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Tohazugatali Medical Review

1とはずがたり:2004/10/17(日) 14:58
医学・病院・地域医療など今までTER http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1046080617/l10で扱ってた話題を独立させます。

医薬品・製薬関連はこちら http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1070807006/l10

自民党と結託し日本の成長に対する桎梏となってる医師会・歯科医師会の不祥事はこちら http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1067007932/l10

TERの過去レスは>>2-5あたり

2とはずがたり:2004/10/17(日) 14:58

「がんと性格、関係なし」東北大チームが疫学調査 (読売新聞)
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1046080617/62

米のサル痘感染広がる 患者数33人に
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1046080617/75


乳がん、視触診のみ廃止 厚労省が検診の大幅見直し方針
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1046080617/151

「経験不足」批判に反論・慈恵医大院長
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1046080617/181

ビワの種で健康飲料 肝障害改善に有効成分 高知医科大研究グループが商品化 /高知
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1046080617/182

ドン・キホーテ騒動でわかった薬剤師「空前の求人」
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1046080617/207

ニセ救急車で患者搬送、容疑者逮捕 ワゴンに塗装、赤灯
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1046080617/222


札幌医大、院生へ賃金払い検討・医師名義貸し問題
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1046080617/342-343

[旧石器発掘ねつ造] 「動機は、周囲の期待」藤村新一氏 2004/01/27(火) 01:38
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1046080617/355-356

「インターネットは引きこもりなど精神的に悪影響……」との調査に逆説 (MYCOM PC WEB)
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1046080617/389

3とはずがたり:2004/10/17(日) 14:59
医師確保困難で地域医療どうなる?
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1046080617/395

395 名前: とはずがたり 投稿日: 2004/02/15(日) 11:23

【医療経済学】
①カネで入れる私立の医大潰して国公立の医学部の定員を増やす。過疎地医療への従事などを条件とした奨学金などを増やして普通の人でも私立の医大へ行けるようにすればいいのでは?
②やたら金回りの良い医学・薬学関係のカネ回りをなんとかして医師の給料など足りない分にまわす
③小児医療などは薬を沢山使えない分儲からないのだそうな。小児医療の技術料を上るべき。
④薬価差益に依存した医療から脱却するためにジェネリックhttp://www.sawai.co.jp/generic/index.htmlの使用でこそ差益が出るように工夫しべき。
⑤今の病院が利潤追求していないわけがない。株式会社の導入も当然計るべきである。医療法人のトップには医者しかなれないから二世三世がカネ積んで私立医大へいく。医師に限るべきではない。取締役会だの理事会だのの過半数を医師が占めれば十分であろう。

http://mytown.asahi.com/iwate/news02.asp?kiji=5006
医師確保困難で地域医療どうなる?

  朝日新聞社が実施した公立病院調査により、県内でも医師派遣が打ちきられていることが分かった。33病院のうち、8病院(24%)が打ちきりを経験、5病院(15%)が新年度からの打ち切りをすでに通告されていた。医師を派遣する大学側への寄付・謝礼金については、5病院(15%)が必要、24病院(71%)が不必要と回答した。

  県内の41病院にアンケートを郵送し、今月上旬までに80%にあたる33病院から、回答があった。

  ■派遣打ち切り

  00年以降、派遣が打ち切られたのは8病院の計11科。診療科別にみると、内科3、耳鼻咽喉(いん・こう)科2、小児科、産婦人科、眼科などが各1。4月から打ち切られる5病院のうち、小児科2、産婦人科、精神科、外科が各1だった。

  医師確保が難しいと感じている病院は30病院(91%)。今後さらに難しくなると予想した病院も30(91%)。いずれも全国平均の82%、85%を上回っている。難しい理由として12病院(36%)が、新年度からの臨床研修必修化をあげており、医師不足は今後一層、深刻さを増しそうだ。

  複数回答可で、特に医師確保が難しい診療科を問うと、最も多いのは小児科の18病院(55%)。次いで耳鼻咽喉科12病院(36%)、産婦人科11病院(33%)と続いた。

  ある県立病院の院長は「小児科や産婦人科は、診療時間以外の呼び出しが多く、患者や親からのクレームが多いため、敬遠され絶対数が減っている」と指摘する。

  現在、23病院が医師を募集している。医師不足が原因でベッド数を減らしたのは2病院。診療科を減らしたのは3病院。療養型病床を増やした病院は二つあった。

  その一方で、新幹線沿線上の3病院が「確保は難しくない」とした。「今後も難しくならない」と予想する病院も、1カ所あった。

  ■寄付や謝礼

  医師派遣のため、寄付や謝礼は必要か、との質問では意見は分かれた。 「不要」とする病院は「(寄付が)当たり前と思うのがおかしい」「派遣できない主な理由は、大学に医師がいないことだ」「倫理上(問題がある)」などと答えた。

  一方、「必要」とした肯定派は、その理由を「必要悪で、それ以外の手だてを知らない」「大学病院から、指導や助言をいただいているから」「大学の研究費は多くないので、協力する名目で必要」などとしている。

  また、「使用明細がはっきりすれば支出してもいい」との理由から、4病院が「分からない」と答えた。

  ■解消策は?

  医師不足を解消するにはどうしたらよいか、病院側に自由に答えてもらうと、「一定期間、地方病院での勤務を義務化すべきだ」とする意見が最も多かった。その他、「公立病院の連携」や「医局制度を改め、県内で統一した医師派遣制度を設ける」など、行政への注文も見られた。「医師にとっての魅力ある病院づくり」を挙げる病院もあった。

  長山洋・県保健福祉部長は、「沿岸や県北部に医師が行かなくなったことには長い歴史がある。小児科医や産婦人科医は、1人勤務ではあまりにハードなので、今以上には減らないよう複数勤務にしたい。病院の一体的運営を図り、救急患者の搬送態勢も確保しなければ。今後は、新しい奨学金制度などで地元に根付く医師の養成にも努める」と話している。

(2/14)

4とはずがたり:2004/10/17(日) 14:59
<単為発生>卵子だけでマウス誕生 東農大、ほ乳類で世界初 (毎日新聞)
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1046080617/476

禁煙で合格率アップ、河合塾などが浪人生調査
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1046080617/539

ひと:上島国利さん=「日本うつ病学会」の初代理事長に就任する
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1046080617/572

半数が残業100時間以上 仕事ストレスの自殺者 (共同通信)
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1046080617/584
残業月100時間超、医師面談を義務化・厚労省方針
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1046080617/681

睡眠障害、テレビの見過ぎが原因=米調査 (ロイター)
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1046080617/585

蚊はつぶさない方が賢明? 病原体が体内に入り死亡
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1046080617/633

福島・泉崎村立病院に救世主 宮城・蔵王の医師が新院長に 2004/07/26(月) 02:59
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1046080617/645

医療ミス繰り返す「リピーター医師」再教育を制度化
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1046080617/699

<コンタクト>不適切使用で毎年150万人に障害 眼科医会
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1046080617/700

5とはずがたり:2004/10/17(日) 15:00
地域の医師不足解消へ入試で「地元枠」増 文科省支援へ
http://www.asahi.com/national/update/1016/003.html

 地域での医師不足解消を狙って、医学部入試で「地元枠」を設ける大学が増えていることが、文部科学省の調べで分かった。05年度入試では7大学が実施予定で、さらに少なくとも4大学が06年度以降の導入を検討している。同省も来年度から、へき地や離島での医療実習などをする大学病院に助成金を出し、側面支援する方針だ。

 医学部入試の地元枠は97年度に札幌医大が導入した後、徐々に増えており、05年度には、国立で滋賀医大、信州大、佐賀大、公立で札幌医大、福島県立医大、和歌山県立医大、私立で岩手医大の計7校が実施する。うち、信州大と佐賀大は05年度入試からの導入だ。

 いずれも推薦入学枠で大半が定員の5〜10%。応募資格は大学がある道県の高校生と卒業生で、選考は小論文や面接が中心。このほか、秋田大、弘前大など少なくとも4大学が06年度以降の入試で導入を検討中だ。

 背景には医学生に地元出身者が少なく、地域医療の担い手が育ちにくい現状がある。秋田大では今年度の医学部生のうち県外出身者が約8割。卒業後の県内定着率は4割に満たない。

 文科省によると、全国42の国立の医学部・医科系大学で地元出身の入学者は平均27%に過ぎず、12大学は20%未満だ。

 ただ、地元枠を設けても確実に残ってもらえる保証はない。岩手医大は私立だが、地元枠合格者は卒業までの学費のうち、国立大学の入学金と授業料に相当する額を負担すればいいことにし、差額の1人当たり約4000万円は県が負担している。その代わり、卒業後には県内の公立病院での勤務を義務付けている。県外に出れば、負担金を返還してもらう約束だ。

 岩手県医療局は「何とか県内の医師を増やそうと、大学に創設をお願いした。学生とも地元定着を文書で約束している」という。06年度から地元枠創設を検討中のある国立大学法人も、県内勤務を前提とした奨学金制度を、県と協議中だ。

 文科省の新しい助成制度は、離島やへき地などの医療機関での体験実習を導入したり、大学病院と地域の診療所との連携を担う医師の育成プログラムを実施したりする大学病院などが対象。来年度予算で、1大学当たり約7000万円、計30件程度の助成を概算要求した。 (10/16 06:22)

6とはずがたり:2004/10/17(日) 15:01

院長が急死 唯一の診療所廃院に 野田村
http://mytown.asahi.com/iwate/news02.asp?kiji=6457

 野田村唯一の公設民営の診療所「さかいクリニック」が、事実上廃院に追い込まれた。院長の境正彦医師(50)が、今月9日に急死したため
だ。入院患者は全員、久慈市の県立久慈病院に転院したが、新しい医師の確保にメドは立っておらず、当面は「無医村」状態が続きそうだ。
 クリニックは、建物と土地を村が所有。開業医に有償で貸す公設民営の診療所で、境医師が03年12月に同村野田に開院した。内科、外科、
小児科、整形外科を診療。04年1月には、入院棟(19床)も完成した。境医師を含め、看護師、調理師ら計14人が働いていた。
 久慈保健所によると、9日午前9時ごろ、クリニックから「境院長が倒れ、救急車で運ばれました」と同保健所や村役場に連絡があった。境院
長は、病院と併設している自宅で倒れたとみられ、同日午前11時51分に死亡が確認された。死因は明らかにできないという。
 当時、クリニックには15人の入院患者がいたが、久慈保健所の指導で同日午後4時ごろまでに、全員が救急車や診療所の車で県立久慈病院に
搬送された。
 それ以降、同クリニックは表玄関に「本日休診」の札を掲げ、職員も残務整理を除いて出勤していない状態だという。境院長は今月下旬には、
村内にある保育所で、幼児の健康診断を行う予定だったが、どう手当てするかは決まっていないという。
 村保健福祉課の外舘佐市課長は「こうなることは想定していなかった。どういう診療所なのか把握しておらず、クリニック側とも協議したい。
当面どうするかは考えていない」と話した。
 久慈保健所によると、開設者が死亡した場合、診療所は医療法に基づき廃院となり、別の開設者(医師)が現れない限り、無医村状態が続くこ
とになるという。医師が亡くなってからすでに5日以上過ぎているが、外舘課長は「村民への影響についても、把握できない。大丈夫でしょう」
と話した。
 村は村民に診療所の閉鎖についても知らせていない。この点について外舘課長は「民間の施設なので、今後も考えていない」としている。
 クリニックの西谷博事務長は、朝日新聞の取材に対し「何も答えられない」としている。
(10/14)

山形大と自治体連携医師不足解消へセンター
http://mytown.asahi.com/yamagata/news02.asp?kiji=5901

  県内の医師不足と地域ごとの偏在の解消を目指し、山形大学医学部と県内の自治体は15日、年内にも医学部内に「総合医学教育センター
(仮称)」を共同で設置すると発表した。医師からのニーズが大きい研修機会の拡大だけでなく、医療機関や疾患の分布など県内の医療環境を見
直して、病院の統廃合や医師の再配置などの構想も立案するといい、県内医療の司令塔としても期待されるという。

  センターは、地元への医師の定着率向上を目標とする同大の生涯医学教育拠点形成事業の具体化を図るもの。地方に医師が定着しない要因と
して、研修の機会や経験できる症例が少ないことなどが指摘されるため、医学部生が卒業の前後に行う研修内容を充実させる。また、研修医や勤
務医、開業医らにも最新の医療技術を用いた手術などの研修機会を増やしていくという。

  医学教育拠点事業は今後3年間で国から約4500万円の支援を受けることが決まっており、県の横山紘一・病院事業管理者は「さらに腕を
磨きたい医師が支援を受けられ、県内の医師の質も上がるだろう」と話した。
(10/16)

http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1066974699/461
「北秋田市」病院再編に難題山積

7とはずがたり:2004/10/17(日) 18:00
<自殺者>ニコチン濃度高く 解剖例調査で判明
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041017-00000008-mai-soci

 たばこを吸う習慣がある人のうち、自殺した人の血液中のニコチン濃度は、事故や病気で死亡した人に比べ約3.5倍も高いことが、高知大医学部の守屋文夫助教授(法中毒学)らによる司法解剖例の調査でわかった。自殺とニコチン濃度の関係を調べた研究は初めてという。守屋助教授は「たばこの本数が異常に増えれば、自殺に走るサインの可能性がある」と注意を呼びかけている。
 高知大病院で02年10月〜03年12月に実施した司法解剖のうち、腐敗が進んでいない31例の遺体について、血中のニコチン濃度を調べた。
 喫煙の習慣があったのは13人。このうち、自殺した8人(男性6人、女性2人)の濃度は血液1リットル当たり65.1〜205マイクログラム(マイクロは100万分の1)だったのに対し、その他の5人(男性4人、女性1人)は同4.4〜62.1マイクログラムで、顕著な差があった。平均値では約3.5倍も違った。ニコチンは肝臓で分解されるため、血中濃度をみれば死亡直前の喫煙状況がわかるという。
 守屋助教授によると、ニコチンは精神を安定させる作用がある一方、吸い過ぎると、逆に気分が落ち込み、自殺の引き金になるとも考えられるという。うつの状態から逃れようとたばこを吸い過ぎ、自殺に走ったケースもあるとみられる。
(毎日新聞) - 10月17日3時3分更新

8とはずがたり:2004/10/20(水) 19:50

県立病院、猪苗代は廃止<福島県>
http://mytown.asahi.com/fukushima/news02.asp?kiji=6365

 県立病院の今後のあり方を検討している県立病院改革審議会(会長・相良勝利福島大教授)は19日、会津地方にある5病院についての報告書をまとめた。猪苗代病院は廃止、会津総合と喜多方は統合、宮下と南会津はそれぞれ存続させることで合意した。審議会は、中通りと浜通りの4病院1診療所についても年度内に結論を出し、最終報告書を佐藤栄佐久知事に提出することになっている。

 会津地方では、市部で県立病院が民間と競合する一方、町村部では医師不足などにより診療体制が弱体化している。こうした現状を踏まえて審議会は、民間とのバランスにも配慮したうえで県立病院を集約して役割分担を図り、地域の中核病院とその支援を受ける病院とによるネットワークづくりを進める方向性を打ち出した。

 会津総合病院(会津若松市)と喜多方病院(喜多方市)は、ともに民間医療機関と競合する地域に立地していることなどから、「現状のまま県立病院として存続させることは適当でない」と判断。統合した上でネットワークの中核病院として位置づけ、へき地医療の支援やスタッフの教育機能、救急医療、特殊専門医療など、一般医療とは異なる機能を担わせる。立地場所は未定。

 猪苗代病院(猪苗代町)は入院患者のほとんどが同町民で診療圏に広域性がなく、提供しているのが日常的な一般医療であることなどから、「県立病院である必然性は認められない」として廃止が適当と認めた。廃止後の取り扱いについては、民間への移管も含めて検討課題としている。

 宮下病院(三島町)と南会津病院(田島町)は、過疎や高齢化が進む豪雪地にあり、それぞれ地域で唯一の病院。経営は赤字だが、へき地の拠点病院でもあることから「県立病院としての存在意義が十分に認められる」と結論づけた。

 県立病院事業は03年の包括外部監査で経営の赤字体質を指摘された。患者数の減少などが影響し、03年度決算では約20億円と過去最大の赤字になる見通し。審議会は、各病院が県立病院であることの必然性の検証や、全体的な経営の見直しについて審議している。

(10/20)

9とはずがたり:2004/10/22(金) 04:50
市立2病院、統廃合を
http://mytown.asahi.com/fukushima/news02.asp?kiji=6367

 いわき市立の常磐病院、総合磐城共立病院の2病院のあり方を検討してきた懇談会(大川原旭会長)は20日、地域医療の中で市立病院が担う役割などについての提言を四家啓助市長に手渡した。2病院の組織を統廃合して「1病院2施設」としたうえで、将来的には「1病院1施設」を目指す方向性も提案された。

 提言は、2病院で計70億4千万円(03年度決算)にのぼる累積赤字を大きな課題として指摘、経営改善に向けた早急な対策を求めた。市長部局から病院組織を独立させ、経営責任を明確化させるべきだとしている。

 さらに、施設の老朽化や増改築を重ねて利用効率が悪くなっていることを挙げ、「(将来の)病院の抜本的整備の時期に合わせて1市1病院1施設が最善」と、施設の統合を提案した。当面は組織だけを統廃合して「1病院2施設」を検討することを求めている。

 また、市立病院の担う役割として地域の民間医療機関と役割を分担し、高度医療をはじめ精神医療や感染症などの政策医療、緊急度の高い急性期医療に重点を置くべきだとしている。

 四家市長は「提言を市民の世論と受け止め、趣旨に沿って改革を進めたい」と話した。

 懇談会は01年度にスタート。医師会や福祉施設、PTA関係者ら19人がメンバーになっている。

(10/21)

10とはずがたり:2004/10/29(金) 13:28
宮城・公立黒川病院、来年4月公設民営化
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041029-00000002-khk-toh

 宮城県黒川郡の4町村(大和、大郷、富谷町、大衡村)でつくる黒川地域行政事務組合は28日、経営難の公立黒川病院(大和町)を来年4月に公設民営化すると決めた。指定管理者制度を導入し、社団法人「地域医療振興協会」(本部東京、吉新通康理事長)に経営委託する。市町村立病院の公設民営化は県内初。東北文化学園大(仙台市)への経営移譲決定、その後の白紙撤回など迷走を続けた病院再生問題に、ようやくめどが付いた。

 事務組合と振興協会は地域医療の充実のため(1)医師の確保(2)救急態勢の堅持(3)診療科目の維持(4)県内のへき地医療支援の拠点化―などの方向性を確認。「管理運営協議会」を設置し、重要事項は両者で協議する予定。

 委託期間は20年で、年間委託契約費は8000万円。委託後2年間だけは赤字が出た場合、毎年、事務組合が最大1億円を補てんする。基本協定や本契約など今後のスケジュールは調整中。11月に振興協会が準備事務所をつくる。

