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マノン・レスコー
1
:
さーじょん
:2004/04/30(金) 02:00
作曲:ジャコモ・プッチーニ(1858-1924)
台本:ジュセッペ・ジャコーザ、ルイジ・イルリカを含む6名
詳細は不明(リコルディ社の裁断により姓名無記載)
原作:プレヴォ『マノン・レスコーと騎士デ・グリューの物語』
初演:1893年、トリノ
2
:
さーじょん
:2004/04/30(金) 02:23
レヴァイン指揮、1980年メト公演、スコット(マノン)、ドミンゴ(デ・グリュー)。
いやぁ、スコットってイイ歌手だなあ。『帝国・メトロポリタン歌劇場』には、彼女がいかに評判を悪くしていったかが記されているけど、そんなことは一向に気にならないなあ。最後まで観てると、だんだんスコットが可愛らしく見えてくるのは、彼女の演技力のなせる業なんだろうな
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005HRC9
3
:
さーじょん
:2006/10/28(土) 06:44:06
2年以上ぶりに観る、
>>2
レヴァイン盤DVD。↓は再発されたDG盤のDVD。
http://www.deutschegrammophon.com/catalog/product.htms?PRODUCT_NR=0734241
http://www.hmv.co.jp/product/detail/1419210
改めて観ると、スコット、ドミンゴが凄まじいですね。鬼気迫るといった感があります。とくに第3幕と第4幕の幕切れのドミンゴ。しかし、二人とも巧いのぉ。
どうでもいいけど、『帝国・メト』
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/music/7336/1085282357/3
下巻140ページには、ドミンゴの「浮気性」についての記述があります。「あらゆる歌劇場で彼の手から逃れられる女性はほとんどいなかった──歌手、発生コーチ、秘書、ステージ・マネージャー、舞台演出家などなど。」このDVD、とくに第2幕の再会後の場面とか、第4幕のマノンの死の場面とか観てると、もし二人が公演期間中に実際にしてなかったとしたら、そっちのほうがスゴいことではないだろうかと思えてしまいます。いや、詳しく書くとえげつなくなりそうだな。。。
同じく『帝国・メト』上巻の213ページには、こんな記述もあります。「『スコットは心底からジミーにほれていたのです』とメトの音楽スタッフの一員は言う。『音楽だけではなく、男としても』」。なるほどね〜。だからこその、この熱演なのかもしれませんね。
4
:
さーじょん
:2006/10/28(土) 06:44:40
ドナルド・キーンはこのオペラが相当お好きなようで、『音楽の出会いとよろこび』
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/music/7336/1085282357/28
の31〜32ページに、かなり思い入れたっぷりの文章があります。とくに「テノール歌手にでも生まれ変わることがあれば、いちばん歌ってみたい役にデ・グリューを挙げるだろう」のくだりは、僕もまったく同感ですね。
ところでこのDVD、画質はかなり悪いですね。経年劣化というより、そもそもカメラ自体のピントが合っていないように見える箇所が多くあります。こういうのは、DG盤でも改善されてないだろうなあ。
5
:
さーじょん
:2008/11/22(土) 11:13:35
11月19日(水)東京文化会館にて、ウクライナ国立歌劇場(キエフ・オペラ)来日公演鑑賞。
イタロ・ヌンツィアータ演出、ヴォロディミル・コジュハル指揮、ウクライナ国立歌劇場管弦楽団・合唱団。
テチアナ・アニシモヴァ(マノン・レスコー)、ペトロ・プリイマク(レスコー)、ドミトロ・ポポウ(デ・グリュー)、セルヒィ・マヘラ(ジェロンテ・ド・ラヴォワール)、セルヒィ・パシューク(エドモンド)。
公演概要↓
http://www.koransha.com/opera/kievopera2008/index.html
同じ歌劇場の来日公演は、2006年10月のトゥーランドット
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/music/7336/1081169876/16-18
