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食品産業総合スレッド

1荷主研究者:2003/12/07(日) 23:52
製粉、飼料、製糖、製菓、製パン、乳業、ビール、清酒、飲料、製油、冷食そして食品添加物等の食品産業の総合スレッド

1302とはずがたり:2013/12/01(日) 15:10:45

2013年9月13日(金)
アメリカに工場進出40年、しょうゆに賭けた男たち
http://president.jp/articles/-/10615
PRESIDENT 2013年9月2日号
プレジデント編集部 星野貴彦=文 遠藤素子=撮影

慢性的な赤字事業を「ドル箱」に変えた40年前の挑戦

営業利益の66%を海外事業が稼ぐ
日本企業はいつから米国での現地生産を始めたのか――。最もよく知られている事例はソニーだろう。1972年、米南西部のカリフォルニア州サンディエゴでテレビの組み立て工場を稼働させている。

その翌年の73年、キッコーマンは中西部のウィスコンシン州ウォルワースにしょうゆの醸造工場を建設している。ホンダや日産、トヨタが現地生産を始める約10年前のことだ。このほかにはYKKが74年に南東部のジョージア州メーコンにファスナー工場を建設しているが、原材料の現地調達まで行うという食品工場の建設は、異例だった。

しょうゆの初の海外生産から今年で40年。同社の海外事業は売り上げで46%、営業利益で66%を占めるまでに成長した。現在、海外の生産拠点は北米に2カ所、中国に2カ所、さらに台湾、シンガポール、オランダと7カ所を数える。

世界7カ所で現地生産を進める
キッコーマンは現地生産を始める16年前となる57年、米国に販売会社を設立し、しょうゆの販売を本格的に始めている。しょうゆは少しずつ北米市場に浸透していったが、日本からの輸出では輸送費がかさむこともあり、慢性的な赤字事業だった。この赤字事業を「ドル箱」に変えたのが、「海外通」の茂木友三郎名誉会長だ。

創業家出身の茂木は、61年にコロンビア大学ビジネススクールで日本人初のMBAを取得。当初は「家業」であるしょうゆにそれほどの思い入れはなかったようだが、現地でのしょうゆの試食販売(デモンストレーション)のアルバイトの経験などから、「しょうゆを海外で売る」という未知の仕事に魅了されていく。

しょうゆの本格的な普及には、現地の食文化に取り入れてもらう必要がある。そうした考えから、同社では、レシピの開発や店頭でのデモンストレーションなど、さまざまなマーケティング活動に力を入れた。そのうち、肉をしょうゆに浸して焼く「テリヤキ」という食べ方が人気を集めるようになった。消費は順調に伸び、現地生産の開始で事業は一気に拡大した。

市場のないところに、市場をつくる。アジアの見知らぬ調味料を、米国の食卓に溶け込ませる。なぜそうした挑戦が成功したのか。1つの答えが、同社の人事政策にある。

茂木は海外事業を担う「グローバル人材」の要件として、「異文化に順応するのではなく、適応することが必要だ」と著書で述べている。

「適応性は順応性と違う。順応性というのは、一応適応はするが、元に戻らなくなってしまうことを指す。たとえば、アメリカに住んだらアメリカ人になってしまうということだ。適応性とは相手が変われば、それに応じて自分も柔軟に適応できる能力のことである。アメリカに住めばアメリカの文化に、ヨーロッパに行けばヨーロッパの文化に適応できる人でなくてはならない」(『キッコーマンのグローバル経営』)

具体的にはどういうことか。同社の海外事業を担ってきた2人のキャリアから、その手法を探ってみたい。

海外勤務は35年目「いつでもどこでも参ります」

「私が入社した1973年にアメリカに工場ができたんです。『これはチャンスがあるかもしれない』と思って、入社5年目のとき『アメリカでしょうゆを売りたい』と上司に申し出た。まさか、それから30年以上も海外勤務を続けるとは思いませんでしたが」

キッコーマンの取締役常務執行役員で米国販売会社の社長を務める島田政直は、35年前に米国へ出向して以来、一貫して海外で働いてきた。

島田は大学卒業後の73年にキッコーマンへ入社。ワイン課に配属され、都内の小売店の営業担当となった。

当時、自宅は東京・世田谷区にあった。小田急電鉄の祖師ヶ谷大蔵駅から帰る途中、商店街を抜けた先で焼き鳥屋の前を通る。そのたびに、しょうゆの焦げたにおいが、鼻腔をくすぐった。

「しょうゆと肉の相性は抜群。店頭で肉をしょうゆで焼く実演をすれば、アメリカでも絶対に売れる」
(以下略)

1305とはずがたり:2013/12/12(木) 16:46:12

日本製粉、小麦粉をまた値上げ…来年1月から
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20131211-OYT1T00985.htm

 製粉大手の日本製粉は11日、家庭用小麦粉の商品価格を来年1月6日出荷分から約1〜3%値上げする、と発表した。

 クッキーなどに使う薄力粉や、パンに使われる強力粉など17品目が対象。

 代表銘柄である薄力粉のハート(1キロ・グラム)は、平均店頭価格(248円)が5円程度値上がりする見通しだ。政府が10月1日から、輸入小麦の売り渡し価格を平均4・1%引き上げたためで、同社の家庭用小麦粉の値上げは今年7月以来となる。すでに、日清製粉グループ本社や昭和産業も、値上げを発表している。

(2013年12月11日19時14分 読売新聞)

1306とはずがたり:2013/12/15(日) 16:32:58

便利でも不安要素だらけ!管理栄養士が絶対食べないNG食品4つ
美レンジャー 2013年11月17日 08時00分 (2013年11月26日 18時44分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/woman_clm/20131117/Biranger_85798.html

皆さんが今口にしているその食品は、どんな理由で選びましたか? カロリーが控えめでダイエット向きだから? 体によさそうと感じたから? 実はその食品選び、間違っているかもしれません。
今回は、管理栄養士が食べない NG食品をご紹介したいと思います。

■1:○○の素
管理栄養士の高橋さんが警鐘を鳴らすのが、身近な食品である“○○の素”です。カレールーや、鍋の素、炒め物の素など、便利な調味料には落とし穴がいっぱいだそう。
それぞれの原材料を見てみると、カレールーで一番多いのは脂、鍋の素は果糖ぶどう糖液糖というコーンシロップ、そのほか添加物も多数。いくら簡単に出来るとはいえ、脂のカレーやコーンシロップ鍋は食べたくないですよね?

■2:ドレッシング
ドレッシングに脂が多いのは皆さんご存知かと思いますが、意外な落とし穴は“ノンオイルドレッシング”です。ノンオイルならヘルシー!と思ったら大間違い。実は、鍋の素と同じ果糖ブドウ糖液糖が一番多く使われているのです。
せっかくノンオイルでも、シロップをサラダにかけていたら、ヘルシーではないですよね。

■3:ゼロカロリー食品
これは、一番気をつけていただきたい食品です。ゼロカロリーでも太ります。まず、ゼロカロリーと言っても「5kcal以下であれば0kcalと表示してよい」という食品表示法のルールがあるので、厳密にはゼロではありません。
しかし、そんなに低カロリーなのにしっかり甘さを感じるのは、人工甘味料の力です。人工甘味料は、砂糖の何百倍もの甘みがあるので、低カロリーにすることが出来るのですが、カラダは砂糖と人口甘味料の区別がつきません。
人工甘味料を摂ることで、砂糖を摂ったときと同じように大量のインスリンを出してしまいます。すると、カラダは低血糖状態になり、また甘いものが欲しくなります。インスリンで下げた血糖は、脂肪としてカラダに蓄積されるので、低カロリーなはずなのに太ってしまうという訳です。

■4:コンビニの食品
24時間いつでも食べ物を買う事が出来るのはとても便利ですが、常温又は冷蔵でも、何時間も腐らない食べ物っておかしいですよね。常温コーナーのパンやお菓子はもちろん、おにぎりやお弁当にも、腐らせないためにたくさんの保存料が使われています。
一番怖いのは、ほとんどのパンやお菓子に使われているショートニングやマーガリン。

これは、“食べるプラスチック”とも言われ、自然界には存在しない脂のためカラダに入ると悪さをします。便利である事は間違いありませんが、健康にとってどうなのか?ということを、少し考えてみてはいかがでしょうか。

いかがでしたか? 管理栄養士の方が指摘する食品の意外な落とし穴。皆さんは、知らぬうちに落とし穴にはまってはいませんでしたか? これを機に、食生活を今一度見つめ直してみてくださいね。

1307荷主研究者:2013/12/28(土) 23:50:23

http://www.kagakukogyonippo.com/headline/2013/11/26-13722.html
2013年11月26日 化学工業日報
三菱化学 食品機能材 20年に倍増以上に

 三菱化学は、乳化剤や甘味料などの食品機能材事業を強化する。アジアを中心に市場が急速に拡大していることに対応するもので、主力の乳化剤で東南アジアに新工場を建設する検討に入った。早ければ2016年の稼働を見込む。アジアに進出しているコンビニエンスストアなどとの連携や川下分野で新たなビジネスモデルも構築。発酵製品などでM&A(合併・買収)を含めた製品ラインの拡充を図る。20年ををめどに現状約200億円の事業規模を400億?500億円に引き上げる。

1308荷主研究者:2013/12/29(日) 00:45:59

http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20131204_2
2013/12/04 岩手日報
岩泉乳業、工場増設へ 主力ヨーグルトが好調
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 岩泉町の第三セクター岩泉乳業(山下欽也社長)は主力製品の「岩泉ヨーグルト」増産のため第3工場を建設する。一時は牛乳消費の低迷や大手との競合から、町の巨額融資を受ける厳しい経営を強いられたが、2008年度に牛乳からヨーグルトに主力を転換、11年度に経常損益の黒字化を果たした。来年度は約1億8千万円の累積赤字解消も視野に入る。来年10月を見込む新工場稼働後の生産量は現在の約2倍の日量8・8トンとなり、全国の需要に応える。

 町は4日開会の町議会12月定例会に補助金4億円を盛り込んだ補正予算案を提案する。同社や町によると、新工場は同町乙茂の本社工場と第2工場に隣接する旧下閉伊北部家畜市場(町有地)を活用。鉄骨平屋で延べ床面積は約660平方メートル。新規の生産ラインを導入する。総事業費は約4億3千万円を見込み同社も一部負担する。

 来年度の従業員は本年度から7人増の45人を予定。山下社長は「工場新設により町内で生産される生乳を全て受け入れられる体制が整う。地域の酪農家とともに経営体力をつけて、魅力ある商品を生産していきたい」と今後の道筋を描く。

1309荷主研究者:2014/01/05(日) 14:43:47

http://www.sankeibiz.jp/business/news/131214/bsd1312141901019-n1.htm
2013.12.15 06:45 Fuji Sankei Business i.
コンビニのコーヒーは必ず儲かる?! 何度失敗しても諦めなかった理由

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/food/bsd1312141901019-p1.jpg
コーヒー消費の現状早わかり

 大手全社が販売する淹れたてコーヒー。今年1月、セブン−イレブンが最後に参入し、カフェチェーンを凌ぐ勢いで伸びているという。なぜ注力するのか。「売り上げ以外の目的」を明らかにする。

 コーヒーを飲むならコンビニで。コーヒーをテークアウトするのもコンビニで。こんな時代がそこまできている。

 弁当・PB商品の強化、酒類やタバコの取り扱い、デザートの拡充など、他業種の機能を付加しては磨き上げ、成長してきたコンビニ各社がいま一斉に強化しているのが、淹れたてのコーヒーだ。販売スタイルや価格、メニュー構成は各社異なるものの、売り上げはどこも絶好調といっていい。

 活気づくコンビニコーヒーの最前線から透けて見えるのは、この商材の持つポテンシャルの高さだ。喫茶店やファストフード店からただ顧客を奪うだけではない。単に売り上げにオンするだけでもない。コンビニコーヒーは、さまざまな波及効果をもたらしている。

原価率は平均の半分以下

 コンビニが淹れたてコーヒーに挑戦するのは今回が初めてではない。各社とも、過去10年近く何度もトライしては縮小、もしくは撤退を繰り返してきた。諦めずコーヒーに挑んできた第1の理由は、その利益率の高さにある。

 UBS証券でアナリストを務める守屋のぞみ氏はこう断言する。

 「コンビニが扱う商品の平均原価率は70%ですが、淹れたてコーヒーはそれよりも原価が低く、粗利率が高い。100円台の販売価格で十分な利益が見込める商材です。コンビニチェーンがやはり力を入れている生鮮食品は、有望なカテゴリーではあるものの、ロス率が高いという難点がありますから、利益率が高い淹れたてのコーヒーと合わせて、採算のバランスをとっていると見ています」

 某大手セルフ式コーヒーチェーンの数字を参考に、コンビニコーヒーの原価を探ってみよう。コーヒー豆を自家焙煎し、国内に約1000店舗を展開しているこのチェーンの原価率は18%とされる。

 コンビニは、豆を商社から仕入れ、焙煎をAGFやUCCといった専門企業に委託しているため原価率はこれより高くなるが、店舗数は桁違いに多い。仕入れ規模を考えると20%台前半の数字、いや、20%を切る数字も不可能ではないだろう。

 セルフ方式を採用している「セブンカフェ」のコーヒーの値段は100円。仮に原価率を20%と想定しても、1杯売れば80円の粗利が転がり込む。1日80杯のペースで販売すると、1店あたりの粗利は年間で約230万円。全店(約1万5500店)への導入が実現すれば、淹れたてコーヒー単体での粗利合計は約360億円に及ぶ。

 「セブンカフェ」導入にあたり、セブン−イレブンは富士電機と共同で1杯ずつ豆をひいてドリップするマシンを開発しているが、このマシンのコストは従来型エスプレッソマシンの約4分の1程度。イニシャルコストを徹底的に抑えた。

 ロス率も食品としては例外的に低い。1杯ずつコーヒーを淹れるため、オーダーミスさえなければ廃棄はゼロだ。

 缶コーヒーやチルドコーヒーへの影響も思いのほか出ていない。「淹れたてコーヒーのぶんだけ売り上げがプラスになった」というセブン−イレブンに対して、他チェーンは「影響はある」と認めるものの、その程度は「多少」。プラス効果のほうが断然大きい。

 コーヒーは、コンビニの次の成長モデルをつくるキラーコンテンツでもある。コンビニの売り上げを過去5年で20%以上も押し上げたタバコの勢いは一段落した。

 総売上高の25〜30%を占める主要商材となったタバコも、今後は喫煙人口と比例して売り上げ減が予想される。かといって弁当・惣菜のこれ以上の大きな伸びは期待しづらい。

 新たな「金脈」がほしいコンビニにとって、淹れたてコーヒーは導入すれば必ず売れる、しかも粗利が稼げる有望商品だ。

 「認知度を上げるためエリアごとに導入を図っていますが、未導入のエリアからは『早くこちらにも入れて』との声が多数寄せられている。他社と協力体制を取りながら、氷やコーヒー豆、機械の調達を急ぎ、8月末までに全店導入を実現させたい」(セブン−イレブン・ジャパン FF・デイリー部 FF・惣菜シニアマーチャンダイザー・和瀬田純子氏談/8月上旬時点)(三田村蕗子=文 向井 渉=撮影)

1310荷主研究者:2014/01/05(日) 14:44:45
>>1309-1310
コンビニ4店の淹れたてコーヒー

セブンカフェ(セブン−イレブン)

 【価格】100円(ホット・R)

 【開始時期】2013年1月

 1日の販売数は約83杯。リピート購入率は55%超。マシン、カップなどのデザインは佐藤可士和氏によるもの。目標の4割増で推移し、発売から約半年で1億杯を売り上げた。

MACHI cafe(ローソン)

 【価格】180円(ブレンド・Mサイズ)

 【開始時期】2011年1月

 チェーンの中で唯一店員が淹れるスタイルを取る。立地よりも接客力の高い店の売れ行きが好調で、「コーヒーが売れるお店では(高額の)うなぎ弁当も売れた」という。

あじわいファミマカフェ(ファミリーマート)

 【価格】150円(ブレンド・ラテ)

 【開始時期】2012年9月

 顧客の男女比は49:51。ブレンドとラテを同価格にしてわかりやすさを訴求。オフィスビルの中、高速道路のSAで好調という。試飲会をして売り上げが3倍になった店舗も。

M’sスタイルコーヒー(ミニストップ)

 【価格】150円(ホット・レギュラー)

 【開始時期】2010年11月

 顧客の中心は男性。店舗スタッフがまとめてドリップしてポットに入れてある。自分で好きな量だけ注ぐスタイルを取っており、フルに入れれば260ml。(PRESIDENT Online)

1312とはずがたり:2014/01/05(日) 16:27:17

日清とサンヨーが激突「生麺特許戦争」の行方
袋麺の業界地図は激変 特許紛争で激闘
http://toyokeizai.net/articles/-/27008
伊藤 歩 :金融ジャーナリスト 2013年12月24日

東洋水産の袋麺「マルちゃん正麺」の快進撃が続いている。10月4日、2011年11月の発売から2年を待たずに販売累計5億食を達成した。

即席麺の主役は長らくカップ麺だった。1971年に日清食品がカップヌードルを発売し、その13年後の84年、カップ麺の生産高は袋麺を逆転。袋麺は86年の1610億円でピークアウトし、10年度は1130億円。同じ年のカップ麺は袋麺の3倍の3367億円に及ぶ。

その業界構造を一変させ、袋麺復活の起爆剤となったのが「マルちゃん正麺」。13年度の袋麺生産高は99年当時に近い1290億円への復活が予想されている(以上数値は日刊経済通信社調べ)。

即席麺全体では、カップ麺で業界シェア4割を握る日清がガリバーだが、袋麺に限れば、最後発だったサンヨー食品が約40年間にわたってトップシェアを維持してきた。だが、東洋水産の猛追で首位陥落はほぼ確実だ。

生麺に近い食感のノンフライ縮れ麺「マルちゃん正麺」の後を追い、大手各社も相次いで生麺タイプの袋麺を投入。日清は12年8月にノンフライストレート麺の「ラ王」、サンヨーは12年9月にフライストレート麺の「麺の力」を投入している。

そんな中で日清が特許侵害でサンヨーを訴えたのは、12年12月のこと。日清はサンヨーのストレート麺使用即席麺11商品の製造・販売の差し止めと、2億6652万円の損害賠償を求めた。

両社とも係争中であることを理由に取材を拒否しているが、公表資料などを基に経過をトレースすると以下のようになる。

日清は09年2月にストレート麺の特許を出願。同年10月に特許を取得し、2カ月後の12月に特許掲載公報が公開された。特許出願前の08年9月発売の「どん兵衛ぴんそば」から、この技術をカップ麺で相次いで採用し、12年8月にはカップ麺から袋麺へリニューアルした「ラ王」にも採用した。

一方のサンヨーもストレート麺の特許を11年2月に出願。同年11月に特許を取得し、12年1月に特許掲載公報が公開されている。製品への採用は11年5月のカップ焼きそばが最初だ。

訴訟申し立て直後、日清は記者の取材に対し「11年7月から12年8月までの間に8回交渉したが解決に至らなかった」とコメントしている。ストレート麺のカップ焼きそばを見て、日清はサンヨーに抗議。交渉途中で公開されたサンヨーの特許掲載公報を見て証拠を確保できたと考え、提訴を決めた可能性が高い。

