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SSの実力向上を目指すスレ 第5話

282名前が無い程度の能力:2008/10/18(土) 14:17:46 ID:V8e70VVQ0
>>278
2回読みました。
作品のメインテーマである某キャラ達の喪失と復活の課程には引き込まれて
「良く読ませるなー」と感心させられました。

作中終盤の宴会の部分では、数多のキャラクターに対し特徴を掴んだ描写がなされて
良かったです。
私自身、あまりキャラを大量にかき分ける技術が無いのでこういう点は参考にしたいと思います。



で、2回読んだ理由なんですけれど、
「メインテーマについての伏線を、色々と貼っていたんだな」
というのが分かるのが2回目からだったんですよね。

>>280様の言うとおり、ゲームネタや実験ネタの方に気を取られたり、伏線の貼り方が淡泊だったり
で、せっかくのメインテーマのラインがぼやけてしまって、「結局何の話なんだっけ?」と混乱する原因
になっているように思えます。
それぞれの要因について簡単に解説しますと。

・ゲームネタ/実験ネタ
 コーヒーブレイクや雰囲気作り、あるいはこれもメインテーマの伏線として活用するなら大いに
 ありだと思います。
 ただ、そう言う物はうどんにかける七味のように用意しておく物で、メインテーマをおざなりに
 してまで話に介入するべきではありません。
 書くな、とまでは言いませんが、うどんの量に対する七味程度に留めた方がメインテーマの引き立て
 としてうまく機能するのではないでしょうか。
 (ゲームネタの介入キャラを森近のみにする。あるいはゲームネタを斬って実験ネタのみにするなど)

・伏線の貼り方が淡泊
>紫はポン、と手を叩き、隙間の中を弄る。やがて、霊夢の前にあるものを差し出した。
>「こんなのそこで拾ったんだけど」
>紫が手渡すのは――
>「……これは?」

まさか、これがラストの伏線になるとは、私は思いませんでした。
もうちょっと読者にヒントを与えても良かったのではというのが正直な所。
実際、メインテーマ自体も単純明快な一本道で書かれているので、それほど奇を衒う必要もないのでは、
と思います。
>>280様も触れられてますが、所々の独白や台詞のみの描写も混乱を誘引してる一因かと思います。
別に、表現技法として使うのは全然問題ないんですが、作中でそれに対するフォローが無いのがつらいです。
作中で、一度状況の整理をしてくれる描写/キャラがいても良かったかな?でも、そこまで難解な道筋でも
ないですし……難しいですね。



後は、訓練だと思いますが、描写にまだ"かたい"所があるのでそこを意識していくようにしましょう。

>「……とかなんとか」
>アリスは本を纏め、手にとって出入り口の前に移動する。
この辺とか、"かたい"気がしますね。
アリスがやってる動作は"図書館から立ち去る"ことですから、素直に立ち去ると書いた方が腑に落ちると思います。

>(前の前は、魔理沙と霊夢が押しかけて来たんだよな。ん。前の前の前だったかな。……まあそれはどうでもいい。
>霊夢は気が乗らなそうにしてたな。途中からは満更でもなさそうだったがな。結局魔理沙に付き合って朝までいたし。
>あいつはどうも素直じゃないところがあるな。それでも、魔理沙とは不思議とうまくいってたはずなんだが……)
 ここも、少し整理した方が良いですね、独白としても長いですし。
 "前の前"か、"前の前の前"だかが"どうでもいい"なら、"いつだったか…"辺りでぼやかして良いと思います。
 "結局魔理沙に付き合って〜"と前の文章の主体が魔理沙なので、次の文章の"あいつ"も魔理沙なのでは?
と誤解してしまいます。森近が独白で語っているのは"霊夢について"、なので魔理沙描写は無くてもいいかも知れません。



まぁ、こんな感じで。
塵ほどにでも参考にしていただければ幸いです。




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