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スーフィズムに関するHP

2597チバQ:2018/12/26(水) 10:29:48
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181225-00000581-san-m_est
イスラエル、来年4月に前倒し総選挙
12/25(火) 19:21配信 産経新聞
 【カイロ=佐藤貴生】イスラエルのネタニヤフ政権は24日、来年11月に予定されていた国会(一院制、定数120)の総選挙を4月上旬に前倒しすると発表した。連立与党各党の幹部らが協議して決まった。

 同政権をめぐっては先月、パレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム原理主義組織ハマスとの事実上の停戦を受け入れた際、連立の一員だった極右「わが家イスラエル」のリーベルマン党首が国防相を辞任。同党が連立を離脱し、与党の議席数がかろうじて過半数を上回る61まで減ったことで、政権が不安定化するとの指摘も出ていた。

 一方、イスラエルの警察は12月上旬、国内の通信社に便宜を図った見返りにニュースサイトなどで好意的な報道をするよう求めたとして、ネタニヤフ氏を収賄などの罪で起訴するよう検察当局に勧告した。同氏への起訴勧告は3件目。

 ただ、外交・安全保障政策でトランプ米政権と親密な関係を構築するネタニヤフ氏への支持は根強く、次回選挙でも同氏が率いる右派リクードが最大勢力を維持するとの見方が強い。

 連立政権にはパレスチナ国家の樹立を否定し、占領地での入植推進を訴える別の極右政党も加わっており、ネタニヤフ氏は総選挙後も現行と同様、右派主体の連立を組む意向を示唆している。有権者の間でもパレスチナ側との対話に消極的な右派支持者が増えているとされ、総選挙がパレスチナとの和平協議再開につながるかは不透明だ。

2599とはずがたり:2018/12/27(木) 20:00:26
CNNの記事に差し替えときま

イスラエル国会、解散を決定 来年4月に前倒しで総選挙
2018.12.27 Thu posted at 12:16 JST
https://www.cnn.co.jp/world/35130713.html

(CNN) イスラエル国会は26日夜、政権を解散して来年4月9日に総選挙を行うための法案を可決した。法律の規定より8カ月近く前倒しして総選挙を実施することになる。

イスラエル国会のウェブサイトによれば、法案は賛成102票、反対2票で可決された。

閣僚のヤリブ・レビン氏は議会で、米大使館移転を含む政権の実績を称賛。さらに、議会でこれまで成立した最重要法律の1つとして「ユダヤ人国家法」に触れ、イスラエルの国家としての存在や、ユダヤ人の民族的郷土としての性格の基礎になるものだと強調した。

一方、野党シオニスト連合のリブニ党首は「イスラエルにとって非常事態であり、劇的な変革が必要だ」と述べ、政権を批判した。「政権が民主主義のあらゆる側面を軽視するのを私は目の当たりにしてきた」としている。

2600とはずがたり:2018/12/30(日) 19:32:36
https://twitter.com/Palmyra_Zanobia/status/1079321133265154049
ウム・クルトゥム
@Palmyra_Zanobia
フォローする @Palmyra_Zanobiaをフォローします
その他 ウム・クルトゥムさんがゲーテ&ワーグナー支持者をリツイートしました
地形、地の利、地勢...

嘗てイエメンを制することができた外国軍はない...と言われるほど難しい地域の難しい人々。
砂漠の民は山の民に敵わないらしいです。ウム・クルトゥムさんが追加
ゲーテ&ワーグナー支持者

@eikouarucroatia
今まで不思議だったんだよな
サウジアラビアみたいに豊富な資金や素晴らしい兵器を大量に保持し、なおかつ宗教的情熱が高い国が、なーんでイエメンで泥沼化してんだろうって…
2:19 - 2018年12月30日

2601チバQ:2019/01/06(日) 13:13:12
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASM121TNPM12UHBI001.html
中道左派の野党連携、解消へ イスラエル総選挙
01月02日 09:34朝日新聞

中道左派の野党連携、解消へ イスラエル総選挙

米大使館のエルサレム移転を歓迎するイスラエル政府の式典で演説するネタニヤフ首相=2018年5月13日、渡辺丘撮影

(朝日新聞)

 4月9日に予定されるイスラエル総選挙(定数120、任期4年)で、野党の中道左派・労働党のガバイ党首は1日、中道のハトヌアとの連携を解消すると発表した。両党は2015年の前回総選挙を前に中道左派の統一会派「シオニスト・ユニオン」を結成。ネタニヤフ首相率いる右派リクード(30議席)に次ぐ24議席を獲得したが、最近の世論調査では支持が大きく落ち込んでいた。

 17年にガバイ氏が労働党の党首に就いた後、ハトヌアのリブニ党首との関係が悪化した。ガバイ氏は1日、「成功する連携には友情が必要だ」と述べた。一方のリブニ氏は、選挙の勝利への決意を強調した。

 ネタニヤフ首相は声明で「左派が票をどう分けるかに干渉しない。次の政権も右派で構成し、国を主導し続けることが重要だ」と述べた。ネタニヤフ氏に対しては、検察当局が汚職疑惑を捜査中だが、世論調査ではリクードが30議席前後を維持して、第1党にとどまると予測されている。(エルサレム=渡辺丘)

https://mainichi.jp/articles/20181227/ddm/007/030/108000c
イスラエル
国会解散へ 首相汚職疑惑で総選挙前倒し
会員限定有料記事 毎日新聞2018年12月27日 東京朝刊
 【エルサレム高橋宗男】イスラエル国会は26日、解散に必要な投票を実施する。この日のうちに解散される見通しで、来年11月に予定されていた総選挙を4月9日に前倒しする予定だ。最新の世論調査では、ネタニヤフ首相率いる右派政党リクードが引き続き第1党の座を確保するとみられている。

 ネタニヤフ氏率いる右派連立政権は2015年3月の総選挙後に発足したが、連立の一角を占めていた極右政党「わが家イスラエル」が今年11月に連立から離脱し、国会定数120の半数を1議席だけ上回るぎりぎりの政権運営を強いられてきた。

 このため連立を組む各党の指導者は24日、不安定な政権運営を解消するため解散・総選挙に打って出ること…

2602チバQ:2019/01/07(月) 15:17:29
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190106-00000038-jij-m_est
アフガン、選挙めぐる混乱続く=不正訴え続出、大統領選は延期
1/6(日) 18:40配信 時事通信
 【ニューデリー時事】アフガニスタンでは昨年10月、8年ぶりの下院選が実施され、今年はガニ大統領の5年の任期満了に伴う大統領選が行われる予定だ。

 だが、下院選は不正の訴えが続出して今も結果が確定せず、大統領選も公正さや治安の確保が難しいことを理由に3カ月先延ばしされるなど混乱が続いている。

 選管は昨年12月30日、大統領選を当初予定の今年4月から3カ月延期し、7月20日に実施すると発表した。選管当局者は記者会見で「治安や選挙物資の運搬の面で問題がある」と指摘した。

 昨年10月20日に実施された下院選をめぐっては、有権者登録所や選挙集会、投票所へのテロが多発。死者は計100人超に達した。

 アフガン政府の後ろ盾の米国は昨年7月以降、テロを続ける反政府勢力タリバンの代表団と複数回会談。タリバンを和平プロセスに参加させることで治安改善を狙う。大統領選延期も、タリバンとの協議を優先するため米国がアフガン政府に働き掛けたと報じられている。

 タリバンは政府機関や治安部隊への攻撃の手を緩めていない。トランプ政権がアフガン駐留米軍を半減させる方針が報じられる中、大統領選を前に治安改善が進むかは不透明だ。

 「物資運搬」は選挙の公正さ確保に直結する問題だ。下院選では、身元確認用の生体認証装置が投票所に届かないケースが続出。確認が不十分なまま投票が行われた疑いがある。

 下院選の最終結果は昨年12月20日に発表予定だったが、不正を指摘する声が全土で上がっているため先延ばしされている。選管は今月5日、5000件超の苦情が寄せられた首都のあるカブール州で票の再集計を行う可能性を示唆。結果発表はさらに遅れるとみられる。

2603名無しさん:2019/01/08(火) 02:01:59
酷い国だ。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190107-00000049-asahi-int
イスラム教を「中国化」 党が指導、5カ年計画を推進
1/7(月) 19:57配信 朝日新聞デジタル
 中国で、社会主義の価値観に合わせてイスラム教を「中国化」する5カ年計画が進められることになった。習近平(シーチンピン)指導部の意向を受けた中国イスラム教協会が計画をつくり、各地に伝達した。近く概要を公表する見通しだ。7日付の環球時報(英語版)が伝えた。

 習指導部は、共産党の指導よりも信仰を重視しがちな宗教への統制を強めてきた。イスラム教徒が多く、独立の動きもある新疆ウイグル自治区では再教育施設をつくり、国際的な批判を浴びている。協会側は「イスラムの信仰や習慣は変えない」としているが、宗教への新たな圧力として反発も出そうだ。

 同紙や協会の発表によると、計画期間は昨年から2022年までの5年間。習指導部が提唱する「新時代の中国の特色ある社会主義思想」を徹底し、党の指導に従う内容となるという。

 信者が集まるモスクで、中国の法律や社会主義の価値観を教える講座を開いたり、模範的なイスラム教徒の物語を伝えたりして、イスラム教徒を正しい方向に導くとしている。教材も使われるという。

 5日には北京で、党幹部も参加して協会の会議が開かれた。北京、上海、広東、青海、内モンゴルを含めた8市・省・自治区の協会の代表が議論し、計画の基本政策を了承。各地に伝達したとしている。キリスト教についても同様の動きが進んでいる。(北京=延与光貞)

朝日新聞社

2604チバQ:2019/01/08(火) 16:50:52
http://www.afpbb.com/articles/-/3205252
タイ空港でサウジ女性拘束 送還なら「殺される」と訴え
2019年1月7日 14:35 発信地:バンコク/タイ [ タイ アジア・オセアニア サウジアラビア クウェート 中東・北アフリカ ]

【1月7日 AFP】(更新、写真追加)タイの首都バンコクの空港で6日、18歳のサウジアラビア人女性が入国を拒否され、身柄を拘束された。女性はサウジへ送還されれば殺されると訴え、亡命を求めているが、タイ当局は7日中に女性を本国に送還するとしている。

 サウジアラビアに対しては、ジャーナリストのジャマル・カショギ(Jamal Khashoggi)氏がトルコのサウジ総領事館で殺害された衝撃的な事件の捜査と対応をめぐって厳しい目が向けられ、国内の人権状況にも改めて批判が集まっている。

 タイで身柄拘束されたラハフ・ムハンマド・クヌン(Rahaf Mohammed al-Qunun)さんは、AFPの取材に対し、家族から身体的・精神的な虐待を受けており、家族旅行でクウェートを訪問中に逃げ出してきたと語った。

 クヌンさんはオーストラリアで亡命を申請する予定だったが、乗り継ぎで経由したバンコクのスワンナプーム(Suvarnabhumi)空港で降機した際にサウジアラビアとクウェートの大使館員に呼び止められ、パスポート(旅券)を強制的に取り上げられたと説明している。後見人の男性が「自分の許可なしに」渡航したクヌンさんを当局に通報したのだという。

「私の家族は厳しく、髪を切っただけで6か月も部屋に閉じ込められた」とクヌンさんは主張。送還されれば投獄されることは確実で、「刑務所から出た途端に殺されるのは目に見えている」と語り、「怖い」「希望を失いつつある」と心境を吐露している。

 タイ入国管理局によると、クヌンさんはクウェート発の便で6日にタイに到着した際に、必要な書類や帰国便のチケット、十分な資金などを所持していないとして入国を拒否された。7日朝現在は「サウジアラビア行きの便のチケットを昨日(6日)自分で購入し」「入管当局者とサウジ大使館員に付き添われて搭乗を待っている」という。タイ入管ではこの件について「家庭内の問題」との見方を示している。

 便の出発時刻が迫る中、クヌンさんはツイッター(Twitter)に、タイ政府や警察当局に送還を中止し、亡命の手続きを進めてくれるよう訴えたことを明かすとともに、空港内の乗り継ぎ待ち制限エリアにいる人々に「私の送還に抗議してください」「私には皆さんが必要です」などと呼び掛けた。

 国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウオッチ(HRW)は、タイ当局はクヌンさんによる国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)への難民申請を許可しなければいけないと主張。フィル・ロバートソン(Phil Robertson)アジア局長代理は、「いったいどんな国が、外交官が空港内の立ち入り禁止区域をうろつくことを許し、乗客の旅券の押収を認めるというのか」と述べ、サウジアラビアでは家庭内で女性が虐待を受けても刑罰の対象にならないと指摘している。

 一方、サウジの駐タイ代理大使は、クヌンさんを連れ戻すための「支援」を求める連絡が父親から大使館側にあったことは認めている。だが国営テレビとのインタビューでは、パスポートの押収や空港に大使館職員らがいたことを否定している。(c)AFP

2605チバQ:2019/01/16(水) 09:01:43
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190115-00000604-san-asia
政治混迷のアフガン 大統領選延期 下院選結果も未確定 
1/15(火) 19:43配信 産経新聞
 【ニューデリー=森浩】アフガニスタンで、4月に実施予定だった大統領選が延期となったほか、昨年10月の下院選の結果も確定しないなど政治的混乱が広がっている。イスラム原理主義勢力タリバンとの和平交渉再開も見通せず、政府の求心力が低下する中、トランプ米政権が検討していると報じられている駐留米軍の削減が決定されれば、国内情勢はさらに混乱する可能性をはらんでいる。

 アフガン選挙管理委員会は昨年末、大統領選を3カ月延期し、7月20日に実施することを発表した。

 選管は4月の気温がまだ寒冷なことなどを理由として挙げたが、背景にはアフガン政府を支援する米国の意向があるようだ。米国は昨年夏以降、2015年以来、途絶えている和平交渉再開への地ならしのため、タリバン代表団と複数回会談している。タリバンとの対話を優先させたい米国が、政治的空白や混乱を生みかねない大統領選の延期を求めたとみられる。

 さらに延期の理由として指摘されるのは、8年ぶりとなった昨年の下院選だ。「投票で不正があった」との申し出が相次ぎ、結果の確定に至っていない。有権者登録に利用される身分証が偽造されたケースが相次いで報告され、大統領選に向けた課題が浮き彫りとなっていた。

 アフガンのガニ政権には2つの選挙の平穏な実施を通じ、自らの求心力を示し、民主国家として機能していることを内外にアピールする思惑があったが頓挫した格好だ。政府は武装勢力との戦いで劣勢が続いており、米アフガン再建特別監察総監によると、昨年7月末時点で国内407地域のうち、政府が支配、または影響力下に置くのは55%に止まる。残りは武装勢力が掌握しているか、双方の紛争が続いているかだ。

 国内ではタリバンだけでなく、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」(IS)によるテロも相次ぎ、昨年1〜6月に戦闘やテロに巻き込まれた死者は1692人に上った。09年の統計開始以来、最悪の数字だ。政治評論家のモハメド・ハキヤール氏は「治安状況はどん底で、駐留米軍縮小の場合、政府に武装勢力を押さえ込める力はないだろう」と分析する。

 一方、タリバンも17年以上に及ぶ内戦で疲弊しており、穏健派を軸に和平交渉再開に前向きな勢力がいるとも指摘される。ハキヤール氏は「それでもタリバン側は攻勢を強めることで、有利な立場で米国と対話したいと考えている。治安状況の回復はまだまだ遠い先の話だと言わざるを得ない」と話している。

2606チバQ:2019/01/17(木) 19:09:43
https://www.yomiuri.co.jp/world/20190115-OYT1T50103.html
サウジ皇太子支持で王族結束…記者殺害幕引きか
2019年01月15日 22時59分
街中には、至る所にサルマン国王とムハンマド皇太子の写真が掲げられている(サウジ西部ジッダで)=倉茂由美子撮影
街中には、至る所にサルマン国王とムハンマド皇太子の写真が掲げられている(サウジ西部ジッダで)=倉茂由美子撮影
 トルコのサウジアラビア総領事館で昨年10月2日、サウジ人記者ジャマル・カショギ氏が殺害された事件は、真相解明に進展がないまま100日以上が過ぎた。渦中の国サウジでは、関与の疑惑が指摘されるムハンマド皇太子を守ろうとする国王の意向が強く、米国やトルコもサウジとの全面的な衝突は望んでいないため、このまま幕引きとなる可能性が強まっている。

 「事件前よりも、王族の結束は固くなった」

 サウジの首都リヤドで、サルマン国王に近い元国王直系の王子(50)はこう語る。

 事件直後から、トルコの地元メディアが当局のリークを基に、サウジ政府や皇太子の関与を報じ、責任を追及してきた。

 この王子によると、こうした報道に対してサウジ王族の間では、中東での主導権を握りたいトルコと、サウジと対立するカタールが、実力者ムハンマド皇太子を失脚させてサウジの勢いをそぐ狙いで仕組んだとの意見が広まっているという。王族の会合でも、「皇太子の求心力を低下させては、相手の思うつぼだ」「皇太子を支えよう」などと発言する王族が増えているという。

(ここまで454文字 / 残り1210文字)

2607チバQ:2019/01/29(火) 09:03:15
https://news.goo.ne.jp/article/afpbb/world/afpbb-3208531.html?from=popin
ヤジディー教徒の指導者、闘病の末ドイツで死去 85歳
2019/01/28 23:47AFPBB News

ヤジディー教徒の指導者、闘病の末ドイツで死去 85歳

イラクの首都バグダッドの北西約430キロ離れた、少数派ヤジディー教徒の聖地ラリッシュにある寺院(2006年10月8日撮影、資料写真)。(c)AFP PHOTO /SAFIN HAMED

(AFPBB News)

【AFP=時事】イスラム過激派組織「イスラム国」による残虐行為の標的となったことで知られるヤジディー教徒を長年率いた指導者が、長期にわたる闘病の末ドイツの病院で死去した。85歳だった。当局が28日、明らかにした。

 イラク・クルド地域政府のヤジディー担当部門のトップによると、タウシーン・サイド・アリ首長は、独ハノーバーの病院で死去した。

 1933年にイラク北西部シェイクハン地区に生まれたタウシーン首長は、前任者である父親の死後、11歳の時にヤジディー教徒の首長に任命された後、海外では最大のヤジディー教徒のコミュ二ティーがあるドイツに移った。

 ヤジディー教徒でイラク連邦議会のビアン・ダクヒル議員はAFPに対し、同首長はイラク北部のクルド人地域に埋葬される予定で、死去する前に息子を後継者に任命したという。

 4000年以上も前にイランで興ったヤジディーの信仰はゾロアスター教にルーツを持ち、その後イスラム教やキリスト教の要素を取り込んだ。 【翻訳編集】AFPBB News

2608チバQ:2019/01/30(水) 14:34:51
https://news.goo.ne.jp/article/afpbb/world/afpbb-3208754.html
パレスチナ首相が辞表 アッバス議長は立場を強化か
2019/01/30 07:39AFPBB News

パレスチナ首相が辞表 アッバス議長は立場を強化か

パレスチナ自治政府のラミ・ハムダラ首相、ヨルダン川西岸のヘブロンにて(2019年1月28日撮影、資料写真)。(c)HAZEM BADER / AFP

(AFPBB News)

【AFP=時事】パレスチナ自治政府のラミ・ハムダラ首相は29日、マハムード・アッバス議長に辞表を提出した。パレスチナでは10年にわたり政治的対立が深まっているが、アッバス氏が自身の立場を強化する狙いがあるとみられている。

 首相の辞表提出はパレスチナ解放機構の公式通信社、パレスチナ通信が閣僚会議後に英語で報じた。新政権が樹立するまでの間、ハムダラ政権は存続する見通し。

 アナリストらは、5年在任したハムダラ首相の交代について、ガザ地区を実効支配しているアッバス氏の対抗勢力、イスラム原理主義組織ハマスをさらに孤立化させるための、アッバス議長の取り組みの一環とみている。
 
  ハマスは2006年に議会選挙で勝利。選挙から1年後の2007年、アッバス議長率いるファタハとの抗争でガザ地区を掌握した。パレスチナの政治は以降、ほぼまひ状態にある。

  一方アッバス氏と米国との最近の関係は歴史的に見ても崩壊した状態にある。

 ドナルド・トランプ米大統領は和平合意を提案すると誓約しているが、昨年5月、数十年にわたり維持されてきた国際的な合意を破り、在イスラエル米大使館をエルサレムに移転した。

 パレスチナ人は東エルサレムを将来のパレスチナ国家の首都と位置付けており、アッバス氏は同大使館の移転後、一貫してトランプ政権との協議を拒否している。 【翻訳編集】AFPBB News

2609チバQ:2019/02/01(金) 14:58:51
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190201-00050184-yom-int
パレスチナ首相辞任、ファタハ・ハマス決裂へ
2/1(金) 7:35配信 読売新聞
パレスチナ首相辞任、ファタハ・ハマス決裂へ
(写真:読売新聞)
 【エルサレム=金子靖志】パレスチナ自治政府のハムダラ首相は1月29日、アッバス議長に辞表を提出し、受理された。パレスチナでファタハとハマスによる統一政府を目指した首相を議長が事実上解任し、ハマスを孤立化させる狙いだ。パレスチナの2大勢力の決裂は決定的となりそうだ。

 ハムダラ首相は辞表提出後、「新内閣を早く発足させてほしい」と語った。

 首相は2017年10月、約10年間対立してきたファタハとハマスの統一政府樹立に向け、和解協議を始めた。パレスチナ国家樹立に向け、協力してイスラエルに対処する狙いだったが、ハマスが軍事部門の解体やガザの権限移譲を拒否したため、協議がこじれた。

 ファタハ上級メンバーのアッバス・ザキ氏は本紙に「我々は統一政府に向け、歩み寄ったのに、ハマスは態度を変えなかった」と述べ、議長が今回、路線変更した背景を説明した。

 自治政府高官によると、アッバス議長は、ハマスとの関係を断ち切るため、ファタハとハマスのバランスに配慮した現内閣の刷新を求めているという。自治政府では、議長が新首相を指名するため、閣僚の顔ぶれは議長の意向が反映される。このため、新内閣では、議長が率いるファタハからの人選が多数になりそうだ。

 これに対し、ハマス幹部は今回の首相辞任について、「(アッバス議長による)独裁的で許されない動きだ」と批判した。

 今後、ファタハとハマスの対立が激化すれば、パレスチナ情勢の混迷はさらに深まりそうだ。

【ファタハとハマス】 ファタハはアラファト自治政府議長(故人)が1959年に創設した自治政府の主要な政治派閥。イスラエルとの共存を掲げ、交渉を通じた和平を目指しており、現在はヨルダン川西岸を支配する。ハマスは87年に創設された政治派閥で、イスラエルを否定し、武力闘争を掲げて2万〜3万人の軍事部門を持ち、2007年にガザを武力制圧した。

2610チバQ:2019/02/06(水) 15:47:08
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190205-00000576-san-m_est
エジプト、大統領任期延長へ改憲論 強権化拍車の懸念
2/5(火) 20:03配信 産経新聞
 【カイロ=佐藤貴生】エジプト国会(一院制、定数596)で大統領任期を4年から6年に延長することを軸とする憲法改正の請願が出され、シーシー大統領(64)の権力が長期化する可能性が出てきた。政権に対しては反体制派を弾圧したりメディア報道を統制したりして強権姿勢を強めているとの批判もあり、国内外で波紋を広げそうだ。

 憲法改正の請願は3日までに、シーシー氏支持の会派「エジプト支援連合」の議員ら120人以上が署名して議長に提出された。大統領任期の延長のほか、二院制の復活や全議席の25%を女性や若者らに割り当てることなどを求めている。

 実際に改憲案が提出され、国会議員の3分の2以上が賛成した場合、賛否を問う国民投票が行われる。「エジプト支援連合」には全議員の約6割が参加しているもようだ。

 現行憲法は大統領任期を連続2期8年までと定めている。今後の改憲をめぐる議論では、2014年に就任し現在2期目のシーシー氏の3選を可能とするところまで踏み込むかや、どの時点で任期延長が適用されるかなどが焦点となりそうだ。英字紙デーリーニュース・エジプトによると、一部の国会議員や法律の専門家からは「国民の要求と矛盾する」「憲法の条項は任期延長を禁じている」などと批判する声が出ている。

 エジプトでは12年、イスラム原理主義組織ムスリム同胞団を出身母体とするモルシー氏が大統領となり、国民生活が混乱。13年に国防相だったシーシー氏率いる軍がクーデターを強行した。過激派によるテロも相次ぎ、安定を求める国民の間でシーシー氏支持の声が多いことも事実だ。

 そんな中で同氏は昨年3月に得票率約97%で再選。メディアの大半は政権寄りで、有力紙は任期延長支持の論陣を張ってきた。

 テロ掃討と並行して、反体制派への締め付けが強まっているとの見方もある。マクロン仏大統領は先月下旬のエジプト訪問時、「ブロガーやジャーナリストが投獄されており、正しい方向に向かっていない」とシーシー政権を批判した。

2611チバQ:2019/02/07(木) 18:42:01
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190207-00000051-asahi-int
アフガン大統領選、争点は治安回復 候補18人出そろう
2/7(木) 15:08配信 朝日新聞デジタル
アフガン大統領選、争点は治安回復 候補18人出そろう
ブリュッセルで開かれた国際会合で記者会見するアフガニスタンのガニ大統領=2016年10月6日、乗京真知撮影
 アフガニスタンの選挙管理委員会は5日、7月20日に予定される大統領選で、資格審査を通った候補者18人を発表した。現職のガニ大統領や首相格のアブドラ行政長官の他、現政権への批判を強める有力者が認められ、混戦が予想される。

