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Tohazugatali Medical Review

442荷主研究者:2008/02/29(金) 00:15:22

http://www.kahoku.co.jp/news/2008/01/20080114t15021.htm
2008年01月13日日曜日 河北新報
東北大、専門薬剤師育成へ 投薬計画作成に積極関与

 東北大大学院薬学研究科は新年度、薬剤の処方設計に関与できる高度な知識を備えた「次世代型専門薬剤師」の育成に乗り出す。東北大病院と連携し、教育システムを構築する。医療現場で投薬の計画までかかわる薬剤師を養成する試みは全国で初めて。投薬をめぐる医療過誤の防止につながる取り組みとしても注目される。

 2008年度中に「がん化学療法薬学分野」「生活習慣病治療薬学分野」を医療薬科学専攻に新設。それぞれ病院に研究室を置き、教員3人(教授、准教授、助教)が薬剤師の実務をこなす傍ら、学生の教育と研究指導に当たる。定員は若干名の見込み。

 がんなどの専門領域を持ち、医療チームの一員として治療を支える欧米の臨床専門薬剤師をモデルに、医療現場で実践的な教育・研究を重ねる。5カ年計画で教育システムの構築、プログラムの開発を進める。

 専門性の高い薬剤師の育成は、抗がん剤などの過剰投与や投薬ミスが問題化していることから、国内でも動きが出ている。名古屋大と名城大などは11年、創薬分野の専門薬剤師を育成する大学院研究科を共同で設置する計画だ。

 東北大が目指す次世代型専門薬剤師は、患者の症状や効能などのデータを踏まえて処方設計を医師に助言するなど、高度な役割を担う。患者一人一人に最適な種類や量を判断、総合的に薬剤を管理するため、薬物療法の安全性向上と医療費の抑制が期待できる。

 臨床に貢献する一方、個別の症例に応じた抗がん剤の効果を調べるなどの研究にも取り組む。

 薬学研究科の永沼章教授は「薬剤師の資質向上と責任強化が求められている。病院の協力を得ながら、実践的知識と研究能力を備えた専門薬剤師を育てたい」と話す。東北大病院の里見進院長も「医療水準の高度化に専門薬剤師が果たす役割は大きい」と期待を寄せる。


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