。
 ◇医師の倫理意識徹底へ−−再発防止

 大牟田市役所で午後、一緒に会見した古賀道雄市長と中山院長は「市民の信頼に応えるため、再発防止に取り組みたい」と強調した。

 また、古賀市長は「(今回の収賄事件は)公務員としてあるまじき行為。医師が私立病院から市立病院に移る際、民間病院とは違うと必ず伝えるのだが」と言い、悔しさをにじませた。同院の医師は大半が久留米大から派遣されており「信頼を前提に採用しており、問題ある医師かどうかは事前には分からない」(中山院長)と話した。

 同院は今後、事実関係の調査を進め、対応策を考えたいとし、各診療科(18科)の部長に対して同日、事件の経過を説明し、倫理意識の徹底を伝えた。中山院長は「市民に不安を与え申し訳ない」と述べ、院内で再発防止を調査・協議する場を設ける意向も明らかにした。
 ◇診察ができるのか−−市民の反応

 同院はこの日も通常通り、午前8時半から外来患者らが訪れた。

 週3回通院しているという大牟田市内の男性(26)は県警の家宅捜索を知り「病院の信用が台無し。こんな状態で診察ができるのか」と不安そうだった。また、同院の男性警備員(59)は「病院の金は税金であり、しっかり管理してほしい」と憤りをみせた。

 一方、平木容疑者が市立総合病院を退職後、4月から勤めていた大牟田市臼井町の財団法人・大牟田医療協会南大牟田病院(前田謙一院長)によると、平木容疑者はペースメーカーの専門医として約100人を担当。市立総合病院時代のかかりつけ患者も7〜8人いたという。

 石橋昭之・常務理事は「勤務態度はまじめだったのに……」と驚いた表情だった。

〔筑後版〕
毎日新聞 2008年5月27日 地方版

476とはずがたり:2008/05/30(金) 22:37:24

老人医療費…地域格差1.52倍 長期入院が原因
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/kyousei/jiten/20070920-OYT8T00209.htm

 2005年度の老人医療費の概況がまとまりました。老人医療費(対象は02年度分までは原則70歳以上、05年度分は原則73歳以上)は、医療費全体の増加の主要因を占めるだけに、その伸びをいかに抑制できるかが大きな問題となっています。また、来年4月に新設される後期高齢者医療制度では、都道府県単位で保険料が設定されることになっており、医療費の高い県ほど保険料も高くなるため、その意味でも注目されています。

 1人当たりの老人医療費の全国平均は、82万1403円。前年度より約4万円、5・3%伸びました。

 都道府県別で最も高いのは福岡(101万9650円)で、4年連続最多。続いて北海道(100万1110円)、高知(95万8267円)となっています。長期療養が必要な人が利用する療養病床が多く、1人当たり入院医療費が高い自治体が上位を占めています。

 一方、最も低いのは長野(67万2853円)で、16年連続で最少。最も高い福岡とは1・52倍の格差があります。次いで新潟(68万6532円)、山形(69万5675円)の順で、生活習慣病の受療率が低く、健診受診率が高いことなどが理由として考えられます。

 また、前年度と比べ伸び率が低かったのは、秋田、青森(以上3・5%増)、岩手(3・6%増)と東北勢が目立っています。逆に伸び率が最も高かったのは沖縄(7・7%増)で、入院医療費が前年度より8・6%増えたためとみられます。

 厚生労働省は、全国平均と都道府県ごとの医療費の開きの約7割は入院費が原因と分析しており、平均在院日数を短縮させる動きが、今後ますます強まりそうです。

 一方、外来の受診動向も注目されます。約247万人を対象に06年2月分を調べた結果、約85%の人が1か月に1度は医療機関にかかり、外来に限ると79%、約195万人でした。このうち、通院した医療機関が1か所のみが63・1%、2か所26・9%で、5か所以上は0・5%でした。

 必要な医療を行うのはもちろんですが、重複した検査など過剰な受診をなくすため、地域別の分析がさらに進むことが期待されます。(内田健司)
(2007年9月20日 読売新聞)

477とはずがたり:2008/06/01(日) 20:48:59
いつか家庭教師した歯医者はやっぱ儲かるんだなぁと云う感じであったが知らぬ間にこんなに儲からない仕事になっていたなんて…。

歯科医、過剰の時代 県内の診療所が増加
ttp://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20080531_13

 全国で歯科医師の過剰が問題となる中で、県内でも歯科医師と歯科診療所の数が増え続けている。県内一の激戦地、盛岡地域では診療時間延長や出張診療など、生き残りへの対応策を講じる診療所もあるが、総じて厳しい経営を強いられている。関係者からは、収入減による設備投資の手控えなど、医療の質の低下を心配する声も聞かれる。

 県歯科医師会(箱崎守男会長)によると、同会に所属する歯科医師は680人(2007年3月末現在)。1994年から約100人増えた。同会所属の診療所数は611カ所(同)で、94年から約50カ所増。

 歯学部を卒業しても勤務医としての就職口はほとんどないため、大半が開業。診療所が増え続ける一方、歯科医療費の全体額はほとんど変わらず、各診療所の収入は減少傾向にある。

 特に盛岡圏域は歯科診療所が密集。数件おきに診療所が位置する地区も見られる。数1000万円かけて開業しても患者が思うように集まらず、診療時間の延長はもちろん、歯の健康管理の健診やホワイトニングを取り入れるなど、それぞれが生き残りに必死だ。

 盛岡市のある歯科医師は「近くには歯科診療所が多く、どうやって患者に選んでもらうか頭を悩ませている。昔よりも虫歯の患者が減っており、この先どうなるのか不安だ」と話す。

 歯科医師過剰問題を受け文部科学省と厚生労働省は2006年に①歯学部の定員減を大学に要請する②国家試験の合格基準を引き上げる―ことを確認。歯科医師になるための「入り口」と「出口」を制限することで、徐々に歯科医師を減らしていく方針だ。

 箱崎会長は「本県にも大学の歯学部があり、歯科医師過剰の状態は続くだろう」とした上で「長時間勤務で歯科医師やスタッフの労働環境が悪化している。収入減で設備投資や技術革新への対応ができなくなると今後、歯科医療の質の低下につながりかねない」と心配する。


 本県の歯科医師数 本県の人口10万人当たりの従事歯科医師数(06年)は69・8人。市町村別は多い順に▽盛岡市147・9人▽矢巾町59・1人▽奥州市58・7人など。人口の少ない町村では、歯科医師がゼロ、1人というところもあり、地域偏在も指摘されている。
(2008/05/31)

歯科医師過剰問題
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AD%AF%E7%A7%91%E5%8C%BB%E5%B8%AB%E9%81%8E%E5%89%B0%E5%95%8F%E9%A1%8C

478とはずがたり:2008/06/02(月) 23:12:55
今日は朝っぱらから脇腹が激痛。。・゚・(ノД`)・゚・。
病院行ったら尿路結石の可能性が高いと云われた。
風呂入ったら痛みが和らいだのでもしかしたらと思ったら暖めるのは良いことの様だ。

主人が尿路結石だと言われました。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1412742304

主人が尿路結石だと言われました。

1週間前の夜中に、主人が腹痛に襲われ、救急外来でCTを撮って確認した所、膀胱の1センチ弱の所に7ミリ程度の石があると診断されました。
以前にも、激しい腹痛で、病院へ行ったところ、レントゲン、造影剤を注入しても石は見あたららず、痛みも治まったので、自然に排出されたと思っていたんですが、今回は、ハッキリ写ってました。
痛みがあるという事は、石が移動しているという事なんでしょうか。
今日、夜勤で出勤したんですが、心配です。
経験した事のある方、色々教えて下さい。


ベストアンサーに選ばれた回答

回答日時: 2007/9/11 20:30:42 回答番号: 40,597,458

痛みの原因が石とはっきりしている場合は、痛み出したらその部分を温めると良いみたいですよ。
私も私の父も腎臓結石を持っていますが、通院していた外科の先生から教わった対処法はお風呂に入るというものです。
痛みが始まると、その部分の尿路も筋肉も痛みで自然に緊張して引き締まってしまい、余計痛みが増すのだそうです。
それで、お風呂に入って暖まると筋肉の緊張がほぐれ、石がスムーズに流れ出るのだそうです。
なるべく水分をたっぷりとって、お風呂に入れない時はホカロンなどで腰周りを温めると良いのではないでしょうか。
私の石は沢山あるものの、お風呂のご利益か、痛み始めるとお風呂に入って水分をたっぷり摂る方法で激痛にまでなったことはありません。
救急車で運ばれた事のある父も、お風呂に入るようになってからは激痛発作を起した事はありませんので
お家にいる時ならお試しになるのも良いのではないでしょうか。
職場ではホカロンでも良いと思いますが、今の時期、暑すぎるかもしれませんね。
あとは、常に水分をたっぷりとって、長時間尿を腎臓に溜めないことも石を成長させないためには大事なようです。
それと、石が出てきたらその成分を調べてもらうと、その結果によって食事等に気をつけることが出来ると思います。
早くすっきりできると良いですね。

479荷主研究者:2008/06/06(金) 00:18:58

http://www.kahoku.co.jp/news/2008/04/20080429t15012.htm
2008年04月28日月曜日 河北新報
東北大に脳研究棟完成 川島教授が資金拠出

東北大加齢医学研究所ブレイン・イメージング研究棟に導入された最新型の測定装置

 仙台市青葉区の東北大加齢医学研究所に建設された「ブレイン・イメージング研究棟」が完成し、28日、報道関係者らに公開された。

 脳を活性化させるトレーニングで有名な川島隆太教授(脳科学)が、人気ゲームソフトの監修料などで得た約4億7000万円を投じて建てた。

 鉄骨2階で、延べ床面積は360平方メートル。脳の血液の流れを測定する光トポグラフィーの最新型や、高性能の磁気共鳴画像装置(MRI)を備えている。

 光トポグラフィーは、近赤外線を脳に当てて、血の流れを調べる装置。物事を考えるときに、脳のどこが活性化するかが分かるという。

 導入されたのは携帯可能な試作機で、帽子をかぶるように装着すると、測定データが無線で送信される。

 これまでは光ファイバーケーブルが接続されていて、測定場所が実験室に限られていた。試作機は着用したまま動き回れるため、普段の生活における脳の働きを調べることができる。

 MRIは磁力が従来機器と比べ2倍。脳が発する信号を詳しく拾え、脳の形状もはっきりと撮影できる。脳の神経がどのようにつながっているかなどを解明するのに役立つという。

 川島教授は「日常生活で脳がどんな信号を出しているかが分析できれば、体の機能が低下した人の手助けができるかもしれない。最新装置で脳の働きの謎に迫りたい」と話している。

480小説吉田学校読者:2008/06/07(土) 09:19:01
予算が付くだけでも、患者さんへの応援になる。あとはどうか医療費扶助にも広い道が開けますように。厚労省にいるとされている「人道派」の与野党の族議員(いい意味で)よ官僚よ、今こそ決起せよ。特別会計創設を働きかけるのだ。
なお、記事中に書かれている魚鱗癬は後天性のものが難病疾患指定されておりません。

難病:指定拡大へ 類似疾患にも研究費 厚労省
http://mainichi.jp/select/science/news/20080607k0000m040179000c.html

 厚生労働省は来年度、国が研究予算を出している難病(難治性疾患)の対象を、現在の123疾患から拡大する方針を決めた。現在の対象疾患と類似性がある病気を、研究班が新たに取り込む形で範囲を広げる。難病の指定は、多くの患者団体が要望しながら、予算の壁にはね返されてきた。厚労省は予算の大幅増を抑えつつ、制度を柔軟に運用する考えだ。
 123の難病は、パーキンソン病や筋萎縮(いしゅく)性側索硬化症(ALS)など、いずれも原因が不明で患者数が少ない。今年度の研究事業費は約24億円。ここ10年で5疾患が追加されたが、患者団体が追加指定を求めながら実現していない病気は「魚鱗癬(ぎょりんせん)」や「HTLV−1関連脊髄(せきずい)症(HAM)」など20種類以上ある。
 難病の研究費は、厚労科学研究予算全体が横ばいで推移しているため、大幅な増額が見込めない。一方で原因究明や治療法の開発を望む患者の声も強く、現在の対象疾患と類似の病態で、研究班が「分野が一致する」と判断した病気であれば対象に加えることにした。具体例として、ALSと同じタイプの「原発性側索硬化症」や「進行性球麻痺(きゅうまひ)」などが想定される。
 厚労省は秋までに、対象に加える病気を決める方針。患者らで作る全国難病・疾病団体協議会の坂本秀夫事務局長は「一つでも多くの難病を取り上げようという姿勢は歓迎したい」と話している。【清水健二】
 ◇ことば 難治性疾患
 厚労省が(1)患者数がおおむね5万人未満(2)原因が不明(3)効果的な治療法が未確立(4)生活面で長期の支障−−の4要件を満たすと判断した病気。特に治療が困難で患者や家族の負担が大きい45種類の病気は「特定疾患」に指定され、患者は医療費の公費助成が受けられる。

481とはずがたり:2008/06/20(金) 03:59:23

大阪府が「モンスターペイシェント」対策に着手
2008.6.20 01:18
http://sankei.jp.msn.com/politics/local/080620/lcl0806200120001-n1.htm

 軽症にもかかわらず救急車を呼んだり、治療費を踏み倒したりする悪質患者「モンスターペイシェント」が社会問題化する中、大阪府が、救急医療の適正利用を呼び掛ける広報活動などを予算化し、本格的な対策に乗り出すことが19日、わかった。軽症での救急医療利用率をめぐって大阪府は全国平均を大幅に上回っており、こうした施策は全国的にも例がないという。背景には「救急車はタダでトク」との考え方もかいま見えるが、医療現場からは「行政の呼び掛けにどこまで効果があるかは不透明」との声もあがっている。

 府医療対策課によると、平成18年の府内の救急搬送人員は45万4630人で、10年間に1・54倍増加。うち軽症患者数は、18年の全国平均52%を大きく上回る64・9%にのぼる。

