- 1 :さーじょん :2004/03/14(日) 09:17
- 作曲:ジュセッペ・ヴェルディ(1813-1901)
台本:アリーゴ・ボイト 原作:シェイクスピア『オセロー』より 初演:1887年、ミラノ
- 33 :さーじょん :2009/10/04(日) 02:46:30
- やはり主役陣3人は、とても充実していました。敢えてあら探しをすれば、グールドは声力は十分で、オテロらしい迫力も感じたけれども、決して「テノール馬鹿」ではなく、どうしてもヘルデンに聞こえてしまうこととか、ガッロは、劇的表現は素晴らしいのですが、音程とか結構雑な場面があるとか、いろいろあるんですけど、総合的には、これほどの水準のオテロが聴ければ大満足でしょう。イヴェーリも、とっても綺麗な声でして、この役ぴったりだなあと思いました。柳の歌とアヴェ・マリアは、絶品でした。
指揮に関しては、全体として元気が良くて、こういう覇気のある演奏、好きなんですけど、第1幕のオテロとデズデーモナの二重唱とか、第4幕の柳の歌とアヴェ・マリアとか、もうちょっと緻密さがあっても良いようにも思いました。 あと特筆すべきはやはり、新国立劇場合唱団の迫力ですね。このオペラ、合唱の見せ場も多いので、合唱が良いと、オペラ全体の感想も非常に良くなります。
- 34 :さーじょん :2012/04/22(日) 04:15:48
- 気がついたら2週間以上経ってしまったので、鑑賞記録のみ。
2012年4月7日(土)新国立劇場公演鑑賞。>>32-33の再演です。 マリオ・マルトーネ演出、ジャン・レイサム=ケーニック指揮。東京フィルハーモニー管弦楽団、新国立劇場合唱団、世田谷ジュニア合唱団。 ヴァルテル・フラッカーロ(オテロ)、マリア・ルイジア・ボルシ(デズデーモナ)、ミカエル・ババジャニアン(イアーゴ)、松位浩(ロドヴィーゴ)、小原啓楼(カッシオ)、清水華澄(エミーリア)、内山信吾(ロデリーゴ)、久保田真澄(モンターノ)。 公演サイト&初日舞台写真 http://www.nntt.jac.go.jp/opera/20000467_opera.html http://www.nntt.jac.go.jp/opera/20000180_frecord.html 初演時の公演概要&初日舞台写真(>>32はリンク切れのようです) http://www.nntt.jac.go.jp/opera/20000187_opera.html http://www.nntt.jac.go.jp/opera/20000096_frecord.html
- 35 :さーじょん :2017/04/23(日) 10:10:01
- 2017年4月22日(土)新国立劇場公演鑑賞。>>32-33、>>34の再々演です。
マリオ・マルトーネ演出(再演演出:菊池裕美子)、パオロ・カリニャーニ指揮。東京フィルハーモニー交響楽団、新国立劇場合唱団、世田谷ジュニア合唱団。 カルロ・ヴェントレ(オテロ)、セレーナ・ファルノッキア(デズデモナ)、ウラディミール・ストヤノフ(ヤーゴ)、妻屋秀和(ロドヴィーゴ)、与儀巧(カッシオ)、清水華澄(エミーリア)、村上敏明(ロデリーゴ)、伊藤貴之(モンターノ)。 公演情報&初日舞台写真。 http://www.nntt.jac.go.jp/opera/performance/9_007960.html http://www.nntt.jac.go.jp/enjoy/record/detail/37_010195.html 当日の僕の書き込み。 https://www.facebook.com/hogehoge2005/posts/1044885508978392
- 36 :さーじょん :2021/10/02(土) 13:55:12
- 最近、何となくヴェルディ聴きたい欲が高まっていて、そういえば久しくこの作品のCD聴いていないけど、何か目新しい録音ないかな~、と通販サイト探索。でもって、やたらと評判の良かったショルティ指揮ウィーン・フィル1977年スタジオ録音盤購入。
http://www.hmv.co.jp/product/detail/685952 http://www.hmv.co.jp/product/detail/4918563 https://www.amazon.co.jp/gp/product/B000023ZEY/ https://www.amazon.co.jp/dp/B006IOOX82 評判どおり、オケの響きがとってもイイですね~。歌手陣も公演、とくにバキエのヤーゴ、いかにも策をめぐらす、知的で老獪な印象があって、これもアリだなぁ。表題役、初めて聴くのですがこちらも良い。デル・モナコの後ドミンゴの登場まで、これというオテロ歌手はいなかったっぽい(録音を残してるのはヴィッカーズ、マックラッケンなど)。 Carlo Cossuttaも、Wikipediaによれば「Although his performance credits place him among the leading tenors of his generation, he never quite reached the star status of his early contemporaries such as Franco Corelli and Mario del Monaco, or later ones like Plácido Domingo and Luciano Pavarotti.」ってことらしいので、「テノール冬の時代」だったのかしらん?
- 37 :さーじょん :2023/07/30(日) 21:11:22
- 2023年7月27日(木)東京フィルハーモニー交響楽団 定期演奏会
@東京オペラシティ コンサートホール:タケミツメモリアル チョン・ミョンフン指揮、東京フィルハーモニー交響楽団、新国立劇場合唱団(合唱指揮:冨平恭平)。 グレゴリー・クンデ(オテロ)、小林厚子(デズデーモナ)、ダリボール・イェニス(イアーゴ)、相沢創(ロドヴィーコ)、フランチェスコ・マルシーリア(カッシオ)、中島郁子(エミーリア)、村上敏明(ロデリーゴ)、青山貴(モンターノ)。
公演情報 https://www.tpo.or.jp/information/detail-20230723.php https://www.tpo.or.jp/concert/20230727-01.php
東フィルTwitter https://twitter.com/tpo1911/status/1672443817474269184
- 38 :さーじょん :2023/07/30(日) 21:12:04
- 近年「快進撃」の小林厚子さん目当てにチケットを取った東フィル定期演奏会。終わってみれば、指揮・オケ・歌手、すべて素晴しい熱量。「オテロはこうじゃなくちゃ!!!」と思える快演!!! でした。
演奏会形式とは言うものの、歌手は譜面を見ることもなく、簡単な演技も付けられていたし、大がかりな装置はないものの照明も趣向を凝らしていました。歌手は主役3人そろって高水準。そして指揮・オケもたいへん「景気良い」演奏♪ 僕の席は前方上手サイドで、オーケストラを聴くにはややバランスは悪い。ですが、それがかえって、ピットに入ったオケを聴くのとは違った響きを楽しめた、というのが正直な感想。何だろな?ライブハウスで余りにバンドに近い席だと、目の前の楽器の音ばかり聴こえるけどそれはそれで楽しい、っていう感覚かな? それにしても、ヴェルディのオテロって、展開速いし、よく出来た作品だなぁ~。改めて感心することしきり。
- 39 :さーじょん :2023/07/30(日) 21:12:36
- 当日の僕の書き込み&リンク集
https://www.facebook.com/hogehoge2005/posts/pfbid0v5icyHWBBf9Tz4yN5UTrLb6VmuxACY9mB23k6YzjqAVqGhPYa4JmMWUQqr4QKWNyl
グレゴリー・クンデ メッセージ https://youtu.be/gar-iBxYHOs ヴェルディ『オテロ』を知る https://youtu.be/G6G8zXdPbZE
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