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ガーター亭の前庭にて




2004年1月10日開設

 この掲示板は、管理者さーじょんが、オペラのCD・DVD・実演を視聴した感想を独白する場所です。独白なので、人に見られることを気にせずに書き込んでいますが、節操がなくなるのもナニですから、いちおう最低限のことは決めておきます。

  • 【注意】公演期間中のオペラでも、まったくお構いなしに「ネタばれ」しまくっています。
  • スレッド作成は、原則として「作品ごと」。演奏者、作曲家別のスレッドはつくりません(例外もありますが・・・)。
  • 台本作家、原作、初演年・場所に関する情報は、原則として、『名曲解説全集』に依拠しています。
  • 何かの拍子に迷い込まれた方は、ここにご記帳お願いします。
  • もちろん、各作品スレッドへの書き込みも大歓迎です。ただし、管理者は荒らし・煽りにはめっぽう弱く、すぐ凹むので、それらの類は勘弁して下さい。
  • スレッド作成の依頼も、ここへ遠慮なく書き込み下さい。
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  • なお、掲示板の名称は、G. Verdi『ファルスタッフ』第3幕第1場より。

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1 : トリスタンとイゾルデ(84) / 2 : 魔笛(57) / 3 : ドン・パスクワーレ(9) / 4 : ファウスト(7) / 5 : エフゲニー・オネーギン(9) / 6 : シモン・ボッカネグラ(13) / 7 : ドン・カルロ(31) / 8 : オテロ(39) / 9 : ラ・ボエーム(47) / 10 : サロメ(58)
11 : リゴレット(59) / 12 : エレクトラ(27) / 13 : アイーダ(34) / 14 : ファルスタッフ(43) / 15 : パリアッチ(道化師)(13) / 16 : カヴァレリア・ルスティカーナ(16) / 17 : トスカ(54) / 18 : ランメルモールのルチア(30) / 19 : パルジファル(29) / 20 : ペレアスとメリザンド(7) / 21 : コシ・ファン・トゥッテ(39) / 22 : ばらの騎士(62) / 23 : ナクソス島のアリアドネ(46) / 24 : 椿姫(65) / 25 : フィガロの結婚(67) / 26 : イル・トロヴァトーレ(66) / 27 : フィデリオ(67) / 28 : タンホイザーおよびワルトブルクの歌合戦(53) / 29 : 蝶々夫人(62) / 30 : ニュルンベルクのマイスタージンガー(124) / 31 : 魔弾の射手(52) / 32 : 仮面舞踏会(50) / 33 : 清教徒(10) / 34 : 運命の力(25) / 35 : アンドレア・シェニエ(50) / 36 : カルメン(44) / 37 : アドリアーナ・ルクヴルール(56) / 38 : ワルキューレ(97) / 39 : ニーベルングの指環・総合(68) / 40 : 神々の黄昏(43) / 41 : ジークフリート(39) / 42 : メリー・ウィドウ(3) / 43 : 夏の夜の夢(5) / 44 : 影のない女(81) / 45 : ラインの黄金(28) / 46 : ヘンゼルとグレーテル(15) / 47 : ドン・ジョヴァンニ(61) / 48 : ローエングリン(24) / 49 : ウェルテル(11) / 50 : イェヌーファ(4) / 51 : マノン・レスコー(9) / 52 : さまよえるオランダ人(25) / 53 : アラベラ(15) / 54 : ヴォツェック(9) / 55 : 死の都(3) / 56 : ナブッコ(9) / 57 : 愛の妙薬(13) / 58 : ピーター・グライムズ(3) / 59 : ジョコンダ(25) / 60 : 声楽・リサイタル(オペラ以外)の感想です(44)  (全部で109のスレッドがあります)

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1 トリスタンとイゾルデ (Res:84)All First100 Last50 SubjectList ReLoad 1
1さーじょん :2004/01/10(土) 23:21
台本/作曲:リヒャルト・ワーグナー(1813-1883)
初演:1865年、ミュンヘン

78さーじょん :2016/09/19(月) 10:17:00
二期会ブログ「オペラの散歩道」
http://www.nikikai21.net/blog/2016/08/post_625.html
http://www.nikikai21.net/blog/2016/09/post_628.html
http://www.nikikai21.net/blog/2016/09/_you_should_be_crazy.html
http://www.nikikai21.net/blog/2016/09/post_630.html
http://www.nikikai21.net/blog/2016/09/9918.html


79さーじょん :2016/09/19(月) 10:17:41
ぶらあぼ・GPレポート
http://ebravo.jp/archives/28590
GP動画
https://www.youtube.com/watch?v=y9OzcxOKtY8
大和悠河ブログ
http://ameblo.jp/yugayamato0804/entry-12198488041.html


80さーじょん :2019/10/14(月) 07:52:55
神戸出張、行き帰りの新幹線で、>>22>>26-27>>34>>46>>59のパッパーノ盤を聴く。「最新録音」と思ってたんだけど、いつの間にか15年も経ってたんですね~。「いかにも現代的」なんて感想も書きにくいにゃ~。


81さーじょん :2020/10/22(木) 23:41:16
9月末、日生劇場にてMISHIMA2020『真夏の死』『班女』鑑賞。お目当ては麻実れい出演の『班女』だったんだけど、むしろ『真夏の死』とくに途中、風俗店でのやり取りの独り芝居が妙にツボでした。
https://www.umegei.com/mishima2020/
『班女』のほうは、芝居のテンポがどうにも・・・と思ったら、三島由紀夫の近代能楽集、以前にも観たけど「能楽」と銘打ってるだけあって、あんな感じだったなあ、なんてことを思い出しました。
ただ『班女』で、ピアノ演奏(テープ)の「前奏曲と愛の死」が流れてたのが、とっても印象的でして・・・前置き長かったけど、それで久しぶりに、この作品が聴きたくなったというワケ。でもって、>>9>>25>>29>>33>>42>>58のクライバー盤、かなりブツ切りで、間を空けながらですが、一通り鑑賞。うむ。良い。


82さーじょん :2024/03/24(日) 20:45:36
2024年3月17日(日)新国立劇場公演鑑賞。>>70-71の再演。
デイヴィッド・マクヴィカー演出(再演演出:三浦安浩)、大野和士指揮、新国立劇場合唱団、東京都交響楽団。
ゾルターン・ニャリ(トリスタン)、ヴィルヘルム・シュヴィングハマー(マルケ王)、リエネ・キンチャ(イゾルデ)、エギルス・シリンス(クルヴェナール)、藤村実穂子(ブランゲーネ)。

当日の僕の書き込み(画像&リンクのみ)
https://www.facebook.com/hogehoge2005/posts/pfbid02MXVsBRv7TiSk4XoWVThBkNak1N2Z6n5mA49sg9ZspExqjQVzEkD9HnCG6x71tXhWl
公演概要
https://www.nntt.jac.go.jp/opera/tristan-und-isolde/
初日舞台写真
https://www.nntt.jac.go.jp/enjoy/record/detail/37_027412.html
https://www.instagram.com/p/C4frvQzphxk/
https://www.instagram.com/p/C4sHqCjOhzr/


83さーじょん :2024/03/24(日) 20:47:02
メディア掲載情報
https://www.nntt.jac.go.jp/opera/news/detail/6_026378.html
現代人のための『トリスタンとイゾルデ』入門
https://www.nntt.jac.go.jp/opera/news/detail/6_027373.html

イゾルデ役 出演者変更
https://www.nntt.jac.go.jp/opera/news/detail/6_026672.html
トリスタン役 出演者変更
https://www.nntt.jac.go.jp/opera/news/detail/6_027309.html

新国トリスタン、>>70-71の13年ぶりの再演。僕的には二期会公演>>76-79以来、8年ぶりの「生トリスタン」。昨年11月にイゾルデ役が変更、公演1カ月前にトリスタン役が変更・・・開幕前は大いに不安でしたが初日ネット評は上々。果たして、期待以上の名演でした。