 一方で、全国的な医師不足により救急病院勤務医の確保は困難な状況で、府内の救急医療機関は19年度末で260カ所と10年間に22カ所減少。軽症患者の救急利用が、現場にさらに深刻な影響を及ぼしている。

 中には「モンスターペイシェント」と呼ばれる悪質な患者もおり、具体的には「日焼け跡が痛くて眠れない」「コンタクトレンズを長く装用しすぎて目が痛い」など、傷病ですらない症状を訴えるケースもある。アルコール中毒や薬物中毒で暴れる患者も多く、府内のある救急病院の医師は「患者の1割近くがモンスターペイシェントだ」と指摘する。

 府では、こうした現状の把握などを目的に今年度の本格予算に、有識者でつくる戦略検討会の設置や広報活動の展開、啓発チラシの配布など、「救急医療適正利用支援事業」に832万円を計上する方針だ。

 大阪府救急医療対策審議会の委員を務める中谷壽男・関西医大救急医学科教授は、大阪で軽症患者の救急搬送が多い理由について、「『タダなら何でも利用しろ』という、大阪人の気質も影響しているかもしれない。核家族化により、各家庭に救急車を呼ぶべきか判断できる年長者がいなくなっていることも大きい」と分析。一方で「行政の呼び掛けにどこまで効果があるのかは疑問。現場ではモンスターペイシェントだからといって追い返すこともできない」と話す。

 府では、軽症患者が救急車を利用した場合の費用の有料化も検討したが、管轄する市町村の条例をすべて変える必要があることや、消防庁が有料化に否定的な見解を持っていることから「現状では難しい」と、見送られたという。

482とはずがたり:2008/06/20(金) 04:36:43
過剰な恐怖 防ぐ働き解明 群大講師ら実験成功
http://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/20080619/CK2008061902000151.html
2008年6月19日

 動物が恐怖体験を過剰に記憶しないように、脳内で特定のタンパク質が働いていることを、群馬大大学院(前橋市)の児島伸彦講師(47)=神経薬理学=らのグループが遺伝子操作したマウスの実験で初めて解明し、十八日付の米国・神経科学専門誌「ジャーナル・オブ・ニューロサイエンス」に掲載した。 (禰宜田功)

 児島講師は「心的外傷後ストレス障害(PTSD)など過剰な恐怖記憶を原因とする精神疾患の治療につながる」としている。

 児島講師によると、恐怖記憶の形成にはタンパク質合成が必要。実験では、合成の初期段階に働く「アイサー」というタンパク質を遺伝子操作で除いたマウスと、過剰につくり出すマウスを用意。両方のマウスにブザー音と電気ショックを組み合わせた恐怖体験を加え、その後、ブザー音だけを聞かせ、恐怖ですくんでいる時間を調べた。アイサーを除いたマウスはすくんでいる時間が通常のマウスの二倍だったが、アイサーが過剰なマウスは半分以下だった。

 アイサーは恐怖記憶のタンパク質が適正量になるよう合成を抑制していると考えられるという。児島講師は「アイサーの働きを加えることでトラウマ(心的外傷)の記憶形成を抑えられる。精神疾患の治療や研究の基礎になる」と話している。

483とはずがたり:2008/07/02(水) 17:46:00

この胎児の時の影響はどれ程永続的なんでしょうかねぇ?

母の食事が胎児のリズム作る 東北大がラットで解明
2008.7.2 10:02
http://sankei.jp.msn.com/life/education/080702/edc0807020902007-n1.htm

 妊娠中の母親の食事パターンが、胎児の体内で1日のリズムを刻む生物時計の働きに、大きく影響を与える可能性があることを、太田英伸東北大助教(小児科学)らのチームがラットの実験で突き止め2日、米科学誌プロスワンに発表した。人間でも胎児の順調な成長や発達に、規則正しい食事が重要なことを示す成果という。

 チームは妊娠したラットに人工的に12時間ごとに昼夜を過ごさせた。ラットは夜にえさを食べる「夜型」だが、明るい時にしかえさを与えず「昼型」の食事パターンにしたラットも作り、出産直前の母親と胎児の脳などで、時計の役割をする遺伝子の働き方により刻まれるリズムを調べた。

 母親の遺伝子が刻むリズムは、食事パターンにかかわらず夜型だったのに、昼型にしたラットの胎児は、リズムが夜型とは異なる昼型になっていた。

484とはずがたり:2008/07/07(月) 00:32:34
>>447
ちょいと前の記事。
ちゃんととってくれる私大があるんですなぁ
流石にちゃんづけで嫌がられてるからだけでは無かったようだ。。

女子学生「ちゃん」づけ解雇…裏にちゃんとしたワケ
業を煮やした学生らの内紛劇
http://www.zakzak.co.jp/top/2007_12/t2007120518_all.html

 山梨大(甲府市)の男性教授が10月、女子学生を「ちゃん」づけで呼んだとして懲戒処分を受けた。大学側は「意図は何であれ、学生が不快に感じたらハラスメント」と容赦なく断じたものの、同僚教授や職員からも「そんな理由で懲戒などありえない」といった疑問の声が相次いでいる。大学側が一切に口をつぐむ裏には、教授の“本当の罪”があったのか。

 関係者によると、処分を受けたのは、山梨大大学院医学工学総合研究部の50代の男性教授。医学部と工学部の大学院が統合された新組織で、工学系の研究室を任されている。昨年10−11月にかけ、所属の紅一点の女子学生(23)に対し、下の名前を「ちゃん」づけで呼んでいたという。女子学生は、工学部4年生だった前年4月から在籍していたが、現在は別の研究室に移っている。

 昨年11月上旬、学内のハラスメント相談員に相談し、教授から14回もの聞き取り調査を行った末、「性的な意図はなかったが、指導教官が地位・職権を利用し、学生に対してアカデミック・ハラスメント(アカハラ)を行った」と結論付け、今年10月28日付で、直近3カ月の平均日給の50%にあたる1万704円の減給処分(1回)とした。これは労基法で認められた最低レベルの懲戒処分に当たる。

 この程度の調査に14回もかかったうえ、異例の処分決定に約1年も要したことになるが、処分にかかわった理事の1人が重い口を開いた。

 「これは完全に“別件”。こんな理由だけで、国立大学長が処分を発令するはずないでしょう。該当の教授は、4年前からさまざまな問題行動が指摘されましたが、証拠や証言がそろい、本人も認める『罪状』がこれしかなかったということ。理事会は別の理由で、もっと厳しい処分を出すことも検討していました。背景は複雑です」

 理事によると、教授への“疑惑”は、(1)研究費として学生が受給した経費を還元させる「資金流用」(2)研究室所属の大学院生が博士号を取得していないにもかかわらず、取得したとする推薦状を企業に提出し、就職実績を優位にしようとした「公文書偽造」(3)常に威圧的で、学生を小ばかにした口調で指導する「アカハラ」−があった。

 今回の処分は、これらの悪行に業を煮やした一部の学生が、明らかに女性を低くみる「ちゃん」づけを嫌がっていた女子学生を突破口に、教授追放を企てた「学生Vs教授」の内紛劇とみられている。聞き取り調査には研究室の学生全員が参加したが、最終的に教授非難派と擁護派に分裂。双方の妥協点が「ちゃん」による処分だった。

 問題が表面化した昨年10月、山梨大の全学生、教職員を対象に「アカデミック・ハラスメント講演会」を行った、北海道大工学研究科准教授の土家琢磨氏(47)は「力関係で優位に立つ教授を訴えるのは、非常に勇気がいること。思い切って行動に出た学生たちも、真面目に処分を検討した大学も評価できます。調子に乗って一部の部下にやりたい放題やっていると、思わぬところで足下をすくわれる良い例ではないか」とみる。

 夕刊フジでは教授に対し、研究室などに連絡するなど取材を試みたが、5日現在、返答はない。教授はすでに退官願いを提出し、来年3月までに首都圏の私大へ移籍するという。

ZAKZAK 2007/12/05

485とはずがたり:2008/07/08(火) 19:05:13
ためされる大地銚子

千葉県ナンバー2の名門銚子市であるが長期的な衰退傾向は明白。
銚子の復活の為には旭市と合併して新市名"銚子",新市庁舎を旭市内銚子よりに建設ぐらいでバランスとれないかなってのが俺の持論なんだけど。人口14万のそれなりの規模の地方都市の誕生となる。
旭市ってそれ程名跡でもないし拘りないんちゃうかと思ってwikiで調べてみると旭将軍木曾義仲の旭なんだそうな。旭と云う地名に拘り強いんかなぁ。元々旭に合併された飯岡あたりが旭よりも大きい町だった様な記憶があるんだけど。

銚子市立総合病院が休止へ 民営化で再開めざす 千葉
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080708-00000008-san-l12&kz=l12
7月8日7時51分配信 産経新聞

 医師不足で患者数が減り、経営難が深刻化している銚子市立総合病院の運営が9月末で休止されることが7日、分かった。市は今後、民間譲渡などで存続を目指すが、再開は早くて来年4月以降になる。

 市によると、現在入院中の患者159人は休止までに順次、周辺病院に転院させる。事務職(市職員)を除く医師や看護師、検査技師ら205人の職員は整理退職となる。

 会見した岡野俊昭市長は「千葉大や日大などからの医師派遣が極めて困難。経営改善には多額の支援が必要で市の財政状況では厳しい」と休止の理由を挙げ、「今後も医師の退職が予想され、入院や救急の受け入れができず収入が大幅に落ち込む」と説明した。

 市の試算では、病院を廃止した場合の市の負担額は企業債の残金や退職金の負担金、累積赤字などを含めて約70億円に上るという。

486とはずがたり:2008/07/19(土) 14:57:01
いい傾向ですね〜

泉佐野+貝塚(+泉南)
泉大津+和泉

医師不足に統合で挑む 泉佐野・貝塚の挑戦
http://www.asahi.com/kansai/tokusetu/kyuukyuu/OSK200807180001.html
2008年7月18日

 行政の壁を越えて、救急医療を守る試みが始まっている。大阪府泉佐野、貝塚両市の市立病院が互いの産婦人科を統合し、4月に発足させた「泉州広域母子医療センター」。両病院の医師が当直や手術をともにし、勤務負担が格段に軽くなった。搬送先が見つからずに妊婦が死亡するなど、医師不足が特に深刻な産科救急の模索が続く。

 休日の昼間、泉佐野病院で当直をしていた貝塚病院の釣谷香揚子(つりたに・かよこ)医師(28)のPHSが鳴った。「卵巣が大きく腫れ、腹痛を訴えている女性がいる」。近隣の民間病院からの転送依頼だった。

 「これはオペ(手術)だな」。もう1人の当直、泉佐野病院の福井温(おん)医師(41)と合意。釣谷医師が診察する間、福井医師が麻酔科医と連絡を取るなど準備を進めた。手術は夕方、無事終わった。

 「当直が2人いるだけで安心感は何倍も大きい」と福井医師。帝王切開など緊急手術の大半は産科医が2人いればできるが、統合前の当直は両病院に1人ずつだった。

 日本産婦人科医会の調査では、産婦人科勤務医の1カ月平均の当直回数は06年度で約6回。外科・内科の約3倍だ。しかも、公立病院は1人当直がほとんど。激務や医療事故の不安から若い医師に敬遠される悪循環が続く。

 両病院は統合を機に当直を泉佐野に集約し、2人態勢を整えた。開業医や大学病院の勤務医から「2人なら」と応援を申し出る動きが広がり、当直医の約3分の1は応援組。昨年は月8、9回あった釣谷医師の当直は半減した。

 統合は、両病院に医師を各5人派遣してきた大阪大が06年秋、「医師不足で派遣を続けるのは難しい」と伝えてきたのがきっかけだ。岸和田市以南の府南部でお産ができる公立病院は両病院だけ。「共倒れ」を防ぐ狙いがあった。

 病院の特性に応じて機能を分けた。新生児集中治療室(NICU)を備える泉佐野はお産と緊急手術を受け持つ。お産を1カ所に集約することで、若手医師が重症の症例を実体験できる機会も増える。一方の貝塚は事前に予定が組める手術を担う。外来・入院は引き続き二つの病院で受け付け、サービスが低下したとの印象を持たれないよう努めている。

 貝塚病院の長松正章副院長は「一病院がすべてを担うのはもう無理。今回の取り組みが突破口になれば」。泉佐野病院の光田信明・産婦人科部長は「医師が魅力を感じる病院になる必要がある」と力説する。

 統合を資金面で支えるため、泉南市など近隣1市3町も経費分担に応じた。大阪府も歓迎し、予算案に補助金約2500万円を計上。同府泉大津、和泉両市も来夏、市立病院の産婦人科を事実上統合する方針を決めている。(加戸靖史、滝坪潤一)

487とはずがたり:2008/07/19(土) 17:27:07
容体安定の患者に転院求めトラブルも 救命救急センター
http://www.asahi.com/kansai/tokusetu/kyuukyuu/OSK200802240028.html
2008年2月25日

 生命の危機に陥った救急患者を一人でも多く受け入れるため、救命救急センターが空きベッドの確保に躍起になっている。比較的症状の軽い患者も押し寄せた結果、満床状態が慢性化。救急隊の搬送要請を断る理由の一つになっている。入院患者を院内の各診療科やほかの病院に移すのも救急医の仕事だが、転院を望まない患者や家族とのトラブルは尽きない。国の医療費抑制で病床数が減らされる中、「綱渡り」のやりくりが続く。
    ◇
 朝9時、2〜3人の医師がカルテを片手にタウンページをめくり、おもむろに電話をかけ始めた。大阪市立総合医療センター(同市都島区)に併設された救命救急センターのいつもの光景だ。満床で重篤患者の受け入れが不能になる事態を避けようと、入院患者の転院先をひたすら探す。

 患者の自宅近くに移ってもらうのが理想だが、つてがない。「電話帳で上から順にかけるのが手っ取り早い」。週末はほかの病院が休みで交渉が難しいため、毎週金曜日は最低でも10床は空けておきたい。大半は数回の電話で受け入れ先が見つかるが、入院が長引きそうな高齢者は苦労する。

