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金融機関観察スレッド

1■とはずがたり:2002/11/07(木) 17:40
銀行・証券・信託銀行・生保・損保といった金融機関とその子会社・関連会社の観察スレッド

2051荷主研究者:2010/04/10(土) 17:09:53

http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20100326_14
2010/03/26 岩手日報
農林中金盛岡支店廃止へ 2011年2月
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 盛岡市内丸の農林中央金庫盛岡支店が2011年2月で廃止されることが26日、分かった。同金庫の統廃合計画の一環で、同支店が行ってきた業務は仙台支店が引き継ぐ。盛岡支店が廃止されると同金庫の県内支店、事務所はなくなる。

 同金庫は、農林水産業の振興を目的に1923(大正12)年に設立された金融機関。会員である農協や都道府県の信用農業協同組合連合会(信連)からの預金に加え、市場から調達した資金を運用し、会員に収益を還元している。

 同金庫はここ数年、支店・事務所の統廃合を進めており、09年7月時点の国内支店・事務所は盛岡支店を含む24店。同支店は盛岡市中心部の官庁街にあり、空き店舗活用策などにも注目が集まりそうだ。

2052荷主研究者:2010/04/10(土) 17:17:01
>>2048
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/161280
2010年3月26日 21:27 西日本新聞
「北九州銀行」を設立 山口FG 個人客向け営業強化狙う

 地方銀行の山口銀行(山口県下関市)ともみじ銀行(広島市)を傘下に持つ山口フィナンシャルグループ(山口FG、山口県下関市)は26日、北九州市に本店を置く新銀行「北九州銀行」(仮称)を設立すると発表した。「地域密着」を掲げ、リテール(個人客)を中心として北部九州での業務拡大を目指す。10月に準備会社を設立し、2011年度中に開設する方針。同市に本拠を置く初の地方銀行となる。

 山口FGによると、新銀行は、山口銀の九州内の事業を分割し、準備会社が継承する「吸収分割」の手法で設立。山口銀の九州内の22店舗を原則として継承する。新たに個人向けの小型店を主体として、早期に北九州市を中心とする北部九州に10店舗程度を開設する計画。開業時は30店舗以上を想定している。資本金は100億円規模、自己資本は700億円規模で調整する。

 地域性を強調した定期預金などの金融商品を強化するほか、約30万人の会員を持つ、子会社の井筒屋ウィズカード(北九州市)を活用した新サービスも検討する。

 山口FGの総資産は約8兆2000億円(2009年12月末現在)で、九州・山口に本店を置く地銀・グループでは、ふくおかフィナンシャルグループ(福岡市)に次ぐ2位。山口銀の北九州地区での貸出金シェアは1割強で拡大傾向という。

 下関市内で記者会見した福田浩一社長は「隣の県の銀行というイメージから、もっと身近な銀行と感じてもらうため、名称変更して新銀行を設立する。『地域密着型金融』をよりきめ細かく実践する」と述べた。

=2010/03/26 西日本新聞=

2053とはずがたり:2010/04/12(月) 12:54:53

新卒を欲しがる企業なんだから毎年ちゃんと採用するのも企業の社会的責任の一つの様な気がする。。
卒業後3年ぐらいは新卒扱いしてくれて卒業後の行動も評価に入れてくれれば良いのだけど。

日本生命、来春の業務職採用を4割削減 住友生命は見送り
2010.3.10 01:15
http://sankei.jp.msn.com/economy/finance/100310/fnc1003100116001-n1.htm

 生命保険最大手の日本生命保険が平成23年春の新卒採用計画で、一般事務職に当たる「業務職」の採用を今春入社に比べ約4割減となる160人にすることが9日、分かった。同3位の明治安田生命保険も大幅削減、4位の住友生命保険は一般職の採用を見送る。景気低迷の影響で、一般事務職などの離職が減っていることなどが理由で、業界内で採用を大幅に抑制する動きが広がってきた。

 日本生命の業務職は、離職者が減ってきたため、今春より117人少ない160人とする予定だ。勤務地が限定される「CS総合職」を含む総合職の採用数も今春より36人少ない230人とする。

 明治安田生命は勤務地が限定される「特定総合職」を含む総合職の採用数を今春の約半分の150人に抑制。一般事務職に相当する「アソシエイト職」は約8割減の50人に絞り込む。採用抑制は、今春までの3年間で人員増強にメドがついたためとしている。

 住友生命も総合職採用を減らす方向で、今春53人とした一般職の採用を見送る。同2位の第一生命保険は採用規模を維持。総合職と一般職を合わせ180人を採用する方針だ。

2054とはずがたり:2010/04/12(月) 12:58:28

ヤミ金も必要なリスク性資金を供給できてるとも云えますわな。。
企業としてやって行けてるのは貸し倒れがそんなに高くないからなのか?だとすれば既存金融機関の怠慢でもある。

ヤミ金利用、7人に1人が「仕方ない」 大阪府、全国初の調査
2010.4.9 20:32
http://sankei.jp.msn.com/economy/finance/100409/fnc1004092034014-n1.htm

 消費者金融などの利用者のうち、7人に1人が規制強化の影響で正規業者から借り入れができなくなった場合、ヤミ金融を利用することは「違法だが仕方がない」と考えていることが、大阪府が9日発表した貸金業をめぐる実態調査で明らかになった。6月に予定される改正貸金業法の完全施行で増えるとされる「借金難民」の動向を示しているともいえ、対策が急務だ。

 改正貸金業法の完全施行では、借入額を収入の3分の1までとする総量規制と上限金利の29.2%から15〜20%への引き下げが実施される。大阪府はその影響を調べるため、昨年12月から今年3月にかけて府内の貸金業者169社と貸金業の利用者500人に面談を含むアンケートを行った。自治体による貸金業の実態調査は全国で初めて。

 調査によると、貸金業の利用者のうち15%がヤミ金を「収入の範囲で返済できるならやむを得ない」「違法性は関係ない」などと肯定的に考えていた。また、ヤミ金に接触した人のほぼ半数が、正規業者に新規融資を申し込んで断られた利用者であることも分かった。

 さらに利用者のうち、ほぼ半数が総量規制に抵触。特に年収300万円以下の層ほど抵触する比率が高く、100万円以下では70%が該当した。

 一方、貸金業者への調査では、新規申込者で最近、増えたのが「年収の少ない人」「非正規雇用者」といった回答が目立ち、経済不況を裏付ける結果も浮き彫りになっている。

 貸金業に詳しい東京情報大学の堂下(どうもと)浩准教授は「行き場をなくした顧客がヤミ金に流れている様子が明らかだ。このままで改正貸金業法を完全施行するのはリスクが高すぎる」と警告している。

2055チバQ:2010/04/13(火) 21:03:54
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100412-00000033-fsi-bus_all
りそなHD本店 東京移転で調整
4月13日8時16分配信 フジサンケイ ビジネスアイ

 りそなホールディングス(HD)が、本店所在地を現在の大阪市中央区から東京都内に移す方向で最終調整に入ったことが12日、分かった。同社は千代田区大手町にある東京本社を5月6日に江東区木場のオフィスビルに移転する。これに伴い、実質的な本社機能が集中する東京本社を持ち株会社の本社と正式に位置づける。

 6月25日の株主総会の承認を経て、定款を変更する。ただ、傘下のりそな銀行の本店については、引き続き大阪市内に置く。

 大阪にはかつて、住友銀行(現三井住友銀行)や三和銀行(現三菱東京UFJ銀行)などの本社があったが、次々と東京へ移転。住友信託銀行も、中央三井トラスト・ホールディングスとの経営統合後は本店を東京とする予定で、りそなHDが移転すれば、大手銀行の持ち株会社はすべて大阪を去ることになる。

 りそなHDの母体となった旧大和銀行は、1918年に大阪市に設立された大阪野村銀行。

2056名無しさん:2010/04/14(水) 13:05:33
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/3844
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920012&sid=a8tKVUHQj9IE
国際協力銀:日本企業の後方支援に本腰−海外インフラ受注(Update1)

  4月14日(ブルームバーグ):国際協力銀行(JBIC)は、海外でのインフラ整備など大型プロジェクトの受注獲得に
向け、国内民間企業の後方支援に本腰を入れる。海外勢を相手に苦戦が続くなか、官民一体の巻き返しを図る
政府方針を受け、先進国向けの事業も含めた民間金融機関との協調融資や保証業務に積極的に取り組み、
資金支援を強化する構えだ。

  JBICは、日本企業の海外事業を資金面から支援する政府系金融機関。渡辺博史経営責任者(CEO)は8日に
行った単独インタビューで「日本の技術を輸出することで世界への貢献にもなり、日本の産業の下支えにもなる」と
その意義を強調。民間企業をバックアップするための「資金支援をオールジャパンで行いたい」と語った。

  渡辺CEOは「JBICの出融資を合わせた事業量は1兆円しかない。これは他のメガバンクと比べればはるかに
小さい」としながらも、「受注の第一線にあるメーカーや商社、民間金融機関に何が必要かを考えていただき、
民間で取り切れないリスクがあれば、われわれが取る」と意欲を示した。

  海外の大型プロジェクトではアラブ首長国連邦(UAE)やベトナムの原発受注競争で日本勢は相次ぎ敗退。
トルコの原発計画、米国やブラジルでの高速鉄道網建設計画などをめぐる国際的な受注競争が激しくなっており、
先進国だけでなく韓国やロシア、中国などの新興国の攻勢が強まっている。政府は、受注獲得に向けた官民挙げた
体制づくりのなかでJBICの役割を重視している。

 主戦場はアジアの中進国

  渡辺CEOは、海外インフラ投資のなかでも「長期・多額」に限った協調融資や、融資の保証を付けた資金協力を
実施する考えを示すとともに、アジア各国における独立系発電事業(IPP)などの電力開発事業を中心に協力要請が
数多く持ち込まれていることも明らかにした。今年3月には日本企業がインドネシアで進めている火力発電事業2件に
ついて融資契約を結ぶなど、民間のニーズは高まっている。

  渡辺CEOが注目しているのは、「世界経済の成長の核」と位置づけるアジアの中進国。2010年から10年間に
アジアで必要なインフラ投資額が約8兆ドル(約700兆円)に上るとしたアジア開発銀行(ADB)の試算を示し、
「このうちの何割かは日本が貢献できる。それに加えて、中南米やアフリカ、旧ソ連圏がある。アジアの中に
日本経済が根付いていることは間違いない」との認識を示した。

2057 ◆ESPAyRnbN2:2010/04/14(水) 13:07:08
        先進国での高速鉄道事業に前向き

  一方で、政府は海外でのインフラ事業獲得に向けて、これまで原則的に途上国での事業に限定されていた
融資対象を大幅に拡大し、原発事業に限られている先進国での資金支援を全面的に解禁する方向で検討を
進めている。その布石として4月中にも法施行令を改正し、融資対象に「主要都市を連絡する高速鉄道」を加える
方針だ。

  念頭にあるのは新幹線の売り込みだ。米国で総額130億ドル(約1兆1700億円)の高速鉄道網計画が進んでおり、
JR各社などから政府支援を求める声が上がっている。前原誠司国土交通相は5月に訪米してラフード米運輸長官に
会い、トップセールスを試みる考えだ。

  JBICはすでに日本企業が参画している中国・重慶のモノレール整備やブラジル・サンパウロの近郊鉄道、
地下鉄整備の資金支援の実績を持つ。渡辺氏は先進国での高速鉄道事業についても「長距離の都市間鉄道と
なれば資金がある程度大きくなり、われわれの融資対象に入ってくる」と述べ、前向きな姿勢を示した。

  菅直人副総理兼財務相は先月17日の国会答弁で「環境や鉄道、都市開発など、日本の高い技術を先進国や
途上国に積極的に売り込む際にJBICを活用できるように前向きに対応したい」と表明。JBICが機動的に融資
できるよう、2008年10月に統合された日本政策金融公庫から再び分離・独立させる可能性も示唆した。

            官民一体を強調

  渡辺CEOは「原発や新幹線をはじめ日本の技術や安全性は他国に比べて相当高い。幾つかの国や企業グループが
競合する時に日本の良いブランドイメージ を使うことは必要だ」と述べるとともに、「民だけでなく官が入っていくことに
よって、よりアピール力が強くなる」と官民一体の効果を強調する。

  一方で、「むやみに官業が広がる必要はない」とも指摘。リーマン・ショック以降、国際的な業務展開に慎重だった
民間金融機関が再び攻勢に出つつあることから、「その足を引っ張ることは全く考えていない。基本的な発想は
雨の降る日に傘を貸す金融機関だ」と述べ、民業補完に徹する考えを強調した。


記事に関する記者への問い合わせ先:東京 下土井京子 Kyoko Shimodoi kshimodoi@bloomberg.net
東京 藤岡徹    Toru Fujioka tfujioka1@bloomberg.net

更新日時: 2010/04/14 11:53 JST

2058チバQ:2010/04/15(木) 22:54:10
http://www.asahi.com/business/update/0415/TKY201004140527.html
あおぞら銀、社長交代案浮上 新生銀との合併、焦点(1/2ページ)2010年4月15日4時14分


 あおぞら銀行のブライアン・プリンス社長(46)が退き、後任に池田憲人・足利銀行前頭取(62)を充てる人事案が浮上していることが14日、わかった。池田氏は新生銀行との合併構想で新銀行の社長に就くことが内定していた。新生銀も同日、社長交代が固まった。合併交渉は暗礁に乗り上げているが、両行の社長人事が局面を変える可能性もある。

 あおぞら銀のプリンス社長は、2009年3月期連結決算の純損益の予想が大幅赤字になった責任を取ってフェデリコ・サカサ前社長が辞任したのを受け、09年2月に副社長から昇格した。10年3月期の連結純損益は黒字に転換する見通しで、業績悪化に歯止めが掛かっている。

 一方、難航している新生銀との合併交渉を継続する余地を残すために「池田氏があおぞら銀の社長になるのではないか」(関係者)との構想が浮上している。

 新生銀は10年3月期決算の純損益が2年連続の赤字になり、金融庁から業務改善命令を受けて経営陣刷新を迫られる見通し。八城政基社長(81)の後任に旧第一勧業銀行出身で現いすゞ自動車取締役の当麻茂樹氏(61)が就く方向になっている。トップ交代に伴い、両行が6月末の交渉期限までに合併で最終合意するのは難しくなった。

 だが、財務体質や収益力に不安が残る両行に対しては「単独で生き残るのは難しい」(金融当局幹部)との見方が根強い。池田氏は横浜銀行出身で地方銀行とのつながりも深く、連携が期待できるとの見方もある。

 ただ、合併構想をいったん棚上げし、あおぞら銀単体のトップに暫定的に就くことには池田氏自身が難色を示す可能性もあり、現時点での就任は流動的だ。

 一方、新生銀の次期社長候補には当麻氏が挙がっている。当麻氏は14日夜、朝日新聞などの取材に対し、「約1カ月前に社長就任の打診を受けた。来週中にも決断したい」と前向きな姿勢を見せた。

 当麻氏はみずほコーポレート銀行の常務執行役員だった02年当時、経営が悪化していたいすゞ自動車に対し、債務を株式化するなどの金融支援策をまとめた。直後にいすゞ副社長に転じ、再建をてこ入れした手腕への評価は高い。銀行在籍時の海外経験も強みとされる。

 ただ、当麻氏の社長就任が決まったとしても、あおぞら銀との合併交渉にどう臨むのかは不透明だ。昨年7月の合併合意以降、両行の溝は広がっており、容易に修復できない、との見方もある。

2059チバQ:2010/04/15(木) 22:54:53
http://mainichi.jp/select/biz/news/20100414dde007020046000c.html
新生銀:赤字1000億円 八城会長辞任へ、後任人事は難航
 新生銀行が、10年3月期連結決算で1000億円規模の最終(当期)赤字になる見通しであることが14日、分かった。2期連続の最終赤字の責任を取って、八城政基会長兼社長が6月をめどに引責辞任する方向。財務内容の悪化を受けて、あおぞら銀行との10月の合併は見送る方針だ。

 最終赤字になるのは、金融庁の検査結果を踏まえ、不動産向け融資の追加引き当てやグループの消費者金融会社関連の損失処理など、損失計上が必要になったため。100億円の最終黒字を予想していたが、赤字に転落する見通しとなった。

 09年3月期の最終赤字1430億円に続き、2期連続の巨額赤字になる。新生銀は未返済の公的資金が約2100億円あり、公的資金を受け入れている銀行は、2期連続で収益計画を3割以上下回ると経営責任の明確化を求められるルールがある。このルールが適用されるため、八城氏は今秋に予定していた退任時期を前倒しする方向だ。金融庁は決算数値の確定を待って、業務改善命令を出す見通し。

 同行は既に八城氏の後任トップの人選に着手。官僚OBや大手銀OB、投資ファンドのトップなどの名前が浮上しているが、6月の改正貸金業法の完全施行で規制が強化される消費者金融を柱とする同行の将来の経営への不透明感もあって、後任人事は難航している模様だ。新生銀とあおぞら銀行の合併計画については、新生銀の新体制が固まった後に両行で協議し、最終判断する方針だ。【清水憲司、大久保渉】

2060とはずがたり:2010/04/18(日) 11:59:46
チューリッヒのCMの松木里菜が可愛いので今度はチューリッヒにしようかと思ってたけど継続割引とネット割引と面倒くささに負けてソニーにしてしまった。
http://www.zurich.co.jp/direct/auto/cm/2009/

三井ダイレクトや損保24など毎年変えてたんだけどねぇ。。りなちゃんご免m(_ _)m

2061やおよろず ◆N22LLUydY2:2010/04/18(日) 12:41:09

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%BE%E6%9C%A8%E9%87%8C%E8%8F%9C
2009年4月6日、Jリーグ川崎フロンターレの谷口博之と結婚[2][3][4]。同年8月、第一子となる男児を出産。

2062とはずがたり:2010/04/18(日) 13:05:03
いや〜ん,と云いたいところですけど人妻好きの俺には無問題(・∀・)
いやまぁ,谷口めとは思いますけど(;´Д`)

てか,結婚と出産の日付あってないっすねw
まあ出来婚がどうと,とやかく云う方がどうかと思いますけど

2063荷主研究者:2010/04/25(日) 02:48:34
>>2055
http://www.47news.jp/CN/201004/CN2010041201000551.html
2010/04/12 17:50 共同通信
りそなHD、東京に本店移転 大手銀の東京集中鮮明に

 りそなグループの持ち株会社りそなホールディングス(HD)は12日、年内にも本店を大阪市中央区から東京都内に移す方針を固めた。既に東京での業務が中心となっていることに加え、経営課題である公的資金の返済に向けた監督当局との協議が本格化しており、態勢整備を図るのが狙い。

 りそなの移転で大手銀行の持ち株会社は、すべて東京に移ることになる。大手銀行の東京一極集中が一段と鮮明となった。

 本店の移転は6月末に開催する株主総会に諮り、承認を得た後に手続きに入る。大阪府や近畿財務局など関係機関には報告したもようだ。傘下のりそな銀行については、営業の基盤が関西にあるため引き続き大阪市を本店とする方針。