 振興協会は自治医科大学の卒業生が中心となって設立し、会員は医師。現在、全国で医療施設・保健施設21カ所を管理受託している。黒川病院の医療職員が希望すれば、経営委託後も再任用される。

 事務組合の浅野元・理事長(大和町長)は「安心できる医療のため、医師確保と病院の安定経営は表裏一体。実績ある公益法人に任せることは、採りうる中で最善の策だ」と述べた。

(河北新報) - 10月29日7時4分更新

11とはずがたり:2004/10/30(土) 16:32
広域行政/自治体病院再編進まず
http://www.toonippo.co.jp/l-rensai/heiseinogappei/20040907.html

 木造新田合併協議会は二〇〇三年六−七月、つがる市になる五町村で住民意向アンケートを実施した。重点的に進めてほしい施策の一位は「病院・診療所など医療施設の充実」、二位は「ごみ処理等の環境問題への取り組み」だった。この二つは、広域行政で懸案となっている自治体病院再編と廃棄物処理施設の難題に一致する。

 県は〇二年十二月、「西北五地域保健医療圏自治体病院機能再編成計画」を策定した。管内五カ所の自治体病院を再編し、西北中央病院を母体とする中核病院を新設する一方、木造町立成人病センターは内科中心の無床診療所にする計画だ。

 成人病センターの無床化案に患者や地域住民は入院先がなくなると不安を抱き、つがる市への合併協議が進むにつれ「市としては入院ベッドがある病院はぜひ必要だ」という声が増えた。これを受けて、木造新田地域五町村の首長は昨秋から、西北五地域十四市町村で構成するつがる西北五広域連合(連合長・成田守五所川原市長)の会議などの機会をとらえては同センターの病院機能存続を求めているが、話し合いは進んでいない。

 「中核病院の〇八年開業というスケジュールは約二年遅れている。建設地選定と建設費負担の結論が出ない以上、計画は先に進まない。市町村合併の議論も最中だ」と木造町立成人病センターの加藤智院長(58)は話す。

根底に医師不足

 「現在百十二あるベッド数を減らして存続させるという議論もあるようだが、ベッド数のように医療スタッフは減らせない。経営はますます苦しくなる。どっちにしても一番の問題は医師不足」と加藤院長。

 県や医師を派遣する弘前大学医学部にとっても医師数の確保は深刻な問題だ。病院再編計画はなかなか進まず、いらだちが強まっている。

 成人病センターは一九八〇年に現在地に移転した。建て替えれば、〇二年度決算で十二億六千万円の累積赤字を抱える病院に、さらに数十億円の投資という重荷が加わる。

「時間が必要」

 廃棄物処理では、稲垣村の西部クリーンセンターの稼働延長と、木造町にある木造稲垣一般廃棄物最終処分場の利用年数の問題がある。

 西部クリーンセンターは、十一市町村で構成する西北五環境整備事務組合(管理者・成田守市長)が管理・運営する廃棄物焼却施設だ。組合は稼働延長を求めて地元住民や村議会に協力を要請しているが、結論は出ていない。

 周辺住民は「〇二年の大規模改修の際、村と組合がセンター使用期限を一〇年三月末とする覚書を交わした」として稼働延長を拒絶し続けている。蝦名魏稲垣村長(76)は「ごみ焼却施設の新設費用を市町村が負担するのは困難だという現状は理解するが、約束は約束。私は住民の代表だ。結論まで時間が必要だろう」と話す。

 木造稲垣最終処分場は、上屋付き施設としては〇三年四月の完成時点で日本一の規模を誇ったが、柏、森田、車力の三村分の処理量が増えることで使用年数が短縮される。

 木造町環境衛生課の三上輝光課長(55)は「一七年度まで十五年間利用する予定だが、森田村と車力村の最終処分場もあり、あと十年は大丈夫。次の施設が必要になるまで住民の理解を得ながら準備に入る」と見通しを語る。

 巨額の費用を要する施設建設は、国や県、周辺市町村の動向と行政需要を見据え、二重投資にならないような結論を導き出さなければならない。(市町村合併取材班)

12とはずがたり:2004/11/18(木) 01:50
へぇ。。
笑>「運動部の部室のような汗臭さ」(同社女性社員)がする。

男臭さ:原因物質はアンドロステノン ライオンが特定
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20041118k0000m040133000c.html

 女性だけが不快に感じる男性特有の体臭の原因物質を特定したと、日用品メーカーのライオンが17日発表した。この物質の発生抑制にアンズの種のエキスが有効なことも分かった。同社は、男性用の制汗剤の開発に生かしたいと話している。

 “男臭さ”の原因物質は、男性ホルモンが化学変化してできる「アンドロステノン」。興奮時や緊張時に脇の下などの汗腺から分泌される。思春期から壮年期の男性の分泌量は女性の数十倍になる。「運動部の部室のような汗臭さ」(同社女性社員)がする。

 異性の体臭に悩まされた経験は特に女性に多いため、同社の尾本百合子研究員らは男性特有の原因物質があると考えた。

 男性が多く分泌する物質を20〜30歳代の男女各20人にかいでもらったところ、女性だけがアンドロステノンに強い不快感を示すことが分かった。 このにおいをかいだ時の脳波を男女各10人で測定したところ、女性全員から「不快感」や「イライラ感」を示す脳波が検出された。一方、男性で「不快感」を示したのは2人だけで、残り8人は「リラックス」や「リフレッシュ」している状態の脳波を示した。女性がアンドロステノンと一緒に皮脂など他の体臭成分をかぐと、不快感が強まることも判明した。

 尾本さんは「女性にとっては耐え難いにおいだ。一般に女性の方がにおいには敏感だが、男女で感じ方が変わる理由ははっきりしない」と話す。
毎日新聞 2004年11月17日 23時05分

13とはずがたり:2004/11/21(日) 02:59
2病院と1診療所廃止へ
http://mytown.asahi.com/fukushima/news02.asp?kiji=6480

 県立病院の今後のあり方を検討している県立病院改革審議会の小委員会(委員長・中川治男元副知事)は、中通りと浜通りの4病院と1診療所の統廃合などの検討を始めた。リハビリテーション飯坂温泉病院(福島市)と三春病院(三春町)、本宮診療所(本宮町)の3院は廃止する方向という。

 県病院局によると、精神科を中心とした矢吹病院(矢吹町)は、医療の特殊性から存続させる意義があるとされている。また大野病院(大熊町)も、原発が近いことから初期の被曝(ひばく)などに対応する医療機関として位置づけられている。

 一方、リハビリテーション飯坂温泉病院は、03年度の入院患者が4万857人と、5年前(5万3197人)より2割以上減っていることや、同様のリハビリテーション医療を行う民間施設は多いことなどから、「県立病院としては必要ないのではないか」との意見が小委員会で出ている。

 三春病院は、田村郡の入院患者も郡山市内の病院を利用することが多いことなどから「必要性が薄い」とされ、本宮診療所も民間病院との競合などを理由に「役割を終えた」とされている。

 県立病院改革審議会は、すでに会津地方の5病院の統廃合を知事に報告。今後は中通り、浜通りについても検討を進め、来年3月までに最終報告を知事に提出する予定。

(11/19)

14とはずがたり:2004/11/25(木) 02:06
インフルエンザ:全ウイルスを保存 北大がデータベース化
http://www.mainichi-msn.co.jp/kagaku/medical/news/20041120k0000e040069000c.html

 人類が流行を経験していない新型インフルエンザの発生に備えるため、自然界にある135種類すべてのA型インフルエンザウイルスを保存し、遺伝子配列をデータベース化する計画が北海道大で進んでいる。今年度中にほぼ完了する見通しで、来年4月には同大に「インフルエンザウイルス・遺伝子リソースセンター」を設置する。ワクチン開発などの新型インフルエンザ対策に不可欠な情報を世界に提供する。

 A型インフルエンザウイルスは野生動物や家畜、人がかかる人獣共通感染症で、ウイルス表面に感染、増殖に必要なヘマグルチニン(H)、ノイラミニダーゼ(N)という2種類のたんぱく質を持つ。Hは15通り、Nは9通りあり、この組み合わせで135種類が存在する。現在、人がかかるのはH1N1型とH3N2型だが、これ以外のウイルスでも変異して、人の新型インフルエンザになる恐れがあるという。

 北大の喜田宏教授(ウイルス学)は、全種類のインフルエンザウイルスを収集しようと、ロシア、モンゴル、中国、日本で自然宿主のカモなどの野鳥から計49種類を分離。残りの種類のウイルスも掛け合わせて作り出している。

 また分離した別種類のウイルスを卵に同時感染させ、55種類のウイルスを作り出した。この手法で来年3月までに残り31種類のウイルスを生み出し、135種類のウイルスライブラリーを完成させるという。

 喜田教授は「遺伝子配列をすべて解読し、データベース化して人類共通の財産としたい。保存されたウイルスはワクチンのもとにもなるため、新型インフルエンザの『先回り対策』として役立つ」と話している。
毎日新聞 2004年11月20日 15時00分

15とはずがたり:2004/11/25(木) 02:07
予防接種:はしか・風疹、生後90カ月以内に2回 患者減り免疫低下−−厚労省検討
http://www.mainichi-msn.co.jp/kagaku/medical/news/20041124dde001040043000c.html

 厚生労働省の「予防接種に関する検討会」(座長、加藤達夫・聖マリアンナ医大教授)は24日、はしか(麻疹(ましん))や風疹の予防接種を現在の1回から2回に増やす方針で合意した。大人になってからも免疫を維持し、国内から病原体を排除して散発的な流行を防ぐには、生後90カ月以内に2度の接種が必要と判断した。早ければ06年度から実施する。

 はしかや風疹は予防接種法に基づく省令で、子どもの間に1回の定期接種が推奨されており、はしかの場合、現在は1歳児に接種するケースが多いという。

 以前は1回接種すれば、感染しても症状の出ない不顕性感染を繰り返して体内の抗体が増え、大人になっても免疫が維持されると考えられてきた。しかし現在は、予防接種が普及し患者数が減少したため不顕性感染の機会が減り、徐々に体内の免疫がなくなっているとみられている。このため、散発的な流行を抑制できないでいることが、専門家の間で問題視されていた。

 検討会では、2回接種に変更することで、大人になっても発症を防ぐのに十分な免疫を維持することが、散発的な流行を抑えるには不可欠との認識で合意。生後90カ月以内に2回接種することを基本に、具体的な接種年齢は今後、検討していく。また承認申請中のはしか・風疹混合ワクチン(MRワクチン)が認可された場合、接種が効率的にできるとして導入を検討することとした。
毎日新聞 2004年11月24日 東京夕刊

16とはずがたり:2004/11/25(木) 02:09
スギヒラタケ:急性脳症、急増の理由は 厚労省が研究班
http://www.mainichi-msn.co.jp/kagaku/medical/news/20041124k0000m040047000c.html

 食用キノコのスギヒラタケを食べた腎障害の患者が相次いで急性脳症を発症した問題は、厚生労働省や日本腎臓学会などの調査で、このキノコの何らかの有害成分が原因だとの見方が強まってきた。しかし、昨年までの発症例はごくわずかで、専門家は「なぜ今年だけ問題化したのか」と首をひねる。厚労省は緊急の研究班を設置して原因解明を急ぐ一方、一般の人もスギヒラタケを食べないよう呼びかけている。

 人工透析を受けている新潟県北部の70代女性は9月29日朝、突然ふらついて転び、地元の病院に入院した。意識障害が進んだため、10月6日に県立新発田病院(新発田市)へ転院、急性脳症と診断された。同病院には、この女性も含めて人工透析患者5人が相次いで急性脳症で転院してきたため、病院は県に特異な事例として報告した。

 10月中旬、同県中部にも発症者が拡大した。症例を検討した下条文武新潟大教授(腎臓内科学)は同21日、県の緊急会議で「腎障害のある人はスギヒラタケを食べないよう勧告すべきだ」と強く主張した。県は同日夕、問題を初めて公表した。

 これをきっかけに、東北・北陸地方で同様の症例が次々に見つかった。厚労省のまとめでは、11月23日までに新潟や山形、秋田など9県で計59人が発症し、17人の死亡が確認されている。

 日本腎臓学会が11月上旬までに確認した52症例(うち15人死亡)を調べたところ、平均年齢は69歳で、摂取から平均8日後に発症していた。

◆熱に強い成分?

 急性脳症が広範囲に発生していることから、突然変異して毒性を持ったとする見方や、有毒物質の付着説には専門家は否定的だ。家族内で複数の発症例がないため、感染症の可能性も低い。一方、スギヒラタケを全く食べなかったことが確実な発症者はいない。これらの事実から、スギヒラタケに含まれる何らかの成分が、腎障害を持つ人に有害に作用したとの見方が有力だ。

 同学会が新潟県などで透析患者522人に聞き取り調査をしたところ、290人がスギヒラタケを食べていた。このうち14人(4.8%)が脳症を発症した。これは統計的にスギヒラタケ摂取と脳症の間に相関があることを示しているという。

 同学会理事長の下条教授は、スギヒラタケを炒め物やみそ汁にして食べた後に発症した例が多いことから、「熱に強い成分が原因だろう」とみる。「腎機能が正常な人なら体外に排出される物質が、腎障害の患者では体内に残り、中枢神経に悪影響を及ぼした」と推測する。

◆なぜ今年激増?

 なぜ今年、発症者が激増したか理由は不明だ。

 キノコに詳しい金沢大の太田富久教授(生薬学・天然物化学)は「スギヒラタケは香りが強く、煮ると泡がたくさん出る。多くの物質が含まれていそうだが、日常的に食べるキノコなので、成分について研究されていなかった」と指摘する。

 新潟県森林研究所の松本則行研究員によると、今年は猛暑や多雨の影響で生育が早く、住民が採り始める解禁日には例年より大きく育っていた。「変なにおいがした」という住民もおり、生育環境の変化で、成分が変化した可能性がある。今年は豊作で、発症者の中には「例年よりたくさん食べた」と証言する人もいる。

◆原因解明へ動物実験

 脳症の原因物質や作用機構の解明に向けて、新潟大は腎不全のラットを使った実験を始めた。実際に発症患者から提供されたスギヒラタケを食べさせる。下条教授は「ラットが人間と同様の神経症状を起こすかどうかは分からない。原因物質特定には、時間がかかるかもしれない」と話す。

 厚労省も研究班設置を決めた。国立医薬品食品衛生研究所を中心に、スギヒラタケの成分分析などを進めている。「来秋に同じ事態が起こらないよう、今年度中には原因を突き止めたい」という。秋田県も独自に研究チームを作って、原因究明に乗り出した。
毎日新聞 2004年11月23日 19時00分

17とはずがたり:2004/11/25(木) 18:18
男は関係ないのか?

女性の不倫、遺伝的要因が影響=英科学者 (ロイター)
http://www.asahi.com/special/041023/TKY200411120231.html

 [ロンドン 24日 ロイター] 英国の科学者チームが24日、女性の不倫や性的関係をもつ相手の数に遺伝的要因が影響している、とする調査を発表した。

 同チームは、1600組の双子を対象に行動に対する遺伝子の影響を調査した。双子は一卵性双生児と二卵性双生児を含む。

 調査を行った聖トーマス病院双子研究部のティム・スペクター教授は記者会見で、「性的関係をもつ相手の数や不倫に与える影響の40%は、遺伝的要因だった」と語った。

 しかし、環境や育ちも、不倫の個人差を説明する要因になっている、と付け加えた。

 調査結果は「双子研究」誌に掲載された。

[ 2004年11月25日16時2分 ]

18とはずがたり:2004/11/26(金) 02:32
新潟中越地震:十日町病院の移転・改築で署名活動−−来月 /新潟
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041125-00000080-mailo-l15

 十日町市の滝沢信一市長は24日、中越地震で被害を受けた県立十日町病院(275床)の移転・改築を国、県に要望するため、来月、署名活動を行うことを明らかにした。
 同病院は、病棟の2、3階の柱や壁にひびが入り、使用不能状態。現在は、管理棟を利用して45床を確保している。さらに補修作業を急いで12月中旬までに約200床を確保する予定だが、完全復旧には相当な時間と資金が必要とみられる。
 このため、22日には十日町圏域の6市町村長と地元の県議、医師会、同病院関係者らが集まって対策を協議。早急な建て替えを要望するため署名活動を展開することで一致した。
 滝沢市長は「地域住民の生命を守るためには、震度7でもびくともしない病院が必要。現病棟を改修した場合、五十数億円かかる。それならば県の中核病院建設計画を前倒しし、移転・改築すべきだ」と話している。
11月25日朝刊 
(毎日新聞) - 11月25日16時36分更新

19とはずがたり(1/3):2004/12/04(土) 04:24

泉崎村立病院の「無責任な院長」と「僻地医療」の未来予想図
http://www5f.biglobe.ne.jp/~iyatsue/izumizaki.htm

河北新報の記事より。

[福島県泉崎村で唯一の病院である村立病院の院長に、今月1日就任したばかりの医師(49)が、退職願を出し、24日受理されていたことが分かった。村は27日、村議会全員協議会で経過を説明した。前院長が今年2月、8月末で退職する意向を表明。宮城県蔵王町の病院に勤めていた院長が後任探しが難航しているのを知って名乗りを上げ、村は大歓迎したが、1カ月足らずでぬか喜びに終わった。
 小林日出夫村長は「事情を理解して引き受けてもらったと思っていたので驚いている。入院患者もいるのに、猶予期間もなく辞めたのは理解できない」と話している。
 村は嘱託医の元院長(70)を院長職務代理者にして診察を続けるとともに、新たな院長を探し始めた。「入院患者と、かかりつけの外来患者の診療には当面影響はない」としている。
 村によると、院長さんは22日に突然、村に電話で辞意を伝えた。驚いた幹部が事情を聴きに出向いたが、「もう限界。勘弁してくれ」と、明確な理由は述べずに退職願を提出。25日には村を後にした。
 ある幹部は「診療時間の短縮を求めたり、それほど多くない夜間の呼び出しに応じないことがあったりと、当初からトラブルがあった。自分の思うようにならないのと、周囲から孤立したのが原因では」と推測する。
 27日の村議会全員協などでは「あまりにも村民をばかにしている。悪い夢を見ているようだ」と憤る声が聞かれた。
 村立病院は1980年に開設された。診療科目は内科と外科、小児科、整形外科で、ベッド数は70床。うち一般病床は34床で、残りは療養型。法律で定められた医師定数は5人だが、院長の辞職により常勤医は70代の嘱託2人だけとなり、非常勤医を合わせても約3.7人になった。]


毎日新聞の記事(1)