 全国の医療機関の病床数は96年の191万床から06年は179万床に減少。一方、救急搬送される患者は324万人から489万人に急増した。厚生労働省は「地域の病院との役割分担や院内の連携を深め、空床を確保してほしい」と呼びかけるが、現実は厳しい。

 「冬場は特に病床の確保が難しい」。高度救命救急センターに指定されている兵庫県災害医療センター(神戸市中央区)の小沢修一センター長は嘆く。寒くなると、脳血管障害や心筋梗塞(こうそく)、火災による重度熱傷などの患者が増加。午前中に転院させた患者のベッドに午後、急患を運ぶ。病床稼働率は100%超だ。

 救急病院が減る阪神地区や姫路市周辺からの搬送例も目立つ。「それぞれの地域内で急患を引き受ける体制を再構築してもらわないと、こちらがパンクしてしまう」
    ◇
 この年末年始、奈良県立医科大付属病院(橿原市)の高度救命救急センターでは、集中治療室(ICU)と救急治療室を合わせた30床の患者がほとんど入れ替わった。

 特にICUは常に2〜3床を確保しておく必要がある。このため、入院患者の家族の同意をあらかじめ取っておき、深夜に救急搬送があれば、患者が横たわるベッドごと別の部屋へ移す。救急医は「事前に了解を取らないとトラブルになる」。

 軽症患者まで幅広く受け入れる神戸市立中央市民病院の救命救急センター(同市中央区)。ベッド確保のため、各診療科の病棟を見回るのが佐藤慎一救急部長の日課だ。

 入院する救急患者は1日平均18人。救急用の30床はすぐに埋まり、2日ほどで一般病棟に移ってもらう。各科の協力が不可欠だが、がんなどの手術も多く、退院や転院が追いつかない。やむを得ず、救急患者に外来用のベッドで「待機」してもらうこともある。

 容体が安定した患者に「手術を待っている人がいる」と転院を促しても、なかなか納得が得られない。「こんなに早く放り出すのか」「なぜ最後まで診てくれない」。病室に非難の声が飛ぶ。

 佐藤部長は強調する。「病院全体で救急用ベッドを探しているが、ぎりぎりの状態だ。緊急性のない救急病院の利用で、ほかの患者が犠牲になることを知ってほしい」

488とはずがたり:2008/07/20(日) 13:54:39
ひでぇなぁ。。
徹底的にカネ余りの無駄遣いだらけに見える医療業界はどうなってんだ??
医薬品業界がカネ余らしてるのかね?私立の大病院の上の方が総取りしているのか?

勤務医も名ばかり管理職 手当・シフト…改善模索
http://www.asahi.com/kansai/tokusetu/kyuukyuu/OSK200807160041.html
2008年7月16日

滋賀県立成人病センターの例
ttp://tohazugatali.web.fc2.com//medical/OSK200807160040.jpg

 肩書だけあって残業代が支払われない「名ばかり管理職」が、勤務医の世界でも問題になっている。医師不足で労働環境が過酷になり、「ただ働き」の実態が深刻化。労働基準監督署も是正に乗り出した。当面の対策として報酬増を打ち出した病院もあるが、抜本解決にはほど遠い。
     ◇
 「4人の医師で24時間体制を組まねばならず、年に100回近い当直をこなしている」。超党派の国会議員連盟が4月に東京で開いたシンポジウム。青森県立中央病院の新生児集中治療管理部長、網塚貴介医師(48)が新生児医療体制の厳しさを訴えた。

 医師不足にあえぐ小児科医の中でも、新生児を専門に診療する医師は一握りしかいない。一方で、未熟児は年々増加。労働基準法通りに働いていては対処できない。

 医師の間では「労基法は残業代に上限を設けるための存在。医師を守るものではない」と言われる。自らを「名ばかり管理職」と呼ぶ網塚医師は「国は一刻も早く事実を直視すべきだ」と強調した。

 労基法が定める「管理監督者」は、自分で自由に出退勤が可能▽人事権を持つなど経営と一体化した立場▽肩書にふさわしい待遇と報酬――の3要件が必要。通常は組織のごく一部にしか当てはまらないが、病院の場合、医師が看護師らに現場で指示することが多いなどとして、慣例的に管理職扱いにしている例が目立つ。常勤医の7割が管理職という病院もある。

 大津労働基準監督署は4月、管理職への時間外労働の賃金が支払われていないのは労基法違反として、滋賀県立成人病センターに是正勧告を出した。同センターでは医師77人中、院長から部長まで29人が管理職。部長も残業が多いのに、緊急時の手当は安く、通常業務の残業代もない。時間外手当が出る非管理職の年収が管理職を上回る「逆転現象」が起きていた。

 県は、同病院など県立3病院について管理職の範囲を見直し、医師らに06年度以降の不足額を支払う方針。担当者は「救急など不採算部門を背負い、経営が厳しい。そもそも診療報酬が低すぎるのが問題」と嘆く。

 関西の労働局幹部は「名ばかり管理職が病院にあふれているとは聞いているが、是正指導には限界がある」と明かす。
     ◇
 管理職の待遇改善に取り組む病院も出始めた。

 神戸市の救急医療の中核を担う市立中央市民病院は昨年4月、管理職から「医長」のポストを外した。常勤医師127人のうち医長は4割を超す51人。管理職の割合は6割前後から2割以下に減った。

 「36時間連続勤務になる」と医師の不満が強かった宿当直も見直した。午後5時半から午前0時までの時間外手当を新設。救急対応などで寝られない午前0時から翌朝までを通常勤務とする代わりに、翌日の勤務は免除とし、働かざるを得ない場合は時間外手当を全額払うことにした。

 この結果、年間1億円以上の支出増となったが、担当者は「医師に病院を去られると失うものが大きい。医師不足が解消し、法律に基づいた労働時間が保証されるまでは、報酬での対応が不可欠だ」。

 滋賀県長浜市の市立長浜病院も、診療科部長まで含めていた管理職の範囲を院長や副院長ら4人に限定。当直日の報酬体系も見直した。

 医療行政と労働行政をつかさどる厚生労働省の方針はまとまっていない。

 医療政策を担当する同省医政局は「医療秘書など医師を支える人材を強化することで激務の緩和をはかりたい。過重労働を報酬で解決することは考えていない」との立場。一方、全国の労基署を統括する同省労働基準局の担当者は「一般企業の名ばかり管理職問題と違い、医師不足が最大の原因。医療行政を変えない限り解決は難しい」と話す。(龍沢正之、重政紀元)

489とはずがたり:2008/07/20(日) 13:57:08
救急搬送の調整役医師配置事業、都道府県の実績ゼロ
http://www.asahi.com/kansai/tokusetu/kyuukyuu/OSK200807060055.html
2008年7月7日

 救急患者の搬送先が見つからない問題を解決する当面の「切り札」として、厚生労働省が4月から始めた「救急患者受け入れコーディネーター事業」が暗礁に乗り上げている。受け入れ病院を探す調整役の医師を配置する仕組みだが、導入した都道府県はいまだゼロ。大半は医師不足などを理由に見送る方針で、制度の実効性を疑問視する声も多い。
    ◇
 コーディネーターは患者の病院搬送が困難な場合、救急隊からの連絡を受けて症状を迅速に判断し、適切な病院に受け入れを依頼する。人件費は国と都道府県が折半して負担。厚労省は今年度、7億円の予算を確保した。

 朝日新聞が47都道府県の担当者に検討状況を尋ねたところ、導入する方針を決めたのは、搬送先が見つからずに救急患者が死亡した例が昨年末以降、相次いで表面化した大阪府のみ。ほかに千葉県と京都府が導入を模索する意向を示したが、残りは「検討中だが難しい」「検討すらしていない」「見送った」など、消極的な回答だった。

 医師不足を補う施策のはずが、人員確保が最大の障害になっている。「医師が足りず、夜間の当番体制さえ組めない地域もある。医師には少しでも診療してほしい」(青森)、「医師確保が優先で現場も消極的」(滋賀)といった声も目立つ。東京都は、救急救命士に医療行為を助言する「指導医」が東京消防庁に常駐しており、「もう一人コーディネーターを置く余裕があるかどうか」と懐疑的だ。

 「そんなことより、軽症患者が押しかける『コンビニ受診』を減らす努力を、というのが現場の声」(鳥取)、「時間外の当番病院を探し、連携を工夫する方が先決ではないか」(愛媛)など、ほかの対策に比べて優先順位が低い、との意見も多かった。

 制度自体への疑問も少なくない。「病院探しは医師より救急隊の方が得意」(宮崎)、「地域ごとに消防機関が分かれ、情報の集約化が難しい」(静岡)といった意見のほか、広島県の担当者は「病院が搬送を断るのは満床や処置中などそれなりの理由がある。だれが頼んでも無理なものは無理では」と明かした。

 厚労省は5月、コーディネーター役の医師確保が難しい場合は看護師ら職員でも認めると条件を緩和した。ただ、適任者がいないなど、導入の後押しになっていないのが実情だ。同省指導課の担当者は「難しいかもしれないが、何とか導入してもらえるよう弾力的に運用したい」と話す。
    ◇
 かつては「救急先進地」と言われた大阪府。だが、急患の増加と医師不足で救急病院の疲弊が進み、総務省消防庁の調査でも、搬送要請を10回以上断られた例は全国で3番目に多い71件にのぼった。

 対策として、府は救急病院の当番制を導入するなど医療体制を改革する一方、今年度予算案に、受け入れ先を探す「救急医療情報システム」を一新する事業を盛り込んだ。

 新システムでは、救急隊が搬送要請を繰り返しても受け入れ先が決まらない場合、各病院に一斉に搬送要請を送信。病院に置かれた端末のアラームが鳴り続ける。止めると救急隊員の要請が端末で自動再生され、受け入れ可能な病院が手を挙げる仕組みだ。

 コーディネーター役の医師は、端末で搬送困難なケースを監視。一斉連絡でも搬送できない重症患者は府内13カ所の救命救急センターの中で受け入れを決める。厚労省の事業は一般の救急病院も含めて探す想定だが、コーディネーターが全病院を把握するのは難しいとして、府は調整の対象を救命センターに絞った。

 府医療対策課は「大きな効果が期待でき、態勢が整い次第、運用したい」。ただ、救命センターの責任者が集まった5月の会議では「コーディネーターの詰め所を作ると、それだけ救急医全体の勤務負担が増す」「救急医が足りない」と不安の声が上がった。コーディネーター役をだれが担い、どこに配置するかなどは、まだ決まっていない。

490alibaba168:2008/07/21(月) 21:00:27
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491とはずがたり:2008/08/24(日) 14:31:19
>予防接種や乳幼児健診などから手を引く
何が不満か良く解らないけど医師会がそんな傲慢な態度でええんかね?

公立病院「身売り」加速 医師不足、19カ所民間譲渡
2008年8月23日23時28分
http://www.asahi.com/national/update/0823/TKY200808230258.html

 全国に約千ある公立病院で、医師不足による経営難のため民間に売られたり、運営を任されたりする例が相次いでいる。今春までの6年間に民間譲渡されたのは少なくとも19病院、公設民営化は44病院。国は今年度中に公立病院改革の計画をつくるよう自治体に求めており、この流れが加速するのは必至だ。

 千葉県の銚子市立総合病院(393床)が9月末で休止することが決まった。22日、市議会で関連議案が1票差で可決されると、傍聴席に詰めかけた市民からおえつが漏れ、怒号が飛んだ。病院存続を公約に2年前に初当選した岡野俊昭市長は、「苦渋の決断。責任をすごく感じる」と頭を下げた。

 同病院は昨年度、患者数が4年前に比べて4割近く減った。入院と外来の収益は約17億円減り、4割以上減。毎年約9億円を病院に支出し、昨年度は基金を取り崩して15億円まで支援を広げた市も、昨年度以上に収益が悪化しそうな状況下ではこれ以上無理だと判断した。

 引き金を引いたのは、医師不足だ。常勤医は06年まで約35人いたが、昨春は22人、今春は17人になった。医師が減るごとに患者も減った。市によると、医師研修制度の変更を受け、日大医学部が医師を引き揚げたのが原因。昨秋には「今後の派遣は難しい。院長も出せない」と言われた。「翻意をお願いしたが、国立の2大学からも派遣依頼がきているという。どの大学も医師不足だ」と岡野市長。

 市は公設民営か民間移譲を探っているが、市民の反対はまだ続きそうだ。

 佐賀県武雄市は今年5月、累計赤字が約6億4千万円となった市民病院(155床)を、10年2月に民間移譲することを決めた。医師不足のため4月から救急部門を休止、診療時間も短縮。今は、移譲先に決まった福岡県の医療法人から医師派遣を受け、救急を再開している。

 だが一部市民は「共有財産を民間に売り渡すのは許せない」と強く反発。差し止めを求めて住民監査請求し、却下されると住民訴訟を検討し始めた。地元医師会も「市との信頼関係が崩れた」と、予防接種や乳幼児健診などから手を引く構えを見せており、混乱は尾を引く。

 大阪府南部の忠岡町では、人工透析やリハビリ治療が特色で、地域医療の拠点だった町立病院を昨年3月末、岸和田市民病院と統合再編する形で閉院した。赤字が膨らみ、「このままでは町本体が財政再建団体に転落する」と判断した。跡地と建物は民間に売却。今年9月から民間診療所として、医師3人体制で外来患者を受け入れ始める。(桂禎次郎、吉村治彦、龍沢正之)

492とはずがたり:2008/08/25(月) 17:34:55

中曽根は未だなん?( ´・∀・`)

「鉄の女」認知症と戦う 元英首相の長女が回想録
http://sankei.jp.msn.com/world/europe/080825/erp0808250931003-n1.htm
2008.8.25 09:19

検査のため訪れたロンドン市内の病院から出る際、手を振るサッチャー元英首相=3月(ロイター)

 サッチャー元英首相(82)の長女キャロルさんが近く出版する回想録で、「鉄の女」と呼ばれた元首相の認知症が進み、夫デニスさんが死亡したことも忘れるほど記憶力が減退していることを明かした。24日付の英紙メール・オン・サンデーが要約を掲載した。

