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SSの実力向上を目指すスレ 第5話
ここはSSについてただ投稿等するだけでなく、仲間と批評するなどして自分の実力向上を目指すスレです。
「SSの書き方について他の人の意見も聞いてみたいぜ」といった人。
「SS公表してみたいけど自信がない・・・」という人。
その他どんな人でもOK。
実力を身に付けたり、物書き同士で交流したりしましょう。
批評依頼やアドヴァイスなど何でもござれ。
過去スレ
SSの実力向上を目指すスレ 第4話
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SSの実力向上を目指すスレ 第3話
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SSの実力向上を目指すスレ 第2話
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SSの実力向上を目指すスレ 第1話
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関連スレ
東方創想話作品について語るスレ その35改
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東方SSコンペ企画運営スレ7
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/computer/6306/1206006690/l50
投稿するまでもないSSスレ 7/7
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作品を投稿してみよう〜
東方創想話・プチ創想話ミニ
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参考サイト
初めて小説・SSを書かれる皆様へ〜
モノ書き一里塚
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RealCreate−小説の書き方講座−
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ライトノベル作法研究所
ttp://www.raitonoveru.jp/
メアリー・スーについて
メアリー・スーとは
ttp://ja.wikipedia.org/wiki/Mary_Sue
メアリー・スーテスト
ttp://iwatam-server.dyndns.org/column/marysue/
>>197
だいたい>>198 で言われてる通り、オリジナルの描写が多いせいで、特に前半がとっつきづらいな。
前半まで、気分的に東方SSじゃなくてオリジナルの小説読んでる感じだった。
で、それに関連した話だが、
何と言うか、早苗が背景扱いな気がする。
早苗でないと成り立たない部分もちらほらあるものの、
メインの軸の部分が、別に早苗じゃなくても良かった気がするというか、
もっと悪く言うと、西野山の慕情・失恋と早苗自身とがあんまり関係ないというか。
うーん、上手く説明できてないな……惚れるのに理由は無いといえばその通りだし、
西野山がオリキャラである以上、早苗と深い繋がりを持たせるわけにもいかないっていうのもわかるんだけど……
たとえば……ちょっと本論から逸れるんだが、
西野山遅穂って名前は、まんま東風矢早苗の名前と対にして作ってるようなんだけど、
西野山の個性が薄いのと、早苗が西野山にあまり影響されてないように見える
(イコール、早苗にとって西野山はいてもいなくても良かったように見える)
というのもあって、西野山と早苗が対等にはなれていないんだよな。
それは、「そこなら何も、偽る必要が無いから」っていう台詞にも表れてて、
早苗が学生時代の生活で自分を偽っていても、西野山はそのことに全く気付いていなかった。
(いや、単に神様と現人神の存在を隠さなくて済むって意味だったかも知れないけど、俺にはそう読めたってことで)
だからまあ、「ここをこうしろ」って具体的には言えないんだけど、
そういう「東方に出てくる早苗」と「今作品の西野山」との距離を若干遠く感じることが残念だった。
あともう一つ。終わり方はあれで良かったのか?
信じることを学び、神様の忠告から時間を無駄にせず決断を早め、
西野山自身は、この作品中ではできる限りまっすぐ進んでるのに、
あの終わり方ではそれが報われてないように見えるぞ?
いやまあだからこそ、その哀切が伝わってくるといえるんだけど、
メッセージというか教訓というか、そういう意味合いでは屈折してる気が。
なんか技術とか構成とかから離れた曖昧な話ばかりで申し訳ないが、こんなところで。
>>199
では、稚拙ながらレビューを。
コメディは専門外なので、的外れな指摘があるかもしれません。ご容赦下さい。
最初に、
変態咲夜さんは既に沢山の方が手がかれているので新鮮味が欲しい所です。
変態に至った理由等の深掘りであったり、レミリアとの絡みによる不条理空間の演出であったり、
もう一煮込み欲しいかも知れません。
では本文に、
> 私はもう大人だ。だから自分ひとりで行きたかった。そう考え、「一人で行く」と言ってみた。
> 最終的には、『連れて行かないなら舌を噛んで死にます』と言い出す始末だ。咲夜の血が飲みたくなったが、
> 優しい私はぐっと我慢して、咲夜を連れて行くことにした。
ちょっと話が飛んでます。
"大人だから"→"ひとりで行きたい"
"『舌を噛んで死にます』と言い出す"→"咲夜の血が飲みたくなる"
大人だから、子供扱いされることなくひとりで行きたくなるのであって、大人だから一人で行きたいわけではないですよね。
(ていうか、そう言う意味でいいんですよね?)
同様に、舌を噛んで死ぬことが直接血が飲みたくなるという欲求に繋がる訳ではないですよね。
細かい話と思われるでしょうが、言葉が足りないと読んだ時にスッキリしないものなので、スムーズに読者を誘導してください。
最も、レミリアの精神年齢を鑑みて、あえてこの文体にしたのだというのなら、それはそれでいいと思います。
> 咲夜と買い物に行って悩んでいると、咲夜がいつの間にか変なものを買っていた。この前買っていた写真機というものに似ているが、ちょっと違うらしい。
> どうやら写真を大量に撮れるだそうだ。あまりにも撮れる枚数が多いので、人はそれを動画と呼ぶこともあるらしい。
ちょっと、ここの描写は見直しした方がいいかもしれません。作中でもかなり重要な所です。
まず、
> 入っていたのは……幼いころの写真だったはず。レミリアは、昔の写真が恥ずかしくなって捨てたのだ。
ここではっきり「写真」といってるのに、上部で"写真機というもの"等と、伝聞で伝えてるのがよく分かりません。
レミリアは写真は知ってるのでしょうか?それとも、知らない?
動画、ムービーに関する説明も、どことなく回りくどい書き方をしている気がします。重要な所なので、
あえてそうしたかったのは分かりますが、ここは、もっとシンプルに、分かりやすい説明を行うべきかと思いました。
後、"写真を大量に撮った物"="動画"ではないですよね。表現は見直した方がいいと思います。
次に、この描写を持ってきた意味です。
勿論、あの重要な所へ繋げるためにこの描写があるのですが、あまり上手く機能しているようには見えないです。
ミスリードを起こすために、あえて描写を薄くしているというのも有ると思うのですが、
ここは咲夜さんが写真機のような物を買ったことで、何故、
>咲夜は夢見心地であった。呼んでも答えないことが多いし、作業能率が落ちている。
となっているのかの理由も欲しいですし、その理由の描き方次第で、上手いミスリードが構成出来るかと思うのですが、
どうでしょうか?
"理由を聞くと、咲夜は緩みきった頬を引き締め、まるで人形のように「それはお答えできませんお嬢様」と恭しく一礼した。
その態度の変わりようと迫力に気圧され、うっかり追求することを忘れてしまったのだっただけれど…
まぁ、人間の機械であることだし、人間にしか分からない楽しみ方もまたあるのだろう。"
みたいな。(作品に介入するのは失礼かと思いますが、参考までに描かせていただきました)
続きます、
>ちなみにそのヘルメット、防御力は儚いんだって。ヘルメットの意味がないと思う。
"防御力"="儚い"?
別の修辞を用いた方が良いと思います。
>レミリアはもう一度、小箱を見つめた。この箱の中身は、髪留めである。それを今日、フランドールにプレゼントしようと思ったのだが――。
プレゼントも登場人物ですから、何かしら特徴を描写して欲しいかな…とは思います。
ましてや"髪留め"といっても色々ありますから。ブローチとか、髪ゴムとか、かんざしとか、リボンとか、ヘアピンとか・・・
趣味と思われるかも知れませんが、読者がなるべくイメージしやすいように、直接的に"何"なのか、を描くのは意外と重要だと思いますので。
>フランドールとかなりの間、距離を置いていた。そのため、コミュニケーションの仕方がわからない。
と言ってるにも関わらず、
>しかし、レミリアがあげた、という事実がなければ、フランドールは怒って泣くに違いない。
毎年のプレゼントは与えているし、レミリアは自分のプレゼント手渡しシミュレーションに強い確信を持っています。
何か、矛盾してないですか?
>こんなことをやってみた暁、間違いなくひかれるか、殴られる。
【暁】
(2)ある物事が実現・完成した際。(goo辞書より引用)
実現・完成など、ポジティブな事象としての結果の時に使う言葉なので不適切かと思います。
>がばっと起き上がる。栄枯盛衰を絵で見たらこんな感じであろう、と思えるほどの復活振りであった。
"栄枯盛衰"は世の儚さを現す四字熟語です。描写としては不適切かと思います。
>そういえば、咲夜の誕生日のときもそうであった。誕生日は適当に上げたのだが、その時に私は
>『欲しい物をもらえなかったとき悲しくないの?』と聞いたのだ。でも咲夜は、『悲しくありません』と答えた。
>『覚えていただいて、こうして祝ってもらえることが、私の最も欲する物です』と言われたのだ。
いきなり"そうであった"と、偉そうな口調になったのが気になります。
最後の"言われたのだ"も、敬語っぽいというか、仰々しいですね。
とりあえず、この辺りで。
多くの人が思ってるよりも、日本語という物は難しいです。
ですが、マスターすることで、とても読みやすい文章を作る事ができるので、是非是非、挑戦をば。
以上、ご参考までに。
>>199
>>203-204 氏も批評をしていますが、どうも私とかなりの部分で違った感想を持っておられるようなので、
全く違った感想を。
構成、話の展開はこれで問題ないと思いました。この作品はオチ勝負なので。
重要なのはオチまで持って行く過程で、読者をどれだけクスリとさせられるか、
飽きさせないか、カメラのことを忘れさせることができるか、ということです。
そして地の文をどれだけ面白く書けるかという部分の比重が大きい。
コメディ(とギャグの違いが曖昧ですが)はキャラが奇抜な行動するよりも、
地の文で惹き付ける方が、私は面白いと思っています。
ですが今作の文は割と淡泊。そこが残念だったように思います。
以降は>>203-204 氏の指摘した部分で、私が思ったことを。
> 入っていたのは……幼いころの写真だったはず。レミリアは、昔の写真が恥ずかしくなって捨てたのだ。
ここでの写真の扱いは、上で言われているほど問題はないです。
写真とはっきり言っているのは三人称視点ですので、レミリアが知ろうと知るまいと文章自体はありです。
また「写真を大量に撮れるそうだ」ともレミリアは言っているので、レミリアが写真を知ってるか否かは疑問視されません。
まあ新聞記者がいる時点でレミリアが写真を知らないはずがないと「読者」は思っていますので、
「写真機というもの」という描写自体がおかしいと言えばおかしいとなりますが。
>ちなみにそのヘルメット、防御力は儚いんだって。ヘルメットの意味がないと思う。
私が一番上手いと思った部分でクスリとしました。これは良い表現。
作品全体に散らばるレトリックをこれくらいにしても良いと思うくらいです。
>がばっと起き上がる。栄枯盛衰を絵で見たらこんな感じであろう、と思えるほどの復活振りであった。
これも比喩なのでアリ。ですが、栄枯盛衰を使うならもう少し地の文に一捻り欲しいところ。
>フランドールとかなりの間、距離を置いていた。そのため、コミュニケーションの仕方がわからない。
>しかし、レミリアがあげた、という事実がなければ、フランドールは怒って泣くに違いない。
積極的なコミュニケーションが無いけれども心の繋がりは強い、ということがわかります。
特に矛盾は無いですが、やはりもう少し工夫した表現の欲しいところ。
読んだ感想としては、何度も言っているように「地の文の面白さ」が足りていないのではないかということです。
感情の高ぶっているところは突き抜けて、悩んでいるところは苦悶に、喜んでいるところは狂ったように、
それくらい大袈裟な表現でも良いのではないかと思います。
レミリアの内なる葛藤を面白可笑しく書いた作品ですので。
それではこれくらいで。
>>202
っと、少々返事が遅れました。申し訳ございません。
>そういう「東方に出てくる早苗」と「今作品の西野山」との距離を若干遠く感じることが残念だった。
なんと表現すれば良いのか解りませんが、東方とオリジナルの比率が混ぜあわらないままだったのかもしれません。
二色を混ぜ合わせて新たな色を作るというより、二つの色の境界がはっきりしたままと言うか……。
次があれば、東方の世界にオリジナルをもっていけるように頑張ります。
>あともう一つ。終わり方はあれで良かったのか?