 りそなHDは、東京本社に位置付けていた千代田区大手町の拠点を5月に江東区木場のビルへ移転する予定。HDの本店も江東区に置く見込み。

2064荷主研究者:2010/04/25(日) 02:51:31

http://kumanichi.com/news/local/main/20100412007.shtml
2010年04月12日 熊本日日新聞
新熊本支店がオープン 日本政策金融公庫

12日オープンした日本政策金融公庫熊本支店=熊本市

 日本政策金融公庫の新しい熊本支店が12日、熊本市安政町にオープンした。2008年10月の政府系4金融機関の統合後、市内に分散したままの「国民生活」「中小企業」「農林水産」の3事業の店舗を5月下旬までに集める。

 店舗集約で各事業の連携を促進し、融資ノウハウや取引先網を共有。農商工連携の支援や顧客同士の橋渡しなどにつなげるのが狙い。「国民生活」の店舗を先行移転し、12日に営業を始めた。

 新支店ビルは、国道3号沿いの旧国民生活金融公庫熊本支店跡地(広さ725平方メートル)に建設。鉄筋コンクリート6階(3580平方メートル)で、建設費は約6億円。

 2〜3階に国民生活が入居。4〜5階に入る農林水産は5月17日に、6階に入る中小企業は同24日に営業を始める。(中原功一朗)

2065荷主研究者:2010/04/25(日) 03:10:46

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/economic/224849_all.html
2010年04/07 08:44 北海道新聞
ソニー生命が札幌センター開所 事務処理の大半移管

 ソニー生命保険(東京)は6日、全国の保険契約の受け付け処理など事務部門の拠点となる札幌サービスセンターの開所式を、札幌市中央区の同センターで行った。当初は24人体制でスタートするが、3年後をめどに190人体制にまで規模を拡大。事務処理の大半を同センターに移管し、東京に次ぐ第2の拠点とする方針だ。

 同センターは今月1日、札幌市内のSFI札幌ビル内に開設した。今後、東京の事務センターの業務を移管し、道内からの採用を中心に人員も順次増やすという。<北海道新聞4月7日朝刊掲載>

2066チバQ:2010/05/16(日) 02:18:15
>>2023-2024ほか
http://mainichi.jp/select/opinion/closeup/news/20100515ddm003020059000c.html
クローズアップ2010:新生・あおぞら破談 「官製合併」に限界
 ◇出足から対立、公的資金返済遠のく
 新生銀行とあおぞら銀行は14日、合併破談を正式発表した。経営戦略や合併比率をめぐり対立が収まらなかった両行だが、単独での生き残り策を描くのは難しく、合計約4000億円もの公的資金返済は一層遠ざかる。金融庁は合併を求めていたが、打つ手を失って破談を容認せざるをえず、当局主導の限界が浮き彫りになった。【清水憲司、中井正裕】

 合併破談発表を目前に控えた14日未明。新生、あおぞらと金融庁の幹部が、なお発表文の文言で調整を続けていた。両行は「取りやめ」や「見送り」を明記し、交渉打ち切りを示すと主張。金融庁は「見合わせ」の表現にこだわり、長時間の議論の末、押し切った。

 新生の八城政基社長は会見で「十分な議論がないうちに合併を決め、溝が埋まらなくなった」と述べ、昨年7月の合併合意が拙速だったと認めた。あおぞらのプリンス社長は「合併行の自己資本が満足できる水準ではなくなった」と破談要因が、巨額赤字の新生側と示唆。合併の可能性を残したい金融庁の努力は徒労に終わった。

 両行の関係に暗雲が垂れこめたのは、合併を決めて、わずか1カ月後だった。関係者によると、合併行の社長就任が決まった池田憲人・足利銀行前頭取が昨夏、渡米。新生の筆頭株主JCフラワーズの首脳と、あおぞらの筆頭株主サーベラスの首脳とそれぞれ会談。地銀との連携強化を軸にした経営戦略を説明した。

 新生とあおぞらは1998年に経営破綻(はたん)して、一時国有化された旧日本長期信用銀行と旧日本債券信用銀行が前身。両行とも、これら米系投資ファンドに振り回され、厳しい業績が続き、経営者も入れ替わった。渡米は、投資ファンドがカギを握るとの判断だった。

 新生は、不動産と消費者金融を収益の柱としたが、08年秋の金融危機で赤字転落。池田氏はフラワーズ首脳に「新生のビジネスモデルは失敗だったということですね」と突きつけた。八城社長にも同様の言葉を放ったというが、これは経営の主導権を盤石にする狙いだった。だが、フラワーズ首脳は、池田氏の地銀連携戦略を「収益が上がらないモデルだ。合併に賛同できない」と反発した。一方、サーベラス側も、新生が主導するシステム統合に難色を示した。

 「メガバンクでも地銀でもない銀行」(池田氏)として、「日本経済に必要な存在」(金融庁幹部)に脱皮させるはずだったが、交渉はいきなり暗礁に乗り上げた。

2067チバQ:2010/05/16(日) 02:18:38
   ◇  ◇

 合併の旗振り役は金融庁だった。08年秋の金融危機で、資金調達が厳しくなった両行への公的資金投入を検討。世論の反発を抑え、「再投入」するため、合併という「成果」が不可欠だった。外資傘下で迷走する両行を苦々しく思っていた金融庁にとっても両行合併は悲願。ファンドを説得し、昨年7月に「官製合併」の合意をまとめあげた。

 ところが、昨年9月に誕生した民主党政権は、両行合併に関心はなく、公的資金の話は宙に浮いた。金融庁は昨年11月、両行の検査に着手。「両行に実力不足を突きつけ、合併に導く」(金融庁関係者)新戦略で、検査は4カ月という異例の長期に及んだ。新生の大幅赤字は確実になったが、今度はあおぞら側が「1対1の合併比率の見直しが不可欠」と主張。金融庁の狙いは外れ、かえって合併しない口実を与えた。市場の混乱収拾で、両行の危機感も薄れ、溝は埋まらなかった。

 金融庁は両行に業務提携の検討を約束させるのが精いっぱい。担ぎ出した池田氏の処遇も宙に浮き、金融庁が負ったダメージは小さくない。

 ◇生き残り険しく
 単独路線を選んだ両行だが、同日発表した10年3月期の連結最終損益は、新生が1401億円と2期連続の巨額赤字に沈み、あおぞらは83億円の黒字を確保したものの、低水準にとどまる。

 新生は高額の役員報酬の削減など経営見直しを決定。また、筆頭株主の米投資ファンドのトップが、新生の社外取締役として、報酬や人事を決める委員会に入り、経営を左右していたが、金融庁の意向を受け、この委員会も廃止した。当麻茂樹・次期社長は「中小・中堅企業を育てる産業金融に力を入れる」と経営立て直しに意欲を見せた。あおぞらのプリンス社長も「黒字体質に転換できた」と強調した。だが、両行の顧客基盤の薄さは容易に改善しそうにない。単独生き残りの道のりは険しく、両行幹部は「次の合従連衡の相手を探さなければ」と明かす。

 欧州信用不安など経営の先行きは予断を許さない。金融庁幹部は「危機が再来しても、けんか別れした両行を誰が助けるのか」と突き放すが、生き残りの道筋がつかなければ公的資金の回収もできなくなる。破談の代償が3者に大きくのしかかる可能性も否定できない。

2068名無しさん:2010/05/16(日) 13:02:16
ダダ漏れ美人妻がオーナニ生中継してHP炎上
http://live-swf06.chips.jp/swf/

2069荷主研究者:2010/05/21(金) 00:16:52

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/169905
2010年5月7日 00:03 西日本新聞
西日本シティ銀行が証券会社開業 九州地銀初 福岡にまず3店舗

 西日本シティ銀行(福岡市)は6日、東海東京フィナンシャル・ホールディングス(FH、東京)と共同出資した証券会社「西日本シティTT証券」(福岡市)を開業した。九州の地銀で証券子会社を設立するのは初めてで、幅広い金融商品を提供して個人向けの資産運用を強化する狙い。

 西シ銀が60%出資する連結子会社で、本店営業部(福岡市)、天神支店(同)、北九州支店(北九州市)の3店で営業を始めた。国内外の株式のほか、同FHのノウハウを生かして、投資信託や債券などの商品も充実させる。

 西シ銀によると、福岡県内の富裕層1世帯平均の金融資産に占める有価証券投資割合は17・5%で、東京(28・6%)や大阪(23・1%)などより低い。西シ銀取締役から就任した河谷充社長は「興味はあるけど踏み出せない人も多い。西シ銀子会社としての安心感や地域密着で顧客を広げたい」と意気込む。

 今後2年で福岡県内でさらに4店出店し、3年後に預かり資産1千億円を目指す。

 個人金融資産をめぐっては「貯蓄から投資への流れは変わらない」(久保田勇夫・西シ銀頭取)とみて、証券業へ参入する銀行も増えている。

 九州では、ふくおかフィナンシャルグループ傘下の福岡銀行(福岡市)が2004年、前田証券(同)を持ち分法適用会社とし、連携を強化している。

=2010/05/07付 西日本新聞朝刊=

2070とはずがたり:2010/05/21(金) 02:11:07
>>2069
山口銀行を含めて積極経営が目立つ北部九州地域のメガ地銀だが証券にも進出とは面白い。
福岡銀や山口銀の次の一手にも注目♪

2071名無しさん:2010/05/21(金) 09:41:34
常陽銀行ですら証券子会社もってるじゃん
そんな面白いことなんですか

2072とはずがたり:2010/05/22(土) 00:25:52
一社が動くとライバルが玉突きに動くので,ダイナミックな北部九州の地銀群がバンバン動くと面白いんじゃないでしょうかね?
常陽は筑波銀行が出来てもどっしり構えててあんま動きに乏しいからつまらないけど。

2073名無しさん:2010/05/22(土) 00:52:03
ってか地元の証券会社を介して資産運用する意味あるんですかね
いくら説明されても確実に儲かるわけじゃないですし

2074とはずがたり:2010/05/22(土) 09:56:42
それはどの証券会社でも同じですやん。>いくら説明されても確実に儲かるわけじゃない

2075名無しさん:2010/05/22(土) 12:26:39
同じならやる意味薄いのでは・・

2076名無しさん:2010/05/22(土) 18:16:05
新生銀:八城社長が退任 後任に当麻氏
http://mainichi.jp/select/biz/news/20100515ddm008020034000c.html
◇当麻茂樹氏(とうま・しげき)
 東大卒。72年旧第一勧業銀行(現みずほフィナンシャルグループ)。みずほコーポレート銀行常務、いすゞ自動車副社長を経て07年から取締役。奈良県出身。6月23日就任。


みずほFG、8000億円を上限とする公募増資へ
http://jp.wsj.com/Japan/Companies/node_60837

2077名無しさん:2010/05/22(土) 18:41:14
野村證券って何であんなにファイナンスするの?

2078小説吉田学校読者:2010/05/28(金) 06:56:45
どこまで事実かは、これからの報道も見なければいけませんが、「刑事告発」の可能性が出てきた。
当初は、「借り手のため」だったはずが、いつのまにか「行き過ぎた利益至上主義」。記事中の「借り換え」云々の話は、ひどいなあ。この責任は極めて重い。

日本振興銀行に一部業務停止命令 金融庁、期間約4カ月
http://www.asahi.com/business/update/0527/TKY201005270384.html

 金融庁は27日、中小企業向け融資専門の日本振興銀行に対し、大口融資など一部業務を6月から約4カ月間停止するよう命じる行政処分を出した。金融庁の立ち入り検査を妨げた「検査忌避」や、年45%の高金利を実質的にとっていた出資法違反など多くの違反があったとしている。金融庁は今後、検査忌避など悪質な違反について刑事告発ができるか慎重に検討する。
 振興銀の法令違反は7項目に及んだ。このため、国内銀行では、2004年に検査忌避などで一部業務停止命令を受けたUFJ銀行(現三菱東京UFJ銀行)と並ぶ厳しい処分になった。
 金融庁によると、振興銀は貸金業者から貸出債権を買い取った際、出資法が定める上限金利29.2%を上回る45.7%相当の手数料をとっていた。債権は一定期間後に業者に買い戻させる約束をしており、金融庁はこの取引が事実上の融資で、手数料は金利にあたると判断した。
 金融庁が昨年6月から今年3月まで検査をした際、この取引を記した行内の電子メールが削除されていたという。違反を隠そうとした疑いがあるとして銀行法が定める「検査忌避」にあたるとした。
 また、融資先に「振興銀のローンに借り換えないと、一括返済を迫られる」「融資している間の定期預金解約は難しい」と事実と異なる説明をして取引を強要した疑いがある。融資先企業の取締役の過半数を振興銀の推薦者にするよう要求し、応じなければ、追加の担保も求めていた。(津阪直樹、畑中徹)

2079荷主研究者:2010/05/30(日) 10:30:46

http://sankei.jp.msn.com/economy/finance/100530/fnc1005300701000-n1.htm
2010.5.30 07:00 産経新聞
我こそは地元銀…新銀行設立で北九州が金融激戦区に

 山口銀行(山口県下関市)、もみじ銀行(広島市)を傘下にもつ山口フィナンシャルグループ(FG)が来年秋にも、北九州市に本店を置く「北九州銀行(仮称)」を新設する。政令指定都市でありながら銀行本店のなかった北九州の地元企業からは、歓迎の声があがる一方、「なぜコストのかかる新銀行方式で」と、山口FGの戦略をいぶかる意見も出ている。(小路克明)

都市名を冠し…ニーズ応え

 北九州銀行は、九州にある山口銀の23支店を継承し、さらに10店ほどを新設する。スタート時の自己資本は700億円程度の見込み。

 山口FGの福田浩一社長は「かねてより行政、経済界から『北九州に本店を置く銀行がほしい』というニーズを受けていた」と、地元要望が新銀行設立の第一の理由であったという。その上で、都市名を冠した銀行を作ることで、「地元銀行として、地元の人に育てていただきたい」と“地元”を強調する。

 北九州商工会議所の重渕雅敏会頭も「山口銀行の営業活動が、地元銀行として格上げされる。利便性のさらなる向上に寄せる期待は大きい」と歓迎ムードだ。

狙いはリテールと…

 北九州地区における貸し出しシェアは、西日本シティ銀27%、福岡銀25%、山口銀13%。福田社長はTOTO、井筒屋、安川電機など地場大手企業との関係を強調した上で、「中小・個人のリテール(小口取引)で、新しいサービス・商品を提供する。個人の家計、中小・零細企業の取引を狙う」と語る。

 構想にあたっては、りそなホールディングス傘下の「埼玉りそな銀行」を参考にしたという。旧あさひ銀行の埼玉県内支店を引き継いだ同行は、県内で圧倒的シェアを誇り、県内64市町村のうち61市町村の指定金融機関となっている。

 現在、山口銀行は北九州市の指定代理金融機関。公金取り扱いについて福田社長は「要請があれば」と控えめな表現にとどめるが、今年1〜3月の間に、少なくとも3回、市役所を訪れ、北橋健治市長と会談している。市財政課は「北九州銀行ができれば『地元銀行だから、市債の引き受け割合を増やしてほしい』という要請は出てくるだろう」と予想する。

 だが、既存の傘下2行が営業地域を拡大するのではなく、「北九州銀行」という新銀行を設ける方式を選んだことで、支店新設や金融機関の心臓であるシステム構築に莫大(ばくだい)な投資が必要となる。このため、一部では「数十億円規模となる投資に見合うだけの収益が上がるのか」と、山口FGの戦略を疑問視する向きもある。

 福田社長も「当面は赤字という局面もでるかもしれない」と認める。「3行の組織をなるべく持ち株会社に集中させてコストを削減させていく。また、北九州市と友好提携している中国・大連市に置いた支店との相乗効果も狙う」と語る。

2080荷主研究者:2010/05/30(日) 10:31:27
>>2079続き

迎え撃つ2行「東京から…」「代表ポスト新設」

 「たるんでるぞ。ぼやっとするな」。北九州銀構想の発表3日後の3月29日。北九州地区の支店長三十数人を集めた会合に、西日本シティ銀の久保田勇夫頭取が急遽(きゅうきょ)出席し、活を入れた。

 西日本と福岡シティ両行の合併により誕生した西日本シティは、北九州地区で貸し出しシェアトップながら、じわじわと福銀につめられている。「トップということで、どうしても現場に緩みがあったが、ようやく支店長の目の色も変わってきた」。西日本シティは2年前に副頭取を北九州の責任者とした。

 旧大蔵省時代に北九州の若松税務署長も務めた久保田頭取の戦略は「東京から攻める」だ。「北九州に多い製造業では、親会社や発注元が東京にある。東京で資金計画、事業計画をいち早くつかみ、地元企業と取引していく」と強調する。「ただ、あくまで当行のライバルは福銀だ」。

 その福岡銀行の谷正明頭取は、北九州における貸し出しシェアトップの奪還を、強く打ち出している。

 福銀は今年4月、副頭取を新設の北九州代表にあてる人事異動を実施した。さらに、1人だった北九州本部副本部長を2人に増員。新たに常駐する副本部長(執行役員)は、営業に特化し、支店長・中堅クラスの営業部隊10人を配下にもつ。

 古村至朗常務は「副頭取が常駐し、人員を増やすことで、顧客との一層の関係強化が図れる。そこに販路拡大や事業継承といった福銀が蓄積してきたノウハウを投入することで、中小企業との取引を、さらに盛んにしていく」と語る。

 いずれにしても、北九州市が大手銀、信用金庫も含め、全国有数の金融激戦地となるのは間違いない。

 3行とも「金利だけでなく、サービスの内容で勝負していく」と口をそろえながらも、「金利競争となる側面は否定できない」と打ち明ける。金融機関にとっては厳しい競争となるが、地元企業にとっては、歓迎すべき競争となりそうだ。


 【用語解説】北九州市 昭和38年に福岡県の小倉、八幡、若松、門司、戸畑の5市合併により発足。政令指定都市となり、7つの行政区に分かれる。製鉄を中心とした重工業が盛んで、昭和54年には人口106万に達したが、「鉄冷え」の時代迎えて減少し、現在は約98万人。環境モデル都市として、環境に関連する産業や、周辺自治体とともに自動車産業の集積が進んでいる。

2081小説吉田学校読者:2010/06/11(金) 05:52:26
>>2078
ついに刑事告発へ。UFJと違って基盤が弱いから、ガサでどうなっちゃうんだか。

振興銀を近く刑事告発 金融庁、悪質な検査妨害と判断
http://www.asahi.com/national/update/0611/TKY201006100537.html