 それによると、異変に気付いたのは8年前。2人だけの席で元首相は、ボスニア紛争とフォークランド紛争を混同して持論を語り始め、キャロルさんは「いすから転げ落ちそうになるほど驚いた」という。

 その後は物忘れが次第に激しくなり、最近は首相時代(1979−90年)の出来事でさえも「詳細を思い出せなくなってきた」としている。

 元首相は軽い脳卒中を起こし、2002年に政界を事実上引退。昨年はブラウン首相に招かれ首相官邸で会談するなど元気な姿を見せたが、今年3月には目まいや不快感を訴えロンドンの病院に一時入院した。(共同)

493とはずがたり:2008/08/26(火) 13:27:48

大阪府内の公立病院、不良債務246億円超
http://www.asahi.com/politics/update/0825/OSK200808240049.html
2008年8月25日18時43分

 公立病院改革を考えるセミナー(朝日新聞社など後援)が24日、大阪市内であり、大阪府内の公立病院の不良債務が07年度見込みで246億円を超える実態が報告された。全国の2割を占め、北海道に次ぐワースト2。06年度より約49億円増加した。参加した自治体担当者らからは「このままでは、病院のために自治体がつぶれる。民間も含めた再編が急務」との声があがった。

 セミナーは、総務省が昨年12月に策定した「公立病院改革ガイドライン」に基づき、府の実情にあった「改革プラン」を考えるのがねらい。ガイドラインは、3年後の経常黒字達成や、病床利用率が70%を下回った場合の病床数削減などを求めている。

 総務省公立病院改革懇談会の長隆(おさ・たかし)座長は「府内の大半の病院で、経常収支比率、医業収支比率などが目標値に届いていない。大阪市立4病院の不良債務は128億円、一般会計からの繰入額は年116億円。はっきり言って夕張より厳しい状況だ」と指摘した。経営改善のために、独立行政法人化や民間譲渡など経営形態の変更を求めた。

 大阪府私立病院協会の田口義丈さんは「民間病院の数が多く、公的な役割も担っているのが大阪の特徴」とし、公立病院再編の議論に民間を加える必要性を訴えた。

 大阪府健康福祉部の高山佳洋医療監は「住民も利便性より、安全性、継続性が大事だと理解してほしい」と話した。

494とはずがたり:2008/09/01(月) 19:50:09
へぇ,冷えはあかんねんなぁ・・
>内臓温度が1℃下がると免疫力が30%低下する

【コラム】 “扇風機をつけたまま寝ると死ぬ”説は本当か!?
2008年09月01日07時00分 / 提供:R25.jp
http://news.livedoor.com/article/detail/3798822/

クーラーに比べて体を冷やしすぎないイメージがある扇風機。ところが、扇風機に関してとんでもない噂が耳に入ってきた。それが、“室内で扇風機をつけたまま寝ると体温が低下して死ぬ”説。何でも韓国では切に信じられており、都市伝説として有名なんだとか。そんな恐ろしいことって本当にあるの!? 冷え症治療の第一人者、全国冷え症研究所所長である山口勝利先生に聞いてみました。

扇風機をつけたまま寝ると、体温が低下して死ぬなんてことあるんでしょうか!?

「そのような実例を聞いたことがないので一概には言えませんが、扇風機を使用する室内の環境や健康状態によっては、そういったことが起こりうる可能性もあるのかもしれません。ただ室内で扇風機を使用しただけで死に至るというのは少々乱暴な考え方なのでは? ただ、汗をかいた状態で常に扇風機に当たっていると外気に体温を奪われる状態が続くため、体が冷えて不調をまねくことは間違いありません」

扇風機って、そんなに体を冷やすものなんですね…。では、クーラーを使用して寝た場合と比べるとどちらが体に悪いの?

「室内環境、あるいは使用状況によりけりですので、どちらが体に悪いといったことは断言できません。ただ、クーラーは室内温度そのものを下げてくれるので、連続的に直接つよい風を当てる必要性があまりないため、体温が奪われることを強要されることが少ないのでは。一方、扇風機は室内温度を下げるものではないため、汗をかくとどうしても強い風を直接当てたくなってしまいますよね。そう考えると、扇風機のほうが体温を奪われ、体を急激に冷やす可能性が高いといえるのではないでしょうか」(同)

たしかに、室内そのものは涼しくないのに、朝起きると体は異常に冷えているといったことがあったような…。では、扇風機を使用した快適な睡眠方法とは?

「必ず首振りの状態で使用すること。これはクーラーを使用する場合も同様ですが、お腹を冷やさないように腹巻きをするなど下着を工夫することです。お腹が冷えると内臓温度が下がる。具体的に言うと内臓温度が1℃下がると免疫力が30%低下すると言われており、風邪やアレルギー性疾患を誘発してしまうことになるかもしれません」(同)

自然な風が心地よく快適に過ごせる一方、過度に使用すると都市伝説のようにはならないものの、体に悪影響を及ぼしかねない扇風機。今後は、扇風機の使用法を改めて見直してみてはいかがでしょうか。
(R25編集部)

495とはずがたり:2008/09/02(火) 17:18:09
男はどうなんでしょ?

子宮体がん:「毎日コーヒー」で減 1〜2杯で効果、発症率4割低く−−厚労省調査
http://mainichi.jp/life/food/news/20080902ddm012040107000c.html

 コーヒーを毎日1〜2杯飲む女性は、週に2日程度しか飲まない人に比べて、子宮体がんの発症率が4割少ないことが1日、厚生労働省研究班の大規模調査で分かった。飲む量が多いほど、発症率は低い傾向がみられた。研究班は、9府県の40〜69歳の女性約5万4000人を05年まで追跡調査。約15年間に117人が子宮体がんを発症した。

 コーヒー摂取量と発症率との関係を調べると、コーヒーを毎日1〜2杯飲むグループは、週2日以下しか飲まないグループに比べ、子宮体がんの発症率は4割少なかった。毎日3杯以上飲むグループは6割も少なかった。緑茶の摂取量も調べたが、発症率に関連はみられなかった。

 子宮の入り口にできる子宮頸(けい)がんは、ウイルス感染が原因と考えられている。一方、子宮の奥の内膜にできる子宮体がんは、女性ホルモン「エストロゲン」や血糖値を調節する「インスリン」との関連が指摘されている。

 担当した国立がんセンター予防研究部の島津太一研究員は「コーヒーを飲むと、エストロゲンやインスリンの濃度が下がることが知られている。この作用が発症率に影響している可能性がある」と話す。

 欧米ではコーヒー摂取と子宮体がんの関連がみられないとの研究が多い。その理由として、ホルモン補充療法が日本より広く行われ、コーヒーの影響が表れにくいと考えられているという。【下桐実雅子】

毎日新聞 2008年9月2日 東京朝刊

496とはずがたり:2008/09/02(火) 19:18:20
医者は腐っとるヽ(`Д´)ノ

医療現場で接待漬け 高級料亭、キャバクラ…一晩10万円
9月2日8時1分配信 産経新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080902-00000068-san-soci

 ■業者、熾烈販売合戦 医師から要求も

 業界で企業再編が相次ぎ、販売合戦が熾烈(しれつ)化する医療機器メーカーや製薬会社。警視庁が先月、国立身体障害者リハビリテーションセンター病院(埼玉県所沢市)をめぐる汚職事件を摘発し、医師と業者との癒着の一端が明らかになったが、人の命を預かり、高い倫理が求められる医療現場は、一方で商売っ気むき出しの企業倫理に常にさらされている現実もある。不正の温床となっている接待攻勢などの生々しい実態が、関係者の証言から浮き彫りになった。
               ◆◇◆
 「公立病院の医師相手に金額が大きかったときは一晩で10万円。食事のあとキャバクラを2軒はしごした」

 こう証言するのは製薬会社で医療情報担当者(MR)の経験を持つ30代男性。彼は信越地方の中核都市にある支店に配属され、病院回りを担当。「接待相手の医師は病院でも力を持った人なので、安い所には連れて行けない」と、1人2万円は下らない高級料亭などが選ばれた。

 MRの本来の仕事は、先端の医薬情報などを医師に伝え、効果的な治療につなげるとともに、自社製品の納入にもつなげていくことにある。しかし、医師に食い込むには営業努力が必要。診療終了後の大病院で、医師にコンタクトを取ろうとするMRや医療機器会社の社員が列をなすのは珍しい光景ではない。

 過激な接待攻勢は過去に何回も社会の激しい批判を浴びてきた。平成3年には、医療現場へのリベート支給を禁止するための独占禁止法改正も行われている。企業側も倫理指針を作成するなど努力する一方で、医療機関が個別訪問を禁止する例も増えている。
               ◆◇◆
 だが、合併・買収が相次ぐなど、食うか食われるかの激しい競争をしている製薬・医療機器メーカー。過去ほどではないにせよ、相手が国公立病院か民間であるかを問わず、涙ぐましい接待する例はあとを絶たないのが現実だ。

 今回の事件の摘発のあとも医療現場からは…。
 「講演や原稿執筆を依頼し、その報酬として現金を渡すことにしている」(医療機器メーカー社員)
 「昆虫好き医師が『カブトムシが欲しい』というから採りにいった」(MR)
 「職場の忘年会や花見は機器メーカーや製薬会社がセットしてくれる」(東京都内の民間病院医師)
 「学会発表で使う何万円ものスライドを医療機器メーカーが用意し、学会への旅費も出したことがある」(埼玉県の民間病院医師)
 「医師側が納入の見返りを求めることもある」「今回の事件にヒヤッとした。自分も捕まりかねない」といった声も出ている。
               ◆◇◆
 厚生労働省は「接待を受ける側が公務員の場合は法律で禁じられるが、国として民間病院を含む医療機関全体への指導はしていない。業界団体に任せている」(医政局)という。

 製薬会社でつくる医療用医薬品製造販売業公正取引協議会は「公正競争規約で不当な金品提供は制限している。接待や歳暮は社会儀礼の範囲ならば認められる」というスタンスだ。

 医療ジャーナリストの長田昭二さんは「医者の体質にも問題がある一方で、企業も競争に勝つにはやめられない事情がある。悪しき慣例をやめれば、製薬や医療機器のコストが下がることにもつながる」と指摘している。
                ◇
【用語解説】国立リハビリ病院汚職事件

 医療機器納入をめぐって、販売会社「ヤマト樹脂光学」から現金60万円を受け取ったとして、警視庁捜査2課は8月18日、収賄の疑いで、国立身体障害者リハビリテーションセンター(埼玉県所沢市)の元部長、簗島謙次容疑者(63)を逮捕した。元部長は業者側に眼科の医療機器や消耗品の納入の際、発注情報を漏らしていたとされ、捜査2課が実態解明を進めている。

最終更新:9月2日8時24分

497とはずがたり:2008/09/09(火) 21:44:19

福岡市立こども病院:移転問題 福岡市議会、賛成が多数派に 「前向き」自民一致
http://mainichi.jp/seibu/seikei/news/20080906ddp041040012000c.html

 福岡市は5日、同市東区の人工島に移転整備を計画している市立こども病院・感染症センター(同市中央区)の新病院基本構想案を発表した。一方、市議会最大会派の自民党は同日、会合を開き、人工島移転について前向きに対応していくことで一致した。移転を巡っては交通アクセス面などから現こども病院の患者・家族らの間で根強い反対の声があるが、最大野党の自民党が前向きの姿勢を示したことで、こども病院の移転問題は9月議会を経て大きく前進する可能性が出てきた。

 新病院の敷地面積は3・5ヘクタール。病床数は230〜260(現在は214)とし、260床の場合の延べ床面積は2万6000平方メートル。周産期医療を新たに担い、初期診療の窓口となる「こども総合診療科」、外科系専門診療部門に脳神経外科、産科、皮膚科を新設する。運営は地方独立行政法人に移行する。用地取得費や医療機器整備費などを含めた初期投資費用は約186億円。開院は2013年度を見込んでいる。

 市は12日に開会する9月議会に用地取得費47億2500万円を盛り込んだ関連補正予算案を提案する。自民(20人)が賛成に回れば市議会全体(63人)の8割近くが賛成するとみられる。

 吉田宏市長はこの日の会見で「(こども病院建設を決めた)30年前、英断をされた方たちの考えを引き継ぎ、現代の医療に合わせた最善の策」と語った。

 移転の是非を問う住民投票の実現を目指して署名活動を始めた患者団体代表の佐野寿子さん(48)は「説明が十分でないまま計画が進んでいくのは納得がいかない。医療機能や交通アクセス両面からも不安が募る案で、市に対する不信感が強まった」と批判した。【早田利信、鈴木美穂】

毎日新聞 2008年9月6日 西部朝刊

498とはずがたり:2008/09/10(水) 13:11:00

肥満傾向の職員40人、減量実験へ 大仙市
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/09/20080904t45042.htm

 秋田県大仙市は10月から半年間、誘致企業の大手健康器具メーカー「タニタ」(東京)と提携し、肥満傾向の市職員40人の減量実験に乗り出す。タニタから歩数計などを借り、週2―3回、体重や血圧、運動量などを測定してタニタへ送信する。分析結果は月1回、市の保健師へ届き、食事や運動のアドバイスを受け、「測ることの習慣化」によるダイエット効果を検証する。

 40人はいずれも40歳以上で健康診断の際に肥満、血圧、中性脂肪、血糖値、喫煙の項目を指摘された90人から選んだ。減量の達成目標は、問診票にあこがれの体重やウエスト、服のサイズなど「なりたい自分」を記入した後で、保健師と相談して決める。

 市は「減量効果が確認できれば、市民を巻き込んだ取り組みに拡大させたい」と話している。
2008年09月04日木曜日

499とはずがたり:2008/09/13(土) 16:40:49
<前橋日赤>時間外「軽症」に別料金 重症診療体制万全期し 12月から徴収 /群馬
2008年9月12日(金)18:00
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/region/20080912ddlk10040016000c.html?fr=rk

 前橋赤十字病院(宮崎瑞穂院長)は12月から、夜間や休日に救急外来を受診した軽症患者から、時間外診察費3990円を徴収することを決めた。軽症患者の受診を減らすことで、一刻を争う重症患者の診療を万全にしたい考えだ。

