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統一地方選・地方議員関連統一スレッド

1■とはずがたり:2003/01/11(土) 04:21
政権交代には足腰となる地方組織が重要である。
統一地方選や地方議会ネタを扱います。

6064とはずがたり:2007/04/23(月) 11:26:43
>>6054
解説感謝です。ここらは寧ろ杉山さんのお膝元ですな〜。
関鉄労組か。京阪労組出身者が市長してる八幡市みたいやな。。
もうちと民主の支援組織として明確な形を取るには民主が底力をつけねばならないな〜。
TXと合併して大手民鉄の仲間入りして取手〜水海道くらいを電化して今開発中の住宅地が男山ぐらいは宅地化して…ともう10年20年は掛かるか?

>>6055
惜しいですなぁ。。
民主は無党派票を吸い上げる戦略だとどうしても票の調整とかしにくいですよねぇ。。
組織化してその辺の調整が出来るようになるとそれはそれで組織政党になってしまうし。。

>>6061-6062
それぞれどっちが前知事派で現知事派とかあるんでしょうかねぇ?
山梨も福島張りに自民組織ががたがたしてる気もするが民主の存在感もなかなかに薄い。。

6065とはずがたり:2007/04/23(月) 11:35:40
●民主・社民から推薦を受けた無所属候補9人中6人が当選した
●民主推薦の新顔が東白川郡で自民党現職を破る

県議選 投開票 自民過半数守れず
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000000704090005
2007年04月09日

 統一地方選の前半戦となる県議選(定数58)は8日、県内14選挙区で投票が行われ、即日開票された。民主党出身の佐藤雄平知事の誕生後初めての県議選で、同党が改選前より4議席増やし、同党系の無所属議員も善戦して6議席を確保した。民主、社民、無所属議員でつくる県議会第二会派の県民連合は20議席を獲得した。一方、自民党は東白川郡、双葉郡などで現職が次々と落選し、29議席となって過半数を守れなかった。公明党は3議席、共産党は3議席だった。

 −民主が善戦、11議席 公明・社民・共産は3−

 昨年11月の出直し知事選で佐藤知事が誕生して議会運営で野党になった自民党が、退潮ムードに歯止めを掛けられるかどうか、民主党が知事選の余勢をかって躍進できるかどうかが、選挙の最大の焦点だった。

 民主党は激戦が予想された双葉郡や安達郡で議席を確保し、福島市や会津若松市では新顔が当選して議席を伸ばした。同党県連の玄葉光一郎代表は「目標を達成できた。少数与党を助けたいという県民の思いを反映した結果だ」と語った。

 同党とともに県民連合を構成する社民党も、4人中3人が当選。民主推薦の新顔が東白川郡で自民党現職を破るなど、民主・社民から推薦を受けた無所属候補9人中6人が当選した。県民連合は改選前の15議席から5議席増やした。県議会で自民党の優位は変わらないが、県民連合の存在感が格段に増しそうだ。

 一方、自民党は現職5人が落選し、過去50年以上、守ってきた単独過半数を割り込む結果となった。今回は前回より4人少ない37人しか擁立できず、苦戦が予想されていた。改選前の31議席確保を最低条件に掲げていたが、守れなかった。吉田弘・同党県連幹事長は「誤算だ。想像以上に厳しい。結果を重く受け止めたい」と語った。

 また、公明党は、福島市や郡山市、いわき市の3選挙区で擁立した3人が上位で当選し、安定した戦いを見せた。

 共産党は6人中3人が当選。いわき市では1議席にとどまり、会津若松市でも議席奪取はならなかったが、福島市で議席を獲得した。前回失った交渉会派の権利(5人)を回復することはできなかった。

 −県民連合、福島市で3 自民は目標確保できず−

 福島市(定数8)では12人が激戦を展開し、民主、社民両党などで構成する第二会派の県民連合が3議席を獲得した。

 民主党新顔の石原信市郎氏(40)は当選を決めて「議員特権を無くし、皆さんが安心して住める福島を作るために頑張りたい」と述べた。

 選挙戦では、各陣営とも当初から、「保守は保守、革新は革新で互いに票を食い合っている」と危機感を強めていた。

 県民連合は、昨年11月の出直し知事選で、県政刷新を掲げて当選した佐藤知事を支えようと議席倍増をねらった。民主党現職の高橋秀樹氏(41)は、連合を中心に組織の引き締めを徹底。石原氏は知名度をいかして票の取り込みを狙い、幅広い層に支持を訴えた。

 自民党は、現職の桜田葉子氏(49)らが市北部で、引退した同党の斎藤卓夫氏票をめぐる攻防を展開。市南部でも地盤が重なる保守陣営同士が争い、目標の4議席を確保できなかった。

 −双葉郡 南部から民主新顔−

 自民党が長らく2議席を占めてきた双葉郡(定数2)で、民主党新顔の坂本栄司氏(52)が当選した。同選挙区では前回まで南北で自民党が1議席ずつを分け合っていたが、今回は南部で自民党系候補が立候補せず、南部出身の坂本氏が「南部から県議を絶やしてはならない」と訴え、自民支持層の一部の支持も取り込んだ。

 坂本氏は当選を決めて支持者らに「恩返しをさせてもらいます」と頭を下げ、「農業活性化など難しい問題もあるが、少しずつ勉強して頑張りたい」と抱負を述べた。

 坂本氏は、昨年11月の県議補選に続いての立候補。連合系の組織票や秘書を務めた吉田泉衆院議員の後援会に加えて、補選を戦った社民党候補の支持団体や一部の自民党支持層などを手堅くまとめた。

 一方、自民党は公認の馬場有氏(58)と、昨年の補選で当選した吉田栄光氏(43)が同じ浪江町出身で、北部の票を取り合う形になった。

6066とはずがたり:2007/04/23(月) 11:39:19
●満山@白河市…前回、民主などの推薦で初当選したが、今回は「自分はもともと自民党員」と立場を翻し、保守色を強めて選挙戦に臨んだ。
●渡部@原町市…民主の推薦を受け、佐藤雄平県政の与党の立場を強調した選挙戦を展開。自民現職にあと一歩及ばす、涙をのんだ。

福島県議選 自民、単独過半数割れ
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2007/04/20070409t61027.htm

 福島県議選は8日、投票が行われ、即日開票の結果、無投票当選者12人を含めた全58議席が確定した。自民党は党籍証明を出した無所属1人を含む29人で最大会派は維持したが、単独過半数の30議席を割り込んだ。民主、社民両党の県議らでつくる第2会派、県民連合は民主11人、社民3人、無所属6人の計20人で、改選前の15議席を上回り、県政与党の勢いを示した。

 自民は相馬市や石川郡などで現職が圧勝したが、会津若松市や双葉、東白川両郡で現職が落選するなど苦戦。公認4人を擁立した福島市でも現職と新人の2人が落選した。改選前の31議席を下回って単独過半数に届かず、議会運営では無所属議員の取り込みや公明との連携が焦点になる。

 県民連合は南会津郡や伊達郡などで現職が議席を守り、双葉、安達両郡で新人が当選。一人区の東白川郡でも新人が現職を破るなど郡部で健闘した。福島、会津若松両市では現職が議席を確保した上、新人が議席を奪った。全体で議席を伸ばして自民に迫り、民主出身の佐藤雄平知事を支える一定の勢力を確保した。

 公明は、福島、いわき両市で現職、郡山市では新人が当選を決め、改選前の3議席を維持した。共産は郡山市の現職に加え、いわき市と福島市で新人が当選し、改選前を1議席上回る3議席を獲得した。

◎満山さん混戦制す 白河
 福島県議選白河市選挙区(定数1)は、無所属現職の満山喜一さん(55)が三つどもえの混戦を制し、再選を果たした。喜びに沸く事務所で、満山さんは「困難な戦いだったが、皆さんの力で勝てた」と、安堵(あんど)の表情を浮かべながら、喜びをかみしめた。

 前回、民主などの推薦で初当選したが、今回は「自分はもともと自民党員」と立場を翻し、保守色を強めて選挙戦に臨んだ。逆風の中、徹底した草の根運動を展開し、2新人を突き放した。

 万歳の中、「住んで良かったと言われる白河をつくりたい」と強調した満山さん。「その中心として頑張れ」との支持者の声に笑顔で応えた。

◎出遅れ響き渡部さん涙 原町
 福島県議選原町選挙区(定数1)で、無所属新人の渡部一夫さん(58)が自民現職にあと一歩及ばす、涙をのんだ。事務所に落選の一報が伝わると、支持者から「政治の流れを変えたかったのに」と無念の声が漏れた。

 民主の推薦を受け、佐藤雄平県政の与党の立場を強調した選挙戦を展開。県議会改革や医療、子育て環境の整備などを訴えた。だが、立候補表明が告示のわずか半月前と出遅れたことが最後まで響き、知名度を生かして先行した自民現職をとらえ切れなかった。

 渡部さんは「支持者の皆さんには申し訳ない」と深々と頭を下げた後、「地元のために政治活動は続けたい」と語った。
2007年04月09日月曜日

6067やおよろず@参院選沖縄選挙区:2007/04/23(月) 11:45:38
【長崎市長選】「父の愛する長崎でこんな仕打ちを受けるとは思いませんでした」 落選した横尾誠氏の妻、声を詰まらせる

 一方、伊藤市長の長女の夫で西日本新聞記者の横尾誠さん(40)は22日午後11時50分ごろ、
長崎市内の選挙事務所に伊藤市長の長女で妻優子さん(36)とともに喪服姿で現れ、涙ぐみながら
あいさつ。伊藤市長の大きな遺影が掲げられた会場で、横尾さんは「伊藤市政への期待をあんな
卑劣な暴力で止めるわけにはいかないと立候補した。私のいたらなさでこんな結果になり、本当に
申し訳ございませんでした」と頭を下げた。

 優子さんは「本当にありがとうございました。父伊藤一長はこの程度の存在でしたか。父は
浮かばれないと思います。残念です。父の愛する長崎でこんな仕打ちを受けるとは思いません
でした」と声を詰まらせた。

 横尾さんは、東京での記者生活を休職して補充立候補した。1000を超える団体推薦や伊藤市長
の後援会組織を受け継ぎ、遺族が喪服姿で街頭に立つなど、徹底して情に訴えたが及ばなかった。

毎日新聞 2007年4月23日 0時18分 (最終更新時間 4月23日 1時19分) ※一部抜粋
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20070423k0000m040113000c.html

=============

 そりゃ、落選するわな。
 こんなアホ夫妻に市は預けられん。

 言ってはいけないと思いつつも「長崎市長の裏金への対応は最悪だったし」、自民・民主総ぐるみで隠蔽するため擁立しただけだし

6069とはずがたり:2007/04/23(月) 11:56:18

酒井議長を逮捕-生駒市土地背任  (2007.4.23 奈良新聞)
http://www.nara-np.co.jp/n_all/070423/all070423b.shtml

   生駒市の総合スポーツ公園用地売買をめぐる背任事件で、大阪地検特捜部は22日、一連の山林売買に深くかかわり、市に損害を与えたとして背任容疑で市議会議長酒井隆容疑者(65)を逮捕した。

 酒井容疑者は同日投開票の生駒市議選に立候補、1417票を獲得して6回目の当選を決めた。特捜部の係官は投票終了を待って午後9時20分ごろ任意同行し、自宅マンションなどを捜索した。

 調べでは、酒井容疑者は、中本幸一前市長(70)と建設会社「ウツミ」社長小松秀次容疑者(63)らと共謀。平成15年12月、市土地開発公社に同市南田原町の約4万平方メートルの山林を時価の10倍以上に当たる約1億3500万円で買い取らせ、市に損害を与えた疑いが持たれている…

6070やおよろず@恋の空騒ぎ:2007/04/23(月) 11:58:11
>>国民:1←何処の誰だ?!

>>6068

 倉田 麗華  国民  新   当  4,643

6071やおよろず@欲張り爺さんイン生駒:2007/04/23(月) 12:00:09
>>6069

 新市長を議長室呼びつけ、マスコミの前で、恫喝してましたね。

6072やおよろず@訂正:2007/04/23(月) 12:02:23
>>6070

  練馬区議選だから、違うか

6073とはずがたり:2007/04/23(月) 12:07:28

>同党が比較的強いとされる都市部でも苦戦した面があり、
どこで苦戦したんでしょか?

自民、過半数は維持 花沢氏は落選/県議選
http://mytown.asahi.com/chiba/news.php?k_id=12000000704090001
2007年04月09日

 統一地方選前半戦の県議選と千葉市議選が8日に投開票された結果、県議選では、県議会最大会派の自民党は50議席獲得し、改選前の60議席を割り込んだものの、過半数は維持した。現有議席12の民主党は20議席に躍進した。一方、税不正免除事件で有罪判決を受けた無所属元職の花沢三郎氏(71)の返り咲きはならなかった。社民党県連と市民ネットワーク千葉県では代表が落選した。

 自民党の議席は過半数の48を2議席上回った。定数85に対して39議席にとどまった87年以来の半数割れは回避した。

 同党県連の浜田靖一会長は、保守系無所属の当選者に会派入りを呼び掛ける方針。これに7、8人が応じる構えで、同党が改選前に持っていた60議席に迫る見通し。自民党が引き続き、県議会の主導権を握り続けることになりそうだ。

 自民党の獲得議席数に関心が集まった今回の県議選で、60の現有議席を下回る57人を公認していた。当選回数の多いベテラン議員の引退で、立候補時点で世代交代が進んでいた。

 現有12議席の民主党は前回の5議席から大きく増やした。同党県連は今回、03年衆院選に代表されるような無党派層に後押しされた「風頼み」から脱却しようとした。32人を公認し、無所属候補ら2人を推薦。擁立人数は過去最多だった。

 躍進したとはいえ、同党が比較的強いとされる都市部でも苦戦した面があり、7月の参院選に向けて課題を残した。

 公明党は強固な組織力を見せた。自らの公認候補だけでなく、県本部レベルで推薦した自民党公認・推薦候補も相次いで当選した。03年衆院選以降、国政選挙や知事選が立て続けにあり、組織が引き締まっていた。

 次は7月の参院選比例区で、「自民党から貸しを返してもらう」(公明党県本部幹部)。同党の目標とする「県内48万票」を達成するため、今回の県議選で推薦した自民党候補側からの支援を待つことになる。

 共産党は手堅い選挙を展開した。公認候補が立候補した選挙区で、候補乱立により、当選ラインが下がったため、党の手堅い組織力が功を奏した側面もあった。

 社民党は1議席を確保したものの、村上克子県連代表(67)が落選するなど後退した。

 市民ネットワーク千葉県は山本友子共同代表(58)が落選したが、千葉市緑区の新顔当選で現有議席を維持した。

6074とはずがたり:2007/04/23(月) 12:07:51

>民主党県議は06年秋、知事から、ある選挙区について、「新顔候補を擁立できないの」と声を掛けられたという。この県議は「『反堂本』を掲げる県議の地元だった」。
流石強かな堂本だけのことはありますなぁ。何処の誰だろ・・

公明選挙協力 推薦基準に「堂本色」
http://72.14.235.104/search?q=cache:iUYPj2klegwJ:mytown.asahi.com/chiba/news.php
2007年04月02日

 県議選で、公明党と自民党の選挙協力に、堂本暁子知事の影が見え隠れする。国政与党の両党も、県政では与党と野党に分かれる。それでも7月の参院選をにらみ、公明党県本部は自民党公認・推薦候補61人のうち19人を推薦した。推薦する、しないの線引きの一つは、知事肝入りの「障害者差別をなくす条例」。県政与党カードを持つ公明党は、条例制定に最後まで反対した自民党現職は誰も推薦しなかった。

 公明党が、自民党公認・推薦候補の推薦第一弾を発表したのは3月28日。推薦から漏れた自民党の現職候補は翌29日、電話で党県連職員になぜ推薦されなかったのかを問いつめた。

 思い当たるのは同条例に一貫して慎重論を唱えてきたことだった。06年9月の定例県議会で成立した同条例に、当初は慎重だった自民党も最後は賛成に回った。それでもこの現職候補は、採決に加わらず、本会議場を退席した。

 公明党県本部の幹部は「誰を推薦するか、堂本知事からの指示や助言はない」と知事関与を否定する。ただ「障害者差別をなくす条例にどんな対応だったか、推薦するかどうかの要素にはした」と明かした。

 県政与党の公明党は知事提案の条例に賛成だった。自民党は当初は慎重な姿勢を取り、土壇場まで姿勢がぐらついた。最終局面での両者の協議で、公明党は県議選の選挙協力をちらつかせながら緩衝役を果たした。

 告示日の3月30日、県庁前で第一声を上げた公明党候補の応援に、知事は姿を見せた。マイクを握り、「○○さん(候補名)がいない県議会なんて考えられない」と後押しした。

 知事の影は県議選の候補擁立段階から見え隠れしていたとされる。
 民主党県議は06年秋、知事から、ある選挙区について、「新顔候補を擁立できないの」と声を掛けられたという。この県議は「『反堂本』を掲げる県議の地元だった」。
 この選挙区に、無所属で立候補した新顔候補の事務所開きに3月中旬、公明党の衆院議員が訪れていた。
 衆院議員は「(堂本知事と親しい公明党の)浜四津敏子代表代行に頼まれて激励にきた」などとあいさつした。知事と代表代行は旧知の仲として知られ、同条例もそもそも、代表代行から知事へ進言があったのがきっかけとされる。
 党県本部幹部は衆院議員による無所属候補の応援をこう解説してみせた。「(公明党が支援して欲しいという)堂本知事のメッセージが込められている」。

6075とはずがたり:2007/04/23(月) 12:08:17

>自民県連関係者は「県議選の選挙協力では党内が混乱した。参院選の協力に影響がある」と話している。
どう影響あるんでしょうかね?公明党の推薦貰えなかった県議の後援組織からは票出ないよってことか?

【統一選・(千葉)県議選】明暗分けた「公明票」 自民「思惑交錯、参院選に影響」
http://www.sankei.co.jp/chiho/chiba/070411/chb070411009.htm

 統一地方選の第1陣で行われた県議選で、自民党と公明党の選挙協力が初めて実施された。支持母体の創価学会の堅い組織力を背景にした「公明票」が随所で県議選の戦いの行方を左右した。一方、堂本県政をめぐり自民と公明は与野党に分かれる立場。今回の選挙協力で生じた思惑のずれは、7月の参院選での両党の協力に微妙な影響を与えそうだ。

 県議選で公明が推薦した自民の17選挙区19人の公認、推薦候補は全員が当選した。わずか1081票の小差で4選を果たした自民の田中宗隆氏(63)=白井市選挙区=も「公明に支援してもらわなかったら勝てなかった」と断言する。公明の推薦を受けた候補の一人は「公明票の7、8割ぐらいが入ったのではないか」と“感謝”した。

 公明の公認、推薦候補がいない選挙区でも、公明票の行方は関係者の大きな関心事だった。複数の選挙区で支部レベルでの独自支援が行われ、「当落に大きな影響を与えた」(公明党関係者)といわれる。公明の市議候補者と実質的に連携した千葉市緑区の保守系候補は落選したものの、平成16年12月の補選時と比べ、得票は倍増した。

 しかし今回の選挙協力は自民にとってメリットばかりではない。自民公認、推薦を合わせた61人のうち、裏を返せば42人が公明推薦から漏れたことになる。自民県連幹部の一人は「公明が出ていないところは全員を推薦してほしかった」と不満を口にしたが、公明党県本部の吉野秀夫代表は10日、「自民候補全員を推薦したら政党としての意味はない」と明言した。

 こうしたしこりを残した背景には、堂本県政をめぐる両党のスタンスの違いがある。公明は今回、自民候補を推薦する基準の一つに、堂本暁子知事が強く推進した「障害者差別禁止条例」への貢献度などを挙げていた。その証拠に、条例成立に強く反発した自民現職には一人として推薦を与えなかった。

 自民県連関係者は「県議選の選挙協力では党内が混乱した。参院選の協力に影響がある」と話している。(名古屋和希)
(2007/04/11 03:55)

6076とはずがたり:2007/04/23(月) 12:10:01
>>6070
>>6070>>6072
おお,そんな候補が!
国民新党て,またマニアックな女の子ですなぁ。。
都区部の区議も市議に準じるからカウントしてるんですかねぇ。。

6077とはずがたり:2007/04/23(月) 12:12:43
秀吉も落選,暢三も失脚。諸無系は飽くまで諸無系かw

加西市長、失職へ
http://mytown.asahi.com/hyogo/news.php?k_id=29000260704230005
2007年04月23日

 職員採用問題で不信任を決議された加西市の中川暢三市長が議会を解散したことに伴う市議選は、新議員18人が決まった。内訳は、不信任に賛成した元職12人、反対した元職1人、新顔5人。不信任に賛成の元職が過半数を占めており、再び不信任が決議され中川市長は失職、出直し市長選が6月中にも実施される見通しだ。

 元職14人と新顔7人の計21人が立候補し、地域の課題に加え、市長の不信任も争点に舌戦を展開した。不信任に賛成した元職らは選挙戦で、就任から1年半余の中川市長の市政について「パフォーマンス行政」「独善的だ」などと批判。職員採用試験への市長の介入についても「公正さを欠き、地方公務員法に違反している」と訴えた。

 新顔は、市長擁護の姿勢を鮮明にした一部を除いて、不信任の問題には触れなかった。

 開票所で開票作業を見守った中川市長は「結果は想定の範囲内だ。(失職の)覚悟はしている。改革の火を消さないためにも、市長選で私の考えを訴えていきたい」と話した。

6078やおよろず@杉本彩:2007/04/23(月) 12:16:37
>>6076

 小林の選挙区ですからね。
 しかも、小林は芸能面に知り合いがいるみたいで、総選挙のときも芸能人(パイレーツなど)が応援に来たようです。

 おそらく、そういう小林の知り合いのプロダクションに所属してるんでしょうね

6079片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/04/23(月) 13:19:19
金沢は自民が新進&民主に快勝。
奥田建が柱になれず新進の遺産を食い潰し、民主を代替勢力に育てることもできない。
秘書を当選させて喜んでるんだろうな。バカだな。

自民17議席、参院選へはずみ 石川
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ishikawa/news002.htm

 現職29人と新人・元議員24人による大激戦の結果、金沢市議会の主導権争いは自民に軍配が上がった。また、新人21人のうち11人が当選し、世代交代も進んだ。

 定数40に対し、現職14人と新人6人の計20人を公認した自民は17人が当選。一方、18人を擁立した「かなざわ議員会」は12人が当選するにとどまった。

 当選した新人候補の事務所は喜びにわき返った。自民の不破大仁さん(31)は、市議を8期務めた父実さん(63)の後継として出馬。不破さんは吉報を受け、同市涌波の事務所で「期待に応えなければいけないという重責を感じながらも、喜びでいっぱいです」と話した。

 かなざわ議員会の小林誠さん(30)は、奥田建・元衆院議員の秘書などを経て市議選に初挑戦。小林さんは大きな拍手と歓声に沸く同市寺中町の事務所で「本当にありがとうございます。信念を持って一生懸命働きます」と話した。

(2007年4月23日 読売新聞)

6080片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/04/23(月) 13:24:02
堀内派・蓬莱派を向こうに回して勝つとは、私にとってはかなり意外な結果でした。
どうなってるんだろう。

富士吉田市長堀内さん「脱派閥」訴え競り勝つ 讀賣山梨
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamanashi/news002.htm

 新人同士の争いとなった富士吉田市長選は、脱派閥を訴える堀内茂さんが組織力に勝る渡辺正志さんを振り切った。

 支持者が集まる会場に顔を出した堀内さんは、花束を手渡されると「長くて厳しい戦いだった。相手陣営は派閥がくっついて、こっちは竹やり軍団だった」と選挙戦を振り返り、「みなさんの心と良識を重く受け止め、よい市政を作りたい。子供たちが誇れる富士吉田を作りたい」と語り、喜びを爆発させた。

 昨年12月に出馬表明した堀内さんは派閥に頼らない選挙を掲げ、長年続いてきた市内2大派閥による政治打破の姿勢を強調。「改革派」のイメージを強く打ち出し、市政転換を望む無党派層の支持を集めた。

 渡辺さんは支持基盤である政治派閥「堀内派(躍進会)」のほか、萱沼俊夫市長の後援会など「蓬莱派」の多くからも支援を取り付けた。マニフェストを使って行政と市民との共生や行政サービスの向上など政策を打ち出したが、及ばなかった。

 渡辺さんは事務所で集まった支持者に「私の不徳の致すところ」と敗戦の弁を述べ、敗因について記者団に対し「市民が(自分より堀内さんを)派閥を解消できると選んだのだろう」と話した。

(2007年4月23日 読売新聞)

6081名無しさん:2007/04/23(月) 13:40:14
大田区議選
トップ当選は民主のやながせ裕文。
上位4人中3人が民主候補。一人落選したものの7名当選

前回自由で9位当選だった犬伏は今回、定員50人中47位とぎりぎり当選。
38位から最下位50位までの13人中自民党候補が10人と下位にひしめく。
大田区でも集票力の低下が感じられる。

6082やおよろず@参院補選沖縄:2007/04/23(月) 14:03:50

 革新候補のリードは、宮古島だけみたいだね

6083やおよろず@参院補選福島:2007/04/23(月) 14:07:53

 相馬地区で健闘した以外、山口に良いとこなし

 仮に、自民が森単独で、民主が福島で2人目を立てるなら、浜通りから立てたら?