 金融庁は10日、中小企業向けの融資を専門にする日本振興銀行と役職員らを、銀行法違反(検査忌避)の疑いで近く警視庁に刑事告発する方針を固めた。金融庁が立ち入り検査に入った際、業務にかかわる電子メールを大量に削除して隠蔽(いんぺい)を図るなど妨害行為があり、悪質性が高いと判断した。今後、告発に必要な証拠などについて警視庁との詰めの協議を進める。
 金融庁は昨年6月から今年3月にかけて振興銀を検査した。この検査で、検査忌避や出資法違反など7項目の法令違反が見つかったため、金融庁は5月下旬、大口融資や融資・預金の勧誘業務など一部業務を今月7日から約4カ月間、停止するよう命じる行政処分を出した。
 金融庁の処分によると、振興銀は貸金業者から貸し出し債権を買い取り、一定期間たってから業者に買い戻させる約束をするという手法で事実上の融資をしていた。その際に金利にあたる手数料を年45.7%相当もとり、出資法が定める上限金利の年29.2%を大きく上回っていた。
 さらに、この取引を記した行内の電子メールが保管先のサーバーから大量に削除されていたという。これらのメールには法令違反にかかわる重大な事実が記されていたといい、銀行法が定める検査忌避にあたるとして処分した。
 金融庁は振興銀が意図的に違反を隠そうとした疑いがあり、悪質性が高いとみている。このため、同行とメールの削除にかかわった役職員らを刑事告発する方向だ。
 金融庁が国内銀行の刑事告発に踏み切るのは、2004年に当時のUFJ銀行(現・三菱東京UFJ銀行)と関係した役員らを銀行法違反(検査忌避)の疑いで告発して以来になる。UFJ銀行は融資先の財務関連資料などを隠したとして、元副頭取らが起訴された。

2082チバQ:2010/06/13(日) 20:46:39
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/100612/crm1006120021000-n1.htm
切れた“中小企業頼みの綱” 振興銀行捜索
2010.6.12 00:14

 資金繰りに悩む中小企業にとって「頼みの綱」だった日本振興銀行に捜査のメスが入った。時代の寵児(ちょうじ)、木村剛氏らが「金融維新」を掲げて立ち上げた銀行が、なぜ違法行為を告発されることになったのか−。そこには中小企業に対する融資システムの限界を指摘する声もある。

 振興銀の最大の特徴は「無担保」「第三者保証不要」の融資。金融庁の顧問などを務めた木村氏らの、「従来とは違ったカルチャーを持った銀行が参入することで、金融業界が活性化できれば…」との理念が下地となった。

 木村氏は、東大、日銀を経てコンサルタントとして独立。平成14年には当時の竹中平蔵金融相の金融分野緊急対応戦略プロジェクトチームのメンバーとなるなど、華々しい経歴を持つ。

 振興銀の設立は16年。大手行の不良債権処理の影響で、中小企業が貸し渋り、貸しはがしに苦しめられていた時期にあたる。

 振興銀が打ち出した貸出金利は大手行より高いものの商工ローンより低い、年3〜15%。中小企業にとり「のどから手が出るほど欲しい当座資金」(会社経営者)の供給源となった。

 17年1月の社長就任会見で木村氏は、「市場があることは確信できた。貸し出しのピッチも上がっている」と順調な立ち上がりを強調していた。

 しかし、既存の大手行からは「融資審査や債権回収のノウハウがない」と先行きを危ぶむ声は多く、その懸念は後に現実となった。

 長引く景気低迷に、貸出先の中小企業の経営環境は急速に悪化し、融資が焦げ付く可能性が出てきた。そのため金融庁の検査で、100億円にのぼる引き当て不足を指摘されたという。

 傾いていく経営を立て直そうと、違法性のある不透明な取引に手を突っ込んでいったことが、家宅捜索容疑となった検査忌避を行わざるをえない一因となったとみられる。

 同じく中小企業への融資を目的に、東京都が16年に立ち上げた「新銀行東京」も苦しい経営が続いている。

 金融問題に詳しいジャーナリストの東谷暁氏は「中小企業の情報は乏しい。貸す側は足を運んで審査すべきなのに、職員が少ない銀行はそれを怠ってしまう。中小企業の現実を知らずに貸した結果ではないか」と指摘。

 経済評論家の山崎元氏も「著名な評論家だった木村氏は、経営でも成功してみせなければと思うあまり、高潔な志を掲げたが、誤解を受けそうな強引な手法で業容を拡大させていった印象だ。辞任したといっても木村氏には道義的な責任があり、ありのままを説明すべきだ」と話している。

     ◇

 ■検査忌避 銀行法で、金融監督当局が行う検査の際に対象物を隠すなどした場合、罰則として1年以下の懲役か300万円以下の罰金(法人は2億円以下)を科すと規定している。平成9年に第一勧業銀行(当時)が書類を隠したとして略式起訴されたほか、16年にはパソコンデータを移すなどしてUFJ銀行(同)の前副頭取執行役員(同)らが逮捕された例などがある。

2083とはずがたり:2010/06/23(水) 16:53:30
>>2059

新生銀の八城社長、報酬850万円 1億円以上の外国人役員開示せず
2010.6.23 12:35
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/100623/biz1006231236011-n1.htm

 新生銀行の定時株主総会が23日午前、東京都千代田区の本店で行われ、業績不振やあおぞら銀行との統合破談の責任を取り、同日付で退任する八城政基会長兼社長は、「申し訳ない」と陳謝し、2010年3月期の報酬が850万円だったと明らかにした。「本来の1千万円から15%カットした」という。

 また役員の報酬総額が約9億円だったことも明らかにした。ただ、4人の外国人役員に1億円以上の報酬を支払ったとみられているが、総会での個別開示は見送った。

 八城氏は冒頭、10年3月期連結最終損失が1401億円に上り、2期連続の赤字だったことについて「申し訳ない」と陳謝。「不動産投資への内部評価が甘かった。集中的に投資しすぎた」と述べた。ただ、今年5月に撤回を発表したあおぞら銀行との合併交渉については、詳細を説明しなかった。

 八城氏の説明に対して、株主からは「お詫びの気持ちが足りない」「経営の失敗に対するつぶさな分析がない」など厳しい意見が相次ぎ、同調する株主から大きな拍手が起きる場面もあった。

 新生銀行の10年3月期連結決算は、当初100億円の黒字を予想していたものの、傘下ノンバンクや国内不動産向け投融資をめぐる不良債権処理が膨らんことから、多額の赤字になった。

2084チバQ:2010/06/23(水) 23:06:32
オリックスはあおぞらから手を引いたんでしたっけ?
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100623-00000543-san-bus_all
オリックスが東京スター銀に出資 午後にも発表
6月23日11時54分配信 産経新聞

 オリックスと東京スター銀行が資本・業務提携することが23日、明らかになった。オリックスが、東京スター銀の発行する議決権のない優先株100億円を引き受ける。さらに東京スター銀が今月設立する企業再生支援の子会社に人材を派遣するなどして、企業再生のノウハウを提供する。午後にも正式発表する。

 東京スター銀の企業再生支援会社は月内にも営業を開始する予定。業績が低迷している取引先の債権を引き受け、オリックスのノウハウを活用しながら事業再生ビジネスを展開する。

 これまでも事業再生を手がけてきたオリックスは、手数料収入や優先株の配当収入を見込んでいる。今回の提携が軌道に乗れば、オリックスは今後も地銀など金融機関の再生支援を模索していく考えだ。

 東京スター銀は首都圏に顧客網をもつ第二地銀。オリックスの出資により、東京スター銀の自己資本比率は1%程度高くなり、財務基盤も強化される。

2085とはずがたり:2010/06/27(日) 18:56:51

日本興亜損保、ロシア大手と提携へ 現地に営業部署
http://www.asahi.com/business/update/0626/TKY201006260330.html
2010年6月27日9時21分

 損害保険大手の日本興亜損害保険が、ロシアの損保大手ロスノ社と業務提携することが26日明らかになった。日本興亜がロスノ社内に営業部署を設け、今年夏からロシアに進出する日系企業にロスノの保険商品を販売し、サービスを拡充する計画だ。

 ロスノは世界保険最大手、独アリアンツのグループ企業。日本興亜が営業担当者を派遣し、日本で取引のある企業が進出する際などに、ロスノの火災保険などを販売する。日本興亜はロスノが引き受けた保険のリスクを再保険の形で引き受けることで、日系企業に安心して加入してもらえるようにする。

 日本興亜と4月に経営統合してNKSJホールディングスを設立した損保ジャパンも3月にロスノと提携しており、グループとしてロシア事業を強化する。ロシアの損保市場は2008年度で約3兆円。05年度以降は金融危機で縮小した09年度を除き、前年度比2〜3割増のペースで拡大。今後も高い成長が見込まれている。(寺西和男)

2086とはずがたり:2010/06/30(水) 02:41:23

オリコ、中国進出へ 12年めど 3000〜4000億円目標
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100628-00000021-fsi-bus_all
6月29日8時16分配信 フジサンケイ ビジネスアイ
 信販大手のオリエントコーポレーションは28日、2012年をめどに中国に進出する方針を明らかにした。上海、深センなど経済成長が著しい沿岸都市での展開を検討しており、自動車や高額電化製品の代金を分割で支払うクレジット分野を扱う考えだ。

 進出が実現すれば、日本の信販系クレジット大手では初のケースという。信販各社は今月施行された改正貸金業法の影響などにより、本業の融資事業が打撃を受けており、オリコは海外展開で収益源の多様化を図る。

 オリコの中国進出方針は、西田宜正社長がフジサンケイ・ビジネスアイの取材に対し、明らかにした。同社は台湾とシンガポールに進出した実績があるが、金融危機に伴う業績低迷で、昨年までに撤退している。

 ただ、同社は「経済環境は09度を底に緩やかに好転しつある」(西田社長)とみており、11年3月期業績も、学資ローン事業や住宅リフォームローン事業などの伸びで5期ぶりの増収増益を見込んでいる。

 今後は、5月に同社の筆頭株主になることを発表したみずほフィナンシャルグループ(FG)や、資本関係のある伊藤忠商事などからの情報提供を強化し、現地法人設立のパートナー選定を進める。

 中国では、買い物とほぼ同時に口座からお金が引き落とされる「銀聯(ぎんれん)カード」が普及している。クレジット販売市場は成長過程だが、沿岸部を中心にクレジット購入層は着実に伸びると見られており、西田社長は「当面は取扱残高3000億〜4000億円程度を目指す」と強気だ。

 信販系クレジット会社のアジア進出に関しては、ジャックスが今年9月にベトナムに進出する方針を明らかにしている。(山口暢彦)

2088チバQ:2010/07/14(水) 22:02:46
>>629
>同部次長・小畠晴喜→日本振興銀行株社外取締役:江上剛(えがみ・ごう)小説家
>★元・みずほ銀行の築地支店長・本名は小畠晴喜・著書に『非情銀行』(新潮社)、『起死回生』(新潮社)

http://mainichi.jp/select/biz/news/20100715k0000m020092000c.html
日本振興銀:江上氏、緊急事態に登板 一勧改革組の一人

木村剛日本振興銀行前会長の逮捕を受け、厳しい表情で会見する江上剛取締役会議長(左)と赤坂俊哉社外取締役=日銀クラブで2010年7月14日午後5時6分、武市公孝撮影 日本振興銀行の新社長に就いた作家の江上剛(本名・小畠晴喜)氏は、元銀行員の経歴を買われて振興銀の社外取締役(取締役会議長)を務めてきた。旧第一勧業銀行(現みずほフィナンシャルグループ)時代も総会屋利益供与事件で広報部次長として混乱収拾にあたり、今回も新旧経営陣の相次ぐ逮捕という緊急事態に登板する巡り合わせとなった。

 江上氏は兵庫県出身。早大政経学部卒業後、77年に旧第一勧業銀行に入行した。97年の総会屋利益供与事件で第一勧銀の会長らが商法違反容疑で逮捕された当時、広報部次長として対応にあたった。

 第一勧銀の経営刷新に取り組んだ「改革4人組」の一人に数えられ、事件を描いた高杉良氏の小説「金融腐蝕列島」のモデルといわれる。

2089チバQ:2010/07/14(水) 22:15:53
http://www.kyoto-np.co.jp/top/article/20100714000127
UFJにみずほと京銀が“挑戦”
京都市・指定金融機関の審査印刷用画面を開く

京都市の次期指定金融機関を審査する選定委員会(京都市中京区) 京都市の次期指定金融機関を選ぶ選定委員会の初会合が14日、中京区内であった。現指定機関の三菱東京UFJ銀行(本店・東京都)に加え、みずほ銀行(同)、京都銀行(京都市)の3銀行が指定を希望し、戦前から継続指定されているUFJが再び指定されるのか、審査の行方が注目される。

 指定金融機関は公金を収納する金融機関。市は1934年からUFJ(旧三和銀行)を指定してきたが、2005年度に政令指定都市で初めて公募し、4社で審査した結果、UFJを再指定した。指定期間が本年度で終わることを受け、選定委が設けられた。

 委員会は学識者や市幹部らで構成し、伊多波良雄同志社大教授が委員長に選ばれた。手数料や事務能力など従来の審査項目に加え、中小企業への融資や市への納税額、障害者雇用など地域貢献度も新たに基準に含めることが了承された。

 8月に3銀行がプレゼンテーションを行った後、指定銀行を決め、11月市会に提案する方針。

【 2010年07月14日 21時55分 】

2090神奈川一区民:2010/07/16(金) 00:48:58
木村前会長「数々の暴走」でゴタゴタ絶えず





 日本振興銀行の検査妨害事件で、警視庁に14日、銀行法違反(検査忌避)容疑で逮捕されたのは、前会長木村剛(たけし)(48)や社長の西野達也(54)の両容疑者らすべて同行の経営陣だった。

 同庁は、同行が木村容疑者を中心に組織的に金融庁の検査を妨害したとみている。木村容疑者は、小泉政権下で経済財政・金融相を務めた竹中平蔵氏(59)のブレーンとしての威光をバックに同行の経営権を一手に握り、その強引な経営手法には批判が集まっていた。

 ◆ワンマン◆

 同行の元幹部は、「木村さんは社長就任以降、数々の暴走を繰り返した」と語る。元幹部によると、同行が発足した当初、木村容疑者は経理担当の女性行員に同行の資金から200万円を引き出させ、側近の部下に、「お年玉」を配っていた。木村容疑者はこの元幹部に「ナマ(現金)で渡したいんだ」と話したという。

 また、振興銀の関連会社元役員は昨年冬、木村容疑者から、振興銀の融資先が所有するビルに本社を移転するよう強要されたという。元役員は「融資先にテナント料を世話したかったのだろう」と語った。

 ◆人事を主導◆

 「20億円集めれば銀行を作れる」。木村容疑者のこの言葉をきっかけに2004年4月、東京青年会議所(東京JC)の会員有志が出資して創業された振興銀は、それ以前から、内部のごたごたが絶えなかった。

 04年2月、当初、初代社長に予定していた大株主の社員が迂回(うかい)融資疑惑に関与していたと、一部雑誌に報道された。この社員は社長就任を辞退し、同11月には、振興銀を解雇された。一連の人事は、木村容疑者の主導で行われたとされ、開業前から経営指導を行ってきた木村容疑者は05年1月、社長に就任し経営の中枢に座った。

 ◆蜜月関係◆

 木村容疑者が日銀を退職したのは1998年1月。当時、「新しいことをやりたい。いつまでも日銀にとどまるつもりはない」と周囲に話していた。その言葉通り、金融コンサルタント会社を設立後、02年10月、竹中氏に請われて金融庁顧問に就任した。

 振興銀は、竹中氏が経済財政・金融相の任期中だった04年4月、申請から8か月の短期間で、金融庁が銀行業の免許を交付しており、2人の蜜月ぶりを指摘する声もあがった。竹中氏は、木村容疑者が設立した会員制金融セミナー会社「フィナンシャルクラブ」(東京都千代田区)で講師を務めたほか、今年1月には会員向けセミナーの中で木村容疑者と対談している。

 竹中氏は読売新聞の取材に対し、「木村容疑者と個人的な付き合いはない」とだけ話した。

 ◆日本振興銀行=中小企業の融資に特化し、預金は定期預金のみを受け入れている。不動産などの担保を求めず、経営者の手腕を評価して融資の審査を行ってきた。07年、初の黒字を達成したが、10年3月期決算で51億円の赤字を計上し、会長だった木村容疑者は引責辞任した。

(2010年7月14日17時31分 読売新聞)http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100714-OYT1T00819.htm

2092とはずがたり:2010/07/29(木) 23:44:23

振興銀、二重譲渡債権で敗訴 回収金の返還命令
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2010072802000067.html
2010年7月28日 朝刊

 経営破綻(はたん)した商工ローン大手SFCG(旧商工ファンド、破産手続き中)が複数の金融機関に債権を二重譲渡していた問題で、新生信託銀行(東京都千代田区)と日本振興銀行(同)が、どちらに債権が帰属するのかを争った訴訟の判決が二十七日、東京地裁であった。三村晶子裁判長は「債権を先に譲渡された新生信託銀との契約が有効」と判断し、振興銀が債務者から回収した約四百三十六万円を新生信託銀に全額返すよう命じた。振興銀側は即日控訴した。

 振興銀と複数の金融機関が債権の帰属先を争う同種訴訟で初の判決。三村裁判長は「新生信託銀はSFCGから譲り受けた債権について、振興銀よりも先に登記しており、譲渡契約は有効で、債権の回収も優先される」と指摘。「振興銀が債務者から回収した金は不当に得たものだ」と認定した。振興銀側は「新生信託銀の契約には法令違反がある」と主張していた。判決によると、新生信託銀は二〇〇八年十一月十七日にSFCGからの債権譲渡を登記。振興銀はその四日後にSFCGから同じ債権を買い取った後、同年十二月に登記した。
◆判決は大変遺憾

 日本振興銀行の話 主張が認められなかったのは大変遺憾。二重譲渡債権の資産価値を検証し、引当金の計上について監査法人などと協議する。

2093チバQ:2010/07/30(金) 22:31:46
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100730-00000107-mai-bus_all
<十六銀>岐阜銀を吸収合併へ 12年度中にも
7月30日21時15分配信 毎日新聞

 十六銀行(岐阜市)は30日、公的資金投入を受けて経営再建中の第二地銀、岐阜銀行(同)を吸収合併する検討に入ったと発表した。岐阜銀は筆頭株主の三菱東京UFJ銀行の資本支援を得て公的資金を返済した上で、十六銀が10年度中に岐阜銀を株式交換で子会社化し、12年度中に合併する方向だ。

 岐阜銀は01年に120億円の公的資金を受けて経営再建を進めたが、08年と09年に金融庁から業務改善命令を受けた。09年1月に十六銀と業務資本提携を結んで50億円の出資を受け、収益力強化やコスト削減に努めたが、10年3月期も2期連続の赤字を計上した。

 3行は30日、岐阜銀本店で記者会見し、岐阜銀の大熊義之頭取は「システムや内部統制など営業以外のコストが高くなり、ある程度の規模がないとやっていけない。株主、取引先、行員や家族の利益を守るためには統合が最善と判断した」と述べた。【鈴木泰広】

2094杉山真大 ◆mRYEzsNHlY:2010/08/01(日) 09:21:53
【疑惑の濁流】「木村剛の右腕」は上から目線…土壇場で見せた師弟コンビの壮絶な“刺し合い”
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/100719/crm1007191202005-n1.htm
2010.7.19 12:00

