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スーフィズムに関するHP

2666チバQ:2019/05/20(月) 15:18:14
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190519-00000500-fsi-bus_all
イスタンブール市長選やり直し 外国投資家は嫌気、トルコ経済悪化も
5/19(日) 7:15配信 SankeiBiz
 トルコの最高選挙管理委員会(YSK)は6日、36日前の3月31日に実施したイスタンブール市長選の結果を無効とし、6月23日に再選挙を行うことを明らかにした。この決定について、市長選に異議を訴えていた与党・公正発展党(AKP)のレセップ・オゼル選挙委員会代表は6日、選挙管理人の一部が適正に選出された人たちでなかったことなどがやり直しの判断になったと述べ決定の適切さを強調した。

 他方、市長に当選していたエクレム・イマモール候補者の勝利を否定された中道左派の最大野党・共和人民党(CHP)のオヌルサル・アディグゼ副党首は「国民の意思を覆し、法を無視した今回のやり方は、民主的でも合法的でもない」「これは単純に独裁だ」とツイッター上で述べ、公正発展党を批判している。

 当選を無効とされたイマモール氏は「民主主義国家のトルコは最後まで戦う愛国的な8200万人で埋め尽くされている」と述べて戦い抜く姿勢を見せ、翌7日には勝利に自信を示すように再出馬を表明している。

 周知のように、最高選挙委員会は4月17日、共和人民党のイマモール候補者の市長選での勝利を確認していた。当時の集計結果は、同候補が公正発展党の候補者であるビナリ・ユルドゥルム元首相を、票数で約1万3000票、得票率で0.2%弱の僅差ながら勝利したとしていた。

 しかし、公正発展党がその前日の16日、組織的不正があったとして投票のやり直しを最高選挙委員会に求めたほか、同党と与党陣営を組む「民族主義者行動党(MHP)」が翌17日に最高選挙委員会に同様の要請を行ったことから審査結果待ちとなっていた。

 1990年代にイスタンブール市長を務めた公正発展党のエルドアン大統領は、やり直しの判断が下された5月7日、市長選では組織的な汚職や完全な違法性が見られたのだから、今回の決定は民主主義の強化に向けた重要な一歩と歓迎する意向を表明するとともに、ユルドゥルム元首相が同党の候補者として再出馬することを明言した。

 だが今のトルコでは、エルドアン大統領の思い描くように、公正発展党のユルドゥルム元首相がすんなりと当選できるか分からない動きが3つ出てきている。

 第1は、今般無効とされたイマモール市長が、気さくな人柄も手伝ってか過去3週間余りで、共和人民党の支持者を超え予想外の人気を博していることである。

 第2は、肝心の公正発展党が、市長選の敗北は不正によるものと見る親エルドアン勢力と選挙結果で争うのはかえって党の命取りになると考える反エルドアン勢力に割れていることである。

 第3は、前回は独自候補を擁立した政党を含むその他の野党が、イマモール候補の支持に回る可能性を示唆していることである。

 選挙の行方は不透明だが現時点で確かなのは、今回の最高選挙管理委員会の判断を受けて外国投資家のトルコを見る目がさらに悪化したことと、再選挙までの期間トルコ政府の関心がそこに集中し経済軽視の姿勢になりかねないことである。仮にそうだとすれば、外国投資の逃避や通貨リラと株価の一層の下落を通じたトルコ経済のさらなる悪化も予想されるだけに気になるところである。

                  ◇

【プロフィル】畑中美樹

 はたなか・よしき 慶大経卒。富士銀行、中東経済研究所カイロ事務所長、国際経済研究所主席研究員、一般財団法人国際開発センターエネルギー・環境室長などを経て、現在、同室研究顧問。東京都出身。


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