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トスカ
1
:
さーじょん
:2004/03/13(土) 22:27
作曲:ジャコモ・プッチーニ(1858-1924)
台本:ジュセッペ・ジャコーザ、ルイジ・イルリカ
原作:サルドゥ『ラ・トスカ』
初演:1900年、ローマ
7
:
さーじょん
:2004/08/06(金) 01:43
新潮オペラCDブック
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4107805026
ガヴァツェーニ指揮、スカラ座管弦楽団・合唱団、1958年6月、ブリュッセル、モネ劇場ライブ(スカラ座引っ越し公演)。
テバルディ(トスカ)、ディ・ステファノ(カヴァラドッシ)、バスティアニーニ(スカルピア)。
もちろん聴きモノはバスティアニーニのスカルピア。これが唯一の記録だそうな。やっぱりイイ。とはいえ、「普通にすぐれた歌」である。ゴッビがいかに唯一無二のスカルピアであるかがわかった。
8
:
さーじょん
:2004/08/11(水) 00:22
朝からなぜかトスカのいろんな場面の旋律が頭の中を流れていた。堪えきれずに家に帰ってから2000年スカラ座公演のDVD鑑賞。
http://www.core.tdk.co.jp/cjmus01/classic01/dvd03200.asp
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00009V9NZ
ヌッチの歌・声と演技がいいですね。リチートラは、う〜ん、そこそこかな。
三大テノールのうち1人は引退した。残る二人ももう現役は長くないだろう。あ〜あ、しばらくは、イタリア・オペラ、テノール冬の時代が続くのかも知れないなー
9
:
さーじょん
:2004/08/28(土) 19:36
M=プラデルリ指揮1959年録音(テバルディ、デル・モナコ、ロンドン)
http://catalogue.deccaclassics.com/catalogue/prodshow.jsp?searchstr=411871
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005FL1P
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0000041PG
10
:
さーじょん
:2004/08/28(土) 19:49
>>9
のCD、存在を知ったのは、デル・モナコ追悼で大量に彼の歌ったオペラが再発されたとき。改めて聴くと、これはテバルディを楽しむ録音ですね。
11
:
さーじょん
:2004/08/28(土) 19:50
ちょっとテスト書き込み
12
:
さーじょん
:2004/12/23(木) 14:45
カラヤン指揮1962年録音
http://decca.ddd.de/catalogue/tracklisting.php?catno=4663842&durl=&ourl=
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0000042FF
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00004C8TD
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005FLUN
13
:
さーじょん
:2005/02/13(日) 00:57:43
1967年パルマ公演実況
http://secure2.ihwy.com/shop/showdetl.cfm?&DID=21&Product_ID=2095
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00004YWTK
人呼んで(ていうか僕が勝手に名付けた)「馬鹿トスカ」!!!!! 感想はほぼアマゾンのレビューと同じ。イタリア・オペラが如何に芸術ではなくて芸能であるかが、よくわかりますね。いやあ、素晴らしいです。
14
:
さーじょん
:2005/04/30(土) 23:13:41
マゼール指揮1966年録音。
http://decca.ddd.de/catalogue/tracklisting.php?catno=4607532&durl=&ourl=
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00000I931
何と言ったらよいのでしょうか? マゼール、ニルソン(トスカ)、コレルリ(カヴァラドッシ)、F=ディースカウ(スカルピア)がそれぞれ別の方向を向いていると言ったらよいのか、ある意味、方向性は一致していると言ったらいいのか? 何の前知識もなしに「新演出」を見せられたときのような気分です。「こんなのアリ? アリなの? アリ……かもしれないなあ……」っていう感じでしょうか。
15
:
<font color=#FF0000>さーじょん</font>[TRACKBACK]
:2005/05/28(土) 00:34:12
コレルリのカヴァラドッシはこのスレの
>>13-14
です。
>>13
のアマゾンのレビューが参考になりますよ
アンドレア・シェニエのスタジオ録音は、
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/music/7336/1073887666/10-11
アドリアーナ・ルクヴルールは、
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/music/7336/1085705619/7
あと、有名なカラヤン指揮カルメンは、
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/music/7336/1074602369/20-22
です。
16
:
さーじょん
:2005/06/11(土) 23:51:34
せっかくトラバしてもらったのに、うまく表示されていないなあ……
17
:
さーじょん
:2005/07/17(日) 09:51:59
指環の鑑賞(
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/music/7336/1075558181/8
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/music/7336/1075558224/28