84さーじょん :2024/03/24(日) 20:47:44
とくに素晴しかったのは大野和士&都響!!! 繊細さ・豪快さ、透明感・深み、ともにたっぷり。荒れ狂う場面も静かに聞かせる場面も十分に聴き応えありました。とくに「愛の死」のクライマックスは本当に圧巻!
歌手陣も好演。トリスタンはややリリックに過ぎたかと思いますが(カーテンコールでブーもあった)声は十分に届いていたし、その他の歌手、イゾルデ、クルヴェナール、マルケ王、そして第一人者と言うべき藤村実穂子のブランゲーネ、みな立派な歌唱でした。
初演鑑賞の際に気になった「マルケ王の手下が海賊」も、それほど気にはならず。当方の「心の準備」が出来ていた所為か・・・。
じつは今回、もう一回鑑賞しようとチケットを取っていたのですが、残念ながら体調不良で断念。当日は一日中寝床に伏せってました。3月は予定を詰め込みすぎて疲れが溜まったようです。寄る年波には勝てぬ、ということか。
https://youtu.be/n6mAWV0uMJU?si=AbrCJ7C0q0uLTNYL


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2 魔笛 (Res:57)All First100 Last50 SubjectList ReLoad 2
1さーじょん :2004/01/12(月) 15:14
作曲:ウォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756-1791)
台本:ヨハン・エマヌエル・シカネーダー
初演:1791年、ウィーン

51さーじょん :2021/09/19(日) 19:33:28
歌手では、突出して誰かがというワケではないのですが、パミーナが良かったかな。とはいえ、パミーナに悪い印象もったことないので、もしかして儲け役かしら? 改めて思ったけど、第2幕後半ってパミーナが物語を引っ張っていくというか「パミーナ目線」で物語が展開していくのね。
それにしても、やっぱりモーツァルトの音楽は最高です。
第1幕でのパパゲーノとパミーナの二重唱、第2幕のタミーノ、パミーナ、ザラストロの別離の三重唱、三人の童子がパミーナの自死を思いとどまらせる場面、その後の「火と水の試練」でパミーナが登場して魔笛の由来を語る場面、そしてラス前のパパゲーナとパパゲーノの二重唱・・・いずれも、あまりの音楽の美しさに(例によって)ウルウルしてしまいました。
指揮のギエドレ・シュレキーテは急遽の代役。テンポ速めですが性急ではなく、歯切れ良くダイナミクスも明確で、総合的にはとっても「男前」という印象。http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/music/7336/1083258395/40-42 のシモーネ・ヤングもそんな印象でしたから、世界で活躍する女流指揮者って「男前」が潮流なのかしら?

当日の僕の書き込み↓画像のみ
https://www.facebook.com/hogehoge2005/posts/2394162464050683


52さーじょん :2022/05/15(日) 01:36:53
2022年4月23日(土)新国立劇場公演鑑賞。>>47の再演です。
ウィリアム・ケントリッジ演出(再演演出:澤田康子)、オレグ・カエターニ指揮、東京フィルハーモニー交響楽団。
河野鉄平(ザラストロ)、鈴木准(タミーノ)、安井陽子(夜の女王)、砂川涼子(パミーナ)、三宅理恵(パパゲーナ)、近藤圭(パパゲーノ)、升島唯博(モノスタトス)。

初日舞台写真・公演概要↓
https://www.nntt.jac.go.jp/enjoy/record/detail/37_023157.html
合唱指揮者 三澤洋史さんのブログ
https://cafemdr.org/RunRun-Diary/2022-1/MDR-Diary-20220418.html


53さーじょん :2022/05/15(日) 01:37:36
 「鉄板」だったハズの「魔笛」ですが、これほどツマらなかったのは、自分でも大いなる驚きです。例によって前日の夜更かしで睡魔に襲われた、ということもありますが、やはり指揮・演奏に問題が・・・。
 テンポ設定はイタズラに速い。第1幕の三人の童子の紹介、パパゲーノとパミーナの二重唱、第二幕ザラストロのアリアと合唱、パミーナのアリア、三人の童子がパミーナの自死を思いとどまらせる場面、その後の火の試練・水の試練、パ・パ・パの二重唱・・・要するに「旋律をたっぷり聴かせて欲しい場面」が、ことごとく「性急」な演奏なのです。全く意味がわかりません。この指揮者の美意識を疑います。
 そして、音楽がダメだと、魔笛って「支離滅裂な宗教劇」になっちゃうのね~。こうなると「低評価ドミノ倒し」でして、歌手も精彩欠いたように聞えるし、演出もクソつまらなく思える。あ~何てこったい!!!


54さーじょん :2022/05/15(日) 01:39:32
当日の僕の書き込み
https://www.facebook.com/hogehoge2005/posts/2588554401278154
大野和士のオペラ玉手箱Vol.1『魔笛』
https://www.facebook.com/nnttopera/posts/5142286442504260
最終舞台稽古レポート
https://artexhibition.jp/topics/news/20220416-AEJ766791/
舞台稽古
https://www.facebook.com/nnttopera/posts/5150702031662701


55さーじょん :2022/05/15(日) 01:40:16
舞台写真1
https://www.facebook.com/nnttopera/posts/5155914987808072
舞台写真2
https://www.facebook.com/nnttopera/posts/5160876707311900
舞台写真3
https://www.facebook.com/nnttopera/posts/5163195547080016


56さーじょん :2024/03/10(日) 20:40:03
2024年2月24日(土)
鈴木優人&バッハ・コレギウム・ジャパン×千住博 公演
@めぐろパーシモンホール 大ホール
演出:飯塚励生、指揮:鈴木優人、美術:千住博、管弦楽&合唱:バッハ・コレギウム・ジャパン。
イルカー・アルカユーレック(タミーノ)、森麻季(パミーナ)、平野和(ザラストロ)、モルガーヌ・ヘイズ(夜の女王)、大西宇宙(パパゲーノ)、森野美咲(パパゲーナ)、新堂由暁(モノスタトス)、渡辺祐介(弁者)

公演情報↓
https://www.bunkamura.co.jp/orchard/lineup/24_diezauberflote/
https://www.persimmon.or.jp/performance/sponsored/2023090621184755031.html
当日の僕の書き込み(画像&リンクのみ)
https://www.facebook.com/hogehoge2005/posts/pfbid02d9iXJAqFo9Q48jpTRNBNdVHsZJAtp8M32gqkK51Nqd7npoSeAkSHMbU5NmazpTwbl


57さーじょん :2024/03/10(日) 20:40:34
「鈴木優人&バッハ・コレギウム・ジャパン×千住博」の公演と銘打っているように、BCJが(バロック・オペラではなく)モーツァルトの魔笛を演奏し、そこに千住博の映像が加わるのが「売り」だったようです。
僕の感想としては、まず歌手がみな素晴しく、指揮+オケも非常に好感が持てました。演出も、>>43で書いたように最後に和解(!)。ようやくこういう演出が出てきたか~♪ 残念ながら「映像」はそれほど印象には残らず。
あと、事前に公演プログラムに書いてあったのを読んだ所為か、序曲の冒頭、ピッチ低めだなぁと感じました。すぐに慣れちゃったし、事前に読んでなければ僕が気付いたかどうかも怪しいですがwww


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3 ドン・パスクワーレ (Res:9)All First100 Last50 SubjectList ReLoad 3
1さーじょん :2004/05/01(土) 02:56
作曲:ガエタノ・ドニゼッティ(1797-1848)
台本:サルヴァトーレ・カンマラーノ
原作:ステファノ・パヴェーシ『セル・マルカントニオ』
初演:1843年パリ

3さーじょん :2019/11/16(土) 07:56:16
新国立劇場公演鑑賞の準備、簡単に予習をば・・・
作品紹介サイトあれこれ。
https://en.wikipedia.org/wiki/Don_Pasquale
MusicaClassica
https://tsvocalschool.com/classic/don-paspuale/
藤原歌劇団公演
https://www.jof.or.jp/performance/1607_donpas/opus.html
オペラあらすじ入門ガイド
http://opera-nyumon.com/donpasquale
びわ湖ホール公演
https://www.biwako-hall.or.jp/performance/special/special-2016/donpasquale.html


4さーじょん :2019/11/16(土) 07:58:39
東京芸術財団
http://www.taf.jp.net/DonPasquale/outline.html
http://www.taf.jp.net/DonPasquale/column.html
オペラ名曲辞典
http://www.music-tel.com/ez2/o/work/Pasquale/1.html
オペラ対訳プロジェクト
https://w.atwiki.jp/oper/pages/369.html