[泉崎村立病院(70床)の院長として9月1日に就任したばかりの男性医師(49)が24日、「肉体的、精神的に限界」と小林日出夫村長に辞表を提出した。小林村長は辞表を受理する考えで、80年の同病院設置以来初の院長不在の緊急事態となる。27日に緊急の村議会全員協議会を開き検討するが、後任のあてはない。
 この医師は、前院長の辞意表明(2月)を報道で知り、宮城県蔵王町の私立病院の勤務医から院長就任を申し出て、8月下旬から勤務していた。辞表の理由は(1)休日も呼び出される(2)履歴書に「当直は週1回まで」と書いたが週5回をつけられた(3)勤務態勢の改善を求めたがはねられた――としている。常勤医師が院長一人の職場環境を問題視しているようだ。
 一方、村幹部は「すべて納得済みで来てもらったと思っていた」と驚きを隠せない。村は院長のため、病院そばの院長用宿舎を450万円かけて改修し、引っ越しの支度金100万円を用意した。小林村長は「赴任から1カ月もたっていない。新院長をリーダーに出直そうと考えていた矢先だけに残念」と話す。
 医療法によると、同規模の病院の適正医師数は5・0人とされるが、現院長の辞職で非常勤医師だけとなり約3・7人まで落ち込む。外来は1日100人程度あり、業務に支障が出るのは必至だ。]

毎日新聞の記事(2)

[◇村議会全協で報告
 今月1日に院長に就任した泉崎村立病院(70床)の男性医師(49)が、就任から20日余りで小林日出夫村長に対し辞表を提出した問題で、小林村長は27日開かれた村議会全員協議会で、元院長の男性嘱託医師(70)を職務代理者に任命したことなどを報告した。協議会では「責任放棄ではないか」など男性医師に対する憤りの声が多く出たが、執行部の責任を問う声はなかったという。
 協議会で小林村長は、任命権者として「申し訳ない」と冒頭に陳謝。男性医師が辞任の理由にあげた「週5回の当直」について「本当なのか」と質問があり、執行部は「宅直(院長宅での宿直)はお願いしたが、原則入院患者への対応だけで夜間外来はしておらず事実ではない」と否定した。一方、村外部の有識者らが参加する病院事業検討委が午後から開かれ、執行部の責任を問う声があがると「調査が不十分だった」と小林村長らが謝罪した。
 小林村長は遅くとも今年度末までには新院長を見つけたい考えだ。ただ、職務代理者の男性医師が高齢のため「できるだけ早く見つけたい」と話しているものの、決定までには難航が予想される。男性医師が辞任した場合に備え、当面は県立医大などから非常勤医師の派遣を要請する方針だ。]

参考リンク「女医の愚痴」(9/28)
     「きんきょうほうこく」(9/29)

20とはずがたり(2/3):2004/12/04(土) 04:24

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 非難轟々のこの院長なのですが、僕は「もし自分がこの院長だったら、耐えられるかな」と同業者として考えてみるのです。「薬だけ」の患者さんもいるとしても、1日100人の外来患者と長期療養型で、急性期ではない患者さんが半分を占めているにしても、70床の病棟。70歳以上の御高齢である2人の嘱託医と、おそらく週に何日か来るだけの非常勤医。これは、仕事の量に比して、明らかに人手不足だろうなあ、と思います。だって、外来だけでも、この人数だとたぶん1日仕事になるはずだし。

「週5回の当直」については、お互いの「見解」が分かれているところのようです。
 院長サイドは[「履歴書に当直は週1回まで」と書いたのに、週5回の当直をつけられた]というのを辞任の理由にされているようですが、村の執行部側は「院長宅での待機である『宅直』は週5回予定を入れたが、[「原則入院患者への対応だけ」だから、「当直」ではない]と答弁されています。まあ確かに、ずっと病院内の当直室にいなければならないよりは気分的には解放感はあるかもしれませんが、「入院患者に何かあったら自分が必ず呼ばれる」という状態は、けっこうストレスなのではないでしょうか。それ以前に、この病院には当直医はいなかったのだろうか?もしいないのだとしたら、いる場所が当直室か自宅かの違いだけで、「実質的には当直」ということになりますよね。しかも「宅直」だから、「当直料」は出ない、と。ちょっと酷い話ではありますね。

 そして、村の偉い人たちは「そんなに呼び出しは多くない」という「結果」だけで判断しているようですが、実際に当直をやっていると、たとえ呼ばれなくても、「いつ呼ばれるかわからない」というだけで、けっこうストレスになるものなのです。もちろん、若い研修医などは、「家に一週間帰ってない」とか「毎晩のように病院から呼び出し」なんていう目にあっているのが現実なのですが、やっぱり「修行中」の研修医たち(しかも、いざとなれば同僚や上司のバックアップもある)と、もう50歳近くなって体力的にも若者と同じというわけにはいかず、自分の家族や生活もあっていざとなったら頼れるのは自分だけの立場のこの院長とでは、やっぱり違うと思いますし。僕も研修医時代は、「どうして自分たち若手ばっかりがキツイ当直を?」と憤った夜もありましたが、確かに「年をとるにつれ、当直そのものも、当直の翌日もどんどんキツくなってきているのです。「体がついてこなくなる」というのが正直なところなのでしょう。
 院長は「当直は週1回」と履歴書に書いたそうなのですが、村側はたぶん「応募者がいた」ということで喜び勇んで、お互いの条件の確認が甘かったのだと思われます。

<就任まで>
院長「当直は週1回まででいいんですよね」
村の担当者「ええ、先生が来てくださるんだったら、どうにかやりくりしますから、お願いします!」

<就任後>
院長「えっ?自宅待機が週に5日もあるんですか?」
村の担当者「いや、医大にあたってみたんですが、新研修制度で手が足りなくて当直医を出すなんてとんでもない、と断られちゃったんですよね、まあ、しょうがないですよ。先生は院長なんだし、他の先生は御高齢ですから、『当直』じゃなくて、『宅直』を週に5回、ということで、手を打ってくださいよ。宅直って言っても、呼ばれたら行けばいいだけで、どうせずっと働きっぱなしってわけじゃないし、『地域医療のため』ですよ!」
 これは100%僕の創作ですが、なんとなく、こんな光景が思い浮かぶのです。

 もちろん、院長も「当直は週に1回」というのは、ちょっと吹っかけすぎなのではないかなあ、とか、病院の規模や患者数、働いている医者の数を考えれば、ある程度の「予測」はできたのではないか、という気もしなくはないのですが。

 それにしても、前任の院長は、70歳近くでもこんなハードワークをやっていたのでしょうか?「地域医療の神」という感じすらしてきます。本当にそうされていたのだとしたら、それを基準にされてしまうのは不幸だとしか言いようがありません。

 ところで、[執行部の責任を問う声があがると「調査が不十分だった」と小林村長らが謝罪した]そうなのですが、これって要するに「人格に問題のある院長を連れてきてごめんなさい」ってことですよね。ということは、これと同じ条件で(給料がいくらだったかは知りませんが)、「地域医療に理解のある院長を探す」というつもりなのでしょうか?

21とはずがたり(3/3):2004/12/04(土) 04:25
>>19-21

 まだまだ日本国中に「僻地」とされている場所がたくさんあるなかで、「宅直」の辛さも理解してくれなさそうで、事あるごとに「医者だったら、そのくらいはガマンしてください」と言うような人たちが運営しているような病院で働きたがる人は、そんなにいないような気がします。自然環境の辛さは意欲で乗り越えられても、行政の無理解へ辛さは、情熱だけでは乗り越えがたいでしょうし。

 「せめて3人くらい『動ける常勤医』がいれば」なんて思いもするのですが、現在の「都会志向・大病院志向」が強い医者の就職傾向からすると、それも難しい相談でしょう。しかし、この規模の病院を院長だけで切り盛りするとなると、物理的にムリなのではないでしょうか。そうなると、なおさらみんな二の足を踏んで就職したがらない、という悪循環。

 もうひとつ問題点を挙げるとすれば、「この病院は、院長が努力すれば、それだけ院長に努力がフィードバックされる体制になっていたのだろうか?」ということです。
 僕の先輩にも新しく開業される先生が増えてきたのですが、新規開業した先生たちの多くは、休日や夜間の急患にも真摯に対応されています。それこそ「開業してから、本当に『休み』だったことは何年もなかった」と言う先生もいらっしゃるくらいで。
 それは「医者としての理想」と同時に「自分の病院を繁盛させるための企業努力」という面もあるのです。今は、病院も「競争」していかないと生き延びられない時代ですし。
 まあ、「がんばって診療すれば、それだけの見返りがある」からこそ、そういう努力もできるんですよね。この村立病院、給料は悪くなかったんでしょうけど、「どんなに働いてもギャラはおんなじ」であれば、サボりたくなるのも人情だろうし。

 しかし、今回の件でいちばん「ぬか喜び」させられたのは、この泉崎村立病院を受診されたり、入院されている方々ですよね。30代前半の僕からすれば、「近くに病院がなくても、評判の良い病院に行けばいいのに」なんて思ったりもするのだけれど、実際に高齢になって体の自由が利かなくなってくると「近くに病院がある」というのは、とても大事なことですし。前院長がまだ健在だったから良かったものの、そうでなかったら、この病院はいったいどうなっていたのでしょうか?

 そもそも、「地域医療をやろうとする医者」が、みんなDr.コトーのはずもなく、動機としては「地域の役に立ちたい」だけではなく、「大病院での多くの検査や外来の『やっつけ仕事』に疲れてしまい、もっと患者さんとじっくり向き合う医療をやりたい」という人もいれば「給料がいいから、お金を稼ぎたい」「自分の病院を持ちたい」などの「現実派」や「田舎でのんびりして、自分の時間をつくりたい」という人もいるのではないでしょうか?

「そんなに働かされるのなら、都会で働くよ」という人だって、いてもおかしくありません。

 時代の流れとしては、医者も医者なりの「生活の質」を求める人は増えてきている印象はありますし、そういう意味では、「地域医療への熱意」という不確実な幻想を相手に抱くよりは、「完全当直制による、夜間勤務の撤廃」「余裕のあるスペースとスタッフ数による、理想の医療」などの現実的な「僻地で診療することのメリット」を取り入れるのもひとつの手だと思うのです。ただし、こういうのは、「いつでも主治医がとんでくるのが当たり前」である日本の医療文化からすると、かなり受け入れられがたいかもしれませんが。
 でも、「条件さえ合えば、田舎で暮らす」という選択をする医者だって、やりかたによっては増えるのではないかなあ、とも思うのです。

 それにしても、医者というのは割に合わない職業のような気がする昨今。
 あるときは「同じ人間なのに、偉そうにしてるんじゃねえ」と言われ、またあるときは「医者なんだから、ミスなんて絶対に許されない」「医者なんだから、過労死するまで働かされても仕方がない」なんて言われるのだから。

 まあ、今回の件については、あらかじめ当直や休日診療などの条件を確認しておかなかたことや猶予期間をおかずに急にやめてしまったことなど、院長サイドにも「甘かった」のではないかと感じるところが多々あるんですけどね。
 「医者は温室育ち」で、村の幹部たちの手練手管に乗せられてしまったところも、あるのかもしれない。
 逆に言えば、同じように就職して辞められなくなった「僻地の院長」というのは、他にもいるような気もします。
 「キレて辞める」ほどの勇気も行動力も非常識さもない、「常識人」の院長が。

22とはずがたり:2004/12/04(土) 04:32
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1046080617/645
福島・泉崎村立病院に救世主 宮城・蔵王の医師が新院長に

その帰結と医師の目からの感想>>19-21

大体医師という職業が優遇され過ぎてるから田舎で開業したいという人が現れなくなるのだ。そして人手不足で激務になるという悪循環が更に医者を敬遠させる。

この平成不況期に就職口があるというのに誰もいないという現状から回答は自ずと明らかなはずだ。
現行では医者が狭き門であるという事は,人徳のある人物のみが医者になれるという結果を生んでおらず,カネのある開業医の師弟しか私大に行けないという弊害につながっている。
医者が都会でちやほやされてのうのうと暮らせるから田舎に来ないのである。医者の地位と診療報酬の格下げを!!

23とはずがたり:2004/12/12(日) 00:14
「なぜ県が決められないのか」 知事、県立医大の定員増で不満ぶちまける /福島
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041211-00000150-mailo-l07

 ◇厚労省に不満をぶちまける
 佐藤栄佐久知事は9日、県内に現地調査に訪れた参院厚生労働委員会のメンバーに対して、国が認めていない県立医科大の入学定員枠(80人)の増加を訴えた。同席した厚労省の担当者には「なぜ(大学の)設置者(知事)が決められないのか。霞が関の机の上でなく考えてほしい」と苦言を呈した。
 知事は只見町などの過疎地で医師不足が深刻になっている現状を訴え、「医師が過疎地に一定期間勤務するシステムを県立医大に作りたいが、そのためにも定員増が必要」と述べた。
 厚労省側が「(入学定員は)直接的には文科省の権限」と弁明すると、「それが困る」と遮り、要望が省庁間でたらい回しにされて実現しない不満をぶちまけた。
12月11日朝刊 
(毎日新聞) - 12月11日16時15分更新

24とはずがたり:2004/12/15(水) 05:42
混合診療の何が問題なんだ?

「混合診療」解禁で調整…首相が考え示す
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041214-00000107-yom-pol

 小泉首相は14日、保険診療と保険外診療を併用する「混合診療」について「認める方向でやってもらいたい」と述べ、解禁する方向で最終調整する考えを示した。首相官邸で記者団の質問に答えた。

 混合診療をめぐっては、解禁を求める規制改革・民間開放推進会議と、反対する厚生労働省との調整が難航している。
(読売新聞) - 12月14日14時38分更新

25とはずがたり:2004/12/19(日) 15:00
当然!

政管健保、レセプト原則開示へ 医師の拒否要件厳しく
http://www.asahi.com/business/update/1219/001.html

 社会保険庁は、中小企業の従業員や家族ら約3600万人が加入する政府管掌健康保険(政管健保)の診療報酬明細書(レセプト)について、原則開示する方針を決めた。あいまいな理由で主治医らが開示に反対できないよう、来春にも手続きを見直す。開示請求ができることも加入者らに文書で知らせる。政管健保の新方針は大企業の健康保険組合(3100万人)など他の健保の情報開示にも影響を与えそうだ。

 レセプトは、病院などが医療費を健保に請求する時に使う明細書。手術や処置法、検査、薬剤などの治療内容が記載されている。

 厚生労働省は医療事故問題に取り組む市民団体の要望を受け、97年からレセプト開示を認めた。すべての健保で開示が始まったが、主治医らに診療上の支障がないかどうかを確認するため、全面開示にはなっていない。

 政管健保では、昨年度までの7年間で2万1514件の請求があり、8割は開示、2割が不開示や部分開示、判断保留などになっている。「患者ともめている」との理由で不開示を求める医師もいるという。

 このため、同庁は来年4月施行される個人情報保護法が、本人情報の開示請求権を保障していることを受け、原則的に開示をすることにした。医師に確認する手続きは残すものの、不開示や部分開示を医師が求める場合には、その理由を書面に明記するよう求める。

 不開示は「本人の生命や健康、財産を害する」などの場合に限り、医師がこうした不利益を明確に説明できなければ開示する方向だ。医師名や治療内容は、厚労省が「医師の個人情報」としているが、これを理由に不開示にはできないことも徹底する。

 また、年2回発送する医療費の通知書に来年度から、開示請求できることや手続き方法を知らせる文書を添える。

(12/19 07:31)

26とはずがたり:2004/12/20(月) 12:43
町の診療所など1日あたり僅か数人で採算がとれるか聞いたが年間延べ10万人の利用でどうやって赤字を出すんだ?
>地域の人口減や他の医療機関の充実などの影響で赤字が重なり、03年度末の負債額は約54億円
しかも既に役割を終えてるくさいし。。

北宇和病院 公設民営で引き継ぎ
4町村方針 県に支援を要請
http://mytown.asahi.com/ehime/news02.asp?kiji=4360

  06年3月に県が廃止する予定の県立北宇和病院(広見町) について、広見、三間、松野、日吉の地元4町村が「公設民営」 方式で病院を引き継ぐ方針を決め、県に対して支援要請していることが分かった。

  同病院は地域の人口減や他の医療機関の充実などの影響で赤字が重なり、03年度末の負債額は約54億円に上る。 このため、県は06年3月に廃止方針を決め、4町村に対し、廃止後の活用法として地元自治体の 直営化 ▽公設民営化 ▽民間譲渡、などの案を示していた。

  4町村はこの中から、地元自治体が病院を設置して、運営を民間に委託する公設民営方式で活用する方針を固め、今月10日に県に報告、支援を要請した。 これを受け、県は「財政面や運営委託先の選定などでの支援を考えたい」(県立病院課) としている。

  北宇和病院は、1948年に地元自治体が設立。 62年に県立病院になった。 現在は内科、外科、泌尿器科など5科があり、年間約10万人が利用している。
(12/17)

27杉山真大 </b><font color=#FF0000>(sB4AwhxU)</font><b>:2004/12/20(月) 14:55
>>24
一応、業界とは違う方面からの反対論をば。

私たちは「混合診療」の導入に反対します! 2004/12/20
http://www.janjan.jp/living/0412/0412161690/1.php

 最近の報道で、「混合診療」という言葉を耳にすることがある。混合診療とは、保険診療と保険外診療(自由診療)を併用する診療形態のことで、現在は心臓移植などの高度先進医療や本人が希望した差額ベットなど一部を除いて、併用は認められていない。その解禁をめぐる調整が大詰めを迎えている。

 労住医連(労働者住民医療機関連絡会議)はこの動きに危機感を持ち、「私たちは『混合診療』の導入に反対します!」として下記3点を主張している。

・混合診療は、お金の有無によって患者さんの健康や生命に格差や不平等を生みます
・健康保険の適用範囲が狭められ、自己負担が増えます
・健康保険制度の崩壊につながる危険があります

 それによると混合診療は、保険外の治療を受けても全額自費にならないため、患者にとっても一見、良さそうにみえるが、大きなマイナス点があるという。それは安全性の確保と自己負担の問題だ。

 現在、保険で認められている診療方法や薬は、慎重な審査の結果、その効果が認められ、安全性も確認の上で承認されている。

 仮に混合診療が認められると、治療効果と安全性に疑問のある医療が野放しになる恐れがあると危惧しているのだ。安全性や効果が証明されれば健康保険で使えるようにするのが筋であり、そうすれば、多くの患者が大きな自己負担もなく診療を受けられるとしている。

 また、混合診療を導入すれば新しい治療法や薬は今後、保険外となるばかりでなく、現在は認められているものも保険外にされる恐れがある。

 そうすると、お金のない人は限られた狭い範囲内の保険診療しか受けられないことになる。推進派の規制改革・民間開放推進会議(議長・宮内義彦オリックス会長)は「患者の選択が広がる」とするが、対する厚生労働省は「平等な医療を受ける権利が奪われる」と反対している。

 保険外の医療は民間の医療保険に加入して受ければよいということになるが、オリックスは医療保険を販売している会社であり、その会長が審議会の委員として混合診療の推進を強く主張していることには、不信感を持たざる得ない。

 労住医連は、お金の有無で健康や生命に格差や不平等を生んではいけないと訴えている。

(井上弘子)

[My HP] http://politics.mtcedar.com/
      http://mtcedar.txt-nifty.com/

28片言丸 </b><font color=#FF0000>(/3J5SzQQ)</font><b>:2004/12/20(月) 17:57
福岡二区補選民主党公募に応募された方(残念ながら公認されませんでしたが)がお仕事柄お詳しいようです。
http://morooka.exblog.jp/