【写真】ブリュッセルで開かれた国際会合で、記念撮影に応じるアフガニスタンのガニ大統領(下段左から4人目)やアブドラ行政長官(同3人目)ら=2016年10月5日、乗京真知撮影

 最大の争点は治安だ。元世銀職員で最大民族パシュトゥン系のガニ大統領は、治安分野に国家予算の約6割を注いできた。駐留米軍とともに反政府勢力タリバーンと戦ったがテロは収まらず、野党から批判を浴びている。政府の支配域は国土の5割強ほどで、治安機関への国民の信頼は失墜している。

 対抗馬として有力な第2民族タジク系のアブドラ氏は前回選挙でガニ氏と接戦となり、大統領に次ぐ行政長官に収まった。しかし、ガニ氏との利権争いで政治停滞を招き、支持母体のタジク系勢力の一部が離反。第4民族ウズベク系の支持を得て、態勢の立て直しを図っている。

2612チバQ:2019/02/11(月) 11:48:48
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019021000282&g=int
イラン浸透、混迷に拍車=覇権争いで周辺国と対立
2019年02月10日14時58分


 【テヘラン時事】イスラム教シーア派の大国イランは1979年のイスラム革命の後、中東イスラム諸国への「革命の輸出」を掲げ、少数派として抑圧に苦しむシーア派の支援と決起を訴えた。今やその影響力は内戦下のシリアやイエメン、レバノンなどに浸透。イランの覇権拡大を警戒するスンニ派の盟主サウジアラビアや、イランを敵視するイスラエルとの対立激化が中東混迷の要因の一つとなっている。
 スンニ派だった隣国イラクのフセイン大統領(当時)は革命翌年の80年、イランの脅威に対抗して奇襲を仕掛け、両国は88年まで不毛の戦争を続けた。フセイン政権崩壊後、イラクではシーア派主導の政権が誕生。両国は政治、経済で結び付きを深め、イラクは今ではイランの主要な輸出相手国となった。
 イランは、イラクやシリアを経て地中海に面するレバノンへと通じるシーア派の影響力の濃い「シーア派の弧」の強化を重視する。このため、シリア内戦に介入し、アサド政権を軍事面で支援。政権が内戦での優位を固めた結果、イランの存在感は格段に増した。またレバノンでは、米国が「テロ組織」に指定するシーア派組織ヒズボラの後ろ盾として影響力を強めている。
 こうした現状にイスラエルやサウジは危機感を募らせる。イスラエルはシリア領内のイラン拠点を繰り返し空爆、イランの排除に躍起だ。サウジの実力者ムハンマド皇太子は、イラン最高指導者ハメネイ師を「中東における新たなヒトラーだ」と非難。サウジの隣国イエメンで、イランが支援するシーア派系武装組織フーシ派の掃討を画策しているものの、戦闘が泥沼化し人道危機を招いている。
 さらに、イランが国際社会の非難を無視して弾道ミサイル開発を継続していることも批判の的だ。欧州連合(EU)は今月4日の声明で、イランが軍事、財政支援を通じて中東の緊張激化に関与していると懸念を表明。特に、ミサイルの射程延伸と精度強化の推進が「不信を深め、地域の不安定化を招いている」と指摘している。(2019/02/10-14:58)

2613チバQ:2019/02/11(月) 11:49:03
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019021000276&g=int
革命40年、市民は冷淡=国威発揚も苦境続く-イラン
2019年02月10日14時51分



7日、ペルシャじゅうたん店が並ぶイランの首都テヘランの市場。店の関係者ばかりで、客の姿はまばらだ

 【テヘラン時事】イランで1979年に親欧米路線のパーレビ王制が崩壊したイスラム革命から40年を迎えた。11日の革命記念日には、各地で集会や官製デモが予定される。しかし、トランプ米政権の制裁再発動でイラン経済は悪化の一途。厳しさを増す生活に苦しむ市民の多くは、国威発揚の機会と位置付けられる記念日を冷ややかに見詰めている。
 「革命40年なんて、どうでもいいことさ」。首都テヘランの名門テヘラン大でコンピューター工学を学ぶアミルさん(22)は吐き捨てる。「将来に希望を抱けない。自分の周りの学生の8割ぐらいはイランを離れたがっていると思う」と表情は暗い。私立大に通う女子学生サリナさん(20)も「若者の意見が尊重されず、格差も広がる現状には不満」と話す。

イラン中部コムにあるイスラム教シーア派指導者ホメイニ師の自宅跡に掲げられた同師のポスター=8日

 イランでは78年、急激な近代化と専制的な政治を進めた王制に反発し暴動やデモが全土に波及。パリに亡命していたイスラム教シーア派指導者ホメイニ師(故人)が79年2月に帰国すると、市民の熱狂は最高潮に達した。今も街頭にはホメイニ師と後継の最高指導者ハメネイ師のポスターが至る所に掲げられているが、国家の前途に期待を抱いたあの頃の熱気は、今やほとんど感じられない。
 近年は物価高や生活難に抗議するデモが続発。タブーとされた革命指導部への批判も聞かれる。そのさなかに、イランを敵視するトランプ政権の制裁復活が追い打ち。通貨リアルの実勢レートは2018年初頭に1ドル=約4万2000リアルだったが今年1月には同約12万リアルに下がり、市民の忍耐も限界に近づく。
 ロウハニ大統領は1月下旬の演説で「イランは過去40年で最も厳しい制裁を受けているが、政府と国家体制の責任ではない」と強弁し、米国の強力な制裁が苦境の根源だと主張する。ただ、こうした姿勢も失望を招いているのが現実だ。テヘランの市場でペルシャじゅうたん店を経営するレザ・ナセリさん(50)は、原材料費の高騰や売り上げ減で収入が以前の10分の1に減ったと嘆く。「3月のノウルーズ(イランの新年)が近いのに客が来ない。商品が並ばない店先でサッカーができるなんてうんざりだ。40周年を祝うどころか、このままでは体制は来年までもたない」と政府を厳しく批判した。(2019/02/10-14:51)

2614チバQ:2019/02/12(火) 18:01:02
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190212-00000016-jij_afp-int
革命から40年、徐々に権利を取り戻す女性たち イラン
2/12(火) 11:30配信 AFP=時事
革命から40年、徐々に権利を取り戻す女性たち イラン
イランの首都テヘランで、選挙ポスターの横に立つ女性(2018年2月7日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】米ニューヨークでデザインの仕事をしていたサバさんは、アートギャラリーの改装に携わるため、25歳の時に故郷イランの首都テヘランに戻った。それから数か月もたたないうちに、ギャラリーや複合住宅のロビーの改装などさらに3件の契約を結んだ。

【関連写真】テヘランの通りを歩く女性

「自分の会社を作ることが夢だったが、こんなに早く実現するとは思っていなかった。もしニューヨークにとどまっていたら、このような機会は得られなかっただろう」と、現在27歳になったサバさんは話す。

 イランにおける女性の地位は、この10年間で大きく変わったと言う。

「管理職の女性も信頼されるようになった。今でも特に建設現場では厳しい状況が続いているが、どこでも同じだ。ニューヨークだって厳しかった」と、サバさんはAFPに語った。

 革命から40年過ぎたが、女性の地位をめぐる問題ほど、政治的に敏感で矛盾を秘めた問題はない。革命後、イスラム法により女性は男性よりも低い地位に置かれた。例えば外国に行く時は、多くの場合、父親や夫から許可を得なければならない。

■未来に続く道

 一方、女性の教育は奨励されており、大学では女性の数が男性に勝っている。このような進歩は、将来に対する期待を生み、何百年も続いた伝統は覆された。

 テヘランで言語学を学ぶミナさん(25)は、「伝統社会で生きる自分たちの母親のようになりたくないと思う私たち若い女性にとって、大学へ通うことが将来への道を切り開く」と話す。

 考古学の学生であるサラさん(26)は、「何をするにしても、性別ですべてが決まる」と言う。「だから子どもを産み、控えめでいなければならないのだと信じてしまう。自立し、個性を持つ個人として見てもらえるかもしれないなんて、ほとんど考えない」と続けた。

 考古学界では、女性差別が当たり前だとサラさんは言う。「男性の考古学者は、たとえ有能であっても、女性とは仕事をしたがらない。厄介だというだけの理由だ。女性はいつもヒジャブを着用しなければならない…作業員たちは女性のことを軽視している」「この分野で成功した女性は、懸命に闘った人だ。だが、すべての女性がそこまで一生懸命闘えるわけではない」

2615チバQ:2019/02/12(火) 18:01:23
■「性的に興奮させる道具」
 イラン政府は、女性にヒジャブや質素な服装を義務付けるといったイスラム法における男女の違いは、女性を守る目的があると主張する。

 最高指導者アリ・ハメネイ(Ali Khamenei)師は2018年、セクハラ告発運動「#MeToo(私も)」は、欧米社会がいかに女性をないがしろにしているかを示す証拠だとツイートした。「欧米において女性は消費主義を象徴しており、化粧をして見せびらかし、男性の性的興奮を高める道具となっている」

 だが、イランの服装規定は近年、徐々にではあるが、大きく変わりつつある。

 通りを巡回し、女性のスカーフを直し、いきなりカフェに入って交際中のカップルがいないか確認していた風紀警察は、今ではめったに見かけない。

■徐々に前進

 当局は、ヒジャブ着用に積極的に抗議する人々に対する取り締まりはやめていない。昨年には、ヒジャブ着用に抗議した複数の女性が逮捕され、その弁護を引き受けた著名な人権派弁護士ナスリーン・ソトゥーデ(Nasrin Sotoudeh)氏は懲役刑を科された。

 だが、革命直後から女性たちは徐々に多くのものを取り戻してきた。

「以前とは全く違う。前は男友達に車に乗せてもらうこともできなかった」と、テヘラン在住の女性ジャーナリストは話す。

 市民の人権改善を公約に掲げ、2017年に再選を果たした「穏健派」のハッサン・ロウハニ(Hassan Rouhani)大統領が、女性閣僚を一人も指名しなかったことに失望した人も多い。

 テヘランの政治ジャーナリスト、フェレシュテ・サデギ(Fereshteh Sadeghi)氏は、「ガラスの天井が今もあるが、今後もなくならないだろう」と指摘する。「ロウハニ師は大統領に就任した際、アヤトラ(イスラム教シーア派の有力宗教指導者)と不仲になることを恐れ、譲歩した」と続けた。

「女性たちは少しずつ権利を手に入れつつある。だが、今のところ女性運動は起こっていない」 【翻訳編集】 AFPBB News

2616名無しさん:2019/02/14(木) 10:32:19
https://news.goo.ne.jp/article/kyodo_nor/world/kyodo_nor-2019021301002410.html
イスラエル首相が異例の会談 オマーン閣僚と、両国接近裏付け
2019/02/14 06:12共同通信

 【エルサレム共同】イスラエルのネタニヤフ首相は13日、訪問先のポーランド・ワルシャワで、オマーンのアラウィ外務担当相と会談した。イスラエル首相府が発表した。イスラエルとオマーンは外交関係がないが、ネタニヤフ氏は昨年10月、イスラエル首相として22年ぶりにオマーンを訪れカブース国王と会談。これに続き両国の接近を裏付ける会談となった。

 イスラエルでは4月に総選挙を控え、汚職疑惑に苦しむネタニヤフ氏には、敵対関係にあるイランの脅威を共有する湾岸アラブ諸国との関係改善という成果をアピールする狙いがありそうだ。

2617チバQ:2019/02/18(月) 17:58:41
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-190217X651.html
イスラエル外相代理にカッツ氏
2019/02/17 20:50時事通信

 【エルサレム時事】イスラエルのネタニヤフ首相は17日、カッツ運輸・道路安全相兼情報活動相を外相代理に起用する方針を明らかにした。地元メディアが伝えた。ネタニヤフ首相はこれまで外相と国防相、保健相を兼任し、重要ポストを一手に握ることに対して懸念の声が出ていた。

 カッツ氏は首相と同じ右派与党リクードに所属。イスラエルでは4月に総選挙が行われる予定で、国会は既に解散されている。代理職の場合、国会の承認は不要という。

2618チバQ:2019/02/18(月) 20:25:17
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190218-00000519-san-m_est
IS壊滅「今後数日以内」 シリア民主軍司令官
2/18(月) 9:06配信 産経新聞
 【カイロ=佐藤貴生】内戦が続くシリアの東部で、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」(IS)の残存勢力の掃討作戦が山場を迎えている。少数民族クルド人らの民兵組織「シリア民主軍」(SDF)は米軍の支援を受け、残存勢力をごく狭い範囲に追い詰めたとしており、ロイター通信によると、SDFの司令官は16日、「今後数日間」で掃討が完了するとの見方を示した。

 掃討作戦が行われているのは、イラクとの国境近くのバグズ村周辺。SDF司令官は、ISの残存勢力の多くは外国からの義勇兵で、約700メートル四方の区域に追い込んだとしている。

 SDFは9日に攻撃を開始。米軍は空爆を行って進軍を支援した。大勢の民間人が「人間の盾」として捕らわれており、女性や子供らが避難する現地の様子が中東のメディアなどで放映された。

 トランプ米大統領は16日、ISの崩壊は間近だとして、800人以上の残存勢力を引き取って裁判にかけるよう英仏独や欧州各国に求めた。トランプ氏は昨年12月中旬、シリアの駐留米軍を撤収させる方針を表明していた。

 ISは2017年7月、イラク北部の拠点モスルを失った。同年10月には「首都」だと宣言したシリア北部ラッカも陥落し、事実上崩壊状態となった。ただ、両国ではISを支持する者たちが潜伏し、テロなどを起こすゲリラ戦術に転換したとの分析もあり、全面的な根絶は難しいとみられる。

2619チバQ:2019/02/19(火) 15:13:40
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190218-00000111-jij-m_est
リブニ元外相、政界引退表明=「2国家」支持得られず-イスラエル
2/18(月) 22:14配信 時事通信
リブニ元外相、政界引退表明=「2国家」支持得られず-イスラエル
18日、テルアビブで記者会見するイスラエルのリブニ元外相(AFP時事)
 【エルサレム時事】イスラエルのリブニ元外相は18日、4月に予定される総選挙に出馬せず、政界を引退すると表明した。

 中道政党ハトヌア党首のリブニ氏は、イスラエルでユダヤ人が多数派を維持するためにはパレスチナとの2国家共存が避けられないとの立場を取ってきたが、イスラエル国内で支持が広がらなかった。

 リブニ氏は記者会見で「(イスラエル社会で)『和平』は使うべきでない言葉になってしまった」と嘆いた。

 リブニ氏は、2005年にイスラエルのパレスチナ自治区ガザ撤退を実現させた故シャロン元首相に重用され、政治家として台頭。06年に発足したオルメルト政権で外相に起用され、一時は首相候補と目された。

2620チバQ:2019/02/19(火) 15:30:13
https://www.sankei.com/world/news/190219/wor1902190001-n1.html
【こちら外信部】特ダネだったホメイニ師死去 超弩級2本の「最も長い夜」
2019.2.19 01:00国際中国・台湾
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亡命先のフランスから15年ぶりの帰国を果たし、テヘランの空港で機中から姿を現したホメイニ師(中央)=1979年2月1日(AP)
亡命先のフランスから15年ぶりの帰国を果たし、テヘランの空港で機中から姿を現したホメイニ師(中央)=1979年2月1日(AP)
 1979年、親米の独裁王制を打倒したイラン革命から2月11日で40年がたった。ということは、革命の最高指導者、ホメイニ師が10年後に死去してから今年は30年なのだなと、いささかの感慨に浸った。そして、あの夜のことを思い出した。1989年6月3日。中国通の人なら、すぐに天安門事件(同日深夜から4日未明に発生)を想起するだろう。実はもう一つ、あの夜には超弩級のニュースがあった。ホメイニ師死去、産経新聞がのるかそるかで放った特ダネだった。(外信部編集委員 佐渡勝美)

 ■「最も長い夜」

 1989年6月3日は土曜日だった。まだ新聞社では週休2日制など無縁の時代(月4休)で、編集局には朝から平日感覚の緊張感が漂っていた。テントを張るなどして北京・天安門広場に陣取り、民主化要求運動を続ける学生たちと、人民解放軍部隊との衝突が懸念されていたからだ。

 4月中旬から続いていた学生たちの天安門“占拠”では、当初は地元の人民解放軍兵士と学生たちの融和的な接触シーンが映像で報じられるなど、流血の大惨事につながる気配は感じられなかった。しかし、この数日前から地方の人民解放軍部隊が新たに北京に大量配置されていた。

 「軍が学生たちに水平乱射開始!」

 AP通信がこの一文だけの至急電(アージェント)を打ったのは、午後10時すぎだった。

 「それきたか! よし頑張ろう!」。デスクの号令一下、当日の外信部内勤記者(3人)たちは、北京に出張中(当時の産経新聞は北京から追放状態で支局はなかった)の2人の記者と連絡を取り合いながら、興奮状態のままボールペンを走らせ、記事を作成していった。後に産経新聞外信部の「最も長い夜」と称される夜のクライマックスの始まりだった。

 「1面だけでなく、2面も3面も国際面も空けて待っている。早く原稿をくれっ!」。整理部デスクの叫び声も響き渡った。

■ベタグロ4段30行

 てんやわんやの中、午前0時を過ぎ、日付も4日に変わった頃、テヘラン支局との唯一の通信手段であったテレックスが動き出した。内勤記者で最年少だった筆者は、何事かと、打ち出されていくローマ字の日本語を追うと心臓が飛び出しそうな感覚に襲われた。

 「ホメイニ師がきょう(3日)死んだ。発表されていないが、確かな情報だ。1面に掲載スペース求む」

 すぐさまデスクに知らせると、「何っ!本当か」と発するなり、デスクは編集長の元へ走った。

 誤報の恐れもあったが、現地特派員はテレックスでのやり取りで「絶対に間違いない。載せてくれないなら東京に帰る」とまで言い切った。

 この間5分ほどで、編集長は決断した。「よし、信じよう。1面にベタグロ(白抜き文字)の4段見出しで30行。一報だけ載せよう」。あとは勢いに乗るだけだった。

 大手町の東京本社3階(当時)の編集局は、てんやわんやに拍車がかかった。特派員から送られたローマ字文を漢字交じりの通常の日本文に“翻訳”する作業は、本来、筆者が受け持つべき任務だったが、その時は天安門関係の原稿も抱えていた。締め切り時間が迫る中、デスクの指示でローマ字の翻訳は優秀だった編集補助アルバイトの学生君にやってもらった。

 ホメイニ師の死去は4日午前に公式発表された。4日の新聞各紙朝刊は、1面トップで天安門の流血大惨事を扱ったが、ホメイニ師死去も報じたのは産経新聞だけだった。めったにない、見事なまでの発生ものの抜き(特ダネ)だった。

2621チバQ:2019/02/19(火) 15:30:32
■レトロだった編集現場

 当時の新聞編集の現場は、今では信じられないぐらいレトロだった。原稿は手書きで、送信手段の最先端はファックス。特派員が撮った写真の送信(いや伝達)も大変であった。

 今ならデジカメで撮ってメールで送ることも簡単だが、当時は望むべくもない。欧米先進国であれば、現像したフィルムを大手通信社の現地支局に持ち込み、産経本社に電送してもらうという手もあったが、テヘランでは無理であった。産経新聞が取った手は、テヘランの空港で帰国する日本人ビジネスマンを特派員が見つけ出し、フィルムを未現像のまま託して成田空港まで手荷物といっしょに持ち帰ってもらうという方法だった。

 連絡を受けた東京の外信部員は成田空港で、ツアー客を迎える現地添乗員の要領で名前を記した紙を掲げて当該のビジネスマンと落ち合い、フィルムを受け取った。お礼は、手配したハイヤーで自宅まで帰っていただくことだった。

 今なら簡単に済ませることが、当時は恐ろしく手間と時間と金がかかった。そんな中で、泥臭い取材に撤して生まれたのがホメイニ師死去の特ダネであった。

■国際報道の主役交代

 イラン革命の発生からホメイニ師の死去まで、国際報道の主役はイランであった。パーレビ国王の出国、ホメイニ師の帰国、前政権幹部たちの処刑、米大使館人質事件、そして8年に及んだ不毛のイラン・イラク戦争…と、ニュースは途切れがなかった。

 イラン・イラク戦争中でさえ、イラクのフセイン大統領の名前の露出は、ホメイニ師の10分の1にも満たなかった。中東のみならず国連、米国、旧ソ連…、すべてがあの10年はイラン情勢を中心に動いていた。報道各社はこぞってテヘランに支局を置き、バグダッドに置いている社は皆無だった。

 そして、イランから中国への主役のシフトの始まりが、奇しくも1989年6月3日であった。

2622チバQ:2019/02/22(金) 21:47:54
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190222-00000100-jij-m_est
「右派」対「中道連合」=総選挙の構図固まる-イスラエル
2/22(金) 17:18配信 時事通信
「右派」対「中道連合」=総選挙の構図固まる-イスラエル
21日、テルアビブで、新党連合結成で合意し握手するイスラエルのガンツ元参謀総長(左)と中道政党イェシュアティドのラピド党首(AFP時事)
 【エルサレム時事】イスラエルで21日、4月9日投票の総選挙(国会定数120)に参加する政党の選管への届け出が締め切られた。

 選挙戦は、経験豊富なネタニヤフ首相率いる右派政党リクードに対し、ガンツ元参謀総長らの中道新党連合が挑む構図で推移しそうだ。

 ネタニヤフ首相は中東情勢が混迷する中、通算13年にわたって政権を運営してきた実績があり、安定感への評価は高い。リクードは2015年の前回選挙で30議席を獲得して第1党となり、右派系勢力の協力を得て連立政権を樹立。首相は再び選挙に勝利し、引き続き右派による政権を発足させたい意向だ。

 ただ、ネタニヤフ氏は汚職疑惑を抱え、検察当局が捜査を進めている。投票日前に起訴されれば、有権者の支持離れが起きる可能性がある。

 一方、野党陣営は21日、ガンツ元参謀総長の新党とラピド党首の中道イェシュアティドなどが政党連合を結成して選挙戦に臨むことで合意。ガンツ氏は「われわれは左右両派や中道、宗教勢力に対してオープンだ」と訴え、国民の幅広い層を糾合していく姿勢を示した。

2623チバQ:2019/03/01(金) 16:00:34
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190301-00000003-jij-m_est
ネタニヤフ首相起訴の方針=総選挙前に与党打撃-イスラエル
3/1(金) 5:53配信 時事通信
ネタニヤフ首相起訴の方針=総選挙前に与党打撃-イスラエル
28日、エルサレムで記者団の取材に応じるイスラエルのネタニヤフ首相(EPA時事)
 【エルサレム時事】イスラエル検察は28日、声明を出し、汚職疑惑を抱えるネタニヤフ首相を収賄などの罪で起訴する方針を示した。

 首相のイメージ悪化は避けられず、4月9日投票の総選挙で首相の右派与党リクードに打撃となる。中道野党連合「青と白」を率いるガンツ元参謀総長は、ネタニヤフ氏に辞任を求めた。

 現職の首相が起訴されればイスラエルでは初めて。ただ、首相側の抗弁などの手続きに今後少なくとも数カ月要するため、起訴の最終判断は選挙後になる見通し。法律上、起訴されても辞任の必要はない。

 ネタニヤフ氏をめぐっては先に、警察が3件の疑惑で起訴するよう勧告。マンデルブリット検事総長はこのうち、ネタニヤフ氏が通信会社ベゼクに対し、同社関連メディアによる自身への好意的な報道と引き換えに、経営上の便宜供与を行った疑惑について、収賄に当たると判断した。 

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190301-00000001-jij_afp-int
イスラエル検察、ネタニヤフ首相を起訴へ 収賄疑惑
3/1(金) 5:47配信 AFP=時事
イスラエル検察、ネタニヤフ首相を起訴へ 収賄疑惑
イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相。エルサレムにて(2019年1月13日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】イスラエル検察は2月28日、ベンヤミン・ネタニヤフ(Benjamin Netanyahu)首相を収賄、詐欺および背任の疑惑で起訴する方針を表明した。イスラエルでは4月に総選挙を控えており、ネタニヤフ氏は汚職の疑惑について、自身を首相の座から引きずり下ろそうとする「魔女狩り」と批判した。

【写真】イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相

 アビハイ・マンデルブリト(Avichai Mandelblit)検事総長はネタニヤフ氏には訴状提出前の審理で、自身を弁護する機会が与えられると述べた。

 イスラエルでは4月9日に総選挙が予定されており、対抗するベニー・ガンツ(Benny Gantz)元参謀総長率いる中道政党連合との選挙戦でネタニヤフ氏は苦戦を強いられるとみられている。

 ネタニヤフ氏はすべての容疑を否定しており、検察の発表から数時間後のテレビ演説で汚職の疑惑を自身の転覆を狙う「魔女狩り」と呼んだ。

 ネタニヤフ氏が率いる右派政党リクード(Likud)は疑惑を「政治的迫害」と主張。「総選挙を1か月後に控える中で検事総長が一方的に(起訴の方針を)表明し、首相の不当な疑惑について本人に反論の機会を設けないことは、あからさまな選挙への介入で前代未聞だ」と指摘した。

