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オテロ

1さーじょん:2004/03/14(日) 09:17
作曲:ジュセッペ・ヴェルディ(1813-1901)
台本:アリーゴ・ボイト
原作:シェイクスピア『オセロー』より
初演:1887年、ミラノ

2さーじょん:2004/03/27(土) 11:57
DVD化された。CD屋で目に付いたので購入。強いていますぐ観たいわけでもないし、ビデオも持っているのだが、やはり生まれて初めて全曲通して聴いたオテロがこのサウンドトラックのLPだったし、この映画自体はわざわざ劇場まで足を運んで観に行ったし、DVDは手元に持っておきたい。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0001CGND0

3さーじょん:2004/04/10(土) 03:51
CDのお気に入りは、http://jbbs.shitaraba.com/bbs/read.cgi/music/7336/1074176301/12にも書いたバルビローリ盤
1968年録音、サー・ジョン・バルビローリ指揮、アンブロシアン・オペラ・コーラス、ニュー・フィルハーモニア管弦楽団。
ジェームズ・マックラッケン(オテロ)、デーム・グィネス・ジョーンズ(デズデモナ)、ディートリッヒ・F=ディースカウ(ヤーゴ)、ピエロ・デ・パルマ(カッシオ)、アンナ・ディ・スタシオ(エミーリア)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00000DODW

ひと言だけ感想。とにかくG・ジョーンズが良い。あー彼女のイタリアオペラ、もっと聴きたい。エリザベッタ(ドン・カルロ)も歌ってるらしいんだけど、海賊盤で音質悪そう。購入を躊躇している。

4さーじょん:2004/05/28(金) 11:18
1989年6月18日、新宿文化センターで観た首都オペラ旗揚げ公演。
http://www2p.biglobe.ne.jp/~jmo/opera/end/1989.html
 久保田洋指揮、ヴィンフリート・バウエルンファイント演出、首都オペラ管弦楽団、合唱は、首都オペラアンサンブル、川越高校音楽部有志ほか計8団体。
 ウイリアム・ウー(オテロ)、翁長剛(ヤーゴ)、丸山恵美子(デズデモナ)、五十嵐修(カッシオ)、斉藤美智子(エミーリア)、高安好晴(ロデリーゴ)、中村邦男(ロドヴィーゴ)、知念政弘(モンターノ)。
 生まれて初めて観た生オテロで、印象に残ったのは、ちょっとヴィナイを思わせるウーの声。演出は、当時公開されたばかりのゼッフィレルリの映画の影響が強かった気がする。

5さーじょん:2004/05/28(金) 11:18
1991年9月、東京文化会館で観た藤原歌劇団公演。
 菊地彦典指揮、アントネッロ・マダウ・ディアツ演出、五十嵐喜芳総監督、東京フィルハーモニー交響楽団、藤原歌劇団合唱部、世田谷児童合唱団、東京シティ・バレエ団。
 ウラディミール・アトラントフ(オテロ)、フィアンマ・イッツォ・ダミーコ(デズデモナ)、ピエロ・カプッチルリ(ヤーゴ)、ロドヴィーゴ(岡山広幸)、持木弘(カッシオ)、持木文子(エミーリア)、角田和弘(ロデリーゴ)、長屋敏夫(モンターノ)、妻屋秀和(伝令)。
 そうか、僕、カプッチルリのヤーゴを生で聴いてたのか・・・つくづく感想をどこかに残さなかったのが残念。。。フィアンマ・イッツォ・ダミーコって、カラヤン指揮ザルツブルク音楽祭のドン・カルロでもエリザベッタ歌ったりして、当時の注目株だった気もするが、その後ぱったりですね。

6さーじょん:2004/05/28(金) 11:21
493 名前:めりとーね ◆4bhftIqcNc 投稿日:04/05/07 02:03 jhr0LWj4
「アベマリア」は歌っていますが、
他にも所々、ぶつぶつ切っているところありました。
第2幕フィナレのオテロとヤーゴの二重唱で、何小節か少なかったりとか・・・
連休中にDVD観たばかりなのに、他にもオペラのDVDばかり観ていたので、
細かいトコ覚えていません。すいません
マゼール盤はちゃんと演奏していますから、映像と合わせるときに
編集したんでしょうね

ただし、加えているモノもいくつかあります
第3幕後半(ヴェネツィアからの使節?がキプロスに来る場面)では、
ヴェルディがつくった舞踏曲が入っています。

改めてマゼール盤(85年録音)聴くと、ドミンゴのオテロは、この頃がいちばん
脂がのっていたのではないかしら。オテロという役にも慣れて、なおかつ
まだ声も衰えていないし