29とはずがたり:2004/12/20(月) 18:51
>>27-28
情報提供感謝であります。

漠然と医師会がごねてるだけでさほど問題など無いんじゃないかと思ってましたが結構色々と問題が出かねないんですなぁ。

30とはずがたり:2004/12/30(木) 15:15
舞鶴でも内科医不足が発生するのか。。

来年、再建への正念場 内科医の大量退職で市立舞鶴市民病院
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041229-00000028-kyt-l26

 今春、内科医が大量に退職し、診療体制の縮小が続いている市立舞鶴市民病院(舞鶴市溝尻)は来年、再建への正念場を迎える。年末に同病院加佐診療所(同市八田)の内科医が退職したが、28日、常勤医の派遣を要請していた関西の医大から「内科医を派遣したい」と前向きの連絡があり、同病院は「医師確保の努力を続け、1日も早い診療体制の回復をめざす」としている。
 大学からの医師派遣については今後、人数や条件などを詰めることになるが、市は「複数の医師派遣を期待している。再建への第一歩にしたい」(泉和博・同病院事務局長)という。
 一方、加佐診療所は台風23号時の診療活動でも奮闘した佐藤泰吾医師(32)が「家庭の事情で他府県の病院に移る」(同事務局)として退職。1月からは市民病院内科の松谷譲医師(54)=11月に採用=を中心に診察、往診にあたり、非常勤の内科医と整形外科医が応援する体制を取る。
 泉事務局長は「市民病院の責任、役割を果たせるよう再建に務める。加佐診療所も医師は代わるが地域医療はしっかり支えていく」とし、あわせて今年4月以降、月平均7000万円にのぼる赤字の縮減を目指して「新年から病院組織や職員の意識改革にも取り組む」と話している。
 同病院内科は今年3月末までに医師13人が退職。外来診療は非常勤医らで対応しているが、入院病棟は5月から休止状態が続いている。
(京都新聞) - 12月29日22時12分更新

31とはずがたり@東洋医学:2005/01/10(月) 21:24
はり・灸のツボ、日中韓でズレ 92カ所を統一へ
http://www.asahi.com/national/update/0110/011.html

日中韓でのツボの違い
http://img.0bbs.jp/u/tohazugatali/13_7(http://0bbs.jp/tohazugatali/)

 ツボの位置は、日中韓で微妙にずれていた――。マッサージやはりなどの治療で使われる361のツボのうち、約4分の1が食い違っており、今夏までに国際的に統一されることになった。約2000年前に中国で生まれ、各国で独自に試行錯誤を重ねたためのずれ。欧米で東洋医学が普及し始めたため混乱を防ごうと、専門家たちが統一案をまとめ、06年に世界保健機関(WHO)の認定を目指す。しかし、「これまでの治療はツボを得ていなかったのか」との反発も予想され、関係者は気をもんでいる。

○欧米にも普及、混乱防止

 90年代後半から鍼灸(しんきゅう)治療などの東洋医学が欧米でも効能を認める報告が増え普及する兆しが出てきたため、WHOの働きかけで、昨年3月から日中韓の専門家らによる作業部会が、361あるツボの位置を調べた。うち92カ所が3カ国でずれていることがわかった。

 中国を中心に残っている最も古い文献に沿ってすりあわせが進み、10月の3カ国による会議で77カ所の位置の統一は合意された。まだすりあわせができていないツボが15カ所残っている。手のひらにありしびれに効く労宮、うなじにあり首のこりに効く天柱などだ。

 違いが大きいのは、動悸(どうき)などに効くというゲキ門(げきもん)(ゲキは左がメのしたにナム、右はおおざと)と、首が回りにくい時に効くという四トク(しとく)(トクはさんずい、士のしたに買)。

 日本と韓国はひじから手首まで(前腕部)を10等分し、その長さを1寸と決め、位置の基準にしている。ゲキ門は、手のひら側の手首から5寸のところ、四トクを手の甲側のひじから5寸のところにしていた。

 しかし中国では、ゲキ門は手首から5寸、四トクはひじから5寸と位置の設定は同じだが、1寸をひじから手首までを12等分した長さにしていたため、ずれが生じた。これらは中国流に統一される。

 肝機能を高めるとされる期門もずれが大きい。日本では第9肋軟骨(ろくなんこつ)の下側とされているが、中国と韓国は第6と第7肋軟骨の間となっており、これも中国流で合意された。

 ツボは現在では1000近くに増え、名称や位置にも諸説ができていた。そのため、89年の専門家による協議をへてWHOが古典的な365カ所のうち361カ所の名称を統一、認定した。しかし位置のずれについては各国の合意を得られなかった。

 関係者が心配しているのは、「いままでの治療は、正しかったのか」という患者側の反応だ。

 作業部会メンバーで群馬県立盲学校の教員、香取俊光さんは「もともと日本には多くの流派があり、同じツボでもわずかにずれていた」と釈明。同部会のメンバーで埼玉県鍼灸師会副会長の河原保裕さんは「今回の統一が絶対というものではなく、今後この基準をもとにより効果のある位置を研究していく」と話す。当面は、今までの位置で治療を続けるという。

 同部会代表の形井秀一・筑波技術短大鍼灸学科教授も「基準ができれば、それを共通言語に世界中で鍼灸の有効性が議論できる」と前向きだ。

     ◇            ◇

〈キーワード〉ツボ

 鍼灸医学では、体表と内臓とを結ぶエネルギーの流れ道の上にあるとされる。そこを刺激することで、内臓などの異常が分かり治療効果もあるという。約2000年前、中国で生まれ、何度も変更されてきた。

(01/10 19:18)

32とはずがたり:2005/01/13(木) 10:38
開業医は一日数人の患者で十分黒字でやっていけるそうだがなんでこんな大病院が赤字に陥るのだ?
設備や人件費にカネが掛かるって事か?

生駒総合病院 3月末に廃止
http://mytown.asahi.com/nara/news01.asp?kiji=3749
県国保連 赤字などを理由に
近大へ引き継ぎ交渉

  生駒市の生駒総合病院(196床)が、赤字などを理由に3月末で廃止されることが明らかになった。市町村などでつくる運営主体の県国民健康保険団体連合会(理事長=安曽田豊橿原市長)が今月末の理事会で正式に決める。跡地で新たな病院を運営してもらえるよう近畿大医学部に求めているが、少なくとも2年間は地域医療の拠点がなくなることになり、患者らの間に不安が広がっている。

地域医療の拠点、2年間空白も

  同病院は1950年に開院。内科、外科、眼科など11の診療科を置き、病床数では県内で中規模の施設だ。近鉄生駒駅から南へ徒歩数分の市中心部にあり、近隣の自治体や県外からも含め1日に約500人が受診する。

  しかし昨年度決算は初めて約1億6500万円の赤字が出た。県国保連は03年に委員会を設けて病院の在り方を検討してきた。福井良雄・常務理事は廃止の理由について「限界を超える水準まで経営が悪化している。患者は県北部に限られており、他地域の市町村の理解が得られない」と説明する。

  ただ、地域での医療の継続が必要との委員会の答申を受け、近畿大に新たな病院の運営を依頼し、昨秋から生駒市も交えた協議を始めた。市が老朽化した施設を取り壊し、跡地を近大に無償譲渡する案も浮上しているが、市の予算措置が可能かどうか先行きは不透明だ。仮に順調に進んでも、診察再開まで2年はかかりそうだという。

  すでに診察への影響が出始めている。近畿大との交渉開始を受け、別の大学病院は派遣していた医師を減らし始めた。耳鼻咽喉(いんこう)科では、担当医の個人開業と重なって医師がいなくなり、年明けに閉鎖された。

  生駒総合病院の飯貝少治・事務部長は「廃院まで3カ月という短い期間で、ほかの医療機関に患者を引き継ぐのは非常に難しい」と頭を抱える。

  職員らは昨年暮れ、県国保連などに公開質問状を提出。年明けから病院存続を求める署名活動を始め、患者ら3500人が応じたという。「患者の会」も結成された。

  眼科を月1回受診する生駒市内の男性(51)は「この病院のおかげで失明を免れ、頼りにしてきた。高度な治療を受けており、今後は大阪まで通わないといけない。診察の中断は患者の存在を無視している」と憤っている。

職員21人が労組を結成
医療継続など求め

生駒総合病院の廃止をめぐり、同病院の職員21人が12日、雇用の確保や医療の継続を求めて労働組合を結成し、眼科医長の奥田隆章医師を委員長に選んだ。

  結成大会に出席した医師からは「患者を宙に浮いた状態に置くのはひどすぎる」との声が上がった。奥田委員長は「患者と力を合わせ、3月までの短期決戦を闘っていく」と述べた。

  同病院には医師を含めて135人の常勤職員がいる。県国保連によると、廃院に伴って全員が解雇される可能性が高いという。

(1/13)

34とはずがたり:2005/01/15(土) 14:36
>>33-34

<サリドマイド>薬害対策ないまま個人輸入が急増
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1070807006/119

ソリブシンでも薬効があるのに使われなくなってしまったそうだ。
http://www2.incl.ne.jp/~horikosi/No67.html

正しく服用すれば効果がある物については冷静な対応が望まれる。

35とはずがたり:2005/01/15(土) 14:37
【製薬関係レス】
薬関係もこちらで行こう

第一製薬が明治製菓に動物薬を営業譲渡(日本工業新聞 2004/1/6)
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1070807006/28
ファルマテックが医薬品工場を承継=来年4月の分社化で―第一製薬
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1070807006/129

中外薬が上昇、ロシュとの合併効果を発揮-コスト削減で業績上ぶれ (ブルームバーグ)
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1070807006/30

2003年12月19日更新 北國新聞
第一ファインケミカルがビタミンB2事業を拡大 三菱ウェルファーマから譲渡
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1070807006/16
三菱ウェルファーマが東京研究所を閉鎖、横浜に機能集約(日本工業新聞 2004/1/20)
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1070807006/32
<血液製剤>納入実績、一転「あった」 三菱ウェ社
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1070807006/121

山之内製薬と藤沢薬品が合併、売上高で国内2位に 【付:製薬メーカー合従連衡】
山之内・藤沢の合併 製薬上位にも再編の波 【付:国内医薬品メーカーの売上高順位】
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1070807006/42-43
山之内製薬:藤沢薬品と合併契約 新社名はアステラス製薬
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1070807006/74
欧州委、山之内製薬と藤沢薬品の合併承認
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1070807006/100

アベンティス、ノバルティスとの統合交渉開始を決定
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1070807006/51

中国医薬品最大手の「三九」、07年に日本で上場へ
中国大手「三九」が買収に名乗り カネボウの医薬品事業
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1070807006/52-53

マツモトキヨシ、製薬会社買収を検討
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1070807006/55

エスエス、医療用医薬品事業を久光製薬に譲渡
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1070807006/73

大塚製薬グループ上場へ、まず来秋めどにアース製薬
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1070807006/76

ライオン、中外製薬から一般医薬品と殺虫剤事業を買収(営業譲渡)
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1070807006/88
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1070807006/112

独バイエル、日米の医薬品事業で米製薬大手シェリング・プラウと提携
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1070807006/109

大塚製薬、音別に工場増設 点滴用輸液バッグ製造 06年操業、100人増
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1070807006/113

小林製薬、スズケンから大衆薬卸事業を取得
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1070807006/116

武田薬品、「ベンザブロック」の製造・販売を中止
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1046080617/117
武田薬品、自前主義捨て新薬の「種」他社から購入
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1046080617/235

国内製薬の研究開発、生産性、3割低い――BCG、世界大手と比較
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1070807006/130

大日本製薬と住友製薬合併、来年10月――売上高、国内6位浮上
【付:国内医療用医薬品売上高ランキング】
中堅製薬、統合に活路――国内大手と依然格差、研究開発費は半分に届かず
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1070807006/134-135

独バイエル、化学子会社を完全分離――来年1月上場、事業絞り込み
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1070807006/138

鬼の元薬剤部長の辛口薬事放談【「おくすり千一夜」】
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1070807006/143

大衆薬で開発連合、大正、武田など軸に
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1070807006/144

36とはずがたり:2005/01/17(月) 09:59
うーん凄いなぁ。

66歳女性が体外受精で出産 ルーマニア、最高齢記録に
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__941595/detail

[ウィーン16日共同] ルーマニアからの報道によると、首都ブカレストに住む66歳の元大学教授の女性が16日、体外受精で女児を出産した。

 女性は双子を妊娠していたが、1人の死亡が確認されたため、予定日より6週間早めて、残る1人を帝王切開で出産。体重約1・4キロと未熟児ながら健康で、ギネスブック掲載の63歳のイタリア人女性ら2人が持つ世界最高齢出産の記録を塗り替えた。

 女性はアドリアナ・イリエスクさん。DPA通信によると、結婚したことは一度もないが、9年前から子供が欲しいと不妊治療の専門医に通い、健康な若い男女から提供された精子と卵子による体外受精を受けた。

 イリエスクさんは地元テレビ局に「母になるのは長年の夢だった。人生で最高の幸福」と語り、喜色満面。年金と児童書の執筆で生活しているが、「子供を持ったからには引退はできないわ」と話し、1人で育てる決意を示した。

 (了)

37とはずがたり:2005/01/20(木) 20:25
市民病院と県立病院の両方があるのは新日鐵釜石華やかなりし頃の名残なんでしょうか?

病院統合:釜石市の決断 市長表明「計画を1年早める」−−07年4月までに /岩手
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050120-00000187-mailo-l03

 ◇07年4月まで段階的に
 釜石市民病院の県立釜石病院への統合問題で、小沢和夫市長は19日の臨時議会市長報告で、08年4月の統合時期を1年早めて07年4月までに段階的に実施する考えを表明した。
 6日に開かれた釜石地域保健医療協議会の釜石・大槌地区医療供給体制専門部会で県医療局が示し了承された1年前倒し方針を受け、明らかにした。
 これに伴い、外科と脳神経外科を05年度の早い時期に先行して釜石病院に移し、診察室の増設工事を行う。外科2人、脳神経外科1人の医師も移行を了承しているという。3病棟ある市民病院の病棟は05年度から段階的に縮小する。
 また小沢市長は市民病院の診療所化について「民間の医師や法人での運営か、市が開設して県に委託するか、市が主体的に検討していく」と述べた。市が要望していた釜石病院の附属診療所として開設する構想には、県は「一つの市に県立の病院と診療所があるのは異例だ」と難色を示したという。[鬼山親芳]1月20日朝刊
(毎日新聞) - 1月20日17時5分更新

38とはずがたり:2005/01/21(金) 00:13
イレッサ:副作用で588人死亡 厚労省、対応を検討
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20050120k0000e040083000c.html

 世界に先駆けて02年7月、国内で販売された肺がん治療薬「イレッサ」(一般名・ゲフィチニブ)の副作用問題で、厚生労働省は20日、間質性肺炎などの副作用が起きた人は1473人に上り、うち588人が死亡したとの報告を先月末までに医療機関などから受けたと明らかにした。イレッサは昨年末、延命効果が見られないとの臨床試験の結果が出ており、販売元のアストラゼネカ社(本社・英国)が欧州での承認申請を取り下げたほか、既に承認している米国の食品医薬品局(FDA)は回収も視野に入れた規制をする方針を表明しており、厚労省の対応が注目されている。

 欧米の動きを受け厚労省は20日午前、「ゲフィチ二ブ検討会」を開催、最新の副作用報告数を明らかにした。販売開始から先月28日までの使用患者は推定8万6800人。あくまで各医師の判断による報告なので、実際の副作用件数はさらに多いとみられる。

 ア社によると、03〜04年、日本を除く28カ国の肺がん患者1692人にイレッサの臨床試験を実施した結果、イレッサを服用したグループと偽薬を飲んだグループの生存期間にほとんど差は見られなかった。ただ、このうちマレーシアやフィリピンなどの東洋人342人だけを見ると、生存期間の延長が「示唆された」としており、ア社日本法人は「一部の肺がん患者には有用な薬と考えている」とコメントしている。[須山勉]
毎日新聞 2005年1月20日 13時34分

イレッサ:厚労省は制限せず 命の問題なのに…なぜ
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20050121k0000m040102000c.html

 大規模な臨床試験で、延命効果はほとんどないとの結果が出た肺がん治療薬、イレッサ。欧米で使用を制限する動きが進む中、この薬をいち早く承認した厚生労働省が20日の検討会で下した結論は「当面は規制の必要なし」だった。しかし、公開された検討会の場で、販売元のアストラゼネカ社は詳しいデータを掲載した資料を配布せず、十分な審議時間もなし。傍聴者からは審議のあり方自体を疑問視する声も上がった。

 「人の命がかかっている問題なのに、データが伏せられている。これでは第三者が検証することなんてできない」。薬害防止に取り組む医師や弁護士らで作る「薬害オンブズパースン会議」(事務局・東京)の水口真寿美事務局長は検討会終了後、厚労省やア社の姿勢を厳しく批判した。

 焦点となった臨床試験の結果について、ア社は英国本社のアラン・バージ・メディカルディレクターらが細かいデータを写したスライドを使って説明した。しかし、スライドを印刷した資料は委員だけに配られ、それも検討会終了後に同社が回収。大阪市から傍聴に来たNPO法人「医薬ビジランスセンター」の浜六郎理事長も「スライドの字が小さくて、さっぱり分からない。あれでは説明にならない」。

 厚労省は傍聴者にも資料を配布するようア社に求めたが、「論文化して学術誌に載せるまでは資料の配布はできない」と拒否されたという。水口事務局長は「医薬品の許認可権を持つ厚労省が、ア社の姿勢に唯々諾々としているのはどういうことなのか」と疑問を投げかけた。

 検討会は午前10時から2時間しか設定されていなかった。英国から来日したバージ氏らの説明に委員から質問が相次いだが、座長の松本和則・国際医療福祉大学教授は「時間がないので」と質問をさえぎる場面もあった。

 同省はイレッサによる副作用死の報告数を588人と公表したが、これは昨年3月以来約10カ月ぶりのことで、副作用情報の開示方法に疑問の声も上がっている。

 検討会には定員の2倍以上の傍聴申し込みがあり、傍聴席は立ち見が出るほどだった。しかし委員は11人のうち3人が欠席。同省安全対策課は「先に委員を選出してから日程調整をしたが、3委員はどうしても都合がつかなかった」と説明している。[須山勉]

 ◇規制の声相次ぐ

 厚労省の検討会がイレッサの使用制限は必要ないと結論付けたことについて、娘がイレッサ服用後に肺障害を起こして死亡したさいたま市の近澤昭雄さん(61)は「患者は効果があるというデータがあったから使ってきた。不安なデータが出たのだから、思い切って使用を規制すべきだ」と話した。イレッサ薬害被害東京弁護団の清水勉弁護士も「厚労省は承認が早すぎたことを反省し、一度引き下がって考え直すべきだ」と話した。

 一方、同省安全対策課によると、検討会前に肺がん患者や関係者から同省に「イレッサの使用規制はしてほしくない」という内容の投書も複数届いたという。
毎日新聞 2005年1月20日 21時44分