5さーじょん :2019/11/17(日) 02:10:10
2019年11月16日(土)新国立劇場公演鑑賞。
ステファノ・ヴィツィオーリ演出、コッラード・ロヴァーリス指揮、東京フィルハーモニー交響楽団、新国立劇場合唱団。
ロベルト・スカンディウッツィ(ドン・パスクワーレ)、ビアジオ・ピッツーティ(マラテスタ)、マキシム・ミロノフ(エルネスト)、ハスミック・トロシャン(ノリーナ)、千葉裕一(公証人)。

当日の僕の書き込み↓
https://www.facebook.com/hogehoge2005/posts/1750607335072869


6さーじょん :2019/11/17(日) 02:10:47
公演概要↓
https://www.nntt.jac.go.jp/opera/donpasquale/
初日舞台写真↓
https://www.nntt.jac.go.jp/enjoy/record/detail/37_016254.html
GPレポート↓
https://ticket-news.pia.jp/pia/news.do?newsCd=201911110004
その他ブログ↓
https://twitter.com/Claudiolucca22/status/1195195029783887872
https://ameblo.jp/miura1954/entry-12545201982.html


7さーじょん :2024/02/18(日) 23:11:24
2024年2月10日(土)新国立劇場公演鑑賞。>>5-6の再演。
ステファノ・ヴィツィオーリ演出、レナート・バルサドンナ指揮、東京交響楽団。
ミケーレ・ペルトゥージ(ドン・パスクワーレ)、上江隼人(マラテスタ)、フアン・フランシスコ・ガテル(エルネスト)、ラヴィニア・ビーニ(ノリーナ)。

当日の僕の書き込み↓
https://www.facebook.com/hogehoge2005/posts/pfbid035xRHHXgvierhpH5seCWJFKx4YWTEd8hYu8u5gqakAk7u8zaj2DtwtJe36eSGsK99l


8さーじょん :2024/02/18(日) 23:12:02
公演概要↓
https://www.nntt.jac.go.jp/opera/donpasquale/
初日舞台写真↓
https://www.nntt.jac.go.jp/enjoy/record/detail/37_027136.html

メディア掲載情報↓
https://www.nntt.jac.go.jp/opera/news/detail/6_026377.html
誌上バックステージツアー↓
https://www.nntt.jac.go.jp/opera/news/detail/6_027026.html
2019年公演よりダイジェスト
https://youtu.be/b3MuaOYZWwA?si=KtvpMnF4PN8Q4yw2


9さーじょん :2024/02/18(日) 23:13:04
指揮、オケ、歌手、いずれも高水準!!!ではありますが、やっぱり作品自体が「佳作」という印象は拭い去れず。観たからといって人生変わるような深い感動が得られるワケでもなし、観なかったからといって何か損をした気になるワケでもなし。
まあ、タマにはこういうオペラ鑑賞もイイんじゃない?そう毎回、心揺さぶられるような体験ばかりじゃなくても、イイんじゃない?
あ、楽しくなかったワケじゃないのよ。とっても楽しかったのよ!!! でも、それだけなのよ。でもって、そういう作品であることも、十二分に承知のうえで、鑑賞してるのよ。


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4 ファウスト (Res:7)All First100 Last50 SubjectList ReLoad 4
1さーじょん :2005/07/27(水) 02:14:50
作曲:シャルル・グノー(1818-1893)
台本:ジュール・バルビエ、ミシェル・カレー
原作:ゲーテ『ファウスト』より
初演:1859年、パリ。改訂版1869年パリ

2さーじょん :2005/07/27(水) 02:15:06
台風7号関東上陸ってわけで、電車が止まったらかなわんと、早々に仕事を切り上げて帰ってきてしまった(結局電車は止まらなかったみたい)。たまには早く帰るのもいいもんだね。というわけで、1973年9月イタリア歌劇団公演DVD鑑賞。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0000V4N1G
http://www.kingrecords.co.jp/classic_others/nhk.html
ジャン・ルイ・バロー原演出によりアントネルロ・マダウ・ディアツ演出、ポール・エチュアン指揮、NHK交響楽団。
アルフレード・クラウス(ファウスト)、ニコライ・ギャウロフ(メフィストフェレス)、レナータ・スコット(マルガレーテ)、ロレンツォ・サッコマーニ(ヴァレンティン)、ミレーナ・ダルピーヴァ(ジーベル)。

 スコット!!クラウス!!ギャウロフ!!うぉぉぉぉぉ、すっげぇぇぇぇぇ!
 オケは終始バラツキ気味で、第3幕4場のバレエ音楽なんかは、かなりきっついものがあったんだけど、その直後、第5場の牢獄の場面でもう興奮しっ放しでした。マルガレーテが正気を失うさまを演じるスコットに、本当に圧倒されます。いやあ、スコットも、クラウスもギャウロフも、こんなにイイ歌手だったんですねえ。。。三人とも、いままで見聞きしたCD・DVDのなかで、最も素晴らしい演唱ではないかしら?


3さーじょん :2005/07/27(水) 02:15:20
 クラウスの凛々しい歌唱と舞台姿、本当にみているだけでほれぼれします。この公演では、かなり気合いも入っているように思います。「清らかな住まい」は絶品です。僕がオペラを聴き始めたころ、クラウスが割と積極的にオペラ全曲録音をしていて、新譜が出るたびにクラシック雑誌では「万年青年!」と書かれていた。この当時46歳だけど、この頃からかなり老成した声だったんですね。
 そしてスコット。こんなに劇的に歌う歌手だったとは。。。この頃のスコット、かなりふっくらしています。『帝国・メト』上巻210ページには、「急速に体重を減らすのは歌手にとって最も悪い方法であるということは定説となっており、スコットはまさにそのやり方をしてしまった」という記述があります。ダイエットによって本当に声を失ったのかどうか、僕の耳では判定できませんが、少なくとも僕にとっては、見た目が物足りなくなったことは確かです。


4さーじょん :2005/07/27(水) 02:15:33
 何よりも感心したのは、ギャウロフでした。当時44歳。若いころはこんなに弾けてしまう人だったんですね。狂言回しの悪魔に相応しい、素晴らしい歌唱・演技です。「金の牛の歌」、「メフィストのセレナード」は「快演・快唱」というべきでしょう。
 ギャウロフは、カラヤン指揮のザルツブルク音楽祭や、クレンペラーのスタジオ録音で「ドン・ジョヴァンニ」を歌っています。リサイタルでも「ドン・ジョヴァンニ」のなかのアリアを好んで取り上げていたようですが、彼のドン・ジョヴァンニをCDで聴いただけでは、ちっとも適役とは思えませんでした。このDVDを観たら、少なくとも演技に関しては、ドン・ジョヴァンニも似合ったのではないかと、ちょっとだけ納得しました(とはいえ、声質が合っているとは、いまでも思えませんが……)。


5さーじょん :2024/02/04(日) 22:19:15
2024年1月28日(日)東京文化会館にて藤原歌劇団公演鑑賞。
阿部加奈子指揮、ダヴィデ・ガラッティーニ・ライモンディ演出、東京フィルハーモニー交響楽団、藤原歌劇団合唱部。
澤﨑一了(ファウスト)、伊藤貴之(メフィストフェレス)、迫田美帆(マルグリート)、迫田美帆(ヴァランタン)、但馬由香(シーベル)

公演概要↓
https://www.jof.or.jp/performance/2401-faust-tokyo
作品概要↓
https://www.jof.or.jp/performance/2401-faust-tokyo/opus
楽日公演が大盛況のうちに終演↓
https://www.jof.or.jp/blog/2401_faust/9191-2024-01-28-%e6%a5%bd%e6%97%a5%e5%85%ac%e6%bc%94%e3%81%8c%e5%a4%a7%e7%9b%9b%e6%b3%81%e3%81%ae%e3%81%86%e3%81%a1%e3%81%ab%e7%b5%82%e6%bc%94%ef%bc%81
JOFブログ関連記事↓
https://jof.or.jp/blog/2401_faust
当日の僕の書き込み(画像およびリンク集)↓
https://www.facebook.com/hogehoge2005/posts/pfbid0U6WKQi9WF1g1LLvqevyGmTidaLDJ55s5HchKW1qH2iV8hVrTTgmKds6ERdCdgyUTl