この裁判における争点は大きく分けて2点ある。一つが訴訟対象物は何なのか、もう一つが、サンヨーは日清のストレート麺特許を侵害しているかだ。

まず訴訟対象物は何なのか、という点。「生麺を油で揚げたり乾燥させたりしたものが即席麺の最終製品。日清の特許は生麺という中間品に関するものであり、最終製品の発明ではない、ゆえに製造販売の差し止めという申し立ては成り立たない」というのがサンヨーの主張だ。

一方の日清は「中間品は最終製品に含まれるから、発明の実施行為に当たる」と主張してきた。ところが、13年10月になって、日清は訴訟対象物をサンヨーの主張どおりに最終製品から中間品に切り替えている。この点では、サンヨーの主張が勝利を収めた格好だ。

1313とはずがたり:2014/01/05(日) 16:28:26
>>1312-1313

製法は異なっている

そのため残された争点は、サンヨーが日清のストレート麺特許を侵害しているのか、という点になる。この争いは非常に複雑だ。

両社のストレート麺とも、ベルトコンベヤー上にらせんを描きながら麺を積み上げることによって、湯戻し時に麺がまっすぐになるようにしている。ベルトコンベヤーの上に切り出された生麺の形状は素人目にはどちらも同じに見える。サンヨーは「らせんの形状が異なっており、日清とはまったくの別物」と主張するが、その差は微妙だ。

しかし、ここでサンヨーが持ち出したのが、「PBP(プロダクト・バイ・プロセス)クレーム」というもの。これは、製造方法の記載を付属した特許のことで、主に医薬品分野で使われる出願方法だ。「医薬品は、成分の化学式が同じでも作り方が違うと効能も異なる場合がある」(特許に詳しい上山浩弁護士・弁理士)からだ。

サンヨーは日清の特許はPBPクレームだと主張している。日清のストレート麺は、切り出し速度、ベルトコンベヤーの速度、切り刃から麺線を剥離する際の位置などの条件を調整している点に特徴がある。それに対して、サンヨーのストレート麺は、切り出しの際に強く気流を当てるうえ、その気流のために従来にはない特別な装置を使用しており製法がまったく違う、というのだ。

訴訟対象物はサンヨーの主張通りに

訴訟対象物についてはサンヨーの主張どおりになった。あとは裁判所が「日清の発明はPBPクレーム」と認めればサンヨーが完勝だ。素人目にはサンヨー有利に見える。

しかし、そうではないようだ。ややこしいことに、PBPクレームには真正(製造方法が違っていても侵害)と不真正(製造方法が違えば非侵害)がある。サンヨーが勝つには、裁判所が「日清の発明は不真正のPBPクレーム」と認める必要があるが、「そのハードルは高い」(前出の上山弁護士)という。そればかりか、「日清の発明は、実質的にはPBPクレームに当たらない可能性が高い」(上山弁護士)という。

そもそも日清はチキンラーメンを世に送り出した半世紀以上前から、他社による特許侵害に対し、極めて厳しい対応を取り続けてきた会社として知られている。

訴訟記録を見るかぎり、日清が特許使用料を請求した形跡はなく、徹頭徹尾、製造・販売の差し止めで攻めている。サンヨーは袋麺で高いシェアを持っており、使用料を取ることで収入を得る方法もありえるのだが、そうした考えはまったくないようだ。

日清がサンヨーのみを訴えているのは、マルちゃん正麺の麺は、ストレート麺ではなく縮れ麺だから。明星食品の「究麺」はストレート麺ではあるが、同社は日清のグループ会社だ。

こうした戦いをしている間にも、縮れ麺のマルちゃん正麺が快進撃を続けているのは皮肉といえるだろう。

(撮影:梅谷 秀司)
(週刊東洋経済2013年12月28日ー1月4日新春合併特大号)

1314荷主研究者:2014/01/12(日) 14:18:23

http://www.sankeibiz.jp/business/news/131224/bsc1312241713007-n1.htm
2013.12.24 17:12 Fuji Sankei Business i.
キユーピー、アヲハタを子会社化へ パン周辺事業を集約

 キユーピーは24日、グループ事業の再編として、今後1年間かけて関連会社のアヲハタを子会社化し、ジャムなどパン周辺事業をアヲハタに集約すると発表した。アヲハタの上場は維持する予定。

 キユーピーは現在、アヲハタに16.16%を出資し、持分法適用の関連会社という位置付けとしている。事業面ではジャムやスプレッドなどパン周辺事業について、キユーピーがジャムなどアヲハタの商品の販売を担当しているほか、キユーピーが独自に手掛けている商品もある。今回、これらの事業をアヲハタに集約させることで、この担当子会社という位置付けをはっきりさせる。

 まず25日から来年1月29日までかけて、1株あたり1510円で株式公開買付け(TOB)する。TOBを行うのは、最終的に保有比率が発行済み株数の3分の1を超えるため。これにより、キユーピーの持ち株比率は35.48〜39.0%まで上昇する。

 さらに、キユーピーでは、パン周辺事業を来年12月1日付で会社分割し、アヲハタに吸収させて承継させる。これにより、キユーピーの持ち株会社は45.0〜48.0%にまで上昇する。

1315とはずがたり:2014/01/14(火) 17:42:57

サントリーHDが米ウイスキー大手買収で合意、1兆6500億円
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTJEA0C00E20140113
2014年 01月 14日 03:27

[東京/ロンドン 13日 ロイター] -サントリーホールディングスSUNTH.ULは13日、米ビーム社(イリノイ州)(BEAM.N: 株価, 企業情報, レポート)の全株式を1株あたり83.5ドル、総額160億ドル(約1兆6500億円)で取得、買収することで合意したと発表した。2014年6月までに買収を完了させる予定。

サントリーによると、ビーム社とサントリーのスピリッツ事業をあわせた売上高は43億ドル(約4450億円)を超え、世界のプレミアムスピリッツ市場において第3位となる。サントリーHDの佐治信忠社長は「世界でも類を見ない強力なポートフォリオを持つスピリッツ事業が誕生することになり、グローバルにさらに大きく成長できることを確信している」とコメントしている。

ビーム社は、バーボンウイスキーの「ジムビーム」やスコッチウイスキーの「ティーチャーズ」などで知られている。買収後は、両社の強力なブランドの展開に加え、販売流通網の拡大や技術交流の深化によって、グローバルな成長の実現を図る。

ビーム社は、米国でウイスキーシェア第2位と強い基盤があるほか、インドやロシア、ブラジルなどでも強く、サントリーは、こうした販路を活用できる。また、両社が一緒になることで、世界の5大ウイスキーの全てのブランドを保有することになる。

買収は、両社の取締役会で全会一致の承認を得ており、今後、ビーム社の株主や規制当局の承認、その他必要な手続きを終了後、完了する予定。

買収額160億ドルは、ビーム社の負債を含む。1株あたりの買収金額は、ビーム社の1月10日の終値66.97ドルを25%上回っており、過去3カ月の加重平均株価を24%上回っている。

買収資金は、手元資金と三菱東京UFJ銀行から調達予定。

サントリーHDは昨年、海外での買収をにらみ、飲料部門のサントリー食品インターナショナル(2587.T: 株価, ニュース, レポート)の上場を通じて資金を調達している。

1株あたり83.5ドルの買収価格はビーム社の利払い・税・償却前利益(EBITDA)の20倍以上の水準。これは仏飲料大手ペルノ・リカール(PERP.PA: 株価, 企業情報, レポート)が2008年に「アブソリュート」ウォッカの製造元を買収した際に支払った過去最高の20.8倍に迫る。

バーンスタイン・リサーチのアナリスト、トレバー・スターリング氏は、サントリーは事業の90%以上を日本国内で展開する一方、ビーム社は今後も米国内で事業を継続することから、アブソリュート・ウォッカの買収と違い、コスト削減の機会は少ないと分析している。

また買収額の割高感から、ライバルの英ディアジオ(DGE.L: 株価, 企業情報, レポート)やペルノ・リカールが対抗案を提示する可能性も低いとの見方を示した。

ビームは2011年10月に独立の上場スピリッツ企業となって以降、格好の買収標的と目されてきた。アナリストなどの間では、豊富なバーボン商品を持つビームを、ディアジオが買収すれば理にかなうとの見方が出ていた。ディアジオは多くのスコッチウイスキー商品を持つが、バーボンは手薄なためだ。

同日中盤の米株式市場で、ビーム株価は約24%急騰している。一時83.55ドルまで上昇した。

ビーム社の発表によると、何らかの事情で買収が実現しなかった場合、ビームは契約解除のため、サントリーに対し4億2500万ドルの手数料を支払う。

サントリーの条件を上回る買収案を受けた場合の契約解除手数料は2億7500万ドルとしている。

サントリーは、1971年からビーム社のカナディアンクラブを日本で販売。現在、18ブランドを取り扱っている。一方、ビーム社は、2010年からシンガポールでサントリー商品の取り扱いを開始。現在、9ブランドの販売を行っている。

サントリーのフィナンシャルアドバーザーは三菱UFJモルガン・スタンレー、法務アドバイザーは Cleary Gottlieb Steen & Hamilton LLP。ビーム社のフィナンシャルアドバイザーはクレディスイスとCenterview Partners、法務アドバイザーはSidley Austin LLPが務めた。

1316とはずがたり:2014/01/21(火) 20:55:17
ビール業界“プレミアム戦争”幕開け アサヒ、キリンも満を持して参入
http://news.goo.ne.jp/article/businessi/business/fbi20140121501.html
フジサンケイビジネスアイ2014年1月21日(火)07:41

 ビール大手4社による「プレミアム戦争」の幕が開こうとしている。業界首位のアサヒビールと2位のキリンビールが本格参戦、先行するサントリー酒類とサッポロビールに挑む。高齢化や嗜好(しこう)の多様化からビール類の消費量は今年も減少し10年連続で前年割れとなる見込み。対照的に人気が高まるプレミアムビールでの攻防は、各社にとって負けられない戦いとなる。

 「プレミアム版を発売すべきかどうか、かなり悩んだ」。今月10日、キリンの磯崎功典社長は年間方針の発表会見で、「一番搾りプレミアム」の発売についてこう打ち明けた。

 看板商品「一番搾り」は価格こそ350ミリリットル缶で200円余りとレギュラー水準。だが、原料から最初に抽出した麦汁だけを醸造するという「そもそもプレミアムなビールと自負してきた」(磯崎社長)だけに、ゴーサインを出すまでに時間がかかったという。「ドライプレミアム」の一般販売を2月18日に始めるアサヒも似ている。昨年6月のギフト用発売から8カ月を費やした。

 上位2社がプレミアム版を主力商品として打ち出すことに慎重だったのには、理由がある。稼ぎ頭である従来品のイメージ低下やプレミアム版との「共食い」を懸念したからだ。

 その対策として、アサヒは昨年12月、従来品の「スーパードライ」の製法を改良。「ドライシリーズの固定客を増やそう」(小路明善社長)と商品力の底上げを図った上で、満を持してプレミアム版を投入する。

 キリンも24日、一番搾りの刷新を発表する予定。6月に売り出すプレミアム版は、缶入りを出さず瓶容器にこだわり、従来品との差異化を図る。迎え撃つ2社は、アサヒとキリンの本格参戦を歓迎。サントリー酒類の相場康則社長は「飲み比べによって、ビール市場全体が活性化するだろう。プレミアム戦争のようになることを期待している」と勝ち戦に自信を示す。

 同社は「プレミアムに特化する戦略」(他メーカー関係者)で、シェア拡大の決め手をつかんだ。今年も「ザ・プレミアム・モルツ」のキャンペーンを切れ目なく展開し、2%増の販売を目指す。サッポロも強気だ。老舗ブランド「エビスビール」は昨年、販売量が1.7%増と3年ぶりに前年実績を上回ったが、今年は4%増を目指す。

 「誕生以来124年にわたり築いてきたブランド価値を最大限に生かす」と尾賀真城社長は鼻息が荒い。今年はより高価な新商品やギフト専用品を発売するほか、販促費を40%上積みしてプレミアム人気を取り込む。

 ビールの昨年の課税出荷量は5年前の08年と比べ約15%減少した。その中で、ビールの1割前後だったプレミアムの割合は14%弱まで拡大。加えて、プレミアム版は価格を従来品より1〜2割高く設定できるため収益性が高いという事情も、各社を「戦争」へと駆り立てる。4社による競争でプレミアム人気がさらに高まるのは確実とみられ、サッポロの尾賀社長は「市場の10%拡大もありうる」と期待をにじませる。

 一方、消費税増税で低価格志向が高まれば、第3のビールが支持を広げるのは必至だ。手ごろな価格と高いアルコール度が好まれる缶チューハイなども成長が見込まれ、女性を中心にワインも人気だ。こうした商品とのミックス戦略も必要だが、本家であるビールでの戦いに負けは許されない。(山沢義徳)

1317とはずがたり:2014/01/21(火) 20:57:21
輸入自由化を!

明治がチーズやマーガリンを値上げ 価格変更や容量削減、最大20%超割高も
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/business/snk20140121560.html
産経新聞2014年1月21日(火)18:17

 明治は21日、円安による輸入チーズや油脂などの価格高止まりをうけ、市販用チーズとマーガリン計30品目の値上げと容量変更を3月1日行うと発表した。価格や容量の改定率はマーガリンが6・3〜6・7%で、チーズは7・5%〜20%。「北海道十勝とろけるチーズ 使い切り5パック」は125グラムから100グラムに減量、想定小売価格288円は据え置く。

 値上げ実施は平成20年9月以来5年半ぶり。同社は「国産のチーズ向け生乳取引価格も3年連続上昇しており、コスト吸収の限界」としている。

 乳製品をめぐっては昨秋以降、雪印メグミルクや森永乳業などの大手が相次ぎ値上げに踏み切っている。

1318とはずがたり:2014/01/28(火) 00:16:44
>>1315

野村によるリーマンアジア欧州部門http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1036658425/1569http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1036658425/1571http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1036658425/1860http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1036658425/2251-2255,日本板硝子によるピルキントンhttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1038577774/378-387nと大阪系資本(当然野村含む♪)のイケイケ海外部門お買い上げはなかなか巧く行かない事が多い気がする。。(;´Д`)サントリーも京都系企業である。ダイキンによるグッドマン・グローバルhttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1036413767/1323-1325買収共々頑張って欲しい。
日本勢の海外企業買収の成功は日本たばこによるRJRナビスコの海外煙草部門やギャラハーの買収とかhttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1223566495/211-213nだが。。

成長を求めて巨額M&A
サントリー“最後の賭け”
http://diamond.jp/articles/-/47591

サントリーホールディングスが世界有数のバーボンウイスキー、ジムビームなどの製造元ビーム社を約1兆6800億円で買収する。蒸留酒事業世界3位に浮上するが、そのリスクも大きい。

 サントリーホールディングス(HD)は13日、米国の大手酒類メーカーのビーム社を160億ドル(約1兆6800億円。1ドル105円で換算、以下同)で買収することに合意したと発表した。

 かねて「成長のためのM&Aは機会があれば積極的に行う」(佐治信忠・サントリーHD社長)と宣言し、実行してきたサントリーHDだが、今回は額が1桁違う。1980年代からサントリーグループが行ってきた海外M&Aの総合計額を上回るのだ。

 買収額のうち1兆円以上が銀行借り入れによる調達となる。この巨額の資金調達は、昨年7月に子会社のサントリー食品インターナショナルが上場したことによるところが大きい。

 この上場でサントリーHDは、手持ちの同社株売却益などで4000億円超のキャッシュを手にし、実質無借金状態を達成したのだ。

 非上場のサントリーHDは創業以来、借金依存度が高かった。約1年前の2012年期末時点でのD/Eレシオ(有利子負債÷株主資本)で同業他社と比較すると、アサヒグループHD0.66、キリンHD0.99に対して、サントリーHDは1.14だった。

 そのため、「これまであまたの投資案件が持ち込まれたが、負債比率が高過ぎて断念したことが多くあった」(金融関係者)。

 実はビーム社もそんな案件の一つで、1年ほど前からサントリーHDは検討していた。一時は産業革新機構との共同買収というスキームが浮上したが、頓挫。それが、前述の財務改善で資金調達が可能となり、今回の決定になった。

 しかし、サントリーHDは再び巨額の負債を抱え込むことになる。悲願の無借金状態を返上しても買収に動いたのは、成長のためだ。

1319とはずがたり:2014/01/28(火) 00:17:07
>>1318-1319
 英国調査会社IWSRの調査によると、12年の世界の蒸留酒の市場規模は約1711億ドル(約17兆9655億円)で、2年連続6%成長。日本市場は約71億ドル(約7455億円)で3%成長。一方、国内のビール市場はここ数年縮小が続いている。現在、蒸留酒で世界10位のサントリーHDだけが、国内酒類会社で蒸留酒の世界市場に挑戦できる基盤を持つ。

 同社は国産洋酒(蒸留酒)で成長したが、高度成長期の日本でビール市場が隆盛するに当たり63年に再参入(30年に一度参入したが後に撤退)し、会社の規模を拡大。黒字転換する08年まで主に蒸留酒事業の利益が支えた。今日国内のビール市場が頭打ちの中で、将来を見越して、成長する世界の蒸留酒市場に注力していく戦略だ。

 すでにサントリーHDは13年から国内でジムビームの販売代理権を持ち、ビーム社もシンガポールなどの東南アジアでサントリー商品を販売している。統合により、現在海外での売り上げが少ないサントリー酒類の製品も、ビーム社ルートでの販売が期待できる。

成功体験がなく
法令の影響が大きい
酒類分野での買収

 今後の注目ポイントは何といっても「自らの事業規模よりも大きい規模の、これまで経験のない形の買収を成功させることができるか否か」に尽きる。

 12年通期のサントリーHDの蒸留酒事業の売上高は2394億円で、ビーム社は3224億円(ともに酒税込み)と、事業規模はサントリーよりも大きい。

 さらにサントリーHDは日本のウイスキー市場においては約60%のシェアを握る最大手だが、海外での酒類事業は小さい。M&Aも89年に149億円で買収した英国スコッチウイスキーメーカーのモリソン・ボウモア社、04年に20億円を投じ資本参加したフランスのルジェ・ラグート社くらいだ。

 ペプシやオランジーナなど、飲料部門では海外M&Aで成功体験を積み、自信をつけているだろうが、「酒類は食品・飲料に比べ、各国の法令の影響に大きく左右され事業の自由が利かなくて、難しい」(大手ビール会社幹部)。

「ビーム社のキャッシュフローによりD/Eレシオは今後改善していくことが期待できる」とサントリーHDでは見込むものの、もくろみ通り進むかどうかは未知数だ。事業が予測より下振れすれば、のれん代の減損処理も必要になってくる。

 また、ビーム社はアメリカンウイスキーでは米国首位クラスではあるものの、下表でもわかるように、ブランドごとの強さという点では世界的に見て必ずしもトップではない。

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/food/img_dd28bb4a478c9987f3d7028c340356f172123.gif

 今回の買収による負債の増大を見越して、ムーディーズ・ジャパンは14日、現在「A3」のサントリーHDの格付けを格下げ方向で見直すと発表した。

 自社の歴史の中ではもちろん、国内でも他に例を見ない巨額M&Aを成功させることができるか否か。うまく成功させれば、次代に成長基盤を引き継ぐことで、引退を示唆している佐治社長の花道を飾ることになるが、失敗すればグループ経営の屋台骨を揺るがしかねない。“佐治サントリー”は最後にして、最大の賭けに出た。

