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食品産業総合スレッド
1338
:
とはずがたり
:2014/02/23(日) 12:10:09
2014.1.17
日清と明星が即席麺の賞味期限を延長 カップ麺は6カ月に延長
http://www.iza.ne.jp/kiji/economy/news/140130/ecn14013015590031-n1.html
即席麺最大手の日清食品とグループ会社の明星食品は30日、カップ麺の賞味期限を従来より1カ月長い「製造日から6カ月」に、袋麺は2カ月長い「8カ月」へと、それぞれ延長すると発表した。業界団体が昨年改定したガイドラインに準じ、4月1日から実施する。
約60社の加盟する日本即席食品工業会が、昨年10月まで1年余りかけて包装技術の進歩などを検証、「賞味期限の1〜2カ月間延長が可能」と結論付けた。日清は「食品ロスの削減とともに、防災備蓄食としての役割が高まる」と期待しており、今後、他メーカーも延長に踏み切る見込み。
2013.10.14 19:30コメント
「食品ロス」減らしで、賞味期限延長見直しの動き
http://www.iza.ne.jp/kiji/economy/news/131014/ecn13101419320008-n1.html
まだ食べられる食品が廃棄される「食品ロス」を減らすため、賞味期限を見直す動きが広がっている。食品メーカー各社が、期限延長のための技術開発に取り組んでいるほか、食品ロスの一因ともいわれる流通業界の慣習を見直す動きも出ている。ロス低下は利益率改善につながるだけでなく、東日本大震災を機に高まる備蓄需要も開拓できるとあって、業界の垣根を越えた広がりを見せている。
即席めんメーカーなどで構成される日本即席食品工業協会は8日、来春をめどに即席めんの賞味期限を延長すると発表した。包装材の技術改良が進み、賞味期限を延ばしても品質が維持できることを確認したという。現在6カ月が主流の袋めんは8カ月、カップめんは5カ月から6カ月に延長される見通しだ。
メーカー各社も同様の技術革新に余念がない。江崎グリコは24年、温めずに食べられるレトルトカレーの賞味期限を2年から3年の延長に成功。ハウス食品も今年、ゼリータイプの調味料の包材を遮光タイプに変更し、賞味期限を9カ月から1年に延長した。
国内で年間500万〜800万トン発生しているとされる食品ロス削減のため、食品流通業界の慣習にもメスが入る。
メーカーや卸は製造から賞味期限の最初の3分の1の期間内に小売りに納品することが求められる。この「3分の1ルール」と呼ばれる慣習を見直すため、流通や卸、食品メーカーで構成されるワーキングチームが昨秋に発足。賞味期限が2分の1残った商品まで納入できるよう緩和する実証実験を進めており、年内にも中間報告をまとめる方針だ。
流通経済研究所の石川友博主任研究員は「納品期間を過ぎて卸から返品された商品やメーカーから出荷できないまま納品期間が過ぎた商品が廃棄につながる。廃棄が減れば、メーカーの利益率改善につながる」と意義を強調する。
一方、国の中央防災会議が南海トラフ巨大地震対策の最終報告書で「家庭で1週間分以上の備蓄」を求めるなど、防災食の需要が高まっている。今年2月に賞味期限1年を延長したカゴメの缶入り野菜ジュースは4〜9月の販売数が前年同期比2倍になったという。即席めん最大手の日清食品も「家庭で保存できる期間が伸び、防災食としてニーズが高まる」(広報担当者)と話し、需要創出効果に期待している。
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