したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

スーフィズムに関するHP

2605チバQ:2019/01/16(水) 09:01:43
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190115-00000604-san-asia
政治混迷のアフガン 大統領選延期 下院選結果も未確定 
1/15(火) 19:43配信 産経新聞
 【ニューデリー=森浩】アフガニスタンで、4月に実施予定だった大統領選が延期となったほか、昨年10月の下院選の結果も確定しないなど政治的混乱が広がっている。イスラム原理主義勢力タリバンとの和平交渉再開も見通せず、政府の求心力が低下する中、トランプ米政権が検討していると報じられている駐留米軍の削減が決定されれば、国内情勢はさらに混乱する可能性をはらんでいる。

 アフガン選挙管理委員会は昨年末、大統領選を3カ月延期し、7月20日に実施することを発表した。

 選管は4月の気温がまだ寒冷なことなどを理由として挙げたが、背景にはアフガン政府を支援する米国の意向があるようだ。米国は昨年夏以降、2015年以来、途絶えている和平交渉再開への地ならしのため、タリバン代表団と複数回会談している。タリバンとの対話を優先させたい米国が、政治的空白や混乱を生みかねない大統領選の延期を求めたとみられる。

 さらに延期の理由として指摘されるのは、8年ぶりとなった昨年の下院選だ。「投票で不正があった」との申し出が相次ぎ、結果の確定に至っていない。有権者登録に利用される身分証が偽造されたケースが相次いで報告され、大統領選に向けた課題が浮き彫りとなっていた。

 アフガンのガニ政権には2つの選挙の平穏な実施を通じ、自らの求心力を示し、民主国家として機能していることを内外にアピールする思惑があったが頓挫した格好だ。政府は武装勢力との戦いで劣勢が続いており、米アフガン再建特別監察総監によると、昨年7月末時点で国内407地域のうち、政府が支配、または影響力下に置くのは55%に止まる。残りは武装勢力が掌握しているか、双方の紛争が続いているかだ。

 国内ではタリバンだけでなく、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」(IS)によるテロも相次ぎ、昨年1〜6月に戦闘やテロに巻き込まれた死者は1692人に上った。09年の統計開始以来、最悪の数字だ。政治評論家のモハメド・ハキヤール氏は「治安状況はどん底で、駐留米軍縮小の場合、政府に武装勢力を押さえ込める力はないだろう」と分析する。

 一方、タリバンも17年以上に及ぶ内戦で疲弊しており、穏健派を軸に和平交渉再開に前向きな勢力がいるとも指摘される。ハキヤール氏は「それでもタリバン側は攻勢を強めることで、有利な立場で米国と対話したいと考えている。治安状況の回復はまだまだ遠い先の話だと言わざるを得ない」と話している。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板