指揮や他の歌手も含めた総合では、クライバー&スカラ座のビデオ(76年)の
方がいいと思います。とはいえ、まだドミンゴも、(その後ほどは)この役に
慣れていない印象があります。それに画質&音質に難が・・・

7さーじょん:2004/07/31(土) 19:05
1961年録音カラヤン盤
http://catalogue.deccaclassics.com/catalogue/prodshow.jsp?searchstr=411618
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0000041PA
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005FKTT
車で出かける用事あり。行き帰りで通し聴き。それにしても、今日は都内各所で花火大会で、えれぇ渋滞でした。
カラヤンの指揮が悪くないですねー。っていうかとってもイイですねー。トロヴァトーレは全然イイと思わなかったのに、これは意外です。

8さーじょん:2004/10/09(土) 16:02
トスカニーニ指揮、NBC交響楽団、1947年録音
ラモン・ヴィナイ(オテロ)、ヘルヴァ・ネルリ(デズデモナ)、ジュセッペ・ヴァルデンコ(ヤーゴ)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005EGR7
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00001R3E9

9さーじょん:2004/10/09(土) 16:05
フルトヴェングラー指揮、ウィーン・フィル、1951年ザルツブルク音楽祭実況録音
ラモン・ヴィナイ(オテロ)、ドラジカ・マルティネス(デズデモナ)、パウル・シェフラー(ヤーゴ)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000006L7M
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005HN27

10さーじょん:2004/10/09(土) 16:16
>>8のトスカニーニ盤鑑賞。
 音質に関してはコメントしない方がよいでしょう。歌手とオケのバランスというか何というか……。
 ヴィナイを初めて聴いたのはクナ指揮57年バイロイト指環のジークムントだったが、それに比べるとはるかに声が若々しいですね。もともと、デル・モナコとかヴィッカースとかジャコミーニみたいな野太い声は苦手ですが、デル・モナコに比べるとヴィナイの方が全然好きですね。細かいニュアンスでもちゃんと出てるし。
 トスカニーニ、例によって唸り声入ってます。「オケが一つにまとまって聞こえる」という点では、トスカニーニ+NBCにかなうモノは、今後とも現れないのではないでしょうか。このCDではトスカニーニは歯切れの良いテンポです。第1幕終盤のオテロ夫妻の二重唱の終わり間際など、数カ所で「え?ここもそんなテンポで流しちゃうの?」というところもあるけど、聞き苦しいとかそういうことはまったくありません。

11さーじょん:2005/02/12(土) 08:26:44
>>3のCD、第1幕〜第3幕前半までクルマの中で、残りを家で聴く。
 他のどのオテロとも違うタイプのマックラッケン、他のどのデズデモナとも違うタイプのジョーンズ、他のどのヤーゴとも違うタイプのF=ディースカウです。マックラッケンは、第3幕のモノローグだけは過剰な感じがしますが、それを除くと僕はかなり好きですね。確かにドラマティック・テナーだけど、いわゆるロバストではない、かなり独特だと思います。ジョーンズ、「すでに夜は更けた」とか「柳の歌とアヴェ・マリア」のような朗唱の場面は素晴らしいけど、第2幕の子どもたちとの歌とか、ちょっと違和感ありですね。そして圧倒的な個性を発揮しているのが、F=ディースカウ。これはもう、かなりアタマのイイヤーゴですね。
 あと、この録音、合唱がかなりしっかりしているのがうれしいです。特に第1幕とか、すべてのパートが、輪郭がはっきりとしています。合唱指揮者が巧いのか、録音がよいのか、僕の耳では判別できませんが。。。

12さーじょん:2005/08/06(土) 13:46:26
>>9フルトヴェングラー盤を聴く。
 このCDの魅力は何と言っても「熱さ」でしょう。あらゆる場面で、実況録音ならでは、フルトヴェングラーならではの熱気を堪能できます。音質はかなりキビシイ部分もあります。冒頭の合唱など、いくつかの場面は「リミッター」がかかっているような感じの音になってしまっています。
 歌手陣、強いて誰かが飛び抜けてよい、とも言えません。シェフラーは歌詞・旋律ともに細かいところでかなりいい加減ですし、マルティネスの歌い回しは何とも古風であります。ヴィナイはさすがです。
 カッシオの歌がずいぶん立派だなあと思いましたが、後で配役確認したら、出るモータでした。。。

13女工ミミ:2005/09/25(日) 17:10:34
>>8
ヴィナイのオテロ聴くならその翌年のブッシュ指揮のメトライヴの方が好きですね。
なんかどうもいくつか買って振り返って聴いてみると、トスカニーニの一連のNBCでの
オペラ録音は、"カッチリ板に嵌っている"感が強く、好きじゃないとまでは言わない物の
少々もにょるものがあります。あとあとなんでネルリやねん!とか…

