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SSの実力向上を目指すスレ 第5話
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>>199
>>203-204氏も批評をしていますが、どうも私とかなりの部分で違った感想を持っておられるようなので、
全く違った感想を。
構成、話の展開はこれで問題ないと思いました。この作品はオチ勝負なので。
重要なのはオチまで持って行く過程で、読者をどれだけクスリとさせられるか、
飽きさせないか、カメラのことを忘れさせることができるか、ということです。
そして地の文をどれだけ面白く書けるかという部分の比重が大きい。
コメディ(とギャグの違いが曖昧ですが)はキャラが奇抜な行動するよりも、
地の文で惹き付ける方が、私は面白いと思っています。
ですが今作の文は割と淡泊。そこが残念だったように思います。
以降は>>203-204氏の指摘した部分で、私が思ったことを。
> 入っていたのは……幼いころの写真だったはず。レミリアは、昔の写真が恥ずかしくなって捨てたのだ。
ここでの写真の扱いは、上で言われているほど問題はないです。
写真とはっきり言っているのは三人称視点ですので、レミリアが知ろうと知るまいと文章自体はありです。
また「写真を大量に撮れるそうだ」ともレミリアは言っているので、レミリアが写真を知ってるか否かは疑問視されません。
まあ新聞記者がいる時点でレミリアが写真を知らないはずがないと「読者」は思っていますので、
「写真機というもの」という描写自体がおかしいと言えばおかしいとなりますが。
>ちなみにそのヘルメット、防御力は儚いんだって。ヘルメットの意味がないと思う。
私が一番上手いと思った部分でクスリとしました。これは良い表現。
作品全体に散らばるレトリックをこれくらいにしても良いと思うくらいです。
>がばっと起き上がる。栄枯盛衰を絵で見たらこんな感じであろう、と思えるほどの復活振りであった。
これも比喩なのでアリ。ですが、栄枯盛衰を使うならもう少し地の文に一捻り欲しいところ。
>フランドールとかなりの間、距離を置いていた。そのため、コミュニケーションの仕方がわからない。
>しかし、レミリアがあげた、という事実がなければ、フランドールは怒って泣くに違いない。
積極的なコミュニケーションが無いけれども心の繋がりは強い、ということがわかります。
特に矛盾は無いですが、やはりもう少し工夫した表現の欲しいところ。
読んだ感想としては、何度も言っているように「地の文の面白さ」が足りていないのではないかということです。
感情の高ぶっているところは突き抜けて、悩んでいるところは苦悶に、喜んでいるところは狂ったように、
それくらい大袈裟な表現でも良いのではないかと思います。
レミリアの内なる葛藤を面白可笑しく書いた作品ですので。
それではこれくらいで。
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