6084とはずがたり:2007/04/23(月) 15:12:40
これだけ惨敗を続けるとしょうがないねー。参院選迄引っ張って欲しかったが。

地元に困惑と反発 地権者「180度違う」
http://kyoto-np.jp/article.php?mid=P2007042300082&genre=A2&area=S10&mp=
自民滋賀県連新駅「推進」撤回

 栗東市の新幹線新駅問題で、自民党滋賀県連が「推進」から「凍結」への方針転換を固めたことについて23日、前夜の同市議選で当選したばかりの議員や新駅予定地の地権者らから困惑や反発の声が上がった。

 「県連から何も聞いていない」。市議会で推進派会派「新政栗東」の代表を務め、前日に再選を果たした井之口秀行市議(56)は厳しい表情を見せた。市議選で推進派は12人が当選して過半数を獲得した。自民党の方針転換に戸惑いながらも「県連と相談して会派としての方針を決めたい」と述べた。

 新駅予定地周辺の地権者らでつくる「新幹線のぞみの会」会長の中井建夫さん(64)も「今までと180度違う。県連に抗議したい」と憤慨した。

 一方、凍結を掲げてトップ当選した田村隆光さん(49)は「賢明な判断。市議選で凍結・中止派の当選者は少ないが、1人当たりの得票数は多い。議会が一丸となって、新駅を前提としない予定地のマスタープランを討議すべき」と歓迎した。

 また、国松正一市長は、午前9時半からの記者会見で「正式に聞いていないので何も言えない」と話すにとどまった。

 栗東市でこの日、開かれた県や周辺市でつくる駅設置促進協議会正副会長会議に先立ち嘉田由紀子知事は「自民党から直接聞いているわけではないので分からない。今後、必要なら事情を聴く場を設けたい」と語った。
 推進を主張する市民団体や地権者らは、同会議の会場に向かう嘉田知事や周辺市長に対し、横断幕やのぼりを持って「推進をお願いします」と大きな声で懇願した。

自民滋賀県連、新駅推進撤回へ
方針転換 設置は不可能に
http://kyoto-np.jp/article.php?mid=P2007042300042&genre=A2&area=S00

 自民党滋賀県連は22日までに、栗東市の新幹線新駅について、これまでの「推進」方針を撤回し、「凍結」に転換する方針を固めた。凍結を目指す嘉田由紀子知事と対立してきた自民党の方針転換で、新駅設置は不可能となることが確定的になった。

 自民党は、8日投開票の県議選で大敗した最大の理由を、新駅凍結を主張した嘉田知事の支援団体「対話でつなごう滋賀の会」が、推進を掲げる自民党を「抵抗勢力」と位置づけたため、と分析。方針転換により、嘉田知事との対決色を消し、7月の参院選で新駅問題が争点となるのを避けるべき、と判断した。

 自民党は県議選を控えた今年2月、推進の姿勢を維持しながらも、「(県や周辺自治体でつくる)駅設置促進協議会の結論に従う」と態度を軟化させた。3月には県議会で、新駅工事費を盛り込まない県の本年度予算案に賛成し、新駅問題が県議選の争点となることを避けた。

 しかし、県議選で「対話の会」は県内全域の選挙区で新駅凍結を訴え、4議席を獲得した。新駅への態度を明確に示せなかった自民党は、改選前の27から16に議席数を大きく後退させた。

 新駅に関する方針転換は、23日に開く県議会の自民党系会派「自民党・湖翔クラブ」の政務調査会に諮ったうえ、5月13日の県連定期大会で正式決定する。
 ある自民党県議は「昨年7月の知事選から、新駅問題では選挙に負け続けてきた。参院選で同じ失敗を繰り返すわけにはいかない」と話している。

6085とはずがたり:2007/04/23(月) 15:27:48

八幡市議選の開票結果
選管最終
http://kyoto-np.jp/article.php?mid=P2007042200129&genre=A2&area=K20&mp=
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/kyoto/archive/news/2007/04/16/20070416ddlk26010402000c.html
◇八幡市議選(定数22−26)自2民2公3共5無14→無所属4人落選
 当 1780  赤川 行男 68 無現⑤ 飲食店経営▽府サッカー協副会長
 当 1667  上谷 耕造 57 無元⑤ 吉井松里町内会参与[歴]市職員→前回市長選落選。こいつのせいで横須賀が落選したので印象は良くない。
 当 1592  森川 信隆 64 民現⑤ 党府幹事[歴]NTT社員
 当 1585  岡田 秀子 53 公現② 党副支部長▽主婦[歴]家電会社員
 当 1553  松本 昭昌 66 公現③ 党支部長[歴]ダイハツ工業社員
 当 1520  森下 由美 57 共現⑦ 党地区委員[歴]看護師▽PTA会長
 当 1456  細見  勲 58 公現③ 党副支部長[歴]呉服店経営
 当 1386  山本 邦夫 48 共現③ 党地区常任委員[歴]赤旗記者
 当 1367  田辺 勇気 30 民現② 党府幹事[歴]衆院議員秘書(玉置)←次世代八幡民主のエース。将来は府議候補?http://www.yuki-tanabe.com/
 当 1270  北川 昭典 51 無現④ 調査企画業[歴]府PTA協役員
 当 1247  亀田 優子 46 共現② 党地区委員▽女性団体役員
 当 1219  横須賀昭男 56 無現① 不動産管理会社役員[歴]市職員→前回市長選出馬(民主主導共産も支援。京阪労組出身現職に肉薄するも惜敗)
 当 1161  巌   博 54 共現③ 党地区委員▽八幡民商副会長
 当 1005  小北 幸博 43 無現③ 保険代理業[歴]市自治連合会副会長

 当 991  山口 克浩 32 無新① 会社役員▽海外教育支援団体員→前回市長選上谷支援。ちょいと顔見知りだったりもします。向こうは忘れてるかもしれぬが。取り敢えずおめ。
 当 987  橋本 宗之 68 自現⑧ 党府役員▽府更生保護協副理事長
 当 984  鷹野  宏 71 無現③ 農業▽城西土地改良区理事長
 当 943  松島規久男 58 共現⑥ 党地区委員▽農業委員[歴]自治会長
 当 920  長村 善平 49 無現③ 農業▽JA府青壮部顧問[歴]市職員
 当 905  菱田 明儀 59 無新① [元]市自治連副会長[歴]松下電器社員→元市長から自民代議士も菱田だったが・・
 当 845  増尾 辰一 60 自現③ 党府政調副会長[歴]枚方市職員
 当 811  横山  博 62 無現② [元]松下電器社員[歴]自治会長
   803  田中 健一 33 無新  学習塾経営▽美濃山小PTA会長
   770  山田 芳彦 45 無現(1) [元]府議秘書[歴]学習塾講師←唯一の落選現職。誰の秘書だ?
   272  金村 次郎 57 無新  [元]市納税課長
   80  時津 勝美 44 無新  政治団体代表▽自営業

6086とはずがたり:2007/04/23(月) 15:34:31
誰なんざんしょ?で,通ったのかな?>対話の会の推薦二人@大津市議選

栗東など3市議選は静観
対話の会 統一地方選後半戦
http://kyoto-np.jp/article.php?mid=P2007041500026&genre=A2&area=S00

 15日に告示される統一地方選後半戦で、滋賀では前半戦の県議選で公認候補4人を当選させた嘉田由紀子知事を支援する「対話でつなごう滋賀の会」(対話の会)は、新幹線新駅問題を抱える栗東市など3市議選については静観する見通し。一方、大津市議選では2人を推薦し、他の候補からは県議選での勢いを持ち込まれるのではと警戒感が広がっている。

 栗東、彦根、近江八幡の3市議選では、「対話の会」の公認、推薦候補はゼロ。寺川庄蔵代表(63)は「人柄や政策を確認する時間がとれなかった」と振り返る。

 一方、大津市議選では現職と新人を推薦した。「2人は昨年の知事選から嘉田を支援してきた実績があった。ホームページで名前を紹介するなどできる限りの支援はしていきたい」と話している。

 推薦を受けた候補は「選挙カーでなじみのない街に行っても、『嘉田』の名前は通用する」と知事人気による追い風を期待。「『もったいない』の精神は市議会にも必要だ」とアピールする方針だ。
 一方、「対話の会」の推薦候補の登場に対し、保守系候補者は「県知事を支えるのに、どうして市議なのか」と批判する。しかし、「人気投票になって、訴える政策がしっかり吟味されなくなる恐れがある」と危機感を抱く候補も出ている。

6087とはずがたり:2007/04/23(月) 15:38:01
>>6086

大津市議選の開票結果
選管最終
http://kyoto-np.jp/article.php?mid=P2007042200134&genre=A2&area=S10&mp=
http://taiwa-shiga.net/cgi/su2_diary/su2_diary.cgi
 大津市議選(定40−立55)
 当  4351  佐藤 健司 34 無現
 当  4328  山本 哲平 27 民新
 当  3779  奥村  功 46 民現
 当  3529  小松 明美 57 無現=対話の会推薦
 当  3368  泉  恒彦 59 無現
 当  3365  礒田 英清 62 無現
 当  3271  草川  肇 47 無新
 当  3267  高橋 健二 55 公現
 当  3263  石黒賀津子 44 共新
 当  3256  武田 平吾 59 無現
 当  3217  間宮 文徳 42 無現
 当  3097  竹内 基二 57 無新
 当  3026  近藤 敦樹 48 公現
 当  2939  佐藤  弘 51 公新
 当  2862  安田 晴彦 60 民現
 当  2817  藤井 重美 57 公現
 当  2798  横田 好雄 66 無現
 当  2754  岸本 典子 42 共新
 当  2713  塚本 正弘 52 共現
 当  2700  船本  力 38 無新
 当  2688  堀井 幸男 64 自現
 当  2612  浜奥 修利 49 公新
 当  2596  仲野 弘子 49 無現
 当  2487  杉浦 智子 46 共現
 当  2454  北村 正二 53 無現
 当  2439  津田 新三 57 無新
 当  2426  竹内 照夫 50 自元
 当  2411  北林  肇 67 無現
 当  2383  谷  祐治 33 無新
 当  2368  青山三四郎 63 無現
 当  2354  鷲見 達夫 58 無新
 当  2324  八木  修 62 共現
 当  2286  佐々木松一 59 共新
 当  2284  本郷あけみ 46 無新
 当  2245  堀井 三正 65 無現
 当  2244  園田  寛 60 無現
 当  2106  中江 忠洋 62 無現
 当  2012  中野 治郎 60 無新
 当  1951  宮尾孝三郎 38 無新
 当  1845  安楽 好正 59 無新=対話の会推薦
    1769  白子貞治郎 58 無現
    1634  田中  薫 33 無新
    1580  岡田 啓子 60 無現
    1548  藤井 邦男 57 無現
    1465  中川 忠士 45 無新
    1413  山澤 明美 56 民新
    1245  杉山 泰子 55 無新
    1216  山本 忠興 66 無新
    1202  山岡  京 52 無新
    1198  秋田  誠 58 無新
    1009  山田  徹 49 無新
    842  中小路 晃 61 無新
    666  扇子美智子 54 無新
    303  田中 敏雄 65 無新
    144  猪飼 広一 69 無新
 【注】氏名、年齢(4月22日の投票日現在の満年齢)、党派、現元新別の順。党派の省略は自=自民党、民=民主党、公=公明党、共=共産党、無=無所属。敬称略。

6088とはずがたり:2007/04/23(月) 15:42:26
>>6084
栗東市では新駅推進派が力を伸ばしているのか。自民県連の方針転換は彼らを見捨てたことになるな。

凍結・中止派の全員当選ならず
栗東市議選 新幹線新駅めぐり
http://kyoto-np.jp/article.php?mid=P2007042300012&genre=A2&area=S00&mp=

 22日に投開票された第16回統一地方選後半戦で、滋賀県では、2新人が争った豊郷町長選は、伊藤定勉氏(59)が競り勝った。新幹線新駅問題が焦点の栗東市議選では、凍結・中止派の全員当選はならなかった。そのほか、3市議選、4町議選(1補選を含む)が投開票された。

 ■豊郷町長に伊藤氏

 豊郷町長選は無所属新人で前町議の伊藤氏が、無所属新人で建設設備業の前田広幸氏(35)に325票の差をつけて破り、町長選3度目の挑戦で初当選を果たした。

 伊藤氏は、情報公開や公平公正な入札制度の確立、市町合併など重要な課題について住民投票条例の制定など「透明性のある住民主体の開かれた町政」を掲げ、子育て支援制度の見直しなど福祉の充実を約束して幅広い支持を得た。

 前田氏は、「豊郷小の旧校舎改築問題以降、二分した町を一つにしたい」と、告示4日前に立候補表明して挑んだが、出遅れが響いた。

 当日有権者数は5773人、投票率は63・88%で前回を20%も下回った。

 栗東市議選(定数20)は現職15人、新人4人、元職1人が当選した。公明党は2、共産党は3議席をそれぞれ維持した。新幹線新駅問題では、推進派が3議席増やし新人4人を含む12議席を獲得、議長を出しても過半数となる「安定多数」を確保した。凍結・中止派は2減の8議席となり、両派の構成は改選前の9対10から12対8に逆転した。

 大津市議選(定数40)では新人16人が当選、滋賀県の嘉田由紀子知事を支援する「対話でつなごう滋賀の会」推薦の2人がともに議席を確保した。党派別では自民党が1人増えて2人となったほか、民主党は3人、公明党は5人、共産党は6人と、いずれも現有議席を維持した。

 彦根市議選(定数28)は、現職22人、新人5人、元職1人が当選した。女性は6人で、1人増えた。公明党は2人を維持し、共産党は3人が当選、8年前の議席に戻した。

 近江八幡市議選(定数20)は、現職13人、元職2人、新人5人が当選した。党派別では共産党が3人、公明党が2人でともに現有議席数を維持した。民主党は1人が当選した。改選前の市議会では市の機構再編の条例案が否決されており、会派構成など今後の動向が注目される。

 【豊郷町長選の当選者】

 伊藤 定勉氏(いとう・さだむ)

 彦根工高卒。1987年、町議に初当選、4期。議会運営委員長、議会広報特別委員長などを歴任。JA東びわこ役員。八町。

6089とはずがたり:2007/04/23(月) 16:16:25
>>6069

奈良・生駒市議長を逮捕 投票終了待ち任意同行
http://topics.kyodo.co.jp/feature47/archives/2007/04/post_131.html

 奈良県生駒市のスポーツ公園用地売買をめぐる背任事件で、大阪地検特捜部は22日、一連の山林売買に深くかかわり、市に損害を与えたとして背任容疑で市議会議長酒井隆容疑者(65)を逮捕した。

 酒井容疑者は同日投開票の生駒市議選に立候補、1417票を獲得して6回目の当選を決めた。特捜部の係官は投票終了を待って午後9時20分ごろ任意同行し、自宅マンションなどを捜索した。

 調べでは、酒井容疑者は、中本幸一前市長(70)と不動産仲介「ウツミ」社長小松秀次容疑者(63)らと共謀。2003年12月、市土地開発公社に同市南田原町の約4万平方メートルの山林を時価の10倍以上に当たる約1億3500万円で買い取らせ、市に損害を与えた疑いが持たれている。
(2007年04月23日)

「首突っ込んでいない」 逮捕の生駒議長、関与否定
http://topics.kyodo.co.jp/feature47/archives/2007/04/post_135.html

 奈良県生駒市のスポーツ公園用地売買をめぐり、大阪地検特捜部に背任容疑で逮捕された市議会議長酒井隆容疑者(65)は逮捕前、共同通信の取材に「首を突っ込む問題ではない」などと土地取引への関与を否定していた。

 調べにも同様の供述をしているとみられるが、特捜部は酒井容疑者が中本幸一前市長(70)=入院中=ら市側に働き掛け、市土地開発公社と摘発された不動産仲介「ウツミ」の取引を主導した可能性があるとみて追及する。

 酒井容疑者はことし3月、自宅近くで取材に応じた。公社が約4万平方メートルの山林を約1億3500万円で買い取ったことについて「高過ぎると言われているが、評価の仕方の問題ではないか」と指摘。取引への関与は「公社がやっていることに市議が首を突っ込むことはない」と否定した。

 公社や市側に買い取るよう圧力をかけたり、口利きをしたかどうかについては「一切ない。ウツミがいくらで買っていくらで売ろうが、間にだれが入ろうが、うかがい知るところではない」と話した。
(2007年04月23日)

6090とはずがたり:2007/04/23(月) 21:31:58
三木市 定数1−候補3 (選管確定)
得票数(得票率)氏名年齢党派新旧当選回数代表的肩書
当 12,404(39.9%)仲田 一彦34無所属新1(元)衆議員秘書
□11,752(37.8%)米沢 修二58無所属新 (元)三木市議
6,902(22.2%)東中 香代59民主新 (元)三木市議

2007年 ひょうご統一地方選
議会とは議員とは −第2部 前哨戦の現場
http://www.kobe-np.co.jp/rensai/200703gikai2/01.html
1.一人区(2007/03/19)

長老引退、「風」どこへ

 後援会入会はがき一万枚のうち、三千枚が三月二日に刷り上がった。
 三木市選挙区(定数一)から県会を目指す元市会議長米沢修二(58)=無所属=の事務所。そろそろ日付が変わろうというのに、選挙に向けたスタッフたちの準備作業は終わらなかった。告示まで一カ月を切っていた。
 「衆院解散でもないのに、こんな突貫作業になるとは」。陣営幹部が苦笑した。
 米沢自身、今回の県議選に挑戦するとは思ってもみなかった。短期決戦を覚悟し、立候補を表明したのは二月二十二日。その九日前の十三日、県会で最多選、最長老の自民現職、鷲尾弘志(81)が立候補を見送る意思を明らかにしたからだった。
■   ■
 鷲尾は、全国の県議で四番目となる十二選への意欲をみせていた。しかし、自身や妻の体調を理由に身を引く決心をした。県会正副議長、自民党県連幹事長などの要職を務めた重鎮。築き上げた後援会組織は約二千人に上り、三十三の支部が市内に張り巡らされる。
 十年ほど前から後援会長を務める吉田直彦(75)は、選挙を仕切った経験がない。四回連続で無投票だったためだ。「三木では、鷲尾以外の誰かを選ぶという考えを聞いたことがなかった」
 圧倒的な存在感が対立候補の生まれる余地さえ許さなかった。
 そこへ、鷲尾の立候補断念が伝わると、情勢は一気に流動化した。
 鷲尾表明の翌十四日に民主公認の元市議東中香代(59)、一週間後には無所属の衆院議員秘書仲田一彦(34)。そして米沢。わずか九日で一挙に三人が名乗りを上げ、二十年ぶりの選挙戦へと動き始めた。
■   ■
 三木市選挙区だけではない。今回、自民の牙城だった定数一の選挙区「一人区」に異変が起きている。
 前回の県議選で、一人区の二十三選挙区中、自民が十九を占めたが、うち十四は無投票。今回、その無投票選挙区は半減する見通しだ。
 三木市選挙区を上回る五回連続無投票だった(旧)飾磨郡選挙区では、六期目の自民、村上寿浩(76)が引退を表明。三人が立候補を決めた。
 小野市、(旧)多可郡、神崎郡、佐用郡、宍粟市…。前回無投票の選挙区に続々とライバル候補が名乗りを上げている。自民県連は急きょ十九選挙区を重点区に指定。てこ入れに乗り出した。
 二大政党制を目指す民主の激しい追い上げを受ける自民。「公共事業の誘導という議員バッジの力も、財政難で薄れつつある」。自民県連幹部は危機感を募らせる。
■   ■
 短期決戦に入った三木市選挙区。自民の牙城を守り続けた鷲尾票の行方が、勝敗を左右する。
 「早速、あいさつに来た陣営もある」と、鷲尾後援会の幹部。鷲尾は、農村部や旧市街地に強固な組織票を抱えていた。
 だが後援会は自主投票を決定。鷲尾票の行方が見えなくなる中、各陣営は、昨年の市長選に着目する。自民、社民推薦の現職に対し、元県課長の薮本吉秀(48)が、政党支援を得ないまま倍近い差で初当選。これまで選挙に関心の低かったニュータウン票が動いた―というのが共通した見方だ。
 東中と仲田は早朝、新興住宅地近くの駅前に立ち、神戸方面へ出勤するビジネスマンらに名前の浸透を図る。米沢は、鷲尾が地盤とする旧市街地に拠点を置きつつも、ニュータウンへの足がかりを探る。
 一議席をめぐる激しい火花が散っている。
 十八日現在、県議選の立候補予定者数は計百四十三人。前回よりわずか九人増だが、前哨戦の激しさは比ではない。(敬称略)
□   □
 告示まで十日余り。兵庫県議選では、合併の影響や無党派層の動向などが注目される。神戸市議選では、昨年の市議汚職が最大の争点となる。県内各地で繰り広げられる前哨戦。その攻防を追った。(統一地方選取材班)

6091とはずがたり:2007/04/23(月) 21:32:20
西脇市 定数1−候補2 (選管確定)
得票数(得票率)氏名年齢党派新旧当選回数代表的肩書
当10,620(60.1%)東野 敏弘52無所属新1(元)黒田庄町長
□7,062(39.9%)山本 章66無所属現 保育所理事長 =自民党所属

美方郡 定数1−候補2 (選管確定)
得票数(得票率)氏名年齢党派新旧当選回数代表的肩書
当16,002(70.6%)上田 良介56無所属=自民新1司法書士
□6,670(29.4%)中村 茂76無所属=民主現 民主党県役員

2007年 ひょうご統一地方選
議会とは議員とは −第2部 前哨戦の現場
http://www.kobe-np.co.jp/rensai/200703gikai2/02.html
2.合併特例(2007/03/20)

地盤分断、訴え手探り

 一議席を争う兵庫県議選(旧)西脇市選挙区。立候補を表明した元黒田庄町長の東野敏弘(52)は三月九日夜、決起集会の場で、割り切れぬ思いを口にした。
 「自分に一票を投じることができないんです」
 二〇〇五年十月、西脇市は旧黒田庄町と合併した。しかし今回の選挙に限った合併特例で、同町は従来の(旧)多可郡選挙区に含まれる。
 東野は、西脇市民でありながら、同町在住のため、(旧)多可郡選挙区での有権者だ。旧西脇市域だけが選挙区となる今回の(旧)西脇市選挙区では投票できない。
 「町長として合併することを選んだ。地域の声を伝えるため、西脇から立候補することにした」。壇上の東野は、動機をこう説明した。
 決起集会は市民会館大ホールで開かれたが、町長時代から支援する旧黒田庄町の約二百人は、席を譲る格好で、隣の中ホールに入った。東野に一票を託せず、(旧)多可郡選挙区での有権者となる人たちだ。
 モニター越しの演説を見つめていた男性(69)は、「棄権したことは一度もないが、こんないびつな選挙区で投票する気にならない」。
 東野は、全国でも数少ない共産系町長として二期七年務め、退任後に離党。合併特例によって「地盤」を引きはがされ、苦戦を強いられる中、親類や知人、同級生といったわずかなつながりから支持を広げていくしかない。
■   ■
 一方、二期目を狙う現職の山本章(66)にも危機感が募る。
 〇五年十一月の市長選で、山本が応援した候補は落選。現市長側に付いたのは東野だった。
 山本陣営の幹部は、東野の動きについて「想像以上に浸透が早い」と驚く。
 二人とも無所属だが、山本は、単独で議席の半数を握る自民県議団の一員。新人の東野を意識しながら、折に触れて県とのパイプを強調し、支持拡大へ躍起だ。
 四年後となる次回の県議選では、いびつな選挙区は解消されるとみられる。とはいえ、山本には、今選挙を乗り切ることが最優先事項だ。「今のうちに、後援会組織を黒田庄地域にも広げたいが、まだ余裕はない」
■   ■
 合併の余波に揺れる県議選。美方郡選挙区(定数一)では、立候補を予定する無所属現職の中村茂(76)=民主推薦=が、合併によって、これまでの選挙区を分断された。
 「県政報告会を計画しても、人集めすら苦労する」と陣営幹部。
 前回までの選挙区のうち、美方郡選挙区に含まれるのは、中村の出身地である旧香住町だけ。他のエリアは豊岡市選挙区となり、支持者の半分を失ったことになる、という。旧香住町の有権者は、美方郡全体の三割ほどにすぎない。
 民主を軸とする会派「ひょうご・県民連合」では、最長老の通算七期。以前なら、集会場所の確保や人集めは、電話一本で済んだ。今回は開催地区の全戸に案内はがきを出した。
 「草の根活動をして、まずは知名度を上げるところから」。陣営幹部は“新人”候補並みの活動をする覚悟だ。
 対抗する無所属新人の上田良介(56)=自民推薦=も旧香住町の出身で、「他の町には親せきや知人もほとんどいない」。
 上田は今年一月、急病で倒れた自民県議の後継者として立つことが決まった。支持を広げる時間はあまりにも少なく、懸命に選挙区を走る。
 平成の大合併後、初の県議選。候補者も有権者も、戸惑いを抱える中で本番が迫る。(敬称略)

6092とはずがたり:2007/04/23(月) 21:32:59

2007年 ひょうご統一地方選
議会とは議員とは −第2部 前哨戦の現場
http://www.kobe-np.co.jp/rensai/200703gikai2/03.html
3.自公協力(2007/03/22)
透ける衆院選への思惑

 昨年末、風変わりなポスターが張り出された。選挙区の異なる三人が、一枚のポスターに納まっていた。
 三人は、兵庫県会の自民現職で、今回の県議選にも立候補を予定している。それぞれの選挙区は、隣接し合う神戸市兵庫、北、長田区。つまり、衆院小選挙区の「兵庫2区」だった。自公協力の下、公明の衆院議員赤羽一嘉(48)が選出されている選挙区だ。
 「自民として、自分たちの地元候補を国政に送りたい」
 ポスターに写る兵庫区の自民県議は、“悲願”を口にした上で、ポスターが次期衆院選にらみであることを認める。
 その衆院選に担ぎ出そうとしているのが、ポスター左端に写る長田区の県議。自公の選挙調整で兵庫2区から比例近畿に回り、二〇〇三年七月、急逝した自民衆院議員奥谷通の元秘書でもある。
 兵庫区の自民県議は昨年、県連幹事長就任の打診を辞退した。「統一地方選を迎える時期の幹事長は、自公協力を話し合える人がやればいい」との理由だった。
 「三人ともトップ当選。長田区では大差をつける。衆院選擁立に向け、これがわれわれの越えるべきハードルだ」
■   ■
 統一選に続き、夏に参院選を控える選挙イヤーの今年。安倍内閣の支持率低迷で、衆参同日選も取りざたされる中、各党の思惑が、統一選の現場に透けて見える。
 小選挙区選出の衆院議員が全国に八人しかいない公明。赤羽の議席は貴重だ。県議選では、その兵庫2区とかぶる兵庫、北、長田区に現職三人を立て、より強固な地盤固めを目指す。それぞれに新人、前職計三人を擁立する共産もライバルだけに、自民県議三人のポスターに対し、公明関係者らの不快感は強い。
 県議選で、自民への推薦は出していないが、公明県本部幹部は「応援する幅は、ゼロから百まで」。兵庫、北、長田区でポスターを張り出した三人については、「もちろんゼロ」。答えは明快だ。
 一方、神戸市内で昨年末に開かれた赤羽の忘年会は、自公の蜜月ぶりをうかがわせるものだった。旧奥谷後援会幹部や自民市議の親族が経営する建設会社幹部ら、兵庫2区内の有力な自民後援者が席を埋めた。
 その場にいた自民衆院議員の元秘書は、今更、県議レベルで選挙協力する必要があるのか、疑問を感じた。「公明は、自民県議の後援会名簿をほしがるが、もういらないんじゃないか」と。
 国政レベルで緊密な関係を築く自公。それは、必ずしも地方には当てはまらない。
■   ■
 民主も、国政をにらみながらの統一選となる。
 前回衆院選で、公認候補は赤羽に敗れ、引退した。民主県連は一月、北区の神戸市議向山好一(49)を兵庫2区で擁立することを決めた。
 しかし、県議選候補予定者は、兵庫2区内の兵庫、北、長田区のうち、一人だけ。その北区の現職は「向山も私も労組出身。兵庫2区の組合はまとまってくれる」。兵庫、長田区の不戦敗は意に介さないが、地盤を固めたい向山にとっては心もとない状況だ。
 このため神戸市議選では、向山自身が兵庫、北区で新人二人の擁立にこぎ着けた(→二人とも当選)。集会や街頭演説にはほぼ、向山の姿がある。「来るべきときにはお世話になります。そのときのため二人をお願いします」
 自公協力の裏側で激化する両党の攻防。そこに割って入ろうとする民主。票の掘り起こしを図る共産…。次期衆院選への「号砲」が、統一選の現場を熱くする。(敬称略)

6093とはずがたり:2007/04/23(月) 21:33:33
>>6092-6093

〜兵庫県議選〜
兵庫区 定数2−候補3 (選管確定)
得票数(得票率)氏名年齢党派新旧当選回数代表的肩書
当15,946(39.5%)松田 一成54公明現2党県役員
当12,897(31.9%)立石 幸雄58自民現7団体顧問=兵庫2区から加田の擁立を模索
□11,533(28.6%)井村 弘子60共産元 党地区役員
北区 定数3−候補5 (選管確定)
得票数(得票率)氏名年齢党派新旧当選回数代表的肩書
当21,744(26.6%)羽田野 求57公明現5党県副幹事長
当19,131(23.4%)梶谷 忠修69自民現3保護司=兵庫2区から加田の擁立を模索
当19,019(23.3%)藤井 訓博58民主現3党支部幹事長
□11,489(14.1%)貫名 ユウナ55共産新 党地区役員
□10,212(12.5%)伊藤 栄介30無所属新 (元)衆議員秘書
長田区 定数2−候補3 (選管確定)
得票数(得票率)氏名年齢党派新旧当選回数代表的肩書
当15,519(38.2%)渡部 登志尋58公明現3党県副幹事長
当14,238(35.1%)加田 裕之36自民現2党県役員・奥谷通の元秘書=兵庫2区から立候補を模索
□10,837(26.7%)木下 清子58共産新 党地区委員

〜神戸市議選〜
兵庫区 定数5−候補7(選管確定)
得票数(得票率)氏名年齢党派新旧当選回数代表的肩書
当10,565(25.9%)菅野 吉記45公明新1党副支部長
当7,438(18.2%)平野 昌司65自民現7党県総務会長
当7,063(17.3%)大瓦 鈴子41共産現2党地区委員
当6,250(15.3%)大寺 真理子51民主新1大学講師
当4,253(10.4%)守屋 隆司51自民現4党県選対役員
□3,973(9.7%)西本 忠司38無所属現 NPO理事
1,286(3.1%)樋口 浩正44改革新 貿易商社役員
長田区 定数5−候補7(選管確定)
得票数(得票率)氏名年齢党派新旧当選回数代表的肩書
当9,726(23.7%)米田 和哲58公明現4(元)参議員秘書
当6,704(16.3%)浜崎 為司59自民現6党市総務会長
当6,638(16.2%)森本 真44共 産現2党地区役員
当5,763(14.0%)荻阪 伸秀69民主現9党県副代表
当5,423(13.2%)北山 順一69改革現10NPO理事長
□5,413(13.2%)平井 真千子30自民現 党県幹事
1,393(3.4%)浜崎 盛史40無所属新 警備会社役員
北区 定数10−候補12(選管確定)自3民3公2共1他1/共1無1
得票数(得票率)氏名年齢党派新旧当選回数代表的肩書
当10,067(12.3%)山田 哲郎53公明現3党県役員
当8,911(10.9%)芦田 賀津美49公明現4党県幹事
当8,172(10.0%)藤原 智子45民主新1(元)衆議員秘書
当7,735(9.5%)高山 晃一42市民力現4団体副代表
当7,685(9.4%)池田 林太郎63民主現4党県常任幹事
当7,613(9.3%)坊 恭寿40自民現2NPO理事
当6,895(8.5%)金沢 治美49共産現3党地区委員
当6,808(8.3%)植中 進63自民現6(元)衆議員秘書
当6,236(7.6%)福浪 睦夫62自民現6党県監査
当5,730(7.0%)田中 健造69民主現8党県常任幹事
□3,602(4.4%)森 浩司35共産新 党地区委員
□2,121(2.6%)藤原 敏彰50無所属新 建築士