14女工ミミ:2005/11/13(日) 00:36:01
NAXOSの38年メトライヴの『オテロ』の感想です。某所にも貼ったのですがこちらにも。

http://blog.goo.ne.jp/grisette_mimi/e/9a8d0fd9c403dae2f054ddcbaf305676
http://blog.goo.ne.jp/grisette_mimi/e/8308ed742bb0f6f7014a90b5529bbd45

とにかくパニッツァの指揮っぷりはことヴェルディに関しては最強だと思います。
並みの指揮者じゃここまでドラマティックに纏まらず、下手すると大声の垂れ流しに
なっていたかもしれないなあとも…。

15さーじょん:2005/12/07(水) 02:01:17
12月5日、武蔵野市民文化会館にて、ソフィア国立歌劇場来日(ドサ周り)公演鑑賞。公演概要は、http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/music/7336/1073887921/27参照。
 エンリコ・スティンケッリ演出、ジョルジョ・クローチ指揮、ソフィア国立歌劇場管弦楽団・合唱団。指揮者は、http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/music/7336/1073888291/12-14と同じ。
 エミール・イヴァノフ(オテロ)、アレクサンダー・クルーネフ(ヤーゴ)、ラドスティーナ・ニコラエヴァ(デズデモナ)、オルリン・ゴラノフ(カッシオ)、ステフカ・ミネヴァ(エミーリア)。ヤーゴは、http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/music/7336/1073887921/27-30でリゴレットを歌った人。
 基本的なセットは4幕共通。階段状になった舞台で、中央に広い踊り場。中央少し奥寄りに石柱。背景は、石造りを模したアーチ状の屋根。さらに奥に、城壁が見えている。第1幕では「マストの影絵」が映し出されていた。第2幕、上手にオテロの執務机、下手に鎧と盾が飾ってあって、その前に小さなベッドのような台、左右に燭台。第3幕、後ろにカーテンが掛けられて、中央の石柱の前に玉座のような椅子。第4幕は中央に寝台、それを囲むように衝立、上手に大きな衣装入れの箱、下手に第2幕と同じく鎧と盾。床もちゃんとレンガ模様でした。
 演出はきわめてオーソドックス。記憶にあることといえば、最後にオテロがヤーゴを剣で刺し殺すことくらいでしょうか。。。

16さーじょん:2005/12/07(水) 02:02:15
 やはり僕はこの作品がかなり好きだなあと思いました。
 リゴレットにくらべても、オケのまとまりが非常に悪くて、金管はホルンをはじめとして音がヘコっていたし、第4幕、オテロがデズデモナの寝室に侵入してくるところとか、低音弦がピッチからしてかなりいい加減でしたし、オケと合唱の噛み合わせもイマイチでした。が、結果として、そこそこに楽しんで帰ってきました。
 歌手陣では、主役がかなりしっかりしていました。リゴレットを歌ったクルーネフ、ちょっと声の通りが良くありませんでした。デズデモナは、聴かせ所の「柳の歌〜アヴェ・マリア」はイイ感じでした。
 主役がしっかりしていたのと、近所でお手頃な値段でオペラが聴けるということと、好きな作品であることと、いろいろ相まって、結局は満足してきた次第です。オケはともかく、歌手陣に関して、たとえば日本の中堅歌劇団が日本人キャストでこの作品を演じたらどうなるだろう?ってなことを考えてみれば、まあ満足すべきでしょうね。。。

17あるべりひ:2005/12/14(水) 00:03:11
私も本日東京文化にてソフィア歌劇場見てきました。リゴレットの時には感じなかったのですが、今日はオケがボロボロ。リゴレットの時とは違って、評判悪い指揮者のでいだと感じましたね。冒頭からして、あのびっくらかしの響きがなく、一向に音楽がわくわくしてこないのです。歌い手の歌の呼吸を感じていないものだから歌がずれるは、歌手も歌の入りを間違えるわで、半ば崩壊状態。クローチという人はたぶんオテロを指揮しちゃいけない人なんでしょうね。ガルージン(オテロ)、ロスト(デズデモナ)、アウグスティーニ(ヤーゴ)という布陣でした。しのぶさんの回はどうだったんでしょうね?