39とはずがたり:2005/01/21(金) 21:13
サリドマイド:「希少疾病用医薬品」に指定 厚労省審議会
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20050122k0000m040059000c.html

 深刻な薬害を招いた催眠鎮静剤「サリドマイド」について厚生労働省薬事・食品衛生審議会は21日、優先審査や研究費助成を定めた「希少疾病用医薬品」に指定した。パーキンソン病治療薬などを販売する藤本製薬(本社・大阪府松原市)が血液がんの一種「多発性骨髄腫」の治療薬として申請していた。

 今後、臨床試験などを経て医薬品として承認されれば、薬害で販売を停止した62年から四十数年ぶりに復活することになる。同社は「二度と薬害を繰り返さないように、適切な使用方法を呼びかけ、厳重に管理したい」と話している。

 サリドマイドは、ドイツで睡眠薬として開発され、58年に国内で発売された。妊婦がつわりを和らげる目的で服用したが、胎児の手足に重い障害が出る副作用が相次いだ。しかし、90年代以降、多発性骨髄腫の患者に延命効果があることが報告され、海外で抗がん剤として承認された。国内でも医師が個人輸入して多発性骨髄腫の治療に使うケースが急増し、03年度は54万錠が出回っている。

 希少疾病用医薬品は対象患者が5万人未満で医療上の必要性が高いことなどが指定の条件。指定後は審査を優先し、研究費の半額助成を受けられる。日本血液学会は昨年12月、個人輸入による乱用を防ぐ目的で使用施設や医師を限定するなどのガイドラインを作成している。
毎日新聞 2005年1月21日 19時34分

40とはずがたり:2005/01/21(金) 22:33
花粉症に緊急対策実施へ 大量飛来に備え、厚労省
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050121-00000059-kyodo-pol
 尾辻秀久厚生労働相は21日の閣議後記者会見で、この春予想されているスギ花粉の大量飛散に備え、緊急の花粉症対策を実施することを明らかにした。厚労省がこうした対策を取るのは初めて。
 尾辻厚労相は「観測史上、1、2を争う多さの花粉が飛散すると予測されている。花粉にさらされないよう予防し、必要があれば早めに受診するよう国民に呼び掛けたい」と述べた。
 緊急対策は、近く都道府県に通知して保健所などに住民向けの相談窓口を設置。ポスター、パンフレットを通じてマスクや眼鏡の着用、早めの受診などを呼び掛ける。
 医療機関向けには、アレルギー研究の中心的施設の国立病院機構相模原病院で治療法などの専門相談を受ける態勢を整える。
 同省のホームページにも既に花粉症特集を掲載。関連学会の認定した専門医リストや治療法などの情報を提供している。
(共同通信) - 1月21日11時48分更新

41とはずがたり:2005/01/27(木) 22:06:58
難病の子出産は医師の説明不足、控訴審で賠償増額命令 (読売新聞)
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/society/doctor.html?d=27yomiuri20050127i512&amp;cat=35&amp;typ=t

 遺伝性難病の子供が生まれたのは、医師の説明が不十分だったためとして、東京都内の夫婦が日本肢体不自由児協会(東京都板橋区)に計約1億6200万円の支払いを求めた訴訟の控訴審判決が27日、東京高裁であった。

 西田美昭裁判長は1審・東京地裁判決と同様、医師の説明不足を認定した上で、1審が認めなかった介護費用約3490万円を含む、約4830万円の支払いを命じた。

 1審は「介護費用を認めると、健常児より出費がかかるということになり、難病の子を負の存在にしてしまう」として、慰謝料など約1760万円の支払いしか命じなかった。これに対し、同高裁は「介護で両親が抱える負担を被告に賠償させるもので、介護費用を認めても難病の子を負の存在とすることにはならない」と判断した。

 判決によると、夫婦は1992年、運動障害などを伴う中枢神経症のペリツェウス・メルツバッヘル(PM)病の長男をもうけた。その後、同協会が運営する児童福祉施設の医師に相談した際、「次に生まれる男児にはまず症状は出ない」と説明され、その後の出産を決めたが、99年に生まれた三男がPM病だった。



[ 2005年1月27日19時58分 ]

43とはずがたり:2005/02/03(木) 11:16:25
青森県、医師確保へHP作成 求人情報掲載
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050203-00000001-khk-toh

 医師確保対策に取り組む青森県は、県外で働く県出身医師らへのUターン情報提供に加え、医師同士の情報交換にも利用してもらおうと、専用ホームページ(HP)「青い森地域医療チャンネル」を作成した。
 県内の自治体病院の求人情報を掲載。「地域別」や「診療科目別」「病床数別」「求人数別」などで検索できる。情報を提供する病院によっては「年収2000万円」などと具体的な待遇も記入している。

 医師らの意見交換の場として掲示板も設置。県内の医療環境や就職・求職情報、地域医療に対する提言などが寄せられることを期待。県に直接問い合わせできるコーナーも設置した。
 県が取り組む医師確保対策のほか、病院設置地域の観光スポットなど地域情報も盛り込んだ。

 HPを管理する県医療薬務課は「県内で働いてもいいと考えている県外の医師に気軽にアクセスしてもらい、1人でも多くの医師確保につながれば」と話している。アドレスはhttp://www.pref-aomori-ishikakuho.jp/

(河北新報) - 2月3日7時3分更新

44とはずがたり:2005/02/09(水) 10:34:43

田舎に居る医師は勉強止めちゃった薮ばかりと云う現状を代える事になればいいねぇ。
>医師は2年間の病院勤務後、仙台市の大病院などで1年間自由に研修することができる。その後、再び市町村立病院に勤務。3年を1クールに繰り返す。
>都市部で高度な医療技術や多数の症例を学びたいという医師が多いため、医師は都市部に偏在しているのが現状。県は多忙な勤務医にとっては魅力的な「自由な研修期間」を設定することで、郡部に出向く医師を確保したい考えだ。

医師を独自採用市町村へ派遣 「ドクターバンク」導入 宮城県
http://www.kahoku.co.jp/news/2005/02/20050209t15047.htm

 郡部を中心に深刻化している医師不足に対応するため、宮城県は8日までに、独自に医師を採用し、県内の市町村立病院に派遣する「ドクターバンク」を新年度から導入することを決めた。6月ごろに医師の公募を始める。厚生労働省によると、同様の制度は長崎県や島根県などが導入しており、東北では初めて。

 計画では、県は毎年県職員として医師を5人程度採用し、医師が不足している市町村立病院に派遣する。医師は2年間の病院勤務後、仙台市の大病院などで1年間自由に研修することができる。その後、再び市町村立病院に勤務。3年を1クールに繰り返す。

 都市部で高度な医療技術や多数の症例を学びたいという医師が多いため、医師は都市部に偏在しているのが現状。県は多忙な勤務医にとっては魅力的な「自由な研修期間」を設定することで、郡部に出向く医師を確保したい考えだ。

 医師の給与は、研修期間中は県、市町村立病院勤務期間は市町村が負担する。県は新年度当初予算案に1300万円余りを計上した。当面5年間は採用を続け、25人程度の医師確保を目指している。
 これまで市町村立病院に勤務する医師は、東北大などの医局からの派遣に依存する面があり、医局から医師を引き揚げられると後任探しに苦労していた。

2005年02月09日水曜日

46とはずがたり:2005/02/17(木) 14:21:39
生命科学・バイオなども此処でしますか。。
残念なような何処までする事が許されるのか。。

DNA劣化でクローン断念 絶滅のタスマニアタイガー
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050217-00000030-kyodo-soci

[シドニー17日共同] 約70年前に絶滅したとされる肉食の有袋動物タスマニアタイガーのDNAを複製してよみがえらせるプロジェクトを進めていたシドニーのオーストラリア博物館は17日までに、採取したDNAに問題があったとして同プロジェクトを断念した。
 1866年以来、アルコール液に保存されたタスマニアタイガーの標本が博物館で見つかったため、DNAを取り出し、DNA構造の解読作業を進めていた。
 博物館はプロジェクト中止について「DNAは劣化しすぎており、遺伝子ライブラリーを組み立てることができないことが分かった」と指摘。さらに「ライブラリーの組み立てに成功しても、細胞培養が必要な次の段階に進むための施設や技術がない」としている。
(共同通信) - 2月17日10時3分更新

47とはずがたり:2005/02/17(木) 14:23:44
埋めよ増やせよが今後の日本必要だと思うのだが。。

<産婦人科医>117施設でゼロ 大学に派遣依頼の病院
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050217-00000017-mai-soci

 大学病院の産婦人科に医師の派遣を依頼している全国1096病院のうち、大学が派遣を取りやめ、産婦人科医が全くいなくなった病院が全体の11%、117施設に上ることが16日、日本産科婦人科学会(日産婦、会長・藤井信吾京都大教授)の調べで分かった。勤務の厳しさから産婦人科医を敬遠する傾向がある中、臨床研修制度の必修化が一層の医師不足を招いたとみられる。
 調査は昨年9月、産婦人科がある全国102大学病院を対象に実施。03年以降、依頼された病院から医師を引き揚げたかどうかを尋ね、72大学病院から回答を得た。
 1096病院のうち、医師の引き揚げで産婦人科の医師数が減った病院は173施設(15%)。過半数に当たる117施設では産婦人科医がゼロになった。このうち定員が4人以下の病院が105施設を占め、小規模病院を中心に医師の引き揚げが起きていた。
 医師を引き揚げられた病院は、民間の紹介業者で医師を確保したり、他の病院との提携で医師のやりくりをしたりした。しかし、当直態勢が組めないなどの理由で45施設が分べんを取りやめ、25施設が手術をやめるなど業務の縮小を迫られた。
 調査結果は引き揚げの理由として(1)昨年春に必修化された臨床研修制度で2年間入局者がなく、大学に医師が不足している(2)大学で産婦人科を選ぶ医師が減りつつある――を挙げた。このため、病院に派遣している40、50代のベテラン医師が独立したり、大学と関係を持たない民間病院へ移籍した場合、補充も出来なくなっている。
 藤井会長は「大学が病院に医師を派遣できなくなっていることは残念だ。産婦人科医は出産などで勤務が不規則なため人気がない。医師が良い勤務条件で多くの経験を積めるよう、特定の病院に医師を集めるセンター化構想が必要だ」と話している。
 ■ことば=臨床研修制度
 一般的な病気に対する診療能力を持った医師養成が目的。大学を卒業し、医師免許を取得した新人医師が2年間で内科、外科、麻酔・救急医療などを数カ月ごとに回ることが必修化された。これまでは大学の診療科(医局)に所属し、その科だけを専門にしていた。
(毎日新聞) - 2月17日3時4分更新

48とはずがたり:2005/02/17(木) 14:24:17
埋めちゃ駄目だ。。_| ̄|○
埋めよ×
産めよ◎

49とはずがたり:2005/02/17(木) 17:20:46
http://www.iwate-np.co.jp/2003kikaku/syakkin/syakkin3.html
①あえぐ県立病院 「合併症」に非常事態

県内に27ある県立病院経営は、年間約1000億円の経費が必要だ。このうち県の一般会計から年間約150億円前後の支援を得ている。

 だが、県財政の借金残高が1兆円を超す危機的状況の中、一般会計からの繰り入れを増やすことはもはや限界に達した。

 佐藤巌・同局病院改革室長は「現状で推移すると(02年度で92億8000万円ある)内部留保金は06年度で底をついてしまう」と説明する。

 02年度決算で単年度黒字の県立病院は大船渡、磐井、胆沢、千厩、釜石、久慈、東和の7カ所。

 福岡は損益ゼロで、これ以外の19病院は赤字決算となっている。

 単年度赤字が大きいのは、一戸の約5億8000万円、宮古の約4億5000万円、遠野の約3億6000万円、高田の約3億3000万円など。

 全体でみると、01年度に比べ、入院収益は約25億円減、外来収益は約32億円減。収益全体では約56億円の収入減となった。

 県内に約6000床ある県立病院のベッド数のうち空きベッドは約950床で、盛岡市の岩手医大付属病院(1048床)にほぼ匹敵するベッド数が空いている。

②あえぐ県立病院 矛盾抱える診療所化

無床化」という最悪の事態は回避された紫波、大迫、花泉、住田、伊保内の県立5病院。

 毎月1回、大迫病院で定期検診を受ける大迫町内川目の農業佐々木輝代志さん(65)は「診療所でも入院ベッドは19床残る」と、ひとまず胸をなでおろす。

 しかし、診療所への移行は「医療の質」と「経営」の両立をさらに難しくさせる。


 その最大の課題は、病院と診療所の診療報酬の違いにある。

 現行制度だと病院側に入る入院基本料は患者1人に対し、平均して1日約1万5000円前後。これが診療所になると1日7000円前後に減額になる。

 さらに、診療所の場合は、この7000円前後の入院基本料に検査、投薬、注射なども含まれる。県医療局労組は「積極的な検査、治療をすればそれだけ赤字になる」(春山一男書記次長)と組織内部から提起する。

50とはずがたり:2005/02/21(月) 22:38:27
後発医薬品で世界最大に ノバルティスが2社買収 (共同通信)
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/entertainment/tashiro.html?d=21kyodo2005022101002932&amp;cat=38&amp;typ=t

[ロンドン21日共同] スイスの医薬品大手ノバルティスは21日、ドイツのジェネリック(後発)医薬品メーカー、ヘキサルと米国の同イーオン・ラブズの2社を総額56億5000万ユーロ(約7800億円)で買収し、ノバルティスの後発薬部門サンドと統合すると発表した。

 ロイター通信によると、サンドは今回の買収でイスラエルのテバ・ファーマシューティカルズを抜き、世界最大の後発薬メーカーとなる。

 ノバルティスはヘキサル株100%、イーオン株67・7%の買収で合意し、残るイーオン株の公開買い付けに着手する。この買収により、収入増に加え年間2億ドルの経費削減が見込めるという。
[ 2005年2月21日21時28分 ]

51とはずがたり:2005/02/22(火) 13:36:06
Dr 林の【心と脳の相談室】
http://www.so-net.ne.jp/vivre/kokoro/index.html

52とはずがたり:2005/02/26(土) 00:32:40
三重大:知事、医学部の入学定員増を要望−−へき地医不足解消で /三重
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1043561199/200

 野呂昭彦知事は24日再開した県議会2月定例会本会議で、へき地の医師不足解消のため、三重大学医学部の入学定員増や、県内在住者を対象にした地域枠を入試に設けることを国に要望していることを明らかにした。
 紀南病院(御浜町)など県内のへき地に県が派遣している自治医科大出身の医師は、現在11人。しかし、三重大学医学部から紀南病院に派遣されている4人の医師が05年度末で引き揚げることが決まるなど、へき地の医師不足は深刻化している。
 現在、三重大学医学部医学科の入学定員は100人だが、うち県内在住者は毎年20〜30人。県内に定着する可能性の高い県内在住医師を増やすため、定員増と共に、県内在住者枠の設定を国に要望したという。

54とはずがたり:2005/02/26(土) 03:14:24
>>53-54

今後のスケジュール

両社は25日の取締役会で経営統合基本合意書を承認、基本合意書を締結した。3月に統合準備委員会を発足、5月には確定契約書を締結する予定で、6月に共同株式移転承認の株主総会を開催する計画だ。

統合新会社の業容

統合新会社の売上高を単純合算すると、05年3月期予想ベースで9110億円に上る。国内第2位にとどまるものの、国内トップの武田薬品工業(売上高1兆1000億円)との格差が縮まる。海外売上高も3000億円超に達する見通しで、米国事業で先行するエーザイや藤沢薬品工業を抜き去り、2位につける公算が大きい。

世界での売上高ランキングでは16−18位前後になる見通しだ。研究開発費は約1500億円になると見込まれ、三共が強みを持つ代謝系疾患や、第一薬が得意とする感染症領域での一段の研究開発進展が見込まれる。25日の終値で試算すると、両社の株式時価総額は合計で約1兆7886億円になる。

金融アドバイザーは、三共側が野村ホールディングス、第一薬側がメリルリンチ日本法人が務める。

立て続けに合従連衡

国内医薬品業界の再編をめぐっては、01年10月の三菱ウェルファーマの誕生(旧三菱東京製薬・旧ウェルファイド)を皮切りに、大正製薬による富山化学工業のグループ化(02年9月)、中外製薬のスイス医薬品大手ロシュに傘下入り(02年10月)など、立て続けに企業間の合従連衡が進んでいる。

04年2月には、山之内製薬と藤沢薬品工業が経営を統合することで基本合意。05年4月に統合新会社「アステラス製薬」が誕生する予定だ。2社の今期売上高を合算すると8500億円程度にとどまる見通しで、三共・第一薬連合に若干及ばない。

ただ、アステラス薬は「いずれは世界で10位以内に入りたい」(青木初夫藤沢薬社長)との方針を表明。08年3月期までに医薬品売上高で1兆円、営業利益で2500億円に引き上げる計画だ。武田薬を含めれば、売上高1兆円規模の国内医薬品企業が3社になる見込み。

株価は上昇、市場の見方は2分

19日付の日本経済新聞朝刊が三共と第一薬の経営統合を伝えたのを受けて、21日以降の株式市場では、国内医薬品企業の再編期待から、医薬品株が軒並み上昇。18日終値と比較すると、三共は5営業日で4.5%、第一薬は同1.4%それぞれ上昇した。

両社の合併について、株式市場関係者は「アステラスのようなベストカップルとは言えないが、攻めにつながる良縁だ」(UFJつばさ証券エクイティ調査部の椙田和久部長)との見方が多く、歓迎するムードが広がっている。

ただ、東京海上アセットマネジメント投信の後藤伸樹・投資調査部長は「両社ともジリ貧の状態。M&A報道にやみくもに飛びつくのではなく、個々のケースの見極めが必要だ」との厳しい見方もある。同部長は「単に、コスト削減を目指すようなものであれば、従業員のモラルも下がってしまい、逆効果」と指摘している。

三共株の25日終値は前日比50円(2.1%)高の2450円、第一薬が同10円(0.4%)高の2485円。

[ 2005年2月25日19時8分 ]

56とはずがたり:2005/03/05(土) 19:17:30
集団ストーカーなるものがあるらしい。上二つは被害者のもの。
http://www.geocities.jp/an_idle/
http://www.geocities.jp/boxara/syusuto.html
http://www.johoguard.com/SSK.html

全く以て恐ろしい。統合失調症患者が日本にはうろうろしているという事のようだ。
早く彼らを隔離してやらねば犯罪を犯しかねん。
大体自分が全世界からつきまとわれて嫌がらせを受けるに足りる人物だとでも思ってるのかね。

林先生に相談に乗って貰えばいい。でも100人に一人か。ネット上で一大勢力になっても可笑しくはないわな…。。
http://www.so-net.ne.jp/vivre/kokoro/schizo0.html
http://www.so-net.ne.jp/vivre/kokoro/schizoqa1.html

57とはずがたり:2005/03/17(木) 01:07:54
医師不足を深刻化させて予算増やそうという深謀遠慮か?最近やたらと医局が医師引き揚げのニュースを耳にする。。