6さーじょん :2024/02/04(日) 22:19:51
作品自体は>>2-4のDVDを19年前に見たっきり。まあまあ面白い作品、という印象はあったものの、ほぼ「まっさら」な状態で鑑賞。前日の「エウゲニ・オネーギン」@新国立劇場(https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/music/7336/1220801894/7-9)に引き続き、音楽的にはたいへんに高水準で、改めて「こんなにイイ作品だったんだ・・・」と感じ入った次第。
前日(1/27)の公演では表題役が事故物件並みの絶不調でブーイングが出た、らしい。大いに不安をもっての鑑賞・・・でしたが、僕はどうやら「当たり」を引いたようでして、主役陣はみな素晴しい歌唱でした。


7さーじょん :2024/02/04(日) 22:20:27
指揮・オケも美しく、グノーの音楽の魅力を最大限に伝えてくれました。指揮の阿部加奈子、これからも大いに注目です。残念なのは演出。いや、演出家の手腕そのものは非常に素晴しいのですが、如何せん、主な舞台装置が大きなスクリーン3枚のみ、というのでは・・・。予算の制約は大いに同情しますが、やっぱり不満はのこるにゃ~。繰り返しますが、これだけ「なにも使えない」にもかかわらず「見せられる舞台」に仕上げたのですから、演出家の手腕は素晴しいと思います。

ところで、メフィストフェレス役が「何となく>>2-4のギャウロフに『寄せてる』感あるなぁ」という印象。改めて広報誌の記事見たら、ギャウロフが歌うメフィストフェレスに憧れて声楽を始めた、という記述あり。大いに納得。


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5 エフゲニー・オネーギン (Res:9)All First100 Last50 SubjectList ReLoad 5
1さーじょん :2008/09/08(月) 00:38:14
作曲:ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー(1840-1893)
台本:コンスタンチン・シロフスキー、ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー
原作:アレクサンドル・プーシキンの同名の小節
初演:1879年、モスクワ

3さーじょん :2008/09/17(水) 00:24:36
9月12日(金)東京文化会館にて二期会公演鑑賞。
 ペーター・コンヴィチュニー演出、アレクサンドル・アシニモフ指揮、東京交響楽団、二期会合唱団。
 与田朝子(ラーリナ)、津山恵(タチアーナ)、田村由貴絵(オルガ)、村松桂子(フィリピエーヴナ)、黒田博(オネーギン)、樋口達哉(レンスキー)、佐藤泰弘(グレーミン)、畠山茂(隊長/ザレツキー)、五十嵐修(トリケ)。
公演情報
http://www.nikikai.net/lineup/onegin/index.html
http://otona.yomiuri.co.jp/music/concert/080806.htm
http://www.music.co.jp/classicnews/c-news/2008/0907-0913.html
http://www.music.co.jp/classicnews/c-news/2008/0831-0906.html
http://www.hmv.co.jp/news/article/809010108
 ここ数年、日本でも実演を観る機会が増えた、コンヴィチュニー演出です。あまり親しみのないオペラで、言うまでもなくタチアーナを歌う津山さん目当てで観に行った公演ですが、結果として、2008年のベスト5入りは確実と思われるくらい、演出、オケ、歌手、すべてが高水準でした。


4さーじょん :2008/09/17(水) 00:25:14
 セットは全幕共通。舞台背景に大階段、舞台三方は壁で囲まれています。壁の下の方2メートルくらいは、あまり磨かれていない(というかほとんど曇った)鏡です。今回は珍しく1階席なのでよく見えなかったのですが、おそらく床も鏡のようになっていたのでしょう。オケピと客席の仕切りは、宝塚劇場の「銀橋」のように、人が通れるくらいの幅になっています。幕間にお会いした知人と「銀橋があって、大階段があると、宝塚の舞台みたいだねー」とお話ししていました。
 その他、舞台上の小道具は、>>3のサイトの写真の通りですが、ひとつ印象的だったのは、舞台上手寄りにずーっと置かれていたハープです。第1幕冒頭の姉妹の二重唱では、実際に奏者が舞台上に出てきて、このハープを弾いていました。公演プログラムに掲載されている「演出ノート」にも、ハープに関する記述があります。
 もうひとつは、舞台手前下手に積み上げられた本です。第1部では、この本の山の辺りが、タチアーナの「定位置」となります。第1幕2場・3場では、左半分ほどカーテンが閉められ(タチアーナ自身が閉めます)、カーテンの前の本の山の辺りで、「手紙のアリア」が歌われます。
 もともとは3幕構成ですが、今回は第2幕1場と第2幕2場の間に休憩が入りました。つまり、オネーギンとレンスキーが決闘ということになって、いったん幕が閉まり、幕開けが決闘となります。
 二期会のホームページでは、事前に「開演30分前まで客席には入れません」という告知がありました。客席にはいると、幕はすでに開いていて演技が始まっていました。舞台上そこかしこに、たむろしている人々。酒瓶を持った酔っぱらいが奇声を揚げて倒れ込んで、それを合図にオケがチューニングを始めます。第2部の幕開きも同じ趣向でしたが、そのときはなぜか、観客から拍手が起きていました。


5さーじょん :2008/09/17(水) 00:26:19
 演出に関しては、第1幕2場くらいまでは「意外と普通?」と思えました。もちろん、細かい演技の付け方とか、凝っているところもあるのですが、コンヴィチュニー色が満開となったのは、第1幕3場の宴の場面からです。
 思い返してみると、昨年のドレスデンのタンホイザーhttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/music/7336/1073745535/33-37でも、今年のアイーダでも、http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/music/7336/1073888291/21-24でも、コンヴィチュニーは宴会というか、乱痴気騒ぎの演出は、かなりよくできていましたね。
 さらに印象的だったのは、第2幕2場の決闘の場面からポロネーズにかけてです。オネーギンもレンスキーも決して決闘を望んでいたわけではないのに、成り行きでそうせざるをえなかった、そしてオネーギンは親友の死に非常にショックを受けた、ということが本当に良く伝わってきました。これは鳥肌が立ちました。
 第3幕、グレーミン夫妻は2階L席に登場します。僕の席からは、振り返れば見えましたが、会場内では見えなかった人も多かったのではないかしら? 2階R席にも男声合唱がいました。
 幕切れ、二重唱は緞帳の前で演じられます。銀橋もかなり効果的に使われていました。ここで、タチアーナはオネーギンに送った手紙を取り出し、千切ります。この手紙は、第1幕1場でオネーギンが持参した酒瓶を包んでいた包装紙に書かれたものです。
 幕が開いて、これまでの登場人物がカーテンコールのように整列しています。タチアーナは心変わりしないと悟ったオネーギン、「やめた、やめた」とやけくそになったように、手紙の千切れ端を紙吹雪のようにまき散らして、後方に引っ込みます。幕切れ後もタチアーナは手紙を千切り続けますが、これがかえって、タチアーナの未練を表している(それに比してオネーギンはあっさり諦めている)ように思えました。
 上にも書いたように、演出、オケ、歌手、すべて高水準でした。津山さん、期待通りの熱演でした。オルガは少し、低音域が辛いかなと思う場面もありましたが、トータルとしては良い歌でした。男声陣も、オネーギン、レンスキー、グレーミン、みな充実していたと思います。オケもかなり雄弁でした。僕はこういう演奏、好みです。
 何はともあれ、あまり親しみのないオペラであるにもかかわらず、結構楽しめたのですから、収穫は大きかったと言ってよいでしょう。


6さーじょん :2019/10/14(月) 07:48:33
2019年10月6日(日)新国立劇場公演鑑賞。
 ドミトリー・ベルトマン演出、アンドリー・ユルケヴィチ指揮、東京フィルハーモニー交響楽団。
エフゲニア・ムラーヴェワ(タチヤーナ)、ワシリー・ラデューク(オネーギン)、パーヴェル・コルガーティン(レンスキー)、鳥木弥生(オリガ)、アレクセイ・ティホミーロフ(グレーミン公爵)。

公演概要↓
https://www.nntt.jac.go.jp/opera/eugeneonegin/
初日舞台写真↓
https://www.nntt.jac.go.jp/enjoy/record/detail/37_015885.html
コンセプト説明に潜入↓
https://www.classica-jp.com/event/11537/
当日の僕の書き込み↓
https://www.facebook.com/hogehoge2005/posts/1706315229502080