6094とはずがたり:2007/04/23(月) 21:33:56
東灘区 定数3−候補5 (選管確定)→自民空白区!素晴らしいね。
得票数(得票率)氏名年齢党派新旧当選回数代表的肩書
当16,187(24.6%)井戸 正枝41民主現2NPO代表
当14,109(21.5%)高橋 進吾39無所属新1歯科医師
当12,341(18.8%)加藤 修49民主現3党支部幹事長
□12,098(18.4%)北浜 みどり46自民新 薬品会社役員=公募
□11,016(16.8%)古谷 敏郎56共産新 医療法人職員

中央区 定数2−候補4 (選管確定)
得票数(得票率)氏名年齢党派新旧当選回数代表的肩書
当12,492(36.5%)小池 啓納57民主現2大学客員教授
当10,388(30.3%)原 吉三65自民現5党県役員
□7,140(20.8%)渡辺 和代49共産新 党地区役員
4,232(12.4%)佐藤 陽太25無所属新 調査会社社員
須磨区 定数3−候補4 (選管確定)
得票数(得票率)氏名年齢党派新旧当選回数代表的肩書
当18,410(28.3%)大塚 崇弘40民主新1食品会社社長
当16,589(25.5%)松本 義宏59公明現4党県副幹事長
当15,885(24.4%)葛西 利延66自民現5幼稚園理事
□14,167(21.8%)森田 多希子51共産元 党地区委員

2007年 ひょうご統一地方選
議会とは議員とは −第2部 前哨戦の現場
4.公募候補(2007/03/24)
http://www.kobe-np.co.jp/rensai/200703gikai2/04.html
戦略に実態追い付かず

 「医療や福祉分野での改革を訴えたい」。自民兵庫県連の候補者公募に応募したのは、そんな思いからだった。
 介護施設で健康指導などに携わった経験もあり、論文提出や面接を経て「合格」。夫と起こした有限会社を一時休業し、転身を図った。
 神戸市東灘区。県議選に初挑戦する自民公募の候補予定者の事務所は九坪。自民党“大物”国会議員らの激励文が、壁一面にびっしり並ぶ。入り口には首相、安倍晋三のポスターを掲げた。
 「県連として、恥ずかしい戦いをさせるわけにはいかない。最重点区の一つだ」。十八日、事務所開きで、県連幹部が意気込みを見せた。
 自民県連の公募方式は、地方選としては全国初の試み。県議選の東灘、同市垂水区、加古郡選挙区と、神戸市議選の東灘、灘、中央、西区で計七人を擁立する。
 郵政解散となった二〇〇五年の衆院選では、公募候補を立てた兵庫1、3、6区で全勝。その余勢を駆った。
 とはいえ、地方議員が支援に回れた衆院選とは違い、地方議員自らが選挙を抱える。「小泉人気」もない。
 「同じ公募でも、そう簡単にいかないのでは」。ある自民県議は、県連の試みを疑問視する。
■   ■
 対する民主県連も、今回の統一選で公募方式を導入した。狙いは地方組織の補強だ。
 県内で小選挙区全敗となった〇五年衆院選で、比例の得票率は自民に6ポイントしか開いていないが、県会の議席は自民の四割。「支持の広がりに比べ、地方の議席が追い付いていない」。民主県連は「公募は落差を埋めるツールになる」と読んだ。
 しかし最終的な擁立は、県議選の神戸市須磨区と神戸市議選の中央区で、計二人にとどまった。
 二十六人の応募を受け、当初「二十人の擁立は可能」と豪語する県連幹部もいたが、問題は支援態勢にあった。
 「民主から『この人で頼む』と言われても『はい、そうですか』とはならない。『初めまして』だ」と労組幹部。
 選挙活動を手伝うスタッフをはじめ手厚い支援を受ける組合系候補とは異なり、公募組は政策協定を結ぶだけとなる。
 県連幹部は「選挙に出たい側と、候補を担ぐ組織に温度差があった」と認める。
■   ■
 会社員、医師、主婦…。公募組に、党勢の一翼を託そうとする自民、民主。「清新さ」を狙うイメージ戦略に、組織の実態が必ずしも追い付かない。走りだした公募組の陣営内でも、不安が膨らみ始めている。
 東灘区で公募に応じた自民県議候補予定者の陣営では、選挙活動に欠かせない後援会名簿すら、まとまったものがない。知人らがスタッフとして動き回るが、選挙経験者は一人だけだ。
 東灘を最重点区とした県連だが、「こちらで用意できるのは、党公認という“看板”と、安倍のポスターぐらい」と県連会長の渡海紀三朗(59)。「あとは自分でやってもらうしかない。それが自民党だ」
 一方の民主も心もとない。公募に応じた須磨区の県議候補予定者は、活動の九割を駅前など街頭での演説に充てる。残り一割の集会も知人らが用意した。元衆院議員の秘書という肩書にもかかわらず、民主を支える労組関係者の姿はどちらにもない。「もしかしたら、私自身が、選挙カーの運転もやらないといけないかも」。候補予定者自身がそう漏らした。
 公募候補をめぐる「春の陣」は、風向きが定まっていない。 (敬称略)

6095とはずがたり:2007/04/23(月) 21:34:24

党派に聞く  −07’ひょうご統一選
http://www.kobe-np.co.jp/rensai/200703touha/index.html

自民党 渡海紀三朗 県連会長  信頼性ある政策を問う
メモ 県議選(改選後定数92)の目標は、過半数47人の当選。公認27人、推薦22人に絞り込んだ。神戸市議選(同69)は公認21人。地方選では初めて公募し、県議、同市議選で7人を擁立。夏の参院選をうらなう前哨戦としても党の力が問われる。

民主党 辻泰弘 県連代表  生活者の視点取り戻す

メモ 県議選では公認22人、推薦6人、神戸市議選では17人を公認した。同市議選では、前回を上回る数の女性新人候補を立てる予定で、支持層の拡大を図る。労組などの組織票に全面的に頼らない候補者の動きも注目される。

新社会党 原和美 県本部委員長 党の存亡をかけた戦い
 ―存在感をどう出すか。
 「国会の議席はないが、それぞれの地方議会で、議員の地道な活動量はほかの党に負けないはず。どこまでも市民の立場に立った視点、活動をアピールしたい」
 ―統一選での課題は。
 「全国政党とはいえ、小さな組織。どこまで有権者に訴えを届けられるか。歯がゆく感じるが、それが課題だ」
 ―具体的には何を訴えるのか。
 「今の政治情勢には黙っていられない。特に非正規雇用の拡大と国民の負担増の問題を訴えたい。高齢者の国民健康保険料や税金が上がり、若年者は非正社員採用で安定した暮らしも望めない。国政が暮らしを追い込む中で、市民の福祉を守る地方議会の責任と役割は大きい。国政に『NO』と言える力はあるはずだ」
 ―県会で唯一の議席を持つ現職が引退。公認候補を減らしているが。
 「前回選挙から二大政党制の流れが進み、自治体合併で市町の議員定数が減った。候補者擁立が難しくなった。厳しい選挙になるのは承知している。何としても県会の議席を引き継ぎ、県内すべての現有議席を維持したい。党の存亡をかけて戦う」
メモ 県議選では公認1、推薦1。須磨区の現職が引退し、灘区で公認候補を擁立した。前回8人を公認した神戸市議選は、公認3、推薦2にとどまる見通し。後半戦の各市議選も含めると、公認は10減の7、推薦は4増の5。

▼神戸改革フォーラム 伊藤正視 代表 「真の保守」神戸に新風
 ―基本理念に「真の保守」を掲げている。
 「保守というのは本来、改革の精神をもつものだ。絶えず自らを律しながら環境の変化に対応していく。既存の既得権や利益を守ることが保守ではない」
 ―神戸市会の汚職事件が政治団体結成のきっかけとなった。
 「地方の時代といわれる中、地方行政と地方議会の緊張関係を見直す時期に来た。公明公正さはもちろんだが、議会のコストも考える必要があるだろう」
 ―神戸市議選に現職二人と新人六人を立てる。
 「現職の一人は九期務めたベテラン。組織固めやどう運動をすべきかのノウハウもある。即戦力になる新人も集まった。神戸に新しい息吹を吹き込むには十分の人数だ」
 ―市当局との関係は。
 「基本は与党の立場だ。ただしイエスマンの与党ではない。ともに改革を進めるという姿勢を貫きたい」
 ―目指す改革とは。
 「一言でいえば、行政に対しても、市民に対しても、よりよきコミュニケーションを求めていく。具体的には議員報酬や定数、政務調査費など山積する課題を見直していく。ボランティア精神で、活動する議員を市会に送りたい」
メモ 神戸市議汚職事件を受け、昨年11月に経済界を中心に結成された政治団体。前伊藤ハム社長の伊藤代表をはじめ、約250人が所属する。事件を踏まえ、市会への批判票をどこまで受け止められるかが焦点。

6096とはずがたり:2007/04/23(月) 21:34:55

2007年 ひょうご統一地方選
議会とは議員とは −第3部 自民大敗
http://www.kobe-np.co.jp/rensai/200704gikai/01.html
上.誤算(2007/04/10)
政調費ショック大きく
 神戸市中央区、兵庫県庁の北側。自民党県連事務所に集まった幹部らは、開票作業が進むにつれ、顔色を失った。
  県会議長、元副議長、元県議団副幹事長…。ベテラン勢が続々と議席を落としていった。
  八日投開票を迎えた県議選。過半数の四十七議席を目指す自民は、公認・推薦を四十九人に絞り込み選挙に臨んだ。結果は、現職七人を含む十一人の落選。獲得した三十八議席は、予想をはるかに上回る大敗だった。
  一方で、当選した保守系無所属組は十人。「もし全員取り込めても過半数ぎりぎりだ」。九日午前二時すぎ、県連で会合を終えた幹事長の原亮介(63)が声を振り絞った。
  前回、前々回も四十三議席で過半数を割ったが、多数派工作の難しさはその比ではない。
■   ■
  自民には逆風下の選挙だった。政務調査費の不透明な使途が指摘され、争点の一つとなった。
  「市民オンブズ尼崎」などから不適切な使途を指摘された県議の一人、自民現職の門信雄(57)。立候補した定数一の芦屋市選挙区は、県内屈指の注目選挙区となった。対立候補は、議会改革を掲げる新人、山田美智子(60)だった。
  門は、政務調査費をめぐり、車のリース代として報告した約百十万円が、実際はローン支払いだった。私有財産の形成につながる使途は認められていなかった。
  「自動車販売会社の担当者と相談し、負担が軽いからと安易に考えた」
  選挙告示前の三月四日、門は後援会総会で支持者らに弁明した。全額返還したことや、不起訴になった経緯の説明にあいさつの大半を割いた。
  県連選対委員長を務める門は、県議団幹事長や副議長を歴任。改選後は議長候補としての呼び声も高かった。県連は、実績と知名度に勝る門が逃げ切ると分析。独自調査では、山田とは大差が開き、県連は当選をほぼ確信していた。
  しかし、ふたを開けると八百六十七票差で落選。同様に書類送検された自民現職で、元議長の清元功章(78)も、姫路市選挙区で議席を失った。
  一夜明けた九日、知事井戸敏三は定例会見で「期待が大きいほど、信頼を失えば結果は厳しくなるということを、われわれも自戒しておかなくてはならない」と、結果の深刻さを受け止めた。
■   ■
  自民の「誤算」は、政務調査費問題だけではなかった。
  県議選で初めて取り組んだ公募方式による候補三人のうち、当選者は、神戸市垂水区選挙区の新原秀人(44)ただ一人。自民票に無党派層の上積みを期待したが、思惑通りとはならなかった。
  対して、都市部で無党派層の受け皿になったのは、山田をはじめとする「市民派」だった。「政務調査費の全面公開」など、訴えの中身が有権者に分かりやすかった。
  尼崎市選挙区では、市民オンブズ尼崎の世話人丸尾牧(42)が市議からくら替えし、初当選。現職稲村和美(34)とともに、尼崎市長白井文の支援を受け、自民元職や共産の二人にも競り勝った。
  県議会は丸尾、山田、稲村の動きに神経をとがらせる。政務調査費をめぐっては、市民オンブズが情報公開で入手した資料を基に、議会は厳しい追及を受けた。しかし今度は、丸尾らによって、議会内部からの監視が強まる。
  「台風の目がどう動くのか」。県幹部らも注視する。(敬称略)
□   □
  兵庫県議選は、自民の大敗で終わった。夏の参院選を控えるだけに、影響は計り知れない。過半数を大きく下回った背景と波紋を探る。
(統一地方選取材班)

6097とはずがたり:2007/04/23(月) 21:35:31

宍粟市 定数1−候補3 (選管確定)
得票数(得票率)氏名年齢党派新旧当選回数代表的肩書
当9,582(39.7%)高嶋 利憲54無所属新1(元)山崎町長
□7,316(30.3%)長田 執75無所属現 県会議長=自民党所属
□7,221(29.9%)春名 哲夫55無所属新 (元)宍粟市議
神崎郡 定数1−候補2 (選管確定)
得票数(得票率)氏名年齢党派新旧当選回数代表的肩書
当14,227(53.9%)上野 英一53無所属=民主・社民・新社会新1(元)大河内町長
□12,171(46.1%)前川 清寿65無所属=自民現 嶺雲寺住職
飾磨郡 定数1−候補3 (選管確定)→どっちが自民推薦だ?
得票数(得票率)氏名年齢党派新旧当選回数代表的肩書
当6,379(46.6%)宗行 恭義62無所属新1(元)夢前町議
□3,781(27.6%)振角 利允67無所属新 (元)夢前町議
□3,527(25.8%)東影 昭53無所属新 (元)夢前町議

2007年 ひょうご統一地方選
http://www.kobe-np.co.jp/rensai/200704gikai/02.html
議会とは議員とは −第3部 自民大敗
下.変化(2007/04/11)

ほころび見せた「牙城」

 現職議長の落選は、兵庫県会にとって初めての事態だった。
  「高齢と、準備不足が響いた」と、議長を務める自民現職、長田執(75)の後援会幹部。八日夜、県議選宍粟市選挙区の開票結果を受け、支持者が集まった事務所は静まり返った。
  長田と競り合い、初当選したのは、十六年ぶりの再戦となった元山崎町長高嶋利憲(54)。選挙参謀として、かつて長田の選挙を支えた元宍粟市議春名哲夫(55)も加わり、保守票が分裂する中、展開が読めない混戦だった。
  一九九一年に高嶋らを制して初当選した長田は以後、連続三回無投票で当選した。五選を目指したものの、選挙はまだ二度目。約一万一千人の後援会に支えられていたが、久しぶりの選挙に動きは鈍かった。支持者の多くは高齢で、選挙戦に入ってからも「やり方が分からない」と戸惑った。
  取り付けた約二十団体の推薦は、すべて団体側から申し出てきたもの。会員約二千人を抱え、支援する地元商工会は終盤、組織の引き締めを図ったが、流れは止められなかった。
  ある若手会員は「(長田の)政治的手腕に魅力はあるが、世代交代を期待する声がかつてないほど強かった」と明かす。
  対する高嶋陣営。「必勝」の張り紙は、市長や国会議員から届いたわずか三枚だけだった。業界団体の推薦が全くない高嶋は、細かな地域票の掘り起こしで勝利を呼び込んだ。
■   ■
  宍粟市をはじめ、自民は今回、牙城である一人区で、公認・推薦の七人が敗れた。
  十二年ぶりの選挙となった神崎郡選挙区もその一つ。三期十二年の実績を持つ前川清寿(65)は「県から予算をとってきてこそ議員といえる」と選挙期間中、力を込めた。
  県議団幹事長ポストをうかがう中堅議員として、道路や河川整備の必要性を訴えた。保守系町議や区長会、婦人会など地元組織をフル回転。人海戦術を繰り広げた。
  対する新人で民主、社民、新社会の推薦を受けた上野英一(53)の個人演説会では、会場が閑散とした日もあった。上野は旧大河内町(現神河町)の町長を二年半務めたが、市川、福崎町での知名度は未知数だった。
  「陳情型政治をなくす」。前川を意識した明快な訴えもどこまで地域に届くのか、組織のない上野陣営には不安が消えなかった。しかし、得票は三町すべてで上野が上回った。
  落選が決まり、前川は「もう古い議員はいらないということだろう」と事務所でこぼした。
  「組織の頭をおさえる選挙は、もう通用しない。今回の選挙は、時代の変化を映し出しているのかも知れない」。郡内の町議らは、選挙結果をこう受け止めた。
■   ■
  実績と組織力も備えた自民現職たちの落選。今回の県議選は、都市部以外でも、有権者の選択基準が多様化している実態を示した。
  十六年ぶりの選挙戦となった宍粟市のほか、二十四年ぶりの(旧)飾磨郡選挙区でも、自民推薦候補が落選。自民の牙城のほころびを見せつけた選挙戦だった。
  「ライバル候補が名乗りを上げることすらできない無投票こそが実力の証しだった」。自民のベテラン県議は「政治的な力が強くなる半面、いざ選挙になると弱い」と続けた。
  夏には参院選が控え、政治決戦の年と位置付けられる今年。自民県連幹部らの悩みは深刻だ。弱まる組織。早まる変化。流れを見極める時間は限られている。(敬称略)
(統一地方選取材班)

6098名無しさん:2007/04/23(月) 21:38:01
公明は全員当選というものの、候補者を絞って議席減。しかも東京でもぎりぎりの下位当選が見受けられる。
自民との連立で得票や議席を伸ばしてきたけれど、そろそろ頭打ちになってきたみたい。

6099とはずがたり:2007/04/23(月) 21:58:32

これは佐倉ショックでしょうかな?

’07統一地方選佐倉市長に蕨氏 3新人の対決制す
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/20070423/CK2007042302010936.html
2007年4月23日

 統一地方選を締めくくる県内の四市町長選、二十市町村議選は二十二日、投開票され、新しい首長や議員の顔ぶれが決まった。各地の選挙事務所では、当選を決めた候補者が喜びの表情。万歳の声が夜空に響いた。県議選と千葉市議選からスタートした統一選は終了し、県政界は夏の参院選に向けて本格的に走りだす。 (統一地方選取材班)
 無所属新人三人の争いとなった佐倉市長選は、会社社長の蕨和雄氏(57)が、元市議長の清宮誠氏(67)、元県議の密本俊一氏(60)を破り初当選した。蕨氏は一九九五年の市長選で約千八百票差で敗れており、二度目の挑戦で雪辱を果たした。
 選挙事務所で蕨氏は「少子高齢化などの不安や悩みを解決したい。市民と共同の新しい行財政を実現する」と語った。
 蕨氏は保守系市議の一部、市民ネット、民主などから支援を受け、幅広い支持層を取り込んだ。新住民の多い市西部を地盤とし、「しがらみのないクリーンな市政」を掲げた。
 元銀行員で、現在はゴルフ練習場などを経営する経歴から「経済人としての知識を活用し『高福祉、低負担』の道を探りたい」などと訴えた。
 清宮氏は市議三期の実績をアピールし、福祉関連の市民団体などから支援されたが、組織力で及ばなかった。
 自民の推薦を受けた密本氏も自民県議三期の実績を強調。地元の自民党衆院議員らの支援を受けたが、票を固めきれなかった。
 佐倉市は昨年度から地方交付税の不交付団体となったものの、市財政課は「国の交付基準が変わったためで、決して豊かな財政状況ではない」と指摘する。候補者三人が公約の柱に掲げていた行財政改革などが、新市長の当面の課題となる。

6100いなばやま:2007/04/23(月) 23:21:54
>>6098
そのお話も含めて世田谷の選挙のことを
いやぁ、すごい結果でした投票率40%そこそこで民主党が11議席と大勝利。
野党分裂で楽々区長再選を果たした熊木氏ですが区議会は区政野党が過半数で
最大の争点だった下北沢の再開発計画は停滞を余儀なくされる状況になりました。

野党が過半数ってことは自公が過半数割れしたって事で
公明は現有11を確保しましたが自民党が12議席しか取れず大惨敗
落選した公認候補は11人に及びある意味壮観でした。
公明も現有は確保しましたがブービーの51位当選の候補も出るなど
前回に比べ1000票あまり減らしました。
もともとリベラルな土地柄、公明も都内の他地域に比べれば弱い所とはいえ
低投票率でこの結果はびっくりです。

公明、頭打ちの要因ははっきりとは分かりません。
組織の選挙疲れというか、与党疲れというか
自民党ほどではありませんが公明も現世利益追求型の政党
ですが、元々福祉・平和を掲げてきた理念政党でもあるわけで
どちらかと言えば民主・社民や自民党非主流派との親和性が高いと思います。
「安倍カラー」には拒否的な心性もあるわけで
なんで自民党のフォローばっかりしないといけないんだという思いが
末端の運動員・支持者にはあるのかもしれません。
いやもしかして組織内部で小さな亀裂があるのかもしれません。
まぁ内情はうかがい知ることはできませんが。

6101小説吉田学校読者:2007/04/24(火) 01:17:29
>>6067
首長で世襲ってのはあまり聞かないし、長崎市民は心のどこかに「世界のナガサキ」を意識しているところがあると思うんです。
国際舞台に立つ「被爆者」の選良としては、「いい人」っぽい人を選びたかったかもしれない。
長崎の香りがどこからか体から出ないとね。娘婿、いかにも東京育ちといった風貌(特にめがねとネクタイ)でかなり損したと思う。

>>6073
千葉市の中央区と我が稲毛区じゃないでしょうかね。なお、中央区は公明は楽勝ムードでたるみがあったそうな。

>>6083
地盤のはずの郡山で惨敗、中通りはほぼダブスコ。会津もほぼダブスコ。いわきと田村で踏ん張ったとはいえ4割届かず、ほぼ全域で惨敗。
マジで、民主の保守系1、労組系+市民派1で民主が参院選選挙区独占狙うかもしれない。自民がダメすぎる。
それと知事選で「足元に火が点いた」と私が評した玄葉と根本ですが、玄葉は鎮火(もともと名家だし。姻戚別にしても)したけど、根本は噴火している。民主が2区で本田朋あたり出すと分からなくなるぞ。

>>6099
まあ、ショックというわけじゃないけれども、衝撃はあったんじゃないんでしょうかねえ。
ほとんどの人が「密本市長」を予測していたでしょうな。
佐倉・印西地域が読めなくなってきたという感じ。前書いた「新住民の流入でボスがいなくなり」云々というのは、実は佐倉と印西の境あたりのことともう1箇所のことをリンクさせて書いたわけであります。

6102小説吉田学校読者:2007/04/24(火) 01:26:43
>>6099
佐倉は市議選でもネットが4、新社会党(中選挙区時代も左派の橋頭堡)が2、オンブスマンが1、共産が2と市民派がちょっとした勢力を築いているのかもしれませんな。

6103やおよろず:2007/04/24(火) 03:33:20
民主公募の岡野さん見事トップ当選−高松市議選

http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/administration/article.aspx?id=20070423000048

 40議席を43人で争う少数激戦となった高松市議選の高松選挙区は、民主の岡野朱里子さん(33)が新人ながら大差のトップ当選を果たした。民主は同じく新人の山本悟史さん(38)も初陣を飾り、改選前の2議席を確保した。
【→参照記事】

 岡野さんと山本さんは党の公募候補。県議選を含めた今回統一選で、民主は県内で擁立した公募の3人がいずれも初当選した。

 このうち岡野さんは「人にやさしい街づくり」を訴え、昨秋の立候補表明後、地道な街頭活動を繰り返してきた。香川県高松市花ノ宮町3丁目の事務所に当確の知らせが入ったのは午前零時過ぎ。待ちわびた支持者がどっと沸き、「しゅりちゃん」と歓声が上がる中、現れた岡野さんも感激を抑えきれない様子。「心から心から、感謝の気持ちでいっぱい。勉強して努力して、皆さまのお役に立てるよう一生懸命仕事します」と抱負を述べると、再び拍手と歓声を一身に浴びていた。

合併5選挙区で新旧入れ替わり
 高松市議選は、合併時の増員選と同様に各選挙区で大激戦。合併町の六選挙区のうち、選挙戦に突入した5選挙区すべてで新人候補が相次いで現職を破るドラマが生まれた。

 定員3に5人が立候補した国分寺では、増員選にも出馬した落合隆夫さん(60)と西岡章夫さん(66)の新人2人が接戦を制し、初当選。増員選では1、2位で当選した現職2人が涙を飲んだ。

 現職と新人の一騎打ちとなった庵治では、新人の新上隆司さん(51)が現職の追い上げをかわし、増員選の雪辱を果たした。

 牟礼では、社民系現職が保守系の現職と新人との激戦にのまれる格好で得票を伸ばせず、惜敗。保守系が議席を独占した。

6104やおよろず:2007/04/24(火) 03:38:10
石川県

 野々市町長に粟氏当選 金沢市議選は「自民」が「かなざわ」上回る

http://www.hokkoku.co.jp/_today/H20070423103.htm

  石川県内の統一地方選を締めくくる野々市町長選、金沢、小松、輪島、珠洲の四市議選、野々市、内灘、津幡、志賀、穴水の五町議選と七尾市議選中島選挙区補選は二十二日、投開票が行われた。無所属新人二氏が争った野々市町長選は、元県議の粟貴章氏(46)が一万五千六百八十五票の大差を付け初陣を飾った。四市議選のうち金沢市議選は、改選前十五議席で並ぶ二つの第一会派の勢力争いが焦点となり、自民党金沢・市民会議が、県議会会派・新進石川に連なる保守系と民主系で構成するかなざわ議員会を大きく上回った。
 野々市町長選は、現職安田彦三氏が二月に今任期限りの引退を表明。後継候補の選考で町議会各勢力が駆け引きを演じる中、新進石川所属で地元選出の粟氏が要請を受けて三月に出馬表明し、自民は対抗馬擁立を模索したものの断念した。

 粟氏は政党・政治勢力の推薦は受けず、選挙戦ではローカルマニフェスト(公約集)を掲げ、安田氏が目指した「五万人市制」に向けた安心で住みよい「新・野々市づくり」や県議時代の実績などを訴えて幅広い支持を集め、一万七千三百七票を獲得。告示前日に出馬表明した政治団体女性代表の青木万理子氏(69)は浸透できなかった。投票率は58・62%で前回の65・82%を下回った。安田氏の任期満了は六月九日のため、粟氏の任期は同十日から四年間となる。

 四市議選では、五十三人が出馬した激戦の金沢市(定数四〇)で、自民系は公認の現職十三人と新人四人、無所属新人一人の計十八人が当選し、改選前より三増。かなざわ議員会は推薦の現職八人、元職一人、新人三人の計十二人で、改選前より三減らした。

 かなざわ議員会に加わっている民主は、公認の現職、新人各一人と推薦現職一人の計三人が当選し、改選前より一減。公明は公認の現職二人と新人二人の計四人が当選し、改選前議席を維持。社民は公認現職一人と推薦現職一人、社民系の無所属新人一人の計三人が当選し、改選前より一減。共産は公認の現職一人と元職二人の計三人が当選し、改選前から一増やした。

 新人は十一人、元職は三人が当選し、現職三人が涙をのんだ。女性は過去最多だった改選前の六人から五人に減った。

 定数二減で四人超の争いとなった小松市(同二四)は現職十八人と新人六人が当選した。

 能登半島地震の被災地・輪島市では、定数三減の輪島選挙区(同一七)で現職十六人と新人一人が当選。門前選挙区(同七)では定数の二倍の十四人が出馬する激戦となり、現職六人と新人一人が勝ち上がった。

 定数三減で一人超の少数激戦となった珠洲市(同一五)は現職十一人と新人四人が当選した。

6105片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/04/24(火) 08:55:10
>>6098
京都も他党の票割りがもう少しよければ公明党が落ちていましたし、他都道府県でもいくつかありました。
常々こういう薄氷が多いんでしょうか。 今回特に見られるのもなんでしょうかねぇ。

6106とはずがたり:2007/04/24(火) 10:09:25

統一地方選:課長から市長へ 長崎市長に田上さん 見た目は「のび太」能力はピカ一
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/seibu/news/20070423sog00m040004000c.html