医局からの医師引き上げ相次ぐ
http://mytown.asahi.com/hiroshima/news02.asp?kiji=4183

  医療の現場で医師不足は深刻だ。大学医学部の医局が医者を引き上げるため、一つの診療科が休診になる病院や分娩ができなくなる病院が相次いでいる。医師の研修制度の変更が医師不足に拍車をかけている。県は「今後、限られた医師を活用するために病院の役割分担を明確にする必要がある」としている。

  府中町のマツダ病院(300床)の呼吸器科は4月から休診することになった。広島大の第2内科医局に所属する医師2人が3月末で引き上げ、呼吸器科の医師が1人もいなくなるからだ。

  病院関係者によると、医局側から医師引き上げの連絡があったのは昨年秋だ。呼吸器科の当分の休診を決め、約10人の入院患者や通院患者に病院の他の科や近くの病院を紹介している。

  同病院の医師はほぼ全員が広島大から来ている。病院側は「広島大学に頼っている以上、急に他大学から派遣を求めることは難しい」と、休診の理由を打ち明ける。

  「7月以降、当院での分娩が出来なくなりました」。大竹市の国立病院機構大竹病院(200床)では3月初め、産婦人科外来の受付にこんな張り紙を出した。広島大産婦人科医局から来ていた医師が4月から1人減り、2人になる。医師2人では24時間態勢を取ることが難しいため、分娩ができなくなった。

  大竹市のショックは大きい。小池弘純・保健医療課長は「大竹市生まれの子どもがいなくなる影響は大きい」と話し、市議会や自治会連合会とともに存続を要望することも検討しているという。

  「こちらも医師が足りない。全体の配置を医局内で相談して決めた結果、こういうことになった」。広島大学病院副院長で、第2内科の責任者を務める河野修興教授は、マツダ病院の呼吸科から医師を引き上げる理由をこう説明する。

  一方、広島大大学院医歯薬学総合研究科産婦人科学(産婦人科医局)の工藤美樹教授は「医局で開業が相次いだことや研修制度の変更で派遣医師を減らさざるを得ない」と言う。工藤教授は昨年10月の教授就任以来、20ある関連病院の分娩数や手術数などを調べ、分娩数が少ない大竹病院の医師数を減らすことを決断したという。

  昨年4月に医師の臨床研修制度が導入された影響が大きい。従来、国家試験に合格した医師が特定の医局に入って専門分野を中心に研修を受けていたが、2年間で複数の診療科を回って研修を受けることになった。各医局へ入る研修医はゼロに。

  また、制度変更に伴って、研修できる病院の数が増えた。昨春、広島大学病院に入った研修医は40人余りで以前の半数以下だった。

  県医療対策室の堀益弘明室長は「限られた医師を有効に活用するためには、医療機関の役割分担が必要になる。地域医療と高度な医療を担う病院を分けていく必要がある」と話す。


(3/16)

58とはずがたり:2005/03/19(土) 04:38:11
医師会の資金提供に物を云えない自民党を政権から引きずり降ろさねば

「医師免許更新制」、反発受け削除へ 規制改革会議答申
http://www.asahi.com/politics/update/0318/009.html
2005年03月18日21時18分

 政府の規制改革・民間開放推進会議(議長・宮内義彦オリックス会長)は、答申に盛り込む方針だった「医師免許の更新制導入の是非について05年度中に結論を出す」との項目を削除する。推進会議は、厚生労働省と折衝したうえで同意を得ていたが、自民党の医療関係議員が強く反対し、削除に追い込まれた。

 医師免許の更新制は、ミスを続発する医師を排除するなどして医療の質を向上させるのが目的で、こうした医師の処分と再教育制度の確立も提言しようとしている。

 だが、答申に盛られた具体的施策は25日に閣議決定される「規制改革・民間開放推進3カ年計画」に組み込まれて拘束力が発生するため、自民党行革推進本部の総会などで医療関係議員らが「これは医師イジメだ」「更新制よりも情報開示の方が重要だ」と強く反発。答申までに残された時間では調整が間に合わないと判断した。推進会議側には「医師の既得権益を守るためだ」と不満がくすぶっている。

59とはずがたり:2005/03/23(水) 04:20:21
ひでぇなぁ。業界のことしか考えてない厚生官僚は全員首やね。少なくとも全員減給して賠償金ひねり出せ。

薬害エイズ:「提訴が4日遅い」と国などが和解拒否
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20050323k0000m040140000c.html

 薬害エイズの被害者と国・製薬会社の和解に基づき1人当たり4500万円の賠償などを求めた「東京HIV訴訟」のうち、関東在住の被害者が和解を拒否され、通常数カ月で終了する和解協議が1年以上も止まっていることが分かった。投薬日から提訴まで20年と4日かかり、国などが「除斥期間(20年)を過ぎ、損害賠償請求権が消滅した」と主張しているためだ。しかし、最高裁は同種訴訟で20年以上経過後の請求権を認めており、学者から判例違反と批判が起きている。

 国側が除斥期間を主張して和解を拒否するのは同訴訟で初。薬害エイズと同様に潜伏期間の長い薬害肝炎訴訟などに影響する可能性もある。

 訴状などによると、この被害者は81年5月7日の外科手術で非加熱血液製剤を投与され、HIV(エイズウイルス)に感染したとみられるが、01年1月に告知されるまで感染を知らなかった。すぐに弁護士に相談し、手術を受けた病院からHIV感染証明書など3書類を受け取り、同5月11日に東京地裁に提訴。3書類が整っていれば通常数カ月で和解が成立する。

 しかし、被告の国と製薬会社5社は、投薬日から提訴までをとらえ、除斥期間が過ぎているとして和解を拒否した。

 最高裁は昨年4月、筑豊じん肺訴訟で、一定の潜伏期間後に症状が表れる場合は20年以上経過後の提訴も可能との判決を出した。薬害エイズも潜伏期間が長く、国などの主張は判例違反の疑いが強いが、国側は「じん肺は例外」としている。

 訴訟は昨年2月に被害者の本人尋問が行われて以降、和解協議が開かれていない。[小林直]

 ▼厚生労働省医薬品副作用被害対策室の話 係争中でありコメントは控えたい。
毎日新聞 2005年3月23日 3時00分

60とはずがたり:2005/03/23(水) 15:36:28
温熱針でがん治療、東北大がマウス実験成功 (読売新聞)
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/science/cancer.html?d=23yomiuri20050323i305&amp;cat=35&amp;typ=t

 東北大大学院工学研究科の松木英敏教授(生体電磁工学)と医学系研究科の相場節也教授(皮膚科)のグループが、設定した温度までしか高温にならない特殊な針を皮膚がんに埋め込み、がん細胞だけを壊死(えし)させる新たな温熱療法を開発した。

 マウスを使った実験では、直径約1センチのがんの大部分が壊死しており、5年以内に皮膚がん患者への応用を目指す。

 温熱療法は、がん細胞が42・5度以上の熱に弱い特性を利用したもの。ただ、電極を刺して加熱したりする従来の方法では、がん全体を十分温めることができず、がん細胞が残る恐れがあった。

 今回開発した針は、ニッケルや銅、亜鉛を混ぜた酸化鉄の合金に銅を巻いたもので、長さが2〜10ミリ、太さが0・4〜1ミリ。周囲に設置したコイルから磁場を発生させると針が発熱する。グループは開発にあたって、設定した温度に達すると針が磁場を遮断して、それ以上高温にならないよう工夫しており、周辺の正常な組織には影響はないという。

 松木教授は「将来は、体の深部にある膵臓(すいぞう)や肝臓などのがん治療にも応用したい」と話している。

[ 2005年3月23日12時36分 ]

61とはずがたり:2005/04/05(火) 02:57:17
大月市立中央病院 常勤医半減、4人に
http://mytown.asahi.com/yamanashi/news02.asp?kiji=8714

  東京女子医大と提携し、常勤医師4人の診療態勢で1日に新たにスタートした大月市立中央病院の新田澄郎院長(69)が、この日西室覚市長から辞令を交付された。

  新田院長は会見で、常勤医師が3月31日まで在籍した8人に比べ半数しか確保できなかった理由について「臨床研修医制度の指導医師確保や新年度の人事が固まった後で(2月に院長に内定し)、新たな人員確保が大変だった。当面は不本意な状況だが、順次整えていきたい」と語った。

  小児科、整形外科、皮膚科の専門医が確保できていないことについては「人材をそろえるのは難しい。今のところ、確保の予定が遅れている」と述べた。

  新田院長によると、東京女子医大の内科と外科から2人ずつ固定医師が派遣され、実質8人の常勤医師態勢で、午前と午後の診療が毎日可能になったという。

  同病院は、1年前に21人の常勤医師がいたが、派遣元の東京医大が研修医制度の指導医師の確保などを理由に15人を引き揚げたほか、前院長が東京女子医大との新たな提携に抗議して辞職願を出すなど、混乱が続いていた。


〜2005年4月2日山梨版より〜


(4/4)

62とはずがたり:2005/04/10(日) 12:26:09
うーん合併の破綻の原因はこれかぁ。特例債使って建設できりゃあよかったのにねぇ。

岡谷市が2病院統合計画
http://mytown.asahi.com/nagano/news02.asp?kiji=5268

 人口5万5千人の岡谷市が、市内にある2つの総合病院の統合問題に苦慮している。ベッド数は合わせて約600。この人口規模の自治体では例がない多さだという。市は赤字の2病院を統合し、10年後をめどに新病院を建設する方針を打ち出したものの、周辺自治体との合併が破綻、自立を余儀なくされた身に約200億円の建設費が重くのしかかる。「財政的に無理では」「地域医療が後退しないか」と危惧する声があがっている。(犬飼兵衞)
 市立岡谷病院と、市が社会保険庁から運営委託される健康保険岡谷塩嶺病院。
 岡谷病院は1910年、平野製糸共同病院として開設され、47年に市立病院になった。市の中心部に立地する。17の診療科目、296床を備えるが、医師が不足気味で外来の待ち時間が長く、患者離れが目立つ。
 市の北端にある塩嶺病院は54年、国立の療養所から現在の病院になった。8診療科目270床。心疾患の基幹病院として知られるが、98年ごろから経営が悪化。05年度には社会保険庁の財政支援も打ち切られる。
 市はこの数年、2病院に、一般会計からの持ち出しを含む負担金約10億円をつぎこんでいる。
 今年1月、「岡谷市病院懇話会」(会長=林正幸・市医師会長、15人)が「人口は減少傾向にあり病床数は過剰気味」「行政の財政負担は限界」などと指摘、「2病院を早期に統合するのが望ましい」とする提言をまとめた。

 これを受けて市は新病院の基本計画策定を05年度にコンサルタントに委託する方針を決めた。建設候補地は、現在の岡谷病院と、その南にある蚕糸博物館、市民会館、図書館、婦人の家などが集まる「文化ゾーン」と呼ばれる一帯でいずれも市有地。全部で計約3万平方メートルの敷地になる。
 文化ゾーンの施設を別の場所に移転し、跡地に400床の新病院を建設する。10年後の完成が目標。現病院はそれまで運営を継続し、新病院完成後に取り壊し駐車場にする。
 さらに50年たって病院が老朽化すると、駐車場に新しい病院を建設し、古い方の病院を駐車場にする計画だ。平坦(へい・たん)地の少ない地理的条件のなかで、「市民が通うのに便利な適地はここしかないため」という。建設事業費は約200億円の見込み。塩嶺病院も取り壊すが、跡地の利用は未定。

 岡谷市は諏訪湖周の諏訪市、下諏訪町との合併をめざしていたが諏訪市の離脱などで協議が破綻、自立することになった。行財政改革を迫られるなかでの大きな出費に、市議会からは「拙速でないか」「財政的に無理ではないか」などと危惧する意見が出ている。
 「病院統合は市の課題」と訴える林新一郎市長も「合併が実現していたら、特例債でMRI(磁気共鳴断層撮影装置)などを備えた検査センターも作り、より特色ある新病院になれたのに」とぼやく。「合併していれば、岡谷や諏訪、茅野などの総合病院がそれぞれ得意な分野を特化してすみ分け、一段と地域医療が充実しただろう。合併の破綻で諏訪地域の医療はかなり後れをとる」と指摘する医療関係者もいる。

 病院懇話会の提言は、全国の自治体病院の96%が赤字経営であり、厚生労働省の医療制度改革で、一般病床を10年後には半減させられる見通しであることにも触れている。市民からは「統合が地域医療の切り捨てや後退につながらないよう、市の計画をチェックしていく必要があるだろう」という声が上がっている。
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63とはずがたり:2005/04/18(月) 17:49:13
自閉症の原因、3割が誤って認識…初の全国調査で判明 (読売新聞)
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/science/health.html?d=18yomiuri20050418i206&amp;cat=35&amp;typ=t

 対人関係を築くのが困難で特定の物事に執着するなどの特徴がある自閉症の原因について、3割の人が「心の病」や「親の育て方」などと誤って認識していることが、日本自閉症協会(東京都)の初の全国調査で分かった。

 本来の原因は脳の機能障害とされ、今月から施行された発達障害者支援法の支援対象でもあるが、調査では、約2割の親が自分の子どもと自閉症児が一緒に遊ぶことに不安を感じていることも分かり、地域社会での受け入れになお課題が多い実態が浮かび上がっている。

 調査は、同協会の会員を通じて全国3000人を対象にアンケート方式で行われ、1450人から回答を得た。調査結果によると、自閉症の存在はほぼすべての人に知られていて、その方法は、テレビ(55%)と新聞(22%)が圧倒的に多かった。

 しかし、自閉症の原因について正しく理解していたのは全体の6割に過ぎず、心の病(23%)、遺伝(5%)、親の育て方(3%)と、誤った認識の人が全体の3割を占めた。特に、誤った認識の人は20歳代までの若年層に多く、60歳代以上の世代では、乳幼児期の不適切な教育が原因と考えている人が多かった。

 一方で、学校に自閉症児を受け入れる特別支援教室があることや、自閉症の人が近くに住んでいることについて、抵抗感のない人は全体の9割に達した。

 しかし、保育園や幼稚園で自分の子どもが自閉症児と一緒に遊んだりすることについては、「不安がある」と「いやだ」で計20%に達し、理解は示しつつ直接的な接触は避けたいと考えている親の心情を浮き彫りにした。

 同協会の須田初枝副会長(社会福祉法人けやきの里理事長)は、「今回は協会関係者を通じた調査だったが、障害と犯罪を関連付けた一部報道などで誤ったイメージが植え付けられた側面もあり、純粋な無作為抽出ならもっと厳しい結果だったはず。正しい理解を広め、地域社会で生活できる環境整備を急ぐべきだ」と訴えている。

 ◆自閉症=言葉が遅い、対人関係が築けない、活動や興味の範囲が狭いことなどを特徴とする障害。脳の機能障害が原因と考えられる。日本自閉症協会によると、全国に推定36万人。知的障害を伴わない高機能自閉症など含めると120万人にのぼる。発達障害者支援法は、自閉症や学習障害などを初めて障害と認定。乳幼児期から成人に至るまで、年齢に応じた地域での支援を目指している。

[ 2005年4月18日15時18分 ]

64とはずがたり:2005/04/22(金) 00:48:02
太めの方が死亡少なかった 肥満大国の米で意外な結果
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050420-00000042-kyodo-soci

[ワシントン19日共同] 肥満が深刻な社会問題になっている米国で、最新データを基に体格と死亡数の関係を調べたところ、肥満まではいかない「太り過ぎ」に分類された人たちの方が、標準とされる集団より死亡数が少ないことが、米疾病対策センター(CDC)の分析で19日分かった。
 米政府は、肥満や太り過ぎが心臓病などさまざまな疾患の原因になるとして対策に懸命。意外な結果だが、CDCは「肥満が深刻な問題であることは変わらない」として、引き続き対策を進める考えを強調した。
(共同通信) - 4月20日10時24分更新

65とはずがたり:2005/04/22(金) 00:48:58
ちょっとずれますが人口問題も此処で扱いましょうかね?

ロシアの人口減、日本より深刻=40〜50年後には1億人割れ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050421-00000529-jij-int

[モスクワ21日時事] 少子化や健康問題などで人口減の続くロシアで、現在1億4500万人の人口が40〜50年後には3分の2に減り、1億人を切って19世紀末の水準に戻るとの予測が21日明らかにされた。ヤコブレフ地域発展相が省内の会議で公表した。
 同相によれば、ロシアの人口は過去2年近くで170万人減少。出生率も日本の1.29人を下回る1.17人だった。89の連邦構成体のうち、人口の自然増がみられたのは、南部チェチェン共和国を筆頭に17地域にとどまった。 
(時事通信) - 4月21日23時1分更新

66とはずがたり:2005/04/23(土) 10:38:38
問題起こした医師が資格をちゃんと持ってると云う事では審査は何だったって事になりはしないか?

東京医大病院の心臓外科医、専門医資格取り消し
http://www.asahi.com/national/update/0423/TKY200504220309.html?t
2005年04月23日01時13分

 東京医科大学病院(東京都新宿区)の心臓外科医(45)の手術を受けた患者が相次いで死亡した問題を受けて、「心臓血管外科専門医認定機構」(代表幹事=北村惣一郎・国立循環器病センター総長)は22日、この医師の専門医の資格を取り消すとともに、認定基準について手術経験をこれまでの「20例」から「50例」に厳しくすると発表した。更新時期を迎える専門医や新たな申請者に来年から適用する。

 この医師に対する指導が問題視された診療科長に対しては同機構委員の辞任を勧告した。東京医大についても研修病院としての資格を取り消した。専門医と研修病院の資格取り消しは初めてという。

 また、準強制わいせつの疑いで逮捕・起訴された都立墨東病院(東京都墨田区)の心臓血管外科部長・田辺貞雄被告についても、専門医と研修の指導責任者の資格を取り消した。

67とはずがたり:2005/04/25(月) 01:57:22
中国人医師で医師不足解消 岩手県が検討
2005年04月23日12時04分
http://www.asahi.com/life/update/0423/008.html

 過疎地の医師不足が深刻化している中、解消策の一つとして岩手県は今秋にも、中国・瀋陽市にある中国医科大から小児科と産婦人科の中国人医師を岩手医大に受け入れる方向で検討を始めた。県内の公立病院などへの医師派遣を担ってきた岩手医大に中国人医師が入ることでゆとりができれば、今後過疎地の病院などへの医師の派遣も期待できる。県は今後、受け入れ態勢について協議し、5月にも中国医科大と協定を結ぶ予定だ。

 中国人医師の受け入れは、診療経験や日本語の会話能力など、一定の基準を満たした外国人医師が国内の指定病院で研修できる「臨床修練制度」を利用したもの。

 厚生労働省によると、87年の制度開始から04年3月末までの利用者は延べ876人。うち、中国人が540人と最も多い。担当者は「地元の大学病院のマンパワー増加のために、行政が臨床修練制度を利用する例は聞いたことがない」と話している。

 岩手県医療国保課によると、中国医科大の教授が県環境保健研究センターと共同研究に取り組んだ縁で、昨年末ごろ中国人医師の受け入れ話が持ち上がった。中国医科大には、日本語で医学の講義を受ける日本語クラスがあるため、日本語を話せる医師がいるという。

 岩手医大は、03年度は卒業生のほぼ半数の41人が学内の大学院や医局に残ったが、04年度には17人、05年度には10人しか残らず、医師不足が深刻化。医師を派遣していた県内の病院から医師を引き揚げざるを得ない状況に追い込まれている。

 岩手県は「県内では小児科と産婦人科の医師が特に足りず、休診に追い込まれる病院も多い。中国人医師の受け入れでゆとりが出た分、週に一度でも岩手医大の医師を派遣してもらえるようになれば」と期待している。

68とはずがたり:2005/04/26(火) 01:59:25

独身者の俺にこの辺の感覚はよく解りませんが,夫婦が良いセックスできていないと云うのは非常に民族として不幸なことでは無かろうか?