自分としては、テーマなどから来る教訓よりも、別れによる悲哀を表現したかったのであれで良かったと思っております。
結末から思いついた話でもありますので、あの場面が一番書きたかったんです。
そういう意味で、作品全体を通して自己満足的なものになった感は否めませんが……。
しかし教訓やメッセージを書くには、ちょいと平坦な道ばかりで経験不足な人生ですから。僕自身。
もうちょっと艱難辛苦を乗り越えてから、力を入れていきたい要素です。教訓やメッセージというものは。
……まあ、書きたくなったら書くでしょうけどねw
この度はご批評、ありがとうございました。イセンケユジの次回作にご期待ください。
遅れてしまって申し訳ありません。
頭の中で整理するのに苦労いたしまして、今作について考えておりました。
お二人の方が批評してくださったので、ややこしいかもしれませんが、まとめて返させていただこうと思います。
>変態咲夜のこと
変態咲夜はよく見かけるとのことですが、私もそう思います。
残念ながら私の文章力ではこれが限界でしたが、次からはよく考えて、変態にさせていただこうと思います(咲夜さんに失礼ですが、全キャラに当てはめるようにします、という意味でお受け取りください)
>言葉足らずのこと
指摘されてはじめて気づきましたが、確かに言葉足らずです。
>最も、レミリアの精神年齢を鑑みて、あえてこの文体にしたのだというのなら、それはそれでいいと思います。
との事ですが、作者としては考えておりません。
ですから、これは作者のミスとして受け取っていただいたほうが幸いです。
ちょっと時間がたってから読み返してみると、確かに端折り過ぎていて粗く見えました。
次回から気をつけさせていただきます、ありがとうございました。
お二人の仰っている写真機のことですが、これは失敗でした。
そもそも新聞記者が持っているのですから、描写する必要性と言いますか……上の文章(写真機というもの)は切ってしまったほうがよかったようです。
結果、おかしいことになってしまいましたし。
>動画は大量の写真の集団のこと
これはレミリアがそう思い込んでいる、と言うことを考えて書いたわけになります。
ですが、指摘されてみて気づいたのですが、ややこしかったです。
大変失礼いたしました。
あと、>>203 様のお書きになった文章は、模範解答のようにわかりやすく思いました。
ありがとうございます。
>ヘルメットのこと
これは私が友人と話していたときに、友人がレミリアと同じようなことを言っていたのが面白かったからです。
仰るとおり、変かと思いましたが、面白そうなので使ってみました。
しかし、>>204 様が仰るように、友人の話を聞いていない方(おそらく読者の皆様全員)には変な風にしか聞こえなかったかもしれません。
ですが、>>205 様の通り、楽しんでいただけた方もいらっしゃいます。
うーん……難しいですね……。
申し訳ありません、保留という事でお願いします。
>髪留めのこと
物語に直接関係はなかったので、必要はないかと思い、執筆時は削っていたのですが、
>趣味と思われるかも知れませんが、読者がなるべくイメージしやすいように、直接的に"何"なのか、を描くのは意外と重要だと思いますので。
この指摘に大変納得いたしましたので、気をつけさせていただきます。
ありがとうございました。
>コミュニケーションのこと
実はこの文章、補足のために用意しました。
ここは髪留めと同じく、特に重要に考えておりませんでした。
ですから、どちらの方の批評も当てはまることになります。
難しいことだとは思いますが、お二人の意見を尊重させていただくことにします。
>暁のこと
これは明らかに私の勘違いで、失敗でした。
適切な表現を思いつき次第、修正させていただきます。
ありがとうございました。
>栄枯盛衰
この表現は、私の尊敬する作家さんの文章をアレンジして、使わせていただきました。
今作では、>>205 さまの仰る、比喩の意味で使わせていただきました。
有りか無しかは私には決定できませんが、どちらも参考として使わせていただきます。
>いきなり"そうであった"と、偉そうな口調になったのが気になります。
最後の"言われたのだ"も、敬語っぽいというか、仰々しいですね。
これは指摘されて初めてはっとしました。
今まで何の抵抗もなく使っていたと思いますので、気づきませんでした。
次回からは控えます。
今回は語意的なミスや、話の流れの違和感が多く、作者自身も気づかなかったことを反省しております。
また、今回は作者自身としても色々な意図がありまして、意見を述べさせていただくこともありました。
せっかく批評をしていただいているのに、反論するような真似をして申し訳ありませんでした。
最後になりましたが、お二人のご意見は大変参考になりました。
ありがとうございました。
もしよければ、これからもよろしくお願いします。
>>201
若干、地の文の表現が単調な気がする。要精進なり。
だが、文章表現の上達に関しては近道が無いので、普段から地道に書いて上達し、文章を読んで覚えるしかないと思う。
とは言え、文章にわかりにくい点は無いので、書かれるべきポイントはきちんと押さえられてる。
好きなものを好きなように書いてる、ってのは充分伝わってくる。
キャラがそれぞれ生かされてるし、読んでて楽しかった。
ちなみに俺が一番笑ったのは、DJ気分でテンコーさせられる藍様だったな。
文章のテンポに関しては、全体的にさくさく読めたのは確かだが、
中盤にミスティアがいなくなってから、ちょっとスローダウンした気もする。
まあこれは話の展開上しょうがない気もするんだけど。
U-1臭は……んー、灯符でシャッターチャンスなあたりが気になったのかな?
まあ言われてみればご都合っぽく見えなくはないが、気にするほどじゃないと思うぞ。
もしくは、一連のシーンで八雲家が自滅していくあたりかな。
あのへんは一貫してギャグとして書かれてるし、俺は読んでてそんなに気にはならなかった。
だいたいこんなところかなぁ……特に「ここが悪い」っていうのは見つからないな。
ただ最初に言った通り、まだ表現が単調なところがあるから、
ここが改善されれば、もっとテンポも良く作れると思う。
>「何の、灯符、ファイヤフライフェノメノン!
鍵括弧抜け報告。
だいたいこんなところかな。参考になれば幸いです。1
>>208
>地の文の表現が単調
鋭い。本当にこれに悩んでいました。やはり経験と読みが大切ですね。
自分の物をもう一度読んでどう単調か確かめることにします。
>ミスティアがいなくなってから
これまた鋭く。ここは展開の時点で行き詰っていたところでした。
確かに少々もたついていたような。もう一睨みしても良かったかもしれないですね。
鍵括弧抜け報告、助かりました。
地の文に気をつけて何かを写し書きすることにします。きっといい練習になるに違いない。
参考になりました。ありがとうございました。2
>>209
でもかなり上手くなったと思う
あなたの作品は実はこっそり一作目も読んでるんですよ……
応援してます
一作目!? 最後の紅葉のことなのか、はたまた大ちゃんがピーでピーなあのSSのことなのか。
書き手としてはこれほど嬉しいレスはないです。ちょっぴり涙ぐむほど。
遅筆ですがじっくりがんばります。本当にありがとうございます。
お久しぶりです。先日は大変ご迷惑をおかけいたしました。
さて、本題ですが作品集56、『ある雨の日に』の批評をお願いいたします。
自分なりの反省としてはもう少し魔理沙の母との絡みを出せたらなぁ・・・と。
今回の意見をまた次へと生かせたらと思います。
>>212
さて何から書いたものか――。
こんな所なので、遠慮は一切ナシでいきます。
まず始めに、一言で言うと「面白くない」
では何が面白くないのか、面白くないと感じてしまう原因は何なのか。
うぅむ、あれこれ考えてみたのですが、自分の中でどうにもまとまらない。
キツイ言い方をしますと、全てが足りていません。
指摘をしようにも、指摘をするに達していないというのが読んだ上での雑感でした。
文章が単調、絵が浮かんでこないえとせとら。
地の文はただ機械的に説明だけを繰り返し、キャラの台詞はまるで台本を棒読みしているかのよう。
それでは傑作も凡作になってしまいます。
では、その辺りはどうすればいいのか。
まず、キャラクターを限界まで掘り下げる。
コメディならばノリと勢いだけで突っ切ってもいいのですが、こと真面目な話ではそうもいきません。
更に今回の話は魔理沙というキャラクターを掘り下げた話でもありますし、
そうなるともっともっと「キャラクターを知る」という事が大事になってきます。
そのキャラクターが普段からどんな事を考え、行動し、喋っているのか。
そのキャラの癖は? 口癖は? 好きな事は? 嫌いな事は? 食べ物特技将来の夢トラウマ以下略。
二次創作でもそれらは重要な事です。
そうやってキャラクターを「理解」していく事で、キャラクターが「活きて」きます。
そうなると、何気ない一言でも魂の籠もった台詞が生まれてくるというもの。
そして、こういった「物語」というものは、ある種の「舞台劇」とも言えます。
舞台上で役者が言う台詞が、普段友達と話すような話っぷりだとどうでしょう?
ご自身が普段話す情景を思い浮かべてもらえば解ると思いますが、あまり見栄えはしませんね?
それは当然のことです。一々外から見た目なんてのは考えませんし。
しかし、「物語」ではそれではいけません。
舞台(映画とかドラマでもいいのですが、やっぱり舞台)を見れば解ると思いますが、
何をそんな、と思えるくらい大げさだったりします。
何故でしょう?
見ている人に伝えなければいけないから、ですね。
あらん限りの感情を込めて、演じる役になりきって、役者としての言葉ではなく、役としての言葉に昇華していく。
まぁ話が脱線しすぎですが、ようは色々と大げさなくらいで丁度いい、という事です。
色々な文章作品を読めば解ると思いますが、ただ読むだけでなく、そういった事にも注意してみてください。
自然に思えるけど、普段絶対こんな会話しねーよ、なんてのがゴロゴロ転がっていると思います。
そしてそれは会話だけでなく、その作品世界を彩る文章も同じ事。
今のGFSさんに足りない事は、まずなによりもそういった「文章を理解する」事だと思います。
もっと色々本を読んでください。
そして色々な場所を歩き回ってみてください。
そうして感じた事を文章にする、なんてのもいい練習になります。
ただ頭の中で描いたシーンを羅列していくだけでは「物語」にはなりません。
俺の考えた世界はこんなにも美しいんだぜ! という事をどうすれば伝えられるか。
ひたすら描写に拘ってみるのもいいやもしれません。
ひたすら韻を踏んで言葉遊びに興じてみるのもいいやもしれません。
ただ書くだけでなく、伝えようとする、その心がけ一つで、文章はどうにでも変わっていくものだと思っています。
なんだか長々と関係ない話をしましたが、一行に纏めると、
「もっと本を読もう!」
で終わるのですが。
それで終わるのも申し訳ないので、今回の話に限った何かを。
折角前半で魔理沙の過去を話しているのに、後半にそれが活かされていません。
紅魔館で咲夜に引き留められた時に雷が落ちたりしていますが、
そこでその前半部分で語った過去をフラッシュバックさせるだとか、
そういった演出があれば、もっと自然に魔理沙を泣かせる事も出来たはず。
どんな演出をすれば盛り上がるか、その為には何が必要か。
所謂伏線ですね。
そういった辺りも書く際に考えていくともっと良いお話になると思います。
ほんと長々と失礼いたしました。以上で。
初めまして
初書きSSを批評して頂きたく参上しました
タイトルは「魔女と坊や」です
書いてる最中に頭の中で内容がコロコロ変わったせいで無茶苦茶な気がしないでもないですが宜しくお願いします(ー人ー)
よく更新しているのでオススメのブログです。
普通の子が書くリアルなアレって
とってもおもしろいです。
http://www.geocities.jp/eiji2585f/has/
はじめて来たんだが何だこのスレは
凄すぎる
ご挨拶が遅くなりました。申し訳ありません。
丁寧なアドバイスを有難う御座いました。
まだまだ勉強不足でした。
次以降もまたこちらに来る事があるかもしれません。
その時にはまた宜しくお願いいたします。
>>214
拙いながら、レビューさせていただきます。
まず、この作品のメインテーマは何でしょうか?
「魔女」と「坊や」の邂逅から、その後の「坊や」の活動に至る経緯?
それにしては、「魔女」と「坊や」の最初の出会いがあっさり書かれていますし、後は、東方ファン
なら知っている情報ばかりで、面白みがありません。オリジナリティがないと思います。
あくまで「東方」の二次SSで有る以上、東方の設定は知ってること前提で話を書いた方がいいです。
「魔女」と「坊や」の間に、なにがしらの関係が有ることは東方ファンは知っている/気づいている情報です。
ならば、更にそこから深掘りをしてみましょう。
・何故「魔女」と「坊や」になにがしらの関係があるのか?
→「魔女」と「坊や」が出会った理由は?
→興味を持ったのはどっちが先?出会いの場所は?
→なんで「魔女」/「坊や」が興味を持ったのか?何故「魔女」/「坊や」はそこで出会ったのか?
→「魔女」が「坊や」に能力を与えた、その理由は?
→「魔女」は「坊や」を探して欲しいのか?
→「坊や」は何故、「魔女」の世界に行きたいのか?
→今の生活に不満がある?好奇心だけの話?
→何故「魔女」は「坊や」の頼みを蹴ったのか?
→おいしくないから?本当にそれだけ?なら、何故能力を与えた?
→何故「魔女」は「坊や」を「坊や」と呼ぶのか?
→「童」等、他に色々呼称が有る中で、何故わざわざ「坊や」か?
→何故「坊や」は「魔女」を「魔女」と呼ぶのか?
→「化け物」等、他に色々呼称が有る中で、何故わざわざ「魔女」か?