18<font color=#FF0000>さーじょん</font>[TRACKBACK]:2005/12/14(水) 21:32:22
あるべりひ様
ソフィアのオテロ、やはり何処でもオケ+指揮の評判が悪いですねー。トラバ付けて頂いたcypress様のブログでも、やっぱり指揮とオケの酷さに言及されていますね。
リゴレットのほうが、オケの技術はともかく、指揮はしっかりしてたように思います

19さーじょん:2006/04/02(日) 22:19:52
本日、東京文化会館にて、「東京のオペラの森」公演鑑賞。さすがに日曜日だったので、空席は10〜15%だけだったように思います。NHKのカメラが入ってました。いつ放送なのでしょうかね。
http://www.tokyo-opera-nomori.com/
 クリスティーネ・ミーリッツ演出、フィリップ・オーギャン指揮、東京のオペラの森管弦楽団・合唱団、杉並児童合唱団。
 クリフトン・フォービス(オテロ)、クラッシミラ・ストヤノヴァ(デズデモナ)、ラード・アタネッリ(ヤーゴ)、マリアン・タリバ(カッシオ)、ダン=ポール・デゥミトレスク(ロドヴィーゴ)、牧野真由美(エミーリア)。
 昨年のエレクトラhttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/music/7336/1073787503/8-12が非常に印象に残る演出で、今年も観ておかなければと思ったのですが、じつは違う演出家だったんですね。

20さーじょん:2006/04/02(日) 22:22:03
 開幕前、まだ会場の灯りも消えていないのに、指揮者も入場していないのに開幕。
 ある方がネット上に「金網デスマッチを思わせる」と書かれていましたが、まさにその通りです。舞台上は手前に金網で、これが4枚(6枚?)の襖のように左右に動くようになっています。冒頭では金網は閉じていて、舞台上は、コーナーポストもロープもないリングのような舞台で、リングの床面は場面によって、照明によって紫、青、赤などに色が変わります。冒頭では紫色。四方にリング上に上がるための階段が付けられています。リングの上には、これまたプロレス会場でよく見かけるような、四角に組まれた枠に取り付けられた照明群です。
 開幕前、白い仮面、黒い上着、白いスカートの集団が、リングの周囲を右回り、左回りに、隊列ではなく思い思いにゆっくりと回っています。字幕には「ヴェネツィア元老院議員たち」と出ていました。
 指揮者が入ってきても、会場の灯りは付いたまま。舞台手前左右から、デズデモナとヤーゴが登場して向き合い、オケが音を鳴らし始めると、突然会場の灯りが消え、舞台奥の大量のスポットライトがいっせいに点灯。奥の高い位置に、逆光に照らされてオテロが立っています。右手には(おそらく総督の地位を示すものであろう)金のグローブ。デズデモナがオテロのもとに向かうと、「元老員議員たち」は慌てふためきます。デズデモナは、そのうちの一人と別れを惜しむようなマイムを演じますが、結局はオテロのもとへ。
 このあたりの意図は、公演プログラムに掲載されている「演出ノート」にも記述があります。
 「オテロはヴェネツィアが所有するもっとも高価なものに、デズデモナの中に体現されている汚れのない若さと美しさに、手を伸ばそうとする。デズデモナはヴェネツィアにとって異邦人の最たる男『ムーア人』を愛する。不安と困惑の嵐が吹き荒れる。しかし助けを求める叫び声、変化を求める希望の声も、戦場からきこえてくる」「《オテロ》演出ノート」『公演プログラム』20ページ。

21さーじょん:2006/04/02(日) 22:24:49
 リングを取り囲むようにひな壇状の席がつくられ、元老院議員たちは舞台後方の席に立っています。彼らは嵐の場面が終わるまで事の成り行きを見守るようにそこにいました。オテロの無事を祈る合唱団は、フードの付いた黒装束で、顔と腕がまだらに血塗られています。赤い腕を差し伸べて「神よ、英雄の船を無事に碇を降ろさせ給え」と歌うさまは、かなり強烈でした。「喜べ!」の声とともにオテロの入場のとき、背景にはリングに向かうレスラーかボクサーを思わせるような動画が映し出されていました。
 下手に一人がけのソファが運び入れられて、ロデリーゴはそこに座り、ヤーゴが悪巧みをもちかけます。「喜びの炎よ」の合唱のとき、赤い床面となったリングの上で、3人の女性が何とも中途はんぱにモダンな振付の踊りを踊っておりました。もしかしたら本職のダンサーではなかったのかな。この後の、ヤーゴの乾杯の歌でもそうでしたが、群集の使い方はかなり凝っていました。
 騒ぎを止めにオテロが入ってきた瞬間、やはり冒頭のように、舞台奥からのライトで照らされます。「すでに夜は更けた」の二重唱後半、青い床面となったリングの上に二人が寝そべったとき、リングが回転し始めましたが、どうにも、「回転ベッド」を連想してしまいました。「口づけを……」あたりから、上から蚊帳(ヴェール)が降ろされて幕。