)はひと休みして、「スター・ウォーズ エピソード3」の深夜上映を観に行った往復のクルマの中で、コリン・デイヴィス指揮1976年録音を聴く(そういえば、映画館に映画観に行くの、何年ぶりだろ?)。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00000416I
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005FG3G
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005FGH8
カバリエ(トスカ)と(この時期の)カレーラス(カヴァラドッシ)、声の相性が非常によいと思います。第1幕・第3幕の2重唱はかなりの聴きものですね。ヴィクセル(スカルピア)は巧いのですが、端正に歌いすぎていて、この役ならば、もうちょっと歌い崩したほうが僕の好みではあります(
>>14
のF=ディースカウは崩しすぎですが……)。
コリン・デイヴィス、この頃の「手兵」であるコヴェント・ガーデンのオケを、管・弦ともにかなり「鳴らして」います。第1幕のトスカとカヴァラドッシの二重唱とか、第2幕のスカルピアとトスカのやり取りとか、劇的に激しく盛り上げていますが、ちょっと「引っ張りすぎ」に聞こえる感もあります。ちょっとこの辺の評価は、聴く側の精神状態に依存するなあ。
18
:
さーじょん
:2005/07/17(日) 09:52:22
そういえばトスカのCD・DVDを視聴して、これまで、大きな不満を持ったことって、あまりないように思う。まだそれほどたくさん視聴しているわけでもなく、それなりに評価の高いものしかあたっていないからだろうけど、『珍談奇談 オペラとっておきの話』
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/music/7336/1085282357/8
の17〜18ページには、「トスカが簡単なオペラだと考えられている」という記述もある。以下引用。
大きなオペラハウスでは、〈トスカ〉がよく“シンデレラ”すなわちシーズン最後のオペラになることにお気づきだろうか? これは〈トスカ〉が「簡単」なオペラだと考えられているためである。何しろ主要な登場人物は、トスカ、カヴァラドッシ、スカルピアのたった3人、四方八方からのしめつけにあいつつ、シーズンをどうにかしのいできた過労なプロデューサーは、考える。
「この3人に役をよく掴ませさえすれば、勝負はついたも同然。よし、〈トスカ〉でいこう」
他の出演者は、1幕の合唱隊、2幕の聖歌隊、3幕の死刑執行隊だけである。合唱隊にはそこそこのリハーサルが必要だが、聖歌隊はありがたいことに舞台裏で歌うだけだし、死刑執行隊は歌いもしないからまったく問題なし、というわけだ。ところが、この考えにこそ、幾多の運命的なあやまち、突拍子もない珍事の芽がひそんでいるのである。
19
:
女工ミミ
:2005/09/25(日) 18:04:18
>>7
と
>>9
のCDを比較して聴くと、テバルディがいかに実演で劇性溢れる歌を
聴かせる歌手だったかがよく分かるような気がします。"演技のできない
ソプラノ"と片付ける人の気が知れん。
>>13
それだけに他2役が弱すぎるのがなあ…。もったいない。実にもったいない!
>>18
『動物のお医者さん』のハムテルの母親の札幌での凱旋公演の回など、まさに
そのノリですよね。あれ大好きです(w
20
:
ラダメス
:2005/09/25(日) 19:36:41
>19ミミちゅあん
あぬた、パパに『動物のお医者さん』ネタ振っても・・・
また、熱だしちゃうよぅ・・・それでなくても、季節の変わり目はパパ弱ひのだから
ってか、だからハムテルのご両親はドイツに住んでいゆのかぁ・・・。
21
:
さーじょん
:2005/11/01(火) 02:19:45
レヴァイン指揮1980年録音を聴く。
http://www.emiclassics.de/xml/6/800059/5665042.html
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000002SAJ
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005GJE3
やはりスコットには、もう少し若い頃に録音してほしかった!……ていうか、トスカを歌うようなムリはしないほうがよかった??? まあ、芸術家の針路には、本人でさえも説明はつかないけれども、「そうせずにはいられなかった」という選択と決断があるのだろう。外野からああすればよかった、こうすればよかったなどと言うべきではないのかも知れないが……。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/music/7336/1079223966/10
と同様、ブルソンは老獪です。そういえば、『スカラ座の人』
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/music/7336/1085282357/7
の32ページに、ブルソンの髭とスカルピアに関するエピソードが載っていた。
レヴァインの指揮が意外といい。オケがちょうどいい具合に歌手に寄り添っているので、主役陣は好きなように歌い上げることができているように思える。あと、録音のせいか、ほかのCDよりも金管が鳴っているし、オケのいろいろな音がよく聞こえてくる。聴いてて結構気持ちいい。
22
:
さーじょん
:2006/04/06(木) 01:28:47
通勤電車の往復、3日間ほどで聴いた、
>>12
カラヤン盤
http://catalogue.deccaclassics.com/catalogue/prodshow.jsp?searchstr=466384
http://www.hmv.co.jp/product/detail.asp?sku=1388529
http://www.hmv.co.jp/product/detail.asp?sku=991718
http://www.hmv.co.jp/product/detail.asp?sku=675029
AmazonやHMVのレビューにある通り、ウィーン・フィルの響きが素晴らしいですね。ボエーム
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/music/7336/1073888440/11