 (「週刊ダイヤモンド」編集部 鈴木洋子)

1320とはずがたり:2014/01/31(金) 19:04:36

ご当地ブランドに打撃 ニチネン飲料水回収
http://news.goo.ne.jp/article/tokyo/region/tokyo-CK2014013102000166.html
東京新聞2014年1月31日(金)02:00

 飲料水製造などのニチネン(埼玉県)が尾瀬工場(片品村)で生産したミネラルウオーターから有害な化学物質が検出された問題。県内の雄大な自然を象徴する「尾瀬」と、全国的に人気を集めている県のキャラクター「ぐんまちゃん」という二つの「ブランド」を付けた商品だけに、県は対応に頭を悩ませている。 (菅原洋)

 県が工場へ立ち入り検査をしたのは、今月の九日と十五日。ペットボトルと、段ボール箱に入れた商品を運搬する際に使ったプラスチック製の敷板から、ともに気化した微量のジクロロベンゼンが検出された。

 工場は回収対象の商品を生産した昨年九〜十月ごろ、敷板を新調。敷板の使用上の注意に、商品に異臭などが付かないように約一週間過ぎてから使うように書かれていた。だが、繁忙期で納品後すぐに使ったという。県は同社に行政指導した。

 ニチネンは「尾瀬のおいしい水二リットル」を約五年前から、「尾瀬のおいしい水五百ミリリットル(ぐんまちゃんのラベル)」は昨春から販売。片品村内で湧いた天然水を使っている。

 県によると、ニチネンの商品を含め、ぐんまちゃんのキャラクターグッズは二〇一三年度で約八百種類ある。県をPRしてもらう公共性から使用料は取らず、県が商品デザインなどを審査して使用を許諾している。これら商品の回収は初めて。

 県企画課は「商品を扱う企業を基本的に信用しており、一つ一つの商品の品質を調べるのは難しい。ニチネンは責任と誠意を持って対応してほしい。今後、県のイメージダウンにつながらないよう、審査を一層厳しくしたい」と話している。

 ニチネン管理部は「農薬混入事件で消費者の目が厳しい時期だけに、早急に回収することにした。当社のミスで、真摯(しんし)に受け止めている。尾瀬と、ぐんまちゃんという二つのブランドにダメージとなれば、おわびしたい」と謝罪している。

1321とはずがたり:2014/01/31(金) 20:18:27
アンチ東京,アンチ三菱の俺ではあるけど,スーパードライはあんま好きじゃ無いんだよなぁ。。

アサヒ、時価総額で初のキリン超え
http://www.sankeibiz.jp/business/news/140131/bsc1401311955012-n1.htm
2014.1.31 19:54

 アサヒグループホールディングス(HD)の時価総額が31日の終値ベースで1兆3603億円となり、キリンHDを上回った。ビール類のシェアは平成13年にアサヒがキリンを逆転、21年を除き毎年首位を維持していたが、時価総額では昭和49年のアサヒビール上場以来、ずっとキリンの後塵を拝していた。

 31日の終値はアサヒが前日比37円高の2813円、キリンが同6円安の1406円で、発行済み株式数を乗じたアサヒの時価総額がキリンを36億円上回った。

 昨年はビール類の課税出荷量が9年連続の減少となったが、アサヒは12年ぶりに前年超えし、25年12月期は3期連続で営業最高益を更新する見込み。一方、キリンはプレミアムビール人気への対応が遅れたことなどで、昨年はビール大手4社で唯一シェアを下げた。

1322とはずがたり:2014/01/31(金) 20:22:58

消費税対策で値下げ♪

日清が「ラ王」カップ麺の本体価格を16%値下げ 消費増税対策で4月から
http://www.sankeibiz.jp/business/news/140130/bsc1401301757015-n1.htm
2014.1.30 17:56

 即席麺最大手の日清食品は30日、カップ麺「日清ラ王」シリーズの4商品をリニューアルし、希望小売価格を現在の237円(税別)から198円(同)に約16%値下げすると発表した。発売は消費税増税直後の4月7日。記者会見した三浦善功社長は「(増税後に)節約志向が高まるので、おいしさをそのままに大幅に値下げする」と狙いを説明した。

 食品メーカー各社は、30日にたばこの値上げを発表した日本たばこ産業(JT)のように増税分を価格に上乗せするケースが多いが、日清は逆の価格対応で消費者にアピールする。

 日清が4月に発売するラ王は、麺の量やチャーシューの品質を維持する一方、容器の高さを5ミリ低くし、原材料費も減らすなどして値下げを実現したという。

 会見した日清食品ホールディングスの安藤宏基社長は、3月に駆け込み需要があると予想し「4月以降も新製品を投入するので落ち込みはない」と強気の見方を示した。

1323とはずがたり:2014/02/03(月) 12:30:29


カゴメ、農業で売り上げ100億円に王手
トマトバブルはじけても生鮮トマトは黒字拡大
http://toyokeizai.net/articles/-/29768
大滝 俊一 :東洋経済 記者 2014年02月03日

「カゴメ、農業で売り上げ100億円に王手 トマトバブルはじけても生鮮トマトは黒字拡大 | 企業 - 東洋経済オンライン」をはてなブックマークに追加企業のフィード印刷 カゴメ、農業で売り上げ100億円に王手

自社ブランドの生鮮トマトを育成
メタボリック症候群や悪酔い防止にトマトが効くとして、2012年に突如盛り上がった「トマトバブル」の反動で、今13年度は3割近い減益に沈みそうなカゴメ。第3四半期までの業績をみても、トマトジュースなどの飲料事業とトマトケチャップを中心とする食品事業の2本柱が、いずれも部門売上高、部門利益とも絶好調だった前年同期に比べて大幅ダウンした。

一方で健闘したのが、生鮮トマトの生産・販売を軸とする生鮮野菜事業、つまり「農業」だ。第3四半期までをみるかぎり、カゴメの生鮮野菜事業は売上高76.5億円(前年同期比8.5%増)と続伸。部門利益も6.6億円を上げ、前年同期比3.9%の小幅減益に踏みとどまった。

カゴメの今期の生鮮野菜事業は、第1四半期(2013年4〜6月)にトマト市況が崩れて部門赤字が膨らんだものの、その後は市況が回復し、第2四半期(7〜9月)・第3四半期(10〜12月)とも前年を大きく上回る部門利益を計上した。通期では部門売上高93億円を見込み、年商100億円に王手がかかる。部門利益も、初の黒字化を果たした前12年度の8億円を上回る公算が強まっている。

創業100年目に「農業」再参入

「“生鮮野菜”を強化していく」――。1月1日に就任したカゴメの寺田直行社長は、昨年11月の社長交代記者会見でこう力を込めた。

カゴメといえば飲料やケチャップなど加工食品のイメージが強いが、そもそもの発祥は、西洋野菜の栽培に着手した創業者の蟹江一太郎氏が1899年、トマトの最初の発芽にこぎ着けたことにさかのぼる。

それから100年後の1998年、カゴメは事業部を立ち上げ、ふたたび生鮮トマトの栽培に乗り出した。一般法人による農業参入を容易にしたとされる農地法改正(2009年)に先立つこと10年。企業による農業参入の先駆例として知られる。

現在は農業生産法人など子会社3社、持分会社が1社のほか、トマトの品種や栽培技術を提供している7菜園(資本関係なし)を含めた全国11カ所で、「こくみトマト」「高リコピントマト」「ちいさなももこ」などの自社ブランドでトマトを生産。東京都内など全国のスーパーで販売している。この生鮮野菜事業が連結決算上で黒字化を果たしたのは2012年度になってからだが、「(連結対象ではない)持分会社も含めれば、10年度からすでに黒字化していた」(カゴメ)という。

1324とはずがたり:2014/02/03(月) 12:30:46

>>1323-1324
味も食感も栽培法も、加工用トマトとは違う

カゴメは従来から加工用トマトについては、契約先の農家で栽培してもらったものを買い取り、トマトジュースなどの原料に使ってきた。この加工用トマトに比べ、サラダなどでの生食用途が主流となる生鮮トマトはどこが違うのか。

加工用トマトの生産では、収穫時にかごにたくさん詰めるなど生産効率が重視されるため、皮が固く、果肉もゼリー状の部分が少ないといった品種が中心となる。露地栽培で夏に収穫し、すぐにトマトジュースなどの加工に使う分を除けば、濃縮して冷凍保存するかたちになる。

一方、生鮮トマトは生食での味や食感が重視され、皮や果肉も加工用より軟らかい品種が求められる。保存が利かないので、1年を通して安定生産できなければ、事業として成り立ちにくい。店頭に並んだときの見た目ももちろん重要だ。

そこで、カゴメが生鮮トマト事業スタート時に導入したのが「施設栽培」だ。当時、日本国内では水も肥料もコンピュータ管理するような施設内でのトマト栽培は、大規模に行われておらず、「世界でいちばん施設栽培技術が進んでいたオランダの事例を導入した」(カゴメ)。

もちろん、コンピュータ管理の施設栽培とはいえ、日々のトマトの育ち具合を人間の目で見ながら肥料や水を調整するといった、ヒューマンな要素は欠かせない。カゴメでは品質のバラツキを避けるために、契約先の菜園に定期的に人を派遣し栽培指導を行っている。

「海外」「トマト以外」にも参入

足元でカゴメが力を入れているのは、「海外」と「トマト以外」への進出だ。

海外については昨年9月、中国に可果美紅梅(寧夏)農業有限公司を合弁設立し、海外で初となる生鮮トマト事業を開始した。カゴメの保有するトマト品種を軸に現地栽培。小売店頭で販売している日本とは異なり、富裕層など会員向け宅配業者ルートでの販売が中心となりそうだ。

トマト以外については、昨年12月、葉物野菜「ベビーリーフ」の大規模有機栽培を手掛ける農業ベンチャーの果実堂(熊本)に10%強出資すると発表。カゴメは果実堂に技術支援を行う一方、生産された野菜の供給を受け、トマト以外では初となるカゴメブランドで販売する。

参入から15年たち、年商100億円という大台に王手をかけたカゴメの生鮮野菜事業。農業分野で一段の成長を狙うには、こうした海外やトマト以外への展開がカギを握りそうだ。

(『週刊東洋経済』2月8日号「強い農業」では、カゴメをはじめ、モスフードサービス、イオン、ローソン、ロイヤルホストなど企業による農業参入についてリポートしました)

1325とはずがたり:2014/02/05(水) 08:35:35
大好きです、ぼんち揚。関西でしか買えなかったのか
大阪米菓「ぼんち揚」、全国展開へ 日清HDが株取得
2014年2月4日23時02分
http://www.asahi.com/articles/ASG245VX5G24ULFA02T.html?iref=comtop_list_biz_n04
 日清食品ホールディングスは4日、「ぼんち揚」などの米菓で知られる「ぼんち」(大阪市)の株式30%を創業家などから買い取ると発表した。常勤取締役1人も送り込む。日清食品の食品加工技術と、ぼんち社の米菓技術を融合させた新商品の開発を目指す。また、関西が地盤のぼんちの商品を、日清食品の流通網にのせて全国や東南アジアで売るという。

1326とはずがたり:2014/02/05(水) 19:43:15
キンレイ(近冷?)は知らんがかごの屋は知ってる♪

月桂冠、キンレイ食品事業を買収 冷凍食品を取り込み強化
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/business/snk20140205548.html
産経新聞2014年2月5日(水)14:47

 清酒大手の月桂冠(京都市伏見区)は5日、オリックスの子会社で冷凍食品と外食を手掛けるキンレイ(大阪市中央区)の食品事業を買収すると発表した。4月1日付。買収額は非公表。

 国内の清酒市場が伸び悩む中、こんろで簡単に調理できる冷凍麺「鍋焼うどん」などで知られるキンレイの冷凍食品を取り込み、食品事業を強化する。

 キンレイが食品事業部門を分社化し、全株式を月桂冠に売却。キンレイのブランド名は残す。

 キンレイは「KRフードサービス」に社名を変更し、関西中心の和食レストランチェーン「かごの屋」の経営に専念する。

 キンレイの2012年度の売上高は約247億円。このうち食品事業は約72億円。オリックスが12年4月に買収した。

1327名無しさん:2014/02/05(水) 21:13:13
【話題】キターーー!!! "ピザの香り"の香水が販売される! レビューは絶賛「すぐにピザをかげる!」

全国のピザ好きの諸君。凄い商品を発見したので紹介したい。今回紹介するのはピザの香りの香水『Pizza Perfume』である。
ドミノ、ピザハット、ピザーラ、シカゴなど日本でも完全に浸透しているピザ。

そのにおいを研究を重ね香水にしたのである。においはトマトとモッツァレラチーズが混ざったようなもので、実際に嗅いだことが
ある人は「リアルなにおいである」と評価している。どんな場所にどんな目的で使えば良いのかわからないが、ピザ好きが付けたら
ちょっとしたネタになりそうである。

こちら海外の通販サイト『DEMETER(デメテル)』にて実際に購入することができる。1オンスだと20ドルだが、2分の1というサイズで
も販売されている。

実際に購入した人のコメントを一部抜粋。
・あなたはピザを注文しなくてもピザを嗅ぐことができる。イタリアの婆ちゃんちの台所みたいな。快適なお部屋の香りになるよね。
・私は試しに1/2オンスを注文、チーズとトマトソースの驚き。香りが非常にいいっすわ。

と購入者は絶賛である。

2014.02.05 17:15 ガジェット通信
http://getnews.jp/archives/509111

1328とはずがたり:2014/02/05(水) 21:35:22

ドイツ:ビール王国危機 販売量が過去最低
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/20140201k0000e030246000c.html
毎日新聞2014年2月1日(土)11:15

 【ベルリン篠田航一】ドイツ統計局は1月30日、国内の昨年のビール販売量が、東西ドイツ統一(1990年)以降、最低を記録したと発表した。7年連続で減少しており、「ビール王国」ドイツでビール離れが進む実態が明らかになった。

 統計によると、昨年の販売量は94億6000万リットルで前年比2%減。このうち約8割は国内市場で消費された。

 ドイツ醸造業者連盟などは販売量落ち込みの理由について、高齢化が進み、ビールを飲む若者層が減っている現状を指摘している。さらに昨冬は寒さが長期化したうえ、冷夏だったことから消費者が屋外でビールを楽しむ機会が少なかった気候的要因も挙げている。

 ドイツでは1516年制定の法律「ビール純粋令」が今も残り、ビールは「麦芽、ホップ、酵母、水」のみで造ると定められているため、コーンスターチやコメを混ぜない製法が一般的だ。同連盟は国内消費が落ち込む中でドイツ特有の「純粋なビール」が米国や中国で人気を得つつあると分析しており、「勇気づけられる傾向だ」と外国市場での伸びに期待を寄せている。

 2012年の各国の1人当たりのビール消費量は、チェコが1位で年間145リットル。次いでオーストリア、ドイツの順となっている。

1329とはずがたり:2014/02/05(水) 21:36:35
>>1327
どっちかゆうたら発明スレhttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1162819896/l50系のネタですなw

1330とはずがたり:2014/02/11(火) 08:27:11

サントリー食品が山梨の天然水工場を増強 70億円かけて生産能力2割アップ
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/business/snk20140210547.html
産経新聞2014年2月10日(月)16:17

 サントリー食品インターナショナルは10日、天然水南アルプス白州工場(山梨県北杜市)のミネラルウォーター生産ラインを約70億円かけて増設すると発表した。堅調な需要と宅配事業の拡大に対応、現在年間5千万ケースの生産能力を来春までに6千万ケースへと20%引き上げる。

 「サントリー天然水」は鳥取、熊本両県の工場(年産計2100万ケース)もフル操業が続き、容器詰めを外部に一部委託している。5月には、3大都市圏で展開している宅配事業を沖縄を除く全国に広げる計画で、大型消費地に近い工場の増強を決めた。今年は前年比6%増、7930万ケースの販売を目指す。

 ミネラルウォーターの今年の市場規模は、矢野経済研究所によると0.4%増の2490億円(出荷額ベース)となる見込み。

1331とはずがたり:2014/02/11(火) 23:34:05
やりますなぁ,CJ第一製糖。競争こそ活力の源泉,両社ともに頑張って欲しいところ。

味の素 韓国食品大手の攻勢受け苦戦
今14年3月期の営業利益は二ケタ減益に
http://toyokeizai.net/articles/-/30508
田嶌 ななみ :東洋経済記者 2014年02月11日

「この消耗戦は味の素が降参するまで続くのでは」と味の素幹部は想定以上に長引く基幹事業の低価格競争に疲労の色を浮かべている。

食品大手、味の素の今2014年3月期の営業利益は610億円程度(前期比約14%減)に落ち込みそうだ。12年10月に子会社カルピスを売却したことによる今上期の収益剥落(前上期の営業利益には48億円寄与)は織り込んでいたものの、バイオファイン事業の飼料用アミノ酸の相場が大幅下落したことが想定外だった。

基幹事業の一つで想定外の利益縮小

この背景には韓国食品大手・CJ第一製糖との熾烈な価格競争がある。

飼料用アミノ酸とは、牛豚鶏などの一般飼料に不足しがちな必須アミノ酸を補うために配合されるアミノ酸だ。これによって、飼料効率の改善や成長促進が可能となる。近年、アジアや中南米での畜肉消費量の増加、飼料設計の近代化を追い風に需要拡大が続いている。

味の素は、飼料用アミノ酸の中で最も市場規模の大きいリジン市場で世界シェア約20%を占め、業界3番手に位置する。前13年3月期にはこの事業が営業利益712億円のうち135億円を稼ぎ出した。味の素では今後も市場拡大が見込めることから、基幹事業の一つに位置付けている。

しかし業界2番手の韓国食品大手・CJ第一製糖が今期に入り値下げによる販売攻勢に打って出たことで、相場が大幅に下落。14年3月期第3四半期期間(13年10月〜12月)の市場価格は前年同期比3割減となった。味の素は価格競争を余儀なくされ、販売数量・販売価格ともに落ち込んだ。飼料用アミノ酸事業の第3四半期期間の営業利益は赤字に転落し、通期では100億円以上の減益と利益が縮むことが予想される。

このような状況を受け、味の素は13年11月の中間期決算発表で営業利益を下方修正しているが、第3四半期決算発表ではとりあえず、業績予想の修正は行っていない。しかし、相場はさらに下落していることから、減益幅の拡大は必至。現在の会社側の営業利益通期予想680億円達成はきわめて困難な状況といえる。

注目される次期中期経営計画での巻き返し策

ただ、味の素は2月21日に「2014-2016中期経営計画」の発表を控えている。今14年3月期の業績予想は次期中期計画の前提となるため、おそらく、21日の中計発表と同時かその前に、今期の業績予想の下方修正が発表される可能性が高い。

「2011-2013中期計画」では当初2013年の売上高1兆3660億円、営業利益870億円を目標としていた味の素。目標達成に向けこの3年間、コア事業領域とする「調味料・食品」と「先端バイオ・ファイン」関連に経営資源を集中してきた。カルピス譲渡もその一環だ。一方で、海外展開に関してはM&Aや合弁設立などを積極的に行い、順調に海外売上高を伸ばしている。だが、思わぬところで足をすくわれた格好。次期中計でどんな対抗策を打ち出すのか。