私なりに考えた深掘りはこんな所です。どうでしょう?こういう所が作中で表現されていたら、
もっと作品に魅力が増すと思いませんか。
上で"深掘り"と表現しましたが、要は「何故?」を繰り返すことです。
作中の登場人物、情景が何故そこにあるのか?何故そんな事をするのか。何故そうなってしまっているのか。
「何故?」を口癖にしましょう。その先にきっと貴方にしかだせないオリジナリティ溢れる解答が待っているはずです。
>>218
理由付け、ですか
なる程、全く理由など考えないままに書いていました
今後そういう面を考えて書くようにします
ありがとうございました><
作品集57 『少女材料』の批評をお願いします
善処した点は、
・無駄な論理を極力省き平易な表現につとめた
・読む側も書く側もとりあえず楽しく(ギャグを挿入するなどして
反省点は、
・追い詰められていた状況とはいえ、アリスが冷静でいた場面が少なかった
・魔理沙とアリスの友達関係を描きたかったが逸脱した印象になった(かもしれない
・文章量が重く展開が遅かった(かもしれない
です
尚、前作をこの場で批評していただいた時、『プロットが必要だ』という結論になったのですが
キャラクタ一人一人のスタンスと、設定の条件を纏めたメモを書くに留まり、
物語展開に関する詳細なプロットはつくっておりません
その辺りの事柄も加味して批評していただければ幸いです
>>220
まず、コメント欄に書かれているとおり、少し常用外の日本語が多いのは気になります。
常用外の表現に対してはRubyタグなどで読み仮名を付けると親切かと思います。
(創想話はhtmlタグ有効でしたっけ?出来ない場合は漢字の後に()表現ですね)
冒頭からアリスの初泣きまで、アリスの心理状態が分かりづらかったのが気になりました。
そういう演出を意図したのかも知れませんが、魔理沙とアリスの関係のスタートラインが
提示されてない状態から物語が始まっているので、読者としては色々と勘ぐってしまいました。
魔理沙とアリスの関係は、書き手によって千差万別になりますので、前提条件を冒頭に
提示してはどうでしょうか。
冒頭を3人称ちっくに描いているのも、アリスの心理状態について読者に推測させづらい一因になって
いると思います。途中から1人称文体になっているので、最初から魔理沙の1人称で描いた方が良かった
のではないでしょうか。
次、
>・追い詰められていた状況とはいえ、アリスが冷静でいた場面が少なかった
気になったのは、紫vsアリスの場面ですかね…
紫の挑発がどうも安っぽく聞こえたせいもあって、簡単にノるアリスに違和感が
ありました。
『操るっていう行為が、彼女のメンタリティの根っこにあるんだろう』
なんて事は当然アリスも認識しているだろうし、わざわざ紫に指摘された程度で
何がどうと言うこともないだろう…とか読んでいて思ったんですが…どうなんでしょうね。
また、そこから逆引きすると、魔理沙の水晶探しや、それに仕向けるアリスの挙動あたりも
違和感が出てきますよね。
魔理沙は自発的に水晶を探しに言ってるわけだし、アリスも、まだ生命倫理を理解しないと
人形を創らないだろうし、アリスが魔理沙を操っているようには見えません。
この辺は、うまくリンクするように描いた方が良かったと思います。
また、こういったリンクの全体図を俯瞰的に眺める為に、プロットを作るのは非常に効果的です。
A4一枚の紙やieditに、フローチャートや逆箇条書きにまとめて行くとストーリーのテーマを
ぶれることなく伝えることが出来るので、活用してみてはいかがでしょうか。
使い方は以下のURLのようなイメージで。
(具体的に説明すると長大になるので割愛します。ごめんなさい)
ttp://allabout.co.jp/computer/freeware/closeup/CU20071216A/index3.htm
ttp://media.excite.co.jp/book/daily/wednesday/003/p01.html
次、
>・魔理沙とアリスの友達関係を描きたかったが逸脱した印象になった(かもしれない
読者によってここの意識は完璧にブれているので割愛します。
個人的には問題ないと思いました。
次、
>・文章量が重く展開が遅かった(かもしれない
展開はともかく、文章量は色んな事を描きすぎて、的確にまとめきれてないな、という印象がありました。
一文だけ、具体例を描いてみますが、
>魔理沙は今日は失敗かと即座に呑気に考えると、手に取っていた本を床に置いて両手を挙げた。
>アリスを起こさないように盗むと前提条件を付けた以上は、これで失敗なのだ。溜息混じりに彼女は訊く。
…なんか詰め込みすぎですよね。
『即座に』『呑気に』は、どっちかにした方がいいでしょう。のんびりしてるのか、気が張ってるのか、
はっきりしません。『即座に』を生かして、『呑気に』は後の『手に取った本を床に置いて〜』の行動の所
で示してもいいのではないでしょうか。
『アリスを起こさないように盗むと前提条件を付けた』事はここではなく、もっと前で説明した方がいいか。
そもそも説明する必要性も疑問に感じます。どうしても入れたいのなら、アリスとの掛け合いで消化しても
いいのでは。
こんな感じで。
まとめられる文章はまとめる。削る所は削る。その文章で何を表現することが一番大事なのか、
そして、その表現は次の文章にどうやってリンクしていくのか。
そういう所を細かく考えていくと、無駄のない引き締まった文章になっていくと思います。
長くなってしまいましたが、こんな所で。
にとりは忠実に有り様を描いているし、アリスの本性に迫っていく書き口はとても良かったと思います。
それだけに冒頭とのギャップが気になりました。そのギャップをいかにマイルドに流れるように仕掛けて
いければもっと良くなるのでは、と思います。
>>221
●常用外の言葉
『瓦斯』は意識的にそう書きました<花映塚のメディスンの会話
後は……どこでしょうか
無意識でやっているので、意識的に変えてみることにします
●前提条件
冒頭は、読者を引っ張り込むような内容との兼ね合いでしょうか<魔理沙とアリスの前提条件
(例えば)モノローグであれ、地の文での説明が冒頭に来ると、もう殆ど読んでもらえませんからね……
ただ、全体を通してアリスの心理状況が判る場所が少ないんですよね
冒頭に適度に持ってきても良かったか……と思いました
●アリス
(221さんの批評から)
>魔理沙は自発的に水晶を探しに言ってるわけだし、アリスも、まだ生命倫理を理解しないと
>人形を創らないだろうし、アリスが魔理沙を操っているようには見えません。
>この辺は、うまくリンクするように描いた方が良かったと思います。
とりあえず、この話でアリスが作ろうとしたのは『まだ自立稼動できない人形』です
文章を挙げておくと、
(SS本文から)
> どうやらこのアリス製の仕様書案に拠れば、人形の心臓に水晶を使うのだそうだ。
>原理はよく判らないが、大雑把に見る限り、その水晶に予め魔力と命令を入れておき、アリスの操作なしに動かそうというものらしい。
>無論自立して動ける訳ではないようだが、ちょっと面白そうだなと魔理沙は思った。
生命倫理は関係ないので、材料さえ揃えばすぐに作ると思います
ただやはり、文字数も多いですし、一発で読者へ伝えるには細かい内容なんですよね;
あとは、アリスが魔理沙を操ってしまったのは『意図せずそうしてしまっていた』と書きたかったのです
紫との掛け合いでその辺りを示唆したつもりでしたが……
(SS本文から アリスのモノローグ)
>見過ごした……?
>本当にそうなら、何故私は見過ごしたのだろう。
>いや、何の目的があって、見ないふりをしたのだろう。
>否、そもそも、自分が設計書をなくしたことに気づいていたのか? 魔理沙が持っていったと気づいていたのだろうか?
>……数秒黙考した。
>――どうやら気づいていた、らしい。
>あの羊皮紙が消えていたのは、自分が羞恥をさらした次の日から。魔理沙が家を空け始めたのも同じ日からだ。関連性に感づかない方がおかしかった。
>だが、そう薄々気づいていた様々なことを、今日になるまで、私は三日間も放っておいてしまっている。
>一つ、やることが――手を動かす作業が無くなっていたというのに。
>同居人が、何日も帰ってこないというのに。
>何故か放置したのだ。
紫は『挑発した』というよりは、アリスが自分で気づいていないことに気づかせようとした、
という行動をとらせたつもりです
やはり、乱文になっているせいで、伝わりづらかったのでしょうか?;
●文章
>即座に呑気に
呑気なくせに頭の回転は早い魔理沙
>アリスを起こさないように盗むと前提条件を付けた
普段魔理沙は正面から物盗りしていくということなので
意図としてはこんなものがあったんですが、まぁ蛇足ですよね;
全体を鑑みて取捨選択を考えようと思います
全体を通しての文章の粗さ・多さが一番のネックか、と思いました
『どこで何を説明するのか』、はプロットに関わっても来ると思うので
挙げていただいたサイトの方も参考にしつつ、もう少し文章を巨視的にとらえてみるとします
丁寧な批評、大変ありがとうございました
>>220
読みました。
つかみのところで、「おお、これはワクワクドキドキお泊りイベント!」
とか思ってたのに、お泊り部分は少なくてしょんぼり。
まあ、それはそれとして、面白かったです。
人物の描写が細やかで良かったです。
個人的には、アリスが泣くシーンが良かった。
唐突にぽろっと涙こぼすあたり。ああ女の子だなあ、って感じですね。
ただ、途中で一人称が入るのが気になりました。
それまでの一人称寄り三人称でも書けそうなところなのに、ここを
わざわざ一人称にするのは何故なのか。
文章や描写に関しては、わりと自分の好みだったので特に指摘する
ところもありませんし、このまま進んでほしいところですが、
『撃墜寸前の航宙艦から出撃する巨大決戦兵器』
だけが、妙に浮いてる気がします。
全体的にシックにまとまっているので、ここも合わせて欲しかった
と思います。
以上、簡単ですがこんなところで。
ごめんなさい全く絶望的な質問だとは心得ておりますが
芥川龍之介のような文章を書くにはどうしたら良いでしょうか
芥川龍之介のような文章を書けばいい。
真面目に答えろと言われるかもしれないけれど、
この言葉の意味が解らない内は諦めておいた方がいいです。
別に芥川に限らず。
突き詰めて言えば、芥川の文章は芥川にしか書けないでFAだろうが。
そんな極論でなくて普通に「芥川龍之介風味な良い感じの文章」を求めるなら、
まず>>224 が芥川龍之介の何に惹かれているのかが問題だな。
>>223
ふむ人称関連もですね
台詞間に相手と自分の仕草を短く挿入する + 一人称での視点変更 だと
これは客観なのか主観なのか? ともにょっちゃうんでしょうか……
何か考えておきます
変更の回数を少なくするか・ずっと三人称か・一人称を改造するか
>撃墜寸前の〜
これは(多分)初見殺しみたいなものですしねぇ……
そこに違和感があるとすれば、そこ一点を変えるよりは、
文章全体をもっと平易にする方が適当なんでしょうか、多分
あとお泊りで一緒に居て口説くよりは、魔理沙は嘘ついてでも行動で示すタイプ
糖度が高かったのはきっとお泊り(ぉ
批評、また拙作を熟読していただき、大変ありがとうございました
創想話ではお世話になっています、るこっQと申します。
昨日作品を投稿してみたのですが、思う節がありこちらの方に書き込み致します。
「1945」という作品ですが、宜しかったら指南していただけないでしょうか。
東方世界にオリジナルキャラクターをメインに動かし違和感なく作品に出来ないかと思い書いたものです。
シーンごとに(破線で示されています)それぞれを分け記述していったのですが、
シーン2(幻想郷に入ったばかりの世界)
この部分がどうも浮いているように思えています。
その他にも判りにくい表現、突拍子もない表現などあればご指摘下さい。
また、コメントでの誤字指摘はありますが、
意図するものですので未修正となっております。
文字としての誤字という意味ではなく違和感を感じるという事であればご指摘いただければと思います。
不躾とは思いますがどうぞよろしくお願いいたします。
>>228
文章や表現については、かなり個人的な好みが出てきます。
以降はあくまで一つの意見としてお聞きください。
今回の話ですが、読みやすくわかりやすく、幽香の魅力を伝えている
と思います。
反面、私としては、もう少し細かい描写が欲しいな、とも感じました。
>そこは一面の黄色だった。
ここの向日葵畑の描写です。あっさりしすぎていて、主人公が思うような
『忘れようにも忘れられまい』というイメージが持てませんでした。
その後、主人公が意識を失うところですが、ここももう少し足してほしい
ところです。
作者さんが、広島か長崎か、あるいはそれ以外のところをイメージされて
いたのかわからないのですが、このあたりの描写が無いので、今ひとつ
何が起こったのかわかりにくいです。
オリキャラだからということで、目立たないようにあえて描写を削って
おられるのかもしれませんが、個人的には、オリキャラだからこそ細かく、
また幻想郷でないところこそ細かく書き込む必要があると私は思っています。
では、どう書けばいいかとなると、あいにくこの場所などについて作者さんの
イメージするところがわからないので、もし長崎だったらということで考えて
みましょう。
長崎の爆心地は、別荘のテニスコートがあったそうです。
近くには浦上天主堂があって、時刻は11時2分。
真夏の太陽が中天近くにあって、病弱な主人公は麦わら帽子をかぶっています。
かつてはあの辺りでテニスをする人も見かけたのに、今ではすっかり
使われてなくて、ポールには錆が目立ちます。
向日葵畑は、もしかすると、あるお金持ちが今年になって別荘の庭に
作ったものかもしれません。日頃表に出ない主人公は、それが作られる前
の風景しか知らなくて、それでなおさら驚いたのかもしれません。
それは一瞬です。
主人公が最後に見た光景は何でしょうか。
その時、主人公はどういう姿勢なのでしょうか。
一瞬で真っ白になった視界の中で、足や身体が消えていくことをどうやって
知ったのでしょうか。
作者さんが、このあたりが浮いている、と感じておられるのは、
そのイメージが作者さんの中にも固まっていないせいなのかも
しれません。
もしイメージがおありなら、もっと思い切ってぶつけてみては
いかがでしょうか。
以上、あまり参考にならないかもしれませんが、こんなところで。
最後に、「私が勝つに決まってるわ」という台詞は、大変彼女らしくて
気に入りました。
これからの作品を楽しみにしてます。
>>229 さん
ありがとうございます。
確かに、【オリキャラ、オリジナルワールドに個性を持たさないように】を一番に持ってきてしまったために、
そういう部分を曖昧に考えてしまっていたように思えます。
そう考えてみると、この話自体、ものすごい情報の不十分さがありますね。
どうしても、【東方である理由】と【オリキャラを馴染ませなければ】という凝り固まった思想が残っているのだと思います。
忘れられない風景の向日葵が描かれないのも単純に「ある」だけを描写してしまおうとしたのが原因です。
ここはもう少し修正をかけた方がよいですね……。
場所についてですが広島か長崎か、と言うと、私は広島を想定していました。
(長崎はその時雲が多くあったそうです)
この辺を削ったのは少し別の理由があります。
それは主人公の死を明確にしたくなかったという事です。
1.主人公が病気によって眩暈を起こし、足元がふらつき身体の感覚がなくなった
2.もしくは外因があり、足元がふらつき身体の感覚がなくなった(=原爆による死)
もし、2を明確にしてしまっていたら、
シーン2の部分で読者側が主人公に対し、死を知っている為に物語内で動かない主人公の身体がどうなっているのかを
その段階で判ってしまうのではないだろうかという考えでした。
もちろん、タイトルや大体の経過で主人公が死んでしまっていて花に憑依しているだろうということを
感じ取れるようにはしてあります。
おそらく、229さんのおっしゃるとおり、この部分を私が避けた為に
このシーンが浮いてしまったのではないかと思います。
死を描写してしまうか、それとも別の方法を考えるか……。
課題ですね……。
参考にならないなんてとんでもない。とても参考になります。
やはり思い切ってここで書き込ませていただいて良かったと思っています。
まだまだ拙い文章を書いてしまうとは思いますが、誠心誠意頑張っていきますので、
どうぞこれからもよろしくお願いいたします。
>>228
俺はゆうかりんについては>>229 の人と反対。
こういう作品では、もっとぼかして書いた方が幽香、
と言うか妖怪風見幽香の得体の知れない魅力が出る気がします。
反対に主人公はもっと細かく個性を出してもいいと思う。
これまた>>229 の人とは多分違う考えなのですが、
第一章はこれ主人公が死ぬ直前に思い返した、主人公が昔見た光景に自分がいるところなのでしょうか?