 計13年余り首相を務めるネタニヤフ氏は起訴されても辞任は求められないが、上訴審を含めすべての公判で有罪となった場合辞任する必要がある。【翻訳編集】 AFPBB News

2624チバQ:2019/03/01(金) 16:01:18
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190301-00000009-asahi-int
イスラエル首相を起訴へ 汚職関与か、激戦の選挙に打撃
3/1(金) 7:59配信 朝日新聞デジタル
イスラエル首相を起訴へ 汚職関与か、激戦の選挙に打撃
エルサレムで28日、声明を発表するイスラエルのネタニヤフ首相=AP
 イスラエルの検察当局は2月28日、ネタニヤフ首相が汚職に関与したとして収賄などの罪で起訴する方針を示した。4月に総選挙を控え、首相率いる与党への打撃は必至だ。

 イスラエルの現役首相が起訴されれば、初めての例となる。ネタニヤフ氏は28日夜、演説で「魔女狩りだ。何も悪いことはしていない。未来のために国を率い続ける」と嫌疑を否定し、首相を続ける意向を強調した。

 ネタニヤフ氏をめぐる3件の汚職疑惑について、警察は昨年、検察に起訴するよう勧告した。同国最大手の通信企業ベゼックの経営上の便宜を図った見返りに、自身に好意的な報道をするよう、同社が運営するニュースサイトに求めたとされる。実業家から高額なシャンパンや葉巻などを受け取ったり、地元有力紙に便宜を図る見返りに好意的な報道を求めたりした疑惑もある。

朝日新聞社

2625チバQ:2019/03/01(金) 16:21:59
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190301-00000010-mai-m_est
汚職疑惑のイスラエル首相、検察が起訴の意向 ネタニヤフ氏「左派の圧力」と非難
3/1(金) 10:08配信 毎日新聞
汚職疑惑のイスラエル首相、検察が起訴の意向 ネタニヤフ氏「左派の圧力」と非難
イスラエルのネタニヤフ首相=AP
 【エルサレム高橋宗男】イスラエルのマンデルブリット検事総長は2月28日、警察からネタニヤフ首相を起訴するよう勧告されていた3件の汚職疑惑について、収賄や背任、詐欺の罪で起訴する意向を明らかにした。イスラエルでは4月9日に総選挙を控えており、ネタニヤフ氏は検事総長の判断を「選挙に影響を与えようとする左派の圧力によるものだ」と非難した。

 ◇起訴後も辞任の必要なし

 検事総長は反論の機会を与える聴聞会を保留。総選挙後の開催が有力で、ネタニヤフ氏が起訴されるとしても数カ月後になるとみられる。イスラエルでは首相が違法行為で起訴されても辞任する必要はない。

 ネタニヤフ氏は現第1党の右派リクードを率いて選挙に臨む。24日に発表された世論調査では、新たな中道左派連合「青と白」が定数120のうち35議席を獲得する見通しで、リクードが29議席で続く。ただ、他党も含めると中道左派と右派は48議席ずつで拮抗(きっこう)している。今回の起訴方針が、政党支持や右派の連携にどう影響するかが注目される。

 検事総長は、ネタニヤフ氏が国内の大手通信会社に便宜を図った見返りに、この会社の傘下にあるニュースサイトで好意的な報道をするよう求めたとして、収賄と背任の罪で起訴する考えを示した。

 また、複数の実業家から貴金属などの高額の贈り物を不正に受け取ったとされる疑惑と、地元の有力紙に対し便宜を図る見返りとして自身に好意的な報道をするよう要求した疑いについては背任や詐欺の罪で起訴する意向だとした。

2626チバQ:2019/03/05(火) 11:41:17
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019030400608&g=int
イスラエル首相、起訴めぐり苦境、選挙で右傾化=パレスチナ国家否定鮮明に
2019年03月04日14時19分


イスラエルのネタニヤフ首相=3日、エルサレム(AFP時事)

 【エルサレム時事】イスラエルのネタニヤフ首相が検察に収賄などの罪で起訴される見通しとなり、4月9日投票の総選挙(国会定数120)を前に苦境に陥っている。首相はパレスチナ和平をめぐり、将来の2国家共存路線に否定的な態度を強調するなど右傾化をさらに進め、難局を乗り切ろうとしている。
 マンデルブリット検事総長は2月28日、ネタニヤフ首相を起訴する方針を発表した。3月3日までに行われた地元メディアの世論調査によると、選挙での予想獲得議席数は首相率いる右派与党リクードが29〜30議席なのに対し、ライバルの中道野党連合「青と白」は36〜37議席。起訴の最終判断は総選挙後になる見通しだが、起訴方針を受け野党側が支持を伸ばした。
 ネタニヤフ氏は検察の発表直後、検事総長は野党の不当な圧力に屈したとの見方を示した。一方、起訴が取り沙汰される中で「青と白」が結成された2月21日の演説では、野党が政権を握ればパレスチナ国家が近いうちにイスラエルの近隣に誕生し、「われわれの存在を危険にさらすことになる」と主張した。
 ネタニヤフ氏は首相に返り咲いた2009年には、非武装化などを条件にパレスチナとの2国家共存を認める考えを表明していた。米国でイスラエル寄りのトランプ政権が発足したことなどを背景に、最近は態度をあいまいにしていたが、選挙を前に否定的な姿勢を鮮明化させた。パレスチナ国家を拒否する極右層などにアピールする狙いとみられる。
 世論調査では「青と白」が選挙で躍進しそうだが、全体の趨勢(すうせい)では、伝統的にユダヤ人政党と連立を組まないアラブ系政党を除くと、右派・宗教勢力が中道・左派をなお上回る。ネタニヤフ氏は右派側で過半数を獲得し、連立政権を発足させたい考えだ。
 右派の間では、中東情勢が混迷する中で通算13年にわたって政権を率いてきたネタニヤフ首相の手腕に対する評価が高く、汚職を度外視して首相を支持する声が強い。ただ、法廷闘争への注力を余儀なくされれば首相としての職務遂行に支障が出るとの見方も根強い。右派の中で「ネタニヤフ降ろし」の声が強まる可能性もあり、前途は多難だ。(2019/03/04-14:19)

2627チバQ:2019/03/06(水) 13:30:18
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019030500716&g=int
カナダ閣僚、2人目の辞任=「政府への信頼失う」-司法介入疑惑
2019年03月05日14時12分

 【ニューヨーク時事】カナダのフィルポット予算庁長官兼デジタル政府相は4日、建設企業の贈賄事件で首相府が法相兼司法長官に圧力をかけたとされる司法介入疑惑について「政府の対応への信頼を失った」として、辞任した。ロイター通信などが伝えた。介入疑惑を受け、辞任する閣僚は2人目。トルドー政権に痛手となりそうだ。
 フィルポット氏はツイッターに公開した辞表で「私の基本的価値観や倫理的責任、憲法上の義務に従わなければならない」と強調。疑惑を踏まえ、熟考した結果「辞任しなければならないという結論に至った」と説明した。(2019/03/05-14:12)

2628チバQ:2019/03/10(日) 20:16:29
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190309-00000052-mai-m_est
イスラエル 10年ぶり政権交代も 4月総選挙、右派苦戦
3/9(土) 20:33配信 毎日新聞
 【エルサレム高橋宗男】イスラエル総選挙が4月9日に実施される。選挙戦は5期目を目指すネタニヤフ首相率いる右派政党リクードと、ガンツ元軍参謀総長とラピド元財務相の中道政党連合「青と白」が第1党の座を争う構図となっている。選挙後にネタニヤフ氏を収賄罪などで起訴する検察の方針を受けて、リクードは苦戦を強いられており、10年ぶりの政権交代の可能性も出ている。

 「今後も首相として国民と国に奉仕する」。検察が起訴方針を示した2月28日、ネタニヤフ氏は無実を主張し、首相続投への意欲を強調した。イスラエルでは首相が違法行為で起訴されたとしても辞任する法的義務はない。仮に起訴された場合、法廷闘争を続ければ有罪になっても5期目の任期中に収監されることはないとみられ、ネタニヤフ氏は強気の姿勢を崩さない。

 起訴方針が明らかになった後の3月初旬の世論調査では、「青と白」が定数120のうち36〜38議席を獲得すると予想され、29〜30議席のリクードは劣勢だ。だが、リクードと連立を組んできた右派や宗教政党は、なおネタニヤフ氏の首相続投支持を表明。右派・宗教政党ブロックの結束は固い。

 ネタニヤフ氏は、エルサレムをイスラエルの首都と認定し大使館をエルサレムに移転したトランプ米大統領との蜜月ぶりなど、外交面の成果を誇示。通算で約13年に及ぶ首相としての実績を強調している。

 一方、ガンツ氏はネタニヤフ氏を「汚職にまみれた首相」と呼び辞任を要求。「右派も左派もない」と国民の結束を呼びかけ、中東和平プロセスの進展を目指すとも公言。ガンツ氏の他にも元軍参謀総長2人が合流しており、安全保障面での強みもアピールしている。

 ガンツ氏はネタニヤフ氏の起訴方針が発表された後に「ネタニヤフ氏と同じ政権にいることはあり得ない」と、連立には加わらない考えを示した。ただリクード内でネタニヤフ氏降ろしが起きれば、リクードとの連携もあり得るとの立場だ。

 4月の総選挙に向けて42政党が名簿を提出しているが、実際に議席を獲得できるのは13〜14政党とみられている。単独政党が過半数を獲得する見込みはなく、選挙後の連立協議で政権が樹立される。

2629チバQ:2019/03/10(日) 21:25:00
https://www.yomiuri.co.jp/world/20190309-OYT1T50030/
ネタニヤフ首相 窮地 イスラエル4月総選挙…汚職疑惑 野党が攻勢 政権交代に現実味
2019/03/09 05:00
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トランプ米大統領とネタニヤフ首相が握手している巨大ポスター(2月25日、イスラエル中部テルアビブで)=金子靖志撮影

 【エルサレム=金子靖志】4月9日に予定されているイスラエルの総選挙を巡り、ネタニヤフ首相が率いる与党第1党の右派「リクード」が苦境に立たされている。ネタニヤフ氏が汚職疑惑で起訴される方針が示されたためだ。野党陣営は統一会派を結成するなど攻勢を強めており、政権交代の可能性も出てきた。

■辞任要求
 「汚職にまみれた今の首相にイスラエルを託すことはできない」

 リクードに対抗する野党の統一会派「青と白」を2月に結成したガンツ元参謀総長は7日、イスラエル北部の集会で行った演説でネタニヤフ氏を強く批判し、辞任を求めた。

 イスラエル検察は2月末、ネタニヤフ氏について、3件の汚職疑惑で起訴する方針を固めたことを明らかにした。ネタニヤフ氏は、イスラエル通信最大手の会社に便宜を図った見返りとして、この会社の傘下のニュースサイトに対し、政権に好意的な報道を要求したり、実業家から高価な贈り物をもらったりした疑惑が持たれている。

 地元主要紙「ハアレツ」などは、ネタニヤフ氏が「かつてない危機的状況だ」と報じている。

■「陰謀だ」
 ネタニヤフ氏は、混迷する中東情勢の中で通算13年、安定した政権運営を続けてきた実績がある。総選挙を決めた昨年末時点の世論調査では、リクードが現有30議席を獲得し、第1党を維持する見込みとされた。

 しかし、今月6日の調査では、「青と白」が35議席を獲得し、リクードが第1党から滑り落ちるとの結果が出て、政権交代の可能性が現実味を帯びてきた。

 ネタニヤフ氏は起訴方針を決めた検察の発表について、「陰謀だ」と批判を展開している。トランプ米大統領と握手する巨大な選挙用ポスターを街中に掲示し、トランプ氏との蜜月関係のアピールに懸命だ。米政権がエルサレムをイスラエルの首都に認定したことなどを「外交成果」として訴えることで、支持をつなぎとめたい考えとみられる。

■右傾化に反発
 ネタニヤフ氏への攻撃を強めるガンツ氏は2011年に軍参謀総長に就任し、イスラエルと対立するイスラム主義組織ハマスなどとの戦闘を指揮してきた。

 イスラエルを「ユダヤ人国家」と定義する基本法を可決するなど右傾化を強めるネタニヤフ政権に抗議する元軍幹部らに推され、昨年末、中道政党「強靱きょうじんなイスラエル」を旗揚げした。パレスチナとの和平を目指すと公言している。

 中道野党「イエシュ・アティド」と統一会派「青と白」を結成したのは、汚職疑惑を抱えるネタニヤフ氏に不満を持つ有権者に支持を広げるのが狙いだ。会派名は、イスラエルの国旗の色から名付けた。総選挙まで1か月となり、今後「青と白」がネタニヤフ政権への批判票をどれだけ取り込めるかが政権交代のカギを握ることになる。

 ◆イスラエルの総選挙=完全比例代表制。得票の割合に応じ、定数120議席が各政党に配分される。小政党が乱立しているため政党が単独で過半数を確保するのが難しい仕組みで、大統領が第1党の党首に組閣を要請し、連立交渉を行うのが通例となっている。

2630チバQ:2019/03/11(月) 14:37:14
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1903100021.html
イスラエル総選挙まで1カ月 首相汚職疑惑で与党逆風
2019/03/10 21:34産経新聞

イスラエル総選挙まで1カ月 首相汚職疑惑で与党逆風

激戦のイスラエル総選挙

(産経新聞)

 【カイロ=佐藤貴生】イスラエル国会(一院制、定数120)の総選挙が行われる4月9日まで残り1カ月を切った。検察当局がネタニヤフ首相を汚職疑惑で起訴する方針を示したのに加え、中道の政党連合「青と白」が支持を集め、首相率いる右派の与党リクードを脅かす展開となっている。通算で約13年にわたり首相を務め、国を率いてきたネタニヤフ氏は厳しい選挙戦を強いられている。

 「青と白」はガンツ元軍参謀総長とラピド元財務相の政党の連合で、3月初めのイスラエル国内の各種世論調査によると、36〜38議席を獲得する勢いだ。一方、現議会で最大勢力を誇るリクードは現有と同様の30議席前後にとどまるとの見通しが出ており、10年ぶりの政権交代の可能性が指摘されている。

 リクードの劣勢の一因とみられているのが、ネタニヤフ氏の汚職疑惑だ。検察当局は2月末、国内通信大手に便宜を図った見返りに傘下のニュースサイトでの好意的な報道を求めるなどしたとして、ネタニヤフ氏を収賄罪などで起訴する方針を示した。

 ネタニヤフ氏は、左派勢力の政治的動機に基づく「魔女狩りだ」と疑惑を全面否定している。首相は起訴されても辞任する必要はないが、ガンツ氏は「(そうした事態は)ばかげている」と批判し、ネタニヤフ氏に辞任を求めている。

 ネタニヤフ氏はトランプ米政権と親密な関係を築き、パレスチナ問題におけるイスラエルの優位を固めた。イランが軍事拠点化を進める隣国シリアにもしばしば空爆を行うなど、安全保障に敏感な世論の支持を受けてきた。

 一方の「青と白」も3月上旬に発表した主要政策で、イスラエルの安全保障を重視してパレスチナとの「分離」を進める方針を打ち出している。東エルサレムを「将来の独立国家の首都」と定めるパレスチナ側の方針も認めておらず、世論の右傾化を象徴する形となっている。

 多くの政党が乱立するイスラエルでは、政権は選挙後の連立協議を経て成立するため、次期政権の方向性はまだ見通せない。ネタニヤフ氏が首相になった場合、首相在任中は訴追されないとする法律の成立を目指すとの観測もある。

2631チバQ:2019/03/11(月) 14:59:46
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-190310X151.html
パレスチナ首相にシュタイエ氏=アッバス議長の側近
2019/03/10 22:38時事通信

 【エルサレム時事】パレスチナ自治政府のアッバス議長は10日、辞任を表明していたハムダラ首相の後任に、パレスチナの主流派組織ファタハの幹部モハマド・シュタイエ氏を任命し、組閣を要請した。現地メディアが伝えた。

 シュタイエ氏はアッバス議長の側近で、イスラエルとの2国家共存に向けた和平交渉を担当した経験もある。ただ、パレスチナはイスラエル寄りのトランプ米政権が仲介する和平交渉を拒否しており、シュタイエ氏の起用が局面打開につながる可能性は低いとみられる。

2632チバQ:2019/03/13(水) 13:21:31
https://www.sankei.com/world/news/190312/wor1903120026-n1.html
ウイグル収容施設「虐待や自由制限ない」 中国全人代で自治区主席
2019.3.12 22:43
 【北京=西見由章】中国全国人民代表大会(全人代=国会)の新疆ウイグル自治区分科会が12日、北京で開かれた。ショハラト・ザキル自治区主席は、少数民族ウイグル族らを強制的に収容しているとされる施設について「寄宿制の学校であり(収容者の)虐待や自由の制限はない」と主張した。目的は「テロリズムと過激主義の土壌を根本から除去するため」だとし、「過激化防止に効果があった」とも言及した。

 ショハラト氏は、過激主義が「宗教の仮面をかぶり文化水準が比較的低い民衆を惑わす」と強調。中国語や法制度などの「学習」を通じて多数の「受講者」がテロや過激主義は反社会的だと理解したと説明した。

 国連人種差別撤廃委員会は昨年8月、テロ対策を名目にウイグル族らイスラム教徒100万人以上が強制的に収容されていると指摘。トルコ政府も2月、ウイグル族への同化政策を「人類の大きな恥」と非難し、国際的な批判が高まっている。ショハラト氏は100万人以上が収容されているとの指摘に反論した。

 同自治区は昨年10月、「過激主義の影響を受けた人物の教育転化」を目的とした「職業技能教育訓練センター」を設立できるとの改正条例を成立させ、収容施設を“合法化”した。

 中国最高人民検察院(最高検)の張軍検察長も12日、全人代での活動報告で「暴力テロや民族分裂活動、過激な宗教活動を断固打倒する」と述べ、ウイグル族らへの取り締まりを強化する姿勢を示した。

2633チバQ:2019/03/25(月) 10:03:49
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1903220024.html
「ゴラン=イスラエル」に反発 トランプ政権、アラブにらみ計算も
2019/03/22 22:04産経新聞

「ゴラン=イスラエル」に反発 トランプ政権、アラブにらみ計算も

(産経新聞)

 【カイロ=佐藤貴生】トランプ米大統領が、イスラエルの占領下にあるゴラン高原について、イスラエルの主権を認定する考えを表明したことに、関係各国から反発が相次いでいる。アラブなど中東諸国が足並みをそろえ、実効性を伴う対抗策を打ち出すのは難しい状況だが、トランプ政権の露骨な親イスラエル姿勢に対する不満は、同政権が近く発表するとしている包括的な中東和平案への態度などに表われる可能性がある。

 第3次中東戦争(1967年)でゴラン高原を占領されたシリアのアサド政権当局者は22日、トランプ氏の表明を受け、「可能なあらゆる手段」でゴラン高原の奪還を目指すと述べた。アラブ連盟(22カ国・地域)の事務局長が「国際法を完全に逸脱している」との声明を出したほか、トルコやイラン、ロシアなども批判した。

 一方で米国は、サウジアラビアやエジプトなど主要なアラブ諸国と友好関係を築いている。なかでもサウジなどは、対イラン政策でイスラエルとの関係を深めていることから、トランプ氏側には、アラブ側も結局はイスラエルのゴラン高原支配を黙認せざるを得ない-との計算もありそうだ。

 今回の表明のタイミングをめぐっては、4月9日のイスラエル総選挙に向け苦戦しているネタニヤフ首相への「側面支援」との見方もある。トランプ政権がエルサレムをイスラエルの首都と認定し、昨年、米大使館を西部テルアビブから移転させたことも、ネタニヤフ氏に対する国内の支持を下支えした。

 トランプ政権は、同選挙後にもパレスチナ問題で包括的な和平案を提示する方針とされるが、こうした経緯からアラブ諸国は、国内の反米世論などにも考慮して慎重姿勢をとる可能性が高い。

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2634チバQ:2019/03/25(月) 10:18:52
https://news.goo.ne.jp/article/afpbb/world/afpbb-3217172.html
イスラエル首相、総選挙控えライバルを威嚇 名誉毀損で提訴の構え
2019/03/23 11:00AFPBB News

イスラエル首相、総選挙控えライバルを威嚇 名誉毀損で提訴の構え

エルサレムでマイク・ポンペオ米国務長官(フレーム外)との共同記者会見に臨むイスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相(2019年3月21日撮影)。(c)AMIR COHEN / POOL / AFP

(AFPBB News)

【AFP=時事】イスラエル総選挙(4月9日投票)の選挙戦が激化する中、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は22日、ドイツとの潜水艦調達契約でネタニヤフ氏が重大な不正を行った疑惑に言及している野党幹部らを名誉毀損(きそん)で訴えるよう法律顧問に指示したとフェイスブックで明らかにした。

 イスラエルのドイツ企業ティッセンクルップとの潜水艦調達契約は、かねて捜査対象となっている。警察は昨年11月、ネタニヤフ氏の法律顧問の一人を訴追するに足る証拠があると述べていた。

 ネタニヤフ氏は容疑者ではなく証人として事情聴取されたにもかかわらず、政敵たちは激しい選挙戦の中でこの問題を蒸し返してきた。

 訴訟をちらつかせるネタニヤフ氏の威嚇は主に新たに結成された有力政党連合「青白連合」に向けられている。青白連合を率いるベニー・ガンツ氏は、ネタニヤフ氏は潜水艦調達契約のおかげで保有していた株式が値上がりし、1600万シェケル(約4億9000万円)の利益を得たと主張した。

 同じく青白連合のモシェ・ヤアロン氏は20日、ネタニヤフ氏がこの問題でイスラエルとそのその安全保障を裏切ったと思うかと問われると、国家反逆罪に相当する可能性もあるので調査すべきだと答えた。 【翻訳編集】AFPBB News

2635チバQ:2019/03/27(水) 14:10:26
https://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201903/CK2019032702000148.html
米「ゴラン高原イスラエル主権」 国連反論「地位変更ない」

2019年3月27日 朝刊


25日、米ワシントンのホワイトハウスを訪れたイスラエルのネタニヤフ首相(右)とトランプ大統領=AP・共同

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 【ワシントン=後藤孝好、カイロ=奥田哲平】トランプ米大統領は二十五日、イスラエルが一九六七年の第三次中東戦争でシリアから奪って占領するゴラン高原について、イスラエルの主権を認める宣言に署名した。グテレス国連事務総長の報道官は「ゴラン高原の地位に変更がないことは明らかだ」と反論。国際法違反と指摘される「力による現状変更」の容認に国際社会の批判が高まりそうだ。

 トランプ氏はホワイトハウスでイスラエルのネタニヤフ首相と会談。イランやレバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラなどがゴラン高原を攻撃拠点にする懸念があるとして「イスラエルの自衛力を強化するため、歴史的な措置を取る」と政策転換を正当化した。

 一方のネタニヤフ氏は「歴史的な決断だ。トランプ大統領よりも偉大な友人を持ったことがなかった」と称賛。苦戦を強いられる来月九日の総選挙でのアピール材料を手にした形だ。

 ゴラン高原は、イスラエルが八一年に併合を宣言。国連安全保障理事会は米国を含む全会一致で併合を無効とする決議を採択し、国際社会はイスラエルに撤退を要求してきた。アラブ連盟(二十二カ国・地域)は「占領の正当化は、イスラエルの要望と完全に合致する」と指摘。三十一日にチュニジアで開く首脳会議で非難声明などをまとめるとみられる。

 トランプ氏は親イスラエルの立場を鮮明にしており、二〇一七年十二月のエルサレムの首都承認に続く中東政策の歴史的な転換となる。米国は四月にも新たな中東和平案を提示する方針だが、パレスチナが反発して難航するのは確実だ。トランプ政権と親密な関係を築くアラブの大国サウジアラビアも「和平交渉に重大な悪影響を与えるだろう」と懸念を表明した。

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<ゴラン高原> イスラエル北部のガリラヤ湖からシリア南部に広がる標高300〜1200メートルの丘陵地帯で戦略上の要衝。1967年の第3次中東戦争でイスラエルがシリアから大部分を占領、81年に自国領への併合を宣言したが、国際的には承認されていない。シリアは返還を求めている。菅義偉官房長官も「イスラエルによる併合を認めない」という日本の立場を示した。 (共同)

2636チバQ:2019/03/30(土) 21:41:00
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190330-00000532-san-m_est
エルドアン与党は経済低迷で苦戦 トルコ統一地方選
3/30(土) 17:46配信 産経新聞
 【カイロ=佐藤貴生】トルコで31日、統一地方選が行われる。対米関係の悪化を背景とする昨夏の通貨危機以降、経済は低迷が続き、エルドアン大統領率いる与党に逆風の展開となっている。与党が首都アンカラや最大都市イスタンブールの市長ポストを維持できるかに関心が集まっている。

 統一地方選は30の主要都市のほか、約50の地方の議会などで行われる。イスラムの伝統を重視する与党の公正発展党(AKP)と世俗主義の最大野党、共和人民党(CHP)の政党連合が対決する構図だ。

 複数の世論調査によると、アンカラ市長選では野党側候補が与党側候補をややリードしている。イスタンブール市長選では、与党側が擁立したユルドゥルム元首相と野党側候補が接戦となっているもようだ。