1332とはずがたり:2014/02/14(金) 20:13:11

アクリ群馬工場 今月末に 派遣社員23人の契約解除
http://news.goo.ne.jp/article/tokyo/region/tokyo-CK2014021402000168.html
東京新聞2014年2月14日(金)08:10

 アクリフーズ群馬工場(大泉町)で起きた冷凍食品への農薬混入事件で、アクリ社が今月末で群馬工場の派遣社員二十三人の契約を解除する方針を固めたことが分かった。派遣社員が行っていた冷凍食品の回収作業が一段落したのが要因とみられる。群馬工場の再稼働は四月以降の見通しだが、他の従業員の雇用が維持できるかが焦点となってきた。 (菅原洋)

 関係者によると、アクリ社は冷凍食品六百四十万パックの回収作業中で、回収率は今月四日現在で約八割。回収作業に当たってきた派遣社員の雇用はこれ以上維持できないと判断したとみられる。

 アクリ社は契約している複数の派遣会社を通じて本人に打診。これまで派遣社員の契約は短期間の更新を繰り返していた。

 群馬工場の従業員は昨年十二月一日現在で計二百九十四人。社員が六十四人、契約社員百九十四人、パート十一人、派遣社員二十五人だった。

 事件をめぐっては、アクリ社の田辺裕社長が六日に県庁を訪問。田辺社長は四月一日にアクリ社がグループの他社と合併することに触れ、「四月に人員整理の予定はないが、その後の工場再稼働時はまだ分からない」と明言を避けていた。三月末が契約期限の契約社員も多いが、合併時点では、今回の契約解除の対象の派遣社員を除く従業員のリストラはないという。

 一方、事件の影響でアクリ社のもう一つの製造拠点、夕張工場(北海道夕張市)は一、二月の生産量が当初計画より半減する見込み。このため、一月に約十日間、約二百四十人いる従業員の大半を交代で自宅待機させた。

 群馬工場も再稼働した場合でも、事件以前の生産量を維持するのは難しいとみられる。

1333とはずがたり:2014/02/16(日) 00:10:24

サントリー食品、初の通期決算は2桁の増収増益に トクホ飲料など好調で
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/business/snk20140215522.html
産経新聞2014年2月15日(土)08:57

 サントリー食品インターナショナルが14日発表した平成25年12月期連結決算は、トクホ(特定保健用食品)飲料などの販売好調で、最終利益が33.4%増となるなど2桁の増収増益となった。昨年7月の東証1部上場後の初の通期決算は好調な滑り出しとなった。

 売上高は前期比13.0%増の1兆1213億円とした。営業利益は24.4%増の727億円、最終利益は311億円だった。

 売上全体の6割強を占める国内飲料事業で、10月発売の「伊右衛門 特茶」が計画を大きく上回ったほか、炭酸天然水「スパークリング」の投入も寄与し、部門利益を3割近く伸ばした。

 今期の業績予想は、売上高が12.4%増の1兆2600億円、営業利益が16.9%増の850億円、最終利益は12.2%増の350億円と2年続けて2桁増収益を狙う。鳥井信宏社長は「高付加価値、高単価の商品に注力する」とし、トクホ飲料の売り上げを5割伸ばす計画を会見で説明した。

 また昨年約2100億円で取得した英飲料事業をめぐっては「今期は(さらなる買収より)事業の統合に集中したい」と述べた。

1334とはずがたり:2014/02/17(月) 23:01:19

立ち往生ドライバーに「好きなだけパン持ってって!」 山崎パン運転手の英断に賞賛の声
http://www.j-cast.com/2014/02/17196900.html
2014/2/17 10:15

甲府市で観測史上最多の積雪を記録するなど、大雪の影響を受けた山梨県では、各地の道路で車が立ち往生するなどの被害が発生している。
そんな中、製パン大手・山崎製パンのトラックドライバーの「神対応」がネット上で話題になっている。動けなくなったドライバーに、積み荷のパンを大盤振る舞いしたようだ。
「山崎パン偉い」「リアルアンパンマンあらわる」
「昨日、ヤマザキパンさんのドライバーの方に差入れ頂きました。『好きなだけ持ってってよ!』と。今は談合坂SAで規制解除待機中、大事な食事となっております。ありがとうございました。」
2014年2月16日、山崎製パンのトラックからパンの入ったケースを下ろし、人に配っている写真とともに、こんなツイートが投稿された。

このツイートが約24時間で1万9000回近くリツイートされ話題になった。「山崎パン偉い」「リアルアンパンマンあらわるw」「ヤマザキパンマンかっけー」など、ドライバーの英断をたたえるツイートがあふれた。
ほかにも、
「ヤマザキパンネ申だは!談合坂SAでパン貰った 周りのトラックの運ちゃんも手伝ってパン配ってた!これからはヤマパンしか食べない(原文ママ)」
「雪で閉ざされた中央道、談合坂SAでは居合わせたヤマザキがパンを配給。すた丼と蕎麦瓦屋が食料無料提供。スタバの店員さんはテイスティング講座を開いて娯楽を提供。あたたかい。皆本当はストレスフルで、ほっと和みます。一刻も早いインフラ回復を。」
など、パンを配られた人が続々と報告のツイートをしている。山崎製パンのドライバーをはじめ、各々の気遣いが、現地の人々の心を温めているようだ。

山崎製パン配送車、機転…無料で菓子パン提供
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20140217-OYT1T00495.htm?from=ylist

 山崎製パン(東京都千代田区)によると、雪で通行止めになった中央道や国道で、複数の配送トラックが立ち往生した。

 山梨県上野原市の中央道談合坂サービスエリアなどでは、配送車の運転手が、立ち往生して動けない他の車のドライバーに、積んでいた食パンや菓子パンを無料で提供したという。

 運転手の機転のきいた判断に、同社には感謝の声が寄せられているというが、広報・IR室は「長野、山梨県などのスーパーやコンビニへの納品ができない状況が続いている。迂回ルートを検討するなどし、一刻も早く配送できるよう努力したい」と話している。

(2014年2月17日12時00分 読売新聞)

1335名無しさん:2014/02/18(火) 12:51:38
"謎深まる天ぷらラーメン 裏メニュー、今や人気 新潟"

新潟県新発田市役所の食堂で見たことのないメニューを目にした。
「天婦羅(てんぷら)ラーメン」。天ぷらそばの間違いかと思って頼んでみると、
しょうゆラーメンの上にエビの天ぷらがのっていた。「味の未体験ゾーン」をさまよいながら、
天ぷらラーメンの由来を取材していくと、さらなる謎が待ち受けていた。

ある市職員の情報をもとに、月岡温泉街の天ぷら屋「川柳」に入ると、天ぷらラーメンがあった。
店主の川上美雄さん(65)は「お客さんに頼まれて作ったのが始まりで、冬場はベスト3に入る人気。
35年前の開店当初から売ってます」と話す。県外から食べに来る人もいるという。

天ぷらといえばそば屋。端緒を何かつかめればと期待して、市中心街で1932年に創業した
老舗そば店「千代田そば店」を訪ねた。すると、店主の斎藤健治さん(67)が
「40年ほど前に常連のお客さんが『ラーメンに天ぷらのっけて』と言って始まり、
当初は裏メニューだったけど、いまは人気メニューです」と言って、天ぷらラーメンを出してくれた。

(以下ログイン必要記事)
http://www.asahicom.jp/articles/images/AS20140202000947_commL.jpg
http://www.asahicom.jp/articles/images/AS20140202000940_commL.jpg
http://www.asahicom.jp/articles/images/AS20140202000952_commL.jpg
2014年2月3日07時45分
http://www.asahi.com/articles/ASG1T412ZG1TUOHB00F.html

1336とはずがたり:2014/02/22(土) 16:36:31

味の素が新中期経営計画 16年度5割営業増益目指す
http://news.goo.ne.jp/article/businessi/business/fbi20140221011.html
フジサンケイビジネスアイ2014年2月22日(土)08:21

 味の素は21日、2014年度から3年間の中期経営計画を発表した。営業利益は13年度見込みと比べて47%増の910億円の達成を16年度に目指す。事業基盤が強いASEAN(東南アジア諸国連合)地域を中心に食品事業を拡大し、独自のバイオ技術を活用した再生医療関連の素材にも注力する。

 中計は20年度までに食品メーカーの世界トップ10に入ることを照準に定め、各事業の成長を加速させる内容となっている。3年間で70億円のコスト削減を図り、16年度の売上高営業利益率は13年度見込みと比べて2ポイント増の8%に高める。

 成長の牽引(けんいん)役となる海外事業は、主要戦略としてインドネシアやベトナム、ブラジルなどの重点5カ国で冷凍食品やローカル調味料などの新規分野に参入し、事業規模を拡大。これらの周辺国への展開も並行して加速させる。

 また、再生医療への活用が期待されるiPS細胞(人工多能性幹細胞)用の培養液など、バイオ技術を活用した医薬・健康分野に新事業として取り組み、収益化を目指す。

 例年なら100億円超の営業利益を稼いでいた家畜飼料用アミノ酸は、中国や韓国メーカーとの競争激化で価格が下落し、13年度は利益がゼロに落ち込む見込み。事業の立て直しが課題となっており、今後は水産やペットなどに特化した独自商品にも力を注ぎ、汎用(はんよう)品に依存しない利益構造を目指す。

 都内での会見で、伊藤雅俊社長は「全事業でスペシャリティを追求し、利益の質を高める」と述べた。

1337とはずがたり:2014/02/22(土) 23:01:35

2014.2.7 14:54コメント
エースコックがミャンマーで即席麺を現地生産へ 3年後めど工場
http://www.iza.ne.jp/kiji/economy/news/140207/ecn14020714560016-n1.html

 エースコック(大阪府吹田市)は7日、2017年をめどにミャンマーに袋入り即席麺の現地工場を建設すると発表した。今年3月にも最大都市ヤンゴンに支店を開設する。市場への本格参入に向けて調査や販路の開拓を進める。

 ミャンマーは人口6500万人。経済成長を続けており、即席麺の需要が伸びると見込んだ。工場の生産能力は年間約3億食を予定している。工場建設などにかかる投資総額は10億円規模。エースコックのほか丸紅や現地企業が出資する。

 エースコックは現在、ミャンマーにベトナムの生産拠点から即席麺を輸出している。東南アジアは袋入りが主流となっている。

1338とはずがたり:2014/02/23(日) 12:10:09

2014.1.17
日清と明星が即席麺の賞味期限を延長 カップ麺は6カ月に延長
http://www.iza.ne.jp/kiji/economy/news/140130/ecn14013015590031-n1.html

 即席麺最大手の日清食品とグループ会社の明星食品は30日、カップ麺の賞味期限を従来より1カ月長い「製造日から6カ月」に、袋麺は2カ月長い「8カ月」へと、それぞれ延長すると発表した。業界団体が昨年改定したガイドラインに準じ、4月1日から実施する。

 約60社の加盟する日本即席食品工業会が、昨年10月まで1年余りかけて包装技術の進歩などを検証、「賞味期限の1〜2カ月間延長が可能」と結論付けた。日清は「食品ロスの削減とともに、防災備蓄食としての役割が高まる」と期待しており、今後、他メーカーも延長に踏み切る見込み。


2013.10.14 19:30コメント
「食品ロス」減らしで、賞味期限延長見直しの動き
http://www.iza.ne.jp/kiji/economy/news/131014/ecn13101419320008-n1.html

 まだ食べられる食品が廃棄される「食品ロス」を減らすため、賞味期限を見直す動きが広がっている。食品メーカー各社が、期限延長のための技術開発に取り組んでいるほか、食品ロスの一因ともいわれる流通業界の慣習を見直す動きも出ている。ロス低下は利益率改善につながるだけでなく、東日本大震災を機に高まる備蓄需要も開拓できるとあって、業界の垣根を越えた広がりを見せている。

 即席めんメーカーなどで構成される日本即席食品工業協会は8日、来春をめどに即席めんの賞味期限を延長すると発表した。包装材の技術改良が進み、賞味期限を延ばしても品質が維持できることを確認したという。現在6カ月が主流の袋めんは8カ月、カップめんは5カ月から6カ月に延長される見通しだ。

 メーカー各社も同様の技術革新に余念がない。江崎グリコは24年、温めずに食べられるレトルトカレーの賞味期限を2年から3年の延長に成功。ハウス食品も今年、ゼリータイプの調味料の包材を遮光タイプに変更し、賞味期限を9カ月から1年に延長した。

 国内で年間500万〜800万トン発生しているとされる食品ロス削減のため、食品流通業界の慣習にもメスが入る。

 メーカーや卸は製造から賞味期限の最初の3分の1の期間内に小売りに納品することが求められる。この「3分の1ルール」と呼ばれる慣習を見直すため、流通や卸、食品メーカーで構成されるワーキングチームが昨秋に発足。賞味期限が2分の1残った商品まで納入できるよう緩和する実証実験を進めており、年内にも中間報告をまとめる方針だ。

 流通経済研究所の石川友博主任研究員は「納品期間を過ぎて卸から返品された商品やメーカーから出荷できないまま納品期間が過ぎた商品が廃棄につながる。廃棄が減れば、メーカーの利益率改善につながる」と意義を強調する。

 一方、国の中央防災会議が南海トラフ巨大地震対策の最終報告書で「家庭で1週間分以上の備蓄」を求めるなど、防災食の需要が高まっている。今年2月に賞味期限1年を延長したカゴメの缶入り野菜ジュースは4〜9月の販売数が前年同期比2倍になったという。即席めん最大手の日清食品も「家庭で保存できる期間が伸び、防災食としてニーズが高まる」(広報担当者)と話し、需要創出効果に期待している。

1339荷主研究者:2014/02/23(日) 18:48:33

http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1402070004/
2014年2月7日 神奈川新聞
キリンビール横浜工場、ビールから「総合飲料」へ/神奈川

「総合飲料工場」へかじを切ることになったキリンビール横浜工場=横浜市鶴見区

 キリンビール横浜工場(横浜市鶴見区)がビールの大量生産工場から、「総合飲料工場」へかじを切る。約40億円を投じ、缶酎ハイやカクテルなどRTD(Ready to Drink)と呼ばれるジャンルも製造できる設備を導入、7月から本格稼働する。若者のビール離れなどを背景に市場が縮小傾向にある中、研究開発から製造・物流まで一貫した体制で多様化する嗜好に対応、「新たな価値を創造する」としている。

 首都圏の主力工場としてビール・発泡酒・新ジャンルの製造を手掛けてきた同工場。大規模な設備投資は1991年に実施したリニューアル以来という。「個別商品への対応ではなく、継続してさまざまな商品・新たな価値を生み出すプラットフォームの構築」が狙いと、同社は説明する。

 RTDの製造調合設備のほか、果汁発酵、ビール類の小規模醸造ができる設備も新たに導入する。ビールとRTDの両方を製造するのは、キリングループで初の試みという。工場の生産能力自体は、変わらないとしている。

 新設備は5月に試運転を行い、7月から本格稼働予定。第1弾として、リンゴ果汁などを原材料とする「キリン ハードシードル」の展開エリア拡大に伴い、同工場でも製造を始める。

 箕浦直哉工場長は「グループの総力を結集し、皆さんにワクワクしていただけるような商品を提供していきたい」と話している。

1340とはずがたり:2014/02/24(月) 08:19:52
>>1336>>1331

2013.11.6 16:20
味の素、海外好調もカルピス売却で減収減益
http://www.iza.ne.jp/kiji/economy/news/131106/ecn13110616210034-n1.html

 味の素が6日発表した2013年9月中間連結決算は売上高が前年同期比3.7%減の4870億円、営業利益が同20%減の295億円、最終利益が同46%減の221億円で減収減益だった。12年10月にカルピス株式を売却し連結対象から外れたことで、カルピス社分の売り上げが減少したことが響いた。

 国内食品事業は「クックドゥ」などの家庭用調味料が好調だったが、カルピス株売却による減収や原材料価格の高騰で減収減益。海外食品事業は主力の調味料「味の素」のほか即席麺などの販売も好調で、増収増益となった。

 同日、14年3月期の連結業績予想を修正し、営業利益を当初予想から70億円少ない前年比4.5%減の680億円、最終利益が当初予想から10億円少ない前年比0.8%減の480億円になるとした。一方、売上高は海外食品事業の好調などから当初予想から130億円増え、前年比4.8%増の1兆320億円とした。

1341とはずがたり:2014/02/27(木) 19:23:51
コカ・コーラ120→130円に 4月増税時に値上げ
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/nation/ASG2W2R0LG2WULFA001.html
朝日新聞2014年2月27日(木)09:54

 清涼飲料最大手の日本コカ・コーラグループは、自動販売機で売る一部の飲み物を4月の消費増税にあわせて10円値上げする。缶入りの炭酸飲料「コカ・コーラ」(350ミリリットル)は120円から130円になる。値上げは1998年春に110円から120円にして以来、16年ぶり。

 自販機では1円単位の値上げができない。すべての商品を10円値上げすると、増税分よりも値上げ幅が大きくなってしまうので、一部の商品はいまの120円に据え置く。自販機の商品全体として増税する「3%分」を上乗せする。

 飲料各社は「増税分を適切に転嫁する」(キリンビバレッジ)などとしており、一部商品の10円値上げで足並みがそろう見通し。

1343名無しさん:2014/03/05(水) 21:07:05
セブンイレブンのセルフ式ドリップコーヒー、4億5000万杯を突破

 セブン-イレブン・ジャパンが2013年1月末より導入を開始した、店内のオリジナル専用機器で提供するセルフ式の
ドリップコーヒー「SEVEN CAFE(セブンカフェ)」の累計販売数が、2月末時点で2013年度販売目標の4億5,000万杯を突破した。

 「セブンカフェ」は、挽きたての本格的なドリップコーヒーが手軽に楽しめると好評で、セブン-イレブンで販売す
る食料品の中で最も高いリピート購入率55%を誇っている。

 また、現在は1日1店舗当たり平均100杯の販売数で推移するなど、販売開始からわずか1年で大ヒット商品となった。
価格は、レギュラーサイズがアイスコーヒー/ホットコーヒーともに100円。ラージサイズがアイスコーヒー180円、ホットコーヒー150円。

 同社は当初、「セブンカフェ」の2013年度販売目標を3億万杯に設定していたが、昨年5月の時点で4億5,000万杯に引き上げていた。

ソース:http://www.narinari.com/Nd/20140324993.html
http://www.narinari.com/site_img/photo2/2014-03-05-111044.jpg

1345とはずがたり:2014/03/12(水) 21:00:29

「伊右衛門」「ボス」好調でサントリー過去最高益 佐治社長「3月で退任しない」
http://sankei.jp.msn.com/west/west_economy/news/140217/wec14021715420003-n1.htm
2014.2.17 15:39 [westナビ]

 サントリーホールディングス(HD)が17日発表した平成25年12月期連結決算は、最終利益が前期比約5・3倍の1955億円となり、過去最高を更新した。子会社のサントリー食品インターナショナルが東京証券取引所に上場し株式を売却したことで、特別利益を計上した。

 佐治信忠社長は記者会見で、自らの進退について「3月で社長を退任することはない。現時点で将来の人事に言及することは避けたい」と述べた。

 売上高も2兆402億円と過去最高。景気の回復に伴って個人消費が持ち直し、茶飲料の「伊右衛門」や缶コーヒーの「ボス」など主要ブランドを中心に好調だった。ビール事業は国内全体の市場が振るわない中、主力の「ザ・プレミアム・モルツ」などの健闘で、過去最高の販売数量となった。