22さーじょん:2006/04/02(日) 22:27:01
 第2幕冒頭は、第1幕の続きから。(暗くてよく見えなかったけど)オテロ夫妻は蚊帳の吊されたリングの上で寝そべっています。白いバスローブを羽織ったカッシオ、同じくバスローブを羽織った男と連れだって下手から登場、ヤーゴがアドバイスを与えますが、ヤーゴは「クレード」の冒頭、「行け!」の歌詞のときに、乱暴にカッシオを奥に追いやります。「クレード」の最中、背景には、荒れる海のような映像が映し出されていました。「クレード」の末尾でリング上も照明が照らされて、オテロが起き出します。いったんオテロは舞台の袖に引っ込みますが、再度登場、上手の一人がけソファにすわって、電気カミソリでヒゲを剃り始めます。
 デズデモナを慕う島の女性たちと子どもたちの合唱、デズデモナは中央リングの上に立って、リングを囲むように、白いスカートの女性たちと、バレリーナのような出で立ちの女の子の合唱団。この場面も、衣装と照明が綺麗でした。
 ずっとリング上に吊されていた蚊帳ですが、ヤーゴが「そのハンカチがカッシオの手にあるのを見ましたよ」の囁きで、怒りに狂ったオテロが引きはがして下に落ちます。第4幕でも蚊帳が引き落とされますが、そのときは黒っぽい色でした。
 第3幕前半は割と舞台自体の動きは少ないのですが、背景に、>>20と同じように背景に、リングに向かうレスラーかボクサーを思わせるような静止画が映し出されていました。
 後半、ヴェネツィアからの使者が登場する場面、冒頭と同様に、逆光のスポットライトです。どうやらこの照明は、地位のある人物が公の場に登場するときに使われるみたいですね。ロドヴィーゴは冒頭の「ヴェネツィア元老院議員たち」と同じ出で立ちです。周囲には雛壇のような席もしつらえられます。この場面も、合唱は良く統制された動きをしていました。

23さーじょん:2006/04/02(日) 22:29:32
 リング上で失神したオテロを、「獅子がこのざまだ」の歌とともにヤーゴがリング下に蹴り出して幕、第4幕はそのまま続きます。前奏が鳴り出すと、オテロは正気を取り戻して、起き上がって退場。デズデモナ、エミーリアが多人数の女声合唱とともに舞台奥から登場しますが、このとき、リング上に大きな布が敷かれます。「柳の歌」を歌いながら、デズデモナはこの布を引きずり剥がしていきます。オテロが凶行に及ぶ場面、手前の金網がすべて閉じられて、ここは本当に「金網デスマッチ」みたいでしたね。
 エミーリアの叫びで一同が「恐ろしや、恐ろしや」と入ってくると、舞台奥の雛壇にやはりヴェネツィア元老院議員たちが立ち並んでいます。ロドヴィーゴは一段高いところに立っています。ヴェネツィアの公使は特別な位置づけであることを示しているのでしょうね。黒装束の合唱団が、デズデモナを抱え上げ、舞台後ろに向かって運んでゆきます。おそらく、「亡骸となってヴェネツィア元老院議員たちの下に返された」ということなのでしょう。
 大詰め、リング上でオテロが「口づけを……口づけを……」と歌うあたりから、ゆっくりと幕が降りはじめ、リング上の照明枠もすっかり下に落ちてきます。後奏のときには、完全に幕が閉じた状態でした。
 僕自身が、演出家の意図したことやメッセージを受け止められたとは言い難いのですが、かなり印象に残ったことは事実です。群集の動かし方と照明の使い方は本当に素晴らしいと思います。昨年の「エレクトラ」はプロのダンサーによる群舞でしたが、今回は合唱団に振付をするわけですから、結構たいへんだったのではないかしら。