 立候補していた現職市長が射殺されるという異常事態の中で長崎市長選。初当選した元市統計課長、田上(たうえ)富久さん(50)は一夜明けた23日朝、市役所で記者会見し、953票差の大激戦を振り返った。亡くなった伊藤一長市長(61)の「後継」を掲げ、わずか3日間で課長からトップに上り詰めた田上さんは、どんな人物なのか、市民は何を期待したのか。事件の衝撃がさめやらないまま25日、新市政が走り出す。【横田信行、長澤潤一郎】

 「市長としての仕事が始まると思うと身の引き締まる思いです。実感がわきつつあります」。田上さんは午前8時から記者会見し、心境を語った。「リーダーは市民の中から選ぶという市民力を発揮してくれたことです」と勝因を分析した。

 家族の反応については、妻和代さん(50)は「立候補を勧めてくれたので喜んでもらった」。長男(24)と長女(20)は、市統計課長からトップの市長という立場になった父親の変化に「驚いているようでした。娘は朝から新聞やテレビを気にしていました」と紹介した。

 伊藤市長の後継を主張してきたが、手法の違いを問われると「伊藤市長はアイデアマンでいろんなことを実現してきた。私はいろんな人と話す中でヒントをもらって見つけていく」と説明した。

   ◇ ◇ ◇

 「見た目は(ドラえもんの)『のび太』みたいだけど、人と人を結びつける力はすごい」

 広報課の20代の後輩はこう評する。「演説していも目立たない」と本人も苦笑する“和み”系の外見とは裏腹に、行政マンとしての能力は市役所内でもピカ一。かつての上司だった部長が「市役所で市長を務められるのは、あいつぐらい。もう『ちゃん』付けでは呼べないけど、喜んで『市長』って呼ばせてもらうよ」と言うように一様に歓迎ムードだ。

 「自分の意見をきちんと持っていて、意外に頑固」というのが上司や同僚の一致した見方。日本初のまち歩き博覧会「長崎さるく博」(06年)の進め方を巡って、伊藤市長と衝突したこともあるという。23日の会見で、伊藤市長との違いを「市役所で26年半、仕事し、働く者の立場や感覚が分かる。どこをどうすればよくなるかも分かっている」と話した。事件でかじ取り役を失った市役所内では「即戦力」として、指導力に期待が集まる。

6107とはずがたり:2007/04/24(火) 10:09:52
>>6106
   ◇ ◇ ◇

 市役所では、広報や観光畑で活躍した。その時培った人脈が手弁当で選挙応援を始めた。若手経済人が選対を買って出て、ポスターや看板、チラシなどは知り合いの印刷業者などが担当した。出馬を決断したのが18日夜で、翌19日夕方までに用意してもらったという。

 立候補すると聞き支援するかどうか見極めようと面談した長崎商工会議所の幹部は「会ってみたら商店街活性化や観光イベントで一緒に汗をかいてくれた人だった。名前と顔が一致しなかっただけ。まさかあの人が出るとは思わないから」と笑う。

 自前の組織はゼロ。ハンドマイクを片手に回り始め、選挙カーを調達できたのは投票2日前の20日午後3時。時間不足で、支援に回った経済界や市民が頼ったのは携帯電話とメールを使った徹底した口コミ作戦だった。

 田上さんは会見で「市民と気楽に話す機会をできるだけつくりたい」と話し、市民と市役所との距離を縮めたいという考えを強調した。「変化の時代を乗り越えていく、役に立つ市役所づくり」を目指し、▽市民の問い合わせに一括して応じるコールセンターのような機関の設置▽昼休みに市民と意見交換する「チャンポンミーティング」−−などを挙げた。

 被爆地として常に注目される平和については「世界中に発信する方法を考えたい。必要なことは国にも訴えていきたい」と話した。

 また、行政対象暴力について問われると「暴力をいかになくすかという視点で現実的な方法を検討する必要がある」としつつも、自身への警備は「できるだけフリーに動きたい」と述べた。

   ◇ ◇ ◇

 長崎市民からは、「じげもん(地元出身者)」の新市長誕生を喜ぶ声が聞かれた。

 「伊藤さんに入れようと思っていた」という長崎市伊王島町の無職、吉井キクエさん(86)は田上さんに投票した。県外で仕事をしていた伊藤市長の長女の夫、横尾誠さん(40)と、田上さんが補充立候補し、無風から一転して大激戦となった3日間。「県外にいた人より長崎をよく知っている人のほうが市民のために働いてくれると思った。事件には同情するが公の仕事と個人は違う」。同市銀屋町の無職女性(80)も「同情と選挙は別。伊藤さんを支持していたが地元の人の方が安心」と話した。

 一方、横尾さんに一票を投じた人の中にも、田上さんに期待する声がある。同市の青果店主(52)は「実質3日間しかなく、候補の政策は分からなかった。伊藤市長はよく商店街に足を運ぶ人で、お世話になったので、心情的に横尾さんに投票した。これからは新市長を市民で育てていかなくては」と話していた。

 2007年4月23日

6108とはずがたり:2007/04/24(火) 10:17:37

期日前に伊藤氏に投じられた票が無効に成ってしまったわけですよねぇ。色々規定に不備があるようである。
殺された等という異常事態は選挙を一時停止して改めてやり直す方が良いのかもしれぬ。

長崎市長選:事件に配慮、万歳控え 田上氏
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/photojournal/news/20070423k0000m040113000c.html

 長崎市内の田上さんの選挙事務所では、当選確実になると歓声が上がった。ただ、死亡した伊藤市長に配慮して万歳は控えた。田上さんは「市民と市職員の力を生かし、こういう事件の後こそ『市民力』を発揮する時」と喜びを語った。

 田上さんは「肉親の情と自治体運営は違う。市職員としての弔い合戦だ」と出馬を決意し、退職金を選挙費用に充て、背水の陣で臨んだ。26年半の市職員生活では06年に日本初のまち歩き博覧会「長崎さるく博」を発案、企画し、延べ1000万人を集めるなど広報や観光畑で活躍。培った人脈が草の根運動の核になった。

 時間、資金、人員とないものばかりだったが、世襲に反発した地元経済界から後押しを受け、一部の国会議員や地方議員からも支援を得て、まとまった得票につながった。

 一方、伊藤市長の長女の夫で西日本新聞記者の横尾誠さん(40)は22日午後11時50分ごろ、長崎市内の選挙事務所に伊藤市長の長女で妻優子さん(36)とともに喪服姿で現れ、涙ぐみながらあいさつ。伊藤市長の大きな遺影が掲げられた会場で、横尾さんは「伊藤市政への期待をあんな卑劣な暴力で止めるわけにはいかないと立候補した。私のいたらなさでこんな結果になり、本当に申し訳ございませんでした」と頭を下げた。

 優子さんは「本当にありがとうございました。父伊藤一長はこの程度の存在でしたか。父は浮かばれないと思います。残念です。父の愛する長崎でこんな仕打ちを受けるとは思いませんでした」と声を詰まらせた。

 横尾さんは、東京での記者生活を休職して補充立候補した。1000を超える団体推薦や伊藤市長の後援会組織を受け継ぎ、遺族が喪服姿で街頭に立つなど、徹底して情に訴えたが及ばなかった。

 ◇無効票は約1万5000票

 長崎市長選の無効票は約1万5000票あった。中には死亡した伊藤市長に投票し「伊藤市長さんありがとうございました」などと書かれた票もあったという。無効票の中には、期日前を含めて伊藤市長に投じた票が多かったとみられる。
英文を読む

毎日新聞 2007年4月23日 0時18分 (最終更新時間 4月23日 8時09分)

6109とはずがたり:2007/04/24(火) 11:16:31
>>6053-6055
>>6059>>6100とか

東京都下の市議選/区議選メモに纏めました。
http://members.at.infoseek.co.jp/tohazugatali/2007tokyo.txt
自民の共倒れっぷりをご堪能下さい。。と云いたいところだが民主の共倒れも結構あんのね…(´・ω・`)
積極擁立策の結果であろうけど。

6110片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/04/24(火) 18:15:46
東京の東大和市も財政問題を取り上げた新人が意外に接戦を演じた。
いろいろな無駄遣いの問題が夕張の件とオーバーラップされ始めた感もある。破綻がどうたらという主張が現実感をもって受け止められはじめている。

2007統一選  “大阪春の陣”記者座談会 讀賣大阪
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/osaka/news005.htm

 統一地方選の後半戦が終わった。府内では無投票だった2市を除く8市長選のうち、八尾市と藤井寺市で新人が現職の壁を破り、初当選を決めた。担当記者が“大阪春の陣”を振り返る。

【八尾市長選】

 A 現職の柴谷光謹さん(68)の優勢が伝えられていたが、最後に笑ったのは新人の田中誠太さん(50)だった。

 B 柴谷さんと田中さんは、ともに旧社会党が出身母体で旧知の間柄。八尾市議を経て府議という経歴も同じで、いわば“師弟関係”にあった。昨年12月、田中さんは柴谷さんを訪ね、勇退を勧めたが、柴谷さんは首を縦に振らなかった。そこで、田中さんは「4年後では遅い」と出馬を決めたらしい。

 C 柴谷さんは、自民と連合大阪の推薦を受けたが、票を固めきれなかった。公務を抱えていたこともあり、本人が有権者に直接訴えられるのは夜の個人演説会など、限られていたようだ。一方、田中さんは住宅地などを中心に徹底したローラー作戦を展開。陣営が「有権者のうち10万人以上に会った」と胸を張るほどで、その差が大きかったのではないか。

 D 自民も内部では一枚岩ではなかったようだ。支援組織の中からも、若手経営者らを中心に田中さん支持に回る人がいた、と聞いた。

 B 同和関係団体元役員が逮捕された事件を受け、同和行政を巡る問題が争点になったが、これも柴谷さんには逆風となった。新人4人はいずれも「柴谷市政が事態を放置した結果」と批判し、厳しい立場に追い込まれた。有権者に「八尾のイメージアップのために、若くて行動力のある田中さんを」という気持ちが芽生えた、とも考えられる。

 C 柴谷さんが進めてきた同和行政の検証と改革について、田中さんは「いったん白紙に戻して再検証する」方針を示している。今後、どのような政策を打ち出していくのか、注目したい。

【藤井寺市長選】

 E 中盤以降で風向きが変わった。現職の井関和彦さん(64)は、選挙前「大きな争点はないのでは」と話していたが、初当選した国下和男さん(65)は財政問題と絡めて市民病院の移転・新築凍結を前面に打ち出した。「藤井寺を第二の北海道夕張市にするな」と。対決の構図をわかりやすく市民に示し、凍結理由を具体的に訴えて牙城(がじょう)を崩した。


 F 確かに、市民には「うちの市って、財政、厳しいんでしょ」「病院を建てるなんて」という声が圧倒的に多かった。ある有権者は「公共事業削減が世の流れ。約54億円をかけて病院を新築することが必要なのか、という問いかけはわかりやすかった」と話していた。

 G 井関さんは自民、民主、公明の3党に連合大阪の推薦も受け、“盤石”のように見えた。しかし、保守系の市選出府議が国下さんサイドにつく〈ねじれ〉もあった。

 F 今後の市政運営を考えた時、市民病院の移転・新築の凍結がすんなりといくかは疑問。すでに、3月議会で建設費は賛成多数で可決されている。市長権限で執行を止めることはできるが、建設費そのものを白紙に戻すには、議会の議決が必要。市長選で市民は「凍結賛成」の意思を示している。議会がどう動くか、目が離せない。

     ◇

 A 今回、府内8市長選のうち、自民推薦の3人が苦杯をなめた。同府連幹部は「市議選で手いっぱいで、組織が機能しなかったのが大きい。有権者の多くが『現状打破』を望んでいることも一因」と指摘した。

 E 自民だけでなく、既成政党が前面に出ても、候補者のイメージアップにつながるとは言えなくなったように見受けられる。夏の参院選に向け、各党は戦略の見直しを迫られることになりそうだ。

(2007年4月24日 読売新聞)

6111片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/04/24(火) 18:36:01
政令市になりそうな岡山市では、自民党が次回選挙を見込んで推薦募集をし、6人に推薦を出しましたが、あまりうまく行かなかったようです(テコ入れを図った弱い候補が受けたのかな)。
http://www3.nhk.or.jp/senkyo/ptr/83/ptr_skh8301.html
http://www.sanyo.oni.co.jp/kikaku/2007/localelection/result2/okayama_result.html

04/14-12:18--政令市視野に自民が6人推薦 岡山市議選
http://okanichi.co.jp/20070414121825.html

 自民党岡山県連は13日、15日告示される岡山市議選(定数52)で現職5人、新人1人の計6人を推薦すると発表した。 県連では従来、岡山市議選では都市部という事情もかんがみ、公認・推薦を必ずしも奨励していなかったが、近い将来の岡山市の政令指定都市昇格を視野に「他の政令市では公認・推薦を出している実績もある」(森正人県連幹事長)ことから方針を転換。県議選終了後に保守系議員や候補者に申請を呼び掛け、公認申請はなかったものの6人が推薦申請に応じた。 推薦候補は次の通り。(敬称略) 鷹取清彦(55)、和気健(59)、三宅英夫(59)=以上2期、太田武正(63)、加藤公彦(55)=以上1期、中原哲夫(56)=新人

党派の方針打ち出して 讀賣岡山
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/okayama/news002.htm

 22日に投開票された岡山市議一般選(定数52)は、旧御津、灘崎、瀬戸3町を同一区域にして初めて行われ、合併地区の票の行方が注目されたが、いずれの地区でも地元候補者が当選。吸収合併への不安などから、地元議員を望む住民の意思が表れた。一方、投票率は過去最低の45・40%。最下位の得票数が前回より700票以上少なく、「政令市議」への移行を目前にした市議選としては少し寂しい結果となった。

 特例区をあえて設けなかった瀬戸地区では、地元から3人が立候補して住民から「共倒れ」が心配されたが、票がばらつき、柴奥一さん(52)が上位当選。井本文博さん(59)も最下位で滑り込んだ。「複数当選させたい」という旧町議会の企図は、結果的に成功した。

 政党別では、県議選に引き続き民主が健闘した。新人長井孝介さん(32)が、周囲の予想を上回る5000票以上の得票で5位当選。2005年の市長選で運動した党関係者らが効率よく動いた。もう1人の新人候補は落選したものの、2000票以上集め、夏の参院選に向けて民主票の掘り起こしが進んだ。

 公明、共産両党は、現職2人ずつが引退したが、いずれも新人が後継し、現有議席を守った。

 保守系は、一部動揺が見られた。県議選での民主の躍進ぶりを見て、自民県連が市議選の告示直前に保守系候補6人に推薦を出したが、3人が落選した。他の多くの候補は「自民色を打ち出すと支持者が離れる」と推薦を敬遠した。

 しかし、政令市になれば党公認となる可能性が大きい。党を出しても「地元代表」と納得してもらうには、福祉や子育てを含む地域の課題に対し、党派として方針を打ち出すことが今後の課題となりそうだ。(坊美生子)

(2007年4月24日 読売新聞)

6112片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/04/24(火) 18:47:20
この動きはいいが、自民党議員会と自民党刷新会が早期に一緒になるのはあまりいいことに思えないです。この際だからもう少し膿を出しましょう。

若手自民県議が新会派
「疑惑の早期解決目指す」 讀賣広島
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hiroshima/news002.htm

 県議会の自民党会派に所属する2〜3期の若手議員5人が23日、新会派「自民党広誠(こうせい)会」を結成したと発表した。会長の門田峻徳議員は「若手が意見を出し、県民の立場から県政を改革していきたい」と話した。

 メンバーは、門田会長のほか、安井裕典、大井哲郎、高山博州、児玉浩の各議員。改選前、門田議員は自民党広政会、安井議員ら4人は最大会派の自民党議員会に所属していた。

 門田会長らは「ベテラン議員が多く、若手が意見を言いにくい雰囲気があった。藤田知事の後援会を巡る選挙対策費疑惑についても早期の解決を目指し、県政の正常化を急ぎたい」と話した。

 また、自民党議員会はこの日、意見交換会を開き、自民党刷新会などとの「一本化」を目指す方針を確認した。会派結成届の提出期限の25日までに、党県連幹事長の奥原信也議員が交渉にあたる。

 一方、23日までに、公明党議員団(田辺直史団長、6人)と自民党良政会(窪田泰三会長、2人)も会派としての届け出を議会事務局に提出した。

(2007年4月24日 読売新聞)

6113片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/04/24(火) 18:52:59
この市長はすごいね。次の知事かな。

中村さん「まちに関心を」 松山市長選一夜明け 17年恒例辻立ちも 愛媛
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ehime/news003.htm

 22日に投開票された松山市長選で、大差で3選を果たした中村時広さん(47)は当選から一夜明けた23日、松山市一番町の事務所で記者会見。「坂の上の雲」ミュージアムが28日に開館するのを控え、「ミュージアムは遠大なまちづくり計画の一つのステップ。多くの人がもっともっと自分のまちに目を向けてほしい」と3期目に向けた意気込みを語った。

 過去最低の30・11%の投票率だったことについても触れ、「どうしたら、もうちょっとまちに関心を持ってもらえるかが課題」と述べた。

 この日朝は17年前から隔週で続けている「辻立ち」の日。前日は地元テレビへの出演のため、就寝したのは午前3時過ぎだったが、疲れた様子も見せず、同8時に伊予鉄松山市駅前の横断歩道脇に、スーツにネクタイ姿で拡声機を持って登場。「公約を実行に移すことが最大の約束」などと一言一言に力を込めて約30分間にわたり通勤客らに訴えた。握手を求められたり、会釈されたりと反応があるたびに、「昨日はありがとうございました」とお礼を述べていた。

 中村さんは「普段はささっと行ってしまう感じだが、手を振ってくれる人もいて、うれしかった」と晴れやかな表情で話した。

 同日、当選証書を受け取った中村さんは5月2日に3期目の初登庁をする。

(2007年4月24日 読売新聞)

6114片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/04/24(火) 19:03:16
県議選も市議選も投票率がどんどん下がりますし、高知県はどうなってるんでしょうね。
2005年の解散総選挙でも盛り上がり度が小さく、喘ぎを感じさせる結果。
どんな雰囲気なんでしょう。

2007統一選  新人健闘3市議選で24人 高知
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kochi/news002.htm

 22日に投開票された統一地方選後半戦で、県内では、無投票だった北川村議選を含めた12市町村議選すべてで新人が議席を確保。このうち、高知、室戸、宿毛の3市議選は、立候補した新人32人のうち24人が初当選を決めるなど、健闘が光った。投票率は、2003年の前回に投票があり、その後に合併もなかった9選挙でいずれも低下した。

 新議員の内訳は、3市議が現職49人、新人24人、元議員1人。9町村議が現職73人、新人19人、元議員4人。合併後初の選挙となった黒潮町議選(定数20)では、立候補した新人5人全員が初当選を果たした。

 高知市議選(同42)の党派別では、公明が8人、自民が5人、民主が3人と、それぞれ勢力を維持した一方、共産は2人増の8人、社民は1人減の2人に。

 室戸市議選(同16)では、新人候補6人全員が、現職は11人のうち10人が当選。党派別では無所属15人、公明1人に。新人6人はいずれも当選ラインを大幅に超える健闘を見せ、人口減や漁業衰退などの現状に市民が新しい風を求めた。

 宿毛市議選(同16)も、新人6人のうち4人が当選。新人2人を含む38〜50歳の4人が1000票を超え、若手が躍進した。一方、9選した現職2人は多選批判も受けて苦戦、前回より大幅に票を減らした。党派別では自民、公明、共産、社民とも各1人を守ったが、民主は新議席を獲得できなかった。無所属は12人。


投票率大幅ダウン室戸市議選で10・03ポイント


 8選挙の投票率は、室戸市議選が前回より10・03ポイントで最も下落幅が大きく、安田町議選3・63ポイント、梼原町議選2・92ポイントと続いた。

 合併前の旧市村ごとに選挙区を設けて実施された高知市議選では、高知選挙区(旧高知市)が過去最低を更新。土佐山選挙区(旧土佐山村)でも、2005年の市議増員選より6・57ポイント下がり、2選挙区を合わせた投票率は43・56%となった。

(2007年4月24日 読売新聞)

6115片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/04/24(火) 19:14:26
延岡は合併前の前回が民主公認7人、今回9人。こんな地盤があるんでしょうか?
宮崎県の選管はちゃんと市町村別データを掲載しろ。

<2007統一選>投票率4市で過去最低 讀賣宮崎
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyazaki/news001.htm

 22日投開票された宮崎、延岡、小林、日向、串間の5市議選。投票率は延岡を除く4市で過去最低となり、全体としては盛り上がりに欠けた。市議選の結果を振り返った。

 ■旧3町から10人当選 宮崎市(定46)

 投票率は、過去最低だった前回をさらに1・73ポイント下回る48・72%で、過去最低を更新した。合併前の旧市町別でみると、旧宮崎市内は45・72%で、旧田野町65・83%、旧佐土原町62・87%、旧高岡町67・87%だった。

 旧3町から立候補した27人(うち新人1人)のうち、当選したのは10人。内訳は、旧田野町が8人(うち新人1人)のうち2人、旧佐土原町が12人のうち4人、旧高岡町は7人のうち4人。

 46議席を有権者の数で割り振ると、旧3町は7〜8議席分に相当するため、旧市内に当選者が集中する結果は避けられた。旧町出身議員は、合併で地域が衰退しないよう、地域の声を市政に届ける責務が増しそうだ。

 当選者を党派別にみると、自民2人、民主4人、公明6人、共産3人、社民4人、無所属27人。公認候補は、共産現職1人を除き、全員が当選した。なかでも社民党は上位を占めた。


 ■現職10人議席失う 延岡市(定33)

 50人で争う激戦となり、現職10人が議席を失った。

 北方、北浦、北川町と合併して最初の選挙で、旧3町からの候補者の当落が注目された。共倒れの懸念もあったが、計17人が立候補し、公明、民主の各1人を入れた計8人が当選した。

 6人が立候補した自民は、現職2人を含む3人が落選。民主は、擁立した9人全員を当選させた。公明、共産、社民も全員当選を果たした。

 激戦を反映し、投票率は前回(64・51%)を0・42ポイント上回る64・93%だった。


 ■社民が議席奪還 日向市(定26)

 旧東郷町からの当選者数が注視され、7人の候補者のうち、社民1人を含む計6人が当選した。

 社民は、前回失った議席を回復。自民、公明、共産も全員当選を果たした。

 投票率は66・05%で、初めて60%台に落ち込み、過去最低となった。



 ■旧須木村3市議上位を占める 小林市(定24)

 合併後初の市議選。在任特例が終わり、旧小林市から22人、旧須木村から6人が立つ激戦となった。人口の少ない旧村部の候補が、危機感を強めて精力的に旧市域で活動。旧須木村出身の議員は3人が当選し、トップ当選を含む上位を占めた。前回3人いた自民の候補は立たず、公明は現状維持の2議席。共産は1議席を回復した。投票率は、前回比7・82ポイント減の70・13%で過去最低だった。

 ■市長選立候補者トップで返り咲く 串間市(定17)

 定数が4減した。立候補した新人4人のうち2人が当選、逆に4人の現職が議席を失った。党派では、自民、公明、共産がそれぞれ1議席ずつ確保。昨年7月の市長選に立候補し、任期途中で辞職した元市課長がトップ当選を果たした。

 投票率は、前回比5・91ポイント減の81・34%。過去最低だった91年よりもさらに5・82ポイントダウンした。

(2007年4月24日 読売新聞)

6116片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/04/24(火) 21:20:03
県議選・市議選とも、宇都宮市だけに大き目の変化が見られた。

’07統一選:宇都宮市議選 女性当選者5人、過去最高 /栃木
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/tochigi/news/20070424ddlk09010166000c.html

 ◇県議からくら替え、民主・石井氏は通算4選

 統一地方選の後半戦は、22日に投開票され、新首長、議員が出そろった。6市議選の党派別当選者は、自民38人▽民主6人▽公明17人▽共産7人▽無所属98人。女性の当選者は22人だった。

 宇都宮市では、女性当選者が2人から大きく伸びて過去最高の5人。2位に約2300票の大差を付けトップ当選した、民主新人の福田智恵氏は、水島広子前衆院議員の元秘書。7504票の得票は、同市議選では過去最高となった。水島前議員支持層の票を大きく集めたとみられる。

 また、県議から市議選に異例のくら替えをした民主の元職、石井万吉氏も通算4選目。一方、社民の宇賀神文雄氏は、幅広い支持を集めようと無所属で出馬したが、議席の獲得はならなかった。

 真岡市では無投票の阻止を訴え、元プロ野球選手の無所属新人、入江巡一氏が告示日の約1週間前に急きょ立候補表明。4位で初当選。現職が落選する形となった。

 矢板市では、市民団体「オンブズ栃木」代表で5期目のベテラン、宮沢昭夫氏がまさかの落選。また、民主公認で出馬した29歳の塚原貴士氏も、同党県連が全面的に支援にもかかわらず、最下位で落選した。【塙和也】

毎日新聞 2007年4月24日

6117片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/04/24(火) 21:24:01
大島氏を年齢面で軽視していた私ですが、案外健闘されました。どういう背景があるんだろう。

’07統一選:「市民と協働体制で」 日向野・栃木市長、会見  /栃木
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/tochigi/news/20070424ddlk09010170000c.html

 ◇合併問題、特例法期限までに結論

 栃木市長選で再選を果たした、日向野義幸市長は23日、同市役所で会見、2期目の抱負を「マニフェストに掲げた政策をしっかり実行し、市民との協働体制の和を大きくしたい」と語った。

 争点となった合併問題について、日向野市長は「栃木広域圏の1市5町を基本にした段階的合併論には変わりない。合併特例法の期限(09年度末)までには、枠組みと是非について、結論を出したい」と述べた。また、休止中の小山市との法定合併協議会については「いったん解散し、1市5町でやるのか2市6町でやるのか議論すべきだ」との考えを示した。

 今回、県内の首長選で初となる公費負担のマニフェストが作成された。ただ、公職選挙法では配布数が1万6000枚と制限されるうえ、配布場所も限られた。日向野氏は「ビラ1枚のマニフェストは、政策を市民に十分理解してもらうには難しかった。もっと市民との対話を増やしたい」と話した。【戸上文恵】

 ◇実績選択した市民 求められる合併の指導力−−栃木市長選

 保守を二分する戦いとなった栃木市長選で、市民は48歳の日向野氏の実績を選択したと言える。

 「福祉政策に満足」(70代女性)「箱物行政の脱却という今の姿勢を貫いてほしい」(50代男性)「公共事業を切り詰めている」(70代男性)。22日の投票日、日向野市政に対する有権者の声を聞くと、財政再建や福祉トータルサポートセンター開設など、1期目の実績を評価する市民は多かった。

 しかし、その一方で合併実現や企業誘致で県議7期のベテラン、大島和郎氏の手腕に期待する声も少なくなかった。4年の任期内でのスピード合併を公約に掲げた大島氏に対し、日向野氏は期限にこだわらない姿勢を見せた。それでも、日向野氏の出陣式には近隣5町長が駆け付け、関心の高さを示した。今後、日向野市長が合併協議でリーダーシップを発揮できるか、注目したい。

 自民、公明の推薦を得て選挙戦を優位に進めた日向野氏だが、75歳の大島氏にわずか2979票差に迫られた。「市民協働の街作り」を掲げる日向野氏。市民の声に広く耳を傾け、山積する課題に取り組めるか、2期目で真価が問われる。【戸上文恵】

毎日新聞 2007年4月24日

6118名無しさん:2007/04/24(火) 21:52:08
延岡市は旭化成発祥の地で同グループ企業が集まる旭化成労組の最大拠点です。
だから宮崎2区にも野党地盤があることになりますが、あの選挙区は広大な町村部が主を占める選挙区ですので…

6119片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/04/24(火) 21:59:35
>>6118
なるほど。。今後延岡の票にも注目しときます。東国原が伸ばしたのも延岡だったはず。

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私が政党関係者(か報道関係者)ならここの3市の出口調査を細密にやらせるなぁ。

’07統一選・かながわ:相模原・平塚・大和市長選、知事の応援候補が勝利 /神奈川
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/kanagawa/news/20070424ddlk14010624000c.html

 ◇自民県連、河野会長は辞意

 統一地方選後半戦は、相模原、平塚、大和の3市長選で、松沢成文知事が応援に入った3氏が激戦を制し、松沢知事が200万票を獲得して圧勝した知事選の余波が表れる結果となった。自民県連にとっては、河野太郎会長のおひざ元・平塚市長選の敗北は特に手痛く、河野氏が会長辞任を表明する事態となった。【足立旬子、稲田佳代、長真一、内橋寿明】