1348とはずがたり:2014/03/27(木) 14:46:38
泡盛出荷量減 歯止めかからず
http://news.goo.ne.jp/article/okinawa/region/okinawa-24371807.html
沖縄タイムス2014年3月27日(木)06:52

 県酒造組合(玉那覇有紹会長)が26日発表した2013年の泡盛総出荷量(30度換算)は前年比2・2%減の2万674キロリットルとなり、9年連続で減少した。若者のアルコール離れや実体経済の回復感が乏しい中、県内と県外への出荷量がともに落ち込んだ。又吉良秀専務理事は「全国的にも酒類業界はかなり厳しい状況。泡盛業界が一丸となり、知恵を出し合って難局を乗り越えたい」と述べた。
 泡盛総出荷量は、焼酎ブームや沖縄ブームを背景に2000年ごろから急速に伸長したが、04年をピークに減少が続いている。総出荷量はピーク時に比べ、25・3%減少。そのうち県内出荷量は18・1%、県外出荷量は50・1%落ち込んだ。
 又吉氏は、県内出荷量の減少に歯止めがかからないことに、「強い危機意識を持っている。状況を厳しく受け止め、施策に取り組みたい」とした。
 次年度から観光客需要を喚起するため、観光業界の職員を対象にした泡盛講習会を開くほか、国際ターミナルビルでの泡盛販売や試飲会の開催などを検討している。
 出荷量は県内向けが2%減の1万7555キロリットル、県外向けは3・5%減の3119キロリットル。製造量は2・3%減の2万1257キロリットルだった。

1351とはずがたり:2014/04/04(金) 20:11:06
日清オイリオ、ごま油など値上げ
http://news.goo.ne.jp/article/businessi/business/industry/fbi20140403023.html
フジサンケイビジネスアイ2014年4月4日(金)08:21

 日清オイリオグループは3日、原料価格の高騰などを受け、ごま油やサラダ油などの出荷価格を今月10日出荷分から値上げすると発表した。ごま油の改定幅は「20%以上」としており、家庭用の「日清純正香りひき立つごま油」は、店頭小売価格が390円前後となる見通し。また、サラダ油やキャノーラ油などの食用油は「1キログラム当たり20円以上」の改定で、業務用の1斗缶入りサラダ油の場合「最終価格が8%前後上がる」(広報)見込み。

日清オイリオ、食用油値上げ
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/business/jiji-140403Y322.html
時事通信2014年4月3日(木)16:39

 日清オイリオグループ〈2602〉は3日、食用油を10日納入分から値上げすると発表した。大豆などが高騰しているためで、家庭用は1キログラム当たり20円以上引き上げる。業務用は一斗缶(16.5キログラム)当たり300円以上、加工用は1キログラム当たり20円以上の値上げとなる。

1354荷主研究者:2014/04/13(日) 10:47:45

http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/economics/news/20140329/1548869
2014年3月29日 下野新聞 朝刊
旧ヨックモック今市工場跡に進出 日本チョコ協同組合 3年後の操業開始目指す

 組合加盟のチョコレート菓子メーカー32社に原料チョコレートを製造・販売する「日本チョコレート工業協同組合」(東京都板橋区、藤縄利康理事長)が、日光市小代の菓子製造業旧ヨックモッククレア今市工場跡地に製造工場を移転し進出することが28日、同市産業環境部などへの取材で分かった。市によると、同組合は跡地約2〜3ヘクタールの購入などを既に決めており、2017年の操業開始を目指すという。

 同組合は中小企業等協同組合法に基づき1949年に設立された。共同出資による共同生産加工で原料を製造し、ヨックモッククレアやモロゾフ、メリーチョコレートカムパニーなど加盟32社に供給している。従業員は36人(13年3月末)、売上高は41億円(12年度)。

 日光市などによると、同組合は施設の老朽化や周囲の住宅化などを考慮し板橋区にある工場の移転を検討。旧ヨックモッククレア今市工場が同市土沢へ移転し11年3月から日光工場として操業を開始したことに伴い、整地された旧工場跡地を候補地の一つにして選定を進めてきた。

 下野新聞社の取材に同組合は「担当者が不在で詳細はお答えできない」としている。

 日光市の斎藤文夫市長は「小代地区への企業立地は、雇用の確保や地域産業の活性化につながる。市内への企業誘致に全力で取り組んでいきたい」とコメントした。

1355荷主研究者:2014/04/13(日) 12:43:22

http://www.kagakukogyonippo.com/headline/2014/03/12-14975.html
2014年03月12日 化学工業日報
太洋化学工業 リン酸塩 福島から長野・佐久に移転

 太洋化学工業(東京都江東区)は、長野県佐久市に食品添加物のリン酸塩製造工場を新設した。これまで福島工場(福島県楢葉町)でリン酸ナトリウムなどの生産を行っていたが、東日本大震災にともなう東京電力福島第1原子力発電所の事故により、工場全域が警戒区域内となり操業不能状態が続いていた。新たな中核工場と位置付ける佐久工場で、早ければ5月中にも本格的に生産を開始する予定。

1356荷主研究者:2014/04/20(日) 00:16:41

http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20140406/CK2014040602000042.html
2014年4月6日 中日新聞
《茶況》緑茶飲料生産2年連続増

 全国清涼飲料工業会によると、2013年の緑茶飲料の生産量は前年比5・5%増の243万6900キロリットルで2年連続で増えた。販売金額は2・6%増の3848億円と2年連続で増加した。関係者は特定保健用食品の商品が新発売され、商品のリニューアルも多くメーカーの戦略が効果的だったと増加要因を指摘した。

 ミネラルウオーター類は前年比2・8%増の286万5300キロリットルで13年連続の増加。金額は6・1%増の2228億円。紅茶飲料は7・4%減の101万4200キロリットルで3年連続で前年割れ。金額は17・4%減の1782億円で3年連続の減少となった。ウーロン茶飲料は4・2%減の71万1600キロリットルで金額は10・6%減の1026億円となった。

 清涼飲料全体は前年比2・4%増の2023万2200キロリットルで、4年連続で過去最高を更新。金額は0・9%増の3兆6678億円だった。

(松本利幸)

1357荷主研究者:2014/04/27(日) 20:07:24

http://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/20140411/CK2014041102000181.html
2014年4月11日 東京新聞
サントリー利根川工場 生産能力2割増強

スピードアップを図るため、新設したラインの充てん機。1分間で2000缶生産できる=千代田町で

 サントリー利根川ビール工場(千代田町)で、新たなビール製造ラインがお披露目された。価格帯の高い「ザ・プレミアム・モルツ」や第三のビール「金麦」が好調で、生産能力を二割高めた。

 新たな製造ラインは一分間で二千缶を生産でき、従来の二ラインと合わせ、年間の生産能力は一・二倍に増強。工場内の配送センターに鉄骨二階建ての倉庫を新設し、倉庫面積も二割増しにした。

 原料の麦芽をより多く搬入できるようコンテナ棟も改修。小規模冷却システムを導入し、省エネ化も図った。

 利根川工場は一九八二年から、北関東や東北など東日本向けにビールなどを製造。十年連続で年間の販売数量が最高を更新しているモルツ人気を追い風に、二〇一二年一月から二年間、全工程の増設工事に取り組んだ。総事業費は計約五十億円。

 内覧会には、地元自治体や協力会社の関係者ら約百三十人が参加。高岡成介工場長は「新しい工場のモデルになれば。これからも最高の品質を追求したい」と話していた。 (美細津仁志)

1358荷主研究者:2014/04/27(日) 20:08:09

http://www.ehime-np.co.jp/news/local/20140408/news20140408682.html
2014年04月08日(火)愛媛新聞
プライムデリカ新居浜工場稼働 1日最大15万食製造

【写真】プライムデリカ新居浜工場でサンドイッチの食材を盛り付ける従業員=7日午後、新居浜市東田2丁目

 コンビニエンスストア大手セブン−イレブン向け食品を製造するプライムデリカ(相模原市)の新居浜工場(愛媛県新居浜市東田2丁目)が7日、稼働を始めた。8月にもフル稼働予定で製造能力は1日最大約15万食。商品は四国全域の店に並ぶ。

 同社によると、工場従業員は社員41人、パート320人。調理パンを皮切りに、総菜や和洋菓子、サラダなどを順次製造する。

 工場は24時間稼働で、安全管理を徹底。出勤時に従業員の体調を確認し、異物混入を防ぐため現場内は私物持ち込みを禁止。モニターカメラで不審な動きがないか記録する。

 7日はサンドイッチやロールパン計7種類を製造した。

1359とはずがたり:2014/05/01(木) 10:33:40

サントリーが米ビーム社の買収完了 蒸留酒世界3位に
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/business/snk20140501501.html
産経新聞2014年5月1日(木)09:17

 サントリーホールディングス(HD)は1日、「ジムビーム」などのブランドを持つ米蒸留酒最大手ビームの買収手続きが完了したと発表した。ビーム社の社名を「ビームサントリー」に変更し、HDの直下にぶら下げる。買収金額は158億ドル(約1兆6千億円)。蒸留酒事業では世界3位に浮上し、同分野で首位の英ディアジオ、2位の仏ペルノ・リカールの追撃を図る。

 佐治信忠社長は「新会社が世界市場で大きく飛躍することを確信する。ビームもサントリーの『やってみなはれ』と共通するスピリットが流れており、大きな原動力になる」とコメントした。

 ビームサントリーは、ビームの本社がある米イリノイ州に置き、ビームのマット・シャトックCEO(最高経営責任者)が、会長兼CEOに就任する。サントリーからはHDの鳥井信吾副社長、サントリー酒類の相場康則社長らが取締役に就く。

 さらに今年末までに、サントリー酒類を、蒸留酒を取り扱うスピリッツ事業部、ビール事業部に再編。スピリッツ事業部をビームサントリーの傘下に置く。ビール事業会社はHDの直下とする。

 今後、新興国での事業強化やサントリーの「山崎」などの主力ブランドをビームの販路を活用し、海外での販売を拡大させる。

1364とはずがたり:2014/05/26(月) 11:51:26
堅実を旨とする愛知県の企業には珍しいが。。

2014年5月23日 9:00更新
なぜ「味ぽん」はパスタソースを買収したのか 創業210年、初の中埜家以外のトップが世界に挑む
http://money.jp.msn.com/news/toyokeizai-online/%E3%81%AA%E3%81%9C%EF%BD%A2%E5%91%B3%E3%81%BD%E3%82%93%EF%BD%A3%E3%81%AF%E3%83%91%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%82%BD%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%82%92%E8%B2%B7%E5%8F%8E%E3%81%97%E3%81%9F%E3%81%AE%E3%81%8B-%E5%89%B5%E6%A5%AD210%E5%B9%B4%EF%BD%A4%E5%88%9D%E3%81%AE%E4%B8%AD%E5%9F%9C%E5%AE%B6%E4%BB%A5%E5%A4%96%E3%81%AE%E3%83%88%E3%83%83%E3%83%97%E3%81%8C%E4%B8%96%E7%95%8C%E3%81%AB%E6%8C%91%E3%82%80-1

 「味ぽん」を主力商品とするミツカンホールディングス(愛知県半田市)は5月22日、世界的な食品大手ユニリーバからバスタソースブランド「ラグー」「ベルトーリ」を2000億円を超える金額で買収すると発表した。創業210年の老舗は、創業家以外から初の社長を就任させる体制刷新を図ったばかり。大胆な改革でグローバル企業への脱皮を進めるという。

買収ブランドの年商6億ドル

 「ラグー」は北米の家庭用パスタソースとしてシェア25%のトップブランド、高価格帯商品の「ベルトーリ」はシェア8%で全米4位、両ブランド合わせた売上高は約6億ドル(2013年)に上る。

 日本ではなじみが薄いが、パスタやパンが主食のアメリカの食卓ではパスタソースが欠かせず、特にヒスパニック系のアメリカ人向けに今後も需要拡大が見込めるという。ミツカンはユニリーバの子会社、米コノプコ社が保有するケンタッキー州とカリフォルニア州のソース工場などを含めたブランド事業を、21.5億ドル(約2150億円)で譲り受ける契約を21日に結んだ。

 イギリス、オランダを本拠とするユニリーバは、日本では石けんやシャンプーのイメージが強いが、クノール(日本では味の素グループがライセンス生産)や紅茶のリプトンをはじめ、食品を中心に400以上ものブランドを抱える。ただし、近年はその整理統合が図られており、今回の売却もその戦略の一環。ユニリーバ北米本社はミツカンとの契約について「われわれの食品事業の焦点をよりはっきりさせるためのものだ」とコメントしている。

 一方のミツカンは半田市の造り酒屋だった初代中野又左衛門が、江戸後期の1804(文化元)年に分家独立して粕酢を造ったのが始まり。戦後はいち早くびん詰めの生産ラインを導入、1964(昭和39)年に発売した「味ぽん」が大ヒットして全国に名をとどろかせた。

 その後は多角化を進め、「おむすび山」や「追いがつおつゆ」「五目ちらし」などのヒット商品を量産、2000年以降は「金のつぶ」を中心とした納豆を第二の主力商品に育て上げる。

 同時に海外へも積極的に進出、アメリカの食酢メーカー、アメリカン・インダストリーの買収を皮切りに海外企業のM&Aも数多く仕掛けていた。

ミツカンは社長交代直後

 歴代トップは創業家の中野家(4代目から中埜姓)が「又左衛門」を襲名しながら引き継いできたが、2000年代の積極経営を率いてきた8代目の中埜和英氏が今月16日付で社長職を生え抜きの長谷川研治氏に譲る人事を発表。その3日後に突如開いた今回の買収発表会見には、中埜会長、長谷川社長が再びそろって臨んだ。

 中埜会長は社長人事と買収との関係を問われ、「この案件があったから人事を決めたわけではない」と苦笑いした上で、「海外比率を高めたいという思いで組織を作り上げてきて、たまたま人事と契約が重なった。私が経営に携わってから約20年で一つの区切り。企業継続という観点から次世代に正しく引き継いでいくためで、責任はすべて私がとる」と強調した。

 グループの年間売上高は1500億円規模、経常利益は昨期212億円で、2000億円の買収はかなり強気だ。資金は三菱東京UFJを主体に4行から借り入れ、グループ全体で6〜7年かけて返済する計画だという。

 「生産、物流、新製品開発などで既存事業とのシナジー(相乗)効果が期待できる。日本とアメリカの違いはあるだろうが、そこはブランド戦略をしていく企業として腕の見せどころだ」と長谷川社長。ただ、当面はアメリカでの販売が中心となり、今後のグループ売上高に占める海外比率は50%を超える見通しだ。

 地方から世界にはばたく企業の挑戦としてユニーク。しかし、パスタと酢のブレンド風味が想像できないように、その効果は未知数と言わざるを得ないだろう。

1365荷主研究者:2014/06/21(土) 16:07:15

http://www.sankeibiz.jp/business/news/140510/bsc1405100500001-n1.htm
2014.5.10 05:00 Fuji Sankei Business i.
味の素、仏工場の売却検討 人工甘味料生産、国内に集約

 味の素が、フランスの人工甘味料工場の売却に向けて検討に入ったことが9日、分かった。甘味料の生産は、国内の東海工場(三重県四日市市)に集約する。汎用(はんよう)的な人工甘味料は、中国メーカーなどの価格攻勢が激しく、採算が悪化。同社は高付加価値製品の強化を図るため、仏工場の売却方針を決めた。

 同社は、東海工場と1993年に稼働した仏の味の素ユーロ・アスパルテーム(グラブリン市)の2カ所でアミノ酸由来の甘味料を生産してきた。両工場で年間1万トン規模の生産能力を持つ。だが、欧米の炭酸飲料市場の低迷に加え、中国メーカーの大量生産によって、汎用品の国際的な価格が落ち込んでいる。

 このため、汎用品生産比率が高い仏工場での生産をやめ、東海工場の稼働率を上げると同時に、他の素材と組み合わせる複合甘味料や機能性甘味料の生産を強化する。現状では汎用品と高付加価値製品の売上高はほぼ同規模だが、2020年度をめどに、高付加価値甘味料の比率を7割にまで高める考えだ。味の素は16年度を最終年度とした中期経営計画を今年4月にスタートさせた。この中で同社の強みであるバイオなどの最先端技術を活用して製品の高機能化を図り、中国メーカーなどとの差別化を図る戦略を打ち出している。今回の工場売却は、中期計画具体化の第1弾と位置づけている。

1366荷主研究者:2014/06/21(土) 18:02:39

http://www.hokkoku.co.jp/subpage/K20140516305.htm
2014年5月16日02時50分 北國新聞
ベトナム事業拡大 三谷産業、うま味調味料量産

 三谷産業(金沢市)はベトナムでの事業を拡大する。2015年3月期(今期)、現地子会社の工場を活用し、海産物を使ったうま味調味料の量産を新たに始める。東南アジアの食品メーカーなどに売り込む方針で、工場の設備増強も検討する。

 カツオのエキスなどを活用することを候補に開発を進め、三谷産業のブランドとして現地で売り込む計画。東南アジアでは食への関心が高まっており、拡販が見込めると判断した。日本でも販売する。

 ベトナム子会社はAFCP社。ホーチミン近郊の第1工場ではサプリメントなどの健康食品に使われる原料を製造し、業務提携先の焼津水産化学工業(静岡県焼津市)で最終製品化している。4月に完成した第2工場は出光興産(東京)向けで牛用の機能性飼料を生産する。

 ベトナム南部ビンズオン省の工業団地では反中デモの影響で日系企業を含む工場の操業を停止する動きが出たが、ベトナムにある三谷産業グループの工場は通常通り稼働しているという。饗庭達也社長は「注意して監視していく」と語った。今年はベトナム進出から20年の節目にあたるため、8月に現地で記念式典を行う予定である。

1368とはずがたり:2014/06/26(木) 14:24:19
さてどうなりますかねぇ〜♪

2014年06月26日 08:30ローソン新浪氏を社長に招聘したサントリー。長年の「迷い」を断ち切ることができるのか?
http://blogos.com/article/89234/

 サントリーホールディングスは、ローソン会長の新浪剛史氏を10月1日付けで社長に迎える方針を明らかにした。サントリーで創業家出身以外の人物が社長が就任するのは初めてのことになる。

 新浪氏は三菱商事を経て2002年にローソン社長に就任。海外展開を加速させるなどの実績を残したほか、政府の産業競争力会議の民間議員も務めている。
 ローソンは、今年3月から玉塚元一COOが社長に就任する人事を発表しており、会長となった新浪氏の去就が注目されていた。一部からは政治家への転身なども囁かれていたが、結局サントリーのトップ就任となった。

 サントリーは、今年5月に米国のウイスキー大手ビーム社を約1兆6500億円で買収しており、積極的な海外展開を行っている。海外展開で実績のある新浪氏を社長に迎える人事は、同社の方針に合った選択といえるだろう。
 ただサントリーには、今後の経営の方向性をめぐって、大きな「迷い」が存在している。著名な雇われ経営社を外部から招聘することで、この問題を解決できるかどうかは、まだ何ともいえない。