既婚の10代―40代、3割セックスレス (読売新聞)
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/society/family.html?d=25yomiuri20050425i513&amp;cat=35&amp;typ=t

 結婚している10代から40代の日本人男女の約3割が、最近1か月以上性交渉がなく、セックスレス傾向にあることが、厚生労働科学研究班などの調査でわかった。

 この調査は、避妊教育プログラム開発などをテーマにする厚生労働科学研究班(主任研究者・佐藤郁夫自治医科大名誉教授)と日本家族計画協会が、昨年10月に実施した「男女の生活と意識に関する調査」。16〜49歳の男女3000人を全国から無作為に選び、性行動について質問、1580人が回答した。

 性交渉の経験があると答えた1329人に、この1か月間の回数を聞いたところ、最も多いのが「なかった」の35・2%。現在結婚している人に限ってみると31・9%(男性28・4%、女性34%)だった。また「1回」から「4回」までがそれぞれ1割前後だった。

 日本性科学会は、特別な事情がないのに、性交渉などが1か月以上ない場合を「セックスレス」と定義しており、今回の結果から3割以上が、その傾向にあることが明らかになった。

 結婚しているセックスレスの人の傾向を分析したところ、性交渉に関心が薄く、異性とかかわることを面倒だと感じる一方、避妊方法を相手と十分相談しないなどコミュニケーション上の問題も見られた。また19・2%は、1年以上の長期間性交渉がなかった。

 日本人の性交渉頻度の少なさは、海外の大手コンドームメーカーの調査でも明らかで、2004年の結果によると、世界平均は年間103回なのに対し、日本は46回と半分以下だった。

 日本家族計画協会の北村邦夫常務理事は「行政になじみにくいテーマかもしれないが、少子化対策としてセックスレスの問題にもっと真剣に取り組むべきではないか」と話している。

[ 2005年4月25日22時34分 ]

69とはずがたり:2005/05/06(金) 11:46:08
睡眠時間、遺伝子が操る ハエで発見、人に恩恵も (共同通信)
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/science/dna.html?d=28kyodo2005042701005913&amp;cat=38

[ワシントン27日共同] 一日に必要な睡眠時間を決めるのに重要とみられる遺伝子を、米ウィスコンシン大のチームがショウジョウバエで見つけ、28日付の英科学誌ネイチャーに発表した。

 似た機能の遺伝子は人間にもあり、共通の仕組みが人でも働いている可能性があるとチームはみている。睡眠障害の治療法研究などに役立ちそうだ。

 人の睡眠時間は7、8時間が標準だが、もっと寝たい人も、3、4時間しか眠らなくても平気な人もいる。こうした差には遺伝子の関与が指摘されていたが、はっきりしていなかった。

[ 2005年4月28日2時31分 ]

71とはずがたり:2005/05/10(火) 07:56:23
辞任した統括教授,高級で天下るんちゃうやろねぇ。

統括教授、3例目も「やらせてみろ」…東京医大問題 (読売新聞)
http://news.www.infoseek.co.jp/society/story.html?q=10yomiuri20050510ic02&amp;cat=35

 東京医大第2外科の心臓手術で患者4人が相次いで死亡した問題で、同外科を統括する石丸新(しん)教授(57)が、すでに2人の死亡例を出して問題視されていた外科医(45)について、「もう1回やらせてみろ」と3例目の患者の手術も執刀させるよう指示していたことが、関係者の話で分かった。

 大学側に辞表を提出した石丸教授は読売新聞のインタビューに応じ、「外科医に技術がないことは分かっていた」「責任は重大と受け止めている」などと語った。

 3例目の女性は、1、2例目の患者が2003年1月に相次いで死亡した後の同年3月に入院。心臓弁膜症と冠動脈バイパスの同時手術を受けることになったが、外科医はこの同時手術は未経験だった。

 関係者によると、比較的死亡率が低い弁膜症手術での連続死亡だったことから、既に第2外科内で外科医の技量を疑問視する声が上がっていた。実際、医局員が「これ以上彼にやらせていいんですか」と石丸教授に進言したが、執刀継続を指示したという。

 複数の第2外科関係者は、石丸教授の決定に異議を唱えるのは困難だったと話しているが、同教授は記者会見などで「自分だけが執刀医を決めたわけではない」と主張、3例目の指示については、「覚えていない」と話している。4例目の手術では、外科医を助手に降格させ、別の医師に執刀させていた。

 ◆問題の外科医「実力はそれほどでもなかった」◆

 石丸教授は8日、読売新聞の取材に応じ、問題の外科医について、「留学したので期待は大きく、中心に据えたが、実力はそれほどでもなかった。技術がないことはすぐに分かった」と語った。第2外科のレベルアップのため、著名な専門医を招くなどの構想を大学幹部らに訴えたが、実現しなかったという。

 教授は昨年12月の問題発覚当初、「手術ミスではなく、合併症などが原因」と語っていたが、外部調査委員会は、血管外科が専門の同教授が心臓外科も統括して執刀医を決め、未熟な外科医の失敗を見過ごしたことなどの責任を厳しく指摘した。

 この点について、石丸教授は「指摘された通り、診療科長としての責任は重大だと受け止めているが、理解されていない部分もある」と述べた。

 そのうえで、「臨床をやめるのはいいが、講座をやめる必要があるのか疑問だった」として、教授を辞めるかどうか悩み、最終的には「大学に迷惑をかけたくないし、亡くなった患者にも申し訳ないことをした」と考え、辞任を決意したと説明した。


[ 2005年5月10日3時17分 ]

72とはずがたり:2005/05/12(木) 23:14:13
人間凄いこと考えるねぇ。

血液から発電 東北大グループ、バイオ燃料電池開発
http://www.asahi.com/life/update/0512/007.html?t1
2005年05月12日21時59分

 血液中の糖分を使って発電する燃料電池を東北大大学院工学研究科の西沢松彦教授らが開発したと、同大学が12日発表した。糖尿病患者の血糖値を測ってデータを無線で送る装置などへの応用が有望とされるほか、人工臓器の動力にも使える可能性があるという。

 一般的な燃料電池は、水素から電子を取り出して発電する仕組み。西沢教授らは、水素の代わりに血液中の糖分を利用できないかと考えた。

 糖分から電子を取り出す際の媒介として、体内にある物質に近いビタミンK3などを利用。これまで研究されていた金属系の媒介物質より、体内で安全に電子を取り出すことができるとしている。

 すでに発光ダイオードを点灯させる程度の電力を生み出すことに成功。将来は体内に埋め込むことも可能といい、心臓ペースメーカーなどの電源としても期待できるという。

73とはずがたり:2005/05/20(金) 19:32:09
 県によると、バイオベンチャー企業「バイオマスター」(東京都千代田区)を事業主体とする診療所で、皮膚再生技術を活用した美容整形分野を想定している。記者会見した松沢成文知事は「乳がんによる乳房除去後の再生や、顔面陥没の復元治療などで患者の積極的な社会参加が可能になり、社会的意義は大きい」と話した。認定されれば06年にも横浜市内で開業を見込んでいる。

 厚労省によると、株式会社の医療機関経営は48年に施行された医療法で禁じられており、それ以前からある企業の福利厚生病院を除き、営利目的の株式会社では適正な医療行為を提供できないとして病院経営を認めてこなかった。政府の規制改革の一つとして、特区の認定を受けた地域で、健康保険が使えない自由診療でかつ高度医療に限り株式会社病院の開設が認められるようになった。

 ただ、高度医療について、厚労省が(1)肺がん患者への遺伝子治療(2)高度技術での美容外科医療など6分野を具体的に提示しているため、応募者側からすると高いハードルとなっていた。

 内閣府によると、認定作業は7月にも行われる見通し。ただ、県医師会は19日の理事会で、「高度美容医療の安全性が確立されているのか疑問だ」と病院開設に反対することを確認した。認定されるかどうかは、今後の厚労省の判断に委ねられることになりそうだ。

74荷主研究者:2005/05/22(日) 02:34:52

http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2005/02/20050203t15024.htm
2005年02月02日水曜日 河北新報
東北大、新型シンチレーター開発 微小がん細胞検知

 東北大多元物質科学研究所の福田承生教授と吉川彰・助教授らのグループは2日までに、がんやアルツハイマー病の早期発見に使われる陽電子放射断層撮影装置(PET)向けの新しい「シンチレーター結晶」を開発した。従来の倍の感度を備えており、PET検査の精密性向上、微小ながん細胞の検知につながると期待される。

 PETは、がん細胞がエネルギーを得ようとして、ブドウ糖を集める特性を利用し、がんを見つける。PETに組み込まれた数十万個のシンチレーター(縦数ミリ、横3センチ)が、患者の体内に投与されたブドウ糖とがん細胞との反応で生じた放射線を光に変換。光は画像化され、体のどこががんに侵されているかが一目で分かる仕組みだ。

 今回開発されたシンチレーターは、金属原子のプラセオジムを鉱石のガーネットに加えた。双方を組み合わせたことで、発光量を上げることに成功し、現在使われている最先端のシンチレーターと比べ、感度は倍以上になった。

 福田教授は「業界の複数の企業から、感度が上がったと評価を受けた。今まで見つけられなかったような小さながん細胞を見つけることも可能になるだろう」と言う。

 PETはここ数年で多くの医療機関に普及しており、国内外でシンチレーターの開発競争が繰り広げられている。一般にPET1台は5億円で、このうちシンチレーターには1億5000万円程度がかかるとされ、コスト減も課題となっている。

 グループは結晶の材料を、るつぼに溶かすなど容易にできる複数の製造法を試しながら、2年後をめどに、より低廉で量産化に適した手法を探ることにしている。研究は科学技術振興機構の助成を受け行われた。

[シンチレーター結晶]放射線を光に変える働きを持つ結晶。PET以外にも、荷物検査のエックス線など身近な用途がある。小柴昌俊東大名誉教授がノーベル物理学賞を受賞した素粒子ニュートリノの検出装置にも液体シンチレーターが使われている。

76とはずがたり:2005/05/26(木) 10:35:11
むうぅ。。

2005年05月26日(木)
本当の両親どこに 福岡の男性、46歳で別人と判明
http://news.goo.ne.jp/news/asahi/shakai/20050526/K2005052503950.html

 あなたは両親と血のつながりがない――。そんな事実を昨春、46歳になって突きつけられた男性がいる。「産院でほかの新生児と取り違えられたに違いない」。親捜しに手を尽くし、「元気で生きているだろうか」と思いを募らせている。

 男性は1958年4月、東京都立墨田産院で生まれた。いまは福岡市で暮らす。

 8年前、血液型の検査で父がO、母がB、自分がAという実の親子では通常あり得ない組み合わせと分かった。

 昨春、九州大学医学研究院の池田典昭教授(法医学)を紹介され、DNA鑑定を依頼した。「ずっともやもやした気持ちを抱えていた。真実を知りたかった」。その結果、両親と血のつながりがないことが確定した。

 男性が持っていたへその緒は鑑定の結果、本人のものだった。へその緒がとれたのは出生4日目ごろ。男性は「それまでの間に取り違えられたのでは」と考えている。

 男性は墨田産院で出産した妊婦の氏名や住所を都に尋ねた。答えは「当時の診療記録はすべて廃棄された」。産院自体も88年に廃止されていた。

 「実の親が見つかるきっかけになれば」。男性は昨年10月、都に損害賠償を求めて東京地裁に訴訟を起こした。同地裁の判決が今月27日に言い渡される。

 裁判で都は「取り違えは想像にすぎない」と反論。新生児の足の裏に母親の名を書くなど対策はとっていたと思われる――などと主張している。

 だが、日本を「世界一の取り違え多発国」と表現した学者もいる。故赤石英・東北大教授だ。

 73年の論文で、57〜71年に全国で計32件の取り違えが発覚した状況を報告した。終戦直後は自宅出産がほとんどだったが、提訴した男性が生まれた58年をはさみ、病院など施設での出産の比率が55年の18%から60年の50%へと急増。70年には96%になった。赤石教授は「施設での出産の急増と助産婦、看護婦の数とのアンバランスが取り違えの大きな誘因だろう」と指摘している。

 裁判の傍ら、男性は産院の地元・墨田区に「だれが出生届を出したか知りたい」と当時の受付簿の開示を求めた。しかし、「個人情報だ」と拒まれた。

 「それならば」と今春から区の住民基本台帳をめくり、自分と同じ誕生日の人を捜している。取り違えられた相手を見つけるためだ。電話番号がわからなければ直接訪ねる。5人ほど当たったが成果は出ていない。

 「もし区内に住んでいなかったら、一体どう捜せばいいのか」。徒労感もにじむ。

 「健康でいてくれたら」。男性は離ればなれになった実の親への断ちがたい思いを語る。その一方で「育ての親」である両親についても「親であることに変わりはない。これから、もっと大切にしたい」と話した。

77とはずがたり:2005/05/28(土) 10:59:18
>>76

両親と血のつながりない男性に取り違え認定 東京地裁
2005年05月27日23時03分
http://www.asahi.com/national/update/0527/TKY200505270400.html?t

 46歳になった昨春に両親と血のつながりがないことが判明した福岡市に住む男性(47)と70代の両親が、男性が出生した東京都立墨田産院(88年廃止)でほかの新生児と取り違えられたとして、都に計3億円の損害賠償を求めた訴訟の判決が27日、東京地裁であった。水野有子裁判官は取り違えがあったと認定し、「実子を育てる機会を奪われ、また、実の親との関係を一方的に断ち切られるという損害は重大で、取り違えは産院では決してあってはならないものだ」と述べた。

 しかし、賠償請求については「不法行為があった時から20年以上が経過したため、民法の規定により請求権が消滅した」として棄却した。

 判決は、原告側が持っていたへその緒がDNA鑑定で男性のものと確認されたことを根拠に、へその緒がとれた出生5日目までに産院で取り違えられたと判断した。

 この裁判で男性は「自分と誕生日が近い人の氏名と住所を社会保険庁に照会して」と地裁に調査嘱託を申し立てた。水野裁判官は「心情は察してあまりあるが、個人情報であり、新たな権利侵害を生むおそれがある」などと述べて退けた。

 男性は58年4月生まれ。判決によると、97年に母親が体調を崩して病院で血液検査をし、血液型が通常の親子ではあり得ない組み合わせと分かった。男性は昨春、両親と自分のDNA鑑定を依頼し、その結果を受けて昨年10月に提訴した。

 判決の認定通りならば、この男性と同じように取り違えられて血のつながらない両親に育てられた人がもう一人いることになる。

 石原慎太郎・東京都知事は27日の記者会見で判決に触れ、都がもつ資料について「当然、開示する。役に立つならばそれに越したことはない。訴訟を起こした人にすれば人生をかけた問題だ」などと語った。さらに「同じ生年月日に東京で生まれた新生児を捜す手だては国の資料にすがる以外ない。それを解禁するよう、国に迫る」と支援を約束した。

    ◇

 「会って話したいんです」

 判決後の記者会見で、男性は実の親に呼びかけるように繰り返した。

 「取り違えが認められたことは一歩前進」と語ったが、表情は終始硬かった。

 両親と自分の血液型が通常の親子関係ではあり得ない組み合わせと知ったのは8年前。しかし、すぐにDNA鑑定はしなかった。当時、「実の親子でも血液型に不整合が生じることがある」という報道があり、「そのケースだ」と自らに言い聞かせた。だが、「真実を知りたい」という思いも募っていった。

 昨年のDNA鑑定の結果は重かった。「何も考えられなかった」という。

 「お前が納得するまで捜せばいい」。育ててくれた両親は後押ししてくれる。この1年、提訴して報道もされたが、実の親捜しは進んでいない。「こちらが捜していると知っていて、名乗り出ないのだろうか」とも考えるという。

78とはずがたり:2005/05/28(土) 15:21:09
眼が痒い。。

イネ科花粉
http://homepage2.nifty.com/smark/kafunine.htm
イネ科花粉
カモガヤ、ハガハグサ、コヌカグサ、ホソムギ、ヒロハウシノケグサ、ハルガヤ、イネ(水稲)、麦、アシ、ススキ、シラゲガヤ、コスズメノチャヒキなど
 カモガヤなどは5月〜7月が、アシやススキを中心に8〜9月が花粉の飛ぶ時期です。イネ科の花粉も風に乗って飛ぶ風媒花なので、花粉の季節になると吸い込むことが多くなります。5月の連休明けに飛びはじめ、春の衣替え、新学期の疲れなどと重なり、症状が強く出る場合があります。スギ花粉は毎日症状が続いて具合が悪いため、気をつけている人が多いのですが、イネ科の花粉症の場合は、症状の起こり方が多少違います。雨などで花粉が飛ばず全く症状がない時期の後に、天気がよくなり乾燥し、いっきに花粉が飛んで吸い込み、急に強い症状を起す時があります。また、この時期は気温が高くなり、マスクをしにくくなります。そのため、花が咲く前に刈り取ってしまうか、つぼみの状態の時に生えている場所を見つけておき、風が吹いているときは風下にいないように気をつけましょう。
 ただし、スギなどの樹木花粉と違い、草の花粉はあまり遠くまでは飛びません。‥イネ花粉症はイネ科の食物、とくに小麦が症状を悪化させる傾向が強く、イネ科花粉症の季節に、パンやうどんフライなどを食べて運動をして、強いアレルギー症状を起す人が目立ちます。5月〜7月の季節は小麦の食べ過ぎに注意します。その他、イネ科の油(米油、コーン油)およびその加工品も気をつけましょう。
http://www.asahi-net.or.jp/~mf4n-nmr/disease8.html
明治の初期に我国に入ってきた牧草で今では日本中で見られます。5月から8月に開花する
http://www.sankyo.co.jp/healthcare/kahun/kahunmap/05.html
ヨーロッパ原産で、日本には明治初年に牧草として輸入された帰化植物です。普通は小川のふちなどに生えますが、中部高原・山岳地帯にも見られます。草丈は60〜120cmで大きな株を形成します。花は5〜6月に咲き、長さ30cmあまりの円錐型の特徴的な花穂を持ちます。
http://had0.big.ous.ac.jp/~hada/plantsdic/angiospermae/monocotyledoneae/gramineae/kamogaya/kamogaya.htm
カモガヤ Dactylis glomerata (イネ科 カモガヤ属)
カモガヤはオーチャードグラスとも呼ばれ、ヨーロッパから明治初期に導入された。その後、野生化するとともに、工事などで発生した法面などの緑化に利用され、広く路傍や草地に生育するようになった。植物体は柔らかく、葉の色はやや青みを帯びている。カモガヤは花粉症の原因植物として問題となっている。元々ヨーロッパでも「干草熱」などと呼ばれるような、花粉アレルギーがあったらしい。優秀な牧草であるが、花粉症の人にはやっかいな植物である。

http://www.santen.co.jp/al/al_ine1.html
イネ科花粉症: イネ科に属する植物は大都市でも空き地や堤防などに生息し、郊外の住宅地では身近に多数繁茂して、4〜7月に花粉症を引き起こす。花粉相互の共通抗原性が強く、実際はどの植物の花粉症かは判然としないので「イネ科花粉症」と呼ばれる。小児が突然多量の花粉に曝露されることがあり、このような際には球結膜の高度な浮腫を生じることも珍しくない。
最も世界に普及している牧草で、オーチャード・グラスと呼ばれる。日本でも牧草として栽培されるほか、全国に広く野生している。
茎の高さは60〜150cmである。

79とはずがたり:2005/05/28(土) 23:20:15
へぇ〜>日本のがん医療予算が米国の50分の1程度と貧弱な現状を専門家が報告
人口一人辺りだとどうなるんでしょうか?又研究者一人頭では?