 3月に入って通貨リラ相場は乱高下が続き、29日にも対ドルで下げた。インフレ率は19%を突破したほか失業率も10%を超えており、経済運営に対する有権者の評価が選挙結果に大きく影響しそうだ。

 こうした中、エルドアン氏は各地の演説で、ニュージーランドのモスク(イスラム礼拝所)で起きた銃乱射テロの犯行時の動画をたびたび放映。「(トルコに戦いを挑む者は)棺おけに入れて送り返す」などと訴えてきた。

 支持基盤であるイスラム保守層の引き締めを図り、経済の争点化を回避する狙いとみられるが、野党の報道官が悲劇を政治的利益に仕立てようとしていると述べたほか、ニュージーランド政府からも批判が出た。

 トルコは2年前の憲法改正により、建国以来続いてきた議院内閣制から大統領が強大な実権を握る政治体制に移行。エルドアン氏は昨年の大統領選で再選を果たし、体制移行後初の大統領となった。権力が集中しているだけに、選挙結果によっては今後の政権運営に影響が出る可能性もある。

2637チバQ:2019/03/31(日) 22:40:22
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190331-00000009-jij-m_est
デモ1年でガザ境界緊張=死傷者多数、イスラエル軍は部隊増強-パレスチナ
3/31(日) 7:19配信 時事通信
デモ1年でガザ境界緊張=死傷者多数、イスラエル軍は部隊増強-パレスチナ
30日、パレスチナ自治区ガザの対イスラエル境界で、イスラエル軍に投石するデモ参加者(AFP時事)
 【エルサレム時事】パレスチナ自治区ガザの対イスラエル境界沿いで難民の帰還権や経済封鎖解除を訴えるデモが始まってから30日で1年。

 ガザを実効支配するイスラム組織ハマスは同日、大規模な抗議行動を呼び掛け、約4万人が参加した。ハマス最高指導者のハニヤ氏も姿を見せた。イスラエル軍は部隊を増強して警戒、情勢は緊張の度合いを増している。

 ガザの保健省によると、30日のデモではイスラエル側からの発砲などで17歳の少年を含む少なくとも2人が死亡、200人以上が負傷した。また、デモ開始前にも男性1人が死亡し、これも発砲が原因の可能性が高い。

 200万人を超えるガザ住民の多くは、1948年のイスラエル建国に伴い土地を追われた難民やその子孫だ。ガザはハマスをテロ組織とみなすイスラエルの厳しい経済封鎖下に置かれ、ハマスは昨年3月30日から毎週金曜日を中心にデモを実施している。

 こうした中、境界に向かうデモ隊とイスラエル軍による衝突などが繰り返され、ガザの保健省によると、この1年間での死者数は250人を上回った。多くは軍の銃撃によるものだが、イスラエル当局は「デモ参加者の一部は武装し、ガザから大量のロケット弾や砲弾が撃ち込まれている」と主張し、デモ隊への攻撃を正当化。イスラエル側では兵士ら2人が死亡した。

 今月に入り、ガザからイスラエルの商都テルアビブ郊外などにロケット弾が相次いで着弾し、負傷者も出た。イスラエル軍はガザへの報復の空爆を行う一方、境界地帯に地上部隊を増派してハマスへの圧力を強めている。

2638チバQ:2019/04/01(月) 11:13:39
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190401-00000012-jij-m_est
エルドアン政権に逆風=トルコで統一地方選
4/1(月) 6:52配信 時事通信
エルドアン政権に逆風=トルコで統一地方選
31日、トルコの最大都市イスタンブールで、統一地方選の投票をする市民(EPA時事)
 【エルサレム時事】トルコで31日、エルドアン政権に対する信任投票の意味合いがある統一地方選の投票が行われた。

 対米関係悪化を契機とした昨年8月の通貨危機以降、国内の景気後退が鮮明化。投票日直前の3月下旬にも通貨や株価が急落する事態が発生し、イスラム系政権与党の公正発展党(AKP)に強い逆風が吹いている。

 選挙では、国政への影響力がある首都アンカラや最大都市イスタンブールの市長も改選される。両都市ではこれまでAKPが市長の座を守ってきたが、今回は特にアンカラでAKPの苦戦が伝えられ、中道左派野党・共和人民党(CHP)にポストを明け渡す可能性が指摘されている。

 こうした中、エルドアン大統領は選挙戦で国民の愛国心を刺激し、支持固めを図る戦術を取った。3月15日にニュージーランドのモスク(イスラム礼拝所)で起きた銃撃の犯行映像を選挙集会で使用して、「イスラム教徒やトルコ国民を標的にした」と強調。通貨リラの下落について「外国の仕業」と主張し、「脅威」に立ち向かう姿勢をアピールした。

 もっとも、国民の多くにとっては景気悪化が大きな関心事で、大統領の訴えがどれほど浸透したかは不透明だ。エルドアン大統領の任期は2023年までで、地方選の結果は進退に直結しない。ただ、AKPが主要都市で敗北すれば、大統領の指導力低下を招きかねない状況だ。

2639チバQ:2019/04/01(月) 11:15:29
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190401-00000002-jij_afp-int
トルコ統一地方選、与党 首都アンカラ市長選で敗北の見通し
4/1(月) 8:28配信 AFP=時事
トルコ統一地方選、与党 首都アンカラ市長選で敗北の見通し
トルコのイスタンブールで、統一地方選後の記者会見を終えてその場を後にするレジェプ・タイップ・エルドアン大統領(2019年3月31日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】トルコで31日、統一地方選が行われ、トルコのレジェプ・タイップ・エルドアン(Recep Tayyip Erdogan)大統領の与党・公正発展党(AKP)が首都アンカラの市長選で敗北する見通しとなった。半国営アナトリア(Anadolu)通信が伝えた。16年にわたり政権の座にあったAKPにとって、大きな敗北となりそうだ。

【写真】喜ぶ野党支持者ら

 同通信が伝えた暫定結果によると、アンカラ市長選では、開票率92%の時点で野党統一候補が50.62%を獲得し、AKPの候補者が47.20%でそれに続いている。

 またトルコ最大の都市で同国経済の中心であるイスタンブール市長選では、AKPの候補者は得票率48.88%で勝利宣言したが、同48.50%の対立候補は敗北を認めていない。

 エルドアン氏とAKPは、同党が2002年に政権に就いて以来、すべての選挙で勝利してきた。だがアナリストらによると、経済停滞が長引くなかでの今回の選挙でAKPはアンカラでは敗北の危険にさらされ、イスタンブールでは苦戦を強いられている。

 今回は、同国が2017年の改憲で大統領に実権を集中させる新大統領制を導入し、16年間政権の座にあったエルドアン氏に広範な権限を与えてから、初の統一地方選となった。

 投票はグリニッジ標準時(GMT)31日午後2時(日本時間同11時)に締め切られた。東部の投票所でいさかいが起き、男性2人が死亡したが、投票はおおむね平穏に実施された。

 AKPがアンカラ市長選で敗北する見通しとなり、イスタンブール市長選でも苦戦していることを受けて、エルドアン大統領は31日、アンカラ市内に集まった支持者らに対し、「(AKPに)至らなかった部分があったとすれば、それを是正するのがわれわれの義務だ」と述べた。【翻訳編集】 AFPBB News

2640チバQ:2019/04/01(月) 18:22:04
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-190401X756.html
与党が首都市長選で敗北=最大都市も劣勢、政権に打撃―トルコ地方選
2019/04/01 18:15時事通信

 【エルサレム時事】トルコ全土で行われた統一地方選は3月31日、投票が終了し、即日開票された。現地メディアが1日に報じた暫定集計結果によると、首都アンカラの市長選では中道左派の最大野党・共和人民党(CHP)候補者のヤワシュ氏が当選を決めた。エルドアン大統領が率いるイスラム系政権与党・公正発展党(AKP)は、長年守ってきたポストを失った。

 最大都市イスタンブールの市長選でも、CHPのイマモール氏が、大統領に近いAKPのユルドゥルム元首相をわずかながらリードしている。エルドアン氏がかつて市長を務めていたイスタンブールでの苦戦はAKPへの支持離れが起きている証左で、政権への打撃は大きい。ただ、全国的にはAKPなど与党側が優勢だ。

2641チバQ:2019/04/02(火) 11:28:43
https://news.goo.ne.jp/article/afpbb/world/afpbb-3218782.html
トルコ統一地方選、2大都市で与党敗北 エルドアン政権に大打撃
2019/04/02 08:36AFPBB News

トルコ統一地方選、2大都市で与党敗北 エルドアン政権に大打撃

トルコの統一地方選の結果が明らかになったことを受けて、同国の首都アンカラで支持者らと前に演説するレジェプ・タイップ・エルドアン大統領(2019年4月1日撮影)。(c)Adem ALTAN / AFP

(AFPBB News)

【AFP=時事】トルコで3月31日に行われた統一地方選で、開票の結果レジェプ・タイップ・エルドアン大統領の与党・公正発展党が首都アンカラと同国最大の都市イスタンブールの両市長選で敗北した。過去15年以上にわたって政権を握ってきたAKPにとって大きな打撃となった。

 エルドアン大統領はこれまでの選挙で、トルコ史上類を見ないほどの圧倒的強さを示してきた。元イスタンブール市長でもある同大統領にとって、2大都市での敗北は衝撃的だといえる。

 今回の統一地方選をエルドアン氏は国家の生き残りをかけた戦いと位置づけ、精力的に選挙運動を展開した。その一方、トルコが過去10年間で初めて景気後退に陥った後に実施された同選挙は、AKPの評価が問われる機会ともなっていた。

 最高選挙委員会によると、イスタンブール市長選ではほぼ開票が終了した時点で中道左派野党・共和人民党のエクレム・イマームオール氏が約2万8000票差でリードしている。

 イマームオール氏は約416万票を獲得。一方AKPの候補者、ビナリ・ユルドゥルム元首相は413万票を獲得した。

 トルコの最大都市イスタンブールの市長選を戦った両氏は、これに先立ち共に勝利を宣言していた。開票の結果、大接戦だったことが明らかになった。

 半国営アナトリア通信によると、首都アンカラでは開票率99%の時点で野党候補のマンスール・ヤワシュ氏の得票率が50.89%と、AKP候補のメフメト・オズハセキ氏の得票率47.06%を上回っている。

 一方AKPの複数の幹部は、両都市で無効票とされた数万票について、異議申し立てを行う意向を表明。今後混乱が発生する可能性もあるとみられる。 【翻訳編集】AFPBB News

2642チバQ:2019/04/02(火) 16:23:43
獲得予想議席
右派宗教系
27リクード
 6ニューライト
 5右派政党連合
 4わが家イスラエル
 5ゼフート
 5クラヌ
 5シャス
 7ユダヤ教連合

中道左派
31青と白
 9労働党
 5メレツ
11アラブ系政党


https://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201904/CK2019040202000122.html
ネタニヤフ氏続投が焦点 イスラエル総選挙まで1週間

2019年4月2日 朝刊


写真
 【カイロ=奥田哲平】イスラエル総選挙(国会定数一二〇、比例代表制)まで二日で一週間。選挙戦は続投を目指すネタニヤフ首相率いる右派リクードと、十年ぶりの政権交代に挑むガンツ元軍参謀総長の中道政党連合「青と白」が接戦を繰り広げている。ただ、両党とも単独過半数を獲得できず、最新の世論調査では、連立協議を経て右派政権が誕生する公算が大きくなっている。

◆中道に勢いも右派連立継続見通し
 通算五期目を目指すネタニヤフ氏は、安全保障に強い「ミスターセキュリティー」と称されるパレスチナ強硬派。トランプ米政権との親密さや長期政権の実績を強調する。ガンツ氏に「弱腰の左派」とのレッテルを貼り、右傾化する国民の支持を固める狙いだ。続投が決まれば、「建国の父」とされるベングリオン初代首相の在任期間を超えるのが確実だ。

 一方のガンツ氏は、汚職疑惑で検察当局に起訴される見通しのネタニヤフ氏に対し、自らのクリーンな印象を訴える狙い。「右派も左派もない」と結束を呼び掛け、反ネタニヤフ票の受け皿になっている。パレスチナ和平にも前向きな立場を表明した。

 有力紙イディオト・アハロノトによると、最新の世論調査では、「青と白」が三十一議席を獲得するいきおいで、現議会の最大勢力リクードは二十七議席にとどまる。ただ、政党別の獲得予想では、「青と白」は左派労働党などと連立を組んでも過半数に達せず、リクードなどの右派勢力が六十四議席を占める見通し。

 イスラエルでは、国家元首である大統領が第一党の党首、もしくは円滑に多数派を形成できると見込んだ会派に組閣を要請するのが慣例。ネタニヤフ氏が極右の小政党を取り込んで連立工作を進めるのが有力だ。イディオト・アハロノト紙の世論調査では、首相に適している人物を問う質問でネタニヤフ氏が41%で、ガンツ氏の32%を上回った。

 ただ、リクードが第一党を失えば、党内で「ネタニヤフ氏降ろし」の声が強まる可能性もある。ガンツ氏は、ネタニヤフ氏以外の党首であれば、リクードとの連携を検討するとしており、新政権発足までには紆余(うよ)曲折も予想される。

2643チバQ:2019/04/05(金) 09:36:15
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190404-00000061-asahi-int
誰が記者を殺した 事件半年、サウジ皇太子ゆるがぬ権勢
4/4(木) 17:08配信 朝日新聞デジタル
誰が記者を殺した 事件半年、サウジ皇太子ゆるがぬ権勢
サウジアラビアのムハンマド皇太子=リヤド、高野裕介撮影
 「運転もできるし、おしゃれも楽しめる。皇太子がいなければこうならなかった」。サウジアラビアの首都リヤドのカフェやレストランが立ち並ぶ一角で、サラさん(33)は声を弾ませた。

 保守的なイスラム教国のサウジだが、女性の自動車運転や、映画館の営業などがムハンマド皇太子(33)主導の改革で解禁された。大半の女性が民族衣装アバヤに伝統的な黒を選ぶなか、サラさんは濃い赤のアバヤを着て、5カ月前に買った日本製のSUV(スポーツ用多目的車)を運転している。

 皇太子の支持基盤は若者と言われる。サウジ人の約6割は30歳以下だ。昨年4月に開設された映画館では、上映前に皇太子への米メディアのインタビューの一部が流され、「若き改革者」のイメージが浸透する。

 サウジ人記者ジャマル・カショギ氏が殺害されて半年。関与が取りざたされた皇太子の権力基盤は揺るがず、事件は幕引きに向かっている。

 事件後も、マライア・キャリーさんらを招いたコンサートや世界的な自動車レースが開かれた。リヤドに住む男性(27)は「経済が発展して数年後はドバイのようになる」と胸を張る。「(事件は)悲しいことだが、もう口にする人はいない」

■企業、サウジ側に欠席「わび」

 皇太子の王族内での力も維持されている模様だ。サウジには国際的な非難が集中したが、王族の一人は「メディアを使った外国の『攻撃』に対し皇太子を支える必要があると感じている。皇太子は改革の結果を出しており、サルマン国王の信頼は厚いはずだ」と話す。一部の王族や宗教界に不満があるとされるが、影響は限定的とみられる。

 事件後、皇太子肝いりの国際経済会議は欧米の政財界トップが欠席した。だが地元記者や日本企業関係者によると、その後多くの企業がサウジ側に「わび」を入れた。ロイター通信によると米ゼネラル・エレクトリックや米化学大手のダウ・ケミカルは、インフラ整備や工場建設でサウジとの協力を続けている。皇太子も中国などへの外遊をこなし、存在感を増している。

 しかし、女性の権利拡大を訴えた活動家の拘束や、米市民権を持つサウジ人医師への拷問が米国で報道され、米議会では非難の声がやまない。1年以上にわたり親族が拘束され、自身は米国に住む男性は「サウジ国内で批判がないのは皇太子を支持しているからではなく、声を上げられないだけだ」と訴える。

朝日新聞社

2644 チバQ:2019/04/07(日) 23:01:44
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190407-00000071-jij-m_est
右派リクードに根強い支持=中道連合と第1党争う-9日にイスラエル総選挙

4/7(日) 20:49配信��
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記者会見するイスラエルのネタニヤフ首相=1日、エルサレム(AFP時事)

 【エルサレム時事】イスラエル総選挙(国会定数120)は9日、投票が行われる。

 争点はネタニヤフ首相続投の是非。選挙戦の最終局面で首相率いる右派与党リクードが支持の根強さを示し、ガンツ元軍参謀総長の中道野党連合「青と白」と激しい第1党争いを繰り広げている。

 最新の地元メディア世論調査では、リクードと青と白はいずれも30議席前後を獲得する見通し。リクードが優勢とみる調査と、青と白がリードしているとする調査が混在している。通算13年首相を務めてきたネタニヤフ氏は、外交面などの実績を有権者にアピール。ガンツ氏は「腐敗したネタニヤフ氏の交代が必要だ」と訴え、浸透を図った。

 青と白は、選管へ候補者名簿を提出する締め切り期限直前の2月21日に急きょ結成され、有権者の注目を集めた。一方、検察当局が同月28日、汚職疑惑を抱えるネタニヤフ首相を収賄などの罪で起訴する方針を発表。この直後の世論調査では、青と白がリクードに対して優位に立っていた。

 その後、青と白は予想獲得議席を減らしたが、リクードは支持を維持している。トランプ米大統領が3月下旬にゴラン高原に対するイスラエルの主権を認めたことなどがネタニヤフ政権の追い風となり、リクードの下支えとなった可能性がある。

 総選挙には約40の政党・政党連合が参加する。リクードや青と白と支持層が重なる勢力も多く、右派系、中道・左派系それぞれの内部で票の奪い合いが起きている。

2645チバQ:2019/04/08(月) 18:47:27
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190408-00000525-san-m_est
ネタニヤフ氏続投か、10年ぶり政権交代か イスラエル総選挙、9日投票
4/8(月) 9:34配信 産経新聞
 【エルサレム=佐藤貴生】イスラエルで9日、国会(一院制、定数120)の総選挙が行われる。与党リクードなど右派・宗教勢力が過半数を制してネタニヤフ首相(69)が続投するか、中道・左派の野党勢力が10年ぶりの政権交代を実現するかが焦点だ。選挙戦当初は野党側が有利との見方もあったが、終盤になって与党側が優位に立ったとも伝えられる。

 「われわれは次の段階に進む」。ネタニヤフ氏は6日にこう述べ、パレスチナ人が多く住むヨルダン川西岸に点在するユダヤ人入植地の併合を推進する方針を示した。投票を間近に控え、パレスチナ和平に消極的な右派の支持拡大を狙った発言との見方が多い。

 同氏の3月下旬の訪米時には、トランプ米政権がイスラエルの占領地ゴラン高原への同国の主権を認定。2017年1月にトランプ米政権が発足して以来続く米国との蜜月ぶりを見せつけ、外交・安全保障で着々と得点を重ねた格好となった。2月末には検察当局が汚職罪などでネタニヤフ氏を起訴する方針を示したが、「魔女狩りだ」と一貫して否定した。

 一方、中道政党連合「青と白」を率いるガンツ元軍参謀総長(59)は政治経験ゼロという新鮮さを売りに、「(ネタニヤフ氏は)汚職まみれだ」などと批判してきた。街中では、「1人で10年も首相を務めれば腐敗も進む。変化の時だ」(エルサレムの56歳会社員)との声も聞いた。

 ただ、地元メディアの終盤の世論調査では野党勢力の支持に陰りが見え、リクードなど与党勢力が63前後と過半数の議席を獲得し、連立政権を維持するとの見通しが相次いだ。野党勢力を牽引(けんいん)する「青と白」は高い支持率を維持していることからみて、労働党など旧来の中道・左派勢力が総体として支持を失っていることの表れといえそうだ。

 イスラエルではネタニヤフ政権が続いたこの10年で、国内世論の右傾化が強まった。パレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム原理主義組織ハマスがイスラエル領にしばしばロケット弾を飛ばし、宿敵イランは隣国シリアの軍事拠点化を進めているとされる。ネタニヤフ氏がこうした状況を「国家の危機」などと声高にあおってきたことも世論が変化した一因だ。

 「青と白」もイランに対しては強硬姿勢で臨み、パレスチナとの間では「分離」政策を進める-といった与党側と大差のない政策を打ち出している。政権を取ったとしても、パレスチナ問題での大幅な進展は望めないとの見方が大勢だ。

2646チバQ:2019/04/09(火) 15:22:14
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190408-00000525-san-m_est
ネタニヤフ政権「実績」か、「青と白」新鮮さか イスラエル総選挙
4/8(月) 9:34配信 産経新聞
 【エルサレム=佐藤貴生】イスラエルで9日、国会(一院制、定数120)の総選挙が行われる。与党リクードなど右派・宗教勢力が過半数を制してネタニヤフ首相(69)が続投するか、中道・左派の野党勢力が10年ぶりの政権交代を実現するかが焦点。即日開票され、大勢判明は10日未明(日本時間同日午前)の見通しだ。

 地元メディアの終盤の世論調査では、リクードなど与党勢力が63前後と過半数の議席を獲得し、連立政権を維持するとの見通しがある。野党側は労働党など旧来の中道・左派勢力が総体として支持を失う一方で、現在の野党勢力を牽引(けんいん)する中道政党連合「青と白」には勢いがあり、リクードとの間で接戦を繰り広げているとみられる。

 野党側の攻勢に危機感を抱くネタニヤフ氏は6日、パレスチナ人が多く住むヨルダン川西岸に点在するユダヤ人入植地に関し、「われわれは次の段階に進む」と述べて、併合を推進する方針を示した。投票を間近に控えて、パレスチナとの和平に消極的な右派内部での支持拡大を狙ったものとみられる。

 3月下旬、ネタニヤフ氏の訪米に際し、トランプ米政権はイスラエルの占領地ゴラン高原への同国の主権を認定した。同氏としては、2017年1月にトランプ政権が発足して以来続く米国との蜜月ぶりを見せつけて、外交・安全保障の分野で着々と得点を重ねた格好となった。

 2月末には検察当局が汚職罪などでネタニヤフ氏を起訴する方針を示したが、「魔女狩りだ」と一貫して否定している。

 これに対し、「青と白」を率いるガンツ元軍参謀総長(59)は政治経験ゼロという新鮮さを売りとし、ネタニヤフ氏のことを「汚職まみれだ」などと批判してきた。イスラエルの街中では「1人で10年も首相を務めれば腐敗も進む。変化の時だ」(エルサレムの56歳会社員)との声も聞かれる。

 イスラエルでは、ネタニヤフ政権が続いたこの10年で、国内世論の右傾化が強まった。背景には、パレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム原理主義組織ハマスがイスラエル領にしばしばロケット弾を飛ばし、宿敵イランが隣国シリアで軍事拠点設置の動きを強めていることがある。

 ネタニヤフ氏がこうした状況を「国家の危機」などとしてあおったことも、世論が変化した一因だ。

 「青と白」もイランに対しては強硬姿勢で臨み、パレスチナとの間では「分離」政策を進めるという、与党側と大差のない政策を打ち出している。政権を取ったとしても、パレスチナとの和平で大幅な進展は望めないとの見方が大勢だ。

2647チバQ:2019/04/09(火) 15:31:57
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190408-00000096-mai-m_est
ネタニヤフ首相続投か、10年ぶり政権交代か イスラエル総選挙9日投票
4/8(月) 22:04配信 毎日新聞
 【エルサレム高橋宗男】イスラエル総選挙(国会、定数120)が9日投開票される。通算4期約13年にわたって政権を率いてきたネタニヤフ首相の続投か、10年ぶりの政権交代かが焦点だ。世論調査では、ガンツ元軍参謀総長率いる中道政党連合「青と白」がネタニヤフ氏の右派リクードと第1党を争い、連立見込みではリクード中心の右派グループが優勢。10日未明にも大勢が判明する見通し。

 「我々は次の段階に進む」。ネタニヤフ氏は6日、地元テレビとのインタビューで、パレスチナ人が多く居住するヨルダン川西岸に点在するユダヤ人入植地を併合し、ヨルダン川西岸に主権を拡大する考えを示した。投票日を目前に控え、右派の支持拡大を狙ったとみられる。

 イスラエル検察が2月、ネタニヤフ氏を収賄などの罪で起訴する方針を明らかにし、首相は逆風にさらされた。だが、選挙戦後半になって「援護射撃」が相次いだ。

 トランプ米大統領は3月21日にゴラン高原におけるイスラエルの主権を認めるとツイートし、25日には訪米したネタニヤフ氏がトランプ氏と文書を交わした。4月1日にはイスラエル訪問中のブラジルのボルソナロ大統領が、外国の指導者としては初めてイスラエルの首相とともにエルサレム旧市街のユダヤ教聖地「嘆きの壁」を訪問した。

 さらに4日にはロシアのプーチン大統領が、1982年のレバノン侵攻で行方不明となっていたイスラエル兵の遺体がロシア軍などによって発見されたと発表。この日モスクワを訪問したネタニヤフ氏は兵士の所持品などを受け取った。

 これらはいずれも国内メディアで大々的に報道され、ネタニヤフ氏の外交実績を強調する形となった。

 これに対し、ガンツ氏はネタニヤフ氏による長期政権を批判。首相の任期を2期までとすることを提案し、「汚れたネタニヤフ氏は交代させられるべきだ」と強調する。ネタニヤフ氏のように対立をあおるのではなく、「結束が必要だ」と訴え、中道左派や中道右派の支持層の切り崩しを図っている。