 サントリーは、鳥井信治郎氏が「鳥井商店」を創業後、100年以上にわたって創業家である鳥井家と佐治家が経営を行ってきた。また、外部からの干渉を嫌い、株式を上場しない方針を貫いてきたことでも有名である。
 だが日本の人口減少は同社に根本的な体質転換を迫っている。このまま縮小傾向が続く国内市場に依存していては、成長を維持することが難しく、経営体制の根本的な変革が求められている。

 当初、同社はキリンとの合併による国際展開を模索していたが、合併比率で揉め、結局、これを白紙に戻してしまった。その後、同社はホールディング傘下のサントリー食品インターナショナルだけを単独上場させるという、何とも中途半端な戦略に舵を切る一方、多額の借り入れを行い、1兆6500億円もの大金を投じてビーム社の合併に乗り出した。

 グローバルな展開は必須だが、鳥井商店としての個人経営体制は維持したいという、半ば矛盾する創業家の心情を垣間見ることができる。

 外部からの著名雇われ経営者の招聘は、こうした状況を打開するための方策のひとつと考えられる。だが、外部からの経営者招聘は諸刃の剣である。よい効果を発揮すれば企業を劇的に変革できるが、創業家とソリが合わず退任したケースも無数にある。

 幸いなことに、新浪氏にはある程度の時間がある。同社の佐治信忠会長兼社長は代表権のある会長職にとどまり、引き続き経営全体を統括する意向を示している。ビーム社を買収した直後ということもあり、大きな動きは当分はないと考えられる。新浪氏は社内の掌握を行いつつ、ビーム社のアジア展開などの指揮を執ることになる可能性が高い。

 ビーム社の運営が軌道に乗り、ホールディング本体の上場が視野に入ってくるようであれば、新浪氏の招聘には意味があったということになるが、これを判断できるのは、数年後のことだろう。

1370名無しさん:2014/07/04(金) 09:04:20
コンビニで実施されている「おにぎり100円セール」。店頭に貼ってあるポスターなどを見て、
「おっ、100円か。今日の昼飯は、おにぎりにしよう」といった経験をもつ人も多いだろう。


こうしたセールはさまざまな状況に合わせて、各チェーンが展開しているが、最近では特にセブン-イレブンの連発が目立つ。
ここ1年を振り返ってみても、セブン-イレブンは「おにぎり100円セール」を10回も行っている。

セブン-イレブンのおにぎりセール

・2014年6月14日(土)〜6月17日(火)【4日間限定】
・2014年6月5日(木)〜6月8日(日)【4日間限定】
・2014年4月30日(水)〜5月6日(火)【7日間限定】
・2014年4月4日(金)〜4月8日(火)【5日間限定】
・2014年3月21日(金)〜3月25日(火)【5日間限定】
・2013年12月6日(金)〜12月10日(火)【5日間限定】
・2013年11月20日(水)〜11月24日(日)【5日間限定】
・2013年9月7日(土)〜9月11日(水)【5日間限定】
・2013年7月12日(金)〜7月16日(火)【5日間限定】
・2013年6月15日(土)〜6月19日(水)【5日間限定】

※2014年3月以前のセールについては、リンク先が削除されていました。

セールの時期に注目すると、ほとんどが長期休暇や連休に合わせて実施している。
長期休暇に行う理由として、来店動機の“後押し”挙げられる
。しかし、よーく見ると、連休どころか祭日もない6月にも実施している。
なぜこのタイミングなのかというと、梅雨時期は来店動機が低くなるので、お客さんに来店してもらう“きっかけ”をつくっているのだ。

●年中「100円セール」はできない

「おにぎりが100円」――。

お客さんにとっては、安いことはうれしいだろうが、店側にとってはどうなのか。
セールをすれば、売上1個当たりの利益は減少する。
しかし「たくさん売ればもうかるのでは?」と思っている人も多いだろう。この指摘は事実なのだが、店側の見方は少し違う。

コンビニは「100円セール」と銘打っているものの、実際は全部の商品が対象になっているわけではない。
各チェーンは「高級おにぎり」をそろえている。
例えば、セブン-イレブンでは「金のシリーズ」、ローソンでは「新潟コシヒカリシリーズ」、
ファミリーマートでは「魚沼産コシヒカリシリーズ」――これらの高級おにぎりは「対象外」というケースが多い。

「100円セール」の対象になるのは、高級おにぎり以外……つまり、安いおにぎりとなる。
ツナマヨ、サケ、梅といったおにぎりは、普段から100円、110円で販売されているので、「100円セール」になっても、これらの商品がよく売れる。
もちろん、セールを狙ってなるべく値引き率の高いモノを買う人もいるのだが、販売実績をみると、通常時のランキングと大差はない。

「100円セール」を実施すると、通常時に比べ、売り上げが約1.5倍になる。お店側にとっては、小さな値引きで大きな稼ぐことができるので“オイシイ”。
また、セール中は、値引きがされていない高級おにぎりの売り上げもアップするのだ。

このようにコンビニ事情を書いていると、「じゃあ、年中『100円セール』を行えば? そうすれば、もっともうかるはず」と、思われる人もいるだろう。
しかし、それでは、お客さんは安く感じないだろうし、そもそも年中おにぎりを食べたいわけでもない。

http://news.livedoor.com/article/detail/9004594/

1371名無しさん:2014/07/04(金) 10:38:24
流通経済研究所が提供するPOSデータ分析サービス「NPI CLOUD」によると、6月16日〜22日の
「アイスクリーム類」のPOSデータによる売上ランキング(売上高上位20)は、以下の通りとなった。
「森永 パルム チョコバー 55ml×6」の1位が続いた。
アイスクリーム類の内訳は、プレミアムアイス、ファミリーアイス、パーソナルアイスその他、その他菓子類。

1位森永 パルム チョコバー 55ml×6
2位森永 チョコモナカジャンボ
3位井村屋 BOXあずきバー 65ml×6
4位グリコ ジャイアントコーンアソート
5位赤木 ガリガリ君ソーダ 65ml×7
6位明治 エッセル スーパーカップ超バニラ
7位ロッテ 爽バニラ
8位ヨーロピアンシュガーコーン バニラ 56ml×5
9位グリコ パピコチョココーヒー
10位ハーゲンダッツ ミニカップ バニラ

http://makernews.biz/201407033065/
http://makernews.biz/main/wp-content/uploads/2014/07/20140630POS_icecream.jpg

1372名無しさん:2014/07/04(金) 13:57:38
カレーを食べれば動脈硬化を予防できる!? - ハウスが確認
http://news.mynavi.jp/news/2014/07/04/152/

ハウス食品は7月3日、広島大学・東幸仁教授との共同研究で、
カレーに動脈硬化予防で重要な役割を果たす血管内皮機能を改善する効果があることを臨床試験により確認したと発表した。

カレーには、スパイス由来の抗酸化物質が多く含まれており、高い抗酸化力が
期待できる食品の1つであることから、同社は「カレーを食べれば酸化ストレスが低減されて、
健康に良い効果をもたらすのではないか」と考え、研究に取り組んできた。
http://news.mynavi.jp/news/2014/07/04/152/images/001.jpg
研究を行うなか、同社は、血液の流れを良くし、血管を柔軟に保つことで動脈硬化を予防する血管内皮の機能に注目した。


血管の構造。血管の内側は一層の血管内皮細胞から構成されている 資料:ハウス食品

食後の血糖値の上昇で生じる酸化ストレスによって、血管内皮機能は低下し、
動脈硬化が進展することが知られている。血管内皮機能が低下すると、血管内皮細胞の隙間から
LDL(悪玉コレステロール)が血管壁に入り込んで酸化変性し、酸化LDLはマクロファージ(白血球の一種)に取り込まれ、動脈硬化巣を形成する。

抗酸化力が高いカレーを摂取することで酸化ストレスを除去することができれば、血管内皮機能を健全に保つことができると考えられる。
そこで、同社は、カレーを食べることによって、酸化ストレスによると考えられる食後の血管内皮機能低下が改善することを確認した。
試験は、4名の健康な男性(平均年齢45歳)を対象に行われた。180グラムのレトルトカレー
またはスパイスを含まないコントロール食品を200グラムの米飯と併せて摂取してもらい(計約500kcal)、
摂取前後で血管内皮機能を比較した。あわせて、全身・上腕の血行動態や各種生化学指標も測定した。

血管内皮機能を示すFMD値の結果を統計処理したところ、スパイスを含まないコントロール摂取によって、
値は5.8%から5.1%へ有意にした。一方、カレー摂取の場合、値は5.2%%から6.6%へ有意に上昇した。
さらに、カレー摂取後の値はコントロール食摂取後に比べ、有意に高いことがわかった。


カレーの単回摂取が血管内皮機能に及ぼす影響 資料:ハウス食品

今回の試験で、酸化ストレスの増大によると考えられる食後の血管内皮機能低下が、
カレー摂取後では見られず、血管内皮機能が改善することが明らかになった。

1375荷主研究者:2014/07/05(土) 15:57:42

http://www.nikkan.co.jp/news/nkx1020140604caai.html
2014年06月04日 日刊工業新聞
飲料各社、清涼飲料水の賞味期限表示で「年月表示」を拡大

 キリンビバレッジやサントリー食品インターナショナルなど大手飲料メーカーは3日、清涼飲料水の賞味期限の表示で「年月表示」を拡大すると発表した。2013年に飲料メーカー5社が国産水の2リットルペットボトルで表示を切り替えたが、今月から国産水に限定せず賞味期限が1年以上の商品を「年月表示」に順次移行する。国産水で顧客の理解が得られたとみて対象を拡大する。

 年月表示に移行が決定した清涼飲料水はキリンビバレッジの缶コーヒー「ファイア」、サントリー食品インターナショナルの缶コーヒー「ボス」、「サントリーウーロン茶」。この2社以外の各社も移行を検討中。年月表示により流通では商品管理が日別から月単位にでき配送や保管の効率化、廃棄ロスの削減効果もあるという。

 同プロジェクトは主に消費財流通業界の企業で構成する日本TCGFが主体となって実施。国分や三菱食品の大手卸、イオンやローソンなど大手小売業が参加している。

1376荷主研究者:2014/07/05(土) 15:58:06

http://www.sankeibiz.jp/business/news/140607/bsc1406070500005-n1.htm
2014.6.7 07:13 Fuji Sankei Business i.
希少糖 肥満予防へ広がる活用 ドレッシングなど食品400種/学校給食に導入

希少糖シロップを使ったインスタントコーヒー「ヘルシーカフェ」を紹介するノエビアの社員

 自然界にわずかしか存在しない糖の一種「希少糖」が注目されている。血糖値の上昇を抑え、肥満予防にも役立つとされ、シロップをはじめとして幅広い食品に活用。希少糖の研究・生産拠点がある香川県では学校給食にも使われ、児童らに好評だ。

 ◆「無理なく健康に」

 とろりとした透明の液体。口に含むと爽やかな甘みが広がる−。希少糖を含むシロップ「レアシュガースウィート」が人気を呼んでいる。

 使われている希少糖「D−プシコース」の甘みは砂糖の約7割だが、香川大の何森健特任教授の研究で、食後の血糖値の上昇や内臓脂肪の蓄積を抑えるといった効果が判明。幅広く使えるように、香川大と食品素材メーカーの松谷化学工業(兵庫県伊丹市)などがシロップを開発した。

 生産は松谷化学工業が担い、レアスウィート(香川県三木町)が販売している。2012年に全国発売した当初は、知名度の低さから出荷本数は月3000本程度だった。だが「昨年秋にテレビ番組で紹介されてから一気に注目を浴びて注文が殺到し、今では10万本を超える」(レアスウィートの近藤浩二社長)という。

 500グラム入りで1296円とやや高めだが、液状なので料理や飲み物に使いやすいと人気は上々。近藤社長は「日常のあらゆる場面で使ってもらい、生活習慣病予防につなげてほしい」と一段の売り上げ増を期待する。

 シロップを使った食品開発も活発だ。レアスウィートによると、約200社が菓子や焼き肉のたれ、ドレッシングなど約400種類の商品にレアシュガースウィートを活用している。調理に使う飲食店もある。

 化粧品メーカーのノエビアは今年5月、希少糖シロップを成分に使ったインスタントコーヒー「ヘルシーカフェ」を発売した。担当者は「毎日飲む嗜好(しこう)品なので、無理なく楽しみながら健康を目指せる」とPRする。

◆「甘すぎない」と好評

 学校給食に導入している地域もある。松谷化学工業のシロップ生産工場がある香川県宇多津町では2月から、小中学校など5カ所の給食で月2回程度、希少糖を活用した献立を提供している。「生活習慣病の予防には子供時代からの食生活が重要」(宇多津町教育委員会)との考えからだ。

 宇多津北小学校の給食で、砂糖の代わりにシロップを使った「新ジャガとアスパラガスのうま煮」を食べた児童からは「後味が甘すぎない」「いつもよりアスパラガスが軟らかい」と歓声が上がった。

 同校で給食を担当する栄養職員の三野葉子さんは「希少糖には魚の臭みも消してくれる働きもあるので、魚嫌いの子でも食べてくれるようなメニューを考えたい」と意欲を見せていた。

1378とはずがたり:2014/07/17(木) 20:08:03
そもそも政府が独占しているのが可怪しいように思えるけど。。

小麦粉、横並びの販売価格改定に異変
日清製粉が投じた一石の波紋が広がる
http://toyokeizai.net/articles/-/41001
鶴見 昌憲 : 2014年06月29日

「小麦粉、横並びの販売価格改定に異変 日清製粉が投じた一石の波紋が広がる | 週刊東洋経済 - 東洋経済オンライン」をはてなブックマークに追加
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日本の小麦輸入元は米国、カナダ、豪州。政府が輸入し、関税相当分を乗せて売り渡す(写真:GYRO PHOTOGRAPHY/アフロ)
自由競争の表れか、それとも業界のおきて破りか──。政府の輸入小麦売り渡し価格見直しに伴って行われる国内製粉メーカーの小麦粉の販売価格改定で、主要各社の対応が分かれた。

業界2位の日本製粉と3位の昭和産業が「7月から業務用強力粉(パン・中華麺用)は値上げ、中力粉(うどん・即席麺用)と薄力粉(菓子用)は値下げ」としたのに対し、トップメーカーの日清製粉グループ本社は「小麦粉全銘柄の価格据え置き」を打ち出したからだ。今までも改定額が各社間で若干異なることはあった。だが、値上げ、値下げの方向性がバラバラになるのは初めてだという。

営業現場も混乱

各メーカーは4月上旬の小麦価格改定発表を機に、パン、麺、菓子などの需要家と交渉を行い、7月の新価格導入に持ち込む日程だった。だが、従来と違い、大手の間で対応が異なったことが、営業現場の混乱を引き起こしている。

シェア4割を握る日清製粉が据え置きを発表した時点で、強力粉の値上げは事実上不可能になった。日本製粉や昭和産業が値上げを求めても、少しでも安価な原料を望む需要家に「日清は据え置きじゃないか」と言われれば、引っ込めざるをえない。

一方、中・薄力粉については、日清の「価格据え置き」は難航している。こちらは、ほかの2社が値下げを打ち出しており、強力粉とは逆に、日清が値下げを要求されれば受け入れる可能性が高い。

結果として、強力粉は値上げできず、中・薄力粉は値下げ、と価格下押しの圧力のみがかかった。今回の価格改定は、製粉業界にとって、いい思いができないままで終わりそうだ。特に価格交渉力が弱く、大手の動きに追随するしかない中堅製粉会社からは、値上げを放棄した日清に対して恨み言が出る。

原料は値上がり基調

そもそも小麦粉の原料になる小麦の価格は各社一律だ。小麦粉原料の9割弱を占める外国産小麦は、政府が一括購入して製粉各社に売り渡す仕組みだからだ。

政府は直前6カ月の平均買い付け価格をベースに、毎年4月と10月に売り渡し価格を変える。今年4月は強力粉に使う北米産銘柄が前回より上がり、中・薄力粉の原料となる豪州産銘柄が下がった。ただ、近年は小麦価格の上昇基調が続いており、今回も全銘柄を平均すると2.3%の上昇で、4期連続の値上げとなった。

この政府売り渡し価格を基に、従来どおり強力粉、中・薄力粉に各社が計算した利益額を上乗せすれば、販売価格の改定幅はほぼ同じ数字に着地する。その後、2〜3カ月ほどかけて各社がそれぞれの需要家に価格改定を働きかけるのが、製粉業界の年2回の決まり事であった。

日清の狙いは判然としないが、その決まり事が覆った。今回の粉価改定に関する取材要請に対して、日清は「受けられない」とするのみ。今後も日清は独自の価格改定を行うのか、それとも今回だけの措置なのか。日清の投じた一石の波紋が広がっている。

1380チバQ:2014/07/22(火) 21:31:49
保管方法がどうだったとか?加工前に検査していたのか?
とか確認するべきであって、安易に「賞味期限切れを加工したこと」=「悪」
と捉えるのは、あまりにも安易すぎる。

http://mainichi.jp/select/news/20140723k0000m020085000c.html
中国産鶏肉:「消費期限切れ」流通…マック、ファミマなど
毎日新聞 2014年07月22日 20時58分(最終更新 07月22日 21時09分)

 日本マクドナルドは22日、21日から2日間にわたり、一部店舗でチキンマックナゲットの販売を中止したと発表した。ナゲットの仕入れ先である中国の食肉加工会社「上海福喜食品」で、品質保持期限が切れた鶏肉を混入していた疑いが浮上したため。大手コンビニエンスストア、ファミリーマートも今月から販売している「ガーリックナゲット」「ポップコーンチキン」を上海福喜食品から仕入れており、22日から販売を中止。厚生労働省は、中国大使館を通じて、事実関係の確認作業を始めた。

 品質保持期限は日本の消費期限に当たり、安心して食べられる期限を示す。

 日本マクドナルドによると、国内で販売するナゲットの約2割が同社産。ナゲットはタイと中国の数社から輸入しているが、上海福喜とは2002年に取引を始め、関東・甲信越の1都10県の約1340店で販売してきた。マクドナルドは仕入れ先の切り替えを進め、23日には全店舗での販売を再開する方針だ。

 一方、ファミリーマートは今月から全国販売したガーリックナゲットのほか、東京都内などの約10店舗で試験販売していたポップコーンチキンの全量を上海福喜から調達していた。【種市房子、上海・隅俊之】

.