 22日夜、河野会長は同市長選で落選した新人、相原清氏(44)の事務所で「知事選に大敗した時に責任を取るつもりだった」と辞意を表明した。

 知事選で、自民県連は新人の杉野正氏(48)を推薦したが、党本部が推薦せず、毎日新聞の出口調査で、自民支持層の6割が松沢知事に流れる「ねじれ」現象が起きた。県議選でも知事与党の民主が議席を伸ばす一方、自民は現職の中堅議員5人が落選した。

 大敗ショックを引きずったまま突入した平塚市長選は、自民支持者から候補者選考理由の説明が不十分との指摘も出て、一枚岩になれなかった。一方、現職の大蔵律子氏(68)は松沢知事の応援を受け、「無党派」や「県とのパイプ」を強調して優位に戦いを進めた。

 松沢知事の知事選得票率は平塚市内で6割を超え、市長選では大蔵氏が5割を確保した。大蔵市長は23日、「松沢知事の支援も大いにプラスになった」と述べた。

 県内の首長選応援に慎重だった松沢知事だが、今回は200万票の勢いに乗って、告示後も相模原市長選で元助役の加山俊夫氏(62)を支援。大和市長選で4選を目指す現職と戦う元県議の大木哲氏(58)の応援に駆けつけると、45分間にわたって「多選が腐敗を生む」など熱弁を奮った。

 松沢知事は23日、「知事選で大変熱心に応援していただいた方で、改革を県とともに地域で実行すると宣言している方を支援した」と説明。「与党とか野党とかでなく、神奈川を良くしたいというスタンスで自民・公明とも協力していきたい」と余裕すら見せた。

 7月の参院選(改選数3)では民主が新人2人を擁立し、激戦が予想される。自民県連の佐々木誠一事務局長は「一連の敗北が影響するのは否めない。支持のねじれや内部の分裂などいろいろあり、一丸となって戦うにはどうすればいいか」と危機感を強めている。

毎日新聞 2007年4月24日

6120やおよろず:2007/04/24(火) 22:01:43
知事選の前に、延岡では市長も清新な感じの候補が当選していたはず

宮崎においては、最も、非自民の潮流にある地域なのかもしれませんね

6121名無しさん:2007/04/24(火) 23:52:08
(大分)県議会統一会派結成決まる(16:00)

 改選後の県議会において、非自民系としては過去最大、総勢15人による統一会派が結成されることになりました。
 今回の統一会派の結成は連合大分が、推薦した15人で一つの会派を作ろうと働きかけてきたもので、社民党系の社会県民クラブ、民主党系の県政クラブ、そして新政みらいの3会派が協議していました。政党としての活動が制限されるという意見もあり協議には時間が掛かっていましたが、党の活動は尊重するという緩やかな会派とすることで合意に達しました。これで非自民系の会派としては過去最大、15人の会派が誕生しました。最大与党の自民党は過半数を越える24人の会派となりますが、統一会派と自民の間で議会の委員会などのポストや人数を巡る攻防が激しく展開されることになりそうです。

http://www.tostv.jp/news/index.php?nno=3403

6122片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/04/24(火) 23:55:12
行田市長選 横田氏立候補断念、なぜ?
2007年04月24日 朝日埼玉
http://mytown.asahi.com/saitama/news.php?k_id=11000230704240002

 行田市長選は22日の投開票の結果、元市消防長工藤正司氏(56)が新顔4人による混戦を制した。現職の告示直前の立候補断念で異例の経過をたどった同市長選。選挙戦の行方に大きな影響を及ぼした突然の辞退劇の真相を探った。


 告示2日前の13日夜、市内で開催された立候補予定者3氏による公開討論会を現職の横田昭夫氏(65)は欠席した。その数時間前、横田氏は後見人の会社社長宅で、数人の身内と最後の情勢分析をしていた。


 すでに相手陣営は自民現職県議をはじめ前市長を取り込み、横田後援会の有力メンバーの切り崩しをはかるなど包囲網は徐々に狭められていた。さらにこの日は、相手側が民主党前衆院議員の支援も得たという情報も入ってきた。結果として、これが大きく響いた。


 撤退か、前進か。後見人の社長らと下した結論は出馬断念。決断してからもなお、横田氏には無念の思いが残った。「悔しい、悔しい」とハンカチでこぼれ落ちる涙を何度もぬぐった。知らせを受けて駆けつけた後援会長の懸命な慰留にも、首をタテに振らなかった。


 4年前、5氏による乱戦を勝ち抜いた横田氏は市職員から助役を経て、市政トップの座を獲得した。小学生の英語教育特区創設や高齢者の虐待防止ホットライン開設など意欲的な施策に取り組む一方で、「掟(おきて)破り」を指摘する声もある。


 公共事業の入札をめぐり、これまでの地元優先の慣例を無視するような発注などが相次いだため、建設業界から不満が出ていたという。横田氏について面白おかしく書く怪文書も出回った。


 1年ほど前からは選挙戦を意識したインターネットを使った中傷も始まり、横田氏に危機感が募りだす。追い打ちをかけたのが、部下である工藤氏の昨年夏の立候補表明だった。再選に不安感が増すなど、精神的にかなり追い詰められていたようだと周辺は明かす。


 だが、中傷や批判は選挙にはつきもので、立候補断念の理由にならないと首をかしげる関係者も少なくない。「しがらみの多い施政には鈍感力も必要だ。横田市長はナイーブすぎた」という見方も後援会内にはある。


 現職断念の余波は、市議選に立候補予定だった2氏が相次いで市長選に乗り換えるという「ドミノ現象」を起こした。横田氏側は、ひぼう中傷しない候補者に投票するようお願いする文書を用意したが、選挙妨害にあたるとの判断から、結局配られることはなかった。


 選挙戦は「横田票」が分散したこともあり、工藤氏が初当選した。


 工藤氏は「市民の声に耳を傾け、開かれた市政に取り組みたい」と抱負を語った。来月1日から新たな市政運営のスタートを切る。工藤氏当選の報を都内の知人宅で聞いた横田氏。市によると、両者による事務引き継ぎは今のところ予定されていないという。

6123やおよろず:2007/04/25(水) 00:15:58
滋賀県会新会派の名称決定
「対話の会・びわこねっと」と「湖政会」

http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2007042400057&genre=A2&area=S00

 滋賀県議選に当選した新県議でつくる2つの新会派の名称が、23日までに決まった。嘉田由紀子知事を支援する「対話でつなごう滋賀の会」の新会派は「対話の会・びわこねっと」、同会と自民党の両方から推薦を受けた県議2人でつくる会派は「湖政会」となった。

 「対話の会・びわこねっと」は沢田享子氏(大津市)、角川誠氏(長浜市)、清水鉄次氏(高島市)、木沢成人氏(東近江市)、佐橋武司氏(蒲生郡)の5人で構成する。代表を角川氏、事務局長を沢田氏が務める。

 「湖政会」の構成メンバーは、中谷哲夫氏(近江八幡市)と西村久子氏(彦根市)。代表は中谷氏が務める。

 湖政会は新幹線新駅の「凍結」方針を条件に、最大会派「自民党・湖翔クラブ」と25日に政策協定を結ぶ予定で、自民党系の第二会派として同クラブと連携する。

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 「湖政会」がトロイの木馬にならないことを願う

6124片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/04/25(水) 00:46:46
斉藤市政に追い風/熱海市議選
2007年04月24日 朝日静岡
http://mytown.asahi.com/shizuoka/news.php?k_id=23000000704240004

 定数2減の19議席を26人で争った熱海市議選は、昨年9月に初当選した斉藤栄市長派とされる5人全員が当選した。「もう一つの市長選」とみられていたが、当落の状況からも変化を求めて斉藤市長を選んだ市民の判断が色濃く反映した結果となった。


 定数21だった改選前、市長与党は民主党・市民クラブの2人のみ。今回は民主公認2人、推薦1人、連合静岡推薦1人の4人に加え、市長に近い無所属1人の計5人が立候補した。市長派は直前まで「共倒れ」を懸念していた。


 結果は、民主公認の新顔が2位、同現職が3位、連合静岡推薦の現職が5位と、3人が上位当選。民主唯一の現職だった橋本一実氏(42)は23日未明、3選の喜びにわく事務所で「手応えはあったが、まさかこんなに支持されるとは」と驚きを隠さなかった。


 橋本氏は「『斉藤市政を応援しよう』という声があったことになる」と振り返ったが、斉藤市長も23日、「市政がおかしいと思ったら、私の公約に沿った候補には投票しない。ある意味では(市長)就任7カ月に対する市民の意思表示ではないか」と話した。


 斉藤市政に「是々非々」の立場とする自民党熱海会に所属し、3選を果たした無所属の村山憲三氏(60)も「『斉藤市政が何かしてくれるのではないか』という期待感があり、市長を支えるとアピールしたことが市民の共感を得たのではないか」と指摘した。


 対照的だったのが、斉藤市政に野党色で臨んできた最大会派の自民党議員団。9人の現職全員が立候補したが、4人が落選。当選した5人も7位が最高で、3人は前回より票を減らした。


 3選を果たした自民現職の田中秀宝氏(38)は「市議選と市長選は別だと思っていた。これから分析しないといけない」と、市長選の流れが市議選に影響したことを認めた。


 新旧交代も、もう一つの特色だった。40代を中心に新顔7人のうち6人が当選。自民新顔の川口健氏(39)はトップ当選だった。あおりで、議長経験者の70代、80代の自民のベテラン2人や自民の大徳京子氏(59)、無所属の梅史子氏(63)ら現職6人が落選し、女性議員はゼロとなった。


 市商店街連盟の岩本寛会長(58)は「斉藤市長の風が吹いた。若さという新しい流れにも風があった。それと組織がしっかりしている現職が勝ち抜いた」とみる。「しかし、私たちが欲しいのは熱海再生のための具体的なプランだ」と強調した。


 斉藤市長は今回の選挙結果に「議会運営もやや変わってくると思う」との考えを示したが、変化や市民の期待に応え、市政改革を進める責務を負ったことにもなる。(富岡洋一郎)

6125片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/04/25(水) 00:49:56
>>6123
滋賀県議選の予測を事前に以下のように作っておいたんですけど、木沢氏が8時過ぎにNHKでいきなり万歳してたのには驚きました。
ここ1、2年は土建系が腰抜かしたまま進むんじゃないかしら・・・。

【滋賀県議選】 定数47
http://map.yahoo.co.jp/address?ac=25
http://members.at.infoseek.co.jp/tohazugatali/seiji/2003shiga.html

§衆院一区域§(県都+α)
◆大津市10-15
△世古 正 64 自現④ 中央、平野、膳所
△佐野高典 58 自現② 葛川、伊香立、真野、堅田
☆前川佳彦 62 自新 堅田、仰木
★礒田武彦 45 自新 市南部
△蔦田恵子 45 無現①(自)
○柴田智恵美50 民新 瀬田、東レ労組
★成田政隆 32 民新 唐崎
◎梅村 正 57 公現④ パルコ以南
○粉川清美 53 公新 パルコ以北
☆森 茂樹 68 共現③ 瀬田
★節木三千代48 共新 逢坂
☆沢田享子 58 対現④(社)
☆岡崎基子 64 対現①(社) 旧志賀町
▼野口 陽 64 対新 晴嵐
×砂川次郎 48 無新 旧志賀町

◆高島市2-3
☆清水克実 53 自現③ 安曇川町
△石田祐介 42 自現① 今津町、補選当選
★清水鉄次 49 対新 市議、勝野(高島町)

§衆院三区域§(県都近郊)
◆草津市4-6
○山田和廣 58 自現① 笠縫、常盤、老上、志津、笠縫東、山田
★村田 進 65 自新 笠縫東、草津、草津第二、渋川
☆奥村芳正 49 自新 志津、志津南、矢倉
★清水和廣 60 無新(自) 南笠東、玉川、老上、JR南草津周辺
○出原逸三 60 民現② 草津、矢倉
☆西川 仁 59 共新 矢橋

◆守山市2-3
☆辻  貢 64 自現①
△大井 豊 54 民現①
★広実照美 56 無新(対) 市議

◆栗東市2-4
△三浦治雄 64 自現④ 新駅推進
★九里 学 43 民新 新駅凍結
☆川粼 等 58 対新 市議、新駅凍結
★北野加代子 57 無現② 民主離党

◆野洲市2-2
◎吉田清一 59 自現④
◎青木愛子 70 民現③(対)

§衆院四区域§(三重側)
◆近江八幡市2-3
○中谷哲夫 64 無新(自・対) 市議
○今江政彦 52 民新
×小林良一 62 無新

◆湖南市2-4
△生田邦夫   自新 甲西町
☆谷 康彦 65 民現① 甲西町
▼上野雅代 59 対新 市議、甲西町
★上西 保 56 無新 市議、谷から離反、甲西町

◆甲賀市3-4
△家森茂樹 55 自現④ 甲賀町
☆福本庄三郎65 自現① 水口町、補選当選
△西川勝彦 62 民現① 水口町、補選当選
★高野由利 48 共新 信楽町

◆蒲生郡2-4
◎山田尚夫 56 自現① 日野町
★辻川芳治 53 民新 竜王町
★片岡好夫 59 無新(自) 安土町
☆佐橋武司 58 無新(対) 竜王町

6126片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/04/25(水) 00:50:55
◆東近江市4-7
◎上野幸夫 66 自現⑤ 愛知郡(湖東町)
△小寺裕雄 46 自現① 八日市市
○宇賀 武 58 自現① 神崎郡(能登川町)、補選当選
○山田 実 56 民現① 八日市市 補選当選
▼中島 敏 58 無元③ 八日市市、自民系、嘉田派
▼谷本善弘 67 共新
×木沢成人 34 対新 蒲生町

§衆院二区域§(岐阜側)
◆彦根市4-7
△中村善一郎71 自現④
○中沢啓子 48 民現②(対)
☆江畑弥八郎52 民新(対)
★山内善男 53 共新
★西村久子 63 無新(対) 市議
☆谷口典隆 39 無新 市議、自民系
×伊藤善規 58 無新

◆米原市2-3
☆赤堀義次 69 自現④
○辻村 克 66 自現④
★西川敏輝 58 無新(民・社・対)

◆長浜市・東浅井郡3-6
☆上田昌之 60 自現① 東浅井郡(虎姫町)
★若山秀士 58 自現①
☆田中章五 52 民現①
★角川 誠 71 対元② 浅井町(現長浜市)
▼辻 義則 59 共新
△川島隆二 35 無新 川島酒造、自民系

◆愛知郡1-3
☆西澤桂一 66 無新(民) 旧秦荘町
▼塚本精一 54 対新 旧愛知川町
★平元 真 53 無新 旧愛知川町

◆犬上郡1-2
△大野和三郎 51 無新(自) 豊郷町
▼辻幸太郎 62 無新(民・対) 多賀町

◆伊香郡1-2
☆野田藤雄 61 無新(自) 木之本町
★石田節子 60 無新(民・対) 西浅井町
×桐畑好春   無元 余呉町

自民湖翔27(うち対話系1) 民主県民12 対話4 公明2 共産2

6127片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/04/25(水) 02:29:50
なんかいろいろ雰囲気の悪い県だな、ここは。

釘宮・大分市長、低投票率に対して困惑
2007年04月24日 朝日大分
http://mytown.asahi.com/oita/news.php?k_id=45000000704240005

 22日に投開票された大分市長選で再選を果たした釘宮磐氏(59)が23日、同市内で記者会見を開いた。8万4千票余りの得票があった一方で、投票率は今回の統一選で全国最低のうえ、県内のすべての選挙でも過去最低となる25・02%に落ち込む記録的な選挙になった。有権者の4分の3が棄権したが、釘宮氏は「投票率が低いのを私のせいにされても困る」などと話し、一定の信任は得たとの考えを強調した。


 市長選が低調に終わったことについて、釘宮氏は「市政に関心を持ってもらえるよう、日ごろの情報発信が大事」などと前向きの発言もあったが、「『民主主義は一票を行使することから始まる』と訴えた。様々な要因があるだろうが、民主主義の危機を強く感じた」と複雑な表情で話した。


 市議会の自民、共産の各会派は、告示前、「現職は一定の評価ができる」などとして、相次いで擁立を見送った。しかし、これが、結果的に無投票当選を阻む狙いもあった相手候補の出馬を誘い、具体的な争点や論戦のない選挙戦となって、有権者をシラケさせたとの批判もある。


 それでも、選挙戦までの経緯を振り返って、「一定の評価を得たのであれば、選挙がないに越したことはない、というのが率直な思いだった」と語った。


 知名度がないうえに、ポスターを掲示せず、序盤は選挙運動もしなかった相手候補に5千票余りを許したことを聞かれると、「どんな人でも100%の支持を得るのは不可能。だが、主張もわからない候補に入れた人がこれだけいることも念頭に置き、市政運営にあたりたい」。


 8日に投開票された知事選で再選を果たした広瀬勝貞氏は、当日有権者に対する得票率(絶対得票率)で57%を得ている。一方、釘宮氏の絶対得票率はわずか23%。「存在感に欠け、訴えも浸透しなかったのでは」と問われた時は、「知事選は伯仲した県議選と同時に投票された。ここは市議選もなかったからだ」と語気を荒らげる場面もあった。


 2期目の抱負については「各世代が『大分に住んでよかった』と思える施策が必要」などと言い、具体的にはJR大分駅南の複合文化施設の建設や中心市街地の活性化、市民の健康づくりなどを挙げた。

6128片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/04/25(水) 02:53:30
私が政党の人なら、参院選に向けてこの会派ととにかく仲良くなろうとするけど。

新議員4人が新会派 県議会
2007年04月24日 朝日宮崎
http://mytown.asahi.com/miyazaki/news.php?k_id=46000000704240001

  県議選(定数45)で初当選した無所属新顔の若手4人が、既存の会派に属さず、新会派を旗揚げすることを決めた。会派の名称や代表者などを24日に最終調整し、25日に県議会事務局へ届け出る。新会派は自民、社民に次ぐ第3勢力となる見通し。


  4人は宮崎市区の武井俊輔(32)、延岡市区の松田勝則(41)、日向市区の西村賢(34)、児湯郡区の図師博規(37)の各氏。「若手、無所属」をキーワードに、今月8日の当選直後から新会派結成を視野に入れ、話し合いを重ねていた。地元の支援者にもほぼ理解をえられたという。


  これまで4人は「解決すべき課題が山のようにある」と慎重姿勢を示してきたが、議会事務局への会派届け出の締め切りが25日で、決断を迫られる中で合意した。


  「新会派の趣旨に賛同する人には門戸を閉ざさない」としており、やはり無所属新顔で当選し、新会派入りを「検討中」としている東臼杵郡区の黒木正一氏(56)や他会派の議員らがさらに加わる可能性もある。


  県議選で政党公認を受けたか、当選後に既存会派入りを明言した人の内訳は、自民28人(うち2人は無所属で立候補)、社民5人、民主3人、公明3人、共産1人。

6129片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/04/25(水) 09:37:41
ここまで劇的に動くケースはあまりないよなあ。

生駒市議会 酒井容疑者に包囲網 讀賣奈良
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nara/news001.htm

 総合スポーツ公園用地売買を巡る背任事件で揺れる生駒市議会で、逮捕された議長、酒井隆容疑者(65)の辞職を求める声が急速に高まってきた。各会派とも、来月の臨時議会に辞職勧告決議案を提出する方向で動いており、提出すれば、ほぼ全会一致で可決する見通しだ。また、改選前までの最大会派で、酒井容疑者が所属する「清和会」は、事件のダメージが大きいとして近く解散する方針。長年にわたり議会を牛耳ってきた酒井容疑者への〈包囲網〉は、着実に狭まりつつある。

 決議案提出の動きが出ているのは、山下真市長に近い会派内など。今回の事件を議会で取り上げてきた共産の宮内正厳議員(59)は「生駒が悪い意味で全国で有名になった。このまま議員で居続けられては、市民に対して説明できない」と言い切り、「会派を超えて賛同を集めたい」と準備を進めている。

 トップ当選した無所属新人の伊木まり子さん(51)も「(決議案は)当然、視野にある。自分1人では出せないので、いろいろな人と話し合いながら決めたい」と前向きだ。

 また、酒井容疑者と盟友だった旧与党系議員も「やむをえない」との考えに傾いている。「清和会」会長の中谷尚敬議員(53)は「提案されれば反対できないだろう」と容認の方向。かつて同じ会派にいた「凛風」の井上充生議員(54)は「共産や新人に提案されるぐらいなら、こちらから提案しても良い」という構えだ。

 公明の下村晴意議員(52)も「全会的な意見の一致をもらった方がいいから、他の会派とも話し合う必要がある」と超党派での提出を考えている。

 決議案は、議員2人の賛同で提出でき、過半数の賛成で可決される。ただ、法的拘束力がないため、酒井容疑者は今後、自ら辞職するか、禁固刑以上の実刑確定で失職しない限り、議員の地位は保証され、年額約960万円の議員報酬も受け取ることになる。

 酒井容疑者は1991年7月にも、贈収賄事件で起訴された際、辞職勧告決議を受けたが、勧告に従うのではなく、同年8月に自主的に辞職している。

 一方、中本幸一前市長時代の与党会派として主導権を発揮してきた「清和会」の中谷議員は24日、会派を解散する意向を明らかにした。臨時議会までに会派の更新手続きが必要だが、「改選後に意見が同じ者で再スタートを切ればいい」として、届け出をしない方針だ。

 今回の改選で、「清和会」は8人中4人が落選。残ったメンバーも、逮捕された酒井容疑者を除くと3人となり、「事件のイメージが先行し、議員活動を続けにくい」との声も出ている。

 清和会は98年、自民など与党系3会派と無所属議員ら13人で「雅会」を結成したのが始まり。昨年1月の山下市政誕生後、一部が抜け、8人になっていた。

(2007年4月25日 読売新聞)

6130とはずがたり:2007/04/25(水) 14:50:11

深読み県議選(上)
http://72.14.235.104/search?q=cache:kqFwcRD6Gu8J:mytown.asahi.com/yamagata/news.php
2007年04月10日
∞批判の風女性候補に

 9日朝、山形市七浦の自宅で、大内理加氏(44)は、満面の笑みで報道各社のインタビューに答えていた。「まだ実感が沸きません」と言いつつ、8日の県議選で1万4千票余りを獲得、2位当選した喜びがあふれていた。
 開票が始まるまで、大内氏への評価は「当落線上」だった。今期限りで引退する父、孝一氏の前回得票は当選ラインぎりぎりの約1万票。若さと数少ない女性候補への期待票を入れても父親の得票に届くかどうか、とみられていた。
 大内氏自身、選挙戦最終日の7日夜、「女性の風は起きませんでした。たぶん、私には」とあたかも敗戦を覚悟したようにさばさばと振り返っていたほどだ。
 各種団体や大企業の支援を受けられず、組織選挙を封じられた。その上、立候補表明の出遅れで他候補に地盤の市北部へ攻め込まれた。
 政策を伝えることに重点を置いた大内氏は、政務調査費の透明化や県政へのチェック機能強化など県議会への不満を前面に出した。斎藤県政に対しては「メリハリある予算編成をして、多くの事業を見直すべきでは」と主張した。
 個人演説会の参加者は「うん、うん」とうなずきながら聴いていた。今の県政、県議会への不満、批判の風が、わずかに吹き始めていた。大内氏は自覚的ではなかったが、選挙戦を通じてその受け皿となっていた。

●共産候補7位
 共産党に16年ぶりの議席をもたらした渡辺ゆり子氏(54)は、大内氏より明確に現状批判の風を意識していた。「斎藤県政への批判票の受け皿ということでは、大内さんよりも多いと思う」と渡辺氏は言う。
 共産は山形市区で前回まで4回続けて落選。どうしても1万票に届かなかった。他の陣営からは「共産は1万票は無理じゃないか」との見方が多数だった。今回も大内氏と最後の議席を争うとみられていた。
 だが、乳幼児医療給付の基準見直しや私学助成の削減など共産を除くオール与党態勢のもと斎藤知事が進める政策に正面から批判を浴びせて7位に入った。

●知事派最下位
 その斎藤知事の強い支援を受けたのが沢渡和郎氏(64)だった。選挙期間最終日の7日には、斎藤知事と山形市の中心部、七日町を練り歩いた。斎藤知事はハンドマイクを手に「私、山形県知事の斎藤弘です」と呼びかけ、まばらな通行人に手を振り続けた。

 夜は公民館で「スジ、情熱、思いやりの三つを備えているのは沢渡先生だけです」と持ち上げた。「沢渡先生がこければ、斎藤県政がこけるかもしれない」とまで言い、一心同体ぶりを強調した。沢渡氏は2年前、現職に挑んだ斎藤知事を同市区選出県議で唯一、応援したよしみだった。

 だが、沢渡氏は苦戦した。上位当選も予想される中でよもやの最下位。斎藤知事の応援効果について沢渡氏は「わっかんないな」とけむに巻いたが、当落線上とみられた大内、渡辺両氏の予想外の善戦と対照をなした。

 斎藤知事は9日朝、記者会見で、選挙結果と県政批判について問われると、「議論が始まっていないので何ともいえない。県政に理解を深めていただきたい」とした。

 自民、公明、民主は議席を維持した。共産を除く総与党態勢にも変化はない。だが、今回の県議選は後に変化へ向けて動き始めた瞬間と位置づけられるかもしれない。

6131とはずがたり:2007/04/25(水) 14:50:31

深読み県議選(中)
http://72.14.235.104/search?q=cache:VHXP65NNaXgJ:sf01.asahi.com/yamagata/news.php
2007年04月11日

∞国政にらみ代理戦争

 人口約3万5千人、空洞化する商店街、客足が伸びない温泉地。停滞するこの町の選挙が、実は政治的に極めて大きな意味を持つことを多くの市民は知っていただろうか。
 上山市区で立候補したのは、材木店経営の自民新顔、柏倉昭一氏(62)と、民主、社民推薦の現職、吉田明氏(55)。
 3期目を目指す吉田氏に対し、柏倉氏は立候補表明が告示の1カ月前。年齢も現職が7歳若い。告示直前、吉田氏陣営は「相手候補が弱すぎる」と言い、柏倉氏陣営は「これは勝てそうもない」とあきらめムードが漂っていた。

 ●上山市が舞台
 上山市は、衆院山形1区選出の遠藤利明衆院議員(57)の出身地。柏倉氏は、遠藤氏の地元選対本部長を務めた。前回03年に、おひざ元の最重点区で候補者すら立てられなかった遠藤氏は、「柏倉擁立」で勝負に出た。
 当選4回、これから大臣も狙おうという遠藤氏にとって、目の上のコブが、同じ山形1区の民主党、鹿野道彦元衆院議員(65)だ。
 鹿野氏は当選10回で農水大臣、総務庁長官を歴任した実力者。03、05年の衆院選で、遠藤氏は連勝しているが、小選挙区での争いはここまで2勝2敗。選挙に弱い議員が政治的に信用されないのは、永田町の常識だ。
 2月の市長選で、支援する横戸長兵衛氏を当選させた余勢を駆って、鹿野氏が強く支援する「子飼い」の県議、吉田氏を倒す。次期衆院選で鹿野氏に勝つために、遠藤氏は何としても上山を押さえる必要があった。
 一方、鹿野氏も実力者とはいえここ2回の選挙で連敗。05年は約4万票差をつけられ、比例区での復活もならなかった。上山を失うわけにはいかなかった。
 上山市区は、次期衆院選山形1区の消長を占う「鹿野対遠藤」の代理戦争の舞台になった。
 選挙期間中、2人は真っ正面からぶつかり、火花を散らした。
 「あんた、遠藤先生の陣営か?」と有権者に問われるほど知名度が低い柏倉氏に陣営は、時に弱気になった。だが、党県連幹部は「柏倉の選挙と思うな。遠藤の次の選挙のための県議選だ」とげきを飛ばした。遠藤氏も選挙カーに乗り込み、市内を回った。
 「権力におもねる選択をするなら、上山は疲弊する」。鹿野氏も腕を振り上げ、時にかかとを浮かせて自らの選挙のように声を張り上げて吉田氏の応援に立った。
 投開票の8日深夜、バンザイの声がこだまする事務所で柏倉氏は、顔をほころばせた。
 10日、支持者へのあいさつ回りを終えた柏倉氏は「落選したら、遠藤議員のメンツが丸つぶれになる。相当なプレッシャーだったんだ」「鹿野さんがあれだけ推した候補に勝てたのは大きい」と話した。
 315票差。県内で最も僅差(きん・さ)の勝利だった。