 中東和平に関しては「適切な安全保障体制の下で和平に向けて努力しなければならない」とネタニヤフ氏より柔軟な姿勢を示す。その一方で、パレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム組織ハマスへの対応では、ネタニヤフ氏が何もしてこなかったと批判し、「逃げ道は与えない」と強硬な姿勢を示す。

2648チバQ:2019/04/09(火) 23:14:17
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190409-00000584-san-m_est
イスラエルで総選挙 苦戦の与党、安保アピール
4/9(火) 21:08配信 産経新聞
 【エルサレム=佐藤貴生】イスラエルで9日、国会(一院制、定数120)の総選挙が行われた。ネタニヤフ首相(69)が続投するか、10年ぶりの政権交代となるかが最大の焦点。投票は午後10時(日本時間10日午前4時)に締め切られ、10日午前にも大勢判明の見通しだ。

 世論調査では、ネタニヤフ氏が率いる右派の与党リクードと、ガンツ元軍参謀総長(59)が率いる新興の中道政党連合「青と白」が第1党を争う展開。どちらも単独過半数に達しないのは確実で、開票後の連立協議が次期政権の行方を左右する。

 対パレスチナ強硬派のネタニヤフ氏は、トランプ米政権との親密な関係を基に安全保障での実績をアピール。一方、検察当局は同氏を汚職罪などで起訴する方針を示しており、ガンツ氏はネタニヤフ氏の腐敗体質などを批判してきた。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190409-00000587-san-m_est
ゴラン高原「主権」認定 高齢層「私はシリア人」、若年層は歓迎
4/9(火) 21:36配信 産経新聞
ゴラン高原「主権」認定 高齢層「私はシリア人」、若年層は歓迎
マジドさんの庭園からはイスラエルとシリアを隔てるフェンスが間近に見えた=8日、ゴラン高原(佐藤貴生撮影)
 イスラエルがシリアから占領しているゴラン高原に対し、トランプ米政権が3月下旬にイスラエルの主権を認定したことを受け、ゴラン高原のシリア領の町で議論が起きている。自らを「シリア人」だとみなす高齢層に対し、占領下で生まれた若者たちの間で自分は「イスラエル人」だと考える人が増えているからだ。イスラエルの占領から半世紀以上。米政権の方針が小さな町の世代間の断絶を改めて呼び覚ました格好だ。

 ゴラン高原のシリア領の町マジュダルシャムスは、第3次中東戦争(1967年)でイスラエルが占領した地域にある。当時10代後半だったという生花店主のホセインさん(70)によると、かつてのシリアは経済が順調で自給自足できるほど農業が盛んな町だった。

 イスラエルの占領後、町民は生産した農作物を同国内に販売して暮らしを営んできたが、イスラエルはゴラン高原の併合を宣言した翌年の82年、同国の市民権を町民に付与すると提案。町民が協議の末に拒否すると、政府は農作物を海外から輸入するようになり、農業は衰えたという。

 ホセインさんは、「この町はシリア領だし、私はシリア人だ。トランプ氏は勝手にイスラエルの主権を認定した。国際法違反だ」と憤った。

 これに対し、イスラエルの占領下で生まれたキナンさん(17)は「シリアには親しみもない。イスラエルが私の国でうれしい。トランプ氏の発言に問題はない」と正反対の立場を示した。言い争いになるのを避けるため、自宅では子供と政治の話はしないという男性もいた。

 町の外れからわずか数百メートル先に、イスラエルとシリアの間を隔てるフェンスが見えた。シリアで2011年から続く内戦を通じ、町はゴラン高原のシリア領に侵入した民兵とイスラエル軍が交戦する“最前線”となった。双方の行き来は長く禁じられている。

 イスラエルに好意的な若者が増える中、シリアに郷愁を抱く高齢者の声は消え入らんばかりだ。(ゴラン高原マジュダルシャムス 佐藤貴生)

2649チバQ:2019/04/10(水) 11:20:53
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20190410k0000m030054000c.html
イスラエル総選挙、右派が過半数の見込み ネタニヤフ氏続投の公算
2019/04/10 10:47毎日新聞

 【エルサレム高橋宗男】イスラエルの総選挙(国会、定数120)は9日、投開票された。地元主要テレビ3社は、右派のネタニヤフ首相率いるリクード中心の右派勢力が過半数に達する見込みだと報じた。5期目続投の見通しが強まる中、ネタニヤフ氏は10日未明、「偉大な勝利の夜だ」と宣言した。

 政党別では、第1党の座を巡ってリクードとガンツ元軍参謀総長の中道政党連合「青と白」が大接戦を繰り広げている。ただ、連立の枠組みでみると、主要テレビ3社とも、右派勢力が過半数の63〜65議席を獲得すると予想している。

 ネタニヤフ氏はテルアビブで支持者に向けて勝利宣言し、「右派勢力は今後4年間、イスラエルを率い続ける」と強調。4期約13年にわたって政権を率いてきたネタニヤフ氏の続投が実現すれば、イスラエル史上最長の任期の首相となる。

 一方、投票終了直後のテレビ各社の出口調査では「青と白」がリクードと横並びか数議席上回るとの予想が出ていたため、ガンツ氏もこれを踏まえて「勝利宣言」し、「第1党が組閣を担当すべきだ」と強調した。

 最終開票結果は12日までに発表される予定。その後、リブリン大統領が議席を得た全政党から意見を聞いて決めた首相候補に組閣を指示する。次期政権の発足は早くても5月になる見込みだ。

2650チバQ:2019/04/10(水) 17:53:25
https://www.afpbb.com/articles/-/3220073
イスラエル総選挙、出口調査は拮抗 与野党ともに勝利宣言
2019年4月10日 5:06 発信地:エルサレム/中東・アフリカ [ イスラエル 中東・北アフリカ ]
【4月10日 AFP】イスラエルで9日に行われた総選挙で、投票締め切り後の出口調査によると、ベンヤミン・ネタニヤフ(Benjamin Netanyahu)首相が率いる右派与党リクード(Likud)と、ベニー・ガンツ(Benny Gantz)氏が率いる野党連合「青と白(Blue and White)」が拮抗する一方、リクードが連立政権樹立に向け優勢となっている。出口調査結果を受け、ネタニヤフ氏とガンツ氏はいずれも勝利を宣言した。

 イスラエルの主要テレビ3局の出口調査によると、国会定数120のうち、リクードとネタニヤフ氏を支持する右派小政党は合わせて60〜66議席を獲得。青と白は他の小政党と合わせて54〜60議席を獲得する見通し。ただイスラエルでは出口調査の信頼性が低く、勝敗の行方はまだ不透明だ。

 最終開票結果が出るのは10日未明以降となる見通し。(c)AFP

2651チバQ:2019/04/10(水) 19:38:31
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190410-00000059-mai-m_est
イスラエル総選挙 右派が過半数へ ネタニヤフ首相続投の公算高まる
4/10(水) 19:02配信 毎日新聞
 【エルサレム高橋宗男】イスラエルの総選挙(国会、定数120)は9日、投開票された。選挙管理委員会によると、開票率99%で右派のネタニヤフ首相率いるリクードなどの右派勢力が過半数の65議席に達する見通しだ。リブリン大統領は今後、ネタニヤフ氏に組閣を指示するとみられ、ネタニヤフ氏の5期目続投が確実な情勢となった。ネタニヤフ氏は10日未明、支持者に向け「偉大な勝利の夜だ」と宣言した。

 政党別では、ガンツ元軍参謀総長率いる中道政党連合「青と白」がリクードと35議席で並び、ともに第1党になる。ただ連立の枠組みで見ると、中道・左派勢力は計55議席で右派勢力に及ばなかった。

 兵士や囚人、入院患者らによる不在者投票分は9日の投票分とは別に集計され、最終結果は12日までに発表される。その後、大統領が議席を得た全政党から意見を聞いて首相候補を決め、組閣を指示する。次期政権の発足は早くても5月になる見込み。通算4期約13年にわたって政権を率いるネタニヤフ氏が5期目に入れば、イスラエル史上最長任期の首相となる。

 イスラエル検察は今年2月、ネタニヤフ氏を収賄罪などで起訴する方針を公表。ネタニヤフ氏は逆風にさらされながらも「魔女狩りだ」などと反論し、経験や外交実績などをアピールした。選挙戦終盤には、ヨルダン川西岸に点在するユダヤ人入植地を併合し、主権を拡大する考えを示すなどして、右派の支持を固めた。ゴラン高原のイスラエルの主権承認など、トランプ米大統領の親イスラエル姿勢も追い風になった。

 一方、ガンツ氏はネタニヤフ氏による長期政権を批判して変化を訴え、中道左派にも支持を広げたが、リクードの固い支持基盤を崩せず伸び悩んだ。テレビ各社による投票終了直後の出口調査報道では、「青と白」がリクードを数議席上回ると予想され、ガンツ氏も「勝利宣言」した。「第1党が組閣を担当すべきだ」と強調したが、結果はリクードと同議席数にとどまった。

2652チバQ:2019/04/10(水) 23:33:44
https://www.sankei.com/world/news/190410/wor1904100030-n1.html
ネタニヤフ首相続投へ イスラエル総選挙、右派過半数の勢い
2019.4.10 19:02国際中東・アフリカ
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10日、支持者に手を振るネタニヤフ首相(右)と夫人=イスラエル・テルアビブ(ロイター)
10日、支持者に手を振るネタニヤフ首相(右)と夫人=イスラエル・テルアビブ(ロイター)

 【エルサレム=佐藤貴生】9日投票のイスラエル国会(一院制、定数120)の総選挙で同国のニュースメディア、Yネットは10日、開票率97%の時点で右派・宗教勢力が過半数を占める勢いとなり、ネタニヤフ首相(69)が続投する可能性が高まったと報じた。

 通算13年にわたり首相を務めるネタニヤフ氏は10日未明、「すばらしい勝利だ。国民はまたも私を信頼してくれた」と宣言。続投が決まれば、在任期間は、歴代首相を今夏にも超えて最長となる見通し。

 Yネットによると、ネタニヤフ氏率いる右派リクードの予想獲得議席は、ガンツ元軍参謀総長(59)が率いる新興の中道政党連合「青と白」と同じ35。ただ、極右やユダヤ教に熱心な少数政党が票を伸ばし、右派全体で65議席に達する可能性があるとした。中道・左派勢力は55議席にとどまるとの見通しを示した。

 過半数に達する連立が組める可能性が最も高い政党の党首に対し、大統領が政権発足に向けた連立協議を指示するシステムで、ネタニヤフ氏が指名される可能性が強まっている。同氏は対米協調を基盤とする外交・安全保障や好調な経済などの実績を訴えてきた。

2653チバQ:2019/04/11(木) 10:36:02
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190411-00000022-asahi-int
イスラエル総選挙、現職首相が続投へ 野党が敗北認める
4/11(木) 10:03配信 朝日新聞デジタル
 9日に投開票されたイスラエルの総選挙で、野党統一会派の中道「青と白」が10日、「国民の判断を受け入れる」として、敗北を認めた。ネタニヤフ首相が5期目の政権を担うことが確定的となった。

 今回の選挙で「青と白」は与党の右派リクードと並び、最多の35議席を獲得する見通し。だが、リクードを含む右派勢力が過半数となる65議席を確保し、連立政権を樹立する見込みとなっている。「青と白」を率いるガンツ元軍参謀総長は「私たちは並外れた結果を残した。変化を求める期待の大きさを示すことはできた」と成果を強調し、「目的達成のため、戦い続ける」と話した。(エルサレム=高野遼)

朝日新聞社

2654チバQ:2019/04/17(水) 09:31:28
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190417-00000004-jij-m_est
エジプト大統領任期延長へ=現職シシ氏、最長2030年まで
4/17(水) 5:02配信 時事通信
エジプト大統領任期延長へ=現職シシ氏、最長2030年まで
エジプトのシシ大統領=9日、ワシントン(AFP時事)
 【カイロ時事】エジプト国会は16日、シシ大統領(64)の支持会派が提出した、大統領の任期を現在の4年から6年に増やす憲法改正案を賛成多数で可決した。

 さらに連続2期8年までだった在任限度期間を同12年に延長することなどが柱。政府系紙アルアハラムによると、22〜24日に国民投票が行われる見通しで、過半数の賛成で成立する公算が大きい。改憲されれば、現職シシ氏は最長2030年までの長期政権が可能になる。

 14年に初当選し、18年に再選された現在2期目のシシ氏は任期が22年まで。3選出馬は認められていない。

 しかし、改憲後は現行の任期を24年まで2年間延長。現在を1期目として計算してシシ氏の再出馬を認め、当選すれば在職期間が30年までとなる。

2655チバQ:2019/04/17(水) 19:11:52
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190417-00000086-jij-m_est
右派系が65議席=ネタニヤフ氏に組閣要請へ-イスラエル総選挙
4/17(水) 16:43配信 時事通信
右派系が65議席=ネタニヤフ氏に組閣要請へ-イスラエル総選挙
16日、エルサレムで開かれた総選挙の勝利を祝うイベントで支持者に手を振るネタニヤフ・イスラエル首相(EPA時事)
 【エルサレム時事】イスラエル選管当局は16日、総選挙(国会定数120)の公式の最終開票結果を発表した。

 ネタニヤフ首相が率いる右派リクードを中心とする右派系政党が過半数の65議席を獲得。リブリン大統領は17日、ネタニヤフ氏に新たな連立政権の組閣を要請する。

 リクードと、ガンツ元軍参謀総長の中道政党連合「青と白」がそれぞれ35議席を獲得し、第1党の座を分け合った。ただ、リブリン大統領が15、16の両日、選挙で議席を得た11党の代表者と面会して誰が組閣を主導すべきか聞いたところ、計65議席を有する右派系6党がネタニヤフ氏を推薦した。

2656チバQ:2019/04/25(木) 22:24:46
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190425-00000011-asahi-soci
アジアに広がるIS思想 帰還した戦闘員、母国に拠点
4/25(木) 9:00配信 朝日新聞デジタル
アジアに広がるIS思想 帰還した戦闘員、母国に拠点
21日の爆発直前、スリランカ東部バティカロアのザイオン教会が設置した防犯カメラには、自爆犯とみられるリュックサックを背負った男が教会に入っていく様子が記録されていた(教会提供)
 スリランカ連続爆破テロの実行犯と過激派組織「イスラム国」(IS)とのつながりが23日、声明などで明らかになった。「領土」を失ったISの過激思想は拡散を続け、多数の外国人戦闘員の帰還も大きな脅威になっている。

【動画】「被害最小限に」スリランカ、爆発を入り口で止めた男性

 「ここ3、4年、スリランカにおけるIS(浸透)の可能性を注視してきた」。スリランカの国防副大臣は24日、記者団にこう述べ、危機感を募らせていたことを明かした。

 実際、イスラム過激派によるテロは、東南アジア・南アジアで広がってきた。

 フィリピン南部ミンダナオ島では2017年にISに忠誠を誓う組織などと国軍との戦闘で、1千人以上が死亡。バングラデシュでも16年に外国人が集まるレストランで、20人以上が死亡するテロが起きている。インドネシアではISに絡むテロが続発し、同年に29人が死傷したテロでは「ISインドネシア支部」を名乗る犯行声明も出ている。

 インドネシアの国防相は昨年、東南アジア出身のIS戦闘員は約1千人に上ると推計。母国に戻った戦闘員が拠点づくりをしていることも過激思想の拡散を後押ししているとみられる。

2657とはずがたり:2019/05/06(月) 22:39:31
う〜ん,興味深い記事だが,日本でも独裁的な政権が経済低迷してるんだけど盤石だ。
トルコなんかも似た様なものだ。
アラブの春に相当するのが民主党政権で日本は不安定を忌避して更に緩慢な死を迎えつつあるようにも見える。
日本の強みだった電機がアラブの石油同様売れない商品になってるしな。
アラブは若い社会だが日本は老人大国でその辺が大きく違うのかも。
懐柔策を打ち出して今の所破綻せずなんとか過去の遺産を食いつぶしつつやって行けてるのも同じだな。

アラブ「社会契約」の終焉
北アフリカ2国で独裁政権が崩壊 経済低迷、「上からの統治」限界
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO43874380Y9A410C1EA1000/
2019/5/6付 日本経済新聞 朝刊

北アフリカのアルジェリア、スーダンで4月、長期の強権支配を敷いた指導者が民衆の力によって退陣に追い込まれた。



チュニジアやエジプトの長期独裁政権が崩壊した8年前の「アラブの春」を乗り切った2人が、今回のデモに耐えられなかった理由は明白だ。
…財政収入の柱である資源価格がピークに比べて大きく落ち込み、バラマキによる懐柔策を打ち出せなかった。



「アラブの春」の民衆運動は結果的に失敗に終わったとされる。運動の指導者が不在で国際社会の支援を受けられず、「独裁後」の安定した統治を確立できなかったからだ。「春」を経験したアラブ諸国の多くは過激派の台頭か、内戦か、ふたたびの圧政に舞い戻ることになった。



(ドバイ=岐部秀光)

2658チバQ:2019/05/07(火) 11:23:51
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190507-00000010-asahi-int
イスタンブール市長選やり直しへ 敗北与党の異議認める
5/7(火) 10:28配信 朝日新聞デジタル
イスタンブール市長選やり直しへ 敗北与党の異議認める
トルコ・イスタンブールで6日、高等選挙委員会がイスタンブール市長選のやり直しを決めたことへの抗議集会で、トルコ国旗を振る野党「共和人民党」の支持者ら=ロイター
 トルコの高等選挙委員会は6日、3月31日投開票の統一地方選で実施された最大都市イスタンブール市の市長選挙の結果を無効にし、6月23日に再選挙を実施することを決めた。同市長選で敗北したエルドアン大統領率いる政権与党「公正発展党」(AKP)側の異議を認めた。

 同市長選では国政最大野党「共和人民党」(CHP)のイマモール候補が、AKP候補のユルドゥルム前首相に0・3ポイント差の接戦で勝利した。しかし、AKP側は投開票に不正があったなどとして選挙のやり直しを求めていた。CHP幹部は「市民の意思を否定し、民主主義を軽視するものだ」と反発している。

 統一地方選では、物価上昇などの経済悪化が与党側に逆風となり、首都アンカラの市長選でもCHPがAKPに勝利。大都市圏で与党側に厳しい結果となり、2002年から政権を担うAKPの指導力に疑問が投げかけられた形となっていた。(イスタンブール=其山史晃)

朝日新聞社

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190507-35136559-cnn-int
トルコ選管、イスタンブール市長選のやり直し決定 与党の要求受け
5/7(火) 11:03配信 CNN.co.jp
イスタンブール(CNN) トルコで3月31日に実施された統一地方選の結果をめぐり、同国の最高選挙委員会(YSK)は6日、最大都市イスタンブールの市長選やり直しを決めた。

イスタンブール市長選では、最大野党・共和人民党(CHP)のイマモール候補が得票率48.79%と、エルドアン大統領が率いる国政与党・公正発展党(AKP)の48.51%をわずかに上回る結果が発表された。

AKPは「組織的な不正」があったとして結果の無効を主張し、再集計を求めた。要請に応じて再集計が完了した後、先月イマモール氏が市長に就任。しかしAKPはさらに投票のやり直しを要求していた。

YSKでは7対4の賛成多数でやり直しが決まった。国営アナトリア通信によると、やり直し選挙の投票日は6月23日。YSKは6日、イマモール氏の当選証明を取り消したという。

これに対してCHP側は、市民の意思と法律を無視した「独裁」にほかならないと強く反発している。

イスタンブールではエルドアン氏が市長に就任した1990年代以降、地方選でAKPが敗北したことはなかった。

今回の統一地方選はエルドアン政権への信任投票と位置付けられ、同氏自身が先頭に立って選挙運動を展開したが、AKPは首都アンカラでもCHPに敗れる結果となった。

2659チバQ:2019/05/07(火) 17:42:55
https://www.afpbb.com/articles/-/3223799
イスタンブール市長選のやり直しを決定、トルコ選管当局
2019年5月7日 11:57 発信地:イスタンブール/トルコ [ トルコ 中東・北アフリカ ]
【5月7日 AFP】トルコの選挙管理当局は6日、与党・公正発展党(AKP)の候補が予想外の敗北を喫したイスタンブール市長選のやり直しを決定した。国営メディアが報じた。レジェプ・タイップ・エルドアン(Recep Tayyip Erdogan)大統領率いるAKPは、3月に行われたイスタンブール市長選の結果について異議を申し立てていた。

 3月に勝利した中道左派野党・共和人民党(CHP)のエクレム・イマームオール(Ekrem Imamoglu)氏はこの決定を「不誠実」としながらも、引き続き戦う決意を表明した。

 一方、イマームオール氏に敗れたAKPの候補者、ビナリ・ユルドゥルム(Binali Yildirim)元首相は、市長選のやり直しが「われわれの街に有益」であることを願うと述べた。

 3月31日に行われた統一地方選挙で、人口1600万人のイスタンブール市の市長に立候補したイマームオール氏は、わずか1万3000票の差で勝利。選挙結果は4月に2週間にわたって行われた再集計で確定した。

 前身党時代から過去25年にわたりイスタンブール市長の座を握ってきたAKPと、自ら同市の元市長でもあるエルドアン大統領にとっては衝撃的な敗北となったが、AKPは「不正行為があった」としてこの敗北を認めなかった。

 エルドアン大統領は今回の統一地方選を、国家の生き残りをかけた戦いと位置づけ、自らは出馬しないにもかかわらず精力的に選挙運動を展開した。

 一方で、トルコが過去10年間で初めて景気後退に陥った後に実施された選挙は、AKPの評価が問われる機会ともなっていた。AKPは首都アンカラの市長選でより明確に敗北。こうした結果は経済の悪化に対して広がった有権者の不安が反映している。(c)AFP/Fulya Ozerkan and Eric Randolph

2660チバQ:2019/05/10(金) 20:04:02
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190510-00000560-san-m_est
イラン、革命防衛隊トップに保守強硬派 対米譲歩の余地少なく 
5/10(金) 18:09配信 産経新聞
 【カイロ=佐藤貴生】2015年の核合意の履行を一部停止したイランでは今年に入り、国内外に大きな影響力を持つ「革命防衛隊」のトップと、最高指導者を選出する権限を持つ「専門家会議」の幹部が交代する重要な動きがあった。いずれも反米保守で知られる人物が昇格しており、トランプ米政権がさまざまな手段で包囲網を狭める中でも、イランの対米強硬姿勢が変わらない可能性を示している。

 イスラム教シーア派の最高指導者ハメネイ師は4月下旬、革命防衛隊の司令官をジャファリ氏から副司令官のサラミ氏に交代させた。サラミ氏はイラン・イラク戦争(1980〜88年)に参加後、同隊の航空部門の司令官などを歴任。過去には「米国とイスラエル、その同盟国を破壊する。汚(けが)れを浄化しなくてはならない」と述べるなど、ジャファリ氏に輪をかけた反米保守派と目される。

 革命防衛隊は最高指導者直属の保守強硬派の拠点。レバノンやシリア、イラクなどのシーア派民兵組織の支援といった対外工作を担うとされる一方、国内では幅広く経済活動を行う。交代の理由は不明だが、米政権が同隊をテロ組織に指定した直後の人事異動で、革命防衛隊を「反米の牙城」と位置づけるハメネイ師の意向がにじんでいる。

 また、専門家会議では3月、保守強硬派のライシ師が副議長に選ばれた。17年の大統領選で現大統領のロウハニ師に敗れたが、選挙戦では核合意を主導した同師の対米融和姿勢を批判。その後もイラン北部のシーア派聖地の責任者を務めたほか、3月には革命体制の秩序を強権で維持する司法府の代表にも選ばれた。シーア派の聖地コムで学んだ聖職者でハメネイ師の信頼が厚く、次期最高指導者候補の一人といわれる。

 対米関係が極度に悪化する中でのこうした人事は、米側の圧力には決して屈しないというイラン指導部の意思の表れとも受け取れる。また、ハメネイ師は80歳前後の高齢で、世代交代を見据えて反米の保守強硬派で重要ポストを固める意味合いもありそうだ。

2661チバQ:2019/05/13(月) 20:44:11
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190513-00000068-reut-asia
イスタンブール市長選やり直し投票、民主左派党候補が撤退
5/13(月) 15:41配信 ロイター
[イスタンブール 12日 ロイター] - 来月23日に予定されているイスタンブール市長選のやり直し投票で12日、出馬していた民主左派党(DSP)のMuammer Aydin候補が、撤退を表明した。 

同氏はツイッターに「きょう付で、イスタンブール市長選のDSP候補を撤退した」と投稿した。最大野党・共和人民党(CHP)のイマモール候補に追い風となる公算が大きい。

3月31日に行われた選挙では、イマモール候補がエルドアン大統領率いる与党・公正発展党(AKP)候補のユルドゥルム元首相に1万3000票の僅差で勝利。25年ぶりにエルドアン大統領率いるAKPがイスタンブールの地盤を失った。

数週間にわたる論争と部分再集計の後、4月に結果が発表されたが、エルドアン大統領とAKPが選挙に大規模な不正があったとして投票の無効を求め、最高選挙管理委員会(YSK)が6日、6月23日のやり直し投票実施を発表した。