7さーじょん :2024/02/04(日) 21:13:04
2024年1月27日(土)新国立劇場公演鑑賞。>>6の再演。
@新国立劇場オペラパレス。
ドミトリー・ベルトマン演出、ヴァレンティン・ウリューピン指揮、東京交響楽団。
エカテリーナ・シウリーナ(タチアーナ)、ユーリ・ユルチュク(オネーギン)、ヴィクトル・アンティペンコ(レンスキー)、アンナ・ゴリャチョーワ(オリガ)、アレクサンドル・ツィムバリュク(グレーミン公爵)。

公演概要↓
https://www.nntt.jac.go.jp/opera/eugeneonegin/
初日舞台写真↓
https://www.nntt.jac.go.jp/enjoy/record/detail/37_027107.html
メディア掲載情報↓
https://www.nntt.jac.go.jp/opera/news/detail/6_026376.html
当日の僕の書き込み(画像およびリンク集)↓
https://www.facebook.com/hogehoge2005/posts/pfbid08qPx8rbwnbKDcZYa3wegUteXPmomD4nBdWuGKYJDgz7Zech3VgaJeWZFz3o7wzril


8さーじょん :2024/02/04(日) 21:13:38
歌手、指揮、オケ、合唱、いずれも高水準!!! 主役5人は声も美しく、表現も申し分なし。くわえてワキを固める国内勢も大健闘。指揮の統率力も素晴しく、オケもいい音出してました。
そして合唱。今回の合唱指揮は冨平恭平さんですが、いつもながらの新国立劇場合唱団らしい迫力。演出も、改めて観ると決して悪くない・・・
・・・にもかかわらず、やっぱり台本には共感できないなぁ、などと思っていたら、公演パンフに面白い記述。このお話し、設定ではタチアーナやオリガは十代後半、オネーギンやレンスキーは二十代前半なんだそうな。ああ「何もかも、若気の至り」って思えば、多少は納得だわな~。


9さーじょん :2024/02/04(日) 21:14:17
少は納得だわな~。

音楽はチャイコフスキーらしい「華やかな美しさ」があって、とってもイイんだけどなぁ。。。この先、何回か観たら「楽しめる」ようになるのかしらん???
https://youtu.be/CTu2Vwk9toU?si=MYvJ_lt98CPG3dws


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6 シモン・ボッカネグラ (Res:13)All First100 Last50 SubjectList ReLoad 6
1さーじょん :2004/04/25(日) 20:26
作曲:ジュセッペ・ヴェルディ(1813-1901)
台本:フランチェスコ・マリア・ピアーヴェ
改訂版台本:アリーゴ・ボイト
原作:グティエレスの同名戯曲
初演:1857年、ヴェネツィア。改訂版初演:1881年、ミラノ

7さーじょん :2009/01/13(火) 01:29:45
1976年「NHKイタリア・オペラ・ライブ」DVDを観る
http://www.kingrecords.co.jp/classic_others/nhk3.html
http://www.hmv.co.jp/product/detail/2708507
http://www.amazon.co.jp/dp/B0016MZ9DY
 HMVのレビューにも書かれているとおり、やはりギャウロフとカプッチルリが圧倒的ですね。ていうか、かつて「船弁慶」が富十郎のものであったように、「シモン」もカプッチルリのもの、と言うべきかも知れません。
 ちょっとしたサプライズだったのは、リッチャレルリ。この頃はまだ、恰幅が良かったんですねえ。3年ほど前に観たとき(http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/music/7336/1122049293/12-15)も再び恰幅が良くなっていたので、おそらく30代後半から40代前半のある一時期だけ、ダイエットに成功していたということかもしれません。僕的には、とくに声に関しては、この頃の方が後年よりもはるかに好きですね。


8さーじょん :2009/03/17(火) 23:33:07
>>5アバド盤を聴く。
 ギャウロフとカプッチルリが良いのは言うまでもありません。http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/music/7336/1079223702/9のサンティーニ指揮「ドン・カルロ」と同様、重苦しいオペラであるにもかかわらず、スカラ座管弦楽団の明るい音のおかげで、非常に聞きやすく感じます。アバドの指揮も上々ですね。


9さーじょん :2009/09/13(日) 10:32:49
 8月29日(土)大田区民ホール・アプリコ大ホールにて、大田区民オペラ協議会公演鑑賞。
 今井伸昭演出、森口真司指揮、管弦楽:プロムジカリナシェンテ、合唱:大田区民オペラ合唱団。
 大島幾雄(シモン・ボッカネグラ)、佐々木典子(アメーリア)、佐藤泰弘(フィエスコ)、市原多朗(ガブリエーレ)、甲斐栄次郎(パオロ)、金沢平(ピエトロ)。
 http://www.k4.dion.ne.jp/~op-mu-tk/sub5.html
 なかなか記録をつけるヒマがなく、気づいたら2週間も経ってしまいました。http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/music/7336/1073887372/41にも書いたことですが、国内中堅オペラ団体、市民オペラ団体の公演でも、意外な拾いモノがあります。今回はまさにそれでした。演奏、歌唱、それぞれ十分に楽しめるレベルでした。
 舞台装置は非常に簡素です。中央奥に大きな扉が置かれ、それが場面によって、フィエスコの館の扉となったり、ジェノヴァ議会の大扉となったりします。あとは、人の背丈ほどもある巨大なチェスの駒が4つほど、立ててあったり、ゴロンと転がされたりしています。演出も、とくに奇を衒ったものではなく、オーソドックスです(と記憶しています)。


10さーじょん :2009/09/13(日) 10:34:13
 歌手は、総じて好演でした。アメーリアは、予想通りというか、ベテランなりの安定した歌唱。ガブリエーレも、昨年の藤原歌劇団「ボエーム」http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/music/7336/1073888440/33-34では本調子ではない感もありましたが、この役は短期集中で良いからでしょうか、声の伸びもハリも十分に感じられました。
 シモン、フィエスコに関しては、品とか力強さなどで、必ずしもこの役にぴったりの声ではなかったかもしれませんが、十分に及第点でしょう。パオロ役はウィーン国立歌劇場専属ソリストだそうでして、カーテンコールでもひときわ大きな拍手をもらっていました。
 さらに特筆すべきは、指揮です。といってもこの作品、ナマで聴くのは初めてなので、多少ヘンな音を出していても僕は気づかなかったでしょうから、オケの技量そのものはよくわからなかったのですが、「寄せ集め」なりの音だったと思います。しかし、静と動の劇的表現もなかなかのものでして、昨年の関西二期会の「ナクソス島のアリアドネ」http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/music/7336/1083258395/27-28での飯守泰次郎と同様に、よくぞこのオケからこれほどの音を出したものだなあと感心しました。
 何はともあれ、なかなか実演にお目にかかれないこの作品を、ナマで観られたのは、うれしい限りです。やはりヴェルディですから、「オトコのドラマ」として良くできているなあと思いました。この作品は僕にとって、「蝶々夫人」や「アリアドネ」と同様、CD・DVDと実演の印象が違うオペラですね。


11さーじょん :2023/11/25(土) 21:23:22
2023年11月18日(土)新国立劇場公演鑑賞。
フィンランド国立歌劇場およびテアトロ・レアルとの共同制作。
ピエール・オーディ演出、大野和士指揮、東京フィルハーモニー交響楽団、新国立劇場合唱団。
ロベルト・フロンターリ(シモン)、イリーナ・ルング(アメーリア)、リッカルド・ザネッラート(フィエスコ)、ルチアーノ・ガンチ(ガブリエーレ)、シモーネ・アルベルギーニ(パオロ)、須藤慎吾(ピエトロ)。

公演概要
https://www.nntt.jac.go.jp/opera/simonboccanegra/
初日舞台写真
https://www.nntt.jac.go.jp/enjoy/record/detail/37_026674.html
僕の投稿
https://www.facebook.com/hogehoge2005/posts/pfbid0ZBfKfehxYa3FT5gGRPjw65SKeYZMr7VU3pkuUu4kDoYaKUuotz4bAw8BFJNtmCBrl


12さーじょん :2023/11/25(土) 21:23:53
新国立劇場ではこの作品の上演は初めて。僕自身ナマで観るのは未だ2回目。なので「この作品の真価が発揮されていたか」はよくワカラないけど(たぶん)良質な公演だったと思います。
なかでも指揮とオケがかなり頑張っていた印象。芸術監督自身がタクトを振るということですから、この作品への思い入れはあるのでしょう。表題役はじめ歌手もかなりの高水準。演出も、音楽を妨げていなかったという意味で好感・・・