あつい、喉が渇いたって言ってるからそうだと思ったんですけど。
恐らく第一章の場面が、昔見た印象に残っている光景を死に際に思い返したのと、
死ぬ間際の実際の光景が眼に強く焼きついたのとでは、少々この話の核に近い部分が変わってきます。
どっちかはっきり分かるようにしたほうが読むほうにとって嬉しいですかね。
この場面ほんのちょっとあっさりかなと思ったのは>>229 さんと一緒。
冒頭に「何か夢を見ているようだった」とか着けとくと自然なモヤっぽさが増すかもしれませんね。
どちらにせよ>>229 さんの言われるとおり、印象に残っている光景と言うのは、
断片部分がいやにはっきりしていたりするものです。
詳しく書くところとぼかすところのメリハリを付けるといいと思います。
話の大きなテーマとして、主人公がヒマワリに憑いたわけがあるとよかったですね。
何かこう絶対ヒマワリじゃなきゃだめなんだよ! っていう特別な理由があるとか。
あとですが、「もう一つの違和感としては、この向日葵畑は何の音も〜」からの一文は多分無くてもいいです。
ちょっとはっきりしすぎてます。
辺りは静けさに包まれていた。とかそれっぽいことを書いておけば多分大体何示してるのか分かってくれるでしょう。
お約束みたいなものです。
ヒマワリが主人公を見送る場面が綺麗。
>>231 さん
返答が遅くなり申し訳ありません、またご指摘ありがとうございます。
幽香の性格については、変えてしまうと物語自体が破綻しそうなので、
今回はこれで容赦していただければと思います。
シーン1は思い出ではなく、死の直前に見た風景です。
ですので229さんのおっしゃるとおり、もう少し向日葵畑の風景について全体的に鮮やかに描いたほうが判りやすく良かったと思います。
229さんの意見とあわせると、やはり、主人公にもう少し個性を持たせた方が良かったようですね。
オリキャラにも強すぎず、弱すぎずの個性を持たせるようにしてみます。
メリハリ……そうですね、確かに強弱が全くないですね。これは無意識でそうなってしまっているので、この辺の技術をもう少し向上していきたいです。
テーマである向日葵に憑いた理由が薄く、あと音の無い向日葵畑等の表現が強すぎる、という点についても、物語全体の力加減になりますね……。
教えていただかなければ気付かなかったところです。ありがとうございます。
ご指摘、本当にありがとうございました。
精進してまいりますので、どうぞよろしくお願いします。
すみません、232は私です。
申し訳ありません。
初めまして、玄海月と申します。偶然ここを知り、SSの批評をして欲しく存じました。
オリキャラやオリ設定ありの拙い二作品ですが、どうか批評をお願いします。
いろいろな問題点や未熟な描写、表現等を指摘してもらえれば幸いです。
創想話の最新作品集(作品集58)の『東方闇魔郷 〜 the Embodiment of Dark Devil. 』
17.8KBほど(8482文字)のSSです。私のSS処女作に当たります。
最初はただルーミアが強いSSを書いてみたいと思い、何となく筆を執ったのですが……
いつの間にかゾロアスター教や想定外の妖精メイドが出てくる話となってしまいました。
プチの最新作品集(作品集31)の『速さ=距離÷時間』
こちらは2.3KBほど(1088文字)のSSです。創想話二作目を考えてる途中にふと思いつき、
苦手なキャラ台詞のみで、いろいろ縛って書けるか挑戦してみました。
>>234
プチのほうのは、本当に小ネタでしかないから、特に批評する点は思い当たりません。
台詞だけで自分の発想をきちんと生かして起承転結で書かれているのは良かったと思います。
(以下辛口批評いきます)
『闇魔郷』のほうですが、正直、ノリに任せすぎだと思います。
美鈴の話まではぎりぎりギャグとしてありかもとは思いましたが、チルノが出たあたりから、
文章からギャグっぽさも薄れ、そのくせよくわからない設定が飛び交い、ついていくのが億劫になりました。
また、レミリア〜美鈴までにしても、展開やギャグがちょっと平坦かつワンパターンで、
面白くないとまでは言いませんが、インパクトに欠けていると思います。
インパクトというのは読者へ与える印象と同義なので、
この段階で、途中で読むのをやめる読者もいたかも知れません。
つまり、ギャグで書くならギャグで書くで、ちゃんと最初から最後までそれを一貫すべきです、
話のノリ(流れ)はちゃんと段階を追って構成しないと、読んでるほうはついていけません。
また、その過程で、要所にひねりのあるネタが入れられれば、読者に飽きさせずに読んでもらう一助となるでしょう。
(その意味では、なぜか途中からいじられ続けて最後まで引っ張られた妖精メイドは面白かったと思います)
自分から言えるのはこんなところです。少しでも参考になれば幸いです。
どうでもいいことその1。
本編より後書きのほうが面白かったのはどうなんだろうか。
新生ルーミア=小悪魔×1.11とか。発想力は凄いとおもう。
どうでもいいことその2。
あの棒って大幣っていうのか。勉強になったぜ。
>>234
簡単ながら、『東方闇魔郷 〜 the Embodiment of Dark Devil. 』の批評をさせていただきます。
>>235 さんも言われてるとおり、ジェットコースター的な展開にプラスしてよく分からないオリジナル
設定が付与されているので、読者を置いてきぼりになってると思います。
展開に疑問を感じるところも少々…特に妖精メイドは本当に都合が良すぎる動きをしているので、U-1ちっくなイメージ
を持ってしまいました(気に障ったらごめんなさい)
で、
>>235 さんは今作をギャグとして捉えている(?)ようですが、今作はどういうスタンスで書かれたんでしょうか?
ギャグにするならば、後半のシリアス場面はいらないと思います。むしろ、ルーミアでオトさないと、ギャグ足り
得ないと思います。
シリアスにするのならば…残念ながら、作中の行間に書き足すべき描写は山のようにあります。
ゾロアスター教についての簡単な説明は勿論のこと、何で異変が発生したのか、何で紅魔郷メンバーしか
異変に関与していないのかetc...
まぁ、これは他人に読んでもらって指摘したり、一晩寝かせてまっさらな気分で読み返ししたりすれば、
自然と分かってくるところだと思うので、そういう訓練をしてみるのも良いのではないでしょうか。
また>>235 さんは、本「編より後書きの方が面白かった」とコメントされてますが、後書きは、本編とは分けて
考えるべきだと思います。
書きたい事、伝えたい事は本編で述べるべきです。
消化仕切れなかったアイデアを伝えたくなる気持ちは分かりますが、それを後書きに羅列するのは、
どうかなんでしょう。正直、丸投げにも思えました。
最後は、少し細かいところを。
><時が満ちる前には済むであろうな。人の子達よ、妾に最後の審判を下させず事に感謝する>
ちょっと日本語がおかしいので、修正をした方がいいと思います。
> 不自然な黒い色が見えた。
> 境内の奥の端っこに、大きな黒い球体が転がっていた。
同じことを2回言ってますので、どちらかを削るべきだと思います。
("黒い色"="黒い球体"ですよね?)
>「そういやなんでルーミアの封印が解けたんだ?」
>「あの日紅魔館へ行く途中、リボンが木の枝に引っかかってたから外して結び直してあげたの。
> めんどくさいから蝶結びで済ませたのだけれど、また引っかかって外れたのね、きっと」
>「結び方一つで世界の運命が途切れたのね……」
すいません、この場面、誰が喋ってるのかよく分かりません、
文章の再構成を考えてみてはどうでしょうか。
とりあえずは、こんな感じで。
きつい事を言いましたが、参考にしていただければと思います。
早々に批評していただき、誠にありがとうございます。
自分では気づけなかった点を把握することができ、大変為になりました。
やはり統一性やインパクトに欠け、このままでは読むのが辛くなってしまいますか。
また、ほぼ行き当たりばったりな作成法では、SS作成は難しいと痛感しました。
>>236
>つまり、ギャグで書くならギャグで書くで、ちゃんと最初から最後までそれを一貫すべきです、
>話のノリ(流れ)はちゃんと段階を追って構成しないと、読んでるほうはついていけません。
次回作では特に気をつけて、構成を一貫できるよう、できる限り注意したいと思います。
読者を引き込む流れやノリも、なんとかうまく盛り込める様、努力したいです。
読者を想定し、一人でも多くの人に最後まで読んでもらう事を、目標としたいと思います。
>本編より後書きのほうが面白かったのはどうなんだろうか。
後書きネタを全て本編へ盛り込み、夢落ちなり担ぎ系なりにした方がよかったかもしれませんね。
いつかSSが上達した頃に、改訂してみたいと思いました。
>あの棒って大幣っていうのか。勉強になったぜ。
私も検索で知ったのですが、祓串(はらえぐし)とも言うらしいです。
>>236
>妖精メイドは本当に都合が良すぎる
確かにそんな感じになってしまいました。どうやって大風呂敷を畳もうか考えている途中、
唐突に思いついたのですが、当初は完全に生け贄キャラでした。流石に残虐過ぎるかなと
いろいろ変更したのですが、『一種の共棲状態だ。』等はやり過ぎましたね。
>今作はどういうスタンスで書かれたんでしょうか?
初めてのことだったので、正直思いついたことを何でもかんでも取り入れてしまいました。
その割に説明や描写が力不足だった為、結局どっちつかずになってしまいましたね。
ゾロアスター教や原因についての説明も、確かに少なすぎたと思いました。
紅魔郷のパロディと、本編には紅魔郷のメンバーしか出さない等、自分で縛ってましたが、
霧の湖の上空前の描写で誰も近寄れない等、他への事を考えて描写を増やすべきでした。
>書きたい事、伝えたい事は本編で述べるべきです。
一発ネタなオリキャラの設定は、真面目っぽい本編最後では蛇足と思ってしまいました。
全編ギャグにして盛り込めばよかったです。
別視点の半数は上記のように紅魔郷メンバー縛りからですが、縛らない方がよかったですね。
><時が満ちる(略)審判を下させず事に感謝する>
私も微妙におかしい気がしましたが、どうにも思いつかずこの表現で妥協してしまいました。
“〜下させず、終わらせたもう事、感謝する”あたりかなぁ……
>同じことを2回言ってますので、
確かに二重表現でした。この部分は紅魔郷Exバックストーリー前半をパロった部分なので、
別の表現が思いつき次第、変更したいと思います。
>すいません、この場面、誰が喋ってるのかよく分かりません、
Epilogメンバー3人のつもりだったのですが、確かに描写不足ですね。
なかなかうまく台詞が思いつかず、妥協してしまったところです。
こちらも台詞か構成を思いつき次第、変更したいと思います。
すみません。>>237 の>>236 リンク2つの上方は>>235 リンク宛です。
作品集58『Human after all...』の批評をお願いします。
私としましては、結構長めに書いても雰囲気作品の域から抜け出せなかったのかなぁという印象。
特に後半は、会話のテンポも重視したのですが、地の文が少なめになってしまった感も。
その他、表現の上で問題点、改善点などありましたらご指摘ください。
よろしくお願いします。
どうもお久しぶりです。
初めてお会いする方ははじめまして、朝夜と申します。
久しぶりの書き込みに緊張しつつ、キーボードを叩いております。
批評の依頼になるのですが、少し前に、プチのほうに作品を投稿させていただきました。
作品名は、『雨上がりと必殺技』です。
今作は、コメディ作品にしてみようと、前作とは傾向を変えて書かせていただきました。
前回地の分の面白さが足りない、と指摘を頂いたので、前回より面白くなるように意識しながら書きました。
ですが、上手くは申せないのですが、微妙に上手く言っていないような気がしまして……。
今後の作品の向上のために、ぜひ批評をお願いします。
お初にお目にかかります。プラシーボ吹嘘と申します。
作品集58の拙作「夜雀の歌が聞こえる」についての批評をお願いいたします。
内容が内容だけに、読者を選ぶ作品であることは承知の上ですが、手厳しい意見を頂戴したいと思い、こちらに参上した次第です。
まだまだ至らない点が多いものの、単なる自己満足に終始しないようにだけは注意したつもりでございます。
文章、構成、設定等については勿論、特に、オリジナルのキャラクター・解釈に関するアドヴァイスを頂ければ幸いです。
>>239 様
簡単ながら。
まず、話のボリュームの多寡で、雰囲気作品とそうでない作品に区別されることはありません。多分。
雰囲気作品(こう定義すると語弊がありますがあえてそのまま使います)
とそうでない作品の違いは、作品の中で筆者が伝えたいことが鮮明になっているか、
その為に、登場人物や情景(シーン)、台詞が練られているか、そう言った所に違いがあると思います。
"必要な物を、必要な時に、必要な量だけ生産する"というのはジャストインタイム方式の話ですが、
余分な所をなるべく削ぎ落とし、言いたいことが鮮明に浮かび上がっている文章は読んでいて心地よいです。
拘りすぎると、あっさりしすぎる感が出たり、遊び心がなかったりと、弊害も出ますが、まずこれが出来てから
挑戦してみた方がいいのかな、と私は考えてます。
で、
全体的に描写が練り上げ不足かなぁ、と感じました。
例をちょっと挙げますと、
> 家家の風景に視線を移しながら、彼女はゆっくりと里中を歩く。立ち並ぶ建築は、古くよりの日本らしい
>造りで、もう外の世界ではなかなか見られなくなったものだと早苗はある種の新鮮さを覚えた。彼女は職業
>柄、和を好むものだったので、眼に映る風景には何処か親しみやすさを感じた。
> といって、本来の目的も忘れることはなく、何がしかの店と思わしき場所には彼女は必ず立ち寄った。何
>しろ、ほとんど手探りの状態なので、何処へ行けばいいのか分からない。かと言って、彼女は人に尋ねるの
>を躊躇った。八百屋で新鮮そうな野菜を眺めながら、スーパーマーケットが無いのは不便だなと彼女は思っ
>た。……
まとまりが無くて読みにくくないですか…?