3月の投票で3万票以上を獲得したAydin,氏は、YSKの決定を違法と主張していた。同氏の撤退を受けてDSP支持者が6月の投票でCHPのイマモール候補支持に回るかは不明。ただ、両党とも世俗の支持基盤を持っているほか、3月の投票無効に抗議するとして複数の少数政党がすでにイマモール候補の支持を表明している。

NTVテレビによると、DSPは代替候補を擁立しない方針を示している。

2662とはずがたり:2019/05/14(火) 14:34:53

「軍事衝突」強まる懸念 識者、米のイラン敵視を問題視
https://www.asahi.com/articles/ASM59449TM59UHBI00X.html?ref=tw_asahi
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聞き手・渡辺丘 2019年5月14日14時27分

 米国とイランの間で緊張が高まっている。トランプ政権は空母や爆撃機部隊、ミサイル迎撃部隊などを中東に展開。ペルシャ湾ではイランと対立するサウジアラビアの石油タンカーが攻撃を受けたとも報じられた。今後の情勢について、米ランド研究所中東公共政策センターのダリア・ケイ所長に聞いた。

 トランプ米政権は当初からイラ…

2663とはずがたり:2019/05/14(火) 14:35:34
船舶破壊にイラン関与か、米当局分析 緊張に拍車も
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO44756400U9A510C1EAF000/
2019/5/14 9:45

2664チバQ:2019/05/16(木) 18:47:10
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190515-00000196-kyodonews-int
アフガン下院選で最終結果発表 カブール州、投票から7カ月
5/15(水) 21:44配信 共同通信
 【カブール共同】アフガニスタン選挙管理委員会は、昨年10月に投票があった下院選(定数250)のうちカブール州の最終結果を発表した。地元メディアなどが15日伝えた。当選者は33人で、うち9人が女性。暫定結果は今年1月に発表されたが、その後に選管幹部が解任されるなどし、最終結果発表がずれ込んだという。

 下院選では、選挙前に多数の不正な有権者登録が見つかり、投票日もシステムトラブルが起きるなど混乱した。9月に予定されている大統領選も、反政府武装勢力タリバンなどの活動による治安悪化もあり混乱が懸念される。

2665チバQ:2019/05/17(金) 10:32:27
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190516-00000067-asahi-int
ISが「パキスタン州」設立宣言 南アジアで影響力誇示
5/16(木) 18:37配信 朝日新聞デジタル
ISが「パキスタン州」設立宣言 南アジアで影響力誇示
過激派組織「イスラム国」(IS)が4月に公開した最高指導者バグダディ容疑者(左)とされる男の動画の画像。各地の戦況報告を受けるような場面が映っていた(IS関係者提供)
 過激派組織「イスラム国」(IS)は15日、系列のアマク通信に声明を出し、パキスタンに「パキスタン州」の設立を宣言した。ISは10日にもインドでの州設立を宣言した。活動拠点としたイラクとシリアで続く掃討作戦で追い込まれる中、南アジアでの影響力を誇示する狙いとみられる。

 ISは15日の声明で「パキスタン州」という言葉を初めて使った。パキスタンと隣国アフガニスタンではISに忠誠を誓う武装勢力が2015年ごろからテロを頻発させ、自分たちの組織を「ISホラサン州」と名乗った。ホラサンとは、パキスタンからイランにかけての地域のことだ。国連は同組織の勢力を2500人から4千人と推定する。

 ISは今回の声明で「ホラサン州」からパキスタンを分離して「州」に「格上げ」し、パキスタンでの活動を重視する姿勢を示した格好だ。

 ISは先月29日、最高指導者アブバクル・バグダディ容疑者とする男の動画を公開し、男は直前に起きたスリランカの連続爆破テロを称賛した。また、今月10日に出した声明ではインドに「ヒンド州」の設立を宣言。南アジアに向けた発信を増やしている。(イスラマバード=乗京真知)

2666チバQ:2019/05/20(月) 15:18:14
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190519-00000500-fsi-bus_all
イスタンブール市長選やり直し 外国投資家は嫌気、トルコ経済悪化も
5/19(日) 7:15配信 SankeiBiz
 トルコの最高選挙管理委員会(YSK)は6日、36日前の3月31日に実施したイスタンブール市長選の結果を無効とし、6月23日に再選挙を行うことを明らかにした。この決定について、市長選に異議を訴えていた与党・公正発展党(AKP)のレセップ・オゼル選挙委員会代表は6日、選挙管理人の一部が適正に選出された人たちでなかったことなどがやり直しの判断になったと述べ決定の適切さを強調した。

 他方、市長に当選していたエクレム・イマモール候補者の勝利を否定された中道左派の最大野党・共和人民党(CHP)のオヌルサル・アディグゼ副党首は「国民の意思を覆し、法を無視した今回のやり方は、民主的でも合法的でもない」「これは単純に独裁だ」とツイッター上で述べ、公正発展党を批判している。

 当選を無効とされたイマモール氏は「民主主義国家のトルコは最後まで戦う愛国的な8200万人で埋め尽くされている」と述べて戦い抜く姿勢を見せ、翌7日には勝利に自信を示すように再出馬を表明している。

 周知のように、最高選挙委員会は4月17日、共和人民党のイマモール候補者の市長選での勝利を確認していた。当時の集計結果は、同候補が公正発展党の候補者であるビナリ・ユルドゥルム元首相を、票数で約1万3000票、得票率で0.2%弱の僅差ながら勝利したとしていた。

 しかし、公正発展党がその前日の16日、組織的不正があったとして投票のやり直しを最高選挙委員会に求めたほか、同党と与党陣営を組む「民族主義者行動党(MHP)」が翌17日に最高選挙委員会に同様の要請を行ったことから審査結果待ちとなっていた。

 1990年代にイスタンブール市長を務めた公正発展党のエルドアン大統領は、やり直しの判断が下された5月7日、市長選では組織的な汚職や完全な違法性が見られたのだから、今回の決定は民主主義の強化に向けた重要な一歩と歓迎する意向を表明するとともに、ユルドゥルム元首相が同党の候補者として再出馬することを明言した。

 だが今のトルコでは、エルドアン大統領の思い描くように、公正発展党のユルドゥルム元首相がすんなりと当選できるか分からない動きが3つ出てきている。

 第1は、今般無効とされたイマモール市長が、気さくな人柄も手伝ってか過去3週間余りで、共和人民党の支持者を超え予想外の人気を博していることである。

 第2は、肝心の公正発展党が、市長選の敗北は不正によるものと見る親エルドアン勢力と選挙結果で争うのはかえって党の命取りになると考える反エルドアン勢力に割れていることである。

 第3は、前回は独自候補を擁立した政党を含むその他の野党が、イマモール候補の支持に回る可能性を示唆していることである。

 選挙の行方は不透明だが現時点で確かなのは、今回の最高選挙管理委員会の判断を受けて外国投資家のトルコを見る目がさらに悪化したことと、再選挙までの期間トルコ政府の関心がそこに集中し経済軽視の姿勢になりかねないことである。仮にそうだとすれば、外国投資の逃避や通貨リラと株価の一層の下落を通じたトルコ経済のさらなる悪化も予想されるだけに気になるところである。

                  ◇

【プロフィル】畑中美樹

 はたなか・よしき 慶大経卒。富士銀行、中東経済研究所カイロ事務所長、国際経済研究所主席研究員、一般財団法人国際開発センターエネルギー・環境室長などを経て、現在、同室研究顧問。東京都出身。

2667チバQ:2019/05/20(月) 19:34:16
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190520-00000001-jij_afp-int

ピラミッド近くで観光バス狙った爆発、南アフリカ人ら17人負傷 エジプト
5/20(月) 5:37配信 AFP=時事
ピラミッド近くで観光バス狙った爆発、南アフリカ人ら17人負傷 エジプト
エジプト・ギザのピラミッド近くでの爆発を受け、窓ガラスの割れた観光バス (2019年5月19日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】エジプト首都カイロ近郊の観光名所ギザ(Giza)のピラミッド付近で19日、観光バスを狙ったとみられる爆発があり、南アフリカの観光客ら少なくとも17人が負傷した。同国の観光産業に再び打撃となった。

【写真】爆発を受け、窓ガラスの割れた観光バスと乗用車

 医療筋と治安筋によると、バスがギザを走行中に道路脇の爆弾が爆発し、この爆発で近くの車に乗っていたエジプト人も負傷したという。死者は出ていないもようだ。

 治安筋によれば「爆発装置が爆発し、南アフリカからの観光客25人を乗せたバスと、エジプト人4人を乗せた乗用車の窓が粉々に割れた」という。AFPが捉えた映像には、道路脇で窓が割れたバスと乗用車の様子が映っている。

 エジプトでは昨年12月にも、道路脇の爆弾が爆発、ギザ付近を走っていたバスを直撃し、ベトナム人観光客3人とエジプト人ガイド1人が死亡している。【翻訳編集】 AFPBB News

2668チバQ:2019/05/27(月) 22:35:12
https://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201905/CK2019051302000121.html
<代償 中東平和の行方>ガザの少女(上) 米大使館移転、悲劇招く

2019年5月13日 朝刊


抗議デモで死亡したウィサルさんの掲示板の横に座る、母リン・アルマーナさん。身に着けていたパレスチナ旗には血痕が残っていた

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 米国が在イスラエル大使館をエルサレムに移転し、反発したパレスチナ自治区ガザでの抗議デモで六十人超が死亡する惨劇から十四日で一年。米国は近く、独自の中東和平案を公表する見通しだ。国際協調を無視してイスラエルに肩入れするトランプ米大統領と、それを享受するイスラエルがもたらす「代償」を現地で追った。 (ガザで、奥田哲平、写真も)

 四月初旬、パレスチナ自治区ガザのマンションに、リン・アルマーナさん(43)の一家が入居した。クウェートの支援で昨年建設された六階建て。真っ白い壁と近代的な台所のある3LDKは、一家六人が一部屋で暮らした以前の借家とは比べものにならない。だが、アルマーナさんの表情は、あの日から沈んだままだ。

 この新居はいわば、娘の命の対価だ。昨年五月十四日、末娘ウィサルさんが十四歳で亡くなった。トランプ米政権が在イスラエル大使館をエルサレムに移転したことに抗議するデモに弟と参加。アルマーナさんは「危険な場所に近づかないなら」と許したが、実際はイスラエル境界フェンスに接近し、右側頭部を撃ち抜かれた。

 昨年の大使館移転はイスラエル建国七十年の節目に設定されたが、パレスチナの人々にとっては故郷を追われて難民化した「ナクバ(大惨事)」。四万人の民衆が境界沿いに押し寄せ、六十人超が死亡し、二千人以上が負傷した。二〇一四年夏にガザで起きた大規模衝突以来、一日の死者数として最悪となった悲劇は、起こるべくして起きた。

 〇七年以来、イスラム主義組織ハマスが実効支配し、イスラエルに経済封鎖されるガザ。失業率は五割に上り、電力不足で下水処理場が機能せず汚水が海に垂れ流される。米国は国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)への資金拠出を停止し、しわ寄せは人口二百万人の三分の二が難民のガザに集中する。

 ハマスは国際社会の耳目を集めるため、昨年三月から難民帰還を訴えるデモを続けた。急速に傾倒したウィサルさんは次第に「ここより天国の方がいい。もっと広い家に住まわせてあげる」と母に言うようになった。イスラム教の教えでは、ジハード(聖戦)で死んだ「殉教者」は天国に行ける。実際には犠牲者の家族に新居が与えられた。

 一方、ウィサルさんが亡くなった日を境に、デモ参加をやめた若者もいる。アンワールさん(27)は「ハマスが若者の血を交渉材料に使っているだけと分かった」。大学卒業から五年、まともな仕事は見つからない。財政難のハマスは三月から輸入品への税金を引き上げ、食料品が倍以上に値上がりした。

 アンワールさんら若者はフェイスブックで呼び掛け、三月中旬に生活改善を求める街頭活動を始めた。すると、ハマスは参加者を殴打し、催涙弾を使って弾圧。約三千五百人が一時拘束された。アンワールさんは「若者を反イスラエルのデモに駆り立てるのに、われわれのデモは許さないのか」と憤る。

 ハマスの治安部隊から身を隠すアンワールさんは、ガザを脱出し、兄の住むウクライナに渡るつもりだ。「仕事を見つけ、普通に暮らしたいだけ」。平凡な願いさえかなえられない失望と孤立感。若者の流出が続けば、ガザに未来はない。

2669チバQ:2019/05/27(月) 22:35:39
https://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201905/CK2019051402000140.html
<代償 中東平和の行方>ゴラン高原(中) 揺れるシリア系住民

2019年5月14日 朝刊


シリアとゴラン高原境界の町マジュダルシャムスで、フェンスの向こうにあるシリア政権軍の施設を指さすアブジャバルさん

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 ブドウ畑が広がり、渓流が新緑に映える。エルサレムから車で三時間ほど、イスラエルが一九六七年の第三次中東戦争でシリアから奪った丘陵地ゴラン高原は四月、観光客であふれていた。今も残る地雷の標識がなければ、係争地であることを忘れそうだ。

 「静かで子育てがしやすい。軍が駐留しているので心配ないわ」。バディア・ゴツリンさん(33)は七年前にイスラエル西部の商業都市テルアビブから、子ども三人と移住した。土地は無償提供され、住宅建設費の補助も受けた。占領から半世紀。ユダヤ人入植地が三十カ所以上設置され、二万二千人余りが暮らす。

 イスラエルは二〇四八年までに二十五万人に入植者を増やす計画を立て、ゴツリンさんの自宅裏には新たな住宅建設が進む。「これからはゴラン高原産のワインや果物の輸入ボイコットが解除され、人口も増えるはず」。ためらいがない言葉の裏には、トランプ米政権が「ゴラン高原はイスラエルの主権下にある」と承認した三月の宣言がある。

 香川県とほぼ同じ広さのゴラン高原は、シリアの首都ダマスカスまで六十キロの軍事的な要衝。一九八一年にイスラエルが一方的に併合を宣言したのに対し、国際社会は一切認めてこなかった。米国の主権承認は、武力による領土取得を追認し、国連安全保障理事会の決議に反する。

 トランプ大統領が意識していたかは不明だが、ネタニヤフ首相をホワイトハウスに招いて宣言書に署名した三月二十五日は、三十七年前に併合に反発したシリア系住民が「ゴラン高原はシリアの土地だ」と宣言したのと同じ日だった。

写真
 シリアとフェンスで隔てられる占領下の町マジュダルシャムスに暮らすファンディ・アブジャバルさん(73)は「土地と水を奪われた私たちの気持ちは、あの差別主義者のトランプには分からないだろう」と憤る。親類同士が引き裂かれ、八九年に四歳だった息子も地雷で失った。郷愁の思いは強い。

 その一方、占領の固定化と二〇一一年から続くシリア内戦が、二万三千人の住民の結束に微妙な影を落とす。若者は親アサド政権派と反体制派に割れ、何度も小競り合いが起きたという。地元人権団体によると、住民の二割がイスラエルの市民権を保有している。

 雑貨店で働いていた高校生アラーさん(17)は「米国の宣言に驚きはない。戦争中のシリアに戻ってどうなるの。安全に暮らせる今のままがいい」と冷めている。市民権があれば、イスラエルのパスポートが取得できる。アラーさんは今夏、初の海外旅行を計画中だ。

 「シリア人」としてのアイデンティティーが揺れる中、イスラエル政府は昨年十月、ゴラン高原で初の統一地方選を強行した。「住民の分断によって、『イスラエル化』が進む恐れがある」。アブジャバルさんの懸念は強まるばかりだ。  (ゴラン高原で、奥田哲平、写真も)

2670チバQ:2019/05/27(月) 22:35:56
https://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201905/CK2019051502000150.html
<代償 中東平和の行方>西岸併合(下) アパルトヘイト道路 開通

2019年5月15日 朝刊


パレスチナ自治区ヨルダン川西岸で、開通した「アパルトヘイト道路」を見下ろすハーニ・イサウィさん。壁の手前側はイスラエル人しか通行できない

写真
 「入植者は誰一人として追い出さない。パレスチナに主権は渡さない」。イスラエルのネタニヤフ首相は四月の総選挙のさなか、パレスチナ自治区ヨルダン川西岸のユダヤ人入植地を併合する考えを述べた。有権者向けのアピールだったが、ただの選挙目当てとは言い切れない動きが、目に見える形で進んでいる。

 パレスチナが将来の独立国家の首都と位置付ける東エルサレムに隣接する地域で、ハーニ・イサウィさん(66)が「元々はパレスチナ人の土地だったのに」と真新しい道路を見下ろした。今年一月に部分開通した国道4730号は通称「アパルトヘイト(人種隔離)道路」と呼ばれる。

 高さ八メートルの壁で区切られた道路の片方はイスラエル人専用。ヨルダン川西岸の入植地とエルサレムを結び、混雑緩和に役立つとされる。一方のパレスチナ側の道路は途中から迂回(うかい)し、エルサレムには直接入れない構造だ。地理学者ハリル・ツファクジ氏によると、イスラエル人とパレスチナ人という人種で隔てた道路は初めて。道路建設のために約一平方キロのパレスチナ人の土地が接収された。

 イサウィさんがアパルトヘイト道路に危機感を強める理由は「E1地区」に接するからだ。東エルサレムとヨルダン川西岸の大規模入植地マーレアドミムの間に位置する広大な丘陵地。入植地が建設されれば、東エルサレムは西岸と切り離され、西岸内も南北に分断される。

 さらにE1地区を含む入植地が併合されれば、パレスチナ国家樹立を目指す「二国家共存」案は事実上破綻する。そのため歴代米政権はE1開発に反対し、ネタニヤフ氏も計画を凍結してきた。だが、エルサレムの首都認定に続き、占領地ゴラン高原の主権を承認するなど、ことごとくイスラエルに肩入れするトランプ米政権。イサウィさんは「イスラエルの横暴を許す青信号を出している。E1建設と西岸の併合を認めるのが、米国の次の一手ではないか」と疑う。

 実際、トランプ政権の発足を追い風に、イスラエルはヨルダン川西岸で国際法違反である入植活動を強化。地元民間団体「ピースナウ」によると、二〇一七年の建設計画戸数六千七百四十二戸は、オバマ政権最後の一六年と比べて三倍に急増した。東エルサレムを含めた入植地は虫食い状態で増殖し、二百六十カ所に六十万人超が住み、既成事実化が進む。

 ネタニヤフ氏は総選挙に勝利し、五期目の続投が決まった。親イスラエルを鮮明にするトランプ大統領の娘婿で、中東問題を担当するクシュナー大統領上級顧問はユダヤ教徒で、幼少時からネタニヤフ氏と親しい。両親は過去に入植活動の支援団体に二万ドル(二百二十万円)を寄付。フリードマン駐イスラエル米大使も熱心な入植支持者だ。その二人を中心に策定するトランプ政権独自の中東和平案の公表が、六月に迫っている。 (ヨルダン川西岸で、奥田哲平、写真も)

2671チバQ:2019/05/28(火) 17:41:10
https://www.asahi.com/articles/ASM5X24NBM5XUHBI008.html
イスラエル、再選挙の可能性 連立政権への交渉が難航
エルサレム=高野遼 2019年5月28日10時35分
 イスラエルでネタニヤフ首相による新政権発足に向けた連立工作が難航し、法律が定める期限内に組閣できない恐れが出ている。29日までに過半数の支持を集められない場合、国会を解散し、同国史上初の再選挙となる可能性が高い。

 イスラエルは4月9日に総選挙を実施した。ネタニヤフ氏率いる与党リクード(35議席)を筆頭に、右派・ユダヤ教政党で120議席のうち65議席を獲得。5期目の政権樹立に向け、ネタニヤフ首相が各党との連立交渉を進めてきた。

 だが、そのうちの1党、極右政党「イスラエル我が家」(5議席)との間で連立交渉が難航。同党は連立入りの条件として、超正統派ユダヤ人の徴兵免除を廃止する法案の成立を求めており、ほかに連立入りするユダヤ教政党との間で意見が食い違っている。当初は楽観論が強かったが、組閣期限の間際になっても「イスラエル我が家」は強硬な態度を崩していない。ネタニヤフ首相は27日夜、国会で「不必要な再選挙を避けるため、全力を尽くす」と引き続き調整にあたる考えを示した。

 30日午前0時までに組閣ができなかった場合、大統領は再選挙を指示するか、他の議員に組閣を命じる。現時点でほかに過半数の支持を得る見込みのある候補者はおらず、再選挙となる公算が大きい。再選挙となれば、投開票は9月17日となる見通しだ。(エルサレム=高野遼)


https://jp.reuters.com/article/israel-politics-idJPKCN1SX1UX
イスラエル、再選挙の可能性高まる 29日に組閣期限
Reuters Staff
1 分で読む

[エルサレム 27日 ロイター] - イスラエルの組閣が難航する中、再選挙の可能性が高まっている。議会は27日、暫定採決で解散を決めた。

ネタニヤフ首相率いる右派「リクード」などは先月の総選挙で過半数の支持を獲得、リブリン大統領がネタニヤフ氏に組閣を指示していた。組閣期限は29日2100GMT(日本時間30日午前6時)。議会の最終採決も同日行われる公算が大きい。

ネタニヤフ氏はテレビ演説で、連立協議を模索し続けると明言し、再選挙は不要で費用もかさむと訴えた。

トランプ米大統領はツイッターに「イスラエルが連立樹立に向けて進展し、『引き続きビビ(ネタニヤフ氏の通称)』と米・イスラエル同盟をこれまで以上に強化できるよう望んでいる」と述べた。

2672チバQ:2019/05/28(火) 18:56:58
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190528-00000014-asahi-int
イスラエル、再選挙の可能性 連立政権への交渉が難航
5/28(火) 10:35配信 朝日新聞デジタル
 イスラエルでネタニヤフ首相による新政権発足に向けた連立工作が難航し、法律が定める期限内に組閣できない恐れが出ている。29日までに過半数の支持を集められない場合、国会を解散し、同国史上初の再選挙となる可能性が高い。

 イスラエルは4月9日に総選挙を実施した。ネタニヤフ氏率いる与党リクード(35議席)を筆頭に、右派・ユダヤ教政党で120議席のうち65議席を獲得。5期目の政権樹立に向け、ネタニヤフ首相が各党との連立交渉を進めてきた。

 だが、そのうちの1党、極右政党「イスラエル我が家」(5議席)との間で連立交渉が難航。同党は連立入りの条件として、超正統派ユダヤ人の徴兵免除を廃止する法案の成立を求めており、ほかに連立入りするユダヤ教政党との間で意見が食い違っている。当初は楽観論が強かったが、組閣期限の間際になっても「イスラエル我が家」は強硬な態度を崩していない。ネタニヤフ首相は27日夜、国会で「不必要な再選挙を避けるため、全力を尽くす」と引き続き調整にあたる考えを示した。

 30日午前0時までに組閣ができなかった場合、大統領は再選挙を指示するか、他の議員に組閣を命じる。現時点でほかに過半数の支持を得る見込みのある候補者はおらず、再選挙となる公算が大きい。再選挙となれば、投開票は9月17日となる見通しだ。(エルサレム=高野遼)

2673チバQ:2019/05/30(木) 11:37:16
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190530-00000014-asahi-int
イスラエル総選挙、初の再選挙へ 首相の連立交渉失敗
5/30(木) 7:59配信 朝日新聞デジタル
イスラエル総選挙、初の再選挙へ 首相の連立交渉失敗
イスラエルのネタニヤフ首相
 イスラエルの国会が30日未明、解散法案を可決し、4月に行われたばかりの総選挙をやり直すことが決まった。ネタニヤフ首相が、法律で定められた組閣期限である29日までに連立交渉をまとめられなかったため。再選挙は同国史上で初めてとなる。

 ネタニヤフ氏に5期目の政権を任せるかどうかは、再び有権者の手に委ねられることになった。再選挙の投開票日は9月17日。トランプ政権が近く示す予定にしている新たな中東和平案「世紀の取引」の行方にも、影響を及ぼす可能性がある。

 4月9日に実施された総選挙では、与党リクード(35議席)を筆頭とする右派・ユダヤ教政党が、6党で120議席のうち計65議席を獲得。当初はネタニヤフ政権の誕生が確実視された。しかし、超正統派のユダヤ教徒に認められてきた徴兵免除を廃止する法案を巡って、連立入りの条件として廃止を掲げた極右政党「イスラエル我が家」と、廃止に強く反対する複数のユダヤ教政党が対立。組閣のために与えられた6週間の期限内に、ネタニヤフ氏は妥協点を見いだせなかった。

 組閣に失敗した場合、大統領が他の議員に組閣を委任する可能性も考えられたが、与党はその前に自ら議会を解散。再選挙に進む道を選んだ。

朝日新聞社

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190530-00000014-mai-int
イスラエル、9月に総選挙を再実施へ ネタニヤフ氏組閣失敗
5/30(木) 10:16配信 毎日新聞
イスラエル、9月に総選挙を再実施へ ネタニヤフ氏組閣失敗
イスラエル国会の解散を決める投票前、さえない表情を見せるネタニヤフ首相(中央)=エルサレムで29日、AP
 【エルサレム高橋宗男】イスラエル国会(定数120)は30日未明、賛成多数で国会を解散し、9月17日に総選挙を再実施することを決めた。ネタニヤフ首相が4月の総選挙を受けて進めてきた連立交渉に失敗し、政権を樹立できなかったことを受けた措置。再選挙は1948年のイスラエル建国以来、初めてとなる。