日本のがん医療を変えよう…患者20団体が初の大集会
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050528-00000312-yom-soci

 患者の声を結集して日本のがん医療を変えようと、約20のがん患者団体が28日、初の「がん患者大集会」を大阪市で開催、全国から患者・家族ら約1800人が参加した。

 大集会では、日本のがん医療予算が米国の50分の1程度と貧弱な現状を専門家が報告。さらに、患者や厚生労働省担当者との討論も行われ、肝臓がん患者で大集会実行委員会代表の三浦捷一さん(66)が、「未承認薬や地域による治療格差といった問題に不安を抱える患者にとって、正確で質の高い医療情報が生きる希望だ」と主張した。

 この後、診療指針や病院の治療成績などの情報を全国の患者に提供する「がん情報センター」の設立を盛り込んだ大会アピールを決議、途中から集会に参加した尾辻厚労相に手渡した。これに対し、尾辻厚労相は「これだけ多くの患者の皆さんが結集されたのは意義深いこと。情報センターなど、どんな形でできるのか我々も検討したい」と、積極的に取り組む考えを明らかにした。

 また、東京大学の近藤正晃ジェームス特任助教授らが行った「がん関係者アンケート」の中間集計(回答者数1031人)が報告され、がん患者・家族の80%が、がん医療に不満を抱いていることが分かった。

 調査によると、不満の原因は「治療薬の承認の遅れ」が92%と最も多く、「治療や生活全般の総合的な相談窓口がない」「治療費が高い」が続いた。さらに、「患者の声が医療政策に反映されていない」との回答が93%に上った。
(読売新聞) - 5月28日21時21分更新

80とはずがたり:2005/05/29(日) 13:25:39
http://www1.coralnet.or.jp/nobuyosi/syn/type.html
http://hotwired.goo.ne.jp/news/news/technology/story/20020325306.html
共感覚

81とはずがたり:2005/05/29(日) 13:30:21
【マリファナ解禁論】>>81-82
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1039194613/247-248n

国家権力もまぁ無害だと感じてるみたいですねぇ。
>常用しても使用量の増加がみられず、顕著な禁断症状もでない。

これみると覚醒剤も大したこと無いような気がしてくるから不思議だ。
>当然栄養の障害から諸々の疾病や細菌感染などが生じ易くなる。水に溶けない不純物を含んだ覚せい剤を注射することは、細い血管に詰まったり脆弱化させたりする原因となるほか、腎臓病や肺機能障害をも引き起こす。
大麻とか芥子とかコカとか自然に生えてるもんを規制するのはなんかどうかなってゆー気にもなってくる。

不正薬物について
名古屋税関より
http://www.nagoya-customs.go.jp/mituyu/jyouhou/yaku.htm

●大麻:アサとも呼ばれるクワ科の一年草で中央アジア原産の植物
薬理作用 : マリファナは吸煙後15分くらいで作用が現れ、作用は2〜4時間持続する。気分がよくなり、外見的には快活、陽気、おしゃべりになる。幻覚性があり、時間と空間の感覚が変化し、触覚、視覚、嗅覚、聴覚などが敏感になる。視覚に現れる幻覚は、格子、雷文飾り、蜂の巣模様、くもの巣模様、トンネル、らせん形などの幾何学的な図形が見られる。感覚や作用の強さは環境と気分に大きく左右されるのも大麻の特徴である。常用しても使用量の増加がみられず、顕著な禁断症状もでない。

●コカイン:南米のアンデス山脈周辺に生育する潅木、コカ(コカの木)が原料となる。
薬理作用 : 局部に対しては麻酔作用を示すが、中枢神経に対しては興奮作用を示す。中枢に対する働きは摂取量によって異なる。少量では過度の自信、気分の高揚など、多量に摂取すると暴力を振るったり、パラノイドまたは誇大妄想になり、さらには昏睡状態に陥ったり、心臓麻痺を起こしたりする。

●モルヒネ:メキシコ、中近東、東南アジアなどで生育している「けし」から粗製の「あへん」ができ、「あへん」から、モルヒネが作られる。モルヒネを無水酢酸と反応させてジアセチル化すると、作用及び毒性の強いヘロインになる。
モルヒネ(硫酸モルヒネ)には、歴史上最強の鎮痛剤と言えるほどの劇的な鎮痛作用がある。10mgで大抵の痛みは消えてしまう程、モルヒネは優れた薬効を持っている。その反面、耐性の形成、精神的依存症、身体的依存症が著しい。
薬理作用 : 皮下注射では20〜30分、静脈内注射では2〜3分で効果が現れる。痛覚だけに選択的に働き、他の感覚や運動機能はあまり損なわれない。中毒に陥った者の身体的依存症状及び禁断症状は顕著で、体はゾクゾクし、暑くなったり寒くなったり突然変化し、悪心や手足の痙攣が起こり、一度にドッと発汗し、発熱し、震顫(ふるえ)を生じ、不安になる。多量に摂取した場合や急性の中毒にあっては、瞳孔が縮小し、血圧が低下し、悪寒を覚え、ベトついて湿った青白い肌となり、ショック状態になり、意識が無くなり、昏睡状態に陥り、呼吸が停止して死に至る場合もある。

82とはずがたり:2005/05/29(日) 13:30:39
>>81-82

●あへん:原料となるけしは1年生または2年生の草本
薬理作用 : 吸煙すると徐々に没我の境地に入り桃源郷をさまようといわれる。日本人の間であへんの乱用が顕著であったことは今日までないが、日本に入国したイラン人等の外国人の間で乱用されている。

●ヘロイン:けしから採取される生あへんはモルヒネ、コデイン等のアルカロイドを含有する。ヘロインの化学名は塩酸ジアセチルモルヒネであり、塩酸モルヒネを無水酢酸で処理製造される。1874年にイギリスの化学者によって、モルヒネから初めて合成され、その後、ドイツのバイエル社が鎮痛剤(咳止めの説もあり)として1898年に発売したのが最初で、ヘロインという名前はドイツ語で「英雄的な、強力な」という意味のヘロ二ッシュからきている。しかし、その毒性が明らかになり即座に販売中止となった。
薬理作用 : ヘロインの鎮痛作用はモルヒネの約2倍であるが、ヘロインの毒性はモルヒネの10倍もある。耐性が非常に早く生じるので、依存症に陥りやすく、禁断症状も強い)。ヘロインはアセチル基がとれた元のモルヒネの形で中枢に作用する。作用機構はモルヒネと同じである。しかし、ヘロインは脂溶性が高い為、脳幹門を容易に通過するので毒性が極めて強い。

●MDMA、MDA:MDMAは、一般名 3,4-methylenedioxymethamphetamine の、MDAは 3,4-methylenedioxyamphetamine の略名である。ともに覚せい剤に似た化学構造を有し、幻覚作用と興奮作用とを併せ持つ。
薬理作用:視覚、聴覚を影響を及ぼし、幸福な気分になったり他人に対する親近感を増大させる。その反面、不安や不眠に陥らせることもある。強い精神的依存症があり、乱用を続けると錯乱状態に陥ることがあるほか、腎・肝障害や記憶障害などの症状も現れることがある。

●LSD:麦角アルカロイドから直接合成する方法と、麦角アルカロイドを加水分解したリゼルギン酸を出発原料とする方法がある。LSDはリゼルギン酸ジエチルアミド(別名リゼルギド)の通称。ドイツ名のLiserg Saure Diethylamidからきている。
薬理作用 : LSDは極めて少量(25〜75マイクログラム)で幻覚作用を発現する。幻覚作用は、異常な音が聞こえたり、色彩豊かなサイケデリックな世界が出現する。時間の感覚もなくなり、数分が何ヶ月にも感じられる。最初の作用は心身的なもので、不安感や悪心が現れる。その後、瀕脈、散瞳、顔面の紅潮、体温・血圧・心拍数の上昇、食欲減退、気分の高揚、不眠などの他、口の中に金属的な味を感じる。

●サイロシビン、サイロシン(マジックマッシュルームに含まれる麻薬成分):麻薬成分であるサイロシビン及びサイロシンは「麻薬、向精神薬及び麻薬向精神薬原料を指定する政令第1条第19号、18号に規定されていたが、平成14年5月7日に公布(同年6月6日施行)された改正令「麻薬、麻薬原料物質、向精神薬及び麻薬向精神薬原料を指定する政令」により、それらの成分を含有する幻覚性を有するきのこ類(いわゆるマジックマッシュルーム)が麻薬原料物質として指定され、栽培、輸出入、製造、譲渡・授受、所持、使用、広告が禁止された。

●メタンフェタミン、アンフェタミン:一般に日本ではその作用から覚せい剤と呼ばれる。メタンフェタミンは、我が国でエフェドリンから合成されたものであり、エフェドリンは咳止め効果のある生薬の麻黄(マオウ)の成分である。性状は白色、無臭の結晶で水に溶けやすい。1941年にヒロポンなどの販売名で発売され、第二次世界大戦時には軍需工場の労働者が徹夜作業を行う際にヒロポンを服用したという。戦後、大量の覚せい剤が民間に放出され、虚無的享楽の手段として乱用された。
薬理作用:即座に強烈な感覚のクライマックスと全身快感が引き起こされる。これはアンフェタミン類が即座に循環器系吸収されることから生じる。大いなる自信と意気軒高を感じさせ、次第に宙を舞うような感じを引き起こす。乱用が長期化すると、当然栄養の障害から諸々の疾病や細菌感染などが生じ易くなる。水に溶けない不純物を含んだ覚せい剤を注射することは、細い血管に詰まったり脆弱化させたりする原因となるほか、腎臓病や肺機能障害をも引き起こす。

83とはずがたり:2005/06/04(土) 12:10:22
世界人類に愛と性欲と子沢山を!

2005年05月24日(火)
セックスを持続させる奇跡の薬を開発=有用性はバイアグラより高い?
http://news.goo.ne.jp/news/jiji/kokusai/20050524/050524055844.fhctqip4.html
[ワシントン23日] 米国泌尿器学会年次総会で23日、男性が性交渉の際に早まってクライマックスに達するのを防止する奇跡の薬が開発されたと発表された。この薬はダポクセチンと呼ばれ、セックスを持久させる効果があるという。薬は米医薬・衛生用品大手ジョンソン・アンド・ジョンソンの子会社オーソ・マクニール製薬が開発した。(写真は北京の公園のカップル)

早漏(PE)は勃起不全症(ED)ほどは話題にならないが、PEに悩む男性はEDに悩む男性より大幅に多く、ダポクセチンは男性にとってED治療薬のバイアグラに負けない福音になると研究者たちは言っている。同学会によれば、PEは老若を含めた全男性の27−34%に及んでいる。EDの男性は全体の10−12%と推定されている。

ダポクセチンの試験はミネソタ大学のジョン・プライアー博士が指導して、18−77歳の男性2614人を対象に12週間にわたり実施され、持久時間を3−4倍に延ばすことができたとされる。しかも持久時間は実験の全期間を通じて増加を維持したという。

現在、食品・医薬品局(FDA)に新薬として認可申請が出されている。〔AFP=時事〕

84とはずがたり:2005/06/04(土) 12:11:04
なーんかどろどろやねぇ〜。。どうなってんの!?

データ改ざん:米医学誌への論文取り下げる 大阪大学
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20050519k0000e040043000c.html

 肥満になると量が増える特定の酵素の役割を解明したとして、昨年10月18日付の米医学誌「ネイチャー・メディシン」に発表した大阪大大学院医学系研究科の下村伊一郎教授(内分泌代謝学)と竹田潤二教授(発生工学)らの研究グループが、同誌に論文の取り下げを申し入れていたことが19日分かった。主に執筆した同グループの医学部の学生が、大学の調査に対してデータ改ざんを認めたため。同科は調査委員会(委員長・遠山正彌研究科長)を設け、ねつ造の可能性が高いとみて事実関係の調査を始めた。

 問題の論文では、脂肪組織にある酵素「PTEN」ができなくなるマウスを遺伝子の改変で作ると、体重が減り、血糖値も低くなるといったデータを提示。糖尿病などの生活習慣病の治療に結びつく可能性があると結論づけた。

 同研究科によると、今年に入って同大学の研究者からデータを疑う声が上がり、大学内部で調査したところ、学生が「実験に使ったマウスはいないので、実験を再現できない。実験の記録ノートもない」などと話し、不正にデータを作ったことを認めた。下村教授も不正があったことを認めたが、「自分は関与していない」と説明したという。学生は6年生で、今回を含め6件の論文を書いている。
[河内敏康]毎日新聞 2005年5月19日 11時42分

2005年06月04日(土)
阪大教授名口座に2百万 データ改ざんの学生から
http://news.goo.ne.jp/news/kyodo/shakai/20050604/20050604a4630.html

 大阪大大学院医学系研究科の教授が、研究室に出入りして実験などをしていた医学部の学生から寄付金として600万円を受け取り、うち200万円は教授が独自に開設した口座に振り込まれていたことが4日までに分かった。大学側は、寄付は大学が管理するもの以外は認めないとする規定に反するとみて、教授の処分を検討している。

寄付を受け取ったのは竹田潤二教授(53)。この医学部生が主執筆者で、竹田教授も共著者になっている論文でデータが改ざんされていたことが分かったため、5月に発足した調査委員会が2人の間の金銭関係を調査、竹田教授が寄付の事実を申し出た。

85とはずがたり:2005/06/04(土) 17:34:42
防衛医官に熱い視線 医師不足に悩む自治体・民間病院
http://www.asahi.com/life/update/0604/005.html
2005年06月04日17時26分

 医師不足に悩む自治体や病院が、防衛医大を卒業した自衛隊の医官に熱い視線を送っている。「一般病院で働きませんか」と防衛医大同窓会のホームページに募集リストを掲載。職業紹介業者も転職を誘いやすい人材と狙いをつける。「医師として腕を磨けない」との医官の不満を突く作戦だ。防衛庁は危機感を募らせるが、妙案はなく防戦一方になっている。

 ■同窓会HPで転職勧誘

 東北、信越地方や首都圏などを中心に、19の自治体や団体などが、防衛医大同窓会のホームページに、自治体立病院やOBのいる病院の求人掲載を載せている。

 15のJA病院の募集情報を載せるJA新潟県厚生連の担当者は「地元の新潟大出身の医師だけでは埋まらない」と話す。青森県の担当者は「医官は激務になれているし、何でも診られる訓練を受けており最適」。

 北海道のある職業紹介会社は、昨年から医官の一般病院への転職支援を成功させている。別の会社は「防衛医官は大学の医局に縛られていない分、転職の話に乗りやすい」と話す。

 ■技術磨けず

 医官にとって、自衛隊はそれほど魅力的な職場ではない面もある。防衛庁関係の病院17カ所のうち、一般の人が利用できるのは東京都世田谷区の自衛隊中央病院と埼玉県所沢市の防衛医大病院など4カ所しかない。北日本の民間病院で医長をする元防衛医官は「多くの自衛隊病院の患者は隊員と家族だけ。産婦人科、耳鼻咽喉(いんこう)科などは症例数が少なく、医師としての腕は磨けない」と話す。

 73年開設の防衛医大は、あと10年ほどで医官の定年が始まる。同窓会が掲載を認めているのは、「将来の再就職先の確保を考えると断れない」との事情もある。

 ■退官者急増

 防衛医大を卒業して、医官になるのは毎年60人前後。だが、退官者は02年度の54人、03年度の50人から04年度は78人へと急増した。

 04年度はイラクやスマトラ沖大地震、新潟県中越地震など国内外で医官の活動ぶりが報じられた。同庁運用局の担当者は「活躍の場が広がったのだから、魅力を感じて退職者が減ってもいいはずなのに」とぼやく。

 今年設置した検討委は、自衛隊病院の一般開放や処遇の改善、研修制度の見直しなどで、流出を食い止める作戦を打ち出した。だが、「どこまで歯止めになるのか」と疑問視する声も多い。

 5月下旬、医師不足解消策を探る厚生労働省の検討会で、日本医師会の土屋隆常任理事は、へき地や離島に医官を派遣するアイデアを出し、訴えた。「防衛医官が災害出動と同じように地域医療の危機を救ってほしい」

 〈防衛医官〉 多くは防衛医大の卒業生。防衛医大生の身分は特別国家公務員で、月額10万6700円と賞与が出る。食事などすべて貸与・支給され、入学金や授業料は必要ない。卒業後は、自衛隊中央病院か防衛医大病院で2年間の臨床研修を受け、その後約2年間の部隊内の医務室などに勤務。さらに2年間の専門研修を経て、自衛隊病院などに勤める。9年以内に退官する場合は、卒業までの経費を国に返還しなければならない。

86とはずがたり:2005/06/04(土) 17:35:56
医師不足は深刻の様である。
カネで入れる私学の医大は補助金削ってガンガンつぶしてその分実力で入れる国公立の医大の定員を大幅に増やそう。

87とはずがたり:2005/06/05(日) 11:08:10
安産型は長生きなのか?

「大きな尻」は長生き?=太めの女性に朗報−デンマーク研究所
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050604-00000805-jij-int

[ロンドン3日時事] お尻が大きな女性は、スリムな女性より長生き−。デンマークの予防医学研究所はこのほど、このような研究結果を発表した。尻の脂肪に心臓病を予防する物質が含まれているためで、ヒップ101センチ以上の場合に効果が出るという。
 英BBC放送によると、同研究所の専門家チームが1987年から88年にかけ、35歳から65歳の男女約3000人の体形を測定。このうち10年以内に心臓病を患った人と、2001年までに死亡した人の数を追跡調査した。 
(時事通信) - 6月4日7時1分更新


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