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金融機関観察スレッド
2110
:
チバQ
:2010/09/10(金) 22:26:20
http://mainichi.jp/select/biz/news/20100911k0000m020107000c.html
振興銀破綻:債務超過1804億円 提携交渉望み絶たれ
経営再建中の日本振興銀行(東京都千代田区)は10日、8月末時点で1804億円の債務超過に陥ったとして、金融庁に破綻(はたん)を申請し、東京地裁に民事再生法適用を申請した。金融庁は破綻を認定し、預金の元本1000万円とその利息までしか保護しないペイオフを初めて発動。保護される範囲を超える部分は一部カットされる可能性が高い。元金融庁顧問の木村剛被告=今年8月に銀行法違反(検査忌避)の罪で起訴=らが中小企業融資に特化して設立した銀行は、6年半で行き詰まった。
10日午前6時2分に始まった日本振興銀行の臨時取締役会。江上剛(本名・小畠晴喜)社長らは「債務超過を解消する増資が得られる見込みはない」と破綻を金融庁に申請することを決めた。5月27日に金融庁から4カ月の一部業務停止命令を受けて以降、再建に奔走した新経営陣の万策が尽きた瞬間だった。
振興銀を破綻に追い込んだのは、会長だった木村被告が主導した異様なビジネスモデルの陰で積み上がった不良債権の山だった。振興銀は中小企業融資専門銀行として04年に開業したが、07年以降は木村被告が人事・財務を管理していた約120社の親密企業への大口融資を急拡大。今年6月末の貸出残高4479億円のうち、親密企業への不明朗な大口融資は3000億円にも達した。
金融庁は5月、振興銀への9カ月に及ぶ立ち入り検査で、法令違反が多数あったとして一部業務停止を命じた。実は、この段階でペイオフ発動のシナリオも用意していた。だが、木村被告が5月に会長を退任したため、新経営陣に経営改善のチャンスを与えた。
江上社長は中国や韓国の金融機関や投資ファンドからの資本増強の交渉に望みをつなぐ一方で、メガバンクの元幹部を相次いでヘッドハントした。
風向きが変わったのは8月下旬。スポンサー探しの状況を金融庁に説明した振興銀側に、振興銀行の財務状況に不信をぬぐえない金融庁幹部は「まず不良債権問題を決着させるべきだ」とクギを刺した。
金融庁の指示を受け、新経営陣は親密企業への取引を精査、焦げ付きに備えた引当金が大幅不足に陥っていることが分かった。振興銀の特別調査委員会(委員長・河内悠紀元大阪高検検事長)が、返済能力のない相手先への迂回(うかい)融資など厳しい指摘を行ったため、今週初めには債務超過が大幅に増えることが判明。振興銀経営陣も6月末時点で1870億円の債務超過だったとの結論を出した。報告を受けた金融庁には「債務超過を穴埋めするより、新しい銀行を開業した方が安い」(幹部)との衝撃が走った。巨額の債務超過の判明で、スポンサー探しの道も閉ざされた。
巨額の債務超過を抱え、金融システムへの影響も限定的とみられるため、公的資金の投入も難しい。選択肢は国内初のペイオフ発動しかなかった。定期預金のみを扱う特殊な銀行のため、「金融システムに影響が出ない」とみられた。だが、準備が整わないままペイオフの情報が漏れれば、株価急落など金融市場へ混乱が及びかねず、金融庁は早期の発動を決断。自見庄三郎金融担当相が9日、菅直人首相に報告し、官邸の了解を取り付けた。
10日午前7時半、ペイオフ発動。金融庁は市場の動きを見守ったが、東京株式市場は値上がりして取引を終えた。「民主党代表選の後なら、政治が混乱していたかもしれない。今週中でよかった」。金融庁幹部はスピード発動を振り返った。【田所柳子、中井正裕】
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