24さーじょん:2006/04/02(日) 22:31:00
 一月半ほど前に決まった代役指揮者のフィリップ・オーギャンですが、目の醒めるような強烈さはないものの、手堅くまとめていたと思います。何よりもこないだ、>>15-16のボロボロのオケを観た後ですから、十分満足でした。「ちょっとヌルいかなあ」という印象もあるのですが、昨年の「エレクトラ」とあわせて考えると、このあたりがオケの限界かという気もします。
 新国立劇場の「運命の力」http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/music/7336/1079223966/15を観たときにも感じたのですが、オペラのオケを「平板」と感じるか、「舞台上とオケピのバランスに気を遣った」と解釈するかは、結構むずかしいですね。これからもっとたくさんの実演に触れてゆけば、そのあたりの判別もできるようになるのかも知れませんが、いまの僕の耳では、ちょっとよくわからないなあ(でも、>>15-16のような「ピッチからしておかしい」のはさすがにわかります)。
 歌手陣では、ヤーゴとデズデモナが素晴らしかったですね。ヤーゴは本当にしっかりした歌手でした。細かいニュアンスにも気配りがあって、声の迫力も、悪役にふさわしいものでした。デズデモナも気に入りました。声量は十分で、しかもヒステリックなところはまったく感じさせない美声だったと思います。何よりも、舞台姿が新妻らしくてよかったなあ。そういえば、ここのところ立て続けに、リリコ/リリコ・スピント系のソプラノ歌手に関しては「絶叫」か「絶叫一歩手前」かしかお目にかかっていなかったなあ。新国立劇場「運命の力」レオノーラとか、東京オペラ・プロデュース「カルメン」ミカエラとか。
 オテロ役、上記二人ほどではないものの、十分及第点の歌唱でしょうね。ていうか、この役に必要なのはどういう声質なのか、僕自身がいまいちよくわかってないんだよねー。
 さて来年の「東京のオペラの森」は、「ワーグナーとその時代」と題して、オペラ公演は「タンホイザー」の予定。演出は(今度こそ)「エレクトラ」と同じロバート・カーセンです。これも楽しみだなあ。楽しみついでに希望を書いちゃうと、小澤以外の指揮者が振ってくれないかしら?

25さーじょん:2006/04/02(日) 22:31:46
クラッシミラ・ストヤノヴァ(デズデモナ) http://www.krassimira-stoyanova.com/
ラード・アタネッリ(ヤーゴ) http://www.ataneli.com/

26さーじょん:2006/10/15(日) 09:58:54
『音楽の出会いとよろこび』http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/music/7336/1085282357/28の10ページに、こんな言葉がありました。

 「《オテロ》の公演を観たあといつも思うことは、これほど短く感じられるオペラはほかにないということだ。ほとんどあっという間に終わってしまう。身も心も音楽のとりこになりきってしまうため、時の流れを忘れてしまうのだ。」

 まったく同感です。というわけで、人のブログ読んだりコメント書いたり、メールの返事を書いたりしながら、>>7カラヤン盤を鑑賞。
http://www.hmv.co.jp/product/detail.asp?sku=80057
 うむ。やはりあっという間に終わってしまいますね。それと、カラヤンらしく、細かい音もかなり丁寧に拾っている録音です。おそらく、劇場でもこれほど細かくは聞こえないのではないかしら?

27さーじょん:2006/12/31(日) 01:54:30
マゼール指揮1985年録音。>>2のサウンドトラックです。最近廉価盤が発売されたので購入。
http://www.emiclassics.de/xml/6/552481/3586702.html
http://www.amazon.co.jp/gp/product/B000GH2WMG
http://www.amazon.co.jp/gp/product/B000026CVH
http://www.hmv.co.jp/product/detail/1265577
 高校生の頃にLPを買いました。生まれて初めて聴いた「オテロ」全曲がこれでした。http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/music/7336/1081007485/28に引き続いての、「かつてよく聴いた録音」再聴となりました。
 ドミンゴのオテロとしては、間違いなく最も良い時期の録音だと思います。これ以前では表現力がイマイチ、これ以降は声力がイマイチです。Diazは映像ではよいのですが、音だけでは、いまとなっては不満アリですね。リッチャレルリ、本当に「哀れ」なデズデモナです。こういう役柄でしたっけ? リッチャレルリだからそう聞こえるのかな?

28さーじょん:2007/05/06(日) 14:35:31
レヴァイン指揮1978年録音を聴く。
http://www.amazon.co.jp/dp/B000009NJ1
http://www.hmv.co.jp/product/detail/213247
30年前の録音ですが、やはり熱いですね。ただダイナミックなだけではなく、レヴァインにしてはかなり細かいところにも気配りがあります。ドミンゴ、ミルンズはさすがに巧いものです。スコットは、う〜ん、デズデモナに必要な「優しさ」がなぁ……。

29さーじょん:2008/05/24(土) 11:21:38
>>27のマゼール盤を聴く。
 http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/music/7336/1073888291/25に引き続いての「スカラ座のヴェルディ」です。時代が下って、人気指揮者はウィーンでもミラノでもニューヨークでも振るのが当たり前になり、録音補正の技術も発達してくると、録音では「そのオケ独自の音」は期待できなくなっているような気がします。仮面舞踏会でも、アイーダでもそうでしたが、スカラ座オケであることの有り難みが、50年代・60年代の録音ほど大きくはないような気がします。
 表題役については、オテロを歌うにいちばん相応しい時代の録音です。ただその他の主役陣の弱さは、否定できませんね。

