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Tohazugatali Medical Review

479荷主研究者:2008/06/06(金) 00:18:58

http://www.kahoku.co.jp/news/2008/04/20080429t15012.htm
2008年04月28日月曜日 河北新報
東北大に脳研究棟完成 川島教授が資金拠出

東北大加齢医学研究所ブレイン・イメージング研究棟に導入された最新型の測定装置

 仙台市青葉区の東北大加齢医学研究所に建設された「ブレイン・イメージング研究棟」が完成し、28日、報道関係者らに公開された。

 脳を活性化させるトレーニングで有名な川島隆太教授(脳科学)が、人気ゲームソフトの監修料などで得た約4億7000万円を投じて建てた。

 鉄骨2階で、延べ床面積は360平方メートル。脳の血液の流れを測定する光トポグラフィーの最新型や、高性能の磁気共鳴画像装置(MRI)を備えている。

 光トポグラフィーは、近赤外線を脳に当てて、血の流れを調べる装置。物事を考えるときに、脳のどこが活性化するかが分かるという。

 導入されたのは携帯可能な試作機で、帽子をかぶるように装着すると、測定データが無線で送信される。

 これまでは光ファイバーケーブルが接続されていて、測定場所が実験室に限られていた。試作機は着用したまま動き回れるため、普段の生活における脳の働きを調べることができる。

 MRIは磁力が従来機器と比べ2倍。脳が発する信号を詳しく拾え、脳の形状もはっきりと撮影できる。脳の神経がどのようにつながっているかなどを解明するのに役立つという。

 川島教授は「日常生活で脳がどんな信号を出しているかが分析できれば、体の機能が低下した人の手助けができるかもしれない。最新装置で脳の働きの謎に迫りたい」と話している。


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