 前例のないイスラエル政局の混乱により、トランプ米政権が6月にも公表予定とされてきた新中東和平案への影響は必至だ。トランプ大統領の娘婿、クシュナー大統領上級顧問ら新和平案を作成してきたメンバーらは29日にイスラエル入りしており、30日にネタニヤフ氏と会談する見通し。

 4月総選挙ではネタニヤフ氏率いる「リクード」(35議席)など右派系やユダヤ教系の政党で過半数の計65議席を占め、リブリン大統領の指示を受けてネタニヤフ氏が連立交渉を進めてきた。

 だが、連立政権を構成すると想定されていたリーベルマン元国防相率いる極右政党「わが家イスラエル」と、ユダヤ教系の政党が対立。リーベルマン氏がユダヤ教超正統派の徴兵免除の廃止を求めたためで、ネタニヤフ氏は期限の29日までに交渉をまとめることができなかった。

 連立交渉が不調に終わった場合、大統領は通常、別の議員に交渉の機会を与える。これを未然に防ぐためリクードが国会の解散を提案した。

 組閣作業の失敗に追い込まれたネタニヤフ氏は「リーベルマン氏は右派政権を転覆させる左派だ」と非難した。

2674チバQ:2019/05/30(木) 11:37:32
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190530-00000008-jij_afp-int
イスラエルが9月に総選挙へ 4月にも実施 首相の権力維持へ異例の動き
5/30(木) 9:55配信 AFP=時事
イスラエルが9月に総選挙へ 4月にも実施 首相の権力維持へ異例の動き
イスラエル国会で解散・総選挙が可決された後、記者団の取材に応じるベンヤミン・ネタニヤフ首相(2019年5月29日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】イスラエル国会は30日未明の投票で、9月17日に総選挙を実施する案を可決した。同国では4月に総選挙が行われたばかり。わずか数か月での新たな総選挙実施は前例がないが、連立政権樹立に失敗していたベンヤミン・ネタニヤフ(Benjamin Netanyahu)首相(69)が権力維持に動いた。

【写真】採決後、取材に応じるネタニヤフ首相

 採決は国会解散と投票日の賛否を問うもので、賛成74、反対45で可決された。

 4月9日の選挙では、ネタニヤフ首相の与党リクード(Likud)と、同党と同盟関係にある右派・宗教政党が全120議席のうち合わせて65議席を獲得したが、連立合意に至らなかったことで、新たな選挙の実施を目指す動きが加速した。

 ネタニヤフ首相としては、レウベン・リブリン(Reuven Rivlin)大統領が別の人物に組閣を指示する悪夢を封じた形だが、9月の選挙も接戦となる見通し。イスラエルでこれほど短期間に2回の総選挙が実施された例はなく、首相の勝算が大きく高まる見込みはない。

 同首相は今後数か月のうちに収賄、詐欺、背任の罪で起訴される可能性があるが、報道によれば、新たに選出された議会で自身の免責につながる法律を制定することを狙っている。

 ネタニヤフ氏は7月、ダビド・ベングリオン(David Ben-Gurion)初代首相の在任期間を抜き、同国史上最長の在任期間を持つ首相となる。同氏はその重要な節目を意識しているものとみられる。【翻訳編集】 AFPBB News

2675チバQ:2019/05/30(木) 22:00:09
https://www.sankei.com/world/news/190530/wor1905300034-n1.html
ネタニヤフ氏、右派票積み増しへ強硬堅持 イスラエル国会再選挙
2019.5.30 20:44
 【カイロ=佐藤貴生】政権樹立の連立交渉に失敗したイスラエルのネタニヤフ首相は、9月17日に実施が決まった国会(定数120)の再選挙に向け、パレスチナ問題や対イランでさらに強硬な政策を打ち出し、右派支持票の積み増しを狙う公算が大きい。そのため、トランプ米政権からこれまで以上の支援を引き出す方針とみられる。

 パレスチナ問題で当面の焦点は、トランプ米大統領の娘婿、クシュナー大統領上級顧問らが策定中の包括的な中東和平案だ。米政権は6月下旬、バーレーンで対パレスチナ経済支援会合を開き、和平案の一端を明かす見通しだ。

 こうしたなか、中東歴訪中のクシュナー氏は30日、イスラエルを訪れ、ネタニヤフ氏と会談。ネタニヤフ氏はこうした場を利用し、和平案をよりイスラエルに有利なものとするため、米側に働きかけを強める可能性がありそうだ。

 また、宿敵イランをめぐっては米との軍事的緊張が高まる半面、両国とパイプを持つ日本や中東のオマーンなどが調停役を務める意向を示唆し始めている。

 これに対し、ネタニヤフ氏は、米国が離脱したイラン核合意では同国に核兵器開発を断念させるのに不十分だと批判してきた経緯がある。自国の安全保障に深くかかわるだけに、こうした調停の動きに安易に流されることなく圧力をかけ続けるべきだと米側に訴えかけ、対イラン包囲網の維持を求めるとみられる。

 パレスチナ情勢やイランの核開発問題は、安全保障に敏感なイスラエル国民が重要視するテーマだ。4月の総選挙では、これらの問題で強硬姿勢をとる右派・宗教政党連合が過半数を制した。


 今回は極右政党「わが家イスラエル」との連立協議をまとめきれなかったものの、ネタニヤフ氏としては、外交・安保面でこれまでと同等かそれ以上の強硬姿勢を取り続けることが、自身が党首を務める右派「リクード」への支持を増やし、再選挙後の連立協議を有利に進めることにつながると判断する可能性が高い。

2676チバQ:2019/05/30(木) 22:01:08
https://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201905/CK2019053002000270.html
イスラエル 9月再選挙 ネタニヤフ首相、組閣失敗

2019年5月30日 夕刊


 【カイロ=奥田哲平】先月の総選挙で右派陣営が勝利したイスラエルのネタニヤフ首相が連立工作に失敗し、国会は三十日未明、賛成多数で解散を決めた。イスラエル史上初となる再選挙は九月に実施される予定。政局の混乱は、トランプ米政権が近く公表する見通しの新たな中東和平案の行方にも影響しそうだ。

 四月九日の総選挙(定数一二〇、比例代表制)では、通算五期目を目指すネタニヤフ氏は与党リクードや極右政党、ユダヤ教政党の右派陣営で、過半数に達する計六十五議席を確保。リブリン大統領がネタニヤフ氏に組閣を指示し、三十日午前零時が期限だった。

 だが、連立政権の一員とみられていたリーベルマン前国防相の極右政党「わが家イスラエル」(五議席)が、ユダヤ教超正統派の神学生の徴兵免除を廃止する法制定を主張。これにユダヤ教政党が反対し、続投確実だったはずのネタニヤフ氏は連立交渉をまとめられなかった。

 組閣期限が過ぎた場合、本来は大統領が別の議員に要請する仕組みだが、ネタニヤフ氏率いるリクードは、最大野党の中道政党連合「青と白」にその機会を与えるのを防ぐため、再選挙実施の賛成に回った。ロイター通信によると、同氏は解散後に「われわれは勝つ」と訴えたが、三件の汚職疑惑を抱えた中での組閣失敗で、さらなる求心力低下は避けられない。

 米政権の中東和平案は、当初は今年一月に公表予定で、イスラエル総選挙に配慮して延期。六月下旬にバーレーンでパレスチナ経済支援会合を開き、和平案の経済分野を先行協議して本格交渉につなげる狙いだった。パレスチナ自治政府は参加拒否を表明し、イスラエルが再選挙になったことで、方針の練り直しを迫られる可能性がある。

2677チバQ:2019/05/31(金) 15:45:44
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190530-00000150-jij-m_est
米の中東和平仲介、一層困難に=イラン情勢に影も-イスラエル再選挙
5/30(木) 23:39配信 時事通信
米の中東和平仲介、一層困難に=イラン情勢に影も-イスラエル再選挙
29日、エルサレムのイスラエル国会で記者会見するネタニヤフ首相(AFP時事)
 【エルサレム時事】イスラエルで30日、新政権を発足させられないまま国会が解散され、9月17日に改めて総選挙が行われることになった。

 トランプ米政権は新政権が始動した後、イスラエルとパレスチナの和平案を提示する姿勢だったが、イスラエルの政局混乱で先送りされる可能性もある。米政権による和平仲介はさらに難しくなりそうだ。

 トランプ大統領の娘婿で中東和平を担当するクシュナー大統領上級顧問は先に、新たな和平案を6月初旬以降に公表する意向を表明。4月の総選挙を受けたイスラエルの新政権発足をめぐる動きやパレスチナでのラマダン(断食月)などを踏まえ、和平案提示のタイミングを慎重に見極めようとしていた。

 クシュナー氏はイスラエル訪問中。今後も暫定的に政権運営を担うネタニヤフ首相は30日、エルサレムでクシュナー氏と会談し「われわれは協力を続けていく」と強調した。

2678とはずがたり:2019/06/02(日) 11:01:35
2019年4月17日 / 15:53 / 1ヶ月前
シリア北部でキリスト教改宗増加、IS攻撃でイスラムへの信頼失う
https://jp.reuters.com/article/syria-islamic-state-christians-idJPKCN1RT0IQ

2679チバQ:2019/06/05(水) 14:16:47
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190604-00000120-mai-m_est
スーダン 軍事評議会トップ、民主化勢力との合意破棄 9カ月以内の選挙実施表明
6/4(火) 23:21配信 毎日新聞
 スーダン軍が暫定統治のために設置した軍事評議会のトップ、ブルハン議長は4日、民政移管を巡る合意を破棄し、9カ月以内に総選挙を実施すると明らかにした。一方、ロイター通信は医療関係者の話として、3日の治安部隊によるデモ隊強制排除の際の死者は60人に達したと報じた。

 民主化勢力との交渉を打ち切って実力行使に出た軍事評議会に対し、国際社会からは非難の声が上がった。国連のバチェレ人権高等弁務官は「医療施設の周辺や内部で実弾が使われたという報道を非常に憂慮している」との声明を出した。

 軍指導部は4月にクーデターでバシル前大統領を解任後に暫定評議会を設置し、選挙実施までの移行期間を3年間とすることで民主化勢力の代表と合意。だが、その間の統治体制も軍主導とすることに固執し、それを拒否する民主化勢力との交渉が暗礁に乗り上げていた。

 現地からの報道によると、ブルハン議長は国営放送を通じた声明で「軍事評議会は(民主化勢力の)『自由・変革同盟』との交渉を打ち切り、これまでの合意を破棄する」と発表。選挙は「地域と国際社会の監視の下で実施される」と述べた。

 早期の民政移管を求める市民らは首都ハルツームの国防省本部周辺で座り込みを続けていたが、治安部隊は3日に実力行使に乗り出し、実弾を発砲してデモ隊を排除した。参加者の拘束も相次いでいるという。

 ソーシャルメディアには銃声の中を逃げ惑う人々や無抵抗の市民をムチで打つ民兵らの映像が投稿されたが、スーダン国内ではその後、インターネットへの接続が困難になったという。【ヨハネスブルク小泉大士】

2680チバQ:2019/06/18(火) 09:38:29
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190618-00000524-san-m_est
エジプト、モルシー元大統領死去 「アラブの春」で就任
6/18(火) 8:41配信 産経新聞
 【テヘラン=佐藤貴生】エジプト国営テレビは17日、イスラム原理主義組織「ムスリム同胞団」出身のモルシー元大統領(67)が死去したと伝えた。スパイ罪に問われた裁判に出廷し、その場で意識を失って死去したもよう。

 モルシー氏は2011年に中東・北アフリカで広がった反政府抗議デモ「アラブの春」でムバラク元大統領が辞任したのを受け、12年に行われた大統領選に勝利して就任。13年7月、当時国防相だったシーシー現大統領が混乱収拾を理由に軍を率いてモルシー氏を拘束、政権を崩壊に追い込んだ。

 12年の大統領選はエジプト近代史上初の民主選挙といわれたが、政治経験のないモルシー氏らはイスラム色の濃い政策を打ち出して世俗派の反感を買った。また、日常的に停電やガソリン不足が起きるなどして、多数の国民が反政府デモを行う事態となった。14年の大統領選で当選したシーシー氏はムスリム同胞団の政治活動を禁じた。

 一方、ムスリム同胞団は、エジプト政府がモルシ氏に必要な治療を受けさせず「ゆっくりと殺害した」と非難する声明を発表した。政府は、治安の不安定化に警戒を強める。

 ムスリム同胞団はイスラム国家の建設と社会正義の実現を掲げ、世界のイスラム運動に大きな影響を与えた。一部のエジプト国民の間ではなお根強い支持があるともいわれ、イスラム色が濃いトルコのエルドアン大統領やカタール政府は死去の報を受け、弔意を表した。

2681チバQ:2019/06/18(火) 19:05:54
https://www.sankei.com/world/news/190617/wor1906170015-n1.html
イラン、通貨の信用不安深刻化…車や不動産投資、仮想通貨に走る
2019.6.17 18:31
 イランで通貨リアルの下落に歯止めがかからず、信用不安が深刻化している。車や不動産、金などに投資して資産の目減りを防ぐ動きが続き、仮想通貨への投資も増えている。イラン沖のホルムズ海峡近くで日本のタンカーなどが攻撃される事件が起き、米との軍事的緊張がさらに高まる中、経済悪化が続いて原油輸出に悪影響が出るとみる評論家もいる。(テヘラン 佐藤貴生、写真も)

■新車価格は2・5倍に急騰

 首都テヘランの市街地にある証券取引所では15日、数百人の投資家が刻々と変わる株価を見ながら、売買を行う姿がみられた。「株の情報を集めに来た」という通信会社元社員、アリレザーさん(58)は1年半前、市内に100億リアル(実勢レートで約830万円)で住宅を購入。資産価値は3・5倍になったが、通貨の価値も急落したため、「売ってもほとんど利益は出ない」と話した。

 庶民向けの新車の価格はここ1年余で5億リアルと2・5倍に跳ね上がったが、最近やや値段が下がった。投資の過熱で懸念が広がった結果といわれる。政府は補助金を出して車のガソリンを1リッター当たり7〜8円と極めて安価に抑えている。「値上げして暴動になることを恐れているからだ」との声も聞いた。

 証取の広報担当の男性(41)は、「株式市場に流入する資金や投資家の数は増加している。車や不動産、金などに投資しても対米関係の動向による乱高下が激しく、リスクが大きいからだ」と話した。デリバティブ(金融派生商品)や仮想通貨への投資も急増しているという。

■長期的には原油輸出に影響


 経済ジャーナリスト、ハキフィルーズ氏(41)は、「日本のタンカーなどへの攻撃事件で海外からの投資はさらに冷え込む」とし、政府が操業中の油田への追加投資を控えれば、10年後には国内需要を満たすのが精いっぱいとなり、輸出に回せる原油がなくなると予測した。

 同氏によると、イラン・イラク戦争(1980〜88年)当時は、地方の住民が全体の6割を占めて食料も自給できたが、今は都市住民が75%となり食料も輸入に依存しているとし、「戦争になれば国民は適応できないだろう」との見方を示した。トランプ米政権が対イラン制裁を「史上最高レベルの制裁」と称していることについては「正確な表現だ」とし、イラン経済が大きな打撃を受けていることを認めた。

2682チバQ:2019/06/18(火) 23:32:40
https://www.yomiuri.co.jp/fukayomi/20190612-OYT8T50015/
米・イラン対立激化、仲介役日本の高いハードル
2019/06/12 13:40
国際
無断転載禁止
住友商事グローバルリサーチ国際部シニアアナリスト 広瀬真司
 米トランプ政権がイランに対する圧力を強め、ペルシャ湾地域に緊張が高まる中、安倍首相が12日、イラン訪問のため羽田空港を出発した。滞在中にはロハニ大統領だけでなく、最高指導者のハメネイ師とも会談する見通しで、14日に帰国する。石油の大半を中東に頼る日本にとって湾岸地域の安定は死活問題だが、米国とイランの対立は長年にわたるものであり、打開策を見つけるのは容易ではない。激しい非難の応酬の中に隠された双方の本音をどう読むか。その中で日本はどんな役割を果たせるのか。住友商事グローバルリサーチ国際部シニアアナリストの広瀬真司さんに寄稿してもらった。

エスカレートする対立
 「戦闘をする気なら、イランは正式な終わりを迎えることになる。二度と米国を脅すな!」


 トランプ大統領は5月19日、ツイッター上でイランに対し、強い言葉で警告を発した。実際、米国とイランの間の緊張は、近年では例がないほどに高まっている。

 ここ2か月ほどの動きを振り返ってみよう。4月8日、米国はイランの革命防衛隊をテロ組織に指定すると発表した。革命防衛隊はイラン革命を主導した最高指導者のホメイニ師の下に設立された組織である。それに対しイランは、米国をテロ支援国家であると宣言し、中東地域に展開する米中央軍をテロ組織に指定した。

 同月22日、米国政府はイラン産原油の禁輸措置を巡り、日本など8か国・地域に認めてきた適用除外を5月以降は延長しない方針を発表した。石油収入がなくなればイランの国家収入は激減し、大きな打撃となる。

 5月5日には、ボルトン米大統領補佐官(国家安全保障担当)が、空母エイブラハム・リンカーンを中心とする空母打撃群と戦略爆撃機B52からなる部隊をペルシャ湾に派遣すると発表し、一気に緊張が高まった。

 7日には、欧州歴訪中のポンペオ米国務長官がイラクを電撃訪問。イラク国内の米国の権益に対し、イランによる攻撃の可能性が高まっているとして、備えを呼びかけた。

 翌8日は、トランプ大統領がイラン核合意からの離脱を発表してから、ちょうど1年にあたる。イラン政府は、合意で定められている濃縮ウランと重水の貯蔵量に関する規定を今後は守らないと発表した。また、離脱した米国を除く核合意の当事国である英仏独中露の5か国に対し、米国によるイラン産原油の禁輸や金融制裁に60日以内に有効な対策を打てなければ、ウランの濃縮度の規定も守らないと警告した。

 これに対し米国は、イラン産の鉄や鋼、銅、アルミニウムの取引を禁じる新たな制裁を課すと発表した。イランにとってこれらの産業は原油に次ぐ大きな産業である。米国は圧力を強化することで、さらにイランを追い詰めていく意思を明確にした。

ペルシャ湾地域全体に広がる緊張
ホメイニ師死去から30年となる4日に開かれた行事で、聴衆に手を振るイランの最高指導者ハメネイ師(AP)
 その4日後の12日、事態はさらに悪化の様相を見せた。ホルムズ海峡への入り口にあたるアラブ首長国連邦(UAE)のフジャイラ沖で、4隻の原油タンカー(うち2隻はサウジアラビア船籍)が何者かによる攻撃を受けた。犯行声明は出ておらず、犯人はまだ分かっていないが、米国政府は事件の背後にいるのがイランである「証拠」をつかんでいると発表した。証拠が具体的に何を指すのかは、明らかにされていない。

 14日、今度はサウジ国内を東西に横断する送油パイプラインのポンプ施設2か所がドローンによる攻撃を受けた。こちらは、事件直後にイエメンのシーア派武装組織「フーシ」が犯行声明を出した。フーシはイランとの関係がささやかれる組織である。

 翌15日には、米国政府がイラクに駐在する米大使館および領事館のスタッフのうち、緊急を要する業務を行っている人以外を国外に退避させると発表した。19日には、首都バグダッド中心部に砲弾が打ち込まれる事件が発生。砲弾が米大使館を狙ったものかどうかは不明だが、数日のうちに立て続けに起きた事件は、イランだけでなくペルシャ湾地域全体に緊張が広がっていることを示した。

2683チバQ:2019/06/18(火) 23:33:16
憎悪の連鎖、米・イラン対立の歴史
アラビア湾に展開中の米空母エイブラハム・リンカーン(AP)
 米国とイランの対立は、今に始まったことではない。両国の確執には過去数十年にわたる歴史の積み重ねがあり、根は深い。


 1951年、民主的な選挙で選ばれたイランのモサデク首相は、英国の支配下にあったイランの石油権益を国有化した。その動きに反発した英国は、米国と協力してクーデターを画策。53年にモサデク首相を追い落とし、親米のパーレビ国王を擁立、専制体制を作り上げた。この事件をきっかけに、イラン国民は米国に憎しみを抱くようになった。

 79年、イスラム革命が発生し、パーレビ国王は国外亡命を余儀なくされた。米国に入国したパーレビ国王の引き渡しを求め、暴徒化したイランの学生たちがテヘランの米国大使館になだれ込んだ。学生たちは52人の米外交官を人質に取り、444日間にわたって大使館を占拠し続けた。

 80年4月、米国はイランとの国交を断絶。米軍はテヘランの大使館に捕らわれたままになっていた人質の救出作戦を敢行したが、悪天候でヘリが墜落し、作戦は失敗に終わった。この時、8人の米兵が犠牲になっている。一連の出来事により、米国民の対イラン感情も極端に悪化した。

 その後8年にわたるイラン・イラク戦争でも、米国はサダム・フセイン大統領のイラク側を支援。83年にはイランの支援を受けたイスラム教シーア派組織「ヒズボラ」の関与が疑われるレバノン・ベイルートの米大使館爆破事件(63人が死亡)、米海兵隊兵舎爆破事件(241人が死亡)が起きた。

 88年には、ペルシャ湾の米艦隊がイランの民間航空機を誤射し、乗員・乗客290人全員が死亡している。

 その他にも多くのアメリカ人とイラン人が犠牲となる事件が繰り返された結果、両国がお互いに憎悪を募らせ、今に至っている。

対立の出口を探る動きも
テヘランで開かれた集会で、気勢を上げるイラン革命防衛隊傘下の民兵たち(AP)
 米国とイランの間の緊張は5月中旬ごろまで高まる一方だったが、裏では対立の激化を抑えようとする動きも見られた。

 5月16日、トランプ大統領はホワイトハウスにスイスのマウラー大統領を迎え、会談を行った。イラン問題について話し合ったとされる。米国がイランとの外交関係を断絶した後、イラン国内で米国大使館の役割を担っているのは、スイス大使館である。米国とイランの間のやり取りは、スイスを通して行われてきた。

 トランプ大統領は、スイスを通じてイランとの対話を仲介してもらおうとしたようだ。会談の1週間前、イランが交渉する気になったらいつでも電話をかけられるようにと、トランプ大統領は直通の電話番号をスイスに託している。

 事態の沈静化に向けた動きは、イランでもあった。同月11日、カタールのムハンマド副首相兼外相がイランを訪問した。イランの対米交渉に道筋を付けるための訪問であったと考えられる。おそらく、米国からカタールに仲介の依頼があったのだろう。

 20日には、オマーンの外相がイランを訪問し、ザリフ外相と会談した。その前週には、ポンペオ米国務長官がオマーンのカブース国王と電話会談をしており、その意を受けてのイラン訪問だろう。オマーンは中東では珍しく全方位外交を実践している国で、米国ともイランとも良好な関係を保っている。15年のイラン核合意につながる米国とイランの間の秘密裏の話し合いを仲介したのも、実はオマーンだった。

 イランの隣国であるイラクも、率先して仲介に動いている。イラクでは過激派組織「イスラム国」の掃討作戦が続いており、米軍の協力は不可欠である。一方、イラクは電力需要の3分の1をイランに依存しており、1400キロ・メートルに及ぶ両国国境では多くの人やモノが行き来している。イラクにとっては、米国との関係、イランとの関係はどちらも大事で、両国の衝突を避けることはイラクが生存する上でも重要なのである。

 5月中旬までエスカレートする一方だった米国とイランの対立は、双方が相手を威嚇する言動を続けながらも、徐々に対話に向かって収束しつつあると見てよいだろう。

2684チバQ:2019/06/18(火) 23:33:51
双方に対話の意思はあるのか
ゴルフ中に撮影された安倍首相(右)とトランプ大統領の写真(首相官邸のインスタグラムより)
 5月末に訪日したトランプ大統領は、記者会見で「米国はイランの体制転換を望んでいない。望んでいるのは核兵器を作らないことだ」と述べた。常にイランの体制転換を主張してきたボルトン補佐官の考え方とは、一線を画する発言である。


 6月2日には、ポンペオ国務長官が訪問先のスイスで「イランが普通の国のように振る舞うなら、核問題に関して前提条件なしで対話に応じる」と呼びかけた。

 ポンペオ国務長官といえば、米国が核合意からの離脱を表明した18年5月、イランに対し、全ての核関連施設への査察や弾道ミサイル開発の停止、ヒズボラへの支援取りやめなど、イランが到底のめない12項目に及ぶ要求を突き付けた人物である。ボルトン補佐官らとともにイランに強硬姿勢をとり続けてきたが、トップであるトランプ大統領が対立ではなく交渉を望むことが明らかになった以上、歩調を合わせるしかない。

 緊張の高まりが報じられている間は、トランプ政権内で対イラン政策の主導権を握るのは最強硬派のボルトン補佐官だと思われていたが、最終的に決めるのはやはりトランプ大統領自身のようだ。

 対するイランに、米国と対話をする意思はあるのか。イランが米英仏中露にドイツを加えた6か国と交渉に次ぐ交渉を重ね、2015年にようやくまとめ上げたのがイラン核合意である。にもかかわらず、米国はオバマ政権からトランプ政権に代わると態度を一変させ、一方的に合意から離脱し、対イラン制裁を復活させた。今さら米国に「新たな合意を」と言われても、「またすぐに破棄しない保証はどこにあるのか」というのがイランの言い分だ。