13さーじょん :2023/11/25(土) 21:24:24
・・・なのですが、どうにも脚本の出来が良いとは思えなくてなぁ。これ言っちゃうと元も子もないんだけど、でもやっぱり「稚拙」だよなあ。「実は親子、実は祖父と孫」って、歌舞伎ならいくらでもあるけど、オペラでそれやられると・・・。
もう一つ。他日公演でどうやら天皇陛下がご鑑賞された、らしい。ニュースを観ていたら「ヴェルディの最高傑作をご鑑賞」だとか。え?「最高傑作」??? どうやら陛下がご鑑賞になると「最高傑作」という扱いになるということかしらん???
https://www.youtube.com/watch?v=Fh2eAii4w6k


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7 ドン・カルロ (Res:31)All First100 Last50 SubjectList ReLoad 7
1さーじょん :2004/03/14(日) 09:21
作曲:ジュセッペ・ヴェルディ(1813-1901)
台本(仏語):フランソワ・ヨーゼフ・メリ、カミーユ・デュ・ロークル
原作:シラー『ドン・カルロス』より
初演:1867年、パリ。改訂版初演1884年ミラノ

25さーじょん :2021/06/21(月) 01:29:45
2021年5月29日(土)新国立劇場公演鑑賞。>>12-14の再々演(2014年11月の再演公演はスルーしました)。
マルコ・アルトゥーロ・マレッリ演出・美術、パオロ・カリニャーニ指揮、東京フィルハーモニー交響楽団、新国立劇場合唱団。
妻屋秀和(フィリッポ二世)、ジュゼッペ・ジパリ(ドン・カルロ)、髙田智宏(ロドリーゴ)、小林厚子(エリザベッタ)、アンナ・マリア・キウリ(エボリ公女)、マルコ・スポッティ(宗教裁判長)、大塚博章(修道士)。

初日舞台写真↓
https://www.nntt.jac.go.jp/enjoy/record/detail/37_019844.html
公演概要↓
https://www.nntt.jac.go.jp/opera/doncarlo/
当日の僕のアルバム↓
https://www.facebook.com/hogehoge2005/posts/2305010509632546


26さーじょん :2021/06/21(月) 01:30:27
感染症関連で配役変更が相次いだのですが、結果として日本人歌手陣が大健闘、高水準の公演でした。鑑賞前からSNS等で絶賛されていたロドリーゴとエリザベッタが出色。
2018年7月のトスカ、2021年3月のジークリンデに次いでピンチヒッターとして登板して見事な歌唱を聴かせてくれた小林厚子、新たな「スタァ誕生」といった感もあります。こういう瞬間を目撃できるのが、ナマ舞台の醍醐味ですね。
「凱旋帰国」とも言うべき髙田智宏。こういう素晴しい日本人歌手が、海外で活躍しているんですね~。本当に立派な歌でして、カルロとの二重唱、ロドリーゴの死、いずれも落涙してしまいました。いろいろ検索したら「カヴァリエバリトン」と言うんだそうな。
それにしても、年齢の所為でしょうか、この作品全体に漂う無常観、諦観を以前よりも深く感じるようになりました。あと、オケのアレンジも相当イイのね。これまで気づかなかったなぁ。
ちなみに終演後、隣のオペラシティで夕食をとって広場に出たら、HUB(閉店中)の前で日本人歌手陣が「立ち飲み」してました。フィリッポ二世とロドリーゴが居ました(笑)。


27さーじょん :2021/06/21(月) 01:32:33
髙田智宏の奥方のブログ↓
https://saki-bianca.hatenablog.com/
宮廷歌手の称号を受勲
https://saki-bianca.hatenablog.com/entry/2017/12/13/062936
国立音大・高田智宏インタビュー↓
https://www.kunitachi.ac.jp/introduction/kunion_cafe/interview/50on/ta/takadatomohiro.html
カヴァリエバリトンってどんなバリトン?
https://kazuhisakurumada.com/opera-singer/kavalierbariton/


28さーじょん :2021/06/21(月) 01:33:15
コロナ禍で頭角現す日本人歌手たち
https://twitter.com/Sankei_news/status/1400461055248109583


29さーじょん :2023/10/22(日) 21:36:59
2023年10月14日(土)東京文化会館にて、東京二期会公演鑑賞。
レオナルド・シーニ指揮、ロッテ・デ・ベア演出、カルメン・クルーゼ演出補、東京フィルハーモニー交響楽団、二期会合唱団。
妻屋秀和(フィリッポ2世)、城宏憲(ドン・カルロ)、清水勇磨(ロドリーゴ)、大塚博章(宗教裁判長)、清水宏樹(修道士)、木下美穂子(エリザベッタ)、加藤のぞみ(エボリ公女)。

当日の僕の書き込み↓
https://www.facebook.com/hogehoge2005/posts/pfbid0qeaJtxgfb415RefabnYtnKvPMDzmYsQ8w7rnkmTPieCW7HW8bLFeDuB8hVDLHmACl

公演概要↓
http://www.nikikai.net/lineup/don_carlo2023/index.html

https://youtu.be/rd1gVXXwxeE?si=RlymZWNP6qkkdxCI


30さーじょん :2023/10/22(日) 21:37:30
気鋭の女性演出家を迎えてのシュトゥットガルト州立歌劇場との提携公演ということで、事前にはずいぶん力を入れて宣伝していた(ような気がする)。1週間経ってみれば、演出に関しては大した印象はほとんど残っておらず、「大騒ぎするほどの事でもなかったなぁ」という感想。
ロッテ・デ・ベア、公演パンフに依ればペーター・コンヴィチュニーの助手をつとめていた、らしい。コンヴィチュニー演出は結構好きなので期待したワケですが「劣化コピー」といった感は否めず。


31さーじょん :2023/10/22(日) 21:38:01
僕が感じるコンヴィチュニー演出の魅力の一つは、やっぱりセンスオブユーモアだと思う。「意味はわかんない、けど面白い!」って要素を、脈絡なしにブチ込んでくるところ。「これって、突っ込むところだよなwww」っていう仕掛けが好きなのです。
今回の演出、色々と仕掛けがあったような記憶もあるが、(少なくとも僕にとっては)何ら効果的でもなく、ユーモアの欠片も感じられず。それどころか、かえって音楽鑑賞の妨げになっていた場面も。
歌手やオケはそこそこ健闘していた(ような気もする)んだけど、演出の否定的印象が台無しにしちゃったよなぁ・・・。まあ、オペラはナマものですから、たまにはこういうこともありますわな~。


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8 オテロ (Res:39)All First100 Last50 SubjectList ReLoad 8
1さーじょん :2004/03/14(日) 09:17
作曲:ジュセッペ・ヴェルディ(1813-1901)
台本:アリーゴ・ボイト
原作:シェイクスピア『オセロー』より
初演:1887年、ミラノ

33さーじょん :2009/10/04(日) 02:46:30
 やはり主役陣3人は、とても充実していました。敢えてあら探しをすれば、グールドは声力は十分で、オテロらしい迫力も感じたけれども、決して「テノール馬鹿」ではなく、どうしてもヘルデンに聞こえてしまうこととか、ガッロは、劇的表現は素晴らしいのですが、音程とか結構雑な場面があるとか、いろいろあるんですけど、総合的には、これほどの水準のオテロが聴ければ大満足でしょう。イヴェーリも、とっても綺麗な声でして、この役ぴったりだなあと思いました。柳の歌とアヴェ・マリアは、絶品でした。
 指揮に関しては、全体として元気が良くて、こういう覇気のある演奏、好きなんですけど、第1幕のオテロとデズデーモナの二重唱とか、第4幕の柳の歌とアヴェ・マリアとか、もうちょっと緻密さがあっても良いようにも思いました。
 あと特筆すべきはやはり、新国立劇場合唱団の迫力ですね。このオペラ、合唱の見せ場も多いので、合唱が良いと、オペラ全体の感想も非常に良くなります。