 同院によると、徴収するのは、他の病院からの救急外来受診の紹介状を持たずに平日午前8時半から午後5時20分以外に受診した患者のうち、入院せず医師が緊急性がないと判断した人。

 県内で唯一の高度救命救急センターである同院には、各地から患者が殺到する傾向にある。昨年度は救急車の受け入れ要請が5903件あったが、医師や看護師の手がふさがっていたり、ベッドが満床などの理由で4・8%を断った。ところが診察した患者2万4326人のうち78%が緊急性のない軽症患者で、迅速な措置が必要な重症患者への対応が結果的に不十分となってしまう点が指摘されている。

 時間外診療費の徴収は徳島赤十字病院が4月から始めており、救急外来を受診する軽症患者が4割ほど減ったという。【伊澤拓也】

500とはずがたり:2008/09/13(土) 18:43:59
<町田市民病院>小児2次救急を休止 大学病院が医師引き揚げ、当直体制組めず /東京
2008年9月13日(土)13:00
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/region/20080913ddlk13040359000c.html?fr=rk

 町田市民病院(旭町2)は12日、24時間体制で入院が必要な患者を受け入れてきた小児科の2次救急を25日から休止すると発表した。小児科医を確保できず当直体制が組めなくなったためで、期間は当分の間という。市内では市民病院だけが24時間体制で小児科の2次救急患者の診察に当たってきたが、今後は近隣の2次救急指定病院に受け入れを依頼する。【堀智行】

 発表によると、市民病院は01年に都から小児2次救急医療機関の指定を受け、小児科医4人体制で対応してきた。今年1月の段階では5人の小児科医がいたが、4月に女医が産休に入った。さらに7月には市民病院に医師を派遣していた昭和医大が小児科医不足を理由に男性医師を1人引き揚げ、3人体制で対応してきたものの、25日以降の当直体制が組めなくなった。大学病院などに引き続き派遣要請するが再開のめどは立っていない。

 今後は平日午前9時〜11時半までの外来診療と入院患者の診療は実施するが、それ以外の時間帯は対応が可能な場合のみ受け入れる。

 市民病院によると、07年に時間外(午後5時〜午前8時半)で小児科にかかった人は4605人。このうち入院の必要性があったのは308人(約7%)で、ほとんどが1次救急の患者だった。

 山口洋総院長は会見で「全国的に小児科医が不足する中で、これまで過酷な労働条件の中で頑張ってきたが、3人では当直体制を組めない。早期に再開できるよう検討したい」と話した。

 ◇都内の小児2次救急指定、過去最低の46病院70床

 町田市民病院が小児2次救急の休止を発表したことで、都内の小児2次救急指定病院は過去最低の46病院70床まで減少することになる。

 都小児救急医療係によると、都の小児2次救急医療制度は01年4月に51施設73床で開始。その後新たに参画する病院もあったが、指定病院数は減少傾向が続き、06年には▽中野総合病院(中野区)▽東京臨海病院(江戸川区)▽佐々総合病院(西東京市)▽災害医療センター(立川市)▽共済立川病院――の5院が相次いで休止した。派遣元である大学病院が小児科医不足のため、医師を引き揚げるケースが多いという。

 小児救急医療係の担当者は「都全体では目標としている70床は確保できている。医師確保のため小児医療の診療報酬の改善を国に要望するなどして対応したい」と話した。【堀智行】

〔多摩版〕

501とはずがたり:2008/09/13(土) 18:46:29
医師一人の確保にどんだけ苦労すんねん。。
また近隣の病院,此処では国立病院機構長野病院(上田市)との棲み分け補完関係構築も進めるべきである。

<佐久市立浅間総合病院>新たに産科医1人確保 分娩枠の撤廃も /長野
2008年9月13日(土)18:00
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/region/20080913ddlk20040146000c.html?C=S

 佐久市立浅間総合病院(北原信三院長)の産婦人科は、周産期医療の充実を図るため、産科医の確保に努めてきたが、新たに医師1人を確保できたことを明らかにした。北原院長が11日の市議会一般質問で答えた。

 新たな産科医は現在、東京都内の病院に勤務する男性医師(51)。ドクターバンクを通じて交渉を続けてきた。男性医師は来年4月から勤務する予定。また、2年目の男性研修医が産婦人科を希望しており、研修終了後も勤務できれば、産婦人科医は2人増の5人態勢となり、現在の月50人の分娩(ぶんべん)枠を撤廃できるとしている。

 同病院産婦人科は、医師3人態勢だったが、昨年3月で1人が大学医局に戻ったため、分娩予約を月28人に制限。病院では独自に求人活動し、県外の病院勤務の後期研修医を確保。同11月から3人態勢に戻り、分娩予約を50人に増やした。

 しかし、国立病院機構長野病院(上田市)で、産婦人科常勤医が4人から1人に減り、先月から分娩を中止していることなどから、佐久地域での里帰り出産などが増加するとみて体制の充実を図ってきた。【藤澤正和】

502とはずがたり:2008/09/13(土) 19:02:04

医者は何処へ消えたんだ?小泉改革が改革の名に値せず改革の名前の価値を落としただけなのがよく判る。

<医師不足>志摩病院周辺の住民、増員求め署名提出 県に1万1280人分 /三重
2008年9月13日(土)13:00
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/region/20080913ddlk24040271000c.html?C=S

 小児科医が2人から1人に減った県立志摩病院(志摩市阿児町鵜方)周辺の住民が12日県庁を訪れ、小児科医の増員を求める1万1280人分の署名と要望書を堀木稔生(としお)・県健康福祉部長に手渡した。

 志摩病院では、医師を派遣している三重大医学部の方針で、小児科医が7月1日から減り、小児科で入院と救急搬送ができなくなった。救急搬送する場合は、鵜方周辺から車で約40分かかる伊勢市の山田赤十字病院まで行く必要がある。

 この日、県健康福祉部を訪れたのは、「明日の志摩を考える女性の会」の大東美好(だいとうみよし)代表(49)や鵜方自治会の中西英雄会長(64)など約10人。大東代表たちが「子どもは急病になることが多いので救急搬送体制が必要」「志摩は子どもの観光客も多く、急病やけがなどの際に対応できない」などと訴えると、堀木部長は「県全体でも医師が不足しており厳しい状況だが、増員に向けて努力したい」などと応じていた。【山口知】

〔三重版〕

<3総合病院の二次救急輪番制>伊賀消防搬送分のうち、受け入れ不能64件 /三重
2008年9月12日(金)18:00
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/region/20080912ddlk24040428000c.html?C=S

 ◇患者集中や手術中で、受け入れ不能

 伊賀、名張両市の3総合病院で4月に始まった二次救急の輪番制で、伊賀市消防本部が救急搬送した患者のうち、7月末までに64人が当番病院に受け入れられず、両市外の総合病院などに搬送されていたことが11日分かった。理由の大半は「患者の集中」や「担当医が手術中」だった。受け入れ先が見つからず、救急車が搬送現場で80分立ち往生し、13カ所目でようやく見つかるケースもあった。【傳田賢史】

7月末まで

 9月定例議会で、中本徳子議員(維新の会)の一般質問に同本部の東庸介・消防理事が明らかにした。

 同本部によると、4月1日〜7月31日、受け入れ不能だった64件のうち、47件(73%)は名張市立病院の担当日だった。

 9月初旬には、伊賀市内の負傷者を救急搬送したが、当番の岡波総合病院が担当医の手術のため受け入れできず、119番通報から四日市市の病院に搬送するまで2時間10分かかった。患者の命に別条はなかったという。

 輪番制導入後、担当病院以外の2病院には救急医が待機しておらず、受け入れ不能の場合は市外の総合病院などに搬送している。この場合、救急車の現場到着から病院の搬送まで1時間程度かかる場合もあるという。

 東理事は「安易な救急車利用も背景の一つ」としながらも、「急患を受け入れられなかった病院は経緯を検証し、改善をお願いしたい」と話している。

〔伊賀版〕

503とはずがたり:2008/09/13(土) 19:14:29
>勤務医の病院離れは深刻だ
名医さんが直ぐ独立してしまうんやな。。
開業医の収支がもっと厳しくなるように診療報酬体系を変えるか,地域の病院の当直勤務なんかの義務づけなんかは無理かな。。。

1次より2次の方が重篤なんか。。

<茨城・医療考>第1部・子どもの命を守れ/1 小児救急担う開業医 /茨城
2008年9月13日(土)18:00
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/region/20080913ddlk08040004000c.html?C=S

 ◇「1人抜けたら回らない」−−休日・夜間の最前線…70歳超えても

 ある平日の午後9時半過ぎ。「水戸市休日夜間緊急診療所」(同市笠松)に8カ月の女児が母親の腕に抱かれてきた。39・7度の高熱があるといい、少しぐったりしてみえる。隣でスーツ姿の父親も不安そうに見守る。

 「突発性発疹(ほっしん)の特徴的な所見ですね。平均3日間ほど高熱が出ますが大丈夫」。石井一元医師(53)が穏やかな口調で説明すると、夫婦はほっとした表情を浮かべた。

   ◇  ◇

 地域の救急医療を支える開業医の役割が重みを増している。県内の10万人あたりの小児科医師数は7・8人と全国平均の7割以下にとどまり、全都道府県で最も低い。中でも勤務医の病院離れは深刻だ。県小児科医会の調べでは、150人いた小児科勤務医は02年から5年間で19%減ったという報告もある。

 水戸市が開設するこの診療所は、開業医が多くを占める水戸市医師会員が診療科ごとに輪番で休日と夜間の1次救急を担う。市内で小児科医院を開業する石井医師の担当は月に2回程度。加えて、県立こども病院の夜間救急にも携わる。

 症状が変わりやすい子どもの救急医療のニーズは高い。同診療所で内科・外科も含めて年間に診療する約1万3000人のうち、7割以上を小児科が占める。重症は直ちに2次救急担当の病院に紹介するが、多くは軽症だ。入院を要するようなケースは5%に満たない。しかし「20〜30人に1人は見逃してはいけない病気が紛れ込んでいる」と石井医師は言う。その緊張感がストレスにもつながる。労働環境が厳しさを増す勤務医を支えたいという思いは強い。県外の大学病院に勤務していた30代半ばに過労で倒れた。半年ほどを棒に振り、開業を決意した。なるべく病院の当直時間帯は転院を避けるよう意識している。

 診療所の夜間受け付けは午後7時半から3時間。血液検査もできず、設備や態勢は充実しているとは言い難い。石井医師は「個人的には時間を延長したい気持ちはある」と言う。だが、市の財政難に開業医の高齢化が重なり、拡充は容易ではない。水戸市医師会によると、会員の小児科医22人の平均年齢は61・5歳。最高齢は80歳だ。担当する回数は多くないとはいえ、休日や夜間の勤務は体に応える。市医師会の赤津和大・総務係長(35)は「70歳を機に辞めたいという方もいるが、半強制的にお願いしている」と話す。「1人抜けただけで回らなくなる。限界の状態です」

 「今の状態をいつまで続けられるか」。診療を終えた石井医師は少し間を置いてこう続けた。「医療はやっぱりマンパワーなんですよ」=つづく

   ◇  ◇

 山積する医療問題を現場から考える。第1部は県都・水戸の小児医療を巡る事情を紹介する。
………………………………………………………………………………………………………
 ■ことば
 ◇子どもの救急医療
 軽症(1次=初期)▽入院が必要な重症(2次)▽生命に危険性がある重篤症状(3次)と緊急性に応じた役割分担を前提に整備されている。すべての段階で365日24時間体制の整備が望ましいとされるが、小児科医の不足や偏在などの要因で、地域ごとに現状に則した暫定的な措置が模索されている。

504とはずがたり:2008/09/13(土) 19:25:31
日赤は看護系大学は運営してるけど医科大は運営してないのかな。
学費免除する代わりに日赤で働く事を義務づける医大の設置とか認可してもええんちゃうか。そもそも日赤の財源ってなんだ?
あと早稲田にも医学部認めてあげよ。
国立大の定員もちょっとづつ増やしても良いかもしれぬ。

日赤病院の9割が医師不足 地方深刻…近畿も85%
2008年8月21日(木)16:15
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/e20080821001.html?C=S

 日本赤十字社が全国で運営する92病院のうち9割の病院が医師不足を訴えていることが21日、日赤が行った実態調査で分かった。足りないとする医師数の合計は796人にも達している。とりわけ、北海道と東北、中国・四国は管内の全病院が不足を訴えており、日赤は「地方での医師不足は深刻」と指摘、急速に医師不足が広がっている実態が浮き彫りとなった。

 日赤による調査は、平成18年から実施され、今回で3回目。足りないとする診療科と医師数を4月1日現在で各病院に自己申告させた。その結果、89・1%に当たる82病院が何らかの診療科で医師が足りないと回答。不足医師数は33診療科796人に上った。不足医師数は18年は437人、19年は614人だった。

 診療科別で、不足人数が最も多かったのは内科系で226人。次いで産婦人科系68人、小児科系56人、外科系48人、麻酔科系46人と続いた。

 不足を訴えた病院の地域別の割合を調べたところ、北海道と東北、中国・四国は全病院が「不足」と回答。以下、中部95・0%、関東(山梨、新潟両県含む)90・0%、近畿84・6%、九州・沖縄50・0%だった。近畿では、大津と京都第二を除く11病院が医師不足を訴え、高槻(大阪)と長浜(滋賀)の不足医師数が顕著だった。

 こうした背景には、待遇の良い都心部の大病院など一部の病院に医師が集中していることなどがあるという。また、「トラブルが多い」などとして外科や麻酔科、産科といった診療科を敬遠する新任医師が増え、診療科ごとの医師の構成バランスが崩れていることも要因で、こうしたしわよせが地方の中核病院に出る傾向が強まっているという。

 各病院への調査結果でも医師不足の理由(複数回答)として多かったのは、「医師が大学に戻った後、補充が困難」(27・3%)▽「他病院に行った後、補充が困難」(25・2%)▽「大学医局からの補充が困難」(10・3%)−の順に多く、不足した医師の補充策に悩んでいる傾向が明らかになった。