 転落した時代の寵児(ちょうじ)の傍らには、常に寄り添う男がいた。日本振興銀行(東京都千代田区)の銀行法違反(検査忌避)事件で、逮捕された前会長の木村剛容疑者(48)の“懐刀”、元執行役の関本信洋容疑者(38)だ。大手行で「エリート街道」を驀進(ばくしん)。振興銀に転身してからは、木村容疑者の側近として一心同体の関係にあった。かつて「中小企業を救いたい」と熱く語っていた物静かな男は、いつしか木村容疑者に絡め取られ、違法行為に手を染めていった。(森浩)

※先輩に「言うことに従って」

  「ナンバー2ですから、私は。言うことに従ってほしい」
 40代の振興銀元役員は、関本容疑者のこの“上から目線”の言葉が耳から離れない。
 平成19年ごろ。振興銀内では韓国の銀行との提携話が持ち上がっていた。主導していたのは関本容疑者だ。まだ30代にして、木村容疑者から信頼を得てプロジェクトを任されていた。
 ある日、この韓国の銀行の行員を引き連れ、突然、関本容疑者が社内システム管理のコンピューターが置かれている部屋を訪れた。
  「システムを見せてほしい」
 関本容疑者は、システムを担当していたこの元役員にそう告げた。
 元役員は驚いた。システムは銀行の根幹に関わる部分で、提携前の銀行の行員に見せるわけには到底いかない。きっぱりと断ったところ、飛び出してきたのが冒頭の言葉だった。
 元役員は「結局、私が押し切って見せなかった。怒りが沸(わ)くというよりは、いったい何を考えているのだろうかと驚いた」と振り返った。

※エリートコース驀進し2年で執行役に

 関本容疑者は東北大学を卒業後、現在のりそな銀行に入行。同期の中でエリートとして知られた。「千人近い同期がいるりそなで、2人しか選ばれないアメリカへのMBA(経営学修士)留学に抜擢(ばってき)されたと聞いた」(振興銀元役員)
 退行後、コンサルティング会社を立ち上げた関本容疑者は、社員募集に応じ平成17年に振興銀に入った。それまで木村容疑者と接点はなかったという。
 元役員によると、入行当初は「木村の意のままにはならない。できない仕事はできないと言う」と、“決意”を周囲に話していた。
 ところが、木村容疑者に気に入られて、入行2年ほどで執行役に就任。順調に出世コースに乗った。元行員はいう。
 「木村はアイデアマンだが、実務は不得手。関本は木村の考えを具現化する役割だった。振興銀には鉄砲玉はたくさんいるが、智恵が働くブレーンは少ない。関本は木村を補完してた」
 周囲が「もともとはおとなしい性格だった」と異口同音に語る関本容疑者。当初の「意のままにはならない」という意志が変わるのに、さほど時間はかからなかったようだ。
 「木村はこう言っている」と、“メッセンジャー”として活動する関本容疑者の姿は常に行内で見受けられた。
 かつて振興銀内には、企画室という関本容疑者ら数人しか入れない部屋があった。通称「関本部屋」。木村容疑者が出入りする様子は頻繁に目撃されたという。
 「たまに行くと関本はじっとパソコンをいじっていた。気軽に声をかけたら、『私には機密がある。いろいろ言えないことがある』などと言っていてカチンと来た」(元役員)
 そして、現場の営業部隊を馬鹿にするような発言もしていたという。
 「ドブ板(営業)をやっても仕方がない。俺は新しいビジネスモデルを作る」
 こうした態度に周囲は「木村の威を借る関本」と鼻白んだ。

2095杉山真大 ◆mRYEzsNHlY:2010/08/01(日) 09:24:20
※“クーデター”は失敗…

 行内を支配した木村−関本ラインに、役員らが異を唱えたこともある。
 19年8月の執行役会のことだ。木村容疑者らは、すでに商工ローン業者からの債権買い取りを加速させていた。反発する執行役7人が「15項目の議案」を緊急提案した。企業のコンプライアンス(法令順守)強化を訴えるもので、営業拡大路線をとる木村容疑者とは真っ向から反するものだ。
  「どういうことをしているのか分かっているのか。辞表を持ってきてやるべきではないか」。議案を見て木村容疑者は激高したが、議事はそのまま進行。採決され、いったんは可決された。
 しばらく押し黙った木村容疑者は、“伝家の宝刀”を持ち出した。
  「お前ら、それでいいのか。俺は会長を辞める。好きにすればいい。信頼関係のない人とは同じ船に乗るわけにはいかない。ただ、俺は大株主だ。分かっているんだろうな」
 当時、木村容疑者は振興銀の20%の株を持つ大株主でもあった。株主代表訴訟を起こす可能性をちらつかせて、反対派を揺さぶったのだ。

 そして、執行役を一人ずつ指さして、木村容疑者か反対派かどちらにつくか詰問した。
  「で、どっちの船に乗るのか」
 直接、問われた役員たちは次々と「木村さんです」と語った。その中には当初、反対派に参加していた元社長、西野達也容疑者(54)も含まれていた。
 計画は失敗に終わり、執行役のうち4人が振興銀を去った。そのうち一人の執行役が語る。
  「コンプライアンスを重視しようという声は、それ以降かき消されるようになった。木村体制がより強固になった瞬間だった」
 商工ローン大手、SFCG(旧商工ファンド)からの債権買い取りが始まるのは、その年の秋のことだ。後に金融庁から出資法違反の疑いが指摘されることになるこの取引も、主導したのは木村−関本ラインだった。

※「責任者は関本」とハシゴ外され…

 今回の検査忌避事件でも、関本容疑者は木村容疑者の片腕として行動することになる。
 捜査関係者によると、木村容疑者は21年5月26日に金融庁が立ち入り検査の実施を通知した直後、対策を協議する会議を開いた。出席した関本容疑者ら幹部に対し、検査で発覚した場合に不都合なメールは削除するよう指示。木村容疑者が作成した「削除リスト」をもとに、実際にメール削除作業に当たったのは関本容疑者だったという。
 一方、木村容疑者は金融庁の検査終了後の今年4月、メール削除などの妨害行為の実態を問われた取締役会の席上、こう語っている。
  「自分は少なくとも削除には一切、関与していない」
 そして他の幹部らとともに、「責任者は関本だった」と名指し。すべてをナンバー2に押しつける発言だった。その後も木村容疑者は複数の幹部に、「自分は指示してないよな?」と執拗(しつよう)に念押ししていた。
 木村容疑者にハシゴを外された忠実な右腕は、逮捕前の警視庁の調べでこう“反撃”した。
  「会議の場で木村から『やばいメールは消しておけ』と指示された」
 結果的に、木村容疑者を逮捕するための重要な供述となった。
 木村容疑者に買われ、そして売られた関本容疑者。「中小企業を救いたいんですよ」。入行直後、周囲にこんな熱い気持ちを吐露していた“初心”は、まだ胸にしまってあるだろうか。

2096とはずがたり:2010/08/04(水) 15:36:19
>>2093

十六銀と岐阜銀が経営統合=三菱東京UFJ銀、資本支援へ
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201007/2010073000567&rel=y&g=pol

 岐阜県を地盤とする十六銀行と岐阜銀行は30日、経営統合に向けて検討を開始すると発表した。2010年度内に岐阜銀が120億円の公的資金を返済した上で、同行を十六銀が完全子会社化。その後、両行と関係が深い三菱東京UFJ銀行が岐阜銀を資本支援する。両行は12年度をめどに合併する計画だ。
 十六銀と岐阜銀の預金残高の合計は、3月末時点で4兆6052億円で、東海4県(愛知、静岡、岐阜、三重)で首位の静岡銀行(7兆1977億円)に次ぐ規模。十六銀は岐阜県で地盤を固め、東海地方での存在感を高めたい考えだ。
 会見した十六銀の村瀬幸雄専務は「公的資金が入ったままの岐阜銀と経営統合することはない」と述べ、公的資金返済が統合の条件となることを強調した。
 岐阜銀は不良債権処理などが経営の重荷となり、01年に東海銀行(現三菱東京UFJ銀)の出資や公的資金の注入を受けた。09年1月には十六銀と業務・資本提携し、投資信託など金融商品の共同販売を進めてきた。一方、公的資金の優先株が普通株に転換される期限が来春に迫っていた。(2010/07/30-22:14)

2099名無しさん:2010/08/16(月) 18:16:21
http://netallica.yahoo.co.jp/news/136219
野村HD 初任給なんと54万円! 太っ腹「高額報酬」の条件
2010/8/16 10:00
ブックマーク :
 超氷河期の就職戦線を勝ち抜いた学生たちの間で、野村ホールディングスの初任給が話題を集めている。
 来年4月に入社する新卒社員の初任給がナント! 54.2万円。日本経団連調査(大卒・総合職、22歳)の平均が20万9697円だから、2倍以上の開きだ。この金額は45歳(54万6771円)と同レベルになるという。いくら何でもという気になる。
 基本給だけで650万円。ボーナスを加えればラクに800万円は超すだろう。新卒でありながら年収はいきなり上場企業の管理職並みだ。息子が父親の収入を超えるなんてことも起こるのではないか。さすが国内ナンバーワンの野村というべきか。
 この高額給与にありつけるのは「グローバル型社員(通称、G型社員)」と呼ばれる約40人に限られる。G型社員はインベストバンク、グローバルマーケット、ITオペレーションなど6コースのいずれかに配属されて、世界を相手にビジネスを行う。
「G型社員には、配属された部門で必要とされる専門性と海外とのやりとりを過不足なくできる語学力が求められています。TOEICで800点以上を期待しています」(野村HD広報担当者)
 つまり、入社=即戦力じゃないとダメ。高い給与をもらう以上、当然だが、彼らには最初から厳しいハードルが課せられているのだ。仕事ができなければ、もちろん給与はダウンする。残業手当や家賃補助などはなく、勤務地は異動が発令されれば国内外どこでも行かなければならない。犠牲にするものも少なくないのである。
 野村が日本の慣例を破り、多額な資金を投じてまで新卒者の初任給を引き上げたのはなぜか。
「野村が世界で生きていくことを考え始めたということです。世界でベスト5に入るという目標も、新卒者の高額初任給もそのためのものです」(外資系証券幹部)
 野村は日本の証券会社で最初に海外市場に進出したが、勝負にならなかった。現在、野村の収益力は外資系証券の10分の1程度でしかなく、世界での評価はいまでも“ローカル証券”にとどまっている。新卒者の高額初任給はリベンジを懸けた最初の一手か。

(日刊ゲンダイ2010年8月13日掲載)

2100荷主研究者:2010/08/22(日) 14:51:59

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/economic/243970_all.html
2010年07/30 17:00 北海道新聞
北洋銀本店 来年1月11日移転 大通センターへ

 北洋銀行は30日、本店営業部を来年1月11日に北洋大通センター(札幌市中央区大通西3の7)へ移転させる方針を決めた。現在同センターで営業している大通支店を廃止、本店営業部に統合する。北洋銀は本店機能の同センターへの移転を5月以降、進めており、本店営業部の移転で作業はほぼ完了する。

 廃止される大通支店は、1997年に破綻(はたん)した旧北海道拓殖銀行本店営業部が前身。大通支店の口座数は約17万口座。同支店の顧客で口座番号の重複に伴い口座番号変更が必要な顧客は数百件あり、北洋銀が該当者に個別に連絡し、対応する。

 現在の本店営業部は北洋銀本店(大通西3の11)の地下2階〜地上2階に店舗がある。移転後の店舗跡活用は今後、検討する。

2101荷主研究者:2010/08/29(日) 12:32:54

http://www.minato-yamaguchi.co.jp/yama/news/digest/2010/0810/13.html
2010年8月10日(火)山口新聞
山口銀行が行橋に支店、「北九州銀」視野に

 山口銀行(本店・下関市)は、9月13日付で福岡県行橋市に行橋支店を新設すると発表した。これで同行の国内店舗は本支店・出張所を合わせて161店、福岡県内では20店となる。

 行橋支店は複合商業施設「コスタ行橋」内に位置し、店舗は鉄筋コンクリート2階建て、延べ床面積約478平方メートル。人員は10人を予定しており、窓口のほかキャッシュコーナーや貸金庫を設ける。同店舗は、来年度中に開業予定の北九州銀行(仮称)に継承される予定という。

2102荷主研究者:2010/08/29(日) 12:33:51

http://www.minato-yamaguchi.co.jp/yama/news/digest/2010/0820/8.html
2010年8月20日(金)山口新聞
県内企業メーンバンク トップは山銀、シェアほぼ6割

 帝国データバンク山口支店は19日、同社の企業データベース(全国130万社収録)から山口県内1万4505社のメーンバンクを抽出、集計・分析した結果を発表した。一番多いのは地元に圧倒的な店舗網と取引先数を誇る山口銀行(本店・下関市)の8422社で、シェアはほぼ6割(構成比58.1%)を占めた。

 2位は西中国信金(同・下関市)の1625社で構成比11.2%、3位は西京銀行(同・周南市)の1618社、同11.2%だった。構成比が10%を超えたのはこの地元3行だけで、3行で80.5%を占めた。

 県内に本店を置くその他の金融機関では、萩山口信金(同・柳井市)が4位、東山口信金(同・山口市)が5位、防府信金(同・防府市)が8位に入った。

 県外に本店を置く金融機関では広島銀行(同・広島市)が6位、山口フィナンシャルグループの傘下にあるもみじ銀行(同・広島市)が7位、西日本シティ銀行(同・福岡市)が9位。メガバンクは三菱東京UFJ銀行(10位)、みずほ銀行(11位)、三井住友銀行(12位)が上位に入っている。

 業種別でも山口銀行が全7業種で1位を占め、西中国信金と西京銀行の3行が全業種で1〜3位を占めた。売上規模別では10億円未満までは3行が1〜3位を占め、10億円以上50億円未満では県外金融機関の広島銀行が2位に、50億円以上では三菱東京UFJ銀行が2位、みずほ銀行が3位に食い込むなどメガバンクが上位に入った。

 同支店は「山口県は地元金融機関の数が広島県などに比べると少なく、広島、福岡、愛媛各県の金融機関が支店を出しているが、地元山口フィナンシャルグループの存在感が際立っている」と分析している。

2103荷主研究者:2010/08/29(日) 13:39:52

http://www.sannichi.co.jp/local/news/2010/08/17/12.html
2010年08月17日(火)山梨日日新聞
中銀、神奈川に初進出 相模原に支店
西東京の営業基盤強化へ

 山梨中央銀行(芦沢敏久頭取)は20日、神奈川県相模原市に、営業活動の拠点となる法人営業所を開設する。同行が神奈川県内に営業拠点を構えるのは初めて。西東京地区の営業基盤強化の一環で、今後3年間で3カ所ほどの法人営業所開設を計画している。

 同行が法人営業所を開設するのは初めて。法人営業所は支店に比べ、建設費などの初期投資を抑えられ、出店までの期間が短いのが特徴。窓口業務は行わないため、職員が契約書類などの事務処理をせず、営業活動に専念できるメリットもある。

 相模原市への進出は、工業団地が数多くあることに加え、圏央道の建設や小田急多摩線の延伸で、将来的にも経済成長が見込めることから判断した。

 開設する「橋本法人営業所」は相模原市緑区橋本のJR横浜線橋本駅北口の商業ビル内に置く。営業を担当する行員4人が相模原市内の企業や個人事業者などを対象に営業活動を行う。来年3月末までに貸出額10億円以上を目指す。事務処理は同行町田支店(東京都町田市)が受け持つ。

 同行は「相模原市はこれまで八王子、町田市内の支店の行員が営業活動をしていた。営業拠点を構えることで相模原市内の営業を強化し、取引先の新規開拓につなげたい」としている。

2104とはずがたり:2010/08/29(日) 13:49:36
>>2102
山銀が強いのは兎も角その次は地銀の西京ではなく信金の西中国信金なんですねぇ。
周南と下関の差か?

2105とはずがたり:2010/09/02(木) 09:26:59

三井住友化学の二の舞にはならずほんと良かった。
三井住友倉庫とか出来ないかなぁ。。

住友信託と中央三井、2011年4月の経営統合で最終合意
http://jp.ibtimes.com/article/biznews/100825/59575.html
2010年08月25日 04:28更新 メール

 住友信託銀行と中央三井トラスト・ホールディングスは24日、2011年4月に経営統合することで最終合意に達し、株式交換や経営統合に関する契約書を締結したと発表した。

 発表によると、住友信託銀行が中央三井トラスト・ホールディングスと株式交換を行うと共に、中央三井トラスト・ホールディングは「三井住友トラスト・ホールディングス」と商号を変更する。「三井住友トラスト・ホールディングス」が傘下の信託銀行を合併し、経営を統合する。

 株式交換は、住友信託銀行の普通株式1株に対し、中央三井トラスト・ホールディングの普通株式1.49株を割り当てる。中央三井トラスト・ホールディングは2011年3月29日付けで上場廃止される。

 三井住友トラスト・ホールディングスの会長には住友信託の常陰氏が、社長には中央三井の田辺氏が就任する。

2106チバQ:2010/09/05(日) 11:58:39
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20100905-00000005-rnijugo-bus_all
20代限定クレジットカードが続々登場しているワケ
web R25 9月5日(日)10時5分配信

近年、クレジットカード会社から「20代限定カード」が相次いで発行されている。『JCB カード エクステージ』(昨年8月発行)と『三菱UFJニコス/イニシャルカード』(今年4月発行)はともに入会資格を29歳以下に限定。また、『セゾン・アメリカン・エキスプレス・カード』(今年6月発行)には4段階のステージがあり、第1ステージ「パール」は20代向けの“入門カード”という位置づけだとか。なぜ今、こうした若者向けカードが増えているのか? クレジットカード事情に詳しい消費生活評論家の岩田昭男氏に伺った。

「各社が20代向けクレジットカードを発行する目的は、若い優良な顧客を早くから“囲い込む”ことでしょう。12月に施行を控える『改正割賦販売法』で、クレジットカードには収入に応じた利用限度額が設定されます。そうなると低収入の会員は、カード会社にとってあまり利益にならない。そこで、各社は高収入で信用力が高い顧客の獲得競争を始めています。まずは20代限定カードを使ってもらい、定期的に利用する優良な顧客には、そのままゴールド→プラチナとステージを上げてもらう戦略です」

20代向けカードは年会費が安く(前述のJCB カード エクステージは無料)、ポイントがたまりやすい魅力がある。R25世代が最初に持つカードとしては確かにお手ごろ感がありそうだ。

ところで、こうした獲得合戦の裏では、ユーザーの淘汰も進んでいると岩田氏は語る。

「6月に施行した改正貸金業法で、カード作成時の審査に使われる個人の与信情報は指定機関で一元管理されることになりました。これによって、審査の際に個人の資産状況を把握しやすくなったわけです。こうなるとカード1枚作るのに、ますます信用力が重視されるようになります」