 ●東村山郡でも
 鹿野―遠藤両氏の「代理戦争」は、同じ山形1区の東村山郡でもあり、ここでは鹿野氏が推す現職が、遠藤氏側の新顔を下した。代理戦争は1勝1敗という結果だった。
 鹿野氏は「東村山郡区で、なんとか持ちこたえた。衆院選より先に参院選がある。すべては参院選の結果が出てからだ」と息巻く。
 遠藤氏は、秋に控える山形市長選で息のかかった市長を誕生させ、選挙区を盤石にするというシナリオを描いているとささやかれている。
 対する現職、1期目の市川昭男市長は、鹿野氏の盟友、故・吉村和夫前市長の元で助役を務めた。市川市長は、微妙な政治的空気を感じてか、2期目については、いまだ口をつぐんでいる。

6132とはずがたり:2007/04/25(水) 14:51:00

深読み県議選(下)
http://mytown.asahi.com/yamagata/news.php?k_id=06000000704120005
2007年04月12日
∞参院選へ結束力課題

 参院選で選挙協力を約束している民主党と社民党。民主が議席を維持する一方で、社民は半減させた。県議選の結果が、参院選の態勢に微妙な影を落としている。

 山形市区。現職3人を擁した社民は今回、公認候補を2人に絞り、必勝を期した。民主は昨秋、6期務めた元党県連幹事長で、前回落選した荒井進氏擁立を見送った。参院選での選挙協力を期待し、民主が一歩、引いたものとみられていた。
 ともに連合の支援を受ける両党が争えば、連合の組織は股裂きになる。選挙協力には、連合側の事情もあった。
 結果、社民は2議席を確保。参院選へ向けて、両党と連合の協力関係は順調に滑り出したかに見えた。
 だが、内実は極めてもろい関係であることを当事者たちが最もよく分かっていた。山形市区は例外的なケースだった。

●弱い民社協力
 民主と社民が戦った鶴岡市区では、両党が参院選で公認、支持する舟山康江氏が、民主推薦候補を応援。選挙期間中、社民公認で同党県連合の代表、田辺省二氏との間に気まずい空気が流れた。田辺氏は敗れ「舟山効果が大きかった」と言う。
 連合が最重点区と位置づけ、両党が推薦した上山市区では、告示わずか1カ月前に立候補表明した無名の自民の新顔に2期の現職が敗れた。
 ある労組幹部は「連合会長が先頭に立って、組織をちゃんと引っ張ったのか。組織力の弱さが出た」と嘆く。
 東田川郡区は、政党の推薦を受けなかったものの連合がもうひとつの最重点区としていた選挙区だ。だが、ここでも自民党の加藤紘一・県連会長が対立候補の応援にたびたび入り、支援を明確にするとあっけなく敗れた。
 その連合山形会長は、一時は自身が立候補するとまで表明した寒河江市区に応援に入った。2人区の同市区は民主が2人の候補を推薦、うち1人を連合と社民が推す複雑な構図。会長自身のてこ入れにもかかわらず推薦候補は落選した。

 民、社、連合はそれぞれ組織力の弱さを露呈した形だ。舟山氏の個人人気に頼った参院選戦略に不安の声も出始めた。
 「舟山さんはあいさつ回りを始めているが、全県的に組織を使った応援ができているのか不安だ」と労組幹部は話す。
 そうしたぎくしゃくぶりを知ってか知らずか、9日から11日まで高木剛・連合会長を引き連れて山形入りした小沢一郎・民主党代表は、連合山形幹部らに参院選での支援を改めて要請した。

 10日の記者会見には舟山氏も同席し、連合の高木会長が「党本部から勝算が高い県だと聞いている。頑張ってください」と激励するパフォーマンスも見せた。

●自民二転三転
 一方の自民党は、候補者擁立に際し、方針が二転三転。まだ、正式決定していない。民主の女性候補が、風を集めそうだと見るや、県内の著名な女性に触手を伸ばしていた。
 だが、県議選で民主、社民、連合の予想外の弱体化が明らかになった。一方で、無名候補を短期間で当選に押し上げるなど自民党の組織力も改めて見せつける結果になった。
 そのためではないだろうが、自民党はここへきて方針を転換。政治経験豊かな高齢の現職首長にまで声をかけ始めた。
 様々な政治的意味を含んだ県議選が終わった。夏の参院選では、どんな民意が示されるのか。顔ぶれさえそろわないまま、山形にサクラの季節が来ようとしている。
 (この連載は、土居新平、加賀谷貴春、角田要、楠田裕司が担当しました)

6133とはずがたり:2007/04/25(水) 15:15:56
>>6130-6133

山形の状況。鹿野もそろそろ差し替え時やろうねぇ。民社協会に入ったせいか米沢的な存在(1区の癖に比例復活はするけど当選できない邪魔者)になりつつある。上山は棚ぼたで議席が転がり込んだみたいだが知事取られて上山市長取られて此の侭では秋に山形市長取られて弱体化だな。。

山形市では民主が社民への配慮はしたみたいだが,上山で民主・社民・連合推薦現職がまさかの落選を喫し,寒河江で社民・連合の推薦候補を落とし,鶴岡では社民県連代表が民主新人に押し出される感じで落選と社民・連合の意気揚がらない事この上ない状況で舟山の選挙,大丈夫かいな?

6134とはずがたり:2007/04/25(水) 16:33:55
くそ満山め〜。次は絶対落としたんねんヽ(`Д´)ノ

県議選白河選挙区の満山氏が自民会派入りへ
2007年04月25日 09時58分
http://www.kfb.co.jp/news/index.cgi?n=200704257

 自民党白河市総支部は24日、市内で総務会を開き、8日投開票の県議選で再選を果たした無所属の満山喜一氏(55)=白河市=の総支部加入と自民党会派入りを了承した。

総支部は25日にも県連に報告する。

満山氏も同日、会派に加わることを伝えるとみられる。

満山氏が会派入りすることで、県議会自民党は過半数の30人に達する。

6135とはずがたり:2007/04/25(水) 16:39:18

茨城県取手市長選 「有権者をなめた」現職市長は敗退
2007/04/25
http://www.janjan.jp/election/0704/0704244417/1.php
 「どうして負けたのかわからない……」と、現職市長陣営の幹部がボヤいているという。
 茨城県・取手市選挙は、新人の藤井信吾氏(47)が25,194票を獲得して当選(投票率50.13%)。再選に挑んだ塚本光男市長は(54)は20,430票。4,764票の差をつけられ惨敗した。

参考:取手市長選挙http://www.senkyo.janjan.jp/election/2007/8/00006131.html(ザ・選挙)

 選挙中、大方の予想は「6対4か、7対3で現職の勝ち」だった。現職市長はなぜ負けたのか。
 一言でいえば、「現職市長陣営は有権者をなめていた」のである。当然のことだが、有権者をなめた候補と陣営は、選挙で有権者から痛烈なしっぺ返しを受ける。それが今回の取手市長選の教訓といえる。

「しがらみのない普通の有権者」を無視
 塚本陣営の幹部は【投票率50%弱として、組織票などを積み上げると、計2万3千票にはなると見込んでいた】(24日付、朝日新聞・茨城県版)という。それは過信でも何でもない。
 塚本氏のバックには、茨城3区選出の自民党・葉梨康弘衆院議員、取手市選挙区選出と北相馬選挙区(旧藤代町、利根町)選出の2人の自民党県会議員、43人の市議中(欠員2)6人を擁する公明党、塚本氏が専従をしていた「連合茨城」、自民党系市議と「市民派」と称する市議たちによる巨大な市議会与党が付いていた。
 対する藤井陣営のバックは、民主党の小泉俊明前衆院議員(小選挙区で敗れたが、比例ブロックで過去2回当選)、今年3月に死亡した北相馬選挙区選出の川口三郎氏の遺族と後援会、川口派と呼ばれる5人の自民党系市議と、一部の反塚本市議たちだった。公示前に、藤井氏の推薦を考慮していた共産党(市議5人)は結局、「心情指示の自主投票」だった。
 確かに、組織票を足し算していけば「負けるはずがない磐石の体制」だ。しかも塚本市政は【市幹部が「失敗らしい失政はなかった」と振り返る堅実な1期4年間】(24日付、産経新聞・茨城県版)だったという。それでも負けた。塚本陣営の「足し算」には、「しがらみのない普通の有権者」の存在がまったく考慮されていなかったのである。
 藤井氏は――実現可能かどうか、かなり疑問だが――マニフェストを武器に「しがらみを一掃しよう」と訴え、市長と地元土建業との癒着を批判し、巨額の税金がかかる駅前開発の見直しや、入札制度改革の約束をした。それが“茨城都民”と呼ばれ、定年前後となってやっと地元に目が向き始めた普通の有権者の琴線に触れたのである。

「葉梨自民党隠し」で墓穴掘る

 自民・公明・連合・「市民派」が呉越同舟する塚本陣営は、「色」を出すことを避けた。いや正確に言うと、出せなかった。
 良し悪しは別として、この2大政党時代に、市の職員から民主党の最大支持団体である「連合」の専従をしていた塚本氏が、自民党衆院議員や自民党県議と蜜月状態となること自体、有権者には説明しづらいことだ。
 いくら「地方政治は国政とは別」と説明しても、昨年12月の県議選で、突如、自民党の葉梨議員の“傘下”に入り、自民党公認候補を応援した塚本氏の政治行動は、普通の有権者には「変節」と受け止められて当然だろう。

6136とはずがたり:2007/04/25(水) 16:39:50
>>6135-6136
 もちろんその背後には、小選挙区内での影響力を強化し、安定した地盤を作り、君臨しようという二世議員・葉梨康弘氏の計算と打算があった。前回選挙でも葉梨後援会は表に立たず水面下で票固めをした。その成功に気を良くしたのか今回も「自民隠し」を図った。
 「市民派」を称する与党市議たちも右にならえとばかり、「自民隠し」「政党隠し」に躍起となった。自分の支持層が自民党への拒否反応が強いと知っているから、「勝手連」なるものを作り、自分たちは表に出ないで「若者」を前面に押し出す作戦に出た。
 しかし「勝手連」は、「現職市長4年間の実績」を連呼するだけだから、説得力も訴求力もまったくなかった。熱心に動いたのは創価学会=公明党だけ。おかげで有権者の中からは、「塚本さんは創価学会の人? 公明党だけが応援しているね」と言われる始末だった。

情報公開、入札改革にも消極的では……

 そんな中で「決定的な決め手」となったと思われる文書がある。
 情報公開に取り組んでいる「取手市の入札改革を求める会」が候補者2人に公開質問状を出した。
 同会は9項目にわたる質問と答えを掲載
【両候補のどちらにも与するものではありません。あくまでも、有権者の皆さんに、選挙に当たっての一つの判断材料を提供したいだけなので、誤解の無いようにお願いします】と説明した上で、
 【藤井候補は、全般的に極めて積極的に、指名委員会の公開、逐語会議録の作成と公表、外部委員による入札監視委員会の設置を約束されましたが、塚本候補は、このいずれもを拒否されました】とのビラを戸別配布した。
 普通の市民の公開質問状に対して、木で鼻をくくったような答えをした塚本氏の姿勢(市政)が、有権者の反発・反感・反乱を招いたことは想像に難くない。

最後はお定まりの「怪文書」で自滅

 選挙戦最終日、藤井派の川口後援会が「川口三郎メモリアル」と題したチラシを新聞折込すると、焦った塚本派は発行人の名前・住所を明記した「怪文書」を戸別配布した。

 そこには【これでは川口後援会は市長選を利用した「仇討ち決戦」仁義なき戦い。暴力団よりひどいとは有権者の声である。それに票が欲しい為に便乗している藤井氏は仮に当選したところで、いったい何ができるのであろう。すでに悪の手先が藤井当選、利権は表通りから田んぼのあぜ道まで全て頂くと公言しているようだ】と書かれていた。
 断末魔の「怪文書」である。

 開票の結果は「葉梨・自民党+連合+反川口派+反小泉派+創価学会の現職が圧勝」という地元選挙通の分析・予想は見事に覆された。

 もちろん新市長も、言葉だけのマニフェストで有権者をなめたら、4年後には同じ轍を踏むことになる。それが民主主義国の選挙だ。

(小貝川亘)

6137とはずがたり:2007/04/26(木) 11:12:48

おお,統一会派素晴らしい。
次は県民クラブ・公明から県民クラブ系の5人とトライアル信州6人からの引き抜きの画策だなw

民主・社民系の新会派 「改革・緑新」に決定 自民に次ぐ勢力
http://www.sankei.co.jp/chiho/nagano/070425/ngn070425002.htm

 民主、社民党系と無所属議員による新しい県会派の名称が24日、「改革・緑新」に決まった。所属議員は11人で、自民党県議団に次ぐ第2の議会勢力となった。8日投開票の県議選後の会派再編はこれで決着し、会派数は改選前から4つ減り6会派に統廃合された。

 「改革・緑新」の代表には、民主党県連事務局長の倉田竜彦氏(6期目)が就任。顧問には社民党県連副代表の森田恒雄氏(7期目)が就いた。

 政策提言を重視して改革に取り組むことで、最大勢力の自民党県議団との「対抗軸」(倉田氏)としての存在感を出す構えだ。ただ、同日発表した基本方針には、村井仁知事との距離については「是々非々」とする考えを明記。知事や他会派からの「改革的な提言」には前向きに対応するとし、柔軟な姿勢もうかがわせた。

 「改革・緑新」は民主、社民党籍、無所属の議員で構成。旧会派別では、県民クラブ・公明、県民協働・無所属ネット、羽田孜元首相に近い議員が所属した緑新会のメンバーが加わった。

 県議選後のほかの会派の人数は、自民党県議団18人▽創志会10人▽日本共産党県議団7人▽県民クラブ・公明7人▽トライアル信州4人−となっている。

(2007/04/25 03:34)

6138とはずがたり:2007/04/26(木) 11:31:40
なんじゃ!?だったらちゃんと住みん。

ウソの住民登録で“選挙立候補”町議を逮捕<4/25 22:07>
http://www.news24.jp/82636.html

 ウソの住民登録をして実際には住んでいない町の町議選に立候補し投票をしたとして、奈良・安堵町の町会議員・芳野幸利容疑者(80)が公職選挙法違反などの疑いで逮捕された。

 芳野容疑者は、5期20年にわたって町議を務め、今月22日の選挙で6回目の当選を果たしたが、実際には70年以降、一度も安堵町には住んでいなかった。

 調べに対して芳野容疑者は、「生まれ育った安堵町で議員になりたかった」と話している。

6139とはずがたり:2007/04/26(木) 11:40:47
雲南・飯石 定数3−候補4 (選管確定)
得票数(得票率)氏名年齢党派新旧当選回数代表的肩書
当11,184(32.4%)上代 義郎71自民現4行政書士
当8,605(24.9%)井田 徳義61自民現2(元)大東町長
当7,772(22.5%)福間 賢造59無所属=自民現3生花会社社長
□6,958(20.2%)足立 昭二51無所属=民主・社民・国民新 (元)雲南市議

野党共闘 挑む保守の壁
http://mytown.asahi.com/shimane/news.php?k_id=33000000704050001
2007年04月05日
∞激戦区ルポ〜県議選雲南・飯石選挙区∞

 「ドーン、ドドーン」。3月31日午後5時過ぎ、雲南市の国道沿いで井田がマイクを握ろうとしたとき、雷鳴が響いた。「大変厳しい選挙、今回が正念場です。私には、まだまだやり残したことがたくさんある」

 前回の県議選。大原郡選挙区で、井田は1万票近くを獲得し、2位の福間に2千票以上の差をつけてトップ当した。

 しかし、選挙区が再編された今回は事情が様変わり。工藤保治・幹事長補佐は「全く新しい選挙。これまでのやり方では勝てない」と話す。

 それまで流れていた無投票ムードが消えたのは1月末。井田と同じ旧大東町が地元の足立が「非自民の声を結集したい」と立候補を表明した。

 その3日前、松江市内のホテルであった亀井久興・国民新党幹事長の後援会の賀詞交歓会。民主党県連や連合島根の幹部らが顔をそろえた。「天下分け目の決戦」と位置づける7月の参院選について、亀井幹事長は決意を表した。「民主、社民、国民新でぜひ統一候補を立てて戦いたい」

 2月に入り、社民、民主、国民新が相次いで足立の推薦を決定。細田実・選対事務局長は「参院選の野党共闘に向けた試金石なので、組織をしっかりまとめて戦いたい」と気を引き締める。

 前回、大原郡選挙区で井田に2700票余りの差をつけられた福間は今回、「唯一の旧木次町出身候補」を前面に出し、こまめに街頭演説をして支持拡大を狙う。飯石英雄・後援会長は「地元を固めたうえで、票をほかで積み上げなければならない」として、旧飯石郡などでも票の掘り起こしに奔走している。

 上代は、大原郡選挙区に隣接する飯石郡選挙区から立った過去3回の選挙で、いずれも無投票当選だった。支持者の多くは20年ぶりの投票となる。「地元でどのくらい票が取れるか分からない」と打ち明ける安井誉・後援会幹事長。元県議の景山俊太郎・参院議員から引き継いだ地盤を固めるのに懸命だ。
   ◇   ◇   
◆合区重なり情勢流動化◆

 2選挙区の合区と、「野党共闘」の足立の参戦。情勢が流動化するなか、現職3陣営は票の上積みを図ろうと、他陣営の地盤にも乗り込んでいる。「紳士的な選挙をやりたかったが、ほかの候補から先に入ってきたのでやむを得ない」(ある陣営幹部)と「保守同士の食い合い」の様相を呈しつつある終盤戦。選挙後のしこりを懸念する声が早くも出つつある。

 「野党共闘がどの程度機能するか不透明な面がある」と、出遅れの挽回に懸命の足立陣営を含む4陣営とも投票率を85%と見込み、当選ラインは9千票との見方でほぼ一致する。「風に乗れるかがカギ。最後は風をつかんだ候補が勝つ」。ある陣営幹部はこう漏らした。4陣営は五里霧中のまま、審判の時を迎えようとしている。=敬称略
(森 直由)

6141とはずがたり:2007/04/26(木) 11:43:05
参院島根選挙区は内田氏擁立でええんちゃうけ?

知事選 保守地盤生かす
http://mytown.asahi.com/shimane/news.php?k_id=33000000704100002
2007年04月10日
∞ 知事選、県議選を顧みて ∞
 統一地方選第1ラウンドの知事選と県議選が終わった。知事選では、自民、公明推薦の溝口善兵衛氏(61)が共産候補に大差をつけて勝ち、改めて自民党を中心とした保守地盤の厚さを印象づけた。県議選では、自民が公認の現職候補3人を失った一方で、民主も党県連代表が落選。両者、「痛み分け」の結果となった。

(知事選略)

●県議選
 党派別得票数では、自民が54・73%で過半数を確保。広島(45・70%)や鳥取(45・79%)と比べても高く、「保守王国」ぶりを見せつけた。

 選挙戦になった四つの1人区のうち、3選挙区で現職が新顔に相次いで敗れ、新旧交代を印象づける結果にもなった。

 保守系同士の一騎打ちとなった簸川では、無所属新顔の池田一氏(46)が、自民現職の矢野潔氏(60)に285票差で競り勝った。単独町制を選択した斐川町の財政や消防への問題点を集会などの場で訴え、じわじわと支持を広げた。後援会幹部は「手応えを感じたのは終盤になってから。新興住宅地を重点的に回ったのが功を奏した」と振り返った。

 民主県連代表の内田敬氏(65)と、自民推薦の新顔・加藤勇氏(54)の一騎打ちとなった八束では、加藤氏が接戦をものにした。

 企業経営の経験や国、県とのパイプをアピールした加藤氏に対し、内田氏は4期16年の実績を強調。連合島根も最重点区と位置づけ、労組員らをフル動員した。しかし、昨秋引退がささやかれた時期もあり、運動の出遅れ感は否めなかった。

 隠岐では、民主、国民新推薦で新顔の門脇誠三氏(59)が、4期目を目指す自民公認の野津浩美氏(59)を破った。隠岐では44年ぶりの非自民系県議の誕生となる。

 野津氏は「県政与党の自民公認」をアピールしたが、陣営幹部は「隠岐でこの4年間の間に起こった様々な問題に対する不満が、うちへの逆風になった」と敗因を分析。門脇氏の陣営幹部は、「保守や革新の枠を越え、隠岐の非常事態に危機感を持った企業や住民グループが早い段階から動いてくれたのが良かった」と話している。
(以下略)

4月9日 県議選で8議席獲得。八束で苦杯
http://72.14.235.104/search?q=cache:pE1TE-dicOsJ:www.shimane-dpj.jp/contents/topics/topics.html

 8日投票の県議会議員選挙。民主党島根県連(内田敬代表)では、現有5議席からの倍増をめざし、県内8選挙区に10名の公認・推薦候補者を擁立して取り組んできましたが、最重点区に位置づけた八束選挙区で県連代表内田敬の議席を失い、野党共闘の試金石・雲南・飯石選挙区で推薦新人・足立昭二の当選ならず。大きな痛手であり、返すがえすも残念です。
 しかし、隠岐の1人区で自民現職を破り推薦の新人門脇誠三、松江選挙区では、女性の公認新人・角ともこ、推薦・はくいし恵子、現職の石倉俊紀、出雲選挙区でも29歳の公認新人・珍部よしひろ、そして、大田選挙区で推薦の現職・和田章一郎が議席を得ました。
 無投票の安来選挙区現職の石橋富二雄、浜田選挙区新人の須山隆を加え、改選前の5議席から民主党公認・推薦議席8名は前進ですが、失ったものも計り知れません。
 民主党島根県連は、新しい知事の下で、与えられた議席を土台に、議会のチェック機能を強化し、議員提案条例の制定などで政策決定に責任を持つ県議会改革に取り組んでいきます。そして、夏の参議院議員選挙など、政治決戦に向けた諸準備を進めます。

6142とはずがたり:2007/04/26(木) 11:59:27
国民新の推薦8名は誰だ?判ってるのは隠岐・飯石・浜田の3人である。社民の3人は浜田・雲南・大田。

県議選告示/2007統一地方選
http://72.14.235.104/search?q=cache:mTS7cWXfDqcJ:mytown.asahi.com/shimane/news.php
07年03月31日

◇◆松江・出雲は混戦◆◇

 県議選(定数37)が30日告示され、14選挙区に過去最少の47人が立候補を届け出た。9選挙区で候補者が定数を上回り、計39人が9日間の選挙戦に入った。一方、5選挙区が無投票となり、8人の当選が決まった。投開票日は知事選と同じ4月8日。

∞9選挙区で選挙戦へ/残り29議席、39人争う∞

 立候補届け出の受け付けは県内12カ所で午前8時半から始まった。手続きを済ませた各候補はさっそく、選挙カーに乗って街頭に繰り出した。

 定数10に対し、最多の11人が立候補した松江選挙区では、各候補とも午前9時ごろから出陣式を開き、「若者の雇用の受け皿をつくりたい」「県庁所在地、松江の人口減を食い止めたい」などと第一声を上げた。

 自民現職の引退で、共産と無所属の新顔同士の一騎打ちとなった江津選挙区(定数1)では、両陣営が、江津市役所で届け出を済ませた後、「格差の是正」「地域産業の振興」などを訴え、選挙カーで市内を回った。

 候補者の新旧別は、現職32人、新顔15人。党派別では自民が公認24人、推薦4人の計28人を擁立。民主は公認4人、推薦6人の計10人。このうち社民が3人、国民新が8人を推薦した。公明は1人、共産は4人をそれぞれ公認した。

 無投票になったのは、安来(定数2)▽仁多(同1)▽邑智(同1)▽浜田(同3)▽鹿足(同1)。当選者の党派別では自民5人▽民主1人▽無所属2人(自民推薦1人、民主・社民・国民新推薦1人)となった。

 選挙戦になった9選挙区のうち、8選挙区は候補者数が定数を1上回り、定数7の出雲には9人が立候補。いずれも少数激戦の様相となっている。

◆◆各区の情勢◆◆

各選挙区の情勢は次の通り。
 【隠岐(定数1)】882票差と激戦を繰り広げた前回(03年)と全く同じ顔ぶれ。自民公認の現職・野津氏に民主、国民新推薦の新顔・門脇氏が挑む。

【八束(同1)】1人区で唯一、自民が議席を持っていない。民主公認で県連代表の現職・内田氏と、自民推薦の新顔・加藤氏の激しいつばぜり合いが予想される。

【松江(同10)】定数10に11人が立候補し、混戦模様。自民公認で現職の小沢、五百川、浅野、細田、福田の5氏と、民主・連合系の白石、石倉、角の3氏、公明公認の三島氏、共産公認の尾村氏と、無所属新顔の森脇氏が競う。無党派層をいかに取り込むかが、勝敗のかぎを握りそうだ。

【簸川(同1)】91年以来、16年ぶりの選挙戦。自民公認の現職・矢野氏と、無所属の新顔・池田氏の一騎打ちに。

【出雲(同7)】自民公認で現職の園山、森山、佐々木、原、川上、多久和の6氏、連合推薦で現職の成相氏に、民主公認の珍部氏、共産公認の佐々木氏の新顔2人が挑む。保守票の行方が勝敗の分かれ目となりそうだ。

【雲南・飯石(同3)】自民公認の上代、井田の2氏と、自民推薦の福間氏の現職3人に、社民、民主、国民新推薦の新顔・足立氏が挑む。自民系の候補同士が保守票を奪い合う展開で、激戦区の一つ。

【大田(同2)】民主、社民推薦の和田氏と自民公認の藤山氏の現職2人に、無所属新顔の波多野氏が挑む。

【江津(同1)】自民公認の現職が引退し、共産公認の深野氏と、自民推薦の藤間氏の新顔同士の一騎打ちとなった。

【益田(同3)】7人が立った前回から一転、少数激戦に。いずれも自民公認で現職の田原氏と田中氏、新顔の中島氏、共産公認で新顔の下寺氏の4人が争う。

6143とはずがたり:2007/04/26(木) 12:04:13
8名全員確認ヽ(´ー`)/

07統一地方選 : 民主7候補新たに推薦 県議選で国民新党
http://www.sanin-chuo.co.jp/tokushu/modules/news/article.php?storyid=347002192

 国民新党が20日付で、30日に告示される島根県議選に出馬する民主党公認・推薦候補7人を新たに推薦することを決めた。7月に控える参院選での野党共闘構築を進める狙いがある。

 推薦するのは民主党公認の現職石橋富二雄氏(安来)、同内田敬氏(東出雲)、新人角智子氏(松江)の3人と、同党推薦の現職石倉俊紀氏(松江)、新人白石恵子氏(同)、同門脇誠三氏(隠岐)、同須山隆氏(浜田)の4人。

 国民新党は県議選で候補者を擁立していない。民主党からの要請を受けて、主な政策が一致していることなどをみて推薦を決めた。県議選での推薦は、雲南・飯石選挙区の民主、社民推薦候補に加え8人になった。
('07/03/22 山陰中央新報)

07統一地方選 : 国民新が民主8氏推薦 参院選への試金石
http://www.sanin-chuo.co.jp/tokushu/modules/news/article.php?storyid=357318192

民主関係者も出席した賀詞交換会で壇上に立つ亀井久興氏(中)。県議選で野党共闘が機能するかどうかは、夏の参院選の行方も占う
 三十日告示の県議選で国民新党が民主党公認・推薦の立候補予定者八人を推薦した。与野党が激突する夏の天王山・参院選もにらみ、中央での野党共闘を県内でも進める狙いだが、党の支持者の一部には非自民勢力とタッグを組むことに抵抗感も残っている。

 二十日、民主党県連の内田敬代表の携帯電話が鳴った。「本日付で推薦を決めました」。電話の主は国民新党幹事長の亀井久興衆院議員(比例中国ブロック)。直接の報告と激励だった。

 国民新党は、郵政民営化に反対し、古巣の自民を離党した亀井氏らが二〇〇五年八月に結党。初めて迎える県議選で党勢拡大につなげようと、当初は亀井氏自ら県内の現職議員に出馬を打診したが、固辞されて独自候補擁立を断念した。

 もう一つの道である野党共闘に向け、一月の亀井氏の賀詞交換会に民主・連合関係者を初めて招くなど布石を打ち、県議選では民主系候補十人のうち隠岐、安来、八束、松江、雲南、浜田の六選挙区の現職三人と新人五人の推薦を決定した。

 県内に党員・サポーター三千人を抱え、〇五年衆院選の比例では自民、民主に次ぐ七万四千二百票を得た国民新党。事実上の自民と民主の一騎打ちとなる隠岐、八束などの選挙区では選挙動向を左右する可能性もあるが、皮算用が単純に通用しない「お家事情」も。