"家家の風景に視線を移し"ている時に"古くよりの日本らしい造りで、もう外の世界ではなかなか見られなくなったものだと
早苗はある種の新鮮さを覚えた"のでしょうからここは繋げて、圧縮をかけた方がいいと思います。
("古くよりの日本らしい造り"="外の世界ではなかなか見られなくなったなった物"で圧縮可です)
"といって"という接続も、前段で"本来の目的を忘れること"を示唆しているのでもないのに、逆接で接続すると
不自然に感じます。
"何がしかの店"は"何かしらの店"…ですよね多分。
その"何がしかの店と思わしき場所"に立ち寄ってるのに"何処へ行けばいいのか分からない"と続くと、
店が識別できているのか出来ていないのか、早苗さんは何が分かってて何が分かっていないのかがはっきりせず混乱します。
表現として使うなら、順番は逆にした方がいいでしょうね。
とまぁ、こんな感じで。ここ以外にも表現に疑問符を浮かべる所はありましたが、長くなるのでこの辺にさせてください。
書きたい事や伝えたいことは分かるのですが、それをうまく伝えるように文に起こしているかというと、「どうかな?」
というのが正直な気持ちです。
いかに相手に伝わりやすい文章を書いていくか、考えて(もちろん考えられてるとは思いますが)描写を練って行くことは大切です。
もっとも、この文章もしっかりと私の意図通り伝わってくれるか、自信はないですが…
参考にしていただければ幸いです
長編の作品を書いているのですが、どうにも違和感が拭えません。
今まで長編を書いたことがなかったので、書き方がいまいち分からないのです。
取り敢えず、基本のプロットを作り、そこに書きたい内容を挟んで、話を膨らませようとしています。
なにか、アドバイスがあったらお願いします。
>>242 様
批評、ありがとうございます。
耳に痛い限り……、自分がいかに未熟か思い知ります。
とても為になります。
>作品の中で筆者が伝えたいことが鮮明になっているか
確かに、私は思いついたように文章を書きがちなので、私の意図するところが不鮮明となっていたのでしょう。
作品の中で最も伝えたいアイデアにも、やや曖昧な部分がありました。
より気を遣って書けるよう努力します。
>全体的に描写が練り上げ不足
情けないことですが、これには私の、自分の文章というものが定まらないという理由もあるのかもしれませんね。
どうにも、読んだことのない作家の小説を購入してきて読むと、それに影響されてしまいます。
また、やはり意図するところが散漫になりがちですね。特に注意していきたいです。
>"といって"という接続も、前段で"本来の目的を忘れること"を示唆しているのでもないのに、逆接で接続すると
不自然に感じます。
そうですね。自分の中だけでヴィジョンが出来上がってしまってて、それらを読者の方にはっきりと伝えるということをしていないようでした。
もう少し、里の風景へ夢中になっているような描写を挿むべきでしたね。
他に挙げられている文章に置きましてもやはり、自分だけ分かっているような描写をしておいて読者も分かってくれるだろうという、独りよがりなところがあったなと反省しております。
>いかに相手に伝わりやすい文章を書いていくか
ついつい、日本の偉大な文学作家に見られるような、小説らしい立派な文章を書こうと意気込んで、空回りしてしまっているようです。
読み物として基本的な、しかし難しい作業を横に置いて、そんなことではおこがましい限りですね。
はっとした思いであります。
ご指摘、アドバイス、本当にありがとうございました。
基本に立ち返り、己を見つめなおして精進していきます。
>>240
簡単に批評を。
>「他人の股間の前に、傘の取っ手を突きつけて遊ぶんじゃないぞ。さらにその状態で引くなよ、絶対だぞ」
これって洋傘のように取っ手部がついてる物をイメージされたんでしょうか?
幻想郷で使ってる傘は和傘だと思っていたので、ちょっとイメージが…
まぁ、そんなことはどうでもいいとして、
コメディ作品って言うと、あれですよね。
ボブ 「ヘーイ、ジョーイ。昨日君の家から聞こえてきたうなり声は何だったんだーい?
このマンションはペット禁止だぜ?」
ジョーイ「おっとボブ、俺のワイフの悪口を言うのはそこまでだ」
リンダ 「誰が誰の悪口だって?」
ジョーイ「Ohhhhhhhh、マイハニー!」
みたいな?
軽妙なテンポとノリで、お茶の間に健全な笑いを提供する作品かな〜と、私は考えています。
それを踏まえると、どうも今作は「コメディ作品」とは言えず、どちらかというと「ほのぼの日常系」作品であるような
気がします。コメディと捉えるには、笑いを誘発するようなインパクトが薄い気がしますし、ボケとツッコミのような
テンポの良い展開もありません(あくまでコメディ的なテンポという意味です)
で、「ほのぼの日常系」となると、これが難しい。
「ほのぼの日常系」というジャンルは、額面通り「ほのぼの日常」をだらだらと書き連ねても作品たり得ません。
その日常の中に読者を強烈に刺激する何か、それは非日常へのギャップであったり、即興掛け合い漫才であったり、
シュール空間であったり、記憶の底に封印された郷愁であったり、何かしら「ほのぼの日常」では無い何かを内包している物です。
言うなれば「ほのぼの日常系」は"猫被り"がうまくいかなければ、面白い作品になる可能性は低いです。
それを踏まえると、今作はどうもインパクト不足かなぁ…といった印象を払拭できませんでした。
私の子供時代の経験が貧相だったからかも知れませんが、「あ〜あんな遊びもやっていたねぇ」で止まってしまい、
そこから先が出てこなかったです。
いや、アバンストラッシュとかはやっていましたけど、それはどうでもいいですね。
もし、あの傘遊びに焦点を合わせたほのぼの日常系といったテーマで作品を書くのであれば、
ああいう遊びをやっていた時の経験談や、エピソードなどを盛り込んで読者への共感を誘うようにすれば良かったのかも知れません。
そういう意味では、ブログに書かれてる内容をそのままSSにうまく混ぜ込んでも良かったのではないでしょうか。
また、傘遊びと東方の世界観についてもうまく絡める必要があります。
傘遊びならではの体験談や、他の遊びでは味わえない醍醐味。それと、東方の世界観との調和。
この辺りを課題として取り組めばもっと良い物になったのではないのかと、思いました。
難しそうです。正直、私も書ける自信は全くないです。
なら、当初のコメディ作品としての路線はどうか。
妹紅と慧音という、わりと良識派の二人からボケやツッコミはキャラ崩壊を起こさせるのも、何か難しそうです。
それならブログの通り、登場キャラをリグルとか別のキャラに差し替えた方がいいのかも知れません。
とりあえずはこんな所で。まとめますと、
・ジャンルがコメディなのかほのぼのなのか
・ほのぼのの場合、インパクト不足、更に読者に訴えかける何かを用意するべき
・コメディの場合、キャラが大人しすぎる。もっと軽妙なテンポで笑いを振りまいていくべき
こんな感じです、参考にしていただければ幸いです。
PS:「ドラゴンクロー」は実写版シティーハンターで、脇役が敵のゲイに放った股間版アイアンクローが
元ネタかも知れません、そうではないかも知れません。どうでもいいですね。
なあ、そろそろ移住した方が良くないか?
人がいないってことは無いと思うが……
批評のほうは、批評できる人も限られてる気もするし、地道に待ったほうがいいと思うよ。
まあ、確かに今のペースだと、年内に板移住できるかどうかわからんけど。
>>243
まず、その長編を通して、何を強調したいかを決められれば楽だと思う。
その強調したい部分を軸に書けば、話の随所で盛り上がりも作れるし。
あと、東方はキャラが多いから、長編だと特に、
それぞれのキャラに見せ場を作ってやると面白くなるかも。
まあ、どんな話かわからないから必ずそうだ、とは言えないが。
>>241
遅ればせながら読みました。文章は上手いしタイトルや詩は上手く使ってるし、
雰囲気が出てて良かったと思います。
ただ、それだけに、何かこう、物語の構成や進みがちぐはぐな感じがします。
・狂気の姉と、盲目になった妹
・夜雀
・お祭りで歌
・狩りを楽しむ男たち
・なんか大事なものを盗られたらしい虫妖怪(と人間との戦い)
・二人の半妖(入院中のを含めると三人、白沢合わせると四人?)
この作品は大雑把に見ると上の六つの要素が目にとまる(常には無い、目立つポイントである)のですが、
物語中できちんとかみ合ってるのが、終盤の姉妹と夜雀、あるいは妹と夜雀と歌だけで、
他の要素が全部本筋とは関係ない、枝葉末節に見えかねないところがあるのです。
特異な要素が妹を中心に何の理由も前触れもなく降りかかってるように見えるのですね。
もしこれらが全て、因果関係がきっちりかみ合ってて、全部に意味があれば傑作だったと思えたのですが、
そういうこともなくそれぞれが独立しているため、物語の主軸がややばらけている気がするのです。
唯一、「妹が覚悟を決めるまでのお膳立て」という軸があるにはあるのですが、
これはあくまで書き手側の都合で見た軸なので、ただそれだけなら「ご都合」でしかないわけで。
もしかしたら、男たちや蟲妖怪などにもきちんとしたバックボーンがあったのかも知れませんが、
読んで伝わってこなければ意味はありません。
まあこのへんは「説明すりゃいいってものでもない」ので難しいのですが……
もしかしたら、「一昔前の幻想郷を描写したかった」という思いがあったのかも知れません。
そういう意味で言えば、この話は成功だと思います。実際、雰囲気はよく出ていたと思います。
ただ、言ったとおり、それと物語の本筋とが上手くかみ合っていないというか。
枝葉末節を全て除去しろとは言いませんが、
強調すべき部分と、そうでない部分を区別するよう意識してみてもいいんじゃないかな、と思います。
>ああ、そういえば、もう一つ自分に嘘をついている事があった。あの日、偶然あの剥製用の瞳を見つけてしまった時、魔性の歌声が聞こえてきたのだ。それは――
すいません、この一行だけ、意味がよく読み取れませんでした。何が嘘だったんでしょう?
以上です。参考になれば幸いです。
>>245 様
なんと、のんびり待ちすぎて遅れてしまいました。
大変申し訳ありません。
今作では、ほのぼの、コメディのどちらにしても、
インパクト不足だということを把握しました。
確かに、「あれー?」と思うほど、山がありません。
今作だけではなく、すべての作品のことにも言えることであり、
これからの作品にも参考になります。
どうもありがとうございました。
追伸:ブログ見ていただけたようで、どうもありがとうございました。
更に追伸:ドラゴンクローのことですが、かなりそれっぽい元ネタに吹きました。
どうもありがとうございました。
>>248 の方、丁寧なご批評をありがとうございました。
ご明察の通り、男達や蟲妖怪にも裏の設定は存在します。私は妄想が先行しがちな性質で、
二人の半妖や当時の巫女、入院中の少女に、果ては稗田家、プリズムリバー姉妹に至るまで、
ある程度のストーリーは考えてあります。
しかし、私はこの作品を書くにあたって、どう主人公に関する事柄に説明を絞るかということに終始してしまいました。
ただでさえオリジナル要素の比率が大きいことを引け目に感じており、また自分の文章力にも自信が持てなかったためです。
その上、なまじ設定ばかりあるために、読者に伝えるべき内容の取捨選択に混乱し、
結果としてお粗末な構成になってしまった気がします。
一昔前の幻想郷の雰囲気を伝えることも目標の一つだったので、それが果たされていたことは嬉しいのですが、
そのために物語の面白さが減じてしまえば本末転倒です。
読み手の想像に任せるべき部分と、しっかり説明すべき部分、その見極めは、これからの課題にしていきたいと思います。
件の一行に関してですが、
「偶然、姉が自分のために用意した瞳を見つけてしまった時に、初めて歌声が聞こえてきた」
ことから、
「薄々感づいていた姉の狂気に思いがけず向き合わされたことで、自らも狂気に縋るようになった」
ことを暗示すると共に、
「歌声の主が自分自身であることを半ば自覚しながらも、理性はそのことを受け入れられずにいた」
その最後の理性が散漫になっていることを表現するつもりでした。改めて説明してみると、
我ながらかなり不親切な文章ですね。
ついでに、入院中の少女が半妖という設定は特にありません。自分の描写力の至らなさが身に沁みます。
長々と言い訳を並べ立ててしまいました。この反省を、次の作品に生かせるよう努力するつもりです。
貴重なご意見を下さったことに、改めてお礼を申し上げます。
創作意欲が欲しいなぁ……
新作が届けば本気出す、地霊殿やったら本気出す……
>>251
宣伝するつもりはないけど、こんぺはじまってるし、投稿を考えてみては?
