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金融機関観察スレッド

2149チバQ:2011/01/30(日) 15:32:20
http://www.hokkoku.co.jp/subpage/K20110130301.htm
北陸の経済ニュース 【1月30日03時06分更新】 広域バトルで関係流動化 北陸の地方銀行6行
 北陸に本店を置く地方銀行6行は、業務提携や資本関係で大きく2つのグループに分かれる。提携を交わす北國、富山第一、福井の3行連合と、北陸銀行とつながりのある富山、福邦銀行だ。だが、不況に伴う資金需要の低迷で、他県に攻める広域バトルが激化し、相関図が流動化してきた。
 北陸の地銀業界で大きな枠組みが誕生したのは2005年。北國、富山第一、福井の3行による「FITネット」と称する業務提携だ。

 きっかけは、04年に北海道銀行と経営統合し、全国の地銀トップクラスの預金量となった北陸銀行の攻勢にある。対抗すべく、各県を地盤とする3行が「戦略的互恵関係」で手を握ったという側面があった。

 提携業務はATMの相互無料開放、合同商談会など。だが、最近は3行の結束が揺らぐ局面も出てきている。

 北國銀行は年明け早々、魚津市など富山市以東に新店を開設する方針を示した。2008年10月に、富山市内に富山東部支店を開設したばかりで、富山への攻勢を一段と強める格好だ。

 富山は北陸銀行の牙城だが、FITの一角、富山第一銀行の地盤でもある。

 北國銀行の富山攻めに対し、富山第一銀行では「おきて破りだ」と憤る幹部もいる。同行担当者は「北國はサブ狙いだろうし、当行の顧客基盤と重なるのでつらい面はある。『北北戦争』の割を一番食うのはうちだ」と話す。

 福井銀行も、創業家ではない伊東忠昭氏が昨年3月に頭取に就任して以来、越境戦略に積極的だ。昨年暮れ、石川、富山の店舗だけで住宅ローンの借り換えキャンペーンを実施。1月に入って金沢支店で個人ローン相談を約2年ぶりに再開させた。

 FITの他行との関係について、伊東頭取は「互いの県に互いの店舗がある。お客さまのための連携であるFITの商談会は充実させ、営業では切磋琢磨したい」と語った。

   ■  ■

 一方、北陸銀行は、富山銀行の株式を4・2%持つ筆頭株主であり、2006年9月には合同商談会を開いた。福邦銀行とは07年に業務提携し、ATMの相互に無料開放する関係だ。

 ただ、近年は富山銀行との合同商談会は開かれず、福邦銀行とは「メール便の共同運行もなくなり、ATM以外の協力はない」(北陸銀行幹部)という。

 北陸銀行は2009年8月に公的資金を完済。同じころ、石川では19年ぶりの新支店となる金沢市の「もりの里支店」を開設した。昨年10月には同市の問屋町支店を移転新築し、同11月に小松南と光が丘の2出張所を支店に昇格させるなど攻勢を掛けている。

 富山銀行は09年6月に齊藤栄吉頭取が就任し、前任の高柳卓三氏と日銀出身者が2代続いて経営トップを務める。他行の富山攻めについては「脅威なのは確か。営業力を強化し、地域密着を前面に打ち出しながら、顧客のつなぎ止めを図りたい」と身構える。

 福邦銀行は、北陸の地銀で唯一、創業家出身の三田村俊文頭取が経営の舵(かじ)を取る。09年3月には60億円の公的資金を受け、財務基盤の強化を図った。

   ■   ■

 北陸銀行が北海道銀行と経営統合した当時、合従連衡の動きが活発だった北陸の地銀だが、リーマン不況後、営業エリアの拡大で自行の収益力を高める動きに出たことで、提携先との関係が弱まってきているようだ。


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