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Tohazugatali Medical Review

57とはずがたり:2005/03/17(木) 01:07:54
医師不足を深刻化させて予算増やそうという深謀遠慮か?最近やたらと医局が医師引き揚げのニュースを耳にする。。

医局からの医師引き上げ相次ぐ
http://mytown.asahi.com/hiroshima/news02.asp?kiji=4183

  医療の現場で医師不足は深刻だ。大学医学部の医局が医者を引き上げるため、一つの診療科が休診になる病院や分娩ができなくなる病院が相次いでいる。医師の研修制度の変更が医師不足に拍車をかけている。県は「今後、限られた医師を活用するために病院の役割分担を明確にする必要がある」としている。

  府中町のマツダ病院(300床)の呼吸器科は4月から休診することになった。広島大の第2内科医局に所属する医師2人が3月末で引き上げ、呼吸器科の医師が1人もいなくなるからだ。

  病院関係者によると、医局側から医師引き上げの連絡があったのは昨年秋だ。呼吸器科の当分の休診を決め、約10人の入院患者や通院患者に病院の他の科や近くの病院を紹介している。

  同病院の医師はほぼ全員が広島大から来ている。病院側は「広島大学に頼っている以上、急に他大学から派遣を求めることは難しい」と、休診の理由を打ち明ける。

  「7月以降、当院での分娩が出来なくなりました」。大竹市の国立病院機構大竹病院(200床)では3月初め、産婦人科外来の受付にこんな張り紙を出した。広島大産婦人科医局から来ていた医師が4月から1人減り、2人になる。医師2人では24時間態勢を取ることが難しいため、分娩ができなくなった。

  大竹市のショックは大きい。小池弘純・保健医療課長は「大竹市生まれの子どもがいなくなる影響は大きい」と話し、市議会や自治会連合会とともに存続を要望することも検討しているという。

  「こちらも医師が足りない。全体の配置を医局内で相談して決めた結果、こういうことになった」。広島大学病院副院長で、第2内科の責任者を務める河野修興教授は、マツダ病院の呼吸科から医師を引き上げる理由をこう説明する。

  一方、広島大大学院医歯薬学総合研究科産婦人科学(産婦人科医局)の工藤美樹教授は「医局で開業が相次いだことや研修制度の変更で派遣医師を減らさざるを得ない」と言う。工藤教授は昨年10月の教授就任以来、20ある関連病院の分娩数や手術数などを調べ、分娩数が少ない大竹病院の医師数を減らすことを決断したという。

  昨年4月に医師の臨床研修制度が導入された影響が大きい。従来、国家試験に合格した医師が特定の医局に入って専門分野を中心に研修を受けていたが、2年間で複数の診療科を回って研修を受けることになった。各医局へ入る研修医はゼロに。

  また、制度変更に伴って、研修できる病院の数が増えた。昨春、広島大学病院に入った研修医は40人余りで以前の半数以下だった。

  県医療対策室の堀益弘明室長は「限られた医師を有効に活用するためには、医療機関の役割分担が必要になる。地域医療と高度な医療を担う病院を分けていく必要がある」と話す。


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