30さーじょん:2008/08/06(水) 01:52:44
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/music/7336/1073888291/27に引き続いて、>>8>>10のトスカニーニ盤。
これは、本当に熱い演奏だったのだろうなあとかなり想像力を掻き立てられる演奏です。やはり静と動の転換がいいですねえ。

31さーじょん:2009/03/07(土) 07:54:10
>>3>>11のバルビローリ盤を聴く。
 ギネス・ジョーンズは「もののけ」系の役のほうが良いhttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/music/7336/1082113013/21と以前書きましたが、このデズデモナは例外的に、女性らしさを感じる歌唱です。第1幕のオテロとの二重唱、第4幕の柳の歌とアヴェ・マリア、ともに良いですね。

32さーじょん:2009/10/04(日) 02:44:52
9月29日(火)新国立劇場2009-2010シーズンオープニング公演鑑賞。
 マリオ・マルトーネ演出、リッカルド・フリッツァ指揮。東京フィルハーモニー管弦楽団、新国立劇場合唱団、NHK東京児童合唱団。
 ステファン・グールド(オテロ)、タマール・イヴェーリ(デズデーモナ)、ルチオ・ガッロ(イアーゴ)、妻屋秀和(ロドヴィーゴ)、フラゴイ・ナコスキ(カッシオ)、森山京子(エミーリア)、内山信吾(ロデリーゴ)、久保田真澄(モンターノ)。
特設サイト http://www.atre.jp/09otello/
初日公演記録 http://www.nntt.jac.go.jp/frecord/updata/20000096.html
 新国立劇場、昨シーズンのオープニングは「アタリ」http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/music/7336/1073887921/52でした。今シーズンは、芸術監督急逝という不幸に見舞われてのシーズン開幕ですが、なかなか幸先の良いスタートです。
 演出は、まず時代設定を「作曲された時代」に近づけて、舞台もキプロス島と言うよりも水の都ヴェネツィアを思わせるものでした。3階席で観たのですが、いちばん印象に残ったのはやはり「プール」でした。第2幕、第3幕では、オテロの心境の変化に合わせて水面ど揺れを大きくしたりしていました。そのほかにも、第2幕でイアーゴがオテロに、デズデモナの不貞の疑いを吹き込むあたりでは、オテロの妄想が舞台上で演じられるなど、演出では、オテロの内面を掘り下げていこうとする意図が見てとれました。

33さーじょん:2009/10/04(日) 02:46:30
 やはり主役陣3人は、とても充実していました。敢えてあら探しをすれば、グールドは声力は十分で、オテロらしい迫力も感じたけれども、決して「テノール馬鹿」ではなく、どうしてもヘルデンに聞こえてしまうこととか、ガッロは、劇的表現は素晴らしいのですが、音程とか結構雑な場面があるとか、いろいろあるんですけど、総合的には、これほどの水準のオテロが聴ければ大満足でしょう。イヴェーリも、とっても綺麗な声でして、この役ぴったりだなあと思いました。柳の歌とアヴェ・マリアは、絶品でした。
 指揮に関しては、全体として元気が良くて、こういう覇気のある演奏、好きなんですけど、第1幕のオテロとデズデーモナの二重唱とか、第4幕の柳の歌とアヴェ・マリアとか、もうちょっと緻密さがあっても良いようにも思いました。
 あと特筆すべきはやはり、新国立劇場合唱団の迫力ですね。このオペラ、合唱の見せ場も多いので、合唱が良いと、オペラ全体の感想も非常に良くなります。

34さーじょん:2012/04/22(日) 04:15:48
気がついたら2週間以上経ってしまったので、鑑賞記録のみ。
2012年4月7日(土)新国立劇場公演鑑賞。>>32-33の再演です。
 マリオ・マルトーネ演出、ジャン・レイサム=ケーニック指揮。東京フィルハーモニー管弦楽団、新国立劇場合唱団、世田谷ジュニア合唱団。
 ヴァルテル・フラッカーロ(オテロ)、マリア・ルイジア・ボルシ(デズデーモナ)、ミカエル・ババジャニアン(イアーゴ)、松位浩(ロドヴィーゴ)、小原啓楼(カッシオ)、清水華澄(エミーリア)、内山信吾(ロデリーゴ)、久保田真澄(モンターノ)。
公演サイト&初日舞台写真
http://www.nntt.jac.go.jp/opera/20000467_opera.html
http://www.nntt.jac.go.jp/opera/20000180_frecord.html
初演時の公演概要&初日舞台写真(>>32はリンク切れのようです)
http://www.nntt.jac.go.jp/opera/20000187_opera.html
http://www.nntt.jac.go.jp/opera/20000096_frecord.html