 同党の支持者は、自民時代からの亀井派と郵政民営化反対で結びついた郵便局関係者が大半。亀井氏の指示なら民主に票を回すとする松江市内の支持者に対し、県東部の局長OBは「自民県議とのつながり」を挙げ、自宅に国民新党と自民県議のポスターを並べる。

 「国民新党支持ではっきりしている国政と、地方政治とは別」とは、雲隠地区退職特定局長連盟の藤原重利会長。古巣の自民との関係を簡単には断ち切れない関係者の思いを代弁する。

 支持者の複雑な胸中の一方で、野党共闘が機能するかは、県議選だけでなく、民主、国民新の両党にとって、党の存亡をかけたがけっぷちの戦いである参院選の行方を占う試金石にもなる。

 参院選島根選挙区の候補者は両党とも未定とはいえ、亀井氏は「参院選に向け、共闘態勢を構築したい」と告示まで二日に迫った県議選の重要性を強調。打倒・自民に向け、選挙戦での連携の在り方で協議を詰める。
('07/03/28 山陰中央新報)

6144とはずがたり:2007/04/26(木) 12:25:57

<岐阜>県議選告示、71人届け出 8選挙区で無投票
http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20070330/200703301212_1446.shtml

 県内統一地方選の前半戦となる県議選が30日、告示された。立候補の届け出は午後5時に締め切られ、全27選挙区(総定数46)に計71人が立候補した。4年前の前回を2人下回り、平均競争率は1・54倍(前回1・49倍)。このうち関市、揖斐郡など8選挙区で無投票となり、計10人が早々と当選を決めた。残る19選挙区は9日間にわたる選挙戦に突入し、61人の候補者が精力的に舌戦を展開した。平成の大合併後、初の統一地方選で、今後の県政の潮流を占うと同時に、各党は今夏の参院選の前哨戦として位置づける重要な選挙だけに、県民の選択が注目される。投票日は4月8日で即日開票される。

 今回の県議選は、定数が3減されるとともに、市町村合併に伴う区割り変更で選挙区数は2減となり、選挙戦への影響が大きな焦点。また、少子高齢化、景気・雇用、格差是正、地方分権などの山積する課題も問われることになる。

 一方、現職(欠員2)のうち13人が引退、1人が市長選に転出するため、立候補者の顔ぶれは大きく変わり、世代交代が進む見通し。

 立候補したのは、現職33人、元職1人、新人37人の計71人で、うち女性は5人。

 党派別では、自民が28人(現職23人、新人5人)、民主が5人(現職2人、新人3人)、公明が現職2人、共産が新人6人、無所属が30人(現職6人、元職1人、新人23人)。無所属の内訳は、与党系22人(うち自民推薦14人:多治見◎▲・美濃加茂◎▲・土岐◎▲・各務原◎▲・山形◎▲・本巣▲・郡上◎▲▲)、野党系3人(いずれも民主推薦:大垣◎・多治見▲・関○)、その他5人(羽島郡○)。

 選挙区別にみると、定数が1減された岐阜市(定数9)では各党の公認候補10人、合併で東京都より広い選挙区となった高山市(同2)は4人、各務原市(同3)は5人がそれぞれ立候補。多治見市(同2)は新人5人が立候補し、20年ぶりの選挙戦に突入。ほかに、定数を上回る自民推薦候補同士が議席争いをすることになった美濃加茂市、土岐市、郡上市などで激戦が繰り広げられている。

 一方、無投票当選が決まったのは、関市、美濃市、飛騨市、海津市、養老郡、不破郡、揖斐郡、加茂郡の8選挙区の計10人(前回、無投票は12選挙区の計13人)で、内訳は自民現職9人、民主推薦の無所属現職1人。

6145杉山真大 ◆mRYEzsNHlY:2007/04/26(木) 20:23:55
自分もmixiに入ってますけど、「踏み逃げ」なんてしょっちゅうやってますよ。ま、ここまで露骨にやられると気味悪い気もしますけど・・・・・自分とこにも、その手の勧誘目当ての「踏み逃げ」は目立つし。

ミクシィ「踏み逃げ」 市議候補に大ブーイング
http://www.j-cast.com/2007/04/26007198.html
2007/4/26

ミクシィで他人の日記やプロフィーにアクセスして「足あと」を残したまま、日記にコメントをしない「踏み逃げ」が話題になる中、選挙候補者による「踏み逃げ」が波紋を呼んでいる。足あとを不特定多数のユーザーに残し、自分のページに誘導する狙いのようだが、「踏み逃げ」された側からはブーイングが起こっている。
ことの発端は、ミクシィ内の所沢市の「コミュニティー(コミュ)」に、2007年4月17日に立てられたスレッド。「某議員の足跡」というタイトルで、スレッドを立てた人は、こう呼びかけている。

51%が「法律に触れてなくても、いい気分ではない」

「22日の市議会議員選挙に向けて、駅前演説や選挙カーを見かけますね。 ところで某議員がしょっちゅう足跡をつけてるんですけど、これって公職選挙法に違反しないんでしょうか? 名前を売るための行為である事は明確で、気持ち良くありません」
不特定多数に足跡をつけることで、ユーザーが足あとをたどって自分のページにアクセスしてくれるように「誘導」する行為だとして、これが「売名行為」だと非難されているのだ。すぐに

「僕のところにも来てました」
「ウチにも来てた」

といった反応が相次いだ。同議員は「所沢市コミュ」の参加者のページに、手当たり次第足あとを残していった様子だ。そして、

「キモイ」
「売名行為」
「アクセスブロックしなきゃ」

といった、議員に対する非難が続いた。
翌18日には、この問題の是非を問うアンケートまで開設され、これまでに173人が回答。20%が「法律に触れていなければ、別に構わない」と回答した一方で、51%が「法律に触れてなくても、いい気分ではない」、 10%が「マジ勘弁してくれ〜!」と、全体の6割が「踏み逃げ」に対して否定的な見方をしている。ちなみに、「是非、応援したいと思います」と回答した人はいなかった。

警察に通報されるまで事態が発展

ついには、警察に通報されるまで事態が発展してしまった。4月20日になって、管理人が、こんな書き込みをしたのだ。
「この件に関しましては(足跡)、私の力ではどうにも出来ないため、所沢警察署の方へ連絡させていただきました」
4月25日付けの夕刊フジでもこの問題を特集、同紙の直撃取材を受けた議員は「その件についてはコメントを差し控えたい」と繰り返したのだという。所沢市選管は同紙に対して「『足あと』は積み重なり具合、頻度による。最終的には捜査当局の判断になる」と、「グレーゾーン」との見解を示している。
ただ、この「踏み逃げ」が公職選挙法違反になるかどうかはともかく、アンケート結果を見る限り、有権者にネガディブな印象を与えてしまったのは間違いないようだ。ちなみに、同議員は4月22日に投開票された選挙では、無事に当選している。
そんな中、4月24日には自民党の選挙制度調査会が開かれ、インターネットを使った選挙運動の解禁についての議論を再開した。今後、 SNSやケータイサイトを使った選挙運動の解禁の是非についても議論されるという。今後、ミクシィでも選挙活動が行われる可能性が出てきたが、やはり「踏み逃げ」は広報手段としては好ましくない、という点は変わらなさそうだ。

6146やお@充血:2007/04/27(金) 06:25:04
http://www.kahoku.co.jp/news/2007/04/20070427t11040.htm

無所属の会の取り込みに成功。
雑兵集団と化したフロンティアより、菅間・菊池の方が取り込むに値する。

6147午前様:2007/04/27(金) 07:05:00
>>6115
遅レスですが、1991年の延岡市議選結果(当時定数32)によると、
自民3、社会4、公明3、共産1、無7、そして。。。
「民社14」!!!
合併もありますが、組合員数の減少などで、むしろ弱ってるかも。

6148小説吉田学校読者:2007/04/27(金) 07:26:25
>>6147
やはり旭化成労組、ゼンセンの威力でしょうねえ。米沢も2区から出れば良かったのに。江藤隆美の幻影に負けたんでしょうな。

6149片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/04/27(金) 08:23:03
>>6146
都知事選もあって菊地・菅間勢力との連携が素人目にも明らかになる状況ですね。

>>6148
そういうことなんですね。1区から出てるから1区のほうが強いんだと思っていたらそうでもないのか。

6150片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/04/27(金) 10:52:42
これはいかがかと思うが。

無所属の会、会派とは認めず 新潟日報
http://www.niigata-nippo.co.jp/pref/index.asp?cateNo=3&newsNo=232219

 県議会は24日、各党会派代表者会議を開き、政党に所属しない議員でつくる「無所属の会」を会派として認めないことを決めた。最大会派の自民党などが「構成議員の基本政策が一致しておらず、会派とはいえない」と強く主張。「少数意見の排除だ」と無所属の会などが反対したが、渡辺惇夫議長が多数意見に従うとして裁定した。

 無所属の会は、改選前に所属していた青木太一郎氏が離脱したため、松川キヌヨ氏、佐藤浩雄氏の2人。両氏は今後、同会議などに参加できなくなるほか、議員個人分とは別に会派に支給される政務調査費(1人月額6万6000円)を受け取ることができなくなる。

 同会議は現在、正副議長と自民7人、民主系会派と社会民主連合各2人、無所属の会、公明党、共産党各1人で構成する。改選後の会派の人数などを協議した前回の同会議で自民が問題を提起、結論を持ち越していた。

 この日の会議の席上、自民が、過去に教育基本法や北朝鮮問題の意見書などの重要議案で松川、佐藤両氏の賛否が割れたことを指摘。「党会派は基本的政策の一致する議員によって結成」と定めた要綱に違反するとして、無所属の会を会派から除外するよう要求、公明党も賛同した。

 無所属の会は強く反発。民主、社民、共産の3会派も「少数会派を排除せず、平等に活動できるよう容認すべきだ」との立場から援護に回り、対立した。

 議論は平行線で、最終的には渡辺議長が裁定に入り「大多数の意見に従って、会派として取り扱わない」と決定した。

 会議後、自民県議団幹部は「会派の体をなしていないのに、会派分の政務調査費を受け取り続けるのはおかしい」など主張の正当性を強調した。

 佐藤氏は「2人の議決は99%一致しているし、国会やほかの県会でも無所属の会は認められている。これは多数による少数の抹殺、ただのいじめだ」と自民側の対応を批判した。

6151片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/04/27(金) 10:54:12
県会少数会派へ自民「攻勢」 新潟日報
http://www.niigata-nippo.co.jp/pref/index.asp?cateNo=3&newsNo=232242

 県議会の会派として活動していた「無所属の会」が一転、会派として認められないことになった。最大会派・自民党が会派としての不適格性を強く主張し、公明党の賛同を得て、無所属の会を擁護する他会派を押し切る形で決めた。県議選で絶対安定多数を確保した自民が「数の力」を背景に攻勢を強めるのは必至とみられており、その第1ラウンドとの見方もある。改選後の臨時議会を5月に控え、今後、各委員長ポストなどの割り振りが決まることから、自民と他会派の水面下の駆け引きが激化しそうだ。

 「前々から問題だと思っていたが、これ以上認められない。政策も意見も違う議員が(会派分の)政務調査費をもらうために組んだような会派はなくすしかない」。県議選から数日後、自民県議団幹部は力説した。

 今回の県議選は定数が削減されたが、自民は改選後の会派構成でも高い占有率を維持。本県議会はこれまで他県に比べ、議会内ポストや質問時間・回数などで少数会派に配慮しているとされるが、改選を機に、自民内でくすぶっていた少数会派への不満が表面化し始めた格好だ。

 少数派の象徴ともいえる無所属の会は県議選後、青木太一郎氏が離脱、松川キヌヨ氏、佐藤浩雄氏の2人になった。県議会の要綱は党会派の設立要件を3人以上とし、2人以下でも前任期から続く会派は認めている。

 しかし、自民は各党会派代表者会議で、同じ要綱にある「基本的政策の一致する議員で結成」との条項に無所属の会が反すると主張。防衛や教育に関する意見書などで賛否が割れた2人を会派とみなさないよう求め、議長裁定で決まった。公明党も含め出席議員の約3分の2が賛同した、事実上の多数決だった。

 自民は「無所属の会は会派の体をなしていないのだから当然の結果。多数派のごり押しではない」(中堅県議)と強調。だが、他会派には「松川、佐藤両氏が自民の実力者と同じ選挙区で上位当選したことへの腹いせだ」とみる向きもある。

 松川氏は「これは一つのいじめ。私や佐藤さんを選んだ県民の意見を無視するものだ」と憤慨。「会派でなくなると代表者会議などに出られず、情報が入ってこない。今後の議会活動はすごく不利になる」と困惑する。

 自民と対抗してきた各会派にとっても、今回の問題は対岸の火事ではない。五月中旬にも開かれる臨時議会までに、各委員会の正副委員長ポストの党会派配分などを決めることになっており、連休後から会派間の論議が本格化するからだ。

 改選前の6人から2人に減った社会民主県民連合の小山芳元氏は「無所属の会を認めないのは、少数意見の排除だ」と指摘。「県民の負託を受けた議員の活動が、多数会派にいないと制限されるのはおかしい。少数派でもある程度平等に活動できるようにすべきだ」と自民をけん制している。

6152とはずがたり:2007/04/27(金) 13:07:58

登米 定数3−候補4 (選管確定)
得票数氏名年齢党派新旧代表的肩書
当15,047袋 正57無所属=民主現4農業=フロンティア
当12,083只野 九十九58無所属=[公明]新1(元)豊里町長
当10,038熊谷 盛広56無所属=[公明]新1(元)津山町長
□9,844渡辺 忠悦57自民=公明現 党南方支部長=フロンティア
栗原 定数2−候補4 (選管確定)
得票数氏名年齢党派新旧代表的肩書
当12,792長谷川 敦34自民=公明新1党築館支部長→自民公認フロンティア所属で任期中に死去した長谷川章の長男
当12,681熊谷 義彦55無所属=社民現3(元)県教組書記
□12,027川嶋 保美63自民=公明現 飲食店役員=フロンティア所属
□5,461大場 寿61共産新 党栗原市委長

宮城県議選 大合併の余波(上)燃える元首長(登米、栗原)/“票の束”存在感示す
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe182/rensai/20070307_10.htm

 30日告示の県議選は、「平成の大合併」で県内市町村数が36に半減してから初めて実施される。選挙区と定数が縮減された上、区割り変更などもあり、これまでにない動きが前哨戦に現れている。合併に伴う影響を、注目の選挙区で追った。

<表舞台を目指す>
 旧登米郡の外から唯一登米市合併に参加し、今回、本吉選挙区から登米選挙区に編入された旧津山町。人口4000人余り。旧町で最も小さな地区を地盤に、元町長の熊谷盛広が県議選に挑む。
 「合併が実現して自分の役割は終わったと思ったが、合併してよかったという声が聞こえてこない」。熊谷は「合併を進めた者の責任を果たしたい」と語る。
 2005年に9町が合併して誕生した登米市では、「リストラ」された元町長たちが、候補者として表舞台を目指す。
 元豊里町長の只野九十九も立候補する。05年の登米市長選に挑戦し、敗れはしたものの市全域から2万7000近い票を得た。
 後援会にはずらりと元町長が並ぶ。旧石越町長の稲辺正が会長を務め、幹部には元中田町長、元米山町長、元東和町長らが名を連ねる。只野は「(元町長連合で)市全域の候補として戦う」(陣営)と熱い。
 合併が、地域政治家のすみ分けを崩した。新市発足後、公の場から退いていた稲辺は、「合併協議などで首長として一緒に頑張ってきた仲間を応援したい」と力が入る。
 迎え撃つ現職の2人、自民の渡辺忠悦、無所属の袋正は表情を引き締める。「町長経験者は強力な候補者。どんな選挙になるか、全く読めない」

<周辺部に危機感>
 05年4月、県内最多の10町村が合併して誕生した栗原市。かつて10人いた首長は今、栗原市長ただ一人となった。選挙の主役になる元首長はいないが、その代わり、元首長が黒衣として戦況に陰に陽に影響を与えようとしている。
 2月12日、栗原市文化会館で開かれた現職川嶋保美の県政報告会で、ステージ上の一人の来賓に来場者の目が集まった。元金成町長の佐藤小弥太。合併後、公式の場に姿を現したのは初めてだった。
 そのほかにも元町長が並び、合併でリストラされた首長たちが久々に存在感を示した。
 元町村長のうち4人は新市の市議となったため、2年後の市議選を控え、一部を除き全方位外交を続ける。ただ票の束を持っていた首長の存在は魅力的だ。
 元町長の一人は今年に入り、川嶋と熊谷義彦の両現職から訪問を受けたと明かす。突然の来訪に、「あわや鉢合わせだった」と苦笑し、前哨戦の混沌(こんとん)ぶりを解説する。
 旧町村長の多くは、合併で垣根がなくなった今でも、地域の利害に無関心でいられない。
 栗原市では、市役所本庁舎などが置かれ、新市の中心となった築館に対し、周辺部には「廃れてしまう」との危機感が強い。
 ある立候補予定者を強く推す元町長は「今回の県議選は、合併で地盤沈下の危機にある“周辺地域”の思いを託す場でもある」と言い切る。
 築館に熊谷と、現職で死去した長谷川章の長男・敦、川嶋は若柳、大場寿は栗駒にそれぞれ選挙事務所を構えた。元首長の動向も絡み、地域戦はより激しさを増している。(敬称略)

6153とはずがたり:2007/04/27(金) 13:11:41
石巻・牡鹿 定数5−候補6 (選管確定)
得票数(得票率)氏名年齢党派新旧当選回数代表的肩書
当18,441(23.5%)須田 善明34自民=公明現3党県幹事長代行
当13,927(17.7%)本木 忠一49無所属現2保険代理業役員=フロンティア
当13,499(17.2%)佐々木 喜蔵58自民=公明現4食堂経営
当12,293(15.7%)坂下 賢45民主現3党県財政委長
当10,595(13.5%)加賀 剛55民主現3日農県書記次長
□9,788(12.5%)池田 憲彦53自民=公明現 党県政調会長…桃生選出
大崎 定数4−候補6 (選管確定)
得票数(得票率)氏名年齢党派新旧当選回数代表的肩書
当13,317(23.7%)中島 源陽44自民現2農業
当11,408(20.3%)佐々木 征治63自民現3(元)鹿島台町助役
当10,516(18.7%)菊地 恵一48無所属=自民新1贈答品販売業
当8,990(16.0%)岩渕 義教57社民現4党県副代表
□6,093(10.9%)近江 寿64共産新 党地区役員
□5,799(10.3%)館股 秀隆59無所属=民主新 観光協会長宮城

県議選 大合併の余波(中)手探りの戦い(石巻・牡鹿、大崎)/旧選挙区越えて攻防
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe182/rensai/20070307_11.htm

<倍以上の票必要>
 石巻・牡鹿選挙区(石巻市、女川町)の現職須田善明は2月3日、前哨戦の拠点となる後援会事務所を旧石巻市に構えた。水産都市のシンボル石巻漁港のほど近く。早くもスタッフや支持者が出入りを繰り返し、選挙間近の雰囲気が漂う。
 同選挙区は市町村合併を受け石巻、牡鹿の旧2選挙区と旧桃生選挙区の一部が統合された。定数5に対し出馬を予定するのは現職6人。うち1人は必ず落選するという過酷なサバイバルレースが待ち受けている。
 女川町を地盤とする旧牡鹿選挙区の須田にとって、旧石巻市での選挙は初体験。旧選挙区以外に事務所を設けるのも、もちろん初めてだ。「うちは基礎票が約5000と最も少ない。旧選挙区の票だけでは勝てない。倍以上の票が必要だ」。須田陣営はいつになく危機感を抱く。
 他の5現職のうち佐々木喜蔵、加賀剛、本木忠一の3人は旧石巻選挙区出身。池田憲彦と坂下賢は旧桃生選挙区で当選してきた。須田を含め各陣営とも「地盤を固めるだけでは勝てない」との認識で一致し、未知の票田に照準を合わせた「攻めの選挙」を強いられている。
 旧桃生選挙区の2人も戦略の見直しは必至だ。前回まで選挙区だった東松島市(旧鳴瀬、旧矢本両町)が別の選挙区として独立したため、「2000票が減る計算だ。自分の足場だけでは(当選は)無理」(池田陣営)と困惑する。
 池田陣営は旧石巻市内の空き店舗を使って連絡事務所を設けるなど、支持者開拓に余念がない。その一方、地盤の旧河南町について「一票もほかに渡さない」と豪語する。「攻めの選挙」は各陣営の守りも堅くし、前哨戦はヒートアップする一方だ。

<地元以外は「誰」>
 新市誕生に伴い古川、志田、玉造の旧3選挙区が一つになった大崎選挙区(大崎市)でも、立候補を予定する現職3人、新人3人の計6陣営が、経験したことのない選挙戦に挑む。
 焦点の一つは旧古川選挙区をめぐる戦い。旧志田選挙区の現職佐々木征治は「基礎票に2、3000票上乗せしないとつらい。古川にも攻め込むつもりだが、そもそも基礎票が少ない郡部の議員は不利だ」と本音を吐露する。
 攻め込まれる側の旧古川選挙区の現職岩渕義教は「実際の戦いは旧選挙区中心になる。旧選挙区を越えてやり合うのが大崎市のためになればいいが」と、他陣営をけん制する。
 大崎選挙区は面積約800平方キロ。北西の端から南東の端まで約80キロあり、車で2時間半を要する。旧玉造選挙区の現職中島源陽は「距離と時間との闘いだ。幅広く東奔西走するが、地元以外は『あんた誰』という顔をされる」とこぼす。
 合併後1年の大崎市では市政が関心を集めており、「逆に県議選があることを知らない有権者が多い」とある現職は嘆く。広大な選挙区で、文字通り手探りの前哨戦が続く。(敬称略)

6154とはずがたり:2007/04/27(金) 13:14:50

柴田 定数2−候補4 (選管確定)
得票数(得票率)氏名年齢党派新旧当選回数代表的肩書
当9,624(26.7%)須藤 哲63民主新1(元)大河原町議=角田迄併せた合併主張
当9,571(26.6%)高橋 伸二40自民新1党県青年部役員
□9,090(25.2%)伊勢 敏58無所属現 学習塾代表=フロンティア
□7,739(21.5%)舟山 邦夫55自民新 コンビニ経営=角田迄併せた合併主張
遠田 定数1−候補2 (選管確定)
得票数(得票率)氏名年齢党派新旧当選回数代表的肩書
当12,060(54.0%)中村 功57自民=公明現4党県幹事長=遠田合併
□10,282(46.0%)佐々木 糸宏65社民現 党県代表代行=大崎との広域合併

宮城県議選 大合併の余波(下)冷めた熱気(柴田、遠田)/“破談”が論戦に影響
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe182/rensai/20070307_12.htm

写真(略)=柴田選挙区に出馬を予定する各氏のリーフレット。合併推進の文字が躍るが、有権者の関心をどこまで引きつけるか

<3町とも財政×>
 かつて「県内で最も合併の実現性が高い」とされた大河原、村田、柴田の3町は今、行政関係者の間で、「貧乏三兄弟」と不名誉な呼び方をひそかにされている。

 県が昨年発表した「実質公債費比率」が「貧乏」の根拠だ。「実質公債費比率」は標準的な収入に対する借金返済額の割合で、数字が大きいほど財政状況が「不健全」とされる。

 市町村別の実質公債費比率で、ワースト3に名を連ねたのがこの3町だった。各町の数字は村田23.1、柴田21.4、大河原20.7で、いずれも県内36市町村の平均15.3を大きく上回った。

 「財政再建」は、柴田郡4町(村田、柴田、大河原、川崎)をエリアとする柴田選挙区で、避けて通れない政策課題になっている。だが、財政健全化の切り札とされてきた市町村合併が、論戦のテーマに浮上する気配は今のところない。

 3町が法定合併協議会を設置したのは02年12月。「柴田市」移行を目指し、一時は合併調印までこぎつけたが、05年3月、目的を果たさないまま解散した。

 合併が破たんして初めて迎える県議選で、4人の立候補予定者は異口同音に合併の必要性を唱える。「地方分権が進む中、自治体の基盤強化には合併が避けられない」という主張だ。

 新人3人のうち舟山邦夫と須藤哲は町議として、角田市を加えた1市3町の合併論議を主導してきた。高橋伸二はさくら青年会議所の一員として、3町合併の旗振り役に携わった経験がある。現職の伊勢敏は「広域連携を強化して合併を」と主張する。

 それぞれ枠組み論や合併までのシナリオに相違点があり、対立軸も明確になりつつあるが、4人が積極的に論陣を張る雰囲気は、現時点ではない。いったん冷めた合併論議に再び火をつけることの難しさを、前哨戦の中で感じ始めている。

<過去のテーマに>
 遠田選挙区(美里、涌谷町)でも、合併問題は過去のテーマになりつつある。

 「平成の大合併」で小牛田、南郷、涌谷3町は「遠田市」を目指したが、庁舎問題などから涌谷町が離脱し、小牛田、南郷2町で美里町に移行した。旧遠田郡4町のうち田尻町は大崎市に参加。人口減を受けて、遠田選挙区は定数が一減となった。

 1議席を争う現職2人は合併について、「美里、涌谷と大崎市との対等合併を」(佐々木糸宏)「大きな自治体よりも、まずは美里と涌谷が合併すべきだ」(中村功)と主張する。だがここでも、合併を現実的な課題ととらえる空気は有権者の間にほとんどない。

 2年前に最も論議が白熱した両地域で、合併をめぐる論議が鳴りを潜める。県南のある首長は「大崎や石巻など、合併が先行した自治体で財政が好転した話は聞かない。合併の成否を検証するにはまだ時間が必要では」との見方を示す。(敬称略)

6155とはずがたり:2007/04/27(金) 13:50:07
宮城県議選 激戦の構図 直前情勢を探る(1)栗原/遠田/大崎/加美
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe182/rensai/20070310_01.htm

 宮城県政界の勢力図を決する統一地方選第1弾の県議選(30日告示、4月8日投開票)が迫ってきた。24選挙区(前回28選挙区)の61議席(63議席)に8日現在、85人が立候補を表明。市町村合併や自民党の県政与党復帰など、4年前から状況が大きく変化する中、激しい前哨戦が繰り広げられている。ほぼ構図が固まった各選挙区の情勢を探った。(5回続き)

◎栗原
 自民現職の川嶋保美と無所属現職の熊谷義彦(社民推薦)が3選を目指す。自民は新人の長谷川敦も立て、2議席独占を狙う。共産は新人の大場寿を擁立する。
 定数改定で1減されたことに加え、合併で町村の垣根が消え、以前にも増して前哨戦は激しい。
 前回、地元の旧若柳町で得票率が6割を超えた川嶋は、足場固めに余念がない。無所属から自民に転じ、支持拡大を図る。社民で前回返り咲いた熊谷は無所属で臨む。旧築館町を足掛かりに、ミニ集会を各地で開き、市全域に浸透を図る。
 長谷川は、昨年1月に現職で死去した章の長男。祖父で元法相だった峻(故人)の時代からの支持層に加え、若者層の掘り起こしに躍起だ。旧栗駒町出身の大場は党支持層だけでなく、地元で幅広い浸透を目指す。
 元県議会議長の栗原市長佐藤勇の支持票の動向も焦点だ。

◎遠田/定数減、生き残り戦
 過去2回無投票が続き、12年ぶりの選挙となる。4選を狙う自民の中村功と6選を目指す社民の佐々木〓の一騎打ちが濃厚。定数が2から1に減り、現職同士の激しい生き残り戦が熱を帯びている。
 中村は党県連幹事長の党務をこなしながらの選挙。強固な後援会を軸に、こまめに支持固めを図っている。知事村井嘉浩との太いパイプをアピールし、地盤の涌谷町だけでなく、美里町でも町長佐々木功悦の支援を得て浸透を目指す。
 佐々木は、前回約6割の得票率を誇った旧田尻町が大崎市に移行し、選挙区から外れたため、その分を補おうと躍起だ。毎朝街頭に立つなど存在感を示すことに力を入れ、旧来の支持層を固める一方、若年層への浸透を課題に挙げる。