つまりこれからは審査がより厳しくなり、クレジットカードを持てない人も増えるというのだ。もしかしたら、カードを持つこと自体がステータスなんて時代がやってくるのかも。
(榎並紀行/アイドマ・スタジオ)
(R25編集部)

2108杉山真大 ◆mRYEzsNHlY:2010/09/10(金) 09:59:47
矢張り産業ボエームの仇花だったか・・・・・

振興銀破綻、初のペイオフ発動へ 営業再開は13日から
http://www.asahi.com/business/update/0910/TKY201009100111.html
2010年9月10日9時17分

 金融庁から行政処分を受けて経営再建中の日本振興銀行(東京都千代田区)は2010年9月中間決算で大幅な債務超過になる恐れが強まったため、10日朝、同庁に対して経営破綻を申し出た。これを受け、金融庁は業務の停止を命じるとともに破綻処理の手続きに入った。預金者は一人当たりの預金の元本1千万円とその利息までは保護され、払い戻される。ただし、それを超える金額は一定額までしか保護されない「ペイオフ」と呼ばれる仕組みが初めて発動される。
 金融庁は同日朝、振興銀が破綻処理に入るのを受け、すべての業務停止命令を出した。本店と全国約110支店は開店せず、いったん預金の引き出しもできなくなった。預金保険機構が週末、各預金者に払い戻せる預金の額を算出したうえで週明け13日から営業を再開し、預金の払い戻しの手続きに応じる。ただ、実際の払い戻しには時間がかかる可能性がある。
 振興銀は、10日中に東京地裁に対し、民事再生手続きの開始申し立てをする予定。また、同行は金融庁に対して、預金保険法74条に基づいて破綻処理に入ることを申請する方針。これを受け、金融庁は振興銀をいったん政府の管理下に置く見通し。振興銀は週明け以降は通常通り営業を続けながら、「受け皿」となる別の金融機関などへの売却で再建を目指す。

 振興銀に対しては、昨年6月から約9カ月間にわたる異例の長さで金融庁が立ち入り検査した。その際、業務にかかわる重要な電子メールを意図的に多数削除したことなどの疑いから、金融庁が6月に刑事告発した。
 これを受け、警視庁は7月、小泉政権で当時の竹中平蔵金融担当相のブレーンとして金融庁顧問も務めた前会長の木村剛被告や前社長の西野達也被告ら旧経営幹部5人を検査妨害の疑いで逮捕、その後起訴した。逮捕後、社外取締役だった小畠晴喜氏(作家名・江上剛)が新社長に就き、再建を図ってきた。
 金融庁はまた、検査結果をもとに5月、大口の新規融資など振興銀の主な業務を約4カ月間停止するよう命令。融資の審査が甘いとして、大口融資先の担保が十分かどうかなどの再点検も命じた。振興銀は融資額が1億円以上の約150社を中心に経営状態や返済見通しなどを調査した結果、回収が難しい融資が多く見つかり、9月中間決算で貸し倒れに備えた引当金を大幅に積み増す必要があると判断した。
 また、振興銀は破綻した商工ローン大手のSFCG(旧商工ファンド)から買い取った貸し出し債権が信託銀行などにも売られていた「二重譲渡」が発覚。7月以降、どちらに債権を保有する権利があるかを争う訴訟で相次いで敗訴した。二重譲渡の債権は約600億円あるとみられ、権利を失うのに備え、債権からあがった利益などを損失処理する必要にも迫られた。
 こうした不良債権などの処理で、9月中間決算は多額の損失が出る見通しになった。振興銀が自由に使える資本金など純資産約274億円を超え、大幅な債務超過に陥る見通しになったため、事業を続けるのは難しいと判断した。

 金融庁は10日中にも預金保険機構を「金融整理管財人」に選び、振興銀に派遣する。預金保険機構は通常通りの営業を続けながら、振興銀の資産を調べ、「優良なもの」と「優良でないもの」に振り分ける。
 すぐに受け皿となる金融機関が見つからなければ、半年後をめどに、振興銀に代わって事業を引き継ぐ「承継銀行」(ブリッジバンク)に「優良なもの」を譲り渡す。承継銀行は3年以内をめどに、受け皿となる金融機関への事業譲渡を目指す。受け皿が見つからない場合は清算することもあり得る。優良と言えない資産などは「整理回収機構」に回され、独自に不良債権を回収する作業などを進める。
 振興銀は国内外の金融機関やファンドなどと資本提携を検討していた。自主再建は断念したものの、出資を打診してきた金融機関などは10数社に上っており、今後も各社との交渉を続ける方針。受け皿となる金融機関を決め、他社の支援を受けながら早期の再建を目指す方向だ。(畑中徹、寺西和男)

2109小説吉田学校読者:2010/09/10(金) 19:25:13
この分野の金融機関って、信用金庫とかが担い手だと思うんですけどね・・
その点「信金も、金融庁の監督が厳しく、銀行並みの扱いだから」という噂は聞いていますが、本当なんでしょうか?

「振興銀の融資は命綱」 中小企業、倒産の不安
http://www.asahi.com/business/update/0910/TKY201009100257.html

 「融資はこれまで通り受けられるのか。借りられなくなったら、経営が行き詰まってしまう」。日本振興銀行から300万円ほどの融資を受けている千葉県の製造業の男性(70)は不安そうに話した。審査が厳しい大手銀行に比べ、多少金利が高くても、短期の資金を素早く貸してくれたのが振興銀だった。「振興銀行がつぶれてしまったら、うちのような中小零細企業はどこからも借りられなくなる」
 東京都内のネット運営会社は、振興銀から3億円を借りている。まだ銀行から返済計画の提出を求められていなかった。同社幹部は「破綻するのではないかと聞いていたが、こんなに早いとは思わなかった」と驚く。「振興銀の融資を命綱にしている中小企業がほとんど。我が社と同様に倒産の危機に陥る融資先が多数出てくるのではないか」と話した。
 また、東京都内の輸入会社は、商工ローン最大手SFCGから数百万円を借りていたところ昨年経営破綻したため、振興銀に借り換えた。「いつも変なところから借りてしまうなという思いだ」と嘆いた。「我々のような零細業者は、こんな金融機関からしか借りることができないのが現状なんです」

2110チバQ:2010/09/10(金) 22:26:20
http://mainichi.jp/select/biz/news/20100911k0000m020107000c.html
振興銀破綻:債務超過1804億円 提携交渉望み絶たれ
 経営再建中の日本振興銀行(東京都千代田区)は10日、8月末時点で1804億円の債務超過に陥ったとして、金融庁に破綻(はたん)を申請し、東京地裁に民事再生法適用を申請した。金融庁は破綻を認定し、預金の元本1000万円とその利息までしか保護しないペイオフを初めて発動。保護される範囲を超える部分は一部カットされる可能性が高い。元金融庁顧問の木村剛被告=今年8月に銀行法違反(検査忌避)の罪で起訴=らが中小企業融資に特化して設立した銀行は、6年半で行き詰まった。

 10日午前6時2分に始まった日本振興銀行の臨時取締役会。江上剛(本名・小畠晴喜)社長らは「債務超過を解消する増資が得られる見込みはない」と破綻を金融庁に申請することを決めた。5月27日に金融庁から4カ月の一部業務停止命令を受けて以降、再建に奔走した新経営陣の万策が尽きた瞬間だった。

 振興銀を破綻に追い込んだのは、会長だった木村被告が主導した異様なビジネスモデルの陰で積み上がった不良債権の山だった。振興銀は中小企業融資専門銀行として04年に開業したが、07年以降は木村被告が人事・財務を管理していた約120社の親密企業への大口融資を急拡大。今年6月末の貸出残高4479億円のうち、親密企業への不明朗な大口融資は3000億円にも達した。

 金融庁は5月、振興銀への9カ月に及ぶ立ち入り検査で、法令違反が多数あったとして一部業務停止を命じた。実は、この段階でペイオフ発動のシナリオも用意していた。だが、木村被告が5月に会長を退任したため、新経営陣に経営改善のチャンスを与えた。

 江上社長は中国や韓国の金融機関や投資ファンドからの資本増強の交渉に望みをつなぐ一方で、メガバンクの元幹部を相次いでヘッドハントした。

 風向きが変わったのは8月下旬。スポンサー探しの状況を金融庁に説明した振興銀側に、振興銀行の財務状況に不信をぬぐえない金融庁幹部は「まず不良債権問題を決着させるべきだ」とクギを刺した。

 金融庁の指示を受け、新経営陣は親密企業への取引を精査、焦げ付きに備えた引当金が大幅不足に陥っていることが分かった。振興銀の特別調査委員会(委員長・河内悠紀元大阪高検検事長)が、返済能力のない相手先への迂回(うかい)融資など厳しい指摘を行ったため、今週初めには債務超過が大幅に増えることが判明。振興銀経営陣も6月末時点で1870億円の債務超過だったとの結論を出した。報告を受けた金融庁には「債務超過を穴埋めするより、新しい銀行を開業した方が安い」(幹部)との衝撃が走った。巨額の債務超過の判明で、スポンサー探しの道も閉ざされた。

 巨額の債務超過を抱え、金融システムへの影響も限定的とみられるため、公的資金の投入も難しい。選択肢は国内初のペイオフ発動しかなかった。定期預金のみを扱う特殊な銀行のため、「金融システムに影響が出ない」とみられた。だが、準備が整わないままペイオフの情報が漏れれば、株価急落など金融市場へ混乱が及びかねず、金融庁は早期の発動を決断。自見庄三郎金融担当相が9日、菅直人首相に報告し、官邸の了解を取り付けた。

 10日午前7時半、ペイオフ発動。金融庁は市場の動きを見守ったが、東京株式市場は値上がりして取引を終えた。「民主党代表選の後なら、政治が混乱していたかもしれない。今週中でよかった」。金融庁幹部はスピード発動を振り返った。【田所柳子、中井正裕】

2111チバQ:2010/09/10(金) 22:27:17
http://www.asahi.com/business/update/0910/TKY201009100181.html
振興銀、預金者の97%全額保護 13日から返済準備2010年9月10日21時18分

 日本振興銀行が経営破綻(はたん)し、初のペイオフが発動されることになった。預金は原則、口座をいくつ持っているかにかかわらず、預金者1人(1法人)当たり元本1千万円とその利息が保護され、この範囲内であれば、預金は全額返ってくる。

 振興銀が扱っている預金は個人、法人向けの利息がつく定期預金だけで、その残高は約6千億円。元本が1千万円を超える預金がある人は預金者の3%という。このため、大半の預金者の預金元本と利息は全額保護される。

 振興銀に預金とともに借り入れもある会社などは、預金から借入額を差し引いたり、借入額から預金額を差し引いたりすることもできる。

 振興銀は週明け13日(月曜日)以降、速やかに預金者への返済を始められるよう準備を進める。

 銀行の業務は、金融整理管財人となる預金保険機構の子会社の承継銀行に引き継がれ、その後2年程度をめどに最終的な引受先の金融機関に移される見込み。この間は、営業は通常通り続き、預金の払い出しにも応じることになっている。

 1千万円を超える預金など保護対象外の預金がどの程度戻ってくるかは、振興銀の財務内容次第となる。財務内容を洗い出し、不良債権などの損失を処理したうえで、残った資産の中から預金の払い戻しに充てることができる額を確定する。

 振興銀の資産の大半は、特化している中小企業への貸し出し債権が占める。その中には、他の金融機関と権利がどちらにあるかをめぐって裁判で争っているものもあり、どの程度回収できるかは不透明だ。

 財務内容の確定など、保護対象外の預金の払い戻し手続きには1年以上かかる見通しであるため、概要が確認されれば、一定額を払い戻す見込みという。

 振興銀から融資を受けている企業も、預金保険機構が「健全な借り手」であると判断すれば、預保の資金援助により、引き続き融資を受けられる。融資条件は、振興銀と交わした契約内容から基本的に変わることはないという。(津阪直樹)

2112チバQ:2010/09/10(金) 22:29:39
http://mainichi.jp/select/biz/news/20100910k0000e020067000c.html
振興銀破綻:「どういうことだ」…預金者、行員に詰め寄り

日本振興銀行本店前に預金者へのお知らせの紙を張り出す行員ら=東京都千代田区で2010年9月10日、石井諭撮影 経営破綻(はたん)し、預金の払戻保証額が元本1000万円とその利息までとなるペイオフが初めて発動された日本振興銀行。各地の本支店には10日朝、預金の取り扱いを心配する人たちが次々と訪れた。中にはペイオフの預金保護の対象から外れる人もおり、行員に詰め寄ったり、痛切な表情で説明を求めたりした。

 東京都千代田区の本店前には、午前8時過ぎから大勢の報道陣が詰めかけ、警察官が警備にあたり物々しい雰囲気に包まれた。正面の出入り口には、預金保険法に基づき預金者1人当たり1000万円とその利息までは保護されることなどを説明した紙が掲示されたが、いつもは午前9時に開かれるドアは閉ざされたまま。

 報道で知って駆け付けた台東区の70代の不動産賃貸業の女性は「高金利にひかれて昨年、夫が2000万円、自分は400万円を預金した。夫の定期預金の満期はまさに今日」と話した。ペイオフで夫の預金の一部は戻らない恐れがあり、「経営陣にだまされた。老後のためにためたお金なので悔しい」とため息をついた。

 千葉市中央区の千葉店では午前10時半ごろ、預金者の男性(60)が現れ、「どういうことだ」などと行員に激しく詰め寄った。男性は飲食店を営み、約5000万円を預けているという。「事件があった7月以降、4〜5回電話をしたが『経営陣が代わるから大丈夫』と言われ、信じた。預金が下ろせなければ店がつぶれる」と憤りをあらわにした。

 さいたま市の大宮店前には午前10時15分ごろ、4、5人の預金者が集まった。外出先でラジオニュースを聞き自転車で駆け付けたという預金者の女性(59)はシャッターをたたき「返してください、お金」と叫んだが、誰も出てこなかった。女性は会社の退職金をマンション購入などに充てるため約3800万円を預金していたといい、「悪夢だ。今からもうこんなにはためられない」と嘆いた。

 福岡市博多区の福岡店前には、午前9時半ごろ、約10人の預金者が集まった。1000万円を預けたという同市南区の無職女性(54)は「老後の資金に、と預金した。なぜ対応しないのか」とガラスをたたきながら大声で抗議。混乱が広がったため、警察官が駆け付け「誠実に対応を」と銀行側に求めたところ、行員が「業務停止命令中で対応できない」と繰り返した。

 神戸市中央区の神戸店に駆け付けた同市北区の無職夫婦(いずれも72歳)は1000万円以上預金しており、「『全額保証する』と言われて、信頼して預けたのだが……」とうなだれた。

 ◇不透明取引や債権飛ばしの指摘も
 日本振興銀行を巡っては、金融庁がリスク管理状況などを調べるため、09年6月〜今年3月に金融検査に入った際、サーバーに保管されていた取引に関する電子メールを意図的に削除するなどしたとして、警視庁が7月、銀行法違反(検査忌避)容疑で木村剛(たけし)前会長(48)や西野達也前社長(55)ら元幹部5人を逮捕、元行員ら4人を書類送検した。警視庁が検査忌避を主導したとみる木村前会長は同罪で8月3日に起訴されたが、起訴内容を否認し、現在も保釈が認められていない。

 同行を巡っては、融資先企業百数十社で構成する「中小企業振興ネットワーク」間での不透明な取引や、不良債権を別会社に移す債権飛ばしが行われたと指摘されている。

 削除されたメールにはこれらの取引に関するものも含まれていたとみられ、警視庁は取引に法令違反がなかったかや、木村前会長の関与の有無について慎重に捜査を続けている。【酒井祥宏】

2113とはずがたり:2010/09/13(月) 01:53:57

素晴らしい,頑張れ野村。

苦手克服 野村M&A急増 リーマン買収効果 欧州で大型案件
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100903-00000004-fsi-bus_all
フジサンケイ ビジネスアイ 9月4日(土)8時15分配信

 野村ホールディングスが国内外で手掛けた今年1〜8月のM&A(企業の合併・買収)取引額は、前年同期比2.6倍の965億ドル(約8兆1400億円)となったことが3日分かった。これまで「不得手」とされた欧州などでの大型M&A案件が増えたためで、約2年前に経営破綻(はたん)した米リーマン・ブラザーズの部門買収効果が表れた格好。今後もグローバル企業を相手にした海外案件の獲得を一段と加速させていく方針だ。

 野村は2008年9月に経営破綻したリーマン・ブラザーズの欧州、アジア部門などを買収した。当時の野村は海外での大型買収に慣れておらず、とりわけ欧州やアジアでの収益貢献度が低かった。そこで欧米で知名度の高いリーマンを買収することで、一気に巻き返しに打って出たわけだ。

 米大手調査会社トムソン・ロイターによると、野村の09年のM&Aは175件、744億ドルで世界ランキングは15位。今年1〜8月に獲得した10億ドル以上の大型案件は19件で前年同期を8件上回り、その結果、世界シェアは6.2%に達し、ランキングも14位に上がった。内訳を見ると、海外案件が562億ドルと国内案件の403億ドルを上回っており、リーマン買収効果が読み取れる。

 野村の躍進の原動力になっているのはリーマン出身者の活躍だ。買収当初は「報酬体系の異なる米系会社の人材を、野村の人材とどう融合させるのか」(証券アナリスト)と先行きを不安視する声もあった。これに対し野村は、業績連動型の人事報酬体系を導入したり、リーマン元社員の人脈やノウハウを生かしたM&Aを手掛けたりするなどして「融合」を図ってきた。その結果、「リーマン流の手法が浸透し、業績へ反映され始めた」(同社関係者)という。

 8月に仏エネルギー大手会社による英電力会社の買収案件で獲得した助言業務では、リーマン出身者が主導的な役割を果たすなど、M&Aの提案や資金調達の商品開発の分野でリーマン出身者の活躍が目立っているようだ。(鈴木正行)

最終更新:9月4日(土)11時43分

2114杉山真大 ◆mRYEzsNHlY:2010/09/13(月) 12:37:03
確かソニーも海外進出し立ての頃は、外国へ(貴重だった)ドルを持ち出すのに四苦八苦したんだよね。何とも涙ぐましい・・・・・

【コラム】新韓銀行のDNA
http://www.chosunonline.com/news/20100913000049

 新韓銀行の誕生過程は異色だった。日本による植民地支配期に祖国を離れ、日本でパチンコ、旅館業、食堂を営んで財を成した在日韓国人の資金で設立されたからだ。新韓銀の草創期を知る人物は、1980年代初めをこう振り返る。

  「当時、旅行かばんに2億円程度を入れることができた。ある日、5億円を持ち込むため、1億6000万円、1億6000万円、1億7000万円を三つのカバンに分けて入れ、大阪空港に向かったが、年配の税関職員が検査すると言い出した。一つは荷物として預けたが、結局一つは駄目だった。飛行機が離陸する際にほっとしたのを覚えている。ある人は一度に12億円を持ち込んでいた。それを乗用車に乗せたら、かばんが(重さで)ぺしゃんこになっていた」