目標というか、動機付けすれば案外意欲が出てくるかも知らん。
>>252
お題は水か、広いなぁ……あんまり背伸びせずに、お題をちょっと出しておいて、自分の書きたいように書く方向でやってみようかなぁ。
間に合わなければ、創想話に投稿すればいいし、まずは気楽に始めてみるとするか。
はじめまして。Spheniscidaeと申します。
創想話・最新作品集にある拙作『因罪業賜神身』の批評をお願いできますでしょうか。
かなり変わった話でありますが、是非ともご指導を戴きたいと思います。
10連して取得10枚の時は笑ったよw
誤爆です……
>>254
投稿された当初に読みましたが、かなり良く出来たSSだと思いました。
残忍で酷薄な内容に反した、淡々とした語り口が心地良い。
神奈子や頼満に対する物語的救済も無く静かに幕を落としたのも個人的に高得点。 年表を読み進めるようなドライな視点で物語を描いたのは、人に干渉しない神の視座を思わせる良い仕事だと思います。
ただ、だからこそ非常に気になったのは『フランク』や『バランス』といった外来語が突然出て来きたことでしょうか。
多度神宮寺伽藍縁起并資財帳の引用を序文とするようなマニアック(失礼)で重厚な雰囲気で物語を始めた直後に『フランクな性格〜』という現代語が飛び出てきたのは、かなりの違和感がありました。
この手の歴史物で、特別用いる必要性の無い場面に現代的な外来語が出てくるのは読者の没入を逆に妨げる可能性があると思います。
こんなものは通常のSSであれば、気にならない箇所かと思うのですがこういった作風の場合では、細部の表現にこそ徹底した方が物語としての説得力を得られると思います。
そういった点では史実を絡めるにあたって、年号や日付、地名、官位といった事項をハッキリ明記してるのは実にツボを抑えていると思います。
ただ、そこまでやるのであれば、いっそ文献名まで(たとえ架空の文献名であっても)出して、民明書房的ハッタリをかましてしまってもいいのでは。
後書きなどを見たところ、人を選ぶ内容である事を自覚した上で書きたい話を書きたいように書かれている方のようでしたので、内容の批評より技法的な話に終始しておきます。
個人的には、悩める神奈子と達観した諏訪子、神と人との対比にもう少し描写のウェイトを置いても良かったと思いましたが、
この辺りは単純に嗜好の問題でしょうね。
はじめまして。C-7と申します。
創想話の最新作品集にある拙作「餞」の批評をお願いしたく思います。
初めて書いたSSなので、欠点は数多くあるかと思いますが
まずは何から直していけばいいか、焦点を定めたいのです。
また、前置きの警告や後書きも含め、
読んでくださる方に失礼な文や、近寄りがたい印象を与える箇所など
もしありましたら、それもご指摘いただけると大変助かります
(スレ違いでしたら申し訳ありません、スルーしてください)
>>257
>外来語が突然〜
実に東方的では
>>259
レビュー読んだだけだけど、SSの雰囲気が重厚だから東方的な物をつめこむより、
いっそ、その雰囲気のままつっきった方がいいんでは?という事だと思った。
東方的な物だから、何でもつめこみゃいいってもんではないし、
そもそも、作者がそれを意図して入れているのか、想定せずに入れているのかでも、
意味が変わってくるんじゃない?
>>260
何の意味が変わるのかよく分かりませんが、
>>257 は気になったって言うけど、俺はそこまで気にならなかった。
むしろ突拍子の無い外来語が突然混ざるのも東方らしくていいのではないですか、ってニュアンスで言った。
東方的、「今の」幻想郷的ではあるけど、この話は時代設定も場面も違いますぜ
>>257 さん
丁寧な批評をありがとうございます。
文章は少々淡々としすぎていて、わかりにくいかとも思ったのでしたが、大丈夫でしたか。良かったです。一番恐れていたのは、文章力の不足で内容がいまいち伝わらないことでしたから。
他の方にも話題にしていただいている外来語についてですが、できるだけ利用をしないように気を付けていました。ただ"フランク"については、原作の中で使われていたのでそのまま利用しました。>>261 さんには気にならないとおっしゃっていただいてますが、今読みなおすと、確かに言い換えた方がよさそうに思えます。
また、"バランス"は完全なミスでした。指摘された際に「あれ? どこかで使ったっけ?」となってしまっていました。やはり推敲が足りぬようです。
史実を絡めた際に年号や人物名をどうするかは結構悩んだポイントなので、好評をいただけて嬉しいです。あまり入れ過ぎても、ただ引っかかるところが多いだけの文章になってしまいます。ただ、入れなければ物語の舞台が全く浮き上がってきません。そのあたりの具合に困りました。
確かに、特に後半であっさりしすぎたきらいがあるので、もう少し描写してもよかったでしょうね。
余談ですが、この物語において宮法師丸こと頼満には救いがあります。後書きの最初に書いたように、頼満は英雄になりました。神を守らんと奮闘した興春でなく、神を捨てた頼満が英雄となるのです。神を捨てたために英雄になることで、頼満は救われています。
神である神奈子はますます救われませんが。
最後になりましたが、返信が遅くなってしまい、誠に申し訳ございませんでした。
様々な方の意見を拝聴したいので、他の方々にも批評していただきたく思います。引き続きよろしくお願いします。
>>254
遅ればせながら読ませていただきました。
遅れたのは一重に私が浅学だからでしょう、量の割りに、読むのに時間がかかりました。
というかやっと読んだ今でも、いまだ理解が及んでいない部分があったりします。
私が一番気になったのは、登場人物の名前が憶えにくい点です。
……いや、私が鳥頭だというのは否定できないのですが、それはひとまず置いておきまして。
ざっと一通り読んだだけだと、かなすわの他は、
フランクな大祝・興春と、子供らしさを失った子供、宮法師丸しか印象に残りませんでした。
(その興春についても、後半は事のメインで動いているにも関わらず、印象が薄れていきました)
で、どうしてこれらオリジナルキャラ(史実キャラ)が印象に残らなかったかというと、
各キャラの印象付けや掘り下げがあっさりしすぎてるからでは無いかと思います。
先の興春や宮法師丸が覚えやすかったのは、物語中で重要な位置にいたというのも勿論大きいのですが、
加えて、それぞれに印象がわかりやすい表現がされていたという点にあるのだと思います。
興春については「フランクであること」「論理的で、非情な決断を平然と行っていること」
宮法師丸については「子供らしさを奪われた子供」「神の信仰を捨てた神の末裔」
など、彼らについてはこういった個性が十分説明されているのですが、
そのほかのキャラクターについてはそれが不十分に思え、
それぞれの人物について把握が難しかったため、人間関係についてもぴんと来ず、
物語の背景が理解しきれないままだった、という按配でした。
(無論、背景が理解できなかったのは、私に歴史の予備知識が一切無かったためでもあります)
これは、各キャラにエピソードをいちいち追加しろと言っているわけでも無ければ、
登場人物紹介の部分が欲しいと言っているわけでもありません。
ただ、簡単な印象でいいから、個性がなんとなくわかる程度の描写が欲しいのです。
たとえば興春のようにフランクな様子をわかりやすく書いたり、というのもそうですし、
例として勝手に書いてみるなら、
昔からそうだった、この男は真面目で一本気で、そしてそれ故に融通に欠ける。一度こうと決めると頑固で、なかなか
自分の意見を曲げようとはしなかった。それでも、幼い時分はまだ謙虚なところがあり、目上の者の意見はよく聞きよく
学んだ。だが、大人となり地位と力を得た今は、自分が正しいと信じて疑っていない。
神奈子は憂う。ただ一人でよかった、この男と対等に接し、味方として身内として寄り添い、時には意見して男の向か
う先を正せるような人間が、ただ一人でもいれば、と。だが、現人神たる男には対等の味方はいなかった。神である神奈
子は目上、そのほかの部下は家族も含めて目下、ただ一人対等なもう一人の現人神は、敵同士だった。
……と、後半はあんまり関係なくなったけど、こんな具合に、
端的でいいから、人物ををわかりやすく書いて欲しかったかな、と。
(たぶんこれをそのまんま放り込んでも元の作品の文体やキャラとは食い違うはずなんだけど、あくまで例ということで)
勿論、この描写はほんの一部であって、これに伴って、他の会話や展開などでこれに伴う描写を見せることで、
個性を強調するのもOK。
(オリジナルキャラに個性をむやみに持たせるのは東方SSとしてどうなのか、という意見もあるかも知れませんが、
オリジナルキャラがメインの話なのに個性がわかりづらいのもどうか、と私は思います)
続き
で、「フランク」「バランス」などの外来語についてなんだけど、
これは抵抗のあるって意見も無いって意見もそれぞれわかる気がします。
元々、東方SSでは外来語は普通に使われても普通に違和感無いんだけど、
今回のSSでは、戦国の史実に基づいて淡々と書かれているという点で、東方とは異なる純和風の空気を作り出している。
だから、その純和風の空気を重んじるなら、外来語は使うべきではない。
だけど、この二語が関わってる描写ってのが、神奈子が直接関わってる部分なんです。
神奈子は当然東方キャラなので、そのキャラと一緒に出てきた外来語は、東方に準拠して受け入れられる、
こっちの意見もそれはそれで一理ある。
だからどっちが正しい、ってことは無いと思うのですが、
まあ、外来語を純和風の言葉に置き換えたところで、今度は東方好きの方々が違和感を覚えるか、
というとそんなことは無いはずだから、直せるなら直すべきかな、と私は思います。
前の批評の方も言っていますが、
淡々とした語り口や酷薄な物語は、このSSの特徴であり長所です。
ですが、その淡々とした語り口の合間に、要所でぴりっとした強調部分や捻りがあっても良かったかな、とも思います。
上に書いた、キャラの個性の印象付けもその一つです。
そしてそういう意味では、結末である宮法師丸の顛末は非常に印象的で良かったと思います。
以上です。長々しい上に偉そうに語ってしまって申し訳ありません。
少しでも参考にしていただければ幸いです。
>>264 さん
これはまた丁寧な批評をどうもありがとうございます。
理解しきれなかったというのは、偏に私の筆力不足でしょう。精進します。
人物名が覚えにくい、というのは私自身も気にしていたところです。そもそも、政満に信満、継満、満実に頼満×2ですからわからなくなって当然な気はします。私もしばらく、プロットにメモした系図を見ながら話を書いていました。また、この事件について知っている人間は、研究者かよほどの歴史マニアくらいです。故に、知らない読者にわかるように書くことは、越えるべき山の一つであったと思っています。"
ただ、彼らにどの程度の個性を持たせるかということは、確かに問題でありました。神奈子はともかく、諏訪子の"神性"をどの程度描写するかをはじめ、宮法師丸、興春、継満といった人間に個性を持たせるのが良いのかどうか。
このssの主題は、「罪業に因りて神身を賜ふ」に示されるように、人格神たる神奈子の苦悩です。あまり人物を増やしてしまうと、歴史群像劇となってしまうため、極力人物描写を削った部分があります。初期プロットでは、神奈子が政満(宮法師丸の父)や継満(斬殺事件の首謀者/大祝)と会話する場面が存在しました。
ただ、人物の練り込みは足りなかったのでしょう。描写せずとも存在し、にじみ出るはずの個性が上手く出なかったようですから。
興春が後半において影が薄れてしまったのは、おそらく、このssの後半が完全に神奈子の心理描写に終始したからだと思います。書いている時の意識として、書き進めるうちに、群像劇的側面がどんどん減らされていったので、後半に神奈子以外の人物の描写はあまりありません。興春の死も、地の文の説明だけですし。
外来語については、上述したとおり、直そうと思っております。今書いている別作品がひと段落したところで、頂いたアドバイスに基づき、この作品を少々改作しようと思っているので、その時に合わせて。
淡々とした語り口だけでなく、要所の強調・捻りですか。確かに、冗長となりすぎぬように、そのようなものは必要であったように思います。特に後半、かなりあっさりとしてしまっているので、少し山場を持ってくるべきかもしれませんね。
以上、お見苦しい言い訳じみたところが続きました。
これらの意見を大事に、これからも精進を続けていこうと思います。
重ねて、貴重な意見を有難うございました。
二人の方に批評していただき、とてもありがたいのですが、同時にまだ他の方の批評も募っております。是非ともよろしくお願いします。
お久しぶりになりますが、朝夜です。
プチの最新作品に投稿させていただいた、『誰よりもあなたを愛してる』の批評をお願いしたく、参りました。
今作は、作者が初めて書かせていただいた、恋語りをテーマにした作品です。
必要かと思われるくらいには恋語りをテーマにした作品を読みましたが、もしかするとまだ恋語りとして致命的なミスがあるかもしれません。
それに加え、オチにすべてをかけた一発ネタです。
恋語りはこうあるべき、ここをこうすればもっとオチが輝いた、などの指摘をしていただけると幸いです。
どうぞよろしくお願いします。
>>258
委託待ちのタイミングでよく体験版のみの情報でのSSを書く勇気があったなぁ……
まあ、それでも書くのがSS書きの業と言えば言えるけど。
まず前置きですが、「初投稿です」は必要ありません。
「初投稿だから大目に見てね」みたいなニュアンスに取られる可能性があります。マイナスイメージです。
後書きに書く分には特に問題無いと思います。
あとの前置きは……別に特に問題とは思いませんが、「妄想した」って二回使うのは微妙かも?
