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食品産業総合スレッド
1387
:
とはずがたり
:2014/07/29(火) 15:01:31
>OSIの中国での100%子会社である「上海福喜」は、地元政府から食品の安全生産の先進的な工場として表彰を受けるほど評価されていた。
どうなってんのかねぇ。。
<期限切れ鶏肉>過去3年7回検査すり抜け 不良品袋隠しか
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/business/mainichi-20140725k0000m020140000c.html
毎日新聞2014年7月24日(木)23:32
◇中国メディア「米国企業の子会社」強調
【上海・隅俊之】上海にある米食品加工大手OSIグループ傘下の食品加工会社「上海福喜食品」が期限切れの鶏肉などを使っていた問題で、上海市当局が過去3年間で7回検査に入ったものの、不正が見つからなかったことが分かった。中国共産党機関紙・人民日報が伝えた。検査時には不良品が入った袋は隠されていたという。中国では「外資系企業は衛生管理に優れている」とのイメージが強いが、中国メディアは、「米国企業の子会社である」と強調して批判的な論調を強めている。
OSIは世界17カ国に約60拠点を抱え、マクドナルドなど大手ファストフードチェーンとの取引が多い。ロイター通信によると、マクドナルドとOSIの協力関係は60年近く続いている。OSIの中国での100%子会社である「上海福喜」は、地元政府から食品の安全生産の先進的な工場として表彰を受けるほど評価されていた。
だが、工場では、期限切れの肉を使う際には調味料を加え、200度の高温の油で揚げるなど、「検査で発見するのは難しい」(人民日報)状態だったという。日系食品企業の関係者は「日本企業なら日本人が生産ラインを厳しく管理しているが、上海福喜では本社の管理が行き届いていたのか疑問だ」と指摘する。
一方、23日付の中国英字紙チャイナ・デーリーが「外資を理由に危険な行為が見逃されるべきではない」と社説で指摘するなど、外資系企業であることを念頭にした批判も出ている。ただ、こうした中国メディアの論調は、当局の検査体制の不十分さや国産品の品質の悪さへの批判をかわす狙いもあるとみられる。
この問題で、ケンタッキー・フライド・チキン(KFC)を運営する米ヤム・ブランズは23日、中国のOSI傘下のすべての会社との取引を打ち切ると表明。マイナスイメージをいち早く払拭(ふっしょく)したい考えだ。中国マクドナルドも24日、上海福喜との取引を停止すると発表した。ただ、新たな仕入れ先は同じOSI傘下の「河南福喜食品」で、OSIとの協力関係は続ける。「これで食品の安全は担保できるのか」との指摘も出ている。
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