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食品産業総合スレッド

1393とはずがたり:2014/08/07(木) 15:36:37
>>1392-1393

国内ビール類販売について、三宅占二社長は「消費増税前までは良かったが、増税後の販促策の打ち方で、他社に比べて優位性がなかった」と振り返る。各社とも、消費増税後の販売減に危機感を持ち、新商品の発売やキャンペーンの実施など積極的な販促を仕掛けていた。しかし、キリンは、サッカー日本代表オフィシャルスポンサーを務めていることから、ワールドカップに焦点を置いた販促を実施していた。

国内シェアが低下している点について、三宅社長は「大変大きな問題」との認識を示したうえで「下期はトップラインを取るために積極的な販促策を投入する」とした。上期に計画していた販促費が使い切れていないこともあり、下期は予算内でも計画比販促費は増加するという。

同社は、国内総合飲料事業について「2015年に2012年対比で増収増益を実現する」との目標を掲げており、13年、14年の減収減益は覚悟の上で再生に取り組んでいる。しかし、三宅社長は「計画通りに行っていない」と認めており、ブランド強化のための投資や販促に取り組む方針だ。

<サントリー、ビーム買収で業界トップへ>

サントリーHDは、5月にビーム社を買収したことで、14年12月期業績予想を上方修正した。連結売上高は2兆2200億円から2兆4400億円(前年比19.6%増)、営業利益は1460億円から1670億円(同32.0%増)へとそれぞれ引き上げた。この業績予想を達成すれば、売上高、営業利益ともにキリンHDを上回り、業界トップ企業となる。

千地耕造常務執行役員は「国内他社に比べてトップとなることにあまり感慨はない。ここからさらなる成長を目指し、グローバルな企業になるための通過点」との認識を示している。

一方、ビーム社の買収関連費用を特別損失に計上したことで、当期利益予想は500億円から370億円(同81.1%減)に下方修正した。

ビーム社の買収で悪化した財務について、千地常務は「3年で健全な財務体質に戻したい」と述べた。具体的には、17年までにDEレシオが1倍を切る水準に引き下げる方針。

また、ビームののれんの償却は、毎年300数十億円ずつ、20年間で行う。

<サッポロは「極ゼロ」問題で当期赤字に修正>

サッポロホールディングス (2501.T: 株価, ニュース, レポート)は、「極ゼロ」に関する追加納税116億円を特別損失として計上したため、2014年12月期の連結最終損益予想を50億円の黒字から20億円の赤字に下方修正した。当期赤字は、2003年12月期にホールディングスとして決算を開示して以降、初めてとなる。 ただ、国内ビール類販売は好調で、通期の連結売上高は前年比5.5%増の5377億円、営業利益は同2.2%減の150億円の予想を据え置いている。上條努社長・グループCEO(最高経営責任者)は「事業は順調に推移しており、極ゼロの特損要因は一時的と捉えている」と述べている。

(清水律子 編集:内田慎一)


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