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金融機関観察スレッド

2108杉山真大 ◆mRYEzsNHlY:2010/09/10(金) 09:59:47
矢張り産業ボエームの仇花だったか・・・・・

振興銀破綻、初のペイオフ発動へ 営業再開は13日から
http://www.asahi.com/business/update/0910/TKY201009100111.html
2010年9月10日9時17分

 金融庁から行政処分を受けて経営再建中の日本振興銀行(東京都千代田区)は2010年9月中間決算で大幅な債務超過になる恐れが強まったため、10日朝、同庁に対して経営破綻を申し出た。これを受け、金融庁は業務の停止を命じるとともに破綻処理の手続きに入った。預金者は一人当たりの預金の元本1千万円とその利息までは保護され、払い戻される。ただし、それを超える金額は一定額までしか保護されない「ペイオフ」と呼ばれる仕組みが初めて発動される。
 金融庁は同日朝、振興銀が破綻処理に入るのを受け、すべての業務停止命令を出した。本店と全国約110支店は開店せず、いったん預金の引き出しもできなくなった。預金保険機構が週末、各預金者に払い戻せる預金の額を算出したうえで週明け13日から営業を再開し、預金の払い戻しの手続きに応じる。ただ、実際の払い戻しには時間がかかる可能性がある。
 振興銀は、10日中に東京地裁に対し、民事再生手続きの開始申し立てをする予定。また、同行は金融庁に対して、預金保険法74条に基づいて破綻処理に入ることを申請する方針。これを受け、金融庁は振興銀をいったん政府の管理下に置く見通し。振興銀は週明け以降は通常通り営業を続けながら、「受け皿」となる別の金融機関などへの売却で再建を目指す。

 振興銀に対しては、昨年6月から約9カ月間にわたる異例の長さで金融庁が立ち入り検査した。その際、業務にかかわる重要な電子メールを意図的に多数削除したことなどの疑いから、金融庁が6月に刑事告発した。
 これを受け、警視庁は7月、小泉政権で当時の竹中平蔵金融担当相のブレーンとして金融庁顧問も務めた前会長の木村剛被告や前社長の西野達也被告ら旧経営幹部5人を検査妨害の疑いで逮捕、その後起訴した。逮捕後、社外取締役だった小畠晴喜氏(作家名・江上剛)が新社長に就き、再建を図ってきた。
 金融庁はまた、検査結果をもとに5月、大口の新規融資など振興銀の主な業務を約4カ月間停止するよう命令。融資の審査が甘いとして、大口融資先の担保が十分かどうかなどの再点検も命じた。振興銀は融資額が1億円以上の約150社を中心に経営状態や返済見通しなどを調査した結果、回収が難しい融資が多く見つかり、9月中間決算で貸し倒れに備えた引当金を大幅に積み増す必要があると判断した。
 また、振興銀は破綻した商工ローン大手のSFCG(旧商工ファンド)から買い取った貸し出し債権が信託銀行などにも売られていた「二重譲渡」が発覚。7月以降、どちらに債権を保有する権利があるかを争う訴訟で相次いで敗訴した。二重譲渡の債権は約600億円あるとみられ、権利を失うのに備え、債権からあがった利益などを損失処理する必要にも迫られた。
 こうした不良債権などの処理で、9月中間決算は多額の損失が出る見通しになった。振興銀が自由に使える資本金など純資産約274億円を超え、大幅な債務超過に陥る見通しになったため、事業を続けるのは難しいと判断した。

 金融庁は10日中にも預金保険機構を「金融整理管財人」に選び、振興銀に派遣する。預金保険機構は通常通りの営業を続けながら、振興銀の資産を調べ、「優良なもの」と「優良でないもの」に振り分ける。
 すぐに受け皿となる金融機関が見つからなければ、半年後をめどに、振興銀に代わって事業を引き継ぐ「承継銀行」(ブリッジバンク)に「優良なもの」を譲り渡す。承継銀行は3年以内をめどに、受け皿となる金融機関への事業譲渡を目指す。受け皿が見つからない場合は清算することもあり得る。優良と言えない資産などは「整理回収機構」に回され、独自に不良債権を回収する作業などを進める。
 振興銀は国内外の金融機関やファンドなどと資本提携を検討していた。自主再建は断念したものの、出資を打診してきた金融機関などは10数社に上っており、今後も各社との交渉を続ける方針。受け皿となる金融機関を決め、他社の支援を受けながら早期の再建を目指す方向だ。(畑中徹、寺西和男)


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