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金融機関観察スレッド

2090神奈川一区民:2010/07/16(金) 00:48:58
木村前会長「数々の暴走」でゴタゴタ絶えず





 日本振興銀行の検査妨害事件で、警視庁に14日、銀行法違反(検査忌避)容疑で逮捕されたのは、前会長木村剛(たけし)(48)や社長の西野達也(54)の両容疑者らすべて同行の経営陣だった。

 同庁は、同行が木村容疑者を中心に組織的に金融庁の検査を妨害したとみている。木村容疑者は、小泉政権下で経済財政・金融相を務めた竹中平蔵氏(59)のブレーンとしての威光をバックに同行の経営権を一手に握り、その強引な経営手法には批判が集まっていた。

 ◆ワンマン◆

 同行の元幹部は、「木村さんは社長就任以降、数々の暴走を繰り返した」と語る。元幹部によると、同行が発足した当初、木村容疑者は経理担当の女性行員に同行の資金から200万円を引き出させ、側近の部下に、「お年玉」を配っていた。木村容疑者はこの元幹部に「ナマ(現金)で渡したいんだ」と話したという。

 また、振興銀の関連会社元役員は昨年冬、木村容疑者から、振興銀の融資先が所有するビルに本社を移転するよう強要されたという。元役員は「融資先にテナント料を世話したかったのだろう」と語った。

 ◆人事を主導◆

 「20億円集めれば銀行を作れる」。木村容疑者のこの言葉をきっかけに2004年4月、東京青年会議所(東京JC)の会員有志が出資して創業された振興銀は、それ以前から、内部のごたごたが絶えなかった。

 04年2月、当初、初代社長に予定していた大株主の社員が迂回(うかい)融資疑惑に関与していたと、一部雑誌に報道された。この社員は社長就任を辞退し、同11月には、振興銀を解雇された。一連の人事は、木村容疑者の主導で行われたとされ、開業前から経営指導を行ってきた木村容疑者は05年1月、社長に就任し経営の中枢に座った。

 ◆蜜月関係◆

 木村容疑者が日銀を退職したのは1998年1月。当時、「新しいことをやりたい。いつまでも日銀にとどまるつもりはない」と周囲に話していた。その言葉通り、金融コンサルタント会社を設立後、02年10月、竹中氏に請われて金融庁顧問に就任した。

 振興銀は、竹中氏が経済財政・金融相の任期中だった04年4月、申請から8か月の短期間で、金融庁が銀行業の免許を交付しており、2人の蜜月ぶりを指摘する声もあがった。竹中氏は、木村容疑者が設立した会員制金融セミナー会社「フィナンシャルクラブ」(東京都千代田区)で講師を務めたほか、今年1月には会員向けセミナーの中で木村容疑者と対談している。

 竹中氏は読売新聞の取材に対し、「木村容疑者と個人的な付き合いはない」とだけ話した。

 ◆日本振興銀行=中小企業の融資に特化し、預金は定期預金のみを受け入れている。不動産などの担保を求めず、経営者の手腕を評価して融資の審査を行ってきた。07年、初の黒字を達成したが、10年3月期決算で51億円の赤字を計上し、会長だった木村容疑者は引責辞任した。

(2010年7月14日17時31分 読売新聞)http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100714-OYT1T00819.htm


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