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食品産業総合スレッド

1376荷主研究者:2014/07/05(土) 15:58:06

http://www.sankeibiz.jp/business/news/140607/bsc1406070500005-n1.htm
2014.6.7 07:13 Fuji Sankei Business i.
希少糖 肥満予防へ広がる活用 ドレッシングなど食品400種/学校給食に導入

希少糖シロップを使ったインスタントコーヒー「ヘルシーカフェ」を紹介するノエビアの社員

 自然界にわずかしか存在しない糖の一種「希少糖」が注目されている。血糖値の上昇を抑え、肥満予防にも役立つとされ、シロップをはじめとして幅広い食品に活用。希少糖の研究・生産拠点がある香川県では学校給食にも使われ、児童らに好評だ。

 ◆「無理なく健康に」

 とろりとした透明の液体。口に含むと爽やかな甘みが広がる−。希少糖を含むシロップ「レアシュガースウィート」が人気を呼んでいる。

 使われている希少糖「D−プシコース」の甘みは砂糖の約7割だが、香川大の何森健特任教授の研究で、食後の血糖値の上昇や内臓脂肪の蓄積を抑えるといった効果が判明。幅広く使えるように、香川大と食品素材メーカーの松谷化学工業(兵庫県伊丹市)などがシロップを開発した。

 生産は松谷化学工業が担い、レアスウィート(香川県三木町)が販売している。2012年に全国発売した当初は、知名度の低さから出荷本数は月3000本程度だった。だが「昨年秋にテレビ番組で紹介されてから一気に注目を浴びて注文が殺到し、今では10万本を超える」(レアスウィートの近藤浩二社長)という。

 500グラム入りで1296円とやや高めだが、液状なので料理や飲み物に使いやすいと人気は上々。近藤社長は「日常のあらゆる場面で使ってもらい、生活習慣病予防につなげてほしい」と一段の売り上げ増を期待する。

 シロップを使った食品開発も活発だ。レアスウィートによると、約200社が菓子や焼き肉のたれ、ドレッシングなど約400種類の商品にレアシュガースウィートを活用している。調理に使う飲食店もある。

 化粧品メーカーのノエビアは今年5月、希少糖シロップを成分に使ったインスタントコーヒー「ヘルシーカフェ」を発売した。担当者は「毎日飲む嗜好(しこう)品なので、無理なく楽しみながら健康を目指せる」とPRする。

◆「甘すぎない」と好評

 学校給食に導入している地域もある。松谷化学工業のシロップ生産工場がある香川県宇多津町では2月から、小中学校など5カ所の給食で月2回程度、希少糖を活用した献立を提供している。「生活習慣病の予防には子供時代からの食生活が重要」(宇多津町教育委員会)との考えからだ。

 宇多津北小学校の給食で、砂糖の代わりにシロップを使った「新ジャガとアスパラガスのうま煮」を食べた児童からは「後味が甘すぎない」「いつもよりアスパラガスが軟らかい」と歓声が上がった。

 同校で給食を担当する栄養職員の三野葉子さんは「希少糖には魚の臭みも消してくれる働きもあるので、魚嫌いの子でも食べてくれるようなメニューを考えたい」と意欲を見せていた。


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