◎大崎/狙いは旧古川の票
 大崎市発足に伴い古川(定数2)、志田(1)、玉造(1)の旧3選挙区と、遠田選挙区の旧田尻町を統合した新選挙区で、初の選挙となる。
 現職は3選を狙う自民の佐々木征治(旧志田)、再選を期す自民の中島源陽(旧玉造)、4選に挑む社民の岩渕義教(旧古川)の3人。知名度を生かし、旧選挙区の枠を超えて浸透を図る。
 加えて、国政選挙出馬の経験がある共産の近江寿、無所属で前市議の菊地恵一(自民推薦)、過去2回、玉造選挙区で立候補した無所属の舘股秀隆(民主推薦)の3新人が挑む。
 各候補とも大票田の旧古川市での浸透を目指す。特に旧志田、旧玉造の候補は、地元の基礎票だけでは1万票前後とされる当選ラインに届かないことが予想され、支持拡大に力を入れる。旧田尻町は全陣営の「草刈り場」になりそうだ。
 旧古川で連続5期務め、昨春大崎市長に転じた伊藤康志の支持票の行方も争点。伊藤は現職3人、菊地とは旧知の仲だが、特別の肩入れはしない構えを見せている。

◎加美
 3選を目指す自民現職の皆川章太郎と、元議員高橋浩一の一騎打ちと見られたが、昨年末、高橋が4月の加美町長選への出馬を表明し、無投票の可能性が濃厚となった。(敬称略)

<結果>
【栗原/遠田/大崎】>>6152-6154
【加美】(1−1)
○皆川 章太郎54自民現3党県広報本部長・元衆議員秘書

6156とはずがたり:2007/04/27(金) 13:50:29
宮城県議選 激戦の構図 直前情勢を探る(2)気仙沼/本吉/登米/石巻・牡鹿/東松島
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe182/rensai/20070310_02.htm

◎気仙沼
 4選を目指す自民現職の畠山和純、5選をうかがう民主現職の内海太に、社民新人の村上進が挑む前回と同じ構図。
 畠山は2月末に決起集会を開き、知事村井嘉浩や衆院議員小野寺五典らと気勢を上げた。水産関係の人脈を生かし、本格的に動きだした。
 内海は大きな集会は開かないが、各種会合にこまめに顔を出して政策を訴える。市議時代からの後援会をてこに、労組票も手堅くまとめる。
 前回出遅れが響いた村上は、早々に後援会事務所を設け、継続的にミニ集会を開き、党支持層以外への浸透にも力を入れる。
 5人が立候補し、市政界を複雑に分けた昨春の気仙沼市長選の影響や、市長鈴木昇の支持票の行方も注目を集める。

◎本吉
 5選を目指す自民現職の高橋長偉のほかに立候補の動きはなく、4回連続の無投票当選が確実な情勢だ。

◎登米/元町長2氏が参戦
 再選を目指す自民現職の渡辺忠悦、4選を狙う無所属現職(民主推薦)の袋正に、いずれも無所属新人で旧豊里町長の只野九十九、旧津山町長の熊谷盛広が挑む。
 連続6期当選の元県議会議長千葉正美が昨年12月に引退を表明し、勢力図が変容。2005年の登米市長選では、市長布施孝尚に敗れた只野を渡辺が支援し、熊谷と袋が布施を支援するなど、構図は複雑だ。
 前回無所属で初当選した渡辺は、自民公認を前面に出し、業界団体などの支持固めに躍起だ。袋は3期の実績と、農業者としての視点をアピール。地盤の旧迫町を中心に幅広い浸透を図る。
 只野の後援会は旧石越町長稲辺正が会長、中田、米山、東和の各旧町長が幹部に名を連ねる。熊谷は元県議会議長の佐々木久寿、旧迫町長の伊藤吉衛の支援を取り付けた。千葉支持票の行方も焦点だ。

◎石巻・牡鹿/議席減、6現職激突
 石巻、牡鹿の旧2選挙区と、旧桃生の一部が合併。定数は事実上1減となり、名乗りを上げたいずれも現職の6人がサバイバルレースを繰り広げる。
 自民からは池田憲彦(旧桃生)、佐々木喜蔵(旧石巻)、須田善明(旧牡鹿)、民主からは加賀剛(旧石巻)、坂下賢(旧桃生)が参戦。本木忠一(旧石巻)は無所属で挑む。
 池田は旧河南町を足場に組織を引き締め、大票田の旧石巻市内への食い込みも狙う。佐々木は旧市内を中心に、都市部の票の掘り起こしに力を入れている。須田は基礎票が約5000票と最も少なく、危機感を強め大票田の旧市内に事務所を構えた。
 加賀は旧市内でミニ集会を精力的に開きながら、後援会の組織固めに奔走。坂下は地盤の旧河北町を軸に、県議だった父親の人脈を生かし幅広い支持獲得を狙う。加賀とともに連合の推薦を受ける。
 本木は広く後援会組織を張り巡らせる。業界団体や市長土井喜美夫の支援も取り付けた。
 候補者を擁立しない公明、共産票の動向も注目される。

◎東松島
 自民現職の渥美巌が4選を目指す。4日に後援会事務所を構え、決起集会を開催したが、ほかに立候補の動きはない。(敬称略)

<選挙結果>
【気仙沼】 定数2−候補3
当11,011内海 太59民主現5党県選対委長
当10,914畠山 和純60自民現4(元)党県政調会長・元会社役員
□7,198村上 進51社民新 衆院議員秘書
【本吉】(1―1)
○高橋長偉 65 会社社長 自現(4)
【登米/石巻・牡鹿】>>6152-6153
【東松島】(1―1)
○渥美巌 59 行政書士 自現(3)

6157とはずがたり:2007/04/27(金) 13:50:49
宮城県議選 激戦の構図 直前情勢を探る(3)青葉/宮城野/泉/宮城/黒川
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe182/rensai/20070311_01.htm

◎青葉/有力者そろい踏み
 現職は自民から相沢光哉と中沢幸男、民主から遊佐美由紀、公明は石橋信勝が立候補。菅間進は無所属で臨む。新人は自民の阿部司、民主の菅原敏秋、共産の遠藤いく子、無所属の吉川寛康。
 相沢は県議会議長の知名度を武器に、幅広い支持団体で票を固める。前回無所属の中沢は、昨年4月に復党。地域票の取り込みに躍起だ。遊佐は作成にかかわった党県連のマニフェストを携え、支持拡大を目指す。
 石橋は全域の支持団体や地域後援会を中心にミニ集会で浸透を狙う。菅間は地道な支援者回りを繰り返し、街頭あいさつでも顔を売る。
 阿部は若さを前面につじ立ちなどを行い、他候補の地盤にも食い込む。菅原は市議6期の人脈をフル活用。市議とも連携し、浸透を図る。
 遠藤は故青野登喜子の後継。党支持票に加え、青野票取り込みを期す。吉川は引退する長島秀道の後継。東北電力労組の全面支援を受ける。

◎宮城野
 自民の石川光次郎、民主の坂下康子、公明の庄子賢一、無所属の菊地文博の4現職に、無所属新人(民主推薦)の目黒政市が挑む。共産は擁立を見送りそうだ。
 石川は衆院議員中野正志の秘書時代の人脈を生かし、支持固めを図る。坂下は連合傘下の労組が支援。党市議とも連動して上積みを狙う。前回トップだった庄子は、支持団体を軸に着実な票固めを期す。
 菊地は強固な地盤がてこ。前知事らとの交友も武器に支持拡大を狙う。補選含め3度目の挑戦の目黒は、元県議会副議長錦戸弦一の支援を得る。

◎泉
 県内で唯一、定数が1増えた。現職は自民の今野隆吉と外崎浩子、民主の菅原実、無所属の小野隆。新人は公明の伊藤和博、共産の五島平、無所属(民主支持)の佐藤豊が挑む。
 今野は5期の実績を掲げ、地盤の住宅地を軸に手堅く票をまとめる。外崎は昨年末に後援会事務所を開設し、街頭あいさつや集会を重ねる。
 菅原は高校教諭歴を生かすほか、連合傘下労組の票固めを急ぐ。小野は知事や仙台市長とのパイプをアピール。商工業などに支持を広げる。
 伊藤は泉初の党候補で、最重点区として支持団体もフル回転する。五島は党市議らと連動して党支持票を固め、補選の雪辱を期す。佐藤はNPOの人脈や元衆院議員鎌田さゆりの支援を生かす。
 前回、県内最多の2万2000票を獲得し、衆院議員に転じた秋葉賢也支持票の動向も注目だ。

◎宮城
 一騎打ちの大激戦だった前回から一転、自民現職で3選に挑む安部孝以外に立候補の動きはない。245票差に肉薄した永野渉は利府町議選に回る見通し。
 松島町長松谷昭一の急逝を受け、統一選で実施される町長選の候補者選びが、県議選に影響を与える可能性もある。

◎黒川/無風一転新人挑む
 無風とみられていたが、2月の富谷町長選で善戦した新人の斉藤きえ子が参戦。ともに自民現職の藤倉知格と中山耕一に挑む構図が濃厚だ。
 藤倉は4期の実績を強調し、地盤の大和町を中心に全域に浸透する。前回無所属だった中山は自民に転じ、富谷町を中心に支持固めに余念がない。斉藤は富谷町以外の知名度は乏しいが、地道な草の根運動で支持拡大を狙う。
(敬称略)

6158とはずがたり:2007/04/27(金) 13:51:33

宮城県議選 激戦の構図 直前情勢を探る(4)太白/若林/塩釜/多賀城・七ヶ浜/名取/岩沼
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe182/rensai/20070312_01.htm

◎太白/5政党の6人対決
 前回、仙台市で初めて無投票だった。今回は新人1人が参戦し、5政党が1人ずつ占めるパワーバランスが変化する。
 自民の菊地浩、民主の藤原範典、公明の小野寺初正、共産の横田有史、社民の岸田清実の五現職に、自民新人の佐々木幸士が挑む。
 8年間のブランクに各現職は危機感を持つ。特に佐々木と政党が重なる菊地、地盤が同じ岸田は危機意識が強い(→地盤の重なる岸田が落選)。菊地は後援会やスポーツ関連など多数の支持団体の票固めを急ぐ。藤原は初の民主公認となり、支持者回りや街頭あいさつなど地道に活動する。
 小野寺は支持団体の組織力だけでなく、地域票獲得にも力を入れる。横田は党支持層をまとめるほか、それ以外への浸透も図っている。岸田は地盤を徹底的に固め、党市議と連動した戦いも展開する。
 佐々木は市議の父両道や秘書を務めた衆院議員中野正志の人脈も生かす。

◎若林
 自民の千葉達、社民の本多祐一朗の2現職に、自民の細川雄一、共産の庄司もとの新顔2人が挑む。3期務めた大学幹男(無所属)は引退の意向で、支持票の動向も注目される。
 千葉は後援会の組織固めを進める一方、街頭あいさつなどで支持拡大に努める。本多は地盤地区を中心に、10―60人規模の座談会や支持者回りで票固めを図る。
 細川は一時秘書を務めた中野正志や保守系市議の人脈をフルに生かし、支持固め。庄司は党市議と連動して党支持層を固め、さらに票を掘り起こし、前回の雪辱を期す。

◎塩釜
 ともに自民現職で4選を狙う柏佑整、再選を目指す佐藤光樹に、共産新人の高橋卓也が挑む。市議が民主での立候補を模索したが断念。三つどもえの公算が大きい。
 柏は水産、建設業界を中心に組織戦を進め、24日には事実上の決起大会を開く。佐藤は既に約100回の街頭報告をこなし、地道な活動を展開。元県議の父光輔の人脈も生かす。
 共産は前回失った議席の奪還に総力を結集。高橋は6000票とされる基礎票の上積みに懸命だ。

◎多賀城・七ヶ浜
 自民現職の仁田和広、新人では自民の寺沢正志、共産の小林立雄が名乗りを上げた。民主は候補擁立を断念。昨年の市長選に出馬した元県議が返り咲きを模索しており、構図はなお流動的だ。
 仁田は地元七ケ浜町で十数回集会を開いたほか、大票田の多賀城市でも引き締めを図る。寺沢は知名度向上に躍起。後援会員8000人を集め、市長菊地健次郎の後援会の支持も取り付けた。
 市議6期の小林は憲法堅持や格差是正を訴え、4000票とされる基礎票の上積みに力を入れる。

◎名取
 自民の小林正一と無所属の佐々木敏克の二現職以外に立候補の動きはなく、無投票となる公算が大きい。

◎岩沼/現新の一騎打ちに
 5期目を目指す無所属現職の百足健一と、無所属新人の村上智行の一騎打ちがほぼ確定した。
 百足は地盤の市中心部をはじめ、従来弱かったという農村部の東部、西部地域の支持拡大に躍起だ。半数近くの市議の支持を得た。
 村上は自民推薦を受けた。若さをアピールし、同世代を中心に支援の輪を広げ、現職批判票を掘り起こす。市長井口経明の支援を得る。(敬称略)

6159とはずがたり:2007/04/27(金) 13:51:55
>>6157-6159
【青葉】 定数7−候補9
当16,225菅間 進56無所属現5(元)仙台市議=フロンティア→無所属の会
当13,076石橋 信勝61公明現5党県代表
当12,811遊佐 美由紀43民主現4アナウンサー
当11,605菅原 敏秋58民主新1党県幹事長代理
当11,467遠藤 いく子58共産新1党県書記長
当9,136吉川 寛康37無所属新1電力会社員
当8,974相沢 光哉68自民現5県会議長
□8,566中沢 幸男66自民現 県水泳連盟会長=前回は自由推薦・フロンティア所属
□8,036阿部 司34自民新 党県青年部幹事
【宮城野】 定数4−候補5
当16,698菊地 文博46無所属現5保護司→元自民→無所属の会
当14,663坂下 康子48民主現5行政書士
当13,188庄子 賢一44公明現2党県副幹事長
当11,030石川 光次郎39自民現2(元)衆院議員秘書
□4,820目黒 政市52無所属=民主新 福祉団体副代表
【泉】 定数5−候補7
当16,212菅原 実58民主現2党県2区幹事長
当12,377今野 隆吉67自民現6県社協理事
当11,459小野 隆63無所属現3泉区体協会長=フロンティア
当11,419伊藤 和博47公明新1党県副幹事長
当10,947外崎 浩子46自民現2(元)JICA職員
□7,610五島 平56共産新 党県民運動委長
□7,081佐藤 豊54無所属新 学習塾経営
【宮城】 定数1−無投票
○安部 孝51自民現3(元)松島町議
【黒川】 定数2−候補3
当11,911藤倉 知格52自民現5党県4区幹事長
当11,115中山 耕一50自民現2(元)富谷町職員
□6,695斉藤 きえ子56無所属新 (元)富谷町議・富谷町長選善戦
<選挙結果>
【若林】 定数3−候補4
当14,188本多 祐一朗51社民現5財団法人理事
当13,204千葉 達61自民現4(元)衆院議員秘書(中野)
当10,910細川 雄一39自民新1党県2区役員
□5,555庄司 もと55共産新 コンビニ経営
【太白】 定数5−候補6
当20,597藤原 範典60民主現4県監査委員
当13,379小野寺 初正57公明現4党県副代表
当12,494菊地 浩65自民現5福祉団体顧問
当11,324佐々木 幸士34自民新1(元)衆院議員秘書(中野)
当11,244横田 有史63共産現4党県副委長
□11,196岸田 清実52社民現 党県幹事長
【塩釜】 定数2−候補3
当8,740佐藤 光樹39自民現2(元)参院議員秘書
当7,569柏 佑整60自民現4党支部顧問
□5,454高橋 卓也51共産新 党地区副委長
【多賀城・七ヶ浜】 定数2−候補3
当12,138仁田 和広56自民現5水産会社社長
当10,275寺沢 正志56自民新1電気工事業・菊地健次郎多賀城市長の全面支援
□6,403小林 立雄58共産新 党地区役員
【名取】 定数2−無投票
○佐々木 敏克58無所属現3県会会派会長=フロンティア
○小林 正一70自民現3党県総務会長
【岩沼】 定数1−候補2
当8,909村上 智行38無所属=自民新1農業
□7,100百足 健一61無所属現 (元)衆院議員秘書

6160とはずがたり:2007/04/27(金) 13:52:13
宮城県議選 激戦の構図 直前情勢を探る(5完)柴田/亘理/角田・伊具/白石・刈田
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe182/rensai/20070313_01.htm

◎柴田
 4期連続当選し、県議会副議長を務める自民の大沼迪義が引退を表明。3選を目指す無所属現職の伊勢敏に対し、自民が2議席独占を狙って高橋伸二、舟山邦夫の両新人を擁立した。民主も新人須藤哲を県南で唯一公認し、県内屈指の激戦区となりそうだ。
 伊勢は地盤の大河原町から高橋、須藤が出馬することから危機感を強める。先月17日に村井嘉浩知事を招いて総決起集会を開いたほか、精力的に集会を重ねる。
 出馬表明が昨年12月と最も遅かった高橋は、故三塚博、西村明宏の両衆院議員秘書として長年培った人脈で浸透を図り、若手経済人にも支持を広げる。
 町議会議長を務めた舟山は、大票田の柴田町を地盤とする唯一の候補。有力町議らの支援を受け、船岡地区を中心に町内の票固めに全力を挙げている。
 町議5期の須藤は、民主前衆院議員の橋本清仁が全面的に支援し、連合宮城の推薦も受けた。全域でミニ集会をこまめに開き、知名度アップに懸命だ。
 統一選の後半戦には村田、川崎両町長選も控えており、町長選候補陣営との連携も勝敗の鍵を握りそうだ。

◎亘理/12年ぶり選挙戦に
 前回、前々回と無投票だったが、新人の参戦で12年ぶりの選挙戦が濃厚。6選を目指す自民現職の渡辺和喜に無所属新人の森俊博が挑む。さらに亘理町内で別の新人出馬の動きがあり、構図は流動的だ。
 渡辺は5期の実績と元県議会議長の知名度を武器に、亘理、山元両町で後援会の拡大を進める。
 森は亘理町議から転身を狙う。2月の山元町長選で、現職を破った大條修也の後援会が支援する。
 立候補予定者はいずれも亘理町を地盤としており、各陣営とも山元町での浸透が課題だ。

◎角田・伊具/両現職に2氏挑む
 合区後初の選挙は、自民の寺島英毅、無所属の長谷川洋一の両現職に、無所属元職の佐藤勝彦と自民新人の本田敏昭が挑む構図となる。
 寺島は前回無投票で、組織の引き締めを急ぐ。唯一丸森町を地盤とし、合区後も町内を一本化できるかが注目。再選を狙う長谷川は労組から支援を受ける一方、農業関係にも支持を広げる。現職の強みを生かし、票の上積みを狙う。
 佐藤は3期務めたベテランで知名度は高い。ただ、4年間のブランクの影響はあり、新たな支持層の掘り起こしを図る。本田は2月に市議を辞職し、活動を本格化。党の看板を足掛かりに、若さをアピールして支持の広がりを目指す。
 角田市と丸森町の有権者数はほぼ2対1。旧来の枠を超えた支持拡大が鍵を握りそうだ。

◎白石・刈田
 4選を目指す自民の安藤俊威と、3選を狙う無所属(社民推薦)の佐藤詔雄の現職2人以外に表立った動きはない。
 前回無所属候補を推薦した民主は、佐藤支持に回った。共産も独自候補擁立の考えはなく、合区した1991年以来、初の無投票となる可能性が高まっている。
(敬称略)

<選挙結果>
【柴田】 定数2−候補4
当9,624須藤 哲63民主新1(元)大河原町議=大河原地盤
当9,571高橋 伸二40自民新1党県青年部役員・衆院議員秘書(三塚・西村)=大河原地盤
□9,090伊勢 敏58無所属現 学習塾代表=フロンティア・大河原地盤
□7,739舟山 邦夫55自民新 コンビニ経営=船岡地盤
【亘理】 定数1−候補3
当10,786渡辺 和喜65自民現6党県会長代理
□8,699森 俊博56無所属新 空手協県本部長=大条山元町長支援
2,902高橋 由紀雄41無所属新 食料品販売業
【角田・伊具】 定数2−候補4
当9,031寺島 英毅66自民現3(元)県部長
当8,778長谷川 洋一53無所属現2(元)角田市職員=フロンティア・労組/農業関係の支援
□4,365佐藤 勝彦63無所属元 (元)県監査委員・前回自民公認次点
2,778本田 敏昭45自民新 党角田市支部長
【白石・刈田】 定数2−無投票
○佐藤 詔雄63無所属=社民・[民主]現3白石商議所顧問
○安藤 俊威49自民現4県建築士会顧問

6161とはずがたり:2007/04/27(金) 13:54:50
◆フロンティア関連選挙区
12人で発足したフロンティアは
当選:・小野@泉(無)・本木@石巻(無)・長谷川@角田(無)・佐々木@名取(無)・渥美@東松島(自)<8→5>
落選:中沢@青葉(自)・渡辺@登米(自)・川嶋@栗原(自)・伊勢@柴田(無)<4>
任期中死去:長谷川@栗原(自)
無所属の会へ移った議員(全員当選):菅間@青葉(無)・袋@登米(=民)

自民公認を貰ったフロンティアは軒並み落選して居る。民意は明らかであるのに民主ではなく自民を選択肢やがった。これらのチキンor利権野郎どもは次回の県議選で泣きをみせちゃらねばならん。
定数2の角田・名取は次回民主が奪取行けるよなぁ。

青葉 定数7−候補9
当16,225菅間 進56無所属現5(元)仙台市議=フロンティア→無所属の会
当13,076石橋 信勝61公明現5党県代表
当12,811遊佐 美由紀43民主現4アナウンサー
当11,605菅原 敏秋58民主新1党県幹事長代理
当11,467遠藤 いく子58共産新1党県書記長
当9,136吉川 寛康37無所属新1電力会社員
当8,974相沢 光哉68自民現5県会議長
□8,566中沢 幸男66自民現 県水泳連盟会長=前回は自由推薦・フロンティア所属
□8,036阿部 司34自民新 党県青年部幹事
泉 定数5−候補7
当16,212菅原 実58民主現2党県2区幹事長
当12,377今野 隆吉67自民現6県社協理事
当11,459小野 隆63無所属現3泉区体協会長=フロンティア
当11,419伊藤 和博47公明新1党県副幹事長
当10,947外崎 浩子46自民現2(元)JICA職員
□7,610五島 平56共産新 党県民運動委長
□7,081佐藤 豊54無所属新 学習塾経営
石巻・牡鹿 定数5−候補6
当18,441須田 善明34自民=公明現3党県幹事長代行
当13,927本木 忠一49無所属現2保険代理業役員=フロンティア
当13,499佐々木 喜蔵58自民=公明現4食堂経営
当12,293坂下 賢45民主現3党県財政委長
当10,595加賀 剛55民主現3日農県書記次長
□9,788池田 憲彦53自民=公明現 党県政調会長
角田・伊具 定数2−候補4
当9,031寺島 英毅66自民現3(元)県部長
当8,778長谷川 洋一53無所属現2(元)角田市職員=フロンティア
□4,365佐藤 勝彦63無所属元 (元)県監査委員・前回自民公認次点
2,778本田 敏昭45自民新 党角田市支部長
登米 定数3−候補4
当15,047袋 正57無所属=民主現4農業=フロンティア
当12,083只野 九十九58無所属=[公明]新1(元)豊里町長
当10,038熊谷 盛広56無所属=[公明]新1(元)津山町長
□9,844渡辺 忠悦57自民=公明現 党南方支部長=フロンティア
栗原 定数2−候補4
当12,792長谷川 敦34自民=公明新1党築館支部長=フロンティア所属
当12,681熊谷 義彦55無所属=社民現3(元)県教組書記
□12,027川嶋 保美63自民=公明現 飲食店役員=フロンティア所属
□5,461大場 寿61共産新 党栗原市委長
柴田 定数2−候補4
当9,624須藤 哲63民主新1(元)大河原町議
当9,571高橋 伸二40自民新1党県青年部役員
□9,090伊勢 敏58無所属現 学習塾代表=フロンティア
□7,739舟山 邦夫55自民新 コンビニ経営
名取 定数2−無投票
○佐々木 敏克58無所属現3県会会派会長=フロンティア
○小林 正一70自民現3党県総務会長
東松島 定数1−無投票
○渥美 巌59自民現4党矢本支部長=フロンティア所属

6162とはずがたり:2007/04/27(金) 13:55:57
◆社民党関連選挙区
現職の落選は太白と遠田に止まり踏みとどまった感もあり独立独歩を貫くことにした社民党であるが,次は選挙協力を経て統一会派結成迄漕ぎ着けたい。

若林 定数3−候補4 (選管確定)
得票数(得票率)氏名年齢党派新旧当選回数代表的肩書
当14,188(32.4%)本多 祐一朗51社民現5財団法人理事
当13,204(30.1%)千葉 達61自民現4(元)衆院議員秘書
当10,910(24.9%)細川 雄一39自民新1党県2区役員
□5,555(12.7%)庄司 もと55共産新 コンビニ経営
太白 定数5−候補6→くぅ惜しいなぁ・・自民新人に議席を奪われやがった。。
得票数氏名年齢党派新旧代表的肩書
当20,597藤原 範典60民主現4県監査委員
当13,379小野寺 初正57公明現4党県副代表
当12,494菊地 浩65自民現5福祉団体顧問
当11,324佐々木 幸士34自民新1(元)衆院議員秘書
当11,244横田 有史63共産現4党県副委長
□11,196岸田 清実52社民現 党県幹事長
気仙沼 定数2−候補3
得票数氏名年齢党派新旧代表的肩書
当11,011内海 太59民主現5党県選対委長
当10,914畠山 和純60自民現4(元)党県政調会長
□7,198村上 進51社民新 衆院議員秘書
栗原 定数2−候補4 (選管確定)
得票数氏名年齢党派新旧代表的肩書
当12,792長谷川 敦34自民=公明新1党築館支部長=フロンティア所属
当12,681熊谷 義彦55無所属=社民現3(元)県教組書記
□12,027川嶋 保美63自民=公明現 飲食店役員=フロンティア所属
□5,461大場 寿61共産新 党栗原市委長
大崎 定数4−候補6 (選管確定)
得票数氏名年齢党派新旧代表的肩書
当13,317中島 源陽44自民現2農業
当11,408佐々木 征治63自民現3(元)鹿島台町助役
当10,516菊地 恵一48無所属=自民新1贈答品販売業
当8,990岩渕 義教57社民現4党県副代表
□6,093近江 寿64共産新 党地区役員
□5,799館股 秀隆59無所属=民主新 観光協会長
遠田 定数1−候補2
得票数氏名年齢党派新旧代表的肩書
当12,060中村 功57自民=公明現4党県幹事長
□10,282佐々木 糸宏65社民現 党県代表代行
白石・刈田 定数2−無投票
氏名年齢党派新旧代表的肩書
○佐藤 詔雄63無所属=社民・[民主]現3白石商議所顧問=社民党県議団所属
○安藤 俊威49自民現4県建築士会顧問

6163とはずがたり:2007/04/27(金) 14:05:16
<宮城県>
自民党・県民会議38=自民公認29+自民推薦2+自民系無所属2+フロンティア5>安定多数36
改革みやぎ12=民主フォーラム9+無所属の会3
社民党4
公明党4?
共産党2

>>5870-5871
宮城県議会改選前会派「フロンティア」 自民加入を検討

>>5985
自民38、絶対安定多数 宮城県議会・会派再編

>>6146
宮城県議会新会派・改革みやぎ「政策競争仕掛ける」
http://www.kahoku.co.jp/news/2007/04/20070427t11040.htm

 宮城県議会(定数61)の会派再編で、民主フォーラム(9人)と無所属の会(3人)は26日、新会派「改革みやぎ」を結成した。12人で第二会派の位置を確保したが、最大会派「自民党・県民会議」(38人)との勢力差は大きい。独自の政策提言や社民党(4人)との協力を進め、対決姿勢を強める構えだ。

 改革みやぎ会長に就いた内海太氏(民主フォーラム会長)は「政策に優れた少数精鋭の議員が結集した。村井嘉浩知事をかばう姿ばかりが目立つ自民党に対し、財政再建策や議会改革で政策競争を仕掛ける」と語った。

 自民党・県民会議は38人。6常任委で過半数を占め、委員長ポストを独占できる絶対安定多数を確保した。議会運営の主導権は与党が掌握している。
 改革みやぎは、存在感を高めるため、会派維持を決めた社民党との連携強化を図る方針だ。内海会長は「常に政策を話し合える組織を議会内に作りたい」と述べた。

 夏の参院選や次期衆院選に備え、民主、社民両党の「接近」を望む声は小さくない。連合宮城の楳原惣一郎会長は「政権交代のため両党の選挙協力は必要。議会でも統一した行動を取る必要がある」と強調した。

 参院選で3選を目指す民主党県連代表の岡崎トミ子参院議員は、改革みやぎ結成について「非自民勢力の結集は大きな力となる。支持層をさらに広げる努力を重ね、政権交代に結び付ける」と評価した。
2007年04月27日金曜日


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