 日赤では地方の医師不足に対応するため、東京から地域医療を担当する医師を派遣する試みも進めているがまだ十分な対応はできていない。

505とはずがたり:2008/09/13(土) 19:34:19
アクセスの為に人工島にLRTを建設すべきだ♪

<福岡市立こども病院>移転問題 産科医ら提言書「市は強引、協力できない」 /福岡
2008年9月10日(水)18:00
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/region/20080910ddlk40040364000c.html?C=S

 ◇産科医ら「緊急提言書」提出

 福岡市のこども病院・感染症センター(中央区唐人町)の移転計画に反対し、市内で開業する産科医らが9日、吉田宏市長や市議会各会派に提出した「緊急提言書」。有志代表の一人で中央区の産婦人科医、久保田史郎医師は「市の強引なやり方に協力はできない」と移転計画の白紙撤回を求めた。

 久保田医師は「移転先の東区(の病院)以外は反対で、現場には大変な危機感がある」と語る。市内でお産ができる21病院中、移転先となる東区の2病院をのぞく19病院が提言に加わる結果になった。市内の産科医らの認識については「医師会など一部の医師の見解が医師全体を代表しているかのように発言されるのは心外。計画策定には現場で臨床にあたる医師の意見を聞くべきだ」と訴えた。

 提言書は、採算性や産科医の確保などの観点から六つの問題点を挙げた。交通アクセスの問題は患者家族らの反対運動と同じく「利便性が悪い」とする。また市が新病院基本構想案に示した常勤産科医(4人)について「出産は24時間体制。2日に1回の当直をというのは非現実的。昨今の産科医不足で医師が確保ができるかどうかも疑問」としている。

 収支面も「市は新病院の赤字額を年間17億円(平均)と見込むが搬送時のデメリットが大きいため産科医は患者搬送をしなくなる。収入は減る」との認識を示した。【鈴木美穂】

〔福岡都市圏版〕

506とはずがたり:2008/09/13(土) 20:20:29
初期救急診療所を開設 2次医療機関の負担軽減へ日向市が来春、平日夜間に
2008年9月4日(木)10:30
http://news.goo.ne.jp/article/nishinippon/region/20080904_local_M_001-nnp.html?C=S

 日向市は、平日夜間に開業医が軽症患者を診察する「市初期救急診療所(仮称)」を来年4月に開設する。医師不足により深刻化している2次救急医療機関の負担軽減が目的で、開会中の同市議会に整備費を盛り込んだ一般会計補正予算案を提案している。

 診療所は、日向市東臼杵郡医師会が提案していた。同市健康づくり課によると、同医師会に所属する外科医と内科医2人が平日午後7時半から同9時半まで当番制で診療に当たり、薬剤師1人と看護師2人、事務職1人も常駐する。

 診療所は、同市北町2丁目の市所有地(約1117平方メートル)に建設され、診療室2部屋が設けられる。整備費は医療機器を含め約5000万円。同市は運営費を年間約2300万円と見込んでおり、診療報酬を差し引いた約1000万円は日向・入郷地区のほかの2町2村と分担する予定という。

 日向・入郷地区では1995年から、重症の救急患者を受け入れる2次救急医療機関の3病院が輪番で夜間と休日の急患に対応してきた。だが、医師の大学引き揚げなどで、これまでに2病院が輪番制から離脱、一部の急患対応にとどまる事態となっている。

 同市消防本部が2007年に搬送した救急件数は2655件で、このうち約7割は2次救急医療機関の3病院に運ばれた。同市によると、全搬送者の約4割は軽症患者で、3病院の過重負担や重症患者への影響が懸念されていた。

 同市健康づくり課は「安易な時間外受診も全国的な問題となっている。軽症患者が2次救急施設に集中しないよう啓発などにも取り組み、医療体制の維持に努めたい」としている。

=2008/09/04付 西日本新聞朝刊=

507とはずがたり:2008/09/13(土) 21:27:20
<たばこ規制>米・加州、15年間で医療費9兆円減 費用の50倍の効果
2008年9月12日(金)13:00
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/life/20080912ddm013100158000c.html

 ◇心疾患、肺がんなど患者減り

 たばこ規制を実施した米カリフォルニア州で医療費が15年間に860億ドル(約9兆円)削減できたことが、カリフォルニア大の試算で分かった。この間に州が投じた規制のための費用は18億ドル(約1900億円)で、約50倍の投資効果があったことになる。研究チームは「規制は即効性があり、効果も大きい」と分析する。

 州の規制は1989年に始まった。他の州に先駆けて、施設内の分煙などに取り組んだ。また、喫煙者だけでなく、副流煙で周囲の人にも健康被害が及ぶなどの影響をメディアを通して訴えた。

 研究チームはカリフォルニア州と、00年まで総合的なたばこ規制を実施しなかった他の38州の医療費などを比較。心疾患や肺がんなどの患者が減り、04年の医療費は89年に比べ7・3%減の860億ドル節約できたと分析した。一方で、この間のたばこ販売量は36億箱分減り、たばこ企業にとっては92億ドル(約9700億円)の収益減になったとしている。

 世界保健機関(WHO)は、世界で大人の約1割がたばこを原因とする病気で死亡していると推定し、「たばこ規制は最も死を防ぐことができる手段」と訴えている。

 日本で禁煙運動を進める市民団体「たばこ問題情報センター」(東京)は「規制の有効性を改めて示した。カリフォルニア州は、たばこ問題に専従で取り組む担当者を置き、その姿勢が全米に広がった。最近でこそ、神奈川県で禁煙条例制定の動きがあるが、日本とは意気込みが違う」と話す。【田中泰義】

508とはずがたり:2008/09/13(土) 23:33:27
>軽症なのにコンビニを利用するように安易に救急外来を受診する「コンビニ受診」が勤務医の過重労働に拍車を掛け、夜間・休日救急医療の維持が難しくなっていた。
これペナルティ必要だよなぁ。。
子供の頃寝惚けてなんか見えるとか言い出して心配した親が救急車呼んだことあったけどw

益田市、休日診療所設置へ
2008年9月5日(金)10:00
http://news.goo.ne.jp/article/chugoku/region/Tn200809050019.html?C=S
(中国新聞)

 益田市は、JR益田駅前ビルにある市保健センター内に休日応急診療所を設ける。比較的軽症の患者を受け入れて、医師不足にあえぐ救急病院の負担軽減を図る。市医師会と運営態勢などの協議を進め、来年4月の開設を目指す。

 新しい休日診療所は現在、乳幼児健診で使っている診察室を利用する。市医師会から派遣された当番医、市の看護師、事務員それぞれ1人が日曜・祝日の午前10時から午後4時まで対応する。

 休日診療所開設の背景には、2次救急病院の益田赤十字病院と益田地域医療センター医師会病院の医師不足がある。軽症なのにコンビニを利用するように安易に救急外来を受診する「コンビニ受診」が勤務医の過重労働に拍車を掛け、夜間・休日救急医療の維持が難しくなっていた。

509とはずがたり:2008/09/13(土) 23:40:03

<川西市>市応急診療所の平日診療、今年度いっぱいで廃止 /兵庫
2008年9月13日(土)18:00
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/region/20080913ddlk28040379000c.html?C=S

 ◇日・祝日、年末年始は続行

 川西市は、同市保健センター(同市中央町)内にある「市応急診療所」の平日診療を今年度いっぱいでやめることを決めた。休日診療(日、祝日と年末年始)は続ける。

 市は市立川西病院が83年に移転したのに伴い、跡地に建てた同センター内に同病院付属診療所を開設。90年からは市応急診療所として、平日午前に内科と外科、休日(午前10時〜午後5時)に内科と小児科の診療をしていた。小児科診療は、阪神北広域こども急病センター(伊丹市)の開設(08年4月)に伴って廃止していた。

 内科と外科の患者数は、90年度の1日あたり63人から07年度同29人にまで減少した。同市の診療所数が、90年度76から08年度95と25%増加したことが影響しているのではないかとみている。同市は「公的機関としての任務は果たせたと思っている」と話した。休日は民間診療所が休みとなるため、診療を続けることにした。【池内敬芳】

〔阪神版〕

510とはずがたり:2008/09/15(月) 01:19:46
むやみに氷を食べる病気「氷食症」
http://www.222.co.jp/netnews/article.aspx?asn=23133

異食症は、その大半が鉄不足により普通は口にしないようなものを食べたくなる病気。「氷食症」が多い。暑い時期には普通の人でも氷を食べたくなるが、冬でも冷凍庫の氷のトレーを1日で食べきってしまうようだと、氷食症と考えてよい。

氷食症の原因となる鉄欠乏症状や貧血症状はどのようなものだろうか?

◆鉄欠乏症状
  記憶力の低下
  持久力の低下
  食欲低下
  寝起き寝つきの悪さ
◆貧血症状
  息切れ
  顔色不良
  動悸(どうき)

などが代表的な症状である。

若い女性は鉄不足の人が多く、女子中高生の1割近くは氷食症になっている可能性があると言われている。

511とはずがたり:2008/09/15(月) 18:09:34
重大事件を起こす前に精神病院へ収容できる仕組みの方が必要なように思う。
大学時代の後輩の女の子のお隣りに狂った夫婦が引っ越してきてトラブルになっている様だ。

心神喪失者医療観察法:受け入れ病院が不足 県内5医療機関、患者増で限界に /茨城
http://mainichi.jp/area/ibaraki/news/20080915ddlk08040026000c.html

 重大事件を起こし、「心神喪失」などで不起訴や無罪となった人などを入・通院させる心神喪失者医療観察法の対象となる精神科病院の不足が深刻化している。県内では、5カ所の通院医療機関が診療にあたっているが、患者数の増加で手いっぱいの状態だ。県などは協力先の掘り起こしに追われている。

 05年7月の同法施行から3年余り。これまでに水戸保護観察所が扱った入・通院のケースは約30件にのぼる。

 同観察所によると、通院は原則3年間で、通院開始直後の患者に対する診療は平均で週1回程度必要。さらに各市町村や障害福祉サービス業者との連携、濃密な医療、定期的な評価資料提出などが求められ、受け入れられる患者数は限られる。6月末現在で通院中の患者は11人だが、患者の退院後の生活、通院環境を整える同観察所の社会復帰調整官は「患者数に対して医療機関が不足している」と危機感を募らせる。

 また、五つの病院は県北、県央に集中。ほとんどの患者が通院に1〜2時間かかり、大きな負担になっている。

 水戸保護観察所や県障害福祉課は新たな受け皿となる病院を探しているが、理解を求めるのに時間がかかるという。通院医療機関の一つである県央の精神科病院長は「6人の患者の社会復帰を目指して治療をしているが、これ以上増えれば回らなくなってしまう」と訴える。【山崎理絵】

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 ■ことば
 ◇心神喪失者医療観察法

 心神喪失・耗弱の状態で殺人、放火、強盗などの重大事件を起こし、不起訴または無罪になった精神障害者を社会復帰させるため、国が医療費を負担して病状の改善を図る制度。地裁裁判官と精神科医が合議で、入院▽通院▽入・通院の必要性なしを決める。

毎日新聞 2008年9月15日 地方版

513とはずがたり:2008/09/21(日) 01:31:09

これを随意契約だと怒るのはKYでしょうね
> 随意契約で、まとまった市有地を民間病院に売却することになるが、市は「法的な手続きはクリアしており、問題はない」としている。

淀川キリスト教病院に水道局用地売却へ 大阪市
2008.9.18 23:54
http://sankei.jp.msn.com/politics/local/080918/lcl0809182358006-n1.htm

 大阪市が、同市東淀川区柴島の市水道局用地(約2万6000平方メートル)を約45億円で、同区淡路の宗教法人在日本南プレスビテリアンミッション「淀川キリスト教病院」(607床)に売却する方針を18日、決めた。同病院は、施設の老朽化に伴う建て替えを計画していたが、現在の場所は手狭で医療レベルを保ったままの建て替えは難しく、移転先を探していた。移転には地域の医療拠点がなくなるとして、地元住民らが約5万人分の反対署名を市に提出していた。

 市は、医療拠点としての重要性や地元住民の要望も考慮し、阪急京都線の崇禅寺駅と同千里線の柴島駅に挟まれた柴島浄水場用地の一部2万6133平方メートルの売却を検討。土地価格の鑑定や、不動産評価審議会の評定に基づき、売却価格を45億円に決定した。10月中に仮契約を結び、11月の市議会で承認されれば、正式に契約を結ぶ方針。用地は、現在はグラウンドとして使われている。

 随意契約で、まとまった市有地を民間病院に売却することになるが、市は「法的な手続きはクリアしており、問題はない」としている。

 同病院は、昭和30年に設立され、シャム双生児分離手術や、末期がん患者向けのホスピス病棟の設置など先駆的な取り組みで知られる。平成17年には、大阪府の地域医療支援病院として承認された。現在は健康管理増進センター、介護老人保健施設、訪問看護ステーションなども運営している。

514とはずがたり:2008/09/29(月) 19:51:17

<国立がんセンター>10月に麻酔の責任者着任 混乱解消へ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080929-00000043-mai-soci
9月29日15時1分配信 毎日新聞

 常勤麻酔医が半減し手術の実施に支障が出ている国立がんセンター中央病院(東京都中央区)で、空席だった麻酔部門の責任者に横浜市立大麻酔科の准教授が10月1日付で着任することが分かった。今後、他大学の支援を得て常勤麻酔医の数を従来の数まで戻し、この非常事態は来年春までに解消の見通しが立った。

 国立がんセンター中央病院は国内最大のがん治療の拠点。約140人の常勤医が1日約1000人の外来患者と年間約5000件の手術に対応してきた。ところが今年3月、運営方針をめぐって退職が相次ぎ、10人いた常勤麻酔医が5人に半減。手術件数を3割減の年間約3500件に減らさざるを得なくなった。

 麻酔部門の責任者も事実上不在となり、患者団体から「精神的なよりどころである国立がんセンターの医師不足は不安を駆り立てる。麻酔医不足は、痛みをコントロールする緩和ケアの充実にも影響する」との声が上がっていた。

 この事態に、多くの麻酔医を抱える横浜市大と東京大が協力を申し出、まずは横浜市大の准教授が10月1日付で赴任することが決まった。今後、両大学を中心に若手の非常勤麻酔医を派遣し、手術を徐々に増やす。来春には従来の常勤麻酔医10人体制に戻し、手術数も回復させるという。

 中央病院の土屋了介院長は「意欲ある麻酔の司令塔のもとで信頼回復を図りたい」と話す。【河内敏康】

最終更新:9月29日15時1分

515とはずがたり:2008/09/30(火) 03:45:22
iPS細胞作製 京大が国内特許
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/177769/
09/12 08:03更新

 京都大学は11日、山中伸弥教授が世界で初めて作製に成功したとされる新型万能細胞「人工多能性幹細胞(iPS細胞)」の作製方法をめぐり、特許庁に出願していた国内特許が認められたと発表した。京大によると、iPS細胞に関する特許の成立例は世界初。今年4月に外資系のバイエル薬品(大阪市)の研究チームが山中教授よりも先にヒトの皮膚細胞からiPS細胞を作製した可能性が浮上したが、国内では京大の優位性が認められた形だ。

 京大によると、今回認められたのは動物の体細胞に4種類の遺伝子を導入してiPS細胞をつくる技術。マウスやヒトに限定しない基本特許で、平成18年12月に特許庁に国際出願し、国内特許を取るために今年5月に再度、分割出願していた。

 再生医療の切り札とされるiPS細胞は、実用化に向けて国際競争が激化。京大は世界二十数カ国にも分割出願しており、「各国で審査中の国際特許に対する直接の影響はないが、日本の特許庁が認めたことによる間接的な効果が期待できる」としている。

516とはずがたり:2008/10/01(水) 02:01:12

麻酔医と産科医の診療報酬はちゃんと高めに設定してんのかね?