 日本の銀行に門前払いを食らった在日韓国人はその悲しみを乗り越え、故国にひそかに資金を持ち込み、設立した金融機関が新韓銀行だ。設立当時の資本金は250億ウォン(現在のレートで約18億円、以下同)、行員数は270人、店舗数は8カ所だった。官主導で経営され、硬直していた韓国の金融市場で、羅応燦(ラ・ウンチャン)新韓金融持株会長(当時常務)、申相勲(シン・サンフン)新韓金融持株社長(当時代理)、李伯淳(イ・ベクスン)新韓銀行長(当時代理)は独自経営の民間銀行の根を韓国に下ろした。最近、ある財閥の総帥は「自分が今までに飲んだ酒はタンカー5−6隻分になる」と話したが、羅応燦氏らが新韓銀行を外風から守り、行員を「少数精鋭」に育てるために飲んだ酒もそれぐらいになるはずだ。
 新韓銀行は羅常務が銀行長に就任した1990年代初めから、ほかの銀行の脅威として浮上した。資産規模は91年の10兆ウォン(約7200億円)から、99年には48兆ウォン(約3兆5000億円)に膨らんだ。政府の保護下で経営してきた虚弱体質の銀行がアジア通貨危機で破たんし、雑草のように育った新韓銀はさらに強くなった。
 新韓銀の野性的経営はライバルを追い抜いた。当時の大手銀行、朝興銀行を買収し、3年後にはクレジットカード大手のLGカードも傘下に収めた。羅常務、申代理、李代理らは、そうして資産313兆ウォン(約22兆6000億円)規模の韓国3位の金融グループを育て上げた。約20年間で1000倍以上に成長したことになる。韓国に進出した外資系銀行のトップも、新韓を最も恐ろしいライバルに挙げる。
 世界的な金融危機以降、KB金融持株では会長選出が難航、ウリ金融持株は政府保有株の売却計画が遅れている。ハナ金融持株は勢いを失っている。韓国が国家代表として立てられる銀行は事実上、新韓しかなかった。しかし、新韓はそこでリードできなかった。
 それは指導部の内紛があったからだ。経営トップ一人のカリスマや少数経営陣に依存してきた成長が限界に達した。その対立を狙い、外部勢力が新韓の経営陣のポストを狙っているとのうわさも聞こえる。しかし、外部から経営陣を迎える方式では、新韓をさらに弱体化させる可能性がある。新韓には市場で戦い、成長を遂げてきた歴史があり、政府に保護されてきたほかの金融機関にはない独自のDNAがある。「新韓のDNA」は韓国の金融業界でほかにはない貴重なものだ。新韓の内紛が長期化しても、金融当局は介入しないでもらいたい。新韓が自ら危機を克服し、DNAをさらに鍛え、新たな成長モデルを模索する機会を与える必要がある。

     尹泳信(ユン・ヨンシン)経済部長

2115とはずがたり:2010/09/15(水) 23:40:11

FX ZEROがひまわり証券と11月1日に合併、「グループパワーを最大限に発揮」
http://journal.mycom.co.jp/news/2010/09/15/026/
2010/09/15

FX ZEROは14日、ひまわり証券との間で、2010年11月1日を効力発生日とし、ひまわり証券を存続会社とする合併契約書を締結したと発表した。

ひまわり証券はFX ZEROと同じく、ひまわりホールディングスの100%子会社で、証券取引・FX取引など幅広い投資サービスを展開。FX ZEROでは、ひまわり証券との経営統合により、「グループパワーを最大限に発揮し多様化する投資家のニーズに細かく応え、最上級の投資環境と最上質のサービスを提供できるよう努力していく」としている。

現在FX ZEROの顧客が利用している取引システム(FXZERO-CH)は、今後も変わらず利用できるという。

また、合併により、顧客のポジションや預かり残高その他の権利・義務は、合併期日である2010年11月1日をもって、ひまわり証券に承継される。

FX ZEROは、合併に伴う各種連絡事項については、詳細が決定次第追って案内するとしている。

2117チバQ:2010/09/24(金) 20:54:55
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100924-00000532-san-bus_all
治安田、東京海上と提携 損保商品を販売
産経新聞 9月24日(金)11時54分配信


 生命保険大手の明治安田生命保険が、損害保険大手の東京海上日動火災保険が提携することが24日、分かった。2011年後半をめどに、明治安田のネットワークを活用し、東京海上の損保商品を販売する。

【フォト】東京海上日動あんしん生命保険のあんしんセエメエ

 明治安田が販売するのは、東京海上の自動車保険と火災保険、傷害保険。

 明治安田は、東京海上の損保商品を取り扱うことで幅広い顧客ニーズに応える。東京海上にとっては、明治安田の販売ルートを活用し顧客層を広げることができる。

 両社はともに三菱グループだが、本格的に提携するのは今回が初めて。明治安田は、すでにNKSJホールディングスの日本興亜損害保険と提携しており、同社との関係も継続する。

2118荷主研究者:2010/09/27(月) 00:04:25

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/economic/248916_all.html
2010年09/01 06:55 北海道新聞
道内企業のメーンバンク 1位北洋、シェア34% 2位は道銀

 帝国データバンク札幌支店は、道内企業がどの金融機関をメーンバンクとしているかを調べた結果をまとめた。北洋銀行が2万2514社(構成比34・1%)で首位となり、2位が北海道銀行の1万192社(15・4%)。3位以下には各信金が名を連ね、20位以内の道外勢は6位の北陸銀行のみとなっており、地元金融機関重視が鮮明になった。

 調査は、帝国データバンクの企業データベースに収録されている道内に本社を置く6万6096社を対象に初めて実施。各社がメーンバンクと認識している金融機関を集計した。

 北洋銀は1997年に破綻(はたん)した拓銀の基盤を継承したことに加え、2008年の札幌銀行との合併で規模を拡大。道銀に2倍以上の差をつけ、「道内リーディングバンク」の地位を固めていることを示した。北洋銀と道銀だけで全体の半数近くの割合を占めた。

 2行に大きく引き離されているが、3位帯広、4位旭川、5位札幌と各信金が健闘。7〜20位を信金・信組が固め、14位に北央信組が信組で唯一ランク入り。それぞれの営業地域で支持を集めている。

2119とはずがたり:2010/10/01(金) 14:27:21

みずほ3行、事業統合へ 個人融資や企業買収
http://www.asahi.com/business/update/1001/TKY201009300545.html
2010年10月1日3時3分

 みずほフィナンシャルグループ(FG)は30日、傘下の主要3銀行の個人向け融資や企業買収関連の事業を統合する方向で最終調整に入った。3行ばらばらの預金・決済システムも2012年度から順次統一する。みずほは3行の事業が重複して非効率なことが課題のため、縦割りをなくす実質的な「ワンバンク」に向けて踏み出す。

  事業統合の第1弾として、みずほ信託銀行の住宅ローンなど一般個人向け融資を10月から順次廃止し、みずほ銀行に実質的に統合する。みずほ銀と、大企業向け融資のみずほコーポレート銀行(CB)がそれぞれ持つ企業合併・買収(M&A)の関連事業を今年度から順次一つにまとめる方向だ。

 12年度に顧客のデータや取引を管理する基幹システムを新しくするのに伴い、3行の預金や決済などのコンピューターシステムも順次統合する。3行間で情報のやりとりや管理をスムーズにし、経費を削減する狙いがある。

 みずほは00年9月、旧第一勧業、富士、日本興業の3行が統合し、初のメガバンクとして発足した。だが、傘下3行の事業統合が遅れ、三井住友FG、三菱UFJFGのメガバンク2社に収益面で見劣りしている。(大日向寛文)

2120荷主研究者:2010/10/03(日) 22:06:25

http://www.isenp.co.jp/news/20100914/news05.htm
2010/9/14(火)伊勢日報
百五証券 初の支店が開業 業績好調で半年前倒し

【百五証券伊勢支店の窓口=伊勢市岡本1丁目の百五銀行伊勢支店で】

【伊勢】百五銀行(津市岩田、上田豪頭取)と百五証券(津市東丸之内、平石眞一社長)は十三日、伊勢市岡本一丁目の同銀行伊勢支店で、百五証券伊勢支店の開業式を開いた。同証券初の支店で、百五グループでは初めての銀行と証券の共同店舗となる。

 一階銀行ロビーの一角に窓口、二階に執務室をそれぞれ置き、窓口の営業時間は平日午前九時から午後三時まで。銀行でも取り扱う投資信託などに加え、株式や幅広い債権も購入でき、金融商品のワンストップサービス化を目指す。

 同証券は今年三月に営業を開始。本年度上半期の目標販売額を二十一億五千五百万円としていたが、十三日現在で四十一億円を上回るなど好調で、今回の出店は、当初計画を半年程度前倒したという。

 十一月に四日市支店を開店する予定で、来年以降、県内各地区と愛知県での展開も見込んでいる。開業式に出席した上田頭取は、「マーケットの大きいところから順次出店していきたい。半期で二店舗くらいが妥当なところ」と話した。

2122チバQ:2010/10/09(土) 20:34:02
>>2089
http://www.kyoto-np.co.jp/economy/article/20100922000163
次期指定金融機関、激戦の末UFJ継続 京銀惜敗印刷用画面を開く

 京都市は22日、公金収納を担う来年度以降の次期指定金融機関(指定金)に三菱東京UFJ銀行(東京都)を継続指定すると発表した。京都銀行との争いとなったが、UFJ銀は手数料軽減や交通局への資金調達の協力など財政面の評価で上回り、旧三和銀行以来、76年間続く指定金の座を守った。京銀は地元貢献面で優位に立ったが、及ばなかった。

 京都市は2005年に政令市で初めて指定金融機関を公募し、今回は2回目。実績のUFJ銀と地銀のメンツをかけた京銀との一騎打ちで、学識者などの委員会が審査した。

 UFJ銀は健全化団体に転落した市営地下鉄を経営する市交通局に対し、資金調達面で積極的な協力を約束したほか、区役所にある派出所の窓口取り扱い時間を1時間半延長する案も提案。また市が銀行に支払う手数料も現在は同銀京都支店からの振り込みだけを無料だが、全国すべての支店に広げることも提示した。

 一方、京銀は地元中小企業への融資や市税納税額など「地元貢献」の評価で上回ったが、選定結果はUFJ銀が53・5点、京銀の46・5点。前回、UFJ銀にダブルスコアに近い点差で敗れたが、今回はその差を縮めた。

 UFJ銀広報部は「引き続き地域の発展に全力で取り組んでいきたい」と話し、京銀広報部は「結果は大変残念だが、今後も京都の発展にさまざまな面で貢献していく」とコメントを出した。

2123とはずがたり:2010/10/09(土) 22:17:42
>>2122
これ,全国の自治体やれば結構銀行から好条件引き出せそうですねぇ。一方で引き受け手がなかなか現れない自治体も現れたりするかもしれませんが。。

2124荷主研究者:2010/10/11(月) 23:46:46

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/09/20100930t72036.htm
2010年09月30日木曜日 河北新報
フィデアHD、アジア進出支援強化 新たな連携モデル模索

 フィデアホールディングス(HD、仙台市)は荘内銀行(鶴岡市)、北都銀行(秋田市)の経営統合による2009年10月1日の発足から1年を迎える。管理部門の人員圧縮やコスト軽減を背景に、営業職員の専門性強化などに経営資源をシフト。成長が続く中国などアジア市場への進出を目指す取引先を積極支援する。

 中国の個人向け輸出ビジネスでは、所有者が6億人に上る決済カード「中国銀聯(ぎんれん)」系インターネットショップ「銀聯在線商城 日本館」への出店支援を開始。管理運営会社のチャイナコマース(東京)、販売代理店のFJBエージェント(東京)と連携し、10月上旬から装飾品や服飾品などの出品を可能にする。

 現地の経済情報を素早く提供するため、みずほコーポレート銀行の上海現地法人に若手行員を10月から派遣。1年間の予定で日系企業支援ビジネスの実情を学ばせる。派遣されるのは北都銀の行員で、荘内銀の海外取引支援室で研修中の加藤陽介さん(26)。「人的ネットワークを開拓し、東北の企業のために役立ちたい」と意欲を示す。

 アジアビジネス支援では8月に業務協力協定を結んだタイ国内3位のカシコン銀行の東京駐在員を招いたセミナーを北都銀が開催。中国へも荘内銀、北都銀が合同で9月、上海視察団を送り、山形県から進出した企業の工場などを訪ねた。

 里村正治フィデアHD社長(64)は「東北はアジア経済への対応が九州などに比べ遅れている」と指摘。「中国やベトナム、インドとの協力関係は、むしろ取引先企業の方が進んでいる。メガバンクとは異なる連携モデルを地方銀行としても模索してきたい」と話している。

2125とはずがたり:2010/10/21(木) 23:43:29

いちよし、飯田証券と簡易合併へ
http://www.asahi.com/business/news/reuters/RTR201010200086.html
2010年10月20日19時25分

 [東京 20日 ロイター] いちよし証券<8624.T>は20日、長野県の飯田証券と簡易合併すると発表した。同地区での協業を進める。飯田証券の株主総会の承認を経て2011年1月4日に合併の予定。

 飯田証券の普通株式1株につき、いちよし証券の保有する自己株式(普通株式)2.004株を割り当てる。いちよし証券を存続会社とし、飯田証券は解散する。飯田証券は非上場。

2126チバQ:2010/10/26(火) 23:57:00
>>1175>>1471とか

http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20101026-OYT1T00931.htm?from=nwlb
きらやか銀・仙台銀、経営統合を正式発表
 第二地方銀行の「きらやか銀行」(山形市)と「仙台銀行」(仙台市)は26日、経営統合することで基本合意し、正式発表した。


 両行によると、来年10月をめどに仙台市に共同で持ち株会社を設立し、両行が傘下に入る。持ち株会社の名称や株式移転比率、社長人事などは、来年4月の最終合意までに決定する。統合すれば資産規模は単純合計で約2兆円に達し、第二地銀では上位の金融グループとなる。

 仙台銀の三井精一頭取は「宮城、山形両県は今後、(経済の)一体性が強まると予想した」と統合に至った理由を説明。きらやか銀の粟野学頭取は「山形からみた仙台のマーケットは非常に重要。(統合を)やるなら堅実な仙台銀と考えていた」と語った。

(2010年10月26日18時36分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamagata/news/20101025-OYT8T01126.htm
東北の広域再編に拍車
生き残りかけ収益体質強化狙う


きらやか銀行本店(山形市旅篭町で)



仙台銀行本店(仙台市青葉区で)  第二地方銀行のきらやか銀行(山形市)と仙台銀行(仙台市)が、県境を越えた経営統合に向けた協議に入ることが25日、明らかになった。営業基盤の拡大による収益体質の強化が狙いとみられ、実現すれば、荘内銀行(鶴岡市)と北都銀行(秋田市)でつくるフィデアホールディングス(仙台市)や山形銀行(山形市)に匹敵する金融グループが誕生する。長引く景気低迷で地方金融機関の貸出金や預金残高が先細るなか、生き残りをかけた広域再編に拍車がかかりそうだ。

 東北地方は、6県に地銀15行がひしめく金融激戦地。地域経済の疲弊が金融機関の体力に影響を及ぼす中、きらやか銀は新たな経営統合により、営業網の拡大や事務の効率化を進め、生き残りを図りたいとみられる。持ち株会社化すれば総資産は2兆円に迫り、両行は互いのブランドを維持しながら、共通部門のコスト削減を進めることになる。

 きらやか銀の貸出金残高はここ数年増加傾向にあり、10年3月期は8772億円。09年9月に公的資金200億円を注入して資本増強を図るなど、体力増強を図ってきた。

 ただ、背景には、政府の緊急保証制度による中小企業への融資や金融円滑化法による融資期間の延長もあり、同法の適用が期限を迎えるとみられる来年3月以降について、同行関係者は「不良債権が増えることも考えられ、正念場を迎える」と話す。

 同行は近年、東北の金融の中心地である仙台市への足掛かりを模索。従来から同市内にあった6店に加え、08年に住宅ローンなどを扱うローンセンターと出張所を各1店開設した。セントラル自動車の進出など魅力が増す仙台経済圏に、仙台銀との連携を進めながら、営業エリアの拡大を図りたい思惑がうかがえる。

 一方、仙台銀は連結経常収益が2期連続減収の168億円。経営破綻(はたん)した武富士に関する債権(簿価10億円)があり、中間決算で影響が懸念されていた。

 10年3月期決算で、合併後初めて黒字計上したきらやか銀だが、人口減少や経済の低迷によって、再び経営が悪化する恐れもある。他行も同様で、再編を迫られる金融機関の動きが注目される。

(2010年10月26日 読売新聞)

2127とはずがたり:2010/10/27(水) 00:11:43
>>2126
おお,俺の望む方向に成ってきましたねぇ♪
仙山銀行だ!!