35さーじょん:2017/04/23(日) 10:10:01
2017年4月22日(土)新国立劇場公演鑑賞。>>32-33>>34の再々演です。
 マリオ・マルトーネ演出(再演演出:菊池裕美子)、パオロ・カリニャーニ指揮。東京フィルハーモニー交響楽団、新国立劇場合唱団、世田谷ジュニア合唱団。
 カルロ・ヴェントレ(オテロ)、セレーナ・ファルノッキア(デズデモナ)、ウラディミール・ストヤノフ(ヤーゴ)、妻屋秀和(ロドヴィーゴ)、与儀巧(カッシオ)、清水華澄(エミーリア)、村上敏明(ロデリーゴ)、伊藤貴之(モンターノ)。
公演情報&初日舞台写真。
http://www.nntt.jac.go.jp/opera/performance/9_007960.html
http://www.nntt.jac.go.jp/enjoy/record/detail/37_010195.html
当日の僕の書き込み。
https://www.facebook.com/hogehoge2005/posts/1044885508978392

36さーじょん:2021/10/02(土) 13:55:12
最近、何となくヴェルディ聴きたい欲が高まっていて、そういえば久しくこの作品のCD聴いていないけど、何か目新しい録音ないかな〜、と通販サイト探索。でもって、やたらと評判の良かったショルティ指揮ウィーン・フィル1977年スタジオ録音盤購入。
http://www.hmv.co.jp/product/detail/685952
http://www.hmv.co.jp/product/detail/4918563
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B000023ZEY/
https://www.amazon.co.jp/dp/B006IOOX82
評判どおり、オケの響きがとってもイイですね〜。歌手陣も公演、とくにバキエのヤーゴ、いかにも策をめぐらす、知的で老獪な印象があって、これもアリだなぁ。表題役、初めて聴くのですがこちらも良い。デル・モナコの後ドミンゴの登場まで、これというオテロ歌手はいなかったっぽい(録音を残してるのはヴィッカーズ、マックラッケンなど)。
Carlo Cossuttaも、Wikipediaによれば「Although his performance credits place him among the leading tenors of his generation, he never quite reached the star status of his early contemporaries such as Franco Corelli and Mario del Monaco, or later ones like Plácido Domingo and Luciano Pavarotti.」ってことらしいので、「テノール冬の時代」だったのかしらん?

37さーじょん:2023/07/30(日) 21:11:22
2023年7月27日(木)東京フィルハーモニー交響楽団 定期演奏会
@東京オペラシティ コンサートホール:タケミツメモリアル
チョン・ミョンフン指揮、東京フィルハーモニー交響楽団、新国立劇場合唱団(合唱指揮:冨平恭平)。
グレゴリー・クンデ(オテロ)、小林厚子(デズデーモナ)、ダリボール・イェニス(イアーゴ)、相沢創(ロドヴィーコ)、フランチェスコ・マルシーリア(カッシオ)、中島郁子(エミーリア)、村上敏明(ロデリーゴ)、青山貴(モンターノ)。

公演情報
https://www.tpo.or.jp/information/detail-20230723.php
https://www.tpo.or.jp/concert/20230727-01.php

東フィルTwitter
https://twitter.com/tpo1911/status/1672443817474269184

38さーじょん:2023/07/30(日) 21:12:04
近年「快進撃」の小林厚子さん目当てにチケットを取った東フィル定期演奏会。終わってみれば、指揮・オケ・歌手、すべて素晴しい熱量。「オテロはこうじゃなくちゃ!!!」と思える快演!!! でした。
演奏会形式とは言うものの、歌手は譜面を見ることもなく、簡単な演技も付けられていたし、大がかりな装置はないものの照明も趣向を凝らしていました。歌手は主役3人そろって高水準。そして指揮・オケもたいへん「景気良い」演奏♪
僕の席は前方上手サイドで、オーケストラを聴くにはややバランスは悪い。ですが、それがかえって、ピットに入ったオケを聴くのとは違った響きを楽しめた、というのが正直な感想。何だろな?ライブハウスで余りにバンドに近い席だと、目の前の楽器の音ばかり聴こえるけどそれはそれで楽しい、っていう感覚かな?
それにしても、ヴェルディのオテロって、展開速いし、よく出来た作品だなぁ〜。改めて感心することしきり。

39さーじょん:2023/07/30(日) 21:12:36
当日の僕の書き込み&リンク集
https://www.facebook.com/hogehoge2005/posts/pfbid0v5icyHWBBf9Tz4yN5UTrLb6VmuxACY9mB23k6YzjqAVqGhPYa4JmMWUQqr4QKWNyl

グレゴリー・クンデ メッセージ
https://youtu.be/gar-iBxYHOs
ヴェルディ『オテロ』を知る
https://youtu.be/G6G8zXdPbZE


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