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食品産業総合スレッド

1荷主研究者:2003/12/07(日) 23:52
製粉、飼料、製糖、製菓、製パン、乳業、ビール、清酒、飲料、製油、冷食そして食品添加物等の食品産業の総合スレッド

1318とはずがたり:2014/01/28(火) 00:16:44
>>1315

野村によるリーマンアジア欧州部門http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1036658425/1569http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1036658425/1571http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1036658425/1860http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1036658425/2251-2255,日本板硝子によるピルキントンhttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1038577774/378-387nと大阪系資本(当然野村含む♪)のイケイケ海外部門お買い上げはなかなか巧く行かない事が多い気がする。。(;´Д`)サントリーも京都系企業である。ダイキンによるグッドマン・グローバルhttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1036413767/1323-1325買収共々頑張って欲しい。
日本勢の海外企業買収の成功は日本たばこによるRJRナビスコの海外煙草部門やギャラハーの買収とかhttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1223566495/211-213nだが。。

成長を求めて巨額M&A
サントリー“最後の賭け”
http://diamond.jp/articles/-/47591

サントリーホールディングスが世界有数のバーボンウイスキー、ジムビームなどの製造元ビーム社を約1兆6800億円で買収する。蒸留酒事業世界3位に浮上するが、そのリスクも大きい。

 サントリーホールディングス(HD)は13日、米国の大手酒類メーカーのビーム社を160億ドル(約1兆6800億円。1ドル105円で換算、以下同)で買収することに合意したと発表した。

 かねて「成長のためのM&Aは機会があれば積極的に行う」(佐治信忠・サントリーHD社長)と宣言し、実行してきたサントリーHDだが、今回は額が1桁違う。1980年代からサントリーグループが行ってきた海外M&Aの総合計額を上回るのだ。

 買収額のうち1兆円以上が銀行借り入れによる調達となる。この巨額の資金調達は、昨年7月に子会社のサントリー食品インターナショナルが上場したことによるところが大きい。

 この上場でサントリーHDは、手持ちの同社株売却益などで4000億円超のキャッシュを手にし、実質無借金状態を達成したのだ。

 非上場のサントリーHDは創業以来、借金依存度が高かった。約1年前の2012年期末時点でのD/Eレシオ(有利子負債÷株主資本)で同業他社と比較すると、アサヒグループHD0.66、キリンHD0.99に対して、サントリーHDは1.14だった。

 そのため、「これまであまたの投資案件が持ち込まれたが、負債比率が高過ぎて断念したことが多くあった」(金融関係者)。

 実はビーム社もそんな案件の一つで、1年ほど前からサントリーHDは検討していた。一時は産業革新機構との共同買収というスキームが浮上したが、頓挫。それが、前述の財務改善で資金調達が可能となり、今回の決定になった。

 しかし、サントリーHDは再び巨額の負債を抱え込むことになる。悲願の無借金状態を返上しても買収に動いたのは、成長のためだ。

1319とはずがたり:2014/01/28(火) 00:17:07
>>1318-1319
 英国調査会社IWSRの調査によると、12年の世界の蒸留酒の市場規模は約1711億ドル(約17兆9655億円)で、2年連続6%成長。日本市場は約71億ドル(約7455億円)で3%成長。一方、国内のビール市場はここ数年縮小が続いている。現在、蒸留酒で世界10位のサントリーHDだけが、国内酒類会社で蒸留酒の世界市場に挑戦できる基盤を持つ。

 同社は国産洋酒(蒸留酒)で成長したが、高度成長期の日本でビール市場が隆盛するに当たり63年に再参入(30年に一度参入したが後に撤退)し、会社の規模を拡大。黒字転換する08年まで主に蒸留酒事業の利益が支えた。今日国内のビール市場が頭打ちの中で、将来を見越して、成長する世界の蒸留酒市場に注力していく戦略だ。

 すでにサントリーHDは13年から国内でジムビームの販売代理権を持ち、ビーム社もシンガポールなどの東南アジアでサントリー商品を販売している。統合により、現在海外での売り上げが少ないサントリー酒類の製品も、ビーム社ルートでの販売が期待できる。

成功体験がなく
法令の影響が大きい
酒類分野での買収

 今後の注目ポイントは何といっても「自らの事業規模よりも大きい規模の、これまで経験のない形の買収を成功させることができるか否か」に尽きる。

 12年通期のサントリーHDの蒸留酒事業の売上高は2394億円で、ビーム社は3224億円(ともに酒税込み)と、事業規模はサントリーよりも大きい。

 さらにサントリーHDは日本のウイスキー市場においては約60%のシェアを握る最大手だが、海外での酒類事業は小さい。M&Aも89年に149億円で買収した英国スコッチウイスキーメーカーのモリソン・ボウモア社、04年に20億円を投じ資本参加したフランスのルジェ・ラグート社くらいだ。

 ペプシやオランジーナなど、飲料部門では海外M&Aで成功体験を積み、自信をつけているだろうが、「酒類は食品・飲料に比べ、各国の法令の影響に大きく左右され事業の自由が利かなくて、難しい」(大手ビール会社幹部)。

「ビーム社のキャッシュフローによりD/Eレシオは今後改善していくことが期待できる」とサントリーHDでは見込むものの、もくろみ通り進むかどうかは未知数だ。事業が予測より下振れすれば、のれん代の減損処理も必要になってくる。

 また、ビーム社はアメリカンウイスキーでは米国首位クラスではあるものの、下表でもわかるように、ブランドごとの強さという点では世界的に見て必ずしもトップではない。

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/food/img_dd28bb4a478c9987f3d7028c340356f172123.gif

 今回の買収による負債の増大を見越して、ムーディーズ・ジャパンは14日、現在「A3」のサントリーHDの格付けを格下げ方向で見直すと発表した。

 自社の歴史の中ではもちろん、国内でも他に例を見ない巨額M&Aを成功させることができるか否か。うまく成功させれば、次代に成長基盤を引き継ぐことで、引退を示唆している佐治社長の花道を飾ることになるが、失敗すればグループ経営の屋台骨を揺るがしかねない。“佐治サントリー”は最後にして、最大の賭けに出た。

 (「週刊ダイヤモンド」編集部 鈴木洋子)


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