2128とはずがたり:2010/10/27(水) 14:49:46
山形しあわせだのきらやかだのミライオンだの北都だの果てはノースアジア(これは大学だったw)だのと考えすぎてみっともないネーミングが浮上する事が多い東北の銀行のネーミングだけど取り敢えずどんなグループ名にするのか戦々兢々。。
将来は合併して仙台山形銀行みたいな香港上海銀行ばりの格好いい名前希望☆

仙台銀ときらやか銀、来年10月の経営統合を正式発表 東北最大の第二地銀誕生へ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101026-00000545-san-bus_all
産経新聞 10月26日(火)12時20分配信

 宮城県を地盤とする第二地銀「仙台銀行」と山形県地盤の第二地銀「きらやか銀行」は26日、それぞれの本店で記者会見を開き、来年10月の経営統合に向け協議入りすることで合意したと正式発表した。地域経済の縮小が進む中、県境を越えた統合によって規模を拡大し、収益力を強化する狙いだ。

 両行は同日午前、それぞれの取締役会での決議を経て、経営統合の検討開始に関する基本合意書を締結した。

 両行の地域ブランドを維持した持ち株会社方式による新しい金融グループを創設し、経営機能の効率化やノウハウの融合を目指す。来年10月に共同持ち株会社を設立、傘下に両行が入る見通しだ。

 統合が実現すれば3月末の預金残高で約1兆8500億円となり、東北地方で最大の第二地銀となる。

2129荷主研究者:2010/10/29(金) 00:30:40

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/10/20101023t52018.htm
2010年10月23日土曜日 河北新報
山形銀、政投銀と協定 公共サービス事業強化

協定書を手にする吉田常務(左)と鈴木支店長=山形市の山形銀行本店

 山形銀行は、民間の提案や資金を生かして公共サービスを展開する官民連携事業(パブリック・プライベート・パートナーシップ、PPP)への取り組みを強めるため、日本政策投資銀行と22日、業務協力協定を結んだ。PPP分野で地方銀行と政投銀の協定は全国初。

 少子高齢化などで行政サービスの需要が増え、上下水道や公共施設の老朽化も進む。税収の伸びが期待できない状況下で、公共サービスの維持や充実を図るのが狙い。

 山形銀は公債引き受けなどを通じ、県や市町村の実情や公共サービス需要に明るい。政投銀の事業化ノウハウを導入することで、自治体に対する課題解決型の提案力を強化できると判断した。

 現時点で候補案件は具体化していない。当面は両行間の情報交換や勉強会開催に取り組む。

 山形銀の吉田勉常務は「税収が伸びない中で自治体のニーズに対応するため、当面は人材育成などを進めたい」と話す。

 政投銀の鈴木貴博東北支店長は「PPPは事業化の初期段階から密接な連携が必要。山形県のトップバンクとの情報共有を通じ、効果的な提案を目指す」と意気込む。

2130荷主研究者:2010/11/08(月) 23:03:03

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/10/20101027t72031.htm
2010年10月27日水曜日 河北新報
東北の金融機関、両行決断にエール 仙台銀・きらやか銀統合

 仙台銀行ときらやか銀行(山形市)が2011年10月の経営統合を目指すことを発表した26日、東北の金融機関トップは、将来を見据え経営基盤の強化を図る両行の決断にエールを送った。人口減少に伴う市場縮小や地域経済の疲弊といった事情は各銀行なども共通して抱える課題。統合メリットがどのように発揮されるのかに注目が集まる。

 七十七銀行の氏家照彦頭取は「宮城、山形両県の経済的な交流の高まりの中、地域金融の充実と経済活性化につながると期待している」とコメント。両行と同じ第二地方銀行の福島銀行の紺野邦武社長は「大きな決断に敬意を表したい。経営統合の成功を心からお祈りする」と評価した。

 広域金融グループの先輩となるのが、昨年10月に経営統合した荘内銀行(鶴岡市)と北都銀行(秋田市)。北都の斉藤永吉頭取は「個人取引、法人取引の両分野で統合効果が上がっており、企業統治面でも成果が生まれている」と強調。荘内の国井英夫頭取は「広域金融グループ同士、地域の発展に向け切磋琢磨(せっさたくま)したい」と呼び掛けた。

 県境を越えての経営統合については「地方のマーケットが縮小する中、将来のゴーイングコンサーン(事業継続)のための大きな選択肢」(北村清士東邦銀行頭取)との認識で多くが一致する。ただし自ら踏み込むことには否定的な声もある。

 山形銀行の長谷川吉茂頭取は「メガバンクとの業務提携などを最大限活用し、地域経済の発展と金融システム安定に努力していく」と強調した。

 統合メリットをめぐっては「地域を越えた合従連衡では店舗の大規模な統廃合などを伴わない。本部機能の統合などで一定のスケールメリットはあるが大きくないのではないか」(青森県の金融機関幹部)との厳しい見方もあった。

 岩手銀行の高橋真裕頭取は「ある程度の規模がないと経営効率は上がらない。資本の厚みや流動性資金の確保、リスク管理といったことができないと、器が大きくなってもしっかりした経営はできない」と指摘した。

 秋田銀行の藤原清悦頭取は「経営統合は、互いに利害関係が一致しなければなかなか踏み切れない。営業基盤の拡充などのメリットを十分に計算しての判断だろう」との見方を示した。

<地域へ一層貢献を/岡部憲昭東北財務局長の話>
 きらやか、仙台両行が持ち株会社の下で経営基盤の強化を図り、地域の利用者ニーズに対応した金融サービスの提供や円滑な資金供給を通じて、地域経済の発展により一層貢献することを期待している。

<自主的判断心強い/福田一雄日銀仙台支店長の話>
 最近の地域経済や金融機関をめぐる環境変化を踏まえると、民間金融機関の自主的な判断として、経営統合などの取り組みがなされていくことは好ましく思う。心強い動きと受け止めている。

2131荷主研究者:2010/11/10(水) 23:41:36

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/204341
2010年10月19日 16:13 西日本新聞
佐世保にFFG新ビルオープン

親和銀と福岡銀の県北重要拠点としてオープンしたFFG佐世保ビル

 親和銀行と福岡銀行の新拠点となる「ふくおかフィナンシャルグループ(FFG)佐世保ビル」が18日、佐世保市三浦町の国道35号沿いにある福銀佐世保支店跡地にオープンした。

 新ビルは8階建てで、同市島瀬町に仮移転していた同支店が5階に入居。親和銀京町支店(同市下京町)が同佐世保支店に名称を変更して2、3階に移転した。同南支店(同市潮見町)も来年3月中旬に同佐世保支店に統合する。

 親和銀の鬼木和夫頭取は「グループを挙げ、県北地域の重要な営業拠点としてサービスを強化したい」と話した。

=2010/10/19付 西日本新聞朝刊=

2132とはずがたり:2010/11/12(金) 14:55:30

みずほFG 資産運用世界最大手、米ブラックロックに出資へ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101112-00000516-san-bus_all
産経新聞 11月12日(金)8時9分配信

 みずほフィナンシャルグループが、資産運用世界最大手の米ブラックロックに出資する方向で検討していることが12日分かった。大株主の米銀大手バンク・オブ・アメリカから発行済み株式の約2%を5億ドル(約400億円)で取得する。投資信託や年金の運用ビジネスで提携し、ブラックロックの金融商品を日本国内で販売するなどする。

 ブラックロックは運用資産300兆円で、資産運用会社としては世界最大。大株主のバンカメが34%の持ち分を放出する方針を示していたことから、みずほが一部を取得することにした。

2133名無しさん:2010/11/13(土) 09:19:00
大阪二区の公募が10/1-10/10で締め切られ、現在四人が選考に残っている。この中には郵政民営化で造反した左藤章氏も含まれている。
あまりにも短い公募期間に何かあると思ったら、ドロドロだった。川条しか前衆議院議員は、次期総選挙に立候補する意向を示しているが、
今回の左藤章公認への出来レースには、愛層を尽かし応募していない。
http://blog.goo.ne.jp/kawajo1/e/43998347a2f98aa8d2dcd5c3b1f134a6
http://blog.goo.ne.jp/kawajo1/
http://blog.goo.ne.jp/kawajo1/e/f7295a03a54d72c9466a409b439ebe71
http://blog.goo.ne.jp/kawajo1/e/579decda4c44ce58fce61eb8a53474ec
http://blog.goo.ne.jp/kawajo1/e/6a27125a939e66ed40d7d6c5cc25cdce

2134とはずがたり:2010/11/19(金) 23:14:24
>>164 >>1262 >>1987

【武富士破綻】“武井商店”私物化のツケ 独立路線で孤立、支援なく
http://sankei.jp.msn.com/economy/finance/100927/fnc1009272322024-n1.htm
2010.9.27 23:21

 会社更生法適用を申請する見通しとなった武富士は、創業者の故武井保雄氏が一代で築き上げた。不祥事が相次ぎ、“武井商店”と揶揄(やゆ)された創業家による私物化が厳しい批判を受けたが、影響力を保持するため、「独立路線」に固執。他の消費者金融大手が次々と大手銀行グループの傘下に入る中、手を差しのべる支援先はなく、ついに経営に行き詰まった。

 更生法申請の報道で、多数の報道陣が詰めかけた東京都新宿区の武富士本社。玄関フロアには、巨大な武井氏の肖像画が掲げられている。

 ある幹部は「私が幸運だったのは、生前の武井氏に接する機会があったことだ」と、自慢げに言ってはばからない。

 武井氏が平成15年に同社に批判的な記事を書いたフリージャーナリストの自宅盗聴を指示したとして逮捕され、16年に懲役3年(執行猶予4年)の有罪判決を受けた後も、社内には信奉者がいまなお多い。

 武富士は盗聴事件のほか、法令違反にあたる取り立てで金融庁から処分を受けるなど、不祥事が続出。社会的な批判を受け、平成16年6月に松井証券前専務の元久存氏を社長に招聘(しょうへい)し、創業家の保有株を売却するなど改革に取り組んだ時期もあった。

 しかし、元久社長はわずか9カ月で退任。20年6月には武井氏の次男の健晃氏が副社長に就き、実権を握るなど、脱創業家は見せかけに終わる。

 消費者金融を取り巻く経営環境が悪化する中、アコムは三菱UFJフィナンシャル・グループ(FG)の傘下に、プロミスも三井住友FGに入り、リストラなどによる生き残りを目指している。

 武富士をめぐっても、みずほFGなどによる買収観測が何度も浮上したが、「不祥事体質に二の足を踏んだ」(メガバンク関係者)という。何よりも、「創業家が“よそ者”の干渉を拒んだ」(業界関係者)とされる。

 結局、メーンバンクの後ろ盾もなく、資金調達で頼っていた外資系金融機関にも見放された。創業家の呪縛(じゅばく)を明確に断ち切らない限り、再建に向けた支援スポンサーを探し出すのは難しそうだ。

2135とはずがたり:2010/11/19(金) 23:15:41

【武富士破綻】過払い金問題各社の経営圧迫 業界縮小は必至な情勢
http://sankei.jp.msn.com/economy/finance/100927/fnc1009271006006-n1.htm
2010.9.27 10:05

 武富士が過払い金問題を解決できず会社更生法の適用を申請する方針を固めたことは、消費者金融業界が立たされている苦境を改めて浮き彫りにした。過払い金問題はプロミスやアコム、アイフルなど他の大手も抱えている上、上限金利の引き下げなどを盛り込んだ6月の改正貸金業法の完全施行は、各社の経営を圧迫しつつある。業界は新たな収益源の確保など、抜本的な改革を求められており、業界全体の縮小は必至な情勢だ。

 「武富士は銀行グループに入らない独立系業者だった。資金調達面でのバックアップ体制がなかったことが命とりになった」

 他の消費者金融関係者はこう語る。武富士はこれまでリストラ策を進め、事実上、新規貸し出しを停止したほか、新たに韓国進出に活路を見いだすなど、ぎりぎりの努力を続けてきた。だが、業界を襲う逆風には抗しきれなかった。

 過払い金返還の負担は重くのしかかり、武富士を含めた大手4社の6月までの返還実績は1兆円超。すでにアイフルは事業再生ADR(裁判外紛争解決手続き)による再生の道を選んでいる。

 武富士の利息返還額は大きく削られる恐れがある。武富士への利息返還請求額は約1700億円で、カット率は資産や負債を確定した上で決まる見込みだ。武富士の苦境は他の消費者金融にとっても“対岸の火事”でなく、顧客債権の保全のあり方について、課題を突きつけられている。

2136とはずがたり:2010/11/19(金) 23:17:19

【武富士破綻】契約者の負担で再建 機能不全の消費者金融、担い手整備急務
http://sankei.jp.msn.com/economy/finance/100927/fnc1009272113021-n1.htm
2010.9.27 21:08

消費者金融の武富士が会社更生法の適用申請へ最終調整に入った。本社ビル前に集まった報道陣=27日午前、東京都新宿区(矢島康弘撮影)消費者金融の武富士が会社更生法の適用申請へ最終調整に入った。本社ビル前に集まった報道陣=27日午前、東京都新宿区(矢島康弘撮影)

 消費者金融大手の武富士が会社更生法を申請すれば、契約者が本来受け取ることができた過払い利息の返還は大幅にカットされる見通しだ。利息返還の重荷に加え、6月の改正貸金業法の完全施行による規制強化で、新規融資が極端に絞り込まれるなど、業界は縮小の一途だ。はじき出された利用者が、ヤミ金に流れる懸念も根強く、受け皿となる「健全な消費者ローン」の整備が急務だ。

 武富士が会社更生法による法的整理を選択した最大の理由が、「過払い利息の返還額のカット」にあるとみられる。

 同社に対し、過払い利息の返還を請求していない契約者は200万人程度に上るもようだ。少額のため、請求を放棄する契約者も相当数になる可能性が高いが、返還必要額は「1兆円を超える」(業界関係者)との見方もある。

 同社では、業績悪化で資金繰りに窮する中、再建支援スポンサーを模索していた。しかし、返還額が未確定のままでは、手を挙げる支援先は出てこない。早期再建には、返還額の大幅カットで契約者に負担を強いるしかなかった。

 過払い金の返還は、多重債務者の救済につながると期待されていた。

 だが、「潜在的に20兆円超」ともいわれる返還負担で消費者金融各社は疲弊。

 さらに、改正貸金業法の完全施行により、貸出残高を年収の3分の1以下に制限する総量規制も導入され、業界は、「事実上の機能停止状態」(同)にある。一般消費者のほか、中小零細企業の事業資金の供給という役割も担えなくなった。

 消費者金融に詳しい堂下浩・東京情報大学准教授は「本来の目的だった消費者保護に逆行している」と懸念を示す。

 行き場を失った利用者が違法なヤミ金やクレジットカードのショッピング枠の現金化などグレーな融資に走り、結果的に重い負担で被害を受ける事例も目立ち始めている。

 消費者金融に代わる担い手として、金融庁は大手や地域金融機関が、生活費を必要とする個人や零細事業者向けの融資を拡大することを期待している。

 しかし、金融業界は「融資の規模が小さく手間がかかり、貸し倒れリスクも大きい」(メガバンク)などと及び腰だ。

 多重債務者の救済などを目的とした融資を行う一部の生活協同組合やNPOバンク(非営利金融機関)には、受け皿となるだけの体力はない。

 武富士の経営の行き詰まりは、規制のあり方も含め、金融行政の課題を改めて浮き彫りにした。(藤沢志穂子)

2137チバQ:2010/11/23(火) 00:18:44
>MS&ADインシュランス グループ ホールディングス傘下の三井住友海上きらめき生命保険とあいおい生命保険が合併して誕生する生命保険会社の新社名が「三井住友海上あいおい生命保険」に決まった。
アナウンサーいじめな文章だな。長すぎだろ、社名
http://www.j-cast.com/2010/11/22081508.html
合併生保の新名称は「三井住友海上あいおい」
2010/11/22 19:06
MS&ADインシュランス グループ ホールディングス傘下の三井住友海上きらめき生命保険とあいおい生命保険が合併して誕生する生命保険会社の新社名が「三井住友海上あいおい生命保険」に決まった。

存続会社は、三井住友海上きらめき生命。合併期日は2011年10月1日の予定。新会社の保有契約残高は、15兆8042億円。保有契約件数は187万件(10年9月末合算)。本店所在地は、現あいおい生命の本店がある東京都中央区・日本橋とする。

2138荷主研究者:2010/11/23(火) 12:33:01

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/11/20101117t72014.htm
2010年11月17日水曜日 河北新報
「再編選択肢の一つ」 東北の地銀・第二地銀

 仙台銀行ときらやか銀行(山形市)が経営統合に向けた検討を始めたのを受け、東北の地方銀行、第二地銀の経営陣から「業界再編は選択肢の一つ」などと、統合や合併の必要性を認める発言が相次いでいる。ただ、足元の経営基盤強化を最優先する意向も強く、具体的な他行への働き掛けなどには慎重な姿勢を崩していない。

 秋田銀行の新谷明弘常務は11日の9月中間決算発表の際、質問に答える形で「効率経営が求められる中、経営統合は一つの選択肢」と述べた。翌日の青森銀行の発表でも、浜谷哲副頭取が「合併について考えていない金融機関はないだろう」と指摘した。

 背景には収益環境の悪化がある。東北各行の業績は金融危機の影響で落ち込んだ2009年3月期を底に、おおむね回復してきたが、主要因は不良債権処理費用の減少などだった。最近の金利低下で本業のもうけを確保することはむしろ難しくなっている。

 「利ざやは恐らく戦後最低水準」と山形銀行の長谷川吉茂頭取。岩手銀行の高橋真裕頭取も「経常収益はまだ低下すると予想される」と言う。

 荘内銀行(鶴岡市)と経営統合した北都銀行(秋田市)の斉藤永吉頭取は「貸し出し競争が激しくなる中、預金は伸びていくため、資金運用が重要になってくる。規模の小さな銀行では運用が難しく、今後も金融再編が続くだろう」と予測する。

 今後の動向では仙台、きらやか両行と同じ第二地銀の北日本(盛岡市)、福島、大東(郡山市)の3行に注目が集まる。

 北日本の佐藤安紀頭取は再編について「当面は考えていない」と慎重な構えで、福島の紺野邦武社長も「全くの白紙。頭から排除はしないが、収益力強化など足元を固めるのが先決だ」と強調する。大東の鈴木孝雄社長は「具体的な動きはないが、勉強していく必要はあると思う。現状では自前で内部留保を高めていく」と語る。

 下位行で動きだした東北の地銀再編は、各県のトップ行にも波及するのか。七十七銀行の氏家照彦頭取は収益環境の悪化や競争の激化を挙げ、「第一地銀とはいえ(再編の)大きなうねりの中に入っている。これは収まらないだろう」との見方を示す。

2139とはずがたり:2010/12/07(火) 17:57:39
三菱東京UFJ銀、蘭王国企業誘致局と業務提携
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2010&amp;d=1207&amp;f=business_1207_189.shtml
サーチナ 12月7日(火)16時4分配信

 三菱東京UFJ銀行 <8306> は、オランダ王国企業誘致局(Netherlands Foreign Investment Agency、以下NFIA)と包括業務提携に関する覚書を締結した。業務提携によって日系企業によるオランダ投資促進に弾みをつけたいNFIAと、オランダ政府機関との連携により日系企業に高品質な情報・サービスを提供したい三菱東京UFJ銀行の双方のメリットを見込んでいる。

 NFIAとは、1978年に外国企業のオランダへの投資を促進する目的で、オランダ経済省の傘下組織として設立された政府系投資誘致機関。地方政府の投資誘致団体と連携して活動を行っている。

 オランダは欧州における陸・海・空の物流の拠点になり、販売拠点の多くがオランダに設立されている。また、投資に関わる各種優遇制度や多くの国との租税条約の存在、法人設立・運営の容易さから、事業統括拠点や中間持株会社など多様な事業展開ニーズを満たす国としても注目を集め、対内直接投資実績は世界トップクラスを誇っている。

 この提携により三菱東京UFJ銀行は、定期的な投資セミナーの共催など、オランダへの投資に関わる各種活動を支援するとともに、オランダが提供する投資促進策および投資動向に関わる各種情報提供を受けることで、オランダへの投資・進出を検討する企業の支援を充実させる方針。(編集担当:小林南々穂)

2140荷主研究者:2010/12/18(土) 16:55:15

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/12/20101209t72008.htm
2010年12月09日木曜日 河北新報
東北の地銀 企業アジア進出、支援熱く 狙いは取引拡大

 東北の地方銀行がアジアビジネス支援の動きを加速させている。貿易促進を担うアジアの準政府機関と提携したり、中国の企業との取引円滑化などに向けた新サービスを開始したりしている。高成長を続けるアジア市場に活路を求める東北の顧客企業の取り組みを後押しすることで、銀行側は融資や決済の取引拡大につなげる狙い。各行は今後も支援策を充実させる考えだ。

 七十七銀行は香港の準政府機関「香港貿易発展局」と11月30日に提携した。両地域の企業をつなぐ商談会を今後、現地で開くなどし、貿易促進を図る。同行の担当者は「国内市場が縮小する中、アジアへの顧客の関心は高まっている。支援を一層強化し、顧客と相互利益の関係を築きたい」と強調する。