「体験版のみのネタバレです」くらいに留めてもいいと思います。
作品の批評ですが、少々詩的に過ぎる印象を受けました。
味と言えば味なので、言うほどの欠点とはいえないかも知れませんが。こういうのが好き、という人もいるでしょう。
また、なぜか改行の幅をかなり短くしていることも気になります。
一行の幅は、この二倍以上あっても別に大丈夫だし、
そのほうが、読んでて多少すっきりする気がします。
先に「詩的」と書きましたが、勇儀の心理描写を中心に、
綺麗な表現で優しげな雰囲気を出しているのはよく出来ていると思います。
ただ、一貫してその雰囲気のみで話が終始している上に、作品自体も非常に短いものなので、
そこが「詩的に過ぎる」かな、と。
たとえば、勇儀と萃香の思い出の過去語りなどを使って肉付けし、
話に抑揚をつけても良かったと思います。
あと、別に百合っぽいとは思いませんでした。
まあ私がガチ百合SSに毒されてるというのもあるでしょうけど。
私からは以上です。
簡単ですが、参考になれば幸いです。
>>268 様
明快な批評とアドバイス、ありがとうございました。
>委託待ちのタイミングでよく体験版のみの情報でのSSを書く勇気があったなぁ……
おっしゃるとおり、今にして思えば無謀極まりない所業だったと思います。
体験版をプレイしてからというもの、書きたい気持ちがどうしてもおさまらず
少しずつ書き溜め、形になってからすぐさま投稿してしまいました。
まさに「SS書きの業」なのかもしれません。
前置きに関しては、創想話内でのコメントでも助言を頂いております。
初投稿の上、しかも気が逸っていたため、文面を考える時には
自分が読み手である時の何倍も神経を尖らせて
「少しでも不快感を与える可能性がある項目」を片端から挙げました。
結果、かえって読み手のモチベーションを下げる文や
マイナスイメージを与える文になったのは、ご指摘のとおりです。
「初投稿」の字面こそ、もう創想話で使う機会はありませんが
反省点のひとつとして、以後気をつけようと思います。
改行の幅は、テキストエディタで編集する時の癖が残っていました。
投稿の前に、全体のバランス等と併せて考え直すべきでした。
また、改行に頼らずとも、明快に意味が分かるような文を書けるよう
練習を重ねていきたいと思います。
話に抑揚が少なく、雰囲気の変化に乏しい点に関しては
最も表現したかった内容(今回は、ひとえに勇儀の心情でした)に
きっちりと焦点を合わせて、文章を書きたかったというのがあります。
創想話内ではなかったかもしれませんが、初投稿によくある失敗として
「色々エピソードを詰め込みすぎると、物語の焦点がボケる」
という話を聞いたことがありましたので、そうなるまいと留意して
内容をできるだけ絞り込み、その分緻密に書くことを狙いました。
いただいた批評の内容を考えると、まさに
「過ぎたるは及ばざるが如し」を地で行ってしまったのかと思います。
エピソードを補うなどの方法で、物語に抑揚をつけることも
書きたいことを印象づけるためには、必要なことなのですね。
精進します。
百合っぽいかどうかに関しての感想も、ありがとうございます。
私も、どちらかといえばガチ百合に毒されがちな人間なので
百合と友情の境界が曖昧にしか感じられなくなっており、
不安になってしまったため、つい書いてしまいました。
少年漫画的な友情などを期待して読んでくださる方には、
物足りないかな?という感じです。
返信が長くなってしまいましたが、SSに目を通してくださり
反省点を明確に示した丁寧な批評をいただき、嬉しく思っております。
本当に、ありがとうございました。
>>267
批評じゃないんだが、レスついてないから一応報告。
何度も読んでみたんだが、これは俺では批評は無理。
なぜなら恋語りの描写ってのを、小説で読んだことがほとんど全く無いから。
読む限りでは陶酔感はよく表せてるとは思うが、それ以上のことはちょっとわからん。
>>270 様
わざわざありがとうございます。
>読む限りでは陶酔感はよく表せてるとは思うが〜
このお言葉を聞く事ができただけで、満足いたしました。
この作品についての批評はこれだけで十分ですので、
私の事は済んだこととして扱ってください。
どうもありがとうございました。
ちょいと迷いごと
儚月抄の設定を取り入れて話を書き出して、しかも大した考えもなく第一章を投稿してしまったんですが
後になって良く考えてみるとその設定は結構曖昧にぼかされている部分で、今後の話の中で色々覆る可能性もありまして……
この場合儚月抄が完結して設定がある程度確定するまで投稿は控えるべきでしょうか?
それとも「08年10月時点の設定で書かれたもの」として続きを書き続けてもいいものでしょうか?
付け足し
全4章構成+番外編とけっこう長い話で、儚月抄終了までに完結させられるかどうかは怪しい感じです
儚月抄完結って漫画版だけならまだしも、小説版まで含めると結構遠そうな気がするのだが。
いや、漫画版に限っても半年以上かかるんだっけ? コミックス化考えると一年以上か?
理想なのは、そのぼかしている設定はSS中でもぼかして書くのがいいんだけど、
それも無理そうなら、その注意書き入れて続き書いてもいいと思う。
なぁに案ずるな、一昔前に萃香SS書いた人たちだって、
誰も地霊殿でその舞台が明かされるなんて予想しちゃいなかった。
なんか、こいしのイメージが未だにつかめない……
フランドールをもっと性格的にも立場的にも奔放にした感じ、でいいんだろーか?
まあ作家それぞれのイメージでおk、と言ってしまえばそれまでなんだが。
すみません、作品の批評をお願いしたいのですが、コテハンをつけた方が
よろしいのでしょうか?
>274
まったり進行っぽいですよね。
漫画以外とのメディアミックスを念頭に入れてないようですし。
>275
二次設定が固まってないときこそ布教するチャンス(ry
>>275
作中の台詞とおまけtxtから方向性を嗅ぎ取ってキャラの記号起こしをするのが
一般的なやり方だとは思うけど…
こいしは無意識が鍵の一つになってるから難しいと思うよ。
作中の物騒な台詞は、気が触れていると言うより無意識から、あんまり頭を通さずに
造った言葉のように思えたし、フランドールとは妹くらいしか関連がない気がした。
>>276
レビューお願いしてる人がそそわとかに投稿しているからコテハンばっかになってるけど、
特にそんな規制はない。
あぷろだとか、読める場所にテキストがあったら適切な人がレビューしてくれると思うよ。
>>277
ありがとうございます。
それでは、改めて。
東方創想話、作品集60「すぐそこに還るとき」の批評をお願いします。
パチュリーと射命丸の戦闘シーンを書こうと思っています。
戦闘そのものにはあまり深入りしないつもりです。
戦闘に至る以前の口上、雰囲気を上手く表現できません。
緊迫感、カッコよさ、雰囲気を上手く描写するにはどうすればよいのでしょうか。
参考になるページ、作品などありましたら、具体的に教えていただけると助かります。
「創想話」スレでも似たような話題がありましたが、もう少し詳しくお願いいたしますm(_ _)m
>>278
読んでみました。
通して読んだ感じだと、もっと主題を絞った方が良いように思います。
アリスと少女にするか、あるいは霊夢と魔理沙にするか。
登場人物も極力減らしましょう。モブが多すぎますし、ゲームネタや
実験ネタは私の印象からすると邪魔です(雰囲気を損ねるので)。
また、あまりにも状況説明が不足しています。
登場人物が2人のシーンはまだ良いとして、3人以上になると
誰が話しているのか、何をやってるのかがぱっとわからないところ
があります。
個人的には、一人の台詞に他の人物の台詞をかぶせるやり方がその
一因かと。
(……)が付いたモノローグも、[7, a house in woods]の前半は
アリスで、後半は少女です。私の好みの問題もありますが、一つの
節では視点を一つにした方が良いと思います。
アリスの回想も混乱の元です。
台詞が主なので、ぱっと見では回想だとわかりにくい。
その上、それぞれの節が短いので、読者としては視点の切り替えを
頻繁に余儀なくされます。
こういった読みにくさの積み重ねで、かなり損をしているのでは
と思います。
元々、話の内容からして、どうしても構成が難しくなります。
なので、細かいところをもっときっちり書き込んで、うまく読者を
引き込まないと、読者としては「結局、何がしたいの?」と読むのを
止めてしまいそうです。
実際、私も正直なところ、序盤で一度読むのを止めました。
[9, pharmacy]あたりまでを2、3回読んで、「ああ、多分こういうことか」
とある程度アタリを付けてから、ようやく読み進めることができました。
狙いは悪くないと思います。
主題をシンプルに、ギャグは無くしてシリアス一色に、もっと濃密
に描けばずっと良くなっていたかと。
あと、あまり野暮なことは言いたくないんですが、歌詞の引用は
まずいかと。
私個人としては、こういった世知辛さを創作に持ち込みたくない
のですが、クーリエという場を借りてる立場からすると配慮せざる
を得ないので。
以上、こんなところで。
辛口でしたが、気をおとさず頑張ってください。
もしも暇で暇で仕方ない、という程度のお時間がある方がいらしたら、
作品集61(現最新作品集)「未だ見ぬ貴女へ」に関してお言葉を頂ければと思います。
>>278
2回読みました。
作品のメインテーマである某キャラ達の喪失と復活の課程には引き込まれて
「良く読ませるなー」と感心させられました。
作中終盤の宴会の部分では、数多のキャラクターに対し特徴を掴んだ描写がなされて
良かったです。
私自身、あまりキャラを大量にかき分ける技術が無いのでこういう点は参考にしたいと思います。
で、2回読んだ理由なんですけれど、
「メインテーマについての伏線を、色々と貼っていたんだな」
というのが分かるのが2回目からだったんですよね。
>>280 様の言うとおり、ゲームネタや実験ネタの方に気を取られたり、伏線の貼り方が淡泊だったり
で、せっかくのメインテーマのラインがぼやけてしまって、「結局何の話なんだっけ?」と混乱する原因
になっているように思えます。
それぞれの要因について簡単に解説しますと。
・ゲームネタ/実験ネタ
コーヒーブレイクや雰囲気作り、あるいはこれもメインテーマの伏線として活用するなら大いに
ありだと思います。
ただ、そう言う物はうどんにかける七味のように用意しておく物で、メインテーマをおざなりに
してまで話に介入するべきではありません。
書くな、とまでは言いませんが、うどんの量に対する七味程度に留めた方がメインテーマの引き立て
としてうまく機能するのではないでしょうか。
(ゲームネタの介入キャラを森近のみにする。あるいはゲームネタを斬って実験ネタのみにするなど)
・伏線の貼り方が淡泊
>紫はポン、と手を叩き、隙間の中を弄る。やがて、霊夢の前にあるものを差し出した。
>「こんなのそこで拾ったんだけど」
>紫が手渡すのは――
>「……これは?」
まさか、これがラストの伏線になるとは、私は思いませんでした。
もうちょっと読者にヒントを与えても良かったのではというのが正直な所。
実際、メインテーマ自体も単純明快な一本道で書かれているので、それほど奇を衒う必要もないのでは、
と思います。
>>280 様も触れられてますが、所々の独白や台詞のみの描写も混乱を誘引してる一因かと思います。
別に、表現技法として使うのは全然問題ないんですが、作中でそれに対するフォローが無いのがつらいです。
作中で、一度状況の整理をしてくれる描写/キャラがいても良かったかな?でも、そこまで難解な道筋でも
ないですし……難しいですね。
後は、訓練だと思いますが、描写にまだ"かたい"所があるのでそこを意識していくようにしましょう。
>「……とかなんとか」
>アリスは本を纏め、手にとって出入り口の前に移動する。
この辺とか、"かたい"気がしますね。
アリスがやってる動作は"図書館から立ち去る"ことですから、素直に立ち去ると書いた方が腑に落ちると思います。
>(前の前は、魔理沙と霊夢が押しかけて来たんだよな。ん。前の前の前だったかな。……まあそれはどうでもいい。
>霊夢は気が乗らなそうにしてたな。途中からは満更でもなさそうだったがな。結局魔理沙に付き合って朝までいたし。
>あいつはどうも素直じゃないところがあるな。それでも、魔理沙とは不思議とうまくいってたはずなんだが……)
ここも、少し整理した方が良いですね、独白としても長いですし。
"前の前"か、"前の前の前"だかが"どうでもいい"なら、"いつだったか…"辺りでぼやかして良いと思います。
"結局魔理沙に付き合って〜"と前の文章の主体が魔理沙なので、次の文章の"あいつ"も魔理沙なのでは?
と誤解してしまいます。森近が独白で語っているのは"霊夢について"、なので魔理沙描写は無くてもいいかも知れません。
まぁ、こんな感じで。
塵ほどにでも参考にしていただければ幸いです。
>>280 >>282
批評、ありがとうございます。
>>280
>主題を絞った方が良い
そうですね。読み返してみると、誰と誰の関係性を述べたいのかがが
非常に曖昧に感じます。始めはアリスと魔理沙の関係をメインに
書いていたのですが、途中で脳内麻薬が出て広げすぎました。
絞るべきですね。
>あまりにも状況説明が不足しています
あまりにも会話に頼り過ぎていた……精進します。
>読者としては「結局、何がしたいの?」と読むのを
>止めてしまいそうです。
>実際、私も正直なところ、序盤で一度読むのを止めました。
これは致命的ですね。やはり上で述べられているように、主題を
絞り、状況説明をわかりやすくして、可読性をあげないと駄目ですね。
>歌詞の引用
過去に何か問題があったのですか?