 対立が激化していた5月14日の時点で、ハメネイ師は「米国との交渉は毒である」と述べ、米国と核問題で再交渉することに反対の意を示していた。しかし、ここにきてロハニ大統領が、制裁解除という条件付きながらも、「交渉に臨んでもよい」と発言している。

 ロハニ大統領の発言は当然、最高指導者であるハメネイ師のお墨付きをもらっているはずだ。イランもこのままではらちが明かないので、何らかの交渉はやむを得ないと考えている節が見てとれる。

 こうした動きを見ても、双方とも対立をこれ以上、エスカレートさせることは望んでいない。何らかの偶発的な事件でも起きない限り、事態の悪化はとりあえず避けられると見て間違いないだろう。

日本に回ってきた「大役」
今年1月、スイスのダボスで開かれた世界経済フォーラムで、並んで座るイランのロハニ大統領(手前)と安倍首相(AP)
 ペルシャ湾岸地域の不安定化は、日本にとっても対岸の火事では済まされない。日本は世界第4位の原油輸入国であり、原油の約9割を中東に依存している。今年4月の時点において、日本が原油を輸入する相手国の上位4位には、サウジアラビア、UAE、クウェート、カタールと、湾岸アラブ諸国が並ぶ。

2685チバQ:2019/06/18(火) 23:34:17
つまり、日本が輸入している原油のほとんどは、ペルシャ湾の出入り口にあるホルムズ海峡を通ってくる。ホルムズ海峡は、最も狭い所で幅がわずか33キロ・メートルと、非常に狭い海峡ながら、世界で海上輸送される原油の約3分の1がここを通るという交通の要衝だ。イランはことあるごとに「ホルムズ海峡を閉鎖する」と脅しをかける。

 ペルシャ湾で緊張が高まると、最も心配されるのが原油の安定供給である。原油を中東に依存する日本にとっても人ごとではない。湾岸情勢は日本のエネルギー安全保障に直結する問題なのだ。

 ペルシャ湾岸を舞台とする米国とイランの対立に出口を見いだすべく、日本にも仲介役のお鉢が回ってきた。安倍首相は今回のイラン訪問で、米国との交渉を真剣に考慮するよう説得する。

 訪問中にはロハニ大統領だけでなく、最高指導者であるハメネイ師とも会談する見通しだ。この点は重要である。イランにおいて最高指導者は大統領よりも上位にあり、絶対的な権力を握っているからだ。

 日本の現職首相のイラン訪問は1978年の福田赳夫氏が最後であり、79年のイスラム革命後では初めてとなる。日本の首相がイランの最高指導者に会うのも今回が初めてだ。

 安倍首相は83年に父親の晋太郎氏が外相の時に一緒にイランを訪問しており、今回のイラン訪問に向けて特別な感情があっても不思議ではない。

 安倍首相はイラン核合意が締結されて以来、何度かイラン訪問を計画したが、実現には至らず先送りされてきた。今年は、くしくも日本とイランが国交を樹立してから90周年であり、首相のイラン訪問はこれ以上ないタイミングである。

 安倍首相は、総理大臣の在職日数が歴代3位という長期政権を率いる指導者であり、トランプ大統領との親密ぶりには世界が注目している。5月26日には、日本を訪れたトランプ大統領とゴルフを楽しみ、仲良く並んで自撮り写真に納まった。両者の親密ぶりには、イランも注目しているはずだ。

 安倍氏は首相になってからイランの地を踏んだことはないが、毎年9月の国連総会の機会には6年連続でロハニ大統領と首脳会談を行っている。会談のたびにイラン訪問を促されるなど、ロハニ大統領とは良好な関係を築いてきた。

 トランプ大統領の来日10日前の5月16日、安倍首相は急きょ日本を訪れたイランのザリフ外相と会談した。トランプ大統領への影響力に着目したイランが、日本の協力を期待している節がうかがえる。

 モサデク首相による51年の石油国有化宣言の後、英国はイランに原油禁輸の制裁を課した。だが、日本は53年、八方手を尽くしてイラン産原油を輸入した(日章丸事件)。イラン国民が日本に対して一般的に良い感情を持っているのは、この時のことがあったからと言われている。

 とはいえ、数十年にわたり複雑に絡み合った憎しみの歴史を持つ米国とイランの橋渡しは、それほど簡単なことではない。これまで中東であまり存在感を示さず、政治的にそれほど大きな影響力を持たない日本の首相が、イランに対してどの程度の交渉力を発揮できるのか、期待とともに見守りたい。

2686チバQ:2019/06/18(火) 23:35:46

https://www.jiji.com/jc/article?k=2019061400916&g=int
緊迫度増すホルムズ海峡=タンカー攻撃解明、難航必至
2019年06月15日08時11分



ホルムズ海峡で被害を受けた商船三井の原油タンカー「M・STAR」=2010年7月、アラブ首長国連邦(UAE)東部フジャイラ(AFP時事)

 【カイロ時事】日本を含むタンカー2隻への13日の攻撃を受け、中東の要衝ホルムズ海峡やその近海で、緊迫度が一層増している。米国は攻撃が「イランの責任」と断定するが、イランは関与を認めておらず、真相の徹底究明は難航必至だ。近隣のアラブ諸国はイランを念頭に非難を強めており、中東の不安定化と衝突のリスクはぬぐえない。
 イランとアラビア半島に挟まれ、ペルシャ湾の入り口にあるホルムズ海峡は、世界の原油の3割超が通過する海上輸送の大動脈だ。イランは敵視する米国との関係が悪化するたびに海峡の封鎖を警告。「航行の自由」が損なわれれば原油の大半を中東に頼る日本など世界経済への影響は甚大で、イランの強硬対応は潜在的な脅威となってきた。
 ホルムズ海峡ではこれまでも、船舶を狙った攻撃が発生してきた。2010年には海峡のオマーン沖で商船三井の原油タンカー「M・STAR」が損傷。爆発物を積んだ船舶によるテロ攻撃とされる。
 イラン・イラク戦争(1980〜88年)の際は、航行するタンカーに対する無差別攻撃とその報復を両国が繰り返し、約400隻の船舶が被弾。「タンカー戦争」と呼ばれた。
 今回のタンカー攻撃に対し、アラブ連盟のアブルゲイト事務局長は、イランへの直接の名指しは避けつつも、「地域の幾つかの当事者が戦火をあおっている」と批判。イランと敵対するサウジアラビアのファリハ・エネルギー産業鉱物資源相も「このようなテロ攻撃を非難し、港や領海を守るため必要な全ての措置を講じる」と強調した。エジプトやバーレーンなども非難声明を出した。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2019061700997&g=int
イラン、ウラン上限超過へ=欧州に見返り要求、緊張悪化も
2019年06月17日21時00分


 【カイロ時事】イランのメディアによると、原子力庁報道官は17日、イラン核合意で規定された低濃縮ウラン貯蔵量の上限300キロを27日に超過する見通しだと明らかにした。イランは既に、核合意から一方的に離脱した米国への対抗措置として、低濃縮ウランの製造能力を4倍にすると表明していた。
 さらに、核合意で限度とされる3.67%を超える20%の濃縮ウランの製造も示唆。濃縮度を高めることは明確な違反となり、核合意が事実上崩壊する恐れも強まっている。
 核合意は、米国など当事国が制裁を再発動した場合、イランが合意履行の順守をやめる根拠にできると定めている。このため、イラン側は今回の措置も「合意に違反しない」と正当化しているが、米国などとの緊張が一段と高まりそうだ。

2687チバQ:2019/06/18(火) 23:36:14
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019061500430&g=int
欧州、タンカー攻撃で割れる対応=米とイランの板挟み
2019年06月16日07時53分


 【パリ時事】日本などのタンカー2隻への攻撃をめぐり、欧州各国の対応が割れている。イランを名指しで非難するトランプ米大統領に英国が賛同したのに対し、ドイツとフランスは米、イラン双方に自制を訴える。イランへの圧力を強める米国とそれに反発するイランとの間で、核合意維持を唱える欧州は板挟みの格好となっている。
 ハント英外相は「ほぼ確実に責任はイランにある」と結論付け、米国に追随。一方、マース独外相は「両当事者は緊張緩和に貢献すべきだ」と自制を呼び掛けた。ルドリアン仏外相はコメントを避け、外務省報道官が記者会見で「全ての当事者に自制と緊張緩和を改めて求める」と述べるにとどめた。
 核合意維持を目指す欧州諸国にとって、イランとの対立は避けたいのが本音だ。イランは既に、米国による二次制裁を恐れて欧州企業がイランから撤退している事態に不満を表明し、欧州側に核合意維持の経済的見返りを要求している。仏独は、攻撃の責任の所在がはっきりするまで米国とイランのいずれの側にも付かない方針とみられる。
 米国は昨年、イラン核合意からの一方的な離脱を表明。仏英独各国首脳がトランプ大統領の説得を試みたが、聞き入れられなかった。

2688チバQ:2019/06/18(火) 23:42:40
https://www.asahi.com/articles/ASM6L5DK6M6LUHBI029.html
ムルシ元大統領は「獄死」と反発 エジプト情勢不安定に
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カイロ=北川学 2019年6月18日23時28分
 中東に広がった民主化運動「アラブの春」を受けて、2012年にエジプト初の文民大統領に就任したものの、軍に拘束されて失脚したムハンマド・ムルシ元大統領(67)が17日、開廷中の刑事裁判所で倒れ、死去した。勾留中のムルシ氏の処遇については人権団体が懸念を示していた。ムルシ氏を支持するムスリム同胞団は事実上の獄死と見なしてデモを呼びかけており、治安当局との衝突が懸念されている。

 検察当局は「法廷で5分ほど発言した直後に意識を失って倒れ、搬送先の病院で死亡が確認された」とする声明を発表した。心臓発作とみられる。

 ムルシ氏は1970年代に同胞団に加わった。カイロ大学工学部を卒業後、渡米して82年に博士号を取得。85年に帰国して大学教授などになり、00〜05年には国会議員を務めた。

 11年2月に「アラブの春」でムバラク独裁政権が崩壊すると、ムルシ氏は12年の大統領選に同胞団系の自由公正党党首として立候補し、当選した。

 だが、同胞団メンバーを政府幹部や県知事などの要職に登用し、自らの権限を強化する大統領令を出したことなどから、再び大規模なデモを招いた。13年7月、世俗派の軍に身柄を拘束されて失脚した。

 さらに、軍出身のシーシ大統領による現政権は同胞団幹部らを相次ぎ逮捕。ムルシ氏も、「アラブの春」のさなかに多くの受刑者が脱獄した事件を首謀したとして15年6月に死刑判決を受けた。破棄院(最高裁に相当)が判決を破棄したため、やり直しの裁判が進んでいた。ムルシ氏は他にも、同胞団に融和的なカタールに機密を漏らした罪などに問われた。

 ムルシ氏の死について、国際人…

2689 チバQ:2019/06/22(土) 21:57:44
https://www.sankei.com/smp/world/news/190622/wor1906220014-s1.html
イスタンブール再市長選 23日投票 敗北なら政権打撃

2019.6.22 17:01国際中東・アフリカ

��トルコ・イスタンブール市内に掲げられた与党候補ユルドゥルム元首相の選挙ポスター=21日(共同)

 【カイロ=佐藤貴生】トルコの最大都市イスタンブールで23日、やり直しの市長選挙が行われる。3月の市長選でエルドアン大統領率いる与党、公正発展党(AKP)の候補が最大野党、共和人民党(CHP)の候補に僅差で敗れ、「不正があった」とのエルドアン氏らの主張を選管当局が認めた。AKP候補が再び負ければエルドアン氏の求心力が低下し、対外政策にも影響する可能性がある。
 イスタンブール市長選は3月31日、統一地方選の一環で行われ、AKPのユルドゥルム元首相がCHPのイマモール氏との接戦に敗れた。AKPは首都アンカラの市長選でも敗北した。

 エルドアン氏がイスタンブール市長選に当選した1994年以降、同市長のポストは一貫してAKP側が保持。同氏は「イスタンブール(の選挙)で敗れればトルコで敗れたも同然」と述べて重視してきた。
 ほぼ無名の候補だったイマモール氏は再選挙の決定後、「反エルドアン」の旗手として知名度が上昇。少数民族クルド人の政党からも支持を取り付けた。「強引に再選挙に持ち込んだ経緯に対する反発から、AKPの支持票がイマモール氏に流れる」(地元ジャーナリスト)との観測もある。

北大西洋条約機構(NATO)加盟国のトルコは7月前半にも、ロシア製防空システムS400の国内搬入を始める見通し。この問題で対米関係の悪化が決定的となれば、不振の続く国内経済にいっそうの打撃となる恐れがある。

2690チバQ:2019/06/23(日) 08:43:47
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190622-00000535-san-m_est
イスタンブール再市長選 23日投票 敗北なら政権打撃
6/22(土) 17:06配信 産経新聞
 【カイロ=佐藤貴生】トルコの最大都市イスタンブールで23日、やり直しの市長選挙が行われる。3月の市長選でエルドアン大統領率いる与党、公正発展党(AKP)の候補が最大野党、共和人民党(CHP)の候補に僅差で敗れ、「不正があった」とのエルドアン氏らの主張を選管当局が認めた。AKP候補が再び負ければエルドアン氏の求心力が低下し、対外政策にも影響する可能性がある。

 イスタンブール市長選は3月31日、統一地方選の一環で行われ、AKPのユルドゥルム元首相がCHPのイマモール氏との接戦に敗れた。AKPは首都アンカラの市長選でも敗北した。

 エルドアン氏がイスタンブール市長選に当選した1994年以降、同市長のポストは一貫してAKP側が保持。同氏は「イスタンブール(の選挙)で敗れればトルコで敗れたも同然」と述べて重視してきた。

 ほぼ無名の候補だったイマモール氏は再選挙の決定後、「反エルドアン」の旗手として知名度が上昇。少数民族クルド人の政党からも支持を取り付けた。「強引に再選挙に持ち込んだ経緯に対する反発から、AKPの支持票がイマモール氏に流れる」(地元ジャーナリスト)との観測もある。

 北大西洋条約機構(NATO)加盟国のトルコは7月前半にも、ロシア製防空システムS400の国内搬入を始める見通し。この問題で対米関係の悪化が決定的となれば、不振の続く国内経済にいっそうの打撃となる恐れがある。

2691チバQ:2019/06/23(日) 08:46:00
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190622-00000504-san-m_est
モルシー氏「アラブの春」象徴 死後も同胞団の駒に
6/22(土) 7:48配信 産経新聞
 2013年にエジプトの軍クーデターで失脚したモルシー元大統領が17日、急死した。訴追を受けたスパイ罪の審理後、裁判所内で倒れたのだという。

 モルシー氏の初公判が思い出される。13年11月4日のことだ。法廷内に設置されたおりの中から「選挙で選ばれた私は正当な大統領だ!」「裁判は無効だ!」と繰り返し、クーデターの不当性を訴えた。

 クーデターが非民主的であることは論をまたない。

 ただし、モルシー氏が属するイスラム原理主義組織、ムスリム同胞団や同氏自身が、「民主政治」を信じていたのかといえば、はなはだ疑わしい。

 確かにモルシー氏は12年、エジプト史上でおそらく初めて、公正に選ばれた大統領だ。中東・北アフリカに民主化運動が広がった「アラブの春」の象徴例の一つといえた。

 しかしモルシー氏は、就任から半年にも満たないうちに、自身が司法を含むあらゆる機関から拘束を受けない“超法規的”存在だと宣言した。抗議デモを受けて間もなく撤回したが、この宣言は、議会に諮ることなく、つまり民主的な手続きを経ずに行われたものだった。

 一方でモルシー氏は、大統領であっても、同胞団内では団長(最高指導者)に忠誠を誓う幹部の一人にすぎなかった。同氏が独裁的な権力を握ろうとしたことの裏で、同胞団の意向が働いていたのは間違いない。

 同胞団指導部の主流派は当時も今も、1960年代に非イスラム的な政府は打倒されるべきだと唱えたイデオローグ、サイイド・クトゥブの薫陶を受けたグループだ。クトゥブの思想は、後にアルカーイダや「イスラム国」(IS)などの過激派にも大きな影響を与えている。

 同時に同胞団には、個人レベルから社会、政府へとイスラム化を進め、究極的には世界で指導的地位を築く-とする草創期からのテーゼがある。モルシー政権期の同胞団員は「イスラム国家建設は目前だ」との高揚感を隠しもしなかった。

 民主的な装いで権力を奪取し、上と下の両方向からイスラム国家を実現しようとする一種の革命組織。これが、筆者の当時から変わらぬ同胞団への見方だ。モルシー氏はその「顔」であり、「駒」でもあった。

 エジプトではクーデター後、同胞団への弾圧が強まり、同胞団側は時に暴力を含む抵抗を続けている。同胞団は今後、モルシー氏を“殉教者”に祭り上げるだろう。モルシー氏は死後も、組織の外面を飾るために利用される定めにある。(前中東支局長 大内清)

2692チバQ:2019/06/23(日) 10:04:03
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190622-00000563-san-n_ame
親米、親イランで綱引き激化 無人機撃墜事件受け
6/22(土) 20:55配信 産経新聞
親米、親イランで綱引き激化 無人機撃墜事件受け
イラン無人機撃墜地点
 【カイロ=佐藤貴生、ワシントン=住井亨介】イランが米軍の無人偵察機を撃墜したことを受け、米同盟国のイスラエルは米国の支持を国際社会に呼びかけた。これに対し、イラン寄りの立場を示すロシアは、2015年核合意の締結国である英仏独がイランとの経済取引を維持できないなら、代わって取引を行う意向を表明した。関係国は親米、親イランの陣営に分かれ、軍事的緊張が高まる中でも国際社会が一致した解決策を示せない状況が続きそうだ。

 イスラエルのネタニヤフ首相は無人機が撃墜された20日、「イランは対米攻撃を強化している。平和を愛する国々に対し、米国を支持するよう求める」と述べた。トランプ米大統領は21日、関係を重視するサウジアラビアのムハンマド皇太子と電話で会談。米政権はサウジをイスラエルと並ぶ対イラン包囲網の主軸としており、今後の方針などを協議したとみられる。

 こうした動きに対し、親イラン側であるロシアのリャブコフ外務次官は21日、原油や金融など米国の経済制裁で制限を受けるイランの取引を支援する用意があると述べた。英仏独は米制裁を迂(う)回(かい)する形でイランとの取引を続けるため、「特別目的事業体」(SPV)を設立する方針を示しているが、欧州企業の動きは鈍いのが実情で、ロシアは代わってイラン経済を支える姿勢を打ち出した形だ。

 プーチン露大統領は20日、米国の対イラン軍事行動は中東に「破局」をもたらすと述べ、国際社会にイランの立場を支持するよう訴えた。

 無人機撃墜をめぐっては、米側が国際空域で撃墜されたとしてイランの不当な攻撃を非難しているのに対し、イランは無人機が自国領空を侵犯したとしていて、双方の主張は真っ向から対立している。

 また、イラン沖ホルムズ海峡近くで今月13日に起きたタンカー攻撃事件でも、米国がイランの関与を指摘しているのに対し、イランは否定している。

 米国は、事件直後の映像や攻撃を受けたタンカーを公開するなど積極的な情報提供で各国に理解を求めたが、同調したのは英国やサウジ、イスラエルなどにとどまり、欧州連合(EU)は米国と一線を引いている。ポンペオ米国務長官は、イランの脅威に危機感を持たない国に対して「現実的な脅威を理解する必要がある」と語るなど、米国への同調が国際社会で大きく広がらないことへの不満も漏らしている。

2693チバQ:2019/06/24(月) 00:35:34
https://www.sankei.com/world/news/190623/wor1906230023-n1.html
エルドアン政権の正念場 イスタンブール市長選実施
2019.6.23 23:10国際中東・アフリカ
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 【カイロ=佐藤貴生】トルコの最大都市イスタンブールで23日、市長選の再選挙が実施された。投票は午後5時(日本時間同11時)に締め切られ、同日深夜(日本時間24日早朝)にも大勢が判明する。

 エルドアン大統領率いるイスラム色が濃い与党、公正発展党(AKP)のユルドゥルム元首相と、政教分離を掲げる最大野党、共和人民党(CHP)のイマモール氏の一騎打ち。事前の世論調査ではイマモール氏が優位に立っている。

 イマモール氏は3月末に行われた市長選で僅差で勝利したが、エルドアン氏らAKP側が不正があったと申し立て、選管当局が認めたため再選挙となった。

 AKP側が再び敗退すれば政権の支持者離れが鮮明となり、議会選の前倒し実施の声が高まる可能性に加え、内閣改造、さらには外交政策の調整を迫られるとみる識者もいる。

 シリア内戦などでトランプ米政権と対立しているエルドアン政権は、米政権の反対にもかかわらず、7月にもロシアから防空システムS400を購入する意向を崩していない。昨夏には米政権がトルコの鉄鋼にかける追加関税を倍に引き上げると発表し、通貨リラが暴落するなど経済も低迷している。

2694チバQ:2019/06/24(月) 10:25:17
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190624-35138893-cnn-int
イスタンブール市長再選挙、野党候補が勝利宣言 大統領に打撃
6/24(月) 10:17配信 CNN.co.jp
イスタンブール市長再選挙、野党候補が勝利宣言 大統領に打撃
エルドアン大統領にとって野党候補の勝利は痛手となる
イスタンブール(CNN) トルコの最大都市イスタンブールで23日、市長選のやり直し選挙が実施され、同国の最大野党・共和人民党(CHP)のイマモール候補が勝利を宣言した。エルドアン大統領にとって大きな打撃となる。

アナトリア通信が選管の非公式発表として伝えたところによると、開票率99%の時点でイマモール氏の得票率は約54%。エルドアン氏が率いる国政与党・公正発展党(AKP)の候補、ユルドゥルム前首相は45%前後にとどまった。

イマモール氏は「ひとつの集団や政党でなくトルコ全体の勝利だ」と宣言し、市民らに「皆さんは100年を超える民主主義の伝統のために立ち上がってくれた」と感謝の意を表した。

非公式発表を受け、同氏の支持者らは街に繰り出して勝利を祝った。

一方、ユルドゥルム氏は「私のライバルが優勢のようだ」と敗北を認め、「今回の選挙はトルコで民主主義が機能していることを示した」とコメント。イマモール氏への協力を約束した。

エルドアン氏も同日、ツイッターを通してイマモール氏に祝意を表した。

3月の統一地方選はエルドアン政権への信任投票と位置付けられていたが、AKPはイスタンブールや首都アンカラ、西部イズミルで敗北を喫する結果となった。

イスタンブール市長選ではイマモール氏が小差で当選したのに対し、AKPが不正を主張。最高選挙委員会(YSK)は先月6日に同氏の当選を取り消し、やり直し選挙の実施を決めていた。

2695チバQ:2019/06/24(月) 10:26:23
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190624-00000510-san-m_est
イスタンブール市長選、トルコ・エルドアン与党が再び敗退
6/24(月) 10:08配信 産経新聞
 【カイロ=佐藤貴生】トルコの最大都市イスタンブールで23日、市長選の再選挙が行われ、即日開票の結果、与党・公正発展党(AKP)のユルドゥルム元首相が最大野党・共和人民党(CHP)のイマモール氏に敗れた。3月末の市長選と同じ結果で、AKPを率いるエルドアン大統領にとっては大きな痛手となる。

 トルコのメディアによると、開票率99%の時点で得票率はイマモール氏54%、ユルドゥルム氏45%。エルドアン氏は23日夜、ツイッターへの投稿でイマモール氏の勝利に祝意を表した。敗北を受け入れる考えを示したとみられる。

 エルドアン氏とAKPは3月末の市長選で不正があったと申し立て、選管当局が認めて再選挙が行われた。イスタンブール市長はエルドアン氏が1994年に当選して以来、一貫してAKP側が占めてきた。

 AKPは3月末、首都アンカラの市長選でも敗退。政敵を「テロリスト」と称する攻撃的な政治手法や、経済低迷に対する、エルドアン氏への批判が高まった結果とみられる。

2696チバQ:2019/06/24(月) 10:26:50
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190624-00000007-asahi-int
イスタンブール市長選、与党候補敗北 再選挙が傷広げる
6/24(月) 9:28配信 朝日新聞デジタル
 トルコの最大都市イスタンブールのやり直し市長選が23日に投開票され、エルドアン大統領が率いる政権与党・公正発展党(AKP)の候補が再び敗れた。盤石と思われてきたエルドアン政権の求心力低下につながる可能性もある。

 アナトリア通信によると、開票率99%での得票率は、国政最大野党・共和人民党(CHP)のイマモール候補が54%、AKP候補で前首相のユルドゥルム氏が45%。同じ顔ぶれで争われ、無効となった3月31日の市長選での得票率の差はわずか0・2ポイントだったが、今回は大きく開いた。与党側にとっては、再選挙で傷口が広がった形だ。

 エルドアン氏は23日夜、ツイッターの投稿でイマモール氏に祝意を表し、敗北を受け入れる姿勢を示した。イスタンブール市内で記者会見したイマモール氏は「今日の選挙はトルコの民主主義にとって大きなプラスだ」と話した。

朝日新聞社


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