34さーじょん :2012/04/22(日) 04:15:48
気がついたら2週間以上経ってしまったので、鑑賞記録のみ。
2012年4月7日(土)新国立劇場公演鑑賞。>>32-33の再演です。
 マリオ・マルトーネ演出、ジャン・レイサム=ケーニック指揮。東京フィルハーモニー管弦楽団、新国立劇場合唱団、世田谷ジュニア合唱団。
 ヴァルテル・フラッカーロ(オテロ)、マリア・ルイジア・ボルシ(デズデーモナ)、ミカエル・ババジャニアン(イアーゴ)、松位浩(ロドヴィーゴ)、小原啓楼(カッシオ)、清水華澄(エミーリア)、内山信吾(ロデリーゴ)、久保田真澄(モンターノ)。
公演サイト&初日舞台写真
http://www.nntt.jac.go.jp/opera/20000467_opera.html
http://www.nntt.jac.go.jp/opera/20000180_frecord.html
初演時の公演概要&初日舞台写真(>>32はリンク切れのようです)
http://www.nntt.jac.go.jp/opera/20000187_opera.html
http://www.nntt.jac.go.jp/opera/20000096_frecord.html


35さーじょん :2017/04/23(日) 10:10:01
2017年4月22日(土)新国立劇場公演鑑賞。>>32-33>>34の再々演です。
 マリオ・マルトーネ演出(再演演出:菊池裕美子)、パオロ・カリニャーニ指揮。東京フィルハーモニー交響楽団、新国立劇場合唱団、世田谷ジュニア合唱団。
 カルロ・ヴェントレ(オテロ)、セレーナ・ファルノッキア(デズデモナ)、ウラディミール・ストヤノフ(ヤーゴ)、妻屋秀和(ロドヴィーゴ)、与儀巧(カッシオ)、清水華澄(エミーリア)、村上敏明(ロデリーゴ)、伊藤貴之(モンターノ)。
公演情報&初日舞台写真。
http://www.nntt.jac.go.jp/opera/performance/9_007960.html
http://www.nntt.jac.go.jp/enjoy/record/detail/37_010195.html
当日の僕の書き込み。
https://www.facebook.com/hogehoge2005/posts/1044885508978392


36さーじょん :2021/10/02(土) 13:55:12
最近、何となくヴェルディ聴きたい欲が高まっていて、そういえば久しくこの作品のCD聴いていないけど、何か目新しい録音ないかな~、と通販サイト探索。でもって、やたらと評判の良かったショルティ指揮ウィーン・フィル1977年スタジオ録音盤購入。
http://www.hmv.co.jp/product/detail/685952
http://www.hmv.co.jp/product/detail/4918563
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B000023ZEY/
https://www.amazon.co.jp/dp/B006IOOX82
評判どおり、オケの響きがとってもイイですね~。歌手陣も公演、とくにバキエのヤーゴ、いかにも策をめぐらす、知的で老獪な印象があって、これもアリだなぁ。表題役、初めて聴くのですがこちらも良い。デル・モナコの後ドミンゴの登場まで、これというオテロ歌手はいなかったっぽい(録音を残してるのはヴィッカーズ、マックラッケンなど)。
Carlo Cossuttaも、Wikipediaによれば「Although his performance credits place him among the leading tenors of his generation, he never quite reached the star status of his early contemporaries such as Franco Corelli and Mario del Monaco, or later ones like Plácido Domingo and Luciano Pavarotti.」ってことらしいので、「テノール冬の時代」だったのかしらん?


37さーじょん :2023/07/30(日) 21:11:22
2023年7月27日(木)東京フィルハーモニー交響楽団 定期演奏会
@東京オペラシティ コンサートホール:タケミツメモリアル
チョン・ミョンフン指揮、東京フィルハーモニー交響楽団、新国立劇場合唱団(合唱指揮:冨平恭平)。
グレゴリー・クンデ(オテロ)、小林厚子(デズデーモナ)、ダリボール・イェニス(イアーゴ)、相沢創(ロドヴィーコ)、フランチェスコ・マルシーリア(カッシオ)、中島郁子(エミーリア)、村上敏明(ロデリーゴ)、青山貴(モンターノ)。

公演情報
https://www.tpo.or.jp/information/detail-20230723.php
https://www.tpo.or.jp/concert/20230727-01.php

東フィルTwitter
https://twitter.com/tpo1911/status/1672443817474269184


38さーじょん :2023/07/30(日) 21:12:04
近年「快進撃」の小林厚子さん目当てにチケットを取った東フィル定期演奏会。終わってみれば、指揮・オケ・歌手、すべて素晴しい熱量。「オテロはこうじゃなくちゃ!!!」と思える快演!!! でした。
演奏会形式とは言うものの、歌手は譜面を見ることもなく、簡単な演技も付けられていたし、大がかりな装置はないものの照明も趣向を凝らしていました。歌手は主役3人そろって高水準。そして指揮・オケもたいへん「景気良い」演奏♪
僕の席は前方上手サイドで、オーケストラを聴くにはややバランスは悪い。ですが、それがかえって、ピットに入ったオケを聴くのとは違った響きを楽しめた、というのが正直な感想。何だろな?ライブハウスで余りにバンドに近い席だと、目の前の楽器の音ばかり聴こえるけどそれはそれで楽しい、っていう感覚かな?
それにしても、ヴェルディのオテロって、展開速いし、よく出来た作品だなぁ~。改めて感心することしきり。


39さーじょん :2023/07/30(日) 21:12:36
当日の僕の書き込み&リンク集
https://www.facebook.com/hogehoge2005/posts/pfbid0v5icyHWBBf9Tz4yN5UTrLb6VmuxACY9mB23k6YzjqAVqGhPYa4JmMWUQqr4QKWNyl

グレゴリー・クンデ メッセージ
https://youtu.be/gar-iBxYHOs
ヴェルディ『オテロ』を知る
https://youtu.be/G6G8zXdPbZE


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9 ラ・ボエーム (Res:47)All First100 Last50 SubjectList ReLoad 9
1さーじょん :2004/01/12(月) 15:20
作曲:ジャコモ・プッチーニ(1858-1924)
台本:ジュセッペ・ジャコーザ、ルイジ・イルリカ
原作:アンリ・ミュルジュ
初演:1896年、トリノ

41さーじょん :2021/02/06(土) 11:02:32
2021年1月30日(土)東京文化会館にて藤原歌劇団公演鑑賞。
岩田達宗演出、鈴木恵里奈指揮、東京フィルハーモニー交響楽団、藤原歌劇団合唱部、多摩ファミリーシンガーズ。
伊藤晴(ミミ)、笛田博昭(ロドルフォ)、オクサーナ・ステパニュック(ムゼッタ)、須藤慎吾(マルチェッロ)、森口賢二(ショナール)、伊藤貴之(コッリーネ)、
>>33-34と同じ演出ですが、感染症対策による変更があった模様。あと、児童合唱は舞台には登場せず、事前録音音源を流していました。
公演情報
https://www.jof.or.jp/performance/2101_boheme/
舞台裏レポート
https://www.jof.or.jp/performance/blog/2101_2_boheme/
直前に指揮者変更あり。
https://www.jof.or.jp/news/news_3937


42さーじょん :2021/02/06(土) 11:03:04
結果的に、ですが新国立劇場「トスカ」 https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/music/7336/1079184430/48-51 に続いて二週連続での「プッチーニ祭り」と相成りました。開幕前は、メーリ(カヴァラドッシ)が圧倒的だったトスカに比べて分が悪いかな、などと思ってましたが、終わってみれば、指揮・歌手・オケ、いずれも奮闘、大いに満足致しました。
急きょ代役となった指揮者、お若い女性ということもあって、開幕直後は当方も色メガネで観ていて「肩に力入り過ぎ?」「空回りしてない?」などと思ってましたが、いやいや、しっかりした、立派な指揮ぶりでございました。多分、だけど、この指揮者「ボエーム」好きなのね。


43さーじょん :2021/02/06(土) 11:04:58
歌手も総じて好演。やっぱりこの作品「群像劇」なんだなぁ。突出した歌手がいなくても、チームワークが良いと本当にイイ作品になるんですね。
「冬にボエームを聴く」っていうのは、僕にとっての「涙腺スイッチ」としてのお膳立てが出来過ぎでして、今回も第1幕後半、舞台裏から「夜分にすいませんが・・・」というミミの声が聴こえただけで「その後の物語」が走馬灯のように浮かんできて、もうダメ~~~。「まあ、何てこと、カギを失くしちゃったわ」からウルウルが止まらず。「冷たい手を」も「私の名はミミ」も落涙しながら聴いておりました。
僕が観た日の舞台写真↓
https://www.jof.or.jp/performance/blog/2101_2_boheme/4108-20210130_r-2