……でも、それとは関係なしに不必要な引用である気もしてきました。
>>282
>2回読みました。
本望です(笑)
>ゲームネタ/実験ネタ
>メインテーマをおざなりに
>してまで話に介入するべきではありません。
確かにくどいですね。感想でもどなたかに指摘していただきました。気をつけます。
>伏線の貼り方が淡泊
途中で全て分かってしまうと興ざめなので、徐々に違和感を与えて最後に
繋がるように目指したのですが、見返すと『隠し過ぎた』きらいはあります。
最後の方はどう伏線を張るか、雲をつかむかの如く手探りでやっていました。
>一度状況の整理をしてくれる描写/キャラ
こう言った技術を使って、伏線(となるであろう)筋を一度まとめるというのもありですね。
>描写にまだ"かたい"所があるのでそこを意識していくようにしましょう。
……はい。バリバリに堅いな、と書いてて思います。表現技法もそうですが、
大衆小説などを読んでわかりやすい描写に倣うべきですね。
>>280 さんが仰っているように、
>読者としては「結局、何がしたいの?」と読むのを
>止めてしまいそうです。
という事態を招いてしまってそうなので。
>>280 >>282 さん、重ね重ねありがとうございます。今後の課題が
ずいぶんクリアに見えてきた気がします。
>>279
正直、ノリとかテンポとかの感覚的部分が大きいというのが一つあるので、
具体的なアドバイスが難しいんだけど……
とりあえずその二人(パチュリーと文)の前口上なら、
何か皮肉や上手い比喩が混じった軽いノリでの挑発の応酬とか入れるとそれっぽくなると思います。
……自分で言ってて「難易度高いこと言ってるなー」と思わなくもないですが。
あと言えることは……
射命丸については、表向きは慇懃無礼に、
余裕とか底知れない自信とかカリスマとかをちらちら見せられると良し。
パチュリーは、あんまり安っぽい罵倒とかに走らないよう、
やや持って回った言い回しで消極的に好戦的な態度を見せられると良し。
だいたいこんな感じかなぁ……? あんまり自信ないです、すいません。
>>281
うーん。小話としてシンプルでわかりやすいつくりだと言えばその通りなんですが、
逆に言うとそれだけです。盛り上がりも無ければ感慨もありません。
序盤で麟のことだとピンと来てしまったので、意表を突かれるということもありませんでした。
もう一ひねり、何か欲しかったかな、と思います。
……他に言えることが無いなぁ。細かい文章表現なんかは安定してると思うし、キャラクターもそれぞれらしさが出てるし。
あえて言うなら……もし、あなたが「仮にも東方SSに、こんな半オリキャラ出していいのか」
みたいな理由で、麟の名前を出しながら本人が出ないという内容のSSを書くに至ったのならば、それは杞憂だと思います。
幻想郷全体の印象を損ねない限りにおいては、幻想郷(を好きな読者)は全てを受け入れます。
ある程度のオリジナリティは、積極的に出してもいいと思います。
(勿論、そういう題材を扱うのはそこそこ難しいので、書き手の力量・センスが問われることになるのですが)
いやまあ、こっちの考えすぎかも知れませんが、参考程度に。
>>283
歌詞についてですが、以前、引用元を書かずに歌詞をそのまま引用したり
改変したりした物が投稿されて、管理者削除になった作品がありました。
また、ここの過去スレでも話題になったことがあるのですが、
何がOKなのか、どこまでOKなのかというのはグレーゾーンです。
ただ、JASRACがある限り、リスクは必ず生じます。
私個人としては、歌詞の引用で騒ぐのはくだらないと思うのですが、
まあ、君子危うきに近寄らずということで。
>>279
答えるのが難しいなぁ…
戦闘シーンに至るのが「グフフな写真取り合い」みたいなギャグ路線か、
「天狗と魔法使いの相容れない何とかが何とか〜」みたいなシリアスか、
獲物はスペルカードか、ガチ勝負か、まぁパターンは色々有ると思うけど。
戦闘っていうのは、お互いが持つ要求(欲求)を相手に強制的に納得させる手段だから
それを考慮に入れて、前口上を語る必要は有るでしょうね。
戦闘自体のカッコよさ等について、参考にするんだったら「Fate/stay night」とかいいかも知れない。
いい意味で単体強キャラ同士の戦闘描写が多いゲームと聞いてるから。
悪ノリすると厨二病になるけどね。
でも実際、濃ゆい戦闘描写の大半は厨二成分で出来ていると思うんだ。
何か作品を投稿してみたいと思っているのですが、キャラの口調が原作とはある程度違っていても叩かれないのですか?
例えば妹紅は、永夜抄の会話を見てみると『〜〜なのよ』などといった女性っぽい口調が主となっているのですけど、
投稿されている既存の小説をいくつか読んでみると、中性的、もしくは男っぽい話し方でキャラを動かしている人が多いですよね?
人の作品は人の作品。
自分の作品は自分の作品。
他の人がやってるからって真似る必要はない。
自分の考える幻想郷を信じて書けば、それでいい。
不安なら、書き上げた後にまたここに来ればよいよ。
>>286
>〜と聞いてるから。
伝聞だけで薦めるなww
確かに少年漫画的要素多いし演出も濃いから、バトル物の参考にはなるかも知れんが、
癖も強いから、合う合わないは出るだろうな。
濃ゆい戦闘描写云々のくだりには全力で同意させていただく。
>>287
デフォルメ化というやつだ。
もこたんの気風の良さを前面に押し出すと、男っぽい口調のほうが書きやすいという。
結局のところ、優先されるのは四角四面な原作模倣の台詞ではなく、原作から導かれるイメージ。
そのイメージとある程度符合してれば、多少口調が違ってても叩かれることはないよ。
魔理沙の一人称が俺とか、そういうあからさまなミスで無い限りは、だけどな。
>>288-289
アドバイス、ありがとうございました。
頑張って一作品書き上げてみます。
失礼します。
少し前に創想話に投稿しましたので、批評をお願いしたく思います。
投稿した作品とは、作品集60の『八雲の辿る道』という作品です。
作者の目標を超え、予想以上に皆様に楽しんでいただけたようで、
コメントをたくさんいただけたので、嬉しい結果となりました。
ですが、これからの実力向上のためにも、ぜひ批評をお願いします。
依頼が二件続いてしまいます。申し訳ありません。
時間がありましたらで構いません。
現作品集61 「八雲紫の抱く幻想。」の批評をお願いできませんでしょうか。
これが初めてのSS作品です。
色々な意見を頂きましたが、賛否両論でもう少し今後の課題をハッキリとさせたいと思っています。
更なる精進を目指したいと思います。
お手数をおかけしますが、よろしくお願いいたします。
小説書こうとして構想段階で勢いが削げ落ち、書き始めて絶望し、書き終わる前に死ぬ
そんな自分が読んでみた
>>291
橙と藍、紫が同居してるのはおかしいとか、藍が式をもてるのは能力故だとか、そういうことはおいといて
紫、藍、そして橙とまったく同じ軌跡をたどっているのが平板的だと思った
もう、橙が藍の立場になってすぐ切るとかすればまた一味違う掌編になると思う
完全にレールに乗っかった話ってダラダラしてるように見えるんだよね
電車に乗って似た風景が続くと眠くなるのと一緒
何か少しそのレールから外れることをしてみるか、、もうすこし橙の心情を深く書いてみるといいのではないかと
あと、心情描写が浅いのに、主観的情景描写が冗長なのが気になった
顕著なのは最初のほうの、
> 口を開かれてから最初の言葉を仰るまでのほんの一瞬に、体が一瞬で冷えた。
で「一瞬」が重複してるところとか
でも、雰囲気はさびしくも暖かい悠久を感じさせてすごくいい
話は均整がとれてるし(とれすぎてるのが面白み無い原因だけど)、破綻もしていない
書き方をちょっと変えるとさらに化けると思う
>>292
こういう考えもあったのかと目から鱗
ただ、ちと中二のかほりが…
紫は、紫は、チルノは考えた…と妙に説明臭い
こっちは逆に心情描写を最小限にしてはどうか
そしてせっかく場面が幻想的なんだから、雰囲気を生かす情景描写を入れてムーディに
それぞれの心境を読者にゆだねるといい感じになる気がする
しかしこの淀みなく読める綺麗な文体はいいなあ
行間の空け方も適度で流れを感じさせる
処女作でこれならなんと末頼もしいことか
あと、個人的には両作品とも分量が自分好みの多すぎず少なすぎずで読みはじめやすかった
ページ開いたとき扁平にちじこまったスクロールバーを見つけると回れ右したくなるんでwwww
293>>
奏葉です。
早速のご指摘、ありがとうございます。
人称にはかなり悩んであの形になったのですが・・・。
第三者視点で書くが故、どうやって紫やチルノの動きを表すか、というのにとても悩みました。
他の作家さんのを読んでみましたが、イマイチ納得の行く書き方ができず投稿してしまいました。
もうちょっと情景描写を、ですか。苦手分野ですので、上手い方の作品をもっと読んで精進したいと思います。
本当にありがとうございました。
もう少し批評を集めたいと思います。
お暇な方で結構ですので、読んだ感想、指摘などお願いいたします。
<裁かれました>
>>284
遅くなりましたが、ありがとうございました。
ありがたく参考にさせていただきます。
>>292
読みました。
ネタは良さそうに思うのですが、ちょっと物足りませんでした。
理由は、核となる部分がほとんど状況説明だけになっていて、
話が薄くなっているため。
はっきり言えば、ヤマがありません。
二人が弾幕ごっこに興じる理由はわかりますが、それだけである、
とも言えます。
例えばですが、この二人の関係を起として、紫の葛藤をもっと
掘り下げて、二人の心のすれ違いなどの事件を起こしてうまく
収める、というような話にすると、もっと良くなるのではないか
と思います。
もし、ヤマの無い雰囲気重視の話にするのであれば、もっと
二人の表情や仕草、周囲の情景などの書き込みを増やした方が
いいと思います。
できれば、紫の苦悩を読んでるだけで読者が辛くなるくらい
重苦しく描くといいです。その方が、後でチルノによって
救われる紫の喜びが読者により深く伝わると思います。
なまじ、文章が読みやすいだけに、このあたりの描写が
あっさりしているように感じました。
(これは、自分の文章の好みもあるのでしょうが)
また、他の方も指摘しているチルノ視点の描写ですが、
ここも、どうせ描くならもっと突っ込んで描いてほしい
ところです。
>そして気づいた。
>紫は、自分の力のせいで他人が離れていくのが哀しいのだ、と。
この結論が早すぎると思うのです。
なぜ気付いたのか、何に気付いたのか。それがわからないから
どうにも収まりが悪い。そのため、私にはこのあたりの
チルノの思いがいまひとつ伝わってきませんでした。
もし、チルノ視点を無くした場合、チルノが実は全てを
わかってるんだよ、ということを明かすなら、それをオチ
とする手があります。どう描くかは工夫が必要ですが。
チルノ視点を描くなら、チルノが紫の心を知るまでの試行錯誤
を描くなどするといいかもしれません。
以上、お役に立てれば幸いです。
>>297
奏葉です。
指摘ありがとうございます。
今回のSSは「短くて気楽に読めるもの」にしたかったのであまり深く掘り下げませんでした。
あまり深く掘り下げなかった故に、薄い内容になってしまったのは技量不足です。
チルノ視点は確かに中途半端だったかなー、と思っております。
最後の推敲中に付け加えたものでしたのでやはり取ってつけた感が拭えなかったのかもしれません。
一番の原因はチルノへの愛が足りなかったことですかね・・・。
もうちょっと描写全体に起伏を付けて、読み応えのある小説を目指したいと思います。
登場人物の視点などももうちょっと工夫してみたいと思います。
ご指摘ありがとうございました。
辛口の批評なども大歓迎ですので、もしまだ何かあります方がいらっしゃいましたらお願いします。
>>293
>設定矛盾
これに関しては、何も言う事ができません。
知らなかったわけではなく、もちろん認識していました。
しかし、いちいち説明すると白けてしまうかも知れないと思い、
のようにさせていただきました。
ですが今は、その点に関しての描写をすべきだった、と思っております。
>同じ軌跡を〜
なるほど、書いているときは今の状態のまま続けるべきかと思ってましたが、
確かにそちらでもいいお話になった事でしょう、参考にさせていただきます。
>重複
ぎゃーすみません、すぐに直させていただきました。
どうもありがとうございます。
今回の批評も、随分と役立ちました。
どうもありがとうございました。
よければ聞かせていただきたいのですが、
長い話を書いていると、山がうまく作れず、
グダグダした話になってしまいます。
その場合、何かよい方法はないでしょうか?
お忙しいところに申し訳ありませんが、よろしくお願いします。
個人的には、
最初から長い話にするのではなく、例えば20〜30kb程度で最初のほうを章立てて、それを1話分と考える。
そうすれば、一つの話としての起承転結が見えるはず。
たとえばスレイヤーズなんか、本編15巻あるけど、一部と二部のクライマックス以外は各巻で独立した話じゃん。
うしおととら や、からくりサーカスもそうだね。全体を見ると一つの大きな目的がある大河マンガだけど、
個々の章だけでみても、その章で起承転結がついてる。
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