 金融持ち株会社フィデアホールディングス(仙台市)も8月、タイのカシコン銀行と業務提携を結んだ。フィデアは中国などアジア各国にも提携先を広げる考え。広報担当者は環太平洋連携協定(TPP)の動向なども踏まえ「いま取り組まないと、後れを取る」と話す。

 このほか岩手銀行は11月中旬、人民元建てで貿易代金の決済を行えるサービスを開始。きらやか銀行(山形市)は同30日、中国の銀行系カード「中国銀聯(ぎんれん)カード」の加盟店契約を希望する取引先を、提携先の三井住友カードに取り次ぐ業務を始めた。

 支援策について岩手銀行は「内需低迷で新たな販路を求める経営者は、人口が多い中国などアジアに目を向けている」と説明。他の銀行からは「支援体制の整備が相次いでいる。当行も負けないようにしたい」(山形県内の銀行)との声もあり、銀行間の対抗意識がアジア向け施策の競争に拍車を掛けている。

 国内企業の資金需要が伸び悩む中、各行は「取引先の海外展開や貿易拡大が実現すれば、新たな融資や外国送金などの取引が拡大する」とみて、さらなる支援策の拡充を検討する。

 こうした動きについて東北財務局は「銀行としてのビジネスが広がる」と評価。その上で「輸出に関する具体的な助言や指導などコンサルティング能力の向上が課題になる」と指摘している。

2141チバQ:2010/12/22(水) 12:30:02
とはさん待望の?中央三井住友信託が誕生ですね

2142チバQ:2010/12/24(金) 23:15:15
http://www.47news.jp/CN/201012/CN2010122201000335.html
住友信託と中央三井、経営統合へ 日本最大の信託G誕生
 住友信託銀行と中央三井トラスト・ホールディングス(HD)は22日午前、それぞれ臨時株主総会を開いた。持ち株会社方式での両社の経営統合を承認、2011年4月に総資産などの規模で信託トップの三菱UFJ信託銀行を上回る日本最大の信託銀行グループが誕生する。信託業界は、みずほ信託銀行を加えた3グループに集約される。

 統合は両社の株式交換で実施。持ち株会社は中央三井トラストHDを衣替えして「三井住友トラスト・ホールディングス」とし、住友信託株1株に対し持ち株会社株1・49株を割り当てる。中央三井の田辺和夫社長(65)が持ち株会社の社長に就任する。

2010/12/22 11:50 【共同通信】

http://www.sankeibiz.jp/business/news/101224/bse1012241621002-n1.htm
住信の高橋会長が相談役へ 最後の“熱血”大手銀トップ2010.12.24 16:12

高橋温・住友信託銀行会長【拡大】
 住友信託銀行は24日、高橋温代表取締役会長(69)が来年3月31日付で退任し相談役に就く人事を発表した。会長職は常陰均社長(56)が兼務する見通し。来年4月に中央三井トラスト・ホールディングスと経営統合するのを機に世代交代を図る。

 この日開催した取締役会で、高橋氏からの代表権返上の申し出を受理した。

 高橋氏は社長・会長職を13年にわたって務め、1990年代後半の金融危機をトップとして経験した最後の大手銀経営者だった。

 UFJ信託銀行(現三菱UFJ信託銀行)がいったん決めた統合を一方的に破談にしたことから、裁判に踏み切るなど“熱血漢”の経営者として知られた。

2143チバQ:2010/12/24(金) 23:16:16
http://www.sankeibiz.jp/business/news/101223/bse1012230502000-n1.htm
住信と中央三井、来春の経営統合承認 国内1位 マンモス信託誕生 (1/2ページ)2010.12.23 05:00

住友信託と中央三井HDの統合で信託業界は3グループに集約される【拡大】

. 住友信託銀行と中央三井トラスト・ホールディングス(HD)は22日、それぞれ臨時株主総会を開き、持ち株会社方式での両社の経営統合を承認した。統合会社の発足は2011年4月。現在、業界トップの三菱UFJ信託銀行を総資産などで上回る“マンモス信託”が誕生することになる。信託業界はみずほ信託銀行を加えた3グループに集約され、今後、激しいシェア争いが展開されそうだ。

 統合は両社の株式交換で実施する。新しい持ち株会社は中央三井トラストHDを衣替えして「三井住友トラスト・ホールディングス」とし、住友信託株1株に対し持ち株会社株1.49株を割り当てる。中央三井の田辺和夫社長(65)が持ち株会社の社長に就任する。

 傘下の住友信託、中央三井信託銀行、中央三井アセット信託銀行の3行は12年4月をめどに合併し、「三井住友信託銀行」となる。

 巨大信託の誕生に対して、他の信託銀行は“迎撃態勢”を整えつつある。

 いくつかの主要指標でトップの座を奪われる三菱UFJ信託は、収益力を高めて「12年までに奪還する」(岡内欣也社長)構え。来年1月には、証券代行業「だいこう証券ビジネス」(大阪市中央区)から事業承継を受け、統合会社誕生後も首位を維持できる証券代行業のシェアを、さらに高める。今年9月には中国の運用会社に出資するなど、海外事業の本格化も進めている。

 一方、不動産業務で収益トップを走るみずほ信託は、10月に法人営業体制を拡充するなど、グループのみずほコーポレート銀行やみずほ銀行の顧客をきめ細かく囲い込む措置を進めている。

2144荷主研究者:2010/12/26(日) 22:19:25

http://www.minato-yamaguchi.co.jp/yama/news/digest/2010/1207/8p.html
2010年12月7日(火)山口新聞
宇部支店が再オープン 福岡銀行、12年ぶりに

開店と同時に訪れた客の応対をする行員=6日午前9時ごろ、福岡銀行宇部支店

 福岡銀行(谷正明頭取)は6日、宇部市新天町2丁目に宇部支店(北山都浩支店長)を開設し、営業を開始した。山口県内での支店開設は下関支店に次いで2店舗目。

 宇部支店は、ふくおかフィナンシャルグループ傘下で、2008年9月に閉店した親和銀行宇部支店の旧店舗(2階建て延べ床面積約555平方メートル)を借り受けて開設。人員は15人(パート行員含む)。ATM(現金自動預払機)1台。当面は地元企業などとの融資取引が中心。今後、現店舗近くの旧宇部支店跡地に鉄骨2階建ての新店舗を建設し、来年8月に移転オープンする予定。

 同行の宇部支店は1998年に撤退し、同市内の取引先は下関支店が担当していた。宇部支店の再開について、谷頭取は「宇部市内の主要な取引先から要望が強く、市場としても魅力がある。地元の銀行という意識で新しいお客様にも受け入れていただきたい」。県内での店舗網拡大は「ふくおかフィナンシャルグループの新しい中期経営計画で前向きな営業を展開しており、将来的には考えたい」としている。

2145とはずがたり:2010/12/26(日) 23:11:31
>>2141-2143
正式決定めでたいす(・∀・)♪
中央三井オーナーとしても三井住友統合派としても喜ばしいけど,選挙マニアにはあるまじき失態として,合併承認の株主総会を投票を棄権しちまったw

2146チバQ:2010/12/29(水) 21:47:38
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101229-00000005-mai-bus_all
<金融機関>重要度を判定 国内トップは野村 金融庁・日銀
毎日新聞 12月29日(水)2時34分配信

 破綻時の影響が極めて大きい「システム上重要な金融機関(SIFIs)」に、より高い健全性を求める国際的な規制を巡り、日本の金融当局が独自に作成した世界60の金融機関重要度ランキングの全容が判明した。国内では証券最大手の野村ホールディングス(HD)が最高位の19位に入り、規制対象になる可能性が高い。三菱UFJフィナンシャル・グループ(FG)が24位となるなど計4金融機関が60位以内に入った。

 ランキングは金融庁と日本銀行が作成した。野村HDは08年秋、破綻した米証券大手リーマン・ブラザーズのアジア・欧州・中東の事業部門を買収、日本のメガバンクより上位に入ったとみられる。

 金融庁などは、金融安定理事会(FSB)にランキングを提出。FSBは他の主要国からも提案を受け、来年6月をめどにSIFIsの中でも特に規模や国際業務の大きな「G−SIFIs」を選定。自己資本比率の上乗せなどの規制を課す方向で検討を進めている。

 G−SIFIsは上位20機関の案も浮上。その場合、日本のランキングによると国内では野村HDのみが対象となる。日本の金融機関には、規制への警戒感がある一方、対象外となった場合は国際的に重要でない金融機関とみなされることを懸念する声も出ている。【中井正裕、清水憲司

2147チバQ:2011/01/09(日) 14:36:41
http://sankei.jp.msn.com/economy/finance/110109/fnc1101091200002-n1.htm
【業界展望2011】(6)「1軍か2軍か」メガバンク振り分けに戦々恐々 (1/2ページ)
2011.1.9 12:00

 「2011年は生き残りをかけた勝負の年」。銀行業界で、こんな危機感が高まっている。きっかけは昨年11月に開かれた20カ国・地域(G20)首脳会議(サミット)で合意された銀行の自己資本規制の強化。国際業務を行う金融機関を1軍と2軍に振り分けるもので、1軍になれば、資本増強を迫られ、2軍なら国際戦略の後退は避けられない。


どちらでも弊害

 「その区分けに、何の意味があるんだ」。

 G20サミット後、あるメガバンクで開かれた幹部会議で、役員から戸惑いの声が上がった。

 話題は、新たな自己資本規制「バーゼル3」に盛り込まれた金融機関を2分類する仕組み。破綻が金融システムに重大な影響を与える金融機関を、国際業務の規模によって2011年中に「グローバルに重要な金融機関」と「重要な金融機関」に分類。「グローバル」に分類された金融機関には、より厳しい自己資本規制を課すというものだ。

 日本で該当するのは「野村証券と三菱UFJフィナンシャル・グループくらい」(外資系アナリスト)とされるが、具体的な定義や詳細は今年半ばまで見えてこないため、今のところ「どちらか損でどちらが得か、見極めがつかない」(メガバンク関係者)状況だ。

 グローバルに分類されれば、欧米銀に比べ自己資本の手薄な邦銀は、追加増資を迫られる可能性が高い。一方、「グローバル」ではない金融機関は増資は不要だが、世界で相手にされず、「国際的な大型プロジェクトなどで主幹事団に入れないケースも出てくる」(市場関係者)といった障害が出る恐れがある。

 業界では、「どちらに分類されるにせよ、国際戦略全体の修正をせざるをえない」(メガバンク関係者)との危機感が高まっている。


押し寄せる再編の波

 メガバンク3行は、海外事業の強化に躍起となっている。背景には、資金需要の低迷などで国内業務の不振が続く中、海外を「収益の柱」(三菱UFJの永易克典社長)に据えざるをえないという事情がある。このため、国際規制には「嫌でも対応せざるをえない」(関係者)。

 一方で、自己資本規制強化で最もダメージを受けるのは、邦銀との見方は強い。規制強化によって、欧米銀行が得意ちする金融工学を駆使したハイリスク投資のビジネスモデルが制限され、その結果、欧米銀が、邦銀が主体としている預貸業務を強化。「とばっちりで国際競争が激化する可能性がある」(金融筋)ためだ。

 「日本のメガバンクは収益性が高い海外での起債やM&A案件の扱いも遅れており、競争に勝ち抜く力がない」。スタンダード・アンド・プアーズの根本直子マネジング・ディレクターはこう警告する。

 金融当局も危機感を強めており、日銀の山口広秀副総裁は昨年12月の講演で、「合併や統合、機能の切り離しなどを通じ、新陳代謝をはかることが重要だ」と語り、再編による競争力の向上を訴えた。

 「信用不安が広がる欧州の銀行から、再編の火の手が上がる」(市場関係者)との指摘も出ており、合従連衡の波が日本に押し寄せる可能性もある。邦銀にとって今年はまさに正念場だ。(山口暢彦)

2148名無しさん:2011/01/09(日) 19:37:30
1円だってお(´・ω・`)
http://84t.ciao.jp

2149チバQ:2011/01/30(日) 15:32:20
http://www.hokkoku.co.jp/subpage/K20110130301.htm
北陸の経済ニュース 【1月30日03時06分更新】 広域バトルで関係流動化 北陸の地方銀行6行
 北陸に本店を置く地方銀行6行は、業務提携や資本関係で大きく2つのグループに分かれる。提携を交わす北國、富山第一、福井の3行連合と、北陸銀行とつながりのある富山、福邦銀行だ。だが、不況に伴う資金需要の低迷で、他県に攻める広域バトルが激化し、相関図が流動化してきた。
 北陸の地銀業界で大きな枠組みが誕生したのは2005年。北國、富山第一、福井の3行による「FITネット」と称する業務提携だ。

 きっかけは、04年に北海道銀行と経営統合し、全国の地銀トップクラスの預金量となった北陸銀行の攻勢にある。対抗すべく、各県を地盤とする3行が「戦略的互恵関係」で手を握ったという側面があった。

 提携業務はATMの相互無料開放、合同商談会など。だが、最近は3行の結束が揺らぐ局面も出てきている。

 北國銀行は年明け早々、魚津市など富山市以東に新店を開設する方針を示した。2008年10月に、富山市内に富山東部支店を開設したばかりで、富山への攻勢を一段と強める格好だ。

 富山は北陸銀行の牙城だが、FITの一角、富山第一銀行の地盤でもある。

 北國銀行の富山攻めに対し、富山第一銀行では「おきて破りだ」と憤る幹部もいる。同行担当者は「北國はサブ狙いだろうし、当行の顧客基盤と重なるのでつらい面はある。『北北戦争』の割を一番食うのはうちだ」と話す。

 福井銀行も、創業家ではない伊東忠昭氏が昨年3月に頭取に就任して以来、越境戦略に積極的だ。昨年暮れ、石川、富山の店舗だけで住宅ローンの借り換えキャンペーンを実施。1月に入って金沢支店で個人ローン相談を約2年ぶりに再開させた。

 FITの他行との関係について、伊東頭取は「互いの県に互いの店舗がある。お客さまのための連携であるFITの商談会は充実させ、営業では切磋琢磨したい」と語った。

   ■  ■

 一方、北陸銀行は、富山銀行の株式を4・2%持つ筆頭株主であり、2006年9月には合同商談会を開いた。福邦銀行とは07年に業務提携し、ATMの相互に無料開放する関係だ。

 ただ、近年は富山銀行との合同商談会は開かれず、福邦銀行とは「メール便の共同運行もなくなり、ATM以外の協力はない」(北陸銀行幹部)という。

 北陸銀行は2009年8月に公的資金を完済。同じころ、石川では19年ぶりの新支店となる金沢市の「もりの里支店」を開設した。昨年10月には同市の問屋町支店を移転新築し、同11月に小松南と光が丘の2出張所を支店に昇格させるなど攻勢を掛けている。

 富山銀行は09年6月に齊藤栄吉頭取が就任し、前任の高柳卓三氏と日銀出身者が2代続いて経営トップを務める。他行の富山攻めについては「脅威なのは確か。営業力を強化し、地域密着を前面に打ち出しながら、顧客のつなぎ止めを図りたい」と身構える。

 福邦銀行は、北陸の地銀で唯一、創業家出身の三田村俊文頭取が経営の舵(かじ)を取る。09年3月には60億円の公的資金を受け、財務基盤の強化を図った。

   ■   ■

 北陸銀行が北海道銀行と経営統合した当時、合従連衡の動きが活発だった北陸の地銀だが、リーマン不況後、営業エリアの拡大で自行の収益力を高める動きに出たことで、提携先との関係が弱まってきているようだ。

2150チバQ:2011/01/30(日) 16:39:22
http://www.zakzak.co.jp/economy/ecn-news/news/20110127/ecn1101271633003-n1.htm
不穏な「中国マネー」…新生銀に“身売り説”再浮上★あおぞら銀と“復縁”も?

2011.01.27

. 新生銀行(東京)にまたぞろ身売り観測が浮上している。昨年5月にあおぞら銀行との合併が破談になって以降、話題に上らなくなっていたが、ここにきて「中国の国営銀行に身売りするのではないか」との観測が金融界で浮上。一方で、あおぞら銀との“復縁説”も出ている。身売り観測の深層を追った。

 「中国建設銀行が新生銀を買収するのではないかというウワサが広がっている。その際には、八城氏が3度目の新生銀トップに就くのではとの尾ヒレまでついている」と語るのは金融関係者。

 ここに登場する中国建設銀は、同国の4大商業銀行の1つ。1954年設立で、エネルギーや道路などのインフラ案件に強いほか、中国国内のクレジットカード事業や不動産担保融資などを手がけている。

 香港、上海の株式市場に上場し、株式の時価総額は昨年末時点で約2222億ドル(約18兆円)で世界第7位。日本の3メガバンクの時価総額が、三菱UFJフィナンシャル・グループ約6・4兆円、三井住友フィナンシャルグループ約4・1兆円、みずほフィナンシャルグループ約3・6兆円だから、3社を合わせてもかなわない規模だ。

 また、3度目のトップ登板観測が出ている八城政基氏(81)は、98年に破綻した旧日本長期信用銀行が米投資ファンド、リップルウッドに売却され、新生銀となった00年に会長兼社長に就任した。05年に会長職に専念し、06年には会長からも退いた。

 その後、08年6月に会長に復帰。同11月には社長にも再登板したが、10年3月期までの2期連続赤字の責任を取る形で辞任した。

 新生銀を離れた八城氏だが、業界関係者が注目するのが中国との密接な関係だ。中国の金融機関を監督する「中国銀行業監督管理委員会」の国際顧問委員を務めるほか、身売り先として取りざたされる中国建設銀の社外取締役をへて現在も顧問を務めている。

 中国への身売り観測に輪をかけているのが、中国マネーの動きだ。豪州に拠点を置く投資ファンド「SSBT OD05 OMNIBUS ACCOUNT TREAY CLINETS」が昨年9月末時点で、新生銀の発行済み株式の約1・6%(3329万株)を保有。同ファンドには、中国政府系ファンドの中国投資有限責任公司(CIC)などが出資しているとされる。

 一方、こうした見方に首をひねるのは、金融ジャーナリストの森岡英樹氏。「中国マネーについては、日本の山林などを買収して問題になっているので、銀行の買収は難しいだろう」とみる。

 破綻した旧長銀には7兆円超の公的資金が投入されたにもかかわらず、米国の投資ファンドが破格の安値で買収し批判を浴びた。新生銀にも公的資金が注入され、現在も預金保険機構と整理回収機構が大株主になっている。

 「中国に売却されるようなことになれば、公的資金を使って米国資本をもうけさせ、今度は中国をもうけさせるのかと政府が強い批判を受けることになるだろう」と森岡氏は指摘する。では、新生銀はどのような形で生き残っていくのか。森岡氏の見立てはこうだ。

 「くっつく相手はあおぞら銀しかいません。そもそも、あおぞら銀が合併相手となったのもあらゆる手を尽くした末のことだった。2年間ほどの“猶予期間”中に業績の黒字化や株価の回復、過払い金問題を抱えるノンバンク事業のビジネスモデル見直しを進め、再びあおぞら銀と合併というシナリオになるはず」

 新生銀の動向から目が離せない。


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