44さーじょん :2021/02/06(土) 12:01:35
>>41-43の感想などをまとめているうちに、>>6>>12>>29>>32 のトスカニーニ盤、聴き終えてしまいました。何か、わかった。その他のオペラでも、僕がトスカニーニ盤を好んで聴く理由って、情報量が少ないので、ラクに聴き流せるから、ではないだろうか? ムニャムニャ・・・。


45さーじょん :2022/01/23(日) 07:53:58
冬はボエームの季節です。購入はしたけど未聴だったCD。コリン・デイヴィス指揮1979年録音。手兵のコヴェント・ガーデンとともに録音した一連のオペラ・シリーズですね。
hmv
http://www.hmv.co.jp/product/detail/3871356
http://www.hmv.co.jp/product/detail/841644
amazon
https://www.amazon.co.jp/dp/B000004191
https://www.amazon.co.jp/dp/B0000040Y9
https://www.amazon.co.jp/dp/B00JOUAZZ2
オケが情感たっぷり! 完成度も高いし。リッチャレルリ&カレーラス「哀れ感」全開ですね。リッチャレルリ、こういう役はイイなぁ。フレーニやテバルディとはひと味ちがうミミです。


46さーじょん :2023/07/09(日) 22:01:10
2023年7月8日(土)新国立劇場公演鑑賞。>>30-31>>36-37>>38-39の再演。
粟國淳演出、大野和士指揮、東京フィルハーモニー交響楽団、新国立劇場合唱団、TOKYO FM少年合唱団。
アレッサンドラ・マリアネッリ(ミミ)、スティーヴン・コステロ(ロドルフォ)、須藤慎吾(マルチェッロ)、ヴァレンティーナ・マストランジェロ(ムゼッタ)、駒田敏章(ショナール)、フランチェスコ・レオーネ(コッリーネ)。

夏の盛りに何でまたボエーム!?!?という疑問は残りますが、指揮、オケ、合唱に躍動感があって、主役二人は声も歌も舞台姿も瑞々しくて、とっても満足した公演でした。ムゼッタとミミの「キャラの棲み分け」も上々だったし。
敢えて難癖をつければ、大野和士の指揮にドイツ的力こぶが強めだったこと、でしょうか。うなり声が4階席まで聞える場面も。「唸る」んじゃなくて「歌う」であって欲しいのよね~。
まあ「敢えての難癖」です。トータルでは元気あって良かったし、流石の統率力でした。


47さーじょん :2023/07/09(日) 22:01:57
新国立劇場の「レパートリー」とも言えるプロダクション。やはりこの作品はオーソドックスな演出が良いですね。他にもトスカ、フィガロ、サロメ、蝶々夫人、ばらの騎士……などは長年慣れ親しんだ演出ですが、どれも何回観ても飽きないと思います。リゴレットも、前の前の演出が良かったのよ~。

当日の僕の書き込み↓リンク集もアリ
https://www.facebook.com/hogehoge2005/posts/pfbid02H1U3qv5TjdPMYBN9wk2JCCw6zt7Ngc54ad28qmWwiwCqQrUS3f7RPKbHJZcYqe5kl
公演概要↓
https://www.nntt.jac.go.jp/opera/laboheme/
ダイジェスト(2020年1月公演より)↓
https://youtu.be/lqLA_gMuWao


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10 サロメ (Res:58)All First100 Last50 SubjectList ReLoad 10
1さーじょん :2004/01/11(日) 09:58
作曲:リヒャルト・シュトラウス
原作:オスカー・ワイルド
独語訳:ヘドヴィヒ・ラハマン
初演:1905年、ドレスデン

52さーじょん :2016/02/22(月) 00:16:36
20日(土)、21日(日)とクルマで都内へ出かける用事があって、社内では>>34>>45のシノーポリ盤を聴いていました。シノーポリのR・シュトラウス、結構好きかも・・・。この作品って、協和音と不協和音、抒情と暴虐、美と醜、上品と下品・・・本当に絶妙なバランスの上に成り立っている感じがします。


53さーじょん :2019/07/14(日) 12:46:36
2019年6月5日(水)および6月8日(土)東京文化会館にて二期会公演鑑賞。
ヴィリー・デッカー演出、セバスティアン・ヴァイグレ指揮、読売日本交響楽団。
森谷真理(サロメ)、今尾滋(ヘロデ)、池田香織(ヘロディアス)、大沼徹(ヨカナーン)、大槻孝志(ナラボート)、杉山由紀(小姓)。
もともとは6/8のチケット取っていたんだけど、6/9にイベント予定が入り、その前日は準備で行けないかな、と思って6/5も追加でチケット購入。結局6/8も観に行ったので、同じプロダクション、同じキャストを2回観ることになりました。当然ながら、キャストは2回目の方が出来はよく、演唱の生硬さも抜けていましたが、僕の好みからいうと、歌手は全般にややリリックに過ぎたかな、という気もします。
今回とくに印象に残ったのは、ヴァイグレ指揮の読響でした。この楽団を聴くといつも思うのですが兎に角、性能が良い。今回もヴァイグレの棒さばきのお陰か、一つ一つのパートの動きが明瞭に聞こえました。これまで7、8回実演を観ていると思いますが、初めて「あぁここでこういうモティーフが鳴っていたんだね~」と気づく場面がたくさんありました。


54さーじょん :2019/07/14(日) 12:49:01
演出は、下記のリンク先の通りです。最近ますますもって「演出意図を読み解く」のが苦手になってきて「こういう解釈も、アリかもね」ていどの感想しかありませんが。。。
公演情報
http://www.nikikai.net/lineup/salome2019/index.html
二期会ブログ
http://www.nikikai21.net/blog/2019/06/03-6070.html
http://www.nikikai21.net/blog/2019/06/07-6112.html
舞台写真
http://lasp.co.jp/magazine/archives/7554
動画
https://www.youtube.com/watch?v=23xlETjz240


55さーじょん :2021/11/06(土) 20:09:55
今日は終日オフ。各所HP巡りなどをしながら、ベーム指揮1972年ウィーン実況録音を流す。
http://www.hmv.co.jp/product/detail/975764
https://www.amazon.co.jp/dp/B00002ZZ5G
やはり基本的な音作りは、>>6>>21>>47と同じですが、オケの能力のお陰か、さらに熱い。ただし録音はハンブルク盤のほうが良いですね。ファーストチョイスはハンブルク盤というのは揺るがないかな。でもベーム指揮ですから、こちらも繰り返し聴きたいな。


56さーじょん :2023/06/17(土) 22:54:54
2023年5月27日(土)新国立劇場公演。>>10-14>>43-44>>50-51の再演です。
アウグスト・エファーディング演出、コンスタンティン・トリンクス指揮、東京フィルハーモニー交響楽団。
アレクサンドリーナ・ペンダチャンスカ(サロメ)、イアン・ストーレイ(ヘロデ)、ジェニファー・ラーモア(ヘロディアス)、トマス・トマソン(ヨハナーン)、鈴木准(ナラボート)、加納悦子(ヘロディアスの小姓)。

公演概要↓
https://www.nntt.jac.go.jp/opera/salome/
初日舞台写真↓
https://www.nntt.jac.go.jp/enjoy/record/detail/37_025813.html


57さーじょん :2023/06/17(土) 22:55:44
正直言って「可もなく不可もなく」。好きな作品で、演出はお馴染み。歌手もオケも悪かったワケでもないし、かといって飛び抜けて良かったワケでもなし。
他に行ける日程がなく、珍しく初日に鑑賞。初日ならではの不完全燃焼だったのか、はたまた当方が鑑賞後に遠出の予定があって「気もそぞろ」だったのか、あるいは2週間前に聴いた東響「エレクトラ」があまりにも凄まじかったから、その余波なのか・・・。
まあ、ナマものだから、こういう日もありますわね~。


58さーじょん :2023/06/17(土) 22:56:18
あ、急いで付け加えるけど、詰まんなかったワケではないですよ。好きな作品だし。「ああ、サロメを聴いたなあ」という満足感は、確かにありましたよ。でもね、そこまでだったのよ。。。

当日の僕の投稿(画像のみ)↓
https://www.facebook.com/hogehoge2005/posts/pfbid0gNyK4qCNjxhnbmQY5NXhxsLdv5HwWYxhmD5fWdiGSynMBBB6kEmwBBD2bCTfJbNDl


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