1381とはずがたり:2014/07/23(水) 14:03:20
根深い中国リスク 日本KFCは取引なし
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/140723/biz14072310450009-n1.htm
2014.7.23 10:45

 中国の食品会社の使用期限切れ鶏肉使用問題で、食の安全をめぐる“中国リスク”が再燃する恐れが出てきた。中国では日本の消費者が被害にあったギョーザ中毒事件など食の安全に関する問題が度々発生し、取引する企業を悩ませてきた。中国の食品を取り扱う日本企業は、今回の問題をきっかけに改めて中国リスクとどう付き合うか再考が求められそうだ。(平尾孝)



 「ギョーザ中毒事件以降、中国の工場への点検などを強化しているが、それでも限界はある」

 コンビニエンスストア大手の幹部は、今回の問題がひとごとでないとの危機感を示した。その上で「賞味期限切れ問題などは起きうるリスクとして認識を強める必要がある」と強調した。

 中国企業が関わる食の安全に関する問題では、2008年に日本企業が仕入れた中国製ギョーザに有機リン系殺虫剤「メタミドホス」が混入する中毒事件が発生。それ以外にも偽粉ミルクや漬物などへの農薬混入、下水道の汚水を精製したものを食用油として販売するなど、中国における食の安全問題は根深い。

 日本マクドナルドは既存店売上高が前年割れを続け、反転を目指している途上でこの問題が発覚。ファミリーマートもセブン−イレブン・ジャパン、ローソンと激しい競争を繰り広げ、大幅な商品力強化を進めていたところだった。

 この問題で販売中止を余儀なくされ、消費者からの信頼を損なう懸念もある。

 中国の食品を取り扱う日本企業にとって、食の安全について、リスクが依然として中国に横たわっていることを改めて示した格好だ。

 一方、今回問題の鶏肉を使った可能性を発表した日本マクドナルド、ファミリーマートの2社以外も、現地報道などでこの食品会社との取引がある企業として取り上げられるなどしており、イメージ悪化につながる懸念も出ている。

 中国のケンタッキー・フライド・チキンはこの会社の鶏肉を取り扱っていると現地で報じられたが、日本でケンタッキー・フライド・チキンを展開する日本KFCホールディングスは「日本では国産鶏肉を使用し問題はない」と反論。

 このほか、流通大手のイオンやセブン&アイ・ホールディングス、コンビニ大手のローソン、スーパーのライフコーポレーション、居酒屋チェーンのワタミなどもこの会社の鶏肉は扱っていないことを確認したという。

1382とはずがたり:2014/07/23(水) 14:35:48

上海衛生当局、問題商品100トンを押収 他地域も調査開始
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140723/chn14072310240002-n1.htm
2014.7.23 10:24

 上海の食品会社「上海福喜食品」が米ファストフード大手マクドナルドなどに使用期限切れの鶏肉を販売していた問題で、上海食品監督当局は23日までに、「チキンマックナゲット」や豚肉のハンバーグなどの加工品に問題があったと認定、関連商品約100トンを押収した。新華社が報じた。

 問題の鶏肉加工品を使用していたマクドナルドなどの店舗は他地域にも及んでおり、浙江省や山東省の食品監督当局も調査に乗り出した。

 また、新華社電によると、上海の食品監督当局は22日、上海福喜食品が中国国内のマクドナルドやピザハット、バーガーキングといったファストフードチェーンやセブン−イレブンなど計9社に食品を納入していたことを明らかにした。(共同)

1384とはずがたり:2014/07/25(金) 08:44:28

2014.1.18 11:23
中国驚愕食材「青光る細菌豚肉」「汚水で増量羊肉」…ヤクザの影も
http://www.iza.ne.jp/kiji/world/news/140118/wor14011811310022-n1.html
【岡田敏一のエンタメよもやま話】

 年明け2日に米CNNテレビ(電子版)やロイター通信などが一斉に報じていますが、世界最大の小売りチェーン、米ウォルマートが、中国・山東省の複数の店舗でキツネの肉が混じったロバの肉を販売していたことが分かり、顧客に謝罪するとともに、店頭からこれらの肉を撤去、返金に応じるといった騒ぎが起きたのです。

 この騒ぎ、昨年末あたりから、ウォルマートで買ったロバの肉の色や味がおかしいとの苦情が消費者から届いたため、山東省の食品医薬品局(FDA)がDNA検査を実施し、判明しました。ウォルマートは中国版ツイッターの「微博(ウェイボ)」で謝罪するとともに、中国側の製造元業者を現地の警察に告発。責任者は拘留されたといいます。

 中国ではロバの肉は比較的ポピュラーな存在でファンも多いだけに、中国人民も怒り心頭だったようです。

 9日付米金融経済系通信社ブルームバーグによると、ウォルマートはこの一件を機に、中国で販売する食材に関し、自社でDNA検査を始めると明言するなど、綿密な検査態勢を構築する考えを示しました。

 具体的には今後3年間で、簡易検査プログラムの構築や食材供給業者への教育活動などに計1650万ドル(約16億5000万円)を投資するといいます。

 中国でのビジネスには多大なリスクとコストがのしかかってくることを如実(にょじつ)に示しているともいえますね。

さらに、ウォルマートの中国法人でコンプライアンス(法令順守)部門のトップ、ロブ・チェスター氏は本国に異動。後任にインド法人のコンプライアンス部門のトップ、ポール・ガレモア氏が就任するといいます。ウォルマートの広報担当者はブルームバーグの電話取材に「今回の異動はこの問題が発覚する以前から決まっていたことだ」と説明しましたが、あまり説得力はありませんね。

 そして中国では、羊の肉に関しても大変なことになっています。6日付中国紙、上海日報(英語電子版)などによると、羊の肉の販売に関わる広東省南部のヤクザ組織が、販売価格を少しでも上げるためには肉の重量を増やせば良い…という恐ろしく単純な結論に到達。肉に何と近所の池の汚水を注入していたことがバレ、昨年12月30日、実行犯など計7人が逮捕・起訴されたのです。

 7人は同省白雲地区の村にある違法食肉処理工場で1日当たり50頭〜100頭の羊を食肉用に解体し、汚水を注入した後、広州や仏山などの市場や屋台、レストランなどに販売していたのです。

 中国中央テレビ局(CCTV)によると、この違法工場に踏み込んだ捜査当局は、生きた羊335頭、汚水を注入された羊の死体30体のほか、偽造された当局の検査スタンプ2個、ポンプ、ゴムチューブを発見したそうです。

 ちなみに、注入された池の水は人体に有害な黴菌(ばいきん)を大量に含んでいたといい、この“汚水入り羊肉”を長期間食べ続けるとガンなどを発病する可能性があるといいます。

 昨年、日本を騒がせた食品偽装問題が偽装のうちに入らないほどの悪質度に、のけぞってしまいそうになりましたが、そんな中国のめちゃくちゃぶりについて、7日付米誌アトランティック(電子版)は、昨年、世界を驚かせた中国の偽装(というより犯罪)の数々を列挙していましたが、どれも信じがたいものばかりです。

1385とはずがたり:2014/07/25(金) 08:44:48
>>1384-1385
 一番強力なのは、大量の野良猫を殺し、皮をはいでウサギ肉と偽って販売していたことでしょうか。

 昨年10月31日付英紙デーリー・テレグラフ(電子版)も報じていますが、上海の北西416キロにある淮安市(わいあんし)の長安村にある秘密の食肉処理場に同月30日午前4時半、地元警察など食品関係当局の担当者が踏み込んで明らかになりました。

 デーリー・メール紙は現地紙を引用し、その際の模様を伝えていますが、一帯には悪臭が漂い、床は血まみれ。そして冷蔵庫から、前足を伸ばしたまま硬直していたり、皮をはがれたりした数十匹の猫の死体が透明のポリ袋に1体ずつ小分けした状態で発見されたほか、100匹分の猫の皮や30キロ分の猫肉も。同時に、さびた金属の小さな檻(おり)の中にぎゅうぎゅう詰めに押し込められた状態でニャーニャー鳴いていた猫60匹を救出しました。

 猫の一部は1匹10元(約170円)で広東省南部や広西チワン族自治区に売られますが、残りは殺されて地元の精肉店や市場でウサギ肉と偽って売られていました。

 この食肉処理場は少なくとも1年以上業務しており、しばしば猫の悲鳴が聞こえていたそうです。また、バスが2、3日おきにやってきて、100個の檻を出し入れしていたといいます。

 そしてビーフンの問題も挙げられていました。現地のカルチャー系英文ニュースサイト、シャンハイスト(shanghaiist)も昨年7月22日、中国国営新華社通信を引用して報じていますが、雲南省(うんなんしょう)の省都、昆明市(こんめいし)の村で作られたビーフンが、製造過程で、近隣住民が自分たちの足を洗った池の水を使っていたことが判明し、騒ぎとなりました。

 ちなみにこの池では足だけでなく、村人は衣服や野菜を洗い、子供たちはゴミなどを投げ入れて遊んでいたそうです。足を洗ったり、ゴミを投げ入れた池の水で野菜を洗う神経がそもそも理解できませんが、なぜこんなことをしたかというと、コスト削減のためだそうです。ビーフン1キログラムあたり2元〜3元(34円〜51円)のコスト削減につながるそうですよ。

 2011年5月17日付英紙ガーディアン(電子版)によると、江蘇省丹陽市の村で、収穫前の大量のスイカが勝手に爆発したというのです。

 どうやら、開花時期に与えねばならない植物成長調整剤「ホルクロルフェニュロン」を、収穫直前に使ったことが原因のようです。中国ではこの調整剤を1980年代から使っていますが、地元農家の説明によると、収穫の2週間前に投与すると実の大きさと市場価格がそれぞれ通常の2割増しになるそうです。

農家のひとりはガーディアン紙に「5月7日(の朝)、畑を見たら80個のスイカが爆発してた。午後には(爆発スイカは)100個に増えてた。2日後、数えようとも思わんかった」と説明しました。

 結局、20軒の農家の計45ヘクタールのスイカ畑のスイカが全部爆発してしまい、魚や豚の餌になったそうです。

 そしてこの騒ぎの約1カ月前、4月9日付米国際ニュース専門サイト、グローバル・ポストは、上海で、夜に青く光る豚肉が見つかったと報じています。

 とある主婦が、近所の市場で豚肉を買い、家族で餃子を作り、残った豚肉を台所に置いて寝ました。午後11時、その主婦はトイレに行くためベッドから出て台所の前を通ると、青く光る物体が。良く見ると、あの豚肉ではないですか!!というお話です。

 専門家の調査で、豚肉の表面についた発光細菌が原因だと判明。加熱調理すれば食べても問題ないとの結論に達しましたが、大騒ぎになったといいます。

 【プロフィル】岡田敏一(おかだ・としかず) 1988年入社。社会部、経済部、京都総局、ロサンゼルス支局長、東京文化部などを経て現在、編集企画室SANKEI EXPRESS(サンケイエクスプレス)担当。ロック音楽とハリウッド映画の専門家。京都市在住。

1386とはずがたり:2014/07/26(土) 11:36:27
素早い対応は評価に値するけど,「少し騙された」ってコメントのニュアンスはよお解らん。
そもそも食品に中国産使うのが可怪しかった訳で,他の食材や他の企業もなるべく脱中国することを望む。

マックが中国産チキンを全面的に販売中止 全量タイ産に、消費者の不安受け
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140725-00000543-san-bus_all
産経新聞 7月25日(金)16時46分配信

 中国・上海の食品加工会社「上海福喜食品」が使用期限切れの鶏肉を出荷していた問題で、日本マクドナルドは25日、中国製のチキン商品の販売を全面的に中止すると発表した。同日から実施した。

 同社は、鶏肉については中国とタイから調達しているが、今回の問題を受け、消費者の中国産鶏肉への不安が高まっているとして、全量をタイ製にすることにした。

 鶏肉を使用しているメニューは「チキンマックナゲット」「チキンクリスプ」「チキンタツタ」など8種類。店舗によっては、特定のメニューで中国産のみを扱っていることもある。その場合は、タイ産の鶏肉が届くまで販売を休止する。

 同社のサラ・カサノバ社長は今回の決定に関して「上海福喜食品の件を契機に当社の中国製チキン商品に対する懸念が高まっていることを受け、この決定をした。私たちにとって、お客様に提供する食事とブランドに対する信頼が何よりも大切だ」との内容のコメントを発表した。

2014.7.23 11:21
マックCEO「だまされた」 中国の期限切れ鶏肉で
http://www.iza.ne.jp/kiji/economy/news/140723/ecn14072311210009-n1.html

 米マクドナルドのドン・トンプソン最高経営責任者(CEO)は22日、期限切れの鶏肉を供給していた中国の食品会社「上海福喜食品」に関し「少しだまされた」との認識を示した。

 4〜6月期の決算発表での電話会見で語った。トンプソンCEOは「われわれは調達先を監査している」と述べた上で、「問題の工場からはもう製品の供給を受けていない」と説明した。

 マクドナルドの4〜6月期決算は売上高が前年同期比1%増の71億8170万ドル(約7300億円)、純利益は1%減の13億8710万ドルとほぼ横ばいだった。(共同)

1387とはずがたり:2014/07/29(火) 15:01:31

>OSIの中国での100%子会社である「上海福喜」は、地元政府から食品の安全生産の先進的な工場として表彰を受けるほど評価されていた。
どうなってんのかねぇ。。

<期限切れ鶏肉>過去3年7回検査すり抜け 不良品袋隠しか
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/business/mainichi-20140725k0000m020140000c.html
毎日新聞2014年7月24日(木)23:32

 ◇中国メディア「米国企業の子会社」強調

 【上海・隅俊之】上海にある米食品加工大手OSIグループ傘下の食品加工会社「上海福喜食品」が期限切れの鶏肉などを使っていた問題で、上海市当局が過去3年間で7回検査に入ったものの、不正が見つからなかったことが分かった。中国共産党機関紙・人民日報が伝えた。検査時には不良品が入った袋は隠されていたという。中国では「外資系企業は衛生管理に優れている」とのイメージが強いが、中国メディアは、「米国企業の子会社である」と強調して批判的な論調を強めている。

 OSIは世界17カ国に約60拠点を抱え、マクドナルドなど大手ファストフードチェーンとの取引が多い。ロイター通信によると、マクドナルドとOSIの協力関係は60年近く続いている。OSIの中国での100%子会社である「上海福喜」は、地元政府から食品の安全生産の先進的な工場として表彰を受けるほど評価されていた。

 だが、工場では、期限切れの肉を使う際には調味料を加え、200度の高温の油で揚げるなど、「検査で発見するのは難しい」(人民日報)状態だったという。日系食品企業の関係者は「日本企業なら日本人が生産ラインを厳しく管理しているが、上海福喜では本社の管理が行き届いていたのか疑問だ」と指摘する。

 一方、23日付の中国英字紙チャイナ・デーリーが「外資を理由に危険な行為が見逃されるべきではない」と社説で指摘するなど、外資系企業であることを念頭にした批判も出ている。ただ、こうした中国メディアの論調は、当局の検査体制の不十分さや国産品の品質の悪さへの批判をかわす狙いもあるとみられる。

 この問題で、ケンタッキー・フライド・チキン(KFC)を運営する米ヤム・ブランズは23日、中国のOSI傘下のすべての会社との取引を打ち切ると表明。マイナスイメージをいち早く払拭(ふっしょく)したい考えだ。中国マクドナルドも24日、上海福喜との取引を停止すると発表した。ただ、新たな仕入れ先は同じOSI傘下の「河南福喜食品」で、OSIとの協力関係は続ける。「これで食品の安全は担保できるのか」との指摘も出ている。

1388とはずがたり:2014/07/30(水) 19:47:27
利益至上主義のアメリカと杜撰な品質管理の中国の取り合わせってことかね?

トップが謝罪=上海に品質センター新設―「期限切れ肉」親会社
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-140728X430.html
時事通信2014年7月28日(月)23:06

 【上海時事】中国上海市の食品会社「上海福喜食品」が消費期限切れの肉を供給した問題で、同社の親会社、米食肉大手OSIグループ(イリノイ州)は28日、上海で記者会見を開き、謝罪するとともに、品質管理センター新設などの信頼回復措置を発表した。

 会見したシェルダン・ラビン会長兼最高経営責任者(CEO)は「誠に申し訳ない」と謝罪。「われわれはすべての責任を負う」と強調し、「この事件に責任がある者に必要な行動を取る」として、不正行為を働いた幹部らを処分する考えを示した。

 また、デービッド・マクドナルド社長は、上海福喜に対する内部調査の結果、「会社の要求する(品質)基準や方針と全く一致しない事実を発見した」として、不正があったことを確認。しかし「なぜ起きたのか。誰が主導したのか。動機は何なのか。まったく分からない」と強調した。

 問題への対応策として「アジア品質コントロールセンター」を新設するとともに、1000万元(約1億6000万円)を投じて中国消費者向けに食の安全に関する啓発活動を行うと表明した。

1389とはずがたり:2014/07/30(水) 19:54:40
日本が潔癖なだけ?日本でもやってんのかな?吉兆でもなんかやってたくらいだしね。。

「毒食肉」の源はアメリカ?
http://news.goo.ne.jp/article/newsweek/business/newsweek-E131306.html
ニューズウィーク日本版2014年7月30日(水)13:47

 中国と日本、アメリカのファストフードチェーンに使用期限切れの鶏肉と牛肉を販売し、多くの取引先と消費者を激怒させた上海の上海福喜食品。ケンタッキー・フライドチキンやピザハットを傘下に持つ米ヤム・ブランズなど大口顧客を次々と失うなかで先週、同社幹部ら5人が刑事拘束された。

 これを受け、上海福喜食品の親会社である米イリノイ州の食材卸大手OSIグループは声明を発表。「心からおわびする。再発防止に全力を挙げる」と謝罪した。シェルダン・ラビンCEOは一連の問題について、「絶対に許されないことで、衝撃を受けている」と強調した。

 しかし、OSIの問題は上海福喜に限ったことではなさそうだ。先週まで6年間、ウェストシカゴにあるOSIの巨大な食肉加工工場で働いていたローザ・マリア・ラミレスは「床に落ちた肉を拾って生産ラインに戻すのは日常茶飯事」だった、と言う。

 それどころか「肉に唾を吐いたり、顔の汗が垂れるままにしたり、かんでいたガムをうっかり落としても見つからなければそのままにした。生産エリアに入る従業員は全員手を洗うことになっているが、ほとんど誰も洗わない」と言う。

 ラミレスの話は、匿名を条件に取材に応じた元従業員の話とも一致する。生産ラインのチームリーダーをしていた元従業員も、食品安全や労働法上の違反は「毎日のように」行われていた、と語る。「誰かが床に落ちた肉をラインに戻したらすべての肉を捨てる規則だが、上司に言っても相手にされなかった」

 牛の毛の処理も問題だったと、元従業員は言う。牛を処分するとき、どうしても肉に毛が入り込んでしまう。生産ラインで毛を見つけたら肉ごと捨てる決まりだが、実際には毛だけ取り除いてそのまま流してしまうこともある。こうした異物を取り除く作業の前後にも、手袋を替えることはほとんどないと言う。



 また労働規則も無視されていたと2人は口をそろえる。OSIは、在職期間の長い従業員にはイリノイ州の最低時給8.25ドルを上回る10ドルを払っていたが、ラミレスによると労働環境は最低で、「ラバのように働かされた」と言う。

 米マクドナルドは、上海で問題が発覚した時点ではOSIとの関係は維持するとしていた。まだ気は変わらないだろうか。

1390チバQ:2014/08/04(月) 20:42:16
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140804/amr14080410100002-n1.htm
「テマキ」ずし、世界に大流行 ブラジルから欧米にも ネタはアレンジ
2014.8.4 10:10 [食・グルメ]

ブラジル・リオデジャネイロの和食店で出されるテマキ=7月13日(共同)
 日本の手巻きずしが南米ブラジルで「テマキ」として大流行している。低価格のすし店「テマケリア(ポルトガル語で『テマキ屋さん』)」が急増し庶民にも浸透。果物を使うなど南国のアレンジが加わった味は欧米人の口にも合うようで、ロンドンやニューヨークにも登場し始めた。

 マンゴー、キウイ、ニラのバター炒め…。リオデジャネイロのすし職人、アレックス・モウラさん(28)の店で出すテマキは日本人には理解しにくいネタが多い。人気なのが、クリームチーズとサーモン入りのテマキを丸ごと天ぷらにした「ホットロール」。かぶりつくと酢飯の香りと、口の中に大量の油があふれる。

