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SSの実力向上を目指すスレ 第5話

266Spheniscidae:2008/09/23(火) 00:43:47 ID:Geaw9wdo0
>>264さん
 これはまた丁寧な批評をどうもありがとうございます。
 理解しきれなかったというのは、偏に私の筆力不足でしょう。精進します。

 人物名が覚えにくい、というのは私自身も気にしていたところです。そもそも、政満に信満、継満、満実に頼満×2ですからわからなくなって当然な気はします。私もしばらく、プロットにメモした系図を見ながら話を書いていました。また、この事件について知っている人間は、研究者かよほどの歴史マニアくらいです。故に、知らない読者にわかるように書くことは、越えるべき山の一つであったと思っています。"
 ただ、彼らにどの程度の個性を持たせるかということは、確かに問題でありました。神奈子はともかく、諏訪子の"神性"をどの程度描写するかをはじめ、宮法師丸、興春、継満といった人間に個性を持たせるのが良いのかどうか。
 このssの主題は、「罪業に因りて神身を賜ふ」に示されるように、人格神たる神奈子の苦悩です。あまり人物を増やしてしまうと、歴史群像劇となってしまうため、極力人物描写を削った部分があります。初期プロットでは、神奈子が政満(宮法師丸の父)や継満(斬殺事件の首謀者/大祝)と会話する場面が存在しました。
 ただ、人物の練り込みは足りなかったのでしょう。描写せずとも存在し、にじみ出るはずの個性が上手く出なかったようですから。

 興春が後半において影が薄れてしまったのは、おそらく、このssの後半が完全に神奈子の心理描写に終始したからだと思います。書いている時の意識として、書き進めるうちに、群像劇的側面がどんどん減らされていったので、後半に神奈子以外の人物の描写はあまりありません。興春の死も、地の文の説明だけですし。

 外来語については、上述したとおり、直そうと思っております。今書いている別作品がひと段落したところで、頂いたアドバイスに基づき、この作品を少々改作しようと思っているので、その時に合わせて。

 淡々とした語り口だけでなく、要所の強調・捻りですか。確かに、冗長となりすぎぬように、そのようなものは必要であったように思います。特に後半、かなりあっさりとしてしまっているので、少し山場を持ってくるべきかもしれませんね。


 以上、お見苦しい言い訳じみたところが続きました。
 これらの意見を大事に、これからも精進を続けていこうと思います。
 重ねて、貴重な意見を有難うございました。


 二人の方に批評していただき、とてもありがたいのですが、同時にまだ他の方の批評も募っております。是非ともよろしくお願いします。




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