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SSの実力向上を目指すスレ 第5話

250241:2008/09/11(木) 07:33:06 ID:GG/f0ezk0
>>248の方、丁寧なご批評をありがとうございました。


ご明察の通り、男達や蟲妖怪にも裏の設定は存在します。私は妄想が先行しがちな性質で、
二人の半妖や当時の巫女、入院中の少女に、果ては稗田家、プリズムリバー姉妹に至るまで、
ある程度のストーリーは考えてあります。
しかし、私はこの作品を書くにあたって、どう主人公に関する事柄に説明を絞るかということに終始してしまいました。
ただでさえオリジナル要素の比率が大きいことを引け目に感じており、また自分の文章力にも自信が持てなかったためです。
その上、なまじ設定ばかりあるために、読者に伝えるべき内容の取捨選択に混乱し、
結果としてお粗末な構成になってしまった気がします。
一昔前の幻想郷の雰囲気を伝えることも目標の一つだったので、それが果たされていたことは嬉しいのですが、
そのために物語の面白さが減じてしまえば本末転倒です。
読み手の想像に任せるべき部分と、しっかり説明すべき部分、その見極めは、これからの課題にしていきたいと思います。

件の一行に関してですが、
「偶然、姉が自分のために用意した瞳を見つけてしまった時に、初めて歌声が聞こえてきた」
ことから、
「薄々感づいていた姉の狂気に思いがけず向き合わされたことで、自らも狂気に縋るようになった」
ことを暗示すると共に、
「歌声の主が自分自身であることを半ば自覚しながらも、理性はそのことを受け入れられずにいた」
その最後の理性が散漫になっていることを表現するつもりでした。改めて説明してみると、
我ながらかなり不親切な文章ですね。
ついでに、入院中の少女が半妖という設定は特にありません。自分の描写力の至らなさが身に沁みます。


長々と言い訳を並べ立ててしまいました。この反省を、次の作品に生かせるよう努力するつもりです。
貴重なご意見を下さったことに、改めてお礼を申し上げます。




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