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食品産業総合スレッド

1378とはずがたり:2014/07/17(木) 20:08:03
そもそも政府が独占しているのが可怪しいように思えるけど。。

小麦粉、横並びの販売価格改定に異変
日清製粉が投じた一石の波紋が広がる
http://toyokeizai.net/articles/-/41001
鶴見 昌憲 : 2014年06月29日

「小麦粉、横並びの販売価格改定に異変 日清製粉が投じた一石の波紋が広がる | 週刊東洋経済 - 東洋経済オンライン」をはてなブックマークに追加
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日本の小麦輸入元は米国、カナダ、豪州。政府が輸入し、関税相当分を乗せて売り渡す(写真:GYRO PHOTOGRAPHY/アフロ)
自由競争の表れか、それとも業界のおきて破りか──。政府の輸入小麦売り渡し価格見直しに伴って行われる国内製粉メーカーの小麦粉の販売価格改定で、主要各社の対応が分かれた。

業界2位の日本製粉と3位の昭和産業が「7月から業務用強力粉(パン・中華麺用)は値上げ、中力粉(うどん・即席麺用)と薄力粉(菓子用)は値下げ」としたのに対し、トップメーカーの日清製粉グループ本社は「小麦粉全銘柄の価格据え置き」を打ち出したからだ。今までも改定額が各社間で若干異なることはあった。だが、値上げ、値下げの方向性がバラバラになるのは初めてだという。

営業現場も混乱

各メーカーは4月上旬の小麦価格改定発表を機に、パン、麺、菓子などの需要家と交渉を行い、7月の新価格導入に持ち込む日程だった。だが、従来と違い、大手の間で対応が異なったことが、営業現場の混乱を引き起こしている。

シェア4割を握る日清製粉が据え置きを発表した時点で、強力粉の値上げは事実上不可能になった。日本製粉や昭和産業が値上げを求めても、少しでも安価な原料を望む需要家に「日清は据え置きじゃないか」と言われれば、引っ込めざるをえない。

一方、中・薄力粉については、日清の「価格据え置き」は難航している。こちらは、ほかの2社が値下げを打ち出しており、強力粉とは逆に、日清が値下げを要求されれば受け入れる可能性が高い。

結果として、強力粉は値上げできず、中・薄力粉は値下げ、と価格下押しの圧力のみがかかった。今回の価格改定は、製粉業界にとって、いい思いができないままで終わりそうだ。特に価格交渉力が弱く、大手の動きに追随するしかない中堅製粉会社からは、値上げを放棄した日清に対して恨み言が出る。

原料は値上がり基調

そもそも小麦粉の原料になる小麦の価格は各社一律だ。小麦粉原料の9割弱を占める外国産小麦は、政府が一括購入して製粉各社に売り渡す仕組みだからだ。

政府は直前6カ月の平均買い付け価格をベースに、毎年4月と10月に売り渡し価格を変える。今年4月は強力粉に使う北米産銘柄が前回より上がり、中・薄力粉の原料となる豪州産銘柄が下がった。ただ、近年は小麦価格の上昇基調が続いており、今回も全銘柄を平均すると2.3%の上昇で、4期連続の値上げとなった。

この政府売り渡し価格を基に、従来どおり強力粉、中・薄力粉に各社が計算した利益額を上乗せすれば、販売価格の改定幅はほぼ同じ数字に着地する。その後、2〜3カ月ほどかけて各社がそれぞれの需要家に価格改定を働きかけるのが、製粉業界の年2回の決まり事であった。

日清の狙いは判然としないが、その決まり事が覆った。今回の粉価改定に関する取材要請に対して、日清は「受けられない」とするのみ。今後も日清は独自の価格改定を行うのか、それとも今回だけの措置なのか。日清の投じた一石の波紋が広がっている。


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