産科医の「過酷な勤務実態」が明らかに―月295時間在院
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080930-00000005-cbn-soci
9月30日13時41分配信 医療介護CBニュース

 産科医が病院にいる時間(在院時間)は月平均295時間で、緊急時の電話対応のための待ち時間(オンコール時間)は同144時間であることが、日本産科婦人科学会(吉村泰典理事長)の調べで明らかになった。同会では、「病院産婦人科医の在院時間が非常に長いことが示され、いわゆる『過酷な勤務』の実態の一端が数値として示された」として、産科医の労働環境の改善を訴えている。

【「産婦人科勤務医・在院時間調査」詳細】
http://news.cabrain.net/article.do?newsId=18449

 日本産科婦人科学会は9月29日、「産婦人科勤務医・在院時間調査」の第1回中間集計結果を発表した。調査は、同会の「卒後研修指導施設」となっている750病院などを対象に7月から8月にかけて実施。一般病院に勤務する産科の常勤医163人のデータを年齢、性別などに分類した上で、「在院時間」「オンコール時間」「当直回数」などを分析した。

 それによると、産科医の平均年齢は42.1歳で、女性が占める割合は26%。一か月平均の在院時間は295時間で、オンコール時間は144時間だった。年齢別に見ると、在院時間が最も長いのは30歳未満(328時間)で、次いで40-44歳(308時間)、45-49歳(291時間)。オンコール時間は、50-54歳(195時間)、30-34歳(155時間)、45-49歳(148時間)などの順だった。

 「在院時間」には、休憩時間、宿直時間、時間外の診療時間などがすべて含まれ、このうち時間外の診療時間は月平均117時間で、当直回数は同4.1回。当直回数は、あらかじめ定められた日に当直した場合のみをカウントし、重症患者の対応などのために臨時で泊まり込んだ場合は含んでいない。

 同会によると、産科医の数が少ない病院で当直体制を取ると、医師一人当たりの当直回数が多くなり、在院時間が長くなる。また、オンコール体制の場合、帰宅後もいつでも呼び出しに対応しなければならないため、「その間は精神的緊張が持続する」としており、「二十四時間体制」とも言える産科医の過酷な勤務実態があらためて浮き彫りになった。今回の集計では、オンコール時間が月500時間以上の医師が4人、200時間以上の医師が22人いたという。

 今回の集計結果について同会では、「病院産婦人科医の在院時間が非常に長いことが示され、いわゆる『過酷な勤務』の実態の一端が数値として示されたと思う。また、その在院時間の長さは、医師の年齢によって差が少ないことが分かった。20歳代から40歳代後半まで、月間在院時間には有意の差が認められなかった」としている。
 その上で、「今後、さらにデータを集積するとともに、勤務実態の施設間差を解析し、産婦人科勤務医の勤務条件改善のための基礎的な検討を行っていく予定」としている。

517とはずがたり:2008/10/02(木) 01:31:48

どうやってばれたんでしょうかね。がんがん不正を暴いてゆきたい。

診療報酬不正受給:「のがえ内科クリニック」、保険医指定取り消し /福島
http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20081001ddlk07040335000c.html

 福島社会保険事務局は30日、処方回数の水増しなどで診療報酬を不正受給したとして、鏡石町の「のがえ内科クリニック」(野替一郎・医療法人理事長)の保険医療機関指定を取り消すと発表した。野替理事長(54)の保険医登録も取り消し、薬を処方した隣接の「コスモ調剤薬局鏡石店」と薬剤師(32)の指定・登録も取り消す。期間は12月から5年間。

 福島社会保険事務局によると、野替理事長は06年1月〜07年12月、1回の薬処方を2回に分けて虚偽記載するなどし、患者23人分の診療報酬約168万円を不正に受給した。診察せず処方せんを発行しただけで、再診料なども不正受給していた。同事務局は、不正受給分の返還を求めていく。【神保圭作】

毎日新聞 2008年10月1日 地方版

518小説吉田学校読者(2日で1箱程度に節煙中):2008/10/04(土) 10:46:22
わが職場でタバコやめた人は皆、途端に激太りしている。功罪相半ばするんじゃないんでしょうか。

たばこ1000円、死亡6万人減=500円でも禁煙支援で同等効果−厚労省研究班
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081004-00000019-jij-soci

 たばこが1000円に値上げされたと仮定すると、その後20年間で死亡を約6万人減らせることが、厚生労働省研究班の試算で分かった。喫煙率の最新データがある2006年を基準に計算した。500円でも禁煙成功率が高ければ、同等以上の効果があったとしている。
 研究班の片野田耕太国立がんセンター研究員は「値上げは禁煙のきっかけになるが、それだけでは依存に苦しむ人をより苦しめることになる。楽にやめられるようサポートが必要」としている。
 研究班は、たばこ1箱500円、700円、1000円と、禁煙成功率が「低」(全員が自力で試みた場合=13%)、「中」(現状=16%)、「高」(全員が禁煙治療を1回でも受けた場合=33%)、「最高」(全員が5回の禁煙治療を完了した場合=46%)を組み合わせた計12パターンを設定。喫煙ががん死亡に与える影響などから、20年間でどれだけ死者を減らせるか試算した。
 この結果、禁煙成功率が現状の「中」で1000円に値上げした場合、死亡は5万9000人減少。700円で4万4000人、500円では2万人だった。
 一方、500円でも成功率が「最高」なら6万5000人減らすことができ、1000円で「中」「低」の場合より効果が高かった。

519とはずがたり:2008/10/08(水) 12:59:01
病児の話だしちょとずれるが福祉もこのスレに集めてゆく事にしましょうかねぇ・・。

病児保育が存続危機 厚労省が廃止決定
http://www.agara.co.jp/modules/dailynews/article.php?storyid=154141

 子育てしながら働く親に代わって、病児保育などをする「緊急サポートネットワーク」の存続が危ぶまれている。厚生労働省が、来年度から事業の廃止を決めたからだ。同省の委託で事業を実施している県内のNPO法人は「来年4月以降、これまで同様のサービスの提供は難しい」としており、利用者の間で不安が広がっている。

 県内では、厚労省の委託を受け、田辺市に本部があるNPO「Com子育て環境デザインルーム」(松本千賀子代表)が県こども緊急サポートネットワーク「そらまめサポート」を実施。働く親に代わって病中・病後の子どもの一時預かりや、急な残業時の一時保育などをしている。

 会員登録制で、利用者の自宅かスタッフ会員の自宅で子どもを預かる。利用者がスタッフ会員に支援料(1時間当たり通常700円、緊急時900円)を直接支払う仕組みとなっており、同NPOは事業の運営費を厚労省からの委託費で賄ってきた。

 事業廃止の通達を受け、利用者の間にも動揺が広がっている。

 夫婦ともに実家が県外で、病児保育をよく利用する、田辺市のパート職員の女性(30代)は「そらまめサポートの受け皿が見つからなければ、今の仕事を続けることはできない」と不安を募らせる。

 保育園への迎えと仕事が終わるまでの間の預かりを利用しているみなべ町の会社員男性(30代)は「男手ひとつで子ども2人を育てている。保育園から子どもの発熱などで急な呼び出しがかかっても、出張中や会議中で行けないことがある。自分の雇用問題にもかかわってくる」と深刻だ。

 旅館を経営している白浜町の女性(30代)は「週末や休日で忙しい時に子どもが病気になったら、これからどうすればいいのか」と困惑している。

 厚労省は「緊急サポートネットワーク」の廃止にあたり、市町村が実施主体となって保育所・幼稚園の送迎や保育時間外に預かりなどをする「ファミリーサポートセンター」事業に、病児保育の機能を付け加えて、来年度以降は対応するようにと呼び掛けている。

 しかし、県内でファミリーサポートセンター事業を実施しているのは4カ所しかなく、紀南地方では田辺市のみ。市子育て推進課は「前向きに検討中」と話しているが、仮に同市が病児保育を始めたとしても、対象は田辺市民に限られる。これまで上富田町や白浜町、みなべ町など周辺自治体で「そらまめサポート」を利用していた人は対象外となり、利用できなくなる。

 松本代表は「少子化対策推進の要である厚労省がなぜこのような決定をしたのか。ファミリーサポートセンターだけでは事業全体の受け皿にはならない」と話している。

緊急サポートネットワーク事業 
 厚生労働省が2005年度から始めた。全国の40都道府県で、同省の委託を受けた団体が実施している。

 県こども緊急サポートネットワーク「そらまめサポート」は田辺市湊に本部、和歌山市と海南市にサテライト、岩出市に問い合わせ先を置いている。病児保育だけでなく、ファミリーサポートセンターのない自治体では、保育園の休園日や時間外の預かりなどで利用する人も多い。

 8月末現在、県内で248人が利用登録、181人がスタッフ登録しており、毎月約30件の利用がある。昨年度の利用実績は384件。このうち病児保育や緊急性の高い利用は69件だった。

 利用者は和歌山市が最も多い。紀南地方では田辺市、次いで上富田町となっている。

(2008年10月01日更新)

520とはずがたり:2008/10/16(木) 06:33:51
癌も将来は遺伝子レベルの分析と対策で抑制が可能に成っていくのでしょうかね。

小児がん「神経芽腫」 原因遺伝子を発見
2008.10.16 02:07
http://sankei.jp.msn.com/science/science/081016/scn0810160206000-n1.htm

 小児がんの一種で、治療が難しい神経芽腫の原因遺伝子を東大医学部の研究グループが発見した。この遺伝子がつくる酵素の働きを抑えることで、新たな治療法の開発が期待できるという。16日付の英科学誌「ネイチャー」(電子版)に発表した。

 神経芽腫は4歳以下の患者が9割を占める乳幼児疾患。国内で年間約1000人が発症し、患者の約3割は治療が難しい。24年前に関連遺伝子が見つかったが、有効な治療法の開発には結びついていない。

 研究グループは患者215人のゲノム(全遺伝情報)を分析。そのうち18人で、細胞の増殖にかかわる遺伝子が変異したり、通常の数十倍にコピーされて増えたりして、神経のもとになる細胞をがん化させ、神経芽腫を引き起こしたことを突き止めた。

 詳しく調べたところ、この遺伝子がつくる酵素が異常に活性化していることが判明。酵素の働きを阻害すれば、治療が難しい患者の約3割で症状の改善が期待できるという。

 小川誠司特任准教授は「この酵素は肺がんと関係があり、阻害剤の研究が進んでいる。神経芽腫の治療にも生かせるかもしれない」と話している。

521とはずがたり:2008/10/23(木) 00:11:56
自民党の政策的不作為は酷い。
自民党とそれを支援する日本医師会に我々日本国民の命を預かる資格はないヽ(`Д´)ノ

7カ所に診療断られ妊婦死亡 脳内出血、赤ちゃんは無事
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/10/2008102201000264.htm

 体調不良を訴えた東京都内の妊婦(36)が都立墨東病院(墨田区)など7カ所の医療機関に診療を断られた後、最終的に救急搬送された墨東病院で赤ちゃんを出産後、脳内出血の手術を受け、3日後に死亡していたことが22日、分かった。赤ちゃんは無事だった。
 墨東病院は、緊急対応を必要とする妊婦や新生児を受け入れる都が指定した医療機関。当直に当たる産科医師の1人が退職し、妊婦が搬送された今月4日の土曜日は研修医1人が当直していた。都は、指定医療機関としての態勢に不備がなかったか経緯を詳しく調べる。
 都によると、妊婦は吐き気などを訴え、江東区のかかりつけの産婦人科医院を訪れた。医院は緊急な措置が必要と判断し、墨東病院への搬送を手配。しかし墨東病院は産科の当直医が1人しかいなかったため対応できず、いったん断った。
 妊婦の診療がほかの6カ所の医療機関にも断られたため、医院が再度依頼し、約1時間後に墨東病院が受け入れを決めた。墨東病院は医師1人を呼び出して対応。妊婦は、帝王切開で赤ちゃんを出産後、脳外科で脳内出血の手術を受けた。
2008年10月22日水曜日

522とはずがたり:2008/10/24(金) 00:16:00

これから成長盛りの女子中学生が何で整形手術を望むのか。医者も未だ早いと止められなかったんかねぇ・・。

胸の整形手術後に女子中学生急死 医師と元准看護師を書類送検
2008.10.7 12:33
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/081007/crm0810071235017-n1.htm