 ブラジルフランチャイズ店協会によると、和食店は他種の料理店を圧倒的に上回る勢いで増えている。チェーン店だけで674店(2013年)あり、前年比16.6%増。多くがテマキを売り物にしている。

 最近は欧米の大都市でもテマケリアが登場。健康志向も取り入れて野菜を多用し香草やライムで味付けしたネタが人気だ。(共同)

1391名無しさん:2014/08/07(木) 09:15:25
【食】「腹もちいいから」 20代はパンよりご飯派 全中朝食意識調査  2014/08/04
JA全中は、20代〜60代の男女1000人を対象にした「朝食に関する意識調査」の結果をまとめた。

「朝食の主食として最もよく食べるもの」は、全体でパン派(49.8%)がご飯派(38.7%)を上回った。
年代別では20代でご飯派が5割と優勢。一方、60代ではパン派が6割と年代別で最もパン食比率が高かった。
家族と同居していても一人でご飯を食べる「孤食」の割合は平日、休日ともにご飯派の方がパン派よりも低かった。

 調査はインターネットを通して各年代の男女別で100人ずつ、計1000人を対象に行った。

 朝食の主食は、20代を除くといずれの年代もパン派の割合が高く、60代が最も高い結果となった。

 理由(複数回答可)は、ご飯派が「腹もちが良い(62.2%)」、パン派は「手軽に食べられる(91.5%)」
との回答が最も多かった。また、「朝食の栄養バランスが良い と思う」との回答はご飯派(64.3%)の方が
パン派(45.3%)を上回った。「朝食に食べると元気が出ると思う主食」は、「ご飯」と答える人が68.2%と
「パン」の16.0%を大きく上回っ た。

 朝食を毎日食べる人は20代が51.0%で、年代が上がるほど割合は高く60代は86.5%だった。
「食べない」と答えた人の割合は、20代(16.0%)の方が60代(6.5%)より高かった。

 朝食を食べる理由は「(食べないと)おなかがすくから」との回答割合が若い年代ほど高く、20代では55.4%。
「生活リズムをつくるため」と答えた人は年代が上がるほど高く、60代で49.2%だった。

 家族と同居している人(762人)のうちで、一人で朝食を食べる「孤食」の割合は
平日で53.3%、休日で37.7%だった。平日の孤食率を見ると、ご飯派(48.7%)の方が、パン派(54.1%)よりも低い。

 全中は「食事は家族とのコミュニケーションの一つ。健康のためにも、家族で囲むバランスの
良い食事から、一日を始めては」と家族とのだんらんや、健康的な朝食を取ることを勧める。

http://www.agrinews.co.jp/modules/pico/index.php?content_id=29111
http://image.agrinews.co.jp/uploads/fckeditor/2014/08/04/uid000354_201408041246591cc20e2e.jpg

1392とはずがたり:2014/08/07(木) 15:35:56

ビール大手4社の決算は明暗、キリン1社が上期減収減益
http://jp.reuters.com/article/jp_Abenomics/idJPKBN0G610Z20140806
2014年 08月 6日 19:42 JST

[東京 6日 ロイター] - 大手ビール4社の決算は、明暗が分かれた。高級ビールなどが好調なアサヒグループホールディングス(2502.T: 株価, ニュース, レポート)や買収したビーム社の収益が加わったサントリーホールディングス[SUNTH.UL]は2014年12月期の業績見通しを上方修正した。

一方、キリンホールディングス(2503.T: 株価, ニュース, レポート)は、国内ビール類販売の不振などから売上高計画を下方修正。1―6月期も唯一、減収減益決算となった。

<アサヒ、高級ビールやノンアル好調>

アサヒは通期の業績予想を上方修正した。連結売上高は1兆7500億円から1兆7830億円(前年比4.0%増)、営業利益は1230億円から1270億円(同8.1%増)へとそれぞれ引き上げた。4年連続での営業最高益更新となる。


通年販売を開始した高級ビールの「ドライプレミアム」が好調な酒類事業のほか、上期で「三ツ矢サイダー」が過去最高の販売数量を記録した飲料事業、食品事業、国際事業の全事業で増益を計画している。また、ノンアルコールビールテイスト飲料の「ドライゼロ」も好調で「20%の増産体制をとる」(奥田好秀取締役)という。

1―6月期の営業利益も上期としては10期ぶりに過去最高を更新した。消費増税についても「うまく乗り切った」(奥田取締役)と言い切る。

<キリン、上期は唯一減収減益>

大手4社の1―6月期決算で、減収減益となったのはキリンHDだけとなった。通期見通しも売上高を2兆2900億円から2兆2600億円(同0.2%増)へと引き下げた。

ビール類(ビール、発泡酒、新ジャンル)の販売が不振で、通期での計画も前年比0.1%増から3.1%減へと下方修正。ブラジルも販売競争激化で販売計画が未達で推移、通期計画を下方修正した。

1393とはずがたり:2014/08/07(木) 15:36:37
>>1392-1393

国内ビール類販売について、三宅占二社長は「消費増税前までは良かったが、増税後の販促策の打ち方で、他社に比べて優位性がなかった」と振り返る。各社とも、消費増税後の販売減に危機感を持ち、新商品の発売やキャンペーンの実施など積極的な販促を仕掛けていた。しかし、キリンは、サッカー日本代表オフィシャルスポンサーを務めていることから、ワールドカップに焦点を置いた販促を実施していた。

国内シェアが低下している点について、三宅社長は「大変大きな問題」との認識を示したうえで「下期はトップラインを取るために積極的な販促策を投入する」とした。上期に計画していた販促費が使い切れていないこともあり、下期は予算内でも計画比販促費は増加するという。

同社は、国内総合飲料事業について「2015年に2012年対比で増収増益を実現する」との目標を掲げており、13年、14年の減収減益は覚悟の上で再生に取り組んでいる。しかし、三宅社長は「計画通りに行っていない」と認めており、ブランド強化のための投資や販促に取り組む方針だ。

<サントリー、ビーム買収で業界トップへ>

サントリーHDは、5月にビーム社を買収したことで、14年12月期業績予想を上方修正した。連結売上高は2兆2200億円から2兆4400億円(前年比19.6%増)、営業利益は1460億円から1670億円(同32.0%増)へとそれぞれ引き上げた。この業績予想を達成すれば、売上高、営業利益ともにキリンHDを上回り、業界トップ企業となる。

千地耕造常務執行役員は「国内他社に比べてトップとなることにあまり感慨はない。ここからさらなる成長を目指し、グローバルな企業になるための通過点」との認識を示している。

一方、ビーム社の買収関連費用を特別損失に計上したことで、当期利益予想は500億円から370億円(同81.1%減)に下方修正した。

ビーム社の買収で悪化した財務について、千地常務は「3年で健全な財務体質に戻したい」と述べた。具体的には、17年までにDEレシオが1倍を切る水準に引き下げる方針。

また、ビームののれんの償却は、毎年300数十億円ずつ、20年間で行う。

<サッポロは「極ゼロ」問題で当期赤字に修正>

サッポロホールディングス (2501.T: 株価, ニュース, レポート)は、「極ゼロ」に関する追加納税116億円を特別損失として計上したため、2014年12月期の連結最終損益予想を50億円の黒字から20億円の赤字に下方修正した。当期赤字は、2003年12月期にホールディングスとして決算を開示して以降、初めてとなる。 ただ、国内ビール類販売は好調で、通期の連結売上高は前年比5.5%増の5377億円、営業利益は同2.2%減の150億円の予想を据え置いている。上條努社長・グループCEO(最高経営責任者)は「事業は順調に推移しており、極ゼロの特損要因は一時的と捉えている」と述べている。

(清水律子 編集:内田慎一)

1394とはずがたり:2014/08/10(日) 08:02:49
結局山パンもカビたけどそれよりも,山パンは臭素酸カリなんてのを使ってるのだそうな。まあ安全なんだろうけど気持ちのいいもんじゃないね。もともと(最大手だし)山パンはあんま食べない様にしているけどミニパンシリーズhttps://www.yamazakipan.co.jp/brand/02_02.htmlは好きでちょくちょく買ってしまう。

ヤマザキパンは本当にカビないのか?調べてみた
http://www.pasonisan.com/sitemap/yamazakipan.html

ヤマザキ : ランチパック 小倉&マーガリン〜臭素酸カリウムを使用

断り書きが記されており、「このパンには品質改善と風味の向上のため臭素酸カリウムを使用しています。残存に関しては厚生労働省の定めるもちの基準に合致しております。」とあります。臭素酸カリウムは基準以上に残存してはならないので、原材料のところには記されていません。

臭素酸カリウム・・・これがヤマザキの汚名となっている添加物みたいですね。強力な酸化剤であり、第1類危険物に指定されているらしい。臭素酸カリウムを添加すると、小麦粉のグルテン(たんぱく質)に作用し、膨らみ方や食感で品質が向上するらしいです。国産の小麦粉はグルテンが少ないので、本来、食パンに向かないのですが、臭素酸カリウムを使うことで品質がよくなります。ですから、防腐剤とかの類ではないようです。

国際がん研究機関や「国際連合食糧農業機関 世界保健機関合同食品添加物専門家委員会」からも発癌性が指摘されいるみたいです。イギリス、カナダ、ドイツ、中国では食品への添加を禁止していますが、パンの製造過程で加熱により分解されるため日本では認可されています。

パン売り場では、ヤマザキ以外のメーカーで臭素酸カリウムの記載があった製品はありませんでした。有名メーカーでは使用しているのはヤマザキだけなんでしょうかね?それにしても「記載しているだけ」まだ良心的だと思われます。

1395名無しさん:2014/08/10(日) 14:58:00
冷やし中華にマヨネーズをかける地域があることが判明

当サイトでも何度か言っておりますが、記者の私、鷺ノ宮は三重県出身。
そのため、18で東京に出てきたときにいろいろな面でカルチャーショック
を受けたものです。

そのなかのひとつが、やはりなんといっても食! 「冷やし中華にマヨネ
ーズ」が当然じゃないことを知り、ところてんに酢醤油という食べ方があ
ることに驚き、東京では糸こんにゃくよりもしらたきというもののほうが
メジャーであることを学習し……とまあ、思い返せばいろいろとあったもんです。

そんな「冷やし中華にマヨネーズ」問題ですが、このところTwitter上でも
論争が白熱してる様子。そこで、今回は記事として取り上げてみることに
しましたよ!

■冷やし中華にマヨネーズ、かける? かけない?
まずご紹介するのは、「Jタウンネット」が全国の読者1558人に対して行っ
たアンケート結果。冷やし中華にマヨネーズを「いつもかける」「時々かける」
「ありえない」の3選択肢の中からひとつだけ選んでもらい、その集計結果か
らどの程度地域差があるかを見ていくというものです。

・東北?北関東、東海圏、北陸は50%が「いつもかける」派
結果は、山形、福島、茨城、山梨、岐阜、愛知、三重、滋賀、奈良といった、
福島を中心とした東北〜北関東、愛知が中心の東海圏、北陸などで「いつもか
ける」派が50%以上という結果に。

・岡山や福岡は70%が「かけない」派
一方で、茨城を除く北関東、兵庫、和歌山、岡山、北九州などは「ありえない」
派が強く、特に岡山と福岡は70%以上が「かけない」派になっています。

実際に皆さんの意見をTwitter上からピックアップしてみると……

・冷やし中華にマヨネーズという発想が先ずなかった
・冷やし中華ってマヨネーズかけるもんじゃないの!?!?
・冷やし中華にマヨネーズ……なんて、名古屋圏に行くかネットが無ければ、
狂気の沙汰だと思っただろう。(略)しかし、お手軽SNSのお陰で、それが場所に
よっては普通だと知った。それも多数の生の声で。こうして基本的な認識が変わる
・てか、冷やし中華にマヨネーズってみんなかけないんだね。かける地域でしか
生きてこなかったからカルチャーショックだよ

とやはり、個人の食の好みもありますが、地域によっても違いが出ている様子。
皆さんの住む地域はいかがですか?

■ところてんは、黒蜜? 酢醤油?
ちなみに、私はところてんは「甘味」という認識だったので、酢醤油で食べる
というのが最初は心底理解できず。寒天ゼリーに酢や醤油を入れるのがありえ
ないのと同じ感覚でしょうか。しかし、関東の人からすると「甘いところてん
なんて気持ち悪いー!」という反応になるんですね。おいしいのに! 黒蜜の
ところてん、おいしいのにーーーっ!!

なんにせよ、冷やし中華、ところてんともに夏においしい食べ物。これを機に、
これまでとは違う食べ方に挑戦してみるのも一興かも。新たなおいしさに開眼
するかもしれませんよ!?
http://youpouch.com/2014/08/09/217077/
http://sociopouch.files.wordpress.com/2014/08/hiyashi1.jpg

1396とはずがたり:2014/08/11(月) 19:45:23

サッポロHD、20億円の赤字に…極ゼロで特損
http://www.yomiuri.co.jp/economy/20140805-OYT1T50141.html?from=yartcl_popin
2014年08月05日 22時47分

 サッポロホールディングス(HD)は5日、2014年12月期連結決算の税引き後利益の予想について、今年2月時点の50億円の黒字から、20億円の赤字へと下方修正した。

 昨年6月に「第3のビール」として発売し、人気が高かった「極ごくZERO(ゼロ)」が販売休止に追い込まれ、特別損失が発生したためだ。

 通期の税引き後赤字は、03年に持ち株会社化してから初めて。サッポロビール時代を含めると1998年12月期以来16年ぶりとなる。2013年12月期は94億円の黒字だった。

 サッポロHDの上條努社長は決算発表の記者会見で、「ご心配をおかけして申し訳ない」と述べる一方、「(税引き後赤字は)一時的な要因で、ビールなどの販売業績は計画通りだ」と強調した。7月に発泡酒として再発売した極ゼロの販売は好調だと説明した。

 極ゼロを巡っては今年6月、ビール系飲料の酒税で最も安い「第3のビール」ではない疑いが発覚し、販売を休止。過去に販売した分も含め、ビール系飲料で最も高い酒税を支払う必要があると判断し、追加の税金116億円を納付した。

 5日に発表した14年6月中間連結決算は、酒税の追加納付分を損失計上したことが響き、税引き後利益が109億円の赤字だった。売上高は、エビスビールなどの販売が伸び、前年同期比3・7%増の2398億円だった。

2014年08月05日 22時47分

1397名無しさん:2014/08/17(日) 17:03:29
【食】 味博士の味な豆知識:ポカリスエットとアクエリアス、その違いはどこにある? [ねとらぼ]

夏のオアシスとしての歴史を誇るポカリスエットとアクエリアス。その違いを探ってみました。

 すっかり暑くなり、清涼飲料水が美味しい季節になりましたね。特にこの時期に毎年売り上げが
伸びるのが、スポーツドリンク。さて、スポーツドリンクと聞いてあなたが思い浮かべるのはなんでし
ょうか。今頭の中にあるのは、青いパッケージ?

 それはポカリスエット? それともアクエリアス?

 夏のオアシスとしての歴史を誇るポカリスエットとアクエリアス。同じジャンルではありますが、もち
ろん味は同じではありません。世間ではポカリスエットは「甘い」、アクエリアスは「さっぱり」というイ
メージがあるようですが、果たしてどうなのか、2つの味の違いを「味覚センサー」で見える化してみ
ます。

■味覚センサーとは?
 私たちが食べ物を食べると、舌の味細胞が味のもとになる物質を感じ、その刺激が電気信号に
なって脳に伝わります。このとき味は「甘味」「塩味」「酸味」「苦味」「うま味」の5つの基本味に分解
されて伝達されます(ちなみに「辛味」は痛覚、つまり触覚に近いものであり、基本味には含まれま
せん)。
 味覚センサーはこの仕組みをまねたもので、糖類(甘味)や食塩(塩味)など5つの基本味のもと
になる成分を電気的に測定し、さらに人工知能で補正することで、人間が感じる味の強さを測るこ
とができます。機械が人間の舌のように味を“感じ”つつ、それをデータとして見える化できるのです。
これによって主観的なものである「味」を客観的に比べることができるようになります。

※2014/08/17時点で一般公開が確認出来た記事の一部を引用しました、全文は元サイトでどうぞ
2014年08月16日 17時00分 更新 ねとらぼ
http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1408/16/news004.html

1398とはずがたり:2014/08/18(月) 18:48:23
ダイドーが7月中間最終益を2倍超に上方修正 増税転嫁順調で、通期は据え置き
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/business/industry/snk20140818535.html
産経新聞2014年8月18日(月)18:07

 ダイドードリンコは18日、2014年7月中間連結決算の業績予想を上方修正した。従来の5億円を見込んでいた中間最終利益を2倍超の11億7千万円に引き上げた。通期最終利益予想の30億円は据え置いた。

 中間利益の上方修正は、自販機販売において、主力の缶コーヒーなどで4月からの消費税率の上昇分を10円単位に切り上げて価格転嫁した効果が出た。

 中間期の売上高は7億円少ない757億円に減額したが、営業利益は14億円多い24億円に増額した。

 一方、下期以降の消費税増税の影響が予想しにくいうえ、コンビニコーヒーとの競争激化などの要因もあることから、通期業績予想は据え置いた。

1399とはずがたり:2014/08/29(金) 10:27:55

容量減らしても「さける」ように、遅れて値上げ
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/business/20140828-567-OYT1T50092.html?fr=rk
読売新聞2014年8月28日(木)17:42

 雪印メグミルクは28日、「北海道100 さけるチーズ」の全9品について、9月下旬以降、順次容量を一律16・7%減らすと発表した。

 うち5品は価格を据え置き、4品は値下げするが、実質的な値上げとなる。チーズの原料となる北海道産牛乳の価格が今年4月から引き上げられたためだ。

 9品目のうち、2本入りの5品は税抜き希望小売価格を210円に据え置く一方、60グラムを50グラムに減らす。実質的に35円の値上げとなる。残る1本入りの4商品については、価格を10円値下げして100円とする一方、30グラムを25グラムに減らす。実質的に約8・3円の値上げとなる。

 雪印は、これら以外の一部チーズ商品を先行して8月から値上げした。「さけるチーズ」は容量を減らすと裂けなくなる恐れがあったため対応に時間がかかり、値上げ時期が遅れた。

1400とはずがたり:2014/08/30(土) 09:16:51
出直し「極ZERO」好調、落ち目の発泡酒に再び脚光
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/business/ASG8Y5JB3G8YULFA028.html
朝日新聞2014年8月30日(土)09:08

 「第3のビール」より税率の高い発泡酒として出直したサッポロビールの「極ZERO」(ゴクゼロ)が、好調な売れ行きを続けている。その人気にあやかろうと、ライバル3社は9月2日、極ZEROと同じ「プリン体ゼロ」「糖質ゼロ」をうたう発泡酒を一斉に発売する。これまで落ち目だった発泡酒に再び注目が集まっている。

 サッポロが昨年6月に発売した極ZEROは、人々の健康志向にのって人気を集め、安さで伸びていた「第3のビール」市場をさらに広げた。しかし、製法が「第3のビール」にあたらない可能性があると国税庁から指摘され、7月に発泡酒として再出発した。

 酒税の税率引き上げで20円ほど値上げしたが、この一件で知名度がさらに上がり、7月の売れ行きは計画を1割上回った。8月も好調を続けている。


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