に続いて2回目です。トゥーランドットは、旧共産圏の歌劇場の出稼ぎ公演としては悪くはなかったというものの、期待値を上げることはできませんので、今回も「滅多に上演されない演目だから」という理由で観に行きました。
6
:
さーじょん
:2008/11/22(土) 11:15:53
舞台装置は、予想通り、簡素というか質素というか貧相でした。各幕共通で、傾斜の着いた大きな台(2基ほど)をさまざまに組み合わせています。第1幕、上手に傾斜のついた台で、そちらが「旅籠の出入り口」のようです。下手手前にテーブル、若者たちはそのあたりで飲み食いし、歌います。舞台奥に馬車の影絵。第2幕は、金と黒に彩られた調度品が左右におかれたジェロンドの屋敷で、舞台中央に傾斜の付いた台2基並んで置かれ、その上でマノンの踊りの稽古が行われます。
第3幕、傾斜の付いた台は左右に振り分けて置かれます。これは第4幕も共通です。下手に鉄格子のついた牢獄の扉、舞台奥に、船に乗り込むための吊り階段。第4幕は、傾斜の付いた台も含めて、舞台全体が黄土色のシートで覆われていました。「荒涼たる砂漠」を表しているのでしょう。
演出はきわめてオーソドックスです。公演プログラムに載っている劇場総裁のインタビューでは、西欧では読み替えの演出が注目される傾向があることを、「とても気になっていますし、心配しています」と語っているので、オーソドックスな演出は歌劇場の方針かもしれません。
7
:
さーじょん
:2008/11/22(土) 11:21:39
指揮、オケはまあまあ、5点満点で3点くらいでしょう。主席指揮者ですので、そんなにレベルの低い指揮者ではないのでしょうが、如何せんオケの力量はそれほど高くないようでして。第2幕の優美な旋律は、お世辞にも聴きモノとは言えませんでした。ただし、第3幕、第4幕の劇的な展開は、作品自体のもともとの出来の良さも相まって、そこそこ聴けました。
マノン、デ・グリュー、レスコーの3人は、結構しっかりしていたと思います。マノンを歌ったアニシモヴァは、トゥーランドットも歌っていますが、やはりところどころ絶叫気味になるのが気になりました。「トスカ」のほうが似合うかも知れませんが、もし「トスカ」を上演していたら、僕はまず見に行かなかったでしょうね。。。デ・グリューはヴェリスモ系には向いていると思いました。
トータルで言うと、やはりこの作品それ自体、プッチーニの後の作品と比べると、聴きどころがなあ、という感想です。それでも、
>>2-4
くらいの名演であれば、聴きモノでしょうが、旧共産圏の歌劇場の出稼ぎ公演では、厳しいモノがありました。とくに台本の出来の悪さは……ねぇ。
8
:
さーじょん
:2008/11/22(土) 13:09:09
キエフ・オペラの感想なぞ書きながら、流して聴くシノーポリ指揮1984年録音。
http://www2.deutschegrammophon.com/cat/result?PRODUCT_NR=4138932
http://www2.deutschegrammophon.com/cat/result?PRODUCT_NR=4776354
http://www.amazon.co.jp/dp/B000N4SJK6
http://www.hmv.co.jp/product/detail/2509324
正直、このメンバーなら、聴きモノでないはずもなし。やっぱりシノーポリ、劇的な場面での棒さばきが良いですねー。そしてドミンゴ、ヴェリスモ系は第一人者です。
9
:
さーじょん
:2015/03/22(日) 12:19:21
2015年3月15日(日)新国立劇場公演鑑賞。
ジルベール・デフロ演出、ピエール・ジョルジョ・モランディ指揮、東京交響楽団、新国立劇場合唱団。
スヴェトラ・ヴァッシレヴァ(マノン)、グスターヴォ・ポルタ(デ・グリュー)、ダリポール・イェニス(レスコー)、妻屋秀和(ジェロント)、望月哲也(エドモント)。
公演情報・初日舞台写真
http://www.nntt.jac.go.jp/opera/performance/150309_003712.html
http://www.nntt.jac.go.jp/enjoy/record/detail/150308_006419.html
当日の僕の書き込み
https://www.facebook.com/hogehoge2005/posts/634095600057387
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