 東京都渋谷区の整形外科医院「代官山美容外科」で平成18年3月、胸の整形手術を行った女子中学生の術後の経過観察を怠り、死亡させたとして、警視庁捜査1課は7日、業務上過失致死の疑いで、同病院の男性医師(66)=世田谷区=と、元准看護師(29)=盛岡市=を書類送検した。

 調べでは、2人は同年3月24日、東京都日野市の中学3年の女子生徒=当時(15)=に胸の整形手術を実施。麻酔から覚めた女子生徒が痛みを訴えたため、鎮静剤と鎮痛剤を投与したが、呼吸数や脈拍などを測定するモニター装置をつけたり、巡回したりする適切な術後観察を怠り、午後7時ごろ、女子生徒を窒息死させた疑い。女子生徒は薬の副作用で、呼吸困難に陥ったという。

 2人は容疑を認め、「安易に考えてしまった」などと供述しているという。

 この病院では15年8月、脂肪吸引手術を受けた美容コンサルタントの女性=当時(53)=が手術翌日に急死。警視庁捜査1課は、術後のデータが残っていないことなどを理由に、立件を見送っていた。

 同病院は「たて込んでいるので、コメントできません」としている。

523とはずがたり:2008/10/24(金) 01:10:03

筋ジスの創薬に国が初支援 神戸大教授の研究
2008年10月23日(木)11:17
http://news.goo.ne.jp/article/kobe/politics/government/T20081023MS00913A.html

 神戸大大学院医学研究科の松尾雅文教授(61)による筋ジストロフィーの遺伝子治療研究について、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は二十二日、薬を作り出すための研究開発事業に選んだと発表した。有効な治療法が確立されていない筋ジストロフィーの創薬研究に国が支援するのは初めてという。

 同事業は、NEDO、文部科学省などが連携する開発支援プロジェクト。創薬や診断、再生・細胞医療といった分野における研究技術の早期実用化と普及を目指す。本年度は八件が選ばれ、神戸大には二〇〇八-〇九年度に最大一億円が研究費として委託される。

 筋ジストロフィーは筋肉が委縮し、筋力が徐々に失われる遺伝性の病気で、このうち松尾教授が取り組むのは小さな子どもに多い「デュシェンヌ型筋ジストロフィー(DMD)」の創薬研究。すでにヒト細胞を使った実験で有効性を実証しており、神戸の医療関連企業二社と共同で、患者での臨床応用に向けたデータを積み上げる。

 また、DMD患者一人一人に応じた「オーダーメード治療」のシステム確立も目指しており、松尾教授は「創薬への道筋ができたのは患者にとっても朗報だ」と話している。

524とはずがたり:2008/10/24(金) 03:50:34
>>521

7病院から直接聞き取りへ 厚労省、一両日中にも実施
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/10/2008102301000435.htm

 東京都内で7カ所の病院に受け入れを断られた妊婦(36)が、都立墨東病院(墨田区)で脳内出血の手術を受け死亡した問題で、舛添要一厚生労働相は23日、国として事実関係を検証するため、診療を断った病院に対し独自に聞き取り調査する方針を決めた。一両日中にも実施する。国が直接、地域の医療機関への調査に乗り出すのは異例という。
 同省は、断った病院が産科医療の基幹的な施設や国内有数の大規模病院だったことを重視。国の医療政策に問題がなかったかどうか確認する必要があるとしている。
 都などによると、妊婦は4日、吐き気などを訴え、かかりつけの医院に救急車で搬送された。かかりつけ医院は深刻な症状だと判断し、都立墨東病院に受け入れを要請。しかし同病院から断られたほか、慶応大病院(新宿区)、日赤医療センター(渋谷区)など6病院も相次いで受け入れを拒否。断った理由は「新生児集中治療室(NICU)が満床」「当直に脳外科医がいない」などだった。
2008年10月23日木曜日

525とはずがたり:2008/10/25(土) 14:30:14
1200万では来てくれず2000万だと来るのか。

Watch!:26日投開票・阪南市長選 公営?民営?どうする市立病院 /大阪
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081023-00000153-mailo-l27
10月23日13時2分配信 毎日新聞

 26日に投開票される阪南市長選は、現職の岩室敏和氏(61)=無所属=と、新人で前副市長の福山敏博氏(58)=同=が激戦を繰り広げている。最大の争点は、約23億円の累積赤字を抱える市立病院問題だ。厳しい財政状況の市にとって、病院の経営改善は避けて通れない課題になっている。【酒井雅浩】
 ◇財政厳しく最大争点に
 22日午前9時半、市立病院(同市下出)のロビーは閑散としていた。診察を待っていた女性(65)は「昔はもっと患者さんが多くて待ち時間も長かったけど、最近はいつ来てもすいてるね」と話す。
 市立病院は昨年6月、最大の危機を迎えた。和歌山県立医科大から派遣されていた内科医5人が引き揚げられ、同時に非常勤医師も全員退職。翌月から「病院経営の生命線」である内科の外来、入院とも休止を余儀なくされた。昨年度は医療収益が前年度から半減し、11億7000万円の単年度赤字となった。
 市は「内科復活」を掲げ、今年6月、医師の給与を民間病院並みに引き上げる条例改正に踏み切った。例えば医師5年目では、年収約1230万円から約2000万円と大幅増に。報酬増は医師確保につながり、9月から内科診療は再開された。今月には医師7人(常勤1人、非常勤6人)体制となり、病院幹部は「診察時間は休止前の8割まで戻った」という。
 病院が単年度黒字を達成するには、1日平均で全185床のうち、62%にあたる115床の利用が必要と試算している。しかし21日現在の入院患者数は65人で、4割に満たない。内科休止以前の06年度でも利用率は平均69%だった。また、08年度決算から適用される自治体財政健全化法では、病院などの会計も含めた「連結実質赤字比率」が重視される。病院の累積赤字は市本体の財政に悪影響を与えかねないが、病院は「2011年に135床、13年に155床を達成すれば7年で償還できる」と試算。債務を返済しつつ黒字にする最低のラインというが、95年を最後に155床を上回ったことはない。
 候補者の主張を比べると――。岩室氏は、連結実質赤字比率は07年度で14・21%で、財政運営の制約を受ける早期健全化団体の基準(18・33%)は下回っていると説明。「作成中の計画に基づけば、病院の累積赤字を完済することが可能。医師招へいも順調で、病院問題は道筋がついた」とし、病院を「公設公営」で維持すると訴える。
 一方、福山氏は「市の連結実質赤字比率は全国ワースト20位。新たに来た医師も単年度契約で、同じことの繰り返しになる恐れがある」と主張する。「周辺との連携で機能分担しなければ、病院は絶対に黒字にならない」とし、病院の経営を民間に委託して市の財政から切り離す「公設民営」が理想としている。

10月23日朝刊
最終更新:10月23日13時2分

526とはずがたり:2008/10/28(火) 03:14:24
何で給与費が民間より自治体の方が掛かるんだ?
民間は看護婦を安くこき使ってるのかな?

開業医と役割分担へ 明石市民病院が改革素案
http://www.kobe-np.co.jp/news/touban/0001509281.shtml

地元の医療機関との連携に乗り出す明石市立市民病院。地域で果たす役割が問われている=明石市鷹匠町

ベッド100床当たりの主な月間費用(万円)
_____自治体病院__私的病院
給与費____7852____7020
材料費(薬品等)3539____3160
減価償却費__1025____625
※2007年6月現在。全国自治体病院協議会の調査まとめ。私的病院は主に医療法人などが経営する民間総合病院。

 各地の公立病院が改革を迫られる中、昨年度、七年ぶりの赤字決算に陥った明石市立市民病院(同市鷹匠町)が、自らの役割を「入院や急な発症を扱う二次・急性期医療」と定め、開業医との本格的な「病診連携」に乗り出すことを決めた。医師不足や診療報酬削減による経営環境悪化を背景に、同病院は「市内全体で医療の機能分担が不可欠」と判断した。専門家は「課題は地域ごとに違う。医療の質を守るには市民の理解も必要」と指摘し、公立病院のあり方に一石を投じそうだ。(明石総局・永田憲亮)

2次医療に重点移行

 同病院は今年六月から産科医不足のため出産の受け入れを休止し、現在は外来診療だけを続ける。昨年度は、収益の柱の一つだった出産を制限したため、約二億円の赤字を計上した。

 昨年末、総務省は病院をもつ各自治体に、経営効率化の数値目標を定めた「改革プラン」を本年度中に策定するよう要請。同病院も七月、院内で同プランのたたき台となる素案をまとめた。

 それによると、将来像は、主に入院を伴う二次医療に重点を置いた中核病院とし、「地域医療支援病院」を打ち出す。同病院事務局の和田満次長は「市内の医療圏域を一つの病院とみて、機能分担を考えた」と説明する。

 同市内には約二十の病院、約二百三十の診療所がある。同病院は医師会などを通じて、これらの医療機関と患者紹介や退院計画などで連携を強化し、機能を補完し合う仕組みづくりを進める考えだ。

住民との理解共有が必須

 高コスト、医師不足、財政難-。これらが重なり、九月末、千葉県銚子市立総合病院が全診療を休止するなど、これまで地域医療を支えてきた公立病院の改革は待ったなしだ。職員のコスト意識の低さや、中長期的な経営戦略の不足も指摘されている=表参照。

 全国千近い自治体病院の約八割は赤字経営とされ、総務省は公立病院改革ガイドラインで、医療機関の再編やネットワーク化を求める。

 ただ、病院や医師の数は地域によって異なる。兵庫県内でも、但馬や淡路は救急医療や入院に対応できる病院が限られ、不採算でも公立病院の維持を求められる。一方、神戸や阪神間は公立、民間を問わず一定の医療資源が集積している。

 明石市民病院は「まずは、地域医療で病院が果たす役割を市民や医療関係者と共有し、その上で経営形態を検討したい」と話す。

 公立病院の経営に詳しい城西大経営学部の伊関友伸准教授(行政学)は「救急医療など不採算部門を抱えるとはいえ、赤字を税金で補てんしている現状では公立病院の経営見直しは避けられない」と話し、「公立病院は市民の財産。公立病院に患者が集中すると医師は疲弊し、医療の質も低下する。行政の責任も大きいが、市民の理解が公立病院の価値を高める結果にもなる」と指摘する。

 公立病院改革ガイドライン 公立病院の経営効率化や再編を進めるため、総務省が2007年に策定した指針。病院事業を営む自治体は08年度中に「公立病院改革プラン」を策定。プランでは、(1)職員給与費比率(2)病床利用率-などの3指標について数値目標を設定しなければならない。都道府県には、地域の医療機能を再編、ネットワーク化する計画を定め、13年度までに実現を目指すよう求めている。

(10/7 09:33)

527とはずがたり:2008/10/28(火) 03:24:54
中核病院 異例の休止 銚子市立病院 受け皿ないまま
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2008100102000083.html
2008年10月1日 朝刊

銚子市立総合病院の休止に伴い、1日から開設される「銚子精神科診療所」の表示板をつける職員=30日午後、千葉県銚子市で

 千葉県銚子市の市立総合病院(三百九十三床)が財政難と医師不足に陥り、三十日に診察を休止した。地域医療の中核を担ってきた病院が、次の受け皿が決まらないまま休止になるのは異例。銚子市は「公設民営」か「民間譲渡」で病院を再開させる方針だが、めどは立っていない。 (宮崎仁美、西田義洋)

 同病院は今年七月に休止を発表。新規患者の受け入れをやめ、入院患者百六十六人は隣県などの病院に転院を余儀なくされた。事務職を除く職員百八十五人は退職する。

 ただ、外来患者約千二百人がいた精神神経科は、千葉大から非常勤の医師が派遣され、一日から民間の診療所として診療を継続。平日夜間の小児救急も地元医師会が当番制で担当する。

 同病院では、二〇〇六年四月まで日本大学を中心に派遣された三十五人前後の医師がいた。しかし、新臨床研修制度の影響で医師の引き揚げが相次ぎ、今年四月には十三人にまで減少していた。

 岡野俊昭市長は三十日、同病院で開いた会見で「医師不足に加え、財政難でこれ以上投入する資金がなかった。病院改革もうまくいかなかった」と釈明。休止は「正しい判断だった」と言い切った。

 だが、住民の間には岡野市長に対する反発は強い。自営業の女性(51)は「負担になっても病院はあった方が良かった。市長は自分だけで判断し、市民の声を聞かなかった」と指摘する。銚子市の人口の65%に当たる約四万八千人の署名を集め、病院の休止に反対してきた市民団体は同日夜、抗議集会を開き、岡野市長のリコール(解職請求)を求めることを決めた。

財政難に医師不足追い打ち 背景に新臨床研修制度 

 銚子市立総合病院が医師不足などで診療休止に追い込まれた背景には、二〇〇四年四月から始まった新臨床研修制度もある。

 医師免許取得後に二年以上、医療現場で診療経験を積む制度。従来は研修先が大学病院に集中していたが、研修医が研修先を希望できる方式が採用され、症例数が多く経験を積める大都市の基幹病院や、待遇の良い民間病院に研修医が集中。人手不足になった大学病院が地方の自治体病院などに派遣していた医師を引き揚げ、補充しない例が多発し、自治体病院を中心とする公的医療機関の医師不足の引き金になった。

 済生会栗橋病院(埼玉県)の本田宏副院長は「医師を引きはがされた病院では、診療科の休止・廃止や経営悪化などが進み、地域医療の崩壊につながっている」と指摘。厚生労働省の有識者会議では「従来、大学が持っていた医師派遣機能を代替できるシステムをつくるべきだ」との声も上がっている。

 一方、臨床研修制度は二年以上、内科や外科、救急、小児科、産婦人科、精神科、地域保健・医療の研修を義務付けているが、医療現場から「短期間で科を転々とするだけで即戦力の医師を養成できていない」といった批判を受け、厚労省は来年四月から、大学病院での研修プログラムを弾力化し、著しい医師不足が生じている産科や小児科、救急などに手厚く時間を割けるようにする。


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