でも感じたけど、カラヤンのプッチーニって、悪くないなあ。僕的にはトスカは多少「過剰」なほうが、楽しめるようです。歌手陣では、タデイが秀逸。もちろん、ディ・ステファノもL・プライスも良い。
23
:
さーじょん
:2006/05/08(月) 00:07:25
5月7日、新国立劇場にて藤原歌劇団公演鑑賞。
ピエールフランチェスコ・マエストリーニ演出、菊池彦典指揮、東京フィルハーモニー交響楽団、多摩ファミリーシンガーズ、藤原歌劇団合唱部。
エリザベート・マトス(トスカ)、市原多朗(カヴァラドッシ)、折江忠道(スカルピア)、久保田真澄(アンジェロッティ)、柴山昌宣(堂守)、市川和彦(スポレッタ)。
演出・装置はオーソドックス。第1幕の教会、壁は上から見ると、“/ ̄\_”のような形状。上手の客席を向いた壁には、礼拝堂に通じる鉄柵の扉、その左脇に聖母像と聖水盤。上手よりの斜めを向いた壁にはマッダレーナの描きかけの絵で、当然その手前は作業のために一段と高くなっている。奥の壁にはパイプオルガン、その左右にステンドグラス。下手の斜めを向いた壁には、幕切れの「テ・デウム」で聖歌隊が陣取る雛壇。同じ壁の奥の方に出入口、堂守やカヴァラドッシやトスカが出入りするのはそこから。舞台上には、教会で使う木製の長椅子が4脚。ちなみに、この幕ではトスカの衣装は深緑色でした。
24
:
さーじょん
:2006/05/08(月) 00:12:18
第2幕、ファルネーゼ宮殿のスカルピアの執務室。壁の形状は第1幕と似ています。奥の方に何段か階段状になっていた気もするけど、細かいこと覚えてないなあ。。。
上手の客席を向いた壁には、おそらく群集に囲まれたキリストを描いた絵が掛けられていますが、その絵がじつはカーテンになっていて、それを開けると、拷問されるカヴァラドッシが見えるという趣向です。ただし、僕は4階席左サイドだったので、カヴァラドッシの姿は見えませんでしたが。その絵の右には、拷問室に通じる隠し扉。また、絵の手前には小さな寝台。トスカが舞台中央で「歌に生き、恋に生き」を歌っている間、スカルピアがその寝台の上に腰掛けていました。寝台の手前にミニテーブルがあり、その上には、(スペインの)ワインを入れた銀色の水差しと、(物語上絶対必要な)ナイフが置いてあります。
上手の斜めの壁には鏡台、その手前には物語上不可欠な「燭台」、奥の壁にはこの部屋への出入口。壁には聖画のような絵がいくつか掛けてあります。下手の斜めの壁には、これまた物語上不可欠な、大きな窓があります。その窓の手前が、スカルピアの執務机。
第3幕、奥は城壁が2段に連なっています。下手にどうやら、かの有名な剣を持った天使像があったみたいだけど、僕の席からは残念ながらよく見えなんだ。下手寄りに机と椅子、ここでカヴァラドッシは、トスカに宛てた最後の手紙を書きますが、感きわまって舞台中央に出てきて、「星は光りぬ」を歌います。手前上手寄りに、奈落に通じる階段。カヴァラドッシやトスカが、そして大詰めでスポレッタが入ってくるのは、この階段です。銃殺の場面、カヴァラドッシは舞台下手に立ち、銃殺隊は中央やや上手寄りに2列に並びます。トスカが銃殺隊のすぐ側に立っていたので、えらく呑気な場面に見えてしまいました。まあ、この時点ではトスカは呑気なんですけどね。
ちなみに、第2幕と第3幕、トスカの衣装はオレンジ色のドレスでした。
25
:
さーじょん
:2006/05/08(月) 00:15:12
最も印象に残ったのは、菊池彦典の指揮でした。熱気もあって、劇的表現も素晴らしいものでした。畑中良輔の書いた
>>3
の劇評(朝日新聞)の切り抜きが残っているので、その引用から。
「昨年(1989年)『蝶々夫人』で日本デビューを果たした菊池彦典は、ヨーロッパの大劇場での実績を積んだ中堅で……その経歴は輝かしい。今回のトスカも入念の指揮で、テクストと音楽のかかわり合いをこまかくうかび上がらせた。/ただトスカの持つバーバリスティックな面と、劇を頂点に押し上げるパワーの持続にいまひとつの感は否めない。しかし今これだけイタリア・オペラを存分に振れる日本人指揮者はいないだろう。大成して欲しいものだ。」
今回の公演、まさに「バーバリスティック」で、「劇を頂点に押し上げるパワー」も十二分なものだったと思います。冒頭の旋律=スカルピアの登場の旋律、第2幕、カヴァラドッシが拷問されて、スカルピアがトスカに白状せよと迫る場面、トスカの凶行の場面、大詰めの「星は光りぬ」の旋律……まあ、兎に角、鳴らしまくりでした。4階席だからよく響いたのかも知れませんが、とくに金管。トランペットなど、細かいところでヘコってましたが、もはや、そんなことはどうでもよくなるくらいでした。テンポ設定は、場面によってはたっぷり響かせるというか、かなり引っ張っていたところもありましたが、ナマで聴いている分には、違和感はありませんでした(もしも録音したものを後で聴き直したら、結構キビシイものがありそうな気もします)。
26
:
さーじょん
:2006/05/08(月) 00:19:16
歌手陣では、マトス、市原ともに、全体としてはかなりの好演だったと思います。市原のファンが多いのには驚きです。「妙なる調和」、「星は光りぬ」の後のやけくそのような「ブラヴォ」にはちょっと参りました。確かに良いとは思ったけど、そこまで熱狂するほどだったかなあ? マトス、声量も十分で、劇的表現もなかなかのものだったのですが、率直なところを言うと、今年3月の新国立劇場、運命の力のレオノーラ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/music/7336/1079223966/19
と同様、同じトスカをもう一度聴きたいかというと、そこは微妙ですねえ。まあ、トスカってもともと「胸焼けしそう」なくらい激しく歌う役なのかも知れませんけどね。
折江は、
>>3
の公演の日本人キャスト組でも、スカルピアを歌っています。もう15年にわたる「持ち役」ってことですね。老練で、これだけ歌い、演じられる日本人歌手も得がたいとは思いますが、上記二人に比べると「歌い負け」の感、なきにしもあらずです。ていうか、声質自体がやはり、ジェルモンのほうが合いそうです。そうそう、声質だけで言えば、武蔵野音大の「フィガロの結婚」
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/music/7336/1073887372/41-42
でアルマヴィーヴァ伯爵を歌った谷友博なんかは、スカルピアにぴったりではないかしら?
おまけです。今日は、オペラシティで昼食を取ろうと、早めに初台に行ったのですが、行きの電車でマエストロに会いました。スーツ姿ではあったものの、あまりに普通のおじさん、しかもコンビニ袋なんかぶら下げてたもんだから、初めは気づかなんだ。今にしてみれば、一言くらい声かけてもよかったかあな。何せ僕は、「アドリアーナ・ルクヴルール」
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/music/7336/1085705619/27-38
三日連続で観たのだから、「アドリアーナ、素晴らしかったです、今日も楽しみにしています」くらい言えば良かった……。
Elisabete Matos
http://www.elisabetematos.com/
市原多朗
http://www.kajimotomusic.com/artist_jap/taro_ichihara.html
27
:
さーじょん
:2006/05/08(月) 00:20:04
さらにおまけ。じつは3日に、与野本町の彩の国さいたま芸術劇場まで出ばって、「タイタス・アンドロニカス」観てきたんだけど、こちらも凄惨な復讐劇、でもって今日はトスカ。連休中は何だか昂揚しっぱなしだなあ。。。
28
:
さーじょん
:2006/08/14(月) 23:18:51
メータ指揮1972年録音CDを聴く。
http://www.sonybmgmasterworks.com/artists/products/product_39059.html
http://www.amazon.co.jp/gp/product/B000B5XZT2
http://www.amazon.co.jp/gp/product/B000024JA9
http://www.amazon.co.jp/gp/product/B000003ELZ
http://www.hmv.co.jp/product/detail.asp?sku=1455450
http://www.hmv.co.jp/product/detail.asp?sku=213257
http://www.hmv.co.jp/product/detail.asp?sku=47127
カラヤン盤(
>>12
、
>>22
)のよりもはるかに貫禄と存在感を増したプライスの表題役、そして、後年よりもはるかに、真っ直ぐな歌いっぷりを聴かせてくれるドミンゴのカヴァラドッシ、この二つが大きな魅力ですね。メータの指揮は、悪くありませんが、この作品では印象的な指揮が非常に多いので、それらと比べてもなお良いかというと、それはちょっと……。
ただし、録音があまり良くなくて、昔の映画のサントラ盤か、昔のポップスのレコードみたいに、リミッターがかかっているような不自然な響きです。歌とオケも溶け合っていなくて、歌だけが浮いて聞こえます。
29
:
さーじょん
:2006/10/01(日) 23:38:17
10月1日(金)、NHKホールにてローマ歌劇場来日公演鑑賞。
公演概要
http://www.ufclassic.com/roma_main.htm
http://www.ufclassic.com/roma_tosca.htm
http://www.ufclassic.com/staff/blog/
ローマ歌劇場
http://www.operaroma.it
http://www.operaroma.it/OPERELIR/TOSCA/20060924.htm
マウロ・ボロニーニ原演出、マウリツィオ・ディ・マッティーア再演時演出、ジャンルイージ・ジェルメッティ指揮、ローマ歌劇場管弦楽団・合唱団。
ダニエラ・デッシー(トスカ)、ファビオ・アルミリアート、ジョルジョ・スーリアン(スカルピア)、フランチェスコ・パルミエーリ(アンジェロッティ)、マッテオ・フェッラーラ(堂守)、マリオ・ボロネーシ(スポレッタ)。
非常にオーソドックスで、「書割」と「遠近感」に特徴のあるセット。特に第2幕は、どこかで見た雰囲気だと思っていたら、昨年8月に観た「アドリアーナ・ルクヴルール」
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/music/7336/1085705619/27-30
と同じ演出家によるものでした。「アドリアーナ」のセットは1966年制作ですが、このセットは何年くらい使ってるんでしょうね?
30
:
さーじょん
:2006/10/01(日) 23:38:55
今回、2階左サイド端の席だったので、下手3分の1ほど、舞台が見切れてしまいましたが、このオペラに関しては、大した問題ではありませんでした。
第1幕、下手手前に足場が組まれていて、その上に「マグダラのマリアの肖像」がありますが、絵は壁に掛けられているのではなく、足場の上に立ててある状態です。上手奥がどうやらこの教会の出入口らしく、堂守やスカルピア、「テ・デウム」の合唱団などはそこから出入りしていました。上手手前が「アッタヴァンティ家の礼拝堂」です。
第2幕、スカルピアの執務室。この部屋は、ほんとうに「アドリアーナ」のセットによく似たつくりでした。下手奥に大きな窓(のはず)ですが、僕の座っていた席からは見えませんでした。下手手前に、ベッドにもなるような長椅子。上手にスカルピアの執務机(食卓?)。
第3幕に関して、幕間にお会いした知人(すでに一度観たそうです)が、「ショボい」と言われていましたが、本当にショボかった……。かの有名な「剣を持った天使」の像もありませんし、何よりも、舞台奥が、イカにも書割っぽい街並みの影絵だったのが、いただけませんでした。
31
:
さーじょん
:2006/10/01(日) 23:41:26
リゴレット
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/music/7336/1073887921/36-39
ではそれほどでもなかったのですが、こちらに関しては、「有名歌手を集めたので、じっくり演技を付ける時間がなかったのかな?」と思うような、ちょっと物足りない感がありました。それでも、幕間にお会いした知人は「初日にくらべれば、演技はかなり激しくなっている」のだそうです。「トスカ」ですから、僕的には、顔見世ショーのように、ただ舞台中央に出てきて歌うだけでも、十分なんですけどね。
リゴレット同様、出演者・指揮者の変更があり、さまざまな憶測が飛び交いました。9月30日・10月1日と連続の公演ですから、デッシーに関しては「かなりお疲れなのではないかしら」といった不安もありました。フタ開けてみれば、指揮も歌手もオケもかなりの熱演。やはり最終日なので、セーブすることなく跳ばした感じですね。
やはり、最も印象に残ったのは、デッシーでした。アラ探し始めればキリはありませんし、なぜか心から感動はできなかったのですが、それでも「流石」と言うべき歌唱です。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/music/7336/1073887804/39-42
に引き続いての、今年2回目のデッシーですが、意外と、後から振り返ってみれば「いちばん良かった頃のデッシーをナマで聴いた」ってなことになるのではないかしら?
スーリアンは、本当に立派な歌でした。アルミリアート、声の力も十分で、とても良い響きでしたが、ちょっと優等生過ぎかな? まあ、これは好みの問題でもありますのでね……。
32
:
さーじょん
:2006/10/01(日) 23:42:00
そして、ジェルメッティの指揮。これは、
>>23-26
藤原歌劇団公演の菊池彦典と、本当に対照的なものでした。何と言ったらよいのか、質実剛健と言うべきか、骨太と言うべきか。ジェルメッティに比べると、たしかに菊池彦典の指揮は、ヒステリックと言うか、張り上げ過ぎ・叫び過ぎなのかもしれません。ただし、僕自身の好みから言うと、菊池彦典のような劇的表現も、結構好きなのです。とくにこのオペラでは、胸焼けしそうな演奏でもよいくらいですから。
リゴレットのときには、オケの力量は決して低くないし、作品それ自体も手慣れているが、何となく手探り感がありました。今回はその手探り感が抜けて、確信をもって音を出している感じです。やはり本指揮者と代役の差、そして指揮者の力量の差なのでしょうかね。
今回の来日公演、本当にいろんな噂が飛び交って、幕が上がるまでどうなるか、不安だらけだったのですが、終わってみれば、エヴァ・メイとダニエラ・デッシーという二人の旬のソプラノを堪能できたわけですから、収穫は少なくありません。ただし、チケット代はちょっと高過ぎるかな、という感はあります。とくに最近、新国立劇場の値段設定に慣れてしまってるからなあ。。。あ、これって、「官による民業圧迫」なのか???
再掲ですが……
Daniela Dessi
http://www.danieladessi.com/index-old.htm
Fabio Armiliato
http://www.fabioarmiliato.com/
33
:
さーじょん
:2007/04/01(日) 10:17:00
デ・サーバタ指揮1953年録音。
http://www.angelrecords.com/Detail.asp?UPCCode=724356289321
http://www.angelrecords.com/Detail.asp?UPCCode=724358564426
http://www.angelrecords.com/Detail.asp?UPCCode=724355630421
http://www.emiclassics.de/xml/6/333/5628902.html
http://www.emiclassics.de/xml/6/333/5856442.html
http://www.emiclassics.de/xml/6/333/5563042.html
http://www.amazon.co.jp/dp/B0002VEQIE
http://www.amazon.co.jp/dp/B0000E3HM3
http://www.amazon.co.jp/dp/B0000641PQ
http://www.amazon.co.jp/dp/B000002RXZ
http://www.hmv.co.jp/product/detail/318424
http://www.hmv.co.jp/product/detail/1838201
http://www.hmv.co.jp/product/detail/1926054
http://www.hmv.co.jp/product/detail/543493
http://www.hmv.co.jp/product/detail/317938
所謂「カラス旧盤」です。僕がお馴染みの「新盤」とは、スカルピアも共通ですが、熱気とか勢いとか瑞々しさは、やはりこちらのほうが溢れています。これにくらべると「新盤」はあざとくも聞こえるのですが、経験を重ねた巧さもあるので、新旧ともに捨てがたいですね。
34
:
さーじょん
:2007/09/30(日) 06:50:35
>>5-6
シノーポリ盤を聴く。
http://www.hmv.co.jp/product/detail/79975
http://www.hmv.co.jp/product/detail/941336
久しぶりに聴くと、新しめの録音のなかでは、これが定盤かなと思います。やはりシノーポリの指揮はこういう作品にも合いますね。
35
:
さーじょん
:2008/04/14(月) 21:47:14
>>33
デ・サーバタ盤を聴く。
やはり第2幕が凄まじいですね。
オペラ好きなので、割とスカラ座管弦楽団の録音はよく聴いているほうだとは思うのですが、いまひとつ「スカラ座の音」というものをよくわかっていません。これも「名演」ですが「スカラ座らしい演奏」なのかどうなのかは、よくわかりません。
36
:
さーじょん
:2008/04/19(土) 09:20:52
久しぶりに聴くと、トスカって聴き応えのある作品だなあ。というわけで、
>>9
のM-プラデッリ盤を聴く。
http://www.hmv.co.jp/product/detail/428176
http://www.hmv.co.jp/product/detail/1797597
いやー、豪快だなあ。そして、大味だなあ。ロンドンのスカルピアが意外と悪くないですね。
37
:
さーじょん
:2008/04/19(土) 09:22:01
さらにこの作品を楽しみたくなって、
>>12
、
>>22
のカラヤン盤を聴く。
上にも書いたように、ウィーン・フィルの響きが心地よいですね。オケの比重も大きいオペラなのに、ベルリン・フィルの録音がないのは、不思議な気もします。まあ、イタリア的にはならないかも知れませんが、ベルリン・フィルのトスカって、ちょっと聴いてみたいですね。
38
:
さーじょん
:2009/01/13(火) 01:30:17
>>14
のマゼール盤を聴く。
http://www.hmv.co.jp/product/detail/685951
AmazonやHMVのレビューにも書かれているとおり、主役歌手3人+指揮が、とにかく四者四様の個性を発揮しています。そして、マゼールの音楽的特質って、トスカというオペラにはかなり合っているように思えます。もちろん、マゼールの「ボエーム」なんぞはあまり期待できないとも思いますが「トスカ」はかなりいいですね。
39
:
さーじょん
:2009/12/20(日) 11:40:41
12月11日(金)、新国立劇場公演鑑賞。
アントネッロ・マダウ=ディアツ演出、フレデリック・シャスラン指揮、東京フィルハーモニー交響楽団、新国立劇場合唱団、TOKYO FM少年合唱団。
イアーノ・タマー(トスカ)、カルロ・ヴェントレ(カヴァラドッシ)、ジョン・ルンドグレン(スカルピア)、彭康亮(アンジェロッティ)、松浦健(スポレッタ)、大塚博章(シャルローネ)、鹿野由之(堂守)。
特設サイト↓
http://www.atre.jp/09tosca/
初日舞台写真↓
http://www.nntt.jac.go.jp/frecord/updata/20000109.html
2003年11月公演
http://www.nntt.jac.go.jp/season/s204/s204.html
http://www.nntt.jac.go.jp/frecord/opera/2003~2004/tosca03/tosca03.html
2002年5月公演
http://www.nntt.jac.go.jp/season/s151/s151.html
http://www.nntt.jac.go.jp/frecord/opera/2001~2002/tosca01/tosca01.html
2000年9月公演
http://www.nntt.jac.go.jp/season/s89/s89.html
http://www.nntt.jac.go.jp/frecord/opera/2000~2001/tosca/tosca.html
40
:
さーじょん
:2009/12/20(日) 11:41:28
2000年初演ですでに定評のあるプロダクションです。非常にオーソドックス、かつ豪華な舞台で、安心して見ていられます。第3幕の舞台の上下動などは、とても見応えがありました。
指揮・オケは、かなり熱く鳴らしていました。時折、歌手の声がかき消されることもありましたが、トスカはこれくらい激しくてもよいでしょう。
歌手は主役3人ともに好演でした。とくに男声二人は、とても強い声でした。カヴァラドッシはこの役に相応しい「テノール馬鹿」臭をかなり感じさせてくれました。スカルピアも、いやらしかったですねー。トスカは、声質がくぐもってしまうような場面もあって、僕的にはちょっと不満ありでした。
トータルとしては、とても「トスカらしい」公演でした。
41
:
さーじょん
:2012/12/02(日) 15:13:09
11月23日(金・祝)新国立劇場公演鑑賞。
>>39-40
の再演。
アントネッロ・マダウ=ディアツ演出、沼尻竜典指揮、東京フィルハーモニー交響楽団、新国立劇場合唱団、TOKYO FM少年合唱団。
ノルマ・ファンティーニ(トスカ)、サイモン・オニール(カヴァラドッシ)、センヒョン・コー(スカルピア)、谷友博(アンジェロッティ)、松浦健(スポレッタ)、峰茂樹(シャルローネ)、志村文彦(堂守)。
公演概要
http://www.nntt.jac.go.jp/opera/20000609_opera.html
初日舞台写真
http://www.nntt.jac.go.jp/opera/20000196_frecord.html
42
:
さーじょん
:2018/07/21(土) 22:01:13
2018年7月15日(日)新国立劇場公演鑑賞。
>>39-40
、
>>41
の再演。
アントネッロ・マダウ=ディアツ演出(再演演出:田口道子)、ロレンツォ・ヴィオッティ指揮、東京フィルハーモニー交響楽団、新国立劇場合唱団、TOKYO FM少年合唱団。
小林厚子(トスカ)、ホルヘ・デ・レオン(カヴァラドッシ)、クラウディオ・スグーラ(スカルピア)、久保田真澄(アンジェロッティ)、今尾滋(スポレッタ)、大塚博章(シャルローネ)、志村文彦(堂守)。
公演概要
http://www.nntt.jac.go.jp/opera/performance/9_009645.html
出演者変更のお知らせ
http://www.nntt.jac.go.jp/opera/news/detail/6_012747.html
https://www.facebook.com/nnttopera/posts/1868874716512132
初日舞台写真
http://www.nntt.jac.go.jp/enjoy/record/detail/37_012600.html
43
:
さーじょん
:2018/07/21(土) 22:02:03
キャサリン・ネーグルスタッドを目当てにチケットを取った公演でしたが、何と千秋楽に体調を崩し、急きょ前日「高校生のための公演」でトスカを歌った小林厚子に主役交代。開演前のロビーに何の掲示もなく、音出し直前に事務方が舞台で説明してたくらいですから、よほど急な交代だったのでしょう。
アテが外れて、残念な公演だったかというと、さにあらず。小林厚子もなかなかに高水準な歌でして、それ以上に「何とか成功させよう」という指揮・オケ・相手役すべての思いが凝集されて、何かとっても良質な公演となりました。
舞台は生モノですから、こういうハプニングも合わせて楽しまないとね〜。。。
44
:
さーじょん
:2019/11/16(土) 08:54:29
11月9日(土)NISSAY OPERA 2019公演鑑賞。@日生劇場。
粟國淳演出、園田隆一郎指揮、読売日本交響楽団、C.ヴィレッジシンガーズ、パピーコーラスクラブ。
砂川涼子(トスカ)、工藤和真(カヴァラドッシ)、黒田博(スカルピア)、デニス・ビシュナ(アンジェロッティ)、工藤翔陽(スポレッタ)、金子慧一(シャルローネ)、堂守(晴雅彦)。
公演情報↓
https://opera.nissaytheatre.or.jp/info/2019_info/tosca/
初日舞台写真↓
https://www.nissaytheatre.or.jp/news/tosca2019photo/
GPレポート↓
https://ebravo.jp/archives/59779
初日舞台裏↓
https://twitter.com/nikikai21/status/1193104178157015041
https://www.facebook.com/nikikai21.co/posts/3100964403268269
辛口批評、結構面白いし、共感する部分も↓
https://twitter.com/Claudiolucca22/status/1193520896490668033
45
:
さーじょん
:2019/11/16(土) 08:55:47
2019年1月のヴィオレッタ(藤原歌劇団
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/music/7336/1073887569/56-58
)、2018年11月のミカエラ(新国立劇場
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/music/7336/1074602369/40
)の歌声が素晴らしかった砂川涼子さん目当てで観に行った公演・・・でもやっぱり「可憐」という印象の砂川さんには、絶叫、咆哮が必要なこのお役は、ちょっと重かったかな。さらに戴けなかったのはカヴァラドッシ。僕的にはカヴァラドッシは是非とも「テノール馬鹿」に歌って頂きたいお役なんだけど、ちょっとリリックに過ぎた、というか声聞こえなんだ。にもかかかわらず「妙なる調和」でも「星は光りぬ」でも、矢鱈と「ブラヴォ」って叫んでた観客がいたのは、ちょっとドン引き。明らかに、お仲間お友達じゃんwww
46
:
さーじょん
:2019/11/16(土) 08:56:56
主役歌手陣で気を吐いていたのは、ベテラン黒田博。これは本当に立派な歌唱でした。ただ残念ながら国内の歌手って、トップクラスでもオペラ全曲上演の機会が少ないので「堂に入った」とまではイカないんだなぁ。
あと印象に残ったのは、読売日本交響楽団のサウンド。日生劇場は残響が少ないおかげで、各パートの音の輪郭がかなりはっきり聞こえるんだけど、僕は結構好き(きらいな人もいるみたいですか)。でもって、読響の「性能の良さ」がより発揮されている感じですね。
まあ、この劇場でオペラ観ると、いつもオケとか編曲とかにかんする評価は良くなるんですけどね。
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/music/7336/1103774175/14-15
47
:
さーじょん
:2021/01/26(火) 00:28:58
2021年1月23日(土)新国立劇場公演鑑賞。
>>39-40
、
>>41
、
>>42-43
の再演。
アントネッロ・マダウ=ディアツ演出(再演演出:田口道子)、ダニエレ・カッレガーリ指揮、東京交響楽団、新国立劇場合唱団、世田谷ジュニア合唱団。
キアーラ・イゾットン(トスカ)、フランチェスコ・メーリ(カヴァラドッシ)、ダリオ・ソラーリ(スカルピア)、久保田真澄(アンジェロッティ)、今尾滋(スポレッタ)、大塚博章(シャルローネ)、志村文彦(堂守)。
舞台写真・公演記録
https://www.nntt.jac.go.jp/enjoy/record/detail/37_018958.html
48
:
さーじょん
:2021/01/26(火) 00:29:53
同じ演出で観るのは4回目。しかも今回は感染症対策として演出の一部を変更。「こんな時期だし、まあ、生オペラ観られれば良しとしよう」くらいの気持ちで出掛けました。じっさいオケも、第一幕幕切れ「テ・デウム」の合唱も、間引かれている感がありました。
終わってみれば、今が「旬」大人気のメーリ(カヴァラドッシ)を筆頭に、主役歌手陣はなかなかの好演。
ダリオ・ソラーリ(スカルピア)はサミュエル・レイミーにも似た「流麗」な歌唱。絶倫サディストのド変態だけど、クサっても「男爵」ですから、ある程度「品」は必要な役だよね、と改めて思う。キアーラ・イゾットン(トスカ)は、中低音域の通りが悪くて、カヴァラドッシとの愛の二重唱とかちょいキビしいかな・・・とか思ってたら、2幕に入って俄然「本領発揮」の感。この人「絶叫歌手」なのね(笑)
指揮・オケはちょっと評価が難しい・・・かな。間引いたオケで、まあまあ頑張ってたのかしら? う〜ん、どうなんだろ?
49
:
さーじょん
:2021/01/26(火) 23:11:36
三澤さんの日記より「プッチーニの大傑作『トスカ』」
http://cafemdr.org/RunRun-Dairy/2021-1/MDR-Diary-20210125.html
50
:
さーじょん
:2021/01/30(土) 07:08:39
公演ダイジェストはこちら
https://youtu.be/5bmqCiB4MDU
51
:
さーじょん
:2021/01/30(土) 07:09:31
『トスカ』舞台写真をさらに公開
https://www.facebook.com/nnttopera/posts/3789736264425958
52
:
さーじょん
:2023/01/29(日) 19:58:57
2023年1月28日(土)藤原歌劇団公演、@東京文化会館。
松本重孝演出、鈴木恵里奈指揮、東京フィルハーモニー交響楽団、藤原歌劇団合唱部。
小林厚子(トスカ)、澤﨑一了(カヴァラドッシ)、折江忠道(スカルピア)、伊藤貴之(アンジェロッティ)、押川浩士(堂守)、松浦健(スポレッタ)、龍進一郎(シャルローネ)。
公演サイト
https://www.jof.or.jp/performance/nrml/230102_tosca.html
https://www.jof.or.jp/performance/2301_tosca/
舞台裏レポート
https://www.jof.or.jp/performance/blog/2301_tosca/
GPレポート
https://ebravo.jp/archives/136125
53
:
さーじょん
:2023/01/29(日) 19:59:34
>>42-43
新国立劇場公演で急きょ代役をつとめて素晴しい歌唱だった小林厚子さんが、今度は藤原歌劇団公演で表題役。これは聴き逃せない!!!
>>42-43
の後も、新国立劇場「ワルキューレ(ジークリンデ)」「ドン・カルロ」、藤原歌劇団「蝶々夫人」と快進撃!を続けております。本格派リリコ・スピント・ソプラノとして人気急上昇中と言ってよいでしょう。その小林厚子さんが出るとあってか、近年の藤原歌劇団公演としてはなかなかの客入り(満員御礼、とまではイキませんがw)。実際、第一幕の小林厚子さんの登場では(オペラであるにもかかわらず)拍手が起きていました。
さてその小林さん含め、歌手・指揮・オケともに上々。とくにトスカとカヴァラドッシはこのオペラらしい声の美しさ、輝かしさがあって大満足。ちょっと「う〜ん」だったのは、スカルピア。かつてのトップスターではあるけど、今聴くと何とも古くさいなぁ。。。この世代の歌手って「声大きけりゃOK」みたいなとこあるのね。もしかすると「功労賞」的な意味合いの配役かしら?と疑ってしまった。新しい世代でもっと相応しいバリトン歌手、いないワケではなかろうに・・・。
54
:
さーじょん
:2023/01/29(日) 20:00:11
指揮も良し。奇を衒うようなところはなく、テンポやダイナミクスの選択もオーソドックスでありながら、とても丁寧な音作りという印象。鳴らすべきところは鳴らしていたし。この方、プッチーニの指揮は上手いなあ!
将来的には、
>>23-26
のマエストロ菊池彦典のようなポジションに行くのかしら。この指揮者なら、是非「アドリアーナ」とか「シェニエ」とか聴いてみたいですね。
演出も良し。この演出家、
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/music/7336/1095426537/8-10
では「散々」でしたが、今回は「低予算のなかで如何にしっかりした舞台に見せるか」ということに集中して、結果として「成功」だったのでは(苦笑)。
当日の僕の書き込み(画像のみ)
https://www.facebook.com/hogehoge2005/posts/pfbid02gu9KSd5hU1r7Ff7grSzDz74uKMZ9UZKXcwpz4PT7shC2diziro3yCfV9RJYKVz13l
55
:
さーじょん
:2024/08/04(日) 21:14:39
2024年7月21日(日)新国立劇場公演鑑賞。
>>39-40
、
>>41
、
>>42-43
、
>>47-51
の再演。
アントネッロ・マダウ=ディアツ演出(再演演出:田口道子)、マウリツィオ・ベニーニ指揮、東京フィルハーモニー交響楽団、新国立劇場合唱団。
ジョイス・エル=コーリー(トスカ)、テオドール・イリンカイ(カヴァラドッシ)、青山貴(スカルピア)、妻屋秀和(アンジェロッティ)、糸賀修平(スポレッタ)、大塚博章(シャルローネ)、志村文彦(堂守)。
公演概要
https://www.nntt.jac.go.jp/opera/tosca/
初日舞台写真
https://www.nntt.jac.go.jp/enjoy/record/detail/37_027990.html
当日の僕の書き込み(画像&リンクのみ)
https://www.facebook.com/hogehoge2005/posts/pfbid02d74y93vBfdxuNw66hZ9GseY13iDgJu8TBEraNFTWoVV2Yn39gsHrfF4Rxm7hW9MQl
56
:
さーじょん
:2024/08/04(日) 21:15:09
前日には東京文化会館で東京二期会公演「蝶々夫人」鑑賞。意図したワケではありませんが「没後100年ちょっとしたプッチーニ祭」となりました。同じ演出で観るのも、もう5回目。何回か書いているが、字幕をいちいち読む必要がない程度にはストーリーも憶えてしまっている。にもかかわらず、何回聴いてもやっぱり昂揚する作品です。
歌手、指揮・オケ、合唱団、すべて快演。オケはよく鳴っていたし、歌手も元気良かったし「トスカはこうでなくっちゃ!」と思わせるドラマティックぶり。
急きょ代役となったスカルピアも上々の出来。そういえば2018年5月公演
>>42-43
では、急きょ出演した小林厚子さんが素晴しかった。う〜ん、トスカってハプニングが起